JP2017128351A - ラベル送り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のノーセパレータラベルが列状に連結されたラベル帯から、単体のラベル毎に確実かつ効率的に引き剥がすことのできるラベル送り装置を提供する。【解決手段】ラベル送り装置10は、ホルダ部1と、搬送部2とを備える。ホルダ部は、それぞれ列方向にずらし重ねされ、一主面に粘着層が、他主面に剥離層が形成された単体のラベルが、列方向に複数枚連結されたラベル帯5を、ロール状に保持した状態で列方向に送給する。搬送部は、ラベル帯を搬送面で保持可能であり、駆動源により回転自在に張設された無端状の搬送ベルト21を有する。また、ホルダ部は、搬送部の搬送ベルトを介してホルダ部から引き出されるラベル帯に対して所定のテンションを加えるマグネットブレーキ4を備える。【選択図】図2
Description
開示の実施形態は、ラベル送り装置に関する。
従来、剥離紙を不要とした、いわゆるノーセパレータラベルと称されるラベルがある。かかるラベルは、剥離紙が不要となるため、ごみの発生が無く、環境的なメリットが大きい。また、ノーセパレータラベルの一形態として、端部同士を一部重合させた状態で、単体ラベルを列方向に複数枚連結した、いわゆる、ずらし重ねタイプのラベル帯が提案された。ずらし重ねタイプのラベル帯であれば、ミシン目を介して単体ラベルを連結したノーセパレータラベルに比べ、単体ラベルの形状を自由に決めることができる。
このようなずらし重ねタイプのラベル帯を送給するためには、一般的な送り装置を採用することが難しいため、例えば、ラベルのずらし部をくわえて単体のラベルを剥離しながらラベル取出口に移送するツメ機構や、ツメ機構が移動するときに下方以降のラベルを押し付けるスライダなどを備える装置が提案された(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、ツメ機構やスライダなどを備える構成が複雑になるとともに、ラベルを送るコンベアの駆動モータの他にも駆動源が必要である。よって、ずらし重ねタイプのノーセパレータラベルを確実に供給可能な装置としては、より簡便な構成とすることが望まれる。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のノーセパレータラベルが列状に連結されたラベル帯から、単体ラベル毎に確実かつ効率的に引き剥がすことのできるラベル送り装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るラベル送り装置は、ホルダ部と、搬送部とを備える。ホルダ部は、それぞれ列方向にずらし重ねされ、一主面に粘着層が、他主面に剥離層が形成された単体のラベルが、列方向に複数枚連結されたラベル帯を、ロール状に保持した状態で列方向に送給する。搬送部は、前記ラベル帯を搬送面で保持可能であり、駆動源により回転自在に張設された無端状の搬送ベルトを有する。また、前記ホルダ部は、前記搬送部の前記搬送ベルトを介して当該ホルダ部から引き出される前記ラベル帯に対して所定のテンションを加えるマグネットブレーキを備える。
実施形態の一態様によれば、極めて簡単な構成でありながら、複数のノーセパレータラベルが列状に連結されたラベル帯から、単体のラベル毎に確実かつ効率的に引き剥がすことができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するラベル送り装置の実施形態を説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るラベル送り装置10の斜視図、図2は、ラベル送り装置10を側面視で示す説明図、図3は、ラベル送り装置10を平面視で示す説明図である。
先ず、本実施形態に係るラベル送り装置10の概要について、図1〜図3を参照しながら説明する。図示するように、ラベル送り装置10は、ラベル帯5をロール状に保持するリール部1Aを備えるホルダ部1と、ラベル帯5を搬送する搬送部2とを備える。また、ホルダ部1と搬送部2との間には、ホルダ部1から繰り出されるラベル帯5を搬送部2へ鈍角に屈曲させて案内するガイドローラ6をさらに備える。なお、以下では、ラベル送り装置10の搬送部2が位置する側を手前側(前部)、ホルダ部1が位置する側を奥側(後部)とする。
