JP2017002405A - 新規の蒸気空間防食組成物 - Google Patents

新規の蒸気空間防食組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2017002405A
JP2017002405A JP2016147459A JP2016147459A JP2017002405A JP 2017002405 A JP2017002405 A JP 2017002405A JP 2016147459 A JP2016147459 A JP 2016147459A JP 2016147459 A JP2016147459 A JP 2016147459A JP 2017002405 A JP2017002405 A JP 2017002405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor space
anticorrosive composition
space anticorrosive
composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016147459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6403723B2 (ja
Inventor
ディートル ハラルト
Dietl Harald
ディートル ハラルト
ニチュケ ウーヴェ
Nitzschke Uwe
ニチュケ ウーヴェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2017002405A publication Critical patent/JP2017002405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6403723B2 publication Critical patent/JP6403723B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/08Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
    • C23F11/10Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
    • C23F11/12Oxygen-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K5/00Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
    • C09K5/08Materials not undergoing a change of physical state when used
    • C09K5/10Liquid materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K5/00Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/02Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in air or gases by adding vapour phase inhibitors

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】腐食防止特性を有し、容易に取り扱うことができ、且つ、蒸気空間防食組成物を含む媒体の大半が排出または除去された後でも良好な腐食保護を提供する、蒸気空間防食組成物を提供する。【解決手段】少なくとも1つの腐食防止剤および少なくとも1つの増粘剤を含む蒸気空間防食組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも1つの腐食防止剤および少なくとも1つの増粘剤を含む蒸気空間防食組成物に関する。
さらには、少なくとも1つのヒマシ油エトキシ化物を含む蒸気空間防食組成物が見出された。
さらには、該蒸気空間防食組成物をエンジン慣らし運転(running−in)用組成物として、または冷媒中で用いる使用が見出された。
物体の防食保護は、常に注文の多い要求に合わせなければならない。同時に、腐食保護は多数の用途のために充分には解決されていない。特に、中空空間を有する物体の腐食保護は改善の必要がある。
物体が液体と接触する際、または液体が流出または除去される際に、特別な問題が起きる。後に、その物体は、多くの場合、保護されずに空気に晒され、そして腐食する。該腐食は多くの場合、当該物体中に残留し且つ腐食性雰囲気を形成し得る、液体残留物によって促進される。
このことはとりわけ、試験運転のためのエンジン慣らし運転組成物によって一時的に充填されたエンジンに当てはまる。冷媒は実際に、多くの場合、エンジン慣らし運転組成物として使用される。試験終了後、エンジン慣らし運転組成物は再度排出される。一般に、比較的少ない割合のエンジン慣らし運転組成物が系の中に残留する。これが、保護されないで腐食し得る蒸気空間内のエンジンの腐食を促進する。
欧州特許出願公開第1111092号明細書は、エンジンの慣らし運転相のための安息香酸塩を含む水性冷媒、および蒸気空間腐食防止剤としてのそれらの使用について記載している。
国際公開第2002/051957号は、1つまたはそれより多くのOH置換基を有することがあるC1〜C4−モノカルボン酸またはジカルボン酸のアンモニウム塩を含む水性冷媒、および蒸気空間腐食防止剤としてのそれらの使用について記載している。
欧州特許出願公開第1111092号明細書 国際公開第2002/051957号
本発明の課題は、腐食防止特性を有し、容易に取り扱うことができ、且つ、蒸気空間防食組成物を含む媒体の大半が排出または除去された後でも良好な腐食保護を提供する、蒸気空間防食組成物を提供することであった。
従って、我々は上述の蒸気空間防食組成物を見出した。蒸気空間防食組成物は、気相防食流体としても示される。
蒸気空間という用語は、液体上に位置するか、または液体を介して空間に物理的に接続されている、中空体内の空間に関する。
適した腐食防止剤は、物体の腐食を低減または完全に防ぐことができる全ての材料である。
本発明の蒸気空間防食組成物によって保護され得る適した物体は、完全または部分的に、腐食にさらされ得る任意の材料から製造されてよい。適した物体は、例えば金属、プラスチック、木、またはセルロースから製造されてよい。適した物体は、好ましくは完全または部分的に金属から製造される。多くの場合、適した物体が製造される金属は、鉄、鋼、アルミニウム、マグネシウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデンまたはタングステンを含む。特に適した物体は、鉄を含む金属から完全または部分的に製造される。
本発明の好ましい実施態様においては、適した物体は、液体で完全には満たされていない少なくとも1つの中空空間を有する。
特に好ましい実施態様においては、適した物体は、完全または部分的に金属表面を有する少なくとも1つの中空空間を有する。
適した腐食防止剤の1つの種類は、例えば安息香酸の塩である。アンモニウム塩、またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩が好ましい。ナトリウムまたはアンモニウム塩が特に好ましい。安息香酸のアニオンは、非置換または置換された安息香酸のものであってよい。安息香酸の芳香環上の置換基の例は、アルキル基、特にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、イソブチルである。それらの基は随意にさらに置換されていてよい。安息香酸は一置換であっても、または複数の置換基を有していてもよい。非置換の安息香酸または一置換の安息香酸が好ましい。
