JP2017228442A - コネクタ - Google Patents

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博幸 松本
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Ho Jin Gang
ホ ジン ガン
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Shinya Shoda
進也 正田
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早紀 勝本
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Abstract

【課題】接続させたコネクタ同士のがたつきを抑制し、高い耐震性及び耐久性を有するコネクタを提供する。【解決手段】第1コネクタ部材12と、第2コネクタ部材68と、が嵌合されるコネクタ10であって、第1コネクタ部材12は、突起部58が形成された第1ハウジング22を有し、第2コネクタ部材68は、第2ハウジング84と、第2ハウジング84が覆われると共に、取り付けられるフード部材122と、フード部材122と第2ハウジング84との間に設けられた弾性部材174と、突起部58と係止されるロック機構69と、を有し、ロック機構69が操作され、突起部58が嵌合方向に引きつけられ、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が嵌合方向への移動が規制された後、ロック機構69が操作され、フード部材122が弾性部材174を圧縮しながら移動され、弾性部材174が圧縮された状態でロック機構69が固定される。【選択図】図19

Description

本発明は、本発明は、接続させたコネクタのがたつきを抑制し、高い耐震性及び耐久性を有するコネクタに関する。
例えば、下記特許文献1に耐震性を有するコネクタの発明が開示されている。下記特許文献1の発明によれば、第1接続端子を支持するメス型の第1ハウジングと、前記第1接続端子と電気的に接続される第2接続端子を支持するとともに、前記第1ハウジングに嵌挿されて前記第1ハウジングと嵌合するオス型の第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合する方向と直交する一方向に延在して前記第1ハウジングに形成された溝に掛け止められ、かつ前記嵌合する方向および前記溝の方向のいずれにも直交する方向に沿って前記第2ハウジングに付勢する掛け止め金具と、を含み、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングのいずれか一方は、前記嵌合する方向に延在し、かつ所定の幅変化率および所定の角度変化率により形成されたテーパ形状のスリットリブを備え、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングのいずれか他方は、前記スリットリブに対応する位置に設けられるとともに前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合方向に延在し、かつ前記スリットリブの所定の角度変化率よりも大きな角度変化率および前記所定の幅変化率よりも大きな幅変化率を有するテーパ形状の溝を備え、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された場合、前記溝の内周面に対して前記スリットリブの外壁面が嵌入されて前記スリットリブのスリットが狭くなり、前記溝に前記スリットリブが圧入されるとしている。
特開2008−071678号公報
上記特許文献1のコネクタの発明では、第1ハウジングと第2ハウジングの嵌合状態を保つために、掛け止め金具が用いられており、この掛け止め金具が第1ハウジングと第2ハウジングの固定溝に入り込み傾斜面が押圧されることで固定される構成となっている。
しかし、上記特許文献1に開示されたコネクタでは、金属製の掛け止め金具が用いられているため、製造費用が高価となる課題がある。また、掛け止め金具の弾性力により固定されているため、より大きな力がかかった場合は、外れるおそれがある。
本発明の目的は、接続させたコネクタ同士のがたつきを抑制し、高い耐震性及び耐久性を有するコネクタを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のコネクタは、第1コネクタ部材と、第2コネクタ部材と、が嵌合されるコネクタであって、
前記第1コネクタ部材は、外面側に少なくとも1つの突起部が形成された第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタ部材は、第2ハウジングと、前記第2ハウジングが覆われるように設けられると共に、内側に前記第2ハウジングが取り付けられるフード部材と、前記フード部材と前記第2ハウジングとの間に設けられた弾性部材と、前記第1コネクタ部材の前記突起部と係止されるロック機構と、を有し、
前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合、前記ロック機構が操作されることで、前記ロック機構に係止された前記第1ハウジングの前記突起部が嵌合方向に引きつけられると共に、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合方向に移動されるようになり、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの少なくとも一部が当接され、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材の嵌合方向への移動が規制された後、さらに前記ロック機構が操作されることで、前記フード部材が前記第2ハウジングとの間に設けられた前記弾性部材を圧縮しながら嵌合方向へ移動され、前記弾性部材が圧縮された状態で前記ロック機構が固定されるように構成されていることを特徴とする。
