JP2017145638A - 防護柵支柱用反射部材 - Google Patents

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充 永石
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智 ▲吉▼田
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Abstract

【課題】製造コストが安く、人手により容易に支柱に嵌め込むことができ、支柱に対して嵌め込み損じるおそれがなく、しかも、防護柵への車の衝突事故等により破損して飛散し、人に当たった場合であっても人に与える影響が少ない防護柵支柱用反射部材を提供する。【解決手段】防護柵のキャップを覆うようにキャップに嵌め込まれる反射部材本体3と、反射部材本体3の下縁に内側に向けて形成された複数個の爪5と、反射部材本体3の側面に設けられた光反射材4とからなり、反射部材本体3の嵌め込み前の爪5の先端部を結ぶ円の直径は、キャップの外周面の直径より小さく、反射部材本体3をキャップに嵌め込む際には、爪5は、弾性力に抗して外方に広がり、嵌め込みが完了した後は、弾性力により元の状態に復帰する防護柵支柱用反射部材において、反射部材本体3の内面には、反射部材本体3の高さ方向に沿って凸状のリブ6が形成され、リブ6は、反射部材本体3の周方向に間隔をあけて複数本、形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、防護柵支柱用反射部材、特に、防護柵の支柱のキャップに嵌め込まれる、防護柵支柱用反射部材に関するものである。
従来、道路等に設置される防護柵は、適宜間隔をあけて立設された、上端部にキャップが嵌め込まれた支柱と、この支柱間に取り付けられたガードレール、ガードパイプあるいはガードケーブル等のガード部材とから構成されている。
上記防護柵は、一般に白色塗料が施されているが、近年、周囲の景観を考慮して、茶系統のダーク色が施される傾向にある。このようにダーク色が施された防護柵は、昼間は問題なく視認できるが、夜間になると視認しにくく、事故につながる危険性があった。なお、白色塗料が施された防護柵であっても、夜間、視認しにくい場合もある。
そこで、防護柵の支柱の上端部に嵌め込まれるキャップに、夜間の視認性を向上させる機能を持たせたものが種々提案されている。その一例が特許文献1に開示されている。以下、このキャップを従来キャップといい、図面を参照しながら説明する。
図8は、従来キャップを示す斜視図、図9は、従来キャップを示す正面図、図10は、従来キャップを示す側面図、図11は、従来キャップを示す底面図、図12は、図9のA−A線断面図、図13は、支柱に取り付けられた従来キャップを示す正面図である。
図8から図13に示すように、従来キャップは、円筒形状の樹脂製キャップ本体11と円形状の金属製板ばね12とから構成されている。キャップ本体11は、キャップが取り付けられていない丸鋼管からなる支柱13の上端部に嵌め込まれる(図13参照)。板ばね12は、キャップ本体11内に形成された突起14にボルト15により固定されている。なお、反射機能を有さない通常の防護柵支柱用キャップは、金属製で支柱13に対して溶接により取り付けられ、支柱13の上端部の開口を閉鎖して、支柱13内への雨水の浸入防止等を図る機能を有している。
キャップ本体11の側面には、光反射テープ16が貼り付けられている。板ばね12の周縁には、複数枚の爪17が間隔をあけてそれぞれ上向きに形成されている。図12に示すように、対抗する爪17の先端部間の長さ(L)は、キャップ本体11の内径(R)より短く、キャップ本体11を支柱13の上端部に嵌め込む前の爪17の先端部とキャップ本体11の内面との間の距離(T)は、支柱13の肉厚(M)より短く形成されている。
このように構成されている従来キャップを支柱13の上端部に嵌め込むには、以下のようにする。
キャップ本体11を板ばね12を下に向けて支柱13の上端部に当てがい、キャップ本体11に力を加えて、支柱13の上端面がキャップ本体11の内面に当接するまでキャップ本体11を下方に押し下げる。この際、上述したように、キャップ本体11を支柱13に嵌め込む前の爪17の先端部とキャップ本体11の内面との間の距離(T)は、支柱13の肉厚(M)より短く形成されているので、板ばね12の爪17は、その弾性力に抗して内側に変形し、キャップ本体11の内面を押圧する。これによって、キャップ本体11に引き抜き力が作用しても、板ばね12の爪17の先端部がキャップ本体11の内面に食い込む力が作用する結果、キャップ本体11は、支柱13から容易に引き抜かれるおそれはない。
