JP2017197329A - 複数のアンローダの調整方法および調整装置 - Google Patents

複数のアンローダの調整方法および調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】他のアンローダの状態または払出先のベルトコンベアの搬送量に応じて、複数のアンローダの原料払出量を調整する複数のアンローダの調整方法およびその調整装置を提供する。【解決手段】同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダを有する装置における複数のアンローダの調整方法であって、前記複数のアンローダのそれぞれの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出し、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が前記合計量より少ない場合に、前記複数のアンローダの少なくとも1つのアンローダの原料払出量を1より小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整して、調整後の前記複数のアンローダの原料払出量の合計量と前記ベルトコンベアの最大の搬送量とを同じにすることを特徴とする複数のアンローダの調整方法。【選択図】図2

Description

本発明は、同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダを有する装置における複数のアンローダの調整方法および調整装置に関する。
アンローダは、船舶で輸送された石炭または鉱石等の原料を船倉内から荷役し地上に設けられたベルトコンベアに払出すための移動機械である。アンローダから地上に払出される原料は、バケットチェーンの速度、掘削部の横行速度または機内ホッパ蓄積量に応じた掻取速度を制御することによって地上への払出量が調整されている。
アンローダの払出量を制御する技術として、特許文献1には、採掘物の重量とバケットチェーン速度と垂直搬送部の搬送距離とから荷役能力を算出し、当該荷役能力が目標荷役能力となるようにバケットチェーン速度等を制御する制御装置が開示されている。また、特許文献2には、船倉内のバラ物を掻取ってホッパ内に蓄え、ホッパに接続された払出系を一定速度で運転して払出しを行なう連続アンローダ装置であって、ホッパ内の蓄積量を常時検出し、この蓄積量の変化速度に応じて掻取速度を変化させる制御方法が開示されている。
特開平10−250850号公報 特開平9−295717号公報
従来技術はいずれもアンローダ1台の払出量を調整するものであり、複数のアンローダの原料払出量を統括的に制御するものではない。例えば、より短時間で船舶内の原料を荷役するために同一のベルトコンベアへ複数のアンローダを用いて原料を払出す場合においては、他のアンローダの状態や、払出先のベルトコンベアの搬送能力に応じて複数のアンローダの合計の払出量を調整する必要がある。また、アンローダの払出量の調整は、通常、オペレータの手動介入による変更が必要であり、他アンローダの状態に応じた払出量の調整が困難であった。
本発明は、従来技術が抱える上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダを有する装置であって、他のアンローダの状態および/または払出先のベルトコンベアの搬送能力に応じて、複数のアンローダの原料払出量を調整する調整方法およびその調整装置を提供することにある。
このような課題を解決するための本発明の特徴は、以下の通りである。
(1)同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダを有する装置における複数のアンローダの調整方法であって、前記複数のアンローダのそれぞれの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出し、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が前記合計量より少ない場合に、前記複数のアンローダの少なくとも1つのアンローダの原料払出量を1より小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整して、調整後の前記複数のアンローダの原料払出量の合計量と前記ベルトコンベアの最大の搬送量とを同じにすることを特徴とする複数のアンローダの調整方法。
(2)前記複数のアンローダの全ての原料払出量を、共通する1より小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整することを特徴とする(1)に記載の複数のアンローダの調整方法。
