JP2017194089A - バルブ開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ること。【解決手段】軸心方向に貫通する第1の貫通孔を備えたギアと、ギアを軸心周りに回転可能に保持し、当該軸心周りにギアに対して相対的に回転可能な筐体と、筐体に設けられ、筐体が軸心周りに所定方向に回転する場合にギアに噛み合うことにより筐体の所定方向への回転をギアに伝達し、筐体が軸心周りに所定方向とは反対方向に回転した場合にギアの回転を規制するラチェット機構と、筐体に連結される操作棒と、取付対象とするバルブ装置が備える弁棒の軸心方向に沿って貫通する第2の貫通孔を備えた支持部材と、支持部材に設けられたバイス部材と、支持部材220とギアとを連結する連結機構と、を備えたバルブ開閉装置100を構成した。【選択図】図7

Description

この発明は、バルブ装置の開閉操作に用いるバルブ開閉装置に関する。
水力発電所に設置された水圧鉄管元バルブや圧油チャンバーの元バルブなどのバルブ装置は、弁体に生圧が掛かった状態であるため、開閉操作に際して大きな操作力が要求される。バルブ装置の開閉操作は、弁体に連結されたハンドルを回転させることによっておこなう。従来、大きな操作力が要求されるバルブ装置の開閉操作に際しては、ハンドルを複数人で回したり、パイプレンチやウィルキーなどの工具を用いてハンドルを回したりしていた。
関連する技術として、従来、ロックナットを装備したバルブ操作工具をバルブ装置のハンドルに固定し、バルブ操作工具を既存のラチェットのアタッチメントとして用いることにより、既存のラチェットを活用してバルブ装置の開閉操作をおこなうようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
実用新案登録第3143498号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、バルブ装置が狭隘な場所に設置されているなどの理由により、複数の作業者が作業するために十分な作業空間を確保することが難しい場合、1人の作業者が開閉操作をおこなわなくてはならず、当該作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかり作業効率に劣るという問題があった。
また、上述した従来の技術は、バルブ装置が狭隘な場所に設置されているなどの理由により、ハンドルにかけたパイプレンチやウィルキーなどの工具を動かすための十分な作業空間を確保することが難しい場合、作業者は工具を用いずに開閉操作をおこなわなくてはならず、当該作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかるという問題があった。また、パイプレンチやウィルキーなどの工具はサイズが一定であるため、バルブ装置が狭隘な場所に設置されている場合はこれらの工具を使用することができない場合、作業者は工具を用いずに開閉操作をおこなわなくてはならず、当該作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかり作業効率に劣るという問題があった。
また、設備から年数が経っているバルブ装置は、弁体や弁棒あるいはハンドルなどの経年による固着が生じていることがあり、このような場合は開閉操作に際して一層大きな操作力が要求され、開閉操作をおこなう作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかり作業効率に劣るという問題があった。
設備から年数が経っているバルブ装置をあらたなバルブ装置に交換する場合、一般的に、該当するバルブ装置のみを交換する。この場合、交換に際して、あらたなバルブ装置におけるハンドルを従来のバルブ装置のハンドルよりも大きくすることで操作性を確保しようとしても、ハンドルが大きくなった分作業空間が一層狭くなり、開閉操作をおこなう作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかり作業効率に劣るという問題があった。
近年のバルブ装置の交換は、ハンドルの先端よりも弁棒の先端が突出している、いわゆる外ネジ式のバルブ装置への交換が多い。外ネジ式のバルブ装置においては、開閉操作にともなってハンドルを回転させると、ハンドルの位置が一定のまま、当該ハンドルに連結されている弁棒がハンドルの軸心方向に沿って移動する。
このため、バルブ装置が狭隘な場所に設置されている場合には、上記のようにあらたなバルブ装置におけるハンドルを従来のバルブ装置のハンドルよりも大きくすることで操作性を確保することができない。そして、このために開閉操作をおこなう作業者にかかる負担が大きく、また、開閉操作に時間がかかり作業効率に劣るという問題があった。