他の種類の適した腐食防止剤は、モノカルボン酸またはジカルボン酸のアンモニウム塩である。C1〜C12−モノカルボン酸またはジカルボン酸のアンモニウム塩が好ましい。C4〜C12−モノカルボン酸またはジカルボン酸の塩が特に好ましい。該モノカルボン酸またはジカルボン酸は、1つまたはそれより多くの置換基を含有できる。特に、それらは1つまたはそれより多くのOH基を有することができる。
さらなる種類の適した腐食防止剤は、好ましくは芳香族である、窒素複素環式化合物である。適した窒素複素環式化合物は、1つまたはそれより多くの置換基を有することができる。好ましい変化形においては、それらは他の芳香環と縮合している。好ましい窒素複素環式化合物は、例えばアゾールである。トリアゾールまたはチアゾールが特に好ましい。
適したアゾールの例は、ベンゾアゾールおよびトルアゾール(toluazole)である。適したトリアゾールの例は、ベンゾトリアゾールおよびトルトリアゾールである。適したチアゾールの例は、ベンゾチアゾールおよび2−メルカプトベンゾチアゾールである。
さらに適した腐食防止剤はリン酸塩である。それらは、リン酸の第一且つ一番先の塩である。適したリン酸塩は、例えば、リン酸水溶液のpHを塩基によって調節することによって形成される。原則的に、防食組成物中で可溶塩を形成する全ての塩基が、pHの調節のために適している。好ましい塩基は、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムである。使用中に、特に少ない石灰水が用いられる場合にとりわけ、リン酸塩が腐食防止剤として好ましい。
さらに適した腐食防止剤は、亜硝酸塩、例えば亜硝酸ナトリウムまたは亜硝酸カリウムである。リン酸塩は多くの場合、硝酸塩と組み合わされる。
水溶性の二級または三級アミンも同様に、腐食防止剤として適している。この種類の腐食防止剤の例は、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンである。
1つの実施態様においては、本発明による蒸気空間防食組成物は、他の成分を有する系において転相温度Tpを有する少なくとも1つの腐食防止剤を含む。これは、該成分が、転相温度より下では溶液で存在するが、しかし、転相温度より上では第二の液相を形成することを意味する。この転相温度は、蒸気空間防食組成物の加熱に際して濁りが現れる温度によって特徴付けられる。これは、曇り点とも称される。かかる腐食防止剤は、意外にも、改善された腐食保護を提供する。一般に、腐食防止剤は、転相温度が使用中に蒸気空間防食組成物が達する温度より下、またはそれにほぼ等しくなるように選択される。本発明による蒸気空間防食組成物がエンジン慣らし運転組成物として使用されるのであれば、適した転相温度は、例えば50〜100℃、好ましくは70〜90℃(各々の場合、DIN53917に準拠して測定)である。
水蒸気空間防食組成物中で転相温度を有する腐食防止剤の例は、例えば多価アルコールとカルボン酸とのエステルである。適した多価アルコールは、例えばジオール、トリオールまたはテトロールであり、それらは随意にアルコキシル化されていてよく、且つ、石油化学的にまたは再生可能な原材料に基づき製造され得る。適したエステルは一般に、10000g/mol以下、好ましくは5000g/mol未満且つ特に好ましくは2000g/mol未満のモル質量を有する。1つの実施態様においては、適したエステルは、まだエステル化されていないアルコールまたはカルボン酸基を有する。
さらに適した腐食防止剤は、脂肪アルコールのポリエーテルである。それらは、完全に石油化学的に、または完全または部分的に再生可能な原材料に基づいて製造され得る。一般に、それらはアルコキシレート、好ましくはエトキシレートである。本発明による蒸気空間防食組成物は、特に好ましくは、1モルあたり2〜200molのエチレンオキシドを含む脂肪アルコールのポリエーテルを含む。特に、脂肪アルコールのポリエーテルは、1モルあたり4〜100molのEO、または1モルあたり5〜60molのEOを含む。脂肪アルコールのポリエーテルは、エチレンオキシドの他にさらなる、アルキレンオキシド、例えばプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、またはスチレンオキシドも様々な量で含んでよい。一般に、脂肪アルコールの適したポリエーテルは、DIN53240に準拠して10〜500、好ましくは20〜200の水酸基価を有する。1つの実施態様においては、水酸基価は、30〜100、他の実施態様においては、110〜180である。
水蒸気空間防食組成物中で転相温度を有する好ましい腐食防止剤は、アルコキシル化されたヒマシ油である。これは好ましくはエトキシ化されている。本発明による蒸気空間防食組成物は、特に好ましくは、1モルあたり2〜200molのエチレンオキシド(EO)を含むエトキシ化ヒマシ油を含む。特にエトキシ化ヒマシ油は、1モルあたり4〜100molのEO、または1モルあたり5〜60molのEOを含む。アルコキシル化ヒマシ油は、エチレンオキシドの他に、さらなるアルキレンオキシド、例えばプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、またはスチレンオキシドも様々な量で含んでよい。水中での可溶度および転相温度は、ヒマシ油のアルコキシル化度および場合によっては様々なアルキレンオキシドの割合によって影響され得る。
本発明による蒸気空間防食組成物は多くの場合、pHを安定し、従って同様に腐食の防止に貢献する添加剤を含む。1つの実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、例えばホウ砂を含む。
本発明による蒸気空間防食組成物は、1つだけの腐食防止剤を含むこともできるが、しかしより多くの場合、様々な腐食防止剤の組み合わせを含む。
好ましい実施態様においては、トリアゾールを、脂肪族および/または芳香族のモノカルボン酸/ジカルボン酸またはそれらの誘導体およびホウ砂と組み合わせる。
他の実施態様においては、ベンゾエートおよびサリチレートをトリエタノールアミンと組み合わせる。
蒸気空間防食組成物内の少なくとも1つの腐食防止剤の割合は、広い限度内で変化できる。少なくとも1つの腐食防止剤の量を選択する際、とりわけ、腐食防止剤の種類、保護されるべき物体の特性、および特に蒸気空間防食組成物が使用される用途を考慮する必要がある。
本発明による蒸気空間防食組成物が冷媒またはエンジン慣らし運転組成物として使用される場合、該蒸気空間防食組成物は、使用中に、典型的には0.1〜10質量%の腐食防止剤を含む。0.2〜5質量%が好ましく、0.3〜1質量%が特に好ましい。1つの実施態様においては、0.25〜0.5質量%が存在し、他の実施態様においては、0.45〜0.8質量%である。
本発明の蒸気空間防食組成物を、著しく高い割合の腐食防止剤を有する濃縮物として提供し、且つ使用前に水または他の溶剤で希釈することも可能である。
本発明の蒸気空間防食組成物は、少なくとも1つの増粘剤を含む。増粘剤は一般に、液体の粘度を高める高分子量物質である。
一般に、適した増粘剤は、0.5質量%の濃度の水溶液として、20℃での粘度、少なくとも50mPas、好ましくは500mPas、特に好ましくは2000mPasおよび特に少なくとも5000mPas(動粘度、ASTM D 4016−08に記載のとおりに測定)を有する。本文書中における全ての粘度は、ASTM D 4016−08およびマニュアル「Viskositatsmessungen mit Brookfield, Brookfield Engineering Labs. Vertriebs GmbH 9/99」に準拠して測定される。ASTM D 401 6−08は、化学グラウトの粘度を測定する方法を記載しており、それが当該蒸気空間防食組成物に適用される。本発明の文脈において実験的に測定された粘度は、全てBrookfield LV DV III+小さな試料アダプタおよびSC4−34タイプの主軸を有する器具において測定された。しかしながら、0.5質量%の濃度の水溶液の粘度は、典型的には50000mPas以下である。
