JP2016500951A - 複合セルにおける位置決めの方法及びノード - Google Patents
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Abstract
本発明は無線通信システムの第1の無線基地局において、セルにおける位置決めのための参照信号を送信する方法に関する。そのセルは、第1の無線基地局よりホストされ複数の送信点によりサービスを受ける。各送信点は第1の属性の値と関係づけられ、その第1の属性は位置決めのための参照信号の送信が前記関係づけられた送信点に関して可能であるかどうかを示す。その方法は、前記第1の属性の前記値に基づいて前記各送信点の内の少なくとも1つの送信点を選択する工程(510)と、前記選択された少なくとも1つの送信点だけから前記セルにおける位置決めのための前記参照信号を送信する工程(520)とを有する。
Description
この開示は位置決めに関する参照信号の送信に関し、特に、無線通信システムの無線基地局、及び、その無線基地局がホストとなり、多くの送信点によりサービスが行われるセルにおいて位置決めの参照信号を送信する無線基地局における方法に関する。
3GPP ロングタームエボルーション(LTE)は、全球移動体通信システム(UMTS)を改良し、より高速なデータ速度、改良された効率性、低コストなどのような改良されたサービスの点での将来的な要求を克服するために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の中で開発された第4世代の移動体通信技術である。全球的陸上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、UMTSの無線アクセスネットワークであり、改良型UTRAN(E−UTRAN)は、LTEシステムの無線アクセスネットワークである。E−UTRANにおいて、ユーザ機器(UE)のような無線デバイスは、LTEでは改良型ノードB(eノードB)として一般的には言及される無線基地局(RBS)に無線で接続される。RBSは無線信号をUEに送信し、UEによって送信される信号を受信することが可能な無線ネットワークノードについての一般的な用語である。eノードBはLTEにおいては論理ノードであり、RBSはeノードBの物理的な実施形の典型的な例である。
図1はLTEシステムにおける従来の無線アクセスネットワークを図示している。送信点102aを備えたeノードB101aは、セル105aとも呼ばれる、そのeノードBの地理的なサービス領域内に位置するUE103にサービスを行う。eノードB101aは直接コアネットワーク(不図示)に接続される。また、eノードB101aはX2インタフェースを介して、別のセル105bにサービスを行う送信点102bを備えた隣接するeノードB101bに接続される。
異なった送信電力で送信を行い、そして、重複したカバレッジ領域で動作する複数の無線ネットワークノードからなる、所謂、異種展開又は異種ネットワークの使用は、セルラネットワークについての興味深い展開戦略である。図2aに模式的に図示されているそのような展開において、ピコノード210のような低電力ノードは通常、これが必要とされ望まれている局所的な領域において、Mビット/秒で測定される高速データ速度を提供するとともに、例えば、平方メートル当り複数のユーザ又は平方メートル当りMビット/秒で測定されるような大容量を提供することが想定されている。マクロノード220としてしばしば言及される大電力ノードは、カバレッジ全体の領域にサービスを提供することが想定されている。また、ピコノードとマクロノードはそれぞれ、ピコRBS、マクロRBSとしても言及される。
図2bに模式的に図示されている伝統的な異種展開において、マクロノード220はマクロセル221を創成し、各ピコノード210はそれ自身のセル、所謂、ピコセルを211を創成する。このことは、ピコノード210と無線デバイス212との間で維持されるピコリンク213におけるダウンリンクとアップリンクのデータ送受信に加えて、ピコノード210はまた、セルに関係する共通信号とチャネルのフルセットを送信する。LTE環境では、これはプライマリとセカンダリの同期信号と、セル固有の参照信号(CRS)と、図2bにおいてSIピコとして言及され、ピコセル211を覆うような破線のセルにより図示された、セルに関係したシステム情報(SI)とを含む。
図2bに図示された展開に対する代替案では、図2cに図示されているように、ピコセル210の範囲、即ち、ピコノードによりカバーされるサブ領域214において、端末又は無線デバイス212は、同時にマクロノード220とピコノード210の両方に接続されることもある。領域222をカバーするマクロノード220に対しては、端末212は、例えば、モビリティのような無線資源制御(RRC)のために用いられる接続又はリンクを維持する。さらにその上、端末212は主としてデータ送信のために用いられる、ピコノード210に対する接続又はリンクを維持する。このアプローチは、複合セル又はソフトセルアプローチとして言及される。複合セルに関係したSIは図2cではSIとして言及され、領域222を覆うような破線のセルにより図示されている。
