JP2017196654A - 複合断面部材の製造方法および製造装置 - Google Patents

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康裕 前田
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徹 橋村
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Ryohei Yukishige
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Abstract

【課題】軽量で、かつ局所的に高強度である複合断面部材を製造する方法を提供する。【解決手段】複合断面部材1の製造方法では、連続状の鋼板2を製造装置10に送り込み、曲げ加工し、所定の断面形状にロール成形し、ロール成形の任意の過程で非連続状のアルミ製の芯材3を局所的に挿入し、芯材3と、鋼板2とを一体化するように曲げ加工をして複合断面部材を得る。【選択図】図1

Description

本発明は、複合断面部材の製造方法および製造装置に関する。
自動車の軽量化に伴う鋼板の高強度化により、鋼板の成形にプレス成型を利用すると、成形時の割れおよびスプリングバックが生じる。これに対し、ロール成形では、鋼板を単段の曲げ加工で成形するか、または複数段で逐次的に成形することにより、プレス成型では通常困難な高強度の鋼板の成形が可能である。特に、ロール成形は、一様断面形状の部品の製造に適している。
自動車の軽量化に相反して、衝突基準は年々厳しくなっており、部材に求められる強度は高くなっている。部材の高強度化のために、特に強度が必要な個所の形状または寸法を変更することが考えられる。しかし、例えば、ロール成形では、断面形状または板厚の局所的な変更はできず、部品の長手方向全体で変更する必要がある。そのため、ロール成形では、部材の局所的な強度の向上は困難である。このように、部品の軽量化と高強度化の両立は困難である。
特許文献1には、鋼板と軽合金製の部材を一体化して成形することで、軽量化と高強度化を両立した複合構造部材が開示されている。
特開2003−312404号公報
特許文献1には、複合構造部材の具体的な製造方法の記載がなく、製造が困難である。
本発明は、軽量でかつ局所的に高強度である複合断面部材を製造する方法を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様の複合断面部材の製造方法は、連続状の金属帯板をロール成形機に送り込み、曲げ加工し、所定の断面形状にロール成形し、前記ロール成形の任意の過程で非連続状の軽金属製の芯材を局所的に挿入し、前記芯材と、前記金属帯板とを一体化するように前記曲げ加工をして複合断面部材を得ることを含む。
この方法によれば、ロール成形において、曲げ強度を必要とする箇所にのみ、非連続状の芯材を局所的に挿入することで、部材全体の重量増加を抑制し、局所的に高強度の複合断面部材を得ることができる。また、この方法は、既存のロール成形機に、芯材を挿入するための設備を追加することで実現できるため、既存のロール成形機を有効利用でき、新たな設備投資によるコストアップを抑制できる。
前記ロール成形機は、上ロールと、前記上ロールと相補的な形状の下ロールとを備え、
前記芯材を挿入した後の工程における前記上ロールと前記下ロールの間隔は、前記芯材の厚みと前記金属帯板の厚みの合計に一致してもよい。
この方法によれば、芯材が上ロールの一部の役割を果たして金属帯板を圧下するため、上ロールを小形化できる。また、金属帯板を閉断面形状に成形する場合、中空状態で成形するよりも、芯材を挿入して中密状態で成形する方が、成形安定性が向上する。
前記複合断面部材の製造方法は、前記金属帯板と、前記芯材との接触部分の少なくとも一部に、絶縁体を配置することをさらに含むことが好ましい。
この方法によれば、金属帯板と芯材の接合部分に接着剤のような絶縁体を配置(例えば塗布)することで、異材金属における電解腐食を防止できる。例えば、絶縁体として、絶縁性を有する接着剤が使用されてもよい。絶縁体は、成形前に予め芯材に塗布されてもよいし、成形途中に金属帯板または芯材に塗布されてもよい。
前記ロール成形機は、前記絶縁体を配置した部分に対応した逃げ部が設けられていてもよい。
この方法によれば、逃げ部を設けることで、ロール成形機に接着剤のような絶縁体が付着することがない。そのため、清掃等のメンテナンスの必要なく連続してロール成形機を使用できる。
