JP2016193121A - クッションタイルカーペット及びその製造方法 - Google Patents

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和文 清水
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【課題】軽量でクッション性を保持すると共に、上反りを抑制したタイルカーペットを安価に提供する。【解決手段】パイル布帛層2と不織布層5が接着樹脂層4を介して接着一体化されるタイルカーペット1において、接着樹脂層4をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出した熱可塑性樹脂で貼り合わせることにより、軽量でクッション性を保持すると共に幅方向のおける上反りを抑制したタイルカーペットを得ることができ、さらにパイル布帛層2と不織布層5を積層一体化させた後に不織布層5の裏面側を加熱することにより、長さ方向の上反りを抑制したタイルカーペット1を得る。【選択図】図1

Description

本発明は、基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層の下面に、不織布層が積層一体化されたタイルカーペット及びその製造方法に関する。
従来タイルカーペットは、ロールカーペットに比べて施工し易い、持ち運びが容易、部分的な張り替えが可能などの利点から、オフィスや商業施設の床材として使用されてきました。タイルカーペットは、表面パイル層とバッキング樹脂を固化したバッキング層とからなり、バッキング層が塩化ビニル樹脂を主体としたタイルカーペットが多かった。しかしながら、従来の塩化ビニル樹脂製タイルカーペットは重く、その重量が4〜6kg/mもあり、バッキング樹脂層が硬化しているためクッション性に欠ける等の問題があった。そこで、軽量、かつ、クッション性に優れたタイルカーペットが求められていた。
なお、出願人は特許文献1を出願しており、軽量かつ快適な歩行性を確保するためのクッション性を有するクッションタイルカーペットを開示している。しかし、不織布層の下から加熱し塩化ビニル樹脂を固化させなければならないため、生産性が悪くコストアップになっていることが課題であった。
特許文献2においては、タイルカーペットの施工時に問題となる上反りを抑制するため、カーペット本体と不織布層の間に、ガラス繊維布を挿入するタイルカーペットの製造方法が提案されているが、コストアップになり、かつ作業性が複雑になるということが課題であった。(上反りとは、タイルカーペットのパイル側を上にして水平においた時に端部が水平面よりも上側に反る現象をいい、好ましくない反りである)
特開2011−152244号公報 特開2000−354536号公報
本発明は、かかる技術的背景を鑑みてなされたものであって、軽量でクッション性を保持すると共に、上反りを抑制したタイルカーペットを安価に提供することが目的である。
本発明者らは、このような課題を解決するために鋭意検討の結果、パイル布帛層と不織布層を積層一体化させるための接着樹脂層に複数列の線状に形成された線状樹脂を用いることにより軽量でクッション性を保持すると共に、タイルカーペットの幅方向における上反りを抑制することができることを見出した。さらにパイル布帛層と不織布層を積層一体化させた後に不織布層の裏面側を加熱することを組み合わせることにより、タイルカーペットの長さ方向における上反りを抑制できることを見出し本発明に到達した。本発明は以下の手段を提供する。
[1]基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、該パイル布帛層の下面に積層された目止め層と、該目止め層の下面に積層された接着樹脂層と、該接着樹脂層の下面に積層された不織布層を備えたタイルカーペットであって、前記接着樹脂層は線状樹脂が複数列の線状に形成された層であり、前記接着樹脂層における線状樹脂の幅が0.5mm〜5.0mmであり、隣り合う線状樹脂の隙間の幅が0.1mm〜5.0mmであることを特徴とするタイルカーペット。
[2] 前記接着樹脂層は熱可塑性樹脂をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出したものを用いて形成された層であることを特徴とする前項1に記載のタイルカーペット。
[3] 基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、該パイル布帛層の下面に積層された目止め層と、該目止め層の下面に積層された接着樹脂層と、該接着樹脂層の下面に積層された不織布層を備えたタイルカーペットの製造方法であって、前記接着樹脂層がTダイ型押出機で複数列の線状に溶融押出した熱可塑性樹脂で形成することを特徴とするタイルカーペットの製造方法。
[4] 前記パイル布帛層が前記接着樹脂層を介して前記不織布層と積層一体化した後に、前記不織布層の裏面側を160℃〜220℃に加熱することを特徴とする前項4に記載のタイルカーペットの製造方法。
[1]の発明ではパイル布帛層の下に接着樹脂層を介して不織布層を積層一体化されたタイルカーペットにおいて、接着樹脂層はフィルム状ではなく線状樹脂が複数列の線状に形成された層であるから、隣り合う線状樹脂同士がその長さ方向に沿って部分的にしか溶着しないため、線状樹脂が幅方向に収縮しようとする力を抑制することができる。よって、線状樹脂が複数列の線状に形成されたタイルカーペットは、フィルム状に形成されたタイルカーペットよりも、タイルカーペットの幅方向の上反りを抑制することができると共に通気性を付与することができる。また、接着樹脂層における線状樹脂の幅が0.5mm〜5.0mmで、隣り合う線状樹脂の隙間の幅が0.1mm〜5.0mmであるから、十分な剥離強度を得ることができ、より上反りを抑制することができる。さらに隣り合う線状樹脂同士がその長さ方向に沿って部分的にしか溶着していないため、塗布量を減らすことができ、安価で軽量化を図ることができると共にクッション性を保持することができる。
