JP2017019619A - 線状部材格納装置、およびクレーン - Google Patents

線状部材格納装置、およびクレーン Download PDF

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Abstract

【課題】伸縮可能なビームに取り付けられる線状部材を、適切に配置する。
【解決手段】ホース格納装置20(線状部材格納装置)は、軸方向(前後方向X)に伸縮可能なビーム30と、ビーム30に取り付けられるレール装置50と、ホース40(線状部材)と、ホース40を保持する複数のクランプ部60cと、を備える。レール装置50は、アウタビーム31に固定されるレールガイド51と、可動レール52と、を備える。可動レール52は、レールガイド51に取り付けられ、レールガイド51に沿って前後方向Xに移動可能である。クランプ部60cは、可動レール52に沿って前後方向Xに移動可能である第一可動クランプ部63bを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、線状部材格納装置、およびクレーンに関する。
例えば特許文献1、2などに、伸縮可能なビームが記載されている(特許文献1の実用新案請求の範囲、特許文献2の請求項1などを参照)。このビームには、線状部材(例えばホース、電線など)が取り付けられる場合がある。
実開昭62−20091号公報 特開2000−198674号公報
ビームの伸縮に追従するように、線状部材を適切に配置する必要がある。そのために、ビームに対して線状部材を吊り下げ、垂れ下がる部分(垂下部)が形成されるように線状部材を配置することが考えられる。この配置では、ビームが縮小するほど、垂下部の垂れ下がり量が増え(上下に長くなり)、線状部材のビーム伸縮方向における長さが短くなる(線状部材が格納される)。しかし、線状部材が垂下部を有することにより、様々な問題が生じるおそれがある。例えば、垂下部の下端部が接地する問題が生じるおそれがある。また例えば、ビームの輸送時に垂下部が揺れ、揺れによる問題が生じるおそれがある(詳細は下記)。
そこで本発明は、伸縮可能なビームに取り付けられる線状部材を、適切に配置できる、線状部材格納装置およびクレーンを提供することを目的とする。
1つ目の発明の線状部材格納装置は、軸方向に伸縮可能なビームと、前記ビームに取り付けられるレール装置と、前記ビームに取り付けられ垂下部を有する線状部材と、前記線状部材を保持する複数のクランプ部と、を備える。前記ビームは、アウタビームと、前記アウタビーム内に差し込まれるインナビームと、を備える。前記レール装置は、前記アウタビームに固定されるレールガイドと、可動レールと、を備える。前記可動レールは、前記レールガイドに取り付けられ、前記レールガイドに沿ってビーム伸縮方向に移動可能である。前記クランプ部は、前記可動レールに沿ってビーム伸縮方向に移動可能である第一可動クランプ部を備える。
2つ目の発明の線状部材格納装置は、軸方向に伸縮可能なビームと、前記ビームに取り付けられるフレームと、前記ビームに取り付けられ垂下部を有する線状部材と、を備える。前記ビームは、アウタビームと、前記アウタビーム内に差し込まれるインナビームと、を備える。前記フレームは、前記アウタビームに固定され、前記アウタビームよりも下に配置され、前記アウタビームと上下方向に対向する。前記線状部材は、前記フレームのビーム幅方向外側部分よりもビーム幅方向内側に配置される。
1つ目の発明により、伸縮可能なビームに取り付けられる線状部材を、適切に配置できる。2つ目の発明により、伸縮可能なビームに取り付けられる線状部材を、適切に配置できる。
クレーン1を幅方向Yから見た図である。 図1に示すビーム30が伸長したときの、クレーン1を幅方向Yから見た図である。 図1に示すホース格納装置20を幅方向Yから見た図である。 図3に示すホース格納装置20を上側Z1から見た図である。 図3に示すビーム30が伸長したときの、ホース格納装置20を幅方向Yから見た図である。 図3のF6−F6矢視断面図である。 図6に示すレール装置50の周辺を拡大した図である。 図3のF8−F8矢視断面図である。 図6に示すレール装置50の周辺を拡大した図である。 図3に示すホース40の周辺を幅方向Yから見た図である。 図10に示す間隔制限装置70を上側Z1から見た図である。 図1に示すビーム30が伸長したときの、図10に示す間隔制限装置70などを幅方向Yから見た図である。 図10に示す突っぱり部材71などを幅方向Yから見た図である。 図13に示す突っぱり部材71などを上側Z1から見た図である。 第2実施形態のホース格納装置220を幅方向Yから見た図である。 図15に示すホース格納装置220を上側Z1から見た図である。 図15に示すホース格納装置220を前側X1から見た図である。 図15に示すホース格納装置220の輸送時の状態を幅方向Yから見た図である。 図18に示すホース格納装置220を後側X2から見た図である。 第3実施形態のホース格納装置320を前後方向Xから見た図である。
(第1実施形態)
図1〜図14を参照して、図1に示す第1実施形態のホース格納装置20(線状部材格納装置)を備えるクレーン1について説明する。
クレーン1は、ビーム30(下記)を備える建設機械である。クレーン1は、クローラクレーンであり、大型クローラクレーンであり、カウンタウェイト台車15(下記)付きクレーンである。クレーン1は、クレーン本体10と、ブーム13と、マスト14と、カウンタウェイト台車15と、ホース格納装置20と、を備える。
クレーン本体10は、下部走行体11と、上部旋回体12と、を備える。下部走行体11は、クレーン1を走行させる部分であり、クローラを備える。下部走行体11は、ホイールを備えてもよい(クレーン1はホイールクレーンでもよい)。
上部旋回体12(上部本体)は、下部走行体11に対して旋回可能に、下部走行体11に搭載される。上部旋回体12は、カウンタウェイト12aを備える。カウンタウェイト12aは、クレーン1の吊り能力を上げるためのおもりであり、上部旋回体12を構成するフレーム(旋回フレーム)の後側X2(下記)の端部に取り付けられる。
ブーム13は、吊荷を吊るための起伏部材であり、上部旋回体12に対して起伏可能に、上部旋回体12に取り付けられる。
マスト14は、クレーン1の吊り能力を上げるための起伏部材であり、上部旋回体12に対して起伏可能に、上部旋回体12に取り付けられる。マスト14は、ブーム13よりも後側X2(下記)に配置される。マスト14の先端部とブーム13の先端部とは、接続部材(ガイラインおよびワイヤロープの少なくともいずれか)で接続される。
カウンタウェイト台車15(CTWT台車)は、クレーン1の吊り能力を上げるためのおもりであり、クレーン本体10の動き(走行および旋回)に合わせて、地面に対して移動(位置変更)する。カウンタウェイト台車15は、上部旋回体12よりも後側X2(下記)に配置され、さらに詳しくは、上部旋回体12の真後ろ(後側X2(下記)かつ前後方向X(下記)に対向する位置)に配置される。カウンタウェイト台車15は、マスト14により吊り下げられる。カウンタウェイト台車15とマスト14の先端とは、接続部材(例えばガイライン)で接続される。カウンタウェイト台車15は、台車フレーム15aと、ウェイト15bと、ホイール15cと、ジャッキアッププシリンダ15dと、を備える。ウェイト15bは、台車フレーム15aに搭載されるおもりである。
ホイール15cは、地面に対してカウンタウェイト台車15を移動させるための車輪であり、アクチュエータにより動作する。ホイール15cを動作させるアクチュエータには、ホイール駆動モータと、ステアリングモータと、がある。ホイール駆動モータは、ホイール15cを回転駆動させることで、カウンタウェイト台車15を走行させる、油圧モータである。ステアリングモータは、台車フレーム15aに対するホイール15cの角度を変えることで、カウンタウェイト台車15の進行方向を変える、油圧モータである。
ジャッキアッププシリンダ15dは、地面に対して台車フレーム15aを持ち上げるアクチュエータであり、油圧アクチュエータであり、油圧シリンダである。なお、カウンタウェイト台車15には、上記の各アクチュエータ以外のアクチュエータが設けられてもよい。
ホース格納装置20(線状部材格納装置)は、ホース40(線状部材)(下記)を格納するための装置であり、ホース40を保護するための装置(保護装置)である。ホース格納装置20は、軸方向を有するビーム30と、位置決めピンシリンダ37(図3参照)と、ホース40と、フレーム45と、レール装置50(図3参照)と、クランプ装置60(図3参照)と、間隔制限装置70(図10参照)と、を備える。
ビーム30(梁)は、図1に示すように、軸方向を有する部材であり、棒状の部材である。ビーム30の軸方向は、水平方向(略水平方向を含む)である。ビーム30は、クレーン1の構成要素どうしを連結(結合)し、間隔が変わる構成要素どうしを連結する。具体的には、ビーム30は、上部旋回体12(の後側X2(下記)端部)とカウンタウェイト台車15とを連結する。図2(および図1)に示すように、ビーム30は、ビーム30の軸方向に伸縮可能である。ビーム30は、入れ子構造で構成され、段数は2段(2段伸縮式)である。ビーム30は、アウタビーム31と、インナビーム33と、ビーム伸縮シリンダ35(図3参照)と、を備える。
(方向について)
ホース格納装置20に関する方向には、前後方向X(ビーム伸縮方向)と、幅方向Yと、上下方向Zと、がある。前後方向Xは、ビーム30の伸縮方向であり、ビーム30の軸方向であり、上部旋回体12の前後方向である。前後方向Xにおいて、カウンタウェイト台車15から上部旋回体12に向かう側(向き)を前側X1とし、その逆側を後側X2とする。図4に示すように、幅方向Yは、ビーム30の幅方向であり、前後方向Xおよび水平方向に直交する方向であり、上部旋回体12の幅方向である。幅方向Yにおいて、ビーム30の中心軸(前後方向Xに延びる中心軸)に近づく側(向き)を幅方向内側Y1とし、ビーム30の中心軸から遠ざかる側を幅方向外側Y2とする。図2に示すように、上下方向Zについて、上側を上側Z1、下側を下側Z2とする。
アウタビーム31は、図3に示すように、ビーム30の構成要素(単位ビーム)である。アウタビーム31は、アウタビーム本体31aと、ビーム側ブラケット31bと、を備える。アウタビーム本体31aは、カウンタウェイト台車15に取り付けられる(連結される)。アウタビーム本体31aは、箱状構造物(内部が空洞の構造物)であり、前後方向Xから見たアウタビーム本体31aの断面は四角形である(図6参照)(下記のインナビーム本体33aも同様)。ビーム側ブラケット31bは、ビーム30とフレーム45との連結に用いられる部材(連結部材)である。図6に示すように、ビーム側ブラケット31bは、アウタビーム本体31aに固定される。ビーム側ブラケット31bは、アウタビーム本体31aの側面(幅方向外側Y2の端面、以下「側面」について同様)から幅方向外側Y2に突出し、アウタビーム本体31aの底面(下側Z2の端面、以下「底面」について同様)よりも下側Z2に突出する。ビーム側ブラケット31bには、ピンが差し込まれるピン孔が形成される。
