JP2017191143A - 光走査装置及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 小型でかつ高精度な同期検知を実現可能な光走査装置及び画像形成装置を提供すること。【解決手段】 光束を偏向して被走査面17を主走査方向に光走査する偏向器10と、偏向器10により偏向された光束を被走査面17に導光する結像光学系20と、偏向器10により偏向された光束を受光して信号を生成する受光部13と、偏向器10により偏向された光束の主光線を、主走査断面内において結像光学系20から離れる方向に屈折させて、受光部13の受光面に導光する屈折光学素子11と、を備え、LBD×cosθBD≦Lsなる条件を満足する。【選択図】 図1

Description

本発明は光走査装置に関し、例えば、レーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
画像形成装置が備える光走査装置として、光源から出射した光束を偏向器により偏向し、偏向された光束を結像光学系によって被走査面に導光することにより、被走査面を主走査方向に光走査するものが知られている。このような光走査装置において、被走査面を高精度に光走査するためには、偏向器により偏向された光束を同期検知して、被走査面での主走査方向における走査開始位置を決定するための同期検知部が必要になる。
特許文献1には、偏向器により偏向されて結像光学系に入射する前の軸外光束を、ミラーにより反射させることで同期検知部に導光する構成が記載されている。この構成によれば、偏向器からの光束を、結像光学系の端部を通過させることなく同期検知部に導光することができるため、主走査断面内において偏向器及び結像光学系を小型化することが可能になる。
特開2009−145569号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、配置誤差や環境変動(温度変化)などによりミラーの姿勢が設計値からずれた場合、ミラーにて反射した光束の到達位置が設計位置から大幅にずれてしまう。この場合、高精度な同期検知ができなくなり、良好な画像が得られなくなってしまう可能性がある。
本発明の目的は、小型でかつ高精度な同期検知を実現可能な光走査装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための、本発明の一側面としての光走査装置は、光束を偏向して被走査面を主走査方向に光走査する偏向器と、該偏向器により偏向された光束を前記被走査面に導光する結像光学系と、前記偏向器により偏向された光束を受光して信号を生成する受光部と、前記偏向器により偏向された光束の主光線を、主走査断面内において前記結像光学系から離れる方向に屈折させて、前記受光部の受光面に導光する屈折光学素子と、を備え、主走査断面内において、前記偏向器の偏向面から前記屈折光学素子の入射面までの距離をLBD、前記受光面の中心に向かうときの前記屈折光学素子に入射する光束の主光線と前記結像光学系の光軸との成す角度をθBD、前記偏向面から前記結像光学系の最も前記偏向面に近い光学面までの距離をLs、とするとき、LBD×cosθBD≦Lsなる条件を満足することを特徴とする。
本発明によれば、小型でかつ高精度な同期検知を実現可能な光走査装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る光走査装置の主走査断面図。 本発明の実施例1に係る光走査装置の副走査断面図。 本発明の実施例1に係る光源の各発光点の配置を示す図。 本発明の実施例1に係る同期検知部の主走査断面図。 本発明の実施例2に係る同期検知部の主走査断面図。 本発明の実施例3に係る同期検知部の主走査断面図。 本発明の各実施例に係る受光面上での倍率色収差を示す図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の副走査断面図。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
なお、以下の説明において、主走査方向とは、後述する偏向器の回転軸と光学系の光軸方向とに垂直な方向であり、副走査方向とは、偏向器の回転軸に平行な方向である。また、主走査断面とは、光学系の光軸を含み主走査方向に平行な断面(副走査方向に垂直な断面)であり、副走査断面とは、副走査方向に平行な断面(主走査方向に垂直な断面)である。すなわち、これらの各方向及び各断面は、光学系毎に異なる場合がある。
[実施例1]
以下、本発明の実施例1に係る光走査装置について詳細に説明する。
(光走査装置)
図1及び図2は、本発明の実施例1に係る光走査装置100の要部概略図であり、図1は主走査断面図(XY断面図)、図2は副走査断面図(ZX断面図)、を夫々示している。本実施例に係る光走査装置100は、光源1と、偏向器10と、結像光学系20と、同期検知部(BD光学系)30と、入射光学系40と、光量検知部50と、反射光学系60と、を備える。なお、図1では、反射光学系60を省略して光路を展開しており、図2では、偏向面10から被走査面17に至る光路に配置された部材以外を省略している。
