JP2017142003A - 空調制御システムおよび空調制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】全熱交換装置におけるモード(熱交換モード/バイパスモード)の切り替えと空調機における運転モード(冷房モード/送風モード)の切り替えとを連携させて、より大きな省エネ効果を得る。【解決手段】外気温度toutが室内温度trpvよりも低く、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1が最低温度差以上となった場合、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える。全熱交換装置2Aのモードがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度trpvと冷房設定温度trspとの差を室内温度差Δt2として求め、この室内温度差Δt2が設定値緩和幅内にある場合には空調機1の運転モードを送風モードとする。【選択図】 図1
Description
本発明は、制御対象空間からの排気と外気との間で熱交換を行う全熱交換装置と、制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機とを用いた空調制御システムおよび空調制御方法に関する。
従来より、ビルなどの施設では、外気熱を取り入れることにより省エネルギー(以下、省エネと略す)性を高めた空調制御システムが用いられている。
この空調制御システムは、制御対象空間からの排気と外気との間で熱交換を行う全熱交換装置と、制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機とを備え、冷房時には「より省エネ性を高めるため」に、外気の温度が低い場合には外気を冷房に利用している(例えば、特許文献1参照)。
図6に従来の空調制御システム200の概略を示す。同図において、1は空調機、2は全熱交換装置、3は空調制御装置、4は制御対象空間、5は制御対象空間4の温度を室内温度trpvとして検出する室内温度センサ、6は全熱交換装置2に取り込まれる前の外気OAの温度を外気温度toutとして検出する外気温度センサ、7は冷房を行う場合の室内温度の設定値を冷房設定温度trspとして設定する室内温度設定器である。
この空調制御システム200において、全熱交換装置2は、全熱交換器(HEX)を備えており、制御対象空間4からの排気EXAとの間で熱交換された外気OAを出力する熱交換モードと、制御対象空間4からの排気EXAとの間で熱交換を行わずにそのまま外気OAを出力するバイパスモードとを備えている。この例において、全熱交換装置2は、自動運転機能により、外気温度toutが低い場合、全熱交換装置2のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える。
空調機1は、制御対象空間4からの還気RAと全熱交換装置2からの外気OAとを入力とし、制御対象空間4へ調和された空気(調和空気)SAを供給する。すなわち、室内温度trpvと冷房設定温度trspとが一致するように、空調機1からの制御対象空間4への調和空気SAの温度や送風量が空調制御装置3によって調整される。
しかしながら、この空調制御システム200では、全熱交換装置2と空調機1とが個別に動作しており、連携が不十分であるという問題があった。
すなわち、全熱交換装置2は、自動運転機能により、熱交換モードとバイパスモードとの間でモードを切り替えて動作する。空調機1は、全熱交換装置2の切り替え状態(熱交換モード、バイパスモード)によらず、室内温度trpvと冷房設定温度trspとが一致するように運転される。このため、冷たい外気を取り込んでいるにも拘わらず、空調機1が冷房モードでの運転を続け、エネルギーが無駄に使われてしまう可能性があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、全熱交換装置におけるモード(熱交換モード/バイパスモード)の切り替えと空調機における運転モード(冷房モード/送風モード)の切り替えとを連携させて、より大きな省エネ効果を得ることができる空調制御システムおよび空調制御方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、制御対象空間からの排気との間で熱交換された外気を出力する熱交換モードと、制御対象空間からの排気との間で熱交換を行わずにそのまま外気を出力するバイパスモードとを備えた全熱交換装置と、制御対象空間からの還気と全熱交換装置からの外気とを入力とし、制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機と、全熱交換装置における熱交換モードとバイパスモードとの切り替えと空調機における運転モードの切り替えとを連携して制御する空調制御装置とを備えた空調制御システムであって、制御対象空間の温度を室内温度として検出する室内温度検出手段と、全熱交換装置に入力される前の外気の