インナビーム33は、図5に示すように、アウタビーム31内に差し込まれる単位ブームである。インナビーム33(の少なくとも一部)は、アウタビーム31よりも前側X1に配置される。インナビーム33は、インナビーム本体33aと、連結部33bと、を備える。インナビーム本体33aは、アウタビーム本体31a内に差し込まれる部分である。連結部33bは、上部旋回体12(図2参照)の後側X2端部に連結される(ピンにより連結される、取り付けられる)部分である。連結部33bは、インナビーム本体33aの前側X1端部から、前側X1に突出する。図3に示すように、連結部33bは、インナビーム本体33a(図5参照)よりも幅方向外側Y2に突出し、アウタビーム本体31aよりも幅方向外側Y2に突出する。
ビーム伸縮シリンダ35は、図5に示すように、ビーム30を伸縮させるためのアクチュエータであり、伸縮シリンダである。ビーム伸縮シリンダ35は、アウタビーム31に対してインナビーム33を前後方向Xに移動させる。なお、カウンタウェイト台車15が走行(自走)することによってビーム30が伸縮する場合、ビーム伸縮シリンダ35は設けられなくてもよい。
位置決めピンシリンダ37は、位置決めピン(下記)を、ビーム30に対して着脱(取付け取外し)するためのシリンダである。この位置決めピンは、ビーム30の長さ(前後方向Xの長さ、伸縮長さ)を固定するためのピンであり、アウタビーム31に対するインナビーム33の位置を固定するためのピンである。位置決めピンは、アウタビーム31およびインナビーム33に設けられたピン孔(図示なし)に差し込まれる。位置決めピンシリンダ37は、アウタビーム31に設けられ、アウタビーム本体31aの前側X1端部の近傍に設けられ、アウタビーム本体31aの側面に設けられる。位置決めピンシリンダ37は、位置決めピンの軸方向が幅方向Y(水平方向)となるように、位置決めピンを幅方向Y(水平方向)に移動させる。位置決めピンシリンダ37は、位置決めピンを水平方向に移動させるので、位置決めピンシリンダ37に位置決めピンの質量がかからない。よって、位置決めピンを着脱するのに必要な力を抑制でき、位置決めピンシリンダ37を小さくできる。
ホース40(線状部材)は、図3に示すように、線状の部材である。「線状」は、部材全体として見たときに線状であればよい。線状部材は、管状かつ線状の部材でもよい。ホース40は、少なくとも許容曲げ半径以上の曲げ半径では自在に曲がる、柔軟物(可撓性部材)である。ホース40は、ビーム30に連結されている構成要素につながれ(結合され)、具体的には、クレーン本体10(上部旋回体12、図2参照)とカウンタウェイト台車15とにつながれる。ホース40は、ビーム30に取り付けられ、フレーム45を介してビーム30に取り付けられる(詳細は下記)。ホース40は、複数本設けられ、幅方向Yに並び(図3、図6参照)、ホース列(ホース群)を形成する。ホース40は、複数の垂下部40uを有する。垂下部40uは、U字状(略U字状を含む)に垂れ下がる部分(垂れ下がり部分)である。
このホース40は、油圧ホースであり、上部旋回体12(図2参照)とカウンタウェイト台車15との間で油を送る。ホース40には、動力供給用ホースなどがある。動力供給用ホースは、上部旋回体12から、カウンタウェイト台車15が備える油圧アクチュエータに、油圧アクチュエータを駆動するための圧油(油圧、動力)を供給する、ホース40には、油圧ホース以外のホース(例えば水を送るホースなど)があってもよい。線状部材は、電線(電気配線、電気ケーブル)でもよい。この電線は、上部旋回体12とカウンタウェイト台車15との間で、電気(電力および電気信号のいずれかなど)を伝送する。以下では、線状部材がホース40である場合について説明する。
フレーム45は、図6に示すように、ホース40を格納するための構造物(ホース格納フレーム)である。フレーム45は、ビーム30の輸送時にビーム30を支持する架台(ビーム支持架台、輸送用支持架台)でもある(図18参照)。フレーム45は、ビーム30に取り付けられ、アウタビーム31に固定される。フレーム45とビーム30とは、別体に構成される。フレーム45は、フレーム本体46と、フレーム側ブラケット47と、を備える。
フレーム本体46は、図3に示すように、軸方向を有する形状であり、直方体状(略直方体状を含む)であり、前後方向Xから見て四角形(略四角形を含む)である。フレーム本体46は、パイプを組み合わせたもの(パイプフレーム)であり、ラチス構造を有する。フレーム本体46は、底面部46bと、側面部46s(左右2か所)(図6参照)と、上面部46tと、を備える。底面部46bは、フレーム本体46の底面を構成する部材(具体的にはパイプ)である。側面部46sは、フレーム本体46の側面を構成する部材(パイプ)である。上面部46tは、フレーム本体46の上面(上側Z1端面、以下「上面」について同様)を構成する部材(パイプ)である。
このフレーム本体46は、次のように配置される。フレーム本体46は、ビーム30(アウタビーム31)と平行に配置される。フレーム本体46の軸方向は、ビーム30の軸方向と平行である。フレーム本体46は、アウタビーム31の真下(下側Z2かつ上下方向Zに対向する位置、以下「真下」について同様)に配置される。図6に示すように、フレーム本体46の側面部46sは、アウタビーム本体31aの側面の真下の近傍に配置され、アウタビーム本体31aの側面よりも幅方向外側Y2に配置される。図3に示すように、フレーム本体46の前側X1端部は、アウタビーム31の前側X1端部の真下の近傍に配置され、アウタビーム31の前側X1端部よりも後側X2に配置される。フレーム本体46の後側X2端部は、カウンタウェイト台車15の前側X1端部の近傍に配置される。
このフレーム本体46に対するホース40の配置は次の通りである。図6に示すように、ホース40は、フレーム本体46の側面部46s(幅方向外側Y2の部分)よりも、幅方向内側Y1に配置される。さらに詳しくは、ホース40は、2か所の側面部46sの幅方向内側Y1の面(端面、内面)よりも、幅方向内側Y1に配置される。図3に示すように、フレーム本体46の下側Z2端部よりも上側Z1のみに配置される。さらに詳しくは、ビーム30が最も縮小した状態(最縮小状態)のとき、垂下部40uの垂れ下がり量が最大になる。ビーム30が最縮小状態のときでも、ホース40は、フレーム本体46の下側Z2端部よりも上側Z1のみに配置される。ビーム30が最縮小状態、かつ、フレーム45が地面に置かれたとき、ホース40は、地面よりも上側Z1のみに配置される(接地しない)。このようにホース40が接地しないように、フレーム45の高さ、および、クランプ部60c間のホース40の長さが設定される。なお、ホース40が接地しないように、フレーム45の底面部46bが構成されてもよく、例えば底面部46bが板状に構成されてもよい。
フレーム側ブラケット47は、図6に示すように、ビーム30とフレーム45との連結に用いられる部材(連結部材)である。フレーム側ブラケット47は、ビーム側ブラケット31bに着脱可能に連結され、具体的にはピンにより連結される。フレーム側ブラケット47には、ピンが差し込まれるピン孔が形成される。フレーム側ブラケット47は、フレーム本体46に固定され、フレーム本体46の上面部46tから上側Z1に突出し、フレーム本体46の側面部46sから上側Z1に突出する。図4に示すように、フレーム側ブラケット47は、例えば6か所に設けられ、フレーム本体46の前側X1端部(2か所)と、フレーム本体46の前後方向X中央部(2か所)と、フレーム本体46の後側X2端部(2か所)と、に配置される。
レール装置50は、図3(および図5)に示すように、ビーム30の伸縮に合わせてクランプ装置60を移動させるための装置である。レール装置50は、ビーム30に取り付けられ、さらに詳しくは、ビーム30に直接的または間接的に取り付けられる。直接的または間接的であることは、以下の取り付け、固定、接触(当たる)ことなどについても同様である。レール装置50は、フレーム45を介してビーム30に取り付けられる。図5に示すように、レール装置50は、レールガイド51と、可動レール52と、スライドパッド53(図7参照)と、固定レール54と、レールストップ55と、突当部56と、第一ローラストップ58(移動規制部)と、第二ローラストップ59と、を備える。
レールガイド51(固定レールガイド)は、可動レール52をガイドする部材(ガイド部材)である。レールガイド51は、アウタビーム31に固定される。さらに詳しくは、レールガイド51は、アウタビーム31に間接的に固定され、具体的には、フレーム45を介して、アウタビーム31のアウタビーム本体31aに固定される。レールガイド51は、前後方向Xに延び、棒状であり、レール状である(可動レール52および固定レール54も同様)。図6に示すように、前後方向Xから見たレールガイド51の断面形状は、C字状であり、幅方向内側Y1部分が空いたC字状である(可動レール52および固定レール54も同様)。レールガイド51は、幅方向Yに間隔をあけて2本設けられる(可動レール52および固定レール54も同様)。
このレールガイド51は、次のように配置される。レールガイド51は、アウタビーム31よりも下側Z2に配置され、アウタビーム本体31aの底面との間に上下方向Zの隙間をあけて配置される。レールガイド51は、側面部46sに固定され、側面部46sの幅方向内側Y1面に固定され、左右の(幅方向Y両側の)側面部46sそれぞれに固定される。図3に示すように、レールガイド51の前側X1端部は、フレーム45(フレーム本体46)の前側X1端部の近傍に配置され、フレーム45の前側X1端部よりも前側X1に配置される(突出する)。レールガイド51が、フレーム45の前側X1端部よりも前側X1に突出するので、可動レール52を前側X1に配置させやすく、第一可動クランプ装置63(下記)を前側X1に配置させやすい。レールガイド51の後側X2端部は、例えば、フレーム45の前後方向Xの中央部の近傍に配置される。なお、レールガイド51の前後方向Xの長さや配置などは、適宜変更されてもよい(可動レール52、および固定レール54も同様)。