セルと送信点との間の区別は、複合セルアプローチの重要な側面である。各セルはCRSが導出されるユニークなセル識別子をもつ。そのセル識別子の情報を用いて、端末はセルのCRS構造を導出し、ネットワークへのアクセスを必要とするSIを取得することができる。これに対して、送信点は主として、端末が一定の領域においてデータ送信を受信できる1つ以上の配置されたアンテナである。結論として、セルはそのセル領域をカバーする1つ以上のアンテナ又は送信点があるように展開される。後者の場合、そのセルは従って複数の送信点によりサービスを受ける。そして、各送信点はそのセルの領域をカバーする。これ以降、その領域はセルのセクタとしても言及される。
移動体ユーザの位置決めは、UE座標を空間上で決定するプロセスである。一度、その座標が利用可能になると、その位置は一定の場所又はロケーションにマップされる。無線通信ネットワークにおいて数多くの位置決め技術があるが、それらはその精度、実装コスト、複雑さ、異なる環境への適用性において異なる。
観測到達時間差(OTDOA)は、3つ以上のロケーションからの到達時間差(TDOA)の測定に基づいてUEの位置を計算するためのマルチラテレーションを利用する3GPP LTEにより規定された位置決め技術である。位置決めを可能するためには、従って、UEは少なくとも3つの地理的に離れたRBSからの信号を検出することが可能であるべきである。このことは、その信号が十分に高い信号対干渉比をもつことが必要であることを示唆している。さらにその上、その信号は、サービス遅延要求を十分に合致するように頻繁に送信されることが必要である。
OTDOA位置決めは、3GPP標準化技術で規定された参照信号時間差(RDTD)測定、即ち、隣接セルと基準セルのタイミングの間の相対的な時間差を用いている。干渉の管理を行わずに位置決めのために同期信号(SS)とCRSとを用いると、低いSINRと異なるRBSからの強い強度の信号の数が十分にないこととの内の少なくともいずれかのために位置決めのカバレッジの問題が生じる結果になる。これらの問題を扱い、位置決めの測定を改善するために、位置決め参照信号(PRS)が導入された。PRSは所定のPRSパターンに従ってダウンリンクで送信される。このことは、PRSを検出することができ、位置決めサービスのために必要な位置決め測定を実行するために、UEが、あるセルのために用いられるのはどのPRSパターンであるのかを知る必要があることを示唆している。
図1に図示されたもののような従来のE−UTRANにおけるOTDOA位置決め方法の原理が図3aに模式的に図示されている。セル305a−cは1つの送信(Tx)点があり、各送信点302a−cからはPRSが送信される。Tx点302a−cは送信アンテナに相当する。1つのTx点に対して複数のアンテナがある場合には、空間的な分離が依然として制限され、それらのアンテナが1点として定義される。UE303の位置は、異なる周辺セルのTx点302a−cからそれぞれ送信される異なるPRSのRSTDを測定することにより推定される。PRS送信のタイミングは共通の時間ソースに対して同期される。送信時刻とTx点のロケーションと測定されたRSTDの知識があれば、位置決め関数は、双曲線三辺測量によりUE303の位置を推定できる。
しかしながら、図2cにおける複合セル展開のような1つのセル内に複数のTx点をもつセル展開になると、OTDOA方法は思うようには作用しない。その理由は、OTDOA位置決め方法がセル当り1つのTx点を想定していることにある。複数のTx点は空間的にユニークでなければならず、さもなければ、図3bに図示しているように、三辺測量においてあいまいさが生じてしまう。セル305a−cの内の2つが夫々、1つのTx点302a−bをもつ。しかしながら、それらのセルの内の1つのセル305cは地理的に分離された2つのTx点302c、302dをもつ。これら2つのTx点302c−dは同じセル305cに属しているので、それらは同じPRSを送信する。それ故に、UE303は2つの異なるRSTDをセル305cに関して測定し、これはあいまいな位置決め推定の原因となる。
それ故に、先に概説したいくつかの問題の扱い、TDOA測定に依存する位置決め方法を用いて複数の送信点をもつセルを展開するネットワークにおいて正確に無線デバイスの位置をつきとめることを可能にする解決策を提供することが目的である。この目的などは独立請求項に従う方法とRBSとにより、そして、従属請求項に従う実施例により達成される。
本発明の第1の側面に従えば、位置決めのための参照信号を送信する無線通信システムの第1の無線基地局における方法が備えられる。そのセルは、前記第1の無線基地局よりホストされ複数の送信点によりサービスを受ける。各送信点は第1の属性の値と関係づけられ、前記第1の属性は位置決めのための参照信号の送信が前記関係づけられた送信点に関して可能であるかどうかを示す。その方法は、前記第1の属性の前記値に基づいて前記各送信点の内の少なくとも1つの送信点を選択する工程と、前記選択された少なくとも1つの送信点だけから前記セルにおける位置決めのための前記参照信号を送信する工程とを有する。
