JP2017148533A - 集束uvb放射およびビタミンd合成のための光線治療装置、ならびに関連システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】集束UVB放射およびビタミンD合成のための好適な光線治療装置、ならびに関連システムおよび方法を提供する。
【解決手段】集束UVB放射およびビタミンD合成のための光線治療装置100、および関連システム、方法を対象とする。光線治療装置は、照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体102と、筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源110とを含むことができる。照射ゾーン106は、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されることができる。光線治療装置はさらに、UV放射源と照射ゾーンとの間にフィルタを含むことができる。フィルタは、約297nmを中心とし、最大でも10nmの帯域幅を有する、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されることができる。
【選択図】図1A
【解決手段】集束UVB放射およびビタミンD合成のための光線治療装置100、および関連システム、方法を対象とする。光線治療装置は、照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体102と、筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源110とを含むことができる。照射ゾーン106は、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されることができる。光線治療装置はさらに、UV放射源と照射ゾーンとの間にフィルタを含むことができる。フィルタは、約297nmを中心とし、最大でも10nmの帯域幅を有する、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されることができる。
【選択図】図1A
Description
(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第61/582,778号(2012年1月3日出願)の利益および優先権を主張する。該出願は、その全体が参照により本明細書に引用される。
本願は、米国仮特許出願第61/582,778号(2012年1月3日出願)の利益および優先権を主張する。該出願は、その全体が参照により本明細書に引用される。
(技術分野)
本技術は、ビタミンD光線療法に関し、より具体的には、集束UVB放射およびビタミンD合成のための光線治療装置、ならびに関連システムおよび方法に関する。
本技術は、ビタミンD光線療法に関し、より具体的には、集束UVB放射およびビタミンD合成のための光線治療装置、ならびに関連システムおよび方法に関する。
ビタミンDとは、日光への適切な暴露を通して人体が合成することができる、脂溶性セコステロイドの一群を指す。より具体的には、ビタミンD3は、7−デヒドロコレステロールが紫外線B(「UVB」)光と反応するときに皮膚において作製される。ビタミンDはまた、脂肪性の魚(例えば、サケおよびマグロ)、ビタミンD強化食品(例えば、乳製品およびジュース製品)、およびビタミンDサプリメント等の種々の食事供給源から吸収することもできる。いったん吸収されると、ビタミンDは、血流を通って肝臓へ進行し、そこでプロホルモンカルシジオールに変換される。順に、カルシジオールは、腎臓または免疫系内の単球マクロファージによって、カルシトリオール(ビタミンDのホルモン活性形態)に変換される。単球マクロファージによって合成されると、カルシトリオールは、侵入した細菌から身体を防御するように、局所的にサイトカインの役割を果たす。腎臓合成カルシトリオールは、血流中のカルシウムおよびリン酸塩の濃度を調節するように身体を通って循環し、それによって、骨の十分な鉱化、成長、および再構成を助長する。したがって、不十分なレベルのビタミンD(典型的には、20〜40ng/m2未満の血流中のカルシジオール濃度によって特徴付けられる)は、小児のくる病および成人の骨軟化症等の種々の骨軟化疾患を引き起こし得る。ビタミンD欠乏はまた、うつ病、心疾患、痛風、自己免疫障害、および種々の異なる癌等の多数の他の疾患および障害にも結び付けられている。
近年、ビタミンD欠乏は、少なくとも部分的に、ビタミンD産生のための日光への十分な毎日の暴露を阻止する、増加する大都市の人口および結果として生じた屋内生活様式により、顕著な状態になっている。UVB光線を遮断する、皮膚癌の意識および日焼け止めの保護の増大する重視もまた、ビタミンD欠乏の広がりを増加させた場合がある。加えて、地理的緯度、季節、およびスモッグ等の種々の環境要因が、十分なビタミンD産生をさらに妨げる。
医師らは、ビタミンDレベルを増加させる予防対策として、ビタミンDサプリメントを推奨してきた。米国医学研究所(American Institute of Medicine)は、例えば、1〜70歳の人々には600国際単位(IU)、71歳以上の人々には800IUの1日の食事ビタミンD摂取を推奨している。他の機関は、より高いおよびより低い1日のビタミンD用量の両方を推奨している。1日投与量への制限はまた、最終的には有毒であり得る、過剰に多くのビタミンDを摂取することを防止する努力も反映する。対照的に、人間生理学は、日光からのビタミンDの有意に高い1日用量(例えば、4,000〜20,000IU/日以上)に適合している。ビタミンDが日光への暴露から産生される容易性、および皮膚を通した過剰なビタミンD摂取を阻止する身体の自然な能力により、UVB放射が、より望ましいビタミンD源として識別されている。
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体であって、前記照射ゾーンは、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
前記筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源と、
前記UV放射源と前記照射ゾーンとの間のフィルタであって、前記フィルタは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成され、前記所定のスペクトルは、最大でも10nmの帯域幅を有し、約297nmを中心とする、フィルタと
を備えている、光線治療装置。
(項目2)
前記筐体は、前記照射ゾーンを少なくとも部分的に取り囲む側壁を含み、
前記UV放射源は、複数の高輝度放電ランプを備え、
前記フィルタは、対応する複数の高輝度放電ランプを少なくとも部分的に覆う複数のコーティングされた石英ガラス管を備え、
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、約292〜302nmであり、
前記光線治療装置は、前記ヒト患者の皮膚を介してビタミンD産生を促進するように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目3)
前記筐体は、前記照射ゾーンに向けられている少なくとも1本のカラムを備え、
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備え、
前記光線治療装置は、対応する複数のメタルハライドランプを部分的に包囲する複数の反射体をさらに備え、前記反射体は、個々のメタルハライドランプによって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目4)
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、最大でも8nmの帯域幅を有する、項目1に記載の光線治療装置。
(項目5)
前記UV放射源および前記フィルタは、2分以下の暴露期間中に1未満の肌タイプ調整MEDを送達するように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目6)
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目7)
前記UV放射源は、キセノンランプを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目8)
前記UV放射源は、約295〜302nmの波長を有する複数のLEDを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目9)
前記UV放射源および前記フィルタは、集束UVB放射アセンブリを画定し、前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源を少なくとも部分的に包囲し、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている反射体をさらに備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目10)
前記反射体は、前記UV放射源が前記フィルタに接触する前に、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを少なくとも実質的に平行にするように構成されている、項目9に記載の光線治療装置。
(項目11)
前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源と前記フィルタとの間に遮蔽体をさらに備え、前記遮蔽体は、前記UV放射源によって放出される少なくとも一部のUVエネルギーを、前記フィルタに接触する前に前記反射体に向けるように構成されている、項目10に記載の光線治療装置。
(項目12)
前記フィルタは、コーティングされたガラス基板を備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目13)
前記コーティングされたガラス基板は、前記UV放射源を覆うスリーブである、項目12に記載の光線治療装置。
(項目14)
前記ヒト患者におけるビタミンD合成に影響を及ぼすパラメータに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目15)
前記ユーザインターフェースは、前記光線治療装置、またはそれに通信可能に連結されている遠隔光線治療装置によって提供された以前の光線療法セッションに関するフィードバックをユーザから受信するように構成されている、項目14に記載の光線治療装置。
(項目16)
空間を少なくとも部分的に取り囲む筐体であって、前記空間は、人体の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
概して、前記空間に向けられている集束紫外線B(UVB)放射アセンブリと
を備え、
前記集束UVB放射アセンブリは、概して、約297nmで集束されているUVB放射を送達するように構成され、前記UVB放射アセンブリは、2分未満の暴露期間中にヒトの皮膚において少なくとも20,000IUのビタミンD産生を促進するように構成されている、
光線治療装置。
(項目17)
前記集束UVB放射アセンブリは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断する手段を含み、前記所定のスペクトルは、約292〜302nmの範囲内である、項目16に記載の光線治療装置。
(項目18)
前記集束UVB放射アセンブリは、
複数のメタルハライドランプと、
前記メタルハライドランプと前記空間との間で離間されている複数のフィルタと
を備えている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目19)
前記フィルタは、約292〜302nmの集束スペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されている、項目18に記載の光線治療装置。
(項目20)
前記UVB放射アセンブリは、前記複数のメタルハライドランプを少なくとも部分的に包囲する複数の平行反射体をさらに備えている、項目19に記載の光線治療装置。
(項目21)
前記集束UV放射アセンブリは、1MEDの最大でも90%に人体を暴露させるように構成され、前記MEDは、前記人体の肌のタイプに合わせて調整されている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目22)
肌のタイプまたはビタミンD要求のうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目23)
光線治療装置を用いて集束紫外線放射を送達する方法であって、前記方法は、
概して、筐体によって画定される照射ゾーンに向けて紫外線を伝送することと、
所定のスペクトルの外側の前記紫外線を少なくとも実質的にフィルタリングすることであって、前記所定のスペクトルは、約297nmを中心とする、ことと、
5分以内に、前記紫外線の前記伝送を終了することと
を含む、方法。
(項目24)
ユーザインターフェースを介してユーザ入力を受信することであって、前記ユーザ入力は、肌のタイプまたはビタミンD投与量のうちの少なくとも1つに関係する、ことと、
少なくとも部分的に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をユーザに送達することであって、前記ビタミンDの用量は、前記ユーザ入力に関係する、ことと
をさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記光線治療装置、またはそれに連結されている遠隔光線治療装置によって送達された以前のビタミンD用量に関係するフィードバックを前記ユーザから受信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
ビタミンD光線療法を提供する方法であって、前記方法は、