可動レール52(移動レール)は、第一可動クランプ装置63(下記)を支持するレールである。可動レール52は、レールガイド51に取り付けられ、レールガイド51に沿って前後方向Xに移動可能(スライド可能)である。図7に示すように、可動レール52は、レールガイド51内に差し込まれ、レールガイド51のC字状断面の内側に配置される。レールガイド51に対する可動レール52の、上下方向Zおよび幅方向Yへの移動は、レールガイド51により規制される。図5に示すように、可動レール52の前後方向Xの長さは、レールガイド51の前後方向Xの長さよりも長い。可動レール52の少なくとも一部は、レールガイド51よりも前側X1および後側X2に配置される。
スライドパッド53(図7参照)は、レールガイド51に対する可動レール52の前後方向Xの移動を容易にする部材である。図7に示すように、スライドパッド53は、レールガイド51と可動レール52との間(隙間)に設けられる。スライドパッド53は、レールガイド51と可動レール52との、上下方向Zの隙間と、幅方向Yの隙間と、に設けられる。スライドパッド53は、レールガイド51の内面(可動レール52と対向する面)に固定され、例えばネジやピンなどにより固定される。スライドパッド53は、可動レール52の外面(レールガイド51と対向する面)に固定されてもよい。スライドパッド53は、例えば樹脂により形成される。
固定レール54は、図5に示すように、第二可動クランプ装置65(下記)を支持するレールである。固定レール54は、インナビーム33に対して固定され、さらに詳しくは、インナビーム33の連結部33bの底面(底辺部)に固定される。固定レール54は、インナビーム本体33aの底面よりも下側Z2に配置され、インナビーム本体33aの底面との間に上下方向Zの間隔(隙間)をあけて配置される。固定レール54は、可動レール52と干渉しないように配置される(図3および図5参照)。具体的には、固定レール54と可動レール52とは、上下方向Zにずれるように配置され、上下方向Zの間隔(隙間)があくように配置される。さらに具体的には、固定レール54の高さ位置(上下方向Zの位置)は、可動レール52の高さ位置よりも上側Z1である。固定レール54は、インナビーム本体33aの前側X1端部の真下の位置(またはその近傍)から、後側X2に延びる(突出する)。図3に示すように、固定レール54の後側X2端部は、ビーム30が最縮小状態のとき、例えば、フレーム45の前側X1端部よりも後側X2に配置され、レールガイド51の後側X2端部の近傍に配置される。図6に示すように、ビーム30が最縮小状態のとき、固定レール54は、アウタビーム本体31aの側面の真下(その近傍でもよい)に配置される。固定レール54は、ビーム30が最縮小状態のとき、可動レール52の真上(上側Z1かつ上下方向Zに対向する位置)に配置される。
レールストップ55は、図5に示すように、レールガイド51に対する可動レール52の前後方向Xへの移動を規制(制限)する。レールストップ55には、レール後移動ストップ55fと、レール前移動ストップ55rと、がある。
レール後移動ストップ55fは、レールガイド51に対する可動レール52の後側X2への移動を規制する(後側X2へ移動しすぎないようにする)。レール後移動ストップ55fは、レールガイド51よりも前側X1の位置で、可動レール52(の前側X1端部)に固定される。レール後移動ストップ55fは、レールガイド51に対して可動レール52が許容範囲を超えて後側X2に移動しようとしたときに、レールガイド51に当たるように配置される。具体的には、レール後移動ストップ55fは、可動レール52の幅方向外側Y2端部よりも幅方向外側Y2に突出する(レール前移動ストップ55rも同様)。レール後移動ストップ55fは、可動レール52から上側Z1に突出し、可動レール52から下側Z2に突出してもよい(レール前移動ストップ55rも同様)。
レール前移動ストップ55rは、レールガイド51に対する可動レール52の前側X1への移動を規制する(前側X1へ移動しすぎないようにする)。レール前移動ストップ55rは、レールガイド51よりも後側X2の位置で、可動レール52(の後側X2端部)に固定される。レール前移動ストップ55rは、レールガイド51に対して可動レール52が許容範囲を超えて前側X1に移動しようとしたときに、レールガイド51に当たるように配置される。
突当部56は、ビーム30の縮小時に、可動レール52(の前側X1の端部)に当たる部分である。突当部56は、レールガイド51に対して可動レール52を後側X2に移動させる(押す)。突当部56は、インナビーム33の連結部33bに固定され、連結部33bから下側Z2に突出する。例えば、突当部56は、固定レール54に固定される部材(固定レールブラケット)であり、固定レール54の前側X1端部よりも前側X1に配置される。
第一ローラストップ58(移動規制部)は、可動レール52に対する下記の第一可動クランプ装置63の(第一可動クランプ部63bの)前後方向Xの移動を規制する。第一ローラストップ58には、前側第一ローラストップ58fと、後側第一ローラストップ58rと、がある。
前側第一ローラストップ58fは、可動レール52に対する、下記の第一可動クランプ装置63の前側X1への移動を規制する。前側第一ローラストップ58fは、可動レール52(の前側X1端部)に固定される。前側第一ローラストップ58fは、可動レール52に対して第一可動クランプ装置63が許容範囲を超えて前側X1に移動しようとしたときに、第一可動クランプ装置63に当たるように配置される。具体的には、前側第一ローラストップ58fは、可動レール52の内部(C字状断面の内部)に配置される(後側第一ローラストップ58rも同様)。前側第一ローラストップ58fは、下記のローラ63cなどを介して第一可動クランプ部63bに当たる(後側第一ローラストップ58rも同様)。
後側第一ローラストップ58rは、可動レール52に対する、下記の第一可動クランプ装置63の後側X2への移動を規制する。後側第一ローラストップ58rは、可動レール52(の後側X2端部)に固定される。後側第一ローラストップ58rは、可動レール52に対して第一可動クランプ装置63が許容範囲を超えて後側X2に移動しようとしたときに、第一可動クランプ装置63に当たるように配置される。
第二ローラストップ59は、固定レール54に対する、下記の第二可動クランプ装置65の(下記の第二可動クランプ部65bの)、前後方向X(さらに詳しくは後側X2)への移動を規制する。第二ローラストップ59は、固定レール54(の後側X2端部)に固定される。第二ローラストップ59は、固定レール54に対して第二可動クランプ装置65が許容範囲を超えて後側X2に移動しようとしたときに、第二可動クランプ装置65に当たるように配置される。第二ローラストップ59は、下記のローラ65cなどを介して、第二可動クランプ部65bに当たる。
クランプ装置60は、ホース40を保持するための装置である。クランプ装置60は、ビーム30よりも下側Z2に配置され、ビーム30の真下に配置される。クランプ装置60は、フレーム45の側面部46sよりも幅方向内側Y1に配置される(図6の第一可動クランプ装置63を参照)。図3に示すように、クランプ装置60は、後側固定クランプ部61と、第一可動クランプ装置63と、第二可動クランプ装置65と、前側固定クランプ部67と、下部クランプ部材69と、を備える。ここで、図4に示すように、後側固定クランプ部61と、第一可動クランプ部63b(下記)と、第二可動クランプ部65b(下記)と、前側固定クランプ部67とは、「クランプ部60c」を構成する。
後側固定クランプ部61(クランプ部60c)は、図3に示すように、アウタビーム31に対して固定され、アウタビーム31に対して間接的に固定される。具体的には、後側固定クランプ部61は、フレーム45に固定され、フレーム45の上面部46tに固定される。図4に示すように、後側固定クランプ部61は、複数のホース40が幅方向Yに並んだ状態(例えば一列に並んだ状態)で、複数のホース40どうしを保持する(他のクランプ部60c、および下部クランプ部材69についても同様)。後側固定クランプ部61は、ホース40を上下方向Zから挟むことで、ホース40を保持する部材である(他のクランプ部60c、および下部クランプ部材69についても同様)(図6参照)。図3に示すように、後側固定クランプ部61は、ホース40の垂下部40uの上側Z1端部を保持する(ホース40を吊り下げる)(他のクランプ部60cについても同様)。
第一可動クランプ装置63(ローラ付ホースクランプガイド、ガイドローラ付ブラケット)は、可動レール52に沿って前後方向Xに移動可能(スライド可能)である。第一可動クランプ装置63は、前後方向Xに間隔をあけて2個設けられ、後側第一可動クランプ装置63Rと、前側第一可動クランプ装置63Fと、がある。後側第一可動クランプ装置63Rと、前側第一可動クランプ装置63Fとは同様に構成される。以下では、主に前側第一可動クランプ装置63Fについて説明する。
前側第一可動クランプ装置63Fは、後側第一可動クランプ装置63Rよりも前側X1に配置される。前側第一可動クランプ装置63Fは、図6に示すように、第一可動クランプフレーム63aと、第一可動クランプ部63b(クランプ部60c)と、ローラ63cと、を備える。
第一可動クランプフレーム63aは、第一可動クランプ部63bおよびローラ63cを支持する構造物である。図7に示すように、第一可動クランプフレーム63aは、本体部63a1と、突出部63a2と、を備える。本体部63a1は、幅方向Yに延び、レール装置50よりも幅方向内側Y1に配置され、レール装置50に干渉しないようにレール装置50との間に幅方向Yの間隔をあけて配置される。本体部63a1の高さ位置は、固定レール54の高さ位置と同じである。本体部63a1は、ホースガイドの機能を有し、さらに詳しくは、第一可動クランプ部63bで保持されたホース40の曲げ半径が小さくなりすぎないように、ホース40の曲げ半径を制限する。具体的には、図10に示すように、本体部63a1は、前側X1部分および後側X2部分それぞれに傾斜を有する。本体部63a1の前側X1部分の傾斜は、前側X1ほど下側Z2に配置されるように傾斜する。本体部63a1の後側X2部分の傾斜は、後側X2ほど下側Z2に配置されるように傾斜する。図7に示すように、突出部63a2は、ローラ63c(の軸部)が取り付けられる部分であり、本体部63a1の底面から下側Z2に突出する。
第一可動クランプ部63b(クランプ部60c)は、第一可動クランプフレーム63aに固定され、本体部63a1の上面から上側Z1に突出する。
