JP2017184164A - 無線受信装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各部を制御する制御部500と、受信したアナログ信号A1のレベル調整を行う可変アッテネータ300と、可変アッテネータを経たアナログ信号A2をデジタル信号D1に変換するA/Dコンバータ100と、A/Dコンバータから出力されるデジタル信号D1が入力されるデジタル信号処理部400と、デジタル信号D1に対してレベル調整を行うAGC処理部410と、アナログ信号A1、デジタル信号D1のレベル調整を制御部を介して行うレベル調整手段200とを備える。レベル調整手段が操作された時点で、A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えている場合には、可変アッテネータの制御を優先し、前記値を超えていない場合にはAGC処理部の制御を優先する。
【選択図】図1
Description
例えば、音声記録装置においては、特許文献1に開示されたような『アナログ入力信号を一定の量に減衰させる複数或いは一つのアナログアッテネータと、前記アナログアッテネータによって減衰させられた信号か、あるいは前記アナログ入力信号かのいずれかを選択する選択回路と、前記選択回路の出力をAD変換するADコンバータと、前記ADコンバータからの出力にアッテネート処理を行うディジタルアッテネータと、前記選択回路及び前記ディジタルアッテネータを制御する制御回路と、前記ディジタルアッテネータからの出力を信号処理する信号処理回路とを備える』PCM音声記録装置がある。
このPCM音声記録装置は、アナログ入力信号(アナログ音声入力信号)のレベル調整を行うものであり、アナログ入力信号の減衰量を設定した場合、その設定値がアナログアッテネータの減衰量より大きいか否かを判断し、小さい場合にはADコンバータの後段のディジタルアッテネータで減衰し、大きい場合にはADコンバータの前段のアナログアッテネータで減衰するように構成している。
このオーバーフロー検出装置は、A/Dコンバータの入力レンジを超えるデジタル信号がオーバーフロー検出手段に入力された場合、オーバーフロー検出手段がオーバーフローした旨の表示を告知手段で告知することで、入力アナログ信号のレベルをA/Dコンバータがオーバーフローしないように減衰させることを使用者に対して促すような構成になっている。
例えば、A/Dコンバータの前段に配置されるアッテネータで減衰させるか、A/Dコンバータの後段に配置されるDSP内部のAGC処理部(Automatic Gain Control:自動利得制御)の増幅率を調整するといった手段がある。
まず、広帯域のアナログ信号をA/Dコンバータに入力するダイレクトサンプリング方式の無線受信装置では、A/Dコンバータに入力される周波数帯域が広く、多数の信号が入力されることになるので、スーパーヘテロダイン等の他の受信方式よりA/Dコンバータが飽和しやすいという性質がある。A/Dコンバータの飽和により音声信号に歪みが生じた場合は、DSP内部のAGC処理部で増幅率を調整しても歪み解消には効果がなく、A/Dコンバータの前段に配置されるアッテネータで受信信号のレベルを減衰させることが有効である。
一方、A/Dコンバータが飽和しないレベルの受信信号であっても、DSP内部のAGC処理部で増幅率が調整された結果、増幅器の最大出力レベルを越えてしまった場合は、再生音声に歪みが生じる。この場合は、AGC処理部の増幅率を調整する(下げる)ことが有効である。
上記の何れの手段で音声信号の歪みを解消するかは、無線受信装置のユーザが判断しなければならず、受信信号のレベルに応じた適切な調整が難しいという問題があった。
前記レベル調整手段が操作された時点で、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えている場合には、前記可変アッテネータの制御を優先し、前記値を超えていない場合には、前記AGC処理部の制御を優先するようになっている。
このA/Dコンバータ100は、出力されるデジタル信号D1が予め設定された値を超えているか否かを判断する機能を有している。そして、出力されるデジタル信号D1が予め設定された値を超えている、すなわち飽和していると判断した場合は、その旨を飽和フラグ110として制御部500に出力するようになっている。
なお、本明細書中においては、飽和フラグ110は、A/Dコンバータ100によって変換されたデジタル信号D1が飽和レベルを超えた瞬間に、出力される値である。例えば、飽和している場合には「1」を、飽和していない場合には「0」がフラグとして出力される。
この制御部500には、使用者によるレベル調整手段200であるRFボリュームのコントロールによって変動するゲイン設定信号G1が入力されている。
このデジタル信号処理部400は、A/Dコンバータ100から入力されたデジタル信号D1を増幅する増幅器420と、この増幅器420から出力されたデジタル信号D2のピークレベルが一定レベルになるように、増幅器420の利得を調整するAGC処理部410とを有している。
このデジタル信号処理部400からはデジタル信号D3がD/Aコンバータ600に出力され、D/Aコンバータ600によってアナログ信号(音声信号)に変換されて、スピーカーSP等から出力される。
なお、このデジタル信号処理部400は、一部又は全てをDSP(Digital Signal Processor)、一部又は全てをFPGA(Field Programmable Gate Array) で構成することが可能である。また、CPUをも含めて一体化したSoC(System on Chip)としてもよい。
なお、このデジタル信号処理部400は、入力されたデジタル信号D1に対して復調処理等の他の処理を行う機能も併有しているのが一般的であるが、本明細書においてはその機能の説明については省略する。
まず、使用者は前記音声信号に歪みがあった場合、レベル調整手段200であるRFボリュームを下げる操作をし、制御部500にゲイン設定信号G1を出力する。
