JP2017119528A - 容器用連結部材 - Google Patents
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(i)上端に開口が形成され、かつ上端部が外向きにカールされた胴部を備える容器本体と、容器本体の外側に装着される外装スリーブとを備え、外装スリーブを装着した状態で、胴部の外面と外装スリーブの内面の間に空隙が形成される二重構造容器(特許文献1)。
(ii)上端に開口が形成された胴部を備える容器本体と、筒部の上端から内側に折り返すように複数の耳部が延設された、容器本体の外側に取り付けられる外筒とを備え、外筒を取り付けた状態で、胴部と筒部の間に空隙が形成される二重構造容器(特許文献2)。
(iii)上端部に内向きに突出した第1の縁円部が設けられた第1の容器と、第1の容器の内径よりも外径が小さく、上端部に外向きに突出した第2の縁円部が設けられた第2の容器と、を備え、第1の容器内に第2の容器を挿入したときに、第1の縁円部と第2の縁円部が当接し、第1の容器と第2の容器の間に空隙が形成される二重構造容器(特許文献3)。
[1]底面部と、該底面部の周縁から立ち上がり、かつ上端に向かうにつれて拡径した胴部とを備え、該胴部の上端に開口が形成された第1の容器と第2の容器とを連結して二重構造容器とする容器用連結部材であって、前記第1の容器を前記胴部の外側面側から支持する支持部と、前記支持部と接続され、前記第2の容器により保持される保持部と、を備え、前記第1の容器が第2の容器内に挿入された状態で、前記支持部が前記第1の容器を支持し、前記保持部が前記第2の容器により保持されて、前記第1の容器の底面部が前記第2の容器の底面部から離間し、前記第1の容器と前記第2の容器の間に空隙が形成される、容器用連結部材。
[2]前記保持部が前記支持部よりも下側に設けられ、かつ前記保持部に前記第2の容器の胴部の上端から外側に張り出すように形成されるフランジ部が嵌まり込む溝状の嵌合部が形成されている、[1]に記載の容器用連結部材。
[3]帯状の前記支持部及び前記保持部を備え、全体として帯状である[1]又は[2]に記載の容器用連結部材。
[4]形状及び大きさが同じ第1の容器と第2の容器とを連結して二重構造容器とするための容器用連結部材である、[1]〜[3]のいずれかに記載の容器用連結部材。
以下、本発明の容器用連結部材の一例を示してさらに説明する。
本実施形態の容器用連結部材1は、図1及び図2に示すように、支持体10と、保持体12とを備えている。支持体10と保持体12とは一体的に形成されている。容器用連結部材1は、全体として円環を形成する帯状部材である。
第2筒部22の高さは、第1の容器及び第2の容器の形状に応じて適宜設定できる。
以下、図3に基づいて、形状及び大きさが同じ第1の容器100と第2の容器200を、本実施形態の容器用連結部材1を用いて二重構造容器とする態様について説明する。
フランジ部150,250は、胴部130,230の上端から略水平に延出し、先端を下側に巻き込んだカール状に形成されている。第1の容器100では、底面部110と胴部130とフランジ部150とは一体的に形成されている。同様に、第2の容器200では、底面部210と胴部230とフランジ部250とは一体的に形成されている。
さらに、第2の容器200の材質は、陶器、ガラス、金属などであってもよい。
第1の容器100及び第2の容器200は、透明であってもよく、不透明であってもよい。第1の容器100及び第2の容器200が透明であれば、第1の容器100及び第2の容器200を二重構造とした状態で、第1の容器100内に収容した飲料を視認できる。
このように、二重構造容器300においては、第1の容器100が第2の容器200内に挿入された状態で、容器用連結部材1の支持部16によって第1の容器100が胴部130の外側面130b側から支持され、支持部16よりも下側に設けられた保持部28が第2の容器200のフランジ部250によって保持されている。
また、二重構造容器300においては、第1の容器100に収容した飲料を飲む際に口をつけるのは第1の容器100のフランジ部150である。二重構造容器300では、第1の容器100のフランジ部150と第2の容器200のフランジ部250が重ねられておらず、口をつける部分の厚みが厚くなっていないため、口当たりも良好である。
