JP2017198059A - タイル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイル1は、タイル表面2とタイル裏面3とを貫通すると共に下地材80に貼付する接着材90を侵入させ硬化させるための貫通孔4を有しており、接着材90がタイル裏面3側から貫通孔4内に侵入して硬化するため、貫通孔4が壁面等からの剥落防止構造として機能する。さらに、タイルを施工面に張り付ける際にタイルの押し込み具合を目視確認しながら施工することができることで施工品質を向上させることができる。さらに、接着材90の経年劣化対策として貫通孔4にアンカーピンなどを打ち込むことでより確実に落下防止が可能でタイル壁面の高寿命化を図ると共に補修を容易かつスムーズに行える。
【選択図】図3
Description
また、施工に際して、タイルの押し込み具合については職人任せであり、施工面に対して職人が一枚一枚大量のタイルを張り付けていく中で不十分な圧力しか加えていないタイルがあっても確認することができなかった。
さらに、タイル貼りから経年、雨や風雪にさらされると、接着材の経年劣化対策が問題となり、タイル壁面等の高寿命化に貢献できると共に補修等メンテナンスが容易なタイルが嘱望されていた。
請求項2に記載したタイルによれば、上記請求項1の効果をより奏するタイルとなる。
請求項3に記載したタイルによれば、上記請求項1または2の効果をさらに奏するタイルとなる。
請求項4に記載したタイルによれば、タイル自体の剥落防止効果がより高いタイルとなる。
請求項5に記載したタイルによれば、タイル自体の剥落防止効果がより高いタイルとなる。
請求項6に記載したタイルによれば、貫通孔を介してタイル表面側に接着材が溢れ出してしまうことを抑制できる。
請求項7に記載したタイルによれば、複数種の貫通孔が混在することで、タイル自体の剥落防止効果がより高いタイルとなる。
請求項8に記載したタイルによれば、凹凸部により貫通孔内に侵入して硬化したボンド材等接着材と貫通孔との接着性がより高く、剥落防止効果がより高いタイルとなる。
この実施例のタイル1は、図2または図3に示すように、タイル表面2とタイル裏面3とを貫通すると共に下地材80に貼付する接着材90を侵入させ硬化させるための貫通孔4を有している。以下、各構成について順次詳述する。
図3は本発明のタイル1を用いてボンド貼り工法により壁面を構成した場合の縦断面図であり、まず、下地材80の表面にボンド材90を塗布する。そして、このボンド材90が硬化する前にタイル1を押し付けて貼り付ける。これにより、下地材80とタイル1との間に存在する空気が、貫通孔4を介してタイル表面2側から外方に抜けるため空気溜まりが減少される。また、タイル裏面3側から貫通孔4内にボンド材90が侵入し、その後、楔状に硬化してタイル1の抜け止めとして機能することで剥落防止効果を奏する。さらに、塗目地100をタイル表面2側から塗布すると、タイル表面2側から貫通孔4内に侵入し、その後、硬化してボンド材90を被覆することで紫外線によるボンド材90の劣化防止機能を奏する。なお、本発明のタイルは、貫通孔を長手方向の両側2ケ所程度に形成して、吸水性のあるシートパックを採用すればPC板に打ち込んで使用することも可能であり、PC板を構成するタイルとしても使用可能である。
この実施例のタイル10と前述したタイル1との基本的な相違は、貫通孔14であり他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
具体的には、この実施例のタイル10では、タイル一面に渡って平面視正方形の貫通孔14が多数設けられている。これにより、タイル10自体が壁面等からの剥落防止構造を備え、下地材とタイルとの間における空気溜まりを減少させることができると共に、接着材の経年劣化を原因とするメンテナンスを容易かつより確実に行う効果がさらに高いタイルが構成される。
この実施例のタイル20と前述したタイル1との基本的な相違は、貫通孔24であり他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例のタイル20における貫通孔24は、中間に最も細くなる絞り部24aを有している。これにより、タイル裏面3から侵入する接着材90は、絞り部24の存在により侵入の勢いが抑制されるため、貫通孔24を介してタイル表面2側に接着材90が溢れ出してしまうことが抑制される。なお、このような中間に絞り部24aを有した貫通孔24を形成する方法としては、例えば図9に示すように、所望寸法および形態に成形したタイル素地20を、コンベア50によりh方向に搬送し、テーパー状押圧部材51,52を上下よりk方向に移動させて、同時にタイル素地20を押圧して形成する方法などが挙げられる。また、図中25は裏足である。さらに、この実施例の貫通孔24は、タイル裏面3から絞り部24aまでが徐々に細く形成され、絞り部24aからタイル表面2までが徐々に広く形成されているが、タイル裏面3から絞り部24aまでが段階的に細く形成され、絞り部24aからタイル表面2までが徐々にまたは段階的に広く形成されたものも本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル30と前述したタイル20との相違は貫通孔34のみであり他の構成については同様である。タイル20と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例のタイル30における貫通孔34は、タイル表面2側とタイル裏面3側で同一形状でかつ同一寸法のストレートな貫通孔であり、このような貫通孔34を有するタイル30も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル40と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔41,42であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔41は、タイル裏面3側が狭くタイル表面2側が広く形成されている。換言すれば、タイル裏面3側の開口が小さく、タイル表面2側の開口が大きくなるように形成されている。他方、貫通孔42は、タイル裏面3側が広くタイル表面2側が狭く形成されている。換言すれば、タイル裏面3側の開口が大きく、タイル表面2側の開口が小さくなるように形成されている。そして、タイル40はこれら貫通孔41,42が多数混在するように形成され、このような貫通孔41,42を有するタイル40も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル43と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔44であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔44は、タイル裏面3側が広くタイル表面2側が狭く形成されている。