JP2017013724A - ホイールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ディスクやリムにアンダーカット形状を有するホイールを高価なスライドコアなどの成形設備を使用しなくても得ることができるホイールの製造方法を提供する。【解決手段】アウタディスク部とアウタリム部とを有する繊維強化樹脂製の第1ディスク21と、インナディスク部とインナリム部とを有する繊維強化樹脂製の第2ディスク22と、を備えるホイール1の製造方法であって、前記アウタディスク部とインナディスク部とを接合して、前記アウタリム部と前記インナリム部とで形成されるリム基礎部をホイール周方向に形成する第1工程と、前記リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂シート31を付与してリム2を形成する第2工程と、を有することを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用のホイールの製造方法に関する。
従来、繊維強化樹脂製の車両用ホイールの製造方法としては、繊維含有の硬化性組成物を所定の金型内で硬化させる方法が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
このホイールの製造方法によれば、金属製ホイールの鋳造方法よりも簡便な方法でホイールを製造することができる。
特開昭59−32502号公報 特開昭58−118401号公報
しかしながら、従来の繊維強化樹脂製のホイールの製造方法では、リムを一体成型しようとすると、アンダーカットにより二方向抜きの金型では対応できないことがある。そのため従来の製造方法では、スライドコア(サイドコア)が必要となって成形設備が高価になる問題がある。
そこで本発明の課題は、ディスクやリムにアンダーカット形状を有するホイールを高価なスライドコアなどの成形設備を使用しなくても得ることができるホイールの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、アウタディスク部とアウタリム部とを有する繊維強化樹脂製の第1ディスクと、インナディスク部とインナリム部とを有する繊維強化樹脂製の第2ディスクと、を備えるホイールの製造方法であって、前記アウタディスク部とインナディスク部とを接合して、前記アウタリム部と前記インナリム部とで形成されるリム基礎部をホイール周方向に形成する第1工程と、前記リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂を付与してリムを形成する第2工程と、を有することを特徴とする。
本実施形態に係る製造方法によれば、リムの成形は、金型成形された第1ディスクと第2ディスクとを接合して形成されるリム基礎部に可塑化した熱可塑性樹脂を付与して行われる。
これにより本実施形態に係る製造方法は、ディスクやリムにアンダーカット形状を有するホイールを高価なスライドコアなどの成形設備を使用しなくても得ることができる。
また、このような製造方法においては、前記第2工程は、前記リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂シートが巻層されて前記リムが形成される構成とすることもできる。
また、このような製造方法においては、前記第2工程は、可塑化した熱可塑性樹脂に対してホイール周方向にローラ部材を転動させる工程を含む構成とすることもできる。
また、このような製造方法においては、前記アウタリム部及び前記インナリム部の少なくとも一方には、前記熱可塑性樹脂の付与面の少なくとも一部に、前記熱可塑性樹脂とは別に、熱可塑性樹脂部材が予め配置される構成とすることもできる。
また、このような製造方法においては、前記熱可塑性樹脂部材は、前記リム基礎部を周回するように配置される構成とすることもできる。
また、このような製造方法においては、前記熱可塑性樹脂部材は、一部を露出させて前記アウタリム部及び前記インナリム部の少なくとも一方に埋設される構成とすることもできる。
