JP2017104170A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
表示手段(131)の前面側に設けられ、収納位置としての第1位置と別の役物(6001)と連携可能な第2位置との間を移動可能な可動役物(7001)を備え、前記第1位置は、前記第2位置よりも前記表示手段までの距離が近くなる位置となっており、前記第2位置に移動することで、前記第1位置よりも前記表示手段から離間し、前記別の役物と前記表示手段までの距離が同様になることを特徴とする遊技機である。
[遊技機100の構成]
図1、2を用いて、まず、遊技機100の構成について説明する。図1は、本実施形態の遊技機100の正面図である。図2は、外枠160に対して、ガラス枠150と内枠170が開いた状態を示す遊技機100の斜視図である。なお、遊技機100は、遊技者の発射操作に基づいて遊技球を発射させ、特定の入賞装置に遊技球が入賞すると、その入賞に基づいて所定数の遊技球を遊技者に払い出すパチンコ遊技機である。
また、演出操作ユニットBSUの左側には、演出操作キー136が設けられている。
遊技領域106は、左方の遊技球流下領域の奥側に、メータユニット2000を備えている。また、遊技領域106には、遊技者によるゲームの進行に応じて所定の動作で移動させることによって各種の演出を行うS字役物ユニット5000が設けられている。
上役物ユニット6000は、上可動役物6001と、上可動役物6001を可動する可動機構とを含む。上可動役物6001は、遊技領域106上部に収納され演出時に下方へ移動可能となっている。
また、下役物ユニット7000は、下可動役物7001と、下可動役物7001を可動する可動機構とを含む。下可動役物7001は、S字役物7002を回転可能に支持している。下可動役物7001は、遊技領域106下部に収納され演出時に上方へ移動可能となっている。
(1)遊技者にとって有利な大当たり遊技を実行するか否かの判定(以下では、大当たり判定とも呼ぶ)。
(2)表示器125において、大当たり判定の結果を報知するための図柄(以下では、特別図柄とも呼ぶ)の判定(以下では、大当たり図柄判定とも呼ぶ)。
(3)この大当たり判定図柄判定では、大当たりの場合には、当該大当たりの種別を表す図柄(以下では、大当たり図柄とも呼ぶ)を判定する。
(4)メイン表示装置131での表示演出において、リーチを行うか否かの判定(以下では、リーチ判定とも呼ぶ)複数の変動パターンのうち、いずれの変動パターンとするかの判定(以下では、変動パターン判定とも呼ぶ)
「リーチ」とは、メイン表示装置131において、変動表示する3つの装飾図柄のうち、2つの装飾図柄が停止表示し、当該2つの装飾図柄が、大当たり図柄配列を構成する3つの装飾図柄のうちの2つを構成する状態となった場合をいう。例えば、メイン表示装置131において、変動表示する3つの装飾図柄のうち、2つの装飾図柄が停止表示し、当該2つの装飾図柄が同じ状態となった場合をいう。この場合、大当たり図柄配列を構成する3つの装飾図柄のうちの2つを構成する装飾図柄を、リーチ図柄とも呼ぶ。
また、以下の説明では、第1始動装置112を通過した遊技球の入賞を条件として実行される上記4つの判定を「第1特別図柄判定」とも呼び、第2始動装置115への遊技球の入賞を条件として実行される上記4つの判定を「第2特別図柄判定」とも呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」とも呼ぶ。
図1に示す表示器125は、主に大当たり図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示し、第1特別図柄表示器120、第2特別図柄表示器122、第1特別図柄保留表示器123、第2特別図柄保留表示器124、普通図柄表示器118、普通図柄保留表示器119、右打ち表示器126、及び、ラウンドランプ127を有している。
ラウンドランプ127は、大当たりと判定された際、大当たり遊技のラウンド数を報知するランプである。大当たり遊技については後述する。本実施形態では、後述するように、16R、4R、2Rの大当たりがあるため、16Rの場合は一番上のランプが点灯し、4Rの場合は真ん中のランプが点灯し、2Rの場合は一番下のランプが点灯する。
図3は、遊技機100の機能ブロックを表す図である。遊技機100は、主制御基板300、払出制御基板310、演出制御基板320、画像制御基板330、ランプ制御基板340、発射制御基板350、および、電源基板360を備えている。
大当たり図柄判定テーブルT2は、大当たり図柄乱数に基づいて、大当たり図柄判定を行うためのテーブルである。大当たり図柄判定テーブルT2は、2つの大当たり図柄判定テーブル、すなわち、特1大当たり図柄判定テーブルT2Aと、特2大当たり図柄判定テーブルT2Bとを含む。
なお、非確変遊技状態や確変遊技状態など、各種の遊技状態の詳細は、後述する。
上述した大当たり判定テーブルT1、大当たり図柄判定テーブルT2、変動パターンテーブルT4、および、普通図柄判定テーブルT5についての詳細は、後述する。
保留情報判定領域301cyは、保留情報に基づいて、特別図柄判定が実行される判定領域である。
なお、獲得出玉相当情報記憶領域301czに記憶される獲得出玉相当情報は、時短遊技状態が終了した場合に、メインCPU301aによってリセット(消去)される。従って、この獲得出玉相当情報が表す数は、初大当たり時における大当たり遊技状態に払い出された遊技球数と、初大当たり後の時短遊技状態が終了する前に再度大当たり遊技状態に移行した場合に払い出された遊技球数との和である。すなわち、時短遊技状態が継続している間の獲得出玉相当数は、大当たり遊技状態に移行する度に、当該大当たり遊技状態で払い出された遊技球数分加算されていく。
図5は、各種の判定テーブル等を示す説明図である。具体的には、図5(A)は、非確変時大当たり判定テーブルT1Aを示し、図5(B)は、確変時大当たり判定テーブルT1Bを示し、図5(C)は、普通図柄判定テーブルT5を示す。