換言すれば、タイル裏面3側の開口が大きく、タイル表面2側の開口が小さくなるように形成されている。そして、タイル43は貫通孔44が多数形成され、このような貫通孔44を有するタイル43も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル45と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔46であり他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔46は、凹凸部47を有しており、貫通孔46内に侵入して硬化したボンド材等接着材と貫通孔46との接着性が凹凸部47により高くなり、剥落防止効果がより高いタイルが構成される。そして、タイル45は貫通孔47が多数形成されており、このような貫通孔46を有するタイル45も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル48と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔49であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔49は曲面にて形成されており、タイル裏面3側開口とタイル表面2側開口とが同一の大きさに形成され、さらに、貫通孔49の中間付近が最も広く形成されている。そして、タイル48にはこのような貫通孔49が多数設けられ、このような貫通孔49を有するタイル48も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル60と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔61であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔61は曲面にて形成されており、タイル裏面3側が狭くタイル表面2側が広く形成されている。換言すれば、タイル裏面3側の開口が小さく、タイル表面2側の開口が大きくなるように形成されている。そして、タイル60には貫通孔61が多数形成され、このような貫通孔61を有するタイル60も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル62と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔63であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔63は曲面にて形成されており、タイル裏面3側が広くタイル表面2側が狭く形成されている。換言すれば、タイル裏面3側の開口が大きく、タイル表面2側の開口が小さくなるように釣鐘状に形成されている。そして、タイル62には貫通孔63が多数形成され、このような貫通孔63を有するタイル62も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル64と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔65であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔65は、タイル表面2側に凹部66を有しており、この凹部66の底面(下面)に連続して貫通部67が設けられ、貫通部67は凹部66側が広くタイル裏面3側が狭く形成されている。換言すれば、凹部66側開口が大きく、タイル裏面3側の開口が小さくなるように形成されている。そして、タイル64には貫通孔65が多数形成され、このような貫通孔65を有するタイル64も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル68と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔69であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔69は、タイル裏面3側に凹部71を有しており、この凹部71の上面に連続して貫通部70が設けられ、貫通部70は凹部71側が狭くタイル表面2側が広く形成されている。換言すれば、凹部71側開口が小さく、タイル表面2側の開口が大きくなるように形成されている。そして、タイル68には貫通孔69が多数形成され、このような貫通孔69を有するタイル68も本発明の範疇に包含される。
この実施例のタイル72と前述したタイル1との基本的な相違は貫通孔73であり、他の構成については同様である。タイル1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の貫通孔73は、タイル表面2側に凹部74を有しており、この凹部74の底面(下面)に連続して貫通部75が設けられ、貫通部75は凹部74側開口とタイル裏面3側開口が同一の大きさの筒状体に形成されている。そして、タイル72には貫通孔73が多数形成され、このような貫通孔73を有するタイル72も本発明の範疇に包含される。さらに、本発明の範疇には、タイル裏面とタイル表面にそれぞれ凹部が設けられ、それらの凹部を連通させる貫通部を備えたタイルも包含される。
2 タイル表面
3 タイル裏面
4 貫通孔
80 下地材
90 接着材
100 塗目地材
Claims (8)
- タイル表面とタイル裏面とを貫通すると共に下地材に貼付する接着材を侵入させ硬化させるための貫通孔を有していること特徴とするタイル。
- 前記貫通孔は複数設けられている請求項1に記載のタイル。
- 前記貫通孔はタイル一面に渡って分散して設けられている請求項2に記載のタイル。
- 前記貫通孔は、前記タイル裏面側が狭く前記タイル表面側が広く形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のタイル。
- 前記貫通孔は、断面視で前記タイル表面側が長く前記タイル裏面側が短い台形に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載のタイル。
- 前記貫通孔は、中間に最も細くなる絞り部を有している請求項1ないし3のいずれかに記載のタイル。
- 前記貫通孔は、前記タイル裏面側が狭く前記タイル表面側が広く形成されたものと、前記タイル裏面側が広く前記タイル表面側が狭く形成されたものとが混在している請求項1ないし3のいずれかに記載のタイル。
- 前記貫通孔は、凹凸部を有している請求項1ないし7のいずれかに記載のタイル。
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