JP2017100286A - ヘッドユニット及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクを吐出する記録素子と、記録素子を駆動させる駆動信号を記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を有する記録ヘッド12と、熱伝導性を有し、駆動素子の熱を放出する放熱部材と、記録ヘッド12が取り付けられた取付部材101と、を備え、駆動素子及び放熱部材は、熱伝導性を有する第1の接続部材61を介して可動的に繋げられている。
【選択図】図4
Description
インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を有する記録ヘッドと、
前記駆動素子の熱を放出する放熱部材と、
前記記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記駆動素子及び前記放熱部材は、熱伝導性を有する第1の接続部材を介して可動的に繋げられている
ことを特徴としている。
インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を有する記録ヘッドと、
前記駆動素子の熱を放出する放熱部材と、
前記記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記駆動回路は、前記記録素子と前記放熱部材との相対位置を変更可能に外力に応じて変形する変形部を介して前記駆動信号を前記記録素子に供給する
ことを特徴としている。
前記記録ヘッドは、前記駆動素子を収容する筐体を有し、
前記放熱部材は、前記筐体に設けられた開口部を貫通して設けられる
ことを特徴としている。
前記記録ヘッドを複数備え、
前記複数の記録ヘッドにおける複数の前記放熱部材は、熱伝導部材を介して一体的に繋げられている
ことを特徴としている。
前記複数の放熱部材は、前記複数の記録ヘッドを収容し熱を伝える外装部材を介して一体的に繋げられていることを特徴としている。
インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を各々有する複数の記録ヘッドと、
前記複数の記録ヘッド各々の前記駆動素子の熱を各々放出する複数の放熱部材と、
前記複数の記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記複数の記録ヘッドにおける複数の前記放熱部材は、熱伝導性を有する第2の接続部材を介して可動的かつ一体的に繋げられている
ことを特徴としている。
前記複数の記録ヘッドの各々は、前記駆動素子を収容する筐体を有し、
前記放熱部材は、前記筐体に設けられた開口部を貫通して設けられる
ことを特徴としている。
前記開口部は、封止部材により封止されていることを特徴としている。
請求項1〜8の何れか一項に記載のヘッドユニットを備えることを特徴としている。
図1は、本発明の第1の実施形態であるインクジェット記録装置1の概略構成を示す模式図である。
インクジェット記録装置1は、搬送部21と、ヘッドユニット10などを備える。
ここで、記録媒体Pは、一定の寸法に裁断された枚葉紙とすることができる。この記録媒体Pは、図示略の給紙装置により搬送ベルト213上に供給され、画像が記録された後に搬送ベルト213から所定の排紙部に排出される。なお、記録媒体Pとしては、ロール紙が用いられても良い。この場合、記録媒体Pは、記録媒体Pが巻かれたロールから引き出されて搬送ベルト213上に供給され、画像が記録された後に別のロールにより巻き取られる。記録媒体Pとしては、普通紙や塗工紙といった紙のほか、布帛又はシート状の樹脂等、表面に着弾したインクを定着させることが可能な種々の媒体を用いることができる。
各ヘッドユニット10は、4つのヘッド開口部101aが設けられた取付部材101と、4つのヘッド開口部101aにそれぞれ取り付けられた4つの記録ヘッド12とを備える。4つの記録ヘッド12は、X方向についての配置範囲が互いに一部重複するように千鳥格子状に配置されている。各記録ヘッド12には、インクを吐出するノズル42を各々有する複数の記録素子121(図3)が設けられている。複数の記録素子121のノズル42は、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向(本実施形態では搬送方向と直交する方向、即ちX方向)に等間隔に配列されたノズル42によりそれぞれ構成される2つのノズル列を形成している。これら2つのノズル列は、ノズル42の配置位置が、各ノズル列におけるノズル42の配置間隔の2分の1だけX方向について互いにずれるように設けられている。ノズル42から吐出されたインクは、ヘッド開口部101aを通過して搬送ベルト213の搬送面上の記録媒体Pに着弾する。