(3)同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダの原料払出量を調整する調整装置であって、前記複数のアンローダのそれぞれの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出する算出機能と、前記ベルトコンベアの最大の搬送量と前記原料払出量の合計量とを比較して、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が、前記原料払出量の合計量より少ないか否かを判断する判断機能と、前記判断機能によって、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が前記原料払出量の合計量よりも少ないと判断された場合に、前記複数のアンローダの少なくとも1つの原料払出量を1よりも小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整する調整機能と、を有し、前記算出機能によって、前記複数のアンローダのそれぞれに前記ベルトコンベアの最大の搬送量と、調整後の前記複数のアンローダの原料払出量の合計量とを同じにする1より小さい任意係数が設定されることを特徴とする調整装置。
(4)前記算出機能によって、複数のアンローダの全ての原料払出量に乗じる共通する前記任意係数が算出され、前記調整機能によって、前記複数のアンローダの全ての原料払出量は前記共通する任意係数を乗じた原料払出量に調整される(3)に記載の調整装置。
本発明を実施することで、複数のアンローダの原料払出量を高位に維持でき、より短時間で船舶からの原料荷役が可能になる。これにより、船舶の滞船料を削減することができる。
船舶にて輸送された原料の地上への荷役方法を説明する概略図である。 原料搬送設備20の概略図である。 アンローダ群22と地上ベルトコンベア24のシステム構成を説明する図である。
図1は、船舶10にて輸送された原料14の地上への荷役方法を説明する概略図である。船舶10で輸送された石炭または鉱石等の原料14は、船舶10の船倉内に収納されている。船舶10の船倉内に収納された原料14は、原料搬送設備20により、地上へ荷役され、ヤード12に積み付けられる。原料搬送設備20は、複数のアンローダから構成されるアンローダ群22と、地上に設置された1つの地上ベルトコンベア24と、スタッカー26とを備える。
アンローダ群22は、複数のアンローダを備える。複数のアンローダのそれぞれは、船舶10の船倉内に収納された原料14を、アンローダ内に設けられたホッパとその下部に設けられた機内コンベアを経由して、地上に設置された地上ベルトコンベア24へ払出す。地上ベルトコンベア24は、複数のアンローダから払出された原料14を受け、スタッカー26に原料を搬送する。スタッカー26は、ベルトコンベア24によって搬送された原料14をヤード12に積み付ける。このようにして、船舶10で搬送された原料14は、原料搬送設備20により地上に荷役される。
本実施形態において、アンローダ群22は、複数のアンローダを備える。そして一台の船舶10に対して複数のアンローダを用いて荷役を行い、同一の地上ベルトコンベア24へ原料14を払出す。このように複数のアンローダを用いることで、船舶10の船倉内に収納された原料14を短時間で地上に荷役できる。
図2は、原料搬送設備20の概略図である。本実施形態において、アンローダ群22は、N個のアンローダ(22−1、22−2・・・22−N)を備えるとして説明する。N個のアンローダのそれぞれは、原料14をそれぞれの定格払出量(Q1、Q2・・・QN)で同一の地上ベルトコンベア24へ払出す。地上ベルトコンベア24の最大搬送量をPMAXとすると、PMAXが、複数のアンローダの原料払出量の合計量よりも少ない場合に、複数のアンローダのそれぞれの原料払出量は、下記数式(1)を満足するように調整される。一方、PMAXが、複数のアンローダの原料払出量の合計量以上の場合には、複数のアンローダのそれぞれの原料払出量は調整されない。
上記数式(1)において、Qnは、それぞれのアンローダの原料払出量(t/h)を表す。αnは、1より小さい任意係数を表し、PMAXは、地上ベルトコンベア24の最大搬送量(t/h)を表す。また、Nは、同一の地上ベルトコンベア24に原料を払出すアンローダ台数を表す。
図3は、アンローダ群22と地上ベルトコンベア24のシステム構成を説明する図である。当該システム構成は、アンローダ群22と、地上ベルトコンベア24と、地上に設置されたアンローダ調整設備40とから構成される。図3を用いて、任意係数αnの設定方法およびアンローダの原料払出量の調整方法について説明する。
アンローダ群22を構成するN個のアンローダ(22−1、22−2、・・・22−N)は、それぞれアンローダ制御装置30と、メッシュ無線装置32を備える。また、地上ベルトコンベア24は、ベルトコンベア制御装置50を備える。また、アンローダ調整設備40は、アンローダ統括調整装置44と、メッシュ無線装置42とを備える。
アンローダ制御装置30は、アンローダの動作状態を検出する不図示のセンサを複数備え、当該センサの出力から、アンローダが故障等で払出不能であるかどうかを検出する。例えば、アンローダ群22のうち、アンローダ22−1が故障して払出不能である場合、アンローダ装置22−1に設けられたアンローダ制御装置30は、メッシュ無線装置32を介して、アンローダ統括制御装置44に当該アンローダ22−1が故障等で払出不能であることを示す信号をアンローダの運転情報として出力する。
