JP2017128409A - 吊り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吊り上げられ又は吊り降ろされる物体との係合及び離脱を容易に行える吊り装置を提供する。
【解決手段】係合部10には、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lからずれるようにして、各係合板部材12,12の縁部に固定されるように第1重り部材14が設けられている。第1重り部材14によって、係合部10は、仮想線Lに関して質量が非対称になる構成となる。このように、係合部10の重心が仮想線Lからずれていることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角の角度をなすように係合部10が傾いている。
【選択図】図2
【解決手段】係合部10には、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lからずれるようにして、各係合板部材12,12の縁部に固定されるように第1重り部材14が設けられている。第1重り部材14によって、係合部10は、仮想線Lに関して質量が非対称になる構成となる。このように、係合部10の重心が仮想線Lからずれていることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角の角度をなすように係合部10が傾いている。
【選択図】図2
Description
この発明は、吊り装置に係り、特に、物体を吊り上げ又は吊り降ろすための吊り装置に関する。
従来の吊り装置が特許文献1に記載されている。この吊り装置は、物体に固定された吊り環に接続されたガイドロープと、このガイドロープに案内されつつ吊り環に係合及び離脱可能なフックと、このフックに接続された吊り用の鎖とを備えている。
物体を吊り上げる場合には、フックの凹部を下にしてガイドロープに案内させながら鎖にてフックを降ろしていく。フックの凹部が吊り環に当たる状態で鎖を吊り上げながらガイドロープを引き上げると、フックが吊り環の上部に引っかかりながら回転し、フックと吊り環とが係合する。この状態で鎖を引き上げると、物体が吊り上げられる。一方、物体を吊り降ろす場合には、ガイドロープを弛ませながら物体を降ろしていく。物体が着地したら、ガイドロープを引きながら鎖を降ろす。するとフックが回転し、フックは吊り環から離脱する。
しかしながら、特許文献1に記載の吊り装置では、フックと吊り環との係合及び離脱に鎖及びガイドロープの操作が必要であり、操作が煩雑で吊り装置の構成も複雑になるといった問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、吊り上げられ又は吊り降ろされる物体との係合及び離脱を容易に行える吊り装置を提供することを目的とする。
この発明に係る吊り装置は、フックが設けられた物体を吊る吊り装置であって、吊り装置は、本体部と、本体部に連結部材を介して回動可能に設けられた係合部とを備え、係合部には、フックと係合する係合部材が設けられ、係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、連結部材と係合部材とを結ぶ仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部が傾いており、フックと係合部材とが係合して物体が吊り装置によって吊り上げられると、仮想線が鉛直方向と平行になるように係合部が連結部材を中心に回動する。
係合部は、仮想線に関して質量が非対称になる構成によって、係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように傾いてもよい。係合部において仮想線からずれた位置に第1重り部材を設けることにより、係合部は、仮想線に関して質量が非対称になるようにしてもよい。
仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部を傾かせるための傾斜手段をさらに備えてもよい。傾斜手段は、一端が本体部に接続されるとともに他端が係合部に接続される弾性部材であってもよい。傾斜手段は、一端が係合部に接続されたひも部材と、ひも部材の他端に接続された第2重り部材と、本体部に固定された支持部材とを備え、ひも部材は、一端と他端との間で支持部材にかかっていてもよい。
係合部は、仮想線に関して質量が非対称になる構成によって、係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように傾いてもよい。係合部において仮想線からずれた位置に第1重り部材を設けることにより、係合部は、仮想線に関して質量が非対称になるようにしてもよい。
仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部を傾かせるための傾斜手段をさらに備えてもよい。傾斜手段は、一端が本体部に接続されるとともに他端が係合部に接続される弾性部材であってもよい。傾斜手段は、一端が係合部に接続されたひも部材と、ひも部材の他端に接続された第2重り部材と、本体部に固定された支持部材とを備え、ひも部材は、一端と他端との間で支持部材にかかっていてもよい。
