JP2017172328A - 場所打ち鋼管コンクリート杭及びその鋼管 - Google Patents

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【課題】鋼管とコンクリートとの一体化を図ることができ、しかも鉄筋籠が鋼管内を通過可能としつつ、スペーサの寸法を掘削孔径に応じた適正なものとすることができる、場所打ち鋼管コンクリート杭及びその鋼管を提供すること。【解決手段】掘削孔上部に設置される鋼管1と、外周に複数のスペーサを有し、鋼管1内を通して掘削孔に建て込まれる鉄筋籠と、掘削孔に打設されるコンクリートとからなる場所打ち鋼管コンクリート杭であって、鋼管1の内周に該鋼管と硬化コンクリートとの間の軸方向ずれを拘束するための複数の拘束部材2を周方向に間隔を置いて設け、鉄筋籠の建て込み時にスペーサが拘束部材2,2間を通過可能とし、鋼管の軸線方向にて拘束部材の少なくとも直上であって鋼管の外周に補強部材を設けた。【選択図】図1

Description

この発明は、場所打ち鋼管コンクリート杭及びその鋼管に関する。
例えば、KCTB工法として知られている場所打ち鋼管コンクリート杭工法は、場所打ちコンクリート杭の頭部に、これを取り囲むように、スパイラル状の内面突起を有する鋼管を設置する工法である。
この工法によれば、杭頭部がスパイラル状突起によってコンクリートと一体化した鋼管で補強されるので、杭頭部の断面積を増やすことなく、大きな曲げモーメントやせん断力に対する必要な杭耐力が得られる。また、同時に高い変形性能(靱性)を得ることができ、より耐震性を向上させることができる。通常の鉄筋コンクリートだけの場所打ちコンクリート杭と比較して、杭頭部を細くすることができるため、拡底杭工法と組み合わせると、工期の短縮を図り、コンクリートや掘削残土の量を低減することができる。
しかしながら、スパイラル状の内面突起を有する鋼管は、多数の突条を有する帯状鋼板をスパイラル状に丸めることによって円筒形のものにするという製造方法によって作られるため、納期の問題やコストが高くなるという難点がある。
また、場所打ちコンクリート杭工法には、鋼管内部をコンクリートのみとする場合(SCタイプ)と、鉄筋コンクリートとする場合(SRCタイプ)とがあるが、SRCタイプの場合、鉄筋籠は図12に示すようにして掘削孔に建て込まれる。すなわち、同図(a)に示すように、地盤に形成した掘削孔上部にケーシング50が建て込まれ、このケーシング50に鋼管51が預けられる。鉄筋籠52は一般には所定長さにユニット化され、この鉄筋籠ユニット52は順次接続しながら鋼管51の内部を通して掘削孔53に建て込まれる。
鉄筋籠ユニット52の外周には、鉄筋籠を掘削孔53の軸心に保持するための複数のスペーサ54が設けられている。しかしながら、鋼管51は上述のように内面にスパイラル状の突起55を有しているため(同図(b)参照)、鉄筋籠ユニット52が鋼管51内を通過できるようにするためには、スペーサ54の鉄筋籠ユニット52からの径方向突出寸法を小さくせざるをえない。その結果、スペーサ54は鋼管51を通過したものの、掘削孔53の孔壁から大きく離れることとなり、スペーサとしての機能を果たさなくなってしまう。
上記問題点に言及したものではないが、場所打ち鋼管コンクリート杭に関する先行技術文献としては例えば、以下に記すようなものを挙げることができる。
特開2002−4271号公報 特開2011−74569号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、コスト高となるスパイラル状突起を有する鋼管によらなくとも、鋼管とコンクリートとの一体化を図ることができ、加えて鉄筋籠が鋼管内を通過可能としつつ、スペーサの鉄筋籠からの突出寸法を掘削孔径に応じた適正なものとすることができ、それによって鉄筋籠を掘削孔軸心に保持することができる、場所打ち鋼管コンクリート杭及びその鋼管を提供することにある。