[2]の発明では、接着樹脂層は熱可塑性樹脂をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出しているので、接着樹脂層を複数列の線状に形成することができる。
[3]の発明では、熱可塑性樹脂をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出し熱可塑性樹脂を冷却する製造方法なので加工速度を上げることが可能になり、生産性を向上させることができる。
[4]の発明では、パイル布帛層の下面に接着樹脂層を介して不織布層を積層一体化した後に不織布層の裏面側を160℃〜220℃に加熱し不織布層を収縮させるので、接着樹脂層に用いた線状樹脂が長さ方向に収縮しようとしパイル布帛層が上反りする力を抑制することができ、タイルカーペットの長さ方向における上反りを抑制することができる。Tダイ型押出機で複数列の線状に熱可塑性樹脂を溶融押出しする方法と不織布層の裏面側を加熱する方法を組み合わせることで、タイルカーペットの幅方向と長さ方向ともに上反りを抑制することができる。よって、タイルカーペットの施工時に問題となる上反りを抑制するために必要なガラス繊維布を積層しなくても、タイルカーペットの上反りを抑制させることができ、作業性を改善しコストダウンを図ることができる。
本発明によるタイルカーペット(1)は、図1に示すように、パイル布帛層(2)の下面に目止め層(3)が積層され、前記目止め層(3)の下面に接着樹脂層(4)が積層され、さらに前記接着樹脂層(4)の下面に不織布層(5)が積層一体化されたタイルカーペット(1)である。図1は、本実施形態のタイルカーペットの概略図である。
前記接着樹脂層(4)は、線状樹脂が複数列の線状に形成された層であることが好ましい。この場合、隣り合う線状樹脂同士がその長さ方向に沿って部分的にしか溶着しないため、線状樹脂が幅方向に収縮しようとする力を抑制することができ、タイルカーペット(1)の幅方向における上反りを抑制することができる。また線状樹脂を複数列の線状に形成させることで、線状樹脂の塗布量を減らし軽量化を図ることができる。さらに接着樹脂層(4)に多くの樹脂が必要としなくなり、不織布層(5)のクッション性を保持することができる。接着樹脂をフィルム状に形成した場合、接着樹脂に用いた樹脂が幅方向に収縮しようとする力が強くなり、タイルカーペットの幅方向における上反りを抑制することができず、軽量化も図ることができない。
前記接着樹脂層(4)は、線状樹脂を複数列の線状に形成することができる点で、Tダイ型押出機を用いて熱可塑性樹脂を複数列の線状に溶融押出したことにより形成することが好ましい。また、熱可塑性樹脂をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出した後、熱可塑性樹脂を冷却する製造方法なので加工速度を上げることができ、生産性を向上させることができる。
前記接着樹脂層(4)を構成する樹脂としては特に限定されるものではないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂等が挙げられる。オレフィン系樹脂に炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、シリカ、クレーなどの無機充填剤を含有してもよい。
前記接着樹脂層(4)における線状樹脂の幅は0.5mm〜5.0mmが好ましく、0.5mm未満では十分な剥離強度を得ることができず、5.0mmを超えるとタイルカーペットの上反りを抑制できない。中でも、0.5mm〜3.0mmがあることが好ましく、特に好ましくは1.0mm〜1.5mmである。
前記接着樹脂層(4)における隣り合う線状樹脂の隙間の幅は0.1mm〜5.0mmが好ましく、0.1mm未満ではタイルカーペットの上反りを抑制できず、5.0mmを超えると十分な剥離強度を得ることができない。中でも、0.5〜3.0mmであることが好ましく、特に好ましくは1.0mm〜1.5mmである。
前記接着樹脂層(4)における線状樹脂の塗布量は50g/m〜500g/mが好ましく、塗布量が50g/mを下回ると十分な剥離強度が得られず、500g/mを超えると軽量化の目的に沿わないものになり、コスト的にも好ましくない。中でも、200g/m〜400g/mであることがより好ましい。
前記パイル布帛層(2)は、特に限定しない。基布にパイルが植設されてなるものであり、特に限定されるものではないが、例えば、タフテッドカーペット、織カーペット、編カーペット、電着カーペット等が挙げられる。
前記パイル布帛層(2)に使用する繊維としては、特に限定しない。ポリエステル、アクリル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成繊維、木綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維、あるいは合成繊維と天然繊維との混合繊維などいずれも使用することはできる。
前記パイル布帛層(2)に使用する基布としては、特に限定しないが、熱可塑性樹脂で貼り合わせるために、熱の影響の少ない基布が好ましい。中でも、織基布よりも、不織布が好ましく、ポリプロピレン製よりもポリエステル製の基布が好ましい。