照射ゾーンと前記照射ゾーンに向けられた集束紫外線B(UVB)放射アセンブリを有する光線治療装置を提供することと、
前記集束UVB放射アセンブリを介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することであって、前記所定のスペクトルは、約290〜306nmの範囲内である、ことと、
所定の暴露時間以内に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をヒト患者に送達することであって、前記ビタミンDは、前記ヒト患者の皮膚の複数部分で産生される、ことと
を含む、方法。
(項目27)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、
少なくとも1つの高輝度放電ランプからUV放射を伝送することと、
前記少なくとも1つの高輝度放電ランプと内部チャンバとの間のコーティングされた基板を使用して、前記所定のスペクトルの外側の前記UV放射を少なくとも実質的にフィルタリングすることと
を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、約297nmを中心とする最大でも10nmのスペクトル内で少なくとも実質的に集束されている波長を有するUV光線を生成することを含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、最大でも3分以内に前記UVB放射を終了することを含む、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、1未満の肌タイプ調整MEDに前記ユーザを暴露させることを含む、項目26に記載の方法。
(項目31)
最大でも3分後に前記UV光線を自動的に終了することをさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目32)
ビタミンD投与量または肌のタイプのうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信することと、
前記ユーザ入力に基づいて、前記ビタミンDの用量の所定の期間を選択することと
をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目33)
光線治療装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記媒体は、方法を前記光線治療装置に行わせるための命令を有し、前記方法は、
前記光線治療装置の照射ゾーンに向けられるUV放射源を介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束される紫外線(UV)を生成することであって、前記所定のスペクトルは、概して、約297nmで集束される、ことと、
所定の期間内にチャンバ内でビタミンDの用量をユーザに送達することと
を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目34)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成するための前記命令は、約290nmから約305nmの間の波長を伴うUVエネルギーを生成することを含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目35)
前記命令は、前記ユーザが最大でも2標準MEDに暴露されたときに前記UV放射を終了することをさらに含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目36)
前記所定の期間内に前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達する前記命令は、最大でも3分後に前記UV放射を終了することを含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
以下の図面を参照して、本開示の多くの側面をより良く理解することができる。図面中の構成要素は、必ずしも一定の縮尺ではない。代わりに、本開示の原理を例証することが強調されている。
(項目1)
照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体であって、前記照射ゾーンは、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
前記筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源と、
前記UV放射源と前記照射ゾーンとの間のフィルタであって、前記フィルタは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成され、前記所定のスペクトルは、最大でも10nmの帯域幅を有し、約297nmを中心とする、フィルタと
を備えている、光線治療装置。
(項目2)
前記筐体は、前記照射ゾーンを少なくとも部分的に取り囲む側壁を含み、
前記UV放射源は、複数の高輝度放電ランプを備え、
前記フィルタは、対応する複数の高輝度放電ランプを少なくとも部分的に覆う複数のコーティングされた石英ガラス管を備え、
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、約292〜302nmであり、
前記光線治療装置は、前記ヒト患者の皮膚を介してビタミンD産生を促進するように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目3)
前記筐体は、前記照射ゾーンに向けられている少なくとも1本のカラムを備え、
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備え、
前記光線治療装置は、対応する複数のメタルハライドランプを部分的に包囲する複数の反射体をさらに備え、前記反射体は、個々のメタルハライドランプによって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目4)
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、最大でも8nmの帯域幅を有する、項目1に記載の光線治療装置。
(項目5)
前記UV放射源および前記フィルタは、2分以下の暴露期間中に1未満の肌タイプ調整MEDを送達するように構成されている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目6)
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目7)
前記UV放射源は、キセノンランプを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目8)
前記UV放射源は、約295〜302nmの波長を有する複数のLEDを備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目9)
前記UV放射源および前記フィルタは、集束UVB放射アセンブリを画定し、前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源を少なくとも部分的に包囲し、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている反射体をさらに備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目10)
前記反射体は、前記UV放射源が前記フィルタに接触する前に、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを少なくとも実質的に平行にするように構成されている、項目9に記載の光線治療装置。
(項目11)
前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源と前記フィルタとの間に遮蔽体をさらに備え、前記遮蔽体は、前記UV放射源によって放出される少なくとも一部のUVエネルギーを、前記フィルタに接触する前に前記反射体に向けるように構成されている、項目10に記載の光線治療装置。
(項目12)
前記フィルタは、コーティングされたガラス基板を備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目13)
前記コーティングされたガラス基板は、前記UV放射源を覆うスリーブである、項目12に記載の光線治療装置。
(項目14)
前記ヒト患者におけるビタミンD合成に影響を及ぼすパラメータに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、項目1に記載の光線治療装置。
(項目15)
前記ユーザインターフェースは、前記光線治療装置、またはそれに通信可能に連結されている遠隔光線治療装置によって提供された以前の光線療法セッションに関するフィードバックをユーザから受信するように構成されている、項目14に記載の光線治療装置。
(項目16)
空間を少なくとも部分的に取り囲む筐体であって、前記空間は、人体の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
概して、前記空間に向けられている集束紫外線B(UVB)放射アセンブリと
を備え、
前記集束UVB放射アセンブリは、概して、約297nmで集束されているUVB放射を送達するように構成され、前記UVB放射アセンブリは、2分未満の暴露期間中にヒトの皮膚において少なくとも20,000IUのビタミンD産生を促進するように構成されている、
光線治療装置。
(項目17)
前記集束UVB放射アセンブリは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断する手段を含み、前記所定のスペクトルは、約292〜302nmの範囲内である、項目16に記載の光線治療装置。
(項目18)
前記集束UVB放射アセンブリは、
複数のメタルハライドランプと、
前記メタルハライドランプと前記空間との間で離間されている複数のフィルタと
を備えている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目19)
前記フィルタは、約292〜302nmの集束スペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されている、項目18に記載の光線治療装置。
(項目20)
前記UVB放射アセンブリは、前記複数のメタルハライドランプを少なくとも部分的に包囲する複数の平行反射体をさらに備えている、項目19に記載の光線治療装置。
(項目21)
前記集束UV放射アセンブリは、1MEDの最大でも90%に人体を暴露させるように構成され、前記MEDは、前記人体の肌のタイプに合わせて調整されている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目22)
肌のタイプまたはビタミンD要求のうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、項目16に記載の光線治療装置。
(項目23)
光線治療装置を用いて集束紫外線放射を送達する方法であって、前記方法は、
概して、筐体によって画定される照射ゾーンに向けて紫外線を伝送することと、
所定のスペクトルの外側の前記紫外線を少なくとも実質的にフィルタリングすることであって、前記所定のスペクトルは、約297nmを中心とする、ことと、
5分以内に、前記紫外線の前記伝送を終了することと
を含む、方法。
(項目24)
ユーザインターフェースを介してユーザ入力を受信することであって、前記ユーザ入力は、肌のタイプまたはビタミンD投与量のうちの少なくとも1つに関係する、ことと、
少なくとも部分的に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をユーザに送達することであって、前記ビタミンDの用量は、前記ユーザ入力に関係する、ことと
をさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記光線治療装置、またはそれに連結されている遠隔光線治療装置によって送達された以前のビタミンD用量に関係するフィードバックを前記ユーザから受信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
ビタミンD光線療法を提供する方法であって、前記方法は、
照射ゾーンと前記照射ゾーンに向けられた集束紫外線B(UVB)放射アセンブリを有する光線治療装置を提供することと、
前記集束UVB放射アセンブリを介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することであって、前記所定のスペクトルは、約290〜306nmの範囲内である、ことと、
所定の暴露時間以内に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をヒト患者に送達することであって、前記ビタミンDは、前記ヒト患者の皮膚の複数部分で産生される、ことと
を含む、方法。
(項目27)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、
少なくとも1つの高輝度放電ランプからUV放射を伝送することと、
前記少なくとも1つの高輝度放電ランプと内部チャンバとの間のコーティングされた基板を使用して、前記所定のスペクトルの外側の前記UV放射を少なくとも実質的にフィルタリングすることと
を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、約297nmを中心とする最大でも10nmのスペクトル内で少なくとも実質的に集束されている波長を有するUV光線を生成することを含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、最大でも3分以内に前記UVB放射を終了することを含む、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、1未満の肌タイプ調整MEDに前記ユーザを暴露させることを含む、項目26に記載の方法。
