JP2017205721A - 多成分を3以上の画分に分離するクロマト分離方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第4工程を組み合わせることで分離を実施し、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行うことを特徴とする方法からなる。
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液をさらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液をさらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第4工程を組み合わせることで分離を実施する分離手段と、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行う操作手段と、
を有することを特徴とするものからなる。
4成分以上の成分を含む原液の特定の成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔を直列に連結するとともに最下流部の単位充填塔と最上流部の単位充填塔を連結することにより無端状に形成された充填層に対して、4成分以上の成分を含む原液と3種類以上の溶離液とを充填層に通流させることにより、吸着剤に対する親和力の順に順次に分かれた吸着帯域を形成させた循環系に対し、
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
脱着力が最も強い第4溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の最も遅い成分を、第3溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第4工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第5工程を組み合わせることで分離を実施し、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、第4溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行うことを特徴とする方法、
となる。
明する。
図1は、本発明の一実施態様に係る擬似移動層方式クロマト分離装置を示している。本実施態様では、クロマト分離装置1は、4つの単位充填塔4(No.1〜No.4充填塔)を備えており、各充填塔4内には、原液タンク2から供給されてくる原液3中に含まれる3成分以上の成分中の特定成分に対し選択的吸着能力を有する吸着剤5が充填されている。各充填塔4は、配管6により、各充填塔4の出口から隣接する充填塔4の入口へと連結されて、全体として直列に連結されており、最後部の単位充填塔4(例えば、図1におけるNo.4充填塔4)の出口から最前部の単位充填塔4(例えば、図1におけるNo.1充填塔4)の入口へと配管6で連結されることにより、全単位充填塔4が無端状に連結されている。したがって、この全単位充填塔4が無端状に連結された充填層は、流体が矢印方向に循環可能な循環系7として形成されている。
填塔4に溶離液が供給される。
循環系内は第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、原液の供給位置によって異なる機能を有する別個の帯域に分割される。
第3溶離液の供給位置から吸着剤層を移動する速度が遅い成分(以下C成分とする)の披き出し位置を含み第2溶離液の供給位置手前までを第1帯域、第2溶離液の供給位置から吸着剤層を移動する速度が中間である成分(以下B成分とする)の披き出し位置を含み第1溶離液の供給位置手前までを第2帯域、第1溶離液の供給位置から原液の供給位置手前までを第3帯域、原液の供給位置から吸着剤層を移動する速度が速い成分(以下A成分とする)の抜き出し位置を含み第3溶離液の供給位置手前までを第4帯域とする。
第4帯域において、原液は吸着剤と接触し、B成分、C成分は吸着され、A成分が下流部の単位充填塔から抜出される。第4帯域の上流部には第3帯域があり、吸着剤の擬似的な移動によって第3帯域に運ばれたA成分の吸着剤からの置換が行われる。第3帯域の最上流部の単位充填塔に第1溶離液が供給され、第1溶離液によって置換されたA成分は下流部にある第4帯域に運ばれる。