また、バルブ装置は天井、床面、側面(壁面)など様々な場所に設置され、作業者に対するハンドルや弁棒の角度も様々であることに対し、上述した特許文献1に記載された従来の技術やパイプレンチやウィルキーなどの工具を用いる従来の技術は、これらの工具を弁棒の先端に押し付けるようにして開閉操作をおこなうため、作業中に工具がハンドルから外れてしまうおそれがあり、作業の安定性に劣るという問題があった。そして、このために、工具がハンドルから外れないように注意しながら作業をおこなわなくてはならず、作業効率に劣るという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、ハンドルの先端と弁棒の先端との位置が同位置にある、いわゆる内ネジ式のバルブ装置に適用が限定され、ハンドルの先端よりも弁棒の先端が突出している、いわゆる外ネジ式のバルブ装置の開閉操作には用いることができないという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、バルブ装置の形状や大きさに応じて様々な種類がある弁軸の寸法に応じた複数種類のバルブ操作工具を用意しなくてはならず、バルブ装置の開閉操作にかかる作業やバルブ操作工具の管理が煩雑になるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができるバルブ開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるバルブ開閉装置は、軸心方向に貫通する第1の貫通孔を備えた駆動ギアと、前記駆動ギアを軸心周りに回転可能に保持し、当該軸心周りに前記駆動ギアに対して相対的に回転可能な筐体と、前記筐体に設けられ、前記筐体が前記軸心周りに所定方向に回転する場合に前記駆動ギアに噛み合うことにより前記筐体の所定方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに前記所定方向とは反対方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制するラチェット機構と、前記筐体に連結される操作棒と、取付対象とするバルブ装置が備える弁棒の軸心方向に沿って貫通する第2の貫通孔を備えた支持部材と、前記支持部材に設けられたバイス部材と、前記支持部材と前記駆動ギアとを連結する連結機構と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるバルブ開閉装置は、上記の発明において、前記連結機構が、前記第1の貫通孔の内周面に設けられたギア歯を備えた内歯車と、前記支持部材に設けられて、外周面に前記内歯車のギア歯と噛み合うギア歯を備え前記第2の貫通孔に連続する第3の貫通孔を備えた外歯車と、を備え、前記内歯車と前記外歯車とを噛み合わせることにより前記支持部材と前記駆動ギアとを連結することを特徴とする。
また、この発明にかかるバルブ開閉装置は、上記の発明において、前記連結機構が、前記駆動ギアに設けられた凸部または凹部と、前記支持部材に設けられた凹部または凸部と、を備え、前記駆動ギアに設けられた凸部または凹部と、前記支持部材に設けられた凹部または凸部とを係合させることにより前記支持部材と前記駆動ギアとを連結することを特徴とする。
また、この発明にかかるバルブ開閉装置は、上記の発明において、前記ラチェット機構が、前記筐体の第1の回転方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに当該第1の回転方向とは反対方向の第2の回転方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制する第1の状態と、前記筐体の前記第2の回転方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに第1の回転方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制する第2の状態と、を選択的に切り替える切替手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるバルブ開閉装置は、上記の発明において、前記操作棒が、伸縮可能であることを特徴とする。
この発明にかかるバルブ開閉装置によれば、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の外観を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の断面を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の断面を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の断面を示す説明図(その3)である。 バルブ開閉装置の使用方法を示す説明図(その1)である。 バルブ開閉装置の使用方法を示す説明図(その2)である。 バルブ開閉装置の使用方法を示す説明図(その3)である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるバルブ開閉装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(バルブ開閉装置の外観)
まず、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の外観について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置の外観を示す説明図である。図1において、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、回転部110と、固定部120と、操作棒130と、を備えている。
回転部110は、図示を省略するバルブ装置の弁棒に回転力を付与する。具体的に、回転部110は、筐体111内に、駆動ギア112やラチェット機構(図2および図3を参照)などの各部材を収容している。また、筐体111には、ラチェット機構の動作状態を切り替える切替レバー113が設けられている。切替レバー113は、この発明にかかる実施の形態の切替手段を実現する。