なお、記録ヘッド12が有するノズル列の数は、1つ又は3つ以上であっても良い。また、ヘッドユニット10が有する記録ヘッド12の数は、3つ以下又は5つ以上であっても良い。
記録ヘッド12に含まれる記録素子121の各々は、インクを貯留する圧力室と、圧力室の壁面に設けられた圧電素子と、ノズル42とを備える。記録ヘッド駆動部11の駆動回路112からは、圧電素子を変形動作させる駆動信号が出力され、記録素子121は、当該電圧信号が圧電素子に印加されるように構成されている。圧電素子に駆動信号が印加されると、この駆動信号に応じて圧力室が変形して圧力室内の圧力が変化し、当該圧力の変化に応じて圧力室に連通するノズル42からインクが吐出される。
なお、各記録ヘッド12には、駆動回路112において生じた熱を放出するヒートシンク60(図4)が取り付けられている。当該ヒートシンク60及び記録ヘッド12の接続の態様については後述する。
インクジェット記録装置1は、上述したヘッドユニット10、記録ヘッド駆動部11、記録ヘッド12の他、制御部30と、搬送駆動部22と、入出力インターフェース23と、バス24などを備える。このうち制御部30は、CPU31(Central Processing Unit)、RAM32(Random Access Memory)、ROM33(Read Only Memory)及び記憶部34を有する。
図4は、図2のA−A線を通りX軸に垂直な面におけるヘッドユニット10及び記録ヘッド12の模式断面図である。
図5は、一の記録ヘッド12を+Y方向から見た模式側面図である。
取付部材101は、記録ヘッド12の重さにより撓まない強度を有する金属板である。外装部材102は、取付部材101との間でヘッドユニット10を密閉して記録ヘッド12を保護する。
取付部材101と外装部材102とは、ボルト104により固定されている。また、外装部材102と取付部材101との間には、断熱部材103が設けられている。断熱部材103としては、熱伝導率が0.1[W/m・K]以下のウレタンやポリスチレンといった熱を伝えにくい部材が用いられる。
素子基板40の+Y方向及び−Y方向に隣接する位置には、素子基板40を支持する支持フレーム128が設けられている。素子基板40は、支持フレーム128を介して筐体122に固定されている。なお、素子基板40を直接筐体122に固定可能な場合には、支持フレーム128を省略することができる。
図6(a)は、接続部材61がリング状の部材からなる例を示す図である。図6(a)の接続部材61は、弾性を有する長矩形のシートの長手方向端部の対向辺同士を繋げたリング状の部材を、シートの面が駆動素子112a及びヒートシンク60と接するように配置したものである。ここで、接続部材61は、駆動素子112aのセラミックパッケージ部分に当接するため、上記リング状の部材は金属であっても良いが、少なくとも駆動素子112aとの接触部分を絶縁性部材とすることで回路基板50におけるショートなどの不具合が発生するリスクを低減させることができる。即ち、金属などの導電性部材でリング状の接続部材61を構成して駆動素子112aとの接触部分を絶縁性部材により被覆しても良いし、当該接続部材61全体を絶縁性部材により構成しても良い。この接続部材61は、変形により生じる復元力により駆動素子112aとヒートシンク60とを互いに遠ざける方向に付勢する状態で設けられている。このため、記録ヘッド12の位置調整により駆動素子112aとヒートシンク60との距離が変化した場合には、接続部材61が変形して、当該接続部材61と、駆動素子112a及びヒートシンク60とが接触する状態が維持される。
開口部122bの縁とヒートシンク60との間隙は、封止部材125により封止されている。封止部材125としては、弾性を有し、ノズル42からのインク吐出により生じ空気中を浮遊する微細なインク滴(インクミスト)を透過させない部材が用いられる。また、封止部材125としては、ヒートシンク60の熱が筐体122を介して素子基板40に伝わるのを抑制するため断熱性を有する材料を用いることが好ましい。具体的には、封止部材125は、各種樹脂や不織布などにより構成することができる。
なお、外装部材102及び取付部材101によりヘッドユニット10の内部が密閉されておりヘッドユニット10へのインクミストの侵入を防止可能な場合には、封止部材125を省略しても良い。
