JP2017138406A - 画像形成装置、温度制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作モードの切り替えが行われてもシート特性の検出による画像形成時間を抑制する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、シート材Sにトナー像を形成する画像形成部20と、シート材Sに前記トナー像を定着させる定着器170と、シート材Sを検出するメディアセンサ14と、CPU10とを備える。CPU10は、メディアセンサ14の検出結果に応じて、該シート材Sのシート特性を検出してRAM12に格納する。画像形成装置100は、シート特性がユーザにより入力されるユーザ指定モードと、メディアセンサ14を用いて検出されたシート特性に応じて画像形成を行う自動検出モードとで動作する。CPU10は、自動検出モード時にRAM12にシート特性が格納されていれば、該シート特性に応じて定着温度を決定し、定着器170の温度を調整する。【選択図】図2

Description

本発明は、紙等のシート材に画像を形成するプリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置は、感光体にレーザ光を照射して静電潜像を形成し、これをトナーにより現像することでトナー像を形成する。画像形成装置は、形成したトナー像をシート材に転写し、熱定着することでシート材への画像形成を行う。画像形成装置は、シート材の厚みや表面の状態、シートの種類等のシート特性に応じて、最適な定着温度やシート材の搬送速度等の画像形成条件を設定する。シート特性は、画像形成装置に設けられる操作部や、プリンタドライバの印刷設定画面から、ユーザの操作により設定される。最近は、内蔵するセンサ(以下、「メディアセンサ」という。)を用いてシート特性を検出し、検出結果に応じて自動的に画像形成条件を設定する画像形成装置も製品化されている。メディアセンサを用いることで、ユーザによるシート特性の設定が不要となり、利便性が高くなる。
このような画像形成装置は、メディアセンサを用いてシート特性を検出する「自動検出モード」と、ユーザの操作によりシート特性が設定される「ユーザ指定モード」とが動作モードとして選択可能になっている。メディアセンサを用いたシート特性の検出は、シート材の種類によっては困難である。そのために画像形成装置には、メディアセンサを用いずにシート特性を手動で設定するユーザ指定モードが用意される。動作モードは、ユーザにより指示される。
メディアセンサは、通常、シート材を給紙カセットからトナー像が転写される位置まで搬送する搬送経路上に設けられる。シート材は、メディアセンサの位置まで搬送されてシート特性が検出される。画像形成装置は、メディアセンサを用いてシート特性を検出し、検出したシート特性に応じた画像形成条件で画像形成を行うために、画像形成装置内の各部の調整を行う。この間、シート材の搬送は待機状態になる。このような待機状態の発生を抑制するために、特許文献1は、同一の給紙カセットから給紙されたシート材に対して、2枚目以降のシート特性の検出を行わず、1枚目のシート材から検出したシート特性を用いて画像形成を行う画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、2枚目以降のシート材のシート特性を検出し、検出結果に応じて画像形成装置内の各部の調整を行う必要がないために、待機状態の発生を抑制して画像形成時間を短縮する。
特開2011−13678号公報
同一の給紙カセットからシート材が給紙される場合であっても、ユーザ指定モードが設定されていれば、画像形成装置は、メディアセンサによるシート特性の検出を行わない。そのために、ユーザ指定モードから自動検出モードに動作モードが切り替わった場合にシート特性の検出が行われ、シート材の搬送が待機状態になって待機時間が発生する。そのために画像形成処理に要する時間が長くなる。
本発明は、上記の問題に鑑み、動作モードの切り替えが行われてもシート特性の検出による画像形成時間を抑制する画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像形成装置は、シート材が収容される給紙カセットと、前記給紙カセットから給紙されたシート材にトナー像を形成する画像形成手段と、前記シート材に前記トナー像を定着させる定着手段と、前記画像形成手段へ搬送される前記シート材の特性を検出するセンサと、前記センサにより検出されたシート材の特性を格納する格納手段と、前記給紙カセットに収容されるシート材の特性を手動で入力し、入力されるシート材の特性に応じた画像形成条件で画像を形成させる第1の動作モード、及び前記センサの検出結果に応じた画像形成条件で画像を形成させる第2の動作モードのいずれかの動作モードで、前記画像形成手段及び前記定着手段に画像形成を行わせる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の動作モード及び第2の動作モードのいずれでも、前記センサによりシート材の特性を検出させて前記格納手段に格納し、前記第2の動作モードで前記格納手段に前記シート材の特性が格納されている場合、前記格納手段に格納される当該シート材の特性に応じた画像形成条件で画像を形成させることを特徴とする。