光源1は、複数の発光点を有するマルチビーム光源としての半導体レーザーである。図3に示すように、本発明に係る光源1は、主走査方向(Y方向)及び副走査方向(Z方向)において互いに離間して配置された32個の発光点LD1〜LD32を有する面発光レーザー(VCSEL)である。本実施例に係る各発光点は、主走査方向に対して角度αだけ傾いた直線上に配列(一次元配列)されているが、必要に応じて二次元配列されたものを採用してもよい。このように、マルチビーム光源を用いることで、光走査の高速化及び高精細化を実現することができる。
入射光学系40は、光源1から出射した光束を偏向器10の偏向面10aに導光するための光学系であり、第1の絞り2と、コリメータレンズ3と、球面レンズ4と、シリンドリカルレンズ5と、第2の絞り6と、プリズム7と、を有する。
第1の絞り2は、副走査方向における光束の幅を制限する副走査絞りである。第1の絞り2をコリメータレンズ3の近傍に配置することにより、光走査装置100の全系の副走査断面内における射出瞳位置を、後述する結像レンズ20bの近傍に設定することができる。これにより、各発光点から出射した主光線の夫々が、結像レンズ20bの近傍で副走査方向における略同一の位置を通過するように構成することができる。
コリメータレンズ3は、ガラスから成る凸レンズ及び凹レンズが互いに貼り合わされて構成された貼り合せレンズであり、球面レンズ4は、ガラスから成る凸球面レンズである。コリメータレンズ3及び球面レンズ4により、各発光点から出射した発散光束を略平行光束に変換し、被走査面17での各光束の径を揃えることができる。シリンドリカルレンズ5は、副走査断面内においてのみパワーを有するレンズであり、球面レンズ4を通過した光束を副走査断面内において集光し、主走査方向に長い線像を偏向面10aに形成している。なお、コリメータレンズ3とシリンドリカルレンズ5とを一体化して1つのレンズとしてもよい。
第2の絞り6は、主走査方向における光束の幅を制限する主走査絞りである。第2の絞り6を偏向面10aの近傍に配置することにより、各発光点からの光束の主光線を偏向面10aにおいて互いに近接させることができるため、被走査面17における主走査方向のジッター(縦線ゆらぎ)を低減することが可能になる。
プリズム7は、光源1からの光束を、偏向器10の偏向面10aに向かう透過光束と、後述する光量検知部50に向かう反射光束と、に分岐させるための分岐光学素子である。具体的には、プリズム7は、主光線の通過位置での入射面の面法線と出射面の面法線とが、主走査断面内において4°の角度を成したくさび形状のウェッジプリズムである。なお、第2の絞り6は、プリズム7の入射面上に配置されている。
光量検知部50は、プリズム7の入射面で反射した反射光束を集光する結像レンズ8と、結像レンズ8からの光束を受光する光量検知センサー9と、を含む。プリズム7は、出射面で反射した光束が光量検知部50に入射しないように構成されている。光量検知センサー9から出力される検出信号を、光源1の駆動回路にフィードバックすることで、光源1から出射する光束の強度を自動制御(オートパワーコントロール:APC)することができる。これにより、光源1の出力(発光光量)が常に設計値と等しくなるように制御することができるため、温度変化に依らず安定した画像形成を行うことが可能になる。
偏向器10は、5つの偏向面10aを有するポリゴンミラー(回転多面鏡)であり、モータ等の駆動手段(不図示)により図1中の矢印Aの方向に一定速度で回転している。偏向器10は、入射光学系40により導光された光束を各偏向面10aにて偏向し、被走査面17における有効走査領域を主走査方向に等速度で光走査している。なお、偏向面10aの数は適宜選択し得るものである。また、偏向器10として、揺動軸を中心に一定速度で揺動する揺動ミラーなどを採用してもよい。
結像光学系20は、集光機能及びfθ特性を有するfθ光学系であり、2つの結像レンズ(結像光学素子)により構成されている。第1の結像レンズ20aはガラスから成る平凸球面レンズであり、第2の結像レンズ20bは主走査断面内において非円弧形状のレンズ面(光学面)を有するアナモフィックレンズである。本実施例では、結像光学系20を2枚の結像レンズにより構成しているが、必要に応じて1枚もしくは3枚以上の結像レンズを備える構成を採用してもよい。
また、結像光学系20は、偏向器10によって偏向された光束(走査光束)を被走査面17に集光することで、各発光点のスポット像を形成している。さらに、結像光学系20は、副走査断面内において偏向面10aと被走査面17とを共役関係にすることにより、偏向面10aの面倒れ補正を行っている。
本実施例に係る第1の結像レンズ20aについて、偏向器10の側のレンズ面(入射面)は平面であり、被走査面17の側のレンズ面(出射面)は、主走査断面内及び副走査断面内の両方において円弧形状である。一方、第2の結像レンズ20bの各レンズ面の主走査断面内での形状は、以下の式により表される。
Figure 2017191143
Figure 2017191143
ここでは、各レンズ面と光軸との交点を原点とし、光軸をX軸、主走査断面内において光軸と直交する軸をY軸、副走査断面内において光軸と直交する軸をZ軸としている。また、Rは曲率半径、K、B、B、B、B10は非球面係数であり、各係数の添え字sは走査開始側、eは走査終了側を表している。本実施例では、走査開始側と走査終了側とで非球面係数が一致しているため、各レンズ面の主走査断面内での形状は、光軸に対して対称となっている。
