JP2017100961A - ナフトキノン誘導体及び電子写真感光体 - Google Patents

ナフトキノン誘導体及び電子写真感光体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子写真感光体の電気特性を向上させるナフトキノン誘導体の提供。【解決手段】下記式(1−1)で表される化合物を代表例とするピラゾール骨格、イミダゾール骨格、又はピロール骨格をも有するナフトキノン誘導体の使用。【選択図】なし

Description

本発明は、ナフトキノン誘導体及び電子写真感光体に関する。
電子写真感光体は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる。電子写真感光体は、感光層を備える。電子写真感光体としては、例えば、積層型電子写真感光体又は単層型電子写真感光体が用いられる。積層型電子写真感光体は、感光層として、電荷発生の機能を有する電荷発生層と、電荷輸送の機能を有する電荷輸送層とを備える。単層型電子写真感光体は、感光層として、電荷発生の機能と電荷輸送の機能とを有する単層型感光層を備える。
特許文献1に記載の電子写真感光体は、感光層を備える。感光層は、例えば、化学式(E−1)で表される化合物を含有する。
Figure 2017100961
国際公開第2002/081452号公報
しかし、特許文献1に記載の電子写真感光体では、電気特性が十分ではなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子写真感光体の電気特性を向上させるナフトキノン誘導体を提供することである。また、本発明の目的は、このようなナフトキノン誘導体を含有することで、電気特性に優れる電子写真感光体を提供することである。
本発明のナフトキノン誘導体は、下記一般式(1)、(2)又は(3)で表される。
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
前記一般式(1)、(2)及び(3)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、各々独立に、水素原子、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、又は炭素原子数6以上14以下のアリール基を表す。前記アリール基は、置換基を有してもよい。X、Y、及びZは、各々独立に、酸素原子又は硫黄原子を表す。3つのYは互いに同一であっても異なっていてもよい。
本発明の電子写真感光体は、感光層を備える。前記感光層は、上述のナフトキノン誘導体を含有する。
本発明のナフトキノン誘導体によれば、電子写真感光体の電気特性を向上させることができる。また、本発明の電子写真感光体によれば、このようなナフトキノン誘導体を含有することで、電気特性を向上させることができる。
(a)、(b)及び(c)は、それぞれ、本発明の第二実施形態に係る電子写真感光体の一例を示す概略断面図である。 (a)、(b)及び(c)は、それぞれ、本発明の第二実施形態に係る電子写真感光体の別の例を示す概略断面図である。 本発明の第一実施形態に係る化学式(1−1)で表されるナフトキノン誘導体の赤外吸収スペクトルである。 本発明の第一実施形態に係る化学式(2−1)で表されるナフトキノン誘導体の赤外吸収スペクトルである。 本発明の第一実施形態に係る化学式(3−1)で表されるナフトキノン誘導体の赤外吸収スペクトルである。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されない。本発明は、本発明の目的の範囲内で、適宜変更を加えて実施できる。なお、説明が重複する箇所については、適宜説明を省略する場合があるが、発明の要旨は限定されない。
以下、化合物名の後に「系」を付けて、化合物及びその誘導体を包括的に総称する場合がある。また、化合物名の後に「系」を付けて重合体名を表す場合には、重合体の繰返し単位が化合物又はその誘導体に由来することを意味する。
以下、ハロゲン原子、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、炭素原子数1以上6以下のアルキル基、炭素原子数1以上3以下のアルキル基、炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基、及び炭素原子数6以上14以下のアリール基は、何ら規定していなければ、各々次の意味である。
ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子又は臭素原子が挙げられる。
炭素原子数1以上10以下のアルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状で非置換の炭素原子数1以上10以下のアルキル基である。炭素原子数1以上10以下のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、n−へプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、又はn−デシル基が挙げられる。
炭素原子数1以上6以下のアルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状で非置換の炭素原子数1以上6以下のアルキル基である。炭素原子数1以上6以下のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基又はヘキシル基が挙げられる。
炭素原子数1以上3以下のアルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状で非置換の炭素原子数1以上3以下のアルキル基である。炭素原子数1以上3以下のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基又はt−ブチル基が挙げられる。
炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基は、直鎖状又は分枝鎖状で非置換の炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基である。炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基又はヘキシルオキシ基が挙げられる。
炭素原子数6以上14以下のアリール基は、例えば、炭素原子数6以上14以下の非置換の芳香族単環炭化水素基、炭素原子数6以上14以下の非置換の芳香族縮合二環炭化水素基又は炭素原子数6以上14以下の非置換の芳香族縮合三環炭化水素基である。炭素原子数6以上14以下のアリール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基又はフェナントリル基が挙げられる。