(項目31)
最大でも3分後に前記UV光線を自動的に終了することをさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目32)
ビタミンD投与量または肌のタイプのうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信することと、
前記ユーザ入力に基づいて、前記ビタミンDの用量の所定の期間を選択することと
をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目33)
光線治療装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記媒体は、方法を前記光線治療装置に行わせるための命令を有し、前記方法は、
前記光線治療装置の照射ゾーンに向けられるUV放射源を介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束される紫外線(UV)を生成することであって、前記所定のスペクトルは、概して、約297nmで集束される、ことと、
所定の期間内にチャンバ内でビタミンDの用量をユーザに送達することと
を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目34)
少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成するための前記命令は、約290nmから約305nmの間の波長を伴うUVエネルギーを生成することを含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目35)
前記命令は、前記ユーザが最大でも2標準MEDに暴露されたときに前記UV放射を終了することをさらに含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目36)
前記所定の期間内に前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達する前記命令は、最大でも3分後に前記UV放射を終了することを含む、項目33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
以下の図面を参照して、本開示の多くの側面をより良く理解することができる。図面中の構成要素は、必ずしも一定の縮尺ではない。代わりに、本開示の原理を例証することが強調されている。
本技術は、ビタミンD合成のために集束UVB放射を提供するための装置、システム、および方法を対象とする。本技術のいくつかの実施形態の具体的詳細が、図1A−8を参照して以下で説明される。実施形態の多くが、皮膚でのビタミンD産生を助長するための光線治療システム、デバイス、および方法に関して以下で説明されるが、本明細書で説明されるものに加えて、他の用途(例えば、皮膚疾患の光線治療)および他の実施形態が、本技術の範囲内である。加えて、本技術のいくつかの他の実施形態は、本明細書で説明されるものとは異なる構成、構成要素、または手技を有することができる。したがって、当業者であれば、それに応じて、本技術が、追加の要素を伴う他の実施形態を有することができ、または本技術が、図1A−8を参照して以下で示され、説明される特徴のうちのいくつかを伴わない他の実施形態を有することができると理解するであろう。
図1Aおよび1Bは、本技術の実施形態による、それぞれ、開放位置および閉鎖位置での集束UVB放射のための光線治療装置100(「装置100」)の等角図であり、図1Cは、図1Aおよび1Bの装置100の上面図である。図1A−1Cを一緒に参照すると、装置100は、ユーザ(例えば、ヒト患者)を収容するように構成されるチャンバまたは内部空間106を画定する、1つ以上の側壁104およびドア108を有する、筐体102を含むことができる。筐体102は、概して、内部空間106、またはユーザを集束UVB放射に暴露させることができる照射ゾーンに向かって集束UVB放射を向ける、複数の集束UVB放射アセンブリ110を支持することができる。集束UVB放射アセンブリ110は、ヒトの皮膚でのビタミンD産生を助長するように、所定のスペクトル内のUVB放射を生成することができる。例えば、所定のスペクトルは、概して、ビタミンD合成のためのピーク波長と見なされる、約297nm(すなわち、約293〜301nm)で集束される約8nmの帯域幅を有することができる。他の実施形態では、放射の所定のスペクトルは、より広いまたは狭い帯域幅(例えば、約6〜10nm)を有することができ、ビタミンDに好適な他の波長(例えば、296nm、300nm、302nm等)の周囲で集束することができる。装置100によって提供される集中UVB放射は、同量のビタミンDを産生するために必要な日光暴露の長さと比較して、比較的短い光線療法セッション(例えば、10分未満、5分未満、2分未満、1分未満等)内で大量のビタミンD(例えば、1週間の用量、1ヶ月の用量等)をユーザに送達することができる。他の実施形態では、集束UVB放射アセンブリ110は、皮膚疾患(例えば、乾癬)または他の障害(例えば、湿疹)に対する治療効果を提供する、他のUVB波長の周囲で集束させることができる。
筐体102は、光線療法セッション中にユーザ(例えば、成人)が完全に内部空間106内に立つことを可能にするようにサイズを決定されることができる。例えば、ユーザは、内部空間106に進入するように(例えば、図1Aに示されるように)ドア108を枢動させ、摺動させ、および/または別様に開放し、筐体102内にユーザを少なくとも部分的に封入するように(例えば、図1Bに示されるように)ドア108を閉鎖することができる。種々の実施形態では、筐体102は、ISO Italia USA(Cleveland,Ohio)から入手可能なMaxter V19 ER垂直タンニングベッド等の約90〜100インチ(228.6〜254cm)の高さおよび約40〜50インチ(101.6〜127cm)の外径を有することができる。他の実施形態では、筐体102は、内部空間106内にユーザを収容するように、他の好適な寸法および/または配向を有することができる。例えば、筐体102は、光線療法セッション中にユーザが横たわることを可能にするように水平に構成することができる。筐体102によって提供される全身エンクロージャは、内部空間106の中で生成される集束UVB放射にユーザの皮膚の大部分を暴露させ、したがって、光線療法セッション中にユーザの皮膚を介して相当量のビタミンD産生を助長することができる。他の実施形態では、筐体102は、顔または上半身等の身体の一部分のみを収容するように、より小さくあり得、および/または構成されることができる。
図1Aおよび1Cに示されるように、集束UVB放射アセンブリ110が内部空間106を少なくとも部分的に包囲するように、複数の集束UVB放射アセンブリ110は、保護カバーまたはパネル111の後ろで筐体102の側壁104および/またはドア108の上または中に位置付けられ、内部空間106に向けられることができる。図示した実施形態では、集束UVB放射アセンブリ110は、内部空間106の周囲で4本の縦列に配列される。他の実施形態では、集束UVB放射アセンブリ110は、より多いまたは少ない縦列に配列されるか、または別様に、少なくとも部分的に内部空間106の周囲に位置付けられることができる。
図1Cに示されるように、装置100はさらに、少なくともUVB放射アセンブリ110の動作温度を低減させるように、概して、集束UVB放射アセンブリ110および/または筐体102の内部空間106に向けられる、1つ以上の冷却ファン118または他の冷却特徴を含むことができる。ファン118はまた、動作前および/または後にUVB放射アセンブリ110を冷却するように構成することもできる。選択された実施形態では、装置100は、ファン118からの干渉を伴わずに、アセンブリ110が動作温度(例えば、UVB放射アセンブリ110がUVB放射を生成することを可能にする温度)まで迅速に上昇するようにUVB放射アセンブリ110がオンにされた後に、ファン118を起動するように構成することができる。アセンブリ110の起動とファンの開始との間の遅延の持続時間は、例えば、1分未満(例えば、10〜15秒、3〜5秒等)であり得る。ファン遅延は、UVB放射アセンブリ110が集束UVB放射を産生するために要する時間を減少させることによって、全体的な光線療法時間(例えば、30秒、2分、5分等)を減少させることができる。他の実施形態では、ファン118は、UVB放射アセンブリ110の上昇時間への干渉を減少させるように、(例えば、典型的なタンニングベッドファンと比較して)比較的低い強度および/または速度に設定されることができる。さらなる実施形態では、装置100は、上昇時間が全体的な光線療法時間を増加させないように、UVB放射アセンブリ110がそれらの動作温度になった、またはその付近になった後まで、ユーザが内部空間106に進入することを防止するように構成されることができる。
図1Dは、本技術の実施形態に従って構成された個々の集束UVB放射アセンブリ110の拡大側面図である。集束UVBアセンブリ110は、UV放射源112と、ビタミンD合成を促進する所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断する、UV放射源112の上にあるか、またはそれを覆うフィルタ116とを含むことができる。ある実施形態では、例えば、フィルタ116は、約292nmから約302nmに及ぶ(すなわち、約297nmを中心とする)所定の10nmスペクトルの外側のUV放射を実質的に遮断することができる。他の実施形態では、フィルタ116は、より広いまたは狭い帯域幅(例えば、5nmの広さ、6nmの広さ、8nmの広さ、20nmの広さ)を有する、および/またはより高いまたは低い波長(例えば、296nm、300nm、302nm等)を中心とする、所定のスペクトルの外側のUV放射を遮断するように構成することができる。
選択された実施形態では、UV放射源112は、アーク管115内の電極113の間でガス状混合物を通して電気アークを産生することによって光を生成する、メタルハライドランプ等の1つ以上の高輝度放電(「HID」)ランプを含む。以下でさらに詳細に説明されるように、ある実施形態では、メタルハライド放射源112は、放射源112によって放出されるエネルギーのUVB含有量を増加させるように、化学物質でドープされることができる。他の実施形態では、UV放射源112は、他の種類のHIDランプ、より高いまたは低い出力の電球を有するランプ(例えば、160W、200W、500W、650W、700W、800W等)、および/または他の好適なUV放射源を含むことができる。例えば、放射源112は、1つ以上の所定の波長で発光することができる複数の発光ダイオード(LED)(例えば、Sensor Electronic Technology,Inc.(Columbus,South Carolina)から入手可能なLED)、狭いスペクトル範囲内で発光することができるエキシマーランプ(例えば、(Ushio of Cypress,California)から入手可能なエキシマーランプ)、および/または(例えば、図7に関して以下でさらに詳細に説明されるような)パルスキセノンランプを含むことができる。
種々の実施形態では、UV放射源112の各々は、内部チャンバ106の中で実質的に均一なUVB暴露をユーザに提供するように、同一の強度を有し得る。他の実施形態では、UV放射源112は、様々な程度の出力に従って配列されることができる。例えば、より高い出力のHIDランプ(例えば、650〜800W)を伴う1つ以上のUV放射源112を、顔面領域に近接する装置100の上部分(図1Aおよび1C)に位置付けることができ、1つ以上のより低い出力のHIDランプ(例えば、500〜600Wランプ)を、装置100の下部分に位置付けることができる。他の実施形態では、UV放射源112は、装置100の内部空間106に向かってUV放射を伝送するように、他の好適な構成で配列されることができる。
図1Dで図示される実施形態では、フィルタ116は、UV放射源112の長さ(例えば、4インチ)にわたって延在し、フィルタ116の各端部分における複数のスタンドオフ114によってUV放射源112からオフセットされるコーティングされた円筒形の管またはスリーブ119である。スタンドオフ114は、例えば、UV放射源112とフィルタ116との間に1インチ(25.4mm)の空間を作成することができる。スリーブ119はまた、放射源112がその動作温度まで迅速に上昇することを可能にする、UV放射源112を覆う絶縁エンクロージャを提供し得る。他の実施形態では、スタンドオフ114は、より長く、またはより短くあり得、および/または他の好適な手段を使用して、フィルタ116をUV放射源112から分離することができる。さらなる実施形態では、フィルタ116は、UV放射源112の少なくとも一部分を覆う、他の好適な形状を有することができる。
スリーブ119は、二酸化ハフニウム、酸化亜鉛、セシウム、二酸化チタン、および/または種々の他の光学フィルタリング材料等のUVまたは他の光学フィルタリング材料でコーティングされた基板(例えば、石英ガラス、Plexiglas等)から作製されることができる。所定のスペクトルの下側閾値を下回るUV放射(例えば、100nm、285nm、287nm、294nm等以下の波長)を除外するように、1つ以上のコーティングを基板に適用することができ、所定のスペクトルの上側閾値を上回るUV放射(例えば、300nm、302nm、310nm以上の波長)を除外するように、追加のコーティングを基板に適用することができる。例えば、フィルタ116は、185nm未満の波長を遮断し、オゾンが形成することを防止するように、二酸化チタンコーティングを含むことができ、所定のスペクトルの外側の他の波長を遮断するように、追加のコーティングを含むことができる。他の実施形態では、基板は、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断するように構成される単一のコーティングを含むことができる。さらなる実施形態では、基板自体が、所定のスペクトルを下回る波長を伴う少なくとも一部のエネルギーを遮断するように、吸収フィルタとしての機能を果たすことができ、所定のスペクトルより高い波長を伴うエネルギーを遮断するように、干渉コーティングを基板に適用することができる。