第3帯域の上流部には第2帯域があり、ここでは吸着剤の擬似的な移動によって第2帯域に運ばれたB成分、C成分のうち、B成分の第2溶離液による吸着剤からの置換が行われる。第2溶離液には、B成分を吸着剤から溶離できるものが選ばれる。置換されたB成分は第2帯域の最下流部の単位充填塔から披き出される。
第2帯域の上流部には第1帯域があり、ここでは吸着剤の擬似的な移動によって第1帯域に運ばれたC成分の第3溶離液による吸着剤からの置換が行われる。第3溶離液には、C成分を吸着剤から強制的に溶離できる最も強い溶離液が選ばれる。置換されたC成分は第1帯域の最下流部の単位充填塔から披き出される。
第1工程と第2工程および第3工程は、同時に行うことで、1サイクル時間の短縮につながり、樹脂量あたりの原液処理量を増やすことができる。
第1工程では、第1溶離液と原液のいずれか一方を供給することにより、循環系に供給される原液の濃度分布が循環系内で広がりにくく、このため高い分離性能を得ることができるが、A成分とBおよびC成分の分離が容易な場合においては、分離にかかる時間を短縮して生産性を高めることができるため、第1溶離液と原液は同時に供給した方が良い。
第4工程では、一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の披き出しを行わずに循環系内の液を循環させるので、所望の精製条件まで分離された状態が的確にかつ容易に作り出され、分離効率が向上される。
を第3溶離液によって強制的に溶出させることで、第1帯域の吸着剤量を従来の方法より少なくすることができ、また移動速度の遅い成分(C成分)の溶出に用いる溶離液量を少なくすることができ、C画分の濃縮コストも少なくすることができる。
原液を供給するとともに全量をA画分抜き出し位置より抜き出す工程では、いずれかの原液供給弁を開き、原液を対応する単位充填層4の人口側から循環系7内に供給し、A画分の抜き出し位置に相当するA画分抜き出し弁Aを開き、そのすぐ下流側にある遮断弁を閉め、A画分抜き出しライン8とA画分合流管9を通じて切り換え弁A0を開き、A画分の全量を抜き出す。
第1溶離液を供給するとともに全量をA画分披き出し位置より抜き出す工程では、いずれかの第1溶離液供給弁を開き、第1溶離液を対応する単位充填層4の入口側から循環系7内に供給し、A画分の披き出し位置に相当するA画分抜き出し弁Aを開き、そのすぐ下流側にある遮断弁を閉め、A画分抜き出しライン8とA画分合流管9を通じて切り換え弁A0を開き、A画分の全量を抜き出す。
第1溶離液と原液を同時に供給するとともに循環系内に供給された液量と等しい量をA画分披き出し位置より抜き出す工程では、いずれかの第1溶離液供給弁を開き、同時にいずれかの原液供給弁を開き、第1溶離液を対応する単位充填層4の人口側から循環系7内に供給し、同時に原液を対応する単位充填層4の人口側から循環系7内に供給しA画分の披き出し位置に相当するA画分抜き出し弁Aを開き、そのすぐ下流側にある遮断弁を閉め、A画分抜き出しライン8とA画分合流管9を通じて切り換え弁A0を開き、循環系内に供給された液量と等しい量をA画分として抜き出す。
第2溶離液を供給するとともに全量をB画分抜き出し位置より披き出す工程では、いずれかの第2溶離液供給弁を開き、第2溶離液を対応する単位充填塔4の人口側から循環系7内に供給し、B画分の抜き出し位置に相当するB画分抜き出し弁Bを開き、そのすぐ下流側にある遮断弁を閉め、B画分抜き出しライン22を通じてB画分の全量を抜き出す。
第3溶離液を供給するとともに全量をC画分抜き出し位置より抜き出す工程では、いずれかの第3溶離液供給弁を開き、第3溶離液を対応する単位充填塔4の人口側から循環系7内に供給し、C画分の抜き出し位置に相当するC画分抜き出し弁Cを開き、そのすぐ下流側にある遮断弁を閉め、C画分抜き出しライン10を通じてC画分の全量を抜き出す。
一切の供給、抜き出しを行わずに循環系7内の液を移動させる工程(循環工程)では、
いずれかのA画分抜き出し弁Aを開き、そのすぐ下流にある遮断弁を閉め、A画分抜き出しライン8より全量を循環系7外に披き出し、A画分合流管9を通じて切り換え弁Z0を開き循環戻り管13を通じ、第1溶離液供給ポンプPE1を介し第1溶離液の供給位置に相当する第1溶離液供給弁Eaより供給する。
表1には、弁の開閉制御状態を示し、表中の数字は各弁の番号を示し(たとえば、Fの項で1はF1の弁を示している)、その番号が記入されている弁が開弁されることを表している。空欄の場合には、閉弁の状態を示している。また、弁A、B、C、Rおよび循環流体抜き出し弁(A1〜A4およびZ0)の項では、全量抜き出しを行う弁の番号を示している。空欄の場合にはその弁での抜き出しは行わない。さらに、原液供給ポンプPF、第1溶離液供給ポンプPE1、第2溶離液供給ポンプPE2および第3溶離液供給ポンプPE3の項では、丸印は運転状態を示しており、空欄の場合には、停止状態を示す。なお、表1において工程1−1〜1−3から工程4−1〜4−3までが、本クロマト装置1における分離処理の1サイクルを示している。
