JP2016509062A - C−3アルキルおよびアルケニル修飾ベツリン酸誘導体 - Google Patents

C−3アルキルおよびアルケニル修飾ベツリン酸誘導体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016509062A
JP2016509062A JP2015558996A JP2015558996A JP2016509062A JP 2016509062 A JP2016509062 A JP 2016509062A JP 2015558996 A JP2015558996 A JP 2015558996A JP 2015558996 A JP2015558996 A JP 2015558996A JP 2016509062 A JP2016509062 A JP 2016509062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
group
mmol
substituted
cycloalkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015558996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016509062A5 (ja
JP6186012B2 (ja
Inventor
ジェイコブ・スウィドースキ
ヤン・チェン
シン−ユエン・シット
ニコラス・エイ・ミーンウェル
アリシア・レゲイロ−レン
チェン・ジエ
チェン・リウ
リチャード・エイ・ハーツ
リ・シュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co filed Critical Bristol Myers Squibb Co
Publication of JP2016509062A publication Critical patent/JP2016509062A/ja
Publication of JP2016509062A5 publication Critical patent/JP2016509062A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6186012B2 publication Critical patent/JP6186012B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J53/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton has been modified by condensation with a carbocyclic rings or by formation of an additional ring by means of a direct link between two ring carbon atoms, including carboxyclic rings fused to the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton are included in this class
    • C07J53/002Carbocyclic rings fused
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/565Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, estradiol
    • A61K31/568Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, estradiol substituted in positions 10 and 13 by a chain having at least one carbon atom, e.g. androstanes, e.g. testosterone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/58Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids containing heterocyclic rings, e.g. danazol, stanozolol, pancuronium or digitogenin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/14Antivirals for RNA viruses
    • A61P31/18Antivirals for RNA viruses for HIV
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J63/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton has been modified by expansion of only one ring by one or two atoms
    • C07J63/008Expansion of ring D by one atom, e.g. D homo steroids

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • AIDS & HIV (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

