JP2017018247A - テーピングテープおよびテープ部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】関節の動きを改善するために用いることが可能なテーピングテープを提供する。
【解決手段】テーピングテープ1は、テープ基材と、当該テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材は、曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。この場合、人体の関節(たとえば肩関節、あるいは股関節など)において当該関節を曲げたときに発生する曲線状の皺に外周部2aが沿うように、外縁部分2を当該関節近傍に貼付するとともに、本体部分3を皺から離れる方向へと引張った状態で人体に貼付できる。
【選択図】図1
【解決手段】テーピングテープ1は、テープ基材と、当該テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材は、曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。この場合、人体の関節(たとえば肩関節、あるいは股関節など)において当該関節を曲げたときに発生する曲線状の皺に外周部2aが沿うように、外縁部分2を当該関節近傍に貼付するとともに、本体部分3を皺から離れる方向へと引張った状態で人体に貼付できる。
【選択図】図1
Description
この発明は、テーピングテープおよびテープ部材に関する。
従来、医療の一環やスポーツ時の障害防止の目的のため、関節などを固定するように用いられるテーピングテープが知られている(たとえば、特開2006−130165号公報参照)。
ここで、発明者は皮膚運動学の見地から、テーピングテープを関節近傍などに貼付することで当該関節の動きを改善する、あるいは可動域を広げるといった可能性に着目した。ところが、上述のように従来のテーピングテープは関節などの固定を主な目的として利用されており、上述のような関節の動きを改善する、あるいは可動域を広げるといった機能を発揮させるために適したテーピングテープは従来存在していなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、関節の動きを改善するために用いることが可能なテーピングテープおよびテープ部材を提供することである。
この発明に従ったテーピングテープは、テープ基材と、当該テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材は、曲線状の外周部を含む外縁部分と、当該外縁部分に連なり外縁部分から離れるように延びる本体部分とを含む。
この発明に従ったテーピングテープは、テープ基材と、テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材は、直線状の外周部を含む外縁部分と、当該外縁部分に連なり外縁部分から離れるように延びる本体部分とを含む。
この発明に従ったテープ部材は、上記テーピングテープと、当該テーピングテープが粘着層を介して着脱可能に接続されたシート部材とを備える。
本発明によれば、関節の動きを改善するために用いるテーピングテープを得ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
<テーピングテープの形状>
図1は、本実施形態に係るテーピングテープを示す平面模式図である。本実施形態に係るテーピングテープ1は、図1に示すようにテープ基材1aと、当該テープ基材1aの一方の主面上に配置された粘着層(図示せず)とを備える。テープ基材1aは、図1に示すように曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。曲線状の外周部2aは、本体部分3側に凹んだ曲線状の形状を有し、たとえば円弧状であってもよい。この場合、円弧状の外周部2aの曲率半径は20mm以上80mm以下としてもよい。なお、外周部2aの形状は、後述するように使用対象の皮溝12(図3参照)とほぼ平行になるように設定することが好ましい。たとえば、肩関節や股関節、首関節など関節によって皮溝(皺)の形状は異なるため、それぞれの関節に適合するような外周部2aの形状とすることが好ましい。
<テーピングテープの形状>
図1は、本実施形態に係るテーピングテープを示す平面模式図である。本実施形態に係るテーピングテープ1は、図1に示すようにテープ基材1aと、当該テープ基材1aの一方の主面上に配置された粘着層(図示せず)とを備える。テープ基材1aは、図1に示すように曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。曲線状の外周部2aは、本体部分3側に凹んだ曲線状の形状を有し、たとえば円弧状であってもよい。この場合、円弧状の外周部2aの曲率半径は20mm以上80mm以下としてもよい。なお、外周部2aの形状は、後述するように使用対象の皮溝12(図3参照)とほぼ平行になるように設定することが好ましい。たとえば、肩関節や股関節、首関節など関節によって皮溝(皺)の形状は異なるため、それぞれの関節に適合するような外周部2aの形状とすることが好ましい。
