JP2017179747A - 作業用ゴンドラ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
作業ケージを備えるゴンドラ装置では、作業に伴う壁面の削りくずなどの固形物や塗料や洗浄液などの液体の落下物や飛散物を防止するためシートやネットなどによる養生装置が用いられている。
また、作業位置を変更する場合には、底部養生枠部材を揺動させて収納した後、左右の側部養生枠部材を閉じるように収納し、移動先では逆の手順で設置する必要があり、収納や設置が煩雑であるという問題がある。
構造物から吊り下げられ前記構造物の側面に沿って移動される作業ケージと、
前記作業ケージに設けられ作業に伴う周囲への落下物や飛散物を防止するシートやネットが取り付けられた養生装置と、を備えた作業用ゴンドラであって、
前記養生装置は、
前記作業ケージの前記側面に沿う方向の2本の手摺上に設けられる第1の移動レールと、
前記第1の移動レールに沿って移動可能な移動フレームと、
前記移動フレーム上に設けられ前記第1の移動レールと直交する2本の第2の移動レールと、
前記第2の移動レール上を移動し前記側面への作業範囲の両側面及び背面を囲む箱状の養生フレームと、
前記養生フレームの前面側上部に揺動可能に支持され前記作業ケージの揺れとは独立して前記側面と前記養生フレームの下面との間を塞ぐ揺動フレームと、
前記第2の移動レールに設けられ前記作業ケージを吊り下げるワイヤを通過させるワイヤ通過機構と、を備える、
ことを特徴とする。
前記第2の移動レールの前記ワイヤの通過部分に形成される切り欠き部と、
前記切り欠き部を埋めて連結状態とする連結レールと、
前記連結レールが取り付けられ前記第2の移動レールに回動可能に支持され前記連結レールを連結位置と退避位置に回動する回動アームと、を備える、ことが好ましい。
作業用ゴンドラ装置10は、例えば、構造物1の屋上などに固定され側面2に沿って吊り下げた2本のワイヤ3をゴンドラとしての作業ケージ4に設けたワインダ5のシーブに巻き掛け、ワイヤ3とシーブとの摩擦力で巻き掛け位置を移動しながら昇降される作業ケージ4と、作業ケージ4での作業に伴う落下物や飛散物を防止する図示しないシートやネットが取り付けられた養生装置20とを備えて構成されている。
すなわち、養生装置20では、図示しないシートやネットが取り付けられた箱状の養生フレーム24が作業ケージ4の手摺6a上で構造物1の側面2に沿って左右方向に移動でき(図1では、右側への移動は、図示せず)、前後方向(側面2に対する接近離反方向)にも移動できる(図3参照)ように構成してあり、作業ケージ4の揺れにより生じる養生フレーム24の側面及び下面の隙間を図示しないシートやネット、あるいは床板が設けられた揺動フレーム25(図6参照)によって隙間なく養生できるように構成してある。
作業ケージ4には、例えば2台のワインダ5が搭載され、構造物1の屋上などに固定され側面2に沿って吊り下げた2本のワイヤ3をワインダ5のシーブに巻き掛け、ワイヤ3とワインダ5のシーブとの摩擦力で巻き掛け位置を移動しながら昇降できるようになっている。
なお、作業用ゴンドラ装置10は、作業ケージ4内にワインダ5を設けることなく、構造物1の屋上などの台車上や固定された巻取機から吊り下ろしたワイヤ3を作業ケージ4に接続してワイヤ3の巻き取りと繰り出しによって作業ケージ4を昇降するようにしたものであっても良い。
左右移動レール21は、例えば、図4及び図5に示すように、アルミニウムなどの金属製の押出型材30が用いられる。この押出型材30は、横断面形状の外形が正方形状で正方形の中心部30aから対角方向に連結片30bを介して正方形の4隅に位置する直角三角形状の角部30cが設けられており、各辺の中央部に略台形状の溝部30dが形成されて構成されている。
左右移動フレーム22は、作業ケージ4の1か所で作業する場合に必要な左右幅で、前後の奥行きは、作業ケージ4の前後幅に合わせた大きさとしてある。
左右移動フレーム22は、左右移動レール21を構成する押出型材30の略台形状の溝部30d内を滑動するスライダ(図示せず)を4箇所に備えて移動可能とされている。
このような左右移動レール21と、左右移動フレーム22と、前後移動レール23と、養生フレーム24とで、養生フレーム24は、図1に示すように、作業ケージ4の左右(右側への移動は図示せず)に移動できるとともに、図3に示すように、前後にも移動することができ、作業ケージ4の1か所で、養生フレーム24で囲まれて養生された状態で作業を行うことができ、落下物や飛散物を養生フレーム24内に受け止めることができる。
揺動フレーム25は、養生フレーム24の高さに合わせた2等辺3角形状とされ、頂部が養生フレーム24に回動可能に取り付けられた2つのサイドフレーム25aと、2つの2等辺3角形のサイドフレーム25aの底辺を構成するとともに、2つのサイドフレーム25aの下端部同士を連結する底部フレーム25bとを備えて構成されている。そして、サイドフレーム25aには、図示しないシートあるいはネットが取り付けられ、底部フレーム25aには、板材やシートあるいはネットが作業に応じて選択されて取り付けられている。
この揺動フレーム25を備えた作業用ゴンドラ装置10では、作業ケージ4から乗り出すようにして作業することで、作業ケージ4が揺れても揺動フレーム25が養生フレーム24の上端を中心に揺動し、揺れ幅に応じて底部フレーム25bが自動的に繰り出され、作業ケージ4と構造物1との間の床部分を養生することができ、養生フレーム24の側面との隙間もサイドフレーム25aで養生することができる。
そこで、前後移動レール23にワイヤ通過機構26が設けてある。
ワイヤ通過機構26は、図2及び図7に示すように、前後移動レール23のワイヤ3と干渉する部分に設けられてワイヤ3を通過させる切り欠き部23aと、前後移動レール23の切り欠き部23aを埋めて連結状態にできる連結レール26aと、連結レール26aが取り付けられて連結位置Dと開放位置Eに回動する回動アーム26bとを備えて構成されている。
回動アーム26bは、間隔をあけて2本で構成されて前後移動レール23の両側に配置され、前面側の端部が回動可能に前後移動レール23に取り付けられる。連結レール26aが2本の回動アーム26bの間の所定位置に取り付けてある。連結レール26aが切り欠き部23aに位置する連結位置Dでは、回動アーム26bの端部に図示しない固定ピンを差し込んで前後移動レール23に固定するようにしてある。
したがって、養生フレーム24を作業ケージ4の左右の両端位置Cに移動する場合に、前後移動レール23とワイヤ3とが干渉する場合には、ワイヤ通過機構26の回動アーム26bを固定ピンを抜いて開放位置Eに回動させることで、前後移動レール23に切り欠き部23aが形成され、ワイヤ3を通過させることができる。この時、養生フレーム24は、前後移動レール23の切り欠き部23aの前後どちら側かに退避させた退避位置Bとしておくことで、干渉を防止してワイヤ3を通過させることができる。