非確変遊技状態における大当たり判定では、図5(A)に示す非確変時大当たり判定テーブルT1Aが用いられる。非確変時大当たり判定テーブルT1Aは、大当たり判定で大当たりと判定される大当たり値が「0」〜「2」の3つの数値に設定される。非確変時大当たり判定テーブルT1Aを用いた大当たり判定では、第1始動装置112又は第2始動装置115への入球時に取得される大当たり乱数(「0」〜「1199」のいずれかの数値)が、上記3つの大当たり値のいずれかである場合には、「大当たり」と判定され、いずれでもない場合には「ハズレ」と判定される。すなわち、非確変遊技状態の場合に大当たり判定で大当たりと判定される確率(大当たり確率とも呼ぶ)は1/400である。
図5(C)に示すように、普通図柄判定テーブルT5は、非時短遊技状態における普通図柄判定では、当たりと判定される当たり値が「0」のみに設定され、時短遊技状態における普通図柄判定では、当たりと判定される当たり値が「0」〜「65534」の65535個に設定される。
一方で、時短遊技状態では、普通図柄判定の当たり確率は、65535/65536と比較的高く設定され、かつ、普通図柄の変動時間が3秒と比較的短く設定され、かつ、可動片115bの開放制御時間が2.5秒と比較的長く設定されている。
また、時短遊技状態は、所定の変動回数の間継続して行われ得る。このように時短遊技状態が行われる変動回数を、時短変動回数とも呼ぶ。
大当たり遊技は、大当たり遊技フラグがONの場合に実行され、大入賞装置117が最初に開放されるまでのオープニング演出と、大入賞装置117が開放及び閉塞を繰り返す複数のラウンド遊技と、大入賞装置117が閉塞してから次に特別図柄の変動が開始されるまでのエンディング演出と、で構成される。ラウンド遊技は、大入賞装置117の一回の開放期間をいい、ロング開放のラウンド遊技と、ショート開放のラウンド遊技とがある。
このような「大当たり遊技」は、いわゆる「右打ち」で消化することとなる。ショート開放であっても遊技球が入球すれば賞球が行われるため、「右打ち」を指示するようにしてもよい。
図6は、大当たり図柄判定テーブルT2と、大当たりの種別の振り分け割合を示す説明図である。図6(A)は、特1大当たり図柄判定テーブルT2Aを示す説明図であり、図6(B)は、特2大当たり図柄判定テーブルT2Bを示す説明図であり、図6(C)は、大当たり種別の振り分け割合を示す説明図である。
以下では、各大当たり図柄(大当たり種別)とその選択割合について説明する。
特定図柄Aは、大当たり遊技において、16回のロング開放のラウンド遊技が実行される大当たりである。特定図柄Aで大当たりした場合には、メイン表示装置131における表示演出において、3つの装飾図柄がゾロ目で停止表示することで特定図柄Aでの大当たりが報知される。また、特定図柄Aで大当たりした場合には、大当たり遊技終了後に、遊技状態が高確時短遊技状態に制御される。このときの時短変動回数は100回となる。図6(A)および(B)に示すように、第1特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「1,7」であるので2/10の割合で選択される。一方、第2特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「0,1,4,6,7,9」であるので6/10の割合で選択される。
(2)特定図柄B:4R確変大当たり
特定図柄Bは、大当たり遊技において、4回のロング開放のラウンド遊技が実行される大当たりである。特定図柄Bで大当たりした場合には、メイン表示装置131における表示演出において、3つの装飾図柄がゾロ目で停止表示することで特定図柄Bでの大当たりが報知される。また、特定図柄Bで大当たりした場合には、大当たり遊技終了後に、遊技状態が高確時短遊技状態に制御される。このときの時短変動回数は100回となる。図6(A)および(B)に示すように、第1特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「0,2,4,5,8,9」であるので6/10の割合で選択される。一方、第2特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「2,5,8」であるので、3/10の割合で選択される。
(3)特定図柄C:2R確変大当たり
特定図柄Cは、大当たり遊技において、2回のショート開放のラウンド遊技が実行される大当たりである。特定図柄Cで大当たりした場合には、メイン表示装置131における表示演出において、装飾図柄の中図柄に特殊図柄が停止することで特定図柄Cでの大当たりが報知される。特殊図柄は、例えば、「確変」と表記された図柄である。また、特定図柄Cで大当たりした場合には、大当たり遊技終了後に、遊技状態が高確時短遊技状態に制御される。このときの時短変動回数は100回となる。図6(A)および(B)に示すように、第1特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「3,6」であるので2/10の割合で選択される。一方、第2特別図柄で大当たりとなった場合は、当たり値が「3」であるので1/10の割合で選択される。
なお、以下では、特定図柄Aを「特A」、特定図柄Bを「特B」、特定図柄Cを「特C」とも呼ぶ。
図7は、特1通常時変動パターンテーブルT4Aを例示する説明図である。まず、特1通常時変動パターンテーブルT4Aについて説明し、その後、その他の変動パターンテーブルT4B,T4C,T4Dについて説明する。
[変動パターン1]
変動パターン1は、通常ハズレ演出を実行するための変動パターンである。この変動パターン1は、変動時間が5秒であり、ハズレの場合の21/30の割合で選択される。この通常ハズレ演出とは、メイン表示装置131において、リーチを形成するリーチ形成演出が行われずに、大当たり判定の結果がハズレであることを示すハズレ図柄配列(例えば、「2」「5」「1」)が形成される演出である。
変動パターン2は、ノーマルリーチ(ハズレ)演出を実行するための変動パターンである。この変動パターン2は、変動秒数が10秒であり、ハズレの場合の4/30で選択される。このノーマルリーチ(ハズレ)演出は、メイン表示装置131において、リーチを形成するリーチ形成演出が実行された後、発展演出が行われずに、変動中の装飾図柄がリーチ図柄とは異なる図柄で停止表示されて、ハズレ図柄配列(例えば、「7」「6」「7」)が形成される演出である。
変動パターン3は、ノーマルリーチ(特C当たり)演出を実行する場合の変動パターンである。この変動パターン3は、変動時間が10秒であり、特定図柄Cでの大当たりの場合に選択される。このノーマルリーチ(特C当たり)は、リーチ形成演出が実行された後、発展演出が行われずに、変動中の装飾図柄が特殊図柄で停止表示されて、特定図柄Cでの大当たりを表す大当たり図柄配列が形成される演出である。