本発明によれば、ディスクやリムにアンダーカット形状を有するホイールを高価なスライドコアなどの成形設備を使用しなくても得ることができるホイールの製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るホイールの全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るホイールの正面図である。 本発明の実施形態に係るホイールの分解斜視図である。 (a)は、ホイールの第1ディスクの成形の様子を模式的に示す断面図、(b)は、ホイールの第2ディスクの成形の様子を模式的に示す断面図である。 (a)は、第1ディスクと第2ディスクとの接合部の範囲を示す概念図、(b)は、第1ディスクと第2ディスクとの接合の様子を示す(a)のVb−Vb断面図である。 図2のVI−VI断面におけるセンタボア近傍の部分拡大断面図である。 (a)は、リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂シートが巻層される様子を示す工程説明図、(b)は、可塑化した熱可塑性樹脂シートに対してローラ部材が転動する様子を示す部分拡大断面図である。 アウタリム部とインナリム部に熱可塑性樹脂部材が配置されている様子を示すホイールの部分拡大断面図である。
次に、本発明の実施形態に係るホイールの製造方法について説明する。以下では、ホイールの全体構成について説明した後に、このホイールの製造方法について説明する。
<ホイールの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るホイール1の斜視図である。図1中の矢印Xは、ホイール周方向を示し、矢印Yは、ホイール幅方向を示している。図2は、本発明の実施形態に係るホイール1の正面図である。図3は、本発明の実施形態に係るホイール1の分解斜視図である。
ホイール1は、図1に示すように、タイヤ(図示省略)が組み付けられるリム2と、ホイール中央でホイール1の回転中心周りに設けられるハブ取付部4と、このハブ取付部4側からリム2に向けて放射状に延在する複数のスポーク3とを備えている。
リム2は、略円筒形状を呈している。リム2のホイール幅方向Yの両端部にはそれぞれリムフランジ7,7が形成されている。リムフランジ7,7同士の間には、ビードシート部9,9と、ウェル部8とが形成されている。ビードシート部9には、リム2に組み付けられるタイヤ(図示省略)のビード部(図示省略)が配置される。ウェル部8は、ホイール周方向Xの全域にわたって回転中心側に向けて凹むように形成されている。このウェル部8上には、組み付けられたタイヤ(図示省略)の内側面との間にトロイド状のタイヤ空気室が形成される。
本実施形態でのハブ取付部4は、図2に示すように、センタボア5の周囲に形成されている。
ハブ取付部4には、車体側のハブ(図示省略)からホイール1側に向けて突出するボルト(図示省略)を挿通するボルト穴6が形成されている。
ボルト穴6は、ハブ(図示省略)のボルト(図示省略)の数に応じて複数設けられ、本実施形態でのボルト穴6は、センタボア5と同心円上に等間隔に5つ設けられている。なお、このボルト穴6は、後記するように、ホイール1の第1ディスク21(図3参照)と第2ディスク22(図3参照)とにアルミニウム合金からなるカラー部材24(図6参照)が挿通されて形成される。
図2中、符号2はリムであり、符号3はスポークである。
図3に示すように、ホイール1は、第1ディスク21と、第2ディスク22と、後記する熱可塑性樹脂の巻装体23と、カラー部材24と、支持プレート25と、を備えている。
第1ディスク21は、ホイール1が車体(図示省略)に装着された際に、車体の外側(以下、ホイール外側と称する)に面する部材であり、後記するように、繊維強化樹脂で形成されている。
この第1ディスク21は、アウタディスク部21aとアウタリム部21bとを有している。
アウタディスク部21aは、ホイール外側でスポーク3とハブ取付部4とを形成している。
ハブ取付部4には、カラー部材24の挿通孔26が形成されている。
符号27は、センタボア形成孔である。
アウタリム部21bは、ホイール外側のリムフランジ7(図1参照)と、ホイール外側のビードシート部9(図1参照)に対応する部分とを有している。
第2ディスク22は、後記するように第1ディスク21に接合され、ホイール1が車体(図示省略)に装着された際に車体のハブ(図示省略)側、つまりホイール内側に配置される部材である。第2ディスク22は、後記するように繊維強化樹脂で形成されている。
この第2ディスク22は、インナディスク部22aとインナリム部22bとを有している。
インナディスク部22aは、ホイール内側でスポーク3とハブ取付部4とを形成している。
ハブ取付部4には、カラー部材24の挿通孔26が形成されている。
符号27は、センタボア形成孔である。