また、第2の態様のコネクタは、第1の態様のコネクタにおいて、前記第2コネクタ部材は、前記第1コネクタ部材に設けられた少なくとも一つの第1コンタクトと接触される少なくとも一つの第2コンタクトを有し、
前記第2コンタクトの前記第1コンタクトと接触される側とは反対側には、ワイヤーが取り付けられており、
前記弾性部材には、前記ワイヤーが挿通される挿通部が形成されたことを特徴とする。
また、第3の態様のコネクタは、第1又は第2の態様のコネクタにおいて、前記第2ハウジングの前記フード部材側には、前記弾性部材が収容される筒状の囲い部が形成されており、
前記フード部材の前記第2ハウジング側には、前記囲い部が挿入される隙間部が形成されており、
前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合、前記ロック機構の操作により前記フード部材が前記弾性部材を圧縮して移動される際に、前記第2ハウジングの前記囲い部が前記フード部材の前記隙間部を移動されることを特徴とする。
また、第4の態様のコネクタは、第1から第3のいずれかの態様のコネクタにおいて、前記ロック機構は、前記フード部材の内側に対向するように前記突起部が通過される少なくとも一つのスライド溝部が形成された板状のスライド部材と、前記スライド部材を移動させるレバー部材と、を有し、
前記スライド部材は、前記フード部材の内部に、前記レバー部材により前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材の嵌合方向に対して直交する方向に反復移動されるように設けられ、
前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合に、前記レバー部材により前記スライド部材が移動されることで、前記スライド溝部に前記突起部が通過される際に押圧されて、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合方向に移動される構成となっていることを特徴とする。
また、第5の態様のコネクタは、第4の態様のコネクタにおいて、前記スライド溝部は、前記突起部が通過可能な幅であって、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合における前記スライド部材の移動方向において、前方側に比べ後方側が、前記第1コネクタ部材が接続される側に対して離れるように傾斜されて形成されたことを特徴とする。
また、第6の態様のコネクタは、第4又は第5の態様のコネクタにおいて、前記レバー部材は、操作部と、前記操作部の両端から延設された一対の腕部と、前記腕部の前記操作部とは反対側の端部側にそれぞれ形成された複数の突起が形成された爪部と、前記爪部の中央部分にそれぞれ形成された軸部と、を有し、
前記スライド部材には、前記爪部が噛み合わされる嵌合部が形成され、
前記レバー部材の前記軸部を軸に回転させることで、前記スライド部材が移動されるような構成とされていることを特徴とする。
また、第7の態様のコネクタは、第1から第6の態様のコネクタにおいて、前記第1ハウジングと前記フード部材の嵌合される際に隣接される部分には、少なくとも2本の板状突起が立設された耐震突起、又は、前記耐震突起が嵌入される楔状に切り込まれた耐震突起嵌入溝のいずれかが少なくとも一つずつ形成されており、
前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合される際に、前記耐震突起が前記耐震突起嵌入溝に嵌入される構成とされていることを特徴とする。
第1の態様のコネクタによれば、第2コネクタ部材に設けられた弾性部材が押圧された状態で第1コネクタ部材と第2コネクタ部材が固定された構成とされていることで、弾性変形された弾性部材の元に戻ろうとする弾性力により第2ハウジングが常に嵌合方向に押圧された状態で第1ハウジングと当接されるようになるため、がたつきが抑制され、高い耐久性及び耐震性を得ることができる。
また、第2の態様のコネクタによれば、弾性部材が押圧されて弾性変形することで、電線が挿通された挿通部が圧縮されて径が縮まることで、より防水性を高めることができる。
また、第3の態様のコネクタによれば、弾性部材が圧縮された際のフード部材の移動を簡単な構造で円滑に行うことができるようなる。
また、第4の態様のコネクタによれば、ロック機構を突起部の数に対応したスライド溝部が形成されたスライド部材を組み合わせることで、嵌合を確実に行うことができるようになる。
また、第5の態様のコネクタによれば、スライド部材のスライド溝部に突起部を通過させるだけで、第1コネクタ部材と第2コネクタ部材を嵌合方向に移動させることができるようになる。
また、第6の態様のコネクタによれば、レバー部材を回転させることで、スライド部材を反復移動させることができるようになる。
また、第7の態様のコネクタによれば、圧縮された弾性部材により、第1コネクタ部材と第2コネクタ部材が常に押圧された状態となるため、耐震突起嵌入溝に嵌入された耐震突起も常に押圧された状態となるため耐震性を高めることができる。