本発明の第2の側面に従えば、無線通信システムの第1の無線基地局が備えられる。前記第1の無線基地局は、前記第1の無線基地局よりホストされ複数の送信点によりサービスを受けるセルにおいて位置決めのための参照信号を送信するよう構成される。各送信点は第1の属性の値と関係づけられ、前記第1の属性は位置決めのための前記参照信号の送信が前記関係づけられた送信点に関して可能であるかどうかを示す。前記第1の無線基地局は、前記第1の属性の前記値に基づいて前記各送信点の内の少なくとも1つの送信点を選択するよう構成された処理回路と、前記選択された少なくとも1つの送信点だけから前記セルにおける位置決めのための前記参照信号を送信するよう構成された送信器とを有する。
実施例の利点は、セルが複数の送信点をもつ場合の展開シナリオにおいて、位置決め性能の低下が回避される点にある。
実施例の更なる利点は、その解決策がネットワークに低コストで実装され運用される点にある。
実施例の他の目的、利点、特徴などは添付図面と請求の範囲とを合わせて考慮する際、次の詳細な説明において説明される。
次に、本発明の異なる側面について、本発明のある実施例と添付図面とを参照しながらより詳細に説明する。限定ではなく説明する目的のために、特定のシナリオや技術の具体的な詳細について説明し、異なる実施例についての完全な理解を提供する。しかしながら、これらの具体的な詳細から逸脱した他の実施例が存在しても良い。
さらに加えて、当業者であればここで説明する機能や手段が、プログラムされたマイクロプロセッサや汎用コンピュータと関連して機能するソフトウェアと、アプリケーション専用集積回路(ASIC)との内の少なくともいずれかを用いて実施されても良いことを認識するであろう。また、本発明の実施例が主として方法とノードとの形式で説明されるが、それらがコンピュータプログラム製品において実施されても良いし、また、コンピュータプロセッサとそのプロセッサに結合したメモリとを有するシステムにおいて実施されても良く、そのメモリには、ここで開示する機能を実行する1つ以上のプログラムが符号化されていることも認識されるであろう。
E−UTRANにおけるOTDOA位置決めを行うシナリオの例に関した非限定的な一般的な環境下において、複数の実施例について説明する。ここで、OTDOA測定は複数のセルから送信されるPRSに基づいてなされる。しかしながら、その実施例は位置決めのためのセルにユニークな参照信号に基づいた位置決め測定をサポートするどんな無線アクセスネットワーク技術にも適用されることに注意されたい。
首尾一貫しないRSTD測定が、複数のTx点をもつセルを複数展開するネットワークにおいて無線デバイスについての位置決め推定をあいまいにするという結果をもたらすという問題が次の解決策により扱われる。その解決策では、複数のPRSが1つの選択されたTx点から、又は、選択された複数のTc点のサブセットからのみ送信されるようにして、eノードBにおいて複数のTx点を備えるセルを構成設定することが可能である。このようにして、OTDOA位置決め方法の原理を変更することなく、あいまいではないPRSに基づく複数のUEの位置決めが、例えば、複合セル展開においても可能である。
既に上述したように、複数のTx点を備えるセルは複合セルと呼ばれる。複合セルは、複数のセクタのセットからなるように見ることができる。そこで、各セクタが1つのTx点に関係づけられる。本発明の実施例に従えば、複合セルのTx点が複数のPRSを送信するかどうかを構成設定可能である。従って、そのような複数のTxからのPRS送信が位置決め精度を低下させるのであれば、複合セルのあるTx点ではPRS送信を不能にすることができる。たいていの場合、これにより複合セルについてもあいまいではない位置推定が可能になる。
図4a〜図4dは、どんなシナリオにおいてあるセルのPRS送信を不能にできるのかが位置決め性能に関して利点があるのかを例証するために、複合セルについての幾つかの予見されるシナリオを図示している。これらの図において、円、又は、楕円はそのセルの1つのTx点に対応するセクタを示している。
図4aは、複数の重複するピコセクタ402a−cを備えたマクロセクタ401を図示している。この場合、マクロセクタ401は、そのセルの全体領域をカバーしている。もし、同じPRSがマクロセクタ401と複数のピコセクタ402の両方から送信されるなら、マクロセクタのTx点と1つ以上のピコセクタのTx点の両方から受信されるPRSの測定は、大きな位置決めエラーの原因になる。それ故に、PRSは、マクロセクタ401のTx点からのみ送信されるように構成されねばならない。