この発明によれば、係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、連結部材と係合部材とを結ぶ仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部が傾いており、フックと係合部材とが係合して物体が吊り装置によって吊り上げられると、仮想線が鉛直方向と平行になるように係合部が連結部材を中心に回動することにより、物体との係合及び離脱を容易に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る吊り装置1を示す。実施の形態1において、吊り装置1によって吊り上げられ又は吊り降ろされる物体は、連続鋳造機において溶鋼を貯留するタンディッシュ100である。タンディッシュ100の上縁部102には、4つのフック101(図1には2つのフック101のみが示されている)が設けられている。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る吊り装置1を示す。実施の形態1において、吊り装置1によって吊り上げられ又は吊り降ろされる物体は、連続鋳造機において溶鋼を貯留するタンディッシュ100である。タンディッシュ100の上縁部102には、4つのフック101(図1には2つのフック101のみが示されている)が設けられている。
吊り装置1は、本体部2と、本体部2と連結して本体部2を吊り上げ又は吊り降ろすためのワイヤ3とを備えている。本体部2は、基部7と、基部7の上部に設けられた吊り環4と、基部7の下部から鉛直方向下向きに延びる4つのロッド6(図1には2つのロッド6のみが示されている)とを備えている。ワイヤ3の端部にはフック5が設けられ、吊り環4にフック5を係合させることにより、本体部2とワイヤ3とが連結される。本体部2をタンディッシュ100の上方に位置させたときに、各ロッド6が各フック5の真上に位置するように4つのロッド6が配置されている。
図2(a)に示されるように、各ロッド6の下端には、連結部材である円柱状の連結バー11によって連結バー11を中心に回動可能に係合部10が取り付けられている。係合部10は、両端部が丸まった細長く延びる板状の2枚の係合板部材12,12を有している。図2(b)に示されるように、2枚の係合板部材12,12がロッド6を挟むとともに連結バー11が各係合板部材12,12の一方の端部付近で各係合板部材12,12及びロッド6を貫通するようにして、係合部10がロッド6に取り付けられている。2つの係合板部材12,12の他方の端部付近には、円柱形状の係合バー13がこれらを貫通するようにして設けられている。係合バー13は、後述する動作でフック101(図1参照)に係合するので、係合部材を構成する。
図2(a)に示されるように、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想的な直線である仮想線Lを想定すると、係合部10には、仮想線Lからずれるようにして、各係合板部材12,12の縁部に固定されるように第1重り部材14が設けられている。第1重り部材14によって、係合部10は、仮想線Lに関して質量が非対称になる構成となる。このように、係合部10の重心が仮想線Lからずれていることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向き(図2(a)において一点鎖線で描かれた矢印)に対して鋭角の角度をなすように係合部10が傾いている。この角度は鋭角であれば何度でもよいが、45°程度の角度が好ましい。この角度は、第1重り部材14の質量を調整することにより変更可能である。
次に、この発明の実施の形態に係る吊り装置1の動作について説明する。
図1に示されるように、吊り装置1によってタンディッシュ100を吊り上げる場合には、ワイヤ3を操作して、本体部2を矢印(1)のように鉛直方向下向きに移動させる。やがて、各係合部10は、タンディッシュ100の上縁部102に当たる。ここで、各係合部10は、上述したように傾いており、かつ、ロッド6に対して連結バー11を中心に回動可能であるため、本体部2を少しばかり下方に移動しすぎたとしても、各係合部10が上縁部102に当たる事によって連結バー11を中心に回動するため、本体部2による下向きの力がタンディッシュ100の上縁部102にかかることはない。仮に、係合部10が回転できない場合や、回転可能であっても傾いていない場合には、本体部2による下向きの力がタンディッシュ100の上縁部102に直接かかってしまい、タンディッシュ100を変形または損傷してしまったり、あるいは、振動させたり、ひっくり返してしまったりするおそれがある。