本発明による蒸気空間防食組成物は、例えば、1つまたはそれより多くの天然増粘剤、または好ましくは1つまたはそれより多くの合成増粘剤、またはそれらの混合物を含むことができる。
増粘剤の選択は、用途、所望の粘度範囲、使用温度、および増粘されるべき溶剤に依存する。増粘剤の種類は、該増粘剤系が腐食防止剤、保護されるべき物体または存在する任意の他の成分と不所望の相互作用をしない限り、本発明の実施にとって重要ではない。
適した増粘剤の例は、例えば、Kittel、Lehrbuch der Lacke und Beschichtungen、第4巻、第2版、2007、285〜316ページ内に記載されている。
天然増粘剤は、天然生成物である増粘剤であるか、または、天然生成物のワークアップ、例えば精製作業、特に抽出によって得られてもよい。無機の天然増粘剤の例は層状シリケート、例えばベントナイトである。有機の天然増粘剤の例は、好ましくはタンパク質、例えばカゼイン、または好ましくはポリサッカリドである。特に好ましい天然増粘剤は、寒天、カラゲニン、アラビアゴム、アルギン酸塩、例えばアルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カルシウム、およびプロピレングリコールアルギネート、ペクチン、ポリオース、イナゴマメゴム(カルビン)およびデキストリンの中から選択される。
好ましくは、合成増粘剤を使用する。
適した合成増粘剤は、例えば、酢酸ビニルの部分的に加水分解されたポリマーおよびコポリマーである。それらは好ましくは70〜97%の加水分解度を有する。部分的に加水分解されたポリビニルアルコールおよびポリビニルアルコールそれ自体も特に好ましい。
本発明の目的では、増粘剤としての酢酸ビニルのコポリマーは、特に、完全または部分的に加水分解されたビニルアルコールコポリマー、特にアルキルビニルエステルおよび酢酸ビニルの完全に加水分解されたコポリマーであって、アルキルビニルエステルの割合が好ましくは5〜20mol%であるもの、非常に特に好ましくはアルキル酢酸ビニルおよび酢酸ビニルのコポリマーである。さらに可能な増粘剤は、N−ビニルピロリドンのホモポリマーおよびコポリマーである。
さらに適した増粘剤は、アクリル酸およびメタクリル酸およびそれらの塩のホモポリマーおよびコポリマー、アクリル酸またはメタクリル酸のエステル、アクリルアミド、ビニルピロリドン、アルキレンオキシド、例えばポリエチレンオキシド、スチレン−マレイン酸無水物コポリマーおよびそれらの塩である。
好ましい合成増粘剤は、アクリル酸を含むホモポリマーおよびコポリマーである。かかるポリマーは、本特許出願においてポリアクリレートとも称される。
一般に、適したポリアクリレートは弱く架橋されている。
特に好ましい増粘剤は、アクリル酸およびアクリルアミドを含むポリアクリレートである。
非常に特に好ましい合成増粘剤は、85〜95質量%のアクリル酸、4〜14質量%のアクリルアミド、および0.01〜1質量%の、式
Figure 2017002405
[式中、R4は同一または異なっていてよく、且つ、それぞれメチルまたは水素であってよい]
の(メタ)アクリルアミド誘導体を含むコポリマーの中から選択される。
適した合成増粘剤は一般に、50000〜3000000g/mol、好ましくは100000〜2000000g/mol、特に好ましくは200000〜1000000g/molの範囲の分子量Mを有する(測定: ポリスチレンを標準として使用したゲル透過クロマトグラフィー)。
ニート形態の適した増粘剤は、一般に固体である。しかしながら、それらを例えば水中の溶液としてまたは分散液として使用することができる。
使用される増粘剤が、室温で蒸気空間防食組成物の他の成分中に完全に溶解する必要はない。本発明の蒸気空間防食組成物は、それらが複数の相を有する場合にも有効である。
しかしながら、使用される増粘剤について、蒸気空間防食組成物中に容易に攪拌して入れられ得ることが有利である。該増粘剤は多くの場合、わずかに酸性のpH、例えばpH3〜4で攪拌して入れられる。
さらには、会合性増粘剤が増粘剤として適している。会合性増粘剤は、親水性基だけでなく、疎水性の末端基または側基も分子中に含む。会合性増粘剤は、界面活性特性を有し、且つ一般に、ミセルを形成することができる。適した会合性増粘剤は、例えば、疎水性に変性されたポリアクリレート、疎水性に変性されたセルロースエーテル、疎水性に変性されたポリアクリルアミド、疎水性に変性されたポリエーテル、またはウレタン基を介して結合され且つ少なくとも2つの末端の疎水性分子基でキャップされた、親水性の比較的高分子量のポリエーテル部分を含む会合性ポリウレタン増粘剤である。
好ましい種類の増粘剤は、少なくとも1つのポリアクリレートを少なくとも1つの界面活性剤と共に含む系である。かかる増粘剤のために適したポリアクリレートは、上記に開示されるポリアクリレートに相応する。
界面活性剤として、アニオン性、カチオン性および非イオン性界面活性剤を使用することが可能である。しかしながら、非イオン性界面活性剤が好ましい。
特に適した非イオン性界面活性剤は、ポリエーテルに基づく。
混合されていないポリアルキレンオキシドの他に、好ましくはC2〜C4−アルキレンオキシドおよびフェニル置換C2〜C4−アルキレンオキシド、特にポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、およびポリ(フェニルエチレンオキシド)、ブロックコポリマー、特に、ポリプロピレンオキシドおよびポリエチレンオキシドブロックまたはポリ(フェニルエチレンオキシド)およびポリエチレンオキシドブロックを含むポリマー、およびそれらのアルキレンオキシドのランダムコポリマーもここで特に適している。
それらのポリアルキレンオキシドを、アルキレンオキシドを開始剤分子、例えば飽和または不飽和の脂肪族および芳香族アルコール、飽和または不飽和の脂肪族および芳香族アミン、飽和または不飽和の脂肪族カルボン酸およびカルボキシアミドに重付加することによって調製できる。通常、開始剤分子1モルあたり、1〜300mol、好ましくは3〜150molのアルキレンオキシドを使用する。
適した脂肪族アルコールは一般に、6〜26個の炭素原子、好ましくは8〜18個の炭素原子を有し、且つ、分枝していない構造、分枝構造または環式構造を有していてよい。挙げられる例は、オクタノール、ノナノール、デカノール、イソデカノール、ウンデカノール、ドデカノール、2−ブチルオクタノール、トリデカノール、イソトリデカノール、テトラデカノール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール (セチルアルコール)、2−ヘキシルデカノール、ヘプタデカノール、オクタデカノール (ステアリルアルコール)、2−ヘプチルウンデカノール、2−オクチルデカノール、2−ノニルトリデカノール、2−デシルテトラデカノール、オレイルアルコールおよび9−オクタデセノール、およびそれらのアルコールの混合物、例えばC8/C10−、C13/C15−、およびC16/C18−アルコール、およびシクロペンタノールおよびシクロヘキサノールである。脂肪分離および天然の原材料からの還元によって得られた飽和および不飽和の脂肪アルコール、およびオキソ法からの合成の脂肪アルコールが特に興味深い。それらのアルコールのアルキレンにオキシド付加物は通常、200〜5000の平均分子量Mnを有する。