なお、インナディスク部22aのスポーク3は、後記するように延在方向に交差する方向の断面形状がハット形状を呈しており(図5(b)参照)、剛性及び強度が一段と向上している。
インナリム部22bは、ホイール内側のリムフランジ7(図1参照)と、ホイール内側のビードシート部9(図1参照)に対応する部分とを有するとともに、ウェル部8(図1参照)に対応する部分を有している。
巻装体23は、アウタリム部21bとインナリム部22bとが接合されて形成される後記のリム基礎部12(図5(b)参照)上に、後記の熱可塑性樹脂が付与されて形成されたものである。
この巻装体23は、ビードシート部9(図1参照)及びウェル部8(図1参照)の周面形状を有する筒状体で形成されている。
カラー部材24は、内側にボルト穴6を有する筒状体で形成されている。このカラー部材24は、挿通孔26内に収まる外径の胴部24aと、挿通孔26の内径よりも大きい外径の頭部24bとを有している。
支持プレート25は、中央孔25aを有する円盤状部材で形成されている。中央孔25aは、第1ディスク21及び第2ディスク22のそれぞれに形成されるセンタボア形成孔27に対応するように設けられている。
また、中央孔25aの周囲には、環状のフランジ部25bが設けられている。このフランジ部25bは、後記するように、接合された第1ディスク21と第2ディスク22のそれぞれのセンタボア形成孔27に嵌入される(図6参照)。
また、支持プレート25には、ボルト穴6に対応する位置に、カラー部材24の支持孔25cが形成されている。
<ホイールの製造方法>
次に、本実施形態に係るホイール1の製造方法について説明する。
この製造方法は、第1ディスク21(図3参照)と第2ディスク22(図3参照)の作製工程と、第1ディスク21と第2ディスク22とを接合することによってアウタリム部21b(図3参照)とインナリム部22b(図3参照)とからなる、後記のリム基礎部12(図5(b)参照)を形成する工程と、リム基礎部12上に可塑化した熱可塑性樹脂を付与してリム2(図1参照)を形成する工程とを有している。
なお、本実施形態での熱可塑性樹脂の形態としては、後記するように、シート状のものを想定しているが、フィルム状のもの(例えば厚さ200μm以下のもの)を使用することもできる。
前記の「リム基礎部12を形成する工程」は、特許請求の範囲にいう「第1工程」に相当する。また、「可塑化した熱可塑性樹脂を付与してリム2を形成する工程」は、特許請求の範囲にいう「第2工程」に相当する。
図4(a)は、第1ディスク21の成形の様子を模式的に示す断面図、図4(b)は、第2ディスク22の成形の様子を模式的に示す断面図である。なお、図4(a)及び(b)中、金型10,10内の第1ディスク21と第2ディスク22の形状は、図2のIV−IV断面の断面形状に対応するが、作図の便宜上デフォルメして描いており実際の寸法比率とは異なっている。
図4(a)及び図4(b)にそれぞれ示すように、第1ディスク21と第2ディスク22は、所定の金型10,10内で硬化性組成物を硬化させて得られる。
本実施形態での硬化性組成物は、炭素繊維と熱硬化性樹脂とを含むものを想定している。
炭素繊維としては、例えばピッチ系炭素繊維、ポリアクリロニトリル系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
炭素繊維としては、短炭素繊維、長炭素繊維のいずれをも使用することができる。
熱硬化性樹脂としては、例えばフェノール樹脂、不飽和ポリエステル、フラン樹脂、ポリイミド、エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、硬化性組成物としては、例えば短炭素繊維を含むSMC(Sheet Molding Compound)材のようなシート状のもの、炭素繊維が所定の方向に角度を変えて配向したプリプレグ、一方向に炭素繊維が配向したUD(Uni Direction)材を使用することもできるし、これらの硬化性組成物を組み合わせて使用することもできる。
図4(a)及び図4(b)に示す第1ディスク21と第2ディスク22は、このような硬化性組成物を金型10,10内で型締めし、加熱硬化させた硬化物として得られる。ちなみに、図4(a)及び図4(b)に示す金型10,10は、上型及び下型で構成されているものを想定している。
次に、この製造方法では、第1ディスク21と第2ディスク22とが接着剤を介して接合される。
