JP2017116013A - ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
このうちの静止部材は、例えば車体を構成する懸架装置(ナックル)に支持固定され、使用状態でも回転しない。
前記回転部材は、前記静止部材と同軸上に配置され、使用状態で該静止部材に対し相対回転する。
前記回転側ディスクは、前記回転部材の周面に相対回転不能に支持されている。
前記静止側ディスクは、前記回転側ディスクに対し、隙間を介して軸方向に対向配置された状態で、前記静止部材の周面のうち、前記回転側ディスクの周面と径方向に対向する側の面に、相対回転不能に支持されている。
前記押圧機構は、前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとを、例えば機械的、電気的又は磁気的に、軸方向に押し付けるものである。
前記機能性材料は、例えばMR流体やER流体等が相当し、前記静止側ディスク及び前記回転側ディスクが設置された空間内に設けられており、磁場又は電場の印加により見かけ上の粘度(降伏せん断力)が調整可能である。
前記印加装置は、前記機能性材料に磁場又は電場を印加する為のものである。
そして、この場合に、前記第一のブレーキ手段を、前記回転側ディスクと前記静止側ディスクとを離隔させたままの状態で、前記印加装置により前記機能性材料に磁場又は電場を印加し該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事により、前記回転側ディスクに回転抵抗を付与するものとする事ができる。
そして、この場合には、前記第一のブレーキ手段を、前記押圧機構により前記回転側ディスクと前記静止側ディスクとの間の隙間をゼロにすると共に、前記印加装置により前記機能性材料に磁場又は電場を印加し該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事で、前記回転側ディスクに回転抵抗を付与するものとする事ができる。
或いは、前記多孔質部材として、不織布を使用する事もできるし、紙製や合成樹脂製、ゴム製のものを使用する事もできる。
或いは、例えば請求項7に記載した発明の様に、前記コンポジット材を、前記ディスクの軸方向側面に形成された凹部内に支持する事ができる。
或いは、例えば請求項8に記載した発明の様に、前記コンポジット材を、前記ディスクを軸方向に貫通した貫通孔内に支持する事ができる。
又、前記コンポジット材(多孔質部材)の固定手段としては、接着剤を使用した接着や、嵌合(圧入)、ねじ止め固定等、種々の固定手段を採用できる。
そして、前記電磁コイルへの通電に基づき前記アーマチュアを前記ヨークに向けて近づく方向に移動させる事で、前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとを互いに近づける事ができる。
そして、前記駆動側カムを前記被駆動側カムに対して相対回転させる事で、該被駆動側カムを前記駆動側カムから離隔させ、前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとを互いに近づける事ができる。
或いは、前記機能性材料をER流体とし、前記印加装置を電場発生装置とする事もできる。
即ち、本発明のブレーキ装置の場合には、2種類のブレーキ手段を有しており、このうちの第一のブレーキ手段では、印加装置により機能性材料に磁場又は電場を印加し、該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事で、回転側ディスクに回転抵抗を付与する。この為、第一のブレーキ手段に基づき制動を行う場合には、前記回転側ディスクに前記機能性材料により回転抵抗が付与される為、摩耗粉の発生自体を防止できる。
又、第二のブレーキ手段では、押圧機構により静止側ディスクと回転側ディスクとの少なくとも一方のディスクを軸方向に移動させ、これら静止側ディスクと回転側ディスクとを互いに押し付ける事で、該回転側ディスクに回転抵抗を付与する。この為、第二のブレーキ手段に基づき制動を行う場合には、摩耗粉は発生するが、該摩耗粉を、前記静止側ディスク及び前記回転側ディスクが設置された空間内に留める事ができる。
従って、本発明によれば、第一、第二のブレーキ手段の何れにより制動を行う場合にも、摩耗粉が周囲に飛散する事を防止できる。
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜3を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1は、自動車の走行時及び必要に応じて駐車時に制動を行うもので、ケーシング2と、回転筒3と、複数枚(図示の例では3枚)の回転側ディスク4、4と、複数枚(図示の例では2枚)の静止側ディスク5、5と、押圧機構6と、MR流体(磁気粘性流体)7と、印加装置8とを備えており、懸架装置に対し車輪を回転自在に支持する為の転がり軸受ユニット9の周囲に設けられている。