温度を外気温度として検出する外気温度検出手段とを備え、空調制御装置は、室内温度に対して定められた冷房時の温度設定値を冷房設定温度として記憶する冷房設定温度記憶手段と、外気温度が室内温度よりも低く、外気温度と室内温度との温度差が予め定められている最低温度差以上となった場合、全熱交換装置のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える全熱交換装置モード切替手段と、全熱交換装置のモードがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度と冷房設定温度との差を室内温度差として求め、この室内温度差が許容温度差として定められている設定値緩和幅内にある場合には空調機の運転モードを送風モードとし、室内温度が冷房設定温度よりも高く室内温度差が設定値緩和幅を外れている場合には空調機の運転モードを冷房モードとする空調機運転モード切替手段とを備えることを特徴とする。
この発明において、空調制御装置は、外気温度が室内温度よりも低く、外気温度と室内温度との温度差が最低温度差以上となった場合、全熱交換装置のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える。このとき、空調制御装置は、室内温度と冷房設定温度との差を室内温度差として求め、この室内温度差が設定値緩和幅内にある場合には空調機の運転モードを送風モードとし、室内温度が冷房設定温度よりも高く室内温度差が設定値緩和幅を外れている場合には空調機の運転モードを冷房モードとする。これにより、外気温度が低下し、全熱交換装置がバイパスモードに切り替えられた時、室内温度差が設定値緩和幅内にあれば空調機の運転モードが送風モードとされ、空調機の無駄な運転が避けられる。
本発明によれば、外気温度が室内温度よりも低く、外気温度と室内温度との温度差が最低温度差以上となった場合、全熱交換装置のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替えるようにし、全熱交換装置のモードがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度と冷房設定温度との差を室内温度差として求め、この室内温度差が設定値緩和幅内にある場合には空調機の運転モードを送風モードとし、室内温度が冷房設定温度よりも高く室内温度差が設定値緩和幅を外れている場合には空調機の運転モードを冷房モードとするようにしたので、外気温度が低下し、全熱交換装置がバイパスモードに切り替えられた時、室内温度差が設定値緩和幅内にあれば空調機の運転モードが送風モードとされる。これにより、空調機の無駄な運転が避けられ、より大きな省エネ効果を得ることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空調制御システム100の要部を示す図である。同図において、図6と同一符号は図6を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この空調制御システム100において、空調制御装置3は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、本実施の形態特有の機能として、全熱交換装置2における熱交換モードとバイパスモードとの切り替えと空調機1における運転モードの切り替えとを連携して制御する機能を有している。
以下、図6に示した従来の空調制御システム200における空調制御装置3と区別するために、本実施の形態の空調制御システム100における空調制御装置3を符号3Aで示し、従来の空調制御システム200における空調制御装置3を符号3Bで示す。
また、本実施の形態の空調制御システム100において、全熱交換装置2は自動運転機能は備えておらず、空調制御装置3Aからの指令を受けて熱交換モードとバイパスモードとの切り替えを行う。
全熱交換装置2についても、従来の空調制御システム200における全熱交換装置2と区別するために、本実施の形態の空調制御システム100における全熱交換装置2を符号2Aで示し、従来の空調制御システム200における全熱交換装置2を符号2Bで示す。
図2に空調制御装置3Aの機能ブロック図を示す。空調制御装置3Aは、冷房設定温度trspを記憶する冷房設定温度記憶部31と、室内温度センサ5からの室内温度trpvと外気温度センサ6からの外気温度toutを入力とし、この室内温度trpvと外気温度toutとの温度差Δt1(Δt1=trpv−tout)に基づいて全熱交換装置2Aのモードを切り替える全熱交換装置モード切替部32と、全熱交換装置2Aがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度センサ5からの室内温度trpvと冷房設定温度記憶部31に記憶されている冷房設定温度trspとの差を室内温度差Δt2(Δt2=trpv−trsp)として求め、この室内温度差Δt2に基づいて空調機1の運転モードを切り替える空調機運転モード切替部33とを備えている。