薬物および生体作用特性を有する化合物、その医薬粗製物および使用方法を記載する。特に、式I、II、IIIおよびIVの化合物:
式I

の化合物;
式II

の化合物;
式III

の化合物;および
式IVの化合物

により表される、独特な抗ウイルス活性を有するアルキルおよびアルケニルC−3修飾ベツリン酸誘導体が、HIV成熟阻害剤として提供される。これらの化合物は、HIVおよびAIDSの処置に有用である。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年2月25日出願の米国仮特許出願番号61/768,630に基づく優先権を主張し、これを引用により本明細書に包含させる。
発明の分野
本発明は、HIVに対して有用な新規化合物、より具体的に、HIV成熟阻害剤として有用なベツリン酸由来化合物および他の構造的に関係する化合物および同化合物を含む医薬組成物ならびにその製造方法に関する。
発明の背景
HIV−1(ヒト免疫不全ウイルス−1)感染は重要な医学的問題のままであり、2010年末には、世界で4500〜5000万人が感染していたと推定される。HIVおよびAIDS(後天性免疫不全症候群)の症例数は急激に増加している。2005年には約500万人の新規感染が報告され、310万人がAIDSにより死亡した。HIVの処置のために現在利用可能な薬物はヌクレオシド逆転写酵素(RT)阻害剤および承認された次の単剤の組み合わせを含む。ジドブジン(またはAZTまたはレトロビル(登録商標))、ジダノシン(またはヴァイデックス(登録商標))、スタブジン(またはゼリット(登録商標))、ラミブジン(または3TCまたはエピビル(登録商標))、ザルシタビン(またはDDCまたはハイビッド(登録商標))、アバカビルコハク酸塩(またはザイアジェン(登録商標))、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(またはビリアード(登録商標))、エムトリシタビン(またはFTC-EMTRIVA(登録商標))、コンビビル(登録商標)(3TCとAZTを含む)、トリジビル(登録商標)(アバカビル、ラミブジンおよびジドブジンを含む)、エプジコム(登録商標)(アバカビルおよびラミブジンを含む)、ツルバダ(登録商標)(ビリアード(登録商標)およびエムトリバ(登録商標)を含む);非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤:ネビラピン(またはビラミューン(登録商標))、デラビルジン(またはレスクリプター(登録商標))およびエファビレンツ(またはサスティバ(登録商標))、アトリプラ(登録商標)(ツルバダ(登録商標)+サスティバ(登録商標))、およびエトラビリンおよびペプチド模倣プロテアーゼ阻害剤またはその承認製剤:サキナビル、インジナビル、リトナビル、ネルフィナビル、アンプレナビル、ロピナビル、カレトラ(登録商標)(ロピナビルおよびリトナビル)、ダルナビル、アタザナビル(レイアタッツ(登録商標))およびチプラナビル(アプティバス(登録商標))およびコビシスタットおよびラルテグラビル(アイセントレス(登録商標))のようなインテグラーゼ阻害剤およびエンフュービルタイド(T−20)(フゼオン(登録商標))およびマラビロク(シーエルセントリ(登録商標))のような進入阻害剤。
これらの薬物の各々は、単独で使用したとき、ウイルスの複製を一過性にのみ抑制できる。しかしながら、組み合わせで使用したとき、これらの薬物はウイルス血症および疾患進行に顕著な効果を有する。事実、組み合わせ治療の適用が広まった結果として、AIDS患者の死亡率の有意な低下が最近報告されている。しかしながら、これらの素晴らしい結果にもかかわらず、患者の30〜50%は最終的に組み合わせ薬物治療で成功していない。不十分な薬効、服用指示違反、組織への浸透不良および細胞タイプによる薬物特異的制限(例えば、大部分のヌクレオシドアナログは静止期細胞でリン酸化され得ない)が、感受性ウイルスの不完全な抑制の原因であり得る。さらに、HIV−1の高複製率および急速複製回転が頻繁な変異の取り込みと組み合わさって、薬物が最適濃度に達していないとき、薬物耐性変異体の出現と処置の不成功に至る。それゆえに、異なる耐性パターンおよび好ましい薬物動態と安全性特性を示す新規抗HIV剤が、さらなる処置選択肢を提供するために必要とされている。改善されたHIV融合阻害剤およびHIV進入共受容体アンタゴニストが、多くの研究者らがさらに研究している抗HIV剤の新規クラスの二つの例である。
HIV付着阻害剤は、HIV表面糖タンパク質gp120と結合し、表面タンパク質gp120と宿主細胞受容体CD4の間の相互作用を妨害する、抗ウイルス化合物のさらなるサブクラスである。それゆえに、これらはHIVがヒトT細胞のCD4に付着することを妨げ、HIV生活環の第一期でHIV複製を阻止する。HIV付着阻害剤の特性は、抗ウイルス剤としての有用性および有効性が最大である化合物を得る努力において改善されている。特に、US7,354,924およびUS7,745,625はHIV付着阻害剤の例である。
他に登場したHIV処置のための化合物群はHIV成熟阻害剤と呼ばれる。成熟は、HIV複製またはHIV生活環の10またはそれ以上の段階の最終過程であり、ここで、HIVはgagタンパク質でのHIVプロテアーゼ介在開裂事象のいくつかの結果として感染性となり、これは最終的にカプシド(CA)タンパク質の放出に至る。成熟阻害剤は、HIVカプシドが適切に組み立てられ、成熟することを妨げ、保護的外皮の形成を妨げ、またはヒト細胞から排出されることを阻止する。その結果、非感染性ウイルスが産生され、HIV感染のその後のサイクルが阻止される。
ベツリン酸のある種の誘導体が、HIV成熟阻害剤として強力な抗HIV活性を示すことが現在示されている。例えば、US7,365,221は、モノアシル化ベツリンおよびジヒドロベツリン誘導体および抗HIV剤としてのそれらの使用を開示する。引用文献‘221に論じられているように、ベツリン酸(1)の、3’,3’−ジメチルグルタリルおよび3’,3’−ジメチルスクシニル基のようなある種の置換アシル基でのエステル化は、活性が増強された誘導体を生じる(Kashiwada, Y., et al., J. Med. Chem. 39:1016-1017 (1996))。強力な抗HIV剤であるアシル化ベツリン酸およびジヒドロベツリン酸誘導体は米国特許番号5,679,828にも記載されている。ベツリンの3炭素におけるヒドロキシルのコハク酸でのエステル化も、HIV−1活性の阻害が可能な化合物を生じる(Pokrovskii, A. G., et al., “Synthesis of derivatives of plant triterpenes and study of their antiviral and immunostimulating activity,” Khimiya y Interesakh Ustoichivogo Razvitiya, Vol. 9, No. 3, pp. 485-491 (2001) (English abstract))。
ベツリン酸由来化合物のHIV感染処置への使用についての他の参照はUS2005/0239748およびUS2008/0207573、ならびにWO2006/053255、WO2009/100532およびWO2011/007230を含む。
開発中のHIV成熟化合物の一つは、化学式C3656およびIUPAC名3β−(3−カルボキシ−3−メチル−ブタノイルオキシ)ルプ−20(29)−エン−28−酸を有するベビリマットまたはPA−457として同定されている。
Bristol-Myers Squibbにより出願された2011年6月2日出願の“HIV成熟阻害剤としての修飾C−3ベツリン酸誘導体”なる名称のUSSN13/151,706(現在US2012−0142707)および2011年6月2日出願の“HIV成熟阻害剤としての修飾C−3ベツリン酸誘導体のC−28アミド類”なる名称のUSSN13/151,722(現在US2012−0142653)もここに引用する。2012年1月27日出願の“HIV成熟阻害剤としてのC−3修飾ベツリン酸誘導体のC−28アミン類”なる名称のUSSN13/359,680(現在US2013−0029954)もここに引用する。さらに、2012年1月27日出願の“HIV成熟阻害活性を有するC−17およびC−3修飾トリテルペノイド類”なる名称のUSSN13/359,727(現在US2013−0035318)および2012年5月7日出願の“HIV成熟阻害活性を有するトリテルペノイド類のC−17二環式アミン類”なる名称のUSSN61/643483および2013年3月13日出願の“HIV成熟阻害活性を有するC−19修飾トリテルペノイド類”なる名称のUSSN13/799,479(現在US2013−0296554)もここに引用する。
現在当分野で必要とされているのは、HIV成熟阻害剤として有用である新規化合物ならびにこれらの化合物を含む新規医薬組成物である。
発明の概要
本発明は、その薬学的に許容される塩を含む下記式I、II、IIIおよびIVの化合物、その医薬製剤およびHIVのようなウイルスに感染しているまたは感染し得る患者へのその使用を提供する。式IおよびIIの化合物は、抗ウイルス剤として、特にHIVの阻害剤として有効である。これらは、HIVおよびAIDSの処置に有用である。
本発明の一つの態様は、次の式I、II、IIIおよびIVで表される化合物群から選択される、その薬学的に許容される塩を含む化合物に関する。
式I
の化合物;
式II
の化合物;
式III
の化合物;および
式IV
の化合物;
〔式中、
はイソプロペニルまたはイソプロピルであり;
JおよびEは独立して−Hまたは−CHであり、二重結合が存在するならばEは存在せず;
Xは−C0−10アルキル、−C2−10アルケニル、−C4−10アルカジエニル、
からなる群から選択され;
ここで、GはC3−9シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、縮合二環ならびに
からなる群から選択され;
ここで、XはさらにAで置換されていてよく、Aは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択される少なくとも1個のメンバーであり;
QおよびQは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択され;
は−H、−C1−6アルキル、−アルキル置換C1−6アルキルまたは−アリール置換C1−6アルキルであり;
Yは−COOR、−C(O)NRSO、−C(O)NHSONR、−NRSO、−SONR、−SONRC(O)R、−テトラゾール、−C(O)NHCNおよび−C(O)NHORからなる群から選択され;
Wは存在しないか−CHまたは−COであり;
は−C1−6アルキル、−アルキル置換−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキルまたはC1−6アルキル−C3−6シクロアルキルであり;
は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−C(OR)−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−COR、−COCOR、−SO、−SONR
からなる群から選択され、
ただし、WがCOであるときRまたはRは−CORまたは−COCORであってはならず;
ここで、Qはヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ハロゲン、−CF、−OR、−COOR、−NR、−CONR1011および−SOからなる群から選択され;
は−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C1−6アルキル−NR、−COR10、−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択され;
ただし、RまたはRの一方のみが−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択でき;
またはWが存在しないかCHであるならば、RおよびRは隣接するNと一体となって
を形成してよく;
は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C3−6置換シクロアルキル−Q、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル置換アルキル−Q,−C3−6シクロアルキル−Q、アリール−Q、−NR1314および−OR15からなる群から選択され;
ここで、Qはアリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−OR、−COOR、−NR、SO、−CONHSOおよび−CONHSONRからなる群から選択され;
は−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRは独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、アリール、ヘテロアリール、置換アリール、置換ヘテロアリール、−C1−6アルキル−Qおよび−COORからなる群から選択され、
およびRはまた独立して
からなる群から選択でき、
またはRおよびRは隣接するNと一体となって、
からなる群から選択される環を形成し、
ただし、RまたはRの一方のみが−COORであってよく;
10およびR11は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C3−6シクロアルキルからなる群から選択され、
またはR10およびR11は隣接するNと一体となって
のような環を形成し;
12は−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−OH;−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−COR、−COONR2223、−SORおよび−SONR2425からなる群から選択され;
13およびR14は独立して−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、C1−6置換アルキル−Qおよび
からなる群から選択され、
またはR13およびR14は隣接するNと一体となって、
からなる群から選択される環を形成し;
はヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−NR2021、−CONR、−COOR、−ORおよび−SOからなる群から選択され;
15は−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Qおよび−C1−6置換アルキル−Qからなる群から選択され;
16は−H、−C1−6アルキル、−NRおよび−COORからなる群から選択され;
17は−H、−C1−6アルキル、−COORおよびアリールからなる群から選択され;
18は−COORおよび−C1−6アルキル−COORからなる群から選択され;
19は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−Q、−COR、−COORからなる群から選択され、
ここで、Qは−NRおよび−ORからなる群から選択され;
20およびR21は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6置換アルキル−ORおよび−CORからなる群から選択され、
またはR20およびR21は隣接するNと一体となって
からなる群から選択される環を形成し、
ただし、R20またはR21の一方のみが−CORであってよく;
22およびR23は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C1−6シクロアルキルからなる群から選択され、
またはR22およびR23は隣接するNと一体となって
からなる群から選択される環を形成し;
24およびR25は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6シクロアルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選択され;
はハロゲンおよびSOからなる群から選択される。〕。
さらなる態様において、ウイルスに感染している哺乳動物の、特に該ウイルスがHIVであるときの処置方法であって、抗ウイルス有効量の上記式I、II、IIIおよびIVの化合物からなる群から選択される化合物および1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤を該哺乳動物に投与することを含む、方法が提供される。所望により、式I、II、IIIおよび/またはIVの化合物を、抗ウイルス有効量の(a)AIDS抗ウイルス剤;(b)抗感染剤;(c)免疫調節剤;および(d)他のHIV進入阻害剤からなる群から選択される他のAIDS処置剤と組み合わせて投与できる。
本発明の他の態様は、抗ウイルス有効量の式I、II、IIIおよびIVの化合物からなる群から選択される化合物、および1種以上の薬学的に許容される担体、添加物および希釈剤;および所望により抗ウイルス有効量の(a)AIDS抗ウイルス剤;(b)抗感染剤;(c)免疫調節剤;および(d)他のHIV進入阻害剤からなる群から選択される他のAIDS処置剤との組み合わせを含む、医薬組成物である。
本発明の他の態様において、ここでの式I、II、IIIおよびIVの化合物の製造方法の1個以上を提供する。
また提供されるのは、ここでの式I、II、IIIおよびIVの化合物の製造において有用な中間体化合物である。
本発明は、これらならびに次に記載する他の重要な目的に関する。
態様の詳細な記載
本発明の化合物は不斉中心を有し、それゆえに、ジアステレオマーおよびエナンチオマーの混合物として存在する可能性があるため、本開示は個々のジアステレオ異性およびエナンチオマー形態の式I、II、IIIおよびIVの化合物と、それに加えてこれらの混合物を含む。
定義
本明細書のどこかで具体的に示さない限り、次の用語の1つ以上は、ここで次の意味を有して使用してよく、次の意味を有するべきである。
“H”は重水素のような同位体を含む水素をいう。
ここでおよび特許請求の範囲で使用する用語“C1−6アルキル”は(特に断らない限り)メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、アミル、ヘキシルなどのような直鎖または分枝鎖アルキル基を意味する。
“C−Cフルオロアルキル”は、少なくとも1個のH原子がF原子で置換されており、各H原子が独立してF原子で置換され得るF置換C−Cアルキルをいう。
“ハロゲン”は塩素、臭素、ヨウ素またはフッ素をいう。
“アリール”または“Ar”基は、完全に共役したパイ電子系を有する、全炭素単環式または縮合環多環式(すなわち、炭素原子の隣接対を共有する複数環)基をいう。アリール基の例は、限定するものではないが、フェニル、ナフタレニルおよびアントラセニルである。アリール基は置換されていても非置換でもよい。置換されているとき、置換基は好ましくはアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロ脂環式オキシ、チオヒドロキシ、チオアリールオキシ、チオヘテロアリールオキシ、チオヘテロ脂環式オキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、カルボニル、O−カルバミル、N−カルバミル、C−アミド、N−アミド、C−カルボキシ、O−カルボキシ、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、トリハロメチル、ウレイド、アミノおよび−NRからなる群から選択される1個以上であり、ここで、RおよびRは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、カルボニル、C−カルボキシ、スルホニル、トリハロメチルおよび一体となって5員または6員ヘテロ脂環式環からなる群から選択される。
ここで使用する“ヘテロアリール”基は、環内に窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1個以上の原子を有し、さらに、完全に共役したパイ電子系を有する、単環式または縮合環(すなわち、原子の隣接する対を共有する複数環)をいう。特に断らない限り、ヘテロアリール基はヘテロアリール基内の炭素原子または窒素原子いずれで結合してもよい。用語ヘテロアリールは、親ヘテロアリールのN−オキシドが当分野で知られるように化学的に実行可能であるならば、そのようなN−オキシドを包含することを意図することは留意すべきである。ヘテロアリール基の例は、限定しないが、フリル、チエニル、ベンゾチエニル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、ピラニル、テトラヒドロピラニル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、プリニル、カルバゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、インドリル、イソインドリル、ピラジニル、ジアジニル、ピラジン、トリアジニル、テトラジニルおよびテトラゾリルである。置換されているとき、置換基は好ましくはアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロ脂環式オキシ、チオアルコキシ、チオヒドロキシ、チオアリールオキシ、チオヘテロアリールオキシ、チオヘテロ脂環式オキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、カルボニル、O−カルバミル、N−カルバミル、C−アミド、N−アミド、C−カルボキシ、O−カルボキシ、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、トリハロメチル、ウレイド、アミノおよび−NRから選択される1個以上であり、ここで、RおよびRは上に定義したとおりである。
ここで使用する“ヘテロ脂環式”基は、環内に窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1個以上の原子を有する単環式または縮合環基をいう。環は結合の安定な配置をもたらすものから選択され、存在しないであろう系を包含することを意図しない。環は1個以上の二重結合も有してよい。しかしながら、環は完全に共役したパイ電子系を有しない。ヘテロ脂環式基の例は、限定しないが、アゼチジニル、ピペリジル、ピペラジニル、イミダゾリニル、チアゾリジニル、3−ピロリジン−1−イル、モルホリニル、チオモルホリニルおよびテトラヒドロピラニルである。置換されているとき、置換基は好ましくはアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロ脂環式オキシ、チオヒドロキシ、チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオヘテロアリールオキシ、チオヘテロ脂環式オキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、カルボニル、チオカルボニル、O−カルバミル、N−カルバミル、O−チオカルバミル、N−チオカルバミル、C−アミド、C−チオアミド、N−アミド、C−カルボキシ、O−カルボキシ、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、トリハロメタンスルホンアミド、トリハロメタンスルホニル、シリル、グアニル、グアニジノ、ウレイド、ホスホニル、アミノおよび−NRから選択される1個以上であり、ここで、RおよびRは上に定義したとおりである。
“アルキル”基は、直鎖および分枝鎖基を含む飽和脂肪族炭化水素をいう。好ましくは、アルキル基は1〜20個の炭素原子を有する(数値範囲例えば、“1−20”がここで記載されているとき、これは該基が、この場合、アルキル基が、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子などから20個まで(20個を含む)の炭素原子を含み得ることを意味する)。より好ましくは、1〜10個の炭素原子を有する中程度のサイズのアルキルである。最も好ましくは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキルである。アルキル基は置換されていても、非置換でもよい。置換されているとき、置換基は好ましくはトリハロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロ脂環式オキシ、チオヒドロキシ、チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオヘテロアリールオキシ、チオヘテロ脂環式オキシ、シアノ、ハロ、ニトロ、カルボニル、チオカルボニル、O−カルバミル、N−カルバミル、O−チオカルバミル、N−チオカルバミル、C−アミド、C−チオアミド、N−アミド、C−カルボキシ、O−カルボキシ、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、トリハロメタンスルホンアミド、トリハロメタンスルホニルおよび一体となって5員または6員ヘテロ脂環式環から独立して選択される1個以上である。
“シクロアルキル”基は、1個以上の環が完全に共役したパイ電子系を有しない、全炭素単環式または縮合環(すなわち、炭素原子の隣接対を共有する複数環)基をいう。シクロアルキル基の例は、限定しないが、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロヘプタン、シクロヘプテンおよびアダマンタンである。シクロアルキル基は置換されていても、非置換でもよい。置換されているとき、置換基は好ましくはアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロ脂環式オキシ、チオヒドロキシ、チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオヘテロアリールオキシ、チオヘテロ脂環式オキシ、シアノ、ハロ、ニトロ、カルボニル、チオカルボニル、O−カルバミル、N−カルバミル、O−チオカルバミル、N−チオカルバミル、C−アミド、C−チオアミド、N−アミド、C−カルボキシ、O−カルボキシ、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、トリハロ−メタンスルホンアミド、トリハロメタンスルホニル、シリル、アミジノ、グアニジノ、ウレイド、ホスホニル、アミノおよび−NRから独立して選択される1個以上であり、ここで、RおよびRは上に定義したとおりである。
“アルケニル”基は、少なくとも2個の炭素原子および少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する、ここに定義するアルキル基をいう。
“アルキニル”基は、少なくとも2個の炭素原子および少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する、ここに定義するアルキル基をいう。
“ヒドロキシ”基は−OH基をいう。
“アルコキシ”基は、ここで定義する−O−アルキル基および−O−シクロアルキル基の両者をいう。
“アリールオキシ”基は、ここに定義する−O−アリール基および−O−ヘテロアリール基の両者をいう。
“ヘテロアリールオキシ”基はヘテロアリール−O−基をいい、ヘテロアリールはここに定義したとおりである。
“ヘテロ脂環式オキシ”基はヘテロ脂環式−O−基をいい、ヘテロ脂環式はここに定義したとおりである。
“チオヒドロキシ”基は−SH基をいう。
“チオアルコキシ”基は、ここに定義するS−アルキル基および−S−シクロアルキル基の両者をいう
“チオアリールオキシ”基は、ここに定義する−S−アリール基および−S−ヘテロアリール基の両者をいう。
“チオヘテロアリールオキシ”基はヘテロアリール−S−基をいい、ヘテロアリールはここに定義したとおりである。
“チオヘテロ脂環式オキシ”基はヘテロ脂環式−S−基をいい、ヘテロ脂環式はここに定義したとおりである。
“カルボニル”基は“カルボニル”基をいい、ここで、R”は、各々ここで定義される、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合)およびヘテロ脂環式(環炭素を介して結合)からなる群から選択される。
“アルデヒド”基はカルボニル基をいい、ここで、R”は水素である。
“チオカルボニル”基は−C(=S)−R”基をいい、R”はここに定義したとおりである。
“ケト”基は−CC(=O)C−基をいい、ここで、C=Oのいずれかの側または両側の炭素はアルキル、シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールまたはヘテロ脂環式基の炭素であってよい。
“トリハロメタンカルボニル”基はZCC(=O)−基をいい、該Zはハロゲンである。
“C−カルボキシ”基は−C(=O)O−R”基をいい、R”はここに定義したとおりである。
“O−カルボキシ”基はR”C(−O)O−基をいい、R”はここに定義したとおりである。
“カルボン酸”基はC−カルボキシ基をいい、ここで、R”は水素である。
“トリハロメチル”基は−CZ基をいい、ここで、Zはここに定義したハロゲン基である。
“トリハロメタンスルホニル”基はZCS(=O)−基をいい、Zは上に定義したとおりである。
“トリハロメタンスルホンアミド”基はZCS(=O)NR−基をいい、Zは上に定義したとおりであり、RはHまたは(C1−6)アルキルである。
“スルフィニル”基は−S(=O)−R”基をいい、R”は(C1−6)アルキルである。
“スルホニル”基は−S(=O)R”をいい、R”は(C1−6)アルキルである。
“S−スルホンアミド”基は−S(=O)NRをいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“N−スルホンアミド”基はR”S(=O)NR−基をいい、RはHまたは(C1−6)アルキルである。
“O−カルバミル”基は−OC(=O)NR基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“N−カルバミル”基はROC(=O)NR基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“O−チオカルバミル”基は−OC(=S)NR基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“N−チオカルバミル”基はROC(=S)NR−基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“アミノ”基は−NH基をいう。
“C−アミド”基は−C(=O)NR基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“C−チオアミド”基は−C(=S)NR基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“N−アミド”基はRC(=O)NR−基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“ウレイド”基は−NRC(=O)NRy2基をいい、R、RおよびRy2は独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“グアニジノ”基は−RNC(=N)NRy2基をいい、R、RおよびRy2は独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“アミジノ”基はRNC(=N)−基をいい、RおよびRは独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“シアノ”基は−CN基をいう。
“シリル”基は−Si(R”)基をいい、R”は(C1−6)アルキルまたはフェニルである。
“ホスホニル”基はP(=O)(OR)をいい、Rは(C1−6)アルキルである。
“ヒドラジノ”基は−NRNRy2基をいい、R、RおよびRy2は独立してHまたは(C1−6)アルキルである。
“4員、5員または6員環環状N−ラクタム”基は
をいう。
任意の2個の隣接するR基は、一体となって、これらのR基を最初に有していた環と縮合し、さらなるアリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロ環式環を形成し得る。
ヘテロアリール系の窒素原子は“ヘテロアリール環二重結合を構成”できることは当分野で知られ、これは5員環ヘテロアリール基を構成する2個の互変異性構造における二重結合の形成を意味する。これは、当分野の化学者に十分理解されるとおり、窒素が置換できるか否かに影響する。本明細書および特許請求の範囲は、化学結合の一般的既知原則に基づく。特許請求の範囲は、文献に基づき不安定であることが知られるまたは存在できないことが知られる構造を包含しないことが理解される。
ここに開示する化合物の薬学的に許容される塩およびプロドラッグは本発明の範囲内である。本明細書でおよび特許請求の範囲で使用する用語“薬学的に許容される塩”は非毒性塩基付加塩を含むことを意図する。適切な塩は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、メタンスルホン酸、酢酸、酒石酸、乳酸、スルフィン酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、ソルビン酸、アコニット酸、サリチル酸、フタル酸などのような、しかしこれらに限定されない、有機酸および無機酸由来のものを含む。ここで使用する用語“薬学的に許容される塩”は、カルボン酸基のような酸性基の、アンモニウム、アルカリ金属塩、特にナトリウムまたはカリウム、アルカリ土類金属塩、特にカルシウムまたはマグネシウムのようなカウンターイオンとの塩および低級アルキルアミン類(メチルアミン、エチルアミン、シクロヘキシルアミンなど)または置換低級アルキルアミン類(例えばジエタノールアミン、トリエタノールアミンまたはトリス(ヒドロキシメチル)−アミノメタンのようなヒドロキシル置換アルキルアミン類)との塩またはピペリジンまたはモルホリンのような塩基類との塩も包含することを意図する。
上記のとおり、本発明の化合物は“プロドラッグ”も含む。ここで使用する用語“プロドラッグ”は、用語“プロドラッグエステル類”および用語“プロドラッグエーテル類”の両者を含む。
用語“C−3”および“C−28”は、IUPACのルールに従い番号付けしたトリテルペンコアの位置をいう(トリテルペンの一例であるベツリンに関して位置を下に記載する)。
スキームおよび方法の一般的記載における一連の化合物をいうとき、同じ番号付けを維持する。
上記のとおり、本発明は、次のものからなる群から選択される、その薬学的に許容される塩を含む化合物に関する。
式I
の化合物;
式II
の化合物;
式III
の化合物;および
式IV
の化合物;
〔式中、
はイソプロペニルまたはイソプロピルであり;
JおよびEは独立して−Hまたは−CHであり、二重結合が存在するならばEは存在せず;
Xは−C0−10アルキル、−C2−10アルケニル、−C4−10アルカジエニル、
からなる群から選択され;
ここで、GはC3−9シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、縮合二環ならびに
からなる群から選択され;
ここで、XはさらにAで置換されていてよく、Aは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択される少なくとも1個のメンバーであり;
QおよびQは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択され;
は−H、−C1−6アルキル、−アルキル置換C1−6アルキルまたは−アリール置換C1−6アルキルであり;
Yは−COOR、−C(O)NRSO、−C(O)NHSONR、−NRSO、−SONR、−SONRC(O)R、−テトラゾール、−C(O)NHCNおよび−C(O)NHORからなる群から選択され、
Wは存在しないか−CHまたは−COであり;
は−C1−6アルキル、−アルキル置換−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキルまたはC1−6アルキル−C3−6シクロアルキルであり;
は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−C(OR)−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−COR、−COCOR、−SO、−SONR
からなる群から選択され、
ただし、WがCOであるときRまたはRは−CORまたは−COCORであってはならず;
ここで、Qはヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ハロゲン、−CF、−OR、−COOR、−NR、−CONR1011および−SOからなる群から選択され;
は−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C1−6アルキル−NR、−COR10、−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択され;
ただし、RまたはRの一方のみが−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択でき;
またはWが存在しないかCHであるならば、RおよびRは隣接するNと一体となって
を形成してよく;
は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C3−6置換シクロアルキル−Q、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル置換アルキル−Q,−C3−6シクロアルキル−Q、アリール−Q、−NR1314および−OR15からなる群から選択され;
ここで、Qはアリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−OR、−COOR、−NR、SO、−CONHSOおよび−CONHSONRからなる群から選択され;
は−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
およびRは独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、アリール、ヘテロアリール、置換アリール、置換ヘテロアリール、−C1−6アルキル−Qおよび−COORからなる群から選択され;
およびRはまた独立して
からなる群から選択でき、
またはRおよびRは隣接するNと一体となって、
からなる群から選択される環を形成し、
ただし、RまたはRの一方のみが−COORであってよく;
10およびR11は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C3−6シクロアルキルからなる群から選択され、
またはR10およびR11は隣接するNと一体となって
のような環を形成し;
12は−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−OH;−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−COR、−COONR2223、−SORおよび−SONR2425からなる群から選択され;
13およびR14は独立して−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、C1−6置換アルキル−Qおよび
からなる群から選択され、
またはR13およびR14は隣接するNと一体となって、
からなる群から選択される環を形成し;
はヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−NR2021、−CONR、−COOR、−ORおよび−SOからなる群から選択され;
15は−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Qおよび−C1−6置換アルキル−Qからなる群から選択され;
16は−H、−C1−6アルキル、−NRおよび−COORからなる群から選択され;
17は−H、−C1−6アルキル、−COORおよびアリールからなる群から選択され;
18は−COORおよび−C1−6アルキル−COORからなる群から選択され;
19は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−Q、−COR、−COORからなる群から選択され、
ここで、Qは−NRおよび−ORからなる群から選択され;
20およびR21は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6置換アルキル−ORおよび−CORからなる群から選択され、
