JP2017102715A - 合成情報テーブル作成装置、合成情報テーブル作成方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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図11は、従来システムにおいて仮想全天球画像を得るためのシステムを示す図である。図11に示すように、画像処理システム1は、全天球カメラ2と、複数のカメラ3−1、3−2、3−3、・・・、3−N(以下、「カメラ群3」という。)Nは4以上の整数)と、画像処理装置4と、表示装置5とを備える。画像処理システム1は、競技用コート10内に仮想視点11を設定した場合に、競技用コート10外に設置したカメラ群3によって撮影された画像の合成によって仮想視点11における仮想全天球画像を得る。なお、図11ではNは4以上の整数としているが、仮想全天球画像の作成のためにはカメラ3が1台以上あればよい。
図12は、画像処理システム1における画像処理の流れを説明するための図である。図12(A)は、背景画像20の具体例を示す図である。背景画像20には、仮想視点11を中心として全方位(360度)の被写体が撮影されている。背景画像20は、競技用コート10内に人物がいない状態で撮影される画像であるので競技用コート10内には人物が撮影されない。
図1は、本発明における画像処理システム100のシステム構成を示す図である。
画像処理システム100は、全天球カメラ60、複数のカメラ70−1〜70−M(Mは1以上の整数)及び画像処理装置80を備える。なお、以下の説明では、カメラ70−1〜70−Mについて特に区別しない場合には、カメラ70と記載する。なお、図1では、複数のカメラ70−1〜70−Mを示しているが、画像処理システム100は一台のカメラ70を備えてもよい。以下の実施形態では、画像処理システム100が一台のカメラ70を備える構成を第1実施形態として説明し、画像処理システム100が複数台のカメラ70−1〜70−Mを備える構成を第2実施形態として説明する。
以下、画像処理装置80の具体的な構成について複数の実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)を例に説明する。
第1実施形態では、画像処理装置80は、1台のカメラ70によって撮影された入力画像を背景画像に重畳するために用いられる合成情報を記憶する合成情報テーブルを作成する。すなわち、第1実施形態は、画像処理システム100が1台のカメラ70を備える場合の実施形態である。
画像処理装置80は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、画像処理プログラムを実行する。画像処理プログラムの実行によって、画像処理装置80は、テーブル作成用画像記憶部800、入力画像記憶部801、抽出領域情報記憶部802、合成情報テーブル作成部803、オブジェクト解析部804、合成情報記憶部805、背景画像記憶部806、画像合成部807を備える装置として機能する。なお、画像処理装置80の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、画像処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、画像処理プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
入力画像記憶部801は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。入力画像記憶部801は、カメラ70を識別するためのカメラIDに関連付けて、カメラ70の入力画像を時系列順に記憶する。入力画像は、撮影時刻及び動画の画像データを含む。
抽出領域情報記憶部802は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。抽出領域情報記憶部802は、抽出領域情報テーブルを記憶する。
抽出領域情報テーブルテーブルは、作成用画像から抽出する領域(以下、「抽出領域」という。)に関する情報を表すレコード(以下、「抽出領域レコード」という。)を複数有する。抽出領域レコードは、カメラID、抽出領域情報及び変換情報の各値を有する。カメラIDの値は、カメラ70を識別するための識別情報を表す。例えば、図2におけるカメラID“C1”で識別されるカメラ70はカメラ70−1であり、カメラID“CM”で識別されるカメラ70はカメラ70−Mである。
合成情報テーブル作成部803は、テーブル作成用画像記憶部800に記憶されている作成用画像と、抽出領域情報記憶部802に記憶されている抽出領域情報テーブルとを入力とする。合成情報テーブル作成部803は、入力された作成用画像と、抽出領域情報テーブルとに基づいて、合成情報テーブルを生成し、生成した合成情報テーブルを合成情報記憶部805に出力する。以下、図3を用いて合成情報テーブル作成部803の処理について説明する。
図3において、図3(A)は作成用画像90の具体例を示す図であり、図3(B)は背景画像の具体例を示す図である。図3(A)に示す領域92は、作成用画像90から抽出される領域を表す。図3(B)に示す領域93は、アフィン変換が施されて背景画像91に重畳された変換後の領域92を表す。合成情報テーブル作成部803は、領域93として表されている背景画像91に重畳された領域の各画素の位置と、領域92の各画素の位置とを対応付けた合成情報テーブルを作成する。例えば、合成情報テーブル作成部803は、図3(A)に示す作成用画像90の(u,v)の位置に該当する画素94と、背景画像91の(x’1,y’1)の位置に該当する画素95とを対応付ける。以下、具体的な処理について説明する。
第1実施形態における合成情報テーブルは、合成情報レコードを複数有する。合成情報レコードは、x’、y’及び合成情報の各値を有する。x’の値は、背景画像のx方向における画素位置を表す。y’の値は、背景画像のy方向における画素位置を表す。合成情報の値は、同じ合成情報レコードのx’及びy’で示される画素に重畳される入力画像の画素に関する情報を表す。合成情報の具体例として、x、y及びaがある。xの値は、入力画像のx方向における画素位置を表す。yの値は、入力画像のy方向における画素位置を表す。aの値は、ブレンディングパラメータを表す。
[参考文献1]:山内悠嗣、外2名、「[サーベイ論文] 統計的学習手法による人検出」、電子情報通信学会技術研究報告、vol.112、no.197、PRMU2012-43、pp.113-126、2012年9月