なお、この空調制御システム100において、室内温度センサ5が本発明でいう室内温度検出手段に相当し、外気温度センサ6が本発明でいう外気温度検出手段に相当する。また、冷房設定温度記憶部31が本発明でいう冷房設定温度記憶手段に相当し、全熱交換装置モード切替部32が全熱交換装置モード切替手段に相当し、空調機運転モード切替部33が空調機運転モード切替手段に相当する。
〔全熱交換装置モード切替部〕
図3を用いて、全熱交換装置モード切替部32の機能について、より詳細に説明する。全熱交換装置モード切替部32は、外気温度toutが室内温度trpvよりも低く、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1(Δt1=trpv−tout)が予め定められている最低温度差α以上となった場合(図3に示すt1点)、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える機能を有している。
図3を用いて、全熱交換装置モード切替部32の機能について、より詳細に説明する。全熱交換装置モード切替部32は、外気温度toutが室内温度trpvよりも低く、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1(Δt1=trpv−tout)が予め定められている最低温度差α以上となった場合(図3に示すt1点)、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える機能を有している。
また、全熱交換装置モード切替部32は、全熱交換装置2Aのモードをバイパスモードに切り替えた後、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1が最低温度差αから不感帯(最低温度差不感帯)として定められた固定値(第1の固定値)γ1を差し引いた温度差α’以下となった場合に(図3に示すt2点)、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードに切り替える機能を有している。
また、全熱交換装置モード切替部32は、全熱交換装置2Aのモードをバイパスモードに切り替えた後、外気温度toutが予め定められている最低外気温度toutL以下となった場合に(図3に示すt3点)、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードに切り替える機能を有している。
また、全熱交換装置モード切替部32は、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードに切り替えた後、外気温度toutが最低外気温度toutLに不感帯(最低外気温度不感帯)として定められた第2の固定値γ2を足し合わせた温度以上となった場合に(図3に示すt4点)、全熱交換装置2Aのモードをバイパスモードに切り替える機能を有している。
下記に、全熱交換装置モード切替部32における室内温度trpvと外気温度toutと全熱交換装置2Aのモードとの関係を示す。
(1)前回「熱交換モード」の時
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≧最低温度差(α)かつ外気温度(tout)≧(最低外気温度(toutL)+不感帯(γ2))⇒バイパスモードとする。
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≧最低温度差(α)かつ外気温度(tout)≧(最低外気温度(toutL)+不感帯(γ2))⇒バイパスモードとする。
(2)前回「バイパスモード」の時
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≦(最低温度差(α)−不感帯(γ1))または外気温度(tout)≦最低外気温度(toutL)⇒熱交換モードとする。
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≦(最低温度差(α)−不感帯(γ1))または外気温度(tout)≦最低外気温度(toutL)⇒熱交換モードとする。
(3)前回「不定」(初期値は「不定」)の時
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≦(最低温度差(α)かつ外気温度(tout)≧(最低外気温度(toutL)+不感帯(γ2))⇒バイパスモードとする。
(室内温度(trpv)−外気温度(tout))≦(最低温度差(α)かつ外気温度(tout)≧(最低外気温度(toutL)+不感帯(γ2))⇒バイパスモードとする。
(4)(1)〜(3)以外の時
⇒熱交換モードとする。
⇒熱交換モードとする。
〔空調機運転モード切替部〕