またはR20およびR21は隣接するNと一体となって
からなる群から選択される環を形成し、
ただし、R20またはR21の一方のみが−CORであってよく;
22およびR23は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C1−6シクロアルキルからなる群から選択され、
またはR22およびR23は隣接するNと一体となって
からなる群から選択される環を形成し;
24およびR25は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6シクロアルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選択され;
はハロゲンおよびSOからなる群から選択される。〕
好ましいのは、式Iの化合物である。
さらに好ましいのは、YがCOORである化合物である。Rが−Hである化合物も好ましい。
がイソプロペニルである化合物も好ましい。
さらに好ましくは、ほとんどの態様においてWが存在しない。
また好ましいのは、次のものからなる群から選択される、その薬学的に許容される塩を含む、化合物である。
上記の全ての種々の態様に従う本発明の化合物は、経口的に、非経腸的に(皮下注射、静脈内、筋肉内、胸骨内注射または点滴技術を含む)、吸入スプレーによりまたは直腸におよび他の手段により、当業者が利用可能な非毒性の薬学的に許容される担体、添加物および希釈剤を含む投与量単位製剤で投与してよい。1種以上のアジュバントも含んでよい。
それゆえに、本発明によって、さらにHIV感染およびAIDSのようなウイルス感染の処置方法およびそのための医薬組成物がさらに提供される。処置は、そのような処置を必要とする患者に、抗ウイルス有効量の1種以上の式I、II、IIIおよびIVの化合物を、1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤と共に含む医薬組成物医薬組成物を投与することを含む。ここで使用する用語“抗ウイルス有効量”は、患者が意義のある利益、すなわち、HIV感染の阻害により特徴付けられる急性状態の阻止、軽減または治癒を示すのに十分である組成物および方法における各活性成分の総量を意味する。個体に活性成分を適用したとき、単独で投与なる用語は、その成分単独をいう。組み合わせで適用するとき、この用語は、投与が組み合わせであれ、連続的であれまたは同時であれ、治療効果をもたらす活性成分の組み合わせ量をいう。本明細書および請求の範囲で使用する用語“処置”は、HIV感染と関係する疾患の予防、軽減または治癒を意味する。
本発明の医薬組成物は経口投与可能懸濁液または錠剤の形ならびに経鼻スプレー、例えば、無菌注射可能水性または油性懸濁液としての無菌注射用製剤または坐薬であり得る。薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤を医薬組成物で使用してよく、これらは医薬製剤の分野で利用されるものである。
懸濁液として経口投与するとき、これらの組成物は医薬製剤の分野で典型的に知られる方法に従い製造し、嵩を増やすための微結晶セルロース、懸濁化剤としてのアルギン酸またはアルギン酸ナトリウム、粘性増強剤としてのメチルセルロースおよび当分野で知られる甘味剤/風味剤を含み得る。即時放出錠剤として、これらの組成物は、微結晶セルロース、リン酸二カルシウム、デンプン、ステアリン酸マグネシウムおよびラクトースおよび/または当分野で知られる他の添加物、結合剤、増量剤、崩壊剤、希釈剤および滑沢剤を含み得る。
注射可能溶液または懸濁液は、適切な非毒性の、非経腸的に許容される希釈剤または溶媒、例えばマンニトール、1,3−ブタンジオール、水、リンゲル液または等張塩化ナトリウム溶液または適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤、例えば合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む無菌、非刺激、固定油およびオレイン酸を含む脂肪酸を使用して、既知技術に従い製剤できる。
ここに示す化合物は、約1〜100mg/kg体重の投与量範囲で、分割投与量で、通常数日間、数週間、数ヶ月または数年にわたる長期間、ヒトに経口で投与できる。一つの好ましい投与量範囲は、経口で約1〜10mg/kg体重の分割投与量である。他の好ましい投与量範囲は、約1〜20mg/kg体重の分割投与量である。しかし、当然のことながら、ある特定の患者への特定の投与量レベルおよび投与頻度は変わってよく、用いる具体的化合物の活性、その化合物の代謝安定性および作用の長さ、年齢、体重、一般的健康状態、性別、食習慣、投与方法および時間、排泄速度、薬物組み合わせ、特定の状態の重症度および治療を受けている宿主を含む種々の因子による。
またここで意図されるのは、ここに記載する化合物と、AIDSの処置に有用である1種以上の他の薬剤の組み合わせである。例えば、本発明の化合物を、次の非限定的表に示すような、有効量のAIDS抗ウイルス剤、免疫調節剤、抗感染剤またはワクチンと組み合わせて、暴露前および/または暴露後の期間に有効に投与できる。
さらに、ここに示す本発明の化合物は、HIV進入阻害剤と組み合わせて使用し得る。このようなHIV進入阻害剤の例は、DRUGS OF THE FUTURE 1999, 24(12), pp. 1355-1362; CELL, Vol. 9, pp. 243-246, Oct. 29, 1999; and DRUG DISCOVERY TODAY, Vol. 5, No. 5, May 2000, pp. 183-194およびInhibitors of the entry of HIV into host cells, Meanwell, Nicholas A.; Kadow, John F. Current Opinion in Drug Discovery & Development (2003), 6(4), 451-461に述べられている。具体的に、本化合物は、付着阻害剤、融合阻害剤およびCCR5またはCXCR4共受容体を目的とするケモカイン受容体アンタゴニストと組み合わせて利用できる。HIV付着阻害剤はまたUS7,354,924およびUS2005/0209246に示されている。
本発明の化合物とAIDS抗ウイルス剤、免疫調節剤、抗感染剤、HIV進入阻害剤またはワクチンとの組み合わせの範囲は、上記表に挙げたものに限定されず、AIDSの処置に有用なあらゆる医薬組成物とのあらゆる組み合わせを原則として含むことは理解される。
好ましい組み合わせは、本発明の化合物とHIVプロテアーゼの阻害剤および/またはHIV逆転写酵素の非ヌクレオシド阻害剤の同時のまたは交互の処置である。組み合わせにおける任意の第四の成分はAZT、3TC、ddCまたはddIのようなHIV逆転写酵素のヌクレオシド阻害剤である。好ましいHIVプロテアーゼの阻害剤はレイアタッツ(登録商標)(活性成分アタザナビル)である。典型的に300〜600mgの投与量を1日1回投与する。これは、低用量リトナビル(50〜500mg)と併用してよい。他の好ましいHIVプロテアーゼの阻害剤はカレトラ(登録商標)である。他の有用なHIVプロテアーゼの阻害剤はインジナビルであり、これはN−(2(R)−ヒドロキシ−1−(S)−インダニル)−2(R)−フェニルメチル−4−(S)−ヒドロキシ−5−(1−(4−(3−ピリジル−メチル)−2(S)−N’−(t−ブチルカルボキサミド)−ピペラジニル))−ペンタンアミドエタノール付加物の硫酸塩であり、U.S.5,413,999に従い合成される。インジナビルは、一般に1日3回800mgの投与量で投与される。他の好ましいプロテアーゼ阻害剤はネルフィナビルおよびリトナビルである。他の好ましいHIVプロテアーゼの阻害剤はサキナビルであり、これは1日3回600mgまたは1200mgの投与量で投与する。好ましいHIV逆転写酵素の非ヌクレオシド阻害剤はエファビレンツを含む。これらの組み合わせは、HIV感染の拡散および程度の制限に予測されない効果を有し得る。好ましい組み合わせは、次の(1)インジナビルとエファビレンツおよび、所望により、AZTおよび/または3TCおよび/またはddIおよび/またはddC;(2)インジナビルおよびAZTおよび/またはddIおよび/またはddCおよび/または3TC、特に、インジナビルおよびAZTおよび3TCのいずれか;(3)スタブジンおよび3TCおよび/またはジドブジン;(4)テノホビルジソプロキシルフマル酸塩およびエムトリシタビンとの組み合わせを含む。
このような組み合わせにおいて、本発明の化合物と他の活性剤は別々にまたは同時に投与してよい。さらに、一成分の投与は、他剤の投与の前でも、同時でも後でもよい。
略語:
TBDMS=tert−ブチルジメチルシラン
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン
NMO=4−メチルモルホリン−N−オキシド
THF=テトラヒドロフラン
TLC=薄層クロマトグラフィー
DCM=ジクロロメタン
DCE=ジクロロエタン
TFA=トリフルオロ酢酸
LCMS=液体クロマトグラフィー質量分析
Prep=分取
HPLC=高速液体クロマトグラフィー
DAST=三フッ化(ジエチルアミノ)硫黄
TEA=トリエチルアミン
DIPEA=N,N−ジイソプロピルエチルアミン
HATU=[O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート]
DMAP=ジメチルアミノピリジン
TMS=トリメチルシリル
NMR=核磁気共鳴
DPPA=ジフェニルホスホリルアジド
AIBN=アゾビスイソブチロニトリル
TBAF=フッ化テトラブチルアンモニウム
DMF=ジメチルホルムアミド
TBTU=O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
min=分
h=時間
sat.=飽和
TEA=トリエチルアミン
EtOAc=酢酸エチル
TFA=トリフルオロ酢酸
PCC=クロロクロム酸ピリジニウム
TLC=薄層クロマトグラフィー
TfNPh=(トリフルオロメチルスルホニル)メタンスルホンアミド
ジオキサン=1,4−ジオキサン
PG=保護基
atm=雰囲気
mol=モル濃度
mmol=ミリモル濃度
mg=ミリグラム
μg=マイクログラム
μl=マイクロリットル
μm=マイクロメートル
mm=ミリメートル
次の実施例は、上に一般的に記載した式I、II、IIIおよびIVの化合物の典型的合成法を説明する。これらの実施例は専ら説明のためのものであり、如何なる意味においても本発明を限定することを意図しない。反応材および出発物質は、当業者にとって容易に入手可能である。
化学
選択した実施例化合物の典型的方法および特徴付け:
特に断らない限り、溶媒および反応材は、業者から得たものを直接使用し、反応は窒素雰囲気下で行った。フラッシュクロマトグラフィーをシリカゲル60(粒子径0.040〜0.063;EM Science supply)で行った。H NMRスペクトルを、Bruker DRX-500fで500MHzで(またはBruker AV 400 MHz, Bruker DPX-300BまたはVarian Gemini 300で、記載のとおり300MHzで)記録した。化学シフトを、δTMS=0に対するδスケールでppmで記録した。次の内部参照を、次の溶媒における残留プロトンについて使用した。CDCl 7.26)、CDOD(δ 3.30)、酢酸−d4(酢酸d)(δ 11.6、2.07)、DMSO混合またはDMSO−D_CDCl 2.50および8.25)(比75%:25%)およびDMSO−D 2.50)。多重項パターンの記載は標準的略語を用いた。s(一重項)、br. s(幅広一重項)、d(二重項)、t(三重項)、q(四重項)、m(多重項)、b(幅広)、app(見かけ)。結合定数(J)はヘルツである。全液体クロマトグラフィー(LC)データを、Shimadzu LC-10AS液体クロマトグラフで、SPD-10AV UV-Visディテクターを使用して記録し、マススペクトロメトリー(MS)はエレクトロスプレーモードでLCのためのMicromass Platformを使用して決定した。
略語
次の略語の1個以上は、その大部分が当業者に周知の一般的略語であり、実施例の記載をとおして使用し得る。
BzO=安息香酸無水物
TBTU=O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
HATU=2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム
DCE=ジクロロエタン
DCM=ジクロロメタン
CDI=カルボニルジイミダゾール
分取HPLC=分取高速液体クロマトグラフィー
rt=室温
LDA=リチウムジイソプロピルアミン
DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン
DMAP=4−ジメチルアミノピリジン
DMSO=ジメチルスルホキシド
THF=テトラヒドロフラン
KHMDS=カリウムビス(トリメチルシリル)アミド
min=分
h=時間
sat.=飽和
TEA=トリエチルアミン
EtOAc=酢酸エチル
TFA=トリフルオロ酢酸
PCC=クロロクロム酸ピリジニウム
TLC=薄層クロマトグラフィー
TfNPh=(トリフルオロメチルスルホニル)メタンスルホンアミド
ジオキサン=1,4−ジオキサン
PG=保護基
atm=雰囲気
mol=モル濃度
mmol=ミリモル濃度
mg=ミリグラム
μg=マイクログラム
μl=マイクロリットル
μm=マイクロメートル
mm=ミリメートル
HOAc=酢酸
MeOH=メタノール
TBDMSCl=tert−ブチルジメチルシリルクロライド
DMF=N,N−ジメチルホルムアミド
TBAF=フッ化テトラブチルアンモニウム
LC/MS方法:
方法1
2分にわたる勾配で開始%B=0、最終%B=100、100%Bに維持
流速=1mL/分
波長=220nm
溶媒A=90%水、10%アセトニトリル、0.1%TFA
溶媒B=10%水、90%アセトニトリル、0.1%TFA
カラム=Phenomenex Luna C18, 3μm、2.0×30mm
方法2
2分にわたる勾配で開始%B=0、最終%B=100、100%Bに維持
流速=1mL/分
波長=220nm
溶媒A=95%水、5%メタノール/10mM 酢酸アンモニウム
溶媒B=5%水、95%メタノール/10mM 酢酸アンモニウム
カラム=Phenomenex Luna C18, 3μm、2.0×30mm
方法3
2分にわたる勾配で開始%B=0、最終%B=100、100%Bに維持
流速=1mL/分
ディテクター波長=220nm
溶媒A=90%水、10%メタノール、0.1%TFA
溶媒B=10%水、90%メタノール、0.1%TFA
カラム=Phenomenex Luna C18, 3μm、2.0×30mm
方法4
2分にわたる勾配で開始%B=20、最終%B=100、100%Bに維持
流速=0.8mL/分
ディテクター波長=220nm
溶媒A=90%水、10%メタノール、0.1%TFA
溶媒B=10%水、90%メタノール、0.1%TFA
カラム=Xbridge Phenyl、2.5μm、2.1×50mm
方法5
2分にわたる勾配で開始%B=30、最終%B=100
流速=0.8ml/分
波長=220
溶媒A=10%MeOH−90%HO−0.1%TFA
溶媒B=90%MeOH−10%HO−0.1%TFA
カラム=Xbridge Phenyl2.1×50mm 2.5μm
方法6
2分にわたる勾配で開始%B=0、最終%B=100、100%Bに維持
流速=4mL/分
波長=220nm
溶媒A=95%水、5%アセトニトリル/10mM 酢酸アンモニウム
溶媒B=5%水、95%アセトニトリル/10mM 酢酸アンモニウム
カラム=Phenomenex Luna、3.0×50mm、S10
分取HPLC
方法1
15分にわたる勾配で開始%B=20、最終%B=100、100%Bに維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO、0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO、0.1%TFA
カラム=Waters Sunfire 30×100mm 5μm
方法2
15分にわたる勾配で開始%B=15、最終%B=90、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO、0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO、0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法3
20分にわたる勾配で開始%B=10、最終%B=85、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO、0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO、0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法4
10分にわたる勾配で開始%B=10、最終%B=100、100%Bに維持
流速=25mL/分
溶媒A=5%アセトニトリル、95%HO−10mM酢酸アンモニウム
溶媒B=95%アセトニトリル、5%HO−10mM酢酸アンモニウム
カラム=X-bridge OBD prep shield RP18 19×100mm 5μm
方法5
15分にわたる勾配で開始%B=15、最終%B=95、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO−0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO−0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法6
15分にわたる勾配で開始%B=25、最終%B=90、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO−0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO−0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法7
15分にわたる勾配で開始%B=20、最終%B=85、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO−0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO−0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法8
20分にわたる勾配で開始%B=25、最終%B=100、100%で維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO−0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO−0.1%TFA
カラム=Waters-Sunfire 30×100mm 5μm
方法9
12分にわたる勾配で開始%B=30、最終%B=100、100%Bに維持
流速=40mL/分
溶媒A=10%アセトニトリル、90%HO、0.1%TFA
溶媒B=90%アセトニトリル、10%HO、0.1%TFA
カラム=Waters Sunfire 30×100mm、5μm
方法10
20分にわたる勾配で開始%B=50、最終%B=100、100%Bに維持
流速=20mL/分
溶媒A=5%アセトニトリル、95%HO、10mM酢酸アンモニウム
溶媒B=95%アセトニトリル、5%HO、10mM酢酸アンモニウム
カラム=XBridge C18 19×200mm、5μm
方法11
20分にわたる勾配で開始%B=60、最終%B=100、100%Bに維持
流速=20mL/分
溶媒A=5%アセトニトリル、95%HO、10mM酢酸アンモニウム
溶媒B=95%アセトニトリル、5%HO、10mM酢酸アンモニウム
カラム=XBridge C18 19×200mm、5μm
方法12
20分にわたる勾配で開始%B=50、最終%B=90、100%Bに維持
流速=20mL/分
溶媒A=5%アセトニトリル、95%HO、10mM酢酸アンモニウム
溶媒B=95%アセトニトリル、5%HO、10mM酢酸アンモニウム
カラム=XBridge C18 19×200mm、5μm
方法13
15分にわたる勾配で開始%B=60、最終%B=100、100%Bに維持
流速=20mL/分
溶媒A=5%アセトニトリル、95%HO、10mM酢酸アンモニウム
溶媒B=95%アセトニトリル、5%HO、10mM酢酸アンモニウム
カラム=XBridge C18 19×200mm、5μm
重要中間体の製造:
重要中間体1は次の方法で製造した。
方法1:中間体1
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オールの製造
ベツリン酸(10g、21.90mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)懸濁液に、トリエチルアミン(9.16mL、65.7mmol)およびジフェニルリン酸アジド(7.08mL、32.8mmol)を添加した。混合物を加熱還流した。加熱により、全固体が溶解した。混合物を26時間加熱後、混合物をrtに冷却し、減圧下に濃縮した。残渣を水(100mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜15%EtOAcの勾配およびThomson 240gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮した。低純度の生成物の第ニバッチを濃縮し、Thomson 240gカラムおよび同じ勾配を使用して、再精製した。目的生成物を含むフラクションを第一のバッチと合わせて、表題化合物を白色固体として得た(7.76g、17.10mmol、78%収率)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=4.75 (s, 1H), 4.67-4.62 (m, 1H), 3.20 (dt, J=11.3, 5.6 Hz, 1H), 2.55 (td, J=10.9, 5.9 Hz, 1H), 2.17-2.03 (m, 1H), 1.92-1.76 (m, 5H), 1.69 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.85 (s, 3H), 0.78 (s, 3H), 1.74-0.66 (m, 19H)
工程2:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オール、HClの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オール(7.76g、17.10mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)溶液に、HCl(37%)(21.07mL、257mmol)を添加した。混合物を60℃で15時間加熱し、rtに冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をさらに2回ジクロロメタンおよびメタノールに溶解し、濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オール、HCl(7.75g、16.7mmol、98%収率)を灰白色泡状物として得た。粗製の生成物を、さらに精製することなく次工程で使用した。
工程3:tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−9−ヒドロキシ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オール、HCl(7.75g、16.7mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)溶液に、水(25mL)、重炭酸ナトリウム(4.21g、50.2mmol)およびBoc無水物(5.82mL、25.08mmol)を添加した。混合物をrtで16時間撹拌し、混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−9−ヒドロキシ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートを灰白色泡状物として得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=4.74 (d, J=1.6 Hz, 1H), 4.64-4.62 (m, 1H), 4.34 (br. s., 1H), 3.24-3.18 (m, 1H), 2.63-2.35 (m, 3H), 2.06-1.93 (m, 1H), 1.71 (s, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.04 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.86 (s, 3H), 0.79 (s, 3H), 1.77-0.68 (m, 22H)
工程4:tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートの製造
得られたtert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−9−ヒドロキシ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートのジクロロメタン(100mL)溶液に、クロロクロム酸ピリジニウム(4.69g、21.74mmol)を添加した。混合物をrtで5時間撹拌し、さらに1.0gのPCCを添加し、混合物をrtで1時間撹拌した。混合物をシリカゲルおよびセライトのプラグで濾過し、これを25%酢酸エチルのヘキサン溶液で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートを淡黄色泡状物として得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=4.74 (d, J=1.7 Hz, 1H), 4.63 (t, J=1.7 Hz, 1H), 4.34 (br. s., 1H), 2.65-2.34 (m, 5H), 2.05-1.88 (m, 2H), 1.71 (s, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.10 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.05 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.96 (s, 3H), 1.76-0.93 (m, 18H)
工程5:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
得られたtert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートのTHF(100mL)溶液を−78℃に冷却した。この溶液にKHMDS(THF中0.91M)(40.4mL、36.8mmol)を添加した。混合物を20分、−78℃で撹拌し、1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−(トリフルオロメチル)スルホニルメタンスルホンアミド(7.47g、20.90mmol)のTHF(100mL)溶液をカニューレにより添加した。混合物を−78℃で5時間撹拌し、水(100mL)で反応停止させ、酢酸エチル(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を少量のDCMおよびメタノールに溶解し、形成した黄色固体を濾過により除去した。濾液を再び濃縮し、メタノールで処理し、形成した固体を再び濾過により除去した。濾液を濃縮し、シリカゲルに吸着させ、ヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配およびThomson 240gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。フ脱保護生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、生成物の混合物を得た。この混合物をヘキサン中0〜10%EtOAcの勾配および240g Thomsonシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで再精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートを得た(1.31g、1.99mmol、3工程で11.9%)。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=5.57 (dd, J=6.7, 1.8 Hz, 1H), 4.73 (s, 1H), 4.62 (s, 1H), 4.32 (br. s., 1H), 2.64-2.31 (m, 3H), 2.16 (dd, J=17.0, 6.8 Hz, 1H), 2.04-1.94 (m, 1H), 1.70 (s, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.13 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 1.82-0.86 (m, 18H)
工程6:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.2g、0.304mmol)のジクロロメタン(2mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(0.5mL、6.49mmol)を添加した。混合物をrtで1.5時間撹拌し、減圧下に濃縮した。残渣を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去した。濾液を濃縮し、シリカゲルに吸着させ、ヘキサン中12〜100%酢酸エチルの勾配および12g Thomsonシリカゲルカラムを使用して精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.109g、0.195mmol、64.3%収率)を灰白色固体として得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=5.57 (dd, J=6.8, 1.9 Hz, 1H), 4.73 (d, J=1.6 Hz, 1H), 4.63-4.60 (m, 1H), 2.54 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 2.17 (dd, J=17.1, 6.9 Hz, 1H), 2.08-1.99 (m, 1H), 1.70 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 1.82-0.91 (m, 20H)
方法2:中間体1
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボアルデヒドの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−(ヒドロキシメチル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オール(20g、45.2mmol)のアセトニトリル(200mL)およびDCM(300mL)中の懸濁液に4Åモレキュラー・シーブ(5g)を添加し、混合物を10分、rtで撹拌した。混合物にNMO(15.88g、136mmol)およびTPAP(0.794g、2.259mmol)を添加した。暗緑色混合物を窒素下、一夜撹拌した。さらにNMO(2.0g)およびTPAP(0.08g)を添加し、混合物をrtで7時間撹拌した。混合物をシリカゲルおよびセライトのパットで濾過し、これをジクロロメタン、次いで25%EtOAcのヘキサン溶液で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、Thomson 240gシリカゲルカラムおよびヘキサン中15〜20%酢酸エチルの勾配を使用して精製した。表題生成物を白色泡状物として得た(17.6g、40.1mmol、89%)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=9.68 (d, J=1.5 Hz, 1H), 4.77 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.66-4.63 (m, 1H), 2.89 (td, J=11.2, 5.8 Hz, 1H), 2.56-2.36 (m, 2H), 2.16-2.03 (m, 2H), 1.97-1.84 (m, 2H), 1.71 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 1.00 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.94 (s, 3H), 1.83-0.87 (m, 18H)
工程2:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボン酸の製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボアルデヒド(17.6g、36.1mmol)のt−BuOH(100mL)溶液に、2−メチル−2−ブテン(40mL、476mmol)を添加した。亜塩素酸ナトリウム(15g、133mmol)およびリン酸一ナトリウム一水和物(25g、181mmol)の水(200mL)溶液を1.25時間かけて滴下し、混合物をrtでさらに45分撹拌した。混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×125mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を300g Thomsonシリカゲルカラムおよびヘキサン中10〜50%酢酸エチルの勾配を使用して精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボン酸を白色泡状物として得た(16.4g、36.1mmol、100%)。LCMS: m/e 453.2 (M-H)-, 2.61分(方法3). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=10.02 (br. s., 1H), 4.75 (d, J=1.8 Hz, 1H), 4.64-4.61 (m, 1H), 3.02 (td, J=10.8, 4.8 Hz, 1H), 2.55-2.36 (m, 3H), 2.33-2.19 (m, 2H), 2.08-1.86 (m, 4H), 1.70 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.02 (s, 3H), 1.00 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 1.82-0.90 (m, 15H)
工程3:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オンの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボン酸(16.41g、36.1mmol)の1,4−ジオキサン(200mL)溶液に、トリエチルアミン(15.09mL、108mmol)およびジフェニルリン酸アジド(11.67mL、54.2mmol)を添加した。混合物を還流するまで18.5時間加熱し、rtに冷却し、減圧下に濃縮した。残渣を2つに分け、それぞれの精製のためにヘキサン中0〜15%酢酸エチルの勾配およびThomson 240gシリカゲルカラムを使用して、精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(10.3g、22.80mmol、63.2%収率)を灰白色泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=4.75 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.66-4.63 (m, 1H), 2.60-2.36 (m, 4H), 2.17-2.04 (m, 1H), 1.69 (s, 3H), 1.10 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.04 (s, 3H), 0.95 (s, 6H), 2.01-0.71 (m, 20H)
工程4:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン、HClの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(10.3g、22.80mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)溶液に、HCl(37%)(28.1mL、342mmol)を添加した。混合物を60℃で15.5時間加熱し、rtに冷却し、減圧下に濃縮した。残渣を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(150mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中20〜60%酢酸エチルの勾配を、混合物に0.1%トリエチルアミンを添加して使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン、HCl(5.4g、11.68mmol、51.2%収率)を黄色泡状物として得た。LCMS: m/e 426.5 (M+H)+, 1.59分(方法1). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=4.73 (d, J=2.3 Hz, 1H), 4.60 (dd, J=2.4, 1.4 Hz, 1H), 2.58-2.37 (m, 3H), 2.11-1.98 (m, 1H), 1.94-1.87 (m, 1H), 1.69 (d, J=0.5 Hz, 3H), 1.09 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.94 (s, 3H), 1.79-0.91 (m, 20H)
工程5:tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(5.25g、12.33mmol)の1,4−ジオキサン(50mL)溶液に、水酸化ナトリウム(1N)(24.67mL、24.67mmol)、続いて二炭酸ジ−tert−ブチル(3.15mL、13.57mmol)を添加した。混合物をrtで2時間撹拌し、メタノール(30mL)、ジクロロメタン(50mL)および水(20mL)を添加して、混合物の可溶化を助けた。1.5時間、rtで撹拌後、反応は不完全だったため、二炭酸ジ−tert−ブチル(0.3g)を添加し、混合物rtで3時間撹拌した。再び二炭酸ジ−tert−ブチル(0.3g)を添加し、混合物をrtで16時間撹拌した。痕跡量の出発物質がなお存在したため、二炭酸ジ−tert−ブチル(1g)を混合物に添加し、撹拌を6時間続け、その時点でTLCでは残存出発物質は示されなかった。混合物を水(75mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜10%酢酸エチルの勾配および240gシリカゲルカラムを使用して精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメート(5.85g、11.13mmol、90%収率)を白色泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=4.72 (s, 1H), 4.62 (s, 1H), 4.33 (br. s., 1H), 2.64-2.32 (m, 5H), 2.06-1.84 (m, 2H), 1.69 (s, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.08 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.94 (s, 3H), 1.74-0.86 (m, 18H)
工程6:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
