JP2017197920A - 防火設備 - Google Patents
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Abstract
Description
気密ゴム35は、シリコンゴムなどの気密材により形成されている。気密ゴム35は、前後方向ZCにおいて凹部21aの中央部に設けられたスリット21bに取り付けられている。気密ゴム35は、スリット21bに挿入される取付部35aと、取付部35aから前後方向ZCの両側に延びるシート状の一対の羽根部35bとを備える。取付部35aは、発泡材32の前後方向ZCの間に挿入されている。取付部35aには、取付部35aがスリット21bに挿入された状態でスリット21bに前後方向ZCに対向する部分よりも前後方向ZCの長さが長いフランジ35cが設けられている。フランジ35cがスリット21bにおける前後方向ZCの周縁と幅方向ZBに接触することにより、取付部35aが戸先側縦框21から外れることが抑制される。羽根部35bは、幅方向ZBにおいて発泡材32を覆うように発泡材32の戸先側の面に取り付けられている。羽根部35bは、前後方向ZCにおいて凹部21aの全体に亘り延びている。羽根部35bにおいて正面側の端部には、引戸20R,20Lの戸先側縦框21の隙間を閉塞するためのシール部35dが設けられている。これにより、通常時においてシール部35dが引戸20R,20Lの戸先側縦框21の隙間を閉塞している。
芯材27Xの背面側の第6遮熱構造TB6は、前後方向ZCにおいて3枚の耐火板41が積層されている。3枚の耐火板41のうちの最も背面側の耐火板41の高さ方向ZAの長さは、他の2枚の耐火板41の高さ方向ZAの長さよりも短い。背面側の第6遮熱構造TB6の化粧材42の上部は、3枚の耐火板41の上端部の形状に沿った段形状である。そして最も背面側の耐火板41の上方には、第5シール構造SL5が配置されている。このような耐火板41及び化粧材42の構成により、第5シール構造SL5の気密ゴム33を化粧材42の段形状の部分に収容することができる。この化粧材42の上部にL字状の支持フレーム34aを取り付けることにより、第5シール構造SL5の支持部34が構成されている。背面側の化粧材42は、その上端部及び下端部においてビス45によりブラケット43に取り付けられている。
中方立11の芯材11Xの正面11a及び背面11bのそれぞれには、3個のブラケット43が高さ方向ZAに間隔を置いて配置されている。正面11a側に配置されるブラケット43は、共通の部品であり、ステンレス鋼板をプレス等により折り曲げることにより形成されている。また背面11b側に配置されるブラケット43は、共通の部品であり、ステンレス鋼板をプレス等により折り曲げることにより形成されている。正面11a側に配置されるブラケット43及び背面11b側に配置されるブラケット43は共に、芯材11Xの上端部、中央部及び下端部に配置されている。これらブラケット43は、芯材11Xの正面11a及び背面11bに例えばスポット溶接により取り付けられている。
(1)中方立11の芯材11Xの上端部、中央部及び下端部に取り付けられたブラケット43に化粧材42がビス45により取り付けられることにより、化粧材42が化粧材42の長手方向への変位を抑制しつつ、化粧材42が化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を許容するように構成されている。これにより、化粧材42の熱変形に伴う大きな力(比較遮熱構造TBCの構成や従来技術に開示されているような構成との比較において)が中方立11の芯材11Xに作用することが抑制される。したがって、芯材11Xの変形を抑制することができ、防火戸1の正面側空間及び背面側空間が連通することを抑制することができる。その結果、化粧材42が熱変形しても防火区画外に火炎等が漏れるような隙間が防火戸1の一部に形成されることを抑制することができる。なお、第2遮熱構造TB2〜第7遮熱構造TB7が設けられた戸先側縦框21、戸尻側縦框22、上框23、下框24、縦部材26及び横部材27についても同様の効果が得られる。
上記実施形態に関する説明は、本発明に従う防火戸が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う防火戸は、例えば以下に示される実施形態の変形例及び相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。なお、以下の変形例の説明において、防火戸1を構成する中方立11、戸先側縦框21、戸尻側縦框22等の芯材を「芯材50」として説明する。また、以下の変形例の説明において、取付手段とは、火災発生時において、化粧材42が熱変形しても、芯材50に対する化粧材42の変位を許容する(阻害しない)ように化粧材42を芯材50に取り付ける手段である。