変動パターン4は、SPリーチ(ハズレ)演出を実行するための変動パターンである。この変動パターン4は、変動時間が30秒であり、ハズレの場合の3/30で選択される。SPリーチ(ハズレ)演出は、リーチ形成演出が実行された後、発展演出としてスーパーリーチ演出の一つであるSPリーチ演出が実行されて、ハズレ図柄配列が形成される演出である。
変動パターン5は、SPリーチ(特A,特B当たり)演出を実行するための変動パターンである。この変動パターン5は、変動時間が30秒であり、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりの場合の5/30で選択される。SPリーチ(特A,特B当たり)演出は、リーチ形成演出が実行された後、SPリーチ演出が実行されて、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりを表す大当たり図柄配列(例えば、「7」「7」「7」)が形成される演出である。
変動パターン6は、SPSPリーチ(ハズレ)演出1を実行するための変動パターンである。この変動パターン6は、変動時間が60秒であり、ハズレの場合の1/30で選択される。SPSPリーチ(ハズレ)演出1は、リーチ形成演出、SPリーチ演出が実行された後、さらに、発展演出としてスーパーリーチ演出の一つであるSPSPリーチ演出が実行されて、ハズレ図柄配列が形成される演出である。
変動パターン7は、SPSPリーチ(特A,特B当たり)演出1を実行するための変動パターンである。この変動パターン7は、変動時間が60秒であり、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりの場合の10/30で選択される。SPSPリーチ(特A,特B当たり)演出1は、リーチ形成演出、SP演出が実行された後、SPSPリーチ演出が実行されて、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりを表す大当たり図柄配列が形成される演出である。
変動パターン8は、SPSPリーチ(ハズレ)演出2を実行するための変動パターンである。この変動パターン8は、変動時間が60秒であり、ハズレの場合の1/30で選択される。SPSPリーチ(ハズレ)演出2は、リーチ形成演出、SPリーチ演出が実行された後、さらに、発展演出としてスーパーリーチ演出の一つであるSPSPリーチ演出が実行されて、ハズレ図柄配列が形成される演出である。なお、この変動パターン8が選択された場合におけるSPSPリーチ演出では、後述の自動操作レバー演出が実行される。
変動パターン9は、SPSPリーチ(特A,特B当たり)演出2を実行するための変動パターンである。この変動パターン9は、変動時間が60秒であり、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりの場合の10/30で選択される。SPSPリーチ(特A,特B当たり)演出2は、リーチ形成演出、SP演出が実行された後、SPSPリーチ演出が実行されて、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりを表す大当たり図柄配列が形成される演出である。なお、この変動パターン9が選択された場合におけるSPSPリーチ演出では、後述の自動操作レバー演出が実行される。
変動パターン10は、SPSPリーチ復活(特A,特B当たり)演出を実行するための変動パターンである。この変動パターン10は、変動時間が80秒であり、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりの場合の5/30で選択される。SPSPリーチ復活(特A,特B当たり)演出は、リーチ形成演出、SP演出、SPSPリーチ演出が実行されて、一旦、ハズレ図柄配列で仮停止表示させた後、装飾図柄を再変動させる復活演出が実行されて、特定図柄Aまたは特定図柄Bでの大当たりを表す大当たり図柄配列が形成される演出である。
図8は、主制御基板300で実行される処理の概略フローを示す説明図である。
主制御基板300のメインCPU301aは、電源が供給されると、メインROM301bに格納されているプログラムに基づいて、メイン処理を実行する。メインCPU301aは、メイン処理として、電源遮断から、電源遮断前の遊技状態に復旧するための電源復旧処理、または、メインRAM301cを初期化するRAMクリア処理を実行する。また、メインCPU301aは、メイン処理として、各種の乱数(例えば、大当たり乱数)の初期値の更新を実行する。
さらに、メインCPU301aは、メイン処理の実行中に、一定周期(例えば4ミリ秒周期)ごとに繰り返しタイマ割込処理を実行する。以下に、タイマ割り込み処理の各種処理を説明する。
まず、メインCPU301aは、乱数更新処理を実行する。この乱数更新処理は、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、および、普通図柄乱数などの各種乱数値を更新する。これらの乱数値は、この処理が行われる毎に「1」加算される。なお、各乱数値は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻される。
続いて、メインCPU301aは、スイッチ処理を行う。このスイッチ処理は、各スイッチからの検知信号が入力された場合に実行される。スイッチ処理には、始動装置スイッチ処理、ゲートスイッチ処理、および、大入賞装置スイッチ処理などが含まれる。
この場合、メインCPU301aは、大当たり遊技状態時において、大入賞装置117への入賞に基づいて遊技者に払い出された遊技球の数を、メインRAM301cの獲得出玉相当情報記憶領域301czに記憶される(蓄積される)獲得出玉相当情報が表す数に加算する。
また、メインCPU301aは、時短遊技状態が終了した場合には、獲得出玉相当情報記憶領域301czに記憶された獲得出玉相当情報をリセット(消去)する。これにより、獲得出玉相当情報記憶領域301czに記憶される獲得出玉相当情報は、初大当たり時における大当たり遊技状態で払い出された遊技球数と、時短遊技状態が継続している間に移行した大当たり遊技状態で払い出された遊技球数との和を表す。すなわち、当該獲得出玉相当情報が表す数は、連チャン時の大当たり遊技状態で払い出された遊技球数である。
