JP2017019757A - アレルギー抑制剤、抗アレルギー性医薬組成物、及びTh2サイトカイン阻害剤 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献1及び2において、UK−2誘導体は、強い抗菌活性を有することが記載されているが、その他の有用な効果については一切報告されていない。
R4は、水素原子、アルコキシカルボニル基、下記一般式(3)で表される基、下記一般式(4)で表される基、又は下記一般式(5)で表される基を表す。
[3]前記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩、並びに薬学的に許容できる担体、及び/又は希釈剤を含むことを特徴とする抗アレルギー性医薬組成物。
[4]前記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩を有効成分として含有することを特徴とするTh2サイトカイン阻害剤。
[5]前記Th2サイトカインは、IL−4である[4]に記載のTh2サイトカイン阻害剤。
本発明のアレルギー抑制剤は、下記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩を有効成分として含有する。
また、本明細書において、「置換基を有する」とは、母体となる基のいずれかの水素原子が、母体と同種又は異種の構造の基で置換されていることを意味する。従って、「置換基」は、母体となる基に結合した他の基である。置換基は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。2つ以上の置換基は同一であってもよいし、異なるものであってもよい。
ヘテロアリール基としては、例えば、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チエニル基、フラニル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾール基等の5員環ヘテロアリール基;ピリジニル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基等の6員環ヘテロアリール基;インドリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、キノリジニル基、キノリニル基、イソキノリニル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、クロメニル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基等の縮合ヘテロアリール基を挙げることができる。
前記一般式(2)中、n1は、R5の個数を表す。n1は、0〜5のいずれかの整数であり、0が好ましい。すなわち、無置換のベンゼン環が好ましい。
一般式(3)中、Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表し、カルボニル基が好ましい。
Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。すなわち、ベンゼン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、又はトリアジン環を構成する。これらの中でも、Z4若しくはZ5が窒素原子であり、その他は、メチン基であるピリジン環、Z2及びZ4が窒素原子であり、その他は、メチン基であるピリミジン環、又はZ1、Z2、Z3、Z4及びZ5がメチン基であるベンゼン環を構成することが好ましい。
一般式(4)中、Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表し、カルボニル基が好ましい。
一般式(4)中、Z6、Z7、Z8、Z9、Z10、Z11、及びZ12は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。すなわち、ナフタレン環、キノリン環、イソキノリン環、キノキサリン環、シンノリン環、又はプテリジン環を構成する。これらの中でも、Z8が窒素原子であるキノリン環を構成することが好ましい。
R13は、ヒドロキシ基、メチル基又はエチル基が好ましい。
一般式(5)中、Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表し、カルボニル基が好ましい。
一般式(5)中、Z13、Z14、Z15、Z16、Z17、Z18及びZ19は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。すなわち、ナフタレン環、キノリン環、イソキノリン環、キノキサリン環、シンノリン環、又はプテリジン環を構成する。これらの中でも、Z14及びZ19が窒素原子であるキノキサリン環を構成することが好ましい。
R14は、ヒドロキシ基が好ましい。
一般式(1)で表される化合物の好ましい具体例としては、下記一般式(1−1)で表される化合物が挙げられる。
一般式(1−1)で表される化合物の好ましい相対立体配置を下記一般式(1−1−0)
に示す。
本発明において、「薬学的に許容できる」とは、被検動物に適切に投与された場合に、概して、副作用を起こさない程度を意味する。
塩としては、薬学的に許容できる酸付加塩又は塩基性塩が好ましい。
酸付加塩としては、塩酸、リン酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸との塩;酢酸、ギ酸、プロピオン酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、安息香酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の有機酸との塩が挙げられる。
塩基性塩としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、水酸化マグネシウム等の無機塩基との塩;カフェイン、ピペリジン、トリメチルアミン、ピリジン等の有機塩基との塩が挙げられる。
