JP2017149059A - サスペンドメタルマスクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
近年の電子部品の小型化、高密度化の流れに伴い、積層セラミックコンデンサにおいては小型大容量化が求められ、小型大容量化のために誘電体層の積層数の更なる増加と、低背化のために1層当たりの誘電体層の更なる薄層化が進んでおり、それに伴って内部電極パターンを薄く印刷することが要求されてきている。
そこでペーストを薄く印刷するスクリーン印刷版の製造方法の従来技術として、電鋳母型の表面にマスクパターンを持つパターンレジスト膜を形成し、電鋳母型のパターンレジスト膜に覆われていない表面にパターンレジスト膜の厚さよりも薄い1次電着層を電着形成し、パターンレジスト膜を研磨し、1次電着層の表面に剥離処理を施し、研磨したパターンレジスト膜と剥離処理した1次電着層の表面上に導電性を有するメッシュスクリーンを密着し、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の表面に2次電着層を形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化し、電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離する、ペーストを薄く印刷するのに適したサスペンドメタルマスクの製造方法(例えば、特許文献1を参照)が存在している。
しかしながら、前述したように従来技術の製造方法には1次電着層形成後にパターンレジストを研磨する工程がある。実際にはパターンレジスト周辺部には1次電着層が存在するため、パターンレジストを研磨した際に1次電着層表面にパターンレジスト研磨時の研磨痕が発生する。前述の製造方法上、パターンレジスト研磨時の研磨痕はサスペンドメタルマスクの表面にそのまま転写されることになる。この研磨痕により、従来技術で作製したサスペンドメタルマスクの開口部は直進性が損なわれることがわかった。結果として従来技術で作製したサスペンドメタルマスクを使用して積層セラミックコンデンサの内部電極の印刷を行うと、前述した開口部の直進性の悪さゆえ、得られた積層セラミックコンデンサの容量にバラツキが発生してしまい、生産の安定性に問題が発生する可能性が示唆された。
そこで本発明は、研磨痕によりパターン開口部の直進性が損なわれないサスペンドメタルマスクの製造方法を提供することを目的としたものである。
第1の電鋳母型の表面にマスクパターンに相当するパターンを持つ第1のレジスト膜を形成するステップと、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を電着形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層表面に保持層を形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層と保持層を第1の電鋳母型から剥離し、第2の電鋳母型とするステップと、第2の電鋳母型の1次電着層の表面に離型層を形成するステップと、第2の電鋳母型の第1のレジスト膜と離型層を形成した1次電着層に導電性を有するメッシュスクリーンを密着するステップと、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の表面に2次電着層を電着形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化するステップと、第2の電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離するステップとを有する構成である。
(1)第1の電鋳母型面側の表面を2次電着層形成面とした第2の電鋳母型を使用するため、パターンレジストを研磨することなしにサスペンドメタルマスクを作製することができる。
(2)第1の電鋳母型面側の表面を2次電着層形成面とした第2の電鋳母型を使用するため、パターンレジストを研磨することなしに、容易にパターンレジスト膜(第1のレジスト膜)と1次電着層の面一な面を得ることができる。
(3)パターンレジスト研磨工程を必要としないため、最終的に得られるサスペンドメタルマスク表面にパターンレジストを研磨したときの研磨痕が発生しないので、研磨痕によりパターン開口部の直進性が損なわれることがない。
(4)パターン開口部の直進性が損なわれないので、直進性の良い印刷物を得ることができる。
図1は、本発明の特徴である第1の電鋳母型面側の表面を2次電着層形成面としたサスペンドメタルマスクの製造方法を説明する工程図である。
図1に基づいて、本発明のサスペンドメタルマスクの製造方法について説明する。
図1(a)に示すように、表面処理を施した導電性の第1の電鋳母型を用意する。
ここでいう表面処理とは、後に施す第1のレジスト膜や1次電着層を欠陥なく形成でき、且つ、第1のレジスト膜や1次電着層を欠陥なく第1の電鋳母型から剥離できるような処理を行うことであり、上述の目的を達成するのならばどのような処理をしても構わないが、例えばバフ研磨等の物理的処理や、塩酸処理等の化学的処理、アルカリ脱脂等の脱脂処理や、離型剤等を使用した離型処理、これらを複合した処理を行う。
また、導電性の電鋳母型としてはSUS301やSUS304といったステンレス材を使用するのが一般的ではあるが、電鋳母型として使用できるのならばどのような材質のものでも構わない。
レジスト膜を形成する方法としては、ドライフィルムレジストといったフィルム状のフォトレジストを既存のラミネータを使用してラミネートするといった方法や、液状のレジストをロールコータやスピンコータやカーテンコータといった既存の液状レジスト塗布装置を使用して第1の電鋳母型上に液状レジストを成膜するといった方法があるが、何れの方法でも第1の電鋳母型上にレジスト膜を成膜できれば良い。レジストは大別してネガタイプのレジストとポジタイプのレジストがあるが、何れのタイプのものであってもよい。ここでは、ネガタイプのドライフィルムレジストを第1の電鋳母型にラミネートする。
なお、レジスト膜の厚みに関しては、後の工程でパターンが形成できるのならばどのような厚みであっても構わない。なぜならば、後の工程で形成する1次電着層は第2の電鋳母型の一部として使用するだけだからである。
パターン露光の方法としては、例えばガラスやフィルムといった素材のフォトマスクをレジスト膜に密着させた後に超高圧水銀灯やメタルハライドランプといった紫外線を発生する光源を使用してレジスト膜に紫外線を照射するといった方法や、半導体レーザやLEDや超高圧水銀灯を光源に持つ直接描画装置を使用してフォトマスクを使用せずにレジスト膜にパターンを直接描画といった方法があるが、何れの方法を使用しても構わない。