前記目止め層(3)に使用する樹脂としては、特に限定しないが、接着性及び加工性の面から、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾル、SBR樹脂(スチレン−ブタジエン共重合体)ラテックスやEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合体)ラテックスを用いるのが好ましい。ペーストゾルやラテックスに炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、シリカ、クレーなどの無機充填剤を含有してもよい。
前記目止め層(3)に使用される樹脂の塗布量は100g/m〜1200g/m(乾燥後)が好ましい。塗布量が100g/m(乾燥後)を下回る状況では、抜糸強度が得られないので好ましくない。また、塗布量が1200g/m(乾燥後)を超えても固くなりすぎ、軽量化の目的に沿わないものになり、コスト的にも好ましくない。中でも、450g/m〜1000g/m(乾燥後)であることがより好ましい。
前記不織布層(5)としては、特に限定しないが、例えばニードルパンチ不織布、ウォーターニードル不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等が挙げられる。これらの中でも、ニードルパンチ不織布を用いることがクッション性をより高めることができる点で好ましい。
前記不織布層(5)の厚みは、2mm〜10mmが好ましい。2mm未満ではクッション性が得られなくなるし、10mmを超えると軽量化の目的に沿わないものになり、コスト的も好ましくない。中でも、4mm〜8mmであることがより好ましい。
前記不織布層(5)の目付として300g/m〜1000g/mが好ましい。目付が300g/m未満ではクッション性が弱くなり、目付が1000g/mを超えても、軽量化の目的に沿わないものになり、コスト的にも好ましくない。中でも、600g/m〜800g/mであることがより好ましい。
前記不織布層(5)を構成する繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリオレフィン系繊維等の合成繊維等または、羊毛、木棉等の天然繊維等を単一または複数混合したものが挙げられるが、熱による寸法変化の少ないポリエステル繊維が好ましい。
次に本発明のタイルカーペット(1)の製造方法を以下に示す。図2で示すように、基布にパイルが植設されたパイル布帛層(2)の下面にロールコーター(6)で目止め樹脂を塗布含浸させた後、乾燥機(7)で加熱することによって目止め樹脂を硬化させて目止め樹脂層(3)を形成する。次にTダイ型押出機(8)で熱可塑性樹脂を複数列の線状に溶融押出して形成させた接着樹脂層(4)で、前記パイル布帛層(2)と前記不織布層(5)を一対の加圧ロール(9)で積層一体化させた後に、前記不織布層(5)の裏面側を加熱装置(10)で160℃〜220℃に加熱し、最後に所定形状、例えば500mm角の正方形に裁断すれば、最終製品としてのタイルカーペット(1)が得られる。
目止め層(3)をパイル布帛層(2)へ塗布含浸する方法は、特に限定されるものではないが、公知の塗布方法であるロールコート法を採用することが好ましい。
前記不織布層(5)の裏面を加熱する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、ガスバーナーまたは遠赤外線ヒーターで160℃〜220℃で加熱することが好ましい。前記不織布層(5)の裏面を加熱し収縮させることで、接着樹脂層に用いた線状樹脂が長さ方向に収縮しようとしパイル布帛層(2)が上反りする力を抑制することができ、タイルカーペットの長さ方向における上反りを抑制することができる。160℃未満ではタイルカーペット(1)の上反りを抑制できず、220℃を超えると前記不織布層(5)の内部まで溶融し固くなり好ましくない。中でも、160℃〜180℃であることがより好ましい。
Tダイ型押出機で熱可塑性樹脂を複数列の線状に溶融押出しする方法と前記不織布層(5)の裏面側を160℃〜220℃で加熱する方法を組み合わせることで、タイルカーペット(1)の幅方向と長さ方向ともに上反りを抑制することができる。よって、タイルカーペット(1)の施工時に問題となる上反りを抑制するために必要なガラス繊維布を積層しなくても、タイルカーペット(1)の上反りを抑制させることができ、作業性を改善し安価なタイルカーペット製造方法とすることができる。
以下に、本発明の実施例を記載するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、本発明におけるタイルカーペットの反り量と剥離強度の測定は以下のようにして行った。
<反り量評価方法>
JIS L4406−2000に準拠してタイルカーペットの反り量(mm)を測定した。即ち、各タイルカーペットを(20±2)℃、(65±2)RH%の標準状態の環境に24時間放置した後、該タイルカーペットを水平な試験台の上に載置し、タイルカーペットの四隅と試験台上面との隙間の間隔を測定し、その平均値を反り量(mm)とした。反り量が0mm以上0.2mm未満であるものを「◎」、反り量が0.2mm以上0.5mm未満であるものを「○」、反り量が0.5mm以上を「×」とし、「○」以上を合格とした。
<剥離強度評価方法>
JIS L1021に準拠して、剥離強度(N)を測定した。剥離強度が40N以上を「◎」、剥離強度が30N以上40N未満であるものを「○」、剥離強度が30N未満を「×」とし、「○」以上を合格とした。
<使用材料>
(パイル布帛層)