本発明によれば、第2の動作モードで格納手段にシート特性が格納されている場合に、該シート特性に基づく画像形成を行うために、新たなシート特性を検出して画像形成装置内の各部を調整する必要がなくなる。そのために、第1の動作モードから第2の動作モードに動作モードが切り替わった場合であっても、シート搬送の待機時間の発生を抑制することができ、従来よりも画像形成時間を短縮することができる。
画像形成装置の構成図。 制御部の構成図。 メディアセンサの構成例示図。 (a)〜(d)はシート材の搬送状態の説明図。 (a)、(b)は反射光量の例示図。 シート特性をRAMに格納した状態の説明図。 (a)、(b)は搬送タイミング及び温度制御のタイミングを表すタイミングチャート。 温度制御処理を表すフローチャート。 シート材の検出処理を表すフローチャート。 印刷ジョブに対する具体的な動作の説明図。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
(構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置100は、画像形成ユニット120a〜120d、レーザスキャナ122a〜122d、一次転写部123a〜123d、中間転写ベルト130、二次転写部140、定着器170、第1、第2給紙カセット220、221、及び操作部13を備える。
画像形成ユニット120a〜120dは、各々、帯電器、感光体、及び現像器を備える。画像形成ユニット120a〜120dは、ユーザにより画像形成装置100の本体から取り外しできる構成となっている。各感光体は、帯電器により表面が帯電され、対応するレーザスキャナ122a〜122dによりレーザ光を照射されることで、静電潜像が形成される。現像器は、静電潜像をトナーにより現像することで感光体にトナー像を形成する。画像形成ユニット120aの感光体にはイエローのトナー像が形成される。画像形成ユニット120bの感光体にはマゼンタのトナー像が形成される。画像形成ユニット120cの感光体にはシアンのトナー像が形成される。画像形成ユニット120dの感光体にはブラックのトナー像が形成される。
一次転写部123a〜123dは、対応する画像形成ユニット120a〜120dの感光体に形成されたトナー像を、中間転写ベルト130に重なるように転写する。中間転写ベルト130は、図中時計回りに回転しており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順にトナー像が転写される。中間転写ベルト130は、回転することで転写されたトナー像を二次転写部140に搬送する。
第1、第2給紙カセット220、221は、各々、画像が形成される紙等のシート材Sを収容する。第1、第2給紙カセット220、221は、同じ種類のシート材Sを収容していてもよく、材質や厚さ、サイズ等の種類が異なるシート材Sを収容していてもよい。シート材Sは、第1、第2給紙カセット220、221から給紙されて、二次転写部140に搬送される。第1、第2給紙カセット220、221から二次転写部140までの搬送経路には、ピックアップローラ151、153、ピックアップセンサ152、157、メディアセンサ14、搬送ローラ155、搬送センサ160、及びレジストローラ161が設けられる。
第1給紙カセット220に収容されるシート材Sは、ピックアップローラ151により1枚ずつ給紙される。給紙されたシート材Sは、ピックアップセンサ152により、1枚ずつ給紙されたか否かが監視される。第2給紙カセット221に収容されるシート材Sは、ピックアップローラ153により1枚ずつ給紙される。給紙されたシート材Sは、ピックアップセンサ157により、1枚ずつ給紙されたか否かが監視される。
メディアセンサ14は、給紙されたシート材Sの厚みや表面の状態、シート材Sの種類等のシート特性の検出に用いられる。メディアセンサ14の詳細については後述する。搬送ローラ155は、シート材Sをメディアセンサ14からレジストローラ161へ搬送する。レジストローラ161は、搬送センサ160が搬送されてきたシート材Sを検出すると、所定時間後に該シート材Sの搬送を一旦停止する。レジストローラ161は、中間転写ベルト130がトナー像を二次転写部140に搬送するタイミングに合わせて、シート材Sを二次転写部140へ搬送する。
二次転写部140は、レジストローラ161により搬送されたシート材Sに、中間転写ベルト130に形成されたトナー像を転写する。定着器170は、シート材Sにトナー像を熱定着させる。定着器170は、シート材Sのシート特性に応じた定着温度やシート材Sの搬送速度等の画像形成条件に応じて、トナー像の熱定着を行う。定着器170でトナー像が定着したシート材Sは、両面印刷の場合に両面搬送路230に搬送され、画像形成が終了した場合に排紙搬送路231に搬送される。搬送フラッパ172は、シート材Sを両面搬送路230及び排紙搬送路231のいずれかに振り分ける。両面搬送路230に搬送されたシート材Sは、表裏が反転されて搬送ローラ155からレジストローラ161まで搬送され、レジストローラ161から二次転写部140に搬送されて再度のトナー像の転写が行われる。
画像形成装置100は、シート材Sが排出される胴内排紙トレイ196及び排紙トレイ200を備える。排紙搬送路231に搬送されたシート材Sは、搬送ローラ232によりフェイスアップ搬送路180及びフェイスダウン搬送路181のいずれかに搬送される。搬送フラッパ190は、シート材Sをフェイスアップ搬送路180及びフェイスダウン搬送路181のいずれかに振り分ける。フェイスアップ搬送路180に振り分けられたシート材Sは、排紙トレイ200に排出される。フェイスダウン搬送路181に振り分けられたシート材Sは、胴内排紙トレイ196に排出される。