<第一実施形態:ナフトキノン誘導体>
本発明の第一実施形態は、ナフトキノン誘導体である。第一実施形態のナフトキノン誘導体は、下記一般式(1)、(2)、又は(3)で表される。
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
一般式(1)、(2)及び(3)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、各々独立に、水素原子、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、又は炭素原子数6以上14以下のアリール基を表す。アリール基は、置換基を有してもよい。X、Y、及びZは、各々独立に、酸素原子又は硫黄原子を表す。3つのYは、同一であっても異なっていてもよい。
一般式(1)、(2)、又は(3)で表されるナフトキノン誘導体(以下、各々ナフトキノン誘導体(1)〜(3)と記載することがある)は、電子写真感光体(以下、感光体と記載することがある)の電気特性を向上させることができる。その理由は以下のように推測される。
ナフトキノン誘導体(1)〜(3)は、ナフトキノン部分と複素環部分と結合した構造を有する。このようにナフトキノン誘導体(1)〜(3)は非対称構造を有する。このため、ナフトキノン誘導体(1)〜(3)が感光層を形成するための溶剤に溶解し易くなり、ナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)が均一に分散した感光層が得られ易くなる。その結果、感光層でのキャリアの移動度が向上し、感光体の電気特性(例えば、感度特性)が向上すると考えられる。
また、ナフトキノン誘導体(1)〜(3)では、ナフトキノン部分と複素環部分とが二重結合で結合し、この二重結合と複素環部分とで共役二重結合を形成する。このため、ナフトキノン誘導体(1)〜(3)は、比較的大きなπ共役系を有する。このため、ナフトキノン誘導体(1)〜(3)は、電子の受容性又は電子の移動性に優れる傾向にある。よって、感光層でのキャリアの移動度が向上し、感光体の電気特性が向上すると考えられる。
一般式(1)中、R1〜R12で表される炭素原子数1以上10以下のアルキル基としては、炭素原子数1以上6以下のアルキル基であることが好ましく、炭素原子数1以上3以下のアルキル基であることがより好ましく、メチル基又はn−プロピル基が更に好ましい。炭素原子数1以上10以下のアルキル基は、置換基を有してもよい。このような置換基としては、例えば、ハロゲン原子、炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基又は炭素原子数6以上14以下のアリール基が挙げられる。置換基の数は特に限定されないが、3個以下であることが好ましい。
一般式(1)中、R1〜R12で表される炭素原子数6以上14以下のアリール基としては、炭素原子数6以上14以下の芳香族単環炭化水素基が好ましく、フェニル基がより好ましい。炭素原子数6以上14以下のアリール基は置換基を有してもよい。このような置換基としては、ハロゲン原子、炭素原子数1以上6以下のアルキル基、炭素原子数1以上6以下のアルコキシ基又は炭素原子数6以上14以下のアリール基が挙げられる。置換基の数は特に限定されないが、3個以下であることが好ましい。
感光体の電気特性を向上させるためには、一般式(1)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、各々独立に、水素原子、炭素原子数1以上3以下のアルキル基、フェニル基を表すことが好ましい。なお、フェニル基は、置換基としてハロゲン原子を有してもよい。一般式(1)中、X、Y及びZは、酸素原子を表すことが好ましい。
感光体の電気特性をより向上させるには、一般式(1)中、R1及びR3は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R2は、水素原子を表し、R4は、塩素原子を有してもよいフェニル基を表すことがより好ましい。一般式(2)中、R5、R7及びR8は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R6は、水素原子を表すことがより好ましい。一般式(3)中、R9は、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R10及びR11は、水素原子を表し、R12は、フェニル基を表すことがより好ましい。
ナフトキノン誘導体(1)の具体例としては、化学式(1−1)〜(1−3)で表されるナフトキノン誘導体(以下、ナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−3)と記載することがある)が挙げられる。
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
ナフトキノン誘導体(2)の具体例としては、化学式(2−1)で表されるナフトキノン誘導体(以下、ナフトキノン誘導体(2−1)と記載することがある)が挙げられる。
Figure 2017100961
ナフトキノン誘導体(3)の具体例としては、化学式(3−1)で表されるナフトキノン誘導体(以下、ナフトキノン誘導体(3−1)と記載することがある)が挙げられる。
Figure 2017100961
ナフトキノン誘導体(1)は、例えば、反応式(R−1)で表す反応式(以下、反応(R−1)と記載することがある)に従って又はこれに準ずる方法によって製造される。これらの反応以外に、必要に応じて適宜な工程が含まれてもよい。
反応(R−1)において、R1、R2、R3、R4、及びXは、それぞれ一般式(1)中のR1、R2、R3、R4、及びXと同義である。
Figure 2017100961
反応(R−1)では、1当量の一般式(1A)で表される化合物(以下、化合物(1A)と記載することがある)と1当量の一般式(1B)で表されるピラゾロン化合物(以下、化合物(1B)と記載することがある)とを塩基触媒の存在下で反応させて、1当量のナフトキノン誘導体(1)を得る。化合物(1B)はメチレン基を有する。反応(R−1)では、1モルの化合物(1A)に対して、1モル以上2.5モル以下の化合物(1B)を添加することが好ましい。1モルの化合物(1A)に対して1モル以上の化合物(1B)を添加すると、ナフトキノン誘導体(1)の収率を向上させ易い。一方、1モルの化合物(1A)に対して2.5モル以下の化合物(1B)を添加すると、反応後に未反応の化合物(1B)が残留し難く、ナフトキノン誘導体(1)の精製が容易となる。反応(R−1)の反応温度は室温(例えば、25℃)であることが好ましい。反応(R−1)の反応時間は2時間以上8時間以下であることが好ましい。塩基触媒としては、例えば、ピリジン、又はピペリジンが挙げられる。反応(R−1)は、溶媒中で行われてもよい。塩基触媒は、溶媒として機能してもよい。