上記実施形態において、取付手段として、ブラケット43及びビス45からなり、化粧材42を芯材50に取り付けるための化粧材取付部との固定力を弱める構造であり、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するように構成されている。これを実現するための構造としてブラケット43に対して化粧材42が高さ方向ZAに変位可能な構造を設けてもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素との間に、化粧材42の熱変形が許容される隙間が形成される。
上記実施形態において、取付手段として、ブラケット43を用いることなく、芯材50に化粧材42が直接的に取り付けられる構成であって、芯材50及びビス45からなり、化粧材42を芯材50に取り付けるための化粧材取付部の固定力を弱める構造であってもよい。変形例2では、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するように構成されている。これを実現するための構造として芯材50に対して化粧材42が高さ方向ZAに変位可能な構成を設けてもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素(図示略)に、化粧材42の一部が収容可能なように収容部(図示略)が設けられている。
この構成によれば、火災発生時において化粧材42が加熱されたとき、化粧材42の上方への熱変形が発生しても化粧材42はビス45と共に芯材50に対して上方に変位することにより、化粧材42の熱変形による力が芯材50に作用することが抑制される。このように、化粧材42の熱変形に起因して芯材50に作用する力を逃がすことにより、芯材50の変形を抑制することができる。また、カバー52により取付孔51を覆うことにより、化粧材42と芯材50との隙間から取付孔51を介して芯材50の内部に熱風が進入することが抑制される。また、カバー52により取付孔51を覆うことにより、化粧材42と芯材50との隙間から取付孔51を介して芯材50の内部に火炎や熱風の侵入が抑制される。
なお、カバー52に代えて、ビス45が挿入可能な挿入孔が形成され、芯材50の取付孔51を幅方向ZBから覆うシート部材を芯材50の裏側から取り付けてもよい。この場合、シート部材は、ビス45に結合可能なナットにより芯材50との間で挟みこまれる。この構成によれば、火災発生時において化粧材42が加熱されたとき、化粧材42の上方への熱変形が発生したとき、化粧材42と共にビス45、ナット及びシート部材が上方に移動する。このとき、シート部材は、上方に移動しても取付孔51をカバー可能な大きさに設定されることが好ましい。
上記実施形態において、取付手段として、ブラケット43及びビス45からなり、化粧材42を芯材50に取り付けるための化粧材取付部の固定力を弱める構造であり、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するように構成されている。これを実現するための構造として芯材50に対してブラケット43が化粧材42と一体に高さ方向ZAに変位可能な構成を設けてもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素との間に、化粧材42の熱変形が許容される隙間が形成される。
図15(b)に示されるように、火災発生時において化粧材42が加熱されたとき、化粧材42の上方への熱変形が発生しても化粧材42はブラケット43と共に芯材50及びビス45Aに対して上方に変位することにより、化粧材42の熱変形による力が芯材50に作用することが抑制される。このように、化粧材42の熱変形に起因して芯材50に作用する力を逃がすことにより、芯材50の変形を抑制することができる。
上記変形例1において、図16(a)に示されるように、化粧材42の長孔の挿入孔42cに代えて、円形の挿入孔42cの上方及び下方に延びるスリット42dが挿入孔42cと連通して形成されてもよい。スリット42dの短径は、ビス45のねじ部45aの外径よりも小さい。図16(b)に示されるように、火災発生時において化粧材42が加熱されて化粧材42の上方への熱変形が発生したとき、ビス45に対して化粧材42が上方に変位する。このとき、ビス45は下方のスリット42dを広げる。これにより、化粧材42が芯材50に対して上方に移動するため、ビス45を介して芯材50(図12参照)に作用する化粧材42の熱変形による力が小さくなる。したがって、芯材50の変形を抑制することができる。加えて、通常時においてスリット42dがビス45の高さ方向ZAへの移動を制限するため、通常時において化粧材42の長手方向(高さ方向ZA)において化粧材42が芯材50に対して移動することが抑制される。なお、上記変形例2の芯材50の取付孔51及び上記変形例3のブラケット43の挿入孔43dについても同様に変更してもよい。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