さらに、メインCPU301aは、大入賞装置スイッチ処理において、獲得出玉相当情報を更新した場合には、獲得出玉相当情報を表す獲得出玉相当情報コマンドをセットする。
スイッチ処理の後、メインCPU301aは、特別図柄に関する処理である特別図柄処理を行う。この特別図柄処理には、保留情報シフト処理と、大当たり判定処理と、大当たり図柄判定処理と、リーチ判定処理と、変動パターン設定処理と、特別図柄停止処理と、が含まれる。特別図柄処理の各処理について以下に説明する。
メインCPU301aは、普通図柄処理を行う。この普通図柄処理は、普通図柄判定処理と、動作パターン設定処理と、開閉部材制御処理と、を含む。普通図柄処理の各処理について以下に説明する。
続いて、メインCPU301aは、大入賞装置開放制御処理を行う。具体的には、メインCPU301aは、大当たり遊技フラグがONである場合には、オープニング演出中に、大当たり図柄判定の結果に基づいて、大入賞装置117の開放パターンを設定する開放パターン設定処理を行う。メインCPU301aは、オープニング演出が終了すると、設定した開放パターンに基づいて、大入賞装置117の開閉制御を行い、ラウンド遊技を実現させる。また、メインCPU301aは、エンディング演出が終了する場合に、大当たり遊技フラグをOFFする処理と、時短遊技フラグ、および、確変遊技フラグをONする処理とを実行すると共に、時短変動回数を所定回数(例えば、100回)に設定する遊技状態設定処理を行う。
続いて、メインCPU301aは、払出処理を実行する。この払出処理は、遊技球の入賞に応じた賞球の払い出しを制御する処理である。
[コマンド送信処理]
次に、メインCPU301aは、コマンド送信処理を実行する。このコマンド送信処理は、上記処理においてメインRAM301cにセット(格納)された各種コマンドや演出内容を決定するために必要な情報を演出制御基板320に送信する。
図9は、演出制御基板320の詳細を示すブロック図である。演出制御基板320は、主制御基板300から送信されるコマンドに基づき、演出パターンを決定して、演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドを画像制御基板330及びランプ制御基板340へ送信する。上述したように、画像制御基板330にはメイン表示装置131、サブ表示装置139、および、音声出力装置331が電気的に接続されており、ランプ制御基板340には、ベルトユニット1000、メータユニット2000、ボタンユニット3000、スロットルユニット4200、上役物ユニット6000、下役物ユニット7000、および、演出用照明装置342が電気的に接続されている。かかる構成により、画像制御基板330およびランプ制御基板340は、演出制御基板320から送信される演出パターン指定コマンドに基づいて、表示演出、音声演出、照明演出、および、役物可動演出を実行することが可能となる。
基幹表示演出指定テーブルTS1は、主制御基板300から送信される変動パターンに基づいて、上述した通常ハズレ演出、ノーマルリーチ(ハズレまたは当たり)演出、SPリーチ(ハズレまたは当たり)演出、SPSPリーチ(ハズレまたは当たり)演出1、SPSPリーチ(ハズレまたは当たり)演出2、および、SPSPリーチ復活(当たり)演出のうちのいずれかの演出を、表示演出における基幹となる演出(以下では、基幹表示演出とも呼ぶ)として指定するためのテーブルである。本実施形態では、主制御基板300から送信される変動パターンと基幹表示演出とが一対一に対応している。
保留記憶領域320c1は、第1特別図柄に対応した第1保留領域、第2保留領域、第3保留領域、および、第4保留領域と、第2特別図柄に対応した第1保留領域、第2保留領域、第3保留領域、および、第4保留領域との8つの領域に区分され、それぞれに1つの保留フラグが格納可能となっている。保留記憶領域320c1の第1特別図柄に対応する保留領域において、保留フラグの格納の優先順は、第1保留領域が最優先で格納対象とされ、第1保留領域に保留フラグが格納されていれば、次に、第2保留領域が優先で格納対象とされ、次に、第3保留領域が優先で格納対象とされ、最後に、第4保留領域が格納対象として選択される。第2特別図柄に対応する保留領域においても同様である。演出制御基板320が主制御基板300からの保留コマンドを受信すると、保留記憶領域320c1において、保留フラグが格納されている保留領域を特定し、当該保留領域の次に優先的に格納すべき保留領域に保留フラグを格納する。ただし、第4保留領域に保留フラグが格納されている状態で、保留コマンドを受信した場合には、保留フラグの格納は行わない。
図10は、演出制御基板320で実行される処理の一覧を示す説明図である。演出制御基板320のサブCPU320aは、電源が供給されると、演出メイン処理を実行する。サブCPU320aは、演出メイン処理として、主制御基板300で実行される電源復旧処理に対応する電源復旧演出処理、または、主制御基板300で実行されるRAMクリア処理に対応するRAMクリア演出処理を実行する。
また、サブCPU320aは、演出メイン処理中の実行中に、一定周期(例えば、2ミリ秒)ごとに繰り返し演出タイマ割込処理を実行する。なお、このような演出制御基板320で行われる処理は、サブROM320bに格納されているプログラムに基づいて実行される。
サブCPU320aは、演出タイマ割込処理において、乱数更新処理と、コマンド受信処理と、演出ボタン処理と、コマンド送信処理とを実行する。以下に、演出タイマ割込処理の各種処理を説明する。
サブCPU320aは、乱数更新処理として、演出に用いる各種乱数(例えば、装飾図柄決定乱数、チャンスアップ乱数を更新する。具体的には、サブCPU320aは、各種乱数に「1」を加算して更新し、所定の値まで到達すると「0」にリセットする。
サブCPU320aは、コマンド受信処理として、演出パターン決定処理と、保留処理と、普図演出処理と、図柄確定処理と、獲得出玉相当情報記憶処理と、大当たり処理とを実行する。以下に、コマンド受信処理の各種処理を説明する。