コーティングは、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、および他の堆積プロセス、および/または他の好適なフィルタコーティング方法を使用して、スリーブ119に適用されることができる。他の実施形態では、1つ以上のコーティングは、放射源112から出射する際にUV放射のうちの少なくとも一部を遮断するように、UV放射源112上に直接適用されることができる。さらなる実施形態では、フィルタコーティングは、UV放射源112と筐体102の内部チャンバ106との間の装置100の他の部分に適用されることができる。例えば、フィルタコーティングは、UVB放射アセンブリ110の前の保護カバー111(図1Aおよび1C)に適用されることができる。なおもさらなる実施形態では、スリーブ119および/またはUV放射源112の一部分は、コーティングされるよりもむしろフィルタリング材料でドープされることができる。
選択された実施形態では、UV放射源112は、所定のスペクトル内に少なくとも部分的に集中した放射を生成する、フィラメントを含むことができる。例えば、水銀系ランプは、297nmの周囲でUVB放射の比較的強い集中を有することができ、したがって、ビタミンD合成に好適な集束UVB放射を伝送するために、フィルタ116と併せて、またはその代わりに使用され得る。他の実施形態では、UV放射源112は、所定のスペクトルの外側のUV放射を低減させる他の好適なフィラメントおよび/または特徴を含むことができる。
図2Aおよび2Bは、フィルタ116を用いてUVB放射を集束させる前および後のUV放射源112の相対スペクトルパワーの例示的なグラフ表示である。図2Aに示されるように、UV放射源112は、波長の広いスペクトル(例えば、約260〜400nm(すなわち、可視光))内の紫外線光を生成し得る。しかしながら、図2Bに示されるように、フィルタ116(例えば、コーティングまたはドープしたスリーブ119、UV放射源112上のコーティング等)をUV放射源112に適用することにより、約290nm未満および約310nm以上のUV放射を少なくとも実質的に遮断することができる。したがって、フィルタ116は、ビタミンD産生に関連付けられる波長(例えば、297nm、300nm、302nm等)の周囲でUV放射源112によって放出されるUV放射を集中させ、それによって、比較的短い期間(例えば、1分未満、5分未満等)内で高レベルのビタミンD産生(例えば、約40,000IU、約70,000IU、約100,000IU等)を開始するために十分なUVB放射を提供することができる。
光線療法セッション中に、装置100は、比較的短い暴露時間内でビタミンDの用量を送達するように、所定の放射スペクトル内の集束UVB放射にユーザを暴露させることができる。一実施形態では、例えば、装置100は、2分未満でビタミンDの用量を提供することができる。ビタミンDの用量は、ユーザのビタミンDの必要1週間用量と同等であり得る。例えば、ユーザが日光から約10,000IUの1日のビタミンD用量を必要とする場合、装置100は、光線療法セッション中に約70,000IUを送達することができる。他の実施形態では、装置100は、より多いまたは少ない1日のビタミンD用量(例えば、6,000IU/日、20,000IU/日等)を提供するように構成することができ、および/またはビタミンD用量は、より長いまたは短い期間にわたるビタミンD要求(例えば、2日用量、2週間用量、1ヶ月用量等)に対応することができる。
ビタミンD用量のビタミンDの量は、(例えば、フィッツパトリックスケールまたはその修正によって決定されるような)肌のタイプ、年齢、体重、平均日光暴露、および/またはビタミンD合成および必要性に影響を及ぼし得る他のパラメータ等のユーザ特有の特性に応じて、変化し得る。例えば、より薄い肌の色合いを伴うユーザは、典型的には、十分なビタミンD用量を受け取るために、より濃い肌の色合いを伴うユーザより短いUVB暴露時間および/またはより少ないUVB強度を必要とする。高齢のユーザは、若年のユーザと同量のUVBへの暴露から、より少ないビタミンDを産生し、したがって、典型的には、若年のユーザより長い暴露時間および/または大きいUVB強度を必要とする。したがって、装置100は、光線療法セッションの持続時間および/または集束UVB放射の強度を調整することによって、様々なレベルのビタミンDを提供するように構成することができる。他の実施形態では、装置100は、ユーザ特有の特性に合わせて調整せず、全てのユーザで標準化光線療法セッションを行う。理論に拘束されるわけではないが、人体は、本質的に、ユーザが必要より高いUVBに暴露されたときに、有毒レベルのビタミンDが皮膚において産生されることを防止するであろうと考えられる。したがって、装置100は、少なくとも、身体の組み込まれた保護を回避する栄養補助食品の形態で摂取されるビタミンDより、有毒レベルのビタミンDを産生する可能性が低い。
装置100は、種々の動作パラメータに基づいて、ローカルコントローラ121(概略的に示される図1Aおよび1B)および/または通信リンク(例えば、インターネット、イントラネット等)を介してそれに連結された遠隔サーバを使用して、ビタミンD用量の変動に合わせて調整されることができる。例えば、コントローラ121は、ユーザが、より長い暴露時間中により多くのUVB放射を受け取るので、光線療法セッションの長さ(すなわち、暴露時間)を増加させることによって、光線療法セッション中に提供されるビタミンD用量を増加させることができる。ビタミンD用量はまた、(例えば、フィルタ116を介して)ビタミンD合成に関連付けられる、フィルタリングされるUVB光線の集中を増加させることによって、増加されることもできる。選択された実施形態では、装置100は、5分、3分、1分、30秒未満等の短い暴露時間内にビタミンDの1週間用量をユーザに提供する、集中されたレベルのUVB放射を放出することができる。
種々の実施形態では、装置100は、紅斑(すなわち、暴露の24時間後の皮膚の可視発赤)を生じさせるUVB放射の閾値用量である、最小紅斑用量(「MED」)に基づいて、ビタミンD用量を制限するように構成することができる。MEDは、ユーザの肌の質に依存するが、測定値は、タンニングベッドにおけるUVB暴露を比較して制御するように、(フィッツパトリック肌タイプスケール上の保護されていない日焼けしていない肌のタイプ2を使用して)標準化されている。例えば、ある規制は、タンニングベッドが1回の暴露につき4標準化MEDを超えることを禁止する。したがって、装置100はまた、光線療法セッションを4標準化MEDに限定するように構成することもできる。他の実施形態では、UVB放射アセンブリ110によって生成される放射の狭い帯域幅が、ユーザのUVB暴露をビタミンD合成に関連付けられるUVB放射の集束スペクトルに限定するので、装置100は、依然として比較的高いビタミンD用量をユーザに提供しながら、光線療法セッションを4未満の標準化MEDに限定することができる。一実施形態では、例えば、装置100は、光線療法セッションを約1標準化MEDに限定することができる。他の実施形態では、装置100は、ユーザの肌のタイプに関連付けられるMED(例えば、ユーザのMEDの75%、ユーザのMEDの50%等)に基づいて、光線療法セッションを調整することができる。したがって、装置100は、少なくとも、光線療法セッション中にビタミンD産生を誘発するように、依然として十分なレベルの集束UVB放射を提供しながら、UVB暴露に起因する皮膚の発赤の可能性を低減させることができる。したがって、装置100は、典型的にはタンニングベッドおよび/または過剰な日光暴露に関連付けられる悪影響(例えば、日光皮膚炎および皮膚癌)を阻止するように構成することができる。
図1Aおよび1Bでさらに示されるように、装置100はまた、視覚および/または可聴信号(例えば、テキスト命令、可聴コマンド、アニメーション等)を介して、装置100が、光線療法を受け取る個人(例えば、ユーザ)および/または光線療法を投与する個人(例えば、医師または訓練を受けた技師)と動作可能に連動することを可能にする、ユーザインターフェース120を含むこともできる。例えば、ユーザインターフェース120は、情報を受信し、および/または別様にユーザと通信することができる、タッチスクリーン、表示画面、キーボード、マウス、カードスワイプ、PINパッド、および/または他の好適なデバイスを含むことができる。図示した実施形態では、ユーザインターフェース120は、筐体102の外部上に位置付けられる。しかしながら、他の実施形態では、ユーザインターフェース120は、装置100上の他の場所に(例えば、内部空間106内に)位置付けることができ、または(例えば、インターネット、安全なイントラネット、および/または他の好適な接続を介して)装置100に遠隔で連結することができる。
ユーザインターフェース120は、装置100に関係する命令をユーザに提供し、および/または装置100によって提供されるUVB暴露のパラメータに影響を及ぼし得る種々のユーザ特有の特性に関してユーザに問い合わせを行うことができる。例えば、ユーザインターフェース120は、(例えば、フィッツパトリック肌検査および/またはその修正を使用して)ユーザの肌のタイプに関係する質問に答えるようにユーザに命令するか、または促すことができ、装置100は、(例えば、装置100に通信可能に連結されたコントローラまたは遠隔コンピュータを介して)ユーザの肌のタイプを識別するために回答を使用することができる。ユーザインターフェース120はまた、ユーザのビタミンD必要性に影響を及ぼし得る、ユーザの年齢、体重、最近の日光暴露、食事、および/または他の好適な要因に関係する情報を受信するように構成することもできる。このユーザ特有の情報は、暴露時間等の光線療法セッションのパラメータを導出するために使用することができる。
選択された実施形態では、ユーザインターフェース120はまた、以前の光線療法セッションに関係するフィードバックを受信するように構成することもできる。例えば、ユーザは、ユーザが以前の光線療法セッションによって引き起こされた任意の発赤を体験した(すなわち、光線療法セッションがユーザのMEDを超えた)かどうかを示すことができ、装置100は、将来の発赤を低減または予防するように、後続の光線療法セッションのパラメータを調整することができる。
ユーザインターフェース120はまた、装置100および/または同一のネットワーク内で装置100に通信可能に結び付けられた他の光線治療装置によって行われる光線療法セッションにユーザを関連付ける、ユーザアカウントを作成するように構成することもできる。図3A−3Cは、それぞれ、例えば、ユーザアカウントに登録してログインするために使用することができる、ユーザインターフェース120上の表示ページ350a−cを図示する。他の実施形態では、表示ページ350a−cは、装置100の他の部分(例えば、追加のディスプレイ)、および/またはインターネットあるいは他の好適な通信リンクを介して装置100に通信可能に連結されたホームコンピュータまたは携帯電話等のそれに通信可能に連結された遠隔デバイス上に表示することができる。
最初に図3Aを参照すると、表示ページ350aは、ユーザアカウントを登録または作成するように、ユーザがユーザ識別情報を入力することを可能にする、種々のボタンまたはアイコンを含むことができる。図示した実施形態では、表示ページ350aは、表示ページ350a上に表示されるキーパッド354を使用して、自分の電話番号を入力するようにユーザに要求する、ボックス352を含む。表示ページ350aはまた、ボックス352に入力された番号を編集する「削除」ボタン356、前のページに戻る「戻る」ボタン358、ホームページに戻る「メイン」ボタン360、および/または他の好適なボタン等の表示ページ間でナビゲートするボタンとを含む。他の実施形態では、表示ページ350aは、Eメールアドレスおよび(例えば、カードスワイプで入力される)クレジットカード情報を含む、他の形態のユーザ識別情報を受信してユーザアカウントを作成するように構成することができる。
いったんユーザが自分の識別情報を入力すると、ユーザは、「次へ」ボタン362を選択して図3Bで図示される表示ページ350bへナビゲートすることができる。表示ページ350bは、ユーザが自分のユーザアカウントにログインすることを可能にする。新しいユーザは、最初の登録段階中に、表示ページ364上の指紋スキャンボックス364を介して自分の指紋をスキャンすることができ、装置100は、ユーザが後続の光線療法セッション中に指紋識別を介して自分のユーザアカウントにログインすることを可能にするように、ローカルまたは遠隔でデータベース上にこの情報を記憶することができる。他の実施形態では、指紋スキャンは、装置100上の他の場所に位置付けられたデバイスによって行うことができる。ユーザが自分の指紋を使用してログインすることを希望しない場合、ユーザは、「手動ログイン」ボタン366を選択し、ユーザ名、パスワード、および/またはユーザを自分のユーザアカウントに関連付ける他の情報をタイプすることによって、ユーザのアカウントに手動でアクセスすることができる。さらなる実施形態では、ユーザインターフェース120は、自分の顔をスキャンすることによって装置100がユーザを認識することを可能にする、顔認識ソフトウェアを含むことができる。この顔認識スキャンはまた、ユーザインターフェース120がユーザの肌のタイプを決定し、それに応じて光線療法セッションのパラメータを調整することを可能にするように構成され得る。なおもさらなる実施形態では、ユーザインターフェース120および/または装置100の他の部分は、ユーザを識別するように、他の好適な形態の生体認識を含むことができる。