図1に示されるように、吊り装置1によってタンディッシュ100を吊り上げる場合には、ワイヤ3を操作して、本体部2を矢印(1)のように鉛直方向下向きに移動させる。やがて、各係合部10は、タンディッシュ100の上縁部102に当たる。ここで、各係合部10は、上述したように傾いており、かつ、ロッド6に対して連結バー11を中心に回動可能であるため、本体部2を少しばかり下方に移動しすぎたとしても、各係合部10が上縁部102に当たる事によって連結バー11を中心に回動するため、本体部2による下向きの力がタンディッシュ100の上縁部102にかかることはない。仮に、係合部10が回転できない場合や、回転可能であっても傾いていない場合には、本体部2による下向きの力がタンディッシュ100の上縁部102に直接かかってしまい、タンディッシュ100を変形または損傷してしまったり、あるいは、振動させたり、ひっくり返してしまったりするおそれがある。
次に、ワイヤ3を操作して、各係合部10が各フック101に向かって移動するように、本体部2を矢印(2)のように水平方向に移動させる。やがて、各係合部10の係合バー13がフック101に当たる。その後、ワイヤ3を操作して、本体部2を矢印(3)のように鉛直方向上向きに移動させる。すると、係合バー13がフック101の湾曲部分に接触する。すなわち、係合バー13とフック101とが係合する。この状態でさらに本体部2を矢印(3)のように移動させると、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかり、図3に示されるように、係合部10が連結バー11を中心に回動し、仮想線Lが鉛直方向と平行になる。さらに本体部2を矢印(3)のように移動させると、タンディッシュ100が吊り装置1により吊り上げられる。この後、タンディッシュ100は所望の位置に移動される。
タンディッシュ100を所望の位置に降ろすときは、ワイヤ3を操作して、本体部2を鉛直方向下向きに移動させる。タンディッシュ100が所望の位置に降ろされると、係合バー13にかかっていた鉛直方向下向きの力がなくなる。すると、係合部10が連結バー11を中心に回動し、図2(a)に示されるような傾いた状態となる。係合部10が傾いた状態になったことは、吊り装置1を操作する者から容易に視認可能であり、吊り装置1を水平方向に動かすことにより、係合バー13とフック101との係合が解除される。
このように、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部10が傾いており、フック101と係合バー13とが係合してタンディッシュ100が吊り装置1によって吊り上げられると、仮想線Lが鉛直方向と平行になるように係合部10が連結バー11を中心に回動することにより、タンディッシュ100との係合及び離脱を容易に行うことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る吊り装置について説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態2に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、係合部の構成を変更したものである。
次に、この発明の実施の形態2に係る吊り装置について説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態2に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、係合部の構成を変更したものである。
図4(a)に示されるように、各ロッド6の下端には、連結部材である円柱状の連結バー11によって連結バー11を中心に回動可能に係合部20が取り付けられている。係合部20は、ロッド6を挟むように設けられた2枚の係合板部材22,22を有している(図4(a)には1枚の係合板部材22のみが示されている)。係合板部材22は、仮想線Lに対して一方の側が仮想線Lに対して垂直な方向に突出し、全体として各頂点が丸まった三角形の形状を有している。係合板部材22のこのような形状によって、係合部20は、仮想線Lに関して質量が非対称になる構成となる。このように、係合部20の重心が仮想線Lからずれていることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向き(図4(a)において一点鎖線で描かれた矢印)に対して鋭角の角度をなすように係合部20が傾いている。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
図4(b)に示されるように、フック101(図1参照)と係合バー13とが係合してタンディッシュ100(図1参照)が吊り装置1(図1参照)によって吊り上げられることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力(矢印A)がかかると、係合部10が連結バー11を中心に回動し、仮想線Lが鉛直方向と平行になる。吊り装置1がタンディッシュ100を吊り上げ又は吊り降ろすためのこれ以降の動作は、実施の形態1と同じである。