(表1の工程1−1について)
工程1−1では、原液供給弁F4を開き原液を循環系7内に供給するとともに、A画分抜出弁A4を開き、そこからA画分の全量を披き出す。同時に第2溶離液供給弁Eb2を開き第2溶離液を循環系7内に供給するとともに、B画分抜出弁B2を開き、そこからB画分の全量を抜き出す。さらに同時に第3溶離液供給弁Ec1を開き、第2溶離液を循環系7内に供給するとともに、C画分抜出し弁C1を開き、そこからC画分の全量を抜き出す。したがって、この工程1−1は本発明で言う原液を供給するとともに循環系内に供給された液量と等しい量をA画分抜き出し位置より抜き出す第1工程、第2溶離液を供給するとともに全量をB画分抜き出し位置より抜き出す第2工程および第3溶離液を供給するとともに全量をC画分抜き出し位置より抜き出す第3工程を同時に行う工程に相当している。
この工程1−1を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として図2.N-cycle.工程1−1に示す。
工程1−2では、第1溶離液供給弁Ea3を開き第1溶離液を循環系7内に供給するとともに、A画分抜出弁A4を開き、そこからA画分の全量を抜き出す。同時に第2溶離液供給弁Eb2を開き、第2溶離液を循環系7内に供給するとともに、B画分抜き出し弁B2を開き、そこからB画分の全量を抜き出す。さらに同時に第3溶離液供給弁Ec1を開き、第3溶離液を循環系7内に供給するとともに、C画分抜出し弁C1を開き、そこからC画分の全量を抜き出す。したがって、この工程1−2は本発明で言う第1溶離液を供給するとともに循環系内に供給された液量と等しい量をA画分抜き出し位置より抜き出す第1工程、第2溶離液を供給するとともに全量をB画分抜き出し位置より抜き出す第2工程および第3溶離液を供給するとともに全量をC画分抜き出し位置より抜き出す第3工程を同時に行う工程に相当している。このとき原液はF0弁を通して原液タンクに戻している。
この工程1−2を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として図2.N-cycle.工程1−2に示す。
工程1−3では、A画分(循環液)抜き出し弁A3を開き、そこから循環流体を循環系7から全量披き出す。抜き出された循環流体を循環ポンプによって第1溶離液供給弁Ea4から再度、循環系7内に供給する。したがって、この工程1−3は本発明で言う一切の供給、抜き出し、遮断を行わずに循環系内の液を移勤させる工程(第4工程)に相当している。このとき原液はF0弁を通して原液タンクに戻している。
この工程1−3を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として、図2.N-cycle.工程1−3に示す。
以上の一連の工程1−1〜1−3では、原液、第1溶離液、第2溶離液、第3溶離液の供給位置、A画分、B画分、C画分の抜き出し位置、遮断弁Rの開閉位置および循環工程における循環流体抜き出し弁の位置は、ある特定の位置関係に保って実行され、これら一連の工程1−1〜1−3が終了すると、その特定の位置関係を維持しつつ、各制御対象弁の位置を下流側に一つ移行し、次の一連の工程2−1〜2−3を実行する。この移行を順次行うことにより、周知の擬似移動層方式クロマト分離装置の運転操作と同等の機能を達成できる。
工程2−1〜2−3、工程3−1〜3−3、工程4−1〜4 −3では、上記の如く各弁の位置を一つずつ移行した状態にて、上記工程1−1〜1−3と同様の運転を実行する。工程1−1〜4−3までが実行されると、分離処理の1サイクルが終丁する。
表2には、弁の開閉制御状態を示し、表中の数字は各弁の番号を示し(たとえば、Fの項で1はF1の弁を示している)、その番号が記入されている弁が開弁されることを表している。空欄の場合には、閉弁の状態を示している。また、弁A、B、C、Rおよび循環流体抜き出し弁(A1〜A4およびZ0)の項では、全量抜き出しを行う弁の番号を示している。空欄の場合にはその弁での抜き出しは行わない。さらに、原液供給ポンプPF、第1溶離液供給ポンプPE1、第2溶離液供給ポンプPE2および第3溶離液供給ポンプPE3の項では、丸印は運転状態を示しており、空欄の場合には、停止状態を示す。なお、表2において工程1−1〜1−2から工程4−1〜4 −2までが、本クロマト装置1における分離処理の1サイクルを示している。