先ず、第一のブレーキ手段を実施するには、例えば運転者の操作等に基づいて、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5とを離隔させたままの状態で、前記印加装置8を構成する電磁コイル19に電流を通電する。これにより、ヨークとして機能する前記ケーシング2に、実線αで示す様な磁気回路を形成する。そして、前記回転側、静止側各ディスク4、5同士の間部分に存在する前記MR流体7に、軸方向(図2〜3の左右方向)の磁場を印加する。この様な方向の磁場が印加されると、前記MR流体7は、分散粒子が磁気分極する事により鎖状構造を形成し、見かけ上の粘度(降伏せん断力)が高まって半固体状となる。そして、それぞれが磁極として機能する前記回転側ディスク4、4の軸方向側面と前記各静止側ディスク5、5の軸方向側面との間に、粒子の鎖状構造(コラム構造)を形成する。この状態で、前記各回転側ディスク4、4に対し、前記MR流体7の鎖状構造をせん断する事に対する抵抗力(トルク)を付与する事ができる。又、この抵抗力(制動力)の大きさは、前記電磁コイル19に流れる電流を大小変化させる事で調整する事ができる。
この様に本例のブレーキ装置1によれば、第一のブレーキ手段として、前記MR流体7による非摩擦ブレーキ(MRブレーキ)により、車輪に制動力を付与する事ができる。
尚、第一のブレーキ手段による制動力を解除するには、前記電磁コイル19への通電を中止(ストップ)する。これにより、前記MR流体7は、見かけ上の粘度が下がり液体状に戻る為、前記各回転側ディスク4、4に作用する抵抗は十分に低くなり、制動力が解除される。
この様に、本例のブレーキ装置1によれば、第二のブレーキ手段として、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5とを接触(摺接)させる摩擦ブレーキにより、車輪に制動力を付与する事ができる。
尚、第二のブレーキ手段による制動力を解除するには、前記駆動レバー33を、制動力を付与する場合とは反対方向に回転させる。そして、前記ランプロータ32を回転させつつ、前記戻しばね35の弾力により軸方向内側に移動させる。又、前記各レリーズばね31、31をそれぞれ弾性復帰させて、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5との間にそれぞれ軸方向隙間を介在させる。これにより、制動力が解除される。
即ち、本例のブレーキ装置1は、上述した様な2種類のブレーキ手段を有するハイブリッド型のブレーキ装置であり、このうちの第一のブレーキ手段では、前記MR流体7を利用して制動力を得る。この為、第一のブレーキ手段に基づき制動を行う場合には、摩耗粉の発生自体を防止できる。又、第二のブレーキ手段では、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5とを摺接させて制動力を得る。この為、第二のブレーキ手段に基づき制動を行う場合には、摩耗粉は発生するが、該摩耗粉を、外部空間から密閉された前記ディスク収容空間18内に留める事ができる。
以上の様に、本例のブレーキ装置1によれば、摩耗粉が周囲に飛散する事を防止できる。
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図4を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1aの特徴は、ディスク収容空間18にMR流体を充填せずに、静止側ディスク5a、5aに、MR流体7を含浸したコンポジット材43、43を支持している点にある。
先ず、第一のブレーキ手段である非摩擦ブレーキにより制動力を得るには、押圧機構6を駆動し、駆動レバー33の回転操作に基づいてランプロータ32を回転させる。そして、駆動側ランプ溝36と被駆動側ランプ溝41と複数個のボール34との係合に基づいて、前記ランプロータ32を軸方向外側に移動させる。これにより、回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5a、5aとを、レリーズばね31、31の弾力に抗して軸方向外側に移動させて、前記各回転側ディスク4、4の軸方向側面と、前記各静止側ディスク5a、5aの軸方向側面に支持されたコンポジット材43、43との間の隙間をゼロにする。
この様に、本例のブレーキ装置1aによれば、第一のブレーキ手段として、非摩擦ブレーキ(MRブレーキ)により、車輪に制動力を付与する事ができる。又、本例の場合にも、制動力を解除するには、前記電磁コイル19への通電を中止(ストップ)する。
この様に、本例のブレーキ装置1aによれば、第二のブレーキ手段として、前記各回転側ディスク4、4と前記各コンポジット材43、43とを接触させる摩擦ブレーキにより、車輪に制動力を付与する事ができる。
又、本例の場合にも、制動力を解除するには、前記駆動レバー33を制動力を付与する場合とは反対方向に回転させる。