本実施形態で用いられるラベル帯5は、単体のラベル51(図6参照)が、直接列状に連なって構成された、いわゆるノーセパレータラベルと呼ばれるものである。図2において、符号50はラベル帯5がリール部1Aに巻回された状態のラベルロールを示し、最大巻径のときに繰り出されるラベル帯5を実線で、最小巻径のときに繰り出されるラベル帯5を仮想線で示す。
ホルダ部1は、上述のリール部1Aを備え、ラベル帯5をロール状に保持した状態で列方向に送給可能に構成される。リール部1Aは、回転軸13を有する第1円板部11と、回転軸13に、軸方向への位置調整自在に嵌装される第2円板部12とにより構成される。かかるリール部1Aにより、ホルダ部1は、ラベル帯5をロール状に保持することができる。なお、リール部1Aは、回転止めピン15により、使用時以外の回転を禁止することができる。
搬送部2は、ラベル帯5を搬送面で保持可能であり、駆動機構9が備える駆動源であるベルト駆動モータ91により回転自在に張設された無端状の搬送ベルト21を有する。搬送ベルト21は、相対的に大径の駆動ローラ22と、相対的に小径のエッジローラ23との間に巻回される。また、本実施形態に係る搬送ベルト21は、いわゆるシリコンベルトと呼ばれるもので、シリコンを素材とし、非粘着性を有するものの、ラベル51の粘着層510(図5B参照)との間で適切な付着力を生起する。このように、搬送ベルト21の搬送面に付着された状態で、ラベル帯5は、搬送ベルト21の回転に従って、図3の矢印F1で示す方向へと送られる。
また、搬送部2は、先端部にラベル分離部3を備える。すなわち、図2および図3に示すように、エッジローラ23に近接して設けられたラベル分離部3には、ラベル帯5の先頭に位置するラベル51の先端を検知するラベルセンサ31を備える。かかるラベルセンサ31が、ラベル帯5の先頭の単体のラベル51の先端部51bを検出すると、その検出信号によってベルト駆動モータ91が停止する。すなわち、搬送部2の搬送ベルト21は間欠駆動することになり、作業者は、駆動が停止している間に先頭のラベル51を容易に剥ぎ取ることができる。なお、ラベル分離部3についても、後に詳述する。
ところで、搬送部2は、図2に示すように、搬送ベルト21が、所定の傾斜角度で下り勾配となるように駆動ローラ22およびエッジローラ23が配置されるが、傾斜角度については調整自在とすることが好ましい。
本実施形態に係るラベル送り装置10は、上記構成により、単一の駆動源(ベルト駆動モータ91)によって搬送部2の搬送ベルト21を回転駆動すると、ベルト表面の搬送面に付着したラベル帯5が搬送ベルト21の回動に伴って前方へ移動する。こうして、ラベル帯5は、搬送ベルト21によって自身が進行しながら、ホルダ部1のリール部1Aからは解舒されていくことになる。そして、作業者により、ラベル分離部3において、単体のラベル51が1枚ずつラベル帯5から剥ぎ取られて分離されることになる。
このとき、本実施形態に係るラベル送り装置10は、ホルダ部1に、搬送部2の搬送ベルト21を介して当該ホルダ部1から引き出されるラベル帯5に対して、所定のテンションを加えるマグネットブレーキ4を備える構成としている。したがって、ラベル帯5は、常に適切なテンションが加わっており、ホルダ部1と搬送部2との間で弛んでしまうようなことがなく、ラベル51に皺がよるおそれもなくなる。
以下、本実施形態に係るラベル送り装置10について、図1〜図3に加え、さらに図4〜図6を参照しながらより具体的に説明する。図4は、ラベル送り装置10が備えるラベル分離部3の説明図、図5Aは、ラベル送り装置10で用いるラベル帯5の一例を平面視で示す説明図、図5Bは、図5Aのラベル帯5を縦断面視で示す説明図である。また、図6は、巻回された状態の他の例に係るラベル帯5を示す説明図である。
先ず、本実施形態で用いるラベル帯5について、図5A〜図6を用いて説明する。本実施形態で用いられるラベル帯5は、ノーセパレータラベルと呼ばれ、面倒であった剥離紙の処理が不要で、環境的にも好ましいとされている。本実施形態に係るラベル帯5は、かかるノーセパレータラベルの中においても、図示するように、単体のラベル51がその端部511同士を列方向に一部重合させた状態で複数枚連結した、いわゆるずらし重ねタイプになっている。すなわち、ラベル帯5は、各ラベル51の一部重合させた部分が接合部となる多連構造を有する。