図5(a)は、第1ディスク21と第2ディスク22との接合部28の範囲を示す概念図、図5(b)は、第1ディスク21と第2ディスク22との接合の様子を示す図5(a)のVb−Vb断面図である。ちなみに、図5(a)は、図2の正面図において透視した接合部28を網掛けで表している。
図5(a)及び(b)に示すように、本実施形態での第1ディスク21と第2ディスク22との接合部28は、ハブ取付部4(図5(a)参照)同士の当接面、延在方向に沿うスポーク3の両縁部同士の当接面、アウタリム部21b寄りのアウタディスク部21aとインナリム部22b寄りのインナディスク部22aとの当接面である。
なお、図5(b)に示す第2ディスク22のスポーク3は、前記のように、断面視でハット状を呈している。
接着剤としては、第1ディスク21と第2ディスク22とを接着することができれば、特に制限はなく、例えば2液性エポキシ接着剤などを使用することができる。
これら第1ディスク21と第2ディスク22との接合によって、ホイール周方向にはアウタリム部21bとインナリム部22bとからなるリム基礎部12がホイール周方向に形成される(図5(b)参照)。
また、本実施形態での製造方法では、カラー部材24(図3参照)と支持プレート25(図3参照)との連結によっても第1ディスク21と第2ディスク22とが接合される。
図6は、図2のVI−VI断面におけるセンタボア5近傍の部分拡大断面図である。なお、図6中、矢印OUTは、ホイール外側を表し、矢印INは、ホイール内側を表している。
図6に示すように、ホイール外側から第1ディスク21と第2ディスク22の挿通孔26にカラー部材24が挿通されるとともに、ホイール内側から第2ディスク22に支持プレート25が配置される。この際、支持プレート25の中央孔25aの周囲に形成されたフランジ部25bは、第1ディスク21と第2ディスク22に形成されたセンタボア形成孔27内に嵌入される。
また、カラー部材24の頭部24bは、第1ディスク21のホイール外側に留まり、カラー部材24の胴部24aの先端は、支持プレート25の支持孔25cに挿通されて固定される。
この支持孔25cに対する胴部24aの先端の固定方法としては、例えば、溶接、螺合、かしめなどが挙げられるがこれらに限定されるものではない。
本実施形態のホイール1の製造方法では、このリム基礎部12(図5(b)参照)の形成工程に次いで、熱可塑性樹脂を付与してリム2を形成する工程(第2工程)が行われる。
以下では、リム基礎部12に可塑化した熱可塑性樹脂シートを巻層する第2工程について説明する。
図7(a)は、リム基礎部12(図5(b)参照)上に可塑化した熱可塑性樹脂シート31が巻層される様子を示す工程説明図、図7(b)は、可塑化した熱可塑性樹脂シート31に対してローラ部材32が転動する様子を示す部分拡大断面図である。
この製造方法の第2工程では、図7(a)に示すように、回転軸Ax周りに回転する第1ディスク21と第2ディスク22との接合体20に対して可塑化した熱可塑性樹脂シート31が巻層される。つまり、可塑化した熱可塑性樹脂が、アウタリム部21b(図5(b)参照)とインナリム部22b(図5(b)参照)とからなるリム基礎部12(図5(b)参照)上に巻層されることによって、リム基礎部12上には、熱可塑性樹脂を含む巻装体23(図3参照)が形成される。
熱可塑性樹脂シート31は、図示しない熱可塑性樹脂シート31のロールから供給される。
熱可塑性樹脂シート31は、熱可塑性樹脂を含む組成物を、例えば1mm程度に圧延して形成することができるが、厚さはこれに限定されるものではない。
熱可塑性樹脂シート31の巻層回数としては、例えば2〜5回とすることができるが、これに限定されるものではない。
熱可塑性樹脂シートを構成する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリルスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリアセタール、ポリカーボネートなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、熱可塑性樹脂シート31には、無機充填剤を含めることができる。
無機充填剤としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、タルクなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なお、無機充填剤は、前記した巻装体23(図3参照)の剛性、耐熱性などを高めることができる。
