JP2017197085A - 乗物用シート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートフレームに別部品を取り付けるに際し、締結手段として締結要素が雄雌結合するものを用い、その締結手段によりプレートを介して取り付けられる乗物用シートにおいて、シートフレームの貫通孔に雄型の締結要素を係止させてプレートの仮固定を行うことにより、プレートを仮固定するための別作業を不要としてシートの生産性を高める。
【解決手段】サイドフレーム10とロアアーム61及びシートベルト用バックル80とを挟んでボルト12a及びナットが締結された状態で、サイドフレーム10とボルト12aとの間に介挿され、ボルト12aのサイドフレーム10に面する部位の面積より大きい面積を持ってサイドフレーム10に当接するプレート11を備える。そして、ボルト12aは、プレート11に固定され、且つサイドフレーム10、並びにロアアーム61及びシートベルト用バックル80の貫通孔に貫通されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載される乗員着座用シート及びその製造方法に関する。
乗物用シートにおいて、座部であるシートクッションにおいて骨格を成すクッションフレーム、又は背凭れであるシートバックにおいて骨格を成すバックフレーム(以下、クッションフレーム又はバックフレームを総称してシートフレームという)に、リクライナ等の別部品を、ボルト、ナット等の締結手段により取り付けることが行われている(下記特許文献1参照)。ここで、締結手段による別部品の取付強度を高めるため、シートフレームと締結手段の締結要素との間にプレートを介在させて、締結手段による締結力をプレートにより分散してシートフレームに伝達させることが行われている。
一方、締結手段による締結作業の作業性を良くするため、プレートをシートフレームに仮固定することが行われる。仮固定は、例えば、プレートをシートフレーム上でかしめ加工することにより行われる。このとき、プレートには締結手段を成す締結要素の一方、例えばナットを一体化した状態とされている。その結果、締結手段による締結作業を行う際、締結要素の他方、例えばボルトを、別部品の貫通孔に貫通させた状態で、プレート上のナットに締め付ける作業を容易に行うことができる。
特開2009−208547号公報
しかし、プレートを仮固定するためには、そのためのかしめ加工等の別作業が必要となり、製造コストを高める問題がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートフレームに別部品を取り付けるに際し、締結手段として締結要素が雄雌結合するものを用い、その締結手段によりプレートを介して取り付けられる乗物用シートにおいて、シートフレームの貫通孔に雄型の締結要素を係止させてプレートの仮固定を行うことにより、プレートを仮固定するための別作業を不要としてシートの生産性を高めることにある。
第1発明は、座部であるシートクッションにおいて骨格を成すクッションフレーム、又は背凭れであるシートバックにおいて骨格を成すバックフレームに対して、締結手段により別部品が取り付けられた乗物用シートである。前記締結手段は、締結時、互いに雄雌結合される一対の締結要素を備える。また、前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とを挟んで前記締結手段が締結された状態で、前記クッションフレーム又はバックフレームと前記締結要素のうちの雄型との間に介挿され、前記締結要素の前記クッションフレーム又はバックフレームに面する部位の面積より大きい面積を持って前記クッションフレーム又はバックフレームに当接するプレートを備える。そして、前記雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている。
第1発明において、別部品としては、リクライナ、シートベルト用バックル等がある。また、別部品としては、リクライナ、アームレスト等を取り付けるためのブラケットも含む。更に、締結手段としては、ボルト・ナット、リベット等が選択可能である。また、雄型の締結要素をプレートに固定する際の固定の仕方としては、溶接、接着、機械的結合等が選択可能である。
第1発明によれば、プレートに固定された締結手段の雄型の締結要素がクッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通して仮固定される。係る仮固定の作業は、クッションフレーム又はバックフレーム及び別部品を締結手段により締結する際に本来必要となる作業であり、仮固定のために追加で行う作業ではない。従って、仮固定のための別作業を不要とすることができ、シートの生産性を高めることができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とは複数の締結手段によって締結されている。また、各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされている。更に、各締結手段における雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている。
