JP2017200467A - 薬剤用容器 - Google Patents
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Abstract
Description
この薬剤用容器において、フィルムは、二層構造であり、上層は薬剤非透過性を有し、下層は薬剤透過性を有する。上層は所定の引っ張り力で下層から層間剥離可能に構成されている。そして、フィルムの下層が容器本体の上部に形成された鍔部に固着されることで、薬剤を収容した容器の上部開口が閉塞されている。
薬剤使用時に、フィルムの上層が下層から剥離される。薬剤非透過性の上層が剥離されることで、薬剤透過性の下層が外部に露出し、容器本体内の薬剤の揮散成分が下層を透過して揮散する。
(1) 薬剤が収容される凹部を有する容器本体と、
前記容器本体の上端に形成された鍔部と、
前記凹部を閉塞する封止用のフィルムと、
前記鍔部に前記フィルムが固着される固着部と、
を備え、
前記フィルムは、前記鍔部に固着される下層と、該下層から剥離可能な上層と、の二層構造であり、且つ把持部を備え、
前記把持部をフィルム剥離方向に引っ張ることで前記フィルムの前記上層を前記下層から剥離可能な薬剤用容器であって、
前記固着部の外側の縁部に、前記把持部の引っ張り時に前記フィルムの前記下層が破断される破断部を備えることを特徴とする薬剤用容器。
忌避剤としては、例えば、ディート、ジ−n−ブチルサクシネート、ヒドロキシアニソール、ロテノン、エチル−ブチルアセチルアミノプロピオネート、イカリジン(ピカリジン)、IR3535、p−メンタン−3,8−ジオール等が挙げられる。なお、防虫剤や忌避剤には香料として使用できる成分も含まれる。
殺菌剤(抗菌剤)としては、例えば、二酸化塩素、ヨウ素、チモール、イソプロピルメチルフェノール、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、エタノール、プロピルアルコール、フェノール、クレゾール、フェノキシエタノール等が挙げられる。
香料としては、例えば、ハッカ油、ペパーミント油、スペアミント油、イグサ、ヒノキ、レモン油、オレンジ油、ラベンダー油等の精油、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、メントール、シトラール、シトロネラール、ゲラニオール等の香気成分等が挙げられる。
溶剤としては、例えば、水、エタノール、プロパノール、ベンジルアルコールエチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル等が挙げられる。
色素としては、青色1号、青色2号、赤色102号、赤色106号、赤色227号、赤色230号の(1)、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、緑色3号、緑色201号、緑色204号、橙色205号、等の法定色素、クロロフィル、リボフラビン、アンナット、アントシアニン等の天然色素等が挙げられる。
これらの成分は、1種単独で使用されても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。薬剤として殺虫剤、防虫剤、忌避剤、除菌剤、香料等を使用し、その薬剤揮散の制御や、内容物の安定化のために溶剤を加えたり、内容物の視認性を高めるために色素などを加えて調整することができる。
図1は本発明の第1実施形態に係る薬剤用容器の斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3の(a)は、本発明の第1実施形態に係る薬剤用容器を水平状態に置いた時の平面図、図3の(b)はその要部拡大平面図である。
フィルム18Aは、図10の(b)に示すように、鍔部16に固着される下層22と、下層22から剥離可能な上層24と、の二層構造である。固着部30において、下層22は、剥離できないように鍔部16に固着されているが、上層24は所定の力で下層22から剥離可能である。
なお、本発明における把持部は、フィルム18(18A)の先端側が舌片部17の先端部に熱溶着された本実施形態の把持部26の構成に限らず、固着部30より外側へ延出されたフィルム18(18A)の先端部のみにより構成されるものでもよい。
フィルム18Aと鍔部16との固着部30の平面形状は、上記第1実施形態の薬剤用容器10と同様に、把持部26の先端を向いた角部30aを有する形状である。破断部28は、固着部30の角部30aの先端から所定長さの部分に形成されている。
具体的には、把持部26を摘み、フィルム剥離方向に引っ張ることで、スリット27で破断された舌片部17の先端部が鍔部16の一縁部から切り離され、把持部26が剥離方向にめくり上げられる。
本第3実施形態の薬剤用容器10Bは、凹部12Bを有する容器本体14Bと、容器本体14Bの上端(凹部12Bの開口端縁)に形成された鍔部16と、鍔部16に固着されて容器本体14Bの凹部12Bを閉塞する封止用のフィルム18Bと、を備えている。
容器本体14Bの深底部14bは、薬剤用容器10Bが上記薬剤揮散装置のインジケータ装着部62に装着される際の挿入方向(図11中、上下方向)に沿う浅底部14aの略中央部に形成されている。そして、インジケータ装着部62への圧入部56が、深底部14bの両端に隣接してそれぞれ形成されている(図11参照)。薬剤非透過性の素材で形成された容器本体14Bの凹部12B内には、揮散性の薬剤20が収容されている。凹部12Bは、薬剤20を収容した状態で、フィルム18Bにより閉塞されている。