スペーサの鉄筋籠からの突出寸法を制限しているスパイラル状突起は、上述のように、コンクリートと鋼管との付着力を増し、硬化コンクリートの軸方向ずれを拘束するためのものである。そこで、この発明の発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、鋼管内面に設ける突起をスパイラル状としなくとも、単にリング状のものとするだけで硬化コンクリートを十分に拘束することができることを見出した。しかし、依然として、スペーサの寸法が制限されるので、これを解決すべく次のような解決手段を見出した。
すなわち、この発明は、掘削孔上部に設置される鋼管と、外周に複数のスペーサを有し、前記鋼管内を通して前記掘削孔に建て込まれる鉄筋籠と、前記掘削孔に打設されるコンクリートとからなる場所打ち鋼管コンクリート杭であって、
前記鋼管の内周に該鋼管と硬化コンクリートとの間の軸方向ずれを拘束するための複数の拘束部材を周方向に間隔を置いて設け、前記鉄筋籠の建て込み時に前記スペーサが前記拘束部材間を通過可能としたことを特徴とする場所打ち鋼管コンクリート杭にある。
上記場所打ち鋼管コンクリート杭において、前記拘束部材の少なくとも直上であって前記鋼管の外周に補強部材を設けるとよい。また、前記拘束部材の下方であって前記鋼管の内周に、コンクリートのブリーディングによる分離水が前記拘束部材に向かって上昇するのを阻止するための複数のブリーディング処理部材を、前記拘束部材の間隔に対応した間隔を置いて設けるようにしてもよい。
また、この発明は、掘削孔上部に設置されて、その内部を通して外周に複数のスペーサを有する鉄筋籠が前記掘削孔に建て込まれる、場所打ち鋼管コンクリート杭用の鋼管であって、
内周に該鋼管と硬化コンクリートとの間の軸方向ずれを拘束するための複数の拘束部材を周方向に間隔を置いて設け、前記鉄筋籠の建て込み時に前記スペーサが前記拘束部材間を通過可能としたことを特徴とする場所打ち鋼管コンクリート杭用鋼管にある。
上記場所打ちコンクリート杭用鋼管において、前記拘束部材の少なくとも直上であって前記鋼管の外周に補強部材を設けるとよい。また、前記拘束部材の下方であって前記鋼管の内周に、コンクリートのブリーディングによる分離水が前記拘束部材に向かって上昇するのを阻止するための複数のブリーディング処理部材を、前記拘束部材の間隔に対応した間隔を置いて設けるようにしてもよい。
この発明によれば、鋼管の内周に複数の拘束部材を設けることによってコンクリートと鋼管との一体化を図るようにしたので、鋼管は通常の平鋼板を丸めたものを使用することができ、納期の短縮やコストを安価なものとすることができる。また、複数の拘束部材間には間隔が形成されているので、鉄筋籠の建て込み時にはスペーサが拘束部材間を通過することができる。これにより、スペーサの鉄筋籠からの突出寸法を、その先端が鋼管の内周にほぼ達する大きなものとすることができる。その結果、スペーサの外周端が掘削孔の孔壁近くに位置することとなり、スペーサは鉄筋籠を掘削孔の軸心に保持する本来の機能を発揮する。
この発明による鋼管の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は軸方向断面図である。 鋼管の別の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は軸方向断面図である。 拘束部材の形態例を示す平面図である。 拘束部材の他の形態例を示す軸方向断面図である。 この発明による場所打ち鋼管コンクリート杭の施工手順を示す鉛直方向断面図である。 図5に引き続く施工手順を示す鉛直方向断面図である。 鋼管内のコンクリートを押し抜く力によって鋼管に作用する膨張圧を説明する断面図である。 鋼管に作用する膨張圧と鋼管円周方向に発生する引張力との関係を説明するための模式図(a)、及び拘束圧とD/tとの関係を示すグラフ(b)である。 