また、第2の結像レンズ20bの各レンズ面の副走査断面内での形状は、以下の式で表される。
Figure 2017191143
Figure 2017191143
ここで、r’は副走査断面内での曲率半径、rは副走査断面内での軸上における曲率半径、Miは非球面係数、D、D、D、D、D10は曲率変化係数、であり、各曲率変化係数の添え字sは走査開始側、eは走査終了側を表している。副走査断面内において、第2の結像レンズ20bの各レンズ面は円弧形状であり、各レンズ面の曲率は走査開始側から走査終了側にかけて連続的に変化している。
反射光学系60は、2つの折り返しミラー(反射光学素子)により構成されている。図2に示すように、結像光学系20を通過した走査光束は、第1の折り返しミラー60a及び第2の折り返しミラー60bによって順に反射され、防塵ガラス16を介して被走査面17に導光される。このように、反射光学系60によって光路を折り曲げることにより、光走査装置100のX方向におけるサイズを縮小することが可能になる。
表1に、本実施例に係る光走査装置100に関する各数値を示す。表1において、各断面内での入射角は、入射光学系40からの光束が偏向面10aに入射するときの入射角を示し、結像光学系20の焦点距離は、光軸上での値を示している。偏向器10の回転中心座標は、偏向面10aと像高0(軸上)の主光線との交点(軸上偏向点)を原点として示されている。また、偏向器10の回転角は、軸上光束を偏向するときの角度を0°とした場合の、最軸外光束を偏向するときの角度を示している。なお、表1において、dは面間隔、Nは屈折率、を夫々示している。
Figure 2017191143
(同期検知部)
図4は、図1に示した同期検知部30の拡大図である。同期検知部30は、屈折光学素子としてのウェッジプリズム11と、BDレンズ(集光素子)12と、BDセンサー(受光部)13と、を有する。ウェッジプリズム11は、入射面の面法線と出射面の面法線とが、主走査断面内において互いに非平行であるくさび形状の光学素子である。具体的に、本実施例では、入射面の面法線と出射面の面法線とが主走査断面内において4°の角度を成している。また、BDレンズ12は、樹脂から成り、主走査断面内と副走査断面内とで互いに異なるパワーを有するアナモフィック面を含むアナモフィックレンズである。
表2に、本実施例に係る同期検知部30に関する各数値を示す。
Figure 2017191143
図1に示したように、偏向器10の偏向面10aは矢印Aの方向に回転しているため、偏向面10aで偏向される光束は、結像光学系20を介して被走査面17を走査する前に、同期検知部30に入射する。このとき、同期検知部30に入射する光束(BD光束)の主光線は、ウェッジプリズム11により主走査断面内において結像光学系20から離れる方向に屈折する。なお、本実施例に係るウェッジプリズム11は、入射光学系40におけるプリズム7と同一の形状であるため、各々を同一の金型で製造することができる。
ウェッジプリズム11にて屈折したBD光束の主光線及びその他の光線は、主走査断面内においてBDレンズ12によりBDセンサー13の受光面13aに集光される。BDセンサー13は、BD光束を受光したタイミングでBD信号(同期検知信号)を生成し、不図示の同期制御部に対して出力する。そして、同期制御部は、BD信号に基づいて被走査面17での主走査方向における走査開始位置(書き出し位置)を決定し、光源1の各発光点の発光タイミング(書き出しタイミング)を制御する。
このように、本実施例に係る光走査装置100によれば、BD光束が結像光学系20の端部を通過しない構成を採ることにより、結像光学系20を主走査方向において小型化することができる。また、偏向面10aが小さい(偏向角が小さい)場合でも、ウェッジプリズム11によってBD光束の主光線を屈折させることで、結像光学系20及びその保持部材とBD光束との干渉を回避することができるため、偏向器10を小型化することが可能になる。
そして、本実施例では、屈折光学素子としてのウェッジプリズム11を採用することで、ミラー(反射光学素子)を用いずにBD光束をBDセンサー13に導光している。一般的に、ミラーの配置誤差や環境変動による変形に起因する光束の位置変動は、屈折光学素子の配置誤差や環境変動による変形に起因する光束の位置変動よりも大きい。よって、本実施例に係る光走査装置100によれば、同期検知部30にミラーを設けた場合と比較して、配置誤差や環境変動などに起因する同期検知タイミングのずれの発生を抑制し、高精度な同期検知を実現することができる。
ここで、主走査断面内において、偏向面10aからウェッジプリズム11までの距離をLBD、ウェッジプリズム11に入射するBD光束の主光線と結像光学系20の光軸との成す角度をθBD、偏向面10aから結像光学系20までの距離をLs、とする。ただし、距離LBDは、偏向面10aからウェッジプリズム11の入射面までの距離を示し、距離Lsは、偏向面10aから結像光学系20の最も偏向面10aに近い光学面(第1の結像レンズ20aの入射面)までの距離を示す。また、角度θBDは、BD光束の主光線が受光面13aの中心に向かうときの角度を示す。このとき、本実施例に係る光走査装置100は、以下の条件式(1)を満足する。