上述したように、従来キャップによれば、一旦、キャップ本体11を支柱13に嵌め込んだ後は、キャップ本体11に引き抜き力が作用しても、板ばね12の爪17の先端部がキャップ本体11の内面に食い込む力が作用する結果、キャップ本体11が支柱13から容易に引き抜かれるおそれはないが、以下のような問題があった。
(a)従来キャップは、キャップ本体11と板ばね12と板ばね12をキャップ本体11に固定するボルト15と反射テープ16から構成されるので、部品数が多く、この分、製造コストが高くなる。
(b)従来キャップは、金属製キャップが取り付けられていない支柱13の上端部に嵌め込まれるので、金属製キャップと同様な効果が要求される。すなわち、支柱13から容易に外れないことが必須要件となる。このために、板ばね12の爪17に大きな弾性力が要求される結果、この分、キャップ本体11を支柱13に嵌め込む際には、大きな嵌め込み力を必要とするので、人手により嵌め込むことが困難となる。この結果、ハンマー等の工具を使用して嵌め込む必要があるので、従来キャップの嵌め込みには、手間と時間を要する。
(c)従来キャップは、ハンマー等の工具を使用して嵌め込む必要があるので、一旦、例えば、斜めに嵌め込んでしまったような場合には、その修正に手間と時間を要する。
(d)従来キャップは、上述したように、金属製キャップと同様な効果が要求されるので、キャップ本体11をある程度、肉厚にして強度を持たせる必要がある。この結果、従来キャップが防護柵への車の衝突事故等により破損し、飛散して、人に当たった場合の人に与える影響が大きい。
特許文献2には、上記従来キャップの有する問題点を解決するための防護柵支柱用反射部材が開示されている。以下、この防護柵支柱用反射部材を従来反射部材といい、図面を参照しながら説明する。
図14は、従来反射部材を示す正面図、図15は、従来反射部材を示す平面図、図16は、従来反射部材を示す側面図、図17は、従来反射部材を示す底面図、図18は、図15のA−A線断面図、図19は、図15のB−B線断面図、図20は、支柱のキャップに嵌め込まれた従来反射部材を示す断面図である。
図14から図20に示すように、従来反射部材は、丸鋼管からなる支柱18の上端部に取り付けられた金属製キャップ19(図20参照)に嵌め込まれる円筒形状の樹脂製反射部材本体20と、反射部材本体20の下縁に内側に向けて形成された複数個の爪21と、反射部材本体20の側面に貼り付けられた光反射テープからなる光反射材22とからなっている。
反射部材本体20の上部には、キャップ19の外面に当接する当接部23が形成されている。当接部23は、反射部材本体20の上部を内側にリング状に突出させることにより形成されている。反射部材本体20の内側にリング状に突出した当接部23には、3個の切り欠き23aが形成され、爪21は、この切り欠き23aと相対する反射部材本体20の下縁に形成されている。反射部材本体20の嵌め込み前の爪21の先端部を結ぶ円(O)の直径(R1)は、キャップ19の外周面の直径(R2)より小さい(図15、図20参照)。
これによって、反射部材本体20をキャップ19に嵌め込む際には、爪21は、弾性力に抗して外方に広がり、嵌め込みが完了した後は、弾性力により元の状態に復帰する。爪21が元の状態に復帰し、爪21がキャップ19の下部端面に当接する結果、反射部材本体20に引き抜き力が作用しても反射部材本体20は、キャップ19から外れることはない(図20参照)。
なお、当接部23は、図21に示すように、キャップ19を覆うような蓋状に形成してもよい。
以上のように構成されている従来反射部材は、以下のようにして、支柱のキャップに嵌め込まれる。
反射部材本体20をキャップ19に当てがい、手のひらで反射部材本体20を押し下げる。このときの押し下げ力は、爪21の弾性力が大きくないので、容易に押し下げることができる。反射部材本体20が押し下げられると、爪21は、キャップ19の側面に沿って、弾性力に抗して外方に広がりながら下降する。爪21は、キャップ19を通過すると、弾性力により元の状態に復帰する。これによって、爪21は、キャップ19の下部端面に当接する結果、反射部材本体20に引き抜き力が作用しても反射部材本体20は、キャップ19から外れることはない。
このようにして、従来反射部材は、防護柵の支柱のキャップに容易かつ確実に嵌め込まれ、反射部材本体20に引き抜き力が作用しても反射部材本体20がキャップ19から容易に外れることはない。
意匠登録第1380854号公報 特開2015−94111号公報
上述した従来反射部材によれば、以下のような効果がもたらされる。