本発明の容器用連結部材の他の例について説明する。本実施形態の容器用連結部材2は、図4及び図5に示すように、支持体40と、保持体42とを備えている。支持体40と保持体42とは一体的に形成されている。容器用連結部材1は、全体として円環を形成する帯状部材である。
この例の支持部52の内側には、第1筒部44及び係止部50により、溝状の嵌合部54が断続的に形成されている。これにより、第1の容器の上端の縁部に形成されたフランジ部が、支持部52における溝状の嵌合部54に嵌まり込むことで、第1の容器を開口部の外周面側からしっかりと支持できるようになっている。
第1筒部44の高さは、第1の容器及び第2の容器の形状に応じて適宜設定できる。
保持部64は、第2突出部60が第2の容器のフランジ部の上面に当接することで、第2の容器によって保持されるようになっている。第1の容器が第2の容器内に挿入された状態で、支持部52が第1の容器を支持し、保持部64が第2の容器により保持されることで、第1の容器の底面部が第2の容器の底面部から離間し、第1の容器と第2の容器の間に空隙が形成される。
第2筒部58の高さは、特に限定されず、適用する第1の容器及び第2の容器の形状及び大きさに応じて適宜設定すればよい。
第3筒部62の高さは、特に限定されず、適用する第1の容器及び第2の容器の形状及び大きさに応じて適宜設定すればよい。
以下、図6に基づいて、形状及び大きさが同じ第1の容器100と第2の容器200を、本実施形態の容器用連結部材2を用いて二重構造容器とする態様について説明する。
容器用連結部材2を用いた二重構造容器400においては、支持体40を上に向けた状態の容器用連結部材2の開口56内に、第1の容器100が上方から挿入されており、第1の容器100のフランジ部150が支持部52における嵌合部54に嵌め込まれている。このように、第1の容器100は、支持部52によって支持されているため、ぐらつくことが抑制されている。
本発明の容器用連結部材の他の例について説明する。本実施形態の容器用連結部材3は、図7に示すように、平面視で円環を形成する帯状の部材からなる環状本体部70を備えている。
容器用連結部材3においては、環状本体部70の外周面における径方向の内側の部分が第1の容器を胴部の外側面側から支持する支持部72になっている。また、環状本体部70の外周面における径方向の外側の部分は、第2の容器の胴部の内側面に接することで第2の容器により保持される保持部74となっている。
環状本体部70の内径及び外径は、第1の容器の胴部の外径及び第2の容器の内径に応じて適宜設定すればよい。環状本体部70の内径及び外径は、第1の容器と第2の容器の間に空隙が形成される範囲で、支持部72が第1の容器の胴部のできるだけ上端寄りを支持し、保持部74が第2の容器の胴部のできるだけ上端寄りに接するようにすることが好ましい。これにより、第1の容器の上部まで断熱性能が発揮されやすくなる。
以下、図8に基づいて、形状及び大きさが同じ第1の容器100と第2の容器200を、本実施形態の容器用連結部材3を用いて二重構造容器とする態様について説明する。
容器用連結部材3を用いた二重構造容器500においては、容器用連結部材3の環状本体部70内に第1の容器100が上方から挿入されて嵌まり込んでおり、その状態で第1の容器100の胴部130が、外側面130b側から支持部72によって支持されている。これにより、支持された第1の容器100はぐらつくことが抑制されている。また、第1の容器100を支持した容器用連結部材3は、第1の容器100とともに第2の容器200内に挿入された状態で、保持部74が第2の容器200の胴部230の内側面230bに接して保持されている。この状態では、第1の容器100の底面部110が第2の容器200の底面部210から離間し、第1の容器100と第2の容器200の間に空隙510が形成されている。
本発明においては、第1〜第3実施形態のように、第1の容器と第2の容器の間に形成される空隙は、断熱性能に優れる点では、容器外の空間とは隔たりのある閉じられた空間になっていることが好ましい。なお、第1の容器と第2の容器の間に形成される空隙は、容器外の空間と繋がった開放された空間になっていてもよい。本発明の容器用連結部材は、例えば、図9に例示した容器用連結部材4であってもよい。