第2発明によれば、プレートの仮固定が複数の締結手段により行われるため、仮固定における固定点が増加され、仮固定が安定して行われる。また、プレートの仮固定が1箇所のみの場合は、仮固定されたプレートが仮固定の1箇所を回転中心として回動する可能性があるが、第2発明によれば、仮固定が複数箇所で行われるため、係る回動を抑制することができる。
第3発明は、上記第1発明において、前記クッションフレーム又はバックフレームに対して複数の別部品が取り付けられている。また、前記クッションフレーム又はバックフレームと各別部品とはそれぞれ個別の締結手段によって締結されている。更に、各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされている。更にまた、各締結手段における少なくとも一つの雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている。
第3発明によれば、第1発明と同様に、プレートに固定された締結手段の雄型によりプレートの仮固定を行うことができる。しかも、複数の別部品の固定が一つのプレートにより行われているため、別部品相互間にも一つのプレートが存在し、このプレートによりクッションフレーム又はバックフレームの曲げモーメントに対する補強が行われる。また、一つの別部品からの荷重によりクッションフレーム又はバックフレームが受けるせん断応力はプレートに伝達される。即ち、せん断応力に対して、プレートはクッションフレーム又はバックフレームを補強することができる。なぜなら、一つの別部品が荷重を受けてクッションフレーム又はバックフレームにせん断応力が発生したとき、プレートは、他の別部品の締結手段によりクッションフレーム又はバックフレームに固定されており、上記せん断応力をクッションフレーム又はバックフレームからプレートに伝達することができる。
更に、第3発明によれば、複数の別部品のプレートを一つにしているため、プレートの仮固定を、一つの別部品に対応して行うのみで、複数の別部品の分も合わせて行うことができる。従って、別部品を固定するための生産性を高めることができる。
第4発明は、上記第1ないし第3発明のいずれかにおいて、前記プレートと前記クッションフレーム又はバックフレームとの間、若しくは前記プレートと別部品との間に互いを係止させる係止部を備える。
第4発明によれば、締結手段による仮固定の他に係止部によってもプレートの仮固定が行われるため、仮固定の安定度を高めることができる。
第5発明は、上記第1ないし第4発明のいずれかにおいて、前記プレートは、前記クッションフレーム又はバックフレームに比べて変形強度が大きく、且つ単位重量が大きいものとされている。また、前記プレートには、その重量を軽減するための軽減孔が穿設されている。更に、前記プレートが前記クッションフレーム又はバックフレームに前記締結手段により締結された状態において、前記クッションフレーム又はバックフレームには前記軽減孔に嵌合する突部が形成されている。
第5発明によれば、プレートがクッションフレーム又はバックフレームに締結手段により締結された状態において、プレートの軽減孔にクッションフレーム又はバックフレームの突部が嵌合している。そのため、クッションフレーム又はバックフレームとプレートとは、位置ずれしないように結合されており、クッションフレーム又はバックフレームが受けるせん断応力をプレートに伝達することができる。即ち、フレームはクッションフレーム又はバックフレームをせん断応力に対して補強することができる。従って、プレートによりクッションフレーム又はバックフレームに対する締結力のみだけでなく、せん断力も補強することができる。しかも、突部が嵌合する相手として、プレートの重量を軽減するための軽減孔を活用しているため、プレートの重量を軽減しながらクッションフレーム又はバックフレームのせん断力を補強することができる。なお、第5発明は、クッションフレーム又はバックフレームがアルミニウム合金、マグネシウム合金のような軽金属によって製作されている場合に特に効果的である。但し、第5発明がそれに限定されるものではない。