図1Aは実施形態の第1コネクタ部材と第2コネクタ部材が接続された状態のコネクタの斜視図であり、図1Bは接続前の状態のコネクタの斜視図である。 図2Aは第1コネクタ部材の斜視図であり、図2Bは一方から見た側面図である。 図3Aは第1コネクタ部材の平面図であり、図3Bは正面図であり、図3Cは底面図である。 図4Aは第2コネクタ部材の後面図であり、図4Bは平面図であり、図4Cは正面図である。 第2コネクタ部材の分解斜視図である。 図6Aは信号用の第2コンタクトの斜視図であり、図6Bは電源用の第2コンタクトの斜視図である。 図7Aは第2ハウジングの一方から見た斜視図であり、図7Bは上下を逆にした状態の斜視図である。 フード部材の一方から見た斜視図である。 図9Aはフード部材の正面図であり、図9Bは後面図である。 図10Aはスライド部材の斜視図であり、図10Bは平面図であり、図10Cは底面図である。 図11Aはワイヤーシールの一方から見た斜視図であり、図11Bは他方から見た斜視図である。 図12Aはカバー部材の一歩から見た斜視図であり、図12Bは他方から見た斜視図であり、図12Cは後面図であり、図12D平面図である。 図13Aはレバー部材の斜視図であり、図13Bは正面図である。 図14Aはリテーナの斜視図であり、図14Bは正面図である。 図15Aは第1コネクタ部材と第2コネクタ部材の接続を説明する図1Bに続く斜視図であり、図15Bは平面図である。 図16Aは図15BのXVIA−XVIA線での断面図であり、図16Bは図15BのXVIB−XVIB線での断面図である。 図17Aは第1コネクタ部材と第2コネクタ部材の接続を説明する図16Aに続く断面図であり、図17Bは図16Bに続く断面図である。 図18Aは第1コネクタ部材と第2コネクタ部材の接続を説明する図17Aに続く断面図であり、図18Bは図17Bに続く断面図である。 図19Aは第1コネクタ部材と第2コネクタ部材の接続を説明する図18Aに続く断面図であり、図19Bは図18Bに続く断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのコネクタを例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではない。本発明は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態]
図1〜図19を参照して、実施形態にかかるコネクタ10について説明する。実施形態のコネクタ10は、図1に示すように、基板等に実装される第1コネクタ部材12と、第1コネクタ部材12に接続される第2コネクタ部材68とを有し、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が着脱自在なるように構成されている。また、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68には、接続状態の固定及び解除が行われるロック機構69を構成するレバー部材184とスライド部材242と、が備えられている。なお、実施形態では、第1コネクタ部材12が雄側のコネクタとなり、第2コネクタ部材68が雌側のコネクタとなっている。
まず、図1〜図3を参照して、実施形態の第1コネクタ部材12について説明する。第1コネクタ部材12は、複数の第1コンタクト14と、この複数の第1コンタクト14が装着された第1ハウジング22と、第1ハウジング22に取り付けられ、基板に接続される側の各第1コンタクト14を整列させる補整板62とを有している。なお、第1コンタクトは、信号用の第1コンタクト14aと電源用の第1コンタクト14bが複数の段と列に配列されて設けられており、第1ハウジング22と第1コンタクト14a及び第1コンタクト14bは、例えば、インサート成形により一体となるように形成されている。
第1コネクタ部材12の信号用の第1コンタクト14aは、金属製の棒状体の一部が屈曲されて、略L字状に形成されており、第1コンタクト本体部16aと、第1コンタクト本体部16aの一方に第2コネクタ部材68に設けられた信号用の第2コンタクト70a(図6A参照)と接触される第1接触部18aと、他方に基板とはんだ付け等により接続される接続部20aとを有している。なお、第1コネクタ部材12の第1コンタクト14aは、複数の段と列に配列されているため、配置された位置により長さが異なるように形成されているが、構成はそれぞれ共通する。
また、第1コネクタ部材12の電源用の第1コンタクト14bは、信号用の第1コンタクト14aと大きさが異なるが、略共通の構成を有しており、金属製の棒状体の一部が屈曲されて、略L字状に形成されており、第1コンタクト本体部16bと、第1コンタクト本体部16bの一方に第2コネクタ部材68に設けられた電源用の第2コンタクト70b(図6B参照)と接触される第1接触部18bと、他方に基板とはんだ付け等により接続される接続部20bとを有している。なお、以下、第1コネクタ部材12に設けられた信号用の第1コンタクト14a及び電源用の第1コンタクト14bはまとめて第1コンタクト14ともいう。
第1ハウジング22は、複数の第1コンタクト14が一体となるように収容された第1コンタクト収容部42が設けられた第1ハウジング本体部24を有し、第1ハウジング本体部24の一方側には、第1コンタクト14の第1接触部18側が配置され、第2コネクタ部材68と接続される嵌合部46を有している。また、第1ハウジング本体部24の他方側からは、第1コンタクト14の接続部20側が配置され、補整板62が設けられている。
第1ハウジング22の第1ハウジング本体部24は、第1コンタクト14の第1接触部18側が突出された第1前面26と、第1コンタクト14の接続部20側が突出された第1後面30と、第1上面34、第1底面36、一方の第1側面38及び他方の第1側面40で囲まれて所定の幅を有するブロック体で形成されている。また、第1コンタクト収容部42には、装着される第1コンタクト14に応じて形成されており、信号用の第1コンタクト14aと、信号用よりやや大きい電源用の第1コンタクト14bがそれぞれ一体となるように収容されている。
