JP2017197344A - ベルトコンベアおよびベルトコンベアの施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、簡単な基礎工事で施工でき、その後の撤去も容易且つ迅速に行えるベルトコンベアおよびベルトコンベアの施工方法を提供することを課題とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るベルトコンベアの施工方法は、本発明のいずれか一の態様に係るベルトコンベアを施工する方法であって、前記複数個の敷設ユニットを用い、当該複数個の敷設ユニットを、平面視で、前記搬送経路の線形形状に近似する多角形の外周の一部を前記搬送中心を結ぶ直線が描くように、隣り合う敷設ユニット相互の前記搬送中心を結ぶ直線が交差する位置に配置することを特徴とする。
なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
搬送ベルト2は、積層構造をもつ帯状部材であり、搬送方向で複数に分割された複数のベルト素材を繋ぎ合わせて無端状に形成される。各ベルト素材は、以下不図示の、幅方向に多条に埋設される補強用の線状心材であるコードと、コードの周囲に充填される中間ゴム層と、中間ゴム層の表面及び裏面に積層される耐摩耗性のカバーゴム層とを有する。搬送ベルト2は、複数のベルト素材相互の端部を現場で加硫接合して無端状に形成される。
特に、本実施形態の曲送コンベア1は、図2に拡大図示するように、複数の敷設ユニット10として、標準ユニット20、連結ユニット30、40、および跨設ユニット50を備えている。これらの敷設ユニット10は、曲線区間Rを含む搬送区間Hが描く搬送経路の線形形状に沿って適切な敷設ユニット10が選択的に敷設される。
標準ユニット20は、図3に示すように、自身長手方向を搬送方向とするように構成された筐体11を有する。筐体11は、形鋼(H形鋼、等辺山形鋼、溝形鋼等)を用いて、溶接およびボルト・ナット締結により形鋼を直方体状に構築した枠体である。筐体11は、自身長手方向を搬送方向とする長方形状の基台11aと、基台11aの四隅および長辺の適所に立設された複数の支柱11bと、複数の支柱11bの上端部相互を繋ぐ複数の梁11cと、複数の支柱11bの中間部相互を繋ぐ複数の胴差11dとを有する。
図4に示すように、基台11aの上面と胴差11dの上面には、作業者Pの作業通路Wとする場合に、作業通路Wに対応する箇所に、作業者Pが歩行可能なように、パンチングメタル等を床板に用いた床面11fが設けられる。
各キャリアローラ73は、円筒状をなす案内ローラであり、両端部が自身軸回りに回転自在に支持されている。複数のキャリアローラ73は、同図(b)に示すように、搬送方向に対して前側と後側との二段に配置される。さらに、複数のキャリアローラ73は、支持フレーム71の周方向で隣接するキャリアローラ73相互が前後で互い違いに配置される。
次に、連結ユニット30、40および跨設ユニット50について説明する。なお、上述した標準ユニット20以外の他の敷設ユニット10については、特に言及しない限りは、標準ユニット20と共通する構成を有する。そのため、共通する構成については同一の符号を付すとともにその説明は適宜省略する。
そこで、本実施形態では、敷設ユニット10として、標準ユニット20の他に、連結ユニット30、40および跨設ユニット50を用意しており、これらの組み合わせによって、図2に示すように、中央分離帯Sの上部および対向車線を利用して曲送コンベア1を敷設している。特に、本実施形態では、連結ユニットとして、オープンユニット30および特殊ユニット40を用意している。
特に、停車帯Nで搬送方向を変える際に、特殊ユニット40は、往路用の各支持フレーム71にそれぞれ設置された複数のキャリアローラ73の搬送中心Cuについては、標準ユニット20と同様に、筐体11の長手方向に沿った一直線上に配置される。一方、特殊ユニット40は、復路用の各支持フレーム81にそれぞれ設置された複数のリターンローラ83が、複数のキャリアローラ73の搬送中心Cuに対して、下部階Dの左右のいずれか一方からいずれか他方へと偏倚した位置を次第に入れ替えるように複数の支持フレーム81が配置される。例えば、同図に二点鎖線で移動のイメージを示すように、複数のリターンローラ83による搬送中心Cdを、搬送中心Cd1から搬送中心Cd2の範囲で多段階に設定できる。
上述したように、この曲送コンベア1を敷設する際、曲送コンベア1の途中部分は、トンネル工事現場に連接する道路Mを利用する。そのため、基本的には、曲送コンベア1の搬送経路が道路Mの線形形状となる。本実施形態では、道路Mが高速道路であり、複数の走行車線Lのうち、最も中央分離帯S寄りの車線を利用する。曲送コンベア1を敷設前に、最も中央分離帯S寄りの車線の路面上に、予め、道路Mの線形形状に沿って並行する二条のレール91を敷設する。さらに、複数の敷設ユニット10の設置に必要な基礎工事(例えば固定用ブロックの設置)を行う。なお、ヘッダローラ3側の諸設備、およびフッタローラ4側の諸設備については、道路Mおよびこれに関連する設備と干渉しない場所に設置する。