ナフトキノン誘導体(2)は、例えば、反応式(R−2)で表す反応式(以下、反応(R−2)と記載することがある)に従って又はこれに準ずる方法によって製造される。これらの反応以外に、必要に応じて適宜な工程が含まれてもよい。
反応(R−2)において、R5、R6、R7、R8、及びYは、それぞれ一般式(2)中のR5、R6、R7、R8、及びYと同義である。
Figure 2017100961
反応(R−2)では、1当量の一般式(2A)で表される化合物(以下、化合物(2A)と記載することがある)と1当量の一般式(2B)で表される化合物(以下、化合物(2B)と記載することがある)とを塩基触媒の存在下で反応させて、1当量のナフトキノン誘導体(2)を得る。化合物(2B)はメチレン基を有する。反応(R−2)では、1モルの化合物(2A)に対して、1モル以上2.5モル以下の化合物(2−B)を添加することが好ましい。1モルの化合物(2A)に対して1モル以上の化合物(2B)を添加すると、ナフトキノン誘導体(2)の収率を向上させ易い。一方、1モルの化合物(2A)に対して2.5モル以下の化合物(2B)を添加すると、反応後に未反応の化合物(2B)が残留し難く、ナフトキノン誘導体(2)の精製が容易となる。反応(R−2)の反応温度は室温(例えば、25℃)であることが好ましい。反応(R−2)の反応時間は2時間以上8時間以下であることが好ましい。塩基触媒としては、例えば、ピリジン、又はピペリジンが挙げられる。反応(R−2)は、溶媒中で行われてもよい。塩基触媒は、溶媒として機能してもよい。
ナフトキノン誘導体(3)は、例えば、反応式(R−3)で表す反応式(以下、反応(R−3)と記載することがある)に従って又はこれに準ずる方法によって製造される。これらの反応以外に、必要に応じて適宜な工程が含まれてもよい。
反応(R−3)において、R9、R10、R11、R12、及びZは、それぞれ一般式(3)中のR9、R10、R11、R12、及びZと同義である。
Figure 2017100961
反応(R−3)では、1当量の一般式(3A)で表される化合物(以下、化合物(3A)と記載することがある)と1当量の一般式(3B)で表される化合物(以下、化合物(3B)と記載することがある)とを塩基触媒の存在下で反応させて、1当量のナフトキノン誘導体(3)を得る。化合物(3B)はメチレン基を有する。反応(R−3)では、1モルの化合物(3A)に対して、1モル以上2.5モル以下の化合物(3B)を添加することが好ましい。1モルの化合物(3A)に対して1モル以上の化合物(3B)を添加すると、ナフトキノン誘導体(3)の収率を向上させ易い。一方、1モルの化合物(3A)に対して2.5モル以下の化合物(3B)を添加すると、反応後に未反応の化合物(3B)が残留し難く、ナフトキノン誘導体(3)の精製が容易となる。反応(R−3)の反応温度は室温(例えば、25℃)であることが好ましい。反応(R−3)の反応時間は2時間以上8時間以下であることが好ましい。塩基触媒としては、例えば、ピリジン、又はピペリジンが挙げられる。反応(R−3)は、溶媒中で行われてもよい。塩基触媒は、溶媒として機能してもよい。
以上、第一実施形態に係るナフトキノン誘導体を説明した。第一実施形態に係るナフトキノン誘導体によれば、感光体の電気特性を向上させることができる。
<第二実施形態:感光体>
第二実施形態は、感光体に関する。感光体は、積層型感光体であってもよく、単層型感光体であってもよい。感光体は、感光層を備える。感光層は、ナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。
<1.単層型感光体>
以下、図1を参照して、感光体1が積層型感光体である場合の感光体1の構造について説明する。図1は、第二実施形態に係る感光体1の一例である積層型感光体を示す概略断面図である。
図1(a)に示すように、積層型感光体1は、例えば、導電性基体2と感光層3とを備える。感光層3は、電荷発生層3aと電荷輸送層3bとを備える。
図1(b)に示すように、感光体1としての積層型感光体では、導電性基体2上に電荷輸送層3bが設けられ、電荷輸送層3b上に電荷発生層3aが設けられてもよい。ただし、積層型感光体の耐摩耗性を向上させるためには、図1(a)に示すように、導電性基体2上に電荷発生層3aが設けられ、電荷発生層3a上に電荷輸送層3bが設けられることが好ましい。
図1(c)に示すように、感光体1としての積層型感光体は、導電性基体2と感光層3と中間層(下引き層)4とを備えていてもよい。中間層4は、導電性基体2と感光層3との間に備えられる。また、感光層3上には、保護層5(図2参照)が設けられていてもよい。
電荷発生層3a及び電荷輸送層3bの厚さは、それぞれの層としての機能を十分に発現できる限り、特に限定されない。電荷発生層3aの厚さは、0.01μm以上5μm以下であることが好ましく、0.1μm以上3μm以下であることがより好ましい。電荷輸送層3bの厚さは、2μm以上100μm以下であることが好ましく、5μm以上50μm以下であることがより好ましい。
感光層3のうちの電荷発生層3aは、電荷発生剤を含有する。電荷発生層3aは、電荷発生層用バインダー樹脂(以下、ベース樹脂と記載することがある)を含有してもよい。電荷発生層3aは、必要に応じて、各種添加剤を含有してもよい。
電荷輸送層3bは、電子受容性化合物としてナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。電荷輸送層3bは、正孔輸送剤、又はバインダー樹脂を含有してもよい。電荷輸送層3bは、必要に応じて、各種添加剤を含有してもよい。以上、図1を参照して、感光体1が積層型感光体である場合の感光体1の構造について説明した。
<2.単層型感光体>
以下、図2を参照して、感光体1が単層型感光体である場合の感光体1の構造について説明する。図2は、本実施形態に係る感光体1の別の例である単層型感光体を示す概略断面図である。
図2(a)に示すように、感光体1としての単層型感光体は、例えば、導電性基体2と感光層3とを備える。感光体1としての単層型感光体には、感光層3として、単層型感光層3cが備えられる。単層型感光層3cは、一層の感光層3である。
図2(b)に示すように、感光体1としての単層型感光体は、導電性基体2と、単層型感光層3cと、中間層(下引き層)4とを備えてもよい。中間層4は、導電性基体2と単層型感光層3cとの間に設けられる。また、図2(c)に示すように、単層型感光層3c上に保護層5が設けられてもよい。
単層型感光層3cの厚さは、単層型感光層としての機能を十分に発現できる限り、特に限定されない。単層型感光層3cの厚さは、5μm以上100μm以下であることが好ましく、10μm以上50μm以下であることがより好ましい。