第6発明は、座部であるシートクッションにおいて骨格を成すクッションフレーム、又は背凭れであるシートバックにおいて骨格を成すバックフレームに対して、締結手段により別部品が取り付けられる乗物用シートの製造方法である。そして、締結時、互いに雄雌結合される一対の締結要素を備える締結手段を用意する第1ステップと、前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とを挟んで前記締結手段が締結された状態で、前記クッションフレーム又はバックフレームと前記締結要素のうちの雄型との間に介挿され、前記締結要素の前記クッションフレーム又はバックフレームに面する部位の面積より大きい面積を持って前記クッションフレーム又はバックフレームに当接するプレートを用意する第2ステップと、前記雄型の締結要素を前記プレートに固定する第3ステップと、前記プレートに固定された前記雄型の締結要素を、前記クッションフレーム又はバックフレームの貫通孔に貫通して係止させて、前記プレートを前記クッションフレーム又はバックフレームに仮固定する第4ステップと、前記別部品の貫通孔に前記雄型の締結要素を貫通させた状態で、前記締結要素の雌型を前記雄型に結合させる第5ステップとを備える。
第6発明において、別部品としては、リクライナ、シートベルト用バックル等がある。また、別部品としては、リクライナ、アームレスト等を取り付けるためのブラケットも含む。更に、締結手段としては、ボルト・ナット、リベット等が選択可能である。また、雄型の締結要素をプレートに固定する際の固定の仕方としては、溶接、接着、機械的結合等が選択可能である。
第6発明によれば、プレートに固定された締結手段の雄型の締結要素がクッションフレーム又はバックフレームの貫通孔に貫通して仮固定される。係る仮固定の作業は、クッションフレーム又はバックフレーム及び別部品を締結手段により締結する際に本来必要となる作業であり、仮固定のために追加で行う作業ではない。従って、仮固定のための別作業を不要とすることができ、シートの生産性を高めることができる。
第7発明は、上記第6発明において、前記クッションフレーム又はバックフレームに取り付けられる別部品は複数である。また、前記クッションフレーム又はバックフレームと各別部品とはそれぞれ個別の締結手段によって締結されている。更に、各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされている。更にまた、前記第4ステップにおける前記プレートの仮固定は、前記各締結手段における少なくとも一つの雄型の締結要素により行われている。
第7発明によれば、第6発明と同様に、プレートに固定された締結手段の雄型によりプレートの仮固定を行うことができる。しかも、複数の別部品のプレートを一つにしているため、プレートの仮固定を、一つの別部品に対応して行うのみで、複数の別部品の分も合わせて行うことができる。従って、別部品を固定するための生産性を高めることができる。
本発明の第1実施形態における骨格を成すシートフレームの斜視図である。 第1実施形態におけるクッションフレームの部分断面拡大側面図である。 図2のIII−III線断面矢視図である。 本発明の第2実施形態における図2と同様の部分断面側面図である。 図4のV−V線断面矢視図である。 本発明の第3実施形態における図2と同様の部分断面側面図である。 図6のVII−VII線断面矢視図である。
図1〜3は、本発明の第1実施形態を示す。第1実施形態は、自動車用フロントシート(以下、単にシートという)に本発明を適用した例を示す。ここでは骨格構造を成すシートフレーム1のみを示し、骨格構造の表面側に設けられるパッド材や表皮材は図示を省略している。各図中、矢印によりシートを自動車に搭載した状態における各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
シートフレーム1において、座部(シートクッション)を成すクッションフレーム2の後端部には、背凭れ(シートバック)を成すバックフレーム3の下端部が前後回動自在に連結されている。クッションフレーム2は、左右一対のサイドフレーム10、20の前端部10a、20a間がパイプ形状のフロントフレーム30により連結されて平面視でU字形に形成されている。また、各サイドフレーム10、20の後端部10b、20b間が連結フレーム40により連結されている。更に、連結フレーム40とフロントフレーム30との間には、クッションワイヤ50が掛け渡されている。
各サイドフレーム10、20の後端部10b、20bには、それぞれロアアーム61、71が互いに対向して固定されている。各ロアアーム61、71の先には、それぞれリクライナ63、73を介してアッパアーム62、72が連結されている。更に、各アッパアーム62、72の先には、バックフレーム3の下端が固定されている。ロアアーム61は、本発明の別部品に相当する。
リクライナ63、73は、周知のように、シートバックを任意のリクライニング角度でロックするためのロック機構である。従って、バックフレーム3は、各ロアアーム61、71及び各アッパアーム62、72を介して、クッションフレーム2に対して回動され、リクライナ63、73がロックされる角度でリクライニング角度が決定される。
