JP2017100559A - ブラケット及びこれを備える機能装置の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本ブラケット1は、機能装置(スピーカ装置3)を支持可能なように一方向Pに間合を空けて並設される第1及び第2支持体5、6と、第1支持体と第2支持体とを連結する可撓部7、8と、を備える。そして、第1及び第2支持体は、可撓部を撓ませることで一方向に互いに近接されて開口2aに挿入可能とされているとともに、開口に挿入された状態で可撓部の撓みを解除することで一方向に互いに離間されて内装材(天井材2)の開口の外周縁を厚さ方向に挟持するように構成されている。
【選択図】図3
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、前記内装材の前記開口の外周縁の表面に当接されて前記機能装置を支持可能な支持板と、前記支持板の前記一方向の一端側に連結されて前記内装材の前記開口に挿入される挿入部と、前記支持板と対向するように前記挿入部に設けられて前記支持板との間で前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持する挟持片と、を備えることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記支持板及び前記挟持片のうちの少なくとも一方には、前記支持板と前記挟持片との対向間隔が前記一方向で前記挿入部側に向かうにつれて狭くなるようにテーパ状部が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、長尺形状に形成されており、前記可撓部は、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各一端側を連結する第1可撓部と、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各他端側を連結する第2可撓部と、を備えることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記第1支持体、前記第2支持体及び前記可撓部は、樹脂製であるとともに一体に形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記内装材は、天井材であり、前記機能装置は、前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されるアクチュエータ部を備えるスピーカ装置であり、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、前記アクチュエータ部の振動を前記天井材に伝達する伝達機能を備えることを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項7に記載の発明は、車両の内装材に形成された開口を覆うように前記内装材に対して取り付けられる機能装置の取付構造であって、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のブラケットを備え、前記ブラケットは、前記第1支持体及び前記第2支持体が前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持することで前記内装材に取り付けられており、前記機能装置は、前記開口を覆うように前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されていることを要旨とする。
また、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれが、支持板と、挿入部と、前記支持板と対向するように前記挿入部に設けられて前記支持板との間で前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持する挟持片と、を備える場合は、支持板と挟持片との間で内装材の開口の外周縁を強固に挟持できる。
また、前記支持板及び前記挟持片のうちの少なくとも一方に、前記支持板と前記挟持片との対向間隔が前記一方向で前記挿入部側に向かうにつれて狭くなるようにテーパ状部が設けられている場合は、支持板と挟持片との間で内装材の開口の外周縁を更に強固に挟持できる。
また、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれが、長尺形状に形成されており、前記可撓部が、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各一端側を連結する第1可撓部と、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各他端側を連結する第2可撓部と、を備える場合は、枠状のブラケットとして剛性を高めることができる。さらに、第1及び第2可撓部の撓みを解除したときの弾性復元力により、第1及び第2支持体で内装材の開口の外周縁を更に強固に挟持できる。
また、前記第1支持体、前記第2支持体及び前記可撓部が、樹脂製であるとともに一体に形成されている場合は、可撓部を効果的に撓ませることができるとともに、ブラケットを簡易且つ安価に構成できる。
さらに、前記内装材が、天井材であり、前記機能装置が、前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されるアクチュエータ部を備えるスピーカ装置であり、前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれが、前記アクチュエータ部の振動を前記天井材に伝達する伝達機能を備える場合は、既に車体に組み付けられた天井材に対してスピーカ装置を容易に取り付けることができる。また、第1及び第2支持体が内装材の開口の外周縁を挟持することで、ブラケットによりスピーカ装置のアクチュエータ部の振動が天井材に効果的に伝わり、天井材から良質な音が出力される。
本発明の機能装置の取付構造によると、上述のブラケットを備え、前記ブラケットは、前記第1支持体及び前記第2支持体が前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持することで前記内装材に取り付けられており、前記機能装置は、前記開口を覆うように前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されている。これにより、内装材に対してブラケットを接着剤での接着を必須とせずに取り付けることができ、接着剤で接着する場合であっても従来のようなおもしによる圧着工程を必要としない。その結果、既に車体に組み付けられた内装材に対して機能装置を容易に取り付けることができる。
本実施形態に係るブラケットは、車両の内装材(2)に形成された開口(2a)を覆うように内装材に対して機能装置(3)を取り付けるためのブラケット(1、1’、1")であって、機能装置を支持可能なように一方向(P)に間合を空けて並設される第1支持体(5)及び第2支持体(6)と、第1支持体と第2支持体とを連結する可撓部(7、8)と、を備える(例えば、図2〜図5等参照)。そして、上記第1支持体(5)及び第2支持体(6)は、可撓部(7、8)を撓ませることで一方向(P)に互いに近接されて開口(2a)に挿入可能とされているとともに、開口(2a)に挿入された状態で可撓部(7、8)の撓みを解除することで一方向(P)に互いに離間されて内装材(2)の開口(2a)の外周縁を厚さ方向に挟持するように構成されている(例えば、図7等参照)。