ユーザが自分のアカウントにログインすると、ユーザインターフェース120は、ユーザのホームページとしての役割を果たすことができる、図3Cに示される表示ページ350cへナビゲートすることができる。表示ページ350cは、ユーザインターフェース120を種々の他の表示ページへナビゲートする、複数の選択ボタン368を含むことができる。例えば、「タイマー制御」ボタン368を選択することにより、ユーザが自分の光線療法セッションの持続時間を選択または入力することを可能にする表示ページへユーザインターフェース120をナビゲートすることができる。ユーザは、「あなたのアカウント」ボタン368を選択して自分のユーザアカウントに関係する情報(例えば、ユーザの住所、病歴、ユーザアカウントに関連付けられるクレジットカード等)を閲覧および/または編集することができ、ユーザは、「設定」ボタン368を選択して、ユーザが装置100に関連付けられる設定、ユーザ選好、および/または他のユーザ特有の設定(例えば、肌のタイプ、年齢等)閲覧および/または編集することができる表示ページへユーザインターフェース120をナビゲートすることができる。種々の実施形態では、ユーザは、「設定」ボタン368および/または表示ページ350c上の他のボタンを選択して、以前の光線療法セッションに関係するフィードバックを入力することができ、装置100は、それに応じて後続の光線療法セッションを修正することができる。ユーザの以前の光線療法セッションに関係するデータを例証するように、「レポート」ボタン368を選択することができる。例えば、ビタミンDの以前の用量を、チャートおよび/またはグラフの形態でユーザのために表示することができる。「レポート」ボタン368はまた、ユーザおよび以前の光線療法セッションに関係する他の種類の概要を表示するように構成することもできる。種々の実施形態では、ユーザは、「購入」ボタン368を選択して(例えば、1分および/または1回のセッションごとの)光線療法セッションのパッケージおよび/または関連製品を購入することができる。装置100に関係する情報全般(例えば、技術仕様)、ビタミンD関連情報(例えば、1日用量推奨、ビタミンD欠乏の影響、ビタミンDに関係する記事等)、および/または他の好適な情報を示すように、「情報」ボタン368を選択することができる。「情報」ボタンはまた、装置100がインターネットおよび/または安全なイントラネットに接続されたときに、オンラインリソース(例えば、医学雑誌)にアクセスするために使用することもできる。装置100がインターネットまたはイントラネットに接続されたとき、オンラインリソース(例えば、医学雑誌)にアクセスするために選択ボタン368を使用することができる。
図3Cにさらに示されるように、表示ページ350cはまた、ユーザが光線療法セッションを開始することを可能にする、起動ボタン370(「Dshotを使用する」と標識される)を含むこともできる。種々の実施形態では、起動ボタン370は、光線療法セッションのパラメータに影響を及ぼし得る情報を追加するようにユーザに要求する表示へ表示ページ350cをナビゲートし得る。別の実施形態では、起動ボタン370は、光線療法セッションの開始までのカウントダウンを開始し得る。この実施形態は、UVB放射源112の上昇時間および/または装置100の他の特徴に適応することができる。加えて、図3Cに示されるように、表示ページ350cは、任意の時間に自分のユーザアカウントからログアウトするように、「終了」ボタン372を含むことができる。
図4は、本技術の実施形態による、ビタミンD合成のための集束UVB放射を生成する方法400を図示するブロック図である。種々の実施形態では、方法400は、図1A−3Cを参照して上記で説明される装置100の特徴に概して類似する特徴を含む、光線治療装置によって行うことができる。方法400は、随意に、ビタミンD光線療法セッションの前にユーザ特有の情報を受信することを含むことができる(ブロック410)。ユーザ特有の情報は、(例えば、フィッツパトリックスケールによって特徴付けられるような)肌のタイプ、年齢、体重、現在のビタミンDレベル、以前のビタミンD光線療法セッションに関係するフィードバック、および/またはユーザのビタミンD用量に影響を及ぼし得る他の情報、および/または光線治療装置の動作パラメータを含み得る。選択された実施形態では、ビタミンD光線療法を受ける個人(すなわち、ユーザ)は、ユーザインターフェースおよび/または(例えば、ウェブサイトおよび/またはスマートフォンアプリケーションを介して)光線治療装置に通信可能に連結された他の好適なデバイスを介して、自分のユーザ特有の情報を入力することができる。他の実施形態では、光線療法セッションを投与する個人(例えば、医師、看護師等)は、ユーザインターフェース、光線治療装置に通信可能に連結された遠隔コンピュータ、および/または他の好適な入力デバイスを介して、ユーザ特有の情報を入力することができる。この実施形態は、光線療法が専門家によって制御されることを可能にし、訓練を受けていないユーザによる不適切な使用を回避する。
方法400は、ローカルコントローラおよび/またはそれに連結された遠隔サーバを介して、光線療法セッションの性能パラメータを決定することによって継続することができる(ブロック420)。例えば、アルゴリズムは、装置によって提供される適切なビタミンD用量、光線療法セッションの持続時間、および/または光線療法セッションのための集束UVB暴露の強度を決定するために、ユーザ特有の情報を使用することができる。他の実施形態では、ユーザは、ユーザ特有の情報を入力することなく、光線療法セッションの動作パラメータ(例えば、暴露時間)を選択し、および/またはアルゴリズムによって提供される推奨パラメータを無効にすることができる。さらなる実施形態では、本方法は、ブロック420を迂回し、光線療法セッションのための非ユーザ特有の暴露パラメータを使用することができる。一実施形態では、例えば、各光線療法セッションは、集束UVB暴露の1分未満以内に約50,000IUのビタミンDを典型的なユーザに送達することができる。他の実施形態では、光線療法セッションのパラメータは異なり得る。
図4でさらに示されるように、方法400は、所定のスペクトル内の集束UVB光線を生成することができる(ブロック430)。例えば、フィルタおよび/または好適なUV放射源は、皮膚を通した効率的なビタミンD産生を促進する波長(例えば、297nm、302nm等)を概して中心とする、狭い帯域幅(例えば、約6〜10nmの帯域幅)内でUVB放射を放出することができる。一実施形態では、所定のスペクトルは、約290nmから約310nmに及ぶ。他の実施形態では、所定のスペクトルは、より広く、または狭くあり得る。
フィルタリングすること、および/または別様に集束UVB光線を生成することにより、比較的短い時間量でビタミンDの用量をユーザに送達することができる(ブロック440)。例えば、方法400は、2分以内にビタミンDの1週間用量(例えば、700,000IU)を送達することができる。本装置によって提供されるビタミンD用量は、以前に提供されたユーザ特有の特性および装置の動作パラメータによって概算することができる。異なるビタミンD用量を得るために、例えば、方法400は、所定のスペクトル内のUVB光線の強度を増加させること、および/またはビタミンD合成に関連付けられる波長に向けてより密に所定のスペクトルを集束させることを含むことができる。暴露時間はまた、ビタミンD用量を変化させるように調整することもできる。さらなる実施形態では、方法400はまた、ユーザが暴露させられるMED、および/またはビタミンD光線療法を提供することに関連付けられる他の好適なステップを制限するように、光線療法セッションのパラメータを調整することを含むこともできる。
図5Aは、本技術の別の実施形態に従って構成された集束UVB放射のための光線治療装置(「装置500」)の等角図である。装置500は、図1A−1Dに関して上記で説明される装置の特徴に概して類似する、いくつかの特徴を含む。例えば、本装置は、所定の波長スペクトル(例えば、約293〜301nm、298〜306nm等)内のエネルギーを放出する、複数の集束UVB放射器具またはアセンブリ510a(「放射アセンブリ510a」)を含む。図示した実施形態では、放射アセンブリ510aは、台座または基部532の上に載置されるか、または別様にそれに取り付けられる、2つの筐体、アーム、またはカラム(第1のカラム530aおよび第2のカラム530bとして個別に識別され、集合的にカラム530と称される)によって支持され、放射アセンブリ510aは、概して、基部532の中心部分534に向かって内向きに向けられる。基部532およびカラム530は、一緒になって、ヒト患者を放射アセンブリ510aによって放出される集束UVBエネルギーに暴露させることができる、照射ゾーンを画定する。ユーザ(例えば、ヒト患者)が基部532の中心部分534に立つか、または別様に位置付けられるとき、放射アセンブリ510aは、光線療法セッション中に皮膚においてビタミンD産生を促進するようにユーザの皮膚を照射することができる。種々の実施形態では、基部532の中心部分534および/またはカラム530は、ユーザの身体の全ての側面を放射アセンブリ510aによって放出されるエネルギーに暴露させるように、互に対して回転し得る(例えば、カラム530は、中心部分534の周囲に回転し得る)。
図5Aで図示される実施形態では、装置500は、実質的に類似する波長および類似する強度でエネルギーを放出する各カラム530の中に8つの放射アセンブリ510aを含む。ある実施形態では、第1のカラム530aの中の放射アセンブリ510aは、第1のカラム530aの放射アセンブリ510aからの照射が、第2のカラム530bの放射アセンブリ510aからの照射に直接重複することを防止するように、第2のカラム530bの中の放射アセンブリ510aから垂直にオフセットされることができる。例えば、第1のカラム530aの中の放射アセンブリ510aは、ほぼ個々の放射アセンブリ510aの1つの半径だけ第2のカラムの中の放射アセンブリ510aからオフセットすることができる。放射アセンブリ510aのこの交互配列は、カラム530の長さに沿ってより均一な強度の照射を提供し、ユーザの皮膚のある領域が他の領域より多くの照射に暴露されることを防止することができる。他の実施形態では、装置500は、8つより少ないまたは多い放射アセンブリ510aを伴うカラム530、放射アセンブリ510aの単一のカラム530、放射アセンブリ510aの2本より多くのカラム530(例えば、4本のカラム、6本のカラム等)を含むことができ、および/または放射アセンブリ510aは、他の好適な構成で配列することができる。例えば、放射アセンブリ510aは、筐体(例えば、図1A−1Cの筐体102)によって支持し、概して、筐体によって画定される封入空間に向かって内向きに向けることができる。
図1A−1Dを参照して上記で議論される装置500と同様に、図5Aの装置500は、比較的短い光線療法セッションの間に皮膚におけるビタミンD産生を促進するように、高強度の集束UVB放射を放出することができる。例えば、装置500は、ビタミンDの1週間または1ヶ月用量の産生を促進するように、1分間の光線療法セッション中に十分な量の照射を提供することができる。各光線療法セッションの暴露時間は、(例えば、フィッツパトリックスケールによって定義されるような)ユーザの肌のタイプおよび放射アセンブリ510aの強度に基づいて選択することができる。例えば、ユーザの肌の色合いが薄くなるほど、ユーザの皮膚において所望のレベルのビタミンD合成を得るために必要な暴露時間が少なくなる。別の実施例として、装置500によって提供される照射の強度が高くなるほど、ビタミンD産生のための所望の照射を得るために必要な暴露時間が少なくなる。種々の実施形態では、少なくとも、光線療法セッションの後にユーザが日光皮膚炎を被る可能性を低減させるように、光線療法セッションの持続時間も選択することができる。例えば、UVB照射までの暴露時間は、1.0以下のユーザ特有のMED(例えば、0.75のMED)に限定することができる。他の実施形態では、装置500の暴露時間は、UVB照射および/またはビタミンD合成のための他の好適なパラメータを使用して決定することができる。
図5Aに示されるように、各放射アセンブリ510aは、放射源512と、放射源512を部分的に包囲する反射体536と、放射源512の前方の随意的なフィルタ538とを含むことができる。図5Bは、本技術の実施形態に従って構成された図5Aの放射アセンブリの拡大部分概略側面図である。図5Bに示されるように、放射源512は、エネルギー(例えば、実線によって示されるような紫外線光)を放出することができ、エネルギーのうちの少なくとも一部は、放射アセンブリ510aから出射する前に反射体536(例えば、鏡面基板またはコーティング)に接触することができる。反射体536は、所定の帯域幅(例えば、約292〜302nm)内の光が(例えば、鎖線によって示されるように)放射アセンブリ510aから出射することができる、フィルタ538に向かって、(例えば、実線によって示されるように)前方に光を転換するか、または別様に向けることができる。図示した実施形態では、反射体536は、放射源512によって放出される光が反射体536と接触すると平行になるように、放射源512の周囲で曲線状である。次いで、平行光線は、フィルタ538に向かって前方に進行し、光の実質的に均一なフィルタリングを提供するように、同一の入射角(例えば、0°)でフィルタ538を通過することができる。