尚、本例の場合にも、摩擦ブレーキにより制動力を得ている間に前記電磁コイル19に電流を流し続ける事で、摩擦ブレーキと非摩擦ブレーキとを同時に作動させる事ができる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第3例に就いて、図5を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1bの場合には、静止側ディスク5b、5bの軸方向側面に、軸方向に凹んだ取付凹部45、45を形成し、該取付凹部45、45内にコンポジット材43a、43aを支持固定している。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例及び第2例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第4例に就いて、図6を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1cの場合には、静止側ディスク5c、5cに、軸方向に貫通する取付孔46、46を形成し、該取付孔46、46内にコンポジット材43b、43bを内嵌固定している。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例〜第3例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第5例に就いて、図7を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1dの場合には、静止側ディスク5d、5dを、例えば粉末治金法により製造した焼結金属製とし、これら各静止側ディスク5d、5d自体を多孔質構造としている。そして、該静止側ディスク5d、5dにMR流体7を直接含浸している。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例及び第2例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第6例に就いて、図8、9を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1eの特徴は、前述した実施の形態の第1例の構造に、アーマチュア47を有する第二の押圧機構48を追加した点にある。この為に、本例の場合には、ケーシング2aの形状を変更して、ディスク収容空間18aとコイル収容空間20aとを軸方向に隣接して配置している。即ち、本例の場合には、前記ケーシング2aを、ケーシング本体49と、該ケーシング本体49の外周面を覆った筒体50と、該筒体50の軸方向内端開口を塞ぐ状態で設けられた塞ぎ板51とから構成しており、これらケーシング本体49と筒体50と塞ぎ板51とにより三方を囲まれた部分を、前記ディスク収容空間18aとしている。
先ず、第一のブレーキ手段である非摩擦ブレーキにより制動力を得るには、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5とを離隔させたままの状態で、前記印加装置8aを構成する電磁コイル19aに電流を通電する。これにより、図8に実線βで示す様な磁気回路を形成する。そして、前記回転側、静止側各ディスク4、5同士の間部分に存在するMR流体7に、軸方向の磁場を印加する。そして、前記回転側ディスク4、4の軸方向側面と前記各静止側ディスク5、5の軸方向側面との間に、粒子の鎖状構造を形成する。この状態で、前記各回転側ディスク4、4に対し、前記MR流体7の鎖状構造をせん断する事に対する抵抗力(トルク)を付与する事ができる。又、この抵抗力(制動力)の大きさは、前記電磁コイル19aに流れる電流を大小変化させる事で調整する事ができる。
この様に本例のブレーキ装置1eによれば、第一のブレーキ手段として、非摩擦ブレーキ(MRブレーキ)により、車輪に制動力を付与する事ができる。尚、本例の場合には、前記電磁コイル19aに電流を通電すると、前記アーマチュア47が軸方向外側に向けて吸引されるが、前記各回転側ディスク4、4同士の間に設けたレリーズばね31、31により、前記アーマチュア47による押圧力に拘らず、前記各回転側ディスク4、4及び前記各静止側ディスク5、5が軸方向外側に移動しない様にしている。
尚、第一のブレーキ手段による制動力を解除するには、前記電磁コイル19への通電を中止(ストップ)する。
この様に、本例のブレーキ装置1eによれば、前記各回転側ディスク4、4と前記各静止側ディスク5、5とを接触させる摩擦ブレーキにより、車輪に制動力を付与する事ができる。
尚、第二のブレーキ手段による制動力を解除するには、上述した非摩擦ブレーキの場合と同様に、前記電磁コイル19への通電を中止(ストップ)する。
尚、本例の場合には、上述の様に前記第二の押圧機構48を利用した摩擦ブレーキにより制動力を得る場合には、前記MR流体7から前記各回転側ディスク4、4に回転抵抗が付与される。つまり、摩擦ブレーキと非摩擦ブレーキとが同時に作用する事になる。但し、摩擦ブレーキを単独で作用させる必要がある場合には、前記実施の形態の第1例の場合と同様に、前記電磁コイル19aへの通電を中止し、前記押圧機構6を駆動させれば、摩擦ブレーキを単独で作用させる事ができる。又、必要に応じて、前記第二の押圧機構48と共に前記押圧機構6を駆動して、前記ランプロータ32aにより、前記回転側ディスク4、4の軸方向側面と静止側ディスク5、5の軸方向側面とを互いに押し付ける事もできる。この様に、前記押圧機構6と前記第二の押圧機構48とを同時に駆動させれば、何れかを単独で駆動する場合よりもより大きな制動力を得る事ができる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第7例に就いて、図10を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1fの特徴は、上述した実施の形態の第6例の構造に関して、ディスク収容空間18aにMR流体を充填せずに、静止側ディスク5a、5aに、MR流体7を含浸したコンポジット材43、43を支持している点にある。
