JP2017125741A - 温度計 - Google Patents

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Abstract

【課題】好適に体温等を測定できる貼り付け式の温度計を提供する。【解決手段】体温計1は、少なくとも一部が透光性を有するシート状の基材11と、基材11の下面において透光性を有する部分に設けられた示温材12と、基材11の下面に設けられた粘着層14を有する。示温材12は測温領域100に形成され、コレステリック液晶が用いられる。コレステリック液晶は温度に応じて色変化し、温度の測定結果は記録領域200にてシール13によりその場で記録可能である。【選択図】図1

Description

本発明は体温等を測定する温度計に関する。
体温計には様々なものがあるが、先端の温度センサーをわきや耳などの測定部位に押し当てて温度測定を行うものが主流である。しかしながら、体温計を手で持つなどして温度センサーを測定部位に押し当て続ける必要がある等使いづらい面もある。
一方、皮膚等に貼って用いる貼り付け式の体温計も開発されている。その一例として温度に応じて色変化するコレステリック液晶をシート状の基材に設けた薄厚のものがあり、特許文献1−3にその例が記載されている。このような体温計は、身体の測定部位に貼って液晶の色変化により体温を把握でき、取り扱いも簡単である。
特開平01-230692号公報 特開平07-103829号公報 特表2002-527720号公報
しかしながら、特許文献1−3に記載の体温計は、基材において、皮膚等に貼り付ける側の面と反対側の面にコレステリック液晶が設けられている。そのため、体温計を皮膚等に貼り付けた際、コレステリック液晶と皮膚等の間に基材が介在することになり、温度測定の瞬時性、正確性という点では劣る。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、好適に体温等を測定できる貼り付け式の温度計を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明は、少なくとも一部が透光性を有するシート状の基材と、前記基材の一方の面において前記透光性を有する部分に設けられ、温度に応じて色変化する示温材と、前記基材の前記一方の面に設けられた粘着層と、を有する温度計である。
本発明の温度計は、粘着層によって皮膚等に貼り付けた状態で示温材の色を外側から目視することで温度を把握でき、従来の一般的な温度計に比べ取扱いが容易であり、腕や背中、額等どこにでも違和感なく貼り付けて簡単に体温等を測定できる。また温度計の皮膚等への貼り付け時には示温材と皮膚等の間に基材が介在せず、短時間で熱が示温材に伝わり瞬時的かつ正確に体温等を測定することが期待できる。
前記粘着層として、ゲル状の冷却材が設けられることが望ましい。また前記示温材の色変化が可逆的であり、前記冷却材が着脱可能であることが望ましい。
粘着層として上記の冷却材を用いることで、冷却材で冷却を行いながら、示温材にて温度を測定することが可能になる。また示温材の色変化が可逆的な場合、冷却材を着脱可能とすることで、必要に応じて冷却材を交換しながら温度計を繰り返し使用でき、冷却材の冷却能力が失われた時点で使い切りとなることはなく、無駄がない。
前記示温材としてコレステリック液晶が用いられることが望ましい。
示温材としてコレステリック液晶を用いることで、温度に応じた色の変化を好適に把握できる。
また、前記示温材の色変化が可逆的であり、温度の測定結果を記録するための記録領域が設けられることが望ましい。さらに、前記記録領域は、温度の測定結果に対応する位置のシールを剥がすことによって記録を行うものであることが望ましい。
示温材の色変化が可逆的な場合、温度計に記録領域を設けることで、示温材の色に応じた測定結果の記録をその場で即時に行うことができる。記録方法は上記のようにシール式とすることで、測定結果を簡単に記録できる。
前記記録領域が着脱可能であることが望ましい。例えば前記記録領域が前記基材に貼り付けるシールとして構成されてもよいし、前記記録領域が記録用のシートを保持部で保持して構成されてもよい。
このように、記録領域自体を着脱可能とすることにより、温度計の記録領域に測定結果の記録を終えた後でもこれを交換し、新たに測定結果の記録を行って測定結果を蓄積することができる。その間温度計は繰り返し使用でき、記録領域への測定結果の記録を終えた時点で使い切りとはならず無駄がない。また記録領域はシールによって構成してもよく、シートを保持部で保持して構成してもよい。どちらの場合でも記録領域を簡単に交換できる。
本発明により、好適に体温等を測定できる貼り付け式の温度計を提供することができる。