熱可塑性樹脂シート31の可塑化は、熱可塑性樹脂シート31を加熱することによって行われる。加熱温度は、熱可塑性樹脂シート31に含まれる熱可塑性樹脂のガラス転移温度を超える温度に設定することができる。加熱温度は、熱可塑性樹脂が溶融する温度に設定されることが望ましい。
熱可塑性樹脂シート31に対する加熱は、例えば、回転軸Ax周りに回転する接合体20に供給される熱可塑性樹脂シート31の上流側にヒータ33を配置して行うことができる。
このように可塑化した熱可塑性樹脂シート31がリム基礎部12(図5(b)参照)上に付与されることによってリム2が形成される。
また、この製造方法の第2工程では、可塑化した熱可塑性樹脂シート31に対してローラ部材32を転動させる工程を含むことが望ましい。
また、図7(b)に示すように、ローラ部材32の転動は、バックアップ部材34上にリム基礎部12を配置して行うことが望ましい。
ちなみに、本実施形態でのローラ部材32は、リム2(図1参照)のウェル部8(図1参照)、ビードシート部9(図1参照)の形状に対応する反転形状を周面に有している。また、ローラ部材32は、ハンプ部11に対応する反転形状も周面に有している。
このようなローラ部材32が、可塑化した熱可塑性樹脂シート31に対して転動することによって、可塑化した熱可塑性樹脂シート31には、ローラ部材32の周面によって、ビードシート部9(図1参照)、ウェル部8(図1参照)、ハンプ部11(図7(b)参照)の形状が転写される。
そして、このような第2工程によってリム2が形成され本実施形態のホイール1の製造方法は完了する。ちなみに、可塑化した熱可塑性樹脂シート31は、自然放熱によって硬化するが、強制冷却によって硬化させることもできる。
次に、本実施形態に係るホイール1の製造方法が奏する作用効果について説明する。
従来の繊維強化樹脂製のホイールの製造方法では、リムの形状よりアンダーカットが発生し、二方向抜きの金型では対応できないため、複数のサイドコア(スライドコア)を備える高価な成形設備が必要になる。
これに対して本実施形態に係るホイール1の製造方法では、繊維強化樹脂製の第1ディスク21と第2ディスク22とを接合してリム基礎部12を形成し、このリム基礎部12に可塑化した熱可塑性樹脂を付与してリム2を形成する。
つまり、リム2の成形は、第1ディスク21と第2ディスク22の金型成形とは別に、第1ディスク21と第2ディスク22とを接合して形成されるリム基礎部12に可塑化した熱可塑性樹脂を付与して行われる。
これにより本実施形態に係る製造方法によれば、ディスク面(アウタディスク部21aのホイール外側面、インナディスク部22aのホイール内側面)やリム2にアンダーカット形状を有するデザイン性に優れたホイール1を高価な成形設備を使用しなくても得ることができる。
また、本実施形態に係る製造方法によれば、例えばハブ取付部4とは異なって熱的影響の少ないリム2に成形自由度が高い熱可塑性樹脂を適用することで、アンダーカット形状を有するデザイン性に優れたホイール1を容易に製造することができる。
また、本実施形態での第2工程においては、リム基礎部12上に可塑化した熱可塑性樹脂シート31が巻層されてリム2が形成されるので、リム2の形成に必要なリム基礎部12上に供給される熱可塑性樹脂の定量化が容易となる。
また、リム基礎部12上に可塑化した熱可塑性樹脂シート31が供給されることによって、リム基礎部12上に熱可塑性樹脂が密着し易い利点がある。
また、本実施形態での第2工程においては、可塑化した熱可塑性樹脂シート31に対してホイール周方向にローラ部材32を転動させる工程を含むのでリム基礎部12上に熱可塑性樹脂を、より確実に密着させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、ヒータ33で加熱して可塑化させた熱可塑性樹脂シートをリム基礎部12上に供給するホイール1の製造方法について説明したが、リム基礎部12上で熱可塑性樹脂シート31を可塑化させることもできる。
リム基礎部12上で熱可塑性樹脂シート31を可塑化させる方法としては、例えば、リム基礎部12上の熱可塑性樹脂シート31を赤外線ランプなどによって加熱する方法、ローラ部材32に内蔵したヒータによってローラ部材32を介して熱可塑性樹脂シート31を加熱する方法などが挙げられる。
また、前記実施形態では、リム基礎部12上に熱可塑性樹脂シート31を供給するホイール1の製造方法について説明したが、本発明は前記のようにフィルム状の熱可塑性樹脂をリム基礎部12上に供給することもできる。また、本発明は、可塑化した紐状の熱可塑性樹脂組成物をリム基礎部12上に供給しながらローラ部材32で圧延してリム2を成形することもできる。