前記複合断面部材の製造方法は、前記複合断面部材を所定長さに切断し、前記複合断面部材を曲げ加工することをさらに含んでもよい。
この方法によれば、芯材を内側に有する複合断面部材を金属帯板の送り方向に対して曲げ加工することで、複合断面部材に長手方向の曲げ形状を付与できると共に、芯材が金属帯板にカシメ接合され、芯材を固定できる。
前記複合断面部材の製造方法は、前記金属帯板を所定の断面形状に成形後、溶接して閉断面形状とすることをさらに含んでもよい。
この方法によれば、溶接により完全に閉じられた閉断面形状の複合断面部材を得ることができる。
本発明の第2の態様の複合断面部材の製造装置は、上ロールと、前記上ロールと相補的な形状を有する下ロールとを備える複数のロール対からなり、前記複数のロール対に送り込まれた連続状の金属帯板を所定の断面形状にロール成形するロール成形機と、前記複数のロール対のうち、第1のロール対の上流で、または、第1のロール対と第2のロール対の間で、非連続状の軽金属製の芯材を挿入する芯材挿入部とを備え、前記ロール成形機により、前記芯材と、前記金属帯板とを一体化するように前記金属帯板を曲げ加工して複合断面部材を得る。
本発明によれば、曲げ強度を必要とする箇所にのみ、芯材が挿入されることで、部材全体の重量増加が抑制され、かつ局所的に高強度の複合断面部材が得られる。
本発明の第1実施形態に係る複合断面部材の製造装置の側面図。 図1の複合断面部材の各製造工程を示す正面断面図。 図1の複合断面部材の各製造工程を示す正面断面図。 図1の複合断面部材の各製造工程を示す正面断面図。 図1の複合断面部材の各製造工程を示す正面断面図。 図1の第1工程の部分的な正面断面図。 図1の第2工程の部分的な正面断面図。 図1の第3工程の部分的な正面断面図。 図1の第4工程の部分的な正面断面図。 図1の第5工程の部分的な正面断面図。 図1の第6工程の部分的な正面断面図。 図1の第7工程の部分的な正面断面図。 図1の第8工程の部分的な正面断面図。 図2Dの変形例を示す複合断面部材の正面断面図。 図2Dの他の変形例を示す複合断面部材の正面断面図。 本発明の第2実施形態に係る複合断面部材の製造装置の側面図。 本発明の第3実施形態に係る複合断面部材の製造装置の側面図。 図7の第3工程の部分的な正面断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
以下で説明する各実施形態では、個々の部材の材料を例示しているが、全実施形態において個々の部材の材料は特に例示しているものに限定されず、任意の材料に対して本発明は適用できる。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の複合断面部材1の製造方法は、ロール成形により、鋼板(金属帯板)2と、アルミ製の芯材3とを一体に成形し、所定の断面形状の複合断面部材1(図2D参照)を得る方法である。
この複合断面部材1の製造方法では、連続状の鋼板2をロール成形機10に送り込み、曲げ加工し、所定の断面形状にロール成形する。その際、ロール成形の任意の過程で非連続状のアルミ製の芯材3を局所的に挿入し、芯材3と鋼板2とを一体化して成形するように曲げ加工して複合断面部材1を得る。
鋼板2は、鋼製であり、連続状である。また、鋼板2の厚みおよび幅は、曲げ加工(図2B〜D参照)できる程度の寸法に規定されている。
芯材3は、アルミ製であり、非連続状であり、即ち所定の長さに規定されている。ここで、芯材3の所定の長さは、後述のようにロール成形機10に応じて決定される。また、芯材3は、正面視において2つの貫通孔3a,3bを有する中空形状である(図2C,D参照)。芯材3の寸法は、鋼板2を曲げ加工した際に内部に挿入できる程度の寸法に規定されている。芯材3は、アルミ製以外にも軽金属製であれば、特に材質は限定されない。
図2A〜Dを参照して、本実施形態の複合断面部材1の形成過程について説明する。図2Aに示すように、成形前の鋼板2は、平坦な板状である。次いで、図2Bに示すように、底板2aと、底板2aの両端2bから立ち上がる側板2cとが形成される。次いで、図2Cに示すように、側板2cの上端2dから内側へ傾斜して延びる天板2eが形成される。このとき、芯材3が鋼板2内に挿入され、底板2aに載置される。最後に、図2Dに示すように、芯材3は、底板2aと、側板2cと、天板2eとによって被覆され、閉断面形状の複合断面部材1が形成される。