かかる多連構造を有するずらし重ねタイプのラベル帯5は、図5Bに示すように、一主面に粘着層510が形成され、他主面に剥離層520が形成された単体のラベル51が、それぞれ列方向にずらし重ねされて複数枚連結されている。粘着層510には、ラベル51の一主面の全面積に形成されたもの(いわゆる「全糊ラベル」)や、ラベル帯5の長手方向に対して左右方向の一側に部分的に形成されたもの(いわゆる「半糊ラベル」)などがある。
各ラベル51のずらし重ね部分となる端部511同士の重合幅512は、粘着層510の粘着力などに応じて適宜設定することができる。なお、ラベル帯5は、ロール状に巻回した状態で流通されるため(図6参照)、少なくとも、ロール状にしたときの弾力によって、ラベル51同士の連結が外れない程度に設定される。
図5Aに示したように、ラベル帯5を構成する単体のラベル51の平面形状は真円形状のものもあるが、図6に示すように、四角形形状のものなどがある。本実施形態では、図1および図2に示すように四角形形状のラベル51を用いている。なお、ラベル51の平面形状としては、その他にも、例えば楕円形状や三角形形状、あるいは、適宜の異形形状とすることができる。
ラベル帯5は、相対的に前側に位置する第1のラベル51(例えば、先頭ラベル51a)の後端部511における粘着層510を、後に続く第2のラベル51(例えば、2番目のラベル51)の剥離層520の先端部上に付着させる(図5Bを参照)。
上述した構成のラベル帯5をロール状に巻回し、解舒しながら送給可能とした本実施形態に係るラベル送り装置10は、図1および図2に示すように、下面に複数(ここでは4個)の脚座103が設けられた矩形形状の底壁101と、底壁101の左右端から立設した左右側壁102,102とを有する。図2中、符号200は設置面を示す。
そして、左右の側壁102,102の間に、上下斜め方向に無端状の搬送ベルト21が巻回された搬送部2と、搬送部2の搬送ベルト21を回転駆動する駆動機構9と、さらにこれらの駆動制御を行う制御部300とが設けられる。すなわち、ラベル送り装置10は、前・後方および上方が解放された機枠100に、ホルダ部1、搬送部2、駆動機構9、および制御部300が設けられる。
ホルダ部1は、機枠100の後部に互いに対向して設けられた金属製の左右一対の支持プレート110,110に、リール部1Aが回転軸13を介して支持されて構成される。支持プレート110,110には、それぞれ軸受凹部111が形成され、リール部1Aの回転軸13が回転自在に支持される。
リール部1Aは、回転軸13に固着された第1円板部11と、回転軸13に位置調節自在に取付けられる第2円板部12とで構成され、それぞれの内側面にはラベルホルダ14,14が設けられている。
リール部1Aの第2円板部12を、回転軸13に位置調節自在に取付可能としたため、大きさの異なるラベル帯5に対しても自由に対応することができる。図3に示すように、第2円板部12を矢印F2方向へ移動させて適宜位置で固定することで、幅の異なるラベル帯5にも対応することができる。図3中、符号Dは、対応可能なラベル帯5の最大幅を示す。
搬送部2は、機枠100の左右の側壁102,102の上部側に軸架された駆動ローラ22と、手前下部側に軸架されたエッジローラ23とを備え、これらの間に厚さ約1mmのシリコンベルトである搬送ベルト21が巻回されている。
駆動ローラ22は、一側端側に駆動プーリ94を取付けた駆動軸221に取付けられる。また、エッジローラ23は、例えば直径を6〜8mmに規定されており、回動軸231に取付けられる。
駆動ローラ22は、左右の側壁102,102に位置調整自在に軸架されるとともに、テンション調整可能に構成されている。すなわち、図1および図2に示すように、左右の側壁102,102に形成された第1長孔102cに、駆動軸221が取付位置調整自在に軸架される。そして、駆動軸221の両端部には、それぞれテンション調整ネジ杆251の基端が固着され、このテンション調整ネジ杆251と調整ナット252とにより、左右のテンション調整機構25a,25bが構成される。
かかる左右のテンション調整機構26a,25bにより、搬送ベルト21の細かなテンション調整が可能となり、ラベル帯5を安定して直進方向に搬送することができる。
