JP2017160708A - 開閉部材制御装置 - Google Patents
開閉部材制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017160708A JP2017160708A JP2016047061A JP2016047061A JP2017160708A JP 2017160708 A JP2017160708 A JP 2017160708A JP 2016047061 A JP2016047061 A JP 2016047061A JP 2016047061 A JP2016047061 A JP 2016047061A JP 2017160708 A JP2017160708 A JP 2017160708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- side relay
- closing
- open
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 77
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 5
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 79
- 238000000034 method Methods 0.000 description 31
- 230000006870 function Effects 0.000 description 29
- 230000008569 process Effects 0.000 description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
【課題】異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することが可能な開閉部材制御装置を提供することにある。
【解決手段】操作信号に基づいて作動される開側リレーR21及び閉側リレーR22により正逆回転が切り替わるモータMを駆動源として開閉部材2を駆動し、開閉部材2を開閉方向に移動させる駆動部11と、駆動部11を制御する制御部13とを有する開閉部材制御装置Sに関する。制御部は、モータMの回転方向を指示する作動方向指令信号を受信した場合に、開側リレーR21及び閉側リレーR22を作動させる開閉指令部と、開側リレーR21及び閉側リレーR22の状態を検知する状態監視部と、開側リレーR21及び閉側リレーR22の少なくとも一方に異常を確認した場合に、モータMへの通電を停止すべく、開閉指令部へと異常信号を送信する異常判定部とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】操作信号に基づいて作動される開側リレーR21及び閉側リレーR22により正逆回転が切り替わるモータMを駆動源として開閉部材2を駆動し、開閉部材2を開閉方向に移動させる駆動部11と、駆動部11を制御する制御部13とを有する開閉部材制御装置Sに関する。制御部は、モータMの回転方向を指示する作動方向指令信号を受信した場合に、開側リレーR21及び閉側リレーR22を作動させる開閉指令部と、開側リレーR21及び閉側リレーR22の状態を検知する状態監視部と、開側リレーR21及び閉側リレーR22の少なくとも一方に異常を確認した場合に、モータMへの通電を停止すべく、開閉指令部へと異常信号を送信する異常判定部とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、開閉部材制御装置に係り、特に、開口部を閉じる位置に向けて開閉部材を移動させる制御処理を実行する開閉部材制御装置に関する。
パワーウィンドウ装置のような開閉部材制御装置は、既に周知である。かかる装置は、開閉部材を移動させることで開口部を開閉し、例えば、開口部を閉じる閉位置に開閉部材を移動させることで開口部を閉じることが可能である。このような閉位置への開閉部材の移動は、ユーザが閉操作(開閉部材を閉位置に向けて移動させるために行う操作)を行うと、これをトリガーとして実行される。換言すると、ユーザ操作としての閉操作が行われると、閉位置に向けて開閉部材を移動させるための制御処理が実行される。
一方、開閉部材を移動させる駆動源となるモータは、例えば、モータ駆動回路によりその回転方向を切り替えられている。このモータの回転方向によって、開閉部材は、開方向へ移動するのか閉方向に移動するのかが決まる。
しかしながら、例えば、開閉方向の一方側の回路に異常が生じた場合、他方側には駆動するが、当然、異常が生じた一方側の駆動が実行されなくなり、他方側の駆動から一方側の駆動へ切り替える場合に、切り替えることができなくなるという問題が生じる。
このような問題を解消するため、モータ駆動回路に異常が発生した場合、モータを停止させて、開閉部材の移動を中断する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、開閉方向の一方側の回路に異常が生じた場合、他方側には駆動するが、当然、異常が生じた一方側の駆動が実行されなくなり、他方側の駆動から一方側の駆動へ切り替える場合に、切り替えることができなくなるという問題が生じる。
このような問題を解消するため、モータ駆動回路に異常が発生した場合、モータを停止させて、開閉部材の移動を中断する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、モータ駆動装置は、開方向及び閉方向のオンオフを行う2個のリレーにより構成されており、一方のリレーのオン溶着が発生し、モータの端子の電圧が印加される状態が継続する不具合が発生すると、他方のリレーもまた強制的にオンとすることにより、モータ閉回路を形成してモータを停止させる。
しかしながら、特許文献1の技術においては、少なくとも、イグニッションがオンされている間は、双方のリレーのオン状態が継続し、リレーコイルの発熱によるリレー破損や、バッテリ容量の消耗をきたす恐れがあった。
そこで、このようなことがなく、モータの作動を適切に制御できる技術の開発が求められていた。
ところで、このような開閉部材制御装置においては、車両のドアに設けられた開閉部材を開閉移動させる際、開閉部材とその周辺部材との間に挟まれた異物の有無を判定することは、よく知られた技術である。このような開閉部材制御装置では、通常、異物有りと判定した際には開閉部材の開閉動作を中断し、更には、それまでの動作とは逆の動作を実行して異物を解放することになっている。上記の制御としては、例えば、開閉部材に掛かる負荷荷重に応じて変化する測定値(例えば、開閉部材を開閉移動させるために回転するモータの回転速度等)に対して閾値を設定し、この閾値と測定値とを対比して異物の有無を判定する。
しかしながら、このモータ駆動回路が故障した場合、挟み込みを検出することは出来るが、モータの駆動方向を変えることができないことが想定される。
例えば、通常、開閉部材が閉方向に移動中に挟み込みが検出された場合には、コンピュータはモータ駆動装置を切り替えてモータを反転させ、開閉部材を開放方向に移動させる。
しかしながら、モータ駆動回路が故障し(この場合、開方向の回路が故障し)、切り替えができない場合、開閉部材を開放方向に移動させることができず、挟み込みを解消することができない。
このように、具体的には、挟み込み判定を適切に行うに際し、特に、開閉部材を開方向に移動させる回路の不具合を、事前に検知し、異常が生じた場合には閉方向の動作を禁止する技術が求められる。
そこで、このようなことがなく、モータの作動を適切に制御できる技術の開発が求められていた。
ところで、このような開閉部材制御装置においては、車両のドアに設けられた開閉部材を開閉移動させる際、開閉部材とその周辺部材との間に挟まれた異物の有無を判定することは、よく知られた技術である。このような開閉部材制御装置では、通常、異物有りと判定した際には開閉部材の開閉動作を中断し、更には、それまでの動作とは逆の動作を実行して異物を解放することになっている。上記の制御としては、例えば、開閉部材に掛かる負荷荷重に応じて変化する測定値(例えば、開閉部材を開閉移動させるために回転するモータの回転速度等)に対して閾値を設定し、この閾値と測定値とを対比して異物の有無を判定する。
しかしながら、このモータ駆動回路が故障した場合、挟み込みを検出することは出来るが、モータの駆動方向を変えることができないことが想定される。
例えば、通常、開閉部材が閉方向に移動中に挟み込みが検出された場合には、コンピュータはモータ駆動装置を切り替えてモータを反転させ、開閉部材を開放方向に移動させる。
しかしながら、モータ駆動回路が故障し(この場合、開方向の回路が故障し)、切り替えができない場合、開閉部材を開放方向に移動させることができず、挟み込みを解消することができない。
このように、具体的には、挟み込み判定を適切に行うに際し、特に、開閉部材を開方向に移動させる回路の不具合を、事前に検知し、異常が生じた場合には閉方向の動作を禁止する技術が求められる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することが可能な開閉部材制御装置を提供することにある。