また、本体部分3の外周部のうち、本体部分3の延びる方向に沿った側部は内側に凸の曲線状となっている。また、本体部分3は外縁部分2の外周部2aから離れるにしたがって幅(本体部分3の延びる方向に対して垂直な方向における幅)が狭くなっている。
図2は、図1に示したテーピングテープ1の第1変形例の平面模式図である。図2に示したテーピングテープ1は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、外周部2aの形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。図2に示したテーピングテープ1では、外周部2aがテーピングテープ1の外側に凸の曲線状となっている。また、本体部分3の外周部のうち、本体部分3の延びる方向に沿った側部は外側に凸の曲線状となっている。
<テーピングテープの使用状態>
図3は、図1および図2に示したテーピングテープ1の使用状態を説明した模式図であり、テーピングテープ1を右肩11の関節の近傍に貼付した状態を示している。具体的には、右手を上げたときに肩関節の部分にできるしわ(皮溝12)に沿うように、図1のテーピングテープ1の外周部2aを配置するとともに、当該テーピングテープ1の本体部分3を右手の肘側に延びるように配置する。このとき、テーピングテープ1では先に外縁部分2を皮膚に貼付したうえで、本体部分3を矢印14に示す方向に引張りながら皮膚に貼り付ける。
図3は、図1および図2に示したテーピングテープ1の使用状態を説明した模式図であり、テーピングテープ1を右肩11の関節の近傍に貼付した状態を示している。具体的には、右手を上げたときに肩関節の部分にできるしわ(皮溝12)に沿うように、図1のテーピングテープ1の外周部2aを配置するとともに、当該テーピングテープ1の本体部分3を右手の肘側に延びるように配置する。このとき、テーピングテープ1では先に外縁部分2を皮膚に貼付したうえで、本体部分3を矢印14に示す方向に引張りながら皮膚に貼り付ける。
また、図2に示したテーピングテープ1については、皮溝12に沿うように外周部2aを配置するとともに、テーピングテープ1の本体部分3を背中側に延びるように配置する。このとき、テーピングテープ1では先に外縁部分2を皮膚に貼付したうえで、本体部分3を矢印13に示す方向に引張りながら皮膚に貼り付ける。
<テーピングテープの作用効果>
上述したテーピングテープ1は、テープ基材1aと、当該テープ基材1aの一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材1aは、曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。
上述したテーピングテープ1は、テープ基材1aと、当該テープ基材1aの一方の主面上に配置された粘着層とを備える。テープ基材1aは、曲線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。
この場合、人体の関節(たとえば図3に示す肩関節、あるいは股関節など)において当該関節を曲げたときに発生する曲線状の皺(皮溝12)に外周部2aが沿うように、外縁部分2を当該関節近傍に貼付するとともに、本体部分3を皮溝12から離れる方向へと引張った状態で人体に貼付できる。このようにすれば、テーピングテープ1が貼付された人体の表面が有毛部であれば、毛根が皮溝12から離れる方向(図3における矢印13または矢印14により示した方向)へと引張られた状態とすることができる。この結果、テーピングテープ1が貼付された部分において、人体表面の皮膚に存在する固有受容器が、毛根が引張られている方向(皮溝12から離れる方向)に皮膚が引張られていると感知する。その結果、皮下の浅層筋膜と浅層筋膜下の筋肉との間での滑走が促進される。つまり、関節を動かすときに発生する浅層筋膜と当該浅層筋膜下の筋肉との間の滑走を促進することにより、当該関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
<テープ部材の構成>