図4bは、複数の屋内のかなり深い所にあるピコセクタ404a−cを備えたマクロセクタ403を図示している。この場合、マクロセクタ403は、ピコセクタ404a−cを十分にカバーしておらず、マクロセクタからのRPSは、複数のピコセクタの1つの領域に位置するUEにより検出されないかもしれない。しかしながら、もしPRSがそのセルの全てのセクタのTx点から送信されるなら、問題は図4aにおけるのと同じである。それ故に、PRSは、マクロセクタ403のTx点からのみ送信されるように構成されねばならない。
図4cは、例えば、各階に1つのセクタを備えたビルディングにおけるように近接して位置する複数のピコセクタ405a−cを備えたセルを図示している。これらのセクタの分離は、例えば、測定とタイミングエラーに関する受入れエラーの原因となるだけかもしれない。それ故に、PRSは、全てのピコセクタ405a−cの複数のTx点から送信されるように構成されねばならない。
図4dは、顕著な地理的な分離があるマクロセクタ406a−cを備えるように展開されたセルを図示している。そのような展開は、例えば、鉄道線路をカバーするように用いられるかもしれない。これらのセクタの分離は、もしPRSが全てのマクロセクタ406a−cの複数のTx点から送信されるなら、大きな位置決めエラーの原因になるかもしれない。それ故に、PRSは、複数のセクタの1つのみ、例えば、中間のセクタ406bのみのTx点から送信されるように構成されねばならない。PRSは他の参照信号よりも良好な聴取性をもつなら、それはおそらくとにかくは、他のセクタ406aと406cの一部においても検出可能であるかもしれない。
図5aは、無線通信システムの第1のRBSにおいて、セルにおいて位置決めのための参照信号を送信する方法を示すフローチャートである。その参照信号は、例えば、PRSであっても良く、第1のRBSはE−UTRANのeノードBであっても良い。そのセルは、第1のRBSよりホストされ複数のTx点によりサービスを受ける。各Tx点は、第1の属性の値と関係づけられ、その第1の属性は位置決めのための参照信号の送信が前記関係づけられたTx点に関して可能であるかどうかを示している。この方法は、次のステップを含む。
−510:第1の属性の値に基づいて、複数のTx点各々の内の少なくとも1つのTx点を選択する。
−520:前記選択された少なくとも1つのTx点だけからセルにおける位置決めのための参照信号を送信する。
この方法は利点は、Tx点がセルにおいてPRSを送信すべきかどうかが構成設定可能なので、そのセルの全てのTx点が、複合セル展開を用いたネットワークにおいてOTDOA位置決めを用いることを可能にするPRSを送信する必要はないことにある。
本発明の第1の実施例において、セルのセットアップ時に複数のTx点各々に関して第1の属性の値が構成設定される。従って、複数のTx点を備えたセルをセットアップする際に、運用者は、例えば、図4a〜図4dにおける展開シナリオを参照して上述した選択に従って、特定のTx点に関して、PRSが送信されなければならないかどうかを構成設定すると良い。1つの実施例では、第1の属性は、prsEnabledと名付けられたBoolean(bool)属性である。属性prsEnabledは、1つ以上のTx点オブジェクト602に関係した1つのオブジェクト601を備えるセルをモデリングする図6aにおける管理されたオブジェクトモデルによって図示されるように、セルの各Tx点に関して構成設定される。そのセルと複数のTx点との間の1対多数の関係は、そのモデルのオブジェクト601とオブジェクト602との間の“1”と“*”とによって目に見えるように示されている。prsEnabledの値は、PRSを送信すべきTx点に関してはtrueを設定するように構成され、そのセルにおいてPRSを送信すべきではないTx点に関してはfalseを設定するように構成される。そのセルがアンロックされ使用されるとき、そのセルにサービスを行うeノードBは、trueに設定された属性prsEnabledを備えたセルの1つ以上のTx点を選択し、その選択されたTx点からのみ、図5aを参照して上述した方法に従って、PRSを送信する。上述した図4aに従う展開においては、マクロセクタのTx点だけがtrueに設定された属性prsEnabledをもつように構成設定され、従って、それだけがPRSを送信するTx点になる。
図7aは、第1の実施例に従うeノードB740におけるセル750の構成の例を示すシグナリング図である。この例において、セル750は、2つのTx点761、762をもつ。
−701:運用者730は構成設定命令Configure CellをeノードB740に送信して、セル750の構成設定を行う。この命令において、運用者730は複数のTx点、即ち、第1のTx点761と第2のTx点762を用いることを示す。
−702:eノードB740はトリガがかけられ、セル750を構成設定する(ConfigureCell())。
−703:運用者730は第1のTx点761に関する構成設定命令Configure TxPointをeノードB740に送信する。この命令において、運用者730は属性prsEnableの値を示す。この場合、このTx点761がPRSを送信しなければならないことを意味するtrueの値が示される。