図5Bで図示される実施形態では、放射源512は、アーク管またはエンベロープ515の中の2つの電極513の間でガス状混合物を通して電気アークを産生することによって光を生成する、一種のHIDガス放電ランプである、メタルハライドランプである。メタルハライドランプのアーク長(すなわち、ほぼ電極513の間の距離)は、光の視準を促進するために、メタルハライドランプが点光源と同様に作用するように、全体として放射アセンブリ510aに関して比較的小さくあり得る。ある実施形態では、例えば、電極513は、メタルハライドランプが約10〜12mm(例えば、約11mm、約11.5mm等)のアーク長を有するように、互から離間することができる。他の実施形態では、メタルハライドランプは、メタルハライドランプの構成および放射アセンブリ510aの他の構成要素(例えば、反射体536)のサイズに応じて、より大きいまたは小さいアーク長を有することができる。メタルハライドランプは、典型的には、動作温度まで温まる上昇期間を有する。したがって、ある実施形態では、放射アセンブリ510aは、メタルハライドランプがその動作温度まで迅速に上昇することを可能にするように、ある期間(例えば、約2分、約1分等)にわたって放射源512を一時的に取り囲むか、または絶縁する、シャッタまたは他のカバー(図示せず)を含むことができる。
種々の実施形態では、アーク管515の中のガス混合物は、メタルハライドランプの放射のUVB含有量を増加させるように選択することができる。例えば、ガス混合物は、UVB範囲内でそれらの放射の約1%を有する、通常のタンニングベッドランプと比較して、UVB範囲(例えば、約280〜315nm)内で全放射の約6%を生成するようにドープされることができる。増加したUVB含有量のための好適なガス混合物は、Heraeus Nobelight(Plainview,New York)から入手可能である。放射の増加したUVB含有量は、放射アセンブリ510aによって放出されるUVBの強度を増加させることができ、したがって、所望のビタミンD用量を達成するために必要な全体的暴露時間を減少させ得る。
図5Bに示されるように、放射アセンブリ510aはさらに、最初に反射体538から伝搬することなく、光が放射アセンブリ510aから出射することを少なくとも実質的に防止するように、放射源512とフィルタ538との間に随意的なカバーまたは遮蔽体540を含むことができる。図示した実施形態では、例えば、遮蔽体540は、(例えば、図1Dのスタンドオフ114に類似するスタンドオフを使用して)放射源512から離間され、アーク管515の前方で放射源512の一部分の周囲に位置付けられる管状本体である。遮蔽体540は、光が放射アセンブリ510aから出射する前に、最初に反射体538に接触するように、アーク管513から前方に伝搬する光を遮断することができる。このようにして、遮蔽体540は、光がフィルタ538に接触する前に反射体536による光の視準を促進することができる。他の実施形態では、遮蔽体540は、光がフィルタ538を通って直接前方に伝搬することを防止する、他の好適な形状および構成を有することができる。
フィルタ538は、所定の帯域幅の外側のUVB放射がフィルタ538を通過することを防止する、狭域通過フィルタであり得る。例えば、フィルタ538は、約297nmを中心とする(すなわち、約292〜302nm)10nmスペクトルの外側のUVB放射を少なくとも実質的に遮断することができる。他の実施形態では、フィルタ538は、より狭い帯域幅(例えば、6nmスペクトル、8nmスペクトル等)、より広い帯域幅(例えば、12nmスペクトル)の外側のUVB放射を少なくとも実質的に遮断することができ、および/またはスペクトルは、別の好適なUVB波長(例えば、298nm、300nm、302nm等)の周囲を中心とすることができる。
図5Bに示されるように、フィルタ538は、基板542(例えば、ガラス、プラスチック等)と、基板542に適用される少なくとも1つの干渉コーティング544とを含むことができる。例えば、コーティング544は、当業者に公知である方法を使用して、基板542上に噴霧し、および/または別様に基板542上に堆積させることができる。ある実施形態では、基板542は、放射源512によって放出される紫外線光のうちの少なくとも一部を遮断する材料(例えば、ガラス)から作製することができる。例えば、基板542は、例えば、約290nm以下のUV放射を遮断する、吸収ガラスから作製することができる。コーティング544(例えば、1つ以上の光学コーティング)は、所定の帯域幅の外側のエネルギーの追加のフィルタリングを提供するように、基板542に適用することができる。例えば、コーティング544は、基板542およびコーティング544が一緒に狭域通過フィルタを形成するように、基板542によって提供されるよりも高い精度の所定のスペクトルの外側のエネルギーのフィルタリングを提供することができる。ある実施形態では、例えば、所定のスペクトルの最小波長より小さい波長を伴う光を遮断するように、第1のコーティングを基板542に適用することができ、所定のスペクトルの最大波長より高い波長を伴う光を遮断するように、第2のコーティングを基板542に適用することができる。他の実施形態では、基板542またはコーティング544は、単独で、所定のスペクトルの外側の光の好適なフィルタリングを提供することができる。所定のスペクトルの外側のUV放射の少なくとも一部のフィルタリングを提供する、基板542およびコーティング544は、Schott(Elmsford,New York)から入手可能である。
種々の実施形態では、放射アセンブリ510aの他の部分は、所望の波長スペクトルの外側の少なくとも一部の放射を遮断する、干渉コーティングを含むことができる。例えば、メタルハライドランプの外側電球517は、UVBスペクトルの外側の少なくとも一部のUV放射がメタルハライドランプから出射することを阻止する、干渉コーティングを含むことができる。コーティングは、例えば、UVC範囲(例えば、約100〜280nm)内の放射のうちの一部を遮断し、オゾンが形成することを阻止するように、外側電球517に適用することができる。この実施形態では、放射源512は、フィルタ538に暴露される光のスペクトルを狭くし、したがって、フィルタ538は、フィルタ538を通過することが許可される光の帯域幅をさらに狭くすることのみに関係する必要がある。
図5Cは、本技術の別の実施形態に従って構成された集束UVB放射アセンブリ510b(「放射アセンブリ510b」)の拡大部分概略側面図である。放射アセンブリ510bは、図5Bに関して上記で説明される放射アセンブリ500aの特徴に概して類似する特徴を含むことができる。例えば、放射アセンブリ510bは、UV放射源512と、UV放射源512を少なくとも部分的に包囲する反射体536と、フィルタ538と、放射源512とフィルタ538との間の遮蔽体540とを含む。放射源512は、放射アセンブリ510bに対して実質的に点光源として機能し、(例えば、図5Cの実線によって示されるように)エネルギーを半径方向外向きに放出する、メタルハライドランプであり得る。遮蔽体540は、反射体536が、フィルタ538を通過する前に光を少なくとも実質的に平行にすることができるように、放射源512から反射体536に向かって後方に放出されたエネルギーを偏倚させ、または別様に方向転換させることができる。図5Cで図示される実施形態では、遮蔽体540は、実質的に半球形状を有し、基礎部分546から遮蔽体540まで延在するスタンドオフ548(例えば、ロッド、バー等)を用いてメタルハライドランプの基礎部分546に接続される。他の実施形態では、遮蔽体540は、最初に反射体536を平行にすることなく、エネルギーが放射アセンブリ510bから出射することを阻止するように、他の好適な構成を有することができる。
図6は、太陽の相対放射強度と比較した、メタルハライドUV源(例えば、図5A−5Cに関して上記で説明される放射アセンブリ510aおよび510b)を伴う集束UVB放射アセンブリの相対放射強度の例示的なグラフ表示である。より具体的には、(破線で示される)曲線601は、メタルハライド放射アセンブリの強度を表し、(実線で示される)曲線603は、オーストラリアのメルボルンで夏の間のほぼ正午に測定された日光の強度を表し、曲線605は、皮膚におけるビタミンD産生を助長することが知られているUV放射の作用スペクトルを表す。図6で図示されるように、メタルハライド放射アセンブリは、主に約292〜302nmの間の(例えば、約297nmで集束される)紫外線光を放出し、したがって、放射の大部分は、ビタミンD産生のための作用スペクトル605内である。対照的に、日光のピークエネルギー時間および場所のうちの1つで測定されているにもかかわらず、太陽エネルギーは、UVBスペクトル(すなわち、約280〜315nm)内の比較的低い強度の紫外線光を有し、UVAスペクトル(すなわち、約315〜400nm)内の比較的高い強度の紫外線光を有する。例えば、メタルハライド放射アセンブリからの紫外線放射の99.7%が、集束UVB範囲内であり得る一方で、太陽放射のわずか約3.4%が、集束UVB範囲内である。したがって、図6で描写されるメタルハライド放射アセンブリを含む光線治療装置は、通常の日光暴露よりはるかに高いUVB含有量および強度を伴うUVエネルギーを放出することができる。この集中UVB放射は、皮膚におけるビタミンD産生を助長するために使用することができ、日光によって提供できるよりもはるかに短い暴露時間でそうすることができる。例えば、ある実施形態では、(ピーク時間で)約38分の日光暴露によって提供されるUVB照射を、メタルハライド放射アセンブリへの1分未満(例えば、58秒)の暴露によって提供することができる。加えて、メタルハライド放射アセンブリによって提供される高強度のUVB放射は、日光によって提供される低強度のUVB放射より有意に多くのビタミンD合成を皮膚において促進することができる。ある実施形態では、例えば、メタルハライド放射アセンブリは、日光から得ることができるより少なくとも3倍のビタミンDの産生を皮膚において提供することができる(例えば、太陽エネルギーを介した20,000IU等量と比較して、集束UVB放射を介した74,500IU)。また、UVB放射の高い集中にもかかわらず、所定のスペクトルの外側のUV放射の多くが(例えば、図5A−5Cのフィルタ538を介して)集束UVB放射アセンブリによって除外されるので、集束UVB放射アセンブリは、対象(例えば、ヒト患者)を光線療法セッション中に日光暴露より少ない全体的なUVエネルギーに暴露させる(例えば、日光よりも62倍少ないUVエネルギー)。したがって、集束UVB放射アセンブリは、日光よりも皮膚においてビタミンDを産生するための実質的に効率的な手段を提供し、日光暴露の地理的で天候依存性の開始を伴わずにそうする。
図7は、本技術のさらなる実施形態に従って構成された光線治療装置のための集束UVB放射アセンブリ(「放射アセンブリ710」)の正面図である。放射アセンブリ710は、図1D、5B、および5Cに関して上記で説明される放射アセンブリ110、510a、および510bの特徴に概して類似する特徴を含むことができる。例えば、放射アセンブリ710は、UV放射源712と、放射源712の後ろで部分的にその周囲に位置付けられる反射体736と、放射源712の前方のフィルタ738とを含むことができる。図示した実施形態では、放射源712は、高い圧力でイオン化キセノンガスに電気を通過させることによって、管内のパルスまたは連続光線752を産生する、キセノンランプ750である。キセノンランプ750は、電源(例えば、示されていない16kW電源)に連結することができ、冷却するために放射アセンブリ710の一方または両方の端部から集束空気を供給することができる。キセノンランプは、本質的に、高UVB含有量を伴うエネルギーを放出し、したがって、放射アセンブリ710によって提供される集束UVB照射を促進する。放射アセンブリ710のための好適なキセノンランプ(例えば、パルス直線状キセノンランプ)は、Heraeus Nobelight GmbH(Hanau,Germany)から入手可能である。
図7に示されるように、キセノンランプ750は、直線状紫外線光線752を放出する、細長い構造であり得る。例えば、キセノンランプ750は、光線治療装置(例えば、図1Aおよび5Aの光線治療装置100および500)の高さまたは長さに沿って延在することができるように、約8mmの直径および約165mmの長さを有することができる。他の実施形態では、キセノンランプは、より長いまたは短い長さであり得、および/またはより小さいまたは大きい直径を有することができる。反射体736(例えば、バレル反射体)はまた、フィルタリングされたUVB光が放射アセンブリから出射するフィルタ738に向かって前方に光を向けるように、キセノンランプ750の長さに沿って延在する細長い構造であり得る。フィルタ738は、ある波長以下(例えば、約290nm以下)のエネルギーを遮断する、吸収ガラスまたは他の種類の基板を含むことができ、干渉コーティングは、(例えば、約306nm以上の)より高い波長を伴うエネルギーを遮断することができる。
キセノンランプ750を伴う放射アセンブリ710は、上記で説明される光線治療装置100および500の中のメタルハライドランプと併せて、またはその代わりに使用することができる。例えば、放射アセンブリ710は、カラム(例えば、図5Aの光線治療装置のカラム530のうちの1本)によって支持されることができ、キセノンランプ750は、実質的にカラムの長さに沿って延在する光線を生成するように構成されることができる。動作中に、放射アセンブリ710のうちの1つ以上は、集束UVB放射を基部の上に立っている対象(例えば、ヒト患者)に提供するように、基部(例えば、図5Aの基部532の中心部分534)の周囲で回転されることができる。他の実施形態では、1つ以上の放射アセンブリ710は、筐体(例えば、図1Aの筐体102)に組み込まれ、筐体によって提供される封入空間に向かって放射を向けるように構成されることができる。