固定部120は、バルブ開閉装置100による操作対象となるバルブ装置のハンドル(図5〜7を参照)に当該固定部120を固定するバイス部材121を備えている。この実施の形態においては、一対のバイス部材121を備えている。また、固定部120は、回転部110が備える駆動ギア112に噛み合わされるギア122を備えている。ギア122は、この発明にかかる実施の形態の外歯車を実現する。
操作棒130は、棒形状をなし、一端に、回転部110と連結する連結部(図2および図3を参照)を備えている。操作棒130は、複数の円筒部材を同心円上に重ね合わせることによって構成されており、軸心方向における長さを任意の長さに調整することができる。操作棒130は、複数の棒状部材(たとえば、円柱形状の部材)を長さ方向に継ぐことによって軸心方向における長さを調整することができる構造であってもよい。
また、操作棒130は、任意の長さに調整した状態において、当該操作棒130の長さを固定する固定部材(図示を省略する)を備えている。操作棒130の長さを調整する機構および調整した長さで固定する機構については、公知の各種の技術を用いて容易に実現可能であるため説明を省略する。
回転部110と固定部120と操作棒130とは、それぞれ分離可能に連結されている。バルブ開閉装置100の運搬時や、バルブ開閉装置100のバルブ装置への設置時などにおいては、回転部110と固定部120と操作棒130とをそれぞれ分離した状態で取り扱うことにより、高い取り扱い性を確保し、作業者の負担軽減を図ることができる。
バルブ開閉装置100による操作対象となるバルブ装置は、流体が通過する流路に設けられ、流体が流れる方向、圧力、流量などを制御する。バルブ装置は、姿勢や位置などに応じて流体が流れる方向、圧力、流量などを調整する弁体、当該弁体を収容する弁箱、弁体に連結されて弁箱内における弁体の姿勢や位置などを切り替える弁棒(図5〜図7における符号502を参照)などを備えている。
弁体は、弁棒の一端に取り付けられている。弁棒の他端は、弁箱の外に延出している。バルブ装置のハンドルは、弁棒の他端側であって弁箱の外側に設けられている。ハンドルは、環形状あるいは円板形状をなし、中心部において弁棒に連結されている。このように、弁棒が弁箱の外側に位置付けられたバルブ装置、いわゆる外ネジ方式のバルブ装置においては、ハンドルを回転させると弁棒が上下し、弁棒の上下移動にともなって弁体の位置を調整することができる。
(バルブ開閉装置100の構造)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100の構造について説明する。図2〜図4は、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100の断面を示す説明図である。図2〜図4においては、操作棒130の図示を省略している。
図2においては、図1におけるB−D平面で切断したバルブ開閉装置100を、図1におけるA方向からC方向に向かって見た状態図を示している。図3においては、図1におけるA−C平面で切断したバルブ開閉装置100を、図1におけるB方向からD方向に向かって見た状態図を示している。図4は、図3に示した回転部110と固定部120とを分解して示す説明図である。
図2〜図4において、回転部110は、ギア122を収容する筐体111を備えている。駆動ギア112は、略円筒形状をなしている。これにより、駆動ギア112の内側には、駆動ギア112の軸心方向に貫通する第1の貫通孔(図4における符号401を参照)が設けられている。駆動ギア112は、筐体111内において、軸心周りに回転可能に保持されている。駆動ギア112は、外周面および内周面にそれぞれギア歯を備えている。駆動ギア112において、内周面にギア歯が設けられた、駆動ギア112の内周部分は、この発明にかかる実施の形態の内歯車を実現する。
筐体111は、一面および当該一面に対向する面に、ギア122の内径と略同一あるいはギア122の内径よりも若干大きい径の孔301を備えている。筐体111の一面および対向する面に設けられた孔301により、駆動ギア112の軸心方向の両端は開放されている。筐体111内には、駆動ギア112の回転方向を一方向に制限するラチェット機構201が設けられている。
ラチェット機構201は、第1の開閉ロックピン202と、第2の開閉ロックピン203と、を備えている。第1の開閉ロックピン202は、第1の軸202aにより筐体111に連結されている。第1の軸202aの軸心は、駆動ギア112の軸心と平行とされている。第1の開閉ロックピン202は、第1の軸202aを回動中心として、駆動ギア112の歯と噛み合う制限位置と、駆動ギア112の歯と干渉しない開放位置との間において回動可能に設けられている。
第2の開閉ロックピン203は、第2の軸203aにより筐体111に連結されている。第2の軸203aの軸心は、駆動ギア112の軸心と平行とされている。第2の開閉ロックピン203は、第2の軸203aを回動中心として、駆動ギア112の歯と噛み合う制限位置と、駆動ギア112の歯と干渉しない開放位置との間において回動可能に設けられている。
第1の開閉ロックピン202と第2の開閉ロックピン203との間には、カム204が設けられている。カム204は、第1の開閉ロックピン202を制限位置に位置付けるとともに第2の開閉ロックピン203を開放位置に位置付ける第1の位置と、第1の開閉ロックピン202を開放位置に位置付けるとともに第2の開閉ロックピン203を制限位置に位置付ける第2の位置と、に選択的に位置付けられる。