サブCPU320aは、保留処理として、主制御基板300からの保留コマンドを受信した場合であって、サブRAM320cに設けられた保留記憶領域320c1における第4保留領域に保留フラグが格納されていない場合に、格納優先度が高い保留領域に保留フラグを格納する。例えば、サブCPU320aは、第1〜第2保留領域に保留フラグが格納された状態で、保留コマンドを受信した場合には、第3保留領域に保留フラグを格納する。また、サブCPU320aは、保留処理として、演出パターン決定処理で演出パターンが決定された場合(変動開始コマンドを受信した場合)に、保留フラグの消去優先度の高い保留領域から1つの保留フラグを消去する。サブCPU320aは、第1〜第4保留領域に保留フラグが格納された状態で、演出パターンが決定された場合(変動開始コマンドを受信した場合)には、第4保留領域の保留フラグを消去する。
普通図柄演出処理は、普通図柄判定における判定結果に応じて、メイン表示装置131の所定の領域(例えば、メイン表示装置131の角)などで、普通図柄の変動に対応する演出を行う。例えば、普通図柄の変動中は「○」と「×」とを交互に表示し、判定結果に応じて当たりであれば「○」、ハズレであれば「×」を表示する。
サブCPU320aは、図柄確定処理として、主制御基板300からの図柄確定コマンドに基づいて、メイン表示装置131で変動中の装飾図柄を確定停止表示させるための処理を実行する。
サブCPU320aは、獲得出玉相当情報記憶処理として、主制御基板300から獲得出玉相当情報コマンドを受信した場合には、当該コマンドが表す獲得出玉相当情報をサブRAM320cの獲得出玉相当情報記憶領域320c2に記憶する。
[大当たり処理]
サブCPU320aは、大当たり処理として、主制御基板300からの所定のコマンドを受信することによって、大当たり遊技の初めのオープニング演出を実行するためのオープニング処理、大当たり遊技中のラウンド遊技に対応するラウンド演出を実行するためのラウンド処理、および、大当たり遊技の最後に、エンディング演出を実行するためのエンディング処理を実行する。
サブCPU320aは、演出ボタン処理として、ボタンユニット3000や演出操作キー136を介した入力を検出し、それに応じた所定の演出を行う。
[コマンド送信処理]
サブCPU320aは、コマンド送信処理として、上記各種処理でセットされたコマンドを画像制御基板330及びランプ制御基板340へ送信する。
図11は、演出パターン決定処理のフローチャートである。この演出パターン決定処理において、まず、サブCPU320aは、主制御基板300からの変動開始コマンドを受信したか否かを判断する(S2803)。サブCPU320aは、変動開始コマンドを受信していない場合(S2803:NO)には、この演出パターン決定処理を終了し、コマンド受信処理に戻る。
サブCPU320aは、変動開始コマンドを受信した場合(S2803:YES)には、S2805の処理で、変動開始コマンドに含まれる変動パターンを取得する。
続いて、サブCPU320aは、取得した変動パターンと、チャンスアップ乱数とに基づいて、上述のようなチャンスアップ演出実行の有無を決定する。
以上より、サブCPU320aは、基幹表示演出、リーチ図柄、チャンスアップ実行の有無、および、最終停止する装飾図柄の図柄配列を決定し、この決定に沿った表示演出、役物可動演出、音声演出、および、発光演出を実現するための演出パターンを最終決定する。
図12は、上役物ユニット6000を構成する上可動役物6001の正面からの外観を示す説明図である。また、図13は、上可動役物6001の側面からの外観を示す説明図である。
第1ロゴ部6005は、基部6002の前面側の大部分を覆うように前面側へ突出して設けられている。第1ロゴ部6005は、正面から見ると、上辺よりも下辺が短い略台形形状であり、さらに、上辺が下方へ湾曲している。前面側の面である第1ロゴ面6005aに「EFGH」の文字が描かれている。文字の部分は、透明樹脂部材で形成されており、内部のLEDの点灯によって光る。
上可動役物6001が回転軸部6003を中心にしてX方向まわりに回転することは既に述べた。
図14(A)は、下役物ユニット7000を構成する下可動役物7001の表面の外観を示す説明図である。また、図14(B)は、下役物ユニット7000を構成する下可動役物7001の裏面の外観を示す説明図である。
S字役物7002は、下放射状部7010の前面側に張り出すように設けられている。図14(B)に示すように、S字役物7002の回転を制御するため、下可動役物7001には、モータ7015、第1ギヤ7016、第2ギヤ7017、第3ギヤ7018、及び、回転センサ7019が設けられている。
図15に示すように、上可動役物6001は、両側の左駆動部8001及び右駆動部8002に支持されてフレーム8000に沿って上下移動する。同様に、下可動役物7001は、両側の左駆動部8003及び右駆動部8004に支持されてフレーム8000に沿って上下移動する。また、窓部8005がフレーム8000の間に来るように一体に設けられており、窓部8005には、メイン表示装置131の表示領域を規定する窓8005aが形成されている。
第1形態は、図16(A)に示すように、上可動突起6009及び下可動突起7009が移動せず、上放射状飾り部6010b及び下放射状飾り部7010bに隠れている形態である。一方、第2形態は、図16(B)に示すように、上可動突起6009及び下可動突起7009が移動し、あたかも上放射状飾り部6010b及び下放射状飾り部7010bが放射状に伸びたかのように突起が出現した形態である。この第2形態では、上可動役物6001の第1可動突起6009aが第1固定部8006と正面視において連結したように見える(前後方向にはズレている)。また、下可動役物7001の第1可動突起7009aが第2固定部8007と正面視において連結したように見える(前後方向にはズレている)。なお、第1固定部8006及び第2固定部8007は、上可動役物6001及び下可動役物7001が第2位置へ移動した場合に現れる(視認可能となる)。
図15に示したように、下可動役物7001は、左駆動部8003及び右駆動部8004に両側から支持され、フレーム8000に設けられたガイド(不図示)に沿って上下方向へ移動する。
上述したように、基部6002は、箱状となっており、その内部に、スライド機構6012を備えている。図18は、上可動突起6009の可動機構を示す模式図である。