(a)部品数は、反射部材本体20と光反射材22のみであるので、製造コストが安くつく。
(b)支柱18のキャップ19に嵌め込むものであるので、従来キャップほど高い嵌め込み力を必要としない。この結果、ハンマー等の工具等を使わず人手によりキャップ19に嵌め込むことができる。
(c)従来キャップほど高い嵌め込み力を必要としないので、支柱18のキャップ19に対して嵌め込み損じるおそれがなく、たとえ、嵌め込み損じても容易に再嵌め込みが行える。
(d)従来キャップほど高い強度を必要としないので、防護柵への車の衝突事故等により破損して飛散し、人に当たった場合であっても人に与える影響が少ない。
(e)従来キャップに取付け可能のため、既に組立が完了している防護柵支柱に取り付けることができる。
しかし、従来反射部材には、以下のような問題があった。
(a)従来キャップほど高い嵌め込み力を必要としないが、反射部材本体20とキャップ19とは、面接触するので、接触面積が広く、キャップ19を覆うように蓋状に形成された場合、反射部材本体20内の空気が抜けず、人手による大きな嵌め込み力を必要とする。
(b)図21に示すように、反射部材本体20をキャップ19を覆うような蓋状に形成した場合には、問題がないが、反射部材本体20を円筒形状に形成した場合には、キャップ19の上部が露出するので、キャップ19に打撃を加えて支柱18を構築する際に生じる打撃傷を、美観上の観点から補修する必要があった。
(c)キャップ19の打撃によりキャップ19の上部のコーナー部が変形すると、反射部材本体20が斜めにキャップ19に嵌め込まれるおそれがあった。
(d)反射部材本体20を蓋状に形成した場合には、反射部材本体20をキャップ19に嵌め込む際、反射部材本体20とキャップ19との間の空気が外部に排気されにくく、この点からも大きな嵌め込み力を必要とする。
従って、この発明の目的は、製造コストが安く、工具等を使わず人手により容易に支柱に嵌め込むことができ、キャップに打撃を加えて支柱を構築する際に生じる打撃傷を補修する必要がなく、キャップの打撃によりキャップの上部のコーナー部が変形しても、キャップに正確に嵌め込むことができ、しかも、防護柵への車の衝突事故等により破損して飛散し、人に当たった場合であっても人に与える影響が少ない防護柵支柱用反射部材を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、防護柵のキャップ付き支柱のキャップに嵌め込まれる防護柵支柱用反射部材であって、前記キャップを覆うように前記キャップに嵌め込まれる反射部材本体と、前記反射部材本体の下縁に内側に向けて形成された複数個の爪と、前記反射部材本体の側面に設けられた光反射材とからなり、前記反射部材本体の嵌め込み前の前記爪の先端部を結ぶ円の直径は、前記キャップの外周面の直径より小さく、前記反射部材本体を前記キャップに嵌め込む際には、前記爪は、弾性力に抗して外方に広がり、嵌め込みが完了した後は、弾性力により元の状態に復帰する防護柵支柱用反射部材において、前記反射部材本体の内面には、前記反射部材本体の高さ方向に沿って凸状のリブが形成され、前記リブは、前記反射部材本体の周方向に間隔をあけて複数本、形成されていることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記リブは、前記反射部材本体の内面上部には形成されていないことに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記光反射材は、光反射テープからなっていることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記光反射材は、光反射塗膜からなっていることに特徴を有するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか1つに記載の発明において、前記反射部材本体は、樹脂製であることに特徴を有するものである。
この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
(a)部品数が少なくて済むので、製造コストが安くつく。
(b)反射部材本体とキャップとは、リブを介して線接触するので、接触面積が狭く、このために、人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体をキャップに嵌め込むことができる。
(c)反射部材本体を蓋状に形成することによって、キャップに打撃を加えて支柱を構築する際に生じる打撃傷を補修する必要がない。
(d)キャップの打撃によりキャップの上部のコーナー部が変形しても、リブを反射部材本体の内面上部に形成しないことによって設けられるスペースによって変形部分を吸収できるので、反射部材本体をキャップに正規の位置に嵌め込むことができる。