ラチェット機構201は、カム204が第1の位置に位置付けられている場合に、第1の状態となる。また、ラチェット機構201は、カム204が第2の位置に位置付けられている場合に、第2の状態となる。カム204の位置は、切替レバー113の操作によって切り替えることができる。
第1の開閉ロックピン202および第2の開閉ロックピン203は、それぞれ、付勢部材205によってカム204に当接する方向に付勢されている。付勢部材205は、たとえば、圧縮コイルスプリングによって実現することができる。圧縮コイルスプリングによって付勢部材205を実現する場合、当該圧縮コイルスプリングは、筐体111の内壁面と第1の開閉ロックピン202との間、および、筐体111の内壁面と第2の開閉ロックピン203との間に設けられる。
カム204が第1の位置に位置付けられている場合、第1の開閉ロックピン202は、制限位置に位置付けられ、付勢部材205によって駆動ギア112の歯と噛み合う方向に付勢される。これにより、カム204が第1の位置に位置付けられている場合に、筐体111が駆動ギア112の軸心を中心として第1の回転方向(図2における時計回り方向)に回転すると、駆動ギア112の歯と噛み合っている第1の開閉ロックピン202が筐体111の回転をギア122に伝達して、当該駆動ギア112は筐体111の回転にともなって第1の回転方向に回転する。
また、カム204が第1の位置に位置付けられている場合に、筐体111が駆動ギア112の軸心を中心として第1の方向とは反対方向の第2の回転方向(図2における反時計回り方向)に回転すると、駆動ギア112の歯が付勢部材205の付勢力に抗して第1の開閉ロックピン202を制限位置から開放位置に向かって付勢する。これにより、第1の開閉ロックピン202を付勢する付勢部材205が圧縮する方向に付勢され、第1の開閉ロックピン202が制限位置から開放位置に向かって回動し、第1の開閉ロックピン202と駆動ギア112の歯との噛み合いが解除されて、筐体111のみが駆動ギア112の軸心を中心として第2の回転方向に回転する。
このように、カム204が第1の位置に位置付けられている場合、筐体111の回転にともなう駆動ギア112の回転は、第1の回転方向のみに制限される。また、カム204が第1の位置に位置付けられている場合、駆動ギア112の第2の回転方向への回転は規制され、筐体111が第2の回転方向へ回転した場合、筐体111のみが回転し、駆動ギア112は空転する。
カム204が第2の位置に位置付けられている場合、第2の開閉ロックピン203は、制限位置に位置付けられ、付勢部材205によって駆動ギア112の歯と噛み合う方向に付勢される。これにより、カム204が第2の位置に位置付けられている場合に、筐体111が駆動ギア112の軸心を中心として第2の回転方向に回転すると、駆動ギア112の歯と噛み合っている第2の開閉ロックピン203が筐体111の回転を駆動ギア112に伝達して、当該駆動ギア112は筐体111の回転にともなって第2の方向に回転する。
また、カム204が第2の位置に位置付けられている場合に、筐体111が駆動ギア112の軸心を中心として第1の回転方向に回転すると、駆動ギア112の歯が付勢部材205の付勢力に抗して第2の開閉ロックピン203を制限位置から開放位置に向かって付勢する。これにより、第2の開閉ロックピン203を付勢する付勢部材205が圧縮する方向に付勢され、第2の開閉ロックピン203が制限位置から開放位置に向かって回動し、第2の開閉ロックピン203と駆動ギア112の歯との噛み合いが解除されて、筐体111のみが駆動ギア112の軸心を中心として第1の回転方向に回転する。
このように、カム204が第2の位置に位置付けられている場合、筐体111の回転にともなう駆動ギア112の回転は、第2の回転方向のみに制限される。また、カム204が第2の位置に位置付けられている場合、駆動ギア112の第1の回転方向への回転は規制され、筐体111が第1の回転方向へ回転した場合、筐体111のみが回転し、駆動ギア112は空転する。
筐体111の外周部には、操作棒130が連結される被連結部210が設けられている。操作棒130は、棒形状をなし、長さ方向の一端が被連結部210に連結される。被連結部210は、たとえば、筐体111の外周部に凹みあるいは円筒形状の部材を設け、当該凹みあるいは円筒形状の部材の内周面に雌ネジを設けることによって実現することができる。この場合、操作棒130と被連結部210とは、被連結部210を実現する雌ネジに操作棒130の一端側の外周面に設けた雄ネジを螺合させることによって連結することができる。
あるいは、被連結部210は、たとえば、筐体111の外周部に設けた突起によって実現してもよい。この場合、操作棒130と被連結部210とは、被連結部210を実現する突起に操作棒130の一端側に凹みあるいは円筒形状の部材を嵌合させることによって連結することができる。また、この場合、操作棒130と被連結部210とを貫通するピンやボルトなどを用いて操作棒130と被連結部210との連結をロックするようにしてもよい。
固定部120は、バイス部材121と、当該バイス部材121を支持する支持部材220と、を備えている。固定部120は、複数(たとえば2つ)のバイス部材121を備えている。支持部材220は、略長方形の板形状をなし、バイス部材121は、支持部材220の長さ方向に沿って直線上に配置されている。
バイス部材121は、それぞれが、ハンドルの中心(弁棒の軸心)を中心とする円の中心角を等分する位置に設けることが好ましい。具体的に、たとえば、バイス部材121を2つ設ける場合、各バイス部材121は、ハンドルの中心(弁棒の軸心)を通り弁棒の軸心を中心とする円の中心角を2分する直線(直径)と、ハンドルの外周縁とが交差する位置に取り付けることが好ましい。