C字状本体部80は、環の一部が欠けた形状である以外は、環状本体部70と同様の態様を採用できる。
容器用連結部材4を用いた二重構造容器においても、容器用連結部材3を用いる場合と同様に、C字状本体部80内に第1の容器100が上方から挿入されて嵌まり込み、第1の容器100の胴部130が外側面130b側から支持部82によって支持される。また、容器用連結部材4は、第1の容器100とともに第2の容器200内に挿入された状態で、保持部84が第2の容器200の胴部230の内側面230bに接することで、第2の容器200によって保持される。この状態では、第1の容器100の底面部110が第2の容器200の底面部210から離間し、第1の容器100と第2の容器200の間に空隙が形成される。このとき、第1の容器100と第2の容器200の間に形成される空隙は、C字状本体部80における環が欠けた部分を介して容器外の空間と繋がった解放された空間となっている。
容器用連結部材4を用いた二重構造容器は、第1の容器100と第2の容器200の間に形成される空隙が開放された空間であるため、容器用連結部材3を用いた二重構造容器500に比べると、断熱性能が劣る。しかし、容器用連結部材4のC字状本体部80は、容器用連結部材3の環状の環状本体部70に比べて径方向に変形しやすい。そのため、容器用連結部材4は、容器用連結部材3に比べて、様々な容量の容器に容易に対応して二重構造容器を形成することができる。
また、本発明の容器用連結部材では、優れた断熱性能を得るために、容器の胴部の大部分を覆うサイズの別部材を製造する必要がないため低コストである。また、二重構造を形成する2つの容器のフランジ部を重ねないため、口当たりが悪くなることも抑制できる。
本発明の容器用連結部材は、例えば、第2実施形態の容器用連結部材2において、第3筒部62が設けられていないものであってもよい。該容器用連結部材においても、第2突出部60の下面が第2の容器のフランジ部の上面に当接することで、保持部は第2の容器によって保持される。なお、容器用連結部材2において、第3筒部62が設けられていない容器用連結部材は、第1実施形態の容器用連結部材1を上下に反転させたものに相当する。すなわち、第1実施形態の容器用連結部材1のような態様では、上下の支持部と保持部を逆転させて使用することもできる。
16、52、72、82 支持部
28、64、74、84 保持部
30 嵌合部
100 第1の容器
110 底面部
130 胴部
150 フランジ部
200 第2の容器
210 底面部
230 胴部
250 フランジ部
300、400、500 二重構造容器
310、410、510 空隙
Claims (4)
- 底面部と、該底面部の周縁から立ち上がり、かつ上端に向かうにつれて拡径した胴部とを備え、該胴部の上端に開口が形成された第1の容器と第2の容器とを連結して二重構造容器とする容器用連結部材であって、
前記第1の容器を前記胴部の外側面側から支持する支持部と、前記支持部と接続され、前記第2の容器により保持される保持部と、を備え、
前記第1の容器が第2の容器内に挿入された状態で、前記支持部が前記第1の容器を支持し、前記保持部が前記第2の容器により保持されて、前記第1の容器の底面部が前記第2の容器の底面部から離間し、前記第1の容器と前記第2の容器の間に空隙が形成される、容器用連結部材。 - 前記保持部が前記支持部よりも下側に設けられ、かつ前記保持部に前記第2の容器の胴部の上端から外側に張り出すように形成されるフランジ部が嵌まり込む溝状の嵌合部が形成されている、請求項1に記載の容器用連結部材。
- 帯状の前記支持部及び前記保持部を備え、全体として帯状である請求項1又は2に記載の容器用連結部材。
- 形状及び大きさが同じ第1の容器と第2の容器とを連結して二重構造容器とするための容器用連結部材である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器用連結部材。
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