操作部13は、ディスプレイ及びタッチパッドにより構成されるタッチパネル、キーボタン等を備える入出力デバイスである。ユーザは、操作部13を用いて画像形成処理に関する各種情報(枚数、画質、両面/片面印刷等)、シート材Sの厚みや表面の状態、シート材Sの材質等のシート特性、画像形成処理の開始指示等を入力することができる。
画像形成装置100は、メディアセンサ14及び操作部13を備えるために、メディアセンサ14を用いてシート特性を検出する「自動検出モード」と、ユーザの操作によりシート特性が設定される「ユーザ指定モード」とが動作モードとして選択可能である。ユーザは、操作部13により、画像形成装置100をいずれの動作モードで動作させるかを指示することができる。
図2は、このような画像形成装置100の動作を制御する制御部の構成図である。制御部は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、画像形成部20、及び外部I/F21を備える。
CPU10は、上記の操作部13、メディアセンサ14、及び定着器170の他に、第1、第2給紙カセットシート有無センサ16、17、第1、第2給紙カセット開閉センサ18、19が接続される。CPU10は、ROM11からコンピュータプログラムを読み込み、RAM12を作業領域に用いて実行することで画像形成装置100の動作を制御する。例えば、CPU10は、各種センサの検出結果、ユーザによる操作部13からの各種情報、指示の入力、後述の外部装置22からの各種情報、指示の入力に応じて、画像形成部20及び定着器170の動作を制御して、画像形成処理を行う。
画像形成部20は、CPU10の制御により、画像形成ユニット120a〜120d、レーザスキャナ122a〜122d、中間転写ベルト130、一次転写部123a〜123d、二次転写部140、及びシート材Sを搬送する各種ローラの動作を制御する。画像形成部20により、シート材Sへのトナー像の形成動作が制御される。
第1給紙カセットシート有無センサ16は、第1給紙カセット220内のシート材Sの有無を検出する。第1給紙カセット開閉センサ18は、第1給紙カセット220が画像形成装置100の本体に装着されているか否かを検出する。第1給紙カセット220は、画像形成装置100の本体に着脱可能である。第1給紙カセット開閉センサ18は、画像形成装置100本体の第1給紙カセット220が着脱される部分に設けられ、第1給紙カセット220の着脱、すなわち第1給紙カセット220の開閉を検出する。
第2給紙カセットシート有無センサ17は、第2給紙カセット221内のシート材Sの有無を検出する。第2給紙カセット開閉センサ19は、第2給紙カセット221が画像形成装置100の本体に装着されているか否かを検出する。第2給紙カセット221は、画像形成装置100の本体に着脱可能である。第2給紙カセット開閉センサ19は、画像形成装置100本体の第2給紙カセット221が着脱される部分に設けられ、第2給紙カセット221の着脱、すなわち第2給紙カセット221の開閉を検出する。
本実施形態では、給紙カセットが2つ設けられる例で説明するが、給紙カセットは1つでもよく、また更に多くの給紙カセットが設けられる構成であってもよい。複数の給紙カセットの各々に対して、給紙カセットシート有無センサ及び給紙カセット開閉センサが設けられる。
外部I/F21は、パーソナルコンピュータ等の外部装置22とのLAN(Local Area Network)やシリアルバスを介した通信を制御するインタフェースである。外部装置22は、外部I/F21を介して、CPU10に画像形成処理に関する各種情報(枚数、画質、両面/片面印刷等)、シート材Sの厚みや表面の状態、シート材Sの種類等のシート特性、画像形成処理の開始指示等を入力する。
(画像形成処理)
以上のような構成の画像形成装置100は、CPU10により、操作部13又は外部装置22から各種情報、シート特性、画像形成処理の開始指示を受け付けて画像形成処理を開始する。CPU10は、画像形成処理の開始指示を受け付けると、画像形成部20に画像形成を開始させる。
画像形成部20は、CPU10の制御により、ピックアップローラ151又はピックアップローラ153を駆動して、第1給紙カセット220又は第2給紙カセット221からシート材Sを1枚ずつ給紙する。ピックアップセンサ152、157は、シート材Sが1枚ずつ給紙されているか否かを検出し、検出結果をCPU10に送信する。第1給紙カセット220及び第2給紙カセット221のいずれからシート材Sを給紙するかは、開始指示ともに受け付ける各種情報で指示される。
メディアセンサ14は、給紙されて搬送される途中のシート材Sの特性を検出する。メディアセンサ14がシート材Sを検出すると、シート材Sの搬送が一時停止或いは搬送速度が低下される。これによりメディアセンサ14は、シート材Sの特性の検出精度を高くすることができる。メディアセンサ14は、検出結果をCPU10に送信する。