バイス部材121は、略コの字形状をなし、両端に、互いに対向するように配置された一対の口金302を備えている。一対の口金302のうちの一方の口金302aには、他方の口金302bに対して接離する方向に沿って移動可能な可動部材303が設けられている。可動部材303は、外周面にネジ山が設けられたネジであり、一方の口金302aに設けられたネジ孔に螺合されている。可動部材303は、軸心周りに回転することによる回転運動を、一対の口金302の対向方向に沿った直線運動に変換することによって、他方の口金302bに対して接離する方向に沿って移動する。
バイス部材121は、可動部材303を他方の口金302bに近付くように移動させ、可動部材303の先端と他方の口金302bとの間にハンドルを挟むことによってハンドルを把持する。バイス部材121は、ネジの回転運動を直線運動に変換してハンドルを挟むことによってハンドルを強力に締め付けることができ、これにより支持部材220をハンドルに強固に固定することができる。
バイス部材121は、ピンチ222を介して、支持部材220に固定された固定軸221に取り付けられている。固定軸221は、棒形状をなし、外周面に螺旋状の溝(ネジ山)が設けられている。ピンチ222は、一対のピンチ部材222a、222bにより固定軸221を挟むことによって固定軸221に取り付けられる。各ピンチ部材222a、222bの先端部分には、固定軸221に設けられた溝に噛み合う溝が設けられている。これにより、バイスを確実に固定軸221に取り付けることができる。
ピンチ222は、一対のピンチ部材222a、222bを、互いの他端が離反し、かつ、互いの先端が当接する方向に付勢する付勢部材を備えている。これにより、ピンチ222により固定軸221を確実にかつ安定して保持することができ、当該ピンチ222を介して、バイス部材121を確実にかつ安定して固定軸221に取り付けることができる。
ピンチ222において、付勢部材205の付勢力に抗して一対のピンチ部材222a、222bの他端を近づけると、互いの一端が離反する。これにより、ピンチ222によるバイス部材121の固定が解除され、この状態で固定軸221に対するピンチ222の位置を調整することにより、固定軸221に対するバイス部材121の位置を調整することができる。固定軸221に対するバイス部材121の位置は、バルブ装置のハンドルの外径に応じて調整する。
バイス部材121とピンチ222とは、固定板223を介して連結されている。ピンチ222における各ピンチ部材222a、222bは、軸部材224を介して固定板223に連結されている。各ピンチ部材222a、222bは、軸部材224を中心として、固定板223の面と平行な面内において、当該軸部材224の軸心周りに回動可能に固定板223に連結されている。
バイス部材121は、固定板223に設けられた支持軸304を介して固定板223に連結されている。支持軸304は、固定軸221の軸心方向と交差する方向を軸心方向として設けられている。これにより、バイス部材121は、支持軸304を中心として、固定軸221の軸心方向と交差する面内において、支持軸304の軸心周りに回動可能に固定板223に連結されている。
支持部材220は、中心部にギア122を備えている。ギア122は、軸心方向が、支持部材220がなす板面から離反する方向と平行に設けられており、外周面に、ギア122の内周面に設けられたギア歯と噛み合うギア歯が設けられている。ギア122の内周側は、ギア122の軸心方向における両端を開放する空洞225とされている。
また、支持部材220には、ギア122の空洞225に連続する貫通孔が設けられている。支持部材220とギア122とは一体に設けられていることが好ましい。この実施の形態においては、ギア122の空洞225および支持部材220を貫通する貫通孔によって、第2の貫通孔を実現することができる。
(バルブ開閉装置100の使用方法)
つぎに、バルブ開閉装置100の使用方法について説明する。図5〜図7は、バルブ開閉装置100の使用方法を示す説明図である。バルブ開閉装置100の使用に際しては、まず、図5に示すように、バルブ装置のハンドル501に固定部120を取り付ける。固定部120は、ピンチ222によってハンドル501の径に合わせてバイス部材121の位置を調整した後、当該バイス部材121によってハンドル501を締め付けることによって、ハンドル501に固定することができる。
バイス部材121の位置は、それぞれ、ハンドル501の中心からの距離が等しい位置に調整する。固定部120は、ギア122の空洞225および支持部材220を貫通する空洞225を備えているため、弁棒におけるハンドル501の取り付け位置にかかわらず、固定部120を確実にハンドル501に固定することができる。すなわち、バルブ開閉装置100による操作対象となるバルブ装置が、外ネジ式のハンドル501を備えたバルブ装置の場合、弁棒502が、ギア122の空洞225および支持部材220を貫通する貫通孔を貫通するようにして、ハンドル501に固定部120を取り付ける。
つぎに、図6に示すように、回転部110を固定部120に取り付ける。回転部110は、ハンドル501に固定された固定部120のギア122に、筐体111に収容された駆動ギア112の内歯が噛み合うようにして、ギア122にギア122を嵌め込むことによって取り付ける。すなわち、回転部110は、筐体111に収容された駆動ギア112に、ハンドル501に固定された固定部120のギア122を挿入するようにして固定部120に取り付ける。このとき、回転部110は、作業空間が確保されている方向に被連結部210を向けるようにして取り付ける。