このように、係合板部材22の形状を仮想線Lに対して非対称にして、係合部20を、仮想線Lに関して質量が非対称になる構成にすることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部20が傾くので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2では、係合板部材22は、全体として各頂点が丸まった三角形の形状を有しているがこの形状に限定するものではない。係合板部材22がどのような形状であっても、係合板部材22の形状を仮想線Lに対して非対称にすることにより、仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部20を傾かせることができればよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る吊り装置について説明する。
この実施の形態3に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、係合部を傾かせる傾斜手段を設けるようにしたものである。
次に、この発明の実施の形態3に係る吊り装置について説明する。
この実施の形態3に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、係合部を傾かせる傾斜手段を設けるようにしたものである。
図5(a)に示されるように、各ロッド6の下端には、連結部材である円柱状の連結バー11によって連結バー11を中心に回動可能に係合部30が取り付けられている。係合部30を傾かせる傾斜手段として、一端が基部7に接続されるとともに他端が係合板部材12に接続された弾性部材であるスプリング31が設けられている。スプリング31の弾性力により、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向き(図5(a)において一点鎖線で描かれた矢印)に対して鋭角の角度をなすように係合部30が傾いている。その他の構成は、第1重り部材14(図2(a)参照)が設けられていないこと以外、実施の形態1と同じである。
図5(b)に示されるように、フック101(図1参照)と係合バー13とが係合してタンディッシュ100(図1参照)が吊り装置1(図1参照)によって吊り上げられることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力(矢印B)がかかると、係合部30が連結バー11を中心に回動し、仮想線Lが鉛直方向と平行になる。吊り装置1がタンディッシュ100を吊り上げ又は吊り降ろすためのこれ以降の動作は、実施の形態1と同じである。
このように、スプリング31の弾性力によって、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部30を傾かせても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3では、スプリング31の一端を本体部2のどの部分に接続させてもよい。例えば、ロッド6に、水平方向に突出する部分を設け、この部分にスプリング31の一端を接続させてもよい。また、スプリング31の他端も、係合板部材12ではなく、係合部30のどの部分に接続させてもよい。例えば、スプリング31の他端を係合バー13に接続させてもよい。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る吊り装置について説明する。
この実施の形態4に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、実施の形態3とは異なる構成の傾斜手段を設けるようにしたものである。
次に、この発明の実施の形態4に係る吊り装置について説明する。
この実施の形態4に係る吊り装置は、実施の形態1に対して、実施の形態3とは異なる構成の傾斜手段を設けるようにしたものである。
図6(a)に示されるように、各ロッド6の下端には、連結部材である円柱状の連結バー11によって連結バー11を中心に回動可能に係合部40が取り付けられている。係合部40を傾かせる傾斜手段として、一端が係合板部材12に接続されたひも部材41と、ひも部材41の他端に接続された第2重り部材42と、基部7に固定された支持部材である滑車43とが設けられている。ひも部材41は、その一端と他端との間で滑車43にかかっている。第2重り部材42の重力がひも部材41を介して係合部40を引っ張ることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、仮想線Lが鉛直方向下向き(図6(a)において一点鎖線で描かれた矢印)に対して鋭角の角度をなすように係合部40が傾いている。その他の構成は、第1重り部材14(図2(a)参照)が設けられていないこと以外、実施の形態1と同じである。
図6(b)に示されるように、フック101(図1参照)と係合バー13とが係合してタンディッシュ100(図1参照)が吊り装置1(図1参照)によって吊り上げられることにより、係合バー13に鉛直方向下向きの力(矢印C)がかかると、係合部40が連結バー11を中心に回動し、仮想線Lが鉛直方向と平行になる。吊り装置1がタンディッシュ100を吊り上げ又は吊り降ろすためのこれ以降の動作は、実施の形態1と同じである。