右側のサイドフレーム10の外方側部で、ロアアーム61の固定位置より前方に、周知のシートベルト用バックル80(本発明の別部品に相当)が固定されている。
ロアアーム61のサイドフレーム10に対する固定は、ボルト13a、14a及びナット13b、14bにより行われている。また、シートベルト用バックル80のサイドフレーム10に対する固定は、ボルト12a及びナット12bにより行われている。ここで、各ボルト12a、13a、14a及びナット12b、13b、14bの締結力が各サイドフレーム10に直接かからないように、ボルト12a及びナット13b、14bと各サイドフレーム10との間には、プレート11が介挿されている。なお、ボルト12a及びナット12bは、本発明の締結手段、並びに締結要素を構成している。ボルト12aが雄型に相当する。
このようにプレート11を設ける理由は、各ボルト12a、13a、14a及びナット12b、13b、14bによる締結力を、プレート11により分散してサイドフレーム10に伝達させるためである。それにより、各ボルト12a、13a、14a及びナット12b、13b、14bによるロアアーム61及びシートベルト用バックル80の取付強度を高めることができる。ここでは、各サイドフレーム10、20がアルミニウム合金製とされ、鉄製のプレート11、並びにロアアーム61、71及びシートベルト用バックル80は、サイドフレーム10、20に比べて変形強度が大きく、単位重量が大きいものとされている。
サイドフレーム20に対するロアアーム71の固定は、ボルト21により行われている。ボルト21は、ナット(図示省略)に締結されており、そのナットとサイドフレーム20との間には、上述のプレート11と同様のプレート(図示省略)が介挿されている。このプレートも、サイドフレーム10側のプレート11と同じ形状とされている。但し、プレート11は、シートベルト用バックル80のボルト12aにも対応する大きさとされているのに対し、サイドフレーム20側のプレートはロアアーム71のナット(図示省略)のみに対応する大きさとされている。
各サイドフレーム10、20は、フロントフレーム30との連結部(前端部10a、20aに対応)と左側のロアアーム71との結合部(後端部20bに対応)を除く部位の周囲に、共に左側面に突出して延びるフランジ部10c、20cを備える。
図2、3は、サイドフレーム10側のプレート11付近を拡大して示す。プレート11は、端部が円形とされた帯形状の鉄板であり、ボルト12a及びナット13b、14bに対応する部位のみが拡幅されている。従って、ボルト12a及びナット13b、14bは、相手側のナット12b及びボルト13a、14aと締結された状態で、プレート11に当接する面積よりも、そのときプレート11がサイドフレーム10に当接する面積の方が大きくされている。なお、ボルト12a及びナット13b、14bは、プレート11に対して溶接固定されている。
プレート11のナット14bに近い端部には、切り起し片として形成された係止片11bが設けられている。この係止片11bに対応してサイドフレーム10には係止孔10eが設けられている。従って、プレート11の係止片11bは、サイドフレーム10の係止孔10eに係止して、プレート11をサイドフレーム10の表面に固定する際の仮固定を可能としている。なお、係止片11bと係止孔10eは、本発明の係止部を構成している。
プレート11上で、ボルト12a、ナット13b、14bに挟まれた各部位には、複数の長円形の軽減孔11aが形成されている。これらの軽減孔11aに対応してサイドフレーム10の表面には、突部10dが形成されている。突部10dは、サイドフレーム10の各軽減孔11aに対応する部位にプレス加工を施すことにより形成されている。従って、ボルト12a及びナット13b、14bが、相手側のナット12b及びボルト13a、14aと締結されて、プレート11がサイドフレーム10上に当接された状態では、突部10dが軽減孔11aに嵌合した状態とされる。
このようにプレート11を使用してロアアーム61及びシートベルト用バックル80をサイドフレーム10に固定することにより、ボルト12a、13a、14a及びナット12b、13b、14bの締結力は、サイドフレーム10に対してプレート11を介して伝達される。そのため、サイドフレーム10がアルミニウム合金製とされていても、サイドフレーム10に対するロアアーム61及びシートベルト用バックル80の取付強度を確保することができる。
しかも、プレート11によりサイドフレーム10を補強することができる。即ち、サイドフレーム10に対してプレート11がボルト12a、13a、14a及びナット12b、13b、14bにより締結されて一体に固定されている。また、突部10dが軽減孔11aに嵌合した状態とされ、サイドフレーム10の側部表面上でプレート11は位置ずれしないように固定されている。そのため、サイドフレーム10の曲げモーメントに対してプレート11により補強することができる。また、サイドフレーム10のせん断応力に対してプレート11により補強することができる。