バルブ開閉装置100による操作対象となるバルブ装置が、外ネジ式のハンドル501を備えたバルブ装置の場合、弁棒502が、筐体111およびギア122を貫通する貫通孔を貫通するようにして、回転部110を固定部120に取り付ける。バルブ開閉装置100においては、筐体111およびギア122を貫通する貫通孔が形成されているため、回転部110を固定部120に取り付ける際には、筐体111における固定部120とは反対側の面から弁棒502およびギア122の位置を目視により確認しながら作業をおこなうことができる。これにより、固定部120を容易かつ確実に固定部120に取り付けることができる。
このように、バルブ開閉装置100によれば、ハンドル501の先端と弁棒502の先端との位置が同位置にある、いわゆる内ネジ式のバルブ装置であっても、ハンドル501の先端よりも弁棒502の先端が突出している、いわゆる外ネジ式のバルブ装置であっても、各バルブ装置のハンドル501に固定部120および回転部110を容易に取り付けることができる。
つぎに、固定部120に取り付けられた筐体111に、図7に示すように、操作棒130を連結する。固定部120への筐体111の取り付けに際して、作業空間が確保されている方向に被連結部210を向けるようにして筐体111を取り付けることにより、容易かつ確実に、筐体111に操作棒130を連結することができる。
つぎに、カム204の位置を調整し、カム204を第1の位置または第2の位置に位置付ける。カム204の位置は、回転部110を固定部120に取り付ける前におこなってもよく、固定部120に取り付けた後の回転部110に操作棒130を取り付ける前に調整してもよい。
カム204の調整は、具体的には、弁棒502を第1の回転方向に回転させる場合にはカム204を第1の位置に位置付け、弁棒502を第2の回転方向に回転させる場合にはカム204を第2の位置に位置付ける。作業者は、この状態で、操作棒130の他端を、ギア122の回転面と平行な面内において移動させるように当該操作棒130を操作する。
カム204が第1の位置に位置付けられている場合、操作棒130すなわち筐体111の回転方向にかかわらず、ギア122は第1の回転方向にのみ回転するため、作業者は、操作棒130を動かせる範囲内において当該操作棒130を往復移動させるだけで、ギア122を第1の回転方向に回転させることができる。同様に、カム204が第2の位置に位置付けられている場合、操作棒130すなわち筐体111の回転方向にかかわらず、ギア122は第2の回転方向にのみ回転するため、作業者は、操作棒130を動かせる範囲内において当該操作棒130を往復移動させるだけで、ギア122を第2の回転方向に回転させることができる。
一端を筐体111に連結した操作棒130の他端に力を加えることにより、梃子の原理を利用して、ハンドル501を直接把持して回転させるために要する力よりも小さい力でギア122を回転させることができる。これにより、ハンドル501を直接把持して回転させる場合と比較して作業者の負担を軽減し、バルブ装置の開閉操作を容易におこなわせることができる。
ギア122が回転すると、当該ギア122の内周側において当該ギア122と噛み合っているギア122が回転する。このギア122には、固定部120を介してハンドル501が連結されているため、ギア122を回転させることによりハンドル501を回転させることができ、これによってハンドル501が固定された弁棒502を回転させることができる。
バルブ開閉装置100においては、筐体111、ギア122および支持部材220を貫通する貫通孔が形成されているため、ハンドル501の回転にともなって回転する弁棒502が上下動した場合にも、当該弁棒502の上下動を妨げることがない。
また、バルブ開閉装置100は、ハンドル501に固定することによって使用できるため、弁棒502における弁箱の外側に位置する外表面にネジ山が設けられた外ネジ式のバルブ装置に限らず、弁棒502における弁箱の内側に位置する外表面にネジ山が設けられた内ネジ式のバルブ装置のバルブの開閉にも用いることができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、軸心方向に貫通する第1の貫通孔を備えたギアと、ギアを軸心周りに回転可能に保持し、当該軸心周りにギアに対して相対的に回転可能な筐体と、筐体に設けられ、筐体が軸心周りに所定方向に回転する場合にギアに噛み合うことにより筐体の所定方向への回転をギアに伝達し、筐体が軸心周りに所定方向とは反対方向に回転した場合にギアの回転を規制するラチェット機構と、筐体に連結される操作棒と、取付対象とするバルブ装置が備える弁棒の軸心方向に沿って貫通する第2の貫通孔を備えた支持部材と、支持部材に設けられたバイス部材と、支持部材220とギアとを連結する連結機構と、を備えたことを特徴としている。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、連結機構が、第1の貫通孔の内周面に設けられたギア歯を備えた内歯車と、支持部材に設けられて、外周面に内歯車のギア歯と噛み合うギア歯を備え第2の貫通孔に連続する第3の貫通孔を備えた外歯車と、を備え、内歯車と外歯車とを噛み合わせることにより支持部材220とギアとを連結することを特徴としている。