背景画像記憶部806は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。背景画像記憶部806は、全天球カメラ60によって撮影された全天球画像を背景画像として記憶する。
合成情報テーブル作成部803は、テーブル作成用画像記憶部800に記憶されている作成用画像と、抽出領域情報記憶部802に記憶されている抽出領域情報テーブルとを入力とする。合成情報テーブル作成部803は、入力された作成用画像を初期化する(ステップS101)。この処理によって、合成情報テーブル作成部803は、画素値として画素の位置情報及びブレンディングパラメータが設定された初期化後の作成用画像と、作成用画像のマスク画像とを作成する。次に、合成情報テーブル作成部803は、作成した初期化後の作成用画像と、マスク画像とに対してアフィン変換を行う(ステップS102)。具体的には、合成情報テーブル作成部803は、抽出領域情報テーブルを参照し、カメラ70に対応する変換情報を用いて初期化後の作成用画像及びマスク画像に対してアフィン変換を行う。合成情報テーブル作成部803は、アフィン変換後の初期化後の作成用画像とマスク画像とを用いて合成情報テーブルを作成する(ステップS103)。
画像処理装置80は、事前処理として、予め作成用画像の各画素と背景画像の各画素とが対応付けられた合成情報テーブルを作成する。そして、画像処理装置80は、合成情報テーブルを参照することによって、入力画像の各画素を背景画像の対応する位置の画素に重畳することによって入力画像を背景画像に重畳する。したがって、画像処理装置80は、入力画像を背景画像に重畳する際に、従来のように領域の抽出及び画像の変換を行う必要がない。そのため、画像を背景画像に合成する際に生じる処理負荷を軽減することが可能になる。
第2実施形態では、画像処理装置80は、複数台のカメラ70によって撮影された入力画像それぞれを背景画像に重畳するために用いられる合成情報を記憶する合成情報テーブルを作成する。すなわち、第2実施形態は、画像処理システム100が複数台のカメラ70を備える場合の実施形態である。
図6は、第2実施形態における画像処理装置80aの機能構成を表す概略ブロック図である。画像処理装置80aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、画像処理プログラムを実行する。画像処理プログラムの実行によって、画像処理装置80aは、テーブル作成用画像記憶部800a、入力画像記憶部801a、抽出領域情報記憶部802、合成情報テーブル作成部803a、オブジェクト解析部804、合成情報記憶部805、背景画像記憶部806、画像合成部807を備える装置として機能する。なお、画像処理装置80aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、画像処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、画像処理プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
入力画像記憶部801aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。入力画像記憶部801aは、各カメラ70を識別するためのカメラIDに関連付けて、カメラ70毎の入力画像を時系列順に記憶する。
第2実施形態における合成情報テーブルは、合成情報レコードを複数有する。合成情報レコードは、x’、y’及び合成情報の各値を有する。x’の値は、背景画像のx方向における画素位置を表す。y’の値は、背景画像のy方向における画素位置を表す。合成情報の値は、カメラ70毎に、同じ合成情報レコードのx’及びy’で示される画素に重畳される入力画像の画素に関する情報を表す。合成情報の具体例として、カメラ1の合成情報〜カメラMの合成情報がある。カメラ1の合成情報の項目はカメラ70−1の入力画像に対する合成情報を表し、カメラ2の合成情報の項目はカメラ70−2の入力画像に対する合成情報を表し、カメラMの合成情報の項目はカメラ70−Mの入力画像に対する合成情報を表す。そして、各カメラの合成情報として、x、y及びaがある。xの値は、入力画像のx方向における画素位置を表す。yの値は、入力画像のy方向における画素位置を表す。aの値は、ブレンディングパラメータを表す。
合成情報テーブル作成部803aは、複数のカメラ70のうち1つのカメラ70を選択する(ステップS201)。カメラの選択方法は、例えば、カメラIDの値が小さい順に順番に選択してもよいし、ランダムで選択してもよいし、どのような方法で選択してもよい。合成情報テーブル作成部803aは、選択したカメラ70の作成用画像をテーブル作成用画像記憶部800から読み出して入力する。その後、ステップS101からステップS103までの処理が実行される。そして、合成情報テーブル作成部803aは、全てのカメラ70の作成用画像の合成情報を合成情報テーブルに登録したか否か判定する(ステップS202)。全てのカメラ70の作成用画像の合成情報を合成情報テーブルに登録していない場合(ステップS202−NO)、合成情報テーブル作成部803aはステップS201以降の処理を実行する。
一方、全てのカメラ70の作成用画像の合成情報を合成情報テーブルに登録した場合(ステップS202−YES)、合成情報テーブル作成部803aは処理を終了する。
オブジェクト解析部804は、入力画像記憶部801aに記憶されている入力画像と、背景画像記憶部806に記憶されている背景画像とを入力とする(ステップS301)。オブジェクト解析部804は、入力された入力画像と、背景画像とに基づいて入力画像の画像解析を行う(ステップS302)。具体的には、オブジェクト解析部804は、入力画像からオブジェクトを検出する。その後、オブジェクト解析部804は、オブジェクトが検出されたか否か判定する(ステップS303)。オブジェクトが検出されなかった場合(ステップS303−NO)、オブジェクト解析部804は他のカメラの入力画像を、入力画像記憶部801aから読み出す(ステップS304)。
一方、いずれかのカメラ70の入力画像に対して処理を行っていない場合(ステップS306−NO)、画像処理装置80aはステップS302以降の処理を実行する。