本実施形態に係る機能装置の取付構造は、車両の内装材(2)に形成された開口(2a)を覆うように内装材に対して取り付けられる機能装置(3)の取付構造(31)であって、上記実施形態のブラケット(1、1’、1")を備え、ブラケットは、第1支持体(5)及び第2支持体(6)が内装材(2)の開口(2a)の外周縁を厚さ方向に挟持することで内装材(2)に取り付けられており、機能装置(3)は、開口(2a)を覆うように第1支持体(5)及び第2支持体(6)に支持されている(例えば、図2等参照)。
本実施形態に係る機能装置の取付方法は、上記実施形態のブラケット(1、1’、1")を用いる機能装置の取付方法であって、内装材(2)に車両室内側(R1)から開口(2a)を形成する開口工程と、第1支持体(5)及び第2支持体(6)を開口(2a)に挿入して内装材(2)の開口(2a)の外周縁を厚さ方向に挟持させて内装材(2)にブラケット(1、1’、1")を取り付けるブラケット取付工程と、内装材(2)に取り付けられたブラケット(1、1’、1")の第1支持体(5)及び第2支持体(6)に機能装置(3)を支持する機能装置支持工程と、を備える(例えば、図6及び図7等参照)。これにより、内装材に対してブラケットを接着剤での接着を必須とせずに取り付けることができ、接着剤で接着する場合であっても従来のようなおもしによる圧着工程を必要としない。その結果、既に車体に組み付けられた内装材に対して機能装置を容易に取り付けることができる。なお、上記各工程は、通常、車両に対して内装材が組み付けられた状態(仮組付状態も含む。)で行われる。
本実施例に係るブラケット1は、図1〜図3に示すように、車両の天井材2に形成された開口2aを覆うように天井材2に対してスピーカ装置3を取り付けるためのものである。この開口2aは、天井材2の車両後方側で左右に一対設けられるとともに、車両幅方向Qに長尺となる矩形状に形成されている。さらに、天井材2としては、例えば、樹脂シート、樹脂発泡体、又は繊維材(例えば、植物繊維、ガラス繊維、カーボン繊維等)、及びそれらの複合体を用いてなり、その車両室内側R1の表面に表皮を積層してなるものを採用できる。
次に、上記構成のスピーカ装置の取付構造31の作用について説明する。図2に示すように、コイル22に音声信号(電気信号)が入力されると、コイル22に変動磁界が生じ、この変動磁界が磁石21の磁界と相互作用してスピーカ装置3の振動板3aが振動する。振動板3aで発生した音の一部(特に中高音)は、車両室内側R1に直接的に出力される。また、振動板3aに対して磁石21が弾性的に支持されているため、振動板3aの振動と同時に磁石21も振動する。磁石21の振動(特に、低周波の振動)は、アクチュエータ部23を介してブラケット1で増幅されつつ天井材2に効果的に伝達され、天井材2の振動により車両室内側R1に出力される(特に低音)。
本実施例のブラケット1によると、スピーカ装置3を支持可能なように一方向Pに間合を空けて並設される第1支持体5及び第2支持体6と、第1支持体5と第2支持体6とを連結する可撓部7、8と、を備える。そして、第1支持体5及び第2支持体6は、可撓部7、8を撓ませることで一方向Pに互いに近接されて開口2aに挿入可能とされているとともに、開口2aに挿入された状態で可撓部7、8の撓みを解除することで一方向Pに互いに離間されて天井材2の開口2aの外周縁を厚さ方向に挟持するように構成されている。これにより、ブラケット1は、第1及び第2支持体5、6が天井材2の開口2aの外周縁を厚さ方向に挟持することで天井材2に取り付けられるとともに、スピーカ装置3は、開口2aを覆うように第1及び第2支持体5、6に支持される。よって、天井材2に対してブラケット1を接着剤での接着を必須とせずに取り付けることができ、接着剤で接着する場合であっても従来のようなおもしによる圧着工程を必要としない。その結果、既に車体に組み付けられた天井材2に対してスピーカ装置3を容易に取り付けることができる。
Claims (7)
- 車両の内装材に形成された開口を覆うように前記内装材に対して機能装置を取り付けるためのブラケットであって、
前記機能装置を支持可能なように一方向に間合を空けて並設される第1支持体及び第2支持体と、
前記第1支持体と前記第2支持体とを連結する可撓部と、を備え、
前記第1支持体及び前記第2支持体は、前記可撓部を撓ませることで前記一方向に互いに近接されて前記開口に挿入可能とされているとともに、前記開口に挿入された状態で前記可撓部の撓みを解除することで前記一方向に互いに離間されて前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持するように構成されていることを特徴とするブラケット。 - 前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、前記内装材の前記開口の外周縁の表面に当接されて前記機能装置を支持可能な支持板と、前記支持板の前記一方向の一端側に連結されて前記内装材の前記開口に挿入される挿入部と、前記支持板と対向するように前記挿入部に設けられて前記支持板との間で前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持する挟持片と、を備える請求項1記載のブラケット。
- 前記支持板及び前記挟持片のうちの少なくとも一方には、前記支持板と前記挟持片との対向間隔が前記一方向で前記挿入部側に向かうにつれて狭くなるようにテーパ状部が設けられている請求項2記載のブラケット。
- 前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、長尺形状に形成されており、
前記可撓部は、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各一端側を連結する第1可撓部と、前記第1支持体及び前記第2支持体の長尺方向の各他端側を連結する第2可撓部と、を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のブラケット。 - 前記第1支持体、前記第2支持体及び前記可撓部は、樹脂製であるとともに一体に形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載のブラケット。
- 前記内装材は、天井材であり、
前記機能装置は、前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されるアクチュエータ部を備えるスピーカ装置であり、
前記第1支持体及び前記第2支持体のそれぞれは、前記アクチュエータ部の振動を前記天井材に伝達する伝達機能を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブラケット。 - 車両の内装材に形成された開口を覆うように前記内装材に対して取り付けられる機能装置の取付構造であって、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のブラケットを備え、
前記ブラケットは、前記第1支持体及び前記第2支持体が前記内装材の前記開口の外周縁を厚さ方向に挟持することで前記内装材に取り付けられており、
前記機能装置は、前記開口を覆うように前記第1支持体及び前記第2支持体に支持されていることを特徴とする機能装置の取付構造。
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