JP2017178552A - エレベーター装置 - Google Patents
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Abstract
Description
乗りかごは、かごドアと、かごドアを開閉するドア駆動部と、かごドアの閉状態を検出してドア閉状態検出信号を出力するドア閉状態検出部と、を有する。駆動検出部は、ドア駆動部の駆動を検出して駆動検出信号を出力する。バイパス切替え部は、ドア閉状態検出部から入力されるドア閉状態検出信号のバイパス又は非バイパスを切替える。かごドア制御装置は、駆動検出信号に基づいてかごドアのドア移動距離を測定し、かごドアのドア位置を出力する演算部を有し、ドア駆動部の駆動を制御することで、かごドアの動作を制御する。エレベーター制御装置は、かごドア制御装置に対してかごドアを閉状態に動作させ、ドア閉状態検出部から入力するドア閉状態検出信号に基づいて、かごドアの閉状態を判定する。また、エレベーター制御装置は、バイパス切替え部により非バイパスからバイパスに切替えられた場合に、演算部から入力するドア位置に基づいて、かごドアの閉状態を判定する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例を説明する前に、従来のドア制御装置が行う一般的なドアの移動制御方法について説明する。エレベーター装置には、ホール階に設けられたホールドアと、乗りかごに設けられたかごドアがあるが、以下の説明で略記する「ドア」とは、かごドアを意味する。
図1は、ドアに設けられたスイッチの設置場所、ドア速度、ドア位置の関係を示す説明図である。このスイッチは、正面に向かって右側のドアに設けられているものとする。
ドアが全閉状態であれば、ドアの端(左右ドアが接触する側)が真の閉端のドア位置P1にある。そして、ドアが開き始めると、始めは遅いドア速度でドアが移動し、ドアの端がドア位置P2に達する。ドア位置P1、P2の間をドア保持制御区間と呼ぶ。
なお、ドアが全開状態からの閉動作は、上述した開動作の逆となる。
次に、本発明の第1の実施の形態例に係るエレベーター装置1について説明する。
エレベーター装置1は、従来のドアに設けられていたスイッチとは異なり、ドア2a,2bの閉状態を検出するドア閉状態検出スイッチ6だけを備える。ドア閉状態検出スイッチ6は、図1Bに示したようにドア2bの閉状態を検出可能なドア位置P5に一つだけ設けられた機械式スイッチである。このように、第1の実施の形態例に係るエレベーター装置1では、従来のドア閉端スイッチ、ドア開端スイッチを必要としない。また、ドア閉状態検出スイッチ6が故障等により正常に動作しなくなった場合には、ドア閉状態検出スイッチ6なしでドアの開閉制御を行う。ただし、ドアの開閉動作におけるドア速度の制御自体は、図1に示したような制御を行うものとする。
エレベーター装置1は、ドア2a,2b、ドア2a,2bの開閉動作を駆動するプーリー3a,3b、プーリー3a,3bを駆動するドアモーター4、ドアモーター4の回転数を計数するエンコーダー5、ドア閉状態検出スイッチ6を備える。ドア2a,2bは、不図示の乗りかご20に設けられたかごドアである。ドアモーター4は、かごドア2a,2bを開閉するドア駆動部の一例として用いられ、エンコーダー5は、ドアモーター4の回転(駆動)を検出してエンコーダー出力信号(駆動検出信号の一例)を出力する駆動検出部の一例として用いられる。また、ドア閉状態検出スイッチ6は、かごドア2a,2bの閉状態を検出してドア閉状態検出信号を出力するドア閉状態検出部の一例として用いられる。
モード切替えスイッチ7は、保守員がエレベーター装置1を平常モード又は保守モードを切替えるモード切替え部の一例として用いられる。平常モードでは、乗りかご20に乗客が乗り込んで乗客が登録した目的階まで乗りかご20が移動する。保守モードでは、作業員が乗りかご20の昇降動作を制御するため、乗客が乗りかご20に乗車することはできなくなる。
ここで、メモリ13には、ドア開端位置及びドア閉端位置の間のドア移動距離がドア間口を示すドア間口データとして保存される。通常、ROMであるメモリ13にデータを書き込むことはできないが、保守モードでは、演算部12がメモリ13にデータを書き込むことが可能となる。
メモリ14には、かごドア2a,2bが全開状態になったときのドア位置がドア開端位置を示すドア位置データとして保存され、かごドア2a,2bが全閉状態になったときのドア位置がドア閉端位置を示すドア位置データとして保存される。メモリ14に保存されたドア位置データによって示されるドア開端位置が仮想ドア開端位置であり、ドア閉端位置が仮想ドア閉端位置である。
この場合、エレベーター制御装置9は、ドア2a,2bを低速で開閉動作させ、演算部12がドア2a,2bの真の開端及び真の閉端を測定することとなる。このとき、演算部12は、ドアモーター4のトルク飽和と、ドア速度を監視することで、真の開端、真の閉端を検出する。例えば、ドア2a,2bが開端又は閉端に到達すると、ドア速度がゼロとなる。また、ドア2a,2bが開端又は閉端に到達しても電流制御が継続すると、ドアモーター4のトルクが飽和する。このため、演算部12は、ドア速度がゼロとなり、ドアモーター4のトルクが飽和したことを検出して、真の開端及び真の閉端を検出することが可能となる。