図4および図5に示すように、テーピングテープ1はシート部材22に貼り付けられたテープ部材20として流通させることができる。具体的には、テーピングテープ1はテープ基材1aの一方の主面に配置された粘着層1bを備え、当該粘着層1bがシート部材22に着脱可能に貼付されている。シート部材22は、本体部分3の延びる方向において、テーピングテープ1の外縁部分2側の端部から、上記方向におけるテーピングテープ1の長さLの25%となる位置(外縁部分2側の端部から距離L1の位置:なお距離L1=距離L×0.25)において分割されている。異なる観点から言えば、シート部材22は、外縁部分2側の端部から距離L1の位置に分割部21が形成されている。シート部材22は、分割部21によりシート部材部分22a、22bの2つの部分に分割されている。なお、上記距離L1はテーピングテープ1の長さ(図4の距離L)の5%以上50%以下の長さであってもよい。また、上記距離L1の下限はテーピングテープ1の長さ(距離L)の10%でもよく、15%であってもよい。また、上記距離L1の上限はテーピングテープ1の長さ(距離L)の45%であってもよく、40%であってもよく、35%でもよく、30%でもよく、20%であってもよい。
図4および図5に示すように、テーピングテープ1はシート部材22に貼り付けられたテープ部材20として流通させることができる。具体的には、テーピングテープ1はテープ基材1aの一方の主面に配置された粘着層1bを備え、当該粘着層1bがシート部材22に着脱可能に貼付されている。シート部材22は、本体部分3の延びる方向において、テーピングテープ1の外縁部分2側の端部から、上記方向におけるテーピングテープ1の長さLの25%となる位置(外縁部分2側の端部から距離L1の位置:なお距離L1=距離L×0.25)において分割されている。異なる観点から言えば、シート部材22は、外縁部分2側の端部から距離L1の位置に分割部21が形成されている。シート部材22は、分割部21によりシート部材部分22a、22bの2つの部分に分割されている。なお、上記距離L1はテーピングテープ1の長さ(図4の距離L)の5%以上50%以下の長さであってもよい。また、上記距離L1の下限はテーピングテープ1の長さ(距離L)の10%でもよく、15%であってもよい。また、上記距離L1の上限はテーピングテープ1の長さ(距離L)の45%であってもよく、40%であってもよく、35%でもよく、30%でもよく、20%であってもよい。
上述したテープ基材1aの材料としては、テーピングテープ1にとり重要である追従性や固定性などの久賀を良好に発揮できる弾性および伸縮性を有し、さらに上記のような本体部分3を伸ばして皮膚に貼付することにより皮膚に一定の応力を加える特性(キックバック性)を有する材料であれば、任意の材料を用いることができる。たとえば、テープ基材1aの材料として、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、繊維(たとえば綿など)からなる強撚布、不織布、編布、および伸縮性を有するシート材や布、縦糸に伸縮性の意図を用いたタテ伸び布、横糸および縦糸に伸縮性の糸を用いた伸縮布などを用いることができる。さらに、テープ基材1aの材料として、ナイロン、ポリエステル、綿などの繊維に特殊加工を施して伸縮性を持たせたストレッチヤーンや、ポリウレタン系弾性糸等の伸縮性の大きい合繊糸を単独で編成した編物地、またはこのような合繊糸とポリエステル繊維や綿などの伸縮性の小さい繊維をごン号して編成した編布を用いることができる。また、上述したポリウレタンを構成するウレタンについては、エーテル系、エステル系の一般的なものを用いることができ、特に制限は無い。
また、上述した粘着層1bを構成する粘着剤は、一般的亜テーピング用粘着部材の分野で公知の物を用いることができる。たとえば、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ビニールエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、などを用いることができる。また、シート部材22の材料としては、紙や樹脂など従来周知の材料を用いることができる。
<テープ部材の作用効果>
上述したテープ部材20は、上記テーピングテープ1と、当該テーピングテープ1が粘着層1bを介して着脱可能に接続されたシート部材22とを備える。この場合、テーピングテープ1がシート部材22に貼付されているので、テーピングテープ1の取り扱いを容易にすることができる。
上述したテープ部材20は、上記テーピングテープ1と、当該テーピングテープ1が粘着層1bを介して着脱可能に接続されたシート部材22とを備える。この場合、テーピングテープ1がシート部材22に貼付されているので、テーピングテープ1の取り扱いを容易にすることができる。
また、テープ部材20において、シート部材22は、本体部分3の延びる方向において、テーピングテープ1の外縁部分2側の端部から、上記方向におけるテーピングテープ1の長さの50%となる位置より近い位置(たとえば、当該テーピングテープ1の長さの25%、あるいは25%以下となる位置(外縁部分2側の端部から距離L1の位置))において分割されている。