第1ハウジング本体部24の第1前面26には、第1コンタクト14の第1接触部18側が突出され、この突出された第1コンタクト14を囲うように第2コネクタ部材68が接続される少なくとも一つ、実施形態では、2つの嵌合部46が筒状に延設されて形成されている。この嵌合部46は、第1コネクタ部材12が第2コネクタ部材68と接続される際に、第2コネクタ部材68に挿入される部分となる。以下、1つの嵌合部46を代表して説明する。
嵌合部46は、上面側48、底面側52及び両側面側50で囲まれた略矩形状の筒状体が第1ハウジング本体部24の第1前面26から延設されて一体に形成されており、各角部が曲面状となるように形成されている。
また、嵌合部46の筒状体の片方の側面側50の外周側には、外側ガイド部56がそれぞれ形成されている。この外側ガイド部56は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材が接続される際に、第2コネクタ部材68のフード部材122に形成された嵌合部ガイド溝168(図8参照)がガイドされるようになる。また、外側ガイド部56が片方の側面側50のみに形成されていることで、第2コネクタ部材68が反対向きに接続されることを防止することができる。
また、嵌合部46の上面側48及び底面側52には、複数の突起状の案内突起部59が形成されている。この案内突起部59は、嵌合部46の挿抜方向に傾斜がそれぞれ形成されており、フード部材122が取り付けられる際に案内レール溝148(図8、図9、図16A参照)に案内されると共に、後述するフード部材122に設けられるスライド部材242に形成された係止突部272(図13、図16A参照)が押圧されることで、フード部材122内のスライド部材242の係止を解除する部分となる。
また、嵌合部46の上面側48及び底面側52には、少なくとも一つ、実施形態では、上面側48に2つ、底面側52に2つの突起部58がそれぞれ形成されている。この突起部58は、後述する第2コネクタ部材68に設けられたスライド部材242及び、このスライド部材242を反復移動させるレバー部材184と、が組み合わされて、第1コネクタ部材12と第2コネクタ68の嵌合を行うと共に、接続状態の固定及び固定の解除を行うようになる。
また、嵌合部46の上面側48及び底面側52の各内周側には、複数の内側ガイド部54が突出されて形成されており、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際に、第2コネクタ部材68の第2ハウジング84に形成された各ガイド溝108にガイドされ、案内される部分となる。
また、嵌合部46の内側には、第1ハウジング本体部24の第1前面26から突出されたガイド板部60が複数形成されている。このガイド板部60は第2コネクタ部材68の第2ハウジング84に形成されたガイド孔90に嵌入されるようになる。なお、実施形態では、ガイド板部60には、平面状に形成されたものと、板体に複数の溝が形成されたものとがそれぞれ設けられている。
また、嵌合部46の第2コネクタ部材68と接続される側の各角部の内側には、くさび状に切れ込まれた溝がそれぞれ形成されている。このくさび状の溝は、後述するフード部材122に形成された第1耐震突起164が嵌入されるための第1耐震突起嵌入溝61となる。
また、第1ハウジング本体部24の第1後面30からは、第1コンタクト14の接続部20側が突出されている。さらに、第1ハウジング本体部24の第1後面30の第1底面36側には、補整板62が取り付けられる補整板取付部44が形成されている。
補整板62は、第1コンタクト14の接続部20が貫通される複数の貫通孔64が形成された板状体となっており、接続部20を整列させ、基板等に接続しやすくするものである。この補整板62の第1ハウジング22と取り付けられる側には、第1ハウジング22の補整板取付部44と取り付けられる被取付部66が形成されている。
なお、実施形態の第1コネクタ部材12では、第1ハウジング22と各第1コンタクト14をインサート成形により一体に形成した場合を説明したが、これに限らず、第1ハウジングと第1コンタクトを別々に形成し、組み立てるようにしてもよい。
次に、図1、図4〜図14を参照して、第2コネクタ部材68について説明する。なお、実施形態のコネクタ10では、第2コネクタ部材68は第1コネクタ部材12に2つ設けられるようになっているが、これらの第2コネクタ部材68は一部の構成が左右対称に形成されているだけで、他の構成は共通するので、一方のみを代表して説明する。
第2コネクタ部材68は、図4、図5に示すように、ワイヤー78が接続された複数の第2コンタクト70と、複数の第2コンタクト70が収容される第2コンタクト収容部120が形成された第2ハウジング84と、第2ハウジング84に収容された第2コンタクト70を位置決め固定するリテーナ226と、第2ハウジング84の外周側に環状に設けられたシール部材240と、第2ハウジング84が覆われるように設けられたフード部材122と、フード部材122の内側であって、第2ハウジング84との間に設けられた弾性部材としてのワイヤーシール174と、フード部材122の第1コネクタ部材12と接続される側とは反対側に設けられたカバー部材204と、カバー部材204に回転自在に設けられたレバー部材184と、フード部材122内に配置され、レバー部材184により反復移動される一対のスライド部材242と、を有している。なお、実施形態では、レバー部材184とスライド部材242によりロック機構69が構成されている。また、第2コンタクト70は、図6Aに示すような、信号用の第2コンタクト70aと図6Bに示すような電源用の第2コンタクト70bが複数の段と列に配列されて設けられている。