図4を用いて、空調機運転モード切替部33の機能について、より詳細に説明する。空調機運転モード切替部33は、全熱交換装置2Aのモードがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度trpvと冷房設定温度trspとの差を室内温度差Δt2(Δt2=trpv−trsp)として求め、この室内温度差Δt2が許容温度差として定められている設定値緩和幅ΔT(室温上限温度差ΔT1+室温下限温度差ΔT2)内にある場合には空調機1の運転モードを送風モードとし、室内温度trpvが冷房設定温度trspよりも高く室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔTを外れている場合には空調機1の運転モードを冷房モードとする機能を有している。
図4を用いて、空調機運転モード切替部33の機能について、より詳細に説明する。空調機運転モード切替部33は、全熱交換装置2Aのモードがバイパスモードに切り替えられている時、室内温度trpvと冷房設定温度trspとの差を室内温度差Δt2(Δt2=trpv−trsp)として求め、この室内温度差Δt2が許容温度差として定められている設定値緩和幅ΔT(室温上限温度差ΔT1+室温下限温度差ΔT2)内にある場合には空調機1の運転モードを送風モードとし、室内温度trpvが冷房設定温度trspよりも高く室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔTを外れている場合には空調機1の運転モードを冷房モードとする機能を有している。
また、空調機運転モード切替部33は、空調機1の運転モードを冷房モードに切り替えた後(図4に示すt1点)、室内温度差Δt2が室温上限温度差ΔT1から不感帯(室温上限温度差不感帯)として定められた固定値(第3の固定値)γ3を差し引いた温度差ΔT1’(ΔT1’=ΔT1−γ3)以下となった場合(図4に示すt2点)、空調機1の運転モードを送風モードに切り替える機能を有している。
なお、設定値緩和幅ΔTにおいて、室温上限度差ΔT1は、冷房設定温度trspを基準として室内温度trpvの上昇方向に定められた許容温度差であり、室温下限温度差ΔT2は、冷房設定温度trspを基準として室内温度trpvの下降方向に定められた許容温度差である。
また、本実施の形態において、空調機1は、室内機と室外機とから構成されており、空調機1を送風モードとする場合には、室外機のみを停止させる。すなわち、室内機は起動させたまま、室外機のみを停止(サーモオフ)させる。
下記に、空調機運転モード切替部33における室内温度trpvと冷房設定温度trspと空調機1の運転モードとの関係を示す。
(1)前回「送風モード」「室内機起動」の時
(室内温度(trpv)−冷房設定温度(trsp))>室温上限温度差(ΔT1)⇒「室内機起動」のまま「送風モード」を解除し、「冷房モード」とする。
(2)前回「冷房モード」「室内機起動」の時
(室内温度(trpv)−冷房設定温度(trsp))≦(室温上限温度差(ΔT1−不感帯(γ3))⇒「室内機起動」のまま「送風モード」へ強制移行する。
(室内温度(trpv)−冷房設定温度(trsp))>室温上限温度差(ΔT1)⇒「室内機起動」のまま「送風モード」を解除し、「冷房モード」とする。
(2)前回「冷房モード」「室内機起動」の時
(室内温度(trpv)−冷房設定温度(trsp))≦(室温上限温度差(ΔT1−不感帯(γ3))⇒「室内機起動」のまま「送風モード」へ強制移行する。
以上の説明から分かるように、本実施の形態の空調制御システム100において、空調制御装置3Aは、外気温度toutが室内温度trpvよりも低く、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1が最低温度差α以上となった場合、全熱交換装置2Aのモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える。
このとき、空調制御装置3Aは、室内温度trpvと冷房設定温度trspとの差を室内温度差Δt2として求め、この室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔT内にある場合には空調機1の運転モードを送風モードとし、室内温度trpvが冷房設定温度trspよりも高く室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔTを外れている場合(Δt2>ΔT1)には空調機1の運転モードを冷房モードとする。
これにより、外気温度toutが低下し、全熱交換装置2Aがバイパスモードに切り替えられた時、室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔT内にあれば空調機1の運転モードが送風モードとされ、空調機1の無駄な運転が避けられる。すなわち、全熱交換装置2Aをバイパスモードとしての外気冷房時、空調機1を送風運転として、より大きな省エネ効果を得ることができるようになる。
なお、図2には示していないが、空調制御装置3Aは、空調機1の運転モードを送風モードとした場合、室内温度trpvと冷房設定温度trspとが一致するように、空調機1の送風量を制御する機能も備えている。