体温計1を示す図 体温計1による温度測定について示す図 測定結果の記録について示す図 体温計1’を示す図 記録領域200’、200”を示す図 体温計1aを示す図 体温計1a’、1a”を示す図 体温計1bを示す図 体温計1cを示す図 体温計1dを示す図 体温計1eを示す図
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る体温計1(温度計)を示す図である。図1(a)は体温計1を上から見た図であり、図1(b)は図1(a)の線A−Aによる厚さ方向の断面図である。
体温計1は、皮膚等に貼り付けて体温を測定するものであり、シート状の基材11に測温領域100と記録領域200を設け、全体として薄厚に構成される。
基材11はPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂により形成され、少なくとも一部が透光性を有する透明部分となっている。後述する示温材12はこの透明部分に設けられる。その他の部分は透明であっても不透明であってもよい。
測温領域100は温度を測定し測定結果を表示する領域であり、基材11の下面(一方の面)に示温材12が設けられる。なお、基材11の下面は体温計1を皮膚等へ貼り付ける際の貼り付け側の面である。
示温材12は温度に応じて色変化するサーモクロミック材料であり、本実施形態では所定温度になると色変化するものを用いる。また本実施形態において示温材12は可逆的な色変化をするもの(可逆性サーモクロミック材料)であり、ここではコレステリック液晶を用いるものとする。
なお、示温材12は例えば印刷により基材11に形成できるが、形成方法はこれに限らない。また、色変化とは見た目の色が変化することをいい、透明度の変化なども含まれるものとする。
コレステリック液晶については既知であるが簡単に説明すると、液晶分子の長軸方向が上下層の間で螺旋状に変化する構造を有し、温度に応じて液晶分子の長軸方向が変化して螺旋の周期が変わるものである。これによりコレステリック液晶の光学的性質が変化して色の見えが変わり、この色によりコレステリック液晶の温度が把握できる。
コレステリック液晶としては既知のものを使用でき、また配合する添加剤の量等によって色変化する温度を異ならせることもできる。前記したようにコレステリック液晶の色変化は可逆的であり、温度が元に戻ると色も元に戻る。コレステリック液晶の材料、および上記の添加剤については特許文献1等にも記載されているように既知であるので詳細な説明は省略する。
本実施形態では、36.0、36.5、37.0、37.5、38.0、38.5、39.0℃の各閾値以上になると色変化する7つのコレステリック液晶が示温材12として設けられる。これらの示温材12は間隔を空けて一列に配置され、各示温材12の近傍には対応する閾値が表示される。本実施形態では閾値を0.5℃刻みとしているが、これに限らず例えば1℃刻みとすることも可能である。
記録領域200は温度の測定結果を記録する領域であり、図1(a)の例では3回分の測定結果の記録が可能である。本実施形態では、1回分の測定結果が、示温材12の並びに沿って一列に配置された7つのシール13を用いて記録できる。シール13は各示温材12に対応する位置に設けられる。なお、本実施形態ではシール13の色を基材11と異なる色としておく。シール13による測定結果の記録方法については後述する。
図1(b)に示すように、基材11の下面、すなわち示温材12を形成した面と同じ面には粘着層14が設けられる。粘着層14は、示温材12の形成範囲(図1(a)の点線で囲んだ範囲B参照)を除く基材下面のほぼ全面で設けられる。粘着層14としては、身体に害の無いアクリル系粘着剤、ゲル粘着剤、シリコーン系粘着剤などが用いられる。
体温計1の最下面には樹脂等による保護フィルム18が設けられている。この保護フィルム18を剥がし、粘着層14によって体温計1を測定部位の皮膚等に貼り付けて体温を測定できる(図2参照)。この際、基材11において粘着層14と同じ面に形成された示温材12は、皮膚等に直に接することとなる。
体温計1を測定部位に貼り付けると、測定部位の温度に応じて図3に示すように示温材12が色変化する。示温材12は基材11の透明部分に設けられるので、体温計1を測定部位に貼り付けた状態で示温材12の色が外側から目視できる。本実施形態では、所定のタイミングで、色変化している示温材12のうち最も高い閾値のものを目視し、その閾値に対応する位置のシール13を剥がす。
図3の例では、3回目の温度測定において測定部位の温度が37.5℃と38.0℃の間であり、37.5℃までの示温材12の色が変化している。そこで、矢印で示すように37.5℃に対応する位置のシール13を剥がす。すると、シール13を剥がした位置の見た目が下地(基材11)の色へと変わるので、これにより測定結果を記録できる。前記したように、記録領域200では3回分の測定結果が記録でき、例えば病院などで朝昼夜の体温を測定し、その測定結果を記録することで1日の体温の変化が把握できる。