まず、信号用の第2コンタクト70aは、図6Aに示すように、筒状の第2コンタクト本体部72aと、第2コンタクト本体部72aの一方側に信号用の第1コンタクト14aの第1接触部18aが挿入された状態で接触される第2接触部74aを有し、他方側にワイヤー78が装着されるワイヤー装着部76aを有している。また、第2コンタクト本体部72aの上側80aには、後述する第2ハウジング84の第2コンタクト収容部120内に設けられた爪状のランス(図示省略)が嵌め込まれる嵌入部82aが形成されており、また、第2コンタクト本体部72aのワイヤー装着部76a側にはリテーナ226の固定突起232が嵌め込まれることにより位置決め固定される固定部83aが形成されている。
また、電源用の第2コンタクト70bは、図6Bに示すように、信号用の第2コンタクト70aと略共通の構成を有しており、筒状の第2コンタクト本体部72bと、第2コンタクト本体部72bの一方側に電源用の第1コンタクト14bの第1接触部18bが挿入された状態で接触される第2接触部74bを有し、他方側にワイヤー78が装着されるワイヤー装着部76bを有している。また、第2コンタクト本体部72bの上側80bには、後述する第2ハウジング84の第2コンタクト収容部120に設けられた爪状のランス(図示省略)が嵌め込まれる嵌入部82bが形成されており、また、第2コンタクト本体部72bのワイヤー装着部76b側にはリテーナ226の固定突起232が嵌め込まれることにより位置決め固定される固定部83bが形成されている。なお、以下、第2コネクタ部材68に設けられた信号用の第2コンタクト70a及び電源用の第2コンタクト70bはまとめて第2コンタクト70ともいう。
次に、図7を参照して、第2ハウジング84について説明する。第2ハウジング84は、一方に内部に収容される第2コンタクト70と接続される第1コネクタ部材12の第1コンタクト14が挿入される複数の第1コンタクト挿入部88がそれぞれ形成された第2前面86と、第2コンタクト70が挿入される複数の第2挿入孔94が形成された第2後面92と、リテーナ226が装着されるリテーナ装着溝110が形成された第2上面106と、第2上面106の反対側の第2底面112と、一方の第2側面114及び他方の第2側面116を有するブロック体であって、樹脂材料で形成されている。また、第2ハウジング84の内部には、複数の第2コンタクト70が収容される第2コンタクト収容部120が第2前面86に形成された第1コンタクト挿入部88と第2挿入孔94とが繋がれるようにそれぞれ形成されている。
第2ハウジング84の第2前面86には、第1コンタクト14の第1接触部18が挿入される複数の第1コンタクト挿入部88と、第1ハウジング22に形成されたガイド板部60が挿入される複数のガイド孔90が、それぞれ第2ハウジング84の内部に亘って形成されている。
また、第2ハウジング84の第2後面92には、第2コンタクト70が挿入され、第2コンタクト収容部120と連通される第2挿入孔94と、第2後面92側に配置されるワイヤーシール174に形成された嵌入突起178(図11参照)が嵌入されるワイヤーシール嵌入溝96がそれぞれ形成されている。第2挿入孔94は、信号用の第2コンタクト70aと、信号用よりやや大きい電源用の第2コンタクト70bが挿入されるようにそれぞれ形成されている。
また、第2後面92側の周辺側、すなわち、第2上面106側、第2底面112側、一方の第2側面114側及び他方の第2側面116側には、第2後面92より延設された筒状の囲い部98が形成されている。この囲い部98は、ワイヤーシール174が収容される部分となると共に、フード部材122に形成された第2ハウジング取付部130に取り付けられる部分となる。なお、囲い部98の一方の第2側面114側及び他方の第2側面116側には、フード部材122の第2ハウジング取付部130(図9A参照)に取り付けられる際に挿入が案内されるフード部材ガイド部100がそれぞれ形成されている。また、囲い部98の第2上面106側、第2底面112側、一方の第2側面114側及び他方の第2側面116側には、フード部材122の第2ハウジング取付部130と取り付けられる複数のフード部材取付部102がそれぞれ形成されている。
第2ハウジング84の第2上面106には、リテーナ226が装着されるリテーナ装着溝110が一方の第2側面114から他方の第2側面116に亘って形成されている。また、第2上面106の第2前面86側には、第1ハウジング22の内側ガイド部54が案内されるガイド溝108が形成されている。
また、第2ハウジング84の第2底面112にも、第1ハウジング22の内側ガイド部54が案内されるガイド溝108が形成されている。
一方の第2側面114と他方の第2側面116には、第2上面106側から装着されたリテーナ226が係止されるリテーナ係止突起118がそれぞれ形成されている。
また、第2ハウジング84の囲い部98の外周側の各角部には、突出された第2耐震突起104がそれぞれ形成されている。この第2耐震突起104は、板状突起が2列に形成されており、第2前面86に向かうほど、2列の板状突起の幅が太くなるような、ハの字状に形成されている。この第2耐震突起104は、第2コネクタ部材68の組み立ての際に、後述するフード部材122に形成された第2耐震突起嵌入溝131(図8、図9A参照)に嵌入されるようになる。
次に、図8、図9、図16を参照して、フード部材122について説明する。フード部材122は、第2ハウジング84が挿入されると共に、接続された第1コネクタ部材12の第1ハウジング22の嵌合部46が嵌合される開口部126が形成された前面部124と、複数のワイヤー78が挿通されるワイヤー挿通孔132がそれぞれ形成された後面部128と、上面部142、底面部144、一方の側面部166及び他方の側面部170とを有する箱状体であって、樹脂材料により形成されている。