(表2の工程1−1について)
工程1−1では、第1溶離液供給弁Ea3を開くと同時に原液供給弁F4を開き第1溶離液と原液を循環系7内に供給するとともに、A画分抜出弁A4を開き、そこからA画分の全量を披き出す。同時に第2溶離液供給弁Eb2を開き第2溶離液を循環系7内に供給するとともに、B画分抜出弁B2を開き、そこからB画分の全量を抜き出す。さらに同時に第3溶離液供給弁Ec1を開き、第2溶離液を循環系7内に供給するとともに、C画分抜出し弁C1を開き、そこからC画分の全量を抜き出す。したがって、この工程1−1は本発明で言う第1溶離液と原液を同時に供給するとともに循環系内に供給された液量と等しい量をA画分抜き出し位置より抜き出す第1工程、第2溶離液を供給するとともに全量をB画分抜き出し位置より抜き出す第2工程および第3溶離液を供給するとともに全量をC画分抜き出し位置より抜き出す第3工程を同時に行う工程に相当している。
この工程1−1を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として図3.N-cycle.工程1−1に示す。
工程1−2では、A画分(循環液)抜き出し弁A3を開き、そこから循環流体を循環系7から全量抜き出す。抜き出された循環流体を循環ポンプによって第1溶離液供給弁Ea4から再度、循環系7内に供給する。したがって、この工程1−2は本発明で言う一切の供給、抜き出し、遮断を行わずに循環系内の液を移勤させる工程(第4工程)に相当している。このとき原液はF0弁を通して原液タンクに戻している。
この工程1−2を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として、図2.N-cycle.工程1−2に示す。
以上の一連の工程1−1〜1−2では、原液、第1溶離液、第2溶離液、第3溶離液の供給位置、A画分、B画分、C画分の抜き出し位置、遮断弁Rの開閉位置および循環工程における循環流体披き出し弁の位置は、ある特定の位置関係に保って実行され、これら一連の工程1−1〜1−2が終了すると、その特定の位置関係を維持しつつ、各制御対象弁の位置を下流側に一つ移行し、次の一連の工程2−1〜2−2を実行する。この工程2−1を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として、図2.N-cycle.工程2−1に示し、工程2−2を単位充填層内の濃度分布を想定した模式図として、図2.N-cycle.工程2−2に示した。
このように各制御対象弁の位置の移行を順次行うことにより、周知の擬似移動層方式クロマト分離装置の運転操作と同等の機能を達成できる。
工程2−1〜2−2、工程3−1〜3−2、工程4−1〜4 −2では、上記の如く各弁の位置を一つずつ移行した状態にて、上記工程1−1〜1−2と同様の運転を実行する。工程1−1〜4−2までが実行されると、分離処理の1サイクルが終丁する。
2 原液タンク
3 原液 (F または Feed)
4 単位充填層
5 吸着剤
6 配管
7 循環系
8 A画分抜き出しライン(循環抜き出しラインを兼用)
9 A画分合流管
10 C画分抜き出しライン
11 C画分合流管
13 循環戻り管
15 第1溶離液クンク
16 第1溶離液 ( Ea )
17 原液供給ライン
18 原液分岐供給ライン
19 原液戻りライン
20 第1溶離液供給ライン
21 第1溶離液分岐供給ライン
22 B画分抜き出しライン
23 B画分合流管
24 第2溶離液タンク
25 第2溶離液 ( Eb )
26 第2溶離液供給ライン
27 第2溶離液分岐供給ライン
28 第3溶離液タンク
29 第3溶離液 ( Ec )
30 第3溶離液供給ライン
31 第3溶離液分岐供給ライン
PE1 第1溶離液供給ポンプ
PE2 第2溶離液供給ポンプ
PE3 第3溶離液供給ポンプ
PF 原液供給ポンプ
A1、A2、A3、A4 A画分披き出し弁(循環流体抜き出し弁と兼用)
B1、B2、B3、B4 B画分披き出し弁
C1、C2、C3、C4 C画分披き出し弁
Ea1、Ea2、Ea3、Ea4 第1溶離液供給弁
Eb1、Eb2、Eb3、Eb4 第2溶離液供給弁
Ec1、Ec2、Ec3、Ec4 第3溶離液供給弁
F1、F2、F3、F4 原液供給弁
R1、R2、R3、R4 遮断弁
F0 原液戻り弁
A0 A画分切り換え弁
Z0 循環液切り換え弁
Claims (6)