感光層3としての単層型感光層3cは、電子輸送剤としてナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。単層型感光層3cは、電荷発生剤、正孔輸送剤及びバインダー樹脂のうちの一以上を更に含有してもよい。単層型感光層3cは、必要に応じて、各種添加剤を含有してもよい。つまり、感光体1が単層型感光体である場合、電子輸送剤と、必要に応じて添加される成分(例えば、電荷発生剤、正孔輸送剤、バインダー樹脂又は添加剤)とは、一層の感光層3(単層型感光層3c)に含有される。以上、図2を参照して、感光体1が単層型感光体である場合の感光体1の構造について説明した。
単層型感光体の単層型感光層が電荷発生剤としてY型チタニルフタロシアニン(Y−TiOPc)と、電子輸送剤としてナフトキノン誘導体(1)とを含有してもよい。ここで、感光体の電気特性を更に向上させるためには、一般式(1)中、R1及びR3は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R2は、水素原子を表し、R4は、塩素原子を有してもよいフェニル基を表すことが更に好ましい。単層型感光体の単層型感光層が電荷発生剤としてX型無金属フタロシアニン(x−H2Pc)と、ナフトキノン誘導体(1)又は(3)とを含有してもよい。ここで、感光体の電気特性を更に向上させるためには、一般式(1)中、R1及びR3は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R2は、水素原子を表し、R4は、塩素原子を有してもよいフェニル基を表し、一般式(3)中、R9は、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、R10及びR11は、水素原子を表し、R12は、フェニル基を表すことが更に好ましい。なお、電荷発生剤は、後述する。
次に、積層型感光体及び単層型感光体の要素について説明する。
<3.導電性基体>
導電性基体は、感光体の導電性基体として用いることができる限り、特に限定されない。導電性基体は、少なくとも表面部が導電性を有する材料で形成されていればよい。導電性基体の一例としては、導電性を有する材料で形成される導電性基体が挙げられる。導電性基体の別の例としては、導電性を有する材料で被覆される導電性基体が挙げられる。導電性を有する材料としては、例えば、アルミニウム、鉄、銅、錫、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼又は真鍮が挙げられる。これらの導電性を有する材料を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて(例えば、合金として)用いてもよい。これらの導電性を有する材料の中でも、感光層から導電性基体への電荷の移動が良好であることから、アルミニウム又はアルミニウム合金が好ましい。
導電性基体の形状は、画像形成装置の構造に合わせて適宜選択される。導電性基体の形状としては、例えば、シート状又はドラム状が挙げられる。また、導電性基体の厚さは、導電性基体の形状に応じて適宜選択される。
<4.ナフトキノン誘導体>
感光層は、第一実施形態に係るナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。感光体が積層型感光体である場合、電荷輸送層は、電子アクセプター化合物としてナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。感光体が単層型感光体である場合、単層型感光層は、電子輸送剤としてナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)を含有する。感光層にナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)が含有されることにより、第一実施形態で述べたように、感光体の電気特性を向上させることができる。
感光体が積層型感光体である場合、ナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)の含有量は、電荷輸送層に含有されるバインダー樹脂100質量部に対して、10質量部以上200質量部以下であることが好ましく、20質量部以上100質量部以下であることがより好ましい。
感光体が単層型感光体である場合、ナフトキノン誘導体(1)、(2)、又は(3)の含有量は、単層型感光層に含有されるバインダー樹脂100質量部に対して、10質量部以上200質量部以下であることが好ましく、10質量部以上100質量部以下であることがより好ましく、10質量部以上75質量部以下であることが特に好ましい。
電荷輸送層は、ナフトキノン誘導体(1)、(2)又は(3)に加えて、更に別の電子アクセプター化合物を含有してもよい。単層型感光層は、ナフトキノン誘導体(1)、(2)又は(3)に加えて、更に別の電子輸送剤を含有してもよい。別の電子アクセプター化合物及び電子輸送剤としては、例えば、キノン系化合物(ナフトキノン誘導体(1)、(2)又は(3)以外のキノン系化合物)、ジイミド系化合物、ヒドラゾン系化合物、マロノニトリル系化合物、チオピラン系化合物、トリニトロチオキサントン系化合物、3,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン系化合物、ジニトロアントラセン系化合物、ジニトロアクリジン系化合物、テトラシアノエチレン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、ジニトロベンゼン、ジニトロアクリジン、無水コハク酸、無水マレイン酸、又はジブロモ無水マレイン酸が挙げられる。キノン系化合物としては、例えば、ジフェノキノン系化合物、アゾキノン系化合物、アントラキノン系化合物、ナフトキノン系化合物、ニトロアントラキノン系化合物、又はジニトロアントラキノン系化合物が挙げられる。これらの電子輸送剤は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
<5.正孔輸送剤>
感光体が積層型感光体である場合、電荷発生層は、正孔輸送剤を含有してもよい。感光体が単層型感光体である場合、単層型感光層は、正孔輸送剤を含有してもよい。正孔輸送剤としては、例えば、含窒素環式化合物又は縮合多環式化合物を使用することができる。含窒素環式化合物及び縮合多環式化合物としては、例えば、ジアミン誘導体(例えば、N,N,N’,N’−テトラフェニルフェニレンジアミン誘導体、N,N,N’,N’−テトラフェニルナフチレンジアミン誘導体又はN,N,N’,N’−テトラフェニルフェナントリレンジアミン誘導体)、オキサジアゾール系化合物(例えば、2,5−ジ(4−メチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール)、スチリル化合物(例えば、9−(4−ジエチルアミノスチリル)アントラセン)、カルバゾール化合物(例えば、ポリビニルカルバゾール)、有機ポリシラン化合物、ピラゾリン系化合物(例えば、1−フェニル−3−(p−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリン)、ヒドラゾン系化合物、インドール系化合物、オキサゾール系化合物、イソオキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、チアジアゾール系化合物、イミダゾール系化合物、ピラゾール系化合物又はトリアゾール系化合物が挙げられる。これらの正孔輸送剤は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの正孔輸送剤のうち、化学式(H−1)で表される化合物(以下、化合物(H−1)と記載することがある)が好ましい。