自動検出モードが設定されている場合、CPU10は、メディアセンサ14から取得する検出結果に応じてシート特性を検出し、このシート特性に応じて定着器170による定着温度や定着時のシート材Sの搬送速度等の画像形成条件を決定する。CPU10は、シート特性に応じてシート材Sにトナー像を定着させるための熱量を決定し、決定した熱量が得られるように、画像形成条件を決定する。画像形成条件は、例えば定着器170の定着温度や定着器170内のシート材Sの搬送速度、或いはこれらの組み合わせである。定着時の搬送速度は、例えばシート材Sが普通紙や薄紙の場合に対して、厚紙の場合には1/2の速度にする。これによりトナー像をシート材Sへ定着するときの定着温度が、シート材Sの種類によらず一定になる。なお、本実施形態では、シート特性に応じて定着温度を決定し、定着時の搬送速度は一定として説明する。ユーザ指定モードが設定されている場合、CPU10は、操作部13又は外部装置22から受け付けたシート特性に応じて、自動検出モード時と同様にして画像形成条件を決定する。
画像形成部20は、メディアセンサ14を通過したシート材Sを搬送ローラ155によりレジストローラ161へ搬送する。搬送センサ160がシート材Sを検出すると、CPU10は、この検出結果に応じて画像形成部20にレジストローラ161の駆動を停止させて、シート材Sの搬送を停止する。
画像形成部20は、画像形成ユニット120a〜120dにトナー像を形成させて、一次転写部123a〜123dにより中間転写ベルト130に転写させる。画像形成部20は、中間転写ベルト130に形成されたトナー像が二次転写部140に搬送されるタイミングに合わせてレジストローラ161を駆動し、シート材Sを二次転写部140に搬送させる。これにより中間転写ベルト130に形成されたトナー像の先端と、シート材Sの先端とが二次転写部140で一致する。このようにして二次転写部140において中間転写ベルト130からシート材Sへトナー像が転写される。二次転写部140は、トナー像の転写後にシート材Sを定着器170に搬送する。
CPU10は、画像形成条件に基づいて定着器170の定着温度をシート材Sに最適な温度に制御する。トナー像が転写されたシート材Sは、定着器170によりトナー像が加熱定着される。トナー像が定着したシート材Sは、両面印刷の場合は両面搬送路230を搬送されて表裏が反転し、シート材Sの裏面に画像形成が行われる。片面印刷の場合、或いは両面への印刷が終了した場合、シート材Sは、排紙搬送路231へ搬送され、排紙トレイ200又は胴内排紙トレイ196へ排出される。以上により、一連の画像形成処理が終了する。
(シート特性検出)
図3は、シート特性の検出に用いるメディアセンサ14の構成例示図である。メディアセンサ14は、発光部481、受光部480、ガイド部483、バネ482、及びカム484を備える。
発光部481は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を備え、メディアセンサ14を通過するシート材Sを照射する。受光部480は、フォトダイオード等の受光素子を備え、シート材Sによる発光部481からの光の反射光を受光する。受光部480は、受光した反射光の光量(以下、「反射光量」という。)に応じた検出結果をCPU10に送信する。CPU10は、検出結果に応じてシート材Sのシート特性を検出する。
ガイド部483は、バネ482によりシート材Sを発光部481及び受光部480方向に押圧する。バネ482の押圧力は、不図示の駆動部により回転するカム484により変化する。バネ482の実行長が短くなる方向にカム484が回転する場合、押圧力が強くなり、バネ482の実行長が長くなる方向にカム484が回転する場合、押圧力が弱くなる。シート材Sを検出する間、カム484が回転し、バネ482の押圧力が変化するようになっている。
図4は、メディアセンサ14を用いてシート材Sのシート特性を検出するときの、シート材Sの搬送状態の説明図である。
図4(a)は、シート材Sが薄紙でバネ482の押圧力が弱い(カム484が第1の位置)ときの搬送状態を表す。図4(b)は、シート材Sが薄紙でバネ482の押圧力が強い(カム484が第2の位置)ときの搬送状態を表す。バネ482の押圧力にかかわらず、薄紙のシート材Sは、ガイド部483に沿って安定した状態で搬送される。
図4(c)は、シート材Sが厚紙でバネ482の押圧力が弱いときの搬送状態を表す。図4(d)は、シート材Sが厚紙でバネ482の押圧力が強いときの搬送状態を表す。シート材Sが厚紙であればシート材Sのコシが強いために、押圧力が弱い場合、シート材Sは、ガイド部483を押し上げた状態で搬送される。押圧力が強い場合、シート材Sはガイド部483に沿って安定した状態で搬送される。
このようにシート材Sのシート特性が厚紙か薄紙かにより、搬送状態の安定性が変化する。搬送状態の安定性に応じて、受光部480の受光する反射光量が変化する。図5は、反射光量の例示図である。
図5(a)は、シート材Sが薄紙の場合の反射光量を表す。シート材Sが薄紙の場合、バネ482の押圧力に関わらず、搬送状態が安定しているために、反射光量の平均値及びバラツキの大きさが安定する。
図5(b)は、シート材Sが厚紙の場合の反射光量を表す。シート材Sが厚紙の場合、バネ482の押圧力が強ければ、反射光量の平均値が大きくなり、バラツキが小さくなる。バネ482の押圧力が弱ければ、反射光量の平均値が押圧力が強いときよりも下がり、バラツキが大きくなる。シート材Sが厚紙の場合、バネ482の押圧力が弱ければ搬送状態が不安定になるために、反射光量にこのような差異が生じる。