この場合、シート部材22において外縁部分2側に位置する部分(シート部材部分22a)を先にテーピングテープ1から引き剥がし、露出した粘着層1bを人体の関節の皮溝12に隣接する部分に容易に貼付することができる。その後、シート部材22の残りの部分(本体部分と重なるように配置されているシート部材部分22b)と本体部分3とを指で把持して、皮溝12から離れる方向に容易に引張ることができる。その後、残りのシート部材部分22bをテーピングテープ1から剥がし、本体部分3を皮溝12から離れる方向に引張った状態で人体に容易に貼付することができる。
<テープ部材の変形例の構成および作用効果>
図6に示すテープ部材20は、基本的に図4および図5に示したテープ部材20と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、シート部材22が3つの部分(シート部材部分22a〜22c)に分割されている点が図4および図5に示したテープ部材20と異なっている。すなわち、シート部材22は、テーピングテープ1の本体部分3の延びる方向において、テーピングテープ1の本体部分3側の端部から、上記方向におけるテーピングテープ1の長さ(図6の距離L、以下、単に長さLとも言う)の50%となる位置より近い位置(本体部分3側の端部から距離L2の位置である分割部23)において分割されている。
図6に示すテープ部材20は、基本的に図4および図5に示したテープ部材20と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、シート部材22が3つの部分(シート部材部分22a〜22c)に分割されている点が図4および図5に示したテープ部材20と異なっている。すなわち、シート部材22は、テーピングテープ1の本体部分3の延びる方向において、テーピングテープ1の本体部分3側の端部から、上記方向におけるテーピングテープ1の長さ(図6の距離L、以下、単に長さLとも言う)の50%となる位置より近い位置(本体部分3側の端部から距離L2の位置である分割部23)において分割されている。
この場合、テーピングテープ1の本体部分3側の端部に位置するシート部材22のシート部材部分22cを本体部分3と一緒に指で把持して本体部分3を引張りながら、本体部分3下のシート部材部分22bを先にテーピングテープ1から除去することができる。そのため、本体部分3を引張った状態でテーピングテープ1の本体部分3を人体に容易に貼付することができる。
なお、上記距離L2はテーピングテープ1の長さLの5%以上45%以下の長さであってもよい。また、上記距離L2の下限はテーピングテープ1の長さLの10%でもよく、15%であってもよい。また、上記距離L2の上限はテーピングテープ1の長さLの40%であってもよく、35%であってもよく、30%でもよく、25%でもよく、20%でもよく、15%であってもよい。
<テーピングテープの他の変形例の構成および作用効果>
図7に示す本実施形態に係るテーピングテープの第2変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図7に示したテーピングテープでは、本体部分3は複数(図7では3つ)の分岐部分3a〜3cを含んでいる。この場合、当該テーピングテープ1を図3に示すように関節近傍に貼付したときに、関節の皺(皮溝12)から離れる複数の方向に対して、人体表面の皮膚が引張られていると皮膚の固有受容器に感知させることができる。このため、関節に隣接する部分において浅層筋膜と筋肉との滑走を複数方向において促進することができる。
図7に示す本実施形態に係るテーピングテープの第2変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図7に示したテーピングテープでは、本体部分3は複数(図7では3つ)の分岐部分3a〜3cを含んでいる。この場合、当該テーピングテープ1を図3に示すように関節近傍に貼付したときに、関節の皺(皮溝12)から離れる複数の方向に対して、人体表面の皮膚が引張られていると皮膚の固有受容器に感知させることができる。このため、関節に隣接する部分において浅層筋膜と筋肉との滑走を複数方向において促進することができる。
図8に示す本実施形態に係るテーピングテープの第3変形例は、基本的には図7に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図7に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図8に示したテーピングテープ1では、本体部分3が2つの分岐部分3a、3bに分岐しているとともに、これらの分岐部分3a、3bの形状が異なっている。異なる観点から言えば、本体部分3は、外縁部分2の中央から本体部分3の延びる方向(ここでは分岐部分3a、3bのそれぞれの延びる方向のちょうど中間に位置する方向)に沿って延びる中心軸から見て非対称な形状となっている。この場合、たとえば関節まわりの筋肉の配置が、当該関節にできる皺(皮溝12)の中心を通り当該皺に交差する方向に延びる線分から見て非対称な状態であっても、当該筋肉の配置に応じてテーピングテープ1の本体部分3を人体に貼付することができる。