また、空調制御装置3Aは、全熱交換装置2Aにおいてバイパスさせる外気の風量を(場合により)増加させる機能も備えている。なお、実際には、外気導入量が少ないため外気冷房効果は期待できず、送風/冷房の切替運転となる可能性が大であるが、サーモオフによる省エネ効果を高めることはできる。
図5にこの空調制御システム100における外気送風運転状態の遷移図を示す。初期実行時は、実施対象外であり(#1)、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1が最低温度差α以上となると、全熱交換装置2Aがバイパスモードとされ、実施対象内に入る(矢印(1))。
実施対象内に入ると、室内温度trpvと冷房設定温度trspとの差(室内温度差)Δt2が設定値緩和幅ΔT内であるか否かがチェックされ(#2)、室内温度差Δt2が設定値緩和幅ΔT内であれば(矢印(2))、空調機1の運転モードが送風モードとされる(#3)。室内温度差Δt2が室温上限温度差ΔT1を超えていれば(矢印(5))、空調機1の運転モードが冷房モードとされる(#4)。
送風モードでの空調機1の運転中、室内温度差Δt2が室温上限温度差ΔT1を超えると(矢印(3))、空調機1の運転モードが冷房モードとされる(#4)。この冷房モードでの空調機1の運転中、室内温度差Δt2がΔT1’以下となると、(矢印(2))、空調機1の運転モードが送風モードに戻される(#3)。
送風モードでの空調機1の運転中、室内温度差Δt2が室温下限温度差ΔT2を超えると(矢印(6))、実施対象外となる(#1)。また、外気温度toutが最低外気温度toutL以下となったり、外気温度toutと室内温度trpvとの温度差Δt1がα’以下となったような場合などにも(矢印(7))、実施対象外となる(#1)。
なお、上述した実施の形態では、動作を安定させるために、熱交換モードとバイパスモードとの切り替えに際して固定値γ1,γ2を不感帯として設けるようにしたが、また送風モードと冷房モードとの切り替えに際して固定値γ3を不感帯として設けるようにしたが、必ずしもこのような不感帯を設けるようにしなくてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、ビルなどの施設において利用することが可能である。
1…空調機、2A…全熱交換装置、3A…空調制御装置、4…制御対象空間、5…室内温度センサ、6…外気温度センサ、7…室内温度設定器、31…冷房設定温度記憶部、32…全熱交換装置モード切替部、33…空調機運転モード切替部、100…空調制御システム。
Claims (10)
- 制御対象空間からの排気との間で熱交換された外気を出力する熱交換モードと、制御対象空間からの排気との間で熱交換を行わずにそのまま外気を出力するバイパスモードとを備えた全熱交換装置と、
前記制御対象空間からの還気と前記全熱交換装置からの外気とを入力とし、前記制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機と、
前記全熱交換装置における熱交換モードとバイパスモードとの切り替えと前記空調機における運転モードの切り替えとを連携して制御する空調制御装置とを備えた空調制御システムであって、
前記制御対象空間の温度を室内温度として検出する室内温度検出手段と、
前記全熱交換装置に入力される前の外気の温度を外気温度として検出する外気温度検出手段とを備え、
前記空調制御装置は、
前記室内温度に対して定められた冷房時の温度設定値を冷房設定温度として記憶する冷房設定温度記憶手段と、
前記外気温度が前記室内温度よりも低く、前記外気温度と前記室内温度との温度差が予め定められている最低温度差以上となった場合、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える全熱交換装置モード切替手段と、
前記全熱交換装置のモードがバイパスモードに切り替えられている時、前記室内温度と前記冷房設定温度との差を室内温度差として求め、この室内温度差が許容温度差として定められている設定値緩和幅内にある場合には前記空調機の運転モードを送風モードとし、前記室内温度が前記冷房設定温度よりも高く前記室内温度差が前記設定値緩和幅を外れている場合には前記空調機の運転モードを冷房モードとする空調機運転モード切替手段と
を備えることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1に記載された空調制御システムにおいて、
前記全熱交換装置モード切替手段は、
前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替えた後、前記外気温度と前記室内温度との温度差が前記最低温度差から第1の固定値を差し引いた温度差以下となった場合に、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1に記載された空調制御システムにおいて、
前記全熱交換装置モード切替手段は、
