JP2017015934A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ガイド部材48の一方の面(下方側の面)には、下方から搬送されてくる用紙の案内を行う案内面55が設けられている。さらに、用紙の搬送方向において、第1ガイド部材48(の案内面55)よりも下流側には、用紙の案内をさらに行う下流側案内部473が設けられている。下流側案内部473は、第1ガイド部材48に設けられた案内面55との間に段差56を有した状態で配置されている。段差56には、案内部材70が設けられている。案内部材70は、第1ガイド部材48を経て搬送されてきた用紙を、下流側に位置する下流側案内部473、定着部Nへ案内する。さらに、案内部材70は、段差56を埋め、案内面55と下流側案内部473との高低差を小さくする。
【選択図】図4
Description
また、特許文献2には、中間転写体上の未定着トナー像を転写紙に転写する2次転写ローラの略垂直上方に定着装置が配置され、その間に、樹脂製シートからなるガイド部材が設けられた画像形成装置が開示されている。
また、特許文献3には、圧接状態で対向する加熱ローラと加圧ローラと、これらの加熱ローラと加圧ローラの間にシートを案内するための入口ガイドとを備えた定着装置が開示されている。
本発明の目的は、定着部へ記録材が達する際の記録材の挙動を安定化させることにある。
請求項2に記載の発明は、前記案内部材は、前記下流側案内部との間に間隙を有して配置され、搬送されてきた記録材により押圧されて弾性変形し、当該下流側案内部に接触することを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に記載の発明は、前記案内部材は、前記案内面が設けられている側から前記下流側案内部に向かって進行するように形成されるとともに、進行方向における下流側の端部が自由端となっており、片持ち梁状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、記録材の搬送方向において、前記案内面と前記下流側案内部との間には間隙が形成され、前記案内部材は、前記案内面側から前記下流側案内部側にかけて設けられ、前記間隙を横断する形で設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置である。
請求項5に記載の発明は、前記定着部に向けての移動を記録材が行っている際、当該記録材の先端は、記録材の移動方向と交差する方向である記録材の幅方向に延びており、記録材の前記先端の前記幅方向における一部が、当該幅方向における他の部分よりも先行した状態で当該記録材が移動している場合に、先行している当該一部の移動速度を低下させる低下手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の定着装置である。
請求項6に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された記録材を案内する案内面と、記録材搬送方向において前記案内面よりも下流側に配置されるとともに、当該案内面との間に段差を有した状態で配置され、記録材を案内する下流側案内部と、前記下流側案内部により案内された記録材への画像の定着を行う定着部と、前記案内面と前記下流側案内部との間の前記段差に配置され、下流側への記録材の案内を行う案内部材と、を備える画像形成装置である。
請求項2の発明によれば、案内部材の長寿命化を図りつつ記録材が定着部へ達する際の記録材の挙動を安定化させることができる。
請求項3の発明によれば、案内部材の下流側の端部および上流側の端部の両者が支持されている場合に比べ、定着部に対してより円滑に記録材を供給できる。
請求項4の発明によれば、記録材が間隙を通って定着部以外の箇所へ向かうことを防止できる。
請求項5の発明によれば、記録材の傾きを補正できる。
請求項6の発明によれば、案内部材が設けられていない場合に比べ、定着部へ記録材が達する際の記録材の挙動を安定化させることができる。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置1の全体構成図である。
画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタである。画像形成装置1には、記録材の一例である用紙への画像形成を行う画像形成手段の一例としての画像形成プロセス部10が設けられている。画像形成プロセス部10は、各色の画像データに基づき、用紙への画像形成を行う。
画像処理部35は、パーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置4等から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す。また、画像形成装置1には、各部に電力を供給する主電源36が設けられている。
各画像形成ユニット11は、現像器15(後述)に収納されるトナーを除いて、同様に構成されている。そして、各画像形成ユニット11は、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
感光体ドラム12は、帯電器200による帯電が行われる。さらに、感光体ドラム12は、LPH300により露光され、感光体ドラム12には静電潜像が形成される。
さらに、各画像形成ユニット11には、感光体ドラム12の表面を清掃するクリーナ(不図示)、感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像する現像器15が設けられている。
そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は現像器15により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)色のトナー像が形成される。
同様に、画像形成ユニット11Y,11M,11Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色トナー像が形成される。
中間転写ベルト20上のトナー像は、中間転写ベルト20の移動に伴って二次転写ロール22が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。
そして、二次転写部Tにて二次転写ロール22により形成される転写電界により、中間転写ベルト20上のトナー像は、搬送されてきた用紙に一括して静電転写される。
そして、定着が終了した後の用紙は、排出ロール500によって、用紙積載部41へ搬送される。
定着装置45は、加熱源であるヒータHが内部に配置された定着ロール46と、この定着ロール46に押し当てられた加圧モジュール47とにより構成されている。
定着ロール46と加圧モジュール47との接触部には、定着部(ニップ部)Nが設けられている。定着部Nでは、用紙の加圧および加熱が行われて、用紙上のトナー像が用紙へ定着される。
また、加圧モジュール47には、ベルト部材471の内側に配置され、ベルト部材471を介して定着ロール46を押圧する押圧パッド472が設けられている。
このため、本実施形態では、定着装置45に対し、図中右下側から用紙が供給され、図中左上側へ用紙が排出される。
二次転写部Tには、上記のとおり、中間転写ベルト20上のトナー像を用紙に一括転写させる二次転写ロール22が設けられている。さらに、二次転写部Tでは、中間転写ベルト20の内側に、バックアップロール25が配置されている。
本実施形態では、中間転写ベルト20を介し、このバックアップロール25に対して、二次転写ロール22が押し当てられている。
ここで、本実施形態では、上記の通り、定着装置45に対しては、定着装置45の右下側から定着装置45へ用紙が供給される。その一方で、二次転写部Tを通過した用紙は、図中右上方向へ移動する。この場合、二次転写部Tから上方へ向かう用紙の移動方向と、定着装置45へ用紙を進入させる際の用紙の進入方向とが不一致となり、定着装置45への用紙の供給が困難となる。
なお、本実施形態では、第1ガイド部材48よりも図中下方に(二次転写部Tに近い側に)、第1ガイド部材48への用紙の案内を行う第2ガイド部材49が設けられている。
また、厚紙など剛性が大きい用紙が搬送される場合、この用紙は、第1ガイド部材48に直線的に向かった後、第1ガイド部材48により案内されて、定着装置45へ向かう。
二次転写部Tを経た用紙は、定着装置45に向かうが、この際、この用紙は、第1ガイド部材48により案内される。
具体的には、用紙が薄紙などの場合は、用紙は、第2ガイド部材49により案内された後に第1ガイド部材48により案内される。また、用紙が厚紙などの場合は、用紙は、第2ガイド部材49により案内されずに第1ガイド部材48により案内される。
その後、本実施形態では、この先端が、図中矢印3Bで示すように、第1ガイド部材48上をスライド移動し、定着装置45に向かう。そして、最終的に、この先端が、定着装置45の定着部Nに進入する。
第1ガイド部材48は、板状に形成されている。また、第1ガイド部材48の一方の面(図中、下方側の面)には、下方から搬送されてくる用紙の案内を行う案内面55が設けられている。さらに、用紙の搬送方向において、第1ガイド部材48(の案内面55)よりも下流側には、用紙の案内をさらに行う下流側案内部473が設けられている。
より具体的には、本実施形態では、下流側案内部473は、案内面55の延長線48B上には位置しておらず、この延長線48Bよりも図中上方に位置し、延長線48Bと下流側案内部473との間には、段差56が存在する。
付言すると、用紙の付勢方向において、延長線48Bが上流側に位置し、下流側案内部473が下流側に位置する。
案内部材70は、例えばPETなどの樹脂材料により構成され、また、板状に形成されている。案内部材70は、第1ガイド部材48を経て搬送されてきた用紙を、下流側に位置する下流側案内部473、定着部Nへ案内する。さらに、案内部材70は、段差56を埋め、案内面55と下流側案内部473との高低差を小さくする。
さらに、案内部材70は、ベルト部材471の外周面に接触した状態で設置されている。
そして、この場合、用紙上のトナー像(未定着のトナー像)が乱れるおそれがある。そこで、本実施形態では、案内部材70をこの段差56に設置して、先端の跳ねを抑えるようにしている。
本実施形態では、図4に示すように、案内面55の設置位置と下流側案内部473の設置位置とが、用紙の搬送方向においてずれており、案内面55と下流側案内部473との間には間隙GP1が形成されている。そして、このように間隙GP1が形成されていると、この間隙GP1を通り、定着部N以外へ用紙が向かうおそれがある。
これにより、間隙GP1内に用紙が入ることが防止され、間隙GP1を通じて定着部N以外の箇所へ用紙が向かうことが抑制される。
定着部Nに向かって用紙が移動している際、用紙の先端PFは、用紙の移動方向と交差する方向である用紙の幅方向に延びている。