BD×cosθBD≦Ls ・・・(1)
条件式(1)を満たすことにより、偏向器10によって偏向されたBD光束が結像光学系20に入射する前に、その主光線をウェッジプリズム11によって屈折させることができる。これにより、偏向面10aをより小さくした安価な偏向器10を採用した場合でも、結像光学系20及びその保持部材とBD光束との干渉を回避することが可能になる。条件式(1)を満たさない場合、ウェッジプリズム11が結像光学系20と被走査面17との間に配置されることになるため、ウェッジプリズム11によってBD光束の主光線を屈折させることによる効果が得られなくなってしまう。本実施例では、LBD=90mm、θBD=48°、Ls=90mmであるため、LBD×cosθBD=60.2<90となる。
また、被走査面17における有効走査領域に対応する偏向器10の最大走査画角をθmaxとするとき、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
1.1<θBD/θmax<1.5 ・・・(2)
条件式(2)を満たすことにより、BD光束の偏向角θBDを小さくして最大走査画角θmaxに近づけることができるため、偏向面10aを小型化することが可能になる。さらに、偏向面10aにおける走査光束を偏向する領域とBD光束を偏向する領域との、主走査方向での離間量を小さくすることができるため、偏向面10aの面精度が低い場合でも、検知誤差によるジッター等の発生を抑制することが可能になる。本実施例では、θmax=39.12°であり、θBD/θmax=1.23となるため、条件式(2)を満足している。
さらに、第1の結像レンズ20aの入射面の最端部に入射する主光線と結像光学系20の光軸との成す角度をθ、入射光学系40の光軸と結像光学系20の光軸との成す角度をθ、とするとき、以下の条件式(3)を満たすことが好ましい。ただし、ここでの第1の結像レンズ20aの入射面の最端部は、BDセンサー13の側(光源1の側)の最端部を示す。
θ<θBD<(θ−θ)/2 ・・・(3)
条件式(3)の下限を下回ると、被走査面17における有効走査領域の最端部に向かう走査光束とウェッジプリズム11とが干渉してしまう可能性が生じる。また、条件式(3)の上限を上回ると、BD光束と第2の絞り6とが干渉してしまう可能性が生じる。
なお、ウェッジプリズム11について、BD光束の主光線の通過位置での入射面及び出射面の面法線が主走査断面内において成す角度は、2°以上10°以下であることが好ましい。2°を下回ると、BD光束の主光線を屈折させることの効果が十分に得られなくなる可能性が生じ、10°を上回ると、ウェッジプリズム11の配置誤差や環境変動によるBD光束の位置ずれが大きくなってしまう可能性が生じる。
本実施例に係るBDレンズ12は、主走査断面内ではBDセンサー13の受光面13aにピントを合わせつつ、副走査断面内では敢えて受光面13aにピントを合わせないように(後ピンとなるように)している。これにより、受光面13aの上に汚れやごみ等が付着していた場合の誤検知を回避することができる。
また、BDレンズ12の各光学面は、同期検知部30の光軸に対して結像光学系20から離れる方向に3mmだけシフト偏心している。これにより、ウェッジプリズム11からのBD光束をより結像光学系20から離すことができ、結像レンズ20a及びその保持部材とBD光束とをより干渉し難くすることが可能になる。図4に示すように、ウェッジプリズム11が配置されておらず、かつBDレンズ12の偏心がない場合の光束の集光位置14に対して、本実施例では5.7mm下方の位置に光束を集光させることができる。
なお、光源1における複数の発光点の夫々の発振波長は、製造誤差などに起因して互いに異なる場合がある。そのため、複数の発光点からの光束の夫々を個々に同期検知する場合、発光点毎に検知タイミングのずれが生じてしまう可能性がある。そこで、本実施例では、1つの発光点からの光束のみを検知し、得られたBD信号に基づいて各発光点の同期制御を行う方法を採ることで、発光点毎の検知タイミングのずれを低減している。
ここで、複数の発光点から出射する各光束のうち、偏向面10aの端部で最もけられ難い光束は、図3に示した最も端部に配置された発光点LD32から出射する光束である。よって、本実施例では、検知対象として発光点LD32を選択することにより、偏向面10aを小型化しつつ、BDセンサー13に到達する光量を安定化することを可能にしている。また、本実施例では、BDレンズ12の集光位置にスリットを配置する代わりに、BDセンサー13の受光面13aの端部をナイフエッジとすることで、部品点数を低減し、スリットの製造誤差や配置誤差に起因する検知精度の低下を抑制している。ただし、必要に応じてスリットを用いてもよい。
(共役点調整)
本実施例では、副走査断面内において偏向面10aと被走査面17とが共役になっているが、光源1の発振波長が変化した場合はその共役関係が崩れてしまう。よって、光源1の各発光点の発振波長にばらつきがある場合、偏向面10aの面倒れが生じた際に、各光束によって被走査面17に形成される走査線同士の、副走査方向における間隔のばらつき(ピッチムラ)が生じてしまう。