前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替えた後、前記外気温度が予め定められている最低外気温度以下となった場合に、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御システム。 - 請求項3に記載された空調制御システムにおいて、
前記全熱交換装置モード切替手段は、
前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替えた後、前記外気温度が前記最低外気温度に第2の固定値を足し合わせた温度以上となった場合に、前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替える
ことを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1に記載された空調制御システムにおいて、
前記設定値緩和幅は、
前記冷房設定温度を基準として前記室内温度の上昇方向に定められた室温上限温度差と前記室内温度の下降方向に定められた室温下限温度差とで構成され、
前記空調機運転モード切替手段は、
前記空調機の運転モードを冷房モードに切り替えた後、前記室内温度差が前記室温上限温度差から第3の固定値を差し引いた温度差以下となった場合に、前記空調機の運転モードを送風モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御システム。 - 制御対象空間からの排気との間で熱交換された外気を出力する熱交換モードと、制御対象空間からの排気との間で熱交換を行わずにそのまま外気を出力するバイパスモードとを備えた全熱交換装置と、前記制御対象空間からの還気と前記全熱交換装置からの外気とを入力とし、前記制御対象空間へ調和された空気を供給する空調機と、前記全熱交換装置における熱交換モードとバイパスモードとの切り替えと前記空調機における運転モードの切り替えとを連携して制御する空調制御装置とを備えた空調制御システムに適用される空調制御方法であって、
前記制御対象空間の温度を室内温度として検出する室内温度検出ステップと、
前記全熱交換装置に入力される前の外気の温度を外気温度として検出する外気温度検出ステップと、
前記室内温度に対して定められた冷房時の温度設定値を冷房設定温度として記憶する冷房設定温度記憶ステップと、
前記外気温度が前記室内温度よりも低く、前記外気温度と前記室内温度との温度差が予め定められている最低温度差以上となった場合、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードからバイパスモードに切り替える全熱交換装置モード切替ステップと、
前記全熱交換装置のモードがバイパスモードに切り替えられている時、前記室内温度と前記冷房設定温度との差を室内温度差として求め、この室内温度差が許容温度差として定められている設定値緩和幅内にある場合には前記空調機の運転モードを送風モードとし、前記室内温度が前記冷房設定温度よりも高く前記室内温度差が前記設定値緩和幅を外れている場合には前記空調機の運転モードを冷房モードとする空調機運転モード切替ステップと
を備えることを特徴とする空調制御方法。 - 請求項6に記載された空調制御方法において、
前記全熱交換装置モード切替ステップは、
前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替えた後、前記外気温度と前記室内温度との温度差が前記最低温度差から第1の固定値を差し引いた温度差以下となった場合に、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御方法。 - 請求項6に記載された空調制御方法において、
前記全熱交換装置モード切替ステップは、
前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替えた後、前記外気温度が予め定められている最低外気温度以下となった場合に、前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御方法。 - 請求項8に記載された空調制御方法において、
前記全熱交換装置モード切替ステップは、
前記全熱交換装置のモードを熱交換モードに切り替えた後、前記外気温度が前記最低外気温度に第2の固定値を足し合わせた温度以上となった場合に、前記全熱交換装置のモードをバイパスモードに切り替える
ことを特徴とする空調制御方法。 - 請求項6に記載された空調制御方法において、
前記設定値緩和幅は、
前記冷房設定温度を基準として前記室内温度の上昇方向に定められた室温上限温度差と前記室内温度の下降方向に定められた室温下限温度差とで構成され、
前記空調機運転モード切替ステップは、
前記空調機の運転モードを冷房モードに切り替えた後、前記室内温度差が前記室温上限温度差から第3の固定値を差し引いた温度差以下となった場合に、前記空調機の運転モードを送風モードに切り替える
ことを特徴とする空調制御方法。
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