また、図2に示すように、駆動ローラ22とエッジローラ23との間には、搬送ベルト21の裏面側に位置するようにベルト受板24が配設される。かかるベルト受板24により、搬送ベルト21は駆動ローラ22とエッジローラ23との間で撓むことなく回動することができる。なお、当然ではあるが、かかるベルト受板24の取付姿勢は、搬送部2の傾斜角度に合わせられる。
搬送部2が備えるラベル分離部3は、図4に示すように、支持バー34にボルト35を介して取付けたセンサホルダ33に、ラベルセンサ31と、ラベル巻き込み防止ローラ32とが取付けられている。ラベルセンサ31は、信号線31aを介して制御部300と接続しており、検出信号を制御部300へ送信することができる。センサホルダ33は長孔33aを有し、ラベル幅に応じて、支持バー34に対して水平方向へ取付位置を調整可能となっている。また、センサホルダ33は、起立片33bが上方へ向けて折曲形成されており、この起立片33bに、ラベル巻き込み防止ローラ32を回転軸32aを介して回転自在に取付けるローラ支持ブラケット32bが取付ボルト33cにより連結されている。
また、ラベル巻き込み防止ローラ32は、搬送部2の先端部に位置するエッジローラ23に搬送ベルト21を挟んで対向状態に配置されている。そして、かかるラベル巻き込み防止ローラ32に隣接するように、ラベルセンサ31がラベル51の幅方向に略平行に配設される(図4(b)参照)。
また、ローラ支持ブラケット32bの先端部に回転軸32aを介して取付けられたラベル巻き込み防止ローラ32により、ラベル帯5の先頭に位置するラベル51が、搬送ベルト21がエッジローラ23で折り返されるときに、誤って巻き込まれることがない。なお、ラベル巻き込み防止ローラ32の形状としては、単純な円筒状のものでもよいが、ラベル51の粘着層510の糊材がラベル巻き込み防止ローラ32に付着し難いように、例えば、実施形態のように略臼形とするか、あるいは、そろばん玉のような形状とすることが好ましい。
ラベル分離部3を上述した構成とすることにより、ラベル幅の異なる各種のラベル帯5に対応することができるとともに、搬送部2の先端部において先頭ラベル51aを確実に検出して所定の突出量を維持した状態で停止させることができる。
駆動機構9は、制御部300により駆動制御されるベルト駆動モータ91を備える。そして、このベルト駆動モータ91の駆動軸92に設けたベルト駆動プーリ93と、駆動ローラ22の駆動プーリ94との間に駆動ベルト95が掛け渡され、ベルト駆動モータ91の回転が駆動ローラ22に伝達される。
また、機枠100を構成する左右の側壁102,102は、手前上部側の角部が落とされた傾斜縁102a,102aを有し、かかる傾斜縁102a,102a間に、ラベル帯5をベルト受板24側に押し付ける押さえローラ8が配設されている。傾斜縁102a,102aは、搬送ベルト21の搬送面と略平行に形成されている。
押さえローラ8は、傾斜縁102aに凸設したローラ受部102bに、高さ調節自在に軸架される。すなわち、押さえローラ8が回転自在に取付けられた支軸81を、ローラ受部102bに形成した第2長孔102d内において位置を変更して取付けることで、ラベル帯5への押圧力を可変とすることができる。
ホルダ部1と搬送部2との間には、金属製のガイドローラ6が設けられる。ガイドローラ6は、ホルダ部1のリール部1Aから繰り出されるラベル帯5を、搬送部2へ鈍角に屈曲させて案内することができる。
ガイドローラ6は、図1および図2に示すように、回転軸61が機枠100の左、右側壁102,102の上部に設けられたL字状の支持ブラケット62に回転自在に支持されている。かかるガイドローラ6は、表面はローレット加工部63が形成されるとともに、軸方向に、所定の間隔で溝部64が形成されている。
このように、ガイドローラ6の周面にローレット加工部63が形成されることにより、粘着層510の糊材などが過剰に付着してラベル帯5の送給機能に悪影響を与えるおそれがない。また、溝部64が設けられることにより、ラベル帯5を搬送部2へ通す際に、幅方向の位置合わせが容易となる。
また、図1および図3に示すように、機枠100の右側側壁102の上部には操作部7が設けられる。操作部7は、スイッチボックス70に、それぞれ制御部300と電気的に接続された運転スイッチ71、逆転スイッチ72、およびラベル帯5の先頭のラベル51のエッジローラ23からの突出量を変更するタイマスイッチ73とを備える。