しかも、突部10dが嵌合する相手として、プレート11の重量を軽減するための軽減孔11aを活用している。従って、プレート11の重量を軽減しながらサイドフレーム10のせん断応力に対して補強することができる。
次に、サイドフレーム10にロアアーム61及びシートベルト用バックル80を固定する際の組み付け手順を説明する。
まず、サイドフレーム10に対してプレート11を仮固定する。このとき、プレート11には、ボルト12a及びナット13b、14bが溶接固定されている。プレート11の仮固定は、まず、プレート11の係止片11bをサイドフレーム10の係止孔10eに係止させる。次に、ボルト12aの脚部をサイドフレーム10の貫通孔10fに貫通させる。これによりプレート11はサイドフレーム10の側部に仮固定される。このようにプレート11の仮固定が、係止片11bの係止孔10eに対する係止と、ボルト12aの貫通孔10fへの貫通とにより行われる。そのため、仮固定は安定して行われる。
次に、シートベルト用バックル80の固定部の孔をボルト12aの脚部に貫通させて、ナット12bをボルト12aに締結する。このときプレート11は仮固定されているため、作業者はプレート11の位置に気を使うことなく、ボルト12aにナット12bを締結するのみでプレート11及びシートベルト用バックル80をサイドフレーム10に対して固定することができる。
その後、ボルト13a、14aを、ロアアーム61の固定部の孔に挿入した状態で、サイドフレーム10の貫通孔10g、10hを通してナット13b、14bに締結する。以上の作業により、サイドフレーム10に対するロアアーム61及びシートベルト用バックル80の固定が行われる。なお、以上の説明では、ロアアーム61よりもシートベルト用バックル80のサイドフレーム10への固定を先に行う手順としたが、ロアアーム61をシートベルト用バックル80よりも先に固定する手順としてもよい。
第1実施形態によれば、プレート11に固定されたボルト12aがサイドフレーム10の貫通孔10fに貫通して仮固定される。係る仮固定の作業は、ロアアーム61やシートベルト用バックル80をサイドフレーム10に取り付ける際に本来必要となる作業であり、仮固定のために追加で行う作業ではない。従って、仮固定のためにプレート11をサイドフレーム10に対してかしめて固定する作業を不要とすることができ、シートの生産性を高めることができる。また、プレート11の仮固定は、プレート11の係止片11bとサイドフレーム10の係止孔10eとの係止によっても行われている。そのため、プレート11の仮固定の安定度を高めることができる。第1実施形態によれば、プレート11の仮固定が2箇所で行われているが、1箇所のみで行われた場合は、その1箇所を回転中心としてプレート11が回動してしまう可能性がある。2箇所で仮固定すれば、係る回動を抑制することができる。
図4、5は、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、サイドフレーム10に対しロアアーム61のみが固定され、シートベルト用バックル80の固定が行われない構造とした点にある。そのため、プレート15は、第1実施形態のプレート11に比べて小型にされている。また、第1実施形態では、ロアアーム61を固定するためのナット13b、14bがプレート11に溶接固定されたのに対し、第2実施形態では、プレート15に対して、ロアアーム61を固定するためのボルト16aとナット17bが溶接固定されている。その他の構成は、第2実施形態も第1実施形態と基本的に同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
プレート15において、ボルト16aが固定された部位とは反対側端部には、第1実施形態における係止片11b、係止孔10eと同様、係止片15b、係止孔10eが形成されている。また、プレート15において、ボルト16aとナット17bとに挟まれた部位には、第1実施形態における軽減孔11aと同様の軽減孔15aが2個形成されている。そして、各軽減孔15aに対応してサイドフレーム10の側部には突部10dが形成されている。
第2実施形態においても、第1実施形態の場合と同様、プレート15を使用してロアアーム61をサイドフレーム10に固定する際のボルト16a、17a及びナット16b、17bの締結力は、サイドフレーム10に対してプレート15を介して伝達される。そのため、サイドフレーム10がアルミニウム合金製とされていても、サイドフレーム10に対するロアアーム61の取付強度を確保することができる。しかも、プレート15がサイドフレーム10上に当接した状態では、突部10dが軽減孔15aに嵌合した状態とされ、サイドフレーム10のせん断応力に対してプレート11により補強することができる。なお、ボルト16a及びナット16bは、本発明の締結手段、並びに締結要素を構成している。