スライド機構6012は、左側の端部に、ギヤ8001aと噛み合うラック部6012aを備えている。なお、上可動役物6001が裏面態様となり所定位置まで移動すると、ラック部6012aにギヤ8001aが噛み合う。ラック部6012aから右方へ延設され、さらに、斜め上方へ延設された先に、跳ね上げラック部6012aを備えている。そして、ラック部6012a及び跳ね上げラック部6012aの間に、下方へ延設された延設部6012eが設けられており、この延設部6012eの下部に基部6002から突出する可動片6012b及びロック片6012cが間を空けて設けられている。
アーム付きギヤ6013は、基部6002を構成する前面側壁部に回転可能に支持されている。アーム付きギヤ6013は、円周の一部が径方向に延びるアーム6013aとなっている。また、この基部6002を構成する前面側壁部に、円弧状の円弧溝6013bが形成されている。アーム6013aの先端はZ方向に延びる軸部6013cとなっており、この軸部6013cが、円弧溝6013bを挿通し、スライド板6014を挿通している。
第2可動突起6009bは、その先端とは反対側の基端部にZ方向に延びる軸部6009cを備えている。第2可動突起6009bは、背面板部6008の手前側に配置されており、背面板部6008に形成された斜め方向のガイド溝6008bに対し、軸部6009cを挿通させている。同時に、スライド板6014の直線溝6014a,6014bに軸部6009cを挿通させている。これにより、スライド板6014が上方へ移動すると、軸部6009cがスライド板の直線溝6014a,6014bを横方向へ広がるように移動すると共に、軸部6009cがガイド溝6008bを斜め上方へ移動する。
第1可動突起6009aは、その先端とは反対側の基端部にZ方向に延びる軸部6009dを備えている。第1可動突起6009aは、背面板部6008の手前側に配置されており、背面板部6008に形成された上下方向のガイド溝6008aに対し、軸部6009dを挿通させている。同時に、スライド板6014に軸部6009dを固定されている。これにより、スライド板6014が上方へ移動すると、軸部6009dがガイド溝6008aを上方へ移動する。
上述したように、基部7020は、箱状となっており、その内部に、スライド機構7012を備えている。図19は、下可動突起7009の可動機構を示す模式図である。
スライド機構7012は、左側の上方端部に、可動片6012bが挿入される挿入部7012aを備えている。スライド機構7012は、クランク状に折れ曲がり、右側の端部に、アーム付きギヤ7013と噛み合うラック部7012bを備えている。
なお、スライド機構7012とは別に、ロック片6012cに対応して上方への移動を規制するロック部7020aが基部7020に設けられている。
アーム付きギヤ7013は、基部7020を構成する前面側壁部に回転可能に支持されている。アーム付きギヤ7013は、円周の一部が径方向に延びるアーム7013aとなっている。また、この基部7020を構成する前面側壁部に、円弧状の円弧溝7013bが形成されている。アーム7013aの先端は、Z方向に延びる軸部7013cとなっており、この軸部7013cが円弧溝7013bを挿通しスライド板7014を挿通している。
第2可動突起7009bは、その先端とは反対側の基端部にZ方向に延びる軸部7009cを備えている。第2可動突起7009bは、背面板部7008の手前側に配置されており、背面板部7008に形成された斜め方向のガイド溝7008bに対し、軸部7009cを挿通させている。同時に、スライド板7014の直線溝7014a,7014bに軸部7009cを挿通させている。これにより、スライド板7014が下方へ移動すると、軸部7009cがスライド板の直線溝7014a,7014bを横方向へ広がるように移動すると共に、軸部7009cがガイド溝7008bを斜め下方へ移動する。
第1可動突起7009aは、その先端とは反対側の基端部にZ方向に延びる軸部7009dを備えている。第1可動突起7009aは、背面板部7008の手前側に配置されており、背面板部7008に形成された下方向のガイド溝7008aに対し、軸部7009dを挿通させている。同時に、スライド板7014に軸部7009dを固定されている。これにより、スライド板7014が下方へ移動すると、軸部7009dがガイド溝7008aを下方へ移動する。
図18に示したギヤ8003aが反時計回りに回転すると、スライド機構6012が左方向(−X方向)へスライドする。すると、可動片6012bが挿入部7012aに挿入されたスライド機構7012も左方向(−X方向)へスライドする。このとき、図19(B)に示すように、ロック片6012cも左へスライドし、基部7020に設けられたロック部7020aに係合する。これにより、上可動役物6001に対し下可動役物7001がロックされる。
下可動役物7001は、上述したように、下方へ移動したときは、収納スペース9000に収納される。収納スペース9000の前面側には立壁9001が設けられており、立壁9001は、下可動役物7001が見えないように隠す。立壁9001の裏面には、背面側へ突出する突部9001aが設けられている。突部9001aは、S字役物7002が所定の回転角度範囲にあるとき、下可動役物7001の収納時に、S字役物7002の鋭角部7002aに当接し、S字役物の回転角度を調整可能となっている。
さらにまた、鋭角部7002aはS字役物7002のデザインの一部となっているため、デザインとは別に鋭角部を設ける場合と異なり、違和感がない。
前述のように、上可動役物6001は、第1ロゴ部6005、第2ロゴ部6006及び飾りランプ部6007を備えている(図12(A)参照)。
図12(A)に示すように、
具体的には、図13(A)に示すように、第2ロゴ部6006の上部が第1ロゴ部6005の下端中央部に、第1ロゴ部6005の表面よりも前面側に位置し、第2ロゴ部6006の下部が第1ロゴ部6005の表面よりも奥側になるように配置されている(つまり、上部に行くほど前方へ突出するように傾斜している)。
また、基板において、第2ロゴ部6006の文字の透明領域に対応した位置に、LEDが配置されており、そのLEDを点滅させることにより文字を点滅させて、演出を行うようになっている。
次に図21に基づき、上固定役物8100について説明する。図21(A)は、上固定役物8100の裏側に上可動役物6001が位置している場合(第1演出態様)の状態を示す正面図であり、図21(B)は、上固定役物8100の裏面から上可動役物6001が降下した場合(第2演出態様)の状態を示す正面図である。