前記課題は、本発明の開閉部材制御装置によれば、開閉部材を移動させるために行われるユーザ操作を受け付ける操作受け付け部と、該操作受け付け部の操作信号に基づいて作動される開側リレー及び閉側リレーにより正逆回転が切り替わるモータを駆動源として前記開閉部材を駆動し、開口部を開ける開位置と前記開口部を閉じる閉位置との間において、前記開閉部材を移動させる駆動部と、前記操作受け付け部が受け付けた前記ユーザ操作に応じて前記駆動部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記モータの駆動に関する駆動関連信号を受けて、前記モータの駆動状態を指定するべく指令を行うものであり、前記駆動関連信号のうちの一つである、前記モータの回転方向を指示する作動方向指令信号を、前記操作受け付け部より受信した場合に、前記開側リレー及び前記閉側リレーを作動させる開閉指令部と、該開閉指令部が、前記開側リレー及び前記閉側リレーを作動させた信号を受けて、前記開側リレー及び前記閉側リレーの状態を検知する状態監視部と、該状態監視部が検知した、前記開側リレー及び前記閉側リレーの状態を受けて、前記開側リレー及び前記閉側リレーの少なくとも一方に異常を確認した場合に、前記モータへの通電を停止すべく、前記駆動関連信号の一つとなる異常信号を、前記開閉指令部へと送信する異常判定部と、を備えたことにより解決される。
以上のように構成された本発明の開閉部材制御装置では、操作受け付け部(例えば、操作スイッチ)からの開閉部材(例えば、ウィンドウガラス)に対する作動方向指令信号が、制御部の開閉指令部にて受信されると、開閉指令部は、ユーザにより指定された操作(開閉部材の移動)を行うのではなく、開側リレー及び閉側リレー双方をオンする。
そして、状態監視部は、開側リレー及び閉側リレーの実際の状態を検知し、異常判定部は、状態監視部で検知された開側リレー及び閉側リレーの実際の状態が異常か否かを判定する。
つまり、一度、極めて短い期間(例えば、50mmsec程度)、開側リレー及び閉側リレーを双方オンし、実際に双方共オン状態に切り替わるか否かを検知している。
例えば、開側リレー及び閉側リレーのいずれか一方でも、オフ接点に溶着していてオン方向へ切り替わらない状態となっている場合、モータは、当該溶着している側へ回転することができず、これに伴い、開閉部材もまた、当該方向の回転により移動する方向へ移動することができない。
よって、開側リレー及び閉側リレー双方がオン状態とすることができるか否かを判定して、一方でもオン状態とならない場合には、異常信号を開閉指令部へと送信して、これを受けた開閉指令部は、モータを停止させる。
このように構成されることにより、異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することができる。
なお、実際に双方共オン状態に切り替わるか否かの検知時間は、上記のように極めて短い期間であり、これをユーザが認知することはない。
そして、状態監視部は、開側リレー及び閉側リレーの実際の状態を検知し、異常判定部は、状態監視部で検知された開側リレー及び閉側リレーの実際の状態が異常か否かを判定する。
つまり、一度、極めて短い期間(例えば、50mmsec程度)、開側リレー及び閉側リレーを双方オンし、実際に双方共オン状態に切り替わるか否かを検知している。
例えば、開側リレー及び閉側リレーのいずれか一方でも、オフ接点に溶着していてオン方向へ切り替わらない状態となっている場合、モータは、当該溶着している側へ回転することができず、これに伴い、開閉部材もまた、当該方向の回転により移動する方向へ移動することができない。
よって、開側リレー及び閉側リレー双方がオン状態とすることができるか否かを判定して、一方でもオン状態とならない場合には、異常信号を開閉指令部へと送信して、これを受けた開閉指令部は、モータを停止させる。
このように構成されることにより、異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することができる。
なお、実際に双方共オン状態に切り替わるか否かの検知時間は、上記のように極めて短い期間であり、これをユーザが認知することはない。
また、上記の開閉部材制御装置について好適な構成を述べると、前記駆動関連信号のうちの一つであり、前記開側リレー及び前記閉側リレー双方の状態に異常が認められない場合に送信される正常信号を、前記異常判定部から受信したことを条件として、前記モータの駆動を許可する制御を更に備えるとよい。(請求項2)
上記の構成では、モータの駆動は、異常判定部から正常信号を受信した場合、つまり、開側リレー及び閉側リレー双方共にオフ状態からオン状態へ切り替え可能である場合、許可される。
つまり、ユーザが開閉部材を開又は閉させる指示をしたとしても(作動方向指令信号を受信したとしても)、直ちに指令する動作が行われるのではなく、作動方向指令信号を受けて、開側リレー及び閉側リレーの動作チェックが実行され、異常が無ければ、当該作動方向指令信号により指定された方向へモータを駆動し、開閉部材を移動させる。
このように構成されていることで、開閉部材の切り替えが行われない状態を回避することができる。
上記の構成では、モータの駆動は、異常判定部から正常信号を受信した場合、つまり、開側リレー及び閉側リレー双方共にオフ状態からオン状態へ切り替え可能である場合、許可される。
つまり、ユーザが開閉部材を開又は閉させる指示をしたとしても(作動方向指令信号を受信したとしても)、直ちに指令する動作が行われるのではなく、作動方向指令信号を受けて、開側リレー及び閉側リレーの動作チェックが実行され、異常が無ければ、当該作動方向指令信号により指定された方向へモータを駆動し、開閉部材を移動させる。
このように構成されていることで、開閉部材の切り替えが行われない状態を回避することができる。
また、上記の開閉部材制御装置について尚一層好適な構成を述べると、駆動を許可されるのは、前記開閉部材を前記開位置から前記閉位置に向けて移動させる動作を行わせる前記モータの回転方向への駆動であるとよい。(請求項3)
つまり、当該構成では、作動方向指令信号は、開閉部材を閉方向へ移動させる(上昇させる)指令である。
このように構成されていると、例えば、請求項6に規定する挟み込み判定機能と協働してより高い効果を奏することができる。
つまり、当該構成では、作動方向指令信号は、開閉部材を閉方向へ移動させる(上昇させる)指令である。
このように構成されていると、例えば、請求項6に規定する挟み込み判定機能と協働してより高い効果を奏することができる。
更に、上記の構成において、具体的には、前記異常判定部からの前記正常信号を受信したことを条件として実行される前記モータの駆動は、前記開側リレー及び前記閉側リレーのうちの一方のみを通電することにより実行されると好適である。(請求項4)
つまり、開側リレー及び閉側リレーが双方共に正常状態である場合には、作動方向指令によって指定された側を通電し(オンとし)、他方を通電しない(オフとする)ことで、開閉部材を指定された方向へ移動させる(モータを指定された方向へと回転させる)ことができる。
つまり、開側リレー及び閉側リレーが双方共に正常状態である場合には、作動方向指令によって指定された側を通電し(オンとし)、他方を通電しない(オフとする)ことで、開閉部材を指定された方向へ移動させる(モータを指定された方向へと回転させる)ことができる。
また、更に、上記の構成において、具体的には、前記異常判定部での異常の判定は、前記開側リレーの側の出力電圧と、前記閉側リレーの側の出力電圧と、を確認することにより実行されると好適である。(請求項5)
このように構成されていると、簡易な構成で、開側リレーと閉側リレーの状態を監視することができるため好適である。
つまり、オンであると出力電圧はHI(High)、オフであると出力電圧はLO(Low)となるため、これを検出することで、簡易に検知することができる。
このように構成されていると、簡易な構成で、開側リレーと閉側リレーの状態を監視することができるため好適である。
つまり、オンであると出力電圧はHI(High)、オフであると出力電圧はLO(Low)となるため、これを検出することで、簡易に検知することができる。
更に、上記の構成において、前記制御部には、前記開閉部材が閉方向に移動している際、前記開閉部材と、該開閉部材を加工枠部と、の間に物体の挟み込みが生じた場合に、該挟み込みを検知し、前記モータを停止した後反転させる挟み込み判定機能が搭載されていると非常に好適である。
挟み込み判定は、開閉部材が閉方向への移動を行っている最中に実行され、この際挟み込みが発生した場合には、モータの回転を切り替えて開閉部材を逆方向(つまり、開方向側)に移動させる。そして、この開閉部材が閉方向へと移動している状態では、当然、閉側リレーはオン状態であり、開側リレーはオフ状態である。
しかしながら、挟み込みが検知され、開閉部材を開方向へと移動させるためには、閉側リレーはオフ状態に、開側リレーはオン状態にする必要がある。
このとき、開側リレーに異常が生じており(例えば、オフ側に溶着しており)、オン側に切り替われないと、開閉部材を開方向へ移動させることができない。そうすると、挟み込みを解消することができなくなる恐れがある。
しかしながら、本発明では、ユーザが開閉部材を閉方向へ移動させる指示を行った場合、閉方向への移動処理を行う前に、開側リレー及び閉側リレーの状態を、微小時間でチェックすることとした。
これにより、異常が検知されなかった場合には、閉側リレーをオン状態に、開側リレーをオフ状態として、閉動作を継続させ、異常を検知した場合には、モータMを停止して、処理を中断することができる。
このように構成したため、挟み込みが検知された場合に、開閉部材が開方向への移動に切り替わらないといった不具合を防止することができるため、本発明は挟み込み判定機能が搭載された開閉部材制御装置に好適に使用することができる。
しかしながら、挟み込みが検知され、開閉部材を開方向へと移動させるためには、閉側リレーはオフ状態に、開側リレーはオン状態にする必要がある。
このとき、開側リレーに異常が生じており(例えば、オフ側に溶着しており)、オン側に切り替われないと、開閉部材を開方向へ移動させることができない。そうすると、挟み込みを解消することができなくなる恐れがある。
しかしながら、本発明では、ユーザが開閉部材を閉方向へ移動させる指示を行った場合、閉方向への移動処理を行う前に、開側リレー及び閉側リレーの状態を、微小時間でチェックすることとした。
これにより、異常が検知されなかった場合には、閉側リレーをオン状態に、開側リレーをオフ状態として、閉動作を継続させ、異常を検知した場合には、モータMを停止して、処理を中断することができる。
このように構成したため、挟み込みが検知された場合に、開閉部材が開方向への移動に切り替わらないといった不具合を防止することができるため、本発明は挟み込み判定機能が搭載された開閉部材制御装置に好適に使用することができる。
本発明の開閉部材制御装置によれば、操作受け付け部からの開閉部材に対する駆動方向指令信号が、制御部の開閉指令部にて受信されると、開閉指令部は、ユーザにより指定された操作を行うのではなく、開側リレー及び閉側リレー双方をオンするよう指示し、実際に双方共にオンしているか否かを確認するようにした。そして、双方共にオンとなっている場合には、指令された開閉指令が許可され、そうでなければ、異常と判断してモータを停止させることとした。
このため、異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することができる。
そして、当該開閉部材指令信号が、開閉部材の閉方向への移動を指定している場合、挟み込み検知機能と共に適用すると、挟み込みの解除が行われないという不具合を防止することができ、より一層好適である。
このため、異常を前もって検知し、開閉動作の切り替えが行われなくなる状態を回避することができる。
そして、当該開閉部材指令信号が、開閉部材の閉方向への移動を指定している場合、挟み込み検知機能と共に適用すると、挟み込みの解除が行われないという不具合を防止することができ、より一層好適である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る開閉部材制御装置について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例であり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
図1乃至図7は、本発明の一実施形態を示すものであり、図1は開閉部材制御装置の機械構成の一例を示す説明図、図2は開閉部材制御装置の制御系統の一例を示すブロック図、図3はモータ駆動回路とその周辺を示す回路図、図4は開閉部材の制御フロー、図5はるモータ駆動回路の通常時の状態推移を示す図、図6はモータ駆動回路の異常時の状態推移を示す図、図7は通常時及び異常時のタイミングチャートである。
本発明の開閉部材制御装置の一例として、本実施形態においては、車両に搭載されたパワーウィンドウ装置10の構成を説明する。
図1には、パワーウィンドウ装置10の機械構成の一例を示す。
なお、モータMによって、ウィンドウガラス2を昇降させる装置の機械構成は、公知の技術において種々存在するものであり、本実施形態においては、それらのうちの一つを例示するものとする。
図1には、パワーウィンドウ装置10の機械構成の一例を示す。
なお、モータMによって、ウィンドウガラス2を昇降させる装置の機械構成は、公知の技術において種々存在するものであり、本実施形態においては、それらのうちの一つを例示するものとする。
<パワーウィンドウ装置の機械構成について>
本実施形態に係るパワーウィンドウ装置10は、車両に設けられた開閉部材としてのウィンドウガラス2の開閉移動を制御するものである。ウィンドウガラス2は、車両のドア1を構成する部品であり、ドア1中に形成された略台形型の開口部3を閉じる閉位置と、開口部3を開ける開位置と、の間を移動する。なお、ウィンドウガラス2の移動方向は、上下方向(車両の高さ方向)と一致する。すなわち、ウィンドウガラス2は、開口部3内で上下移動(昇降)することで開口部3を開閉する。
本実施形態に係るパワーウィンドウ装置10は、車両に設けられた開閉部材としてのウィンドウガラス2の開閉移動を制御するものである。ウィンドウガラス2は、車両のドア1を構成する部品であり、ドア1中に形成された略台形型の開口部3を閉じる閉位置と、開口部3を開ける開位置と、の間を移動する。なお、ウィンドウガラス2の移動方向は、上下方向(車両の高さ方向)と一致する。すなわち、ウィンドウガラス2は、開口部3内で上下移動(昇降)することで開口部3を開閉する。
また、図1に示すように、開口部3の上縁部分には当接部材4が配置されている。この当接部材4は、ガラスランを構成するものであり、弾性を備えた樹脂材料からなり、下端部には一対のリップ部を有する。ウィンドウガラス2が閉位置に向けて移動(上昇)すると、上記一対のリップ部の間にウィンドウガラス2の上端部が挟み込まれるようになる。かかる状態でウィンドウガラス2が閉位置に向けて更に移動すると、ウィンドウガラス2と当接部材4との間に摩擦力が生じる。ウィンドウガラス2は、この摩擦力に抗しながら上昇し、やがて閉位置に到達する。
パワーウィンドウ装置10は、ウィンドウガラス2を開閉移動させる駆動部としての昇降機構11を有する。昇降機構11は、減速機構付きのモータMと、モータMに駆動される扇形状のギヤ11aを備えた昇降アーム11bと、昇降アーム11bとクロスして枢支される従動アーム11cと、ドア1に固定された固定チャンネル11dと、ウィンドウガラス2の下部に設けられたガラス側チャンネル11eと、を主要構成要素としている。
モータMは、制御ユニット13からの供給電力によって駆動し、正逆双方の回転方向に回転自在である。モータMが回転すると、これに連動して昇降アーム11b及び従動アーム11cが揺動し、これらの各端部が各チャンネル11d、11eにより摺動規制を受ける。つまり、昇降アーム11b及び従動アーム11cがXリンクとして動作し、これによりウィンドウガラス2が移動(昇降)する。
また、ウィンドウガラス2が閉位置近傍を移動する際には、前述したように、当接部材4の下端部に設けられたリップ部がウィンドウガラス2の上端部と当接するため、当接部材4とウィンドウガラス2との間に摩擦力が作用する。このとき、昇降機構11は、摩擦力に抗してウィンドウガラス2を移動させる。
なお、ウィンドウガラス2を開閉移動させる駆動部は、上記の昇降機構11に限定されるものではない。例えば、ワイヤ・プーリ方式にてウィンドウガラス2を開閉移動させる駆動部でもよい。より詳しく説明すると、モータMの出力軸に連結された主動プーリと、ドア1に支持された従動プーリと、の間に無端状のワイヤを張架し、当該ワイヤの一部がウィンドウガラス2の下端部に取り付けられた状態で主動プーリを回転駆動させて無端状のワイヤを回転させることでウィンドウガラス2を移動させる構成であってもよい。
<パワーウィンドウ装置の制御系統について>
次に、パワーウィンドウ装置10の制御系統について説明すると、図2に示すように、回転検出装置12と、制御ユニット13と、操作スイッチ14と、が主な構成要素として設けられている。図2は、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置10の制御系統の一例を示す図である。
次に、パワーウィンドウ装置10の制御系統について説明すると、図2に示すように、回転検出装置12と、制御ユニット13と、操作スイッチ14と、が主な構成要素として設けられている。図2は、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置10の制御系統の一例を示す図である。
回転検出装置12は、本実施形態においては、ホール素子により構成されており、モータMと一体的に設けられている。この回転検出装置12は、モータMの回転と同期したパルス信号(速度検出信号あるいは回転速度信号等)を制御ユニット13へ出力する。かかるパルス信号は、ウィンドウガラス2が所定距離を移動する毎、若しくは、モータMが所定角度だけ回転する毎に出力される。すなわち、回転検出装置12は、モータMの回転速度に応じた信号を出力する。
制御ユニット13は、昇降機構11、厳密にはモータMを制御する制御部として機能する。この制御ユニット13は、図2に示すように、コントローラ部13aとモータ駆動回路13bとによって構成されている。コントローラ部13aは、ECU(Electric Controll Unit)からなり、バッテリBからモータMへの電力供給のオンオフを切り替えると共に、電力供給オン時においてモータMを流れる電流の向きを切り替える。モータ駆動回路13bは、コントローラからの指令を受けてモータMへの通電状態を切り替えるためのリレーコイルR1、及び、モータMを流れる電流の向きを切り替えるためのリレーR2等によって構成されている。
そして、コントローラ部13aがモータ駆動回路13b中のリレーR2を切り替えることで、モータMのオンオフ及び回転方向が制御されることになる。こうした制御処理が実行されることで、昇降機構11が作動してウィンドウガラス2が開閉移動する。
なお、制御ユニット13や、このリレーR2の構成は、本実施形態の主要構成に関わる部分であるため、後に詳述する。
なお、制御ユニット13や、このリレーR2の構成は、本実施形態の主要構成に関わる部分であるため、後に詳述する。
操作スイッチ14は、ウィンドウガラス2を開閉移動させるために行われるユーザ操作を受け付ける操作受け付け部として機能する。具体的に説明すると、操作スイッチ14は、ウィンドウガラス2を所望の位置へ移動させる際にユーザ(厳密には車両の乗員)によって操作される。操作スイッチ14は、ユーザ操作を受け付けると、その操作内容に応じた指令信号を生成し、当該指令信号を制御ユニット13に向けて出力する。
また、本実施形態において、操作スイッチ14は、二段階操作可能な揺動型スイッチによって構成され、開スイッチ14a、閉スイッチ14b及びオートスイッチ14cを有している。より具体的に説明すると、操作スイッチ14の一端部(ウィンドウガラス2を開位置に移動させるために操作される部分)が一段階操作されると、開スイッチ14aがオンになる。これにより、ウィンドウガラス2に通常開動作(スイッチ操作している時間だけ下降する動作)を行わせるための信号である通常開信号が操作スイッチ14から出力される。
また、操作スイッチ14の一端部が一段階操作された後にもう一段階操作されると、開スイッチ14aと共にオートスイッチ14cがオンになる。これにより、ウィンドウガラス2にオート開動作(スイッチ操作を止めても開位置に到達するまで下降し続ける動作)を行わせるための信号であるオート開信号が操作スイッチ14から出力される。
また、操作スイッチ14の他端部(ウィンドウガラス2を閉位置に移動させるために操作される部分)が一段階操作されると、閉スイッチ14bがオンになる。これにより、ウィンドウガラス2に通常閉動作(スイッチ操作している時間だけ上昇する動作)を行わせるための信号である通常閉信号が操作スイッチ14から出力される。また、操作スイッチ14の他端部が一段階操作された後にもう一段階操作されると、閉スイッチ14bと共にオートスイッチ14cがオンになる。これにより、ウィンドウガラス2にオート閉動作(スイッチ操作を止めても閉位置に到達するまで上昇し続ける動作)を行わせるための信号であるオート閉信号が操作スイッチ14から出力される。
そして、制御ユニット13は、操作スイッチ14から出力された指令信号を受信すると、当該指令信号に従って上述の制御処理を実行する。具体的に説明すると、制御ユニット13は、操作スイッチ14から通常開信号を受信した場合、スイッチ操作している時間だけウィンドウガラス2が下降するようにモータMを制御する。また、制御ユニット13は、操作スイッチ14からオート開信号を受信した場合、ウィンドウガラス2が開位置に到達するまで下降し続けるようにモータMを制御する。
また、制御ユニット13は、操作スイッチ14からオート閉信号を受信した場合、ウィンドウガラス2が閉位置に到達するまで上昇し続けるようにモータMを制御する。かかる制御処理は、本発明の「第一制御処理」に相当し、以下では、オート閉処理と呼ぶこととする。また、制御ユニット13は、操作スイッチ14から通常閉信号を受信した場合、スイッチ操作している時間だけウィンドウガラス2が上昇するようにモータMを制御する。かかる制御処理は、本発明の「第二制御処理」に相当し、以下では、通常閉処理と呼ぶこととする。
ちなみに、操作スイッチ14は、その他端部が二段階操作されることで、オート閉処理の実行を要求するためのユーザ操作を受け付けることになるが、一段階目の操作が行われた時点では、先ず閉スイッチ14bがオンになる。その後、一段階目の操作から時間を空けて二段階目の操作が行われると、オートスイッチ14cがオンになる。したがって、操作スイッチ14は、オート閉処理の実行を要求するためのユーザ操作を受け付ける際には、先ずは通常閉信号を出力し、その後にオート閉信号を出力することになる。
<制御ユニットの主要機能>
次いで、本実施形態における制御ユニット13の機能について説明する。
本実施形態に係る制御ユニット13は、上述した制御処理を実行する機能のみならず、様々な機能を備えている。
つまり、モータMの動作状態を特定する機能(以下、単に「状態特定機能」と記す)と、異物の挟み込みの有無を判定しモータMを制御する機能(以下、単に「挟み込み判定機能」と記す)と、リレーR2の異常を検知してモータMを制御する機能(以下、単に「リレー異常判定機能」と記す)と、を備えている。
なお、制御ユニット13には、その他様々な機能が存在するが、本発明に深く関連する上記3種類の機能について、以下説明し、その他の機能の説明は割愛するものとする。
次いで、本実施形態における制御ユニット13の機能について説明する。
本実施形態に係る制御ユニット13は、上述した制御処理を実行する機能のみならず、様々な機能を備えている。
つまり、モータMの動作状態を特定する機能(以下、単に「状態特定機能」と記す)と、異物の挟み込みの有無を判定しモータMを制御する機能(以下、単に「挟み込み判定機能」と記す)と、リレーR2の異常を検知してモータMを制御する機能(以下、単に「リレー異常判定機能」と記す)と、を備えている。
なお、制御ユニット13には、その他様々な機能が存在するが、本発明に深く関連する上記3種類の機能について、以下説明し、その他の機能の説明は割愛するものとする。
<状態特定機能について>
本実施形態において、制御ユニット13は、モータMの動作状態、具体的には回転速度を特定する。具体的に説明すると、制御ユニット13は、回転検出装置12から出力されたパルス信号を受信すると、その受信間隔からモータMの回転速度を算出する。より詳しく説明すると、制御ユニット13は、受信したパルス信号の波形を特定し、当該波形の立上がり部又は立下り部、すなわちパルスエッジを検出する。そして、制御ユニット13は、パルスエッジの間隔からモータMの回転速度を算出する。この際、制御ユニット13は、各パルス信号の位相差からモータMの回転方向を割り出す。また、制御ユニット13は、割り出したモータMの回転方向に基づいて、ウィンドウガラス2が移動している向きを特定する。
本実施形態において、制御ユニット13は、モータMの動作状態、具体的には回転速度を特定する。具体的に説明すると、制御ユニット13は、回転検出装置12から出力されたパルス信号を受信すると、その受信間隔からモータMの回転速度を算出する。より詳しく説明すると、制御ユニット13は、受信したパルス信号の波形を特定し、当該波形の立上がり部又は立下り部、すなわちパルスエッジを検出する。そして、制御ユニット13は、パルスエッジの間隔からモータMの回転速度を算出する。この際、制御ユニット13は、各パルス信号の位相差からモータMの回転方向を割り出す。また、制御ユニット13は、割り出したモータMの回転方向に基づいて、ウィンドウガラス2が移動している向きを特定する。
さらに、制御ユニット13は、受信したパルス信号のパルスエッジをカウントすることでウィンドウガラス2の現在位置を算出する。具体的に説明すると、ウィンドウガラス2の移動方向における基準位置(例えば、閉位置)でのパルスエッジのカウント数が0(零)に設定されている。一方、制御ユニット13は、パルスエッジのカウント数と基準位置からの距離との対応関係を示すデータを記憶している。そして、制御ユニット13は、モータMの回転動作に連動してパルスエッジのカウント数が増減すると、その都度、上記の対応関係に基づいて現時点でのカウント数に対応する位置、すなわち、ウィンドウガラス2の現在位置(厳密には、基準位置からの距離)を特定する。
<挟み込み判定機能について>
本実施形態において、制御ユニット13は、移動状態にあるウィンドウガラス2による異物の挟み込みの有無を判定する。具体的に説明すると、制御ユニット13は、状態特定機能によって特定したモータMの回転速度が変化した際に、当該変化を検知し、その検知結果に基づいて異物の挟み込みの有無を判定する。以下、異物の挟み込みの有無を判定する手順について説明する。
本実施形態において、制御ユニット13は、移動状態にあるウィンドウガラス2による異物の挟み込みの有無を判定する。具体的に説明すると、制御ユニット13は、状態特定機能によって特定したモータMの回転速度が変化した際に、当該変化を検知し、その検知結果に基づいて異物の挟み込みの有無を判定する。以下、異物の挟み込みの有無を判定する手順について説明する。
挟み込みが発生すると、モータMの回転速度が低下する。一方、制御ユニット13は、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって移動している間、回転検出装置12から受信するパルス信号に基づいて、回転動作中のモータMの回転速度を監視している。そして、制御ユニット13は、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって移動している間にモータMの回転速度が低下し始めると、その時点で挟み込みの開始を検出する。その後、制御ユニット13は、モータMの回転速度の変化量を算出する。その算出結果が挟み込み判定用の閾値を超えているとき、制御ユニット13は、異物の挟み込み有りと判定する。なお、挟み込み判定用の閾値は、コントローラ部13aが備える不図示のメモリに記憶されている。
また、本実施形態では、ウィンドウガラス2がオート閉動作しているとき(換言すると、オート閉処理の実行中)に異物の挟み込み有りと判定した場合、制御ユニット13は、モータMを停止してウィンドウガラス2の移動を中断させ、その後に反転制御処理を実行する。反転制御処理とは、挟み込まれた異物を解放するために実行され、モータMを停止させる直前にウィンドウガラス2が移動していた向きとは反対の向きにウィンドウガラス2を移動させる処理である。換言すると、反転制御処理では、閉位置に向かって移動していたウィンドウガラス2が開位置に向かって移動するようにモータMを制御する(厳密には、モータMを流れる電流の向きを切り替える)。
なお、この挟み込み判定機能においては、ウィンドウガラス2の移動範囲において、閉位置よりも幾分手前にある位置から閉位置までの範囲を判定不実施領域として設定する機能や、モータMが起動してから暫くの間(モータMの回転速度不安定期間)に設定される起動マスク期間挟み込み不実施機能等を有しているが、今回の発明においては、関連性が低いため、説明は省略する。
<リレー異常判定機能について>
次いで、本発明の主要構成であるリレー異常判定機能について説明する。
まず、図3により、リレーR2とその周辺について説明する。
モータ駆動回路13bには、リレーコイルR1とリレーR2とが備えられている。
リレーコイルR1は、励磁されると、リレーR2を、オン側接点へと引き寄せて接触させるものである。つまり、リレーコイルR1は、オンオフの切り替えスイッチであるリレーR2を切り替えるためのものであり、本実施形態においては、リレーコイルR1が励磁された場合、対応するリレーR2がオンとなるように構成されている。
なお、リレーR2のオンオフ自体は、公知の構成が採用されていればよく、これに限られるものではない。例えば、トランジスタと組み合わせて使用し、コントローラ部13aから、リレーR2をオンにするリレー制御信号を受けたトランジスタが、リレーコイルR1を励磁する方向へと切り替わり、励磁されたリレーコイルR1が、リレーR2をオン方向へと引き寄せるよう構成されていてもよい。
次いで、本発明の主要構成であるリレー異常判定機能について説明する。
まず、図3により、リレーR2とその周辺について説明する。
モータ駆動回路13bには、リレーコイルR1とリレーR2とが備えられている。
リレーコイルR1は、励磁されると、リレーR2を、オン側接点へと引き寄せて接触させるものである。つまり、リレーコイルR1は、オンオフの切り替えスイッチであるリレーR2を切り替えるためのものであり、本実施形態においては、リレーコイルR1が励磁された場合、対応するリレーR2がオンとなるように構成されている。
なお、リレーR2のオンオフ自体は、公知の構成が採用されていればよく、これに限られるものではない。例えば、トランジスタと組み合わせて使用し、コントローラ部13aから、リレーR2をオンにするリレー制御信号を受けたトランジスタが、リレーコイルR1を励磁する方向へと切り替わり、励磁されたリレーコイルR1が、リレーR2をオン方向へと引き寄せるよう構成されていてもよい。
なお、本実施形態においては、図3に示すように、ウィンドウガラス2を開方向へ移動させるためのリレーコイルR1及びリレーR2と、閉方向へ移動させるためのリレーコイルR1及びリレーR2と、が備えられている。
以下、ウィンドウガラス2が開方向へ移動するためにオンする側のリレーR2を、「開側リレーR21」と記し、閉方向へ移動するためにオンする側のリレーR2を「閉側リレーR22」と記す。
また、本実施形態においては、特徴的な構成として、モータ駆動回路13bの出力状態を監視する「駆動回路出力監視回路K」が備えられている。
この駆動回路出力監視回路Kは、開動作側及び閉動作側双方の電圧を監視するための回路である。
つまり、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2と、を監視する回路が構築されている。
以下、ウィンドウガラス2が開方向へ移動するためにオンする側のリレーR2を、「開側リレーR21」と記し、閉方向へ移動するためにオンする側のリレーR2を「閉側リレーR22」と記す。
また、本実施形態においては、特徴的な構成として、モータ駆動回路13bの出力状態を監視する「駆動回路出力監視回路K」が備えられている。
この駆動回路出力監視回路Kは、開動作側及び閉動作側双方の電圧を監視するための回路である。
つまり、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2と、を監視する回路が構築されている。
また、コントローラ部13aには、開閉指令部、リレーR2の状態を検知する「状態監視部」としての出力監視部、異常判定部、が備えられている。
開閉指令部は、駆動関連信号を受けて、モータMを正回転、逆回転、停止させるよう指令する。
例えば、ユーザの操作スイッチ14の操作に基づき、ウィンドウガラス2の開閉方向(モータMの回転方向)を指示したり、停止信号や異常信号を受けてモータMを停止させ、ウィンドウガラス2の移動を止めたり、正常信号を受けて、所定の信号を送信したり、所定の動作を指令する。
そして、出力監視部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、を取得して格納する。
また、異常判定部は、出力監視部にて取得及び格納された開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、を読み出し、所定の判定を行い、異常状態が生じているか否かを判定する。
開閉指令部は、駆動関連信号を受けて、モータMを正回転、逆回転、停止させるよう指令する。
例えば、ユーザの操作スイッチ14の操作に基づき、ウィンドウガラス2の開閉方向(モータMの回転方向)を指示したり、停止信号や異常信号を受けてモータMを停止させ、ウィンドウガラス2の移動を止めたり、正常信号を受けて、所定の信号を送信したり、所定の動作を指令する。
そして、出力監視部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、を取得して格納する。
また、異常判定部は、出力監視部にて取得及び格納された開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、を読み出し、所定の判定を行い、異常状態が生じているか否かを判定する。
次いで、図4乃至図7により、リレー異常判定機能に係る制御である異常判定制御を説明する。
図4には、コントローラ部13aで実行される異常判定制御のフローを示した。
本実施形態においては、コントローラ部13aが、ウィンドウガラス2を閉方向に移動させるよう要求されたことにより(閉方向への作動指令を受けたことにより)制御を開始する。
つまり、本実施形態において、この処理は、作動指令が閉方向への作動指令である場合に実行される。
まず、ステップS1にて、開閉指令部は、モータ駆動回路13bにおいて、開側リレーR21及び閉側リレーR22を双方オフとする。
次いで、ステップS2にて、出力監視部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを取得し確認する。つまり、現在の開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とをモニタする。これは、開側リレーR21及び閉側リレーR22を双方オフする指令の信号を送信した際、この信号の送信完了を受けてモニタ開始信号を出力監視部へと送信するとよい。
図4には、コントローラ部13aで実行される異常判定制御のフローを示した。
本実施形態においては、コントローラ部13aが、ウィンドウガラス2を閉方向に移動させるよう要求されたことにより(閉方向への作動指令を受けたことにより)制御を開始する。
つまり、本実施形態において、この処理は、作動指令が閉方向への作動指令である場合に実行される。
まず、ステップS1にて、開閉指令部は、モータ駆動回路13bにおいて、開側リレーR21及び閉側リレーR22を双方オフとする。
次いで、ステップS2にて、出力監視部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを取得し確認する。つまり、現在の開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とをモニタする。これは、開側リレーR21及び閉側リレーR22を双方オフする指令の信号を送信した際、この信号の送信完了を受けてモニタ開始信号を出力監視部へと送信するとよい。
次いで、ステップS3にて、異常判定部は、ステップS2で出力監視部に格納された開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを読み出して取得する。
次いで、ステップS4にて、異常判定部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態であるか否かを判定する。
ステップS4において、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態ではないと判定された場合(ステップS4:NO)、異常が生じていると判定されるため、ステップS5でモータ駆動回路13bをオフにして、処理を終了する。このように、異常判定部において異常が検知された場合、この異常判定部は、開閉指令部に異常信号を送信する。そして、この異常信号を受けた開閉指令部は、モータMを停止する旨の処理を行う。つまり、モータ駆動回路13bをオフにして、モータMへの通電を停止する。
この状態では、ユーザからは、ウィンドウガラス2を閉鎖する指示は受け付けたが、異常が発生している可能性があるため、ウィンドウガラス2の閉鎖は許可されない。
次いで、ステップS4にて、異常判定部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態であるか否かを判定する。
ステップS4において、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態ではないと判定された場合(ステップS4:NO)、異常が生じていると判定されるため、ステップS5でモータ駆動回路13bをオフにして、処理を終了する。このように、異常判定部において異常が検知された場合、この異常判定部は、開閉指令部に異常信号を送信する。そして、この異常信号を受けた開閉指令部は、モータMを停止する旨の処理を行う。つまり、モータ駆動回路13bをオフにして、モータMへの通電を停止する。
この状態では、ユーザからは、ウィンドウガラス2を閉鎖する指示は受け付けたが、異常が発生している可能性があるため、ウィンドウガラス2の閉鎖は許可されない。
また、ステップS4において、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態であると判定された場合(ステップS4:YES)、ステップS6にて、モータ駆動回路13bの開側リレーR21及び閉側リレーR22を、50mmsecの間双方オンとする。
このように、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態であると判定された場合には、当該オフ方向に関しては、開側リレーR21及び閉側リレーR22共に正常であると判定されるため、この異常判定部は、開閉指令部及に正常信号を送信する。そして、この正常信号を受けた開閉指令部は、ステップS6において、開側リレーR21及び閉側リレーR22双方をオンとする。
なお、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LOである状態が、図5(a)及び図6(a)である。
このように、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LO状態であると判定された場合には、当該オフ方向に関しては、開側リレーR21及び閉側リレーR22共に正常であると判定されるため、この異常判定部は、開閉指令部及に正常信号を送信する。そして、この正常信号を受けた開閉指令部は、ステップS6において、開側リレーR21及び閉側リレーR22双方をオンとする。
なお、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方LOである状態が、図5(a)及び図6(a)である。
次いで、ステップS7にて、出力監視部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを取得し確認する。つまり、現在の開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とをモニタする。このモニタは、例えば、ステップS6にて、開閉指令部が開側リレーR21及び閉側リレーR22双方を所定時間オンする指令の信号を送信した際、この信号の送信完了を受けてモニタ開始信号を出力監視部へと送信するとよい。
次いで、ステップS8にて、異常判定部は、ステップS7で出力監視部に格納された開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを読み出して取得する。
次いで、ステップS8にて、異常判定部は、ステップS7で出力監視部に格納された開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値とを読み出して取得する。
次いで、ステップS9にて、異常判定部は、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態であるか否かを判定する。
ステップS9にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態ではないと判定された場合(ステップS9:NO)、異常が生じていると判定されるため、異常判定部は、異常信号を開閉指令部へと送信し、この異常信号を受けた開閉指令部は、ステップS5でモータ駆動回路13bをオフにして、処理を終了する。
これは、図6(b)〜図6(c)の状態である。
このように、異常判定部において、異常が検知された場合、異常判定部は、開閉指令部に異常信号を送信する。そして、この異常信号を受けた開閉指令部は、モータMを停止する旨の処理を行う。つまり、モータ駆動回路13bをオフにして、モータMへの通電を停止する。
ステップS9にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態ではないと判定された場合(ステップS9:NO)、異常が生じていると判定されるため、異常判定部は、異常信号を開閉指令部へと送信し、この異常信号を受けた開閉指令部は、ステップS5でモータ駆動回路13bをオフにして、処理を終了する。
これは、図6(b)〜図6(c)の状態である。
このように、異常判定部において、異常が検知された場合、異常判定部は、開閉指令部に異常信号を送信する。そして、この異常信号を受けた開閉指令部は、モータMを停止する旨の処理を行う。つまり、モータ駆動回路13bをオフにして、モータMへの通電を停止する。
この時点において、異常が無い場合であれば、開側リレーR21は、本来図5(b)のように、オン側の接点の側に接し、このため開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値は、HI状態のはずである。
しかしながら、開側リレーR21に異常が生じている場合(例えば、オフ側の接点に溶着しているような場合)、開側リレーR21は、オンとならず、よって、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値はLO状態である。この状態を示すものが、図6(b)であり、図7(b)である。
この場合は、ユーザからは、ウィンドウガラス2を閉鎖する指示を受け付けたが、異常が発生している可能性があるため、ウィンドウガラス2の閉鎖は許可されない。
このような事象を回避するために、図7(c)に示すように、開側リレーR21及び閉側リレーR22が双方オフとなるようにして、モータMの駆動を中止し、処理を終了する。
しかしながら、開側リレーR21に異常が生じている場合(例えば、オフ側の接点に溶着しているような場合)、開側リレーR21は、オンとならず、よって、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値はLO状態である。この状態を示すものが、図6(b)であり、図7(b)である。
この場合は、ユーザからは、ウィンドウガラス2を閉鎖する指示を受け付けたが、異常が発生している可能性があるため、ウィンドウガラス2の閉鎖は許可されない。
このような事象を回避するために、図7(c)に示すように、開側リレーR21及び閉側リレーR22が双方オフとなるようにして、モータMの駆動を中止し、処理を終了する。
また、ステップS9にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態であると判定された場合(ステップS9:YES)、ステップS10にて、モータ駆動回路13bの開側リレーR21をオフする。
この状態を、図5(b)〜図5(c)、図7(a)に示した。
つまり、ステップS9にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態であるということは(図5(b)及び図7(a)参照)、異常が発生していないと判断されるため、ステップS10にて、開方向にオンしている開側リレーR21をオフして(図5(c)参照)、ステップS11にて、ウィンドウガラス2を閉鎖することを許可し、処理を終了する。これにより、ユーザから受けた指示の通りにウィンドウガラス2を閉鎖する方向に移動させる処理が継続することになる。
この状態を、図5(b)〜図5(c)、図7(a)に示した。
つまり、ステップS9にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態であるということは(図5(b)及び図7(a)参照)、異常が発生していないと判断されるため、ステップS10にて、開方向にオンしている開側リレーR21をオフして(図5(c)参照)、ステップS11にて、ウィンドウガラス2を閉鎖することを許可し、処理を終了する。これにより、ユーザから受けた指示の通りにウィンドウガラス2を閉鎖する方向に移動させる処理が継続することになる。
このように、異常判定部にて、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1の値と閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2の値と、が双方HI状態であると判定された場合には、当該オン方向に関しては、開側リレーR21及び閉側リレーR22共に正常であると判定されるため、この異常判定部は、開閉指令部及に正常信号を送信する。そして、この正常信号を受けた開閉指令部は、ステップS10において、開側リレーR21をオフとする。これにより、ステップS11で、ウィンドウガラス2の閉方向への移動が許可され、このウィンドウガラス2の閉方向への移動処理は継続する。
以上のように、本実施形態においては、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1と、閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2と、を監視する駆動回路出力監視回路Kを備えた。
これにより、開側リレーR21及び閉側リレーR22のオンオフ状態を、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1及び閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2出力電圧により検知することができる。
本実施形態においては、挟み込みが起きる可能性があるウィンドウガラス2の閉方向操作(上昇方向操作)に対し、監視を行っている。
これは、挟み込みが検知された後に、ウィンドウガラス2が開方向側への移動へと切り替えられ、挟み込みを解消するという機能を確実に遂行するためである。
これにより、開側リレーR21及び閉側リレーR22のオンオフ状態を、開作動側モータ駆動回路出力電圧V1及び閉作動側モータ駆動回路出力電圧V2出力電圧により検知することができる。
本実施形態においては、挟み込みが起きる可能性があるウィンドウガラス2の閉方向操作(上昇方向操作)に対し、監視を行っている。
これは、挟み込みが検知された後に、ウィンドウガラス2が開方向側への移動へと切り替えられ、挟み込みを解消するという機能を確実に遂行するためである。
つまり、ウィンドウガラス2が閉方向への移動を行っている最中に挟み込みが発生した場合、本来であれば、モータMの回転を切り替えてウィンドウガラス2を逆方向(つまり、開方向側)に移動させる。そして、このウィンドウガラス2が閉方向へと移動している状態では、当然、閉側リレーR22はオン状態であり、開側リレーR21はオフ状態である。
しかしながら、挟み込みが検知され、モータMを反転させるためには、閉側リレーR22はオフ状態に、開側リレーR21はオン状態にする必要がある。
このとき、開側リレーR21に異常が生じており(例えば、オフ側に溶着しており)、オン側に切り替われないと、モータMは反転できず、よって、ウィンドウガラス2を開方向へ移動させることができない(下降させることができない)。そうすると、挟み込みを解消することができなくなる恐れがある。
しかしながら、挟み込みが検知され、モータMを反転させるためには、閉側リレーR22はオフ状態に、開側リレーR21はオン状態にする必要がある。
このとき、開側リレーR21に異常が生じており(例えば、オフ側に溶着しており)、オン側に切り替われないと、モータMは反転できず、よって、ウィンドウガラス2を開方向へ移動させることができない(下降させることができない)。そうすると、挟み込みを解消することができなくなる恐れがある。
しかしながら、本実施形態においては、ユーザがウィンドウガラス2を閉方向へ移動ささせる指示を行った場合、閉方向への移動処理を行う前に、開側リレーR21及び閉側リレーR22の状態を、微小時間でチェックすることとした。
これにより、異常が検知されなかった場合には、閉側リレーR22をオン状態に、開側リレーR21をオフ状態として、閉動作を継続させる。そして、異常を検知した場合には、モータMを停止して、処理を中断する。なお、このチェック時間は、微小時間(本実施形態においては、50mmsec程度)であり、これをユーザが認知することはない。
このように構成したため、挟み込みが検知された場合に、ウィンドウガラス2が開方向への移動に切り替わらないといった不具合を防止することができる。
これにより、異常が検知されなかった場合には、閉側リレーR22をオン状態に、開側リレーR21をオフ状態として、閉動作を継続させる。そして、異常を検知した場合には、モータMを停止して、処理を中断する。なお、このチェック時間は、微小時間(本実施形態においては、50mmsec程度)であり、これをユーザが認知することはない。
このように構成したため、挟み込みが検知された場合に、ウィンドウガラス2が開方向への移動に切り替わらないといった不具合を防止することができる。
なお、本実施形態では、ウィンドウガラス2の閉方向への移動指令を認知した場合に、処理を行うこととしたが、これに限られることはなく、ウィンドウガラス2の開方向へ移動指令を認知した場合にも、当該構成が適用されてもよい。つまり、ウィンドウガラス2の開方向への移動指令であっても、前もって、開側リレーR21及び閉側リレーR22の状態を検知し、異常無くスムーズにウィンドウガラス2の移動を行うことが可能か否かをチェックすることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、車両に設けられたウィンドウガラス2の開閉移動を制御するパワーウィンドウ装置10を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。すなわち、車両以外の乗物に設けられたウィンドウガラスの開閉移動を制御する装置、車両側部に設けられたスライドドアの開閉移動を制御する装置、車両上部にサンルーフの開閉移動を制御する装置、あるいは車両等の乗物に設けられた他の開閉部材の開閉移動を制御する装置等に対しても本発明は適用可能である。
1 ドア
2 ウィンドウガラス(開閉部材)
3 開口部
4 当接部材
10 パワーウィンドウ装置(開閉部材制御装置)
11 昇降機構(駆動部)
11a ギヤ
11b 昇降アーム
11c 従動アーム
11d 固定チャンネル
11e ガラス側チャンネル
12 回転検出装置
13 制御ユニット(制御部、判定部)
13a コントローラ部
13b モータ駆動回路
R1 リレーコイル
R2 リレー
R21 開側リレー
R22 閉側リレー
14 操作スイッチ(操作受け付け部)
14a 開スイッチ
14b 閉スイッチ
14c オートスイッチ
B バッテリ
K 駆動回路出力監視回路
M モータ
2 ウィンドウガラス(開閉部材)
3 開口部
4 当接部材
10 パワーウィンドウ装置(開閉部材制御装置)
11 昇降機構(駆動部)
11a ギヤ
11b 昇降アーム
11c 従動アーム
11d 固定チャンネル
11e ガラス側チャンネル
12 回転検出装置
13 制御ユニット(制御部、判定部)
13a コントローラ部
13b モータ駆動回路
R1 リレーコイル
R2 リレー
R21 開側リレー
R22 閉側リレー
14 操作スイッチ(操作受け付け部)
14a 開スイッチ
14b 閉スイッチ
14c オートスイッチ
B バッテリ
K 駆動回路出力監視回路
M モータ
Claims (6)
- 開閉部材を移動させるために行われるユーザ操作を受け付ける操作受け付け部と、
該操作受け付け部の操作信号に基づいて作動される開側リレー及び閉側リレーにより正逆回転が切り替わるモータを駆動源として前記開閉部材を駆動し、開口部を開ける開位置と前記開口部を閉じる閉位置との間において、前記開閉部材を移動させる駆動部と、
前記操作受け付け部が受け付けた前記ユーザ操作に応じて前記駆動部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記モータの駆動に関する駆動関連信号を受けて、前記モータの駆動状態を指定するべく指令を行うものであり、前記駆動関連信号のうちの一つである、前記モータの回転方向を指示する作動方向指令信号を、前記操作受け付け部より受信した場合に、前記開側リレー及び前記閉側リレーを作動させる開閉指令部と、
該開閉指令部が、前記開側リレー及び前記閉側リレーを作動させた信号を受けて、前記開側リレー及び前記閉側リレーの状態を検知する状態監視部と、
該状態監視部が検知した、前記開側リレー及び前記閉側リレーの状態を受けて、前記開側リレー及び前記閉側リレーの少なくとも一方に異常を確認した場合に、前記モータへの通電を停止すべく、前記駆動関連信号の一つとなる異常信号を、前記開閉指令部へと送信する異常判定部と、を備えたことを特徴とする開閉部材制御装置。 - 前記駆動関連信号のうちの一つであり、前記開側リレー及び前記閉側リレー双方の状態に異常が認められない場合に送信される正常信号を、前記異常判定部から受信したことを条件として、前記モータの駆動を許可する制御を更に備える前記開閉指令部を有することを特徴とする請求項1に記載の開閉部材制御装置。
- 駆動を許可されるのは、前記開閉部材を前記開位置から前記閉位置に向けて移動させる動作を行わせる前記モータの回転方向への駆動であることを特徴とする請求項2に記載の開閉部材制御装置。
- 前記異常判定部からの前記正常信号を受信したことを条件として実行される前記モータの駆動は、前記開側リレー及び前記閉側リレーのうちの一方のみを通電することにより実行されることを特徴とする請求項2に記載の開閉部材制御装置。
- 前記異常判定部での異常の判定は、前記開側リレーの側の出力電圧と、前記閉側リレーの側の出力電圧と、を確認することにより実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載の開閉部材制御装置。
- 前記制御部には、前記開閉部材が閉方向に移動している際、前記開閉部材と、該開閉部材を加工枠部と、の間に物体の挟み込みが生じた場合に、該挟み込みを検知し、前記モータを停止した後反転させる挟み込み判定機能が搭載されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の開閉部材制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016047061A JP2017160708A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 開閉部材制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016047061A JP2017160708A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 開閉部材制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017160708A true JP2017160708A (ja) | 2017-09-14 |
Family
ID=59854780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016047061A Pending JP2017160708A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 開閉部材制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017160708A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114776173A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 升降车窗电机的防夹控制电路及方法 |
| CN115788221A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-14 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车窗控制方法、装置、设备及存储介质 |
-
2016
- 2016-03-10 JP JP2016047061A patent/JP2017160708A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114776173A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 升降车窗电机的防夹控制电路及方法 |
| CN114776173B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-04-26 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 升降车窗电机的防夹控制电路及方法 |
| CN115788221A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-14 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车窗控制方法、装置、设备及存储介质 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4131272B2 (ja) | 窓開閉制御装置 | |
| JP6634797B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| KR101392033B1 (ko) | 직류 전동 모터 제어 장치 | |
| JP2016014292A (ja) | 窓開閉制御システム及び窓開閉制御装置 | |
| US7573222B2 (en) | Motor control apparatus | |
| JP6959216B2 (ja) | 開閉体制御装置、開閉体制御システム、パワーウインドウ装置、パワーウインドウシステム | |
| JPH11270230A (ja) | パワーウインド装置の挟み込み検知方法 | |
| CN108729790B (zh) | 用于车辆的窗户控制装置和方法 | |
| JP5078582B2 (ja) | モータ制御装置 | |
| JP6743399B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JP2017160708A (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JP6582735B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JP2007063889A (ja) | 開閉部材制御装置及びその制御方法 | |
| JP6697953B2 (ja) | 開閉体制御システム及び開閉体制御方法 | |
| JP2003090170A (ja) | パワーウィンドウ装置 | |
| JPH09125815A (ja) | パワーウィンドウ駆動制御装置 | |
| JP2009108493A (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JP6409636B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| KR20040045838A (ko) | 전기로 작동 가능한 장치의 역전 과정을 감시하는 방법 | |
| JP4109634B2 (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JPS6164981A (ja) | 窓の開閉制御装置 | |
| JP2016156137A (ja) | 開閉部材制御装置 | |
| JPH07166765A (ja) | パワーウィンドウ駆動制御装置 | |
| JP2003129753A (ja) | 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 | |
| JP2020033765A (ja) | 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180405 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180424 |