JP2017194600A - 調光フィルム、合わせガラス及び調光フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記第1の積層体は、
透明フィルム材による基材に、前記液晶層の厚みを保持するスペーサーが設けられ、
前記第1及び第2の積層体は、
前記スペーサーのビッカース硬度値Xsが16.9以上40.2以下であり、前記スペーサーの先端が当接する前記第2の積層体の部位のビッカース硬度値Xfが、11.8以上35.9以下である調光フィルム。
少なくとも配向層を備えてなる第2の積層体を製造する第2の積層体製造工程と、
前記第1の積層体、液晶層、前記第2の積層体を積層してなる液晶セルを製造する液晶セル製造工程とを備え、
前記第1の積層体製造工程は、
基材に、前記液晶層の厚みを保持するスペーサーを製造するスペーサー製造工程を備え、
前記スペーサー製造工程は、
前記スペーサーのビッカース硬度値Xsが16.9以上40.2以下であるように前記スペーサーを製造し、
前記第2の積層体製造工程は、
前記スペーサーの先端が当接する前記第2の積層体の部位のビッカース硬度値Xfが、11.8以上35.9以下であるように前記第2の積層体を製造する調光フィルムの製造方法。
〔合わせガラス〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る合わせガラスを示す断面図である。この合わせガラス1は、例えば車両のウインドウに適用される合わせガラスであり、中間層4及び5をそれぞれ介して板ガラス2及び3により調光フィルム10を挟持して構成される。ここで板ガラス2、3は、この種の合わせガラスに適用可能な種々の材料を広く適用することができる。また中間層4、5は、調光フィルム10と板ガラス2、3との接着層として機能する構成であり、この種の合わせガラスに適用される種々の構成を広く適用することができ、例えば熱線遮蔽材としての機能を備えるようにしてもよい。
図2は、調光フィルムを示す断面図である。この調光フィルム10は、フィルム形状により形成され、合わせガラスに使用される場合の他、例えば調光を図る部位に貼り付けて使用される。なおこのような調光を図る部位に貼り付けて使用される場合は、例えば車両のリアウインド、建築物の窓ガラス、ショーケース、屋内の透明パーテーション等に配置して透過、不透明を切り替える場合等である。
図4は、調光フィルム10の製造工程を示すフローチャートである。液晶セル15は、第1の積層体製造工程SP2において、第1の積層体13が製造される。第1の積層体製造工程SP2においては、電極製造工程SP2−1において、基材21Bにスパッタリング等によりITOによる透明電極22Bが製造される。続くスペーサー製造工程SP2−2において、スペーサー24に係る塗工液(フォトレジスト)を塗工した後、乾燥、露光して現像することにより、スペーサー24が製造される。また続いて配向層製造工程SP2−3において、配向層23Bに係る塗工液を塗工して乾燥した後、紫外線の照射により硬化させ、これにより配向層23Bが製造される。これらによりこの実施形態では、第1の積層体13が製造される。
ここでこの実施形態では、図4に示す工程によりフォトレジストを使用して円柱形状又は円錐台形状によりスペーサー24が形成される。このようにしてスペーサー24を製造して、この実施形態では、スペーサー24のビッカース硬度値Xsが16.9以上40.2以下であり、スペーサー24の先端が当接する第2の積層体12の部位のビッカース硬度値Xfが、11.8以上35.9以下であるように設定され、これによりスペーサーに関する信頼性を従来に比して一段と向上する。なお、ビッカース硬度の値は、以下の実施例に記載の条件における測定値である。
表1及び表2は、このスペーサーに関する構成の確認に供した試験結果を示す図表である。この表1及び表2における実施例、比較例は、スペーサー及びこのスペーサーが当接する配向層に関する構成が異なる点を除いて、同一に構成される。より具体的に、これら実施例、比較例の調光フィルムは、下側積層体13にのみスペーサー24を設けるようにし、このスペーサー24に係る製造条件により、スペーサー24のビッカース硬度値Xsを変化させた。また配向層23Aを製造する際の条件により、スペーサー24の先端が当接する第2の積層体12の部位のビッカース硬度値Xfを変化させた。
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を種々に変更することができる。
2、3 板ガラス
4、5 中間層
10 調光フィルム
12 上側積層体
13 下側積層体
14 液晶層
14A 液晶分子
15 液晶セル
16、17 直線偏光板
18、19 位相差フィルム
21A、21B 基材
22A、22B 電極
23A、23B 配向層
24 スペーサー
25 シール材
Claims (3)
- 少なくとも配向層を備えてなる第1及び第2の積層体により液晶層を挟持し、前記第1及び又は第2の積層体に設けられた電極の駆動により前記液晶層に係る液晶分子の配向を制御して透過光を制御する調光フィルムにおいて、
前記第1の積層体は、
透明フィルム材による基材に、前記液晶層の厚みを保持するスペーサーが設けられ、
前記第1及び第2の積層体は、
前記スペーサーのビッカース硬度値Xsが16.9以上40.2以下であり、前記スペーサーの先端が当接する前記第2の積層体の部位のビッカース硬度値Xfが、11.8以上35.9以下である
調光フィルム。 - 請求項1に記載の調光フィルムを板ガラスにより挟持して形成された
合わせガラス。 - 少なくとも配向層を備えてなる第1の積層体を製造する第1の積層体製造工程と、
少なくとも配向層を備えてなる第2の積層体を製造する第2の積層体製造工程と、
前記第1の積層体、液晶層、前記第2の積層体を積層してなる液晶セルを製造する液晶セル製造工程とを備え、
前記第1の積層体製造工程は、
基材に、前記液晶層の厚みを保持するスペーサーを製造するスペーサー製造工程を備え、
前記スペーサー製造工程は、
前記スペーサーのビッカース硬度値Xsが16.9以上40.2以下であるように前記スペーサーを製造し、
前記第2の積層体製造工程は、
前記スペーサーの先端が当接する前記第2の積層体の部位のビッカース硬度値Xfが、11.8以上35.9以下であるように前記第2の積層体を製造する
調光フィルムの製造方法。
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