−704:eノードB740はトリガがかけられ、Tx点761における属性値を設定する(setPrsEnable(true))。
−705:運用者730は第2のTx点762に関する構成設定命令Configure TxPointをeノードB740に送信する。この命令において、運用者730は属性prsEnableの値を示す。この場合、このTx点762がPRSを送信してはならないことを意味するfalseの値が示される。
−706:eノードB740はトリガがかけられ、Tx点762における属性値を設定する(setPrsEnable(false))。
構成設定が終了後にセルのロックを解放するステップについても、以下に説明する。
−707:運用者730はアンロック命令unlockCellをeノードB740に送信して、セル750をアンロックしてそれを運用状態にする。
−708:eノードB740にセル750をアンロックするようトリガがかけられる。
−709a、709b:セル750は2つのTx点761、762に対して送信開始を示すようにトリガがかけられる(startTransmission)。
−710:第1のTx点761だけがPRSを送信すべきであることを示す属性prsEnabledをもっているので、PRSをUE770に送信するのはこのTx点761だけである。
上述し図5bにおけるフローチャートにおいて模式的に図示した第1の実施例に対する代替案となる第2の実施例に従えば、この方法は、図5aを参照して既に説明したステップ510と520に加えて、次のステップを有する。
−505:セルに関係づけられる第2の属性の値に基づいて複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定するステップである。第2の属性の値は、セルのタイプを示す。第1の属性の値はまた、最大送信電力と複数のTx点各々のアンテナ位置との内の少なくともいずれかに基づいて設定されても良い。
第2の実施例の一例では、第1の属性は、prsEnabledと名付けられたBoolean属性であり、それは既に上述のようにセルの各Tx点と関係づけられる。第1の属性に加えて、そのセルに関係する第2の属性が導入される。第2の属性はセルのタイプを示し、それ故にこの例ではcellTypeと名付けられる。このことは、属性cellTypeを有する1つのオブジェクト603を備えるセルをモデリングする図6bにおける管理されたオブジェクトモデルにおいて図示されている。セルオブジェクト603は属性prsEnabled:boolを備える1つ以上のTx点オブジェクト604に関係している。そのセルにおける属性cellTypeの値に基づいて、そしておそらくはそのTx点のアンテナ位置を示す属性antennaPositionの値とそのTx点の最大送信電力を示す属性maxTransmissionPowerの値との内の少なくともいずれかにも基づいて、eノードBはTx点がPRSを送信すべきかどうかを決定し、従って第1の属性prsEnabledを設定することができる。
第2の属性cellTypeがそのセルタイプが図4a〜図4bを参照して先に説明したセルに対応した、マクロ/ピコタイプのセルであることを示すなら、eノードBは、例えば、属性maxTransmissionPowerの最大値をもつTx点に対しては第1の属性prsEnabledにtrueを設定する。
第2の属性cellTypeがそのセルタイプが図4cを参照して先に説明したセルに対応した、タイプのセルであることを示すなら、eノードBは、全てのTx点に対して第1の属性prsEnabledにtrueを設定する。
第2の属性cellTypeがそのセルタイプが図4dを参照して先に説明したセルに対応した、タイプのセルであることを示すなら、eノードBは、属性antennaPositionの値がそれは中間のTx点であることを示すTx点に対しては第1の属性prsEnabledにtrueを設定する。
上述した第2の実施例と組みわせられる第3の実施例において、第2の属性の値は、セルのセットアップ時に構成設定される。上述した第1の実施例と比べた第3の実施例の付加的な利点は、セルをセットアップする際に、各Tx点に対して1つの属性、即ち、属性prsEnabledを構成設定する代わりに、そのセルに対して1つの属性、即ち、属性cellTypeを構成設定する必要があるだけで良い点にある。これは構成設定の複雑さをより小さいものとし、eノードBのより高度な自己構成設定のためによる構成設定時間を短縮する。
図7bは、第3の実施例に従うeノードB740におけるセル750の構成の例を示すシグナリング図である。この例において、セル750は、2つのTx点761、762をもつ。
711−運用者730は構成設定命令Configure CellをeノードB740に送信して、セル750の構成設定を行う。この命令において、運用者730は複数のTx点、即ち、第1のTx点761と第2のTx点762を用いることを示すとともに、cellType属性値を示す。