上記実施形態において、取付手段として、ビス45によって化粧材42をブラケット43に取り付ける構成に代えて、化粧材42の高さ方向ZAの熱応力の発生を抑制するように、ブラケット43に対して化粧材42が高さ方向ZAに変位可能に取り付けられる構成を設けてもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素との間に、化粧材42の熱変形が許容される隙間が形成される。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
この構成によれば、火災発生時において化粧材42が加熱されて化粧材42が上方に伸びるとき、化粧材42はブラケット43によりその伸びを拘束されていない、つまり化粧材42の高さ方向ZAの熱応力の発生が抑制される。これにより、化粧材42の上端部がブラケット43に対して上方に変位する。このため、化粧材42の熱変形による力がブラケット43に作用しないため、化粧材42の熱変形による力が芯材50に作用しない。したがって、芯材50の変形を抑制することができる。
上記実施形態において、取付手段として、スポット溶接によってブラケット43を芯材50に取り付ける構成に代えて、化粧材42の高さ方向ZAの熱応力の発生を抑制するように、芯材50に対してブラケット43が化粧材42と一体に高さ方向ZAに変位可能に取り付けられる構成を設けてもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素との間に、化粧材42の熱変形が許容される隙間が形成される。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
この構成によれば、火災発生時において化粧材42が加熱されて化粧材42が上方に伸びるとき、化粧材42はブラケット43によりその伸びが拘束されていない、つまり化粧材42の高さ方向ZAの熱応力の発生が抑制される。これにより、化粧材42の上端部がブラケット43と共に芯材50に対して上方に変位するため、化粧材42の熱変形による力が芯材50に作用しない。したがって、芯材50の変形を抑制することができる。
上記実施形態において、取付手段として、ブラケット43の一部が高さ方向ZAにおいて芯材50に対して変位可能な構成としてもよい。図19では、ブラケット43の化粧材支持部43bが高さ方向ZAにおいて芯材50に対して変位可能であり、図20では、ブラケット43の芯材取付部43aが高さ方向ZAにおいて芯材50に対して変位可能である。この場合、化粧材42(図19及び図20では不図示、図13参照)の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素(図示略)に、化粧材42の一部が収容可能なように収容部(図示略)が設けられている。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
なお、図19(a)に示される構成以外にも、上方及び下方のそれぞれに切欠部を設けることにより高さ方向ZAの中央部に脆弱部が設けられてもよい。またこの脆弱部の厚さが化粧材支持部43bの他の部分の厚さよりも薄くてもよい。また例えば脆弱部が樹脂等のステンレス鋼よりも変形しやすい材料により形成されてもよい。
上記実施形態において、取付手段として、化粧材42の高さ方向ZAの熱応力の発生を抑制するように、化粧材42の上端部及び下端部の少なくとも一方のブラケット43又は芯材50への取付構造を省略した構成であってもよい。この場合、化粧材42の高さ方向ZAにおいて防火戸1の他の構成要素(図示略)に、化粧材42の一部が収容可能なように収容部(図示略)が設けられている。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
上記実施形態において、取付手段として、化粧材42を高さ方向ZAにおいて2分割した分割化粧材42Aを備える構造であって、化粧材42の高さ方向ZAにおいて隣り合う分割化粧材42A相互間の高さ方向ZAの熱変形を許容し得る構造であってもよい。この例についても、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
また例えば、図22(b)に示されるように、上方の分割化粧材42Aは芯材50の上端部のみにビス45により取り付けられ、下方の分割化粧材42Aは芯材50の下端部のみにビス45により取り付けられる。