各敷設ユニット10を所定位置に設置後、複数のベルト素材相互を現場で順次に接続して無端状の搬送ベルト2とする。搬送ベルト2は、フッタローラ3、各敷設ユニット10のキャリアローラ組70、ヘッダローラ3、各駆動ローラ5、および各敷設ユニット10のリターンローラ組80の周囲に掛け回しつつベルト素材相互を接続する。ベルト素材相互の接続方法としては、ベルト素材相互の一対の端部において、カバーゴム層および中間ゴム層を除去して所定長のコードを露出させる。
本実施形態の曲送コンベア1は、複数の駆動ローラ5が駆動されると、搬送ベルト2が、先頭のヘッダローラ3と最後尾のフッタローラ4との間で無限循環を開始する。搬送ベルト2は、円筒状のヘッダローラ3の近傍と円筒状のフッタローラ4の近傍では、平坦に広げられた状態で巻回される。また、搬送経路の途中部分に設置される敷設ユニット10において、往路では、敷設ユニット10上部階Uのキャリアローラ組70により、搬送ベルト2を上方に開放する横断面が略U字状をなす半円弧状の支持状態で搬送される。さらに、復路では、下部階Dのリターンローラ組80により円筒状の巻回状態で搬送される。
これに対し、本実施形態の曲送コンベア1によれば、道路Mの中央分離帯Sおよびこれに隣接する道路Mの部分を用い、当該道路Mに沿って土砂を搬送する曲送コンベア1を敷設するので、二酸化炭素の排出量を軽減し、周辺道路Mに対する交通負荷の増大を防止または抑制できる。
これに対し、本実施形態の曲送コンベア1によれば、道路Mが停車帯Nを有するときは、停車帯Nのある箇所で、中央分離帯Sを挟む一方側の道路Mの部分から他方側の道路Mの部分に、中央分離帯Sの上方の位置を跨いで曲送コンベア1を敷設するので、道路Mが高速道路の場合であっても、所定距離毎に停車帯Nを設けることができる。
以上説明したように、本実施形態の曲送コンベア1およびその施工方法によれば、簡単な基礎工事で施工でき、その後の撤去も容易且つ迅速に行うことができる。なお、本発明に係るベルトコンベアおよびその施工方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
2 搬送ベルト
3 ヘッダローラ
4 フッタローラ
5 駆動ローラ
6 ホッパ
7 駆動装置
10 敷設ユニット
11 筐体
12 車輪
20 標準ユニット
30 オープンユニット(連結ユニット)
40 特殊ユニット(連結ユニット)
50 跨設ユニット
60 スロープユニット
70 キャリアローラ組
71 支持フレーム
72 支持脚
73 案内ローラ
74 搬送姿勢調整穴
80 リターンローラ組
91 レール
D 下部階
H 搬送区間
K 被搬送物
L 走行車線
M 道路
N 停車帯
O 解放区間
P 作業者
R 曲線区間
S 中央分離帯
T トンネル区間
U 上部階
W 作業通路
Claims (4)
- 曲線区間を含む搬送区間が描く搬送経路の線形形状に沿って無端状の搬送ベルトが張設されるベルトコンベアであって、
前記搬送区間の途中部分を区分する複数個の敷設ユニットを備え、
各敷設ユニットは、自身長手方向を搬送方向とするように構成された筐体と、前記筐体にその長手方向に沿って前記搬送ベルトを往路側で案内するように搬送中心が一直線上に並ぶように配置された複数のキャリアローラ組と、前記筐体にその長手方向に沿って前記搬送ベルトを復路側で案内するように配置された複数のリターンローラ組とを有し、
前記複数個の敷設ユニットは、平面視で、前記搬送経路の線形形状に近似する多角形の外周の一部を前記搬送中心を結ぶ直線が描くように、隣り合う敷設ユニット相互の前記搬送中心を結ぶ直線が交差する位置に配置されていることを特徴とするベルトコンベア。 - 前記敷設ユニットは、前記筐体の下部に、前記線形形状に沿って敷設されたレール上を走行可能な車輪を有する請求項1に記載のベルトコンベア。
- 請求項1または2に記載のベルトコンベアを施工する方法であって、
前記複数個の敷設ユニットを用い、当該複数個の敷設ユニットを、平面視で、前記搬送経路の線形形状に近似する多角形の外周の一部を前記搬送中心を結ぶ直線が描くように、隣り合う敷設ユニット相互の前記搬送中心を結ぶ直線が交差する位置に配置することを特徴とするベルトコンベアの施工方法。 - 請求項2に記載のベルトコンベアを施工する方法であって、
前記走行可能な車輪を有する敷設ユニットを、前記搬送経路の線形形状に沿って予め敷設されたレール上を車両を用いて押し進めて所定位置に設置することを特徴とするベルトコンベアの施工方法。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN108505576B (zh) * | 2018-03-21 | 2020-11-03 | 中国五冶集团有限公司 | 一种用于地下市政管道内的渣土转运系统 |
| CN116291540A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-06-23 | 中铁隧道集团一处有限公司 | 一种隧道挖掘快速出渣设备及其出渣方法 |
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