このように、第2重り部材42の重力がひも部材41を介して係合部40を引っ張ることによって、連結バー11と係合バー13とを結ぶ仮想線Lが鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように係合部40を傾かせても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4では、ひも部材41の一端を、係合板部材12ではなく、係合部40のどの部分に接続させてもよい。例えば、ひも部材41の一端を係合バー13に接続させてもよい。また、滑車43を本体部2のどの部分に接続させてもよい。例えば、ロッド6に、水平方向に突出する部分を設け、この部分に滑車43を設けてもよい。さらに、支持部材として、滑車43ではなく、ひも部材41が滑るのであれば、円柱形状あるいはその他の形状の棒部材等であってもよい。
実施の形態1〜4では、ロッド6の長手方向の延長線に関して係合バー13がフック101とは反対側に位置するように係合部10,20,30,40が傾いていたが、これとは反対側に傾くようにしてもよい。また、実施の形態1〜4では、吊り装置1によって吊り上げられ又は吊り降ろされるものがタンディッシュ100であったが、これに限定するものではない。係合バー13に係合可能なフック101が設けられた物体であれば、どのようなものであってもよい。また、タンディッシュ100に設けられたフック101の数も4個に限定するものではなく、1つでも2つ以上の任意の複数の個数でも良い。本体部2が備えるロッド6及びロッド6に設けられた係合部10,20,30,40の個数は、必ずしもフック101の個数と同じである必要がないが、フック101の個数と同じであることが好ましい。
1 吊り装置、2 本体部、10,20,30,40 係合部、11 連結バー(連結部材)、13 係合バー(係合部材)、14 第1重り部材、31 スプリング(弾性部材,傾斜手段)、41 ひも部材、42 第2重り部材、43 滑車(支持部材)、100 タンディッシュ(物体)、101 フック、L 仮想線。
Claims (6)
- フックが設けられた物体を吊る吊り装置であって、
該吊り装置は、
本体部と、
該本体部に連結部材を介して回動可能に設けられた係合部と
を備え、
該係合部には、前記フックと係合する係合部材が設けられ、該係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、前記連結部材と前記係合部材とを結ぶ仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように前記係合部が傾いており、前記フックと前記係合部材とが係合して前記物体が前記吊り装置によって吊り上げられると、前記仮想線が鉛直方向と平行になるように前記係合部が前記連結部材を中心に回動する吊り装置。 - 前記係合部は、前記仮想線に関して質量が非対称になる構成によって、前記係合部材に鉛直方向下向きの力がかかっていない状態では、前記仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように傾く、請求項1に記載の吊り装置。
- 前記係合部において前記仮想線からずれた位置に第1重り部材を設けることにより、前記係合部は、前記仮想線に関して質量が非対称になる、請求項2に記載の吊り装置。
- 前記仮想線が鉛直方向下向きに対して鋭角をなすように前記係合部を傾かせるための傾斜手段をさらに備える、請求項1に記載の吊り装置。
- 前記傾斜手段は、一端が前記本体部に接続されるとともに他端が前記係合部に接続される弾性部材である、請求項4に記載の吊り装置。
- 前記傾斜手段は、
一端が前記係合部に接続されたひも部材と、
該ひも部材の他端に接続された第2重り部材と、
前記本体部に固定された支持部材と
を備え、
前記ひも部材は、前記一端と前記他端との間で前記支持部材にかかっている、請求項4に記載の吊り装置。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113651232A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-11-16 | 中国化学工程第十三建设有限公司 | 可高空拆卸的吊装装置 |
| WO2023071385A1 (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 中国电建集团山东电力建设第一工程有限公司 | 一种立柱吊装工具及工作方法 |
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- 2016-01-19 JP JP2016007742A patent/JP2017128409A/ja active Pending
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| CN113651232B (zh) * | 2021-07-28 | 2023-09-01 | 中国化学工程第十三建设有限公司 | 可高空拆卸的吊装装置 |
| WO2023071385A1 (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 中国电建集团山东电力建设第一工程有限公司 | 一种立柱吊装工具及工作方法 |
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