JP2017146281A - 透明容器用ラベル及び自動分析装置 - Google Patents
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Description
(1−1)実施例1
図1に、透明容器(例えば採血管)に貼り付ける透明容器用ラベル(以下「ラベル」という。)の実施例を示す。ラベル10の表面側には、のぞき窓11と、バーコード12と、患者情報印字部13とが配置されている。図1に示すのぞき窓11は長方形状を有している。のぞき窓11の部分には、不透過性の表紙14は存在せず、透明台紙15と剥離台紙16だけが存在している。ここで、剥離台紙16は、使用の際、透明台紙15から剥がされる。このため、使用の際、のぞき窓11には、透過性の透明台紙15だけが存在する。もっとも、のぞき窓11の上端側及び下端側の両方又は一方には、のぞき窓11の左右に位置する表紙14を接続する不透過性の架橋部(表紙14の一部)が配置されてもよい。
図3に、ラベル30の構成例を示す。図3には図1との対応部分に同一符号を付して示す。ラベル30は、のぞき窓11の形状とバーコード12の配置位置が、図1に示すラベル10と異なっている。ラベル30の場合、のぞき窓11の上端側の長さL5は、のぞき窓11の下端側の長さL6よりも長い形状(すなわち、L字を180°左に回転した形状)を有している。この場合、のぞき窓11の左下側に表紙14の余白領域が形成される。そこで、図3では、バーコード12を、形成された余白領域(のぞき窓11の2辺に接する領域)に配置している。
図4に、ラベル40の構成例を示す。図4にも、図1との対応部分に同一符号を付して示す。ラベル40は、透明容器17への貼り付け後にのぞき窓11を作成するタイプである点で、予めのぞき窓11を配置するラベル10と異なっている。なお、ラベル40の諸寸法は、ラベル10と同じである。ラベル40の場合、透明台紙15の表面の全体が表紙14によって覆われている。表紙14のうちののぞき窓11(図1)に対応する位置には切り取部41が配置されている。切り取部41の寸法は、のぞき窓11(図1)と同じである。
図5に、ラベル50の構成例を示す。図5には、図4との対応部分に同一符号を付して示す。ラベル50は、図4に示すラベル40の変形例にあたる。ただし、ラベル50は、以下の2点で、ラベル40(図4)と異なっている。相違点の1つ目は、透明台紙15を用いない点である。このため、表紙14は、剥離台紙16の表面に直接接着されている。表紙14の裏面(剥離台紙16側)には、粘着剤が塗布されている。剥離台紙16の表面は、表紙14に粘着剤が塗布されていても容易にはがせる材質となっている。ラベル50を透明容器17に貼り付ける際、表紙14を剥離台紙16から剥がして使用する。なお、切取り部41に当たる表紙14の裏面(剥離台紙16側)には、切り取部41以外の表紙14に用いる粘着剤よりも弱い粘着剤が塗布されている。このため、ラベル50を透明容器17に貼り付けた後も、切り取部41を容器表面から容易に剥離することができる。
図6に、ラベル40を透明容器17に貼り付ける手順を示す。他のラベルについてもほぼ同様の手順となる。まず、剥離台紙16から表紙14と透明台紙15を剥離する(図6(A)、(B))。次に、剥離した表紙14と透明台紙15を、透明容器17の外周面に貼り付ける(図6(C))。図では、試料が収容されている透明容器17に、表紙14と透明台紙15を貼り付ける様子を表しているが、表紙14と透明台紙15を貼り付けた透明容器17に対して試料を収容してもよい。
前述したように、各実施例に係るラベルには、個人情報などを管理するためのバーコード12の近接位置にのぞき窓11(又は、切り取部41)が配置され、しかも、ラベルを透明容器17に巻き付けた際にのぞき窓11(又は、切り取部41)の対角付近にラベルの隙間18が位置するように設計されている。すなわち、透明容器17に巻き付けられたラベルにおけるのぞき窓11の対向面にラベルが存在しない領域を意図的に形成することができる。
(2−1)装置構成
続いて、前述したラベルの特性を利用した生体試料分析装置について説明する。図7に、実施例に係る生体試料分析装置100を示す。図7は、生体試料分析装置100の主要部を上方から見た図である。生体試料分析装置100は、生体試料が入った容器を搬送する搬送部と生体試料を分析する分析部とに分かれている。
図8(A)及び(B)に示すように、P1及びP2に配置されたCCDカメラ122及び123は、その撮像範囲130に、試料容器102に貼り付けられたラベルののぞき窓11とバーコード12が含まれるように位置決めされる。ただし、試料容器102が架設されるラック101は、撮影範囲130と干渉しない構造を有する。CCDカメラ122及び123は、装置内に設置されるため、装置のカバーなどの陰に入る可能性がある。そこで、図8(C)に示すように、光源131から発せられる可視光によって撮像範囲130を照明しながら撮影する。
図17に、生体試料分析装置100の画像処理部121で実行される異常判定動作の一例を示す。画像処理部121は、P1のCCDカメラ122で撮影された撮像画像140についての判定動作を最初に実行した後、P2のCCDカメラ123で撮影された撮像画像140についての判定動作を実行する。
前述したように、生体試料分析装置100は、ラック101の搬送経路上にCCDカメラ122及び123を配置し、前述したラベル10等ののぞき窓11を通して試料容器102の内部状態を撮影し、表紙14の印字内容の移り込みのない鮮明な撮像画像140を取得する。そして、画像処理部121は、取得された撮像画像140の画像処理を通じ、サンプリングの実行が好ましくない試料を事前に取り除いたり、問題が含まれる可能性がある測定結果にアラームを付けたりする。これにより、データのトレーサビリティを高品質で保つことができる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば、上述した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える必要はない。また、ある実施例の一部を他の実施例の構成に置き換えることができる。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることもできる。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の一部を追加、削除又は置換することもできる。