すなわち、使用者は、A/Dコンバータ100に入力されているアナログ信号A2がA/Dコンバータ100の処理能力(入力レンジ)を超えて飽和しているか、それともA/Dコンバータ100の後段にあるデジタル信号処理部400の増幅器420で歪みが発生しているかを判断することなく、単にレベル調整手段200であるRFボリュームを下げる操作をするだけでよい。
すなわち、この無線受信装置1000においては、前記飽和フラグ110が出力されている場合には、レベル調整手段200であるRFボリュームからゲイン設定信号G1が出力されると、まずA/Dコンバータ100の前段にある可変アッテネータ300による減衰を優先し、この可変アッテネータ300による減衰のみでは音声信号の歪みを解消できない場合は、AGC処理部410のゲインレベルを下げる構成となっている。
その場合、使用者によってレベル調整手段200であるRFボリュームが操作されると、まずは制御部500からデジタル信号処理部側ゲイン制御信号520がデジタル信号処理部400に出力され、AGC処理部410のゲインレベルが下げられる。
また、AGC処理部410のゲインレベルが下限にまで達しなかった場合は、さらにAGC処理部410のゲインレベルを下げる(図2に示すS6参照)。
まず、使用者が前記音声信号に歪みがなくなったと判断して、レベル調整手段200であるRFボリュームを上げる操作をした時点で(図3に示すS1参照)、A/Dコンバータ100から飽和フラグ110が制御部500に出力されているか否かをみる(図3に示すS2参照)。
しかしながら、A/Dコンバータ100は、必ずしもこのような機能を有していなくてもよい。
例えば、デジタル信号D1が実際に飽和しているか否かを判断するのではなく、飽和に近いレベルを予め定義しておき、デジタル信号D1がそのレベルに達すると判断された場合には、飽和が検出されたと判断し、飽和フラグ110と同等のフラグを出力するようにしてもよい。
なお、この飽和しているか否かを判断し、判断結果に応じて飽和フラグ110を出力する機能を持たないA/Dコンバータ100Dを使用した場合でも、それ以降の動作は上述した実施の形態に係る無線受信装置1000と同等に行われる。
この飽和しているか否かを判断し、その判断結果に応じて飽和フラグ110を出力するという機能を持たないA/Dコンバータ100Dを有する無線受信装置1000Dでは、デジタル信号D1が実際に飽和しているか否かを判断するのではなく、飽和に近いレベルを予め定義しておき、デジタル信号D1がそのレベルを超えると判断された場合には、飽和が検出されたと判断し、飽和フラグ110と同等のフラグ110Dを出力するのである。
例えば、この無線受信装置1000Dは、図4に示すように、デジタル信号処理部400内で増幅器420より前段側に信号レベル検出部440を設け、この信号レベル検出部440に予め設定されたレベルを超えるデジタル信号D1が入力されたならば飽和していると判断して、飽和フラグ110と同等のフラグ110Dを制御部500に送出し、それを受けた制御部500はアッテネータ側ゲイン制御信号510、又はデジタル信号処理部側ゲイン調整信号520を適宜送出するのである。
200 レベル調整手段(RFボリューム)
300 可変アッテネータ
400 デジタル信号処理部
410 AGC処理部
500 制御部
1000 無線受信装置
Claims (3)
- 各部を制御する制御部と、
受信したアナログ信号のレベル調整を行う可変アッテネータと、
この可変アッテネータを経たアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
このA/Dコンバータから出力されるデジタル信号が入力されるデジタル信号処理部と、
前記デジタル信号に対してレベル調整を行うAGC処理部と、
前記アナログ信号、前記デジタル信号のレベル調整を前記制御部を介して行うレベル調整手段とを具備しており、
前記レベル調整手段が操作された時点で、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えている場合には、前記可変アッテネータの制御を優先し、前記値を超えていない場合には前記AGC処理部の制御を優先することを特徴とする無線受信装置。 - 前記請求項1記載の無線受信装置において、
前記制御部は、前記レベル調整手段が操作された時点で、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えている場合には、前記レベル調整手段の操作に応じて前記可変アッテネータの減衰量を大きくし、
前記可変アッテネータの最大減衰量を超えて前記レベル調整手段が操作された場合には、前記レベル調整手段の操作に応じて前記AGC処理部のゲインレベルを下げ、
前記制御部は、前記レベル調整手段が操作された時点で、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えていない場合には、前記レベル調整手段の操作に応じて前記AGC処理部のゲインレベルを下げ、
前記AGC処理部のゲインレベルの下限値を超えて前記レベル調整手段が操作された場合には、前記レベル調整手段の操作に応じて前記可変アッテネータの減衰量を大きくすることを特徴とする無線受信装置。 - 各部を制御する制御部と、
受信したアナログ信号のレベル調整を行う可変アッテネータと、
この可変アッテネータを経たアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
このA/Dコンバータから出力されるデジタル信号が入力されるデジタル信号処理部と、
前記デジタル信号に対してレベル調整を行うAGC処理部と、
前記アナログ信号、前記デジタル信号のレベル調整を前記制御部を介して行うレベル調整手段とを有する無線受信装置の制御方法において、
前記レベル調整手段が操作された時点で、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号の信号レベルが予め設定された値を超えている場合には、前記可変アッテネータの制御を優先し、前記値を超えていない場合には、前記AGC処理部の制御を優先することを特徴とする無線受信装置の制御方法。
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