712−eノードB740はトリガがかけられ、2つのTx点についての属性prsEnableの値を決定する。第1のTx点761はprsEnable=trueであり、第2のTx点762はprsEnable=falseであるように決定される。
713−eノードB740はトリガがかけられ、セル750を構成設定する(ConfigureCell())。
714a,714b−eノードB740は、上述したステップ712において何が決定されるのかに従って、2つのTx点761、762における第1の属性置を設定する(setPrsEnable(true/false))。
構成設定が終了後にセルのロックを解放するステップは、この場合は図示されていないが、図7aを参照して上述したのと同じである。
第3の実施例に対する代替案である第4の実施例において、図5bにも図示されているように、その方法はさらに次のステップを有する。
−500:次の送信点特性、即ち、搬送波周波数、最大送信電力、アンテナ高、経路損失の内の少なくとも1つに基づいて、複数のTx点各々のカバレッジを推定する。
−501:前記推定されたカバレッジと前記複数のTx点各々についてのアンテナ位置とに基づいて、第2の属性の値を設定する。
第4の実施例では、セルの複数のTx点に関係した特性に基づいて、属性cellTypeもRBSにより設定される。属性antennaPositionの値によって与えられるアンテナ位置とともにセルの推定カバレッジが用いられてセルの展開を決定し、従って、属性cellTypeの値も設定される。その利点は、RBS自身が第1の属性と第2の属性の両方を決定し設定するので、運用者からのさらなる入力の必要はないという点にある。カバレッジ推定は、セルカバレッジのデメンジョニングがどのようになされるのかと同様な方法でなされると良い。セルカバレッジのデメンジョニングにおいて、カバレッジ要件とは、一定のビット速度がそのカバレッジ領域では達成されねばならないというものである。入力パラメータは、RBS送信電力、想定されるUE電力、バンド幅、及び、周波数バンドである。セル又はセクタカバレッジは、信号減衰、通常は、セル境界におけるメディアン信号減衰として表現される。そのカバレッジ推定は信号減衰の低い値で開始し、そのカバレッジ要件にそれ以上合致できなくなるまでその値を増加させていくことにより実行される。従って、その最終値は推定カバレッジを与えるのである。
図7cは、第4の実施例に従うeノードB740におけるセル750の構成の例を示すシグナリング図である。この例において、セル750は、2つのTx点761、762をもつ。
715−運用者730は構成設定命令Configure CellをeノードB740に送信して、セル750の構成設定を行う。この命令において、運用者730は複数のTx点、即ち、第1のTx点761と第2のTx点762を用いることを示す。しかしながら、この実施例では、cellType属性値は必要ない。
716−eノードB740はトリガがかけられ、セルカバレッジを推定し、そのセルカバレッジ推定とアンテナ位置とに基づいてcellType属性の値を決定する。cellType属性の値に基づいて、eノードBはそれから、図7bを参照して上述したのと同様に、2つのTx点についての属性prsEnableの値を決定する。従って、第1のTx点761はprsEnable=trueであり、第2のTx点762はprsEnable=falseであるように決定される。
717−eノードB740はトリガがかけられ、セル750を構成設定する(ConfigureCell())。
718a,718b−eノードB740は、上述したステップ716において何が決定されるのかに従って、2つのTx点761、762における第1の属性置を設定する(setPrsEnable(true/false))。
構成設定が終了後にセルのロックを解放するステップは、この場合は図示されていないが、図7aを参照して上述したのと同じである。
本発明の一実施例において、それは、第2の実施例と第3の実施例と第4の実施例とのいずれかとを組み合わせても良いのであるが、そのような実施例において、複数のTx点の少なくとも1つは第2のRBSにより管理される。この場合、複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定するステップ105は、次のステップを有する。
− 第1のRBSにより管理される複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定する。
− 第2のRBSにより管理される複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定するために第2のRBSに対して要求を送信する。
セルは第1のRBSよりホストされるが、複数のセルの送信点のいくつかは、第2のRBSにより管理されても良く、そして、それ故に、第1の属性を設定する要求は、そのセルとその複数のTx点の完全な構成設定のために、これらのTx点を管理する第2のRBSへと送信されねばならない。