CPU10は、メディアセンサ14から、このような反射光量を検出結果として取得して、シート特性としてシート材Sの材質(厚さ)を検出することができる。CPU10は、メディアセンサ14から取得した検出結果に応じたシート特性をRAM12に格納する。図6は、シート特性をRAM12に格納した状態の説明図である。シート特性は、RAM12の所定の記憶領域に格納される。RAM12は、給紙カセットの数に応じて、シート特性が格納される記憶領域が形成される。記憶領域は、所定枚数分のシート材Sに対応して設けられる。1枚のシート材毎に異なる記憶領域にシート特性が格納される。
第1給紙カセット220から給紙されるシート材Sの特性のデータは、1枚ごとにRAM12のアドレス260〜265に格納される。CPU10は、シート材1枚ごとにアドレス260から順に検出したシート特性を書き込む。RAM12には、第1給紙カセット220から給紙された10枚分のシート材の特性データが順次格納され、11枚目のシート材の特性データは1枚目のシート材の特性データが書き込まれているアドレス260に上書きされる。即ち、最新の10枚分の特性データがRAM12に格納される。第1給紙カセット220が画像形成装置100から取り外された場合、アドレス260〜265に格納されたシート特性のデータが削除される。つまりCPU10は、第1給紙カセット開閉センサ18の検出結果により、第1給紙カセット220が画像形成装置100の本体に装着されていないことを検出すると、RAM12のアドレス260〜265をクリアする。
第2給紙カセット221から給紙されるシート材Sのシート特性は、RAM12のアドレス270〜275に格納される。CPU10は、アドレス270から順に検出したシート特性を書き込む。第2給紙カセット221が画像形成装置100から取り外された場合、アドレス270〜275に格納されたシート特性のデータが削除される。つまりCPU10は、第2給紙カセット開閉センサ19の検出結果により、第2給紙カセット221が画像形成装置100の本体に装着されていないことを検出すると、RAM12のアドレス270〜275をクリアする。
(タイミングチャート)
上記の通り、画像形成装置100の動作モードには、「自動検出モード」と「ユーザ指定モード」とがある。図7は、各モードにおけるシート材Sの搬送タイミング及び定着器170の温度制御のタイミングを表すタイミングチャートである。
図7(a)は、ユーザ指定モードで動作するときのタイミングチャートである。画像形成処理の開始指示を受け付けたCPU10は、画像形成部20に定着器170の温度調整を開始させ、定着器170の温度が目標温度になると、画像形成を開始させる。ユーザ指定モードでは、ユーザによりシート特性が入力されるために、CPU10は、このシート特性に応じた最適な定着温度(目標温度)になるように、定着器170の温度調整を開始する。
CPU10が定着器170の温度調整を開始するタイミングと画像形成部20によるシート材Sの搬送開始のタイミングとは、同じになる。定着器170が目標温度になると、CPU10は、定着温度が目標温度から外れないように監視しつつシート材Sの到着まで待機することになる。シート材Sは、メディアセンサ14によりシート特性が検出され、且つ定着器170の温度が目標温度に達したことが検出された後に、二次転写部140でトナー像が転写されて定着器170に搬送される。定着器170の温度が既に目標温度に到達しているために、シート材Sはすぐにトナー像が定着される。
このようにユーザ指定モードでは、ユーザによりシート特性が入力されるために、定着器170の起動を画像形成開始の指示後ただちに行うことが可能である。
図7(b)は、自動検出モードで動作するときの一般的なタイミングチャートである。自動検出モードでは、ユーザによるシート特性の入力が行われないために、CPU10は、メディアセンサ14の検出結果から定着器170の目標温度を決定する必要がある。そのためにCPU10は、画像形成処理の開始指示を受け付けると、画像形成部20に画像形成を開始させ、定着器170の温度調整の開始を、メディアセンサ14から検出結果を取得して目標温度を決定するまで遅らせる。
シート材Sがメディアセンサ14まで搬送されると、メディアセンサ14は、シート材Sの特性の検出を開始する。メディアセンサ14は、シートの特性に関する検出結果をCPU10に送信する。CPU10は、メディアセンサ14から取得した検出結果によりシート特性を判断し、これにより定着器170の目標温度を決定する。CPU10は、これにより定着器170の温度調整を開始することが可能になる。
定着器170の温度が目標温度に到達するまで、CPU10は、画像形成部20にシート材Sの搬送をレジストローラ161の位置で一旦停止させる。定着器170が目標温度に到達すると、CPU10は、画像形成部20にシート材Sの搬送を再開させて、シート材Sへの画像形成を行う。このように従来の自動検出モードではメディアセンサ14を用いたシート特性の検出まで定着器170の温度調整を開始することができないために、シート材Sが搬送停止される時間Xだけ画像形成の時間が長くなってしまう。そのために、効率的な画像形成処理ができなくなる。
そこで本実施形態では、過去にメディアセンサ14を用いて検出したシート特性に応じて定着器170の目標温度を決定する。そのために、自動検出モードであっても画像形成の時間がユーザ指定モードと同程度になるように、画像形成装置100の動作を制御することができる。つまり、画像形成処理の開始指示を受け付けたCPU10は、画像形成部20に画像形成を開始させ、同時に定着器170の温度調整を開始する。この場合、メディアセンサ14は、ユーザ指定モードであっても搬送されたシート材Sの特性を検出する。そのために、ユーザ指定モードから自動検出モードに動作モードが切り替わった場合であっても、1枚目のシート材Sへの画像形成時から、ユーザ指定モードと同程度の時間で画像形成が行われる。