図9に示す本実施形態に係るテーピングテープの第4変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、外縁部分2の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図9に示したテーピングテープ1では、外縁部分2の外周部2aにおいて切り込み部4が形成されている。この場合、体型に応じてテーピングテープに皺が出にくいという効果を得ることができる。
図10に示す本実施形態に係るテーピングテープの第5変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、外周部2aの形状および本体部分3の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図10に示したテーピングテープ1では、外周部2aが直線状になっている。さらに、本体部分3の外周形状が外側に凸の曲線状となっている。また異なる観点から言えば、テーピングテープ1は、テープ基材1a(図5参照)と、テープ基材1aの一方の主面上に配置された粘着層1b(図5参照)とを備える。テープ基材1aは、直線状の外周部2aを含む外縁部分2と、当該外縁部分2に連なり外縁部分2から離れるように延びる本体部分3とを含む。
このようなテーピングテープ1は、適用される関節において形成される皮溝(皺)が直線状であるような場合に、直線状の皺に外周部2aを添わせるように容易に配置できる。さらに、本体部分3の外周形状が外側に凸の曲線状となっているため、外周部2aに対して垂直以外の角度方向にも本体部分3を引張りながらテーピングテープ1を皮膚に貼り付けることができる。
図11に示す本実施形態に係るテーピングテープの第6変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図11に示したテーピングテープでは、本体部分3に開口部5が形成されている。開口部5の形状は任意の形状とすることができるが、たとえば図11に示すように本体部分3の延在方向に沿った長軸を有する形状(たとえば楕円形状や長方形状など)であってもよい。
この場合、本体部分3をより変形させやすくできるので、当該テーピングテープ1を貼付する人体の表面形状の個人差があっても、当該本体部分3を変形させることで容易に当該個人差にテーピングテープの形状を適合させることができる。
図12に示す本実施形態に係るテーピングテープの第7変形例は、基本的には図11に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図11に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図12に示したテーピングテープでは、本体部分3に複数の開口部5a〜5cが形成されている。複数の開口部5a〜5cについては、個々の開口部5a〜5cの形状やサイズが同じであってもよいが異なっていてもよい。また、図12に示すように、本体部分3の中央部に位置する開口部5bが相対的に大きな径を有し、本体部分3の端部側に位置する開口部5a、5cが相対的に小さな径を有していてもよい。この場合、本体部分3をより容易に変形させることができる。
図13に示す本実施形態に係るテーピングテープの第8変形例は、基本的には図12に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図12に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図13に示したテーピングテープでは、複数の開口部として5つの開口部5a〜5eが形成されるとともに、開口部5a〜5eの平面形状がスリット状(あるいは矩形状)である。このようにすれば、本体部分3において変形しやすくする方向を当該スリット状の開口部5a〜5eの延びる方向により規定することができる。
図14に示す本実施形態に係るテーピングテープの第9変形例は、基本的には図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、本体部分3の形状が図1に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図14に示したテーピングテープでは、外縁部分2の外周部2aの幅W1より、本体部分3の先端部側の幅W2の方が大きくなっている。また、異なる観点から言えば、テーピングテープ1において、本体部分3は、本体部分3が延びる方向に垂直な方向における幅が外縁部分2から離れるほど広くなっている。この場合、テーピングテープ1が隣接して貼付される皺の幅よりもより広い幅を有する領域の筋肉に対して、浅層筋膜との滑走を促進することができる。