tert−ブチル((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−9−オキソ−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−イル)カルバメート(1.2g、2.282mmol)および1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−(トリフルオロメチル)スルホニルメタンスルホンアミド(1.019g、2.85mmol)のTHF(20mL)溶液を含むフラスコを−78℃に冷却した。この溶液にKHMDS(THF中0.91M)(5.52mL、5.02mmol)を添加した。混合物を−78℃で1時間撹拌し、rtに温め、1時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)で反応停止させ、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。粗製の物質をヘキサン中0〜12%酢酸エチルの勾配およびThomson 80gシリカゲルカラムを使用して精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.9g、1.368mmol、59.9%収率)を白色泡状物として得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=5.57 (dd, J=6.7, 1.8 Hz, 1H), 4.73 (s, 1H), 4.62 (s, 1H), 4.32 (br. s., 1H), 2.64-2.31 (m, 3H), 2.16 (dd, J=17.0, 6.8 Hz, 1H), 2.04-1.94 (m, 1H), 1.70 (s, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.13 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 1.82-0.86 (m, 18H)
工程7:上記方法1の工程6と同じ操作
別法として、中間体(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オンをベツリン酸から下に示すスキームに従い製造できる。
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オールの製造
表題化合物を出発物質としてベツリン酸を使用して、方法1、工程1に上記したのと同じ条件を使用して製造した。
工程2:24gの粗製の(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,9S,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−イソシアナト−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)イコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−オールのジクロロメタン(200mL)溶液に、PCC(11.80g、54.8mmol)を45分かけて3回で添加した。混合物をrtで4時間撹拌し、さらに1gのPCCを添加し、混合物をさらにrtで2時間撹拌した。混合物をシリカゲルおよびセライトのプラグで濾過し、プラグを酢酸エチル:ヘキサンの1:1溶液で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、粗製の生成物を得て、これをさらに精製することなく次工程で使用した。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=4.76-4.74 (m, 1H), 4.65-4.63 (m, 1H), 2.62-2.36 (m, 3H), 2.16-2.03 (m, 1H), 1.69 (s, 3H), 1.10 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.04 (s, 3H), 0.96 (s, 6H), 1.95-0.91 (m, 21H)
重要中間体トリフラート1
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−(アジリジン−1−イル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オンの製造
耐圧容器中、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(4.0g、9.4mmol)およびKPO(9.97g、47.0mmol)の1,2−ジクロロエタン(300mL)およびアセトニトリル(30mL)中の懸濁液に窒素を通し、密封し、130℃で一夜撹拌した。反応混合物をrtに冷却し、シリカゲルの床で濾過し、EtOAcで濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して、粗製のアジリジン(4.0g、94%)を固体として得て、これを精製することなく次工程で使用した。MS: m/e 452.5 (M+H)+, 2.63分(方法4)
工程2:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オンの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−(アジリジン−1−イル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(4.0g、8.85mmol)およびチオモルホリン1,1−ジオキシド(4.79g、35.4mmol)のトルエン(30mL)溶液に、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体(100mLのトルエン中1mL、10mL)を添加し、黄色懸濁液を形成した。混合物を2分間音波処理し、RTで5日間撹拌した。反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、NaHCO(200mL)で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の生成物を20〜50%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラム(160g)で精製して、所望のケトン(2.95g、57%)を固体として得た。MS: m/e 587.5 (M+H)+, 2.39分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 4.74-4.70 (m, 1H), 4.62-4.59 (m, 1H), 3.11-2.99 (m, 7H), 2.72-2.36 (m, H), 1.98-0.82 (m. 23H), 1.69 (s, 3H), 1.08 (s, 6H), 1.04 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.95 (s, 3H)
工程3:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(2.95g、5.03mmol)のTHF(50mL)溶液に、−78℃でKHMDS(THF中1M、7.54mL、7.54mmol)を添加した。黄色溶液を−78℃で30分撹拌した。1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(1.89g、5.28mmol)のTHF(10mL)溶液を添加した。得られた帯赤色反応混合物を−78℃で2時間撹拌し、rtに温め、RTで一夜(20時間)撹拌した。飽和NHCl水溶液(50mL)で反応停止させた。分離した水層をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の生成物を20〜80%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラム(160g)で精製して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(トリフラート1)(2.78g、77%)を固体として得た。MS: m/e 719.5 (M+H)+, 2.60分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.57 (dd, J=6.8, 2.0 Hz, 1H), 4.76-4.71 (m, 1H), 4.64-4.61 (m, 1H), 3.13-3.02 (m, 7H), 2.85-2.75 (m, 1H), 2.73-2.64 (m, 2H), 2.62-2.52 (m, 2H), 2.17 (dd, J=17.1, 6.8 Hz, 1H), 2.00-0.86 (m, 22H), 1.70 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.93 (s, 3H). 19F NMR (376MHz, クロロホルム-d) δ -74.84 (s, 3F)
重要中間体:トリフラート2
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートの製造
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オンの製造
耐圧容器中、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−(アジリジン−1−イル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(5.0g、11.07mmol)、4−(メチルスルホニル)ピペリジン塩酸塩(4.42g、22.14mmol)、NaI(1.659g、11.07mmol)およびKPO(4.70g、22.14mmol)のトルエン(50mL)およびCHCN(50mL)中の懸濁液に窒素を通し、密封し、125℃で24時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)およびHO(100mL)に分配した。分離した水層をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の生成物を40〜80%EtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラム(240g)で精製して、所望のケトン(4.26g、63%)を固体として得た。MS: m/e 615.6 (M+H)+, 2.40分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 4.67 (d, J=2.3 Hz, 1H), 4.54 (dd, J=2.3, 1.5 Hz, 1H), 3.07 (dd, J=16.7, 11.7 Hz, 2H), 2.88-2.78 (m, 1H), 2.81 (s, 3H), 2.61-2.30 (m, 7H), 2.14-2.02 (m, 3H), 1.98-1.70 (m, 9H), 1.69-0.94 (m, 16H), 1.65 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 0.90 (s, 3H)
工程2:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9(5bH)−オン(4.26g、6.93mmol)のTHF(80mL)溶液に、−78℃でKHMDS(THF中1M)(10.39mL、10.39mmol)を添加した。得られた橙色スラリーを−78℃で20分撹拌した。1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(2.72g、7.62mmol)のTHF(20mL)溶液を添加した。得られた橙色反応混合物を−78℃で2時間撹拌した。飽和NHCl水溶液(100mL)で反応停止させた。分離した水層をEtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の生成物を40〜100%EtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラム(240g)で精製して、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート、(トリフラート2)(3.5g、68%)を固体として得た。MS: m/e 747.4 (M+H)+, 2.82分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.56 (dd, J=6.7, 1.9 Hz, 1H), 4.73 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.60 (dd, J=2.1, 1.4 Hz, 1H), 3.17-3.07 (m, 2H), 2.88-2.79 (m, 1H), 2.85 (s, 3H), 2.69-2.54 (m, 3H), 2.52-2.42 (m, 2H), 2.19-2.07 (m, 4H), 2.03-0.88 (m, 24H), 1.69 (s, 3H), 1.12 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.02 (s, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.91 (s, 3H). 19F NMR (376MHz, クロロホルム-d) δ -74.85 (s, 3F)
実施例1〜6の製造のための一般的スキーム番号1
実施例1
4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボン酸、TFAの製造
工程1:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(0.045g、0.269mmol)(Bioorg. Med. Chem. 2004, 12, 5719-5725に記載のとおり製造)のTHF(1.5mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で18.5時間加熱し、rtに冷却し、水(7mL)で希釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中10〜60%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(78.5mg、76%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e 578.3 (M+H)+, 2.74分(方法2)
工程2:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(0.078g、0.135mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.143g、0.675mmol)、ヨウ化カリウム(0.067g、0.405mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.095g、0.405mmol)(WO2002045652に記載のとおり製造)を添加した。混合物をアセトニトリル(1.25mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃で18.5時間加熱した。混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜55%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(77mg、77%収率)を透明薄膜として得た。LCMS: m/e 739.5 (M+H)+, 2.17分(方法1)
工程3:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(0.077g、0.104mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液に、NaOH(1N)(0.521mL、0.521mmol)を添加した。混合物を75℃で加熱した。3時間加熱後、混合物をrtに冷却し、メタノールおよびジオキサンで希釈し、分取HPLC(方法1、保持時間:10.3分)で精製して、4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボン酸、TFA(0.026g、30%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e 711.6 (M+H)+, 1.89分(方法1). 1H NMR (400 MHz, 酢酸d4) δ=5.28 (d, J=5.0 Hz, 1H), 4.80 (s, 1H), 4.70 (s, 1H), 3.46 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.31-3.01 (m, 11H), 2.91-2.82 (m, 1H), 1.72 (s, 3H), 1.22 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.91 (s, 6H), 2.35-0.85 (m, 34H)
実施例2および実施例3
3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボン酸、TFAの製造
工程1:エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル3−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(0.045g、0.269mmol)(J. Org. Chem. 1995, 60, 3518-3522に記載のとおり製造)のTHF(1.5mL)を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で19時間加熱し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題化合物(0.089g、86%収率)を灰白色泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.23 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.73 (d, J=2.3 Hz, 1H), 4.61 (dd, J=2.1, 1.4 Hz, 1H), 4.16-4.08 (m, 2H), 2.55 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 1.70 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.86 (s, 3H), 0.84 (s, 3H), 2.37-0.73 (m, 39H)
工程2:エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(0.078g、0.135mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.143g、0.675mmol)、ヨウ化カリウム(0.067g、0.405mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.095g、0.405mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(1.25mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃に加熱した。混合物を16時間加熱後、rtに冷却し、水(5mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題化合物(0.078g、0.106mmol、78%収率)を白色泡状物として得た。LCMS: m/e 739.8 (M+H)+, 2.25分(方法1)
工程3:エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(0.078g、0.106mmol)の1,4−ジオキサン(3mL)溶液に、NaOH(1N)(0.528mL、0.528mmol)を添加した。混合物を75℃で8時間加熱し、rtに冷却し、分取HPLC(方法2)で精製して、2種の異性体を得た。異性体1 保持時間=11.4分および異性体2=12.5分。異性体2を分取HPLCで再精製した(方法3、保持時間=16.9分)。(異性体1、白色固体、16.4mg、19%収率;異性体2、白色固体、17.6mg、20%収率)。
実施例2:エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(異性体1):LCMS: m/e: 711.6 (M+H)+, 1.87分(方法1). 1H NMR (500 MHz, 酢酸d4) δ=5.31 (d, J=5.7 Hz, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.48 (d, J=12.1 Hz, 1H), 3.34-3.01 (m, 11H), 2.91-2.83 (m, 1H), 2.41-2.32 (m, 1H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.09 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.93 (s, 6H), 2.30-0.77 (m, 33H)
実施例3:エチル3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキシレート(異性体2):LCMS: m/e: 711.6 (M+H)+, 1.96分(方法1)。H NMRは異性体1に極めて類似していたが、異性体2のみが、2.32〜2.41ppmの多重項のそれぞれ2.31〜2.40および2.70〜2.76ppm2個のピークへの分裂を示した(〜0.7:0.3比)。
実施例4
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタン酸、TFAの製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエートの製造
4−ペンテン酸メチル(0.031g、0.269mmol)のTHF(1.5mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で16時間加熱し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(0.072g、77%収率)を灰白色泡状物として得た。LCMS: m/e: 524.5 (M+H)+, 2.04分(方法1). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.23 (d, J=5.3 Hz, 1H), 4.73 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.62-4.59 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 2.55 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 2.33 (t, J=7.5 Hz, 2H), 2.09-1.92 (m, 4H), 1.70 (s, 3H), 1.07 (s, 3H), 0.97 (s, 6H), 0.89 (s, 3H), 0.83 (s, 3H), 1.78-0.80 (m, 26H)
工程2:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエートの製造
メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエート(0.07g、0.134mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.142g、0.668mmol)、ヨウ化カリウム(0.067g、0.401mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.094g、0.401mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(1.25mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃に加熱した。混合物を24時間加熱後、混合物をrtに冷却し、水(7mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×7mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(0.072g、0.105mmol、79%収率)を白色泡状物として得た。LCMS: m/e: 685.7 (M+H)+, 1.98分(方法1). 1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=5.22 (d, J=5.2 Hz, 1H), 4.71 (d, J=1.9 Hz, 1H), 4.60 (s, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.14-2.98 (m, 9H), 2.73-2.53 (m, 4H), 2.50-2.43 (m, 1H), 2.33 (t, J=7.5 Hz, 2H), 1.69 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 0.96 (s, 6H), 0.89 (s, 3H), 0.82 (s, 3H), 2.01-0.79 (m, 28H)
工程3:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエート(0.072g、0.105mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液に、NaOH(1N)(0.526mL、0.526mmol)を添加した。混合物を75℃で15時間加熱し、rtに冷却し、メタノールで希釈し、分取HPLC(方法2、保持時間=10.4分)で精製して、5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタン酸、TFA(0.055g、66%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 671.7 (M+H)+, 1.69分(方法1). 1H NMR (400 MHz, 酢酸d4) δ=5.30 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.51-3.43 (m, 1H), 3.34-3.01 (m, 11H), 2.92-2.81 (m, 1H), 2.39 (t, J=7.4 Hz, 2H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.09 (s, 3H), 1.01 (s, 3H), 0.94 (s, 3H), 0.91 (s, 3H), 2.28-0.88 (m, 28H)
実施例5
2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロン酸、TFAの製造
工程1:ジエチル2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロネートの製造
ジエチルアリルマロネート(0.053mL、0.269mmol)のTHF(1.5mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で16時間加熱し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(0.077g、70.4%収率)を灰白色泡状物として得た。LCMS: m/e: 610.6 (M+H)+, 2.09分(方法1). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.22 (d, J=5.0 Hz, 1H), 4.73 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.60 (dd, J=2.3, 1.3 Hz, 1H), 4.24-4.16 (m, 4H), 3.34 (t, J=7.5 Hz, 1H), 2.54 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 2.10-1.88 (m, 6H), 1.70 (s, 3H), 1.27 (t, J=7.2 Hz, 6H), 1.07 (s, 3H), 0.96 (s, 6H), 0.88 (s, 3H), 1.79-0.80 (m, 24H), 0.82 (s, 3H)
工程2:ジエチル2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロネートの製造
ジエチル2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロネート(0.075g、0.123mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.131g、0.615mmol)、ヨウ化カリウム(0.061g、0.369mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.086g、0.369mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(1.25mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃に加熱した。混合物を24時間加熱後、rtに冷却し、水(7mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×7mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題化合物(0.025g、0.032mmol、26.4%収率)を灰白色泡状物として得た。LCMS: m/e: 771.8 (M+H)+, 2.03分(方法1)
工程3:ジエチル2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロネート(0.025g、0.032mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液に、NaOH(1N)(0.162mL、0.162mmol)を添加した。混合物を75℃で15時間加熱し、rtに冷却し、メタノールで希釈し、分取HPLC(方法2、保持時間=8.96分)で精製して、2−(3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)プロピル)マロン酸、TFA(8.8mg、33%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 715.7 (M+H)+, 1.64分(方法1). 1H NMR (400 MHz, 酢酸d4) δ=5.29 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.80 (s, 1H), 4.70 (s, 1H), 3.53-3.41 (m, 2H), 3.34-3.00 (m, 11H), 2.90-2.80 (m, 1H), 1.72 (s, 3H), 1.22 (s, 3H), 1.08 (s, 3H), 1.00 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 0.90 (s, 3H), 2.27-0.86 (m, 28H)
実施例6
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸、TFAの製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエートの製造
3,3−ジメチル−4−ペンテン酸メチルエステル(0.042mL、0.269mmol)のTHF(1.5mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で16時間加熱し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜50%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(0.072g、0.130mmol、72.8%収率)を灰白色泡状物として得た。LCMS: m/e: 552 (M+H)+, 2.13分(方法1). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.24 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.73 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.63-4.58 (m, 1H), 3.65 (s, 3H), 2.55 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 2.23 (s, 2H), 2.10-1.88 (m, 4H), 1.70 (s, 3H), 1.07 (s, 3H), 1.02 (s, 6H), 0.98 (s, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.90 (s, 3H), 0.83 (s, 3H), 1.81-0.80 (m, 24H)
工程2:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエートの製造
メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエート(0.07g、0.127mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.135g、0.634mmol)、ヨウ化カリウム(0.063g、0.381mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.089g、0.381mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(1.25mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃に加熱した。15時間加熱後、混合物をrtに冷却し、水(7mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×7mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(52.4mg、58%収率)を淡黄色薄膜として得た。LCMS: m/e: 713.7 (M+H)+, 2.10分(方法1). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.24 (d, J=5.3 Hz, 1H), 4.71 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.62-4.55 (m, 1H), 3.65 (s, 3H), 3.14-2.98 (m, 8H), 2.73-2.53 (m, 4H), 2.50-2.42 (m, 1H), 2.23 (s, 2H), 1.69 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 1.02 (s, 6H), 0.98 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.90 (s, 3H), 0.82 (s, 3H), 2.01-0.80 (m, 27H)
工程3:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエート(0.052g、0.073mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液に、水酸化ナトリウム(1N)(0.365mL、0.365mmol)を添加した。混合物を75℃で21時間加熱し、rtに冷却した。反応が完了していなかったため、さらに0.2mLの1N NaOHを添加し、混合物を再び75℃で16時間加熱した。混合物をrtに冷却し、メタノールで希釈し、分取HPLC(方法2、保持時間=11.6分)で精製して、5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸、TFA(0.0346g、0.0425mmol、58%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 699.7 (M+H)+, 1.84分(方法1). 1H NMR (400 MHz, 酢酸d4) δ=5.29 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.52-3.44 (m, 1H), 3.34-3.01 (m, 11H), 2.91-2.81 (m, 1H), 2.29 (s, 2H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.09 (s, 3H), 1.06 (s, 6H), 1.02 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.91 (s, 3H), 2.26-0.88 (m, 26H)
ベンジル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートおよびtert−ペンチル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
工程1:8−エトキシ−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸の製造
1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−オン(1.0g、6.40mmol)のブロモホルム(6.15mL、64.0mmol)溶液を0℃に冷却した。この溶液に水酸化カリウム(2.87g、51.2mmol)のエタノール(20mL)溶液を1時間かけて滴下した。混合物をさらに22時間撹拌後、混合物を減圧下に濃縮し、6N HClをゆっくり添加することにより酸性にした。混合物を水(20mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を1,4−ジオキサン(30mL)に溶解し、NaOH(20%wt.)(12.80g、64.0mmol)を添加した。混合物を75℃で4時間加熱し、rtに冷却し、減圧下に濃縮した。混合物を水(30mL)で希釈し、ジクロロメタン(20mL)で洗浄した。分離した水層を1N HClの添加により酸性にし、酢酸エチル(4×30mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。生成物をさらに精製することなく次工程で使用した。LCMS: m/e: 229.2 (M-H)-, 0.94分(方法2).
工程2:1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸の製造
8−エトキシ−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸の1,4−ジオキサン(20mL)溶液にHCl(6N)(7.53mL、45.2mmol)を添加し、混合物をrtで16時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して、1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(0.777g、4.17mmol、2工程で65%収率)を赤色油状物として得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=3.59 (q, J=7.0 Hz, 2H), 2.66-2.55 (m, 2H), 2.42-2.33 (m, 4H), 2.24-2.15 (m, 2H), 1.31 (t, J=6.9 Hz, 3H)
工程3:ベンジル1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレートの製造