以上説明したように、本実施形態の体温計1は、粘着層14によって皮膚等に貼り付けた状態で示温材12の色を外側から目視することで温度を把握でき、従来の一般的な体温計に比べ取扱いが容易であり、腕や背中、額等どこにでも違和感なく貼り付けて簡単に体温を測定できる。例えば幼児の背中に体温計1を貼り付け、幼児が誤って剥がさないようにもできる。また体温計1の皮膚等への貼り付け時には示温材12と皮膚等の間に基材11が介在せず、短時間で熱が示温材12に伝わり瞬時的かつ正確に体温を測定することが期待できる。また温度測定に電力が不要なので、災害時など電力が確保できないケースでも使用できる。
本実施形態では示温材12の色変化が可逆的なので体温計1を繰り返し使用でき、体温計1に記録領域200を設けることで、示温材12の色に応じた測定結果の記録をその場で即時に行うことができる。記録方法は前記のように測定結果に対応する位置のシール13を剥がすことによって記録を行うシール式とすることで、測定結果を簡単に記録できる。また示温材12としてコレステリック液晶を用いることで、温度に応じた色の変化を好適に把握できる。
しかしながら、本発明はこれに限ることはない。例えば本実施形態では体温を測定しているが、物体等の温度を測定することも可能である。
また示温材12も温度に応じて色変化するサーモクロミック材料であれば特に限定されず、可逆的サーモクロミック材料としてコレステリック液晶以外に特許文献3等に示されるような金属錯塩類や縮合芳香環化合物なども利用できる。また後述するように色変化が不可逆的な不可逆性サーモクロミック材料も用いることも可能である。不可逆性サーモクロミック材料も特許文献3等に記載されているように既知であるので詳細な説明は省略する。
さらに、測温領域100や記録領域200の構成、基材11の平面形状や示温材12、粘着層14の平面配置なども特に限定されない。例えば基材11の平面形状をハート形とすることなども可能である。また本実施形態では記録領域200にて3回分の測定結果を記録できるが、記録領域200は4回以上の測定結果を記録するものでもよいし、1回あるいは2回分の測定結果を記録するものであってもよい。
さらに、図4の体温計1’に示すように、示温材12を保護するための保護層15を、示温材12を覆うように基材11の下面に設けることも可能である。保護層15は樹脂等により形成でき、示温材12の色変化特性に影響を与えないものとする。
さらに、記録領域200は前記のようなシール式のものに限らない。例えば図5(a)で基材上面の一部を示すように、記録領域200’をスクラッチ式とし、測定結果に対応する位置のスクラッチ部分13’を擦ることで下地(基材11)の色へと見た目を変化させ、測定結果を記録できるようにしてもよい。
なお、図5(a)の例ではスクラッチ部分13’に対応する温度が基材11に予め印刷され、スクラッチ部分13’を擦るとその温度表記も目視できるようになっている。そのため、図5(a)の例ではスクラッチ部分13’の色を基材11の色と違えているが、仮に同じ色であってもスクラッチ部分13’を擦ることにより温度の記録は可能である。また、スクラッチ部分13’の上に同様の温度表記を行っておくことも可能である。以上は前記の記録領域200のようにシール13を用いる場合でも同様である。
その他、図5(b)で断面の一部を示すように、記録領域200”を押下式としてもよい。すなわち、記録領域200”にプラスチック等による中空のドーム部分13”を形成し、測定結果に対応する位置にあるドーム部分13”を押すと凹んだ状態となり形状の変化によって測定結果を記録できるようにする。
さらに、記録領域を、測定結果に対応するマスにチェック記号等を書き込んだり、あるいは測定結果の温度を記入欄に書き込んだりする記入式とすることも可能である。ただし、書き込み用にペン等が必要になるという面倒さはある。
以下、本発明のその他の例について、第2〜第6の実施形態として説明する。各実施形態はそれまでに説明した実施形態と異なる点について説明し、同様の点については図等で同じ符号を付すなどして説明を省略する。また、第1の実施形態も含め、各実施形態で説明する構成は必要に応じて組み合わせて用いることが可能である。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係る体温計1aについて、図1(b)と同様の断面を示す図である。本実施形態の体温計1aは、基材11の下面に粘着層として冷却材16が設けられる点で第1の実施形態と異なる。冷却材16の平面配置は第1の実施形態の粘着層14と同様であり、示温材12の形成範囲(図1(a)の範囲B参照)を除く基材下面のほぼ全面に設けられる。