なお、密着露光用のマスクや描画パターンはフォトレジストのタイプに合わせて、ネガパターンかポジパターンを選択して使用する。
ここでは、半導体レーザやLEDや超高圧水銀灯を光源に持つ直接描画装置を使用してパターンを露光する。
なお、この1次電着層は、後の工程において第2電着層を形成するための第2の電鋳母型の一部として使用するものである。よって、図1(e)では第1のレジスト膜よりも1次電着層の厚みを薄く形成しているが、第1のレジスト膜と同一の厚みでも、第1のレジスト膜よりも厚くして1次電着層がオーバーハングしても構わない。
何れの方法であっても第1のレジスト膜と1次電着層の表面を覆うように保持層を形成できればよい。ここで保持層は、第1のレジスト膜と1次電着層の全面を覆ってもよいし、後工程で第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離するのに必要な部分のみを保持層で覆ってもよい。また、保持層の厚みに関しては、第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離できるのならばどのような厚みであっても構わない。なぜならば、保持層は第2の電鋳層を形成する際の第2の電鋳母型の一部として使用するだけだからである。
ここでは、ネガタイプのドライフィルムレジストを第1のレジスト膜と1次電着層の表面を覆うようにラミネートし、適宜の露光量で露光する。
離型処理剤による離型効果は1次電着層にのみ発生するので、1次電着層のみに離型処理を施すのではなく、1次電着層および第1のレジスト膜を形成した表面全体を処理しても構わない。
このとき使用する枠材に張架したメッシュスクリーンは、密着するメッシュスクリーンを適度なテンションで直接枠体に張架した、いわゆる”直張りスクリーン”でも構わないし、密着するメッシュスクリーンを支持体メッシュスクリーンを介して適度なテンションで枠体に張架した、いわゆる”コンビネーションスクリーン”でも構わない。
直張りスクリーンを使用すれば直張りサスペンドメタルマスクとなり、コンビネーションスクリーンを使用すればコンビネーションサスペンドメタルマスクとなる。
何れにしてもマスクパターンを得る部分のメッシュスクリーンには導電性のメッシュスクリーンを使用する。
なおここでは、直張りサスペンドメタルマスクおよびコンビネーションサスペンドメタルマスクを総称してサスペンドメタルマスクとする。
このように、第2の電鋳母型に密着した状態で1次電着層をパターンとして2次電着層でマスクを形成するので、マスク部分がほとんど突出しない形状が得られる。
2次電着層の形成に使用する金属は、1次電着層形成同様どのようなものであっても構わないが、ニッケル、あるいはニッケル−コバルト合金などのニッケル合金が好ましい。
なお、この2次電着層形成工程において、一般的なスルファミン酸ニッケルめっき浴やスルファミン酸ニッケル−コバルト浴を使用すれば、めっきは等方性に成長するため、例えばメッシュスクリーンに2μmtのめっきを施した場合はマスク部分の厚みが2μmtの形状が得られる。
一方、この2次電着層形成工程において、本出願人が先に出願した特開2005−125547に記載の高オープニング率を得られるめっき浴を使用すれば、1次電着層形成側に選択的にめっきが成長するので、例えば、メッシュスクリーンに1μmtのめっきを施した場合はマスク部分の厚みは4μmt程度となり、高オープニング率で、総厚が従来のめっき浴でめっきした場合よりも総厚が1μmt薄く、かつ、マスク部分の厚みが2μmt厚い形状となるため、マスク部分のピンホールの発生を抑制し、より耐刷性の高い形状が得られる。
このとき1次電着層の表面に離型処理が施されているので、2次電着層のみでパターン形成した、マスク部分がほとんど突出しない形状のサスペンドメタルマスクを得ることができる。また、このサスペンドメタルマスクは、第1のレジスト膜および第1の電鋳層表面を研磨せずに作製しているので、研磨痕のないマスク面およびスクリーンメッシュ面を有する。よって、研磨痕によって直進性の損なわれていない開口部が形成されたサスペンドメタルマスクを得ることができる。
Claims (1)
- 第1の電鋳母型の表面にマスクパターンに相当するパターンを持つ第1のレジスト膜を形成するステップと、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を電着形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層表面に保持層を形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層と保持層を第1の電鋳母型から剥離し、第2の電鋳母型とするステップと、第2の電鋳母型の1次電着層の表面に離型層を形成するステップと、第2の電鋳母型の第1のレジスト膜と離型層を形成した1次電着層に導電性を有するメッシュスクリーンを密着するステップと、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の表面に2次電着層を電着形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化するステップと、第2の電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離するステップとを有することを特徴とするサスペンドメタルマスクの製造方法。
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| JPH08183151A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | メッシュ一体型メタルマスクの製造方法 |
| JP2010042567A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sonocom Co Ltd | サスペンドメタルマスクの製造方法及びサスペンドメタルマスク |
| US20130032048A1 (en) * | 2009-09-21 | 2013-02-07 | Tom Falcon | Printing screens and method of fabricating the same |
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