すなわち、運転スイッチ71の操作によりベルト駆動モータ91が順方向へ駆動し、搬送ベルト21がエッジローラ23の方向へ移動するように回動する。一方、逆転スイッチ72を操作すれば、ベルト駆動モータ91が逆転して搬送ベルト21が反転する。また、タイマスイッチ73の操作によって、ラベルセンサ31が先頭ラベル51aの先端部を検出して、制御部300がベルト駆動モータ91を停止するまでの時間を設定することができる。したがって、タイマスイッチ73により、ラベル51のエッジローラ23からの突出量(出代)を設定することができる。このように、本実施形態に係るラベル送り装置10は、作業者が、自分の作業が行いやすいように、タイマスイッチ73を用いてラベル51の突出量を設定することができる。
上記構成において、リール部1Aの第1円板部11の外側に、リール部1Aの回転を規制するマグネットブレーキ4が配設されている。かかるマグネットブレーキ4により、搬送ベルト21によってリール部1Aから引き出されるラベル帯5に対して、適度なテンションを加えることができ、繰り出されるラベル帯5が中途で弛むことを防止することができる。
マグネットブレーキ4は、図3に示すように、複数の永久磁石41が周方向に配設されて構成され、支持プレート110との間に磁力による抵抗を生じさせることにより、リール部1Aが自由に回動することを規制している。
かかるマグネットブレーキ4を設けることで、機械的なブレーキ機構などを設けることなく、ラベル帯5に常時適切なテンションを加えることができる。したがって、本実施形態に係るラベル送り装置10は、ホルダ部1と搬送部2との間でラベル帯5が弛んでしまい、ラベル51に皺が生じることを効果的に防止することができる。永久磁石41の数(本実施形態では2個)や吸着力の大きさなどは、ラベル帯5に応じて所定の大きさのテンションが加わるように、適宜設定すればよい。なお、テンションの大きさとしては、例えば、200〜500g程度とすることができる。
以上説明してきたように、本実施形態に係るラベル送り装置10は、ベルト駆動モータ91のみで回動する搬送ベルト21に適度な付着力で付着したラベル帯5が、搬送ベルト21の回動に伴って、リール部1Aから繰り出されていきながら移動する。このとき、マグネットブレーキ4によって、ラベル帯5には、適度なテンションが常時加わっているため、ラベル帯5が中途で弛み、ラベル51に皺がよるおそれがない。
上述してきた構成により、ラベル送り装置10は、運転スイッチ71が操作されると、単一のベルト駆動モータ91が駆動して搬送ベルト21を回動し、ラベル帯5は、搬送ベルト21の回動によってリール部1Aから繰り出されて前方へ進行していく。そして、搬送部2の先端に位置したラベル51をラベルセンサ31が検出すると、搬送ベルト21が停止し、ラベル帯5の先頭ラベル51aがエッジローラ23から所定の出代で突出した状態で停止する。
作業者は、かかる先頭ラベル51aを、手作業によりラベル帯5から引きはがし、所定の対象物にラベル51を貼付する。先頭ラベル51aが引き剥がされると、ラベルセンサ31はラベル51が所定位置に不在であることを検出し、制御部300は、再びベルト駆動モータ91を駆動する。このように、ベルト駆動モータ91は、制御部300によって間欠駆動することになる。
上述してきたように、本実施形態に係るラベル送り装置10は、単一の駆動源のみでありながら、ノーセパレートラベルの中でも、ずらし重ねタイプのラベル帯5から、個々の単体のラベル51を、容易かつ確実に引き離すことができる。また、構成が極めて簡単でコンパクトな構成とすることができる。
上述してきた実施形態から、以下のラベル送り装置10が実現する。
(1)それぞれ列方向にずらし重ねされ、一主面に粘着層510が、他主面に剥離層520が形成された単体のラベル51が、列方向に複数枚連結されたラベル帯5を、ロール状に保持した状態で列方向に送給するホルダ部1と、ラベル帯5を搬送面で保持可能であり、ベルト駆動モータ91により回転自在に張設された無端状の搬送ベルト21を有する搬送部2とを備え、ホルダ部1は、搬送ベルト21を介してホルダ部1から引き出されるラベル帯5に対して所定のテンションを加えるマグネットブレーキ4を備えるラベル送り装置10。
(2)上記(1)において、ホルダ部1は、回転軸13を有する第1円板部11と、回転軸13に、軸方向への位置調整自在に嵌装される第2円板部12とを有し、ラベル帯5をロール状に保持するリール部1Aを備え、第1円板部11の外側に、リール部1Aの回転を規制するマグネットブレーキ4が配設されるラベル送り装置10。