無線通信システムの第1のRBS800は図8のブロック図に模式的に図示されている。第1のRBS800は、セル830において位置決めのための参照信号を送信するよう構成される。そのセルは第1のRBSよりホストされ複数のTx点840a,840b,840cによりサービスを受ける。各Tx点は第1の属性の値と関係づけられ、第1の属性は位置決めのための参照信号の送信が前記関係づけられたTx点に関して可能であるかどうかを示している。第1のRBSは、第1の属性の値に基づいて前記複数のTx点の内の少なくとも1つのTx点を選択するよう構成された処理回路801を有する。また、第1のRBSは、その選択された少なくとも1つのTx点だけからそのセルにおける位置決めのための参照信号を送信するよう構成された送信器802を有する。
第1の実施例に従えば、第1の属性の値は、セルのセットアップにおいて複数のTx点各々に対して構成設定される。
第2の実施例に従えば、処理回路801は、セルに関係づけられる第2の属性の値に基づいて複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定するようさらに構成される。第2の属性の値は、セルのタイプを示す。処理回路801は、最大送信電力と複数のTx点各々のアンテナ位置との内の少なくとも1つに基づいて、第1の属性の値を設定するよう構成されても良い。
第3の実施例に従えば、第2の属性の値は、セルのセットアップにおいて構成設定される。
第4の実施例に従えば、処理回路801はさらに、次の送信点特性、即ち、搬送波周波数、最大送信電力、アンテナ高、経路損失の内の少なくとも1つに基づいて、複数のTx点各々のカバレッジを推定するよう構成される。さらにその上、処理回路801は、推定されたカバレッジと複数のTx点各々についてのアンテナ位置とに基づいて第2の属性の値を設定するよう構成される。
本発明の一実施例において、それは、第2の実施例と第3の実施例と第4の実施例とのいずれかとを組み合わせても良いのであるが、そのような実施例において、複数のTx点の少なくとも1つは第2のRBSにより管理されるよう構成される。第1の無線基地局はさらに、第2のRBSへの通信インタフェース803を有する。処理回路801は、第1のRBSにより管理される複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定することにより、複数のTx点各々に関する第1の属性の値を設定し、通信インタフェース803を介して第2のRBSに対して要求を送信するよう構成される。その送信される要求は、第2のRBSにより管理される複数のTx点各々に関して第1の属性の値を設定するための要求である。図8はまた、複数のTx点840cの1つを管理する第2のRBS820を図示している。また、第2のRBSは、処理回路821、送信器822、通信インタフェース823を有している。さらにその上、この図では図示されていないが、第1のRBSと第2のRBSとは通常、受信器を備えている。
図8における実施例を記述する代替的な方法において、第1のRBS800は、単一のユニットでも複数のユニットでも良いが、中央処理ユニット(CPU)を備える。さらにその上、第1のRBS800は、少なくとも1つのコンピュータプログラム製品(CPP)を、例えば、EEPROM(電気的消去可能プログラム可能読出し専用メモリ)、フラッシュメモリ、又は、ディスクドライブのような不揮発性メモリの形式で備える。CPPは、コンピュータプログラムを有し、それは第1のRBS上で実行されるとき、CPUに図5a〜図5bに関して先に説明した手順のステップを実行させるコード手段を含む。言い換えると、前記コード手段がCPUで実行されるとき、それらは図8の第1のRBS800における処理回路801に対応している。
上述した実施例はただ例として与えられたのであって発明を限定するものではない。添付した請求の範囲の中にある別の解決策、使用法、目的、機能も可能である。
Claims (14)
- 無線通信システムの第1の無線基地局(800)において、前記第1の無線基地局よりホストされ複数の送信点によりサービスを受けるセルにおいて位置決めのための参照信号を送信する方法であって、各送信点は第1の属性の値と関係づけられ、前記第1の属性は位置決めのための前記参照信号の送信が前記関係づけられた送信点に関して可能であるかどうかを示し、前記方法は、
前記第1の属性の前記値に基づいて前記各送信点の内の少なくとも1つの送信点を選択する工程(510)と、
前記選択された少なくとも1つの送信点だけから前記セルにおける位置決めのための前記参照信号を送信する工程(520)とを有することを特徴とする方法。 - 前記第1の属性の前記値は、前記セルのセットアップにおいて前記各送信点に対して構成設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記セルに関係づけられる第2の属性の値に基づいて前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定する工程(505)をさらに有し、