(定着温度制御)
図8は、定着器170の温度制御処理を表すフローチャートである。CPU10は、画像形成処理の開始指示を受け付けてこの処理を行う。
CPU10は、まず、メディアセンサ14がシート材Sの特性の検出を行っているか否かを確認する(S801)。この温度制御処理は、指示された枚数のシート材Sへの画像形成がすべて終了するまで繰り返し行われる。そのために、前回の温度制御処理によるシート材Sの特性の検出をメディアセンサ14が終了していることをS801の処理により確認する必要がある。メディアセンサ14がシート材Sの特性を検出中であれば(S801:Y)、CPU10は、終了まで待機する。
メディアセンサ14がシート材Sの特性の検出中でなければ(S801:N)、CPU10は、画像形成部20によりシート材Sの給紙及び搬送を行わせる。シート材Sがメディアセンサ14に到達すると、メディアセンサ14はシート材Sの特性の検出処理を行う(S802)。S802におけるシート材Sの検出処理は、ユーザ指定モード及び自動検出モードの何れが指定されていても実施されるが、その詳細については後述する。
CPU10は、動作モードに自動検出モードが設定されているか否かを確認する(S803)。自動検出モードが設定されている場合(S803:Y)、CPU10は、RAM12に画像形成で指定されるカセットに収納されているシートの特性データが格納されているか否かを確認する(S804)。即ち、RAM12には、第1給紙カセット220に収容されるシート材Sのシート特性と第2給紙カセット221に収容されるシート材Sのシート特性とのデータが格納されている。CPU10は、画像形成指示で指示された給紙カセットに収容されるシート材Sのシートの特性データが格納されているか否かを確認する。
RAM12にシート特性データが格納されている場合(S804:Y)、CPU10は、この格納されたシート特性データに基づいて、定着器170の目標温度を決定し、定着温度が目標温度になるように定着器170を制御する(S805)。RAM12にシート特性が格納されていない場合(S804:N)、CPU10は、メディアセンサ14から検出結果を取得したか否かを判断する(S806)。CPU10は、メディアセンサ14から検出結果を取得すると(S806:Y)、検出結果に応じて目標温度を決定し、定着温度が目標温度になるように定着器170を制御する(S807)。
CPU10は、動作モードがユーザ指定モードである場合(S803:N)、S802で検出したシート特性を参照せず、ユーザにより入力されたシート特性に応じて目標温度を決定し、定着温度が目標温度になるように定着器170を制御する(S808)。S805、S807、S808のいずれかの処理により定着器170の定着温度が目標温度に制御される。これにより定着器170は、トナー像が転写されたシート材Sへのトナー像の定着処理を行うことができるようになる。
定着器170の温度制御が終了すると、CPU10は、指示された枚数のシート材Sへの画像形成処理がすべて終了したか否かを判断する(S809)。すべて終了していない場合(S809:N)、CPU10がS801以降の処理を繰り返し行う。すべて終了している場合(S809:Y)、CPU10は処理を終了する。
図9は、S802のシート材Sの検出処理を表すフローチャートである。このフローチャートは、シート材Sの検出処理を行う以前の処理を含む。
CPU10は、画像形成装置100に電源が投入されると、第1給紙カセット220が画像形成装置100から取り外されたか否かを判断する(S901)。CPU10は、第1給紙カセット開閉センサ18が第1給紙カセット220を検出しているか否かに基づいてこの判断を行う。第1給紙カセット220が画像形成装置100から取り外された場合(S901:Y)、CPU10は、RAM12に格納されている第1給紙カセット220のシート特性を削除する(S902)。
CPU10は、第2給紙カセット221が画像形成装置100から取り外されたか否かを判断する(S903)。CPU10は、第2給紙カセット開閉センサ19が第2給紙カセット221を検出しているか否かに基づいてこの判断を行う。第2給紙カセット221が画像形成装置100から取り外された場合(S903:Y)、CPU10は、RAM12に格納されている第2給紙カセット221のシート特性を削除する(S904)。
CPU10は、このような第1、第2給紙カセット220、221の取り外し及び挿着を繰り返し監視しており、画像形成装置100から取り外されると、該当するシート特性をRAM12から削除する。図8のS802の処理でシート材Sの検出処理が指示されると、CPU10は、シート材Sの検出処理を開始する(S905:Y)。CPU10は、メディアセンサ14からシート材Sの検出結果を取得して(S906)、該検出結果に応じたシート特性をRAM12に格納する(S907)。CPU10は、シート特性をRAM12に格納することでシート材Sの検出処理を終了し、図8のS803の処理を行う。なお、CPU10は、シート材Sの検出処理の終了後もS901〜S905の処理を繰り返し行う。
(運用形態)