これらの構成によれば、火災発生時において各分割化粧材42Aが加熱されて熱変形するとき、上方の分割化粧材42Aは端部の斜面に沿って下方に伸び、下方の分割化粧材42Aは端部の斜面に沿って斜め上方向に伸びても、その伸びを分割化粧材42Aにおいてブラケット43又は芯材50に対して拘束していない、つまり分割化粧材42Aの高さ方向ZAの熱応力の発生が抑制される。これにより、分割化粧材42Aの熱変形による力が芯材50に作用することが抑制されるため、芯材50の変形を抑制することができる。なお、化粧材42の分割位置は、図22(a)及び(b)に示されるような高さ方向ZAの中央部に限られず、中央部よりも下方であってもよい。また、化粧材42の高さ方向ZAにおいて隣り合う分割化粧材42A相互間の高さ方向ZAの熱変形を許容し得る構造として、一方の分割化粧材42Aの端部が他方の分割化粧材42Aの端部に挿入される構造であってもよい。更に分割端面は斜めではなく、水平であってもよい。
上記実施形態において、取付手段として、ブラケット43を2個にした構造や複数のブラケット43の高さ方向ZAの配置位置を変更した構造であってもよい。この例については、化粧材42の長手方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向に直交する方向の変位を許容するものである。
この構成によれば、加熱されやすい化粧材42の上部が加熱されにくい化粧材42の下部よりも前後方向ZCにおいて芯材50から離れる方向に変形しやすくなる。したがって、化粧材42の熱変形による力が大きい化粧材42の上部では、化粧材42の熱変形による力がブラケット43を介して芯材50に作用することが抑制されるため、火災が発生していないときの化粧材42の取り付け強度が均等に配置される場合と同じとしながら、芯材50の変形をより抑制することができる。
なお、ビス45により芯材50と化粧材42とを取り付ける構造についても、図23及び図24に示される化粧材42の取付手段を適用することができる。
上記実施形態において、取付手段として、化粧材42の高さ方向ZAの中央部がその面の法線方向である前後方向ZCにおいて芯材50から離れる方向への熱変形を許容し得る構造を設けてもよい。この例については、化粧材42の長手方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向に直交する方向の変位を許容するものである。
上記実施形態において、ブラケット43から芯材取付部43aを省略した構成であってもよい。この例については、化粧材42の長手方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向に直交する方向の変位を許容するものである。
例えば、図28に示されるように、芯材50の前後方向ZCの正面に化粧材支持部43bが直接的に取り付けられる。芯材50と化粧材支持部43bとは例えばスポット溶接により固定される。化粧材支持部43bは、芯材50の上端部、中央部及び下端部に取り付けられる。なお、図示をしていないが、芯材50の前後方向ZCの背面にも同様に化粧材支持部43bが取り付けられてもよい。また、芯材50の幅方向ZBの両側面に化粧材支持部43bが取り付けられてもよい。この場合、化粧材支持部43bは、芯材50から前後方向ZCに突出する。
上記実施形態において、図29に示されるように、芯材50の高さ方向ZAの長さと概ね同じ長さのブラケット43Yが芯材50に取り付けられる構成であってもよい。ブラケット43Yの芯材取付部43aの上端部、中央部、及び下端部には、ブラケット43Yを部分的に切り欠くことによって化粧材支持部43bが設けられる。この例については、化粧材42の長手方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向に直交する方向の変位を許容するものである。
上記実施形態において、取付手段として、火災発生時において温度上昇に伴い、化粧材42を芯材50に取り付けるための化粧材取付部の固定力が低下する構造として、以下の(A)〜(F)の構造を設けてもよい。この例については、化粧材42の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、化粧材42の長手方向の変位を許容するものである。
また例えば化粧材42の上端部及び下端部の少なくとも一方をブラケット43に固定するビス45として金属製のビスを用い、化粧材42の中央部をブラケット43に固定するビス45として火災時に溶融可能な樹脂製のビスを用いる。この構成によれば、火災発生時において化粧材42が加熱されたとき、化粧材42の中央部をブラケット43に固定する樹脂製のビス45が溶融し、化粧材42の熱変形により化粧材42の中央部が前後方向ZCにおいて芯材50から離れる方向に変位する。このため、化粧材42の熱変形による力がブラケット43を介して芯材50に伝わることが抑制されるため、芯材50の変形を抑制することができる。