演算部12は、速度指令演算部12a、トルク指令演算部12b、モーター電流指令演算部12c、ドア位置演算部12d、ドア移動距離演算部12e、ドア速度演算部12fを備える。
トルク指令演算部12bは、速度指令演算部12aから入力した速度指令と、ドア速度演算部12fから入力した実際のドア速度に基づいて、ドア速度を速度指令に追従させるためのトルク指令を演算し、このトルク指令をモーター電流指令演算部12cに出力する。
これによりモーター電流指令を受け取ったモーター駆動装置11dがモーター駆動信号をドアモーター4に出力してドアモーター4を駆動することができる。
ドア速度演算部12fは、エンコーダー5から入力されるエンコーダー出力信号に基づいて、かごドア2a,2bのドア速度を演算し、このドア速度をトルク指令演算部12bに出力する。
次に、エレベーター装置1の動作例について説明する。
図4は、ドア閉状態検出スイッチ6が無効となった状態でエレベーター制御装置9がドア閉状態を検出するための処理例を示すフローチャートである。
しかし、本実施の形態例では、ドア開端位置、ドア閉端位置に設けられた機械式スイッチを用いない。このため、ドア間口の測定が未完である場合、エレベーター制御装置9がドア間口を測定するためには、別の手段でドア開端位置及びドア閉端位置を検出し、その間のエンコーダーパルスの積算値を計測する必要がある。その後、ドア演算部12は、ドア位置を確定する。以下の図5では、演算部12がドア開端位置及びドア閉端位置を検出し、確定する処理について説明する。
図5は、演算部12がドア2a,2bのドア位置を確定する処理例を示すフローチャートである。この処理では、演算部12がドア2a,2bの仮想ドア開端及び閉端位置を検出することで、ドア2a,2bのドア位置を確定する。
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーター装置1について説明する。
上述した第1の実施の形態例では、ドア速度がゼロとなり、トルク飽和した位置をドア開端位置とドア閉端位置として検出していた。
一方、本実施の形態例に係る演算部12は、作業員が手動で移動させたドア2a,2bから仮想ドア開端及び仮想ドア閉端を確定する。このとき、演算部12は、エンコーダー出力信号からの計数値によるドア移動距離と、予めメモリ13に記憶したドア間口データから求まるドア間口との関係からドア開端位置とドア閉端位置を確定する。このため、本実施の形態例では、予めメモリ13にドア間口データが記憶されていることが前提となる。
このため、図7Bに示すように、全閉状態となるまで作業員が手動でドア2a,2bを閉じる。この場合、ドア移動距離は、ドア間口と一致する。このため、演算部12は、全閉状態となったドア2a,2bのドア位置をドア閉端位置として確定する。
図10は、演算部12がドア2a,2bのドア位置を確定する処理例を示すフローチャートである。以下の処理で演算部12と言った場合、ドア位置演算部12dが主体となって処理を行っている。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (8)
- かごドアと、前記かごドアを開閉するドア駆動部と、前記かごドアの閉状態を検出してドア閉状態検出信号を出力するドア閉状態検出部と、を有する乗りかごと、
前記ドア駆動部の駆動を検出して駆動検出信号を出力する駆動検出部と、
前記ドア閉状態検出部から入力される前記ドア閉状態検出信号のバイパス又は非バイパスを切替えるバイパス切替え部と、
前記駆動検出信号に基づいて前記かごドアのドア移動距離を測定し、前記かごドアのドア位置を出力する演算部を有し、前記ドア駆動部の駆動を制御することで、前記かごドアの動作を制御するかごドア制御装置と、
前記かごドア制御装置に対して前記かごドアを閉状態に動作させ、前記ドア閉状態検出部から入力する前記ドア閉状態検出信号に基づいて、前記かごドアの閉状態を判定し、前記バイパス切替え部により前記非バイパスから前記バイパスに切替えられた場合に、前記演算部から入力する前記ドア位置に基づいて、前記かごドアの閉状態を判定するエレベーター制御装置と、を備えた
エレベーター装置。 - さらに、平常モード又は保守モードを切替えるためのモード切替え部を備え、
前記モード切替え部により前記平常モードから前記保守モードに切替えられた場合、かつ前記バイパス切替え部により前記非バイパスから前記バイパスに切替えられた場合に、前記演算部から入力する前記ドア位置に基づいて、前記かごドアの閉状態を判定する
請求項1に記載のエレベーター装置。 - 前記かごドアが全開状態になったときの前記ドア位置がドア開端位置として記憶部に保存され、前記かごドアが全閉状態になったときの前記ドア位置がドア閉端位置として前記記憶部に保存され、前記ドア開端位置及び前記ドア閉端位置の間の前記ドア移動距離がドア間口として前記記憶部に保存され、
前記ドア制御装置は、前記記憶部に保存された前記ドア開端位置及び前記ドア閉端位置の間で前記ドアの動作を制御する
請求項2に記載のエレベーター装置。 - 前記演算部は、