図10は、印刷ジョブに対する画像形成装置100の具体的な動作の説明図である。図中のRAMの記憶領域311〜315は図6で説明した記憶領域に対応する。この記憶領域311〜315とは別の記憶領域310にユーザ指定モードで指定されたシート特性のデータが格納される。なお、図10において、水平方向に記憶領域310〜315の記憶内容の変化の状態を示している。第1給紙カセット220に薄紙のシート材Sが収容されており、ユーザ指定モードでシート特性として薄紙が設定されているものとする。例として、ユーザ指定モードで第1給紙カセット220に収容される4枚のシート材Sに対する画像形成処理が行われ、その後、自動検出モードに切り替えられ、第1給紙カセット220から給紙された1枚のシート材Sに対する画像形成処理が行われるものとする。
図10において、時刻t1よりも前では、第1給紙カセット220が画像形成装置100に装着されており、記憶領域311〜315には、第1給紙カセット220から給紙された4枚のシート材Sが薄紙であることを表すシート特性を表すデータが格納されている。このシート特性のデータは直前の画像形成動作で検出されたシート特性のデータである。なお、記憶領域310にはユーザ指定モードで指定された薄紙を示すシート特性が格納されている。時刻t1で第1給紙カセット220が画像形成装置100から取り外されると、記憶領域311〜315に格納されているシート特性が削除され、RAM12の該当領域は空白319になる。なお、記憶領域310のデータはユーザがシート特性を変更しない限り、そのままであり、給紙カセットが取り外されても変化しない。
給紙カセット220が画像形成装置に装着され、ユーザ指定モードでシート特性として厚紙が指定され、時刻t2で、画像形成処理の開始が指示されると、画像形成装置100は、第1給紙カセット220から4枚のシート材Sを順番に給紙する。
最初に給紙されるシート材301は、ユーザにより厚紙と指定されている。そのためにCPU10は、図8のS808の処理により、定着器170を厚紙に対応する定着温度に制御する。また、CPU10は、図9のS907においてメディアセンサ14の検出結果に応じたシート特性をRAM12に格納する。ここでは第1給紙カセット220から厚紙が給紙されるために、メディアセンサ14によりシート特性として厚紙が検出され、RAM12の1枚目の記憶領域311にシート材Sが厚紙であることを表すシート特性が格納される。
2枚目のシート材302についても同様の処理が行われ、2枚目の記憶領域312には、厚紙を示すシート特性が格納される。3枚目のシート材303についても同様の処理が行われ、3枚目の記憶領域313には、厚紙を示すシート特性が格納される。4枚目のシート材304についても同様の処理が行われ、4枚目の記憶領域には、厚紙を示すシート特性が格納される。画像形成処理は、ここで一旦終了する。従って、5枚目の記憶領域315は空白のままである。
時刻t3では、自動検出モードが指定され、画像形成処理の開始が指示される。画像形成装置100は、自動検出モードで、第1給紙カセット220から5枚目のシート材Sを給紙する。
CPU10は、動作モードが自動検出モードであり、RAM12の記憶領域311〜314に厚紙を示すシート特性が格納されているために、図8のS805の処理により、定着器170の定着温度をシート特性309(厚紙)に対応する温度に制御する。画像形成装置100は、この温度でシート材305に対する画像形成を行う。なお、CPU10は、自動検出モード時にも図9のS907においてメディアセンサ14の検出結果に応じたシート特性をRAM12の記憶領域315に格納する。
本実施形態では画像形成装置100がシート特性に応じて定着器170の温度や定着器170内で搬送されるシート材Sの搬送速度を調整する例を説明した。この他に画像形成装置100は、シート特性に応じてレーザスキャナ122a〜122dや画像形成ユニット120a〜120dの動作を制御する構成であってもよい。例えばCPU10は、シート特性に応じて画像形成部20により、レーザスキャナ122a〜122dから出射されるレーザ光の光量を調整、現像器によるトナー濃度の調整等の、シート材Sに形成される画像の画質に関する調整を行う。定着器170の調整及びレーザスキャナ122a〜122dや画像形成ユニット120a〜120dの調整は、少なくとも一方が行われる構成であればよい。
以上のように、本実施形態の画像形成装置100は、動作モードがユーザ指定モードの場合であっても、メディアセンサ14によるシート特性の検出を行い、その検出結果をRAM12に格納する。すべてのシート材Sをメディアセンサ14が検出することになるが、メディアセンサ14による検出時間は定着器170の温度調整時間に比較して短時間であるために、メディアセンサ14による検出の画像形成処理にかかる時間への影響は少ない。そのために、画像形成装置100は、ユーザ指定モードから自動検出モードに動作モードが切り替わった場合でも、従来の自動検出モード時よりも短時間で画像形成処理を行うことが可能となる。
100…画像形成装置、10…CPU、12…RAM、14…メディアセンサ、170…定着器、220…第1給紙カセット、221…第2給紙カセット

Claims (11)

  1. シート材が収容される給紙カセットと、
    前記給紙カセットから給紙されたシート材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記シート材に前記トナー像を定着させる定着手段と、
    前記画像形成手段へ搬送される前記シート材の特性を検出するセンサと、
    前記センサにより検出されたシート材の特性を格納する格納手段と、