冷却材16としては、従来の冷却ジェルシートで用いられるような高含水率のゲル状部材を用いることができる。このようなゲル状部材については既知であり詳細な説明は省略する。
体温計1aの最下面の保護フィルム18を剥がし、冷却材16によって体温計1aを測定部位の皮膚等に貼り付けると、冷却材16で冷却を行いながら、示温材12によって測定部位の体温を測定できる。
なお、本実施形態では冷却材16を基材11の下面のほぼ全面に設けるが、冷却材16の平面配置はこれに限らない。例えば冷却材16を測温領域100(示温材12の形成範囲は除く)のみに設け、記録領域200では冷却材16を省略することも可能である。これは第1の実施形態の粘着層14の平面配置についても同様である。
また、図7(a)の体温計1a’に示すように冷却材16の下面にシート状の断熱層17を設け、この断熱層17の下面に示温材12を設けるような構成を採ることも可能である。この場合、冷却材16と断熱層17も透光性を有するものとし、基材11の上面側から示温材12の色変化が目視できるようにする。また、図7(b)の体温計1a”に示すように、断熱層17aの上面が略円弧状の曲面を有していてもよい。この場合、冷却材16を皮膚等に貼り付け易くできる。
[第3の実施形態]
図8(a)は第3の実施形態に係る体温計1bを図6と同様の断面で示す図である。この体温計1bは、冷却材16が基材11に対し着脱可能に設けられる点で第2の実施形態と異なる。冷却材16は粘着層19を介して基材11の下面に貼り付けられている。
体温計1bは、保護フィルム18を剥がして皮膚等に貼り付け温度測定を行うが、必要に応じて冷却材16の交換ができる。例えば冷却能力が無くなった場合など、図8(b)に示すように冷却材16(および粘着層19)を基材11から取外し、その後、新たな冷却材16を基材11に取り付ける。
図8(c)に示すように、交換用の冷却材16(および粘着層19)の上下には保護フィルム18が貼られており、粘着層19側の保護フィルム18を剥がし、図8(a)に示すように冷却材16を基材11の下面に粘着層19を介して取り付けることができる。
第3の実施形態では、冷却材16を着脱可能とすることで、必要に応じて冷却材16を交換しながら体温計1bを繰り返し使用でき、冷却材16の冷却能力が失われた時点で使い切りとなることはなく、無駄がない。
[第4の実施形態]
図9は第4の実施形態に係る体温計1cを示す図である。図9(a)は体温計1cを上から見た図であり、図9(b)は図9(a)の線C−Cによる鉛直方向の断面図である。
本実施形態の体温計1cは、示温材12aの構成や使用方法の点で第1の実施形態と異なっている。
すなわち、本実施形態の示温材12aは、第1の実施形態のように所定温度になると色変化するものでなく、温度に応じて連続的に色が変化する。また示温材12aは不可逆的に色変化をするもの(不可逆性サーモクロミック材料)であり、一度変化した色は、温度が元に戻っても元の色には戻らない。
また、基材上面の示温材12aの側方には、示温材12aの色と温度の対応関係を示すリファレンス20が印刷等により形成されている。なお、リファレンス20の表示形態は図9(a)の例に限定されない。例えば示温材12aを取り囲む円環状のものとすることも可能である。
この体温計1cも、保護フィルム18を剥がして粘着層14により測定部位の皮膚等に貼り付け、体温を測定することができる。ただし、示温材12aは温度に応じて不可逆的な色変化をするので、測定期間の体温の最高値が示温材12aの色として表示され、リファレンス20を参照することで体温が把握できる。
示温材12aの色は元に戻らないので、色変化した示温材自体が測定結果の記録物となり、第1の実施形態のように記録領域200を設けて測定結果を記録する必要は特に無い。また体温計1cは使い切りのものであり、次に体温を測定するときは新たな体温計1cを用いる。
なお、本実施形態の示温材12aは、第1の実施形態と同様に可逆性サーモクロミック材料とすることもでき、その場合は第1の実施形態と略同様の記録領域200を設ければ温度の測定結果を記録でき、繰り返し使用することも可能である。逆に、第1の実施形態の示温材12として不可逆性サーモクロミック材料を用いることもでき、この場合は上記と同様の理由から記録領域200を省略することができる。
[第5の実施形態]
図10(a)は第5の実施形態に係る体温計1dを示す図である。この体温計1dは、記録領域自体が着脱可能である点で第1の実施形態と異なっている。