これにより、作業ケージ4からの作業に伴う落下物や飛散物を隙間なく養生することができる。
また、養生フレーム24を作業ケージ4の左右および前後に移動することができ、1か所の作業範囲を養生フレーム24で養生することができ、しかも作業ケージ4が揺れても自動的に揺動フレーム25で養生することができる。
さらに、養生フレーム24を移動する際であっても、前後移動レール23がワイヤ3と干渉する場合には、ワイヤ通過機構26でワイヤ3を通過させることができ、ワイヤ3との緩衝を防止して養生フレーム24を移動することができる。
また、養生装置20の設置や収納は、養生フレーム24を左右及び前後のレール21,23に沿って移動するだけで良く、折り畳みなどの必要もなく簡単に行うことができる。
1 構造物
2 側面
3 ワイヤ
4 作業ケージ(ゴンドラ)
4a 作業床
4b キャスター
5 ワインダ
6 前後の手摺枠
6a 手摺
7 左右の手摺枠
20 養生装置
21 左右移動レール(第1の移動レール)
21a 固定用金具
22 左右移動フレーム(移動フレーム)
22a 支柱
23 前後移動レール(第2の移動レール)
23a 切り欠き部
24 養生フレーム
25 揺動フレーム
25a サイドフレーム
25b 底部フレーム
26 ワイヤ通過機構
26a 連結レール
26b 回動アーム
30 押出型材
30a 中心部
30b 連結片
30c 角部
30d 溝部
A 前方養生位置
B 退避位置
C 両端位置
D 連結位置
E 開放位置
Claims (3)
- 構造物から吊り下げられ前記構造物の側面に沿って移動される作業ケージと、
前記作業ケージに設けられ作業に伴う周囲への落下物や飛散物を防止するシートやネットが取り付けられた養生装置と、を備えた作業用ゴンドラであって、
前記養生装置は、
前記作業ケージの前記側面に沿う方向の2本の手摺上に設けられる第1の移動レールと、
前記第1の移動レールに沿って移動可能な移動フレームと、
前記移動フレーム上に設けられ前記第1の移動レールと直交する2本の第2の移動レールと、
前記第2の移動レール上を移動し前記側面への作業範囲の両側面及び背面を囲む箱状の養生フレームと、
前記養生フレームの前面側上部に揺動可能に支持され前記作業ケージの揺れとは独立して前記側面と前記養生フレームの下面との間を塞ぐ揺動フレームと、
前記第2の移動レールに設けられ前記作業ケージを吊り下げるワイヤを通過させるワイヤ通過機構と、を備える、
ことを特徴とする作業用ゴンドラ装置。 - 前記ワイヤ通過機構は、
前記第2の移動レールの前記ワイヤの通過部分に形成される切り欠き部と、
前記切り欠き部を埋めて連結状態とする連結レールと、
前記連結レールが取り付けられ前記第2の移動レールに回動可能に支持され前記連結レールを連結位置と退避位置に回動する回動アームと、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業用ゴンドラ装置。 - 前記揺動フレームは、前面側下部に一端が揺動可能とされ他端が前記養生フレーム上に位置する底部フレームを備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の作業用ゴンドラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016064533A JP6713312B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 作業用ゴンドラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016064533A JP6713312B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 作業用ゴンドラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017179747A true JP2017179747A (ja) | 2017-10-05 |
| JP6713312B2 JP6713312B2 (ja) | 2020-06-24 |
Family
ID=60005147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016064533A Active JP6713312B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 作業用ゴンドラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP6713312B2 (ja) |
Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6211950U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 | ||
| JPS6282645U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | ||
| JP2009228358A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Nihon Bisoh Co Ltd | 養生装置付きゴンドラ |
-
2016
- 2016-03-28 JP JP2016064533A patent/JP6713312B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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| JPS6211950U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 | ||
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| JP2009228358A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Nihon Bisoh Co Ltd | 養生装置付きゴンドラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP6713312B2 (ja) | 2020-06-24 |
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