治療対象として限定はされず、ヒト又はヒト以外の哺乳動物が挙げられ、ヒトが好ましい。
以下に、前記一般式(1)で表される化合物の製造方法の一例について、詳細に説明する。温度、触媒、溶媒等の反応条件は、以下に記載されたものに限定されない。
先ず、p−メトキシベンジルアルコールとトリクロロアセトニトリルから一般式(6)で表される化合物が得られる(反応式(A−1)参照)。さらに、一般式(6)で表される化合物を用いて、酸性条件下でヒドロキシル基をMPM保護した一般式(8)で表される化合物へと変換する。続いて、DIBAL(diisobutylaluminium hydride、水素化ジイソブチルアルミニウム)でアルデヒドである一般式(9)で表される化合物へと還元する(反応式(A−2)参照)。
いずれの反応においても、反応終了後は、有機合成化学における通常の後処理操作、および、必要に応じて従来公知の分離精製手段を施すことによって、目的物を効率よく単離することができる。
目的物の構造は、1H−NMRスペクトル、IRスペクトル、マススペクトルの測定や、元素分析等によって、同定・確認することができる。
本発明の抗アレルギー性医薬組成物は、前記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩、並びに薬学的に許容できる担体及び/又は希釈剤を含む。
許容できる担体及び希釈剤としては、賦形剤、稀釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘稠剤、矯味剤、溶解補助剤、添加剤等が挙げられる。これら担体及び希釈剤の1種以上を用いることにより、注射剤、液剤、カプセル剤、懸濁剤、乳剤、又はシロップ剤等の形態の医薬組成物を調製することができる。
投与量は、被検動物の体重や年齢、投与方法などにより変動するが、当業者であれば適当な投与量を適宜選択することが可能である。
本発明の抗アレルギー性医薬組成物の投与量は、症状により差異はあるが、経口投与の場合、一般的に成人(体重60kgとして)においては、1日あたり約0.1から100mg、好ましくは約1.0から50mg、より好ましくは約1.0から20mgであると考えられる。
非経口的に投与する場合は、その1回の投与量は症状、投与方法によっても異なるが、例えば注射剤の形では通常成人(体重60kgとして)においては、通常、1日当り約0.01から30mg、好ましくは約0.1から20mg、より好ましくは約0.1から10mg程度を静脈注射により投与するのが好都合であると考えられる。
投与回数としては、1日平均当たり、1回〜数回投与することが好ましい。
注射剤は、非水性の希釈剤(例えば、ポリエチレングリコール、オリーブ油等の植物油、エタノール等のアルコール類等)、懸濁剤、又は乳濁剤として調製することもできる。このような注射剤の無菌化は、フィルターによる濾過滅菌、殺菌剤等の配合により行うことができる。注射剤は、用事調製の形態として製造することができる。即ち、凍結乾燥法等によって、無菌の固体組成物とし、使用前に注射用蒸留水又は他の溶媒に溶解して使用することができる。
本発明の抗アレルギー性医薬組成物を、被検動物に予防的に投与してもよいし、被検動物にアレルギー症状が表れたときに投与してもよい。
また、本発明の一側面は、アレルギー抑制剤を製造するための前記一般式(1)で表される化合物又はその薬学的に許容できる塩の使用を提供する。
また、本発明の一側面は、前記一般式(1)で表される化合物又はその薬学的に許容できる塩の治療的有効量を、治療を必要とする患者に投与することを含む、アレルギーの治療方法を提供する。
本発明において、アレルギーの「抑制」とは、抗原(アレルゲン)と抗体との反応を阻害する、抗体−抗原(アレルゲン)反応が引き金となって放出される化学伝達物質の細胞外への放出を阻害する、又は、化学伝達物質の放出により誘導される、毛細血管の透過性亢進、平滑筋収縮、外分泌腺刺激等の薬理作用によって発症する疾患を緩和することを意味する。アレルギー反応により引き起こされる疾患としては、アナフィラキシーショック、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、アトピー性皮膚炎、薬剤アレルギー等が挙げられる。
本発明において、アレルギーの「治療」とは、アレルギー患者に対して、アレルギー抑制剤を投与することにより、アレルギー反応を阻害し、アレルギー反応により引き起こされる上述の疾患を抑制することを意味する。好ましくは、かかる治療は、アレルギー反応を阻害し、アレルギー反応により引き起こされる上述の疾患を緩和することができる。さらに好ましくは、かかる治療は、アレルギー反応を根本的に改善することができる。
本発明のTh2サイトカイン阻害剤は、前記一般式(1)で表される化合物又はその薬学的に許容できる塩を含有する。本明細書において、「Th2サイトカイン阻害剤」とは、体液性免疫を支配するTh2細胞が分泌するサイトカインであるIL(インターロイキン)−4、IL(インターロイキン)−5等の産生を抑制し、IgE抗体及び好酸球を減少させるものを意味する。本発明において、Th2サイトカイン阻害剤は、IL−4の産生を抑制するものであることが好ましい。
本発明の医薬組成物が、被検動物(ヒト又はヒト以外の哺乳動物、好ましくはヒト)に好適に用いられる一方、本発明のTh2サイトカイン阻害剤は、培養細胞に好適に用いられる。
本発明のTh2サイトカイン阻害剤の、培地中濃度としては、10nM〜10μMが好ましく、10nM〜1μMがより好ましく、10nM〜0.1μMが特に好ましい。
細胞にTh2サイトカインの産生を誘導する方法は、適宜設定され、例えば、細胞を培養するディッシュの培地にIgE抗体を添加する方法が挙げられる。
本発明のTh2サイトカイン阻害剤によれば、μmol/Lオーダーの培地中濃度で、Th2細胞が分泌するIL−4の産生を抑制することができる。