上述の芳香族アルコールの例として、非置換のフェノールおよびα−およびβ−ナフタノールだけではなく、アルキル置換された生成物、特にC1〜C12−アルキル、好ましくはC4〜C12−またはC1〜C4−アルキルによって置換されたもの、例えばヘキシルフェノール、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、イソノニルフェノール、ウンデシルフェノール、ドデシルフェノール、ジブチルフェノールおよびトリブチルフェノールおよびジノニルフェノール、およびビスフェノールAおよびそれとスチレンとの反応生成物、特にオルト位において2つのOH基に関して合計4つのフェニル−1−エチル基によって置換されたビスフェノールAも挙げることができる。
適した脂肪族アミンは、上述の脂肪族アルコールに相応する。好ましくは14〜20個の炭素原子を有する飽和および不飽和脂肪アミンも、ここで特に重要である。芳香族アミンの例は、アニリンおよびその誘導体である。
適した脂肪族カルボン酸は、特に、好ましくは14〜20個の炭素原子を含む飽和および不飽和脂肪酸、および水素化された、部分的に水素化された、および水素化されていない樹脂酸、および、多塩基のカルボン酸、例えばジカルボン酸、例えばマレイン酸である。
適したカルボキサミドは、それらのカルボン酸から誘導される。
一官能価のアミンおよびアルコールのアルキレンオキシド付加物の他に、少なくとも二官能価のアミンおよびアルコールのアルキレンオキシド付加物が非常に特に興味深い。
少なくとも二官能価のアミンとして、特に式H2N−(R1−NR2n−H (R1: C2〜C6−アルキレン; R2: 水素またはC1〜C6−アルキル; n: 1〜5)に相応する二官能価から五官能価のアミンが好ましい。特定の例は、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、1,3−プロピレンジアミン、ジプロピレントリアミン、3−アミノ−1−エチレンアミノプロパン、ヘキサメチレンジアミン、ジヘキサメチレントリアミン、1,6−ビス(3−アミノプロピルアミノ)ヘキサンおよびN−メチルジプロピレントリアミンであり、ヘキサメチレンジアミンおよびジエチレントリアミンが特に好ましく、且つ、エチレンジアミンが非常に特に好ましい。
それらのアミンは好ましくはまずプロピレンオキシドと反応し、次にエチレンオキシドと反応する。ブロックコポリマーのエチレンオキシド含有率は通常、約10〜90質量%である。
多官能価アミンに基づくブロックコポリマーは、一般に、1000〜40000、好ましくは1500〜30000の平均分子量Mnを有する。
二官能価から五官能価のアルコールが、少なくとも二官能価のアルコールとして好ましい。挙げられ得る例は、C2〜C6−アルキレングリコールおよび相応のジアルキレンおよびポリアルキレングリコール、例えばエチレングリコール、1,2−および1,3−プロピレングリコール、1,2−および1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコールおよびポリエチレングリコール、グリセロールおよびペンタエリトリトールであり、エチレングリコールおよびポリエチレングリコールが特に好ましく、且つプロピレングリコールおよびジプロピレングリコールが非常に特に好ましい。
少なくとも二官能価のアルコールの特に好ましいアルキレンオキシド付加物は、中心のポリプロピレンオキシドブロックを有する、即ち、プロプレングリコールまたはポリプロピレングリコールから誘導され、それは最初にさらなるプロピレンオキシドと反応し、その後、エチレンオキシドと反応する。ブロックコポリマーのエチレンオキシド含有率は通常、10〜90質量%である。
多価アルコールに基づくブロックコポリマーは、一般に、1000〜20000、好ましくは1000〜15000の平均分子量Mnを有する。
かかるアルキレンオキシドブロックコポリマーは公知であり、且つ例えば名称Tetronic(登録商標)、Pluronic(登録商標)およびPluriol(登録商標) (BASF)、およびAtlas(登録商標) (Uniquema)として市販である。
当然、複数の界面活性剤の混合物を使用することも可能である。
非常にわずかな発泡性を示す界面活性剤が好ましく選択される。
強い発泡性を示す界面活性剤が使用される場合、それは可能ではあるが、しかし、消泡剤を使用することによってこの特性に対抗することはあまり好ましくない。
界面活性剤およびポリアクリレートは系として見られるべきである。これは、非ニュートン特性をもたらすことがある相互作用を受ける。特定の限度内で、界面活性剤およびポリアクリレートを補充または互いに置き換えることができる。
ポリアクリレート/界面活性剤増粘剤系中で使用されるポリアクリレートの量は、用途に依存する。本発明の蒸気空間防食組成物がエンジン慣らし運転組成物として使用される場合、蒸気空間防食組成物は一般に、0.0001〜0.3質量%、好ましくは0.001〜0.2質量%、特に好ましくは0.003〜0.15質量%、特に0.004〜0.03質量%および非常に特に好ましくは0.005〜0.015質量%のポリアクリレートを含む。
一般に、蒸気空間防食組成物は、界面活性剤より多くの質量部のポリアクリレートを含む。界面活性剤対ポリアクリレートの質量比は1:1であることが可能であるが、しかし、典型的には1:2〜1:100である。1つの実施態様においては、前記の比が1:5〜1:40、および他の実施態様においては1:50〜1:80である。
それらの用途に依存して、本発明による蒸気空間防食組成物は、さらなる成分を含むことができる。例えばそれらは消泡剤、染料またはマーカーであってよい。
適した増粘剤は多くの場合、完全に水分散性または水溶性の化合物である。
本発明によれば、1つだけの種類の増粘剤または様々な増粘剤の混合物を使用することが可能である。
使用される増粘剤の量は、用途に依存する。蒸気空間防食組成物がエンジン慣らし運転組成物として使用される場合、該蒸気空間防食組成物は一般に、0.0001〜0.3質量%、好ましくは0.001〜0.2質量%、特に好ましくは0.003〜0.15質量%、特に0.004〜0.03質量%および非常に特に好ましくは0.005〜0.015質量%の増粘剤を含む。
本発明による蒸気空間防食組成物は、例えば、5〜2000mPas、好ましくは10〜1000mPas、特に好ましくは≧25〜750mPasの粘度を有する(ASTM D 4016−08において特定されるとおり、温度0℃で測定)。いくつかの実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、50〜500mPasの粘度を有する。
本発明の1つの実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、非ニュートン特性を有する。非ニュートン液体は、一定の温度で、異なる剪断応力で異なる粘度を有する。例えば、ASTM D 4016−08内に特定されるとおりに測定される動粘度は、異なる主軸速度で少なくとも20%だけ異なり得る。この現象は、擬似塑性とも称される。
非ニュートン特性を有する本発明による蒸気空間防食組成物は、一般に、0℃で、1分あたり12の主軸回転数に相応する剪断応力で、5〜1000mPasの粘度を有する。動粘度は好ましくは10〜500mPas、特に好ましくは20〜400mPasである。(動粘度はASTM D 4016−08内に特定されるとおり、Brookfield LV DV III+小さい試料アダプタおよびSC4−34タイプの主軸を備えた粘度計にて測定)。
高い剪断応力での非ニュートン特性を有する蒸気空間防食組成物の動粘度は、低い剪断応力でのものを下回る。例えば、ASTM D 4016−08に類似する方法によってブルックフィールド粘度計において、1分あたり30回転の攪拌機速度で測定された動粘度は、12rpmの攪拌機速度で、それ以外は同一の周囲条件でのものより少なくとも5%下であり得る。言及されるより高い剪断応力での粘度は、低い剪断応力でのものより好ましくは少なくとも10%、特に好ましくは少なくとも20%、特に少なくとも50%下である。