先ず、第一のブレーキ手段である非摩擦ブレーキにより制動力を得るには、押圧機構6を駆動し、駆動レバー33の回転操作に基づいてランプロータ32aを回転させる。そして、駆動側ランプ溝36と被駆動側ランプ溝41と複数個のボール34との係合に基づいて、前記ランプロータ32aを軸方向外側に移動させる。これにより、回転側ディスク4、4と静止側ディスク5a、5aとを、レリーズばね31、31の弾力に抗して軸方向外側に移動させて、前記各回転側ディスク4、4の軸方向側面と、前記各静止側ディスク5a、5aの軸方向側面に支持されたコンポジット材43、43との間の隙間をゼロにする。
この様に本例のブレーキ装置1fによれば、第一のブレーキ手段として、非摩擦ブレーキ(MRブレーキ)により、車輪に制動力を付与する事ができる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例、第2例及び第6例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第8例に就いて、図11を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1gの特徴は、押圧機構6aとして電磁ソレノイド52を使用した点にあり、その他の構成に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。特に本例の場合には、前記電磁ソレノイド52を構成するソレノイド本体部53を、ケーシング2bを構成するケーシング素子16bの軸方向内側面に支持固定している。そして、該ケーシング素子16bに軸方向に貫通する状態で形成された貫通孔40a内に、前記電磁ソレノイド52を構成するプランジャ54を挿通し、該プランジャ54の軸方向外端部を、中間プレート42に対し軸方向に対向させている。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第9例に就いて、図12を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1hの特徴は、押圧機構6bとして、流体(油圧、空圧、水圧)によって駆動されるピストン装置55を使用した点にあり、その他の構成に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。特に本例の場合には、ケーシング2cを構成するケーシング素子16bに形成されたピストン収容空間56に、前記ピストン装置55を収容している。又、該ピストン装置55には、前記ケーシング素子16bを貫通する状態で形成された流路57を通じて作動流体を供給する様にしている。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第10例に就いて、図13を参照しつつ説明する。本例のブレーキ装置1iの特徴は、押圧機構6cとして、電動モータ59と、電動モータ59の出力軸の回転運動を直線運動に変換する為の変換機構であるボールねじ機構(送りねじ)60とを備えたものを使用した点にあり、その他の構成に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。特に本例の場合には、前記ボールねじ機構60を構成するボールナット61を、ケーシング2dを構成するケーシング素子16bの軸方向内側面に支持固定している。そして、該ケーシング素子16bに軸方向に貫通する状態で形成された貫通孔40b内に、前記ボールねじ機構60を構成するボールスクリュー(直動部材)62を挿通し、該ボールスクリュー62の軸方向外端部を、中間プレート42に対し軸方向に対向させている。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
又、上述した実施の形態の各例の構造は、適宜組み合わせて実施する事ができる。
又、本発明のブレーキ装置は、超小型モビリティや普通乗用車等の車両の制動に使用できる他、自転車や車椅子などの車輪の制動、身障者補助装具やリハビリ装置を構成する回転部材の制動に利用する事もできるし、ビル免震ダンパ等として利用する事もできる。
2、2a〜2d ケーシング
3 回転筒
4 回転側ディスク
5、5a〜5d 静止側ディスク
6、6a〜6c 押圧機構
7 MR流体
8、8a 印加装置
9 転がり軸受ユニット
10 外輪
11 ハブ
12 転がり軸受
13 係合孔
14 回転側フランジ
15 スタッド
16a、16b ケーシング素子
17 ボルト
18、18a ディスク収容空間
19、19a 電磁コイル
20、20a コイル収容空間
21 取付フランジ
22 結合ボルト
23 回転側支持部
24 雄スプライン溝
25 シール面
26 シールリング
27 雌スプライン部
28 静止側支持部
29、29a 雌スプライン溝
30 雄スプライン部
31 レリーズばね
32、32a ランププレート
33 駆動レバー
34 ボール
35 戻しばね
36 駆動側ランプ軌道
37 カム部
38 軸部
39 レバー部
40 貫通孔
41 被駆動側ランプ軌道
42 中間プレート
43、43a、43b コンポジット材