まず、p−メトキシベンジルアルコールとトリクロロアセトニトリルから式(6)で表される化合物を得た(反応式(A−1)参照)。次いで、式(6)で表される化合物を用いて、酸性条件下でL−乳酸エチルのヒドロキシル基をMPM保護した式(25)で表される化合物へと変換した。続いて、DIBAL(diisobutylaluminium hydride、水素化ジイソブチルアルミニウム)でアルデヒドである式(26)で表される化合物へと還元した(反応式(H−1)参照)。
上記合成で得られた式(1−1−1)で表される化合物の同定結果を以下に示す。
1H−NMR(CDCl3, δppm)11.90(1H,s),8.73(1H,d,J=6.2Hz),7.99(1H,d,J=4.8Hz),7.26(2H,t,J=7.3Hz),7.19(1H,t,J=7.3Hz),7.12(2H,d,J=7.3Hz), 6.87(1H,d,J=4.8Hz),5.33(1H,br),5.20(1H,dd,J=9.5,9.5Hz),5.15(1H,br q,J=5.5Hz),4.99(1H,dq,J=9.5,6.2Hz),3.95(3H,s),3.68(1H,br),2.97(1H,td,J=9.5Hz),2.96(1H,dd,J=11.7,9.5Hz),2.72(1H,br d,J=11.7Hz),2.60(1H,septet,J=7.0Hz),1.32(3H,J=6.2Hz),1.23(6H, d,J=7.0Hz)
実施例1と同様の方法で、式(26)で表される化合物を得た(反応式(A−1)及び(H−1)参照)。次に、式(46)で表される化合物と式(11)で表される化合物とを反応させて、式(47)で表される化合物を合成した(反応式(I−2)参照)。
上記合成で得られた式(1−1−2)で表される化合物の同定結果を以下に示す。
1H−NMR(CDCl3, δppm)12.42(1H,s),8.84(1H,br d,J=7.8Hz),7.72(1H,d,J=5.1Hz),6.06(1H,d,J= 5.1Hz),5.29(1H,t,J=9.8Hz),5.43−5.27(1H,m),5.15−5.07(1H,m),4.95(1H,dq,J=9.8,6.3Hz),3.06(3H,s),2.53−2.46(1H,m),2.26(1H,septet,J=6.9Hz),1.95−1.86(2H,m),1.38−1.10(4H,m),1.08(3H,d,J=6.3Hz),0.99(3H,d,J=7.1Hz),0.97(3H,d,J=7.1Hz),0.75(3H,t,J=7.1Hz)
実施例1と同様の方法で、アルコールである式(38)で表される化合物を得た(反応式(A−1)、(H−1)、(I−1)、(J−1)、(K−1)、(L−1)、(M−1)及び(N−1)参照)。続いて、ジクロロメタン存在下で、縮合剤1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸塩(EDCl・HCl)と4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を用いて、イソ吉草酸を添加し、式(60)で表される化合物を得た。さらに、ジクロロメタン存在下で、トリフルオロ酢酸(TFA)を加えることでBoc基が脱離した式(61)で表される化合物へと変換した(反応式(N−5)参照)。
上記合成で得られた式(1−1−3)で表される化合物の同定結果を以下に示す。
1H−NMR(CDCl3, δppm)12.37(1H,s),8.75(1H,br d,J=7.3Hz),7.67(1H,d,J=5.1Hz),7.12−7.07(4H,m),7.02−6.98(1H,m),6.03(1H,d,J=5.2Hz),5.41(1H,t,J=10.0Hz),5.16(1H,m),5.03−4.96(2H, m),3.14(1H,dd,J=11.7,13.4Hz),3.09(3H,s),2.93(1H,dt,J=3.0,9.9Hz),2.78(1H,dd,J=3.2,13.4Hz),2.01(1H,septet,J=6.6Hz),1.92−1.86(2H,m),1.12(3H,d,J=6.3Hz),0.797(3H,d,J=6.6Hz),0.795(3H,d,J=6.6Hz)
実施例1と同様の方法で、式(40)で表される化合物を得た(反応式(A−1)、(H−1)、(I−1)、(J−1)、(K−1)、(L−1)、(M−1)、(N−1)及び(N−2)参照)。続いて、サリチル酸誘導体を以下の工程にて合成した。3−アミノサリチル酸を出発物質として、3−アミノサリチル酸のアミノ基をTHF溶媒中にてN−ホルミルサッカリンと撹拌することでホルミル化した。得られたヒドロキシカルボン酸である式(62)で表される化合物のヒドロキシル基が続くアミド化において障害となるため、カルボキシル基をメチルエステルに変換した後、ヒドロキシル基をベンジル保護した。さらに、水酸化リチウムを用いた加水分解によりサリチル酸誘導体である式(65)で表される化合物に変換した(反応式(O−3)及び(O−4)参照)。
上記合成で得られた式(1−1−4)で表される化合物の同定結果を以下に示す。
1H−NMR(CDCl3, δppm)12.59(1H,s),8.51(1H,d,J=8.1Hz),8.49(1H,s),8.06(1H,br s),7.34−7.11(6H,m),6.86(1H,t,J=8.1Hz),5.45(1H,m),5.33−5.15(2H,m),5.07−4.93(1H,m),3.63(1H,br s),3.10−2.90(2H,m),2.73(1H,d,J=11.0Hz),2.63(1H,septet,J=6.8Hz),1.33(3H,d,J=6.1Hz),1.25(6H,d,J=6.8Hz)
実施例1〜4で調製した化合物と比較例1としてアンチマイシンA(Sigma−Aldrich社製、アンチマイシンA1,A2,A3,A4の混合物)の細胞毒性を評価した。評価方法は以下の通りである。
ブタ肝臓細胞由来のLLC−PK1培養細胞に各化合物を含む培地を添加し、1時間培養した。ブランクコントロールとして、化合物を添加していないものも用意した。ブランクコントロールで形成されたコロニー数を100%として各化合物を含む細胞でのコロニー形成率を算出し,コロニーの形成を50%阻害する濃度(IC50値)を求めた。結果を表1に示した。