Figure 2017100961
感光体が積層型感光体である場合、正孔輸送剤の含有量は、電荷輸送層に含有されるバインダー樹脂100質量部に対して、10質量部以上200質量部以下であることが好ましく、20質量部以上100質量部以下であることがより好ましい。
感光体が単層型感光体である場合、正孔輸送剤の含有量は、単層型感光層に含有されるバインダー樹脂100質量部に対して、10質量部以上200質量部以下であることが好ましく、10質量部以上100質量部以下であることがより好ましく、10質量部以上75質量部以下であることが特に好ましい。
<6.電荷発生剤>
感光体が積層型感光体である場合、電荷発生層は、電荷発生剤を含有してもよい。感光体が単層型感光体である場合、単層型感光層は、電荷発生剤を含有してもよい。
電荷発生剤は、感光体用の電荷発生剤である限り、特に限定されない。電荷発生剤としては、例えば、フタロシアニン系顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ジチオケトピロロピロール顔料、無金属ナフタロシアニン顔料、金属ナフタロシアニン顔料、スクアライン顔料、インジゴ顔料、アズレニウム顔料、シアニン顔料、無機光導電材料(例えば、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、硫化カドミウム又はアモルファスシリコン)の粉末、ピリリウム顔料、アンサンスロン系顔料、トリフェニルメタン系顔料、スレン系顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料又はキナクリドン系顔料が挙げられる。電荷発生剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
フタロシアニン系顔料としては、例えば、化学式(C−1)で表される無金属フタロシアニン(以下、化合物(C−1)と記載することがある)又は金属フタロシアニンが挙げられる。金属フタロシアニンとしては、例えば、化学式(C−2)で表されるチタニルフタロシアニン(以下、化合物(C−2)と記載することがある)、ヒドロキシガリウムフタロシアニン又はクロロガリウムフタロシアニンが挙げられる。フタロシアニン系顔料は、結晶であってもよく、非結晶であってもよい。フタロシアニン系顔料の結晶形状(例えば、α型、β型、Y型、V型又はII型)については特に限定されず、種々の結晶形状を有するフタロシアニン系顔料が使用される。
Figure 2017100961
Figure 2017100961
無金属フタロシアニンの結晶としては、例えば、無金属フタロシアニンのX型結晶(以下、X型無金属フタロシアニンと記載することがある)が挙げられる。チタニルフタロシアニンの結晶としては、例えば、チタニルフタロシアニンのα型、β型又はY型結晶(以下、α型、β型又はY型チタニルフタロシアニンと記載することがある)が挙げられる。ヒドロキシガリウムフタロシアニンの結晶としては、ヒドロキシガリウムフタロシアニンのV型結晶が挙げられる。クロロガリウムフタロシアニンの結晶としては、クロロガリウムフタロシアニンのII型結晶が挙げられる。
例えば、デジタル光学式の画像形成装置(例えば、半導体レーザーのような光源を使用した、レーザービームプリンター又はファクシミリ)には、700nm以上の波長領域に感度を有する感光体を用いることが好ましい。700nm以上の波長領域で高い量子収率を有することから、電荷発生剤としては、フタロシアニン系顔料が好ましく、無金属フタロシアニン又はチタニルフタロシアニンがより好ましい。感光層にナフトキノン誘導体が含有される場合に感光体の電気特性を特に向上させるためには、電荷発生剤としては、X型無金属フタロシアニン又はY型チタニルフタロシアニンが更に好ましい。
Y型チタニルフタロシアニンは、CuKα特性X線回折スペクトルにおいて、例えば、ブラッグ角(2θ±0.2°)の27.2°に主ピークを有する。CuKα特性X線回折スペクトルにおける主ピークとは、ブラッグ角(2θ±0.2°)が3°以上40°以下である範囲において、1番目又は2番目に大きな強度を有するピークである。
(CuKα特性X線回折スペクトルの測定方法)
CuKα特性X線回折スペクトルの測定方法の一例について説明する。試料(チタニルフタロシアニン)をX線回折装置(例えば、株式会社リガク製「RINT(登録商標)1100」)のサンプルホルダーに充填して、X線管球Cu、管電圧40kV、管電流30mA、かつCuKα特性X線の波長1.542Åの条件で、X線回折スペクトルを測定する。測定範囲(2θ)は、例えば3°以上40°以下(スタート角3°、ストップ角40°)であり、走査速度は、例えば10°/分である。
短波長レーザー光源を用いた画像形成装置に適用される感光体には、電荷発生剤として、アンサンスロン系顔料が好適に用いられる。短波長レーザー光の波長は、例えば、350nm以上550nm以下である。
感光体が積層型感光体である場合、電荷発生剤の含有量は、電荷発生層に含有されるベース樹脂100質量部に対して、5質量部以上1000質量部以下であることが好ましく、30質量部以上500質量部以下であることがより好ましい。
感光体が単層型感光体である場合、電荷発生剤の含有量は、単層型感光層に含有されるバインダー樹脂100質量部に対して、0.1質量部以上50質量部以下であることが好ましく、0.5質量部以上30質量部以下であることがより好ましく、0.5質量部以上4.5質量部以下であることが特に好ましい。
<7.バインダー樹脂>
感光体が積層型感光体である場合、電荷輸送層は、バインダー樹脂を含有してもよい。感光体が単層型感光体である場合、単層型感光層は、バインダー樹脂を含有してもよい。