1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(0.777g、4.17mmol)のDMF(15mL)溶液に、炭酸カリウム(1.153g、8.35mmol)、続いて臭化ベンジル(0.546mL、4.59mmol)を添加した。混合物を60℃で18時間加熱し、rtに冷却した。混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。有機層を水(3×30mL)、次いで塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜25%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、ベンジル1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(0.9g、3.26mmol、78%収率)を淡黄色油状物として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=7.40-7.32 (m, 5H), 5.21 (s, 2H), 3.48 (q, J=6.9 Hz, 2H), 2.65-2.54 (m, 2H), 2.39-2.27 (m, 4H), 2.20-2.09 (m, 2H), 1.24 (t, J=7.0 Hz, 3H)
工程4:ベンジル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートおよびtert−ペンチル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(0.517g、1.448mmol)のトルエン(2mL)懸濁液にカリウム2−メチルブタン−2−オレート(0.882mL、1.520mmol)(参照J. Org. Chem. 1982, 47, 1845-1855)を添加した。黄色懸濁液をrtで30分撹拌し、溶液ofベンジル1−エトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(0.2g、0.724mmol)のトルエン(2mL)を添加した。黄色懸濁液を50℃で2時間加熱した。混合物をrtに冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜20%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、84mgの2個の表題化合物の混合物を透明油状物として得た(ベンジルエステル:tert−ペンチルエステル0.4:0.6比)。H NMR ベンジルエステル)(500 MHz, クロロホルム-d) δ=7.39-7.30 (m, 5H), 5.18 (s, 2H), 4.65 (s, 2H), 3.41 (q, J=7.1 Hz, 2H), 2.39-2.30 (m, 2H), 2.18-2.12 (m, 2H), 2.08-1.96 (m, 2H), 1.88-1.77 (m, 2H), 1.20 (t, J=6.9 Hz, 3H). 1H NMR (tert-ペンチルエステル)(500 MHz, クロロホルム-d) δ=4.65 (s, 2H), 3.45 (q, J=6.9 Hz, 2H), 2.39-2.29 (m, 2H), 2.19-2.12 (m, 2H), 2.08-1.96 (m, 2H), 1.88-1.76 (m, 4H), 1.44 (s, 6H), 1.24 (t, J=7.0 Hz, 3H), 0.90 (t, J=7.5 Hz, 3H)
ベンジル1−メトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートおよびtert−ペンチル1−メトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
工程1:メチル1−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレートおよび1−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸の溶液の製造
1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−オン(1.0g、6.40mmol)のブロモホルム(6.15mL、64.0mmol)溶液を0℃に冷却した。この溶液に水酸化カリウム(2.87g、51.2mmol)のメタノール(15mL)溶液を2.5時間かけて滴下した。混合物を23時間撹拌後、混合物を酢酸エチル(3×20mL)で抽出し、有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して、1.2gの粗製の黄色油状物を得て、これは静置により一部固化した。粗製の生成物の1,4−ジオキサン(25mL)溶液にHCl(6M)(9.25mL、55.5mmol)を添加し、混合物を23時間、rtで撹拌した。混合物を水(25mL)で希釈し、酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中25〜75%酢酸エチルの勾配および40gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2個の単離体を得た。単離体1(Rf=0.54、1:1酢酸エチル:ヘキサンと0.5%酢酸添加、Hanessian染色で染色)は、メチルエステル生成物に一致する明赤色油状物であった(0.463g、2.49mmol、2工程で39%)。単離体2(Rf=0.13、1:1酢酸エチル:ヘキサンと0.5%酢酸添加、Hanessian染色で染色)は、カルボン酸に一致する明赤色油状物であり(0.253g、1.47mmol、2工程で23%)、これはrtでの静置により固化した。1H NMR(単離体1)(500 MHz, クロロホルム-d) δ=3.80 (s, 3H), 3.37 (s, 3H), 2.63-2.53 (m, 2H), 2.37-2.29 (m, 4H), 2.18-2.09 (m, 2H). 1H NMR(単離体2)(500 MHz, クロロホルム-d) δ=11.00 (br. s., 1H), 3.41 (s, 3H), 2.62-2.52 (m, 2H), 2.39-2.31 (m, 4H), 2.21-2.13 (m, 2H)
工程2:ベンジル1−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレートの製造
1−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(0.253g、1.469mmol)を含むフラスコに、炭酸カリウム(0.406g、2.94mmol)を添加した。混合物をDMF(5mL)で希釈し、臭化ベンジル(0.192mL、1.616mmol)を添加した。混合物を60℃で15.5時間加熱し、rtに冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL)で抽出した。有機層を水で3回、次いで飽和NaCl水溶液で洗浄し、最後に硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題生成物(0.294g、1.12mmol、76%収率)を得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=7.41-7.31 (m, 5H), 5.23 (s, 2H), 3.35 (s, 3H), 2.62-2.53 (m, 2H), 2.37-2.28 (m, 4H), 2.19-2.10 (m, 2H)
工程3:tert−ペンチル1−メトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(0.425g、1.189mmol)のトルエン(2mL)懸濁液に、カリウム2−メチルブタン−2−オレート(0.725mL、1.249mmol)(参照J. Org. Chem. 1982, 47, 1845-1855)を添加した。黄色懸濁液をrtで30分撹拌し、ベンジル1−メトキシ−4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(0.156g、0.595mmol)のトルエン(2mL)溶液を添加した。黄色懸濁液を50℃で2時間加熱した。混合物をrtに冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜20%EtOAcの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題生成物(0.085g、0.354mmol、60%収率)を得た。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=4.67 (s, 2H), 3.32 (s, 3H), 2.38-2.28 (m, 2H), 2.21-2.12 (m, 2H), 2.04-1.97 (m, 2H), 1.87-1.78 (m, 4H), 1.47 (s, 6H), 0.93 (t, J=7.5 Hz, 3H)
実施例7
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタン酸、TFAの製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタノエートの製造
メチル2,2−ジメチルペント−4−エノエート(0.036g、0.251mmol)のTHF(1.5mL)溶液に、9−BBN(0.574mL、0.287mmol)を滴下した。混合物をrtで2時間撹拌した。混合物にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.448mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(1.5mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(7.38mg、8.96μmol)を添加した。混合物を85℃で17時間加熱し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜50%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(99mg、0.179mmol、100%収率)を無色透明のフィルム状物として得た。LCMS: m/e: 552.7 (M+H)+, 2.14分(方法1). 1H NMR (500 MHz, クロロホルム-d) δ=5.20 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.72 (d, J=1.9 Hz, 1H), 4.60 (dd, J=2.1, 1.3 Hz, 1H), 3.65 (s, 3H), 2.54 (td, J=10.9, 5.3 Hz, 1H), 1.69 (s, 3H), 1.17 (s, 6H), 1.07 (s, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.87 (s, 3H), 0.82 (s, 3H), 2.11-0.78 (m, 30H)
工程2:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタノエートの製造
メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタノエート(99mg、0.179mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(190mg、0.897mmol)、ヨウ化カリウム(89mg、0.538mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(126mg、0.538mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(2mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃で16時間加熱した。混合物をrtに冷却し、水(10mL)で希釈し、形成した固体を濾過により採取し、水で洗浄して、メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタノエート(0.093g、0.130mmol、72.7%収率)を黄褐色固体として得た。LCMS: m/e: 713.6 (M+H)+, 2.08分(方法1)
工程3:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタノエート(0.093g、0.130mmol)の1,4−ジオキサン(3mL)溶液に、NaOH(1N)(0.652mL、0.652mmol)を添加し、混合物を75℃で加熱した。混合物を42時間加熱後、さらに0.5mLのNaOHを混合物に添加し、再び75℃で加熱した。さらに23時間加熱後、混合物をrtに冷却し、分取HPLCで精製した(方法6、保持時間=8.6分)。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題化合物(0.032g、0.039mmol、30%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 699.6 (M+H)+, 1.86分(方法1). 1H NMR (500 MHz, 酢酸-d4) δ=5.28 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.49 (dt, J=12.7, 3.3 Hz, 1H), 3.33-3.00 (m, 11H), 2.89-2.81 (m, 1H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.20 (s, 6H), 1.09 (s, 3H), 1.00 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 0.91 (s, 3H), 2.27-0.87 (m, 28H)
実施例8
4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−エトキシシクロヘキサンカルボン酸の製造
工程1:tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−エトキシシクロヘキサンカルボキシレートおよびベンジル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−エトキシシクロヘキサンカルボキシレートの製造
ベンジル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートとtert−ペンチル1−エトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの混合物(84mg)(ベンジルエステル:tert−ペンチルエステル0.4:0.6比)のTHF(2mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.67mL、0.335mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.224mL、0.448mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.1g、0.179mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(11mg、0.013mmol)を添加した。混合物を85℃で18時間加熱し、rtに冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜60%EtOAcの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、83mgの表題化合物を得て、これを直接次工程での反応に使用した。LCMS: m/e: 664.8 (M+H)+, 2.52分; 684.7 (M+H)+, 2.43分 (方法1)
工程2:tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−エトキシシクロヘキサンカルボキシレートおよびベンジル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−エトキシシクロヘキサンカルボキシレートの製造
83mgの工程1で形成したエステル混合物を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.133g、0.625mmol)、ヨウ化カリウム(0.033g、0.200mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.088g、0.375mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(2mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃で17時間加熱した。混合物をrtに冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、93mgの表題化合物の混合物を得た。LCMS: m/e: 845.9 (M+H)+, 2.31分; 825.9 (M+H)+, 2.41分 (方法1)
工程3:工程2からの生成物の混合物(93mg)の1,4−ジオキサン(3mL)およびメタノール(1mL)溶液に、水酸化ナトリウム(1N)(0.563mL、0.563mmol)を、さらなる固形水酸化ナトリウム(0.045g、1.127mmol)と共に添加した。混合物を5日間加熱還流し、rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、1N HClを使用して酸性化した。形成した固体を濾過により採取し、ジオキサンおよびメタノールに溶解し、分取HPLCで精製して、表題化合物のTFA塩(12mg、0.014mmol)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 755.7 (M+H)+, 1.95分(方法1). 1H NMR (500 MHz, 酢酸-d4) δ=5.33-5.28 (m, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.53-3.41 (m, 3H), 3.33-3.11 (m, 9H), 3.10-3.02 (m, 2H), 2.87 (td, J=10.6, 5.0 Hz, 1H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.10 (s, 3H), 2.35-0.87 (m, 45H)
実施例9
4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−メトキシシクロヘキサンカルボン酸の製造
工程1:tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−メトキシシクロヘキサンカルボキシレートの製造
tert−ペンチル1−メトキシ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(0.075g、0.312mmol)のTHF(2mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.672mL、0.336mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(0.336mL、0.672mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.15g、0.269mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(0.011g、0.013mmol)を添加した。混合物を85℃で4時間加熱し、rtに冷却し、一夜撹拌した。混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(117mg、0.18mmol、67%)を灰白色固体として得た。LCMS: m/e: 650.8 (M+H)+, 2.35分(方法1)
工程2:tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−メトキシシクロヘキサンカルボキシレートの製造
tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(0.117g、0.180mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.191g、0.900mmol)、ヨウ化カリウム(0.05g、0.301mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド、HCl(0.126g、0.540mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(2mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃で16時間加熱した。混合物rtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜50%酢酸エチルの勾配および24gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、174mgの物質を得た。LCMS: m/e: 811.7 (M+H)+, 2.31分(方法1)
工程3:tert−ペンチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチル)−1−メトキシシクロヘキサンカルボキシレート(0.138g、0.170mmol)のジクロロメタン(3mL)溶液に、TFA(1.5mL、19.47mmol)を添加した。混合物をrtで30分撹拌し、減圧下に濃縮し、分取HPLCで精製した(方法6、保持時間=10.2分)。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮した。得られた物質を、分取HPLC(方法7、保持時間 11.2分)により2回目の精製をして、表題生成物のTFA塩(0.016g、0.017mmol、11%)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 741.8 (M+H)+, 1.83分(方法1). 1H NMR (500 MHz, 酢酸) δ=5.34-5.28 (m, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.50-3.44 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.32-3.02 (m, 11H), 2.91-2.83 (m, 1H), 1.73 (s, 3H), 1.23 (s, 3H), 1.10 (s, 3H), 2.35-0.86 (m, 42H)
実施例10
6−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ヘキサン酸の製造
工程1:メチル6−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ヘキサノエートの製造
メチルヘキサ−5−エノエート(21.4mg、0.167mmol)のTHF(3mL)溶液を、アルゴン下0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.356mL、0.178mmol)を滴下した。反応混合物をrtに温め、2時間撹拌した。リン酸三カリウム溶液(1M)(0.278mL、0.278mmol)を反応混合物に添加し、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(80mg、0.111mmol)のジオキサン(3.00mL)溶液を添加した。PdCl(dppf)・CHCl付加物(4.5mg、5.6μmol)を添加し、反応混合物を16時間、85℃で撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、水(10mL)で希釈した。水層を酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下に濃縮した。生成物をカラムシリカゲルクロマトグラフィー(0%→50%酢酸エチルのヘキサン溶液)で精製して、メチル6−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ヘキサノエート(48.2mg、62%収率)を得た。LC/MS: m/e 699.5 (M+H)+, 2.45分(方法3)
工程2:メチル6−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ヘキサノエート(48.2mg、0.069mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)およびエタノール(1mL)溶液に、NaOH(5N)(1mL)を添加した。反応混合物を16時間、100℃で加熱した。混合物を室温に冷却し、濃縮した。残渣をメタノールおよびジオキサンに溶解し、分取HPLC(方法9、t=7.32分)で精製して、6−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ヘキサン酸のTFA塩(20.2mg、35%収率)を白色固体として得た。LC/MS m/e 685.5 (M+H)+, 2.33分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.22 (d, J=5.0 Hz, 1H), 4.80 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.42 (d, J=11.5 Hz, 1H), 3.25-3.11 (m, 7H), 3.07 (br. s., 2H), 2.94-2.85 (m, J=10.3 Hz, 3H), 2.37 (td, J=7.6, 3.1 Hz, 2H), 2.27-0.83 (m, 30H), 1.71 (s, 3H), 1.19 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.91 (s, 3H), 0.85 (s, 3H)
実施例11
4−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ブタン酸
工程1:メチル4−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ブタノエートの製造
メチルブト−3−エノエート(16.7mg、0.167mmol)のTHF(3mL)溶液を、アルゴン下、0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(0.356mL、0.178mmol)を滴下した。反応混合物をrtに温め、2時間撹拌した。リン酸三カリウム溶液(1M)(59.0mg、0.278mmol)を反応混合物に添加し、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(80mg、0.111mmol)のジオキサン(3.00mL)溶液を添加した。PdCl(dppf)・CHCl付加物(4.5mg、5.6μmol)を添加し、反応混合物を16時間、85℃で撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、水(10mL)で希釈した。水層を酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下に濃縮した。生成物をカラムシリカゲルクロマトグラフィー(0%→50%酢酸エチルのヘキサン溶液)で精製して、メチル4−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ブタノエート(53mg、0.079mmol、71%収率)を得た。LC/MS: m/e 671.5 (M+H)+, 2.36分(方法3)
工程2:メチル4−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ブタノエート(53mg、0.079mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)およびエタノール(1mL)溶液に、NaOH(1N)(0.395mL、0.395mmol)を添加した。反応混合物を16時間、100℃で加熱した。混合物を室温に冷却し、濃縮した。残渣をメタノールおよびジオキサンに溶解し、分取HPLC(方法9、t=6.14)で精製して、4−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ブタン酸のTFA塩(18.7mg、25%収率)を白色固体として得た。LC/MS m/e 657.4 (M+H)+, 2.22分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.24 (d, J=5.3 Hz, 1H), 4.80 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.47-3.39 (m, J=12.0 Hz, 1H), 3.25-3.01 (m, 9H), 2.95-2.84 (m, 3H), 2.42-2.31 (m, 2H), 2.28-0.81 (m, 26H), 1.71 (s, 3H), 1.18 (s, 3H), 1.06 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 0.83 (s, 3H)
実施例12
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−N−ヒドロキシ−3,3−ジメチルペンタンアミド
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸(35mg、0.050mmol)のDCM(2mL)溶液を、HATU(28.6mg、0.075mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.026mL、0.150mmol)およびヒドロキシルアミン(1.8mg、0.055mmol)で処理した。反応混合物をrtで16時間撹拌した。混合物を濃縮し、粗製の生成物を分取HPLC(方法10)で精製して、5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−N−ヒドロキシ−3,3−ジメチルペンタンアミド(1.9mg、5%収率)を得た。LC/MS m/e 714.5 (M+H)+, 2.23分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ 10.29 (2, 1H), 5.20 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.69 (s, 1H), 4.55 (s, 1H), 3.14-3.01 (m, 4H), 2.98-2.84 (m, 4H), 2.65-2.55 (m, 3H), 2.50-2.44 (m, J=5.9 Hz, 1H), 2.40-2.31 (m, J=5.1 Hz, 1H), 1.97- 0.76 (m, 28H), 1.65 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.94 (s, 9H), 0.87 (s, 3H), 0.79 (s, 3H)
実施例13
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−N−メトキシ−3,3−ジメチルペンタンアミド
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸(30mg、0.043mmol)のDCM(2mL)溶液をHATU(24.5mg、0.064mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.022mL、0.129mmol)およびO−メチルヒドロキシルアミン、HCl(3.9mg、0.047mmol)で処理した。反応混合物をrtで16時間撹拌した。混合物を濃縮し、粗製の生成物を分取HPLC(方法11)で精製して、5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−N−メトキシ−3,3−ジメチルペンタンアミド(5.4mg、17%収率)を得た。LC/MS m/e 728.5 (M+H)+, 2.26分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ 10.89 (s, 1H), 5.20 (d, J=5.9 Hz, 1H), 4.69 (s, 1H), 4.55 (s, 1H), 3.56 (s, 3H), 3.12-3.02 (m, 4H), 2.99-2.87 (m, 4H), 2.64-2.55 (m, 3H), 2.49-2.45 (m, 1H), 2.40-2.33 (m, 1H), 1.96-0.76 (m, 28H), 1.65 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.94 (s, 6H), 0.93 (s, 3H), 0.87 (s, 3H), 0.78 (s, 3H)
実施例14
N−シアノ−5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタンアミド
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸(30mg、0.043mmol)のDMF(1mL)溶液をEDC(11.7mg、0.061mmol)およびHOBT(8.2mg、0.053mmol)で処理した。反応混合物をrtで1時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.013mL、0.073mmol)を反応混合物に添加し、10分撹拌後、シアナミド(1.0mg、0.024mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を濃縮し、粗製の生成物を分取HPLC(方法12)で精製して、N−シアノ−5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタンアミド(4.9mg、28%収率)を得た。LC/MS m/e 723.5 (M+H)+, 2.29分(方法3). 1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ 5.19 (d, J=5.9 Hz, 1H), 4.71 (s, 1H), 4.58 (s, 1H), 3.49 (t, J=4.8 Hz, 1H), 3.42 (t, J=5.5 Hz, 1H), 3.14-3.03 (m, 4H), 3.01-2.92 (m, 4H), 2.72-2.58 (m, 3H), 1.96-0.76 (m, 28H), 1.66 (s, 3H), 1.04 (s, 3H), 0.95 (s, 6H), 0.92 (s, 6H), 0.87 (s, 3H), 0.79 (s, 3H)
実施例15
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチル−N−(メチルスルホニル)ペンタンアミド
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタン酸(30mg、0.043mmol)のDCM(2mL)溶液を、HATU(28.6mg、0.075mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.026mL、0.150mmol)およびメタンスルホンアミド(5.3mg、0.055mmol)で処理した。反応混合物をrtで16時間撹拌した。混合物を濃縮し、粗製の生成物を分取HPLC(方法13)で精製して、5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチル−N−(メチルスルホニル)ペンタンアミド(9.1mg、23%収率)を得た。LC/MS m/e 776.5 (M+H)+, 2.34分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ 5.20 (d, J=5.1 Hz, 1H), 4.69 (s, 1H), 4.55 (br. s., 1H), 3.08 (br. s., 1H), 3.00-2.91 (m, 3H), 2.81 (d, J=2.6 Hz, 3H), 2.74 (s, 3H), 2.64-2.56 (m, 3H), 2.48 (d, J=5.5 Hz, 1H), 2.40-2.32 (m, 1H), 1.95-0.76 (m, 29H), 1.91 (s, 3H), 1.65 (s, 3H), 1.03 (s, 3H), 0.95 (s, 3H), 0.94 (s, 6H), 0.93 (s, 3H), 0.87 (s, 3H), 0.78 (s, 3H)
実施例16
5−((1S,3aS,5aR,5bR,7aS,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−1−イソプロピル−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチルイコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタン酸の製造
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタン酸(0.031g、0.046mmol)のエタノール(3mL)および1,4−ジオキサン(2mL)溶液を、50バールの水素および50℃に設定したH-Cubeシステムを使用して水素化した。反応を連続ループとして設定し、LC/MSでモニターした。7時間後、サンプルを取り、減圧下に濃縮した。再びエタノールおよび1,4−ジオキサンで希釈し、50バールおよび50℃のH-Cubeで、連続ループでさらに4時間進行させた。混合物を取り、減圧下に濃縮し、1,4−ジオキサンおよびエタノールに溶解し、分取HPLC(方法8、保持時間=10.6分)で精製して、表題生成物のTFA塩(11.8mg、0.0149mmol、32%)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 675.4 (M+H)+, 1.81分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (500 MHz, 酢酸) δ=3.45-3.38 (m, 1H), 3.32-3.01 (m, 11H), 2.44-2.32 (m, 2H), 1.21 (s, 3H), 1.07 (s, 3H), 2.19-0.73 (m, 45H), 0.70 (s, 3H)
実施例17
5−((1S,3aS,5aR,5bR,7aS,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−1−イソプロピル−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチルイコサヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタン酸の製造
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−2,2−ジメチルペンタン酸(0.021g、0.030mmol)のエタノール(3mL)および1,4−ジオキサン(2mL)溶液を、50バールの水素および50℃に設定したH-Cubeシステムを使用して水素化した。反応を連続ループとして設定し、LC/MSでモニターした。7時間後、サンプルを取った。LC/MSで反応が不完全であることが示されたため、混合物を再び、50バールの水素および50℃で、連続ループでH-Cubeシステムで進めた。6時間後、混合物をH-Cubeから取り、減圧下に濃縮し、1,4−ジオキサンおよびメタノールに溶解し、分取HPLC(方法8、保持時間=12.4分)で精製して、表題生成物のTFA塩(0.008g、0.0097mmol、32%)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 703.7 (M+H)+, 1.95分(イオン化ピーク, UVなし)(方法3). 1H NMR (500 MHz, 酢酸-d4) δ=3.45-3.39 (m, 1H), 3.33-3.04 (m, 11H), 1.07 (s, 3H), 2.20-0.72 (m, 54H), 0.69 (s, 3H)