0℃、且つ12〜30の主軸回転数に相応するエネルギー入力で(Brookfield LV DV III + 小さな試料アダプタおよびSC4−34タイプの主軸を備えた粘度計、ASTM D 4016−08に類似)、粘度の違いは一般に、少なくとも1mPas、好ましくは少なくとも2mPas、特に好ましくは少なくとも5mPas、および特に少なくとも10mPasである。1つの実施態様において、粘度の違いは少なくとも15mPasである。
異なる剪断応力での粘度の差はとりわけ、温度に依存し、且つ、粘度が測定された2つの剪断速度に依存する。一般に、粘度の差が大きければ、剪断応力の差も大きい。
1つの実施態様において、非ニュートン特性を有する増粘剤は、少なくとも1つのポリアクリレートおよび少なくとも1つの界面活性剤を含む。
挙げられた成分は、多くの場合、1つまたはそれより多くの溶剤、例えば水、アルコール、グリコール、ポリアルキレングリコール内に溶解または分散される。多くの場合、それらの溶剤が蒸気空間防食組成物の質量の大部分を構成する。
特に、本発明の蒸気空間防食組成物が冷媒として、またはエンジン慣らし運転組成物として使用される場合、それらは多くの割合の水、グリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、モノアルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、tert−ブタノール、イソブタノール、n−ブタノール、ペンタノール、ポリアルキレングリコール、例えばポリエチレングリコール(随意に1つの末端でエーテル化されていてよい)を含有する。
水および/またはアルコールの全部または一部を、使用の直前にのみ混合物に添加することが可能である。この場合、より高いオーダーの質量割合の腐食防止剤および増粘剤を自然に有し得る濃縮物が予め存在する。
本発明の蒸気空間防食組成物が水を含む場合、これは中性、酸性、または塩基性のpHを有することができる。混合物のpHは、多くの場合、最終的にわずかに塩基性の値に設定される。典型的な蒸気空間防食組成物は、7〜10、好ましくは7.5〜9.5、特に好ましくは8〜9のpHを有する。
本発明の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物はチキソトロープ性を有する、即ち、それらの粘度は剪断応力の印加の間に変化する。例えば、蒸気空間防食組成物の粘度について、剪断応力下でしばらく、例えば数秒から数分後にのみ減少することが可能である。
本発明の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物が、0〜4質量%のトリアゾール、例えばトルトリアゾール、0〜5質量%のベンゾエート、例えば安息香酸ナトリウム、0〜5質量%のカルボン酸またはジカルボン酸、例えばドデカンジカルボン酸を腐食防止剤として含み、ただし、該蒸気空間防食組成物は、合計で少なくとも0.5質量%の腐食防止剤を含む。さらには、この実施態様の蒸気空間防食組成物は、0〜0.01質量%の消泡剤、0.0001〜0.3質量%のポリアクリレートベースの増粘剤、0〜0.03質量%の非イオン性界面活性剤、および0.01〜5質量%のヒマシ油エトキシ化物、0〜10質量%のトリエタノールアミン、0〜2質量%のカルボン酸、例えばフタル酸無水物、0〜5質量%のさらなるカルボン酸、例えばイソノナン酸、20〜80質量%のモノプロピレングリコールおよび水酸化カリウムを含んで、該蒸気空間防食組成物のpHを8〜10に合わせる。さらには、蒸気空間防食組成物は水を含む。このように得られた混合物を、使用のために、且つ、貯蔵のための所望の粘度にするために水で希釈でき、且つ所望の凝固点(凝固保護)に設定できる。
本発明の他の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、0.001〜3質量%のトリアゾール、例えばトルトリアゾール、0.05〜4質量%のベンゾエート、例えば安息香酸ナトリウム、0.05〜4質量%のカルボン酸またはジカルボン酸、例えばドデカンジカルボン酸を腐食防止剤として含む。さらには、この実施態様の蒸気空間防食組成物は、0.001〜0.002質量%の消泡剤、0.001〜0.2質量%のポリアクリレートベースの増粘剤、0〜0.02質量%の非イオン性界面活性剤、および0.02〜4質量%のヒマシ油エトキシ化物、0〜5質量%のトリエタノールアミン、0.01〜1質量%のカルボン酸、例えばフタル酸無水物、0.05〜4質量%のさらなるカルボン酸、例えばイソノナン酸、25〜70質量%のモノプロピレングリコールおよび水酸化カリウムを含んで、該蒸気空間防食組成物のpHを7〜10に合わせる。さらには、蒸気空間防食組成物は水を含む。このように得られた混合物を、使用のために、且つ、貯蔵のための所望の凝固点にするために、水で希釈できる。
本発明の他の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、0.01〜2.5質量%のトリアゾール、例えばトルトリアゾール、0.1〜2.5質量%のベンゾエート、例えば安息香酸ナトリウム、0.1〜2.5質量%のカルボン酸またはジカルボン酸、例えばドデカン二酸を腐食防止剤として含む。さらには、この実施態様の蒸気空間防食組成物は、0.001〜0.002質量%の消泡剤、0.003〜0.15質量%のポリアクリレートベースの増粘剤、0.003〜0.15質量%の非イオン性界面活性剤、および0.05〜3質量%のヒマシ油エトキシ化物、0.5〜4質量%のトリエタノールアミン、0.02〜0.5質量%のカルボン酸、例えばフタル酸無水物、0.1〜2.5質量%のさらなるカルボン酸、例えばイソノナン酸、30〜60質量%のモノプロピレングリコールおよび水酸化カリウムを含んで、該蒸気空間防食組成物のpHを7〜10に合わせる。さらには、蒸気空間防食組成物は水を含む。このように得られた混合物を、使用のために、且つ、貯蔵のための所望の凝固点にするために、水で希釈できる。
本発明の他の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、0.03〜1質量%のトリアゾール、例えばトルトリアゾール、0.2〜1.0質量%のベンゾエート、例えば安息香酸ナトリウム、0.2〜1.0質量%のカルボン酸またはジカルボン酸、例えばドデカン二酸を腐食防止剤として含む。さらには、この実施態様の蒸気空間防食組成物は、0.001〜0.002質量%の消泡剤、0.004〜0.03質量%のポリアクリレートベースの増粘剤、0.0005〜0.002質量%の非イオン性界面活性剤、および0.1〜1質量%のヒマシ油エトキシ化物、1.0〜3.0質量%のトリエタノールアミン、0.03〜0.3質量%のカルボン酸、例えばフタル酸無水物、0.8〜2.0質量%のさらなるカルボン酸、例えばイソノナン酸、35〜50質量%のモノプロピレングリコールおよび水酸化カリウムを含んで、該蒸気空間防食組成物のpHを7〜10に合わせる。さらには、蒸気空間防食組成物は水を含む。このように得られた混合物を、使用のために、且つ、貯蔵のための所望の凝固点にするために、水で希釈できる。
本発明の他の実施態様において、本発明による蒸気空間防食組成物は、0.05〜0.15質量%のトリアゾール、例えばトルトリアゾール、0.4〜0.6質量%のベンゾエート、例えば安息香酸ナトリウム、0.4〜0.6質量%のカルボン酸またはジカルボン酸、例えばドデカン二酸を腐食防止剤として含む。さらには、この実施態様の蒸気空間防食組成物は、0.001〜0.002質量%の消泡剤、0.005〜0.015質量%のポリアクリレートベースの増粘剤、0.0005〜0.0015質量%の非イオン性界面活性剤、および0.2〜0.4質量%のヒマシ油エトキシ化物、1.5〜2.0質量%のトリエタノールアミン、0.05〜0.2質量%のカルボン酸、例えばフタル酸無水物、1.1〜21.5質量%のさらなるカルボン酸、例えばイソノナン酸、38〜45質量%のモノプロピレングリコールおよび水酸化カリウムを含んで、該蒸気空間防食組成物のpHを7〜10に合わせる。さらには、蒸気空間防食組成物は水を含む。このように得られた混合物を、使用のために、且つ、貯蔵のための所望の凝固点にするために、水で希釈できる。