本第4実施形態の薬剤用容器10Cは、薬剤20を収容するための平面視で略五角形状の凹部12Cを有する容器本体14Cと、容器本体14Cの上端(凹部12Cの開口端縁)に形成された鍔部16と、鍔部16に固着されて容器本体14Cの凹部12Cを閉塞する封止用のフィルム18Cと、を備えている。
そして、フィルム18Cの把持部26と、鍔部16の一縁部に突設される舌片部17とが、上記薬剤揮散装置のインジケータ装着部62に装着される際の挿入方向(図12の(a)中、上下方向)に沿う中央部に設けられている。
本第5実施形態の薬剤用容器10Dは、薬剤20を収容するための平面視で略円形状の凹部12Dを有する容器本体14Dと、容器本体14Dの上端(凹部12Dの開口端縁)に形成された鍔部16と、鍔部16に固着されて容器本体14Dの凹部12Dを閉塞する封止用のフィルム18Dと、を備えている。
そして、フィルム18Dの把持部26と、鍔部16の一縁部に突設される舌片部17とが、上記薬剤揮散装置のインジケータ装着部62に装着される際の挿入方向(図13中、上下方向)に沿う中央部に設けられている。
本第6実施形態の薬剤用容器10Eは、凹部12Eを有する容器本体14Eと、容器本体14Eの上端(凹部12Eの開口端縁)に形成された鍔部16と、鍔部16に固着されて容器本体14Eの凹部12Eを閉塞する封止用のフィルム18Eと、を備えている。
更に、フィルム18Eの把持部26Eは、円形に膨出した先端部形状を有しているので、把持部26Eをフィルム剥離方向に引っ張る際に摘まみ易く、上層24を下層22からさらに容易に剥離することができる。
シールエッジ長さと剥離強度の関係を調べた。
容器本体14と、容器本体14の凹部12を閉塞する封止用のフィルム18を熱溶着し、図1〜図3のような薬剤用容器を作製した。固着部30の角部30aの角度は120度とした。なお、凹部12には揮散性の薬剤20として香料を収容している。以下、薬剤用容器を薬剤揮散具として説明する。
評点
5:簡単に剥がせる
4:剥がせる
3:どちらとも言えない
2:やや固いが剥がせる
1:固くて剥がせない
試験者ごとの評点の平均値を表1に示す。
シールエッジ長さと剥離強度の関係を、試験機を用いた引っ張り強度測定にて評価を行った。
12 凹部
14 容器本体
14a 浅底部
14b 深底部
16 鍔部
18 フィルム
20 薬剤
22 下層
24 上層
26 把持部
28,28A,28B 破断部
30 固着部
30b 縁部
54 薬剤揮散装置の容器
55 窓部
56 圧入部
62 インジケータ装着部
Claims (5)
- 薬剤が収容される凹部を有する容器本体と、
前記容器本体の上端に形成された鍔部と、
前記凹部を閉塞する封止用のフィルムと、
前記鍔部に前記フィルムが固着される固着部と、
を備え、
前記フィルムは、前記鍔部に固着される下層と、該下層から剥離可能な上層と、の二層構造であり、且つ把持部を備え、
前記把持部をフィルム剥離方向に引っ張ることで前記フィルムの前記上層を前記下層から剥離可能な薬剤用容器であって、
前記固着部の外側の縁部に、前記把持部の引っ張り時に前記フィルムの前記下層が破断される破断部を備えることを特徴とする薬剤用容器。 - 前記破断部は、切欠、スリット、孔のいずれか、又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤用容器。
- 前記固着部の平面形状は、前記把持部の先端を向いた角部を有し、該角部の角度は60度〜160度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤用容器。
- 前記固着部の平面形状は、前記把持部の先端を向いた角部を有し、該角部を形成する辺の長さは5mm〜25mmであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の薬剤用容器。
- 前記フィルムの前記上層は薬剤非透過性であり、前記下層は薬剤透過性であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の薬剤用容器。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| JP2016091540 | 2016-04-28 | ||
| JP2016091540 | 2016-04-28 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20220002584U (ko) * | 2021-04-21 | 2022-10-28 | 김성원 | 덮개와 본체간 분리 가능한 거즈형 소독솜 용기 |
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| JP2015193400A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 小林製薬株式会社 | 薬剤容器 |
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| KR20220002584U (ko) * | 2021-04-21 | 2022-10-28 | 김성원 | 덮개와 본체간 분리 가능한 거즈형 소독솜 용기 |
| KR200497517Y1 (ko) * | 2021-04-21 | 2023-11-30 | 김성원 | 덮개와 본체간 분리 가능한 거즈형 소독솜 용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6562954B2 (ja) | 2019-08-21 |
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