実施例18
3,3−ジメチル−5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタン酸の製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエートの製造
3,3−ジメチル−4−ペンテン酸メチルエステル(1.275mL、8.07mmol)のTHF(20mL)溶液を0℃に冷却し、9−BBN(THF中0.5M)(17.21mL、8.61mmol)を滴下した。混合物を氷浴から離し、rtで2時間撹拌した。この溶液にリン酸カリウム塩溶液(1M)(6.72mL、13.45mmol)、続いて(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(3g、5.38mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)溶液、最後に1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロライド、トルエン(0.221g、0.269mmol)を添加した。混合物を15時間加熱還流し、rtに冷却し、水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。濾液をヘキサン中5〜65%酢酸エチルの勾配および120gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。生成物含有フラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題化合物(2.33g、4.22mmol、78%収率)を黄色泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ=5.24 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.73 (d, J=1.8 Hz, 1H), 4.60 (s, 1H), 3.65 (s, 3H), 2.55 (td, J=10.9, 5.1 Hz, 1H), 2.23 (s, 2H), 1.70 (s, 3H), 1.07 (s, 3H), 1.02 (s, 6H), 0.98 (s, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.89 (s, 3H), 0.83 (s, 3H), 2.12-0.79 (m, 28H)
工程2:メチル3,3−ジメチル−5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエートの製造
メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)−3,3−ジメチルペンタノエート(0.06g、0.109mmol)を含むフラスコに、リン酸カリウム塩(0.115g、0.544mmol)、ヨウ化カリウム(0.020g、0.120mmol)および1−(2−クロロエチル)−4−(メチルスルホニル)ピペリジン、HCl(WO2012106190に記載のとおり製造)(0.057g、0.217mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(3mL)で希釈し、窒素を通気し、3時間加熱還流した。混合物をrtに冷却し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中5〜85%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題生成物(0.043g、0.058mmol、53.4%収率)を淡黄色泡状物として得た。LCMS: m/e: 741.6 (M+H)+, 2.04分(方法3)
工程3:メチル3,3−ジメチル−5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタノエート(0.04g、0.054mmol)の1,4−ジオキサン(1mL)溶液に、水酸化ナトリウム(20%wt.)(0.216g、1.079mmol)を添加した。混合物を85℃で63時間加熱し、rtに冷却し、分取HPLCで精製した。目的生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、表題生成物のTFA塩(19.4mg、0.023mmol、43%収率)を白色固体として得た。LCMS: m/e: 727.7 (M+H)+, 1.85分(方法1). 1H NMR (500 MHz, 酢酸-d4) δ=5.28 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.83 (s, 1H), 4.72 (s, 1H), 3.89-3.66 (m, 6H), 3.45-3.37 (m, 1H), 3.30-3.19 (m, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.82-2.74 (m, 1H), 2.46-2.37 (m, 2H), 2.29 (s, 2H), 1.73 (s, 3H), 1.12 (s, 3H), 1.07 (s, 3H), 1.06 (s, 6H), 1.02 (s, 3H), 0.94 (s, 3H), 0.88 (s, 3H), 2.24-0.84 (m, 28H)
実施例19
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,13aR,13bR)−9−(2−カルボキシエチル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボン酸の製造
工程1:(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,13aR,13bR)−ベンジル9−((E)−3−エトキシ−3−オキソプロプ−1−エニル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボキシレートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,13aR,13bR)−ベンジル5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−9−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボキシレート(WO2011153315に記載のとおりに製造)(50mg、0.074mmol)、(E)−エチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アクリレート(66.8mg、0.295mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(8.54mg、0.0074mmol)および炭酸ナトリウム(39mg、0.369mmol)のDME(1mL)および水(1mL)中の混合物を100℃で1.5時間加熱した。反応混合物をrtに冷却し、酢酸エチル(3×5mL)で抽出した。抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の残渣を80〜100%酢酸エチル/ヘキサン勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(20mg、43%)を得た。LCMS: m/e 627.55 (M+H)+, 3.60分(方法6)
工程2:(E)−3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,13aR,13bR)−3a−(ベンジルオキシカルボニル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)アクリル酸の製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,13aR,13bR)−ベンジル9−((E)−3−エトキシ−3−オキソプロプ−1−エニル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−3a−カルボキシレート(20mg、0.032mmol)および10N 水酸化ナトリウム(0.032mL、0.319mmol)のジオキサン(0.5mL)および水(0.5mL)中の混合物を100℃で3時間加熱した。反応混合物を1N HClでpH6まで中和し、酢酸エチル(3×4mL)で抽出した。抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して、表題化合物(20mg、105%)。この物質をさらに精製することなく次工程で使用した。LCMS: m/e 597.68 (M-H)-, 2.50分(方法6)
工程3:(E)−3−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,13aR,13bR)−3a−(ベンジルオキシカルボニル)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)アクリル酸(20mg、0.033mmol)および10%Pd/C(25mg、0.023mmol)のMeOH(0.5mL)および酢酸エチル(1mL)中の混合物を水素バルーンと接続し、室温で5時間撹拌した。反応混合物を濾過してPd/Cを除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をDMFに溶解し、分取HPLCで精製して、所望の生成物(1.59mg、9%)を得た。LCMS: m/e 509.6 (M-H)-, 2.36分(方法6). 1H NMR (400 MHz, <DMSOmix>) δ 5.21 (d, J=5.0 Hz, 1H), 4.70 (br. s., 1H), 4.57 (br. s., 1H), 3.05-0.98 (m, 27H), 1.67 (s., 3H), 0.96 (s., 6H), 0.93 (s., 3H), 0.89 (s., 3H), 0.79 (s., 3H)
実施例A1
4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸、TFAの製造
工程1:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(0.030g、0.179mmol)を含むバイアルに、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(0.05g、0.090mmol)、トリフェニルホスフィン(2.351mg、8.96μmol)および酢酸パラジウム(II)(1.006mg、4.48μmol)を添加した。混合物をDMF(1mL)で希釈し、TEA(0.037mL、0.269mmol)を添加した。バイアルに窒素を通気し、密封し、75℃で21時間加熱した。混合物をrtに冷却し、水(3mL)で希釈し、ジクロロメタン(4×3mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘキサン中0〜75%酢酸エチルの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(0.015g、0.026mmol、29.1%収率)を透明薄膜として得た。LCMS: m/e: 576 (M+H)+, 2.26分(方法1)
工程2:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−アミノ−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレート(0.015g、0.026mmol)を含むシール可能なフラスコに、リン酸カリウム塩(0.028g、0.130mmol)、ヨウ化カリウム(0.013g、0.078mmol)および4−(2−クロロエチル)チオモルホリン1,1−ジオキシド(0.015g、0.078mmol)を添加した。混合物をアセトニトリル(1mL)で希釈し、窒素を通気し、密封し、100℃に加熱した。混合物を22時間加熱後、rtに冷却し、水(5mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×5mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の生成物をさらに精製することなく次工程で使用した。LCMS: m/e: 737.7 (M+H)+, 2.22分(方法1)
工程3:エチル4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレート(19.2mg、0.026mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)溶液に、NaOH(1N)(0.130mL、0.130mmol)を添加した。混合物を75℃で15時間温め、rtに冷却した。LC/MSが示すところによると、反応は進行中であるが、幾分かの出発物質がなお残っていた。さらに0.05mLの1N NaOHを添加し、混合物を75℃で加熱し、rtに冷却し、メタノールおよびジオキサンで希釈し、分取HPLC(方法5)で精製して、表題化合物(1.0mg、0.0012mmol、4.6%収率)を得た。1H NMR (400 MHz, 酢酸-d4) δ=5.85 (br. s., 1H), 5.20 (d, J=6.0 Hz, 1H), 4.83 (s, 1H), 4.72 (s, 1H), 3.49-3.44 (m, 1H), 3.38-3.05 (m, 11H), 3.00-2.91 (m, 1H), 2.83-2.74 (m, 1H), 2.62-2.51 (m, 1H), 1.74 (s, 3H), 1.25 (s, 3H), 1.10 (s, 3H), 1.02 (s, 3H), 0.98 (s, 3H), 0.93 (s, 3H), 2.39-0.85 (m, 29H)
実施例B1
4−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)安息香酸の製造
工程1:メチル4−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)ベンゾエートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(60mg、0.083mmol)、メチル4−ビニルベンゾエート(27.1mg、0.167mmol)およびPd(PPh)(1.929mg、1.669μmol)のDMF(0.5mL)懸濁液に、トリエチルアミン(0.035mL、0.250mmol)を添加した。混合物を−78℃に冷却し、3回排気/通気サイクルを実施し、続いてNパージした。フラスコを75℃の油浴に浸した。加熱により、反応混合物は黒色になった。混合物を2時間加熱後、混合物をrtに冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄した。有機層を採取し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒除去後、褐色油状残渣をヘキサン中0〜45%EtOAcの勾配および12gシリカゲルカラムを使用するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、表題化合物を白色固体として得た(35mg、57.4%収率)。LCMS: m/e 731.6 (M+H)+, 3.057分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 7.98 (d, J=8.3 Hz, 2H), 7.57-7.53 (m, 2H), 6.93 (d, J=15.8 Hz, 1H), 6.73 (d, J=15.8 Hz, 1H), 5.91 (d, J=4.8 Hz, 1H), 4.75 (d, J=2.0 Hz, 1H), 4.63 (br. s., 1H), 3.93-3.90 (m, 3H), 3.15-3.02 (m, 8H), 2.84-2.50 (m, 5H), 2.15 (dd, J=17.7, 6.7 Hz, 1H), 2.02-1.73 (m, 5H), 1.71 (s, 3H), 1.66-1.21 (m, 16H), 1.13 (s, 3H), 1.08 (br. s., 3H), 1.03 (s, 3H), 1.00 (s, 3H), 0.90-0.87 (m, 3H)
工程2:メチル4−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)ベンゾエート(35mg、0.048mmol)のジオキサン(2mL)およびMeOH(1mL)溶液に、1N NaOH(1mL、1mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。粗製の生成物を分取HPLC(方法4)で精製して、4−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)安息香酸を白色固体として得た(12mg、35.0%)。MS: m/e 717.5 (M+H)+, 2.798分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.08-7.95 (m, 2H), 7.47 (br. s., 2H), 6.98-6.83 (m, 1H), 6.77-6.64 (m, 1H), 5.87 (d, J=4.8 Hz, 1H), 4.72 (br. s., 1H), 4.61 (br. s., 1H), 3.27-3.06 (m, 8H), 2.95 (d, J=7.3 Hz, 2H), 2.86-2.62 (m, 3H), 2.23-2.00 (m, 3H), 1.98-1.79 (m, 4H), 1.73 (br. s., 3H), 1.66-1.50 (m, 5H), 1.48-1.18 (m, 10H), 1.11 (s, 3H), 1.09-1.05 (m, 3H), 1.03-0.96 (m, 6H), 0.76 (s, 3H)
実施例B2
1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造
工程1:エチル1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)シクロプロパンカルボキシレートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(50mg、0.070mmol)、エチル1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−ビニルシクロプロパンカルボキシレート(17.76mg、0.070mmol)およびN−シクロヘキシル−N−メチルシクロヘキサンアミン(0.018mL、0.083mmol)のジオキサン(1mL)中の混合物を、シール可能な耐圧チューブに入れ、Nで10分溶液をバブリングした。ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(0.355mg、0.695μmol)を反応混合物に添加し、チューブを密封し、110℃で4時間加熱した。Rtに冷却後、粗製の反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、フラッシュシリカゲルカラム(4g;ヘキサン中酢酸エチル0〜45%で溶出)を使用して精製して、表題化合物を黄色薄膜として得た(13mg、22.7%)。MS: m/e 824.55 (M+H)+, 2.625分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 7.23-5.36 (m, 2H), 5.27-5.12 (m, 1H), 4.72 (br. s., 1H), 4.61 (br. s., 1H), 4.26 (m, 2H), 3.24-2.92 (m, 8H), 2.72-2.45 (m, 5H), 2.32-1.76 (m, 11H), 1.68 (br. s., 3H), 1.53-0.74 (m, 42H)
工程2:エチル1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)シクロプロパンカルボキシレート(12mg、0.015mmol)のジオキサン(2mL)およびMeOH(1mL)溶液に、1N NaOH(1mL、1mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。粗製の生成物を分取HPLC(方法4)で精製して、1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)シクロプロパンカルボン酸を白色固体として得た(1mg、8.63%)。MS: m/e 796.55 (M+H)+, 2.57分(方法2). 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.37-5.41 (m, 2H), 5.36-5.10 (m, 1H), 4.73 (br. s., 1H), 4.57 (br. s., 1H), 3.19-2.97 (m, 8H), 2.80-2.62 (m, 4H), 2.58-2.41 (m, 1H), 2.36-1.78 (m, 7H), 1.72 (s, 3H), 1.69-1.21 (m, 25H), 1.16 (m,, 6H), 1.09-1.00 (m, 6H), 0.98-0.82 (m,6H)
実施例B3
1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸の製造
工程1:エチル1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレートの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(106mg、0.142mmol)、エチル1−フルオロ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(26.4mg、0.142mmol)(下記のとおり製造)およびN−シクロヘキシル−N−メチルシクロヘキサンアミン(0.036mL、0.170mmol)のジオキサン(1mL)の混合物を、シール可能な耐圧チューブに入れ、Nで10分溶液をバブリングした。ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(0.725mg、1.419μmol)を反応混合物に添加し、チューブを120℃で12時間加熱した。Rtに冷却後、反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルフラッシュカラム(12g;ヘキサン中酢酸エチルのf0〜50%勾配で溶出)上で分配して、表題化合物を白色固体として得た(93mg、84.0%)。MS: m/e 783.6 (M+H)+, 3.088分(方法2). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.70-5.34 (m, 1H), 5.20 (m, 1H), 4.72 (s, 1H), 4.59 (s, 1H), 4.30-4.20 (m, 2H), 3.21-3.03 (m, 1H), 2.86-2.81 (m, 3H), 2.77-2.39 (m, 9H), 2.20-1.73 (m, 17H), 1.69 (s, 3H), 1.64-1.16 (m, 20H), 1.10-1.04 (m, 6H), 1.01-0.93 (m, 6H), 0.91-0.81 (m, 3H). 19F NMR (376MHz, クロロホルム-d) δ -162.60--166.81 (m, 1F)
工程2:1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸を、エチル1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボキシレートを工程2における反応材として使用して、1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−((E)−2−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ビニル)シクロプロパンカルボン酸について上に記載した方法に従い製造した。反応粗製物を分取HPLC(方法4)で精製して、表題化合物を異性体混合物として20.7%の収率で得た。MS: m/e 755.5 (M+H)+, 2.610分(方法4). 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 5.95-5.35 (m, 1H), 5.32-5.12 (m, 1H), 4.79 (br. s., 1H), 4.71 (s, 1H), 3.25-3.04 (m, 5H), 2.96 (s, 3H), 2.90-1.81 (m, 24H), 1.76 (s, 3H), 1.73-1.27 (m, 15H), 1.22 (br. s., 3H), 1.13-1.08 (m, 3H), 1.07-0.91 (m, 6H), 0.90-0.83 (m, 3H); 19F NMR (376MHz, メタノール-d4) δ -154.27--167.89 (m, 1F)
エチル1−フルオロ−4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
工程1:エチル4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレートの製造
N−ブチルリチウム(21mL、52.5mmol)を、ジイソプロピルアミン(7.54mL、52.9mmol)のTHF(40mL)溶液に−78℃で10分かけて滴下した。得られた溶液を氷中で20分撹拌した。上記LDA溶液を臭化メチルトリフェニルホスホニウム(19g、53.2mmol)のTHF(100mL)懸濁液に、氷浴中、カニューレで移し、得られた混合物を氷浴中、40分撹拌した。エチル4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(7.5g、44.1mmol)のTHF(20mL)溶液をこの混合物に滴下した。反応混合物を18時間撹拌し、ヘキサンで希釈した。固体を濾取し、濾液を濃縮して、液体を得た。この粗製の生成物をシリカゲルパッド(〜2”、EtOAc/ヘキサン:0〜10%)のプラグを通して、表題化合物を透明液体(5.0g、68.8%収率)として得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 4.76-4.60 (m, 2H), 4.20-4.08 (m, 2H), 2.45 (tt, J=11.1, 3.6 Hz, 1H), 2.35 (dt, J=13.5, 3.5 Hz, 2H), 2.14-1.96 (m, 4H), 1.67-1.52 (m, 2H), 1.30-1.22 (m, 3H)
工程2:N−ブチルリチウム(8.2mL、13.12mmol)をジイソプロピルアミン(2.1mL、14.73mmol)のTHF(10mL)溶液に、−78℃で10分かけて滴下した。得られた溶液を氷浴中で20分撹拌した。得られたLDA溶液を−78℃に冷却した。エチル4−メチレンシクロヘキサンカルボキシレート(2g、11.89mmol)のTHF(5mL)溶液を−78℃に冷却し、5分かけてLDA溶液に添加した。得られた反応混合物を−78℃で0.5時間撹拌した。N−フルオロベンゼンスルホンアミド(4.2g、13.32mmol)のTHF(25mL)を5分かけて滴下した。反応混合物を氷浴中で撹拌し、ゆっくりrtにさせた。18時間後、EtOAcで希釈し、飽和NHCl水溶液(2×)、水および塩水で洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濃縮し、25gシリカゲルカートリッジで精製して、生成物を液体として得た(1.97g、81%収率)。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 4.74 (t, J=1.6 Hz, 2H), 4.25 (q, J=7.2 Hz, 2H), 2.51-2.35 (m, 2H), 2.31-2.22 (m, 2H), 2.18-2.06 (m, 2H), 2.05-1.80 (m, 2H), 1.37-1.24 (m, 3H)
実施例B4
3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロブタンカルボン酸の製造
工程1:3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロブタンカルボニトリルの製造
(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネート(60mg、0.080mmol)、3−メチレンシクロブタンカルボニトリル(7.48mg、0.080mmol)およびN−シクロヘキシル−N−メチルシクロヘキサンアミン(0.021mL、0.096mmol)のジオキサン(1mL)中の混合物をシール可能なチューブに入れ、Nで10分溶液をバブリングした。ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(1.231mg、2.410μmol)を反応混合物に添加し、チューブを120℃で12時間加熱した。Rtに冷却後、反応物をジエチルエーテルで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルフラッシュカラム(12g;ヘキサン中酢酸エチルの0〜50%勾配で溶出)で精製して、表題化合物を白色固体として得た(30mg、54.1%)。MS: m/e 690.5 (M+H)+, 2.618分(方法4). 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 5.81 (br. s., 1H), 5.27 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.72 (d, J=1.8 Hz, 1H), 4.59 (d, J=0.8 Hz, 1H), 3.28-2.98 (m, 5H), 2.91-2.76 (m, 4H), 2.72-2.52 (m, 4H), 2.50-2.36 (m, 2H), 2.32-1.74 (m, 13H), 1.70 (s, 3H), 1.68-1.12 (m, 16H), 1.09 (s, 3H), 1.04-0.99 (m, 3H), 0.96 (m, 3H), 0.92-0.79 (m, 6H)
工程2:3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロブタンカルボニトリル(30mg、0.043mmol)のエタノール(2mL)溶液に、水酸化カリウム(1mL、0.043mmol)を添加した。白色沈殿が形成された。76℃に温めた後、混合物は透明となった。反応溶液を76℃で7時間撹拌した。粗製の生成物をさらなる後処理なしに分取HPLC(方法4)で精製して、3−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロブタンカルボン酸を白色固体として得た(9mg、29.2%)。MS: m/e 709.55 (M+H)+, 2.54分(方法4). 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 5.72 (br. s., 1H), 5.38 (d, J=5.5 Hz, 1H), 4.78 (s, 1H), 4.68 (s, 1H), 3.28-2.75 (m, 14H), 2.96 (s, 3H), 2.65-2.52 (m, 1H), 2.42-2.27 (m, 1H), 2.23-1.80 (m, 11H), 1.75 (s, 3H), 1.69-1.27 (m, 14H), 1.22 (s, 3H), 1.10 (br. s., 3H), 1.01 (br. s., 3H), 0.96-0.93 (m, 3H), 0.90-0.87 (m, 3H)
実施例B5
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエン酸の製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエノエートの製造
表題化合物を、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートおよび(E)−メチルペンタ−2,4−ジエノエートを反応材として使用して、1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸の製造の工程1に記載した方法に従い製造した。粗製の物質をさらに精製することなく次工程で使用した。MS: m/e 681.5 (M+H)+, 2.52分(方法5)
工程2:5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−3a−((2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)エチル)アミノ)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエン酸を、対応する粗製の工程1の生成物を反応材として使用して、1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸の製造の工程2に記載した方法に従い製造した。表題化合物を2E,4E−および2E,4Z−2,4−ジエン酸異性体の混合物として得た(固体、11%)。MS: m/e 667.5 (M+H)+, 2.41分(方法5)。2E,4E異性体について、1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 7.40-7.26 (m, 1H), 6.54 (d, J=15.1 Hz, 1H), 6.18 (dd, J=15.3, 11.0 Hz, 1H), 5.88 (d, J=15.1 Hz, 1H), 5.65 (s., 1H), 4.80 (s, 1H), 4.66 (s, 1H), 3.22-2.63 (m, 12H), 2.21-0.81 (m, 23H), 1.71 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 1.01 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.91 (s, 3H), 0.71 (s, 3H)
実施例B6
5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエン酸の製造
工程1:メチル5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエノエートの製造
表題化合物を、(1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aR,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イルトリフルオロメタンスルホネートおよび(E)−メチルペンタ−2,4−ジエノエートを反応材として使用して、1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸の製造の工程1に記載した方法に従い製造した。粗製の物質を精製せずに使用した。MS: m/e 709.5 (M+H)+, 2.55分(方法5)
工程2:5−((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)ペンタ−2,4−ジエン酸を、対応する粗製の工程1の生成物を反応材として使用して、1−フルオロ−4−(((1R,3aS,5aR,5bR,7aR,11aS,11bR,13aR,13bR)−5a,5b,8,8,11a−ペンタメチル−3a−((2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)エチル)アミノ)−1−(プロプ−1−エン−2−イル)−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,11,11a,11b,12,13,13a,13b−オクタデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]クリセン−9−イル)メチレン)シクロヘキサンカルボン酸の製造の工程2に記載した方法に従い製造した。表題化合物を2E,4E−および2E,4Z−2,4−ジエン酸異性体の混合物として得た(固体、39%)。MS: m/e 695.5 (M+H)+, 2.38分(方法5). 2E,4E異性体について, 1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 7.35-7.24 (m, 1H), 6.50 (d, J=15.3 Hz, 1H), 6.16 (dd, J=15.2, 11.2 Hz, 1H), 5.89 (d, J=15.1 Hz, 1H), 5.60 (s, 1H), 4.82 (s, 1H), 4.66 (s, 1H), 3.38-2.52 (m, 12H), 2.87 (s, 3H), 2.33-0.83 (m, 24H), 1.71 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 0.99 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 0.89 (s, 3H), 0.68 (s, 3H)
実施例化合物の生物学データ
・“μM”はマイクロモル濃度を意味し;
・“mL”はミリリットルを意味し;
・“μl”はマイクロリットルを意味し;
・“mg”はミリグラムを意味し;
・“μg”はマイクログラムを意味する。
表1に記載する結果を得るために使用した材料および実験法を下に記載する
HIV細胞培養アッセイ − MT−2細胞および293T細胞を、NIH AIDS Research and Reference Reagent Programから得た。MT−2細胞を、10%熱不活化ウシ胎児血清、100μg/mlペニシリンGおよび100単位/mlまでのストレプトマイシンを添加したRPMI 1640培地で増殖させた。293T細胞を、10%熱不活化ウシ胎児血清(FBS)、100単位/mlペニシリンGおよび100μg/mlストレプトマイシンを添加したDMEMで増殖させた。NL4−3のプロウイルスDNAクローンは、NIH AIDS Research and Reference Reagent Programから得た。NL4−3からのnef遺伝子部分がウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子に置き換わっている組み換えNL4−3ウイルスを対照ウイルスとして使用した。さらに、残渣Gag P373をP373Sに変換した。簡単に述べると、組み換えウイルスを、改変されたNL4−3のプロウイルスクローンのトランスフェクションにより調製した。トランスフェクションは、Invitrogen(Carlsbad, CA)からのLipofectAMINE PLUSを、製造業者の指示に従い使用して293T細胞で行った。ウイルスを、マーカーとしてルシフェラーゼ酵素活性を使用してMT−2細胞中で力価測定した。ルシフェラーゼは、Promega(Madison, WI)からのDual Luciferaseキットを、製造業者のプロトコルを改変して使用して定量した。希釈したPassive Lysis溶液を再懸濁したLuciferase Assay Reagentおよび再懸濁したStop & Glo Substrateと予め混合した(2:1:1比)。50μLの混合物をアッセイプレートの各吸引したウェルに添加し、ルシフェラーゼ活性を直ちにWallac TriLux(Perkin-Elmer)で測定した。組み換えウイルスに対する阻害剤の抗ウイルス活性を、阻害剤の連続希釈存在下、NLRluc組み換え体で4〜5日間感染させた細胞におけるルシフェラーゼ活性の測定により定量した。化合物のEC50データを表1に示す。
前記は単なる説明であり、いかなる方法でも本発明の範囲または根底となる原則を限定すると解釈してはならない。事実、ここに示し、記載するものに加えて、本発明の種々の修飾が次の実施例および先の記載から当業者には明らかとなる。このような修飾は、添付する特許請求の範囲の範囲内に入ることも意図される。