前記第2の属性の前記値は、前記セルのタイプを示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記第1の属性の前記値は、最大送信電力と前記各送信点のアンテナ位置との内の少なくとも1つに基づいて設定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記第2の属性の前記値は、前記セルのセットアップにおいて構成設定されることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
- 次の送信点特性、即ち、搬送波周波数、最大送信電力、アンテナ高、経路損失の内の少なくとも1つに基づいて前記各送信点のカバレッジを推定する工程(500)と、
前記推定されたカバレッジと前記各送信点についてのアンテナ位置とに基づいて前記第2の属性の前記値を設定する工程(501)とをさらに有することを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。 - 前記各送信点の内の少なくとも1つは第2の無線基地局(820)により管理され、
前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定する工程(505)は、
前記第1の無線基地局により管理される前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定する工程と、
前記第2の無線基地局により管理される前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定するために前記第2の無線基地局に対して要求を送信する工程とを有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の方法。 - 無線通信システムの第1の無線基地局(800)であって、前記第1の無線基地局よりホストされ複数の送信点(840a,840b,840c)によりサービスを受けるセル(830)において位置決めのための参照信号を送信するよう構成された前記第1の無線基地局であって、各送信点は第1の属性の値と関係づけられ、前記第1の属性は位置決めのための前記参照信号の送信が前記関係づけられた送信点に関して可能であるかどうかを示し、前記第1の無線基地局は、
前記第1の属性の前記値に基づいて前記各送信点の内の少なくとも1つの送信点を選択するよう構成された処理回路(801)と、
前記選択された少なくとも1つの送信点だけから前記セルにおける位置決めのための前記参照信号を送信するよう構成された送信器(802)とを有することを特徴とする第1の無線基地局。 - 前記第1の属性の前記値は、前記セルのセットアップにおいて前記各送信点に対して構成設定されることを特徴とする請求項8に記載の第1の無線基地局。
- 前記処理回路(801)は、前記セルに関係づけられる第2の属性の値に基づいて前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定するようさらに構成され、
前記第2の属性の前記値は、前記セルのタイプを示すことを特徴とする請求項8に記載の第1の無線基地局。 - 前記処理回路(801)は、最大送信電力と前記各送信点のアンテナ位置との内の少なくとも1つに基づいて、前記第1の属性の前記値を設定するよう構成されることを特徴とする請求項10に記載の第1の無線基地局。
- 前記第2の属性の前記値は、前記セルのセットアップにおいて構成設定されることを特徴とする請求項10又は11に記載の第1の無線基地局。
- 前記処理回路(801)はさらに、
次の送信点特性、即ち、搬送波周波数、最大送信電力、アンテナ高、経路損失の内の少なくとも1つに基づいて前記各送信点のカバレッジを推定し、
前記推定されたカバレッジと前記各送信点についてのアンテナ位置とに基づいて前記第2の属性の前記値を設定するよう構成されることを特徴とする請求項10又は11に記載の第1の無線基地局。 - 前記各送信点の内の少なくとも1つは第2の無線基地局(820)により管理されるよう構成され、
前記第1の無線基地局はさらに、
前記第2の無線基地局への通信インタフェース(803)を有し、
前記処理回路(801)は、
前記第1の無線基地局により管理される前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定し、
前記第2の無線基地局により管理される前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定するために前記通信インタフェース(803)を介して前記第2の無線基地局に対して要求を送信するように構成されることにより、
前記各送信点に関する前記第1の属性の前記値を設定するよう構成されることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の第1の無線基地局。
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