次いで、実施例1で調製した化合物(UK−2A)と、比較例1としてアンチマイシンA(Sigma−Aldrich社製)及び比較例2として合成したスプレノシンBを用いて、試験例1とは別の評価方法により細胞毒性を評価した。アンチマイシンA及びスプレノシンBの構造は以下の通りである。なお、アンチマイシンA1a,A1b,A2a,A2b,A3a,A3b,A4a,A4bは、それぞれC−7位の側鎖の種類と、C−8位の側鎖脂肪酸の側鎖の種類及び置換様式が異なっており、これらの混合物を使用した。
さらに、実施例1で調製した化合物(UK−2A)と、比較例1としてアンチマイシンA(Sigma−Aldrich社製)及び比較例2として合成したスプレノシンBを用いて、Th2サイトカイン産生阻害活性について評価した。評価方法は以下のとおりである。
24ウェルマイクロプレートにRBL−2H3細胞を2.5×105cells/well で播種した。一晩培養後、10%FBSを含むDMEM培地で50ng/mLとした抗DNP−IgE 抗体(Sigma社製)を500μL 添加し2時間培養した。培地で希釈した抽出液を125μL添加し、37℃で10分間加温後、100ng/mLのDNP−labeled human serum albumin(Sigma社製)を125μL加え,37℃で30分間反応させた。抽出液を含まない培地を添加し、同様に反応させたものをコントロールとした。また抗DNP−IgE抗体を含まない継代培地で培養し、抽出液を含まない培地を添加し、同様に反応させたものをブランクとした。反応後の細胞よりRNeasy kit(Qiagen社製)を用いてtotal RNAを抽出した。Random Primer(TaKaRa社製)及びPrimeScript Reverse Transcriptase(TaKaRa社製)を用いてcDNAを合成した。得られたcDNAをテンプレートとし、Fast SYBR Green Master Mix(Applied Biosystems)および目的遺伝子(IL−4、β−actin)特異的プライマー(TaKaRa社製)を添加後、リアルタイムPCRにてmRNA発現量の定量を行った。内部標準に用いたβ−actinに対する目的遺伝子発現の比率を計算し、コントロールに対する発現量変化を算出した。結果を図2に示した。
Claims (5)
- 下記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩を有効成分として含有することを特徴とするアレルギー抑制剤。
[一般式(1)中、R1は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R2は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R3は、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又は下記一般式(2)で表される基を表す。
[一般式(2)中、★は結合位置を表す。R5は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n1は、R5の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
R4は、水素原子、アルコキシカルボニル基、下記一般式(3)で表される基、下記一般式(4)で表される基又は下記一般式(5)で表される基を表す。
[一般式(3)中、★は結合位置を表す。Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表す。Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R6は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n2は、R6の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
[一般式(4)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z6、Z7、Z8、Z9、Z10、Z11及びZ12は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R7は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n3は、R7の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]
[一般式(5)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z13、Z14、Z15、Z16、Z17、Z18及びZ19は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R8は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n4は、R8の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]] - 前記アレルギーは、I型アレルギーである請求項1に記載のアレルギー抑制剤。
- 下記一般式(1)で表される化合物又はその薬学的に許容できる塩、並びに薬学的に許容できる担体、及び/又は希釈剤を含むことを特徴とする抗アレルギー性医薬組成物。
[一般式(1)中、R1は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R2は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R3は、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又は下記一般式(2)で表される基を表す。