本発明による蒸気空間防食組成物は、とりわけ、金属物体のための防食組成物として適している。それらは、産業的に使用される全ての金属または合金、例えば銅、真鍮、軟質はんだ、鋼、マグネシウムまたはアルミニウムのために適している。
特に、本発明による蒸気空間防食組成物は、気相腐食防止特性を示す。
好ましい実施態様において、それらは追加的に腐食防止特性を有する冷媒として使用される。
本発明による蒸気空間防食組成物は、全ての技術分野、例えば化学、化学プロセス工学、乗り物の作製、食品技術、電子工学からの物体の腐食保護のために適している。
それらは、中空空間を有する全ての物体のために特に適している。
好ましい実施態様においては、それらは、特に好ましくは内燃機関、例えば電気着火エンジン、ディーゼルエンジン、ワンケルエンジン、タービンの場合におけるエンジン慣らし運転組成物として使用される。
本発明による蒸気空間防食組成物は、継続的に使用されない全ての物体の腐食保護のためにも適している。それらが使用されない期間の間、それらの物体は多くの場合、空気、水、および風化および腐食にさらされる。
さらには、本発明による蒸気空間防食組成物は、機械的に動く部品を有する全ての装置のために適している。例は、ポンプ、機械式コンベヤ、押出機、医療機器、噴水、製氷機、ブレーキである。
実験部分
実施例1: 本発明による蒸気空間防食組成物
Figure 2017002405
実施例2: エンジン慣らし運転組成物
Figure 2017002405
実施例3: エンジン慣らし運転組成物
Figure 2017002405
実施例4: エンジン慣らし運転組成物
Figure 2017002405
実施例5: エンジン慣らし運転組成物
Figure 2017002405
実施例6: エンジン慣らし運転組成物
Figure 2017002405
実施例7: 粘度測定
実施例1からの蒸気空間防食組成物の動粘度を、種々の主軸速度および種々の温度で、ASTM D 4016−08に類似した方法によって、Brookfield LV DV III+小さな試料アダプタおよびSC4−34タイプの主軸を備えた器具を使用して測定した。測定を「Viskositaetsmessungen mit Brookfield, Brookfield Engineering Labs. Vertriebs GmbH 9/99」内に記載されるとおりに実施した。ここで、実施例1からの蒸気空間防食組成物は、濃縮物として、および水を用いて1:1の比で希釈したものの両方で測定された。結果を以下の表に示す。
Figure 2017002405
実施例8: DIN 50017に基づく方法を使用した、加熱湿潤チャンバー(hot and humid chamber)試験における蒸気空間防食組成物の評価
CK15(DIN 17210による材料番号1.1141を有する鉄材料(構造用鋼))から製造され、且つ100×50×3mmの大きさを有する試験プレートを洗浄し、且つ、アセトンを用いて脱脂した。引き続き、それらを研削盤上でテキスタイルロールを用いて研磨した。引き続き、それらを、アセトンで加湿されたクロスを用いて再度洗浄した。
加熱湿潤チャンバー 形式KB300(Liebisch製 (型番43046101))を洗浄し、且つ、4000mlの2回蒸留水で満たした。試験プレートを400mlのガラスビーカー内に立て、試験される蒸気空間防食組成物で完全に被覆し、且つ、該ガラスビーカーをそれぞれ、時計皿で覆った。蒸気空間防食組成物を、ガラスビーカー内で試験プレートと共に加熱して沸騰させ、引き続き、1時間、覆って冷却させた。冷却後、プレートを蒸気空間防食組成物から取り出し、そして吊り下げて乾燥させた。引き続き、試験プレートを加熱湿潤チャンバー内に吊し、且つ、以下の条件に供する:
サイクルは、40℃で8時間、および室温且つ相対大気湿度100%で16時間から構成された。
5回のサイクルを連続して実施した。
引き続き、試験プレートを取り出し、乾燥させ、そして評価した。
ここで、該プレートを、互いについて、腐食度合いによって視覚的に比較した。ここで、1は最高の評価(腐食なし)であり、且つ、4は最悪(深刻な腐食)である。
Figure 2017002405
実施例9: ASTM F 1110に基づく方法を使用したサンドイッチ腐食試験における蒸気空間防食組成物の評価
構造用鋼CK15から製造され且つ100×50×3mmの大きさを有する試験プレートを洗浄し、アセトンを用いて脱脂した。引き続き、それらを研削盤上でテキスタイルロールを用いて研磨した。引き続き、それらを、アセトンで加湿されたクロスを用いて再度洗浄した。
2つの試験プレートを、試験される900mlの蒸気空間防食組成物と共に加熱して沸騰させて、引き続き、さらなる入熱はしないで、1時間の間、試験媒体中で立てておいた。試験プレートを引き続き、吊して乾燥させた。ろ紙のストリップ(白色のテープ、寸法10×40mm)を二回蒸留水で湿らせ、且つ、2つの試験プレートの間に、ろ紙と金属の下端との間に約1cmの距離があるように、中央に置く。ろ紙を伴う、2つの試験プレートはそれらの周りを中心で包む接着テープを有し、この方法で固定された。
該試験プレートを、ガラス製デシケータ内で、二回蒸留水を有する皿の上方で、前記試験プレートが水と接触し且つ約2mmの深さまで水中に浸漬するように吊り下げた。デシケータを気密になるように閉じ、且つ、乾燥オーブン中、40℃で5日間、保管した。引き続き、試験プレートを取り出し、水で濯ぎ、アセトン中に浸漬させ、且つ乾燥させた。該試験プレートを、互いについて、腐食度合いによって視覚的に比較した。ここで、1は最高の評価(腐食なし)であり、且つ、4は最悪(領域全体にわたって腐食)である。
Figure 2017002405
実施例10: キャストエンジン部品上での腐食試験における蒸気空間防食組成物の評価
ねずみ鋳鉄(DIN EN 1561による材料番号0.6035を有する鋳鉄材料)製の、サンドブラスト処理されたエンジンヘッドを、約1000mlの蒸気空間防食組成物中で加熱して沸騰させ、引き続き、さらなる入熱はしないで、1時間の間、立てておいた。該プレートを、蒸気空間防食組成物から取り出し、且つ、LDポリエチレン製のプラスチックバッグ中で気密になるようにヒートシールした。該バッグを室温で4週間保管した。該プレートを取り出し、水で濯ぎ、アセトン中に浸漬させ、そして乾燥させた。該プレートを、互いについて、腐食度合いによって視覚的に比較した。ここで、1は最高の評価(腐食なし)であり、且つ、4は最悪(全ての領域にわたって腐食)である。
Figure 2017002405
実施例11: 腐食試験における蒸気空間防食組成物の評価
GG25(DIN EN 1561による材料番号0.6025を有する鋳鉄材料)から製造され、且つ、50mm×25mm×3mmの寸法を有する2つの鋳鉄試験プレートをアセトンで洗浄し、且つ、ねじ蓋つき容器内の実施例1および2による蒸気空間防食組成物中に完全に浸漬させた。
ねじ蓋つき容器を、乾燥オーブン中、90℃で1時間保管した。引き続き、試験プレートを腐食度合いについて視覚的に評価した。
Figure 2017002405
約80%の液体をねじ蓋つき容器から除去して、試験プレートの大半の部分が浸漬されていないようにした。容器を室温で1時間保管した。引き続き、該容器を乾燥オーブン内、60℃で1時間保管し、且つ、再度評価した:
Figure 2017002405
引き続き、該容器を乾燥オーブン内、80℃で1時間保管し、且つ、再度評価した:
Figure 2017002405

Claims (13)

  1. ・ 少なくとも1つの腐食防止剤、および
    ・ 少なくとも1つの増粘剤
    を含む蒸気空間防食組成物。