図1および図3A〜Hを参照して、本実施形態の複合断面部材1の製造装置と製造工程について説明する。
本実施形態の製造装置は、ロール対21〜28を有するロール成形機10と、ロボットアーム30と、切断機40とを備える。
ロール対21〜28は8段構成であり、複合断面部材1は第1から第8工程に分けて成形される。各段のロール対21〜28は、上ロール21a〜28aと、下ロール21b〜28bとを備える。上ロール21a〜25aは、下ロール21b〜25bに向かって凸形状を有する凸部21c〜25cを備える。下ロール21b〜25bは、凸部21c〜25cと相補的な形状の凹部21d〜25dとを有する。上ロール21a〜28aと下ロール21b〜28bは、回転可能に軸支され、図示しない駆動機構によって回転駆動される。ロール対21〜28に送り込まれた鋼板2は、回転駆動された上ロール21a〜28aと下ロール21b〜28bによって挟み込まれ、所定の断面形状に成形される。本実施形態では、上ロール21a〜28aと下ロール21b〜28bが垂直方向に配置されているが、さらに水平方向にサイドロールを追加配置して鋼板2を成形してもよい。なお、上ロール21a〜28aと下ロール21b〜28bは、名称として「上」と「下」の記載を含んでいるが、これらは便宜上の名称であり、必ずしも上下方向に限定して配置されるわけではない。例えば、上ロール21a〜28aと下ロール21b〜28bは、正面視において90度回転され、即ち左右方向に配置されてもよい。
本実施形態では、2段目と3段目のロール対22,23の間に、芯材3を挿入するためのロボットアーム(芯材挿入部)30が設けられている。ロボットアーム30は、把持部31と、アーム32と、動作部33とを備える。把持部31は、ロボットアーム30の下端に配置されており、芯材3を把持する部分である。アーム32は、一端が把持部31と連結されており、他端が動作部33と連結されている。動作部33は、アーム32を動作させ、アーム32に連結された把持部31を上下および回転動作させる部分である。従って、ロボットアーム30は、任意の位置および角度で芯材3を成形中の鋼板2に挿入できる(図2C参照)。本実施形態の芯材3の所定の長さは、2段目と3段目のロール対22,23の間の長さ以下である。本実施形態では、2段目と3段目のロール対22,23がそれぞれ本発明の第1のロール対と第2のロール対を構成する。なお、ロボットアーム30は、成形工程中の任意の位置に配置されてよく、2段目と3段目のロール対22,23の間には限定されない。さらに言えば、ロボットアーム30は、1段目のロール対21の上流に配置されもよく、その場合、1段目のロール対21が本発明の第1のロール対を構成する。
図3Aに示すように、第1工程では、1段目のロール対21において、鋼板2の両端部が角部2bにおいて水平方向から45°程度曲げ起こされ、底板2aと、傾斜した側板2cとが形成される。
図3Bに示すように、第2工程では、2段目のロール対22において、鋼板2の両端部が水平方向から90°程度曲げ起こされ、鉛直な側板2cが形成される。本工程を示す図3Bは、図2Bと対応している。また、本工程では、上ロール22aの凸部22cは中央部が下方に膨出している。これにより、本工程後の底板2aは、中央部がその他の部分よりも下方に押圧され、後の曲げ工程が容易になる。
図3Cに示すように、第3工程の前に、曲げ起こされた鋼板2内に芯材3が挿入されている。第3工程では、3段目のロール対23において、鋼板2が芯材3を包むように、鋼板2は、角部2dにおいて曲げ成形され、天板2eが形成される。本工程を示す図3Cは、図2Cに対応している。3段目のロール対23では、上ロール23aの凸部23cが、芯材3の厚み分、第1工程や第2工程の上ロール21a,22aの凸部21c,22cよりも小形化されている。即ち、上ロール23aの凸部23cと下ロール23bの凹部23dの間の間隔Dは、芯材3の厚みと鋼板2の厚みの合計に一致する。これは第4工程以降も同様である。
図3Dに示すように、第4工程では、4段目のロール対24において、鋼板2により芯材3をさらに包むように、鋼板2は曲げ成形されている。鋼板2を内側へ曲げるため、上ロール24aの凸部24cは、第3工程の上ロール23aの凸部23cよりも横幅Wが狭く形成されている。
図3Eに示すように、第5工程では、5段目のロール対25において、鋼板2により芯材3をさらに包むように、鋼板2は曲げ成形されている。鋼板2をさらに内側へ曲げるため、上ロール25aの凸部25cは、第4工程の上ロール24aの凸部24cよりも横幅Wが狭く形成されている。