[一般式(2)中、★は結合位置を表す。R5は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n1は、R5の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
R4は、水素原子、アルコキシカルボニル基、下記一般式(3)で表される基、下記一般式(4)で表される基又は下記一般式(5)で表される基を表す。
[一般式(3)中、★は結合位置を表す。Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表す。Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R6は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n2は、R6の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
[一般式(4)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z6、Z7、Z8、Z9、Z10、Z11及びZ12は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R7は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n3は、R7の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]
[一般式(5)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z13、Z14、Z15、Z16、Z17、Z18及びZ19は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R8は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n4は、R8の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]] - 下記一般式(1)で表される化合物、又はその薬学的に許容できる塩を有効成分として含有することを特徴とするTh2サイトカイン阻害剤。
[一般式(1)中、R1は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R2は、無置換の又は置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を表す。R3は、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又は下記一般式(2)で表される基を表す。
[一般式(2)中、★は結合位置を表す。R5は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n1は、R5の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
R4は、水素原子、アルコキシカルボニル基、下記一般式(3)で表される基、下記一般式(4)で表される基又は下記一般式(5)で表される基を表す。
[一般式(3)中、★は結合位置を表す。Yは、カルボニル基、−C(=O)−O−又は−O−C(=O)−を表す。Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R6は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n2は、R6の個数を表し、0〜5のいずれかの整数である。]
[一般式(4)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z6、Z7、Z8、Z9、Z10、Z11及びZ12は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R7は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n3は、R7の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]
[一般式(5)中、★は結合位置を表す。Yは、上記一般式(3)と同じ意味を表す。Z13、Z14、Z15、Z16、Z17、Z18及びZ19は、それぞれ独立して、メチン基又は窒素原子を表す。R8は、それぞれ独立して、無置換の若しくは置換基を有する炭素数1〜4の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するカルボキシル基、無置換の若しくは置換基を有するカルバモイル基、無置換の若しくは置換基を有するヒドロキシ基、無置換の若しくは置換基を有するアミノ基、無置換の若しくは置換基を有するメルカプト基、置換基を有するスルフィニル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。n4は、R8の個数を表し、0〜7のいずれかの整数である。]] - 前記Th2サイトカインは、IL−4である請求項4に記載のTh2サイトカイン阻害剤。
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| WO1999040081A1 (en) * | 1998-02-06 | 1999-08-12 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Novel antifungal compounds and process for producing the same |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| J. MED. CHEM., vol. 52, no. 8, JPN6019034014, 2009, pages 2317 - 2327, ISSN: 0004108044 * |
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