また、フード部材122の内側の後面部128側には、第2ハウジング84が取り付けられる第2ハウジング取付部130が形成されている。第2ハウジング取付部130には、第2ハウジング84の囲い部98の一方の第2側面114側及び他方の第2側面116側の外周側に形成されたフード部材ガイド部100が案内される溝部133が一方の側面部166及び他方の側面部170の内側にそれぞれ形成されており、第2ハウジング84が取り付けられる際に案内されるようになる。
また、第2ハウジング取付部130には、第2ハウジング84の囲い部98の外周側に形成された、フード部材取付部102が取り付けられる係合部135がそれぞれ形成されており、第2ハウジング84が取り付けられる際に、フード部材取付部102と係合されて取り付けられるようになる。
さらに、第2ハウジング取付部130には、第2ハウジング84の囲い部98の外周側に形成された第2耐震突起104が嵌入されるくさび状の第2耐震突起嵌入溝131が各角部にそれぞれ形成されている。この耐震突起嵌入溝131は、第2ハウジング84がフード部材122に取り付けられる際に、第2ハウジング84の囲い部98にハの字状に形成され形成された第2耐震突起104が嵌入されると、この第2耐震突起104の幅が狭くなるように変形されることで、第2耐震突起104と第2耐震突起嵌入溝131が隙間なく嵌め合わされるようになり、第2ハウジング84とフード部材122とが固定され、振動等に対して高い耐久性を得ることができるようになる。
なお、フード部材122の内側の後面部128側の面は、第2コネクタ部材68が組み立てられた際に、後述するワイヤーシール174が当接されるワイヤーシール当接面150となる。
また、フード部材122の内側であって、第2ハウジング取付部130に対して前面部124側の各角部には、突出された第1耐震突起164がそれぞれ形成されている。この第1耐震突起164は、第1ハウジング22の嵌合部46に形成された第1耐震突起嵌入溝61に嵌入される部分となり、前述した第2耐震突起104のように、板状突起が2列に形成されており、後面部128に向かうほど、2列の板状突起の幅が太くなるような、ハの字状に形成されている。そして、第1耐震突起164は、くさび状に形成された第1耐震突起嵌入溝61に嵌入されることで、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際に、上述した、第2耐震突起104と第2耐震突起嵌入溝131と同様に、高い耐震性を得ることができるようになる。
なお、フード部材122に第2ハウジング84が取り付けられた場合には、第2ハウジング84の外周側とフード部材122の内側との間に隙間173が形成されるようになり、この隙間173は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際に、第1コネクタ部材12の嵌合部46が嵌まり込む部分となる(図4C、図16B参照)。
また、フード部材122の第2ハウジング取付部130には、第2ハウジング84の囲い部98が侵入するための隙間部152が環状に形成されている(図16B参照)。この隙間部152は、第2ハウジング84とフード部材122がワイヤーシール174が間に挟まれて組み立てられた状態では、隙間部152の奥側と第2ハウジング84の囲い部98の先端部分との間には隙間が設けられるようになる。一方、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際に、フード部材122が第2ハウジング84側へ押圧されることでワイヤーシール174が圧縮されるようになり、このワイヤーシール174が圧縮された距離を第2ハウジング84の囲い部98が隙間部152を移動するようになる。なお、詳細は後述する。
また、フード部材122の一方の側面部166の内側には、第1ハウジング22に形成された外側ガイド部56がガイドされる嵌合部ガイド溝168が形成されている。
また、図9B及び図16Aに示すように、フード部材122の上面部142側及び底面部144側の内側には、所定の隙間を有するように板体が設けられている。この隙間は、後述するスライド部材242が反復移動可能に配置されるスライド部材移動部154となり、板体は、スライド部材242を摺動可能に支持するスライド部材支持部156となる。
このスライド部材移動部154は、フード部材122の上面部142及び底面部144と略同じ広さであって、スライド部材242がフード部材122の一方の側面部166側と他方の側面部170側との間を移動されるようになっている。また、後面部128側のスライド部材移動部154には、後述するスライド部材242に形成されたスライドレール部270が嵌め込まれ、移動されるスライドレール溝158が形成されている。また、スライド部材移動部154の前面部124側には、スライド部材242の一方の長尺辺248(図10参照)が摺動可能に支持されるスライド部材支持壁160がそれぞれ形成されている。
さらに、スライド部材支持部156には、第1ハウジング22に形成された突起部58が通過される通過溝146がそれぞれ形成されている。また、通過溝146の外側、すなわち、一方の側面部166側及び他方の側面部170側には、第1ハウジング22の嵌合部46に形成された案内突起部59が案内される案内レール溝148がそれぞれ形成されている。