  2. 前記蒸気空間防食組成物が、非ニュートン特性を有する、請求項1に記載の蒸気空間防食組成物。
  3. 前記蒸気空間防食組成物が、チキソトロープ特性を有する、請求項1または2に記載の蒸気空間防食組成物。
  4. 温度0℃でASTM D 4016−08において特定されたとおりに測定された蒸気空間防食組成物の動粘度が、1分あたり12回転および30回転の主軸速度で、少なくとも1mPasだけ異なる、請求項1から3までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物。
  5. 温度0℃でASTM D 4016−08において特定されたとおりに測定された蒸気空間防食組成物の動粘度が、1分あたり12回転および30回転の主軸速度で、少なくとも5%だけ異なる、請求項1から4までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物。
  6. 前記増粘剤が、少なくとも1つのポリアクリレートを含む、請求項1から5までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物。
  7. 前記増粘剤が、少なくとも1つのポリアクリレートおよび少なくとも1つの界面活性剤を含む、請求項1から6までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物。
  8. 前記少なくとも1つの界面活性剤が、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマーである、請求項5に記載の蒸気空間防食組成物。
  9. 全ての成分が、転相温度Tp未満では単相で存在し、且つ転相温度Tpより上では第二の液相を形成する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物。
  10. 前記転相温度Tpが、50〜100℃である、請求項9に記載の蒸気空間防食組成物。
  11. ヒマシ油の少なくとも1つのエトキシ化物を含む蒸気空間防食組成物。
  12. エンジン慣らし運転組成物としての、請求項1から11までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物の使用。
  13. 冷媒としての、請求項1から11までのいずれか1項に記載の蒸気空間防食組成物の使用。
JP2016147459A 2010-11-10 2016-07-27 新規の蒸気空間防食組成物 Active JP6403723B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10190743.4 2010-11-10
EP10190743 2010-11-10

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013538304A Division JP5980793B2 (ja) 2010-11-10 2011-11-03 新規の蒸気空間防食組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017002405A true JP2017002405A (ja) 2017-01-05
JP6403723B2 JP6403723B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=46050449

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013538304A Active JP5980793B2 (ja) 2010-11-10 2011-11-03 新規の蒸気空間防食組成物
JP2016147459A Active JP6403723B2 (ja) 2010-11-10 2016-07-27 新規の蒸気空間防食組成物

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013538304A Active JP5980793B2 (ja) 2010-11-10 2011-11-03 新規の蒸気空間防食組成物

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP2638185B1 (ja)
JP (2) JP5980793B2 (ja)
KR (1) KR101829493B1 (ja)
CN (1) CN103261481B (ja)
BR (1) BR112013010358B1 (ja)
CA (1) CA2815774C (ja)
ES (1) ES2909335T3 (ja)
RS (1) RS63113B1 (ja)
WO (1) WO2012063164A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9228127B2 (en) 2012-04-26 2016-01-05 Basf Se Vapor space anticorrosive composition
CN104011344B (zh) * 2012-06-08 2016-12-28 丰田自动车株式会社 内燃机用冷却液组成物及内燃机的运转方法
US9034209B2 (en) 2012-08-22 2015-05-19 Basf Se Corrosion protection formulation for protection against zinc and cadmium corrosion
JP6128375B2 (ja) * 2013-02-15 2017-05-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 銅腐食防止剤
CN105647488A (zh) * 2016-03-01 2016-06-08 安徽振海重工机械有限公司 一种汽车防冻液及其制备方法
CN107987805A (zh) * 2016-10-26 2018-05-04 中国石油化工股份有限公司 一种发动机冷却液复合剂及其制备方法
CN111826199A (zh) * 2020-07-21 2020-10-27 广东粤首新科技有限公司 一种加氢装置油溶性缓蚀剂及其制备方法和用途

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1060675A (ja) * 1996-05-30 1998-03-03 Nalco Chem Co 腐食防止用組成物
JPH11264085A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Nippon Shokubai Co Ltd 金属腐食防止剤
WO2001070900A1 (fr) * 2000-03-21 2001-09-27 Shishiai-Kabushikigaisha Composition antigel/regrigerante
JP2005525491A (ja) * 2002-01-16 2005-08-25 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト フタル酸モノアミドのアンモニウム塩を含有するエンジンのならし運転段階のための水性冷却液
WO2010054224A2 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 Honeywell International Inc. Heat transfer fluids and corrosion inhibitor formulations for use thereof

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4711735A (en) * 1986-09-12 1987-12-08 Gulley Harold J Coolant additive with corrosion inhibitive and scale preventative properties