11…のぞき窓、
12…バーコード、
13…患者情報印字部、
14…表紙、
15…透明台紙、
16…剥離台紙、
17…透明容器、
18…隙間、
19…視野方向、
20…視野範囲、
21…長さL1の中心線、
22…のぞき窓の中心線、
30…ラベル、
40…ラベル、
41…切り取部、
42…摘み部、
43…ミシン目、
44…台帳
50…ラベル、
51…架橋部、
100…生体試料分析装置、
101…ラック、
102…試料容器、
103…搬入機構、
104…試料位置搬送機構、
105…排出機構、
110…反応ディスク、
111…反応容器、
112…試薬ディスク、
113…試薬容器、
114…反応槽、
115…試料分注機構、
116…つい立、
116A…つい立、
117…試薬分注機構、
118…洗浄機構、
119…攪拌機構、
120…洗浄槽、
121…画像処理部、
122…CCDカメラ、
123…CCDカメラ、
130…撮像範囲、
131…光源、
140…撮像画像、
141…空気層、
142…血清層、
143…分離剤、
144…血餅層、
145…気泡、
146…異物、
150…試料ノズル、
151…浸漬量、
152…異物、
160…表示画面、
161…測定結果、
162…バーコード情報。
Claims (15)
- 試料が収容される透明容器の外壁に沿って裏面側が貼り付けられる粘着層と、
前記粘着層と剥離可能に接着された剥離台紙と、
管理情報を表すパターンが印字される領域部分と、前記パターンの近傍に設けられるのぞき窓又は周囲から切り離されて前記のぞき窓となる切り取部とを有する表紙と
を有する透明容器用ラベル。 - 請求項1に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記透明容器に貼り付けて使用する際に、前記のぞき窓の対面位置に前記表紙が位置しないように、前記のぞき窓又は前記切り取部が配置されている
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記粘着層の表面側と前記表紙の間に位置する透明台紙を更に有し、
前記のぞき窓は、前記透明台紙の表面のうち前記表紙の存在しない領域部分である
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記のぞき窓は、巻き付け方向について、第1の幅を有する第1の部分と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する第2の部分とを有する
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記パターンと前記のぞき窓との間隔は2mm以下である
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記切り取部は、前記粘着層と共に前記透明容器の表面から剥がされて前記のぞき窓を形成する
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項6に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記のぞき窓の上端が前記表紙の上端に達し、前記のぞき窓の下端が前記表紙の下端に達する
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項6に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記表紙は、前記切り取部を挟んで左右に位置する部分領域を接続する少なくとも1つの架橋部を有する
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項6に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記切り取部は、前記表紙の上端及び下端のいずれかから外方に突出する摘み部を有する
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項6に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記パターンはバーコードであり、前記バーコードを構成するバー及びスペースの全てが、前記切り取部とその右隣又は左隣の領域に跨るように印刷される
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1に記載の透明容器用ラベルにおいて、
前記粘着層は前記表紙の裏面に直接設けられる
ことを特徴とする透明容器用ラベル。 - 請求項1に記載の透明容器用ラベルが貼り付けられた透明容器を搬送する搬送機構と、
反応容器が搭載される反応ディスクと、
試薬容器が搭載される試薬ディスクと、
分注機構と、
前記のぞき窓を通して観察される前記透明容器内の試料の状態と前記透明容器用ラベルに印刷されたパターンとを一度に撮像する撮像カメラと
を有する自動分析装置。 - 請求項12に記載の自動分析装置において、
前記撮像カメラで撮像された画像データを処理し、前記画像データに対応する画像と前記画像に含まれる前記パターンが示す情報とを含む作業画面を表示する画像処理部を更に有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項12に記載の自動分析装置において、
前記撮像カメラに対して前記透明容器の背面側に配置される板状部材であって、前記透明容器内の試料の色調判別用の色及び模様の一方又は両方が印刷された前記板状部材を更に有し、
前記撮像カメラは、前記のぞき窓を通し、前記透明容器内の試料と前記板状部材を一度に撮像する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項12に記載の自動分析装置において、
前記撮像カメラで撮像された画像データに基づいて、前記透明容器に保持される試料の異常の有無及び前記分注機構の異常の有無の一方又は両方を判定する画像処理部を更に有する
ことを特徴とする自動分析装置。
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