図3Fに示すように、第6工程では、6段目のロール対26において、鋼板2により芯材3を完全に包むように、鋼板2は曲げ成形されている。鋼板2を閉断面に形成するため、第6工程以降では上ロール26a〜28aは、凸部を有していない。即ち、上ロール21a〜25aの凸部は、第1から第5工程まで、下流工程になるにつれて横幅Wが減少し、第6工程以降では消失している。
図3Gに示すように、第7工程では、7段目のロール対27において、複合断面部材1を正確に所定の閉断面形状とするように曲げ成形されている。第7工程のロール対27は、実質的に第6工程のロール対26と同様の形状である。
図3Hに示すように、第8工程では、8段目のロール対28において、複合断面部材1を上下から押圧し、複合断面部材1の上下面を平坦に形成すると共に形状を整えている。
また、本実施形態では、第8工程後に、複合断面部材1を所定の長さに切断する工程が設けられている。この切断は、切断機40によって行われる。切断機40は、複合断面部材1を切断するためのブレード41を下端に備え、ブレード41を上下に動作させる動作部42を上部に備える。
以上の方法によれば、ロール成形において、曲げ強度を必要とする箇所にのみ、芯材3を挿入することで、複合断面部材1全体の重量増加を抑制し、局所的に高強度の複合断面部材1を得ることができる。また、本方法は、既存のロール成形機に、芯材3を挿入するための設備であるロボットアーム30を追加することで実現できるため、既存のロール成形機を有効利用でき、新たな設備投資によるコストアップを抑制できる。
また、第3から第5工程では、芯材3が上ロール23a〜25aの凸部23c〜25cの役割を果たして鋼板を圧下するため、上ロール23a〜25aの凸部23c〜25cの凸量を芯材3の厚み分減少でき、小形化できる。さらに、本実施形態のように鋼板2を閉断面形状に成形する場合、中空状態で成形するよりも芯材3を挿入して中密状態で成形することで、成形安定性が向上する。
なお、本実施形態では、鋼板2が閉断面形状の場合を説明したが、より完全な閉断面にするため、接合部2fに溶接を施してもよい(図4参照)。また、鋼板2の形状は閉断面に限定されず、例えば開断面形状であってもよい(図5参照)。
(第2実施形態)
図6に示す第2実施形態の複合断面部材1の製造装置では、切断機40の配置が変更され、さらに、第6工程以降のロール対26〜28の上下方向の配置が変更されている。本実施形態は、これらの点を除いて図1の第1実施形態と実質的に同様である。従って、図1に示した構成と同様の部分については説明を省略する。
本実施形態では、第5工程と第6工程の間に、切断機40が配置されている。切断機40は、第1実施形態の切断機と同じである。
本実施形態の第6工程以降のロール対26〜28は、第1実施形態の配置(図1参照)に比べて曲線的に下方にオフセットされて配置されている。そのため、送り込まれた鋼板2は、直線的に移送されず、下方向に曲線的に移送され、送り方向に曲げ成形される。
本実施形態の方法によれば、芯材3を内側に有する複合断面部材1を曲げ加工することで、複合断面部材1に曲げ形状を付与できると共に、芯材3が鋼板2にカシメ接合され、芯材3を固定できる。
(第3実施形態)
図7に示す第3実施形態の複合断面部材1の製造装置では、接着剤塗布機50が追加されている。本実施形態は、この点を除いて図1の第1実施形態と実質的に同様である。従って、図1に示した構成と同様の部分については説明を省略する。
本実施形態では、第2工程と第3工程の間であって、ロボットアーム30の下流において、芯材3に接着剤(絶縁体)4を塗布するための接着剤塗布機50が設けられている。接着剤塗布機50は、ノズル51と、アーム52と、動作部53とを備える。ノズル51は、接着剤塗布機50の下端に配置されており、接着剤4を吐出する部分である。アーム52は、一端がノズル51と連結されており、他端が動作部53と連結されている。動作部53は、アーム52を動作させ、アーム52に連結されたノズル51を上下左右に動作させる部分である。従って、ロボットアーム30は、芯材3の任意の位置に接着剤4を塗布できる。接着剤4は、絶縁性のものを使用し、鋼板2と芯材3の接触部分の少なくとも一部に塗布される。本実施形態では、接着剤4を塗布しているが、塗布するのは接着剤に限定されず、絶縁体であればよい。従って、例えば、絶縁性を有する発泡剤等も使用可能である。なお、接着剤塗布機50は、ロボットアーム30の下流であれば成形工程中の任意の位置に配置されてよく、2段目と3段目のロール対22,23の間には限定されない。