(3)上記(1)または(2)において、搬送部2は、ラベル帯5から単体のラベル51を分離させる先端部に設けられ、搬送ベルト21を鋭角に屈曲させるエッジローラ23と、先端部に近接して、エッジローラ23と搬送ベルト21を挟んで対向状態に配置されるラベル巻き込み防止ローラ32とを備えるラベル送り装置10。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、搬送部2は、搬送ベルト21の裏面側に配設されたベルト受板24と、ラベル帯5をベルト受板24側に押し付ける押さえローラ8とを備えるラベル送り装置10。
(5)上記(1)から(4)のいずれかにおいて、ホルダ部1と搬送部2との間に、ホルダ部1から繰り出されるラベル帯5を、搬送部2へ屈曲させて案内するガイドローラ6をさらに備え、ガイドローラ6は、表面にローレット加工部63が形成されるとともに、軸方向に所定間隔の溝部64が形成されているラベル送り装置10。
ところで、上述してきた実施形態では、ラベル帯5は、ホルダ部1から略水平に移動し、斜め下方へ屈曲し、単体のラベル51は機枠100の下側において剥ぎ取られるように構成されている。かかる構成とすることにより、ホルダ部1からラベル帯5を円滑に送ることができるとともに、作業者が先頭ラベル51aを斜め方法へ向けて剥ぎ取る作業が容易に行え、作業性が向上する。
しかし、ホルダ部1と搬送部2との位置関係などは、必ずしも上述した実施形態の構成に限定するものではなく、例えば、ラベル帯5を、ホルダ部1から斜め上方へ移動させ、機枠100の上側において、単体のラベル51をラベル帯5から剥ぎ取るように構成することもできる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ホルダ部
1A リール部
2 搬送部
3 ラベル分離部
4 マグネットブレーキ
5 ラベル帯
6 ガイドローラ
8 押さえローラ
10 ラベル送り装置
11 第1円板部
12 第2円板部
13 回転軸
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23 エッジローラ
24 ベルト受板
31 ラベルセンサ
32 ラベル巻き込み防止ローラ
51 ラベル
63 ローレット加工部
64 溝部
100 機枠
1A リール部
2 搬送部
3 ラベル分離部
4 マグネットブレーキ
5 ラベル帯
6 ガイドローラ
8 押さえローラ
10 ラベル送り装置
11 第1円板部
12 第2円板部
13 回転軸
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23 エッジローラ
24 ベルト受板
31 ラベルセンサ
32 ラベル巻き込み防止ローラ
51 ラベル
63 ローレット加工部
64 溝部
100 機枠
Claims (5)
- それぞれ列方向にずらし重ねされ、一主面に粘着層が、他主面に剥離層が形成された単体のラベルが、列方向に複数枚連結されたラベル帯を、ロール状に保持した状態で列方向に送給するホルダ部と、
前記ラベル帯を搬送面で保持可能であり、駆動源により回転自在に張設された無端状の搬送ベルトを有する搬送部と、
を備え、
前記ホルダ部は、
前記搬送ベルトを介して当該ホルダ部から引き出される前記ラベル帯に対して所定のテンションを加えるマグネットブレーキを備える
ことを特徴とするラベル送り装置。 - 前記ホルダ部は、
回転軸を有する第1円板部と、前記回転軸に、軸方向への位置調整自在に嵌装される第2円板部とを有し、前記ラベル帯をロール状に保持するリール部を備え、
前記第1円板部の外側に、前記リール部の回転を規制する前記マグネットブレーキが配設される
ことを特徴とする請求項1に記載のラベル送り装置。 - 前記搬送部は、
前記ラベル帯から単体の前記ラベルを分離させる先端部に設けられ、前記搬送ベルトを鋭角に屈曲させるエッジローラと、
前記先端部に近接して、前記エッジローラと前記搬送ベルトを挟んで対向状態に配置される巻き込み防止ローラと、
を備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載のラベル送り装置。 - 前記搬送部は、