一方、アンローダが払出可能である場合には、アンローダ制御装置30は、メッシュ無線装置32を介して、アンローダ統括制御装置44にアンローダの定格払出量をアンローダの運転情報として出力する。例えば、アンローダ22−1の場合においては、メッシュ無線装置32を介して、アンローダ統括制御装置44にアンローダ22−1の定格払出量であるQ1(図2参照)をアンローダの運転情報として出力する。なお、何らかの原因でアンローダの原料払出量が低下した場合に、当該低下した後の原料払出量をアンローダの運転情報としてアンローダ統括制御装置44に出力してよい。また、アンローダ制御装置30は、予め定められた時間間隔毎に、アンローダの運転情報を出力してよい。
地上ベルトコンベア24に備えられたベルトコンベア制御装置50は、地上ベルトコンベア24の搬送状態を検出する不図示の複数のセンサを備える。ベルトコンベア制御装置50は、複数のセンサを用いて予め定められた時間間隔毎に、地上ベルトコンベア24の最大搬送量を検出する。ベルトコンベア制御装置50は、地上ベルトコンベア24の最大搬送量を地上ベルトコンベア24の運転情報として、アンローダ統括制御装置44に出力する。
アンローダ統括制御装置44は、それぞれのアンローダ制御装置30から出力された定格払出量を積算して複数のアンローダの原料払出量の合計量を算出する。このように、アンローダ統括制御装置44は、それぞれのアンローダの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出する算出機能を有する。なお、アンローダ制御装置30から払出不能であることを示すアンローダの運転情報が出力された場合においては、当該アンローダの原料払出量を「0」にする。
次いで、アンローダ統括制御装置44は、ベルトコンベア用制御装置50から出力された地上ベルトコンベア24の最大搬送量が複数のアンローダの原料払出量の合計値より少ないか否かを判断する。具体的には、アンローダ統括制御装置44は、地上ベルトコンベア24の最大搬送量と複数のアンローダの原料払出量の合計値が以下の数式(2)を満たすか否かを判断する。このように、アンローダ統括制御装置44は、地上ベルトコンベア24の最大搬送量と原料払出量の合計量とを比較して、ベルトコンベアの最大の搬送量が原料払出量の合計量より少ないか否かを判断する判断機能を有する。
上記数式(2)においても、Qnは、それぞれのアンローダの原料払出量(t/h)を表す。PMAXは、地上ベルトコンベア24の最大搬送量(t/h)を表す。
ベルトコンベアの最大の搬送量と複数のアンローダの原料払出量の合計値が数式(2)を満足すると判断した場合に、アンローダ統括制御装置44は、算出機能を用いて、下記数式(1)を満足するようにN個のアンローダのそれぞれの任意係数αnを0より大きく1より小さい値に設定する。
一方、アンローダ統括制御装置44がPMAXと複数のアンローダの原料払出量の合計値が数式(2)を満足しないと判断した場合は、下記数式(3)を満足する。この場合においてアンローダ統括制御装置44は、任意係数αnを1に設定する。
上記数式(3)においても、Qnは、それぞれのアンローダの原料払出量(t/h)を表す。PMAXは、地上ベルトコンベア24の最大搬送量(t/h)を表す。
地上ベルトコンベア24の最大搬送量および複数のアンローダの原料払出量の合計値が上記数式(2)を満足すると判断した場合において、アンローダ統括制御装置44は、複数のアンローダの少なくとも1つの原料払出量を1よりも小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整させる。アンローダ統括制御装置44は、それぞれのアンローダの原料払出量Qnに任意係数αnを乗じた原料払出量の設定値をそれぞれのアンローダ制御装置30に出力することによって、アンローダ制御装置30にアンローダの原料払出量をQn×αnに調整させる。このように、アンローダ統括調整装置44は、複数のアンローダの原料払出量に調整する調整機能を有する。
このように、本実施形態のアンローダ統括制御装置44を用いることで、同一の地上ベルトコンベア24へ原料14を払出す複数のアンローダを有する装置において、他のアンローダの状態および/または払出先の地上ベルトコンベア24の搬送能力に応じて、複数のアンローダの原料払出量を高位に維持するように調整できる。また、本実施形態のアンローダ統括制御装置44を用いることで、オペレータが手動介入することなく、自動で複数のアンローダの原料払出量を調整できる。
また、アンローダ統括制御装置44による任意係数αnの設定および複数のアンローダの原料払出量の調整は、アンローダ制御装置30からアンローダの運転情報を取得する毎に実施されてよい。アンローダの原料払出量が変化した場合に、アンローダ制御装置30が変化後の原料払出量をアンローダの運転情報としてアンローダ統括制御装置44に出力するとすれば、アンローダが故障した場合には任意係数αnが再設定される。1より小さい任意係数αnが設定されていた場合には、任意係数αnは大きな値に再設定され、地上ベルトコンベア24への原料払出量が低下することを抑制できる。