図8は、太陽の相対放射強度と比較した、パルスキセノンUV源を伴う集束UVB放射アセンブリ(例えば、図7の放射アセンブリ710)の相対放射強度の例示的なグラフ表示である。(破線として示される)曲線801は、キセノンランプ放射アセンブリの強度を表し、(実線として示される)曲線803は、(オーストラリアのメルボルンで夏の間のほぼ正午に測定された)太陽光の強度を表し、曲線805は、皮膚におけるビタミンD産生のUV放射の作用スペクトルを表す。図8に示されるように、(曲線803の下の領域によって画定されるような)太陽のスペクトルは、ビタミンD作用スペクトル805内で非常に少ない出力(例えば、約3.4%)を有する。対照的に、キセノンランプ放射アセンブリの出力のほぼ全て(例えば、98%以上)は、ビタミンD作用スペクトル805内である。加えて、キセノンランプ放射アセンブリによって提供されるUVB放射の強度は、太陽エネルギーによって提供されるよりもはるかに高い。したがって、キセノンランプ放射アセンブリは、太陽エネルギーによって提供することができるより有意に短い暴露時間で皮膚におけるビタミンD合成を促進する、ビタミンD作用スペクトル805内の集束UVB放射を提供することができる。例えば、1分未満(例えば、57秒)に1つのキセノンランプ放射アセンブリによって提供されるUVB放射は、30分以上(例えば、38分)の日光暴露と同等である。
種々の実施形態では、上記で説明される光線治療装置100および500は、随意的なフィルタと組み合わせて、所定のスペクトル内の集束UVB照射を提供することができる、他の種類のUV放射源(例えば、図1D、5B、5C、および7の放射源112、512、および712)を含むことができる。例えば、UV放射源は、特定の波長(例えば、295nm、297nm、300nm等)で発光する、複数のLED(例えば、何千個ものLED)から成ることができる。好適なLEDは、例えば、Sensor Electronic Technology,Inc.(Columbus,South Carolina)から入手可能である。ある実施形態では、1つ以上のLEDは、(例えば、図5A−5Cのメタルハライドランプと同様に)個々の放射アセンブリに配列することができる。他の実施形態では、LEDは、(例えば、図7のキセノンランプと同様に)光線治療装置の長さに沿って延在する細長い行および/または列に配列することができる。LEDの実質的に単色の出力は、所定のスペクトル内のUVB放射を提供するために必要なフィルタリングの量を制限し得る。加えて、LEDは、(例えば、HIDランプと比較して)比較的低い電力消費を有し、したがって、本質的に電力の節約を提供する。さらなる実施形態では、UV放射源は、狭いスペクトル範囲内で発光することができるエキシマーランプ(例えば、Ushio(Cypress,California)から入手可能なエキシマーランプ)、および/または集束UVB放射のために操作することができる他の好適なUV放射源から成ることができる。
(実施例)
以下の実施例は、本技術のいくつかの実施形態を例証する。
1.照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体であって、前記照射ゾーンは、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
前記筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源と、
前記UV放射源と前記照射ゾーンとの間のフィルタであって、前記フィルタは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成され、前記所定のスペクトルは、最大でも10nmの帯域幅を有し、約297nmを中心とする、フィルタと
を備えている、光線治療装置。
2.前記筐体は、前記照射ゾーンを少なくとも部分的に取り囲む側壁を含み、
前記UV放射源は、複数の高輝度放電ランプを備え、
前記フィルタは、対応する複数の高輝度放電ランプを少なくとも部分的に覆う複数のコーティングされた石英ガラス管を備え、
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、約292〜302nmであり、
前記光線治療装置は、前記ヒト患者の皮膚を介してビタミンD産生を促進するように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
3.前記筐体は、前記照射ゾーンに向けられている少なくとも1本のカラムを備え、
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備え、
前記光線治療装置は、対応する複数のメタルハライドランプを部分的に包囲する複数の反射体をさらに備え、前記反射体は、個々のメタルハライドランプによって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
4.前記フィルタの前記所定のスペクトルは、最大でも8nmの帯域幅を有する、実施例1に記載の光線治療装置。
5.前記UV放射源および前記フィルタは、2分以下の暴露期間中に1未満の肌タイプ調整MEDを送達するように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
6.前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
7.前記UV放射源は、キセノンランプを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。8.前記UV放射源は、約295〜302nmの波長を有する複数のLEDを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
9.前記UV放射源および前記フィルタは、集束UVB放射アセンブリを画定し、前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源を少なくとも部分的に包囲し、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている反射体をさらに備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
10.前記反射体は、前記UV放射源が前記フィルタに接触する前に、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを少なくとも実質的に平行にするように構成されている、実施例9に記載の光線治療装置。
11.前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源と前記フィルタとの間に遮蔽体をさらに備え、前記遮蔽体は、前記UV放射源によって放出される少なくとも一部のUVエネルギーを、前記フィルタに接触する前に前記反射体に向けるように構成されている、実施例10に記載の光線治療装置。
12.前記フィルタは、コーティングされたガラス基板を備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
13.前記コーティングされたガラス基板は、前記UV放射源を覆うスリーブである、実施例12に記載の光線治療装置。
14.前記ヒト患者におけるビタミンD合成に影響を及ぼすパラメータに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
15.前記ユーザインターフェースは、前記光線治療装置、またはそれに通信可能に連結されている遠隔光線治療装置によって提供された以前の光線療法セッションに関するフィードバックをユーザから受信するように構成されている、実施例14に記載の光線治療装置。
16.空間を少なくとも部分的に取り囲む筐体であって、前記空間は、人体の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
概して、前記空間に向けられている集束紫外線B(UVB)放射アセンブリと
を備え、
前記集束UVB放射アセンブリは、概して、約297nmで集束されているUVB放射を送達するように構成され、前記UVB放射アセンブリは、2分未満の暴露期間中にヒトの皮膚において少なくとも20,000IUのビタミンD産生を促進するように構成されている、
光線治療装置。
17.前記集束UVB放射アセンブリは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断する手段を含み、前記所定のスペクトルは、約292〜302nmの範囲内である、実施例16に記載の光線治療装置。
18.前記集束UVB放射アセンブリは、
複数のメタルハライドランプと、
前記メタルハライドランプと前記空間との間で離間されている複数のフィルタと
を備えている、実施例16に記載の光線治療装置。
19.前記フィルタは、約292〜302nmの集束スペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されている、実施例18に記載の光線治療装置。
20.前記UVB放射アセンブリは、前記複数のメタルハライドランプを少なくとも部分的に包囲する複数の平行反射体をさらに備えている、実施例19に記載の光線治療装置。21.前記集束UV放射アセンブリは、1MEDの最大でも90%に人体を暴露させるように構成され、前記MEDは、前記人体の肌のタイプに合わせて調整されている、実施例16に記載の光線治療装置。
22.肌のタイプまたはビタミンD要求のうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、実施例16に記載の光線治療装置。
23.光線治療装置を用いて集束紫外線放射を送達する方法であって、前記方法は、
概して、筐体によって画定される照射ゾーンに向けて紫外線を伝送することと、
所定のスペクトルの外側の前記紫外線を少なくとも実質的にフィルタリングすることであって、前記所定のスペクトルは、約297nmを中心とする、ことと、
5分以内に、前記紫外線の前記伝送を終了することと
を含む、方法。
24.ユーザインターフェースを介してユーザ入力を受信することであって、前記ユーザ入力は、肌のタイプまたはビタミンD投与量のうちの少なくとも1つに関係する、ことと、
少なくとも部分的に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をユーザに送達することであって、前記ビタミンDの用量は、前記ユーザ入力に関係する、ことと
をさらに含む、実施例23に記載の方法。
25.前記光線治療装置、またはそれに連結されている遠隔光線治療装置によって送達された以前のビタミンD用量に関係するフィードバックを前記ユーザから受信することをさらに含む、実施例24に記載の方法。
26.ビタミンD光線療法を提供する方法であって、前記方法は、
照射ゾーンと前記照射ゾーンに向けられた集束紫外線B(UVB)放射アセンブリを有する光線治療装置を提供することと、
前記集束UVB放射アセンブリを介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することであって、前記所定のスペクトルは、約290〜306nmの範囲内である、ことと、
所定の暴露時間以内に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をヒト患者に送達することであって、前記ビタミンDは、前記ヒト患者の皮膚の複数部分で産生される、ことと
を含む、方法。
27.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、
少なくとも1つの高輝度放電ランプからUV放射を伝送することと、
前記少なくとも1つの高輝度放電ランプと内部チャンバとの間のコーティングされた基板を使用して、前記所定のスペクトルの外側の前記UV放射を少なくとも実質的にフィルタリングすることと
を含む、実施例26に記載の方法。
28.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、約297nmを中心とする最大でも10nmのスペクトル内で少なくとも実質的に集束されている波長を有するUV光線を生成することを含む、実施例26に記載の方法。
29.前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、最大でも3分以内に前記UVB放射を終了することを含む、実施例26に記載の方法。
30.前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、1未満の肌タイプ調整MEDに前記ユーザを暴露させることを含む、実施例26に記載の方法。
31.最大でも3分後に前記UV光線を自動的に終了することをさらに含む、実施例26に記載の方法。
32.ビタミンD投与量または肌のタイプのうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信することと、
前記ユーザ入力に基づいて、前記ビタミンDの用量の所定の期間を選択することと
をさらに含む、実施例26に記載の方法。
33.光線治療装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記媒体は、方法を前記光線治療装置に行わせるための命令を有し、前記方法は、
前記光線治療装置の照射ゾーンに向けられるUV放射源を介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束される紫外線(UV)を生成することであって、前記所定のスペクトルは、概して、約297nmで集束される、ことと、
所定の期間内にチャンバ内でビタミンDの用量をユーザに送達することと
を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体。
34.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成するための前記命令は、約290nmから約305nmの間の波長を伴うUVエネルギーを生成することを含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
35.前記命令は、前記ユーザが最大でも2標準MEDに暴露されたときに前記UV放射を終了することをさらに含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
36.前記所定の期間内に前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達する前記命令は、最大でも3分後に前記UV放射を終了することを含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