バインダー樹脂としては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、アクリル酸重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリスルホン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂又はポリエーテル樹脂が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂又はメラミン樹脂が挙げられる。光硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ−アクリル酸系樹脂(エポキシ化合物のアクリル酸誘導体付加物)又はウレタン−アクリル酸系樹脂(ウレタン化合物のアクリル酸誘導体付加物)が挙げられる。これらのバインダー樹脂は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの樹脂の中では、加工性、機械的特性、光学的特性及び耐摩耗性のバランスに優れた単層型感光層及び電荷輸送層が得られることから、ポリカーボネート樹脂が好ましい。ポリカーボネート樹脂の例としては、下記化学式(Resin−1)で表されるビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂(以下、Z型ポリカーボネート樹脂(Resin−1)と記載することがある)、ビスフェノールZC型ポリカーボネート樹脂、ビスフェノールC型ポリカーボネート樹脂又はビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂が挙げられる。
Figure 2017100961
バインダー樹脂の粘度平均分子量は、40,000以上であることが好ましく、40,000以上52,500以下であることがより好ましい。バインダー樹脂の粘度平均分子量が40,000以上であると、感光体の耐摩耗性を向上させ易い。バインダー樹脂の粘度平均分子量が52,500以下であると、感光層の形成時にバインダー樹脂が溶剤に溶解し易くなり、電荷輸送層用塗布液又は単層型感光層用塗布液の粘度が高くなり過ぎない。その結果、電荷輸送層又は単層型感光層を形成し易くなる。
<8.ベース樹脂>
感光体が積層型感光体である場合、電荷発生層は、ベース樹脂を含有する。ベース樹脂は、感光体に適用できるベース樹脂である限り、特に制限されない。ベース樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、アクリル酸重合体、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂又はポリエステル樹脂が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂又はその他架橋性の熱硬化性樹脂が挙げられる。光硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ−アクリル酸系樹脂(エポキシ化合物のアクリル酸付加物又はアクリル酸誘導体付加物)又はウレタン−アクリル酸系樹脂(ウレタン化合物のアクリル酸付加物又はアクリル酸誘導体付加物)が挙げられる。ベース樹脂は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
電荷発生層に含有されるベース樹脂は、電荷輸送層に含有されるバインダー樹脂とは異なることが好ましい。電荷輸送層用塗布液の溶剤に電荷発生層を溶解させないためである。ここで、積層型感光体の製造では、導電性基体上に電荷発生層を形成し、電荷発生層上に電荷輸送層を形成することが一般的である。電荷輸送層を形成する際に、電荷発生層上に電荷輸送層用塗布液を塗布するからである。
<9.添加剤>
感光体の感光層(電荷発生層、電荷輸送層又は単層型感光層)は、必要に応じて、各種の添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、劣化防止剤(例えば、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、消光剤又は紫外線吸収剤)、軟化剤、表面改質剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワックス、ドナー、界面活性剤、可塑剤、増感剤又はレベリング剤が挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、ヒンダードフェノール(例えば、ジ(tert−ブチル)p−クレゾール)、ヒンダードアミン、パラフェニレンジアミン、アリールアルカン、ハイドロキノン、スピロクロマン、スピロインダノン若しくはこれらの誘導体、有機硫黄化合物又は有機燐化合物が挙げられる。
<10.中間層>
中間層(下引き層)は、例えば、無機粒子及び中間層に用いられる樹脂(中間層用樹脂)を含有する。中間層が存在することにより、リーク発生を抑制し得る程度の絶縁状態を維持しつつ、感光体を露光した時に発生する電流の流れを円滑にして、抵抗の上昇が抑えられると考えられる。
無機粒子としては、例えば、金属(例えば、アルミニウム、鉄又は銅)、金属酸化物(例えば、酸化チタン、アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化スズ又は酸化亜鉛)の粒子又は非金属酸化物(例えば、シリカ)の粒子が挙げられる。これらの無機粒子は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
中間層用樹脂としては、中間層を形成する樹脂として用いることができる限り、特に限定されない。中間層は、各種の添加剤を含有してもよい。添加剤は、感光層の添加剤と同様である。
<11.感光体の製造方法>
感光体が積層型感光体である場合、積層型感光体は、例えば、以下のように製造される。まず、電荷発生層用塗布液及び電荷輸送層用塗布液を調製する。電荷発生層用塗布液を導電性基体上に塗布し、乾燥することによって、電荷発生層を形成する。続いて、電荷輸送層用塗布液を電荷発生層上に塗布し、乾燥することによって、電荷輸送層を形成する。これにより、積層型感光体が製造される。
電荷発生剤及び必要に応じて添加される成分(例えば、ベース樹脂及び各種の添加剤)を、溶剤に溶解又は分散させることにより、電荷発生層用塗布液は調製される。電子アクセプター化合物及び必要に応じて添加される成分(例えば、バインダー樹脂、正孔輸送剤及び各種添加剤)を、溶剤に溶解又は分散させることにより、電荷輸送層用塗布液は調製される。
次に、感光体が単層型感光体である場合、単層型感光体は、例えば、以下のように製造される。単層型感光層用塗布液を導電性基体上に塗布し、乾燥することによって、単層型感光体は製造される。電子輸送剤及び必要に応じて添加される成分(例えば、電荷発生剤、正孔輸送剤、バインダー樹脂及び各種添加剤)を、溶剤に溶解又は分散させることにより、単層型感光層用塗布液は製造される。