また、外装部材102は、ヒートシンク60の熱を伝える熱伝導部材により構成される。外装部材102の材料としては、上述したヒートシンク60の材料と同様のものを用いることができる。4つのヒートシンク60及び外装部材102からなる一繋がりの部材においては、相対的に温度が高い部分から温度が低い部分へ熱が移動し、温度分布が一様となる。これにより、4つのヒートシンク60の間の温度ばらつき、ひいては4つのヒートシンク60にそれぞれ接続された駆動素子112aの温度ばらつきが抑制される。上述したように、外装部材102と取付部材101との間には断熱部材103が設けられているため、ヒートシンク60の熱は、外装部材102及び取付部材101を介した経路では素子基板40に伝わりにくくなっている。
なお、ボルト105を緩めてヒートシンク60を外装部材102から外すとともに、ボルト129を緩めて筐体122の延設部122aを取付部材101から外すことにより、ヘッドユニット10から記録ヘッド12及びヒートシンク60を取り外して交換することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、回路基板50の一部がフレキシブル基板により構成されることによって記録ヘッド12の一部がヒートシンク60に対して相対的に移動可能とされている点で第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略することとし、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
本実施形態では、回路基板50の配線基板51は、駆動素子112aが取り付けられた第1の配線基板51aと、素子基板40の配線層45に接続された第2の配線基板51bと、第1の配線基板51a及び第2の配線基板51bを接続するフレキシブル基板51c(変形部)とを有している。フレキシブル基板51cは、可撓性を有し、外力に応じて変形する。本実施形態では、駆動回路112は、フレキシブル基板51cに設けられた配線を介して素子基板40の記録素子121に駆動信号を供給する。また、第1の配線基板51a上の駆動素子112aとヒートシンク60とは、熱を伝えかつ弾性を有しない接続部材61aを介して接合されている。本実施形態では、各記録ヘッド12のうち素子基板40を含み素子基板40に直接又は間接的に固定された部分(筐体122、素子基板40、支持フレーム128及び第2の配線基板51bからなる部分)(以下では、位置調整対象部と記す)がヒートシンク60に対して相対的に移動可能となっている。また、記録ヘッド12の位置調整対象部の位置調整が行われる場合には、位置調整対象部の変位は、フレキシブル基板51cの変形により吸収される。
また、ヒートシンク60が直接回路基板50に接触している構成としても良い。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、複数のヒートシンク60が弾性変形可能な部材により接合されることで複数の記録ヘッド12が互いに独立して移動可能とされている点で第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略することとし、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
本実施形態のヘッドユニット10は、第1の実施形態における外装部材102に代えてヒートシンク支持部材62が取付部材101に取り付けられている。ヒートシンク支持部材62は、取付部材101への取り付け位置からそれぞれ+Z方向に延びる2つの支柱部62aと、当該支柱部の+Z方向端部の間を連結しXY平面に平行に延びる梁部62bとを有する。支柱部62a及び梁部62bの形状は、特には限られないが、柱状の部材や平板状の部材を用いることができる。また、梁部62bには、ボルト105により4つのヒートシンク60がそれぞれ固定されている。ヒートシンク支持部材62のうち少なくとも梁部62bは、ヒートシンク60の熱を伝える部材、例えばアルミニウムや鉄といった熱伝導率の大きい金属により構成されている。
また、梁部62bのうち4つのヒートシンク60がそれぞれ固定された部分(以下では、ヒートシンク固定部と記す)は、外力に応じて変形する弾性部62be(第2の接続部材)を介して互いに連結されている。同様に、ヒートシンク固定部と支柱部62aとは、弾性部62beを介して連結されている。弾性部62beとしては、第1の実施形態の接続部材61と同様の弾性及び熱伝導性を有する部材が用いられる。