このようなピッチムラを低減するためには、結像光学系20の副走査断面内での軸上色収差を補正すればよいが、そのためには複数のガラスレンズや回折光学素子が必要になり、コストが上昇してしまうため好ましくない。そこで、本実施例では、副走査方向における偏向面10aと被走査面17との共役点位置のずれ量を測定している。そして、図2に示すように、そのずれ量に基づいて折り返しミラー60bを移動させることにより、偏向面10aから被走査面17までの光路長を調整することで、ピッチムラの発生を抑制している。
また、発振波長の変化だけでなく、結像レンズや折り返しミラーの配置誤差などによっても、ピッチムラが生じてしまう。例えば、結像レンズや折り返しミラーが傾いたまま配置された場合、走査開始側と走査終了側とで共役点のずれ量が異なることになる。そこで、折り返しミラー60bの位置を、走査開始側と走査終了側とで独立して調整することができるように構成することが望ましい。
本実施例では、折り返しミラー60bの走査開始側と走査終了側との夫々に送りネジを設けており、これにより、折り返しミラー60bの位置を調整し、発振波長の変化及び各部材の配置誤差の両方に起因するピッチムラの発生を抑制することを可能にしている。なお、本実施例では、同期検知部30に向かう光束が折り返しミラー60bを通過しないため、上記調整を行ったとしても同期検知への影響はない。
以上、本実施例に係る光走査装置100によれば、屈折光学素子を採用することで、反射光学素子を用いることなく、偏向器10からのBD光束を他の部材でけられないように受光面13aまで導光することができる。これにより、反射光学素子を用いた場合と比較して、配置誤差や環境変動などにより生じる受光面13aでのBD光束の到達位置の変化を抑制することができ、偏向器10を小型化しつつ高精度な同期検知を実現することが可能になる。
[実施例2]
以下、本発明の実施例2に係る光走査装置について詳細に説明する。本実施例に係る光走査装置は、同期検知部以外については実施例1に係る光走査装置100の構成と同様であるため、それについての説明を省略する。
図5は、本実施例に係る同期検知部32の要部断面図である。本実施例に係る同期検知部32は、ウェッジプリズムとBDレンズとを一体化したという点で、実施例1に係る同期検知部30とは異なる。具体的に、同期検知部32は、屈折光学素子としての1つのBDレンズ18を有しており、そのBDレンズ18が実施例1に係るウェッジプリズム11及びBDレンズ12の両方の機能を備えている。すなわち、BDレンズ18は、主走査断面内において、偏向器10で偏向された光束を、結像光学系20から離れる方向に屈折させつつ、BDセンサー13の受光面13aに集光している。
表3に、本実施例に係る同期検知部32に関する各数値を示す。
Figure 2017191143
BDレンズ18は、実施例1に係るBDレンズ12と同様に、樹脂から成るアナモフィックレンズであり、主走査断面内では受光面13aにピントを合わせつつ、副走査断面内では受光面13aにピントを合わせないようにしている。ただし、BDレンズ18の各レンズ面は、表3に示した曲率半径を有する基準レンズ面の一部を切り出した形状となっている。そして、各基準レンズ面の面頂点(不図示)における法線は、主走査断面内において8°の角度を成している。このように、BDレンズ18にウェッジプリズムの機能を持たせることで、同期検知部32を構成する部品点数を削減することができる。
本実施例では、偏向面10aからBDレンズ18までの距離LBD=93mmであり、θBD及びLsの値は実施例1と同様であるため、LBD×cosθBD=62.2<90となり、条件式(1)を満足している。また、θmaxの値も実施例1と同様であるため、条件式(2)を満足している。図5に示すように、本実施例では、BDレンズ18が配置されていない場合の光束の集光位置14に対して、5.3mm下方の位置に光束を集光させることができる。
以上、本実施例に係る光走査装置によれば、実施例1に係る光走査装置よりも少ない部品点数で、小型化及び高精度な同期検知を実現することができる。
[実施例3]
以下、本発明の実施例3に係る光走査装置について詳細に説明する。本実施例に係る光走査装置は、同期検知部以外については実施例1に係る光走査装置の構成と同様であるため、それについての説明を省略する。
図6は、本実施例に係る同期検知部33の要部断面図である。本実施例に係る同期検知部33は、実施例2に係る同期検知部32と同様に、実施例1に係るウェッジプリズム11及びBDレンズ12の両方の機能を備える1つのBDレンズ19を有している。そして、BDレンズ19は、実施例2に係るBDレンズ18とは異なり、回折格子が設けられた回折面を含んでいる。
表4に、本実施例に係る同期検知部33に関する各数値を示す。
Figure 2017191143
本実施例に係るBDレンズ19は、実施例2に係るBDレンズ18と同様に、主走査断面内において入射面及び出射面の夫々の基準レンズ面の面頂点における法線が8°の角度を成した、ウェッジプリズム状のアナモフィックレンズである。そして、本実施例でも、実施例2と同様に、条件式(1)及び(2)を満足している。図6に示すように、本実施例では、BDレンズ19が配置されていない場合の光束の集光位置14に対して、5.3mm下方の位置に光束を集光させることができる。そして、BDレンズ19の出射面は、以下の光路差関数で表されるブレーズ型の回折面である。