Claims (13)

  1. 次のものからなる群から選択される、その薬学的に許容される塩を含む、化合物
    式I
    の化合物;
    式II
    の化合物;
    式III
    の化合物;および
    式IV
    の化合物;
    〔式中、Rはイソプロペニルまたはイソプロピルであり;
    JおよびEは独立して−Hまたは−CHであり、二重結合が存在するならばEは存在せず;
    Xは−C0−10アルキル、−C2−10アルケニル、−C4−10アルカジエニル、
    からなる群から選択され;
    ここで、GはC3−9シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、縮合二環ならびに
    からなる群から選択され;
    ここで、XはさらにAで置換されていてよく、Aは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択される少なくとも1個のメンバーであり;
    QおよびQは−ハロ、−OR、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−9シクロアルキル、−NR、−NHCOOR、−COORおよび−CONRからなる群から選択され;
    は−H、−C1−6アルキル、−アルキル置換C1−6アルキルまたは−アリール置換C1−6アルキルであり;
    Yは−COOR、−C(O)NRSO、−C(O)NHSONR、−NRSO、−SONR、−SONRC(O)R、−テトラゾール、−C(O)NHCNおよび−C(O)NHORからなる群から選択され、
    Wは存在しないか−CHまたは−COであり;
    は−C1−6アルキル、−アルキル置換−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキルまたはC1−6アルキル−C3−6シクロアルキルであり;
    は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−C(OR)−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−COR、−COCOR、−SO、−SONR
    からなる群から選択され、
    ただし、WがCOであるときRまたはRは−CORまたは−COCORであってはならず;
    ここで、Qはヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ハロゲン、−CF、−OR、−COOR、−NR、−CONR1011および−SOからなる群から選択され;
    は−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C1−6アルキル−NR、−COR10、−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択され;
    ただし、RまたはRの一方のみが−COR、−COCOR、−SOおよび−SONRからなる群から選択でき;
    またはWが存在しないかCHであるならば、RおよびRは隣接するNと一体となって
    を形成してよく;
    は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C3−6置換シクロアルキル−Q、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル置換アルキル−Q,−C3−6シクロアルキル−Q、アリール−Q、−NR1314および−OR15からなる群から選択され;
    ここで、Qはアリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−OR、−COOR、−NR、SO、−CONHSOおよび−CONHSONRからなる群から選択され;
    は−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
    およびRは独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、アリール、ヘテロアリール、置換アリール、置換ヘテロアリール、−C1−6アルキル−Qおよび−COORからなる群から選択され、
    およびRはまた独立して
    からなる群から選択でき、
    またはRおよびRは隣接するNと一体となって、
    からなる群から選択される環を形成し、
    ただし、RまたはRの一方のみが−COORであってよく;
    10およびR11は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C3−6シクロアルキルからなる群から選択され、
    またはR10およびR11は隣接するNと一体となって
    のような環を形成し;
    12は−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−OH;−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C3−6シクロアルキル、−COR、−COONR2223、−SORおよび−SONR2425からなる群から選択され;
    13およびR14は独立して−H、−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Q、C1−6置換アルキル−Qおよび
    からなる群から選択され、
    またはR13およびR14は隣接するNと一体となって、
    からなる群から選択される環を形成し;
    はヘテロアリール、置換ヘテロアリール、−NR2021、−CONR、−COOR、−ORおよび−SOからなる群から選択され;
    15は−C1−6アルキル、−C3−6シクロアルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6アルキル−C3−6シクロアルキル−Qおよび−C1−6置換アルキル−Qからなる群から選択され;
    16は−H、−C1−6アルキル、−NRおよび−COORからなる群から選択され;
    17は−H、−C1−6アルキル、−COORおよびアリールからなる群から選択され;
    18は−COORおよび−C1−6アルキル−COORからなる群から選択され;
    19は−H、−C1−6アルキル、−C1−6アルキル−Q、−COR、−COORからなる群から選択され、
    ここで、Qは−NRおよび−ORからなる群から選択され;
    20およびR21は独立して−H、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6置換アルキル−ORおよび−CORからなる群から選択され、
    またはR20およびR21は隣接するNと一体となって
    からなる群から選択される環を形成し、
    ただし、R20またはR21の一方のみが−CORであってよく;
    22およびR23は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキルおよび−C1−6シクロアルキルからなる群から選択され、
    またはR22およびR23は隣接するNと一体となって
    からなる群から選択される環を形成し;
    24およびR25は独立してH、−C1−6アルキル、−C1−6置換アルキル、−C1−6アルキル−Q、−C1−6シクロアルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選択され;
    はハロゲンおよびSOからなる群から選択される。〕。
  2. Yが−COORである、請求項1に記載の化合物。
  3. Yが−COOHである、請求項2に記載の化合物。
  4. がイソプロペニルである、請求項1に記載の化合物。
  5. Wが存在しない、請求項4に記載の化合物。
  6. 次のものからなる群から選択される、その薬学的に許容される塩を含む、化合物
  7. 請求項1に記載の化合物の1種以上の抗ウイルス有効量を、1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤と共に含む、医薬組成物。
  8. HIVによる感染の処置に有用であり、さらに抗ウイルス有効量の(a)AIDS抗ウイルス剤;(b)抗感染剤;(c)免疫調節剤;および(d)さらなるHIV進入阻害剤からなる群から選択されるAIDS処置剤を含む、請求項7に記載の医薬組成物。
  9. 哺乳動物に抗ウイルス有効量の請求項1の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤を投与することを含む、HIVウイルスに感染した哺乳動物の処置方法。
  10. 抗ウイルス有効量の請求項6に記載する化合物の1種以上を、1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤と共に含む、医薬組成物。
  11. HIVによる感染の処置に有用であり、さらに抗ウイルス有効量の(a)AIDS抗ウイルス剤;(b)抗感染剤;(c)免疫調節剤;および(d)さらなるHIV進入阻害剤からなる群から選択されるAIDS処置剤を含む、請求項10に記載の医薬組成物。
  12. 哺乳動物に抗ウイルス有効量の請求項6に記載の化合物および1種以上の薬学的に許容される担体、添加物または希釈剤を投与することを含む、HIVウイルスに感染した哺乳動物の処置方法。
  13. 式Iの化合物である、請求項1に記載の化合物。
JP2015558996A 2013-02-25 2014-02-21 C−3アルキルおよびアルケニル修飾ベツリン酸誘導体 Expired - Fee Related JP6186012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361768630P 2013-02-25 2013-02-25
US61/768,630 2013-02-25
PCT/US2014/017688 WO2014130810A1 (en) 2013-02-25 2014-02-21 C-3 alkyl and alkenyl modified betulinic acid derivatives useful in the treatment of hiv