前記搬送ベルトの裏面側に配設されたベルト受板と、
前記ラベル帯を前記ベルト受板側に押し付ける押さえローラと、を備える
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のラベル送り装置。 - 前記ホルダ部と前記搬送部との間に、
前記ホルダ部から繰り出される前記ラベル帯を、前記搬送部へ屈曲させて案内するガイドローラをさらに備え、
前記ガイドローラは、
表面がローレット加工されるとともに、軸方向に所定間隔の溝部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のラベル送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016007945A JP2017128351A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ラベル送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016007945A JP2017128351A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ラベル送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017128351A true JP2017128351A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59395222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016007945A Pending JP2017128351A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ラベル送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017128351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117383022A (zh) * | 2023-11-02 | 2024-01-12 | 江西嘉宇智能科技有限公司 | 一种贴标签机构 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0581158U (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | 昭和電線電纜株式会社 | テープ供給装置 |
| US20040154749A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-12 | Rice Clifford B. | Label applicator |
| JP2006051956A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Seiko Epson Corp | ラベル剥離機構及びラベルプリンタ |
| JP2006528918A (ja) * | 2003-07-25 | 2006-12-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ライナレスラベルテープを取り扱うための装置および方法 |
| JP2015107821A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | ミクロ株式会社 | ラベル供給装置 |
-
2016
- 2016-01-19 JP JP2016007945A patent/JP2017128351A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181114 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191004 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191015 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200407 |