ローラ63c(ガイドローラ)は、可動レール52に対して第一可動クランプ装置63が前後方向Xに容易に(円滑に)移動できるようにする。ローラ63cは、第一可動クランプ部63bに取り付けられ、さらに詳しくは、第一可動クランプフレーム63aを介して第一可動クランプ部63bに取り付けられる。ローラ63cの軸部は、突出部63a2に取り付けられる。ローラ63cは、例えば、第一可動クランプ部63bよりも下側Z2に配置され、本体部63a1よりも下側Z2に配置される。ローラ63cは、第一可動クランプフレーム63aの本体部63a1よりも幅方向外側Y2の両側に配置される(図6参照)。ローラ63cは、1個の第一可動クランプ装置63に複数設けられ、例えば4個設けられる(図6および図10参照)。ローラ63cは、可動レール52を転がり(転動し)、さらに詳しくは、可動レール52内を転がり、可動レール52の底面を構成する板の上側Z1の面上を転がる。ローラ63cは、可動レール52との抵抗を抑制できるような材料により形成され、具体的には樹脂により形成される(ローラ63cはプラスチックローラである)。
第二可動クランプ装置65(ローラ付ホースクランプガイド、ガイドローラ付ブラケット)は、図5に示すように、固定レール54に沿って前後方向Xに移動可能(スライド可能)である。第二可動クランプ装置65は、前側第一可動クランプ装置63Fよりも前側X1に配置される。第二可動クランプ装置65は、1個設けられる。第二可動クランプ装置65は、第一可動クランプ装置63とほぼ同様に構成される。以下では主に、第一可動クランプ装置63に対する第二可動クランプ装置65の相違点を説明する。図8に示すように、第二可動クランプ装置65は、第二可動クランプフレーム65aと、第二可動クランプ部65bと、ローラ65cと、を備える。
第二可動クランプフレーム65aは、第二可動クランプ部65bおよびローラ65cを支持する構造物であり、第一可動クランプフレーム63aの本体部63a1(図7参照)と同様に構成される。図9に示すように、第二可動クランプフレーム65aには、第一可動クランプフレーム63aの突出部63a2(図7参照)に対応する部分は設けられない。
第二可動クランプ部65b(クランプ部60c)は、第二可動クランプフレーム65aに固定され、第二可動クランプフレーム65aの上面から上側Z1に突出する。
ローラ65c(ガイドローラ)は、固定レール54に対して第二可動クランプ装置65が前後方向Xに容易に移動できるようにする。ローラ65cは、ローラ63c(図7参照)と同様に構成される。ローラ65cは、固定レール54を転がり(転動し)、さらに詳しくは、固定レール54内を転がり、固定レール54の底面を構成する板の上側Z1の面上を転がる。
前側固定クランプ部67(クランプ部60c)(図4参照)は、上部旋回体12(図2参照)に対して固定され、例えば、上部旋回体12に直接固定され、インナビーム33に固定されてもよい。図3に示すように、前側固定クランプ部67は、第二可動クランプ装置65よりも前側X1に配置される。各クランプ部60cの高さ位置は、互いに同じ(またはほぼ同じ)である。
下部クランプ部材69は、ホース40の垂下部40uの下側Z2端部(またはその近傍)を保持する。下部クランプ部材69は、前後方向Xに隣り合うクランプ部60cどうしの間(前後方向X中央部)に配置され、例えば4個設けられる。下部クランプ部材69は、フレーム45の下端(下側Z2の端)よりも上側Z1に配置される。ビーム30が最縮小状態かつフレーム45が地面に置かれたとき、下部クランプ部材69は、地面よりも上側Z1に配置される。ビーム30が最縮小状態のとき、下部クランプ部材69は、フレーム45の底面部46bとほぼ同じ高さ位置に配置される。
間隔制限装置70は、図10(および図12)に示すように、前後方向Xに隣り合うクランプ部60cどうしの前後方向Xにおける間隔(クランプ部間隔L)(最短距離)を所定範囲内に制限する。間隔制限装置70は、部材どうしが当たること、および、部材が引っ張られること、の少なくともいずれかにより、クランプ部間隔Lを所定範囲内に制限する(詳細は下記)。間隔制限装置70は、クランプ部60cに取り付けられ、さらに詳しくは、前側固定クランプ部67(図12参照)以外のクランプ部60cに取り付けられる。なお、間隔制限装置70は、前側固定クランプ部67に取り付けられてもよい。ここで、前後方向Xに隣り合う一対のクランプ部60cが複数ある(クランプ部間隔Lが複数ある)ところ、以下では、1つの「一対のクランプ部60c」の間の部分(1つのクランプ部間隔Lの部分)について説明する。以下では、一対のクランプ部60cのうち前側X1のクランプ部60cを単に「前側X1のクランプ部60c」、一対のクランプ部60cのうち後側X2のクランプ部60cを単に「後側X2のクランプ部60c」という。間隔制限装置70は、突っぱり部材71と、ワイヤ77と、を備える。
突っぱり部材71は、クランプ部間隔Lが下限未満になることを制限する部材(下限制限部材)である。突っぱり部材71は、一対のクランプ部60cどうしがある距離(下限)を超えて前後方向Xに近づかないようにする。突っぱり部材71は、クランプ部60cに対して固定され、クランプ部60cに対して間接的に固定される。具体的には、後側固定クランプ部61に固定される突っぱり部材71は、フレーム45に固定される。第一可動クランプ部63bに固定される突っぱり部材71は、第一可動クランプフレーム63aに固定される。第二可動クランプ部65bに固定される突っぱり部材71は、第二可動クランプフレーム65aに固定される。ここで、突っぱり部材71のうち、「前側X1のクランプ部60c」に固定されるものを前側突っぱり部材71F、「後側X2のクランプ部60c」に取り付けられるものを後側突っぱり部材71Rとする。前側突っぱり部材71Fと後側突っぱり部材71Rとは、図12に示すように、クランプ部間隔Lが下限よりも広いときには前後方向Xに離れ、図10に示すように、クランプ部間隔Lが下限のときには当たる(前後方向Xに対向して当たる)。前側突っぱり部材71Fと後側突っぱり部材71Rとは、クランプ部間隔Lが下限よりも狭くなろうとしたとき、前後方向Xに押し合う(突っぱる)。以下では、特に断らない限り、1つの突っぱり部材71について説明する。図14に示すように、突っぱり部材71は、突っぱりバー71aと、接触部71bと、図13に示す乗り上げ規制部73と、ワイヤ取付部74と、を備える。
突っぱりバー71aは、図14に示すように、棒状部材により構成され、例えばパイプにより構成される。後側突っぱり部材71Rの突っぱりバー71aは、後側X2のクランプ部60cよりも前側X1に突出する。前側突っぱり部材71Fの突っぱりバー71aは、前側X1のクランプ部60c(図10参照)よりも後側X2に突出する。突っぱりバー71aは、上下方向Zから見てC字状である。突っぱりバー71aは、前後材71a1と、横材71a2と、を備える。前後材71a1は、前後方向Xに延び、幅方向Yに間隔をあけて2本設けられる。横材71a2は、幅方向Yに延び、2本の前後材71a1の先端部どうしをつなぐ。上記「先端部」は、後側突っぱり部材71Rの場合は前側X1端部であり、前側突っぱり部材71Fの場合は後側X2端部である。
接触部71b(一方側接触部、他方側接触部)は、前側突っぱり部材71Fおよび後側突っぱり部材71Rそれぞれに設けられる。前側突っぱり部材71Fの接触部71bと、後側突っぱり部材71Rの接触部71bとは、クランプ部間隔Lが下限のときに互いに当たり(前後方向Xに対向して当たり)、クランプ部間隔Lが下限よりも広いときに前後方向Xに離れる。接触部71bは、突っぱりバー71aの先端部に設けられる。具体的には、接触部71bは、横材71a2の一部である接触部71b1と、横材71a2に固定される板状部材である接触部71b2と、で構成される(いずれか一方のみが設けられてもよい)。前側突っぱり部材71Fの接触部71b2と、後側突っぱり部材71Rの接触部71b2とは、幅方向Yにずれた位置に配置される。クランプ部間隔Lが下限のとき、前側突っぱり部材71Fの接触部71b1(横材71a2)は、後側突っぱり部材71Rの接触部71b2(板状部材)に当たる。クランプ部間隔Lが下限のとき、前側突っぱり部材71Fの接触部71b2(板状部材)は、後側突っぱり部材71Rの接触部71b1(横材71a2)に当たる。
乗り上げ規制部73は、クランプ部間隔Lが下限のときに、図13に示す突っぱり部材71の乗り上げを規制する。さらに詳しくは、乗り上げ規制部73は、前後方向X一方側の突っぱり部材71(例えば後側突っぱり部材71R)に対する、前後方向X他方側の突っぱり部材71(例えば前側突っぱり部材71F)の上側Z1への移動を規制する。乗り上げ規制部73は、前側突っぱり部材71Fおよび後側突っぱり部材71Rそれぞれに設けられる。前側突っぱり部材71Fに設けられる乗り上げ規制部73と、後側突っぱり部材71Rに設けられる乗り上げ規制部73とは、前後方向Xに対称に構成される。以下では、前側突っぱり部材71Fに設けられる乗り上げ規制部73について説明する。前側突っぱり部材71Fの乗り上げ規制部73は、クランプ部間隔Lが下限のときに、後側突っぱり部材71Rに対して前側突っぱり部材71Fを上げようとすると、後側突っぱり部材71R(例えば横材71a2)に当たるように配置される。具体的には、乗り上げ規制部73は、突っぱりバー71aの先端部に設けられ、接触部71bの近傍に配置され、接触部71bよりも下側Z2に配置される。乗り上げ規制部73は、接触部71b2(板状部材)に固定され、さらに詳しくは、接触部71b2と一体的に構成され(別体でもよい)、接触部71b2の下側Z2端部に固定される。前側突っぱり部材71Fの乗り上げ規制部73は、突っぱりバー71aの先端部(具体的には接触部71b2)から、後側X2に突出し、さらに詳しくは、後側X2ほど下側Z2に配置されるように傾斜する。図14に示すように、前側突っぱり部材71Fの乗り上げ規制部73と、後側突っぱり部材71Rの乗り上げ規制部73とは、幅方向Yにずれた位置に配置される。
ワイヤ取付部74は、図13に示すワイヤ77が取り付けられる部分である。ワイヤ取付部74は、突っぱりバー71aに固定され、横材71a2に固定され、横材71a2から下側Z2に突出する。ワイヤ取付部74へのワイヤ77の取り付けの例は次の通りである。ワイヤ取付部74にはピン孔が形成され、ワイヤ取付部74にピンを介してU字状部材(金具)が取り付けられる。このU字状部材にワイヤ77の端部がつながれる。なお、ワイヤ取付部74にワイヤ77が直接(U字状部材を介さず)つながれてもよい。
ワイヤ77は、クランプ部間隔Lが上限を超えることを制限する部材(上限制限部材)であり、一対のクランプ部60cどうしがある距離(上限)を超えて前後方向Xに離れないようにする(図12参照)。ワイヤ77は、「前側X1のクランプ部60c」と「後側X2のクランプ部60c」とに(例えば間接的に)つながれる。さらに詳しくは、図13に示すように、ワイヤ77は、前側突っぱり部材71Fの横材71a2にワイヤ取付部74を介して取り付けられ、後側突っぱり部材71Rの横材71a2にワイヤ取付部74を介して取り付けられる。図14に示すように、ワイヤ77が横材71a2に取り付けられる場合は、例えば、前後材71a1、第一可動クランプフレーム63a、およびクランプ部60cのいずれかに直接取り付けられる場合に比べ、ワイヤ77を短くできる。ワイヤ77は、図10に示すようにクランプ部間隔Lが上限よりも狭いときには垂れ下がり、図12に示すようにクランプ部間隔Lが上限のときには直線状(またはほぼ直線状)になる。ワイヤ77は、クランプ部間隔Lが上限よりも広がろうとしたとき、一対のクランプ部60cにより引っ張られる(ワイヤ77に張力が働く)。ワイヤ77は、針金を束ねたワイヤロープなどであり、鎖などでもよい。