図15に示す本実施形態に係るテーピングテープの第10変形例は、基本的には図1および図1に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、図1に示したテーピングテープ1と図2に示したテーピングテープ1とを接続部33、34により接続している点が図1および図2に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図15に示したテーピングテープでは図1に示したテーピングテープに対応するテープ部分31の外周部2aと、図2に示したテーピングテープに対応するテープ部分32の外周部2aとが間隔を隔てて対向するようにテープ部分31、32が配置されるとともに、上記2つの外周部2aの対向する両端をつなぐように2つの接続部33、34が形成されている。
また、異なる観点から言えば、図15に示したテーピングテープ1は、図1に示したテーピングテープと同様の構成を備えるテープ部分31と、他のテープ基材と当該他のテープ基材の一方の主面上に配置された他の粘着層とからなるテープ部分32とを備えている。テープ部分32における他のテープ基材は、曲線状または直線状の外周部2a(図15では曲線状の外周部2a)を含む他の外縁部分2と、当該他の外縁部分2に連なり他の外縁部分2から離れるように延びる他の本体部分3とを含む。さらに、テーピングテープ1は、テープ部分31のテープ基材とテープ部分32の他のテープ基材とを接続する接続部33、34を備えている。
この場合、1つの関節(たとえば図3における右肩11の関節)の両側に位置する領域に対して、接続部33、34と1組の外周部2aとにより囲まれる領域に皺が配置されるように1つのテーピングテープ1を貼付することができる。この結果、皺の両側においてテーピングテープを容易に貼付することができる。
また、異なる観点から言えば、上記テーピングテープ1において、接続部33、34は、テープ部分31のテープ基材の外縁部分2と、テープ部分32における他のテープ基材の他の外縁部分2とを接続する。この場合、テープ部分31の外縁部分2とテープ部分32の他の外縁部分2とを1つの皺に隣接するように(たとえば1つの皮溝12を両側から挟むように)配置することができる。
(実施の形態2)
<テーピングテープの形状および使用状態>
図16を参照して、本実施形態におけるテーピングテープおよびその使用状態を説明する。図16に示すように、本実施形態に係るテーピングテープ1は首41の関節に対して適用される。具体的には、首41の後側における皮溝12(皺)に沿って、テーピングテープ1の外周部2aが配置されるとともに、本体部分3は皮溝12から離れるように(背中に向かって)引張られた状態で貼付される。
<テーピングテープの形状および使用状態>
図16を参照して、本実施形態におけるテーピングテープおよびその使用状態を説明する。図16に示すように、本実施形態に係るテーピングテープ1は首41の関節に対して適用される。具体的には、首41の後側における皮溝12(皺)に沿って、テーピングテープ1の外周部2aが配置されるとともに、本体部分3は皮溝12から離れるように(背中に向かって)引張られた状態で貼付される。
なお、図16に示したテーピングテープ1は、本体部分3が外周形状が外側に凸の曲線状であり、外周部2aが曲線状であるが、実施の形態1において説明した変形例の任意の構成を適宜組み合わせて適用することができる。
また、図16に示したテーピングテープ1において、曲線状の外周部2aは、本体部分3側に凹んだ曲線状の形状を有し、たとえば円弧状である。この場合、円弧状の外周部2aの曲率半径は50mm以上80mm以下としてもよい。
<テーピングテープの作用効果>
このようにすれば、図1〜図3に示したテーピングテープ1と同様に、首41の関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
このようにすれば、図1〜図3に示したテーピングテープ1と同様に、首41の関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
(実施の形態3)
<テーピングテープの形状および使用状態>
図17を参照して、本実施形態におけるテーピングテープおよびその使用状態を説明する。図17に示すように、本実施形態に係るテーピングテープ1は、股関節に対して適用される。具体的には、股関節の前方側の皮溝12(皺)に沿って、テーピングテープ1の外周部2aが配置されるとともに、本体部分3は皮溝12から離れるように(足先に向かって)引張られた状態で貼付される。なお、テーピングテープ1の外周部2aの形状は図17に示すように直線状である。
<テーピングテープの形状および使用状態>