電荷発生層用塗布液、電荷輸送層用塗布液又は単層型感光層用塗布液(以下、塗布液と記載することがある)に含有される溶剤は、塗布液に含まれる各成分を溶解又は分散できる限り、特に限定されない。溶剤の例としては、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール又はブタノール)、脂肪族炭化水素(例えば、n−ヘキサン、オクタン又はシクロヘキサン)、芳香族炭化水素(例えば、ベンゼン、トルエン又はキシレン)、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素又はクロロベンゼン)、エーテル類(例えば、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル又はプロピレングリコールモノメチルエーテル)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン又はシクロヘキサノン)、エステル類(例えば、酢酸エチル又は酢酸メチル)、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドが挙げられる。これらの溶剤は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いられる。感光体の製造時の作業性を向上させるためには、溶剤として非ハロゲン溶剤(ハロゲン化炭化水素以外の溶剤)を用いることが好ましい。
塗布液は、各成分を混合し、溶剤に分散することにより調製される。混合又は分散には、例えば、ビーズミル、ロールミル、ボールミル、アトライター、ペイントシェーカー又は超音波分散機を用いることができる。
塗布液は、各成分の分散性を向上させるために、例えば、界面活性剤を含有してもよい。
塗布液を塗布する方法としては、塗布液を導電性基体上に均一に塗布できる方法である限り、特に限定されない。塗布方法としては、例えば、ディップコート法、スプレーコート法、スピンコート法又はバーコート法が挙げられる。
塗布液を乾燥する方法としては、塗布液中の溶剤を蒸発させ得る限り、特に限定されない。例えば、高温乾燥機又は減圧乾燥機を用いて、熱処理(熱風乾燥)する方法が挙げられる。熱処理条件は、例えば、40℃以上150℃以下の温度、かつ3分間以上120分間以下の時間である。
なお、感光体の製造方法は、必要に応じて、中間層を形成する工程及び保護層を形成する工程の一方又は両方を更に含んでもよい。中間層を形成する工程及び保護層を形成する工程では、公知の方法が適宜選択される。
以上、本実施形態に係る感光体について説明した。本実施形態の感光体によれば、感光体の電気特性を向上させることができる。
以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に説明する。しかし、本発明は実施例の範囲に何ら限定されない。
<1.感光体の材料>
積層型感光体の電荷発生層及び電荷輸送層を形成するための材料として、以下の正孔輸送剤及び電荷発生剤を準備した。単層型感光体の単層型感光層を形成するための材料として、以下の正孔輸送剤、電荷発生剤及び電子輸送剤を準備した。
<1−1.電子輸送剤>
電子輸送剤として、化合物(1−1)〜(1−3)、化合物(2−1)及び化合物(3−1)を準備した。化合物(1−1)〜(1−3)、化合物(2−1)及び化合物(3−1)は、それぞれ以下の方法で製造した。
<1−1−1.化合物(1−1)の製造>
反応式(R−4)で表される反応(以下、反応(R−4)と記載することがある)に従ってナフトキノン誘導体(1−1)を製造した。
Figure 2017100961
反応(R−4)では、化合物(1A−1)(2−メチル−1,4−ナフトキノン)と化合物(1B−1)とを反応させて、ナフトキノン誘導体(1−1)を得た。詳しくは、フラスコに、化合物(1A−1)2.0g(0.011モル)と、化合物(1B−1)2.0g(0.011モル)と投入し、更にピリジン15mLを投入した。フラスコ内容物を、室温で3時間攪拌した。続いて、減圧留去しピリジンを除去した。フラスコ内容物に含まれるピリジンを減圧留去した。これにより、残渣を得た。得られた残渣を、展開溶媒としてヘキサン/酢酸エチル(体積比V/V=10/1)を用いて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。ナフトキノン誘導体(1−1)の収量は1.87gであり、ナフトキノン誘導体の収率は49モル%であった。
<1−1−2.ナフトキノン誘導体(1−2)〜(1−3)、(2−1)及び(3−1)の製造>
以下の点を変更した以外は、ナフトキノン誘導体(1−1)の製造と同様の方法で、ナフトキノン誘導体(1−2)〜(1−3)、(2−1)及び(3−1)をそれぞれ製造した。なお、ナフトキノン誘導体(1−2)〜(1−3)、(2−1)及び(3−1)の製造において使用される各原料は、ナフトキノン誘導体(1−1)の製造において対応する原料のモル数と同じモル数で添加した。
表1に反応(R−4)における第一原料、第二原料及び生成物を示す。ここで、第一原料及び第二原料は、反応(R−4)における反応物(Reactant)である。反応(R−4)で使用する化合物(1B−1)を化合物(1B−2)〜(1B−3)、(2B−1)及び(3B−1)の何れかに変更した。その結果、反応(R−4)では、ナフトキノン誘導体(1−1)の代わりにナフトキノン誘導体(1−2)〜(1−3)、(2−1)及び(3−1)が得られた。表1にナフトキノン誘導体の収量及び収率を示す。
表1中、化合物(1B−2)〜(1B−3)、(2B−1)及び(3B−1)は、各々、下記化学式(1B−2)〜(1B−3)、(2B−1)及び(3B−1)で表される。
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
Figure 2017100961
次に、フーリエ変換赤外分光光度計(PerkinElmer社製「SPECTRUM ONE」)を用いて、製造したナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−3)、(2−1)、及び(3−1)の赤外吸収スペクトルを測定した。KBr(臭化カリウム)錠剤法により試料の調製を行った。測定した赤外吸収スペクトルから、ナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−3)、(2−1)、及び(3−1)がそれぞれ得られたことを確認した。これらのうち、ナフトキノン誘導体(1−1)、(2−1)及び(3−1)を代表例として挙げる。図3〜5に、それぞれナフトキノン誘導体(1−1)、(2−1)、及び(3−1)の赤外吸収スペクトルを示す。図3〜5中、縦軸は透過率(%)を示し、横軸は波数を示す。図3〜5の縦軸(透過率)の単位%は、任意単位である。以下に、赤外吸収スペクトルの吸収ピークの波数(νMAX)を示す。
ナフトキノン誘導体(1−1):IR cm-1:2968、1689、1598、1498、1154、804.
ナフトキノン誘導体(2−1):IR cm-1:2968、1666、1595、1460、1152、764.
ナフトキノン誘導体(3−1):IRcm-1:1711、1666、1594、1501、1171、751.