(ビーム30縮小時の作動)
図5に示すビーム30が伸長した状態(例えば最も伸長した状態である最伸長状態)から、ビーム30が縮小するときのホース格納装置20の作動は次の通りである。
[作動A−1](ビーム30の縮小)
ビーム伸縮シリンダ35を縮小させる、または、カウンタウェイト台車15を前側X1に自走させる。すると、アウタビーム31およびカウンタウェイト台車15は、前側X1に移動する。このとき、アウタビーム31に取り付けられたフレーム45も、前側X1に移動する(上部旋回体12(図2参照)に近づく)。ここでは、フレーム45は接地していない。
[作動A−2](垂下部40uの垂れ下がり)
ビーム30の縮小により、クランプ部間隔L(図10、図12参照(クランプ部間隔Lについて以下同様))が狭くなる部分がある。具体的には、前側第一可動クランプ装置63Fの第一可動クランプ部63bと、第二可動クランプ部65bと、のクランプ部間隔Lが狭くなる。下記の[作動A−3]の作動により、他のクランプ部間隔Lも狭くなる場合がある。クランプ部間隔Lが狭くなると、垂下部40uが変形し、垂下部40uの垂れ下がり量が増え、垂下部40uが狭く深くなる(前後方向Xの幅が狭く、上下方向Zの幅が広くなる)。垂下部40uの変形により、下部クランプ部材69が下側Z2に移動する。
[作動A−3](第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65の移動)
ビーム30の縮小に追従するように、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65が移動する。さらに詳しくは、上記[作動A−2]により垂下部40uが垂れ下がり、垂れ下がり量がある程度大きくなる(クランプ部間隔Lがある程度狭くなる)。すると、ホース40の弾性によって、垂れ下がり量が小さくなるように(クランプ部間隔Lが広がるように)、ホース40が変形する。その結果、可動レール52に対して第一可動クランプ装置63が移動し、固定レール54に対して第二可動クランプ装置65が移動する。ビーム30が縮小するにしたがって、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65は、上部旋回体12(図2参照)に対して前側X1に移動し、クランプ部間隔Lが狭くなる。このとき、各クランプ部間隔Lがほぼ均等になるように、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65が移動することが好ましい。
[作動A−4](間隔制限装置70の作動)
ビーム30の縮小によりクランプ部間隔Lが狭くなると、クランプ部間隔Lが下限になる場合がある。この場合、図14に示す前側突っぱり部材71Fの接触部71bと、後側突っぱり部材71Rの接触部71bとが当たることにより、クランプ部間隔Lが下限よりも狭くなることが制限される。また、図13に示す乗り上げ規制部73により、前後方向X一方側の突っぱり部材71(例えば前側突っぱり部材71F)が他方側の突っぱり部材71(例えば後側突っぱり部材71R)に乗り上がることが規制される。
[作動A−5](可動レール52の移動)
図5に示すビーム30の縮小により、可動レール52に対して後側第一可動クランプ装置63Rが後側X2に移動する。すると、後側第一可動クランプ装置63Rが、後側第一ローラストップ58rに当たり、可動レール52を後側X2に押す。すると、可動レール52が、レールガイド51に対して後側X2に移動する(押し出される)(図5および図3参照)。レールガイド51に対する可動レール52の後側X2への移動は、レール後移動ストップ55fが機能するまで可能であり、具体的には、レール後移動ストップ55fがレールガイド51に当たるまで可能である。
[作動A−6](可動レール52と固定レール54とのすれ違いなど)
ビーム30の縮小により、レールガイド51および可動レール52は、固定レール54に近づく。そして、レールガイド51および可動レール52と、固定レール54と、が上下方向Zに隙間をあけてすれ違う。図3に示すように、さらにビーム30が縮小すると、可動レール52の前側X1端部は、突当部56に当たる。このとき、可動レール52は、ビーム30の縮小に伴い、レールガイド51に対して後側X2に移動する(押し出される)。
[作動A−7](各作動の組み合わせ)
ビーム30の縮小が終了するまで、上記[作動A−2]〜[作動A−6]の作動が個別または同時に行われ、ホース40がフレーム45内に格納される。
(ビーム30伸長時の作動)
ビーム30が縮小した状態(例えば最縮小状態)から、ビーム30が伸長するときのホース格納装置20の作動は次の通りである。ビーム30の伸長時の作動は、ほぼ、ビーム30の縮小時の作動と逆の作動である。
[作動B−1](ビーム30の伸長)
ビーム30の伸長時には、カウンタウェイト台車15、アウタビーム31、およびフレーム45が後側X2に移動する(上部旋回体12(図2参照)から離れる)。
[作動B−2](垂下部40uの垂れ下がり量の減少)
ビーム30の伸長により、クランプ部間隔Lが広くなる部分(上記[作動A−2]のクランプ部間隔Lが狭くなる部分と同様)がある。クランプ部間隔Lが広くなると、垂下部40uが変形し、垂下部40uの垂れ下がり量が減り、垂下部40uが浅く広くなる(前後方向Xの幅が広く、上下方向Zの幅が狭くなる)。
[作動B−3](第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65の移動)
ビーム30の伸長に追従するように、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65が移動する。さらに詳しくは、上記[作動B−2]により垂下部40uの垂れ下がり量が減り、垂れ下がり量がある程度小さくなる(クランプ部間隔Lがある程度広くなる)。すると、垂下部40uの質量によって、垂れ下がり量が増えるように(クランプ部間隔Lが狭くなるように、垂下部40uがU型を保持するように)、ホース40が変形する。その結果、可動レール52に対して第一可動クランプ装置63が移動し、固定レール54に対して第二可動クランプ装置65が移動する。ビーム30が伸長するにしたがって、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65は、上部旋回体12(図2参照)に対して後側X2に移動し、クランプ部間隔Lが広くなる。このとき、各クランプ部間隔Lがほぼ均等になるように、第一可動クランプ装置63および第二可動クランプ装置65が移動することが好ましい。
[作動B−4](間隔制限装置70の作動)
ビーム30の伸長により、クランプ部間隔Lが広くなると、クランプ部間隔Lが上限になる場合がある。この場合、図12に示すワイヤ77が直線状になることにより、クランプ部間隔Lが上限よりも広くなることが制限される。
[作動B−5](可動レール52の移動)
図3に示すビーム30の伸長により、可動レール52に対して前側第一可動クランプ装置63Fが前側X1に移動する。すると、前側第一可動クランプ装置63Fが、前側第一ローラストップ58fに当たり、可動レール52を前側X1に押す。すると、可動レール52が、レールガイド51に対して前側X1に移動する(引き出される)(図3および図5参照)。図5に示すレールガイド51に対する可動レール52の前側X1への移動は、レール前移動ストップ55rが機能するまで可能であり、具体的には、レール前移動ストップ55rがレールガイド51に当たるまで可能である。
[作動B−6](可動レール52と固定レール54とのすれ違い)
図3に示すビーム30の伸長により、レールガイド51および可動レール52と、固定レール54と、が上下方向Zに隙間をあけてすれ違う。図5に示すように、さらにビーム30が伸長すると、レールガイド51および可動レール52は、固定レール54の後側X2端部よりも後側X2に移動する。
[作動B−7](各作動の組み合わせ)
ビーム30の伸長が終了するまで、上記[作動B−2]〜[作動B−6]の作動が個別または同時に行われ、ホース40が前後方向Xに延ばされていく。そして、ホース40の一部(前側X1部分)が、フレーム45内からフレーム45外に引き出される。
(ホース格納装置20の輸送)
ホース格納装置20の輸送は、次のように行われる。ホース格納装置20の輸送時(以下「輸送時」)には、図3に示すビーム30は、縮小した状態であり、例えば最縮小状態である。図6に示すように、輸送時には、ホース40は、フレーム45内に格納され、さらに詳しくは、フレーム45の側面部46sよりも幅方向内側Y1にホース40が格納される。なお、輸送時には、ホース40は、フレーム45よりも前側X1に配置されてもよく(はみ出てもよく)、フレーム45よりも後側X2に配置されてもよい(はみ出てもよい)。
輸送時には、フレーム45は架台(輸送台)として用いられる。さらに詳しくは、ビーム30の底面に起伏がある(フラットでない)場合、ビーム30をトレーラT(図18参照)にそのまま搭載すると、トレーラTに対してビーム30が安定しない場合がある。なお、ビーム30の底面に起伏がある場合には、例えば、アウタビーム本体31aの前側X1端部にフランジが形成される場合などがある(図18参照)。そこで、フレーム45を介して、ビーム30をトレーラTに搭載することで、トレーラTに対してビーム30を安定させることができる。
フレーム45が架台(輸送台)として用いられるので、ビーム30の輸送専用の架台(専用架台)が不要である。専用架台が用いられる場合、次の問題がある。作業現場でクレーン1が組み立てられた後、次にビーム30を輸送する時まで(例えばクレーン1による作業時など)、専用架台は不要である。そのため、専用架台の置き場(収納場所)を確保することが問題になる。例えばクレーン1の作業場に専用架台を置くことになる。また例えば、専用架台を作業場以外の場所に輸送し(例えば持ち帰り)、次にビーム30を輸送する際に作業場に専用架台を輸送することになり、手間や輸送運賃がかかる。一方、ホース格納装置20では、フレーム45は、ビーム30の輸送時だけでなくクレーン1の作業時にも、ビーム30に取り付けられている。よって、フレーム45の置き場に関する上記の問題を回避できる(収納場所に困らない)。
(線状部材を格納するための従来の装置)