また、本発明の製造方法においては、リム基礎部12上に可塑化した熱可塑性樹脂を付与する際に、この熱可塑性樹脂とは別に、リム基礎部12に予め熱可塑性樹脂部材を配置することもできる。
図8は、リム基礎部12(アウタリム部21b及びインナリム部22b)に熱可塑性樹脂部材35が配置されている様子を示すホイール1の部分拡大断面図である。
図8に示すように、アウタリム部21b及びインナリム部22bのそれぞれには、熱可塑性樹脂部材35が埋設されており、熱可塑性樹脂部材35はアウタリム部21b及びインナリム部22bの表面にて露出している。
このような熱可塑性樹脂部材35を有するリム基礎部12(アウタリム部21b及びインナリム部22b)に、可塑化した熱可塑性樹脂(例えば、熱可塑性樹脂シート31)が付与されると、熱可塑性樹脂(例えば、熱可塑性樹脂シート31)と熱可塑性樹脂部材35とが溶融し合い、この熱可塑性樹脂部材35を介しての熱可塑性樹脂(例えば、熱可塑性樹脂シート31)とリム基礎部12との接着力が向上する。
また、熱可塑性樹脂部材35は、リムフランジ7寄りに配置されることが望ましいが、ウェル部8に対応する部分に配置することもできる。
また、熱可塑性樹脂部材35は、アウタリム部21b及びインナリム部22bのいずれか一方に配置することもできる。
また、熱可塑性樹脂部材35は、図示しないが、リム基礎部12を周回するように配置されることが望ましい。
また、熱可塑性樹脂部材35は、アウタディスク部21a、及びインナディスク部22aを金型10,10内で型締めする際に、硬化性組成物と共に金型10,10内に配置し成形することが望ましい。
1 ホイール
2 リム
3 スポーク
4 ハブ取付部
5 センタボア
6 ボルト穴
7 リムフランジ
8 ウェル部
9 ビードシート部
10 金型
11 ハンプ部
12 リム基礎部
20 接合体
21 第1ディスク
21a アウタディスク部
21b アウタリム部
22 第2ディスク
22a インナディスク部
22b インナリム部
23 巻装体
24 カラー部材
24a 胴部
24b 頭部
25 支持プレート
25a 中央孔
25b フランジ部
25c 支持孔
26 挿通孔
27 センタボア形成孔
28 接合部
31 熱可塑性樹脂シート
32 ローラ部材
33 ヒータ
34 バックアップ部材
35 熱可塑性樹脂部材
Ax 回転軸
X ホイール周方向
Y ホイール幅方向

Claims (6)

  1. アウタディスク部とアウタリム部とを有する繊維強化樹脂製の第1ディスクと、
    インナディスク部とインナリム部とを有する繊維強化樹脂製の第2ディスクと、
    を備えるホイールの製造方法であって、
    前記アウタディスク部とインナディスク部とを接合して、前記アウタリム部と前記インナリム部とで形成されるリム基礎部をホイール周方向に形成する第1工程と、
    前記リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂を付与してリムを形成する第2工程と、
    を有することを特徴とするホイールの製造方法。
  2. 請求項1に記載のホイールの製造方法において、
    前記第2工程は、前記リム基礎部上に可塑化した熱可塑性樹脂シートが巻層されて前記リムが形成されることを特徴とするホイールの製造方法。
  3. 請求項1に記載のホイールの製造方法において、
    前記第2工程は、可塑化した熱可塑性樹脂に対してホイール周方向にローラ部材を転動させる工程を含むことを特徴とするホイールの製造方法。
  4. 請求項1に記載のホイールの製造方法において、
    前記アウタリム部及び前記インナリム部の少なくとも一方には、前記熱可塑性樹脂の付与面の少なくとも一部に、前記熱可塑性樹脂とは別に、熱可塑性樹脂部材が予め配置されることを特徴とするホイールの製造方法。
  5. 請求項4に記載のホイールの製造方法において、
    前記熱可塑性樹脂部材は、前記リム基礎部を周回するように配置されることを特徴とするホイールの製造方法。
  6. 請求項4に記載のホイールの製造方法において、
    前記熱可塑性樹脂部材は、一部を露出させて前記アウタリム部及び前記インナリム部の少なくとも一方に埋設されることを特徴とするホイールの製造方法。
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