また、第2実施形態における画像処理装置80aでは、複数のカメラ70それぞれで撮影された入力画像の合成情報が合成情報テーブルに登録されている。そのため、画像処理装置80aは、複数のカメラ70それぞれで撮影された入力画像を背景画像に重畳する場合にも適用することができる。
上記の式2により、あらゆる(x’,y’)に対応する(x,y)を算出すると、(x,y)の値が小数になる場合がある。この場合の例を図10に示す。図10は、(x,y)の値が小数の場合を説明するための図である。図10では、1つの画素96を示している。上記式2によって合成情報テーブル作成部803が求めた(x,y)の値が(x.α,y.β)であったとすると、合成情報テーブル作成部803はアフィン変換後のある画素と(x.α,y.β)とを対応付けて合成情報テーブルに登録する。そして、画像合成部807は、(x.α,y.β)に応じた画素値を入力画像の対応する画素から取得し、取得した画素値を背景画像の対応する位置に重畳する。この際、画像合成部807は、入力画像のある画素(x.α,y.β)の位置を以下の式3に基づいて求める。
また、本発明は、必ずしも画像を背景画像に重畳する必要はなく、事前に合成情報テーブルを作成できればよい。
Claims (5)
- 背景画像が撮影された地点と異なる地点で撮影された入力画像を変換して前記背景画像に重畳する処理である合成に利用される合成情報を含む合成情報テーブルを作成するための作成用画像に対して合成のための所定の変形処理を行うことによって変換後画像を生成する変換部と、
前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを対応付ける対応付け部と、
対応付けられた前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを用いて前記合成情報テーブルを作成する作成部と、
を備える合成情報テーブル作成装置。 - 前記作成用画像の各画素の画素値として前記各画素の位置を示す情報を設定することによって前記作成用画像を初期化する初期化部をさらに備え、
前記初期化部は、前記作成用画像の一部を前記背景画像に重畳する場合に前記作成用画像の重畳される領域である処理対象領域の情報を示すマスク画像を生成し、
前記変換部は、前記作成用画像に対して行った所定の変形処理を前記マスク画像に対して行うことによって変換後マスク画像を生成し、
前記作成部は、前記変換後マスク画像の画素における画素値が処理対象領域の情報を示していない画素と同じ位置の前記作成用画像の画素については、画像の合成に利用しないことを示す情報を前記変換後画像の画素に対応付ける、請求項1に記載の合成情報テーブル作成装置。 - 前記作成部は、複数の撮影装置それぞれによって撮影された複数の作成用画像の一部を同一の背景画像に重畳する場合に利用される合成情報テーブルであって、前記作成用画像の一部が重畳される前記背景画像の画素の位置及び重畳した際に重複した領域の画素値に対して利用するブレンディングパラメータの項目を撮影装置毎の合成情報として含む前記合成情報テーブルを作成する、請求項2に記載の合成情報テーブル作成装置。
- 背景画像が撮影された地点と異なる地点で撮影された入力画像を変換して前記背景画像に重畳する処理である合成に利用される合成情報を含む合成情報テーブルを作成するための作成用画像に対して合成のための所定の変形処理を行うことによって変換後画像を生成する変換ステップと、
前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを対応付ける対応付けステップと、
対応付けられた前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを用いて前記合成情報テーブルを作成する作成ステップと、
を有する合成情報テーブル作成方法。 - 背景画像が撮影された地点と異なる地点で撮影された入力画像を変換して前記背景画像に重畳する処理である合成に利用される合成情報を含む合成情報テーブルを作成するための作成用画像に対して合成のための所定の変形処理を行うことによって変換後画像を生成する変換ステップと、
前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを対応付ける対応付けステップと、
対応付けられた前記変換後画像の各画素と、前記作成用画像の各画素とを用いて前記合成情報テーブルを作成する作成ステップと、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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| JP2015235585A JP6420750B2 (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 合成情報テーブル作成装置、合成情報テーブル作成方法及びコンピュータプログラム |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018030295A1 (ja) | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 東ソー株式会社 | 繊維状物質を用いる検出方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09198497A (ja) * | 1996-01-18 | 1997-07-31 | Fujitsu Ltd | 画像データの加工処理方式 |
| JPH1127577A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Hitachi Ltd | 仮想視点画像システム |
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| JPH1127577A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Hitachi Ltd | 仮想視点画像システム |
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| WO2018030295A1 (ja) | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 東ソー株式会社 | 繊維状物質を用いる検出方法 |
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