Figure 2017191143
ここで、mは回折次数、λは光源1の発振波長、E〜E10及びF〜F10は位相係数、である。BDレンズ19に回折面を設けることにより、倍率色収差を補正し、環境変動(温度変化)による光源1の発振波長の変化に起因する同期検知タイミングのずれを低減することができる。なお、回折面を設ける代わりに、プリズム等を用いて倍率色収差を補正することも可能であるが、その場合、部品点数の増加により各部材の配置自由度が低下してしまうため、本実施例のように回折面を採用することが望ましい。
本実施例では、回折次数m=1とし、BDレンズ19の屈折面で発生する倍率色収差を打ち消すように、回折面の位相係数が決定されている。具体的には、一次のyの係数(E及びF)のみを用いて回折格子を設計しており、その格子ピッチは246μmで一定となっている。これにより、回折面を形成する際の金型の加工や、回折面を金型から離型することが容易になるため、結果として回折面の製造を容易にすることができる。
図7は、上述した各実施例に係る受光面13a上での倍率色収差を示す図である。図7において、縦軸は受光面13a上での主走査方向における結像位置ずれを示し、横軸は光源1の発振波長を示している。図7に示す通り、本実施例においては、光源1の発振波長が変化したときの結像位置ずれの発生を抑制することができている。
なお、受光面13a上での主走査方向における結像位置ずれをδY、結像光学系20及び同期検知部33の主走査断面内における焦点距離を各々f及びfBD、光走査装置100の解像度をDPI、とするとき、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(f/fBD)×δY≦(25.4/DPI)/2 ・・・(3)
条件式(3)の左辺は、受光面13a上での結像位置ずれδYが、被走査面17では同期検知部33の焦点距離に対する結像光学系20の焦点距離の比率に応じて拡大されるということを示している。条件式(3)を満たすことで、被走査面17での拡大された結像位置ずれを、印字解像度DPIにより決定されるドット(画素)のピッチの1/2以下に抑えることができ、良好な画像を得ることが可能になる。条件式(3)を変形すると、以下の条件式(4)が得られる。
δY≦(25.4/DPI)/2×(fBD/f) ・・・(4)
本実施例では、f=250(mm)、fBD=76.8(mm)、DPI=2400(dpi)、であり、(25.4/2400)/2×(76.8/250)=1.63(μm)となる。よって、受光面13a上での結像位置ずれδYの上限値を1.63(μm)とし、それに応じて光源1の発振波長の変化の許容量を決定することが望ましい。
このとき、図7に示したように、本実施例では、回折面を用いて同期検知部33の倍率色収差を低減しているため、実施例1や実施例2と比較して、光源1の発振波長の変化の許容量が大きくなる。これにより、発光点間の発振波長のばらつきが大きい安価なレーザーや、環境変化(温度変化)による発振波長の変化が大きい端面発光レーザーなどを、光源1として採用することが可能になる。
また、本実施例においては、実施例1や実施例2とは異なり、光源1における発光点LD1〜LD32から出射する全ての光束を同期検知部33により検知している。これにより、実施例1や実施例2のように、1つのBD信号に基づいて各発光点の発光タイミングを算出する必要がなくなり、かつ各発光タイミングのデータを保持するためのメモリーの容量を低減することができ、同期制御部を低コスト化することが可能になる。
以上、本実施例に係る光走査装置によれば、実施例2に係る光走査装置よりも光源1の発振波長の変化の許容量を大きくし、安価な構成で高い印字精度を実現することができる。
[画像形成装置]
図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置80の要部概略図(ZX断面図)である。画像形成装置80は、上述した実施例1乃至3のいずれかに係る光走査装置を4つ備え、並行して4つの感光ドラム(感光体)の感光面(被走査面)に画像情報を記録する、タンデムタイプのカラー画像形成装置である。
画像形成装置80は、プリンタコントローラ83と、光走査装置101,102,103,104と、感光ドラム201,202,203,204と、現像器301,302,303,304と、搬送ベルト81と、定着器84とを備えている。ここで、光走査装置101〜104は、副走査方向が感光ドラム201〜204の夫々の回転方向であるZ方向に一致するように配置されている。
図8に示すように、パーソナルコンピュータ等の外部機器82からは、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の各色信号が出力される。各色信号は、プリンタコントローラ83によってY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換され、光走査装置101〜104に入力される。なお、プリンタコントローラ83は、前述した信号の変換だけでなく、後述するモータなどの画像形成装置80における各部の制御を行う。