また例えば図11に示される比較遮熱構造TBCにおいて、上端部のブラケット43、中央部のブラケット43及び下端部のブラケット43に化粧材42を取り付けるビス45のみを金属製のビスを用い、それ以外のビス45を火災時に溶融可能な樹脂製のビスを用いる。この構成によれば、上記実施形態と同様に中方立11の変形を抑制することができる。
なお、図11に示される比較遮熱構造TBCにおいて、金属製のビスは、上端部のブラケット43及び下端部のブラケット43に取り付けられるビス45のみであってもよいし、中央部のブラケット43及び下端部のブラケット43に取り付けられるビス45のみであってもよい。また中央部のブラケット43に取り付けられるビス45のみが金属製のビスであってもよい。
上記変形例1〜14において、芯材50の取付孔51,53をねじ孔に代えてビス45(タッピングビス)が挿入される挿入孔としてもよく、ブラケット43の取付孔43cをねじ孔に代えてビス45(タッピングビス)が挿入される挿入孔としてもよい。一方、取付部材としてボルト及びナット(図示略)により、化粧材42をブラケット43又は芯材50に取り付けるようにしてもよい。この場合、取付孔51,53や取付孔43cは挿入孔となる。
上記変形例1〜15において、図12〜図29に示されるように、芯材50は高さ方向ZAに延びる構成として示しているが、上框23や下框24等の幅方向ZBに延びる芯材に対しても上記変形例1〜15を適用することができる。
第6遮熱構造TB6において、横部材27の背面側に配置された耐火板41の構成を図30(a)〜(c)に示すような耐火板41の構成に変更してもよい。
図30(a)に示されるように、耐火板41が上方に向かうにつれて前後方向ZCの厚さが厚くなるように構成されてもよい。
図30(b)に示されるように、背面側の耐火板41の上端部が前後方向ZCに突出するL字状に形成されてもよい。
図30(c)に示されるように、耐火板41が上方に向かうにつれて前後方向ZCの厚さが厚くなるように高さ方向ZAの長さの異なる複数の耐火板41を前後方向ZCに積層してもよい。
要するに、横部材27の背面側に配置される耐火板41は、横部材27の下方に比べ上方の耐火性能が向上するような構成であればよい。
上記実施形態において、引戸20R,20Lから縦部材26、横部材27、丁番28及びドアクローザを省略してもよい。すなわち引戸20R,20Lは、全閉状態において回転することにより通行可能な状態にする開き戸構造を省略してもよい。
上記実施形態では、防火設備を防火戸1として具体化したが、防火設備は防火戸に限られず、例えば防火窓であってもよい。
11X…中方立の芯材
12X…巾木の芯材
21X…戸先側縦框の芯材
22X…戸尻側縦框の芯材
23X…上框の芯材
26X…縦部材の芯材
27X…横部材の芯材
24X…下框の芯材
42…化粧材
43…ブラケット(取付手段)
45…ビス(取付部材、取付手段)
50…芯材
Claims (7)
- 防火設備のフレームの構成部材である芯材と、
前記芯材に取り付けられた化粧材と、
前記化粧材を前記芯材に取り付ける取付手段とを備え、
前記取付手段は、前記化粧材が熱変形するときに、前記芯材に対する前記化粧材の変位を許容する
防火設備。 - 前記取付手段は、前記化粧材が前記化粧材の長手方向への変位を抑制しつつ、前記化粧材が前記化粧材の長手方向に直交する方向への変位を許容するように設けられている
請求項1に記載の防火設備。 - 前記取付手段は、前記芯材の上部、中央部及び下部の3箇所から選択される複数箇所に設けられ、取付部材により前記化粧材と前記芯材とを固定する
請求項1又は2に記載の防火設備。 - 前記取付手段は、前記化粧材を前記芯材に取り付けるブラケットを有し、
前記ブラケットは、前記化粧材の熱変形に伴い、前記化粧材の長手方向に変形可能であり、前記取付部材は前記ブラケットにおいて前記化粧材と前記芯材とを固定している
請求項3に記載の防火設備。 - 前記取付手段は、前記化粧材が前記化粧材の長手方向に直交する方向への変位を抑制しつつ、前記化粧材が前記化粧材の長手方向の変位を許容するように設けられている
請求項1に記載の防火設備。 - 前記化粧材の長手方向において前記防火設備の他の構成要素に前記化粧材の収容部が形成されており、
前記取付手段は、前記化粧材が熱変形したときに、前記化粧材が前記収容部に侵入可能な取付構造である
請求項4に記載の防火設備。 - 前記取付手段は、前記化粧材を前記芯材に取り付けるブラケットを有し、
前記ブラケットは、前記化粧材が熱変形したときに、前記ブラケットが前記化粧材の長手方向に移動可能な構造である
請求項5又は6に記載の防火設備。
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