- 3成分以上の成分を含む原液の特定の成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔を直列に連結するとともに最下流部の単位充填塔と最上流部の単位充填塔を連結することにより無端状に形成された充填層に対して、3成分以上の成分を含む原液と2種類以上の溶離液とを充填層に通流させることにより、吸着剤に対する親和力の順に順次に分かれた吸着帯域を形成させた循環系に対し、
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第4工程を組み合わせることで分離を実施し、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行うことを特徴とする擬似移動層方式クロマト分離方法。 - 第1工程、第2工程および第3工程を同時に実施することを特徴とする請求項1に記載の擬似移動層方式クロマト分離方法。
- 3成分以上の成分を含む原液の特定の成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔を直列に連結するとともに最下流部の単位充填塔と最上流部の単位充填塔を連結することにより無端状に形成された充填層に対して、3成分以上の成分を含む原液と2種類以上の溶離液とを充填層に通流させることにより、吸着剤に対する親和力の順に順次に分かれた吸着帯域を形成させた循環系に対し、
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液をさらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液をさらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第4工程を組み合わせることで分離を実施する分離手段と、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行う操作手段と、
を有することを特徴とする擬似移動層方式クロマト分離装置。 - 第1工程、第2工程および第3工程を同時に実施する手段からなることを特徴とする請求項3に記載の擬似移動層方式クロマト分離装置。
- 4成分以上の成分を含む原液の特定の成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔を直列に連結するとともに最下流部の単位充填塔と最上流部の単位充填塔を連結することにより無端状に形成された充填層に対して、4成分以上の成分を含む原液と3種類以上の溶離液とを充填層に通流させることにより、吸着剤に対する親和力の順に順次に分かれた吸着帯域を形成させた循環系に対し、
脱着力が最も弱い第1溶離液と原液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内において原液中に含まれる移動速度の最も速い成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、
脱着力が中間的な第2溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の中間的な成分として第1溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第2工程と、
脱着力が強い第3溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の遅い成分を、第2溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第3工程と、
脱着力が最も強い第4溶離液を、さらに上流部から供給し、原液中に含まれる移動速度の最も遅い成分を、第3溶離液の供給位置より上流部において単位充填塔から流出する全量を抜き出す第4工程と、
一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第5工程を組み合わせることで分離を実施し、
原液供給位置、第1溶離液の供給位置、第2溶離液の供給位置、第3溶離液の供給位置、第4溶離液の供給位置、各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域が移動するのに合わせて、循環系の下流側に順次移動させる操作を行うことを特徴とする擬似移動層方式クロマト分離方法。 - 天然物を原料として、請求項1、請求項2あるいは請求項5の方法を用いて分離精製されることを特徴とする有価成分、特にビタミン類、不飽和脂肪酸類、カロテノイド類に分類される生産物。
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