目付90g/mのポリエステル繊維製不織布(基布)に、ナイロン繊維からなるパイル糸がループパイルとしてタフティングされたもの(パイル目付520g/m)。
(不織布層)
ニードルパンチ不織布(繊度6.6dtex、繊維長50mmポリエステル繊維100%、厚み6mm、目付800g/m
<実施例1>
図2に示すカーペット加工ラインにおいて、まず、パイル布帛層2の下面に、SBRラテックス(無機充填剤として炭酸カルシウム50%含有)をロールコーター6で600g/m(乾燥重量)塗布含浸させた後、乾燥機7で150℃3分間加熱キュアすることにより目止め層3を形成し、続いてポリエチレン樹脂をTダイ型押出機8により線状樹脂の幅が1.2mm、隣り合う線状樹脂の間の隙間の幅が1.3mm、塗布量が300g/mで複数列の線状に溶融押出して形成させた接着樹脂層4で、パイル布帛層2の下面と不織布層5を重ねあわせて一対の加圧ロール9で挟圧して圧着した後、さらに不織布層5の裏面側を加熱装置10により180℃に加熱し、最後に500mm角の正方形に裁断することによって、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例2>
線状樹脂の幅を0.6mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例3>
線状樹脂の幅を2.6mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例4>
線状樹脂の幅を4.4mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例5>
線状樹脂の間の隙間の幅を0.2mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例6>
線状樹脂の間の隙間の幅を2.8mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例7>
線状樹脂の間の隙間の幅を4.5mmにした以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<比較例1>
接着樹脂層を複数列の線状ではなく、Tダイ型押出機を用いてフィルム状に溶融押出して貼り合わせる以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例2>
線状樹脂の幅を0.3mmにした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例3>
線状樹脂の幅を5.3mmにした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例4>
線状樹脂の間の隙間の幅を0.05mmにした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例5>
線状樹脂の間の隙間の幅を5.5mmにした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
表1から明らかなように、本発明の実施例1〜7のタイルカーペットは、上反りが抑制され、剥離強度が優れたタイルカーペットである。
これに対して、比較例1のタイルカーペットは、Tダイ型押出機を用いてフィルム状に溶融押出して貼り合わせているため、上反りを抑制できなかった。比較例2のタイルカーペットは剥離強度が劣っていた。比較例3と4のタイルカーペットは上反りを抑制できなかった。比較例5のタイルカーペットは剥離強度が劣っていた。
本発明に係るタイルカーペットは、例えば、一般家庭、オフィス等の床面などに敷設して使用される。
この発明に係るタイルカーペットの一実施形態を示す模式図断面である。 この発明の一実施形態に係るタイルカーペットの加工ラインを示す概略図である。
1・・・タイルカーペット
2・・・パイル布帛層
3・・・目止め層
4・・・接着樹脂層
5・・・不織布層
6・・・ロールコーター
7・・・乾燥機
8・・・Tダイ型押出機
9・・・加圧ロール
10・・・加熱装置

Claims (4)

  1. 基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、該パイル布帛層の下面に積層された目止め層と、該目止め層の下面に積層された接着樹脂層と、該接着樹脂層の下面に積層された不織布層を備えたタイルカーペットであって、前記接着樹脂層は線状樹脂が複数列の線状に形成された層であり、前記接着樹脂層における線状樹脂の幅が0.5mm〜5.0mmであり、隣り合う線状樹脂の隙間の幅が0.1mm〜5.0mmであることを特徴とするタイルカーペット。
  2. 前記接着樹脂層は、熱可塑性樹脂をTダイ型押出機により複数列の線状に溶融押出したものを用いて形成された層である請求項1に記載のタイルカーペット
  3. 基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、該パイル布帛層の下面に積層された目止め層と、該目止め層の下面に積層された接着樹脂層と、該接着樹脂層の下面に積層された不織布層を備えたタイルカーペットの製造方法であって、前記接着樹脂層がTダイ型押出機で複数列の線状に溶融押出した熱可塑性樹脂で形成することを特徴とするタイルカーペットの製造方法。
  4. 前記パイル布帛層が前記接着樹脂層を介して前記不織布層と積層一体化した後に、前記不織布層の裏面側を160℃〜220℃に加熱する請求項3に記載のタイルカーペットの製造方法。
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