PL150371B1 (pl) 1986-12-10 1990-05-31 Inhibitor korozji, przeznaczony zwłaszcza do zabezpieczania powierzchni oczyszczonych metodami "na mokro"
US5344589A (en) * 1988-08-23 1994-09-06 Cortec Corporation Vapor phase corrosion inhibitor-desiccant material
FR2774995B1 (fr) * 1998-02-17 2002-07-19 Cfpi Ind Composition ou premelange a base d'inhibiteurs de corrosion volatils, articles comportant cette composition et leur procede de preparation
DE19962757A1 (de) 1999-12-23 2001-06-28 Basf Ag Wässrige Motoreinlauf-Kühlflüssigkeit mit Dampfraumkorrosionsschutz
DE10064737A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-04 Basf Ag Wäßrige Kühlmittel für die Motoreneinlaufphase enthaltend Dampfraumkorrosionsinhibitoren
DE10127004B4 (de) * 2001-06-01 2005-08-18 Clariant Gmbh Die Verwendung elektrochemisch inhibierter Wasser/Glykolgemische als Enteisungsmittel und Vereisungsschutzmittel
GB0608504D0 (en) * 2006-04-28 2006-06-07 Grid71 Ltd Corrosion-inhibiting composition
DE102007041215B3 (de) 2007-08-31 2009-04-30 Clariant International Limited Verwendung von Zusammensetzungen als Korrosionsinhibitoren enthaltend nichtionische Tenside und die Zusammensetzungen
DE102010006099A1 (de) * 2010-01-28 2011-08-18 EXCOR Korrosionsforschung GmbH, 01067 Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung für den temporären Korrosionsschutz

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1060675A (ja) * 1996-05-30 1998-03-03 Nalco Chem Co 腐食防止用組成物
JPH11264085A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Nippon Shokubai Co Ltd 金属腐食防止剤
WO2001070900A1 (fr) * 2000-03-21 2001-09-27 Shishiai-Kabushikigaisha Composition antigel/regrigerante
JP2005525491A (ja) * 2002-01-16 2005-08-25 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト フタル酸モノアミドのアンモニウム塩を含有するエンジンのならし運転段階のための水性冷却液
WO2010054224A2 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 Honeywell International Inc. Heat transfer fluids and corrosion inhibitor formulations for use thereof
JP2012508297A (ja) * 2008-11-07 2012-04-05 プレストーン、プロダクツ、コーポレーション 熱伝達流体及びそれを使用するための腐食抑制剤配合物

Also Published As

Publication number Publication date
EP2638185A1 (en) 2013-09-18
KR101829493B1 (ko) 2018-02-14
ES2909335T3 (es) 2022-05-06
EP2638185A4 (en) 2018-01-10
RS63113B1 (sr) 2022-05-31
BR112013010358B1 (pt) 2021-02-17
CA2815774C (en) 2019-11-19
BR112013010358A2 (pt) 2017-10-10
EP2638185B1 (en) 2022-01-26
CN103261481A (zh) 2013-08-21
WO2012063164A1 (en) 2012-05-18
CA2815774A1 (en) 2012-05-18
CN103261481B (zh) 2015-09-02
JP2014502308A (ja) 2014-01-30
KR20130097792A (ko) 2013-09-03
JP6403723B2 (ja) 2018-10-10
JP5980793B2 (ja) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6403723B2 (ja) 新規の蒸気空間防食組成物
JP6113268B2 (ja) 蒸気空間で耐蝕性の新規組成物
US6802988B1 (en) Antifreeze concentrates based on dicarboxylic acids, molybdate and triazoles or thiazoles, and coolant compositions comprising them
CN104822794B (zh) 传热流体及其使用的缓蚀剂配方
CN104745277A (zh) 一种防锈微乳化金属切削液及其制备方法
US10017678B2 (en) Heat transfer fluid additive composition
CN103088352B (zh) 一种含磷硼酸除锈防锈剂
KR20150046229A (ko) 아연 부식 및 카드뮴 부식에 대항하여 보호하기 위한 항-부식제 제형
US9505969B2 (en) Vapor space anticorrosive composition
US9034209B2 (en) Corrosion protection formulation for protection against zinc and cadmium corrosion
JPH0314891A (ja) アルコール可溶性/水不溶油含有不凍液
JPS58210174A (ja) 腐食抑止組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6403723

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250