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016509062A true JP2016509062A (ja) 2016-03-24
JP2016509062A5 JP2016509062A5 (ja) 2016-12-15
JP6186012B2 JP6186012B2 (ja) 2017-08-23

Family

ID=50288267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015558996A Expired - Fee Related JP6186012B2 (ja) 2013-02-25 2014-02-21 C−3アルキルおよびアルケニル修飾ベツリン酸誘導体

Country Status (15)

Country Link
US (1) US9249180B2 (ja)
EP (1) EP2958930A1 (ja)
JP (1) JP6186012B2 (ja)
KR (1) KR20150121712A (ja)
CN (1) CN105102468A (ja)
AR (1) AR094876A1 (ja)
AU (1) AU2014218754B2 (ja)
BR (1) BR112015019590A2 (ja)
CA (1) CA2902513A1 (ja)
EA (1) EA027861B1 (ja)
IL (1) IL240739A0 (ja)
MX (1) MX2015010354A (ja)
SG (1) SG11201506445PA (ja)
TW (1) TW201444862A (ja)
WO (1) WO2014130810A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016127074A1 (en) 2015-02-06 2016-08-11 Blueprint Medicines Corporation 2-(pyridin-3-yl)-pyrimidine derivatives as ret inhibitors
EP3283467A1 (en) * 2015-04-14 2018-02-21 VIIV Healthcare UK(No.4) Limited Methods of producing an hiv maturation inhibitor
SI3371171T1 (sl) 2015-11-02 2024-03-29 Blueprint Medicines Corporation Inhibitorji ret
AR107512A1 (es) * 2016-02-04 2018-05-09 VIIV HEALTHCARE UK Nº 5 LTD Triterpenoides modificados en c-3 y c-17 como inhibidores del vih-1
US10183928B2 (en) 2016-03-17 2019-01-22 Blueprint Medicines Corporation Inhibitors of RET
US10227329B2 (en) 2016-07-22 2019-03-12 Blueprint Medicines Corporation Compounds useful for treating disorders related to RET
WO2018022761A1 (en) 2016-07-27 2018-02-01 Blueprint Medicines Corporation Substituted cyclopentane-amides for treating disorders related to ret
WO2018044838A1 (en) * 2016-08-31 2018-03-08 Viiv Healthcare Company Combinations and uses and treatments thereof
CN106749486A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 沈阳化工大学 一种以乙二胺为连接臂的齐墩果酸衍生物及其应用
CA3075729A1 (en) 2017-09-14 2019-03-21 Phoenix Biotechnology, Inc. Use of oleandrin to treatn viral infection
MX2020002884A (es) 2017-09-14 2020-10-05 Phoenix Biotechnology Inc Método y composición neuroprotectora mejorada para tratar afecciones neurológicas.
PE20210096A1 (es) 2018-04-03 2021-01-12 Blueprint Medicines Corp Inhibidor de ret para uso en tratar cancer que tiene una alteracion de ret
AU2020222299C1 (en) 2019-02-11 2024-05-16 Hetero Labs Limited Novel triterpene derivatives as HIV inhibitors
CN111440151A (zh) * 2020-03-25 2020-07-24 魏威 制备抗肿瘤药普拉赛替尼的方法
CN111362923A (zh) * 2020-03-25 2020-07-03 魏威 制备ret抑制剂普拉塞替尼的方法、以及普拉塞替尼的中间体及其制备方法
EP4295854A3 (en) 2020-03-31 2024-04-03 Phoenix Biotechnology, Inc. Method and compositions for treating coronavirus infection
KR20220151038A (ko) 2020-03-31 2022-11-11 피닉스 바이오테크놀러지 인코포레이티드. 코로나바이러스 감염 예방를 위한 조성물
EP4157829A1 (en) 2020-05-29 2023-04-05 Blueprint Medicines Corporation Solid forms of pralsetinib

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011153315A1 (en) * 2010-06-04 2011-12-08 Bristol-Myers Squibb Company Modified c-3 betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors
WO2012106190A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-09 Bristol-Myers Squibb Company C-17 and c-3 modified triterpenoids with hiv maturation inhibitory activity
WO2012106188A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-09 Bristol-Myers Squibb Company C-28 amines of c-3 modified betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413999A (en) 1991-11-08 1995-05-09 Merck & Co., Inc. HIV protease inhibitors useful for the treatment of AIDS
US5679828A (en) 1995-06-05 1997-10-21 Biotech Research Labs, Inc. Betulinic acid and dihydrobetulinic acid derivatives and uses therefor
US6369101B1 (en) 1999-02-26 2002-04-09 Regents Of The University Of Minnesota Therapeutic method to treat herpes virus infection
US20020137755A1 (en) 2000-12-04 2002-09-26 Bilodeau Mark T. Tyrosine kinase inhibitors
US20040110785A1 (en) 2001-02-02 2004-06-10 Tao Wang Composition and antiviral activity of substituted azaindoleoxoacetic piperazine derivatives
US7365221B2 (en) 2002-09-26 2008-04-29 Panacos Pharmaceuticals, Inc. Monoacylated betulin and dihydrobetulin derivatives, preparation thereof and use thereof
US7745625B2 (en) 2004-03-15 2010-06-29 Bristol-Myers Squibb Company Prodrugs of piperazine and substituted piperidine antiviral agents
BRPI0508854A (pt) 2004-03-17 2007-08-28 Panacos Pharmaceuticals Inc sais farmacêuticos de ácido-3-o-(3',3'-dimetilsuccinil) betulìnico
TW200628161A (en) 2004-11-12 2006-08-16 Panacos Pharmaceuticals Inc Novel betulin derivatives, preparation thereof and use thereof
WO2008115281A2 (en) 2006-10-16 2008-09-25 Myriad Genetics, Inc. Compounds for treating viral infections
CA2714049A1 (en) 2008-02-14 2009-08-20 Virochem Pharma Inc. Novel 17.beta. lupane derivatives
US9067966B2 (en) 2009-07-14 2015-06-30 Hetero Research Foundation, Hetero Drugs Ltd. Lupeol-type triterpene derivatives as antivirals
RS54239B1 (sr) 2010-06-04 2015-12-31 Bristol-Myers Squibb Company C-28 amidi modifikovanih derivata c-3 betulinske kiseline kao inhibitori sazrevanja hiv-a
US8889854B2 (en) 2012-05-07 2014-11-18 Bristol-Myers Squibb Company C-17 bicyclic amines of triterpenoids with HIV maturation inhibitory activity

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011153315A1 (en) * 2010-06-04 2011-12-08 Bristol-Myers Squibb Company Modified c-3 betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors
WO2012106190A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-09 Bristol-Myers Squibb Company C-17 and c-3 modified triterpenoids with hiv maturation inhibitory activity
WO2012106188A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-09 Bristol-Myers Squibb Company C-28 amines of c-3 modified betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors

Also Published As

Publication number Publication date
MX2015010354A (es) 2015-10-09
EA201591545A1 (ru) 2015-12-30
KR20150121712A (ko) 2015-10-29
US9249180B2 (en) 2016-02-02
AR094876A1 (es) 2015-09-02
CN105102468A (zh) 2015-11-25
AU2014218754B2 (en) 2017-04-20
JP6186012B2 (ja) 2017-08-23
BR112015019590A2 (pt) 2017-07-18
SG11201506445PA (en) 2015-09-29
IL240739A0 (en) 2015-10-29
WO2014130810A1 (en) 2014-08-28
EP2958930A1 (en) 2015-12-30
AU2014218754A1 (en) 2015-10-15
US20140243298A1 (en) 2014-08-28
CA2902513A1 (en) 2014-08-28
EA027861B1 (ru) 2017-09-29
TW201444862A (zh) 2014-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6186012B2 (ja) C−3アルキルおよびアルケニル修飾ベツリン酸誘導体
JP6155285B2 (ja) Hiv成熟阻害活性のあるc−3シクロアルケニルトリテルペノイド
JP5752789B2 (ja) Hiv成熟阻害剤としての修飾c−3ベツリン酸誘導体
CA2801491C (en) C-28 amides of modified c-3 betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors
JP6212545B2 (ja) Hiv成熟阻害活性を有するc−17二環式アミンのトリテルペノイド
JP6186010B2 (ja) Hiv成熟阻害活性を有するc−19修飾トリテルペノイド類
CA2826257A1 (en) C-28 amines of c-3 modified betulinic acid derivatives as hiv maturation inhibitors
US10245275B2 (en) Triterpenoids with HIV maturation inhibitory activity
AU2015346303B2 (en) Oxolupene derivatives
US10047118B2 (en) C17-aryl substituted betulinic acid analogs
CA2967601A1 (en) Extended betulinic acid analogs

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6186012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees