JP2017166865A - 外観検査装置及び外観検査方法 - Google Patents

外観検査装置及び外観検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軟包材を検査対象物とし、検査対象物に生じた欠陥等を高い精度で検出する。
【解決手段】軟包材フィルム101を搬送する駆動ローラ102、搬送中の軟包材フィルム101の高さを計測して高さ情報を取得する高さ計測部103、軟包材フィルム101に光を照射する透過光照射部105及び反射光照射部106、光が照射された軟包材フィルム101を撮像して画像情報を取得する撮像部104、高さ情報と画像情報とに基づいて、軟包材フィルム101の外観の良否を判定するデータ処理部107によって外観検査装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学センサを用いた外観検査装置及び外観検査方法に関するものである。
従来から、プラスチックフィルム等軟包材の外観検査は、ラインセンサを軟包材の搬送方向に対して直交方向に配置し、透過照明もしくは反射照明等をラインセンサ近傍に配置して行われる。このような外観検査は、検出したい欠陥に合わせた最適光学系を構築することによって精度の向上を図っている。しかし、検査対象物である軟包材は剛性がないため撓みやたれ、シワ等が発生しやすい。撓み等は、入力画像において周囲と異なる濃淡差を生じてしまうことがある。欠陥以外に起因した濃淡差の発生は、検査判定の誤りにつながる場合もある。このため、高い精度で外観検査を実施するためには、検査領域の全体に渡って均質な光学条件となるようにワークの把持方式や搬送方式等を工夫する必要がある。
公知の外観検査装置としては、例えば、特許文献1に記載のフィルムの検査装置がある。特許文献1には、フィルム下部にサポートロールを設置し、取り込んだ画像の明度情報を評価しながら、サポートロールの位置を調整することで、均質な画像を取得することが記載されている。
特開2015−129754号公報
しかしながら、検査の対象物が多層フィルム、あるいは四方がシールされたプラスチックフィルム袋の連続体で構成された軟包材である場合、シワの発生形態がフィルムよりも複雑になる。このため、このような検査対象物の外観検査では、サポートロールの位置調整のみでは均質な画像を得られず、シワによる誤判定が発生する可能性がある。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するために提案するものであり、軟包材を検査対象物とし、検査対象物に生じた欠陥等を高い精度で検出できる外観検査装置及び外観検査方法を提供することを目的とする。
上記した本発明の一態様の外観検査装置は、フィルム部材の外観を検査するための外観検査装置であって、前記フィルム部材を搬送するフィルム部材搬送部と、搬送中の前記フィルム部材の高さを計測して該高さに関する高さ情報を取得する高さ情報取得部と、前記フィルム部材に光を照射する光照射部と、前記光照射部によって光を照射された前記フィルム部材を撮像して画像情報を取得する画像情報取得部と、前記高さ情報と前記画像情報とに基づいて、前記フィルム部材の外観の良否を判定する良否判定部と、を有する。
上記した本発明の一態様の外観検査方法は、フィルム部材の外観を検査するための外観検査方法であって、前記フィルム部材を搬送するフィルム部材搬送工程と、搬送中の前記フィルム部材の高さを計測して該高さに関する高さ情報を取得する高さ情報取得工程と、搬送中の前記フィルム部材に光を照射する光照射工程と、光が照射された前記フィルム部材を撮像して画像情報を取得する画像情報取得工程と、前記高さ情報と前記画像情報とに基づいて、前記フィルム部材の外観の良否を判定する良否判定工程と、を含む。
上記した本発明の外観検査装置及び外観検査方法によれば、軟包材を検査対象物とし、検査対象物に生じた欠陥等を高い精度で検出できる外観検査装置及び外観検査方法を提供することができる。
本発明の一実施形態の外観検査装置を模式的に表す模式図である。 本発明の一実施形態のプラスチックフィルム袋の加工工程を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態の外観検査方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の高さ計測部によって取得された高さ情報の一例を示した図である。 本発明のシワ検査領域と通常検査領域を設定する処理を説明するための模式図である。
(外観検査装置)
図1は、本発明の一実施形態の外観検査装置を模式的に表す模式図である。以下、外観検査装置の概略を説明する。
本実施形態の外観検査装置は、フィルム部材の外観を検査するための外観検査装置である。外観検査装置は、フィルム部材としての軟包材フィルム101を搬送する駆動ローラ102、駆動ローラ102によって搬送中の軟包材フィルム101の高さを計測し、この高さに関する高さ情報を取得する高さ計測部103、軟包材フィルム101に光を照射する透過光照射部105及び反射光照射部106、透過光照射部105及び反射光照射部106によって光が照射された軟包材フィルム101を撮像して画像情報を取得する撮像部104、高さ情報と画像情報とに基づいて、軟包材フィルム101の外観の良否を判定するデータ処理部107を備えている。
なお、上記した構成のうち、軟包材フィルム101がフィルム部材、駆動ローラ102がフィルム部材搬送部、高さ計測部103が高さ情報取得部、透過光照射部105及び反射光照射部106が光照射部、画像情報取得部が撮像部104、データ処理部107が良否判定部としてそれぞれ機能する。また、高さ計測部103は、フィルム部材の搬送方向と直交する方向に延びるラインレーザ光を照射するラインレーザ照射部103a及び3次元カメラ103bを備えている。
軟包材フィルム101は、駆動ローラ102によって搬送される。高さ計測部103は、搬送中の軟包材フィルム101の高さを計測する。ここでいう高さは、搬送中の軟包材フィルム101のフィルム搬送面を基準にした垂直方向の高さである。高さ計測部103によって計測された高さに関する情報は、高さ情報としてデータ処理部107へ送信される。また、撮像時、軟包材フィルム101は透過光照射部105及び反射光照射部106によって光照射される。光照射された軟包材フィルム101の反射光及び透過光が撮像部104にて撮像される。撮像部104の撮像によって得られた画像情報は、データ処理部107に送信される。データ処理部107は、高さ情報及び画像情報に基づいて、軟包材フィルム101の外観の良否を判定する。
以下、上記各構成について詳細に説明する。
(軟包材フィルム)
本実施形態では、軟包材フィルム101を以降プラスチックフィルム袋201として説明を行う。プラスチックフィルム袋201は、プラスチックフィルムを加工して得られる多層の袋体であって、主に液体充填に使用される。
図2は、プラスチックフィルム袋201の加工工程を模式的に示す図である。プラスチックフィルム袋201は、2層から4層で構成されており、層構成は、袋内に充填される内容物の仕様に合わせて変化する。プラスチックフィルム袋201の材料となるプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンフィルム(PEフィルム)やPEフィルム等に対してアルミ蒸着したアルミ蒸着フィルム(VMフィルム)等が用いられる。
プラスチックフィルム袋201の製造工程は、主に、プラスチックフィルム袋201を間欠的に搬送しながら口栓202を取り付ける工程、プラスチックフィルムの四方をシールしてプラスチックフィルム袋201とする(縦シール203、横シール204)工程、及びプラスチックフィルム袋201の連続体が後工程で切り離し容易なように、プラスチックフィルム袋201間にミシン目205を入れる工程から成る。
上記工程においては、多層構造のプラスチックフィルムを各所に設けられた駆動ローラのニップ圧のみで把持、搬送する際に蛇行が生じやすいこと、四方をシールする際の圧力でプラスチックフィルム袋201のフィルム平坦性が損なわれること、プラスチックフィルムの繰り出しから巻取りまでのパス長が長く精密な搬送が難しいこと等の課題がある。このようなことにより、プラスチックフィルム袋の製造では、プラスチックフィルム袋201にシワ206が入りやすい。また、シワの入り方(方向、層)もフィルム材質やシール仕様によって様々である。
(高さ測定部)
本実施形態の高さ計測部103には、光切断法によって高さ情報を得るラインレーザ照射部103a及び3次元カメラ103bが用いられる。ラインレーザ照射部103aは、プラスチックフィルム袋201に対して搬送方向に対して直交し、かつ一次元のラインレーザ光を照射する。高さ計測部103は、ラインレーザ照射部103aによって光が照射されたプラスチックフィルム袋201で生じた散乱光の位置や強度を計測する。このことにより、ラインレーザ光が照射された位置におけるプラスチックフィルム袋201の高さ情報(ラインプロファイル)が取得される。本実施形態は、プラスチックフィルム袋201の搬送と同期してラインプロファイルを取得、蓄積することにより、プラスチックフィルム袋201全体の高さ情報を得ることができる。
(撮像部)
撮像部104は、撮像素子が搬送方向に対して直交する方向に一次元配置された光学ラインセンサを用いている。撮像素子には電荷結合素子(CCD;Charge Coupled Device)が用いられる。このような光学ラインセンサを用いることにより、本実施形態は、プラスチックフィルム袋201全体で均質な光学条件を実現することが容易となり、また、画像処理の効率化を図ることも可能となる。
(透過光照射部)
透過光照射部105には、発光ダイオード素子(LED;Light Emitting Diode)をプラスチックフィルム袋201の搬送方向に対して直交し、かつ一次元の方向に配置したラインレーザ光が用いられる。
(反射光照射部)
反射光照射部106には、発光ダイオード素子と光拡散板を組み合わせたラインドーム照明装置が用いられる。このような照明を用いることにより、本実施形態は、上記透過光照射部105及び反射光照射部106によってプラスチックフィルム袋201に光を照射することによってプラスチックフィルム袋201全体の撓みや局所的に発生するシワ206が画像に表れる影響を最小限にすることができる。
(データ処理部)
データ処理部107は、パーソナルコンピュータのハードウェア及びソフトウェアによって構成される。
(外観検査方法)
次に、上記したデータ処理部107で行われる外観の検査方法を説明する。
図3は、本実施形態の外観検査方法を説明するためのフローチャートである。本実施形態の外観検査方法は、主に、高さ情報をもとにした形状評価(Step1)、Step1の形状評価の結果によって決定される検査条件設定(Step2)、決定された検査条件をもとに実施される検査判定(Step3)からなる。図3に示したフローチャートが示す処理は、データ処理部107によって実行される。
<形状評価>
以下、Step1で行われる形状評価について説明する。
図4(a)から図4(c)は、高さ計測部103によって取得された高さ情報の一例を示した図である。図4(a)は、軟包材フィルムにおいて高さ情報をプロットする位置と方向を矢線401、矢線402によって示している。矢線401が示す位置で取得した高さ情報のプロットは、シワのない軟包材フィルムの領域で取得されたものとなる。また、矢線402が示す位置で取得した高さ情報のプロットは、シワ206がある軟包材フィルムの領域で取得されたものとなる。
図4(b)は、矢線401が示す位置で取得したプロットの模式図である。図4(b)に示したプロットは、測定位置によって高さの変動はあるものの、変動が一定の範囲内に収まっている。
図4(c)は、矢線402が示す位置で取得したプロットの模式図である。図4(c)に示したプロットでは、プロファイル中にパターン403のような特徴的なパターンが出現している。パターン403は、図4(a)に示したシワ206上でプロットを行った場合に出現する。
本実施形態では、例えば図4(b)及び図4(c)に示したプロットのデータが高さ情報に含まれる。
本実施形態は、高さ情報からパターン403を検出することにより、プラスチックフィルム袋201上においてシワが発生している領域を精度よく評価することができる。パターン403の探索については、シワのサイズや探索方向等を検討する必要がある。この検討にあたっては、シワの発生しやすい方向やシワのサイズ等の情報から探索に係る条件を決定すればよい。
<検査条件設定>
次に、Step2で行われる検査条件設定について説明する。Step2の検査条件設定では、Step1のパターン403の検出によってパターン403が検出されたプラスチックフィルム袋201の領域と、パターン403が検出されなかったプラスチックフィルム袋201の領域とを区別する。そして、パターン403が検出されたプラスチックフィルム袋201の領域をシワ検査領域、パターン403が検出されなかったプラスチックフィルム袋201の領域を通常検査領域に設定する。
本実施形態は、シワ検査領域及び通常検査領域に対し、各領域に対応した検査条件が割り当てられる。
図5(a)、図5(b)は、シワ検査領域と通常検査領域を設定する処理を説明するための模式図である。図5(a)は、プラスチックフィルムを加工して得られるプラスチックフィルム袋201と、プラスチックフィルム袋201に発生したシワ206との位置関係を示している。シワ206の位置は、Step1で行った高さ計測により特定される。本実施形態は、通常検査をすべき通常検査領域、シワが発生しているため特別検査をすべき特別検査領域の設定を行うことができる。
図5(b)は、特定されたシワの発生位置206を基にして決定された通常検査領域501とシワ検査領域502とを示した模式図である。シワ検査領域502にて設定すべき検査パラメータは、検出ターゲットとなっている欠陥の濃淡パターンとシワ206により発生する濃淡パターンとが切り分け可能なように適切に設定すればよい。
また、本実施形態では、撮像部104は、透過光照射部105及び反射光照射部106によって光が照射されたプラスチック袋201を撮像する。撮像により、撮像部104は画像情報を取得することができる。撮像部によって取得された画像情報は、データ処理部107に送られる。
<検査判定>
次に、Step3で行われる検査判定について説明する。Step3は、Step2において設定された通常検査領域501とシワ検査領域502の各々について検査を行う。データ処理部107は、画像情報をStep2で設定された検査パラメータにしたがって評価し、欠陥とシワ206とを区別して抽出する。さらに、抽出された欠陥候補について、あらかじめ設定された良否判定基準を適用することによってプラスチックフィルム袋201の外観の良否判定を行う。
本発明の外観検査装置は、形状に由来したシワ等の外乱成分が発生し得る被検査対象物の外観検査に好適であり、外乱成分に影響を受けることなく、高精度な検査を実施することが可能である。
101 軟包材フィルム
102 駆動ローラ
103 高さ計測部
103a ラインレーザ照射部
103b 3次元カメラ
104 撮像部
105 透過光照射部
106 反射光照射部
107 データ処理部
201 プラスチックフィルム袋
206 シワ
403 パターン
501 通常検査領域
502 シワ検査領域

Claims (6)

  1. フィルム部材の外観を検査するための外観検査装置であって、
    前記フィルム部材を搬送するフィルム部材搬送部と、
    搬送中の前記フィルム部材の高さを計測して該高さに関する高さ情報を取得する高さ情報取得部と、
    前記フィルム部材に光を照射する光照射部と、
    前記光照射部によって光を照射された前記フィルム部材を撮像して画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記高さ情報と前記画像情報とに基づいて、前記フィルム部材の外観の良否を判定する良否判定部と、を有することを特徴とする外観検査装置。
  2. 前記高さ情報取得部は、前記フィルム部材の搬送方向と直交する方向に延びるラインレーザ光を照射するラインレーザ照射部及び3次元カメラを含むことを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  3. 前記良否判定部は、前記高さ情報から予め規定された高さ変化のパターンを検出し、該高さ変化のパターンが検出された前記フィルム部材の第1領域と、前記高さ変化のパターンが検出されなかった前記フィルム部材の第2領域とを区別して設定し、該設定にしたがって前記第1領域と前記第2領域とを検査することを特徴とする請求項1または2に記載の外観検査装置。
  4. フィルム部材の外観を検査するための外観検査方法であって、
    前記フィルム部材を搬送するフィルム部材搬送工程と、
    搬送中の前記フィルム部材の高さを計測して該高さに関する高さ情報を取得する高さ情報取得工程と、
    搬送中の前記フィルム部材に光を照射する光照射工程と、
    光が照射された前記フィルム部材を撮像して画像情報を取得する画像情報取得工程と、
    前記高さ情報と前記画像情報とに基づいて、前記フィルム部材の外観の良否を判定する良否判定工程と、を含むことを特徴とする外観検査方法。
  5. 前記高さ情報取得工程は、前記フィルム部材の搬送方向と直交する方向に延びるラインレーザ光を照射するラインレーザ照射部及び3次元カメラを用いた光切断法によって前記高さ情報を得ることを特徴とする請求項4に記載の外観検査方法。
  6. 前記良否判定工程は、前記高さ情報から予め規定された高さ変化のパターンを検出する工程と、該高さ変化のパターンが検出された前記フィルム部材の第1領域と、前記高さ変化のパターンが検出されなかった前記フィルム部材の第2領域とを区別して設定し、該設定にしたがって前記第1領域と前記第2領域とを検査する工程と、を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の外観検査方法。
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