    前記給紙カセットに収容されるシート材の特性を手動で入力し、入力されるシート材の特性に応じた画像形成条件で画像を形成させる第1の動作モード、及び前記センサの検出結果に応じた画像形成条件で画像を形成させる第2の動作モードのいずれかの動作モードで、前記画像形成手段及び前記定着手段に画像形成を行わせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の動作モード及び第2の動作モードのいずれでも、前記センサによりシート材の特性を検出させて前記格納手段に格納し、前記第2の動作モードで前記格納手段に前記シート材の特性が格納されている場合、前記格納手段に格納される当該シート材の特性に応じた画像形成条件で画像を形成させることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記給紙カセットが前記画像形成装置に装着されているか否かを検出する開閉センサと、を備え、
    前記制御手段は、前記開閉センサの検出結果により前記給紙カセットが前記画像形成装置から取り外されたことを検出すると、前記格納手段に格納された前記シート材の特性を削除することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記格納手段は、前記給紙カセットから給紙される所定枚数分のシート材に対応した記憶領域を有し、1枚のシート材毎に異なる記憶領域に前記シート材の特性が格納されることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記格納手段は、前記所定枚数分の記憶領域のすべてに前記シート材の特性が格納された後は1枚目のシート材に対応した記憶領域から前記シート材の特性が格納されることを特徴とする、
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記給紙カセットが設けられており、
    前記開閉センサは複数の前記給紙カセットの各々に対応して設けられており、
    前記格納手段は、前記給紙カセットの数に対応して前記シート材の特性が格納される領域が設けられることを特徴とする、
    請求項2〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記センサは、前記シート材を照射する発光手段と、前記シート材による前記発光手段からの光の反射光を受光し、その反射光量を前記検出結果として出力する受光手段と、を備えることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記シート材の特性に応じて前記定着手段が前記シート材に前記トナー像を定着させるための熱量を決定し、決定した熱量が得られるように前記画像形成条件を決定することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記シート材の特性に応じて、前記熱量が得られるように前記定着手段が前記シート材に前記トナー像を定着させるときの定着温度を決定し、前記定着手段の温度を前記定着温度に調整することを特徴とする、
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記シート材の特性に応じて、前記熱量が得られるように前記定着手段が前記シート材に前記トナー像を定着させるときの前記シート材の搬送速度を決定し、前記定着手段による前記シート材の搬送速度を制御することを特徴とする、
    請求項7又は8記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の動作モードの場合及び前記第2の動作モードで前記格納手段に前記シート材の特性が格納されている場合に、前記画像形成手段に画像形成を開始させ、同時に前記定着手段の温度調整を開始することを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. シート材が収容される給紙カセットと、
    前記給紙カセットから給紙されたシート材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記シート材に前記トナー像を定着させる定着手段と、
    前記画像形成手段へ搬送される前記シート材の特性を検出するセンサと、
    前記給紙カセットに収容されるシート材の特性を手動で入力し、入力されるシート材の特性に応じた画像形成条件で画像を形成させる第1の動作モード、及び前記センサの検出結果に応じた画像形成条件で画像を形成させる第2の動作モードのいずれかが指示される操作手段と、を備えた画像形成装置により実行される方法であって、
    前記センサにより検出されたシート材の特性を所定の格納手段に格納しておき、
    前記第1の動作モードが指示された場合に、前記操作手段から入力されるシート材の特性に応じて、前記定着手段が前記シート材に前記トナー像を定着させるときの定着温度を決定して、前記定着手段の温度を前記定着温度に調整し、
    前記第2の動作モードが指示された場合に、前記格納手段に格納される前記シート材の特性に応じて、前記定着手段が前記シート材に前記トナー像を定着させるときの定着温度を決定して、前記定着手段の温度を前記定着温度に調整することを特徴とする、
    温度制御方法。
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