拘束圧を考慮した鋼管の別の実施形態を示す軸方向断面図である。 コンクリートのブリーディングによる拘束部材への影響(a)と、対処法(b)を示す図である。 鋼管にブリーディング処理部材を設けた実施形態を示す軸方向断面図である。 従来例を示し、(a)は鉛直方向断面図、(b)は鉄筋籠建て込み時におけるスペーサとスパイラル状突起との関係を示す拡大断面図である。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1に示すように、鋼管1の下部内周には複数の拘束部材2が周方向に間隔dを置いて設けられている。拘束部材2は、鋼管1内に打設されて硬化したコンクリートが、鋼管1との間で軸方向にずれるのを拘束するためのものであり、所定の厚みを持った断面四角形の鋼材で作られている。拘束部材2は突起あるいは突条と言い換えることもでき、その厚みが突起あるいは突条の高さとなる。
拘束部材2の個数すなわち間隔dの数は、鉄筋籠に設けられるスペーサの周方向の個数に応じた数であり、一般には杭径に応じて同一円周上に4〜8個設けられる。図示の例では拘束部材2は鋼管1の軸方向に関して一段であるが、複数段となるように配置してもよい。
拘束部材2の周方向長さは、コンクリートに対する必要な拘束力の大きさに応じて増減することができる。必要な拘束力が小さくてよい場合、図2に示すように、周方向長さを短くすることができ、その結果、間隔dを大きくすることができる。
拘束部材2は溶接により鋼管1の内周に固着されるが、ボルト止め等の他の手段によって固着してもよい。拘束部材2は図3,図4に示すように、種々の形態を採ることができる。同図(a)は、拘束部材2の両端に厚み(突起高さ)が徐々に減じるようなテーパ部3を設けた例である。このようなテーパ部3を設けることにより、間隔dは鋼管の内方側が広がることになるので、拘束部材2,2間をスペーサが通過しやすくなる。
同図(b)は拘束部材2の両端に溶接ビード5を盛って厚みを部分的に増加させた例である。これによって、コンクリートと鋼管1との付着力を増すことができる。同図(c)は、リング部材を溶接した後、そのリング部材を周方向に間隔を置いた複数箇所で研削して複数の拘束部材2を形成した例である。
また、図4は拘束部材2の両端部に幅(鋼管の軸方向寸法)が徐々に減じるようなテーパ部4を設けた例を示している。このようなテーパ部4を設けることにより、間隔dは上方に向けて広がることになるので、図中矢印で示すスペーサの下降通過の際に、スペーサが拘束部材2,2間を通過しやすくなる。
図5,図6は、上記鋼管1を使用した場所打ち鋼管コンクリート杭の概略施工手順を示している。図5(a)に示すように、アースドリル機等によりケーシング10用の孔11を先行掘削した後、さらにその下方に先行掘削孔11よりも小径の杭軸部用の孔12を掘削する。そして、先行掘削孔11にケーシング10を設置し、このケーシング10に支持具13を介して鋼管1を預ける。
次いで、同図(b)に示すように、所定長さに製作された鉄筋籠ユニット14aを鋼管1内を通して軸部掘削孔12に建て込む。この鉄筋籠ユニット14aには周方向に間隔を置いて、また軸方向に間隔を置いて複数のスペーサ15が設けられている。スペーサ15は一般にU字形に作られ、開放側の両端部が鉛直方向上下にそれぞれ位置するように鉄筋籠ユニット14aに固着されている。
先行する鉄筋籠ユニット14aを建て込んだら、これを支持具16を介して鋼管1に仮受けし、同図(c)に示すように、後行する鉄筋籠ユニット14aを吊り下げて、その下端部を先行する鉄筋籠ユニット14aの上端部に接続する。
以下、同様にして鉄筋籠ユニット14aを順次接続しながら軸部掘削孔12に建て込むことにより、図6(d)に示すように、所定長さの鉄筋籠14が構成される。鉄筋籠14を仮受けする支持具16は、鋼管1に固定されており、所定長さとされた鉄筋籠14は支持具16に溶接により固着される。すなわち、鉄筋籠14の上端部が支持具16を介して鋼管1の上端部に固定される。