また、上固定役物8100の表面の全面に大きくアルファベットで「ABCD」の文字が形成されている。各文字の縁部は不透明の赤色が施されており、縁部に囲まれた領域は無色透明となっている。また、縁部に囲まれた無色透明領域は、光が散乱するようにボス加工が施されている。
上可動役物6001は、前述のように、遊技中に、遊技盤102の前面において上下に移動し、上固定役物8100とともに第1演出態様と第2演出態様の2つの演出態様により演出を行う。
図22は、変動パターンに基づく表示演出の例を説明するための図である。
図22(A)〜(F)に示す表示演出は、上述の変動パターン7(大当たりとなる変動パターン)に基づく表示演出の例であり、一連の表示演出(変動開始演出、リーチ形成演出、SPリーチ演出、SPSPリーチ演出、SPSPリーチ当たり演出、および、図柄確定停止演出)を示している。なお、この表示演出はメイン表示装置131で実現される。
そして、図22(F)に示すように、装飾図柄を当たり図柄配列とする図柄確定停止演出が実行される。
このような表示演出において行われるS字可動役物ユニット5000を用いたS字役物演出を説明する。
S字役物演出は、例えば大当たりを確定する確定演出として実行される。例えば変動パターン7(大当たりとなる変動パターン)において、SPSPリーチ演出の後半部分に代えて、S字役物演出を実行するという具合である。
続いて、図23(I)に示すように、SPSPリーチ当たり演出が実行される。このSPSPリーチ当たり演出では、味方キャラクタが敵キャラクタに勝利する演出が実行される。そして、図23(J)に示すように、装飾図柄を当たり図柄配列とする図柄確定停止演出が実行される。
S字役物演出は、例えばリーチの発展を演出するリーチ発展演出として実行される。例えば変動パターン7(大当たりとなる変動パターン)において、SPリーチ演出の後半部分に代えて、S字役物演出を実行するという具合である。このとき、S字役物演出は、激アツ演出となることが例示される。
そしてこのSPリーチ演出の途中で、図24(D)に示すように、S字役物演出が実行されて、その後、図24(E)に示すように、SPリーチ演出からのさらなる発展演出としてSPSPリーチ演出が実行される。
S字役物演出は、例えば一旦ハズレになったかと思わせた後の復活演出として実行される。例えば変動パターン10(復活大当たりとなる変動パターン)において、SPSPリーチ演出(ハズレ)の後半部分に代えて、S字役物演出を実行するという具合である。
次に、図25(E)に示すように、SPSPリーチ演出(ハズレ)が実行される。この演出では、味方キャラクタが敵キャラクタに敗北する演出が実行される。
S字役物演出は、例えば大当たりが確定してからの演出として実行することとしてもよい。また、大当たりが確定した後の演出とする場合、昇格演出として用いることが考えられる。
また、擬似連続変動(図柄の仮停止を伴わないものも含む)を示唆する演出としてS字役物演出を実行してもよい。さらにまた、複数変動に跨がる連続予告を示唆する演出としてS字役物演出を実行してもよい。
上述した演出例は上可動役物6001及び下可動役物7001の両方を用いたS字役物演出であったが、上可動役物6001の表面態様を用いた上可動役物演出、下可動役物7001を用いた下可動役物演出を行うことが考えられる。
上記実施形態では遊技機として遊技機100を例に挙げて説明したが、これに限らず他の遊技機としては、スロットマシン等の回胴式遊技機やアレンジボール遊技機、雀球遊技機等でもよく、またこれらの遊技機は玉やメダル等の媒体を払出すための払出装置を搭載したものであっても、そうではないもの(例えば、所謂封入式)であってもよい。特に、遊技機及び回胴式遊技機という具合に異なる種別の遊技機において、本実施形態の遊技システムを共有して採用することにより、遊技機の種別の枠を超えて、新たな遊技の楽しみを提供することができる。
また、上述した複数の変形例のうち、2つ以上の変形例を組み合わせてもよい。
なお、この場合、第2ロゴ部6006の第1ロゴ部6005に対し、遊技盤102の中心側が遊技盤102に近くなるような取付角度となっていればよい。
(1)下可動役物7001のS字役物7002は、煽り演出や決め演出の際、ランプ制御基板340からの信号で制御される。このとき、S字役物7002の回転を回転位置センサ7016で検出することで制御される。S字役物7002は正面視時計回りに回転するように制御されるのであるが、制御上、S字役物7002の回転停止が早過ぎる事態となることがある(図20(A)参照)。この状態で下可動役物7001を収納スペース9000へと移動させると、S字役物7002の鋭角部7002aが突部9001aに当接する。このときの反力Fにより、S字役物7002はさらに時計回りに回転し、S字役物7002の停止回転角度が補正される(図20(B)参照)。
前記演出制御手段は、前記検知手段にて前記回転役物が前記所定位置にあることが検知された場合、前記可動役物を前記第1位置へ復帰させる。
(1)上可動役物6001は、回転軸部6003を中心にしてX方向まわりに回転する。このとき、第1面が前面側(遊技者側)へ向く態様(図13(A)参照)と、第2面が前面側(遊技者側)へ向く態様(図13(B)参照)とを比べると、前者の方が遊技者に近い位置に配置され、後者の方が遊技者から離れた位置に配置される。
なお、前記第1装飾面及び前記第2装飾面の少なくとも一方に凹凸がある場合、当該凹凸のある装飾面を構成する部位のうちで前記回転軸から最も近い位置にある部位までの距離を前記回転軸から当該装飾面までの距離としてもよい。
(1)上可動役物6001の表面態様から裏面態様への回転は、図13(A)に矢印Kで示すように、左側面から見て時計回りとなっている。メイン表示装置131は、+Z方向、すなわち図の左方に位置する。したがって、回転時にメイン表示装置131と対向する上可動役物6001の一方の端部は、基部6002の下端となり、回転軸部6003の中心からの距離がY1となっている。一方、回転時にメイン表示装置131と対向しない上可動役物6001の他方の端部は、基部6002から突出した可動片6012bの先端であり、回転軸部6003の中心からの距離がY2(>Y1)となっている。