従来、線状部材(ホース40など)は次のように格納される場合があった。線状部材を格納するための装置(「従来の装置」)として、ホースリール、およびケーブル類保護案内装置などがある。この従来の装置は、大きくなるおそれがある。特に、線状部材の数が多い場合(下記)や線状部材が太い場合(下記)に、線状部材の許容曲げ半径を満足しつつ多数の線状部材を格納する必要があるので、従来の装置は大きなものとなる。具体的には、ビーム30に従来の装置を取り付けた状態では、輸送制限寸法内に収めることが困難になる程度に、従来の装置は大きなものとなる。一方、図3に示すホース格納装置20では、ホース40を格納する際に上記の従来の装置を用いる必要がない。よって、ホース格納装置20を、輸送制限寸法内に容易に納めることができる。
上記「線状部材の数が多い場合」には、次の場合がある。例えば、カウンタウェイト台車15(図1参照)のように多系統の油圧が必要な構成要素にホース40がつながれる場合、そうでない場合に比べ、ホース40の本数が多くなる。上記「線状部材が太い場合」には、次の場合がある。例えば、カウンタウェイト台車15のように動力の大きい構成要素にホース40がつながれる場合には、動力の小さい構成要素にホース40がつながれる場合に比べ、ホース40に多くの流量の油を流す必要があるため、太いホース40が用いられる。
(線状部材の固縛)
上記の従来の装置を用いずに、ビーム30に線状部材を格納するために、線状部材が、ロープなどでビーム30に固縛されることも考えられる。このような技術は、ビーム30の輸送のたびに、手間のかかる固縛作業を作業者に強いることになる。また、線状部材の数が多い場合や線状部材が太い場合には、固縛作業は、人力のみでは行えないおそれがある。また、線状部材が固縛される場合、線状部材が、常態の姿勢でない形状(例えば許容曲げ半径を満足しない形状)で固縛されるおそれがある。その結果、線状部材が損傷するおそれがある。一方、本実施形態のホース格納装置20では、ホース40は、ロープなどで固縛される必要がないので、上記の問題を回避できる。
(ホース40の見栄えについて)
従来の技術では、複数本のホース40の垂下部40uが、ばらけて動く場合があった。また、従来の技術では、垂下部40uは、フレーム45内に配置されておらず、垂下部40uが幅方向Yに大きく揺れる場合があった。このように垂下部40uが、ばらけたり揺れたりする様子は、この様子を見た人に見苦しい印象を与える場合があった。一方、本実施形態では、複数のホース40は、クランプ部60cおよび下部クランプ部材69により、幅方向Yに並んだ(整列した)状態で保持されるので、ホース40がばらけることを抑制でき、ホース40の見栄えを良くできる。また、ホース40は、フレーム45の側面部46sよりも幅方向内側Y1に配置されるので、ホース40の幅方向Yの揺れが抑制され、ホース40の見栄えを良くできる。
(第1の発明の効果)
図3に示すホース格納装置20(線状部材格納装置)による効果は次の通りである。ホース格納装置20は、軸方向(前後方向X)に伸縮可能なビーム30を備える。さらに、ホース格納装置20は、ビーム30に取り付けられるレール装置50と、ビーム30に取り付けられ垂下部40uを有するホース40(線状部材)と、ホース40を保持する複数のクランプ部60cと、を備える。ビーム30は、アウタビーム31と、アウタビーム31内に差し込まれるインナビーム33と、を備える。レール装置50は、アウタビーム31に固定されるレールガイド51と、可動レール52と、を備える。
[構成1−1]可動レール52は、レールガイド51に取り付けられ、レールガイド51に沿って前後方向X(ビーム伸縮方向)に移動可能である。
[構成1−2]クランプ部60cは、可動レール52に沿って前後方向Xに移動可能である第一可動クランプ部63bを備える。
ホース格納装置20は、主に上記[構成1−1]および[構成1−2]を備える。よって、可動レール52が設けられない場合に比べ、第一可動クランプ部63bの前後方向Xの可動範囲を広げることができる。よって、ビーム30の伸縮に応じて、クランプ部60cどうしのクランプ部間隔L(図10、図12参照)を適切な広さに設定できる。よって、クランプ部間隔Lが広すぎる問題(下記)、および、クランプ部間隔Lが狭すぎる問題(下記)を抑制できる。よって、伸縮可能なビーム30に取り付けられるホース40を、適切に配置できる。
(不適切なクランプ部間隔Lの詳細)
クランプ部間隔Lが広すぎる場合、クランプ部60cの間のホース40が引っ張られ、ホース40に大きな力(無理な力)がかかり、ホース40が傷む(破損、破断)おそれがある。例えば油を流すホース40が切れると、ホース40から油が出る。また例えば線状部材が電線の場合、電線が切れると、電気の伝送ができなくなる。クランプ部間隔Lが狭すぎる場合、クランプ部60cの間のホース40が押し曲げられ、ホース40の曲げ半径が許容範囲未満となり、ホース40が傷むおそれがある。一方、ホース格納装置20ではクランプ部間隔Lを適切に設定できる。
(第2の発明の効果)
[構成2−1]図5に示すように、レール装置50は、可動レール52に対する第一可動クランプ部63bの前後方向Xの移動を規制するように構成されるレールストップ55(移動規制部)を備える。
[構成2−2]ビーム30の伸縮時にホース40の垂下部40uが変形することで、第一可動クランプ部63bがレールストップ55を前後方向Xに押す。これにより、レールガイド51に対して可動レール52が前後方向Xに移動する。この作動が行われるように、レール装置50が構成される。
ホース格納装置20は、上記[構成2−1]および[構成2−2]を備える。よって、レールガイド51に対して可動レール52を移動させる動力として、ビーム30の伸縮時のホース40の垂下部40uの変形による力が利用される。よって、レールガイド51に対して可動レール52を移動させるための専用の動力を不要にできる。
(第3の発明の効果)
[構成3]ホース格納装置20は、インナビーム33に対して固定される固定レール54を備える。クランプ部60cは、固定レール54に沿って前後方向Xに移動可能である第二可動クランプ部65bを備える。
上記[構成3]により、インナビーム33の近傍でホース40を保持できる。よって、固定レール54および第二可動クランプ部65bが設けられない場合に比べ、ビーム30の伸縮に応じて、クランプ部間隔Lをより適切な広さに設定でき、ホース40をより適切に配置できる。
(第4の発明の効果)
[構成4]図8に示すように、ホース格納装置20は、ローラ65cを備える。ローラ65cは、第二可動クランプ部65bに取り付けられ、固定レール54を転がる。
上記[構成4]により、第二可動クランプ部65bは、ローラ65cが設けられない場合に比べ、固定レール54に対して容易に(スムーズに、円滑に)前後方向Xに移動できる。よって、ビーム30の伸縮に応じて、クランプ部間隔Lをより適切な広さに設定でき、ホース40をより適切に配置できる。
(第5の発明の効果)
[構成5]図7に示すように、レール装置50は、レールガイド51と可動レール52との間に設けられるスライドパッド53を備える。
上記[構成5]により、可動レール52は、スライドパッド53が設けられない場合に比べ、レールガイド51に対して容易に(スムーズに、円滑に)前後方向Xに移動できる。その結果、可動レール52に沿って移動する第一可動クランプ部63bも、レールガイド51に対して容易に前後方向Xに移動できる。よって、図3に示すビーム30の伸縮に応じて、クランプ部間隔Lをより適切な広さに設定でき、ホース40をより適切に配置できる。
(第6の発明の効果)
[構成6]図6に示すように、ホース格納装置20は、ローラ63cを備える。ローラ63cは、第一可動クランプ部63bに取り付けられ、可動レール52を転がる。
上記[構成6]により、第一可動クランプ部63bは、ローラ63cが設けられない場合に比べ、可動レール52に対して容易に(スムーズに、円滑に)前後方向Xに移動できる。よって、図3に示すビーム30の伸縮に応じて、クランプ部間隔Lをより適切な広さに設定でき、ホース40をより適切に配置できる。
(第7の発明の効果)
[構成7]ホース格納装置20は、図10に示すように、前後方向Xに隣り合う複数のクランプ部60cどうしの前後方向Xにおける間隔(クランプ部間隔L)を所定範囲内に制限するように構成される間隔制限装置70を備える。
上記[構成7]により、クランプ部間隔Lが所定範囲内に制限される。よって、クランプ部間隔Lが広すぎる問題(上記)、および、クランプ部間隔Lが狭すぎる問題(上記)を抑制できる。よって、ホース40をより適切に配置できる。
(クランプ部間隔Lが不適切になる原因の例)
クランプ部間隔Lが不適切(広すぎる、狭すぎる)になる原因の例は次の通りである。レール(可動レール52、固定レール54)に対して、可動のクランプ部60c(第一可動クランプ部63b、第二可動クランプ部65b)が、適切に移動しない場合、クランプ部間隔Lが不適切になる。例えば、レールに対する可動のクランプ部60cの抵抗が、クランプ部60cごとに異なる場合、クランプ部間隔Lが均等にならず(可動のクランプ部60cが均等に移動せず)、クランプ部間隔Lが不適切になるおそれがある。クランプ部60cごとに上記抵抗が異なる場合として、例えば、レールに対するローラ63c(またはローラ65c)の抵抗がクランプ部60cごとに異なる場合がある。レールに対するローラ63cなどの抵抗が大きくなる場合として、例えば、ローラ63cの軸受け部への異物(砂など)の噛み込み、レールに対するローラ63cの軌道ズレ、ローラ63cやその周辺部の錆びつきなどがある。一方、本実施形態では、間隔制限装置70により、クランプ部間隔Lを適切に設定できる。
(第8の発明の効果)
[構成8]間隔制限装置70は、部材どうしが当たること、および、部材が引っ張られること(図12参照)、の少なくともいずれかにより、クランプ部間隔Lを所定範囲内に制限する。
上記[構成8]では、センサやコントローラを用いる場合などに比べ、簡易な構成により間隔制限装置70を実現できる。この効果の詳細は次の通りである。クランプ部間隔Lを制限するために、次のようにすることが考えられる。まず、クランプ部間隔Lがストロークセンサなどで計測される。この計測結果がコントローラに入力される。そして、クランプ部間隔Lが制限範囲内に制限されるように、コントローラが第一可動クランプ部63bなど(第一可動クランプ装置63など)を自動停止させる。このようにクランプ部間隔Lを制限する場合に比べ、上記[構成8]では、簡易な構成により間隔制限装置70を実現できる。
(第9の発明の効果)
図13に示すように、間隔制限装置70は、接触部71bと、乗り上げ規制部73と、を備える。