次に、同図(e)に示すように、鋼管1及び鉄筋籠14を、鋼管1の下端部が地盤上方の適宜高さに位置するまで一旦引き上げ、この鋼管1の下端部と鉄筋籠14とを複数の連結鉄筋17で連結し、鋼管1の下端部に鉄筋籠14を固定する。そして、同図(f)に示すように、鋼管1及び鉄筋籠14を軸部掘削孔12までに下降させ、杭天端をセットする。すなわち、ケーシング10に治具18を取付け、吊りバー19により鋼管1を所定の高さ位置に保持する。その後、図示しないが、掘削孔11,12のスライムを除去した後、掘削孔11,12にコンクリートを打設し、ケーシング10を引き抜いて施工を完了する。
上記のような施工手順において、鉄筋籠ユニット14aを鋼管1内を通過させる際(図5(b)(c))、拘束部材2,2間には間隔dが形成されているので、スペーサ15は拘束部材2,2間を通過することができる。これにより、スペーサ15の鉄筋籠ユニット14aからの突出寸法を、その先端が鋼管1の内周にほぼ達する大きなものとすることができる。その結果、スペーサ15の外周端が軸部掘削孔12の孔壁近くに位置することとなり、スペーサ15は鉄筋籠14を軸部掘削孔12の軸心に保持する本来の機能を発揮する。
ところで、上記のようにして築造されたコンクリート杭において、図7(a)に示すように、鋼管1内の硬化コンクリートCに押し抜き力Fが作用すると、拘束部材2がコンクリートCを支圧拘束し、押し抜き力に対して抵抗する。しかし、その一方、拘束部材2の直上のコンクリート部分が拘束部材2による支圧で拘束されるため、拘束による膨張作用が発生する。そして、コンクリートが支圧破壊するため、最終破壊形状としては同図(b)に示すように拘束部材2の直上が膨らんだ状態となり、その結果、鋼管1も提灯状態に膨張変形する。
鋼管1に作用する膨張圧と鋼管内周方向に発生する引張力との関係は、図8(a)を参照して、次のように表すことができる。
T(N) = p(N/mm) × D/2(mm) ・・・・・(1)
ただし、T:鋼管に発生する引張力
p:膨張等分布荷重
D:鋼管径
ここで、鋼管厚をtとすると、鋼管円周方向応力度σsr(N/mm2) = T(N)/(t(mm)×1(mm))、また膨張圧σp(N/mm2) = p(N/mm2)/1(mm) より、(1)式は次のようになる。
σp = (2×t)・σsr/D ・・・・・(2)
鋼管円周方向応力度σsrは、設計値で定められていることから、図8(b)に示すように、同一鋼管厚tでは鋼管径Dが大きくなるほど鋼管の耐えうる膨張圧いわゆる拘束圧が小さくなることになる。この拘束圧が大きいほど、コンクリートの押し抜き抵抗力が向上する。
そこで、この発明では拘束部材2の支圧拘束効果により拘束部材2の直上部に作用する応力に対して補強するため、図9に示すように、拘束部材2の直上部から直下部にわたって鋼管1の外周に補強部材21を設けた。拘束部材2の直上部のみならず、直下部にも補強部材21を設けたのは、押し抜き力とは逆方向のコンクリートの引抜き力によって生じる応力に対して補強するためである。
補強部材21は断面四角形の鋼材からなり、リング状に形成されているが、複数個を周方向に間隔を置いて部分的に設ける形態を採ってもよい。この補強部材21も拘束部材2のように溶接により鋼管1に固着されるが、ボルト止め等の他の手段を用いてもよい。このような補強部材21を設けることにより、(2)式における鋼管厚tが部分的に厚くなることから、コンクリートに対する拘束性能を向上させ、押し抜きや引抜き抵抗力を向上させることができる。なお、補強部材21は拘束部材2の直上部分から直下部分まで一体となっているが、拘束部材2の外周部分は必ずしも無くともよく、したがってこれら直上部分と直下部分は分離していてもよい。