(e)反射部材本体をキャップに嵌め込む際、反射部材本体とキャップとの間の空気は、リブ間に形成された隙間から外部に排気されるので、この点からも人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体をキャップに嵌め込むことができる。
(f)従来キャップほど高い強度を必要としないので、防護柵への車の衝突事故等により破損して飛散し、人に当たった場合であっても人に与える影響が少ない。
この発明の防護柵支柱用反射部材を下方から見た斜視図である。 この発明の防護柵支柱用反射部材を示す平面図である。 この発明の防護柵支柱用反射部材を示す背面図である。 この発明の防護柵支柱用反射部材を示す左側面図である。 この発明の防護柵支柱用反射部材を示す底面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 従来キャップを示す斜視図である。 従来キャップを示す正面図である。 従来キャップを示す側面図である。 従来キャップを示す底面図である。 図9のA−A線断面図である。 支柱に取り付けられた従来キャップを示す正面図である。 従来反射部材を示す正面図である。 従来反射部材を示す平面図である。 従来反射部材を示す側面図である。 従来反射部材を示す底面図である。 図15のA−A線断面図である。 図15のB−B線断面図である。 支柱のキャップに嵌め込まれた従来反射部材を示す断面図である。 支柱のキャップに嵌め込まれた別の従来反射部材を示す断面図である。
この発明の防護柵支柱用反射部材の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の防護柵支柱用反射部材を下方から見た斜視図、図2は、この発明の防護柵支柱用反射部材を示す平面図、図3は、この発明の防護柵支柱用反射部材を示す背面図、図4は、この発明の防護柵支柱用反射部材を示す左側面図、図5は、この発明の防護柵支柱用反射部材を示す底面図、図6は、図2のA−A線断面図、図7は、図2のB−B線断面図である。
図1から図7に示すように、この発明の防護柵支柱用反射部材は、丸鋼管からなる支柱1の上端部に取り付けられた金属製キャップ2(図7参照)に嵌め込まれる樹脂製反射部材本体3と、反射部材本体3の側面に貼り付けられた光反射テープからなる光反射材4とからなっている。
反射部材本体3は、蓋状に形成され、キャップ2を覆うようにキャップ2に嵌め込まれる。反射部材本体3を蓋状に形成することによって、キャップ2に打撃を加えて支柱1を構築する際に生じる打撃傷を補修する必要がない。
反射部材本体3の下縁には、内側に向けて複数個(この例では4個)の爪5が形成されている。
爪5の両側の反射部材本体3の下部には、爪5の開閉を容易にするために切り欠き3aが形成されている。反射部材本体3の嵌め込み前の爪5の先端部を結ぶ円の直径(R1)は、キャップ2の外周面の直径(R2)より小さい(R1<R2)(図7参照)。
これによって、反射部材本体3をキャップ2に嵌め込む際には、爪5は、弾性力に抗して外方に広がり、嵌め込みが完了した後は、弾性力により元の状態に復帰する。爪5が元の状態に復帰し、爪5がキャップ2の下部端面に当接する結果、反射部材本体3に引き抜き力が作用しても反射部材本体3は、キャップ2から外れることはない(図7参照)。
反射部材本体3の内面には、反射部材本体3の高さ方向に沿って凸状のリブ6が形成されている。リブ6は、反射部材本体3の周方向に間隔をあけて複数本(この例では、12本)、形成されている。
リブ6を形成することによって、反射部材本体3をキャップ2に嵌め込む際、反射部材本体3とキャップ2とは、線接触するので、接触面積が狭く、このために、人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体3をキャップ2に嵌め込むことができる。
また、リブ6を形成することによって、反射部材本体3をキャップ2に嵌め込む際、反射部材本体3とキャップ2との間の空気は、リブ6間に形成された隙間から外部に排気されるので、この点からも人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体3をキャップ2に嵌め込むことができる。
なお、リブ6を反射部材本体3の内面上部に形成しないことによって、キャップ2の打撃によりキャップ2の上部のコーナー部が変形しても、この変形部分は、リブ6に当たらないので、反射部材本体3をキャップに正確に嵌め込むことができる。