<1−1−3.化合物(E−1)の準備>
電子輸送剤として、化学式(E−1)で表される化合物(以下、化合物(E−1)と記載することがある)を準備した。
Figure 2017100961
<1−2.正孔輸送剤>
正孔輸送剤として、第二実施形態で述べた化合物(H−1)を準備した。
Figure 2017100961
<1−3.電荷発生剤>
電荷発生剤として、化合物(C−1)及び(C−2)を準備した。化合物(C−1)は、第二実施形態で述べた化学式(C−1)で表される無金属フタロシアニン(X型無金属フタロシアニン)であった。また、化合物(C−1)の結晶構造はX型であった。
化合物(C−2)は、第二実施形態で述べた化学式(C−2)で表されるチタニルフタロシアニン(Y型チタニルフタロシアニン)であった。また、化合物(C−2)の結晶構造はY型であった。
<1−4.バインダー樹脂>
バインダー樹脂として第二実施形態で述べたZ型ポリカーボネート樹脂(Resin−1)(帝人株式会社製「パンライト(登録商標)TS−2050」、粘度平均分子量50,000)を準備した。
<2.単層型感光体の製造>
感光層を形成するための材料を用いて、単層型感光体(A−1)〜(A−10)及び単層型感光体(B−1)〜(B−2)を製造した。
<2−1.単層型感光体(A−1)の製造>
容器内に、電荷発生剤としての化合物(C−1)5質量部、正孔輸送剤としての化合物(H−1)80質量部、電子輸送剤としての化合物(1−1)40質量部、バインダー樹脂としてのZ型ポリカーボネート樹脂(Resin−1)100質量部及び溶剤としてのテトラヒドロフラン800質量部を投入した。容器の内容物を、ボールミルを用いて50時間混合して、溶剤に材料を分散させた。これにより、単層型感光層用塗布液を得た。単層型感光層用塗布液を、導電性基体としてのアルミニウム製のドラム状支持体(直径30mm、全長238.5mm)上に、ディップコート法を用いて塗布した。塗布した単層型感光層用塗布液を、100℃で30分間熱風乾燥させた。これにより、導電性基体上に、単層型感光層(膜厚30μm)を形成した。その結果、単層型感光体(A−1)が得られた。
<2−2.単層型感光体(A−2)〜(A−10)及び単層型感光体(B−1)〜(B−2)の製造>
以下の点を変更した以外は、単層型感光体(A−1)の製造と同様の方法で、単層型感光体(A−2)〜(A−10)及び単層型感光体(B−1)〜(B−2)を各々製造した。単層型感光体(A−1)の製造に用いた電荷発生剤としての化合物(C−1)を、表1に示す種類の電荷発生剤に変更した。単層型感光体(A−1)の製造に用いた電子輸送剤としてのナフトキノン誘導体(1−1)を、表1に示す種類の電子輸送剤に変更した。なお、表2に感光体(A−1)〜(A−10)及び感光体(B−1)〜(B−2)の構成を示す。表2中、CGM、HTM、及びETMは、各々、電荷発生剤、正孔輸送剤、及び電子輸送剤を示す。表2中、CGM欄のx−H2Pc及びY−TiOPcは、各々X型無金属フタロシアニン及びY型チタニルフタロシアニンを示す。HTM欄のH−1は化合物(H−1)を示す。ETM欄の1−1〜1−3、2−1、3−1、及びE−1は、各々、ナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−3)、(2−1)、(3−1)及び化合物(E−1)を示す。
<3.単層型感光体の電気特性の評価>
製造した単層型感光体(A−1)〜(A−10)及び単層型感光体(B−1)〜(B−2)の各々に対して、電気特性を評価した。電気特性の評価は、温度23℃及び湿度60%RHの環境下で行った。まず、ドラム感度試験機(ジェンテック株式会社製)を用いて、単層型感光体の表面を正極性に帯電させた。帯電条件を、単層層型感光体の回転数31rpm及び単層型感光体への流れ込み電流+8μAに設定した。帯電直後の単層型感光体の表面電位を+700Vに設定した。次いで、バンドパスフィルターを用いて、ハロゲンランプの白色光から単色光(波長780nm、半値幅20nm、光エネルギー1.5μJ/cm2)を取り出した。取り出された単色光を、単層型感光体の表面に照射した。照射が終了してから0.5秒経過した時の単層型感光体の表面電位を測定した。測定された表面電位を、感度電位(VL、単位V)とした。測定された単層型感光体の感度電位(VL)を、表2に示す。なお、感度電位(VL)の絶対値が小さいほど、単層型感光体の電気特性が優れていることを示す。

Figure 2017100961
表1に示すように、感光体(A−1)〜(A−10)では、感光層は電子輸送剤としてナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−5)の何れか1種を含有していた。ナフトキノン誘導体(1−1)〜(1−5)は、一般式(1)で表されるナフトキノン誘導体であった。また、感光体(A−1)〜(A−10)では、感度電位が+122V以上+145V以下であった。
表1に示すように、感光体(B−1)〜(B−2)では、感光層は、電子輸送剤として化合物(E−1)を含有していた。化合物(E−1)は、ナフトキノン誘導体(1)〜(3)の何れかではなかった。また、感光体(B−1)〜(B−2)では、感度電位が+155V以上+165V以下であった。
感光体(A−1)〜(A−10)は、感光体(B−1)〜(B−2)に比べ、電気特性に優れることが明らかである。
以上から、一般式(1)、(2)又は(3)で表されるナフトキノン誘導体は、感光層に含有された場合に、感光体の電気特性を向上させることが示された。また、一般式(1)、(2)又は(3)で表されるナフトキノン誘導体を含有する感光層を備える感光体は、電気特性に優れることが示された。
本発明に係るナフトキノン誘導体は、感光体に利用することができる。本発明に係る感光体は、画像形成装置に利用することができる。
1 電子写真感光体
3 感光層
3a 電荷発生層
3b 電荷輸送層
3c 単層型感光層

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)、(2)又は(3)で表されるナフトキノン誘導体。
    Figure 2017100961
    Figure 2017100961
    Figure 2017100961
    前記一般式(1)、(2)及び(3)中、
    1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、各々独立に、水素原子、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、又は炭素原子数6以上14以下のアリール基を表し、
    前記アリール基は、置換基を有してもよく、
    X、Y、及びZは、各々独立に、酸素原子又は硫黄原子を表し、3つのYは、互いに同一であっても異なっていてもよい。
  2. 前記一般式(1)、(2)及び(3)中、
    1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、各々独立に、ハロゲン原子を有してもよいフェニル基、水素原子、又は炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
    X、Y及びZは、酸素原子を表す、請求項1に記載のナフトキノン誘導体。
  3. 前記一般式(1)中、
    1及びR3は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
    2は、水素原子を表し、
    4は、塩素原子を有してもよいフェニル基を表し、
    前記一般式(2)中、
    5、R7及びR8は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
    6は、水素原子を表し、
    前記一般式(3)中、
    9は、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を表し、
    10及びR11は、水素原子を表し、
    12は、フェニル基を表す、請求項2に記載のナフトキノン誘導体。
  4. 感光層を備える電子写真感光体であって、
    前記感光層は、請求項1〜3の何れか一項に記載のナフトキノン誘導体を含有する、電子写真感光体。
  5. 前記感光層は、単層型感光層であり、
    前記単層型感光層は、電荷発生剤を更に含有し、
    前記電荷発生剤は、X型無金属フタロシアニン、又はY型チタニルフタロシアニンを含む、請求項4に記載の電子写真感光体。
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