図17を参照して、本実施形態におけるテーピングテープおよびその使用状態を説明する。図17に示すように、本実施形態に係るテーピングテープ1は、股関節に対して適用される。具体的には、股関節の前方側の皮溝12(皺)に沿って、テーピングテープ1の外周部2aが配置されるとともに、本体部分3は皮溝12から離れるように(足先に向かって)引張られた状態で貼付される。なお、テーピングテープ1の外周部2aの形状は図17に示すように直線状である。
また、図17に示したテーピングテープ1は、本体部分3が外周形状が外側に凸の曲線状であり、外周部2aが直線状であるが、実施の形態1において説明した変形例の任意の構成を適宜組み合わせて適用することができる。
<テーピングテープの作用効果>
このようにすれば、図1〜図3に示したテーピングテープ1と同様に、股関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
このようにすれば、図1〜図3に示したテーピングテープ1と同様に、股関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
<テーピングテープの変形例の形状、使用状態および作用効果>
図18に示す本実施形態に係るテーピングテープの変形例は、基本的には図17に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、外周部2aの形状が図17に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図18に示したテーピングテープ1では、外周部2aが曲線状になっている。また、図18に示したテーピングテープ1は、股関節に対して後側から適用されており、股関節において後側(臀部側)に形成される皺(皮溝12)に沿うように外周部2aが配置された状態で皮膚に貼付されている。
図18に示す本実施形態に係るテーピングテープの変形例は、基本的には図17に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、外周部2aの形状が図17に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図18に示したテーピングテープ1では、外周部2aが曲線状になっている。また、図18に示したテーピングテープ1は、股関節に対して後側から適用されており、股関節において後側(臀部側)に形成される皺(皮溝12)に沿うように外周部2aが配置された状態で皮膚に貼付されている。
また、図18に示したテーピングテープ1において、曲線状の外周部2aは、本体部分3側に凹んだ曲線状の形状を有し、たとえば円弧状である。この場合、円弧状の外周部2aの曲率半径は40mm以上80mm以下としてもよい。
このようにしても、図17に示したテーピングテープ1と同様に、股関節を動かしやすくする(あるいは可動域を広げる)ことができる。
図19に示す本実施形態に係るテーピングテープの変形例は、基本的には図17および図18に示したテーピングテープ1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、図17に示したテーピングテープ1と図18に示したテーピングテープ1とを接続部53により接続している点が図17および図18に示したテーピングテープと異なっている。すなわち、図19に示したテーピングテープでは、図19および図20に示すように、図17に示したテーピングテープに対応するテープ部分51の本体部分3の先端側と、図18に示したテーピングテープに対応するテープ部分52の本体部分3の先端側とが間隔を隔てて配置されるとともに、それぞれのテープ部分51、52の外周部2aがほぼ同じ方向を向くようにテープ部分51、52が配置され、この状態でテープ部分51の本体部分3の先端部とテープ部分52の本体部分3の先端部とが接続部53により接続されている。つまり、上記テーピングテープ1において接続部53は、テープ部分51のテープ基材の本体部分3と、テープ部分52の他のテープ基材の他の本体部分3とを接続している。
この場合、テープ部分51の外縁部分2とテープ部分52における他の外縁部分2とを、図19に示すようにそれぞれ異なる皺(皮溝12)に隣接するように容易に配置することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、関節を動きやすくする、あるいは関節の可動域を広げるために特に有利に適用される。
1 テーピングテープ、1a テープ基材、1b 粘着層、2 外縁部分、2a 外周部、3 本体部分、3a〜3c 分岐部分、4 切り込み部、5,5a〜5e 開口部、 11 右肩、12 皮溝、13,14 矢印、 20 テープ部材、21,23 分離部、22 シート部材、22a〜22c シート部材部分、 31,32,51,52 テープ部分、33,34,53 接続部、 41 首。
Claims (15)
- テープ基材と、
前記テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備え、
前記テープ基材は、