上述のように、拘束部材2はコンクリートの押し抜き力や引抜き力に抵抗する有効な手段であるが、コンクリートの打設後に発生するブリーディング現象によって拘束圧が働かないおそれがある。すなわち、図10(a)に示すように、コンクリートのブリーディングによって分離水が矢印Aのように上昇すると、拘束部材2の下部で遮られ、この部分に空洞などのコンクリートの不良部分22が発生する。
そうすると、矢印B,Cで示す押し抜き力及び引抜き力のうち、引抜き力Cが拘束部材2に伝達せず、引抜き抵抗が不十分になってしまう。このような、ブリーディングに対処するためには、拘束部材の下方における鋼管1の内周に分離水が拘束部材2に向かって上昇するのを阻止するブリーディング処理部材23を設ければよい。これにより不良部分22はブリーディング処理部材23の下部に発生するが、拘束部材2の下部には発生せず、したがって拘束部材2は押し抜き力及び引抜き力B,Cの双方に対してコンクリートを拘束し、十分に抵抗することができる。
ブリーディング処理部材23は、図11に示すように、拘束部材2と同様に断面四角形の部材であり、鋼管1の内周に間隔を置いて複数設けられている。ブリーディング処理部材23,23間の間隔は、鉄筋籠1のスペーサ15が通過できるように、拘束部材2,2間の間隔dに対応している。ブリーディング処理部材23の設置位置は、拘束部材2から離れすぎると処理効果が小さくなるので、拘束部材2の下方30cm以内とすることが望ましい。
また、ブリーディング処理部材23は厚み(突起あるいは突条としての高さ)が拘束部材2の厚みと同等以上であることが望ましい。ブリーディング処理部材23は、その機能の点からは鋼材としなくともプラスチック材料等軽微な材料を用いることができるが、鋼材を使用することにより拘束部材2とともにコンクリートに対する拘束力を期待することができる。
1:鋼管
2:拘束部材
11,12:掘削孔
14:鉄筋籠ユニット
15:スペーサ
21:補強部材
23:ブリーディング処理部材
d:間隔

Claims (4)

  1. 掘削孔上部に設置される鋼管と、外周に複数のスペーサを有し、前記鋼管内を通して前記掘削孔に建て込まれる鉄筋籠と、前記掘削孔に打設されるコンクリートとからなる場所打ち鋼管コンクリート杭であって、 前記鋼管の内周に該鋼管と硬化コンクリートとの間の軸方向ずれを拘束するための複数の拘束部材を周方向に間隔を置いて設け、前記鉄筋籠の建て込み時に前記スペーサが前記拘束部材間を通過可能とし、 前記鋼管の軸線方向にて前記拘束部材の少なくとも直上であって前記鋼管の外周に補強部材を設けたことを特徴とする場所打ち鋼管コンクリート杭。
  2. 前記拘束部材の下方であって前記鋼管の内周に、コンクリートのブリーディングによる分離水が前記拘束部材に向かって上昇するのを阻止するための複数のブリーディング処理部材を、前記拘束部材の間隔に対応した間隔を置いて設けたことを特徴とする請求項1記載の場所打ちコンクリート杭。
  3. 掘削孔上部に設置されて、その内部を通して外周に複数のスペーサを有する鉄筋籠が前記掘削孔に建て込まれる、場所打ち鋼管コンクリート杭用の鋼管であって、 内周に該鋼管と硬化コンクリートとの間の軸方向ずれを拘束するための複数の拘束部材を周方向に間隔を置いて設け、前記鉄筋籠の建て込み時に前記スペーサが前記拘束部材間を通過可能とし、 前記鋼管の軸線方向にて前記拘束部材の少なくとも直上であって前記鋼管の外周に補強部材を設けたことを特徴とする場所打ち鋼管コンクリート杭用鋼管。
  4. 前記拘束部材の下方であって前記鋼管の内周に、コンクリートのブリーディングによる分離水が前記拘束部材に向かって上昇するのを阻止するためのブリーディング処理部材を、前記拘束部材の間隔に対応した間隔を置いて設けたことを特徴とする請求項3記載の場所打ち鋼管コンクリート用鋼管。
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