光走査装置101〜104の夫々は、各画像データに応じて変調された光束401,402,403,404の夫々によって、像担持体としての感光ドラム201〜204の感光面を主走査方向(Y方向)に光走査する。感光ドラム201〜204の夫々は、不図示のモータによって時計回りに回転させられ、この回転に伴って各感光面が光束401〜404に対して副走査方向(Z方向)に移動する。光束401〜404の夫々により、不図示の帯電ローラにより帯電させられた各感光面が露光されることで、各感光面上に静電潜像が形成される。
その後、感光ドラム201〜204の各感光面上に形成された各色の静電潜像は、現像器301〜304の夫々によって各色のトナー像として現像される。そして、各色のトナー像は、不図示の転写器によって、搬送ベルト81により搬送されてきた被転写材に多重転写された後、定着器84によって定着させられる。以上の工程により、1枚のフルカラー画像が形成される。
なお、画像形成装置80は、実施例1乃至3で示したような、1つの偏向器により1つの被走査面を光走査する光走査装置を4つ備える構成を採用しているが、これに限られるものではない。例えば、1つの偏向器により4つの被走査面を光走査する光走査装置を1つ備える構成や、1つの偏向器により2つの被走査面を光走査する光走査装置を2つ備える構成などを採用してもよい。また、例えばCCDセンサーやCMOSセンサー等のラインセンサーを備えたカラー画像読取装置を、外部機器82として画像形成装置80に接続することにより、カラーデジタル複写機を構成してもよい。
[変形例]
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組合せ、変形及び変更が可能である。
例えば、各実施例においては、1つの光源からの光束により1つの被走査面を光走査しているが、これに限らず、複数の光源からの光束により複数の被走査面を光走査する構成を採用してもよい。このとき、偏向器の複数の偏向面により複数の光束を同時に偏向する構成を採ってもよい。そして、偏向面から複数の被走査面に至る夫々の光路において、結像レンズを個別に配置してもよいし、結像レンズを一体化して光路同士で共有するように構成してもよい。なお、結像レンズの数、材料、及び形状については、光走査装置の構成に応じて適宜変更してもよい。
また、図1で示したように、各実施例に係る同期検知部は、結像光学系の光軸に対して光源と同じ側(結像光学系よりも走査上流側)に配置されているが、必要に応じて光源とは反対側(結像光学系よりも走査下流側)に配置してもよい。ただし、偏向器により偏向された光束が結像光学系に入射する直前、すなわち被走査面上での書き出しの直前に同期検知を行った方が、検知誤差を小さくすることができるため、結像光学系よりも走査上流側に同期検知部を配置することがより好ましい。
そして、各実施例において、同期検知部からのBD信号に基づいて光源の発光タイミングを制御する同期制御部は、光走査装置の内部に配置されていてもよいし、光走査装置の外部かつ画像形成装置の内部に配置されていてもよい。また、光量検知部と同期検知部とで制御部を共有し、1つの制御部により光量制御及び光源の発光タイミングの制御の両方を行うように構成してもよい。
なお、実施例1においては、入射光学系40におけるプリズム7及び同期検知部30のウェッジプリズム11として、同一の形状のものを採用しているが、必要に応じて互いに異なる形状のものを採用してもよい。例えば、実施例1ではウェッジプリズム11の各光学面を平面としているが、必要に応じて各光学面にパワーを持たせてもよい。ただし、同一の金型を用いることを可能にし、製造を容易にするためには、各プリズムとして同一の形状のものを採用することが好ましく、各光学面を平面とすることがより好ましい。
さらに、実施例1に係るウェッジプリズム11やBDレンズ12の各光学面のうちの少なくとも1つを、実施例3と同様に回折面としてもよい。また、BDレンズ12を偏心させる際は、シフト偏心のみに限らず、シフト偏心及び/又はチルト偏心させてもよい。そして、同期検知部30におけるウェッジプリズム11の位置は、上記条件式(1)を満たしていればよく、必要に応じてBDレンズ12の位置と入れ替えてもよい。なお、偏向器10から同期検知部30に至る光路には、ミラー等の反射光学素子が配置されていなければよく、必要に応じて他の屈折光学素子を設けてもよい。
10 偏向器
11 屈折光学素子
13 受光部
17 被走査面
20 結像光学系
100 光走査装置

Claims (21)

  1. 光束を偏向して被走査面を主走査方向に光走査する偏向器と、
    該偏向器により偏向された光束を前記被走査面に導光する結像光学系と、
    前記偏向器により偏向された光束を受光して信号を生成する受光部と、
    前記偏向器により偏向された光束の主光線を、主走査断面内において前記結像光学系から離れる方向に屈折させて、前記受光部の受光面に導光する屈折光学素子と、を備え、
    主走査断面内において、前記偏向器の偏向面から前記屈折光学素子の入射面までの距離をLBD、前記受光面の中心に向かうときの前記屈折光学素子に入射する光束の主光線と前記結像光学系の光軸との成す角度をθBD、前記偏向面から前記結像光学系の最も前記偏向面に近い光学面までの距離をLs、とするとき、
    BD×cosθBD≦Ls