また、本実施形態の記録ヘッド12では、配線基板51に設けられた駆動素子112aとヒートシンク60とは、熱を伝えかつ弾性を有しない接続部材61aを介して接合されている。なお、弾性を有しない接続部材61aに代えて、第1の実施形態と同様に弾性を有する接続部材61が用いられてもよい。また、ヒートシンク60が直接回路基板50に接触している構成としても良い。
例えば、上記第1及び第2実施形態では、複数のヒートシンク60が外装部材102を介して一体的に繋げられている構成を例に挙げて説明したが、複数のヒートシンク60は、外装部材102以外の熱を伝える部材を介して一体的に繋げられて相対位置が固定されていても良い。
2 外部装置
10 ヘッドユニット
101 取付部材
101a ヘッド開口部
102 外装部材
103 断熱部材
104,105 ボルト
11 記録ヘッド駆動部
111 駆動制御回路
112 駆動回路
112a 駆動素子
12 記録ヘッド
121 記録素子
122 筐体
122a 延設部
122b 開口部
123 インレット
124 アウトレット
125 封止部材
126 外部コネクタ
127 フレキシブル基板
128 支持フレーム
129 ボルト
21 搬送部
211,212 搬送ローラー
213 搬送ベルト
22 搬送駆動部
23 入出力インターフェース
24 バス
30 制御部
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 記憶部
40 素子基板
41 ノズルプレート
42 ノズル
43 圧力室
44 圧電アクチュエーター層
45 配線層
50 回路基板
51 配線基板
51a 第1の配線基板
51b 第2の配線基板
51c フレキシブル基板
52 コネクタ
60 ヒートシンク
61,61a 接続部材
62 ヒートシンク支持部材
62a 支柱部
62b 梁部
62be 弾性部
Claims (9)
- インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を有する記録ヘッドと、
前記駆動素子の熱を放出する放熱部材と、
前記記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記駆動素子及び前記放熱部材は、熱伝導性を有する第1の接続部材を介して可動的に繋げられている
ことを特徴とするヘッドユニット。 - インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を有する記録ヘッドと、
前記駆動素子の熱を放出する放熱部材と、
前記記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記駆動回路は、前記記録素子と前記放熱部材との相対位置を変更可能に外力に応じて変形する変形部を介して前記駆動信号を前記記録素子に供給する
ことを特徴とするヘッドユニット。 - 前記記録ヘッドは、前記駆動素子を収容する筐体を有し、
前記放熱部材は、前記筐体に設けられた開口部を貫通して設けられる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドユニット。 - 前記記録ヘッドを複数備え、
前記複数の記録ヘッドにおける複数の前記放熱部材は、熱伝導部材を介して一体的に繋げられている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のヘッドユニット。 - 前記複数の放熱部材は、前記複数の記録ヘッドを収容し熱を伝える外装部材を介して一体的に繋げられていることを特徴とする請求項4に記載のヘッドユニット。
- インクを吐出する記録素子と、前記記録素子を駆動させる駆動信号を前記記録素子に供給する駆動回路が有する駆動素子と、を各々有する複数の記録ヘッドと、
前記複数の記録ヘッド各々の前記駆動素子の熱を各々放出する複数の放熱部材と、
前記複数の記録ヘッドが取り付けられた取付部材と、
を備え、
前記複数の記録ヘッドにおける複数の前記放熱部材は、熱伝導性を有する第2の接続部材を介して可動的かつ一体的に繋げられている
ことを特徴とするヘッドユニット。 - 前記複数の記録ヘッドの各々は、前記駆動素子を収容する筐体を有し、
前記放熱部材は、前記筐体に設けられた開口部を貫通して設けられる
ことを特徴とする請求項6に記載のヘッドユニット。 - 前記開口部は、封止部材により封止されていることを特徴とする請求項3又は7に記載のヘッドユニット。
- 請求項1〜8の何れか一項に記載のヘッドユニットを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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