(1)下可動役物7001は、左駆動部8003及び右駆動部8004に両側から支持され、フレーム8000に設けられたガイド(不図示)に沿って上下方向へ移動する。
そして、下可動役物7001は、下部の収納スペース9000からメイン表示装置131の中央部側へ移動する際、斜め前方へ移動するようフレーム8000のガイドが斜めに形成されている。つまり、下可動役物7001が上方へ移動する場合、+Y方向への移動だけでなく、−Z方向へも移動するのである(図17参照)。
(1)基部6002は、箱状となっており、その内部に、スライド機構6012を備えている。スライド機構6012は、左側の端部に、ギヤ8001aと噛み合うラック部6012aを備えている。なお、上可動役物6001が裏面態様となり所定位置まで移動すると、ラック部6012aにギヤ8001aが噛み合う。そして、スライド機構6012が左側へスライドすることで、アーム付きギヤ6013が反時計回りに回転し、アーム6013aが跳ね上がるとき、スライド板6014を上方へ押し上げる。上可動突起6009の第1可動突起6009aは、スライド板6014と一体になっており、ガイド溝6008aに沿って上方へ移動する。また、上可動突起6009の第2可動突起6009bは、ガイド溝6008bに沿って斜め上方へ移動する。
すなわち、前記役物は、別の役物と連携状態となることが可能であり、前記機構部は、前記連携状態において、前記別の役物を駆動させるための駆動源となる。
これにより、比較的簡単な構成で別の役物を駆動させることができ、遊技の興趣の低下を抑制することができる。
なお、連携状態とは、合体した状態であることが考えられる。ただし、合体していなくても、前後方向にずれていても見かけ上合体して見える場合、近接する場合など、2つの役物が協働する状態であればよい。以下でも同様である。
これにより、比較的簡単な構成で役物と別の役物とを確実に連携させることができ、遊技の興趣の低下を抑制することができる。
(1)本実施形態では、図16(A)に示したように、上可動役物6001と下可動役物7001とは、メイン表示装置131の中央部で合体する(第2演出形態)。一方、通常時は、上可動役物6001と下可動役物7001とは離間している(第1演出形態)。そのため、第1演出形態では、S字役物7002は、上放射状部6010がない部分についてメイン表示装置131を覆うこととなる。一方、第2演出形態では、S字役物7002は、上放射状部6010及び下放射状部7010の前面側に位置し、メイン表示装置131を覆う面積が小さくなる。
すなわち、前記第1演出形態及び前記第2演出形態の両方で、前記可動役物が作動可能となっている。なお、ここでいう「作動」には、実施形態に示した回転だけでなく、スライドや揺動、役物の一部の回転や揺動であってもよい。
このようにいずれの形態においても可動役物が作動可能であるため、遊技の興趣の低下を抑制することができる。
すなわち、前記第1演出形態と前記第2演出形態とで前記表示手段に表示する画像が異なっている。
これにより、第1演出形態と第2演出形態とで表示画像も異なるため、遊技の興趣の低下を抑制することができる。
(1)本実施形態では、図16(A)に示すように、上可動役物6001と下可動役物7001とは、メイン表示装置131の中央部で合体する(第2演出形態)。この第2演出形態には、第1形態と第2形態との2種類の形態がある。上可動役物6001と下可動役物7001は、図1に示すように、メイン表示装置131の上方及び下方に収納されている(第1位置)。そして、メイン表示装置131の中央部まで移動する(第2位置)。
第1形態は、図16(A)に示すように、上可動突起6009及び下可動突起7009が移動せず、上放射状飾り部6010b及び下放射状飾り部7010bに隠れている形態である。一方、第2形態は、図16(B)に示すように、上可動突起6009及び下可動突起7009が移動し、あたかも上放射状飾り部6010b及び下放射状飾り部7010bが放射状に伸びたかのように突起が出現した形態である。この第2形態では、上可動役物6001の第1可動突起6009aが第1固定部8006と正面視において連結したように見える(前後方向にはズレている)。また、下可動役物7001の第1可動突起7009aが第2固定部8007と正面視において連結したように見える(前後方向にはズレている)。なお、第1固定部8006及び第2固定部8007は、上可動役物6001及び下可動役物7001が第2位置へ移動した場合に現れる
以上のような遊技機100では、第1ロゴ部6005、第2ロゴ部6006及び上固定役物8100が遊技盤102側から前面(遊技者から見て奥から手前)に順番に配置されている。
さらに、第1ロゴ部6005及び第2ロゴ部6006は、上可動役物6001に装着されており、第1ロゴ部6005の一部が上固定役物8100に覆われた状態から、演出内容に基づいて、下方に移動し、第1ロゴ部6005の全体が視認可能になる。
すなわち、前記第1装飾体は、可動役物の一部であり、前記第2装飾体は、前記遊技盤に固定されている役物である。
したがって、遊技者が視認する遊技盤102における役物での演出が、立体的で、しかも動きのある演出となるため、遊技者の興趣をさらに向上させることができる。
131…メイン表示装置(表示手段)
6001…上可動役物(別の役物)
7001…下可動役物(可動役物)
表示手段(131)の前面側に設けられ、収納位置としての第1位置と別の役物(6001)と連携可能な第2位置との間を移動可能な可動役物(7001)を備え、前記第1位置は、前記第2位置よりも前記表示手段の前後方向における前記表示手段までの距離が近くなる位置となっており、前記可動役物は、前記第1位置から前記第2位置に移動する場合、前記第2位置に近づくにともない、前記表示手段の前後方向における前記表示手段までの距離が大きくなるように移動することを特徴とする遊技機である。
Claims (1)
- 表示手段の前面側に設けられ、収納位置としての第1位置と、別の役物と連携可能な第2位置との間を移動可能な可動役物を備え、
前記第1位置は、前記第2位置よりも前記表示手段までの距離が近くなる位置となっており、
前記可動役物は、前記第2位置に移動することで、前記第1位置よりも前記表示手段から離間し、前記表示手段までの距離が前記別の役物から前記表示手段までの距離と同様になること
を特徴とする遊技機。
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