図8に示すように、接着剤塗布機50の下流のロール対では、即ち本実施形態の3段目以降のロール対23〜28では、上ロール23a〜28aの凸部23c〜28cは、接着剤4を塗布した部分に対応した逃げ部23e〜28eが設けられている。逃げ部23e〜28eは、凸部23c〜28cの一部を切り欠いて構成され、塗布された接着剤4が上ロール23a〜28aの凸部23c〜28cと接触しないように設けられている。
本実施形態の方法によれば、鋼板2と芯材3の接合部分に絶縁性を有する接着剤4を塗布することで、異材金属における電解腐食を防止できる。なお、接着剤4は、本実施形態のように成形途中に接着剤塗布機50により芯材3に塗布されてもよいし、成形前に予め芯材3に塗布されていてもよい。また、接着剤4は、芯材3に対してではなく、鋼板2に対して塗布されてもよい。
また、上ロール23a〜28aの凸部23c〜28cに逃げ部23e〜28eを設けることで、ロール対23〜28に接着剤4が付着することがない。そのため、清掃等のメンテナンスの必要なく連続してロール成形機10を使用できる。
以上より、本発明の具体的な実施形態やその変形例について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、個々の実施形態の内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1 複合断面部材
2 鋼板(金属帯板)
2a 底板
2b 底板の両端(角部)
2c 側板
2d 側板の上端(角部)
2e 天板
2f 接合部
3 芯材
3a,3b 貫通孔
4 接着剤
10 ロール成形機
21〜28 ロール対
21a〜28a 上ロール 21b〜28b 下ロール
21c〜25c 凸部
21d〜28d 凹部
21e〜28e 逃げ部
30 ロボットアーム(芯材挿入部)
31 把持部
32 アーム
33 動作部
40 切断機
41 ブレード
42 動作部
50 接着剤塗布機
51 ノズル
52 アーム
53 動作部

Claims (7)

  1. 連続状の金属帯板をロール成形機に送り込み、曲げ加工し、所定の断面形状にロール成形し、
    前記ロール成形の任意の過程で非連続状の軽金属製の芯材を局所的に挿入し、
    前記芯材と、前記金属帯板とを一体化するように前記曲げ加工をして複合断面部材を得る
    ことを含む、複合断面部材の製造方法。
  2. 前記ロール成形機は、上ロールと、前記上ロールと相補的な形状の下ロールとを備え、
    前記芯材を挿入した後の工程における前記上ロールと前記下ロールの間隔は、前記芯材の厚みと前記金属帯板の厚みの合計に一致する、請求項1に記載の複合断面部材の製造方法。
  3. 前記金属帯板と、前記芯材との接触部分の少なくとも一部に、絶縁体を配置することをさらに含む、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の複合断面部材の製造方法。
  4. 前記ロール成形機は、前記絶縁体を配置した部分に対応した逃げ部が設けられている、請求項3に記載の複合断面部材の製造方法。
  5. 前記複合断面部材を所定長さに切断し、
    前記複合断面部材を前記金属帯板の送り方向に対して曲げ加工する
    ことをさらに含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の複合断面部材の製造方法。
  6. 前記金属帯板を所定の断面形状に成形後、溶接して閉断面形状とすることをさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の複合断面部材の製造方法。
  7. 上ロールと、前記上ロールと相補的な形状を有する下ロールとを備える複数のロール対からなり、前記複数のロール対に送り込まれた連続状の金属帯板を所定の断面形状にロール成形するロール成形機と、
    前記複数のロール対のうち、第1のロール対の上流で、または、第1のロール対と第2のロール対の間で、非連続状の軽金属製の芯材を挿入する芯材挿入部と
    を備え、
    前記ロール成形機により、前記芯材と、前記金属帯板とを一体化するように前記金属帯板を曲げ加工して複合断面部材を得る、複合断面部材の製造装置。
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