なお、本実施形態において、アンローダ統括制御装置44は、算出機能を用いてN個のアンローダのそれぞれの原料払出量Qnに対する任意係数αnをそれぞれ設定する例を示した。しかしながら、アンローダ統括制御装置44は、算出機能を用いてN個のアンローダの原料払出量に対して共通する1より小さい任意係数αを設定してもよい。この場合に、アンローダ統括制御装置44は、以下の数式(4)を用いて共通する0より大きく1より小さい任意係数αを算出する。
上記数式(4)においても、Qnは、それぞれのアンローダの原料払出量(t/h)を表す。PMAXは、地上ベルトコンベア24の最大搬送量(t/h)を表す。
この場合において、アンローダ統括制御装置44は、複数のアンローダそれぞれの原料払出量Qnに共通する1より小さい任意係数αを乗じた原料払出量の設定値をそれぞれのアンローダ制御装置30に出力することによって、アンローダ制御装置30にアンローダの原料払出量をQn×αに調整させる。このように、共通する1より小さい任意係数は、上記数式(4)を用いることによって容易に算出できるので、複数のアンローダの原料払出量を容易に調整できる。
なお、図3において、アンローダ制御装置30とアンローダ統括制御装置44とのアンローダの運転情報の伝達をメッシュ無線装置を用いて行なう例を示した。しかしながら、これに限られず、アンローダ制御装置30とアンローダ統括制御装置44とを光ケーブル等の有線で接続して運転情報を伝達するとしてもよい。また、アンローダ統括制御装置44とベルトコンベア用制御装置50との地上ベルトコンベア24の運転情報の伝達手段についても、図3においては、光ケーブル用の有線で接続して行なう例を示したが、メッシュ無線装置を用いて地上ベルトコンベア24の運転情報の伝達を行なってもよい。
10 船舶
12 ヤード
14 原料
20 原料搬送設備
22 アンローダ群
22−1 アンローダ
22−2 アンローダ
22−N アンローダ
24 地上ベルトコンベア
26 スタッカー
30 アンローダ制御装置
32 メッシュ無線装置
40 アンローダ調整設備
42 メッシュ無線装置
44 アンローダ統括調整装置
50 ベルトコンベア制御装置

Claims (4)

  1. 同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダを有する装置における複数のアンローダの調整方法であって、
    前記複数のアンローダのそれぞれの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出し、
    前記ベルトコンベアの最大の搬送量が前記合計量より少ない場合に、前記複数のアンローダの少なくとも1つのアンローダの原料払出量を1より小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整して、調整後の前記複数のアンローダの原料払出量の合計量と前記ベルトコンベアの最大の搬送量とを同じにすることを特徴とする複数のアンローダの調整方法。
  2. 前記複数のアンローダの全ての原料払出量を、共通する1より小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整することを特徴とする請求項1に記載の複数のアンローダの調整方法。
  3. 同一のベルトコンベアへ原料を払出す複数のアンローダの原料払出量を調整する調整装置であって、
    前記複数のアンローダのそれぞれの原料払出量を積算して原料払出量の合計量を算出する算出機能と、
    前記ベルトコンベアの最大の搬送量と前記原料払出量の合計量とを比較して、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が、前記原料払出量の合計量より少ないか否かを判断する判断機能と、
    前記判断機能によって、前記ベルトコンベアの最大の搬送量が前記原料払出量の合計量よりも少ないと判断された場合に、前記複数のアンローダの少なくとも1つの原料払出量を1よりも小さい任意係数を乗じた原料払出量に調整する調整機能と、
    を有し、
    前記算出機能によって、前記複数のアンローダのそれぞれに前記ベルトコンベアの最大の搬送量と、調整後の前記複数のアンローダの原料払出量の合計量とを同じにする1より小さい任意係数が設定されることを特徴とする調整装置。
  4. 前記算出機能によって、複数のアンローダの全ての原料払出量に乗じる共通する前記任意係数が算出され、
    前記調整機能によって、前記複数のアンローダの全ての原料払出量は前記共通する任意係数を乗じた原料払出量に調整される請求項3に記載の調整装置。
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