上述した実施の形態においては、駆動ギア112が実現する内歯車とギア121が実現する外歯車とを噛み合わせることにより、支持部材220とギアとを連結するようにしたが、支持部材220とギアとを連結する構成はこれに限るものではない。たとえば、駆動ギア112に凸部(または凹部)を設け、駆動ギア112に設けられた凸部(または凹部)と噛み合う凹部(または凸部)を支持部材220に設け、駆動ギア112に設けられた凸部(または凹部)と、支持部材220に設けられた凹部(または凸部)とによって連結機構を実現するようにしてもよい。
この場合、駆動ギア112に設けられた凸部(または凹部)を、支持部材220に設けられた凹部(または凸部)に係合させることによって、支持部材220とギアとを連結することができる。このような連結機構においては、凸部の形状を先端ほど幅が広くなる形状とし、凹部を深くなるほど幅が広くなる形状としてもよい。これにより、凸部と凹部との係合を安定化することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、ラチェット機構が、筐体の第1の回転方向への回転をギアに伝達し、筐体が軸心周りに当該第1の回転方向とは反対方向の第2の回転方向に回転した場合にギアの回転を規制する第1の状態と、筐体の第2の回転方向への回転をギアに伝達し、筐体が軸心周りに第1の回転方向に回転した場合にギアの回転を規制する第2の状態と、を選択的に切り替える切替手段を備えたことを特徴としている。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、操作棒が、伸縮可能であることを特徴としている。
上述したこの発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、内ネジ式のバルブ装置であるか、外ネジ式のバルブ装置であるかにかかわらず、弁棒502を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、ラチェット機構201により、筐体111の回転方向にかかわらず、駆動ギア112を一方向へのみ回転させることができるので、作業者は、開閉操作の途中で工具(操作棒130など)を付け替えたり、立ち位置を移動することなく、固定部120に連結された一端側(駆動ギア112の軸心)を支点として、駆動ギア112の回転面内において操作棒130の他端を揺動させるだけで、駆動ギア112を介してギア122を一方向に回動させ、ギア122と一体に設けられた固定部120を介してハンドル501を回転させることができる。これにより、開閉操作をおこなう作業者の負担軽減を図ることができる。また、これにより、作業者の立ち位置を変えるために要する時間を省略することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、操作棒130の揺動幅を大きくした場合には1回の揺動操作でギア122を多く回転させることができ、操作棒130の揺動幅が小さい場合には揺動回数を多くすることによって、揺動幅が大きい場合のギア122の回転量と同等の回転量だけギア122を回転させることができる。これにより、ハンドル501の周囲に確保できた作業空間の大きさなど状況に応じて操作棒130の揺動幅や揺動回数を調整するだけで狭隘な場所であってもハンドル501を容易かつ確実に回転させることができる。
具体的には、作業空間が小さい場合には操作棒130の揺動幅を小さくし、かつ、揺動回数を多くすることにより、ハンドル501の周囲に確保できた作業空間の大きさに左右されることなく、ハンドル501を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、操作棒130の長さは、任意の長さに調整可能であるため、ハンドル501すなわち弁棒502を回転させるために要する操作力に応じて操作棒130の長さを調整することにより、作業者の腕力や経験に左右されることなく、弁棒502を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、弁棒502を回転させるために要する操作力に応じて操作棒130の長さを調整することにより、1人の作業者によって弁棒502を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、1つのバルブ装置を複数の作業者によって操作する場合と比較して、作業効率の向上を図ることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、これにより、バルブ操作の工程上において、1人の作業者が、安全が確保された状況において、容易に操作ができるため、当該作業者に対して、バルブ装置の開閉をともなう作業について、有効に整備された環境を提供することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、バルブ装置が設置されている場所や状況などの環境に応じて、操作棒130の長さを調整することにより、たとえば、高所などのように作業者の手が届きにくい場所に設置されたバルブ装置であっても、作業者の腕力や経験に左右されることなく、また、脚立などの足場を用意するなどの煩雑な準備作業を要することなく、弁棒502を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