サイドフレーム10にロアアーム61を固定する際の組み付け手順は、次のとおりとなる。まず、プレート15の仮固定を行う。そのため、プレート15の係止片15bをサイドフレーム10の係止孔10eに係止させる。また、ボルト16aの脚部をサイドフレーム10の貫通孔10jに貫通させる。
次に、ロアアーム61を固定する。このとき、ボルト16aの脚部をロアアーム61の固定部の孔に貫通させてナット16bを締結する。この作業は、プレート15が仮固定されているため、作業者はプレート15の位置に気を使うことなく、作業性良く作業を行うことができる。
その後、ボルト17aを、ロアアーム61の固定部の孔、及びサイドフレーム10の貫通孔10kに通してナット13b、14bに締結する。以上の作業により、サイドフレーム10に対するロアアーム61の固定を行うことができる。なお、以上の説明では、ボルト17aとナット17bとの締結よりもボルト16aとナット16bとの締結を先に行う手順としたが、締結の手順を逆としてもよい。
第2実施形態によれば、プレート15に固定されたボルト16aがサイドフレーム10の貫通孔10jに貫通して仮固定される。係る仮固定により、仮固定のためにプレート15をサイドフレーム10に対してかしめて固定する作業を不要とすることができ、シートの生産性を高めることができる。また、プレート15の仮固定は、プレート15の係止片15bとサイドフレーム10の係止孔10eとの係止によっても行われている。そのため、プレート15の仮固定が2箇所で行われることになり、第1実施形態と同様の作用効果を達成することができる。
図6、7は、本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態が第2実施形態(図4、5参照)に対して特徴とする点は、プレート15の仮固定をボルト16aとボルト17aとにより行う点である。そして、第2実施形態におけるプレート15の係止片15bとサイドフレーム10の係止孔10eを、第3実施形態では採用していない。第3実施形態において、その他の構成は、第2実施形態と基本的に同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
プレート15の仮固定をボルト16aとボルト17aとにより行うため、プレート15に対してボルト16aとボルト17aとが溶接固定されている。そして、サイドフレーム10にロアアーム61を固定する際の組み付け手順は、次のとおりとなる。まず、プレート15の仮固定を行うため、プレート15に固定されたボルト16a、17aの脚部をサイドフレーム10の貫通孔10j、10kに貫通させる。
次に、ボルト16a、17aの脚部をロアアーム61の固定部の孔に貫通させてナット16b、17bを締結する。この作業は、プレート15が仮固定されているため、作業者はプレート15の位置に気を使うことなく、作業性良く作業を行うことができる。以上の作業により、サイドフレーム10に対するロアアーム61の固定を行うことができる。なお、ボルト16a、18a及びナット16b、18bは、本発明の締結手段、並びに締結要素を構成している。
第3実施形態によれば、プレート15の仮固定をボルト16a、17aによって2箇所で安定して行うことができる。しかも、第2実施形態の仮固定では用いられたプレート11の係止片11bとサイドフレーム10の係止孔10eとを第3実施形態では採用していない。従って、仮固定のための構成を更に簡素化することができ、シートの生産性を高めることができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。また、上記実施形態では、本発明をクッションフレーム2におけるロアアーム61とシートベルト用バックル80の固定部に適用したが、クッションフレーム2、若しくはバックフレーム3の他の部品の固定部に適用してもよい。
1 シートフレーム
2 クッションフレーム
3 バックフレーム
10、20 サイドフレーム
10a、20a 前端部
10b、20b 後端部
10c、20c フランジ部
10d 突部
10e 係止孔(係止部)
10f、10g、10h、10j、10k 貫通孔
11、15 プレート
11a、15a 軽減孔
11b、15b 係止片(係止部)
12a、16a、18a ボルト(締結手段、締結要素)
12b、16b、18b ナット(締結手段、締結要素)
13a、14a、17a、21 ボルト
13b、14b、17b ナット
30 フロントフレーム
40 連結フレーム
50 クッションワイヤ
61、71 ロアアーム(別部品)
62、72 アッパアーム
63、73 リクライナ
80 シートベルト用バックル(別部品)

Claims (7)