    なる条件を満足することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記被走査面における有効走査領域に対応する前記偏向器の最大走査画角をθmaxとするとき、
    1.1<θBD/θmax<1.5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記屈折光学素子について、前記主光線の通過位置での入射面及び出射面の面法線は、主走査断面内において互いに非平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記屈折光学素子は、パワーを有する屈折面を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記屈折光学素子は、主走査断面内と副走査断面内とで互いに異なるパワーを有するアナモフィック面を含むことを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記屈折光学素子の入射面及び出射面は、平面であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光走査装置。
  7. パワーを有する屈折面を含む集光素子を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記集光素子は、主走査断面内において前記結像光学系から離れる方向に偏心した光学面を含むことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記集光素子は、回折面を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の光走査装置。
  10. 前記屈折光学素子は、回折面を含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の光走査装置。
  11. 前記屈折光学素子は、前記結像光学系の光軸に対して光源と同じ側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の光走査装置。
  12. 前記受光部は、前記被走査面での主走査方向における書き出し位置を決定するための信号を生成することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の光走査装置。
  13. 前記信号に基づいて、前記被走査面での主走査方向における書き出し位置を決定する制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の光走査装置。
  14. 光源からの光束を前記偏向器に導光する入射光学系を備えることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の光走査装置。
  15. 前記入射光学系は、前記光源からの光束を透過させて前記偏向器に導光する分岐光学素子を有することを特徴とする請求項14に記載の光走査装置。
  16. 前記分岐光学素子の入射面で反射した光束を受光して、前記光源の発光光量を制御するための信号を生成する光量検知部を備えることを特徴とする請求項15に記載の光走査装置。
  17. 前記屈折光学素子と前記分岐光学素子とは、互いに同一の形状であることを特徴とする請求項14又は15に記載の光走査装置。
  18. 前記結像光学系の最も前記偏向面に近い光学面の前記受光部の側の最端部に入射する光束の主光線と前記結像光学系の光軸との成す角度をθ、前記結像光学系の光軸と前記入射光学系の光軸との成す角度をθ、とするとき、
    θ<θBD<(θ−θ)/2
    なる条件を満足することを特徴とする請求項14乃至17の何れか1項に記載の光走査装置。
  19. 前記屈折光学素子について、前記主光線の通過位置での入射面及び出射面の面法線が主走査断面内において成す角度は、2°以上10°以下であることを特徴とする請求項1乃至18の何れか1項に記載の光走査装置。
  20. 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の光走査装置と、該光走査装置により前記被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された前記トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された前記トナー像を前記被転写材に定着させる定着器と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の光走査装置と、外部機器から出力された色信号を画像データに変換して前記光走査装置に入力するプリンタコントローラと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023162380A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 キヤノン株式会社 反射素子、光検出装置、及び光走査装置

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