すなわち、本実施形態の記録領域200aは、記録シール201を基材11の上面に貼り付けて構成されている。第1の実施形態と同様、記録シール201には3回分の測定結果の記録ができる。記録方法についても、第1の実施形態と同様シール式やスクラッチ式などとできる。なお、本実施形態では記録シール201に測定日時などを記入できるスペース2011を設けている。
記録シール201に3回分の測定結果を記録した後は、記録シール201を剥がして新たな記録シール201に交換する。図10(b)に示すように、交換用の記録シール201は台紙21に複数枚貼り付けて用意されており、台紙21から1枚剥がして基材11の記録領域200aに貼り付ける。記録後の記録シール201は台紙21の空いた箇所に貼り付けることができる。こうして記録シール201を交換しながら体温の測定と記録を行い、検温履歴として蓄積できる。
このように、第5の実施形態では、記録領域自体を着脱可能とすることにより、記録領域200aに測定結果の記録を終えた後でもこれを交換し、新たに測定結果の記録を行って測定結果を蓄積することができる。その間体温計1dは繰り返し使用でき、記録領域200aに記録を終えた時点で使い切りとはならず無駄がない。また記録領域200aを記録シール201によって構成することで、簡単に交換ができる。
[第6の実施形態]
図11(a)は第6の実施形態に係る体温計1eを示す図である。第6の実施形態の体温計1eも、記録領域自体が着脱可能な点で第1の実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態の記録領域200bは、記録シート202を複数の保持部203に挿入し保持して構成される。保持部203は帯状に設けられ、保持部203と基材11の間に記録シート202を挿入する。記録シート202の構成は第5の実施形態の記録シール201と同様であり3回分の測定結果の記録ができるが、詳細な説明は省略する。
記録シート202に3回分の測定結果を記録した後は、記録シート202を保持部203から外して新たな記録シート202に交換する。図11(b)に示すように、交換用の記録シート202は台紙22に設けたフィルムによる袋体23に個別に挿入して用意されており、台紙22から1枚抜き取り保持部203に挿入して保持させる。記録後の記録シート202は台紙22の空いた袋体23に挿入できる。こうして記録シート202を交換しながら体温の測定と記録を行い、検温履歴として蓄積できる。第5の実施形態と同様、第6の実施形態でも体温計1eを無駄なく使用でき、記録領域200bの交換も簡単である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1’1a、1a’、1a”、1b、1c、1d、1e:体温計
11:基材
12、12a:示温材
13:シール
13’:スクラッチ部分
13”:ドーム部分
14、19:粘着層
15:保護層
16:冷却材
17、17a;断熱層
18:保護フィルム
20:リファレンス
21、22:台紙
23:袋体
100:測温領域
200、200’、200a、200b:記録領域
201:記録シール
202:記録シート
203:保持部

Claims (9)

  1. 少なくとも一部が透光性を有するシート状の基材と、
    前記基材の一方の面において前記透光性を有する部分に設けられ、温度に応じて色変化する示温材と、
    前記基材の前記一方の面に設けられた粘着層と、
    を有する温度計。
  2. 前記粘着層として、ゲル状の冷却材が設けられることを特徴とする請求項1記載の温度計。
  3. 前記示温材の色変化が可逆的であり、前記冷却材が着脱可能であることを特徴とする請求項2記載の温度計。
  4. 前記示温材としてコレステリック液晶が用いられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の温度計。
  5. 前記示温材の色変化が可逆的であり、温度の測定結果を記録するための記録領域が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の温度計。
  6. 前記記録領域は、温度の測定結果に対応する位置のシールを剥がすことによって記録を行うものであることを特徴とする請求項5記載の温度計。
  7. 前記記録領域が着脱可能であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の温度計。
  8. 前記記録領域が、前記基材に貼り付けるシールとして構成されたことを特徴とする請求項7記載の温度計。
  9. 前記記録領域が、記録用のシートを保持部で保持して構成されたことを特徴とする請求項7記載の温度計。
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