以下の実施例は、本技術のいくつかの実施形態を例証する。
1.照射ゾーンを少なくとも部分的に画定する筐体であって、前記照射ゾーンは、ヒト患者の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
前記筐体によって支持されている紫外線(UV)放射源と、
前記UV放射源と前記照射ゾーンとの間のフィルタであって、前記フィルタは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成され、前記所定のスペクトルは、最大でも10nmの帯域幅を有し、約297nmを中心とする、フィルタと
を備えている、光線治療装置。
2.前記筐体は、前記照射ゾーンを少なくとも部分的に取り囲む側壁を含み、
前記UV放射源は、複数の高輝度放電ランプを備え、
前記フィルタは、対応する複数の高輝度放電ランプを少なくとも部分的に覆う複数のコーティングされた石英ガラス管を備え、
前記フィルタの前記所定のスペクトルは、約292〜302nmであり、
前記光線治療装置は、前記ヒト患者の皮膚を介してビタミンD産生を促進するように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
3.前記筐体は、前記照射ゾーンに向けられている少なくとも1本のカラムを備え、
前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備え、
前記光線治療装置は、対応する複数のメタルハライドランプを部分的に包囲する複数の反射体をさらに備え、前記反射体は、個々のメタルハライドランプによって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
4.前記フィルタの前記所定のスペクトルは、最大でも8nmの帯域幅を有する、実施例1に記載の光線治療装置。
5.前記UV放射源および前記フィルタは、2分以下の暴露期間中に1未満の肌タイプ調整MEDを送達するように構成されている、実施例1に記載の光線治療装置。
6.前記UV放射源は、複数のメタルハライドランプを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
7.前記UV放射源は、キセノンランプを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。8.前記UV放射源は、約295〜302nmの波長を有する複数のLEDを備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
9.前記UV放射源および前記フィルタは、集束UVB放射アセンブリを画定し、前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源を少なくとも部分的に包囲し、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを前記フィルタに向けるように構成されている反射体をさらに備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
10.前記反射体は、前記UV放射源が前記フィルタに接触する前に、前記UV放射源によって放出されるUVエネルギーを少なくとも実質的に平行にするように構成されている、実施例9に記載の光線治療装置。
11.前記集束UVB放射アセンブリは、前記UV放射源と前記フィルタとの間に遮蔽体をさらに備え、前記遮蔽体は、前記UV放射源によって放出される少なくとも一部のUVエネルギーを、前記フィルタに接触する前に前記反射体に向けるように構成されている、実施例10に記載の光線治療装置。
12.前記フィルタは、コーティングされたガラス基板を備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
13.前記コーティングされたガラス基板は、前記UV放射源を覆うスリーブである、実施例12に記載の光線治療装置。
14.前記ヒト患者におけるビタミンD合成に影響を及ぼすパラメータに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、実施例1に記載の光線治療装置。
15.前記ユーザインターフェースは、前記光線治療装置、またはそれに通信可能に連結されている遠隔光線治療装置によって提供された以前の光線療法セッションに関するフィードバックをユーザから受信するように構成されている、実施例14に記載の光線治療装置。
16.空間を少なくとも部分的に取り囲む筐体であって、前記空間は、人体の少なくとも一部分を収容するように構成されている、筐体と、
概して、前記空間に向けられている集束紫外線B(UVB)放射アセンブリと
を備え、
前記集束UVB放射アセンブリは、概して、約297nmで集束されているUVB放射を送達するように構成され、前記UVB放射アセンブリは、2分未満の暴露期間中にヒトの皮膚において少なくとも20,000IUのビタミンD産生を促進するように構成されている、
光線治療装置。
17.前記集束UVB放射アセンブリは、所定のスペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に遮断する手段を含み、前記所定のスペクトルは、約292〜302nmの範囲内である、実施例16に記載の光線治療装置。
18.前記集束UVB放射アセンブリは、
複数のメタルハライドランプと、
前記メタルハライドランプと前記空間との間で離間されている複数のフィルタと
を備えている、実施例16に記載の光線治療装置。
19.前記フィルタは、約292〜302nmの集束スペクトルの外側のUV放射を少なくとも実質的に除去するように構成されている、実施例18に記載の光線治療装置。
20.前記UVB放射アセンブリは、前記複数のメタルハライドランプを少なくとも部分的に包囲する複数の平行反射体をさらに備えている、実施例19に記載の光線治療装置。21.前記集束UV放射アセンブリは、1MEDの最大でも90%に人体を暴露させるように構成され、前記MEDは、前記人体の肌のタイプに合わせて調整されている、実施例16に記載の光線治療装置。
22.肌のタイプまたはビタミンD要求のうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信するように構成されているユーザインターフェースをさらに備えている、実施例16に記載の光線治療装置。
23.光線治療装置を用いて集束紫外線放射を送達する方法であって、前記方法は、
概して、筐体によって画定される照射ゾーンに向けて紫外線を伝送することと、
所定のスペクトルの外側の前記紫外線を少なくとも実質的にフィルタリングすることであって、前記所定のスペクトルは、約297nmを中心とする、ことと、
5分以内に、前記紫外線の前記伝送を終了することと
を含む、方法。
24.ユーザインターフェースを介してユーザ入力を受信することであって、前記ユーザ入力は、肌のタイプまたはビタミンD投与量のうちの少なくとも1つに関係する、ことと、
少なくとも部分的に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をユーザに送達することであって、前記ビタミンDの用量は、前記ユーザ入力に関係する、ことと
をさらに含む、実施例23に記載の方法。
25.前記光線治療装置、またはそれに連結されている遠隔光線治療装置によって送達された以前のビタミンD用量に関係するフィードバックを前記ユーザから受信することをさらに含む、実施例24に記載の方法。
26.ビタミンD光線療法を提供する方法であって、前記方法は、
照射ゾーンと前記照射ゾーンに向けられた集束紫外線B(UVB)放射アセンブリを有する光線治療装置を提供することと、
前記集束UVB放射アセンブリを介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することであって、前記所定のスペクトルは、約290〜306nmの範囲内である、ことと、
所定の暴露時間以内に前記照射ゾーン内でビタミンDの用量をヒト患者に送達することであって、前記ビタミンDは、前記ヒト患者の皮膚の複数部分で産生される、ことと
を含む、方法。
27.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、
少なくとも1つの高輝度放電ランプからUV放射を伝送することと、
前記少なくとも1つの高輝度放電ランプと内部チャンバとの間のコーティングされた基板を使用して、前記所定のスペクトルの外側の前記UV放射を少なくとも実質的にフィルタリングすることと
を含む、実施例26に記載の方法。
28.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成することは、約297nmを中心とする最大でも10nmのスペクトル内で少なくとも実質的に集束されている波長を有するUV光線を生成することを含む、実施例26に記載の方法。
29.前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、最大でも3分以内に前記UVB放射を終了することを含む、実施例26に記載の方法。
30.前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達することは、1未満の肌タイプ調整MEDに前記ユーザを暴露させることを含む、実施例26に記載の方法。
31.最大でも3分後に前記UV光線を自動的に終了することをさらに含む、実施例26に記載の方法。
32.ビタミンD投与量または肌のタイプのうちの少なくとも1つに関係するユーザ入力を受信することと、
前記ユーザ入力に基づいて、前記ビタミンDの用量の所定の期間を選択することと
をさらに含む、実施例26に記載の方法。
33.光線治療装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記媒体は、方法を前記光線治療装置に行わせるための命令を有し、前記方法は、
前記光線治療装置の照射ゾーンに向けられるUV放射源を介して、少なくとも実質的に所定のスペクトル内で集束される紫外線(UV)を生成することであって、前記所定のスペクトルは、概して、約297nmで集束される、ことと、
所定の期間内にチャンバ内でビタミンDの用量をユーザに送達することと
を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体。
34.少なくとも実質的に前記所定のスペクトル内で集束されるUV光線を生成するための前記命令は、約290nmから約305nmの間の波長を伴うUVエネルギーを生成することを含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
35.前記命令は、前記ユーザが最大でも2標準MEDに暴露されたときに前記UV放射を終了することをさらに含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
36.前記所定の期間内に前記ビタミンDの用量を前記ユーザに送達する前記命令は、最大でも3分後に前記UV放射を終了することを含む、実施例33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(結論)
先述の内容から、本技術の具体的実施形態は、例証の目的で本明細書において説明されているが、本開示から逸脱することなく、種々の修正が行われてもよいことが理解されるであろう。例えば、本明細書で開示される種々の実施形態は、297nmの周囲でUVB放射を集束させるフィルタを含む。しかしながら、他の実施形態では、フィルタは、皮膚においてビタミンD産生を可能にし、および/または皮膚を介して治療される他の疾患または障害(例えば、乾癬、湿疹等)に対する治療効果を提供する、他の波長の周囲でUVB放射を集束させることができる。特定の実施形態との関連で説明される新しい技術のある側面は、他の実施形態で組み合わせられ、または排除され得る。例えば、図5A−5Cで説明されるメタルハライドUV源および/または図7で説明されるキセノンUV源を、図1A−1Cの光線治療装置のためのUV放射源の代わりに、またはそれと併せて使用することができる。加えて、新しい技術のある実施形態に関連付けられる利点が、これらの実施形態との関連で説明されているが、他の実施形態もまた、そのような利点を示し得、全ての実施形態が、本技術の範囲内に入るそのような利点を必ずしも示す必要はない。したがって、本開示および関連技術は、本明細書で明示的に示されていない、または説明されていない、他の実施形態を包含することができる。
先述の内容から、本技術の具体的実施形態は、例証の目的で本明細書において説明されているが、本開示から逸脱することなく、種々の修正が行われてもよいことが理解されるであろう。例えば、本明細書で開示される種々の実施形態は、297nmの周囲でUVB放射を集束させるフィルタを含む。しかしながら、他の実施形態では、フィルタは、皮膚においてビタミンD産生を可能にし、および/または皮膚を介して治療される他の疾患または障害(例えば、乾癬、湿疹等)に対する治療効果を提供する、他の波長の周囲でUVB放射を集束させることができる。特定の実施形態との関連で説明される新しい技術のある側面は、他の実施形態で組み合わせられ、または排除され得る。例えば、図5A−5Cで説明されるメタルハライドUV源および/または図7で説明されるキセノンUV源を、図1A−1Cの光線治療装置のためのUV放射源の代わりに、またはそれと併せて使用することができる。加えて、新しい技術のある実施形態に関連付けられる利点が、これらの実施形態との関連で説明されているが、他の実施形態もまた、そのような利点を示し得、全ての実施形態が、本技術の範囲内に入るそのような利点を必ずしも示す必要はない。したがって、本開示および関連技術は、本明細書で明示的に示されていない、または説明されていない、他の実施形態を包含することができる。
Claims (1)
- 本明細書に記載の発明。
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