なお、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される場合に、通過溝146を通過した第1ハウジング22の嵌合部46の突起部58は、スライド部材支持部156から上面部142側及び底面部144側に向かって突出されるようになり、後述するスライド部材242に形成されたスライド溝部256と係合されるようになる(図10、図16A参照)。
また、スライド部材支持部156に形成された案内レール溝148の一方は、挿入されたスライド部材242を一時的に係止させる部分となっている。すなわち、スライド部材移動部154に挿入されたスライド部材242が、第1コネクタ部材12と第2コネクタ68の嵌合前に移動しないようにするために、スライド部材242に形成された係止突部272が案内レール溝148の一部に係止されるようになっている。そして、このスライド部材242の係止突部272は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される場合に、第1ハウジング22の嵌合部46に形成された案内突起部59が案内レール溝148を移動される際に、案内突起部59が案内レール溝148に係止されたスライド部材242の係止突部272を押し上げることで、スライド部材242の係止が解除されるようになっている。
また、フード部材122の後面部128の上面部142側及び底面部144側の略中央部分には、後述するレバー部材184の爪部196が挿通される爪部挿通孔149がそれぞれ形成されている。この爪部挿通孔149は、スライド部材移動部154に繋がれており、この爪部挿通孔149を挿通された爪部196はレバー部材184の回転に応じて回転可能とされ、また、スライド部材242に形成された係合溝266と噛み合うようになる(図16A参照)。
さらに、フード部材122の一方の側面部166及び他方の側面部170の上面部142側及び底面部144側には、それぞれスライド部材242が挿入されるスライド部材挿入口162が形成されている。
また、フード部材122の前面部124には、第2コネクタ部材68を組み立てる際に第2ハウジング84が挿入される開口部126が形成されている。この開口部126は、第1コネクタ部材12と接続される際に、第1ハウジング22の嵌合部46が嵌合される部分ともなる。なお、前面部124の上面部142側、底面部144側及び一方の側面部166側には、フード部材122の内側に形成された通過溝146や案内レール溝148、嵌合部ガイド溝168に繋がる溝がそれぞれ形成されている。
また、フード部材122の後面部128には、複数のワイヤー78が挿通される複数のワイヤー挿通孔132が前面部124側から貫通されて形成されている。このワイヤー挿通孔132は、信号用のものと、電源用のものが挿通されるようになっている。
また、フード部材122の後面部128の上面部142側及び底面部144側には、後述するカバー部材204が取り付けられるカバー部材取付部134がそれぞれ形成されている。このカバー部材取付部134は、カバー部材204に形成された挿入板部208が挿入される平開口部136と、カバー部材204の係止突起212が係止される係止部138がそれぞれ形成されている(図11参照)。また、平開口部136には、カバー部材204の挿入板部208の一部が切り掛かれたスリット部210が嵌まり込み、位置決め固定がされる仕切り部140がそれぞれ形成れている。
また、フード部材122の後面部128から一方の側面部166及び他方の側面部170にかけて、一部が切り欠かれて段状に形成された段部172がそれぞれ設けられている。この段部172には、カバー部材204に形成された側壁部224が嵌まり込むようになる。なお、実施形態では、一方の側面部166側に形成された段部172にカバー部材204の側壁部224が嵌まり込むようになる。
次に、図10、図16を参照して、スライド部材242について説明する。実施形態の第2コネクタ部材68では、一対のスライド部材242が用いられ、フード部材122の上面部142側及び底面部144側に一枚ずつ設けられるようになる。なお、2枚のスライド部材242は、向かい合うように配置され、それぞれが対称となるように形成されているので、フード部材122の底面部144側に設けられるスライド部材242を代表して説明する。
スライド部材242は、所定面積を有する、例えば矩形状の板状体で形成されており、2本のスライド溝部256が形成された表面244と、スライド溝部256を覆うような底板264が形成された裏面246と、スライド部材242の移動方向に沿った長尺の一対の長尺辺248、250と、嵌合方向に沿った一対の短尺辺252、254とを有し、樹脂材料で形成されている。
スライド部材242の表面244には、一対のスライド溝部256が形成されている。このスライド溝部256は、それぞれ、一方の長尺辺248から切り込まれ、短尺辺252、254に沿うやや傾斜した縦溝258と長尺辺248、250に沿うやや傾斜した横溝260と、この縦溝258と横溝260を繋ぐ曲線状の角溝262とを有し、略L字状に形成されている。このスライド溝部256は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際に、第1ハウジング22の嵌合部46に形成された突起部58が通る溝となる。なお、横溝260は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続される際のスライド部材242の移動方向において、前方側としての他方の短尺辺254側に比べ後方側としての一方の短尺辺252側が他方の長尺辺250に近づくように傾斜されて形成されている。
また、スライド部材242の表面244には、係止突部272が形成されており、スライド部材242がフード部材122のスライド部材移動部154に挿入された際に、スライド部材支持部156に形成された案内レール溝148の一方に係止され、フード部材122のスライド部材移動部154内に位置決め固定されるようになる。