44 多孔質部材
45 取付凹部
46 取付孔
47 アーマチュア
48 第二の押圧機構
49 ケーシング本体
50 筒体
51 塞ぎ板
52 電磁ソレノイド
53 ソレノイド本体部
54 プランジャ
55 ピストン装置
56 ピストン収容空間
57 流路
58 ピストン
59 電動モータ
60 ボールねじ機構
61 ボールナット
62 ボールスクリュー
63 カバー部材
Claims (11)
- 静止部材と、
該静止部材と同軸上に配置され、該静止部材に対し相対回転する回転部材と、
該回転部材の周面に相対回転不能に支持された1乃至複数枚の回転側ディスクと、
該回転側ディスクに対し隙間を介して軸方向に対向配置された状態で、前記静止部材の周面に相対回転不能に支持された1乃至複数枚の静止側ディスクと、
該静止側ディスクと前記回転側ディスクとを軸方向に押し付ける押圧機構と、
前記静止側ディスク及び前記回転側ディスクが設置された空間内に設けられ、磁場又は電場の印加により見かけ上の粘度を調整可能な機能性材料と、
該機能性材料に磁場又は電場を印加する為の印加装置と、を備えており、
該印加装置により前記機能性材料に磁場又は電場を印加し該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事で、前記回転側ディスクに回転抵抗を付与する第一のブレーキ手段と、
前記押圧機構により前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとの少なくとも一方のディスクを軸方向に移動させ、これら静止側ディスクと回転側ディスクとを互いに押し付ける事で、該回転側ディスクに回転抵抗を付与する第二のブレーキ手段とを備える、
ブレーキ装置。 - 前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとの間部分を含む前記空間内に、前記機能性材料が充填されており、
前記第一のブレーキ手段が、前記回転側ディスクと前記静止側ディスクとを離隔させたままの状態で、前記印加装置により前記機能性材料に磁場又は電場を印加し該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事で、前記回転側ディスクに回転抵抗を付与するものである、請求項1に記載したブレーキ装置。 - 前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとの少なくとも一方のディスクに、前記機能性材料が直接含浸しているか、又は、該機能性材料を多孔質部材に含浸して成るコンポジット材が支持されており、
前記第一のブレーキ手段が、前記押圧機構により前記回転側ディスクと前記静止側ディスクとの間の隙間をゼロにすると共に、前記印加装置により前記機能性材料に磁場又は電場を印加し該機能性材料の見かけ上の粘度を高める事で、前記回転側ディスクに回転抵抗を付与するものである、請求項1に記載したブレーキ装置。 - 前記多孔質部材が、金属製である、請求項3に記載したブレーキ装置。
- 前記静止側ディスクに、前記機能性材料が直接含浸しているか、又は、前記コンポジット材が支持されている、請求項3〜4のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記コンポジット材が、前記ディスクの軸方向側面に支持されている、請求項3〜5のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記コンポジット材が、前記ディスクの軸方向側面に形成された凹部内に支持されている、請求項3〜5のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記コンポジット材が、前記ディスクを軸方向に貫通した貫通孔内に支持されている、請求項3〜5のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記押圧機構は、ヨークと、該ヨーク内に収容された電磁コイルと、該ヨークに対し軸方向に対向した状態で軸方向変位を可能に支持されたアーマチュアとを備えており、前記電磁コイルへの通電に基づき前記アーマチュアを前記ヨークに向けて近づく方向に移動させる事で、前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとを互いに近づける、請求項1〜8のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記押圧機構は、駆動側カム面を有する駆動側カムと、被駆動側カム面を有する被駆動側カムと、これら駆動側カム面と被駆動側カム面との間に配置された複数の転動体とを備えており、前記駆動側カムを前記被駆動側カムに対して相対回転させる事で、該被駆動側カムを前記駆動側カムから離隔させ、前記静止側ディスクと前記回転側ディスクとを互いに近づける、請求項1〜8のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
- 前記機能性材料がMR流体であり、前記印加装置が磁場発生装置である、請求項1〜10のうちの何れか1項に記載したブレーキ装置。
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