曲線状の外周部を含む外縁部分と、
前記外縁部分に連なり前記外縁部分から離れるように延びる本体部分とを含む、テーピングテープ。 - テープ基材と、
前記テープ基材の一方の主面上に配置された粘着層とを備え、
前記テープ基材は、
直線状の外周部を含む外縁部分と、
前記外縁部分に連なり前記外縁部分から離れるように延びる本体部分とを含む、テーピングテープ。 - 前記本体部分は複数の分岐部分を含む、請求項1または2に記載のテーピングテープ。
- 前記本体部分は、前記外縁部分の中央から前記本体部分の延びる方向に沿って延びる中心軸から見て非対称な形状となっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテーピングテープ。
- 前記外縁部分は、前記外周部から内側に向かう切り込み部を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のテーピングテープ。
- 前記テープ基材では、前記本体部分に開口部が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のテーピングテープ。
- 前記本体部分には、前記開口部が複数形成されている、請求項6に記載のテーピングテープ。
- 前記開口部の平面形状はスリット状である、請求項6または7に記載のテーピングテープ。
- 前記本体部分は、前記本体部分が延びる方向に垂直な方向における幅が前記外縁部分から離れるほど広くなっている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のテーピングテープ。
- 他のテープ基材と、
前他のテープ基材の一方の主面上に配置された他の粘着層とを備え、
前記他のテープ基材は、
曲線状または直線状の外周部を含む他の外縁部分と、
前記他の外縁部分に連なり前記他の外縁部分から離れるように延びる他の本体部分とを含み、さらに、
前記テープ基材と前記他のテープ基材とを接続する接続部を備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテーピングテープ。 - 前記接続部は、前記テープ基材の前記本体部分と前記他のテープ基材の前記他の本体部分とを接続する、請求項10に記載のテーピングテープ。
- 前記接続部は、前記テープ基材の前記外縁部分と前記他のテープ基材の前記他の外縁部分とを接続する、請求項10に記載のテーピングテープ。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載のテーピングテープと、
前記テーピングテープが前記粘着層を介して着脱可能に接続されたシート部材とを備えた、テープ部材。 - 前記シート部材は、前記本体部分の延びる方向において、前記テーピングテープの前記外縁部分側の端部から、前記方向における前記テーピングテープの長さの50%となる位置より近い位置において分割されている、請求項13に記載のテープ部材。
- 前記シート部材は、前記本体部分の延びる方向において、前記テーピングテープの前記本体部分側の端部から、前記方向における前記テーピングテープの長さの50%となる位置より近い位置において分割されている、請求項14に記載のテープ部材。
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| JP2015137759A JP2017018247A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | テーピングテープおよびテープ部材 |
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| JP (1) | JP2017018247A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102234561B1 (ko) * | 2020-08-26 | 2021-03-31 | 주식회사 피플파이 | 다리용 테이핑 패치 |
| JP2022106461A (ja) * | 2021-01-07 | 2022-07-20 | 花王株式会社 | 身体貼付用シート |
| JP7598192B1 (ja) | 2024-05-29 | 2024-12-11 | 山崎 明美 | 皮膚刺激テープ |
-
2015
- 2015-07-09 JP JP2015137759A patent/JP2017018247A/ja active Pending
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| JP7598192B1 (ja) | 2024-05-29 | 2024-12-11 | 山崎 明美 | 皮膚刺激テープ |
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