[構成9−1]一方側の(例えば前側突っぱり部材71Fの)接触部71bと、他方側の(例えば後側突っぱり部材71Rの)接触部71bとは、クランプ部間隔Lが下限のときに互いに当たることでクランプ部間隔Lが下限よりも小さくなる事を規制する。
[構成9−2]乗り上げ規制部73は、クランプ部間隔Lが下限のときに、一方側の接触部71bに対して他方側の接触部71bが上側Z1に移動することを規制するように構成される。
上記[構成9−1]のように、2つの接触部71bが互いに当たることでクランプ部間隔Lが下限よりも小さくなる事が規制される。この構成では、一方の接触部71bが他方の接触部71bに乗り上げた場合、クランプ部間隔Lが下限よりも小さくなるおそれがある。そこで、ホース格納装置20は、上記[構成9−2]の乗り上げ規制部73を備える。よって、クランプ部間隔Lが下限よりも小さくなる事を確実に規制できる。よって、ホース40をより適切に配置できる。
(第10、第11の発明の効果)
図3に示すように、ホース格納装置20は、前後方向Xに伸縮可能なビーム30と、ビーム30に取り付けられるフレーム45と、ビーム30に取り付けられ垂下部40uを有するホース40と、を備える。ビーム30は、アウタビーム31と、アウタビーム31内に差し込まれるインナビーム33と、を備える。
[構成10−1]図6に示すように、フレーム45は、アウタビーム31に固定され、アウタビーム31よりも下側Z2に配置され、アウタビーム31と上下方向Zに対向する。
[構成10−2]ホース40は、フレーム45の側面部46s(幅方向外側Y2部分)よりも幅方向内側Y1に配置される。
ホース格納装置20は、主に上記[構成10−1]および[構成10−2]を備える。よって、アウタビーム31の真下(下側Z2かつ上下方向Zに対向する位置)のスペースに、ホース40を配置できる。よって、アウタビーム31の真下のスペースを活用できる。
上記[構成10−2]により、ホース40が幅方向Yに揺れた場合(例えば輸送時の振動により揺れた場合など)、ホース40がフレーム45に当たる(押さえられる)。よって、フレーム45よりも幅方向外側Y2にホース40が配置される(はみ出る)ことを抑制できる。
よって、伸縮可能なビーム30に取り付けられるホース40を、適切に配置できる。
(効果の詳細)
上記のように、アウタビーム31の真下のスペースにホース40を配置できるので、アウタビーム31の側方(幅方向外側Y2かつ幅方向Yに対向する位置)にホース40を配置する必要がない。よって、アウタビーム31の側方にホース40が配置される場合に比べ、アウタビーム31およびホース40の幅(幅方向Yの寸法)を抑制できる。
アウタビーム31の側方にホース40を配置する必要がないので、アウタビーム31の側方に部材(例えば位置決めピンシリンダ37、また例えば下記の補助プラットフォーム280など)を配置できる。
アウタビーム31の真下にフレーム45が配置されるので、フレーム45を、ビーム30の輸送用の架台として用いることが可能となる。
仮に、フレーム45がなく、輸送制限幅の近傍にホース40が配置されたとする。この場合、輸送振動などによりホース40が幅方向Yに揺れると、輸送制限幅を確実に守れるか否か(輸送制限幅からホース40がはみ出ないか否か)が不確かになってしまう。一方、ホース格納装置20は、上記[構成10−2]を備える。よって、例えば、輸送制限幅の近傍にフレーム45の側面部46sが配置され、ホース40が幅方向Yに揺れた場合でも、ホース40が側面部46sに当たることで、ホース40が輸送制限幅の外にはみ出ることを抑制できる。よって、輸送制限幅を確実に守った状態で、ホース格納装置20を適切に輸送できる。
例えば、ホース40の本数が多い場合(上記)や、ホース40が太い場合(上記)には、複数本のホース40全体の幅が広くなる。これらのようにホース40全体の幅が広い場合であっても、上記[構成10−2]により、ホース40が輸送制限幅の外にはみ出ることを抑制できる。
(第12の発明の効果)
[構成12]ビーム30とフレーム45とは別体に構成される。ホース40は、フレーム45を介してビーム30に取り付けられる。ビーム30は、ビーム側ブラケット31bを備える。フレーム45は、ビーム側ブラケット31bに着脱可能に連結されるフレーム側ブラケット47を備える。
上記[構成12]により、ビーム30の製造(工場での組立など)と、フレーム45およびホース40の製造(工場での組立など)と、を別々に行える。よって、ホース格納装置20の組立時間を短縮させやすい。
(効果の詳細)
例えば、フレーム45が完成し、ビーム30が完成していない場合がある。例えば、ビーム30は入れ子構造であることなどにより、組立に手間がかかるので、ビーム30よりも先にフレーム45が完成する場合がある。このような場合に、フレーム45へのホース40の配策作業を、ビーム30の完成前に開始できる(先行して着手できる)。例えばホース40の本数が多いことや、ホース40の経路が複雑であることなどにより、ホース40のフレーム45への配策作業は、手間がかかり時間がかかる。このようなホース40の配策作業を早く開始できるので、ホース格納装置20の組立時間を短縮できる。
(第14、第15の発明の効果)
[構成14]図1に示すように、クレーン1は、ホース格納装置20と、上部旋回体12と、カウンタウェイト台車15と、を備える。上部旋回体12は、ホース格納装置20の前後方向Xにおける一端側部分に取り付けられる。カウンタウェイト台車15は、ホース格納装置20の前後方向Xにおける他端側部分に取り付けられる。
上記[構成14]の構成のクレーン1では、上部旋回体12とカウンタウェイト台車15との間に配置されるホース40を、ホース格納装置20により適切に配置できる。
(第2実施形態)
図15〜図19を参照して、第2実施形態のホース格納装置220について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、ホース格納装置220のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付し、説明を省略した(第3実施形態も同様)。図15に示すように、ホース格納装置220は、第1実施形態には設けられない補助プラットフォーム280を備える。ホース格納装置220は、補助プラットフォーム280以外の、他の足場291、他の手摺292、および梯子293などを備えてもよい。なお、ホース格納装置220はホース40(図3参照)を備えるが、図15〜図19ではホース40の図示を省略した。
補助プラットフォーム280は、フレーム45に取り付けられる。図16(および図17)に示すように、補助プラットフォーム280は、フレーム45の側方に配置され、ビーム30の側方に配置され、アウタビーム31の側方に配置される。補助プラットフォーム280上の作業者は、ビーム30(位置決めピンシリンダ37を含む)、フレーム45、およびフレーム45内のホース40(図3参照)などに関する作業(点検作業など)を行える。補助プラットフォーム280には、補助プラットフォーム280Aと、補助プラットフォーム280Bと、がある。補助プラットフォーム280Aは、フレーム45の側方に配置され、フレーム45の前側X1端部の近傍から後側X2端部の近傍にわたって設けられる。補助プラットフォーム280Bは、連結部33bの側方に配置され、補助プラットフォーム280Aとクレーン本体10との間での作業者の移動を容易にする。図17に示すように、補助プラットフォーム280は、足場281と、手摺282と、を備える。
足場281は、前後方向Xおよび幅方向Yに延び、例えば板状部材である。足場281は、フレーム45に取り付けられ、側面部46sに取り付けられ、側面部46sから幅方向外側Y2に突出する。手摺282は、足場281から上側Z1に突出する。
他の足場291、他の手摺292、および梯子293(「他の足場291など」)は、次のように配置される。図15(および図16)に示すように、他の足場291などは、クレーン本体10(図16参照)、ビーム30の側方、フレーム45の側方、ビーム30の上面、およびカウンタウェイト台車15の間で、作業者が容易に行き来できるように配置される。例えば、アウタビーム本体31aの後側X2端部(カウンタウェイト台車15の後側X2端部)に、他の足場291と他の手摺292と梯子293とが設けられる。アウタビーム本体31aの上面、および連結部33bの上面に、他の手摺292が設けられる。アウタビーム本体31aの側方、さらに詳しくは、ビーム30の上面と補助プラットフォーム280Aとの間に、梯子293が設けられる。図16に示すように、補助プラットフォーム280Bの近傍かつ前側X1に、他の足場291および他の手摺292が設けられる。
(ホース格納装置220の輸送)
図18(および図19)に示すように、ホース格納装置220の輸送は、フレーム45に補助プラットフォーム280などが取り付けられた状態で行われる。この状態でホース格納装置220が輸送制限寸法内に収まるように、ホース格納装置220の寸法が設定される。この輸送は、フレーム45およびアウタビーム31に梯子293が取り付けられた状態で行われる。輸送制限寸法内に収まらない部分は、輸送制限寸法内に収まるように格納された状態、またはホース格納装置220から取り外された状態とされる。具体的には例えば、輸送時には、アウタビーム本体31aの上面の他の手摺282(図15参照)などは、アウタビーム本体31aから取り外されて格納された状態、または、交互に内側に折りたたまれた状態である。
(第13の発明の効果)
図15に示すホース格納装置220による効果は次の通りである。
[構成13]ホース格納装置220は、フレーム45に取り付けられる足場281を有する補助プラットフォーム280を備える。
上記[構成13]により、作業者は、フレーム45の近傍を移動でき、フレーム45の近傍で作業できる。
(第3実施形態)
図20を参照して、第3実施形態のホース格納装置320について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、フレーム345のフレーム本体346、レール装置350、および、第三可動クランプ装置365の構成である。
フレーム本体346は、次のように構成される。第1実施形態では、図6に示すフレーム本体46の幅方向Yの寸法は、ビーム30の(アウタビーム本体31aの)幅方向Yの寸法とほぼ同じであった。一方、第3実施形態では、図20に示すフレーム本体346の幅方向Yの寸法は、ビーム30の(アウタビーム本体31aの)幅方向Yの寸法よりも大きい(例えば約2倍など)。
レール装置350は、次のように構成される。第1実施形態では、図6に示すレール装置50は、フレーム45に対して可動の可動レール52を備えた。一方、第3実施形態では、図20に示すレール装置350は、フレーム45に対して可動のレールを備えない。レール装置350は、フレーム345に固定され、第1実施形態のレールガイド51(図6参照)とほぼ同様に構成される。レール装置350は、例えば、フレーム45の上面部46tの下側Z2の面に固定される。