特に、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100は、弁棒502の軸心方向が水平方向、あるいは、弁棒502の先端が上方に位置するように水平方向に対して弁棒502の軸心方向が傾斜している(水平方向に対して90度以上の平行操作角度が維持されている)すべてのバルブ装置に対して適用することができるので、高い汎用性を確保することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、固定部120のギア122が回転部110の駆動ギア112に突き刺さるようにして、ハンドル501に固定された固定部120に回転部110を重ねることによって、回転部110を固定部120に連結することができる。これにより、回転部110を固定部120に連結する作業を容易におこなうことができ、操作棒130を揺動させるまでの準備に要する時間を短くすることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、バイス部材121どうしの間隔を任意の寸法に調整することができるので、ハンドル501の大きさに左右されることなく、弁棒502を容易かつ確実に回転させることができる。これにより、バルブ装置の開閉操作にかかる作業負担の軽減を図り、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のバルブ開閉装置100によれば、バイス部材121は、支持軸304の軸心周りに回動可能に設けられているため、ハンドル501の形状にかかわらず、各種のバルブ装置の開閉操作に用いることができる。具体的には、たとえば、円板状をなすハンドル501である場合は、当該ハンドル501の外周側から当該ハンドル501を把持するようにバイス部材121の確度を調整することにより当該円板状をなすハンドル501に固定部120を固定することができる。また、管状部材の内周側にハンドル501の中心から放射状にリム(アーム)が架け渡されたタイプのハンドル501であれば。図5などに示すように、バイス部材121をハンドル501に正対させた状態でハンドル501に固定部120を固定することができる。
以上のように、この発明にかかるバルブ開閉装置は、バルブ装置の開閉操作に用いるバルブ開閉装置に有用であり、特に、ハンドルの先端よりも弁棒の先端が突出している(外ネジ式の)バルブ装置の開閉操作に用いるバルブ開閉装置に適している。
100 バルブ開閉装置
110 回転部
111 筐体
112 駆動ギア
120 固定部
121 バイス部材
122 ギア
130 操作棒
201 ラチェット機構
202 第1の開閉ロックピン
203 第2の開閉ロックピン
204 カム
205 付勢部材
220 支持部材

Claims (5)

  1. 軸心方向に貫通する第1の貫通孔を備えた駆動ギアと、
    前記駆動ギアを軸心周りに回転可能に保持し、当該軸心周りに前記駆動ギアに対して相対的に回転可能な筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体が前記軸心周りに所定方向に回転する場合に前記駆動ギアに噛み合うことにより前記筐体の所定方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに前記所定方向とは反対方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制するラチェット機構と、
    前記筐体に連結される操作棒と、
    取付対象とするバルブ装置が備える弁棒の軸心方向に沿って貫通する第2の貫通孔を備えた支持部材と、
    前記支持部材に設けられたバイス部材と、
    前記支持部材と前記駆動ギアとを連結する連結機構と、
    を備えたことを特徴とするバルブ開閉装置。
  2. 前記連結機構は、
    前記第1の貫通孔の内周面に設けられたギア歯を備えた内歯車と、
    前記支持部材に設けられて、外周面に前記内歯車のギア歯と噛み合うギア歯を備え前記第2の貫通孔に連続する第3の貫通孔を備えた外歯車と、
    を備え、
    前記内歯車と前記外歯車とを噛み合わせることにより前記支持部材と前記駆動ギアとを連結することを特徴とする請求項1に記載のバルブ開閉装置。
  3. 前記連結機構は、
    前記駆動ギアに設けられた凸部または凹部と、
    前記支持部材に設けられた凹部または凸部と、
    を備え、
    前記駆動ギアに設けられた凸部または凹部と、前記支持部材に設けられた凹部または凸部とを係合させることにより前記支持部材と前記駆動ギアとを連結することを特徴とする請求項1に記載のバルブ開閉装置。
  4. 前記ラチェット機構は、
    前記筐体の第1の回転方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに当該第1の回転方向とは反対方向の第2の回転方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制する第1の状態と、
    前記筐体の前記第2の回転方向への回転を前記駆動ギアに伝達し、前記筐体が前記軸心周りに第1の回転方向に回転した場合に前記駆動ギアの回転を規制する第2の状態と、
    を選択的に切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のバルブ開閉装置。
  5. 前記操作棒は、伸縮可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のバルブ開閉装置。
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