前記駆動検出部から入力される前記駆動検出信号に基づいて前記ドア移動距離を演算する移動距離演算部と、
前記ドア移動距離に基づいて前記かごドアのドア位置を演算し、前記エレベーター制御装置に前記ドア位置を出力すると共に、記憶部に前記ドア位置を保存するドア位置演算部と、を備える
請求項3に記載のエレベーター装置。 - 前記バイパス切替え部が前記非バイパスに切替えられた状態において、
前記演算部は、前記かごドアが全開状態又は全閉状態のいずれでもない場合に、前記かごドアを全開状態にした後、前記かごドアを全閉状態にしたときに、前記駆動検出部から入力される前記駆動検出信号に基づいて演算した前記ドア移動距離が前記記憶部に保存された前記ドア間口である位置を前記ドア開端位置とし、又は
前記かごドアを全閉状態にした後、前記かごドアを全開状態にしたときに、前記駆動検出部から入力される前記駆動検出信号に基づいて演算した前記ドア移動距離が前記記憶部に保存された前記ドア間口である位置を前記ドア閉端位置とする
請求項4に記載のエレベーター装置。 - 前記演算部は、
前記駆動検出部から入力される前記駆動検出信号に基づいて前記かごドアのドア速度を演算するドア速度演算部と、
前記ドア速度の速度指令を演算する速度指令演算部と、
前記ドア速度を前記速度指令に追従させるためのトルク指令を演算するトルク指令演算部と、
前記トルク指令、及びドア駆動部から帰還する駆動電流に基づいて、前記ドア駆動部の駆動電流指令を演算し、前記ドア駆動部に出力する駆動電流指令演算部と、を備え、
前記ドア位置演算部は、前記ドア移動距離及び前記トルク指令に基づいて前記ドア位置を演算する
請求項4に記載のエレベーター装置。 - 前記バイパス切替え部が前記バイパスに切替えられた状態において、
前記ドア制御装置が全閉状態である前記かごドアを基準速度より低い前記ドア速度でドア開き方向に動作させ、前記ドア速度がゼロとなり、前記ドア駆動部がトルク飽和した状態を検出した位置を前記ドア開端位置とし、
前記ドア制御装置が全開状態である前記かごドアを前記基準速度より低い前記ドア速度でドア閉じ方向に動作させ、前記ドア速度がゼロとなり、前記ドア駆動部がトルク飽和した状態を検出した位置を前記ドア閉端位置とする
請求項6に記載のエレベーター装置。 - 前記ドア位置演算部は、前記ドア閉状態検出部からドア閉状態検出信号が入力された時点における前記ドア位置を絶対位置として、前記ドア開端位置及び前記ドア閉端位置を補正する
請求項1〜7のいずれか一項に記載のエレベーター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016068454A JP6530342B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | エレベーター装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016068454A JP6530342B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | エレベーター装置 |
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| JP2017178552A true JP2017178552A (ja) | 2017-10-05 |
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Family
ID=60003629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019059158A1 (ja) | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 学校法人明治大学 | 特定の機能細胞を欠損する臓器を発達させる方法 |
| JP2020007138A (ja) * | 2018-07-12 | 2020-01-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのドア制御装置およびドア診断方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH04121389A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Hitachi Ltd | エレベーターの扉制御装置 |
| JPH07309565A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベータのドア開閉点検装置 |
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-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016068454A patent/JP6530342B2/ja active Active
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