第三可動クランプ装置365は、図8に示す第1実施形態の第二可動クランプ装置65とほぼ同様に構成される。図20に示す第三可動クランプ装置365は、レール装置350に沿って前後方向Xに移動可能である。
(変形例)
上記の各実施形態は例えば下記のように変形されてもよい。
異なる実施形態の構成要素どうしが組み合わされてもよい。具体的には例えば、第3実施形態のホース格納装置320に対し、第2実施形態の補助プラットフォーム280(図17参照)が設けられてもよい。
上記実施形態の構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、図3に示すフレーム45は設けられなくてもよい。また例えば、レール装置50は設けられなくてもよい。
上記実施形態では、図2に示すビーム30は、上部旋回体12とカウンタウェイト台車15とに連結されたが、他の構成要素に連結されてもよい。ビーム30の伸縮段数は、3段以上でもよい。前後方向Xから見たビーム30の断面は、上記実施形態では四角形であったが、円形、楕円形、四角形以外の多角形などでもよい。
フレーム45は、ビーム30の輸送時の架台(図18参照)として用いられなくてもよい。
フレーム本体46は、板を組み合わせた箱型構造でもよい。
上記実施形態での「取り付け」、「固定」、および「当たる」(接触)などについては、直接的でも間接的でもよい。例えば、上記実施形態では、図3に示すレール装置50は、フレーム45を介してアウタビーム31に取り付けられたが、アウタビーム31に直接取り付けられてもよい。また例えば、上記実施形態では、後側固定クランプ部61は、フレーム45を介してアウタビーム31に取り付けられたが、アウタビーム31に直接取り付けられてもよい。
クランプ部60cの数は変更されてもよい。例えば、第一可動クランプ部63bは、1個や3個以上設けられてもよい。また例えば、第二可動クランプ部65bは、2個以上設けられてもよい。
第一可動クランプ装置63や第二可動クランプ装置65の構成は変更されてもよい。例えば、後側第一可動クランプ装置63Rのローラ63c(図6参照)の数は、3個未満や5個以上でもよい。
図14に示す間隔制限装置70の構成は変更されてもよい。例えば、上記実施形態では、突っぱりバー71aは、上下方向Zから見てC字状であったが、上下方向Zから見てT字状でもよい(1つの突っぱりバー71aあたり、前後材71a1が1本のみ設けられてもよい)。突っぱりバー71aの上下方向Zから見た形状がC字状の場合、T字状の場合よりも、突っぱりバー71aをどうしが当たったときなどに、突っぱりバー71aが幅方向Yにずれにくい(バランスが良い)。また例えば、上記実施形態では、乗り上げ規制部73は、前側突っぱり部材71Fおよび後側突っぱり部材71Rそれぞれに設けられたが、いずれか一方にのみ設けられてもよい(両方に設けられることが好ましい)。
間隔制限装置70、図5に示す第一ローラストップ58、および第二ローラストップ59のように、可動のクランプ部60cの位置を制限する構成要素は、センサおよびコントローラを用いたもの(上記「(効果8)」を参照)などでもよい。
上記実施形態では、ホース40の質量や弾性による垂下部40uの変形の力により、レールガイド51に対して可動レール52が移動した。しかし、レールガイド51に対して可動レール52が、専用の動力により移動してもよい。
ホース格納装置20は、輸送時にトレーラT(輸送車両)(図18参照)に搭載されなくてもよく、トラック(輸送車両)の荷台などに搭載されてもよい。
1 クレーン
15 カウンタウェイト台車
20、220、320 ホース格納装置(線状部材格納装置)
30 ビーム
31 アウタビーム
31b ビーム側ブラケット
33 インナビーム
40 ホース(線状部材)
40u 垂下部
45、345 フレーム
47 フレーム側ブラケット
50、350 レール装置
51 レールガイド
52 可動レール
53 スライドパッド
54 固定レール
58 第一ローラストップ(移動規制部)
60c クランプ部
61 後側固定クランプ部
63b 第一可動クランプ部
63bF 前側第一可動クランプ部
63bR 後側第一可動クランプ部
63c ローラ
65c ローラ
65b 第二可動クランプ部
67 前側固定クランプ部
70 間隔制限装置
71b 接触部(一方側接触部、他方側接触部)
73 乗り上げ制限部
280 補助プラットフォーム
L クランプ部間隔
X 前後方向(ビーム伸縮方向)
Y 幅方向(ビーム幅方向)

Claims (15)

  1. 軸方向に伸縮可能なビームと、
    前記ビームに取り付けられるレール装置と、
    前記ビームに取り付けられ、垂下部を有する線状部材と、
    前記線状部材を保持する複数のクランプ部と、
    を備え、
    前記ビームは、
    アウタビームと、
    前記アウタビーム内に差し込まれるインナビームと、
    を備え、
    前記レール装置は、
    前記アウタビームに固定されるレールガイドと、
    前記レールガイドに取り付けられ、前記レールガイドに沿ってビーム伸縮方向に移動可能である可動レールと、
    を備え、
    前記クランプ部は、前記可動レールに沿ってビーム伸縮方向に移動可能である第一可動クランプ部を備える、
    線状部材格納装置。
  2. 請求項1に記載の線状部材格納装置であって、
    前記レール装置は、前記可動レールに対する前記第一可動クランプ部のビーム伸縮方向の移動を規制するように構成される移動規制部を備え、
    前記ビームの伸縮時に前記線状部材の前記垂下部が変形することで、前記第一可動クランプ部が前記移動規制部をビーム伸縮方向に押すことにより、前記レールガイドに対して前記可動レールがビーム伸縮方向に移動するように、前記レール装置が構成される、
    線状部材格納装置。
  3. 請求項1または2に記載の線状部材格納装置であって、
    前記インナビームに対して固定される固定レールを備え、
    前記クランプ部は、前記固定レールに沿ってビーム伸縮方向に移動可能である第二可動クランプ部を備える、
    線状部材格納装置。
  4. 請求項3に記載の線状部材格納装置であって、
    前記第二可動クランプ部に取り付けられ、前記固定レールを転がるローラを備える、
    線状部材格納装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の線状部材格納装置であって、
    前記レール装置は、前記レールガイドと前記可動レールとの間に設けられるスライドパッドを備える、
    線状部材格納装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の線状部材格納装置であって、
    前記第一可動クランプ部に取り付けられ、前記可動レールを転がるローラを備える、
    線状部材格納装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の線状部材格納装置であって、
    ビーム伸縮方向に隣り合う複数の前記クランプ部どうしのビーム伸縮方向における間隔であるクランプ部間隔を、所定範囲内に制限するように構成される間隔制限装置を備える、
    線状部材格納装置。
  8. 請求項7に記載の線状部材格納装置であって、
    前記間隔制限装置は、部材どうしが当たること、および、部材が引っ張られること、の少なくともいずれかにより、前記クランプ部間隔を所定範囲内に制限するように構成される、
    線状部材格納装置。
  9. 請求項8に記載の線状部材格納装置であって、
    前記間隔制限装置は、
    前記クランプ部間隔が下限のときに互いに当たることで前記クランプ部間隔が下限よりも小さくなる事を規制する一方側接触部および他方側接触部と、
    前記クランプ部間隔が下限のときに一方側接触部に対して他方側接触部が上に移動することを規制するように構成される乗り上げ規制部と、
    を備える、
    線状部材格納装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の線状部材格納装置であって、
    前記ビームに取り付けられるフレームを備え、
    前記フレームは、前記アウタビームに固定され、前記アウタビームよりも下に配置され、前記アウタビームと上下方向に対向し、
    前記線状部材は、前記フレームのビーム幅方向外側部分よりもビーム幅方向内側に配置される、
    線状部材格納装置。
  11. 軸方向に伸縮可能なビームと、
    前記ビームに取り付けられるフレームと、
    前記ビームに取り付けられ、垂下部を有する線状部材と、
    を備え、
    前記ビームは、
    アウタビームと、
    前記アウタビーム内に差し込まれるインナビームと、
    を備え、
    前記フレームは、前記アウタビームに固定され、前記アウタビームよりも下に配置され、前記アウタビームと上下方向に対向し、
    前記線状部材は、前記フレームのビーム幅方向外側部分よりもビーム幅方向内側に配置される、
    線状部材格納装置。
  12. 請求項10または11に記載の線状部材格納装置であって、
    前記ビームと前記フレームとは別体に構成され、
    前記線状部材は、前記フレームを介して前記ビームに取り付けられ、
    前記ビームは、ビーム側ブラケットを備え、
    前記フレームは、前記ビーム側ブラケットに着脱可能に連結されるフレーム側ブラケットを備える、
    線状部材格納装置。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の線状部材格納装置であって、
    前記フレームに取り付けられる足場を有する補助プラットフォームを備える、
    線状部材格納装置。
  14. 請求項1〜10、12、および13のいずれか1項に記載の線状部材格納装置と、
    前記線状部材格納装置のビーム伸縮方向における一端側部分に取り付けられる上部旋回体と、
    前記線状部材格納装置のビーム伸縮方向における他端側部分に取り付けられるカウンタウェイト台車と、
    を備える、クレーン。
  15. 請求項11に記載の線状部材格納装置と、
    前記線状部材格納装置のビーム伸縮方向における一端側部分に取り付けられる上部旋回体と、
    前記線状部材格納装置のビーム伸縮方向における他端側部分に取り付けられるカウンタウェイト台車と、
    を備える、クレーン。
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