  1. 座部であるシートクッションにおいて骨格を成すクッションフレーム、又は背凭れであるシートバックにおいて骨格を成すバックフレームに対して、締結手段により別部品が取り付けられた乗物用シートであって、
    前記締結手段は、締結時、互いに雄雌結合される一対の締結要素を備え、
    前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とを挟んで前記締結手段が締結された状態で、前記クッションフレーム又はバックフレームと前記締結要素のうちの雄型との間に介挿され、前記締結要素の前記クッションフレーム又はバックフレームに面する部位の面積より大きい面積を持って前記クッションフレーム又はバックフレームに当接するプレートを備え、
    前記雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている乗物用シート。
  2. 請求項1において、
    前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とは複数の締結手段によって締結され、
    各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされており、
    各締結手段における雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている乗物用シート。
  3. 請求項1において、
    前記クッションフレーム又はバックフレームに対して複数の別部品が取り付けられており、
    前記クッションフレーム又はバックフレームと各別部品とはそれぞれ個別の締結手段によって締結され、
    各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされており、
    各締結手段における少なくとも一つの雄型の締結要素は、前記プレートに固定され、且つ前記クッションフレーム又はバックフレーム、並びに別部品の貫通孔に貫通されている乗物用シート。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記プレートと前記クッションフレーム又はバックフレームとの間、若しくは前記プレートと別部品との間に互いを係止させる係止部を備える乗物用シート。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記プレートは、前記クッションフレーム又はバックフレームに比べて変形強度が大きく、且つ単位重量が大きいものとされており、
    前記プレートには、その重量を軽減するための軽減孔が穿設されており、
    前記プレートが前記クッションフレーム又はバックフレームに前記締結手段により締結された状態において、前記クッションフレーム又はバックフレームには前記軽減孔に嵌合する突部が形成されている乗物用シート。
  6. 座部であるシートクッションにおいて骨格を成すクッションフレーム、又は背凭れであるシートバックにおいて骨格を成すバックフレームに対して、締結手段により別部品が取り付けられる乗物用シートの製造方法であって、
    締結時、互いに雄雌結合される一対の締結要素を備える締結手段を用意する第1ステップと、
    前記クッションフレーム又はバックフレームと別部品とを挟んで前記締結手段が締結された状態で、前記クッションフレーム又はバックフレームと前記締結要素のうちの雄型との間に介挿され、前記締結要素の前記クッションフレーム又はバックフレームに面する部位の面積より大きい面積を持って前記クッションフレーム又はバックフレームに当接するプレートを用意する第2ステップと、
    前記雄型の締結要素を前記プレートに固定する第3ステップと、
    前記プレートに固定された前記雄型の締結要素を、前記クッションフレーム又はバックフレームの貫通孔に貫通して係止させて、前記プレートを前記クッションフレーム又はバックフレームに仮固定する第4ステップと、
    前記別部品の貫通孔に前記雄型の締結要素を貫通させた状態で、前記締結要素の雌型を前記雄型に結合させる第5ステップとを備える乗物用シートの製造方法。
  7. 請求項6において、
    前記クッションフレーム又はバックフレームに取り付けられる別部品は複数であり、
    前記クッションフレーム又はバックフレームと各別部品とはそれぞれ個別の締結手段によって締結され、
    各締結手段の締結要素と前記クッションフレーム又はバックフレームとの間に挟まれるプレートは、一つのものとされており、
    前記第4ステップにおける前記プレートの仮固定は、前記各締結手段における少なくとも一つの雄型の締結要素により行われている乗物用シートの製造方法。
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