ここで、用紙の搬送途中などに用紙が傾くことがあり、これに伴い、用紙の先端PFも傾くようになる。より具体的には、図4に示すように、用紙の幅方向における一部PF1が、幅方向における他の部分PF2よりも先行するように、先端PFが傾くようになる。
これにより、先行部分PF1に、他の部分PF2(以下、「遅れ部分PF2」と称する)が追いつくようになり、これに伴い、用紙の傾きが減るようになる。
その一方で、遅れ部分PF2は、このとき、第2案内面552上を滑っており、遅れ部分PF2に作用する抗力は先行部分PF1に作用する抗力よりも小さい。
これにより、遅れ部分PF2が、先行部分PF1に近づき、用紙の先端PFの傾きが小さくなる。
図5(A)、(B)は、定着装置45における用紙の挙動を示した図である。
本実施形態では、図5(A)に示すように、第2案内面552により案内されながら移動してきた用紙の先端PFが、第1案内面551に達すると、第1案内面551により先端PFが押される形となり(用紙の付勢方向における上流側へ先端PFが押し戻される形となり)、定着ロール46から離れる方向に向かって凸となるように、用紙が湾曲する。
これにより、用紙のうちのトナー像が形成された面(画像形成面)が、定着ロール46から離れるようになり、トナー像が定着ロール46に触れることによる画像の乱れが起きにくくなる。
この場合、図5(A)にて示した場合に比べ、トナー像が定着ロール46に触れやすく、トナー像の乱れが起きやすくなる。
この構成例では、案内部材70と下流側案内部473(ベルト部材471の外周面)との間に間隙GP2が形成され、用紙が搬送されていないときには、下流側案内部473から案内部材70が離間している。これにより、下流側案内部473と案内部材70とが常に接触している場合に比べ、案内部材70、ベルト部材471の摩耗が抑制される。
そして、用紙は、案内部材70上を滑りながら下流側案内部473に達する。このとき、案内部材70の表面は、下流側案内部473に次第に近づくように曲率を有しており、これにより、下流側案内部473へ用紙が円滑に移動する。
なお、案内部材70を用紙が通過すると、案内部材70は、元の状態に復帰し、下流側案内部473から離間する。
図7は、第1ガイド部材48、定着装置45の他の構成例を示した図である。
この構成例では、第1ガイド部材48と下流側案内部473との間に間隙GP3が形成されている。さらに、この構成例では、用紙の移動を規制する規制部材90が設けられている。
さらに、規制部材90は、第1ガイド部材48に取り付けられている箇所を始点として、加圧モジュール47の外周面に向かうように設けられている。より具体的には、加圧モジュール47のうち、下流側案内部473の上流側に位置する部分474(ベルト部材471の移動方向における上流側に位置する部分)に向かうように設けられている。
Claims (6)
- 画像が載った記録材を案内する案内面と、
記録材搬送方向において前記案内面よりも下流側に配置されるとともに、当該案内面との間に段差を有した状態で配置され、記録材を案内する下流側案内部と、
前記下流側案内部により案内された記録材への画像の定着を行う定着部と、
前記案内面と前記下流側案内部との間の前記段差に配置され、下流側への記録材の案内を行う案内部材と、
を備える定着装置。 - 前記案内部材は、前記下流側案内部との間に間隙を有して配置され、搬送されてきた記録材により押圧されて弾性変形し、当該下流側案内部に接触することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記案内部材は、前記案内面が設けられている側から前記下流側案内部に向かって進行するように形成されるとともに、進行方向における下流側の端部が自由端となっており、片持ち梁状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 記録材の搬送方向において、前記案内面と前記下流側案内部との間には間隙が形成され、
前記案内部材は、前記案内面側から前記下流側案内部側にかけて設けられ、前記間隙を横断する形で設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。 - 前記定着部に向けての移動を記録材が行っている際、当該記録材の先端は、記録材の移動方向と交差する方向である記録材の幅方向に延びており、
記録材の前記先端の前記幅方向における一部が、当該幅方向における他の部分よりも先行した状態で当該記録材が移動している場合に、先行している当該一部の移動速度を低下させる低下手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の定着装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された記録材を案内する案内面と、
記録材搬送方向において前記案内面よりも下流側に配置されるとともに、当該案内面との間に段差を有した状態で配置され、記録材を案内する下流側案内部と、
前記下流側案内部により案内された記録材への画像の定着を行う定着部と、
前記案内面と前記下流側案内部との間の前記段差に配置され、下流側への記録材の案内を行う案内部材と、
を備える画像形成装置。
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| JP2015132682A JP2017015934A (ja) | 2015-07-01 | 2015-07-01 | 定着装置および画像形成装置 |
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