リブ6を形成しない範囲を、図7中、(L)で示すが、内面上部に形成しない範囲(L)を有するリブは反射部材本体3の全てのリブ6であってもよいし、その一部であってもよい。
光反射材4は、光反射テープ以外に、光反射塗料を反射部材本体3の側面に塗布して形成した光反射塗膜であってもよい。
以上のように構成されている、この発明の防護柵支柱用反射部材は、以下のようにして、支柱1のキャップ2に嵌め込まれる。
反射部材本体3をキャップ2に当てがい、手のひらで反射部材本体3を押し下げる。このときの押し下げ力は、爪5の弾性力が大きくないので、容易に押し下げることができる。反射部材本体3が押し下げられると、爪5は、キャップ2の側面に沿って、弾性力に抗して外方に広がりながら下降する。爪5は、キャップ2を通過すると、弾性力により元の状態に復帰する。これによって、爪5は、キャップ2の下部端面に当接する結果、反射部材本体3に引き抜き力が作用しても反射部材本体3は、キャップ2から外れることはない。
このようにして、この発明の防護柵支柱用反射部材は、防護柵の支柱1のキャップ2に容易かつ確実に嵌め込まれ、反射部材本体3に引き抜き力が作用しても反射部材本体3がキャップ2から容易に外れることはない。
ここで、防護柵は、支柱間にガードレール、ガードパイプあるいはガードケーブルを取り付けたもの、あるいは、転落防止柵や横断防止柵等であってもよい。
以上説明したように、この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
(a)部品数が少なくて済むので、製造コストが安くつく。
(b)反射部材本体3とキャップ2とは、リブ6を介して線接触するので、接触面積が狭く、このために、人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体3をキャップ2に嵌め込むことができる。
(c)反射部材本体3を蓋状に形成することによって、キャップ2に打撃を加えて支柱を1構築する際に生じる打撃傷を補修する必要がない。
(d)キャップ2の打撃によりキャップ2の上部のコーナー部が変形しても、リブ6を反射部材本体3の内面上部に形成しないことによって、反射部材本体3をキャップ2に正確に嵌め込むことができる。
(e)反射部材本体3をキャップ2に嵌め込む際、反射部材本体3とキャップ2との間の空気は、リブ6間に形成された隙間から外部に排気されるので、この点からも人手による小さな嵌め込み力で反射部材本体3をキャップ2に嵌め込むことができる。
(f)従来キャップほど高い強度を必要としないので、防護柵への車の衝突事故等により破損して飛散し、人に当たった場合であっても人に与える影響が少ない。
1:支柱
2:キャップ
3:反射部材本体
3a:切り欠き
4:光反射材
5:爪
6:リブ
11:キャップ本体
12:板ばね
13:支柱
14:突起
15:ボルト
16:光反射テープ
17:爪
18:支柱
19:キャップ
20:反射部材本体
21:爪
22:光反射材
23:当接部
23a:切り欠き

Claims (5)

  1. 防護柵のキャップ付き支柱のキャップに嵌め込まれる防護柵支柱用反射部材であって、前記キャップを覆うように前記キャップに嵌め込まれる反射部材本体と、前記反射部材本体の下縁に内側に向けて形成された複数個の爪と、前記反射部材本体の側面に設けられた光反射材とからなり、前記反射部材本体の嵌め込み前の前記爪の先端部を結ぶ円の直径は、前記キャップの外周面の直径より小さく、前記反射部材本体を前記キャップに嵌め込む際には、前記爪は、弾性力に抗して外方に広がり、嵌め込みが完了した後は、弾性力により元の状態に復帰する防護柵支柱用反射部材において、
    前記反射部材本体の内面には、前記反射部材本体の高さ方向に沿って凸状のリブが形成され、前記リブは、前記反射部材本体の周方向に間隔をあけて複数本、形成されていることを特徴とする防護柵支柱用反射部材。
  2. 前記リブは、前記反射部材本体の内面上部には形成されていないことを特徴とする、請求項1に記載の防護柵支柱用反射部材。
  3. 前記光反射材は、光反射テープからなっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の防護柵支柱用反射部材。
  4. 前記光反射材は、光反射塗膜からなっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の防護柵支柱用反射部材。
  5. 前記反射部材本体は、樹脂製であることを特徴とする、請求項1から4の何れか1つに記載の防護柵支柱用反射部材。
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