また、スライド部材242のスライド溝部256の入り口が形成された一方の長尺辺248とは反対側の他方の長尺辺250には、後述するレバー部材184の爪部196と噛み合う係合溝266が形成されている。この係合溝266は、スライド部材242の内側に向かって窪んだ複数、実施形態では3つの凹み部268を有する曲線状の凹凸で構成されている。なお、この凹み部268に爪部196の爪片198が噛み合うようになる。また、係合溝266は、表面244から裏面246にかけて切り込まれて形成されている。
また、係合溝266が形成された側の他方の長尺辺250の表面244側に、この他方の長尺辺250に沿ったスライドレール部270が突出して形成されている。このスライドレール部270は、フード部材122のスライド部材支持部156に形成されたスライドレール溝158に嵌め込まれ、スライド部材242の移動を案内する部分となる。
次に、図5、図11、図16を参照して、ワイヤーシール174について説明する。ワイヤーシール174は、所定の厚みを有し、複数のワイヤー78が挿通される複数のワイヤー挿通部176が形成された板状体であって、ゴム等の弾性力を有する弾性部材で形成されている。
ワイヤーシール174は、第2ハウジング84と接して設けられる側には、複数の嵌入突起178が形成されており、第2ハウジング84に形成されたワイヤーシール嵌入溝96に嵌入されるようになる。
また、ワイヤーシール174の外周部180には、環状に凹凸182が形成されている。そして、ワイヤーシール174は、第2ハウジング84の第2後面92側の囲い部98の内部に取り付けられた状態で、第2ハウジング84と共にフード部材122に取り付けられるようになる。このとき、ワイヤーシール174は、フード部材122の内側の後面部128側のワイヤーシール当接面150に当接されるようになる。そのため、ワイヤーシール174は、フード部材122の内側のワイヤーシール当接面150と第2ハウジング84の第2後面92に挟まれるように配置されるようになる。
次に、図12を参照して、カバー部材204について説明する。カバー部材204は、フード部材122の後面部128側に取り付けられ、挿通された複数のワイヤー78を案内するための通路を形成するものである。
カバー部材204のフード部材122に取り付けられる取付面206は、開放された開口となっている。また、カバー部材204は、取付面206から導かれたワイヤー78を案内するような通路が、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68の嵌合方向に対して略直角方向に向かうように形成されており、取付面206の反対側の案内壁面214は一部が傾斜して形成されている。また、取付面206と案内壁面214とを繋ぐように、カバー上面218、カバー底面220及びカバー側面222で囲まれており、カバー側面222と対向する側は、ワイヤー78が出されるために開放されている。
また、カバー部材204の取付面206のカバー上面218側及びカバー底面220側には、フード部材122の後面部128に形成されたカバー部材取付部134に取り付けられる挿入板部208及び係止突起212がそれぞれ形成されている。この挿入板部208は、取付面206のカバー上面218及びカバー底面220と沿うような板状にそれぞれ形成されている。また、係止突起212は、この挿入板部208のカバー側面222側及びカバー側面222と反対側にそれぞれ形成されている。なお、挿入板部208には、複数のスリット部210が形成されており、フード部材122のカバー部材取付部134に形成された仕切り部140に噛み合うようになる。
また、カバー部材204のカバー上面218及びカバー底面220には、レバー部材184を一時的に止めておくための止め突起215がそれぞれ形成されている。
また、カバー部材204のカバー側面222側には、フード部材122側に延設された側壁部224が形成されている。
さらに、カバー部材204の案内壁面214の外側には、後述するレバー部材184のロック部190(図13、図16参照)が固定されるロック突起216が形成されている。
また、カバー部材204のカバー上面218及びカバー底面220には、取付面206側に貫通された軸受部225がそれぞれ形成されている。この軸受部225には、レバー部材184に形成された軸部194(図13参照)が回転自在に取り付けられるようになる。なお、カバー部材204へのレバー部材184の取り付けは、カバー部材204のカバー上面218側及びカバー底面220側からレバー部材184の軸部194を軸受部225に挿入すること行われる。
また、フード部材122とカバー部材204の取り付けは、先にカバー部材204にレバー部材184を取り付けた後、フード部材122のカバー部材取付部134の平開口部136に、カバー部材204の取付面206の挿入板部208を挿入して行われる。このとき、挿入板部208に形成されたスリット部210が平開口部136内に形成された仕切り部140に嵌入されるようになり、また、レバー部材184の爪部196がフード部材122の爪部挿通孔149に挿通されるようになる。そして、フード部材122のカバー部材取付部134に形成された係止部138にカバー部材204の係止突起212を係止させることでフード部材122とカバー部材204の取り付けが行われる。このとき、あらかじめフード部材122のスライド部材移動部154に挿入されたスライド部材242の係合溝266と噛み合うようになる。
次に、図13を参照して、レバー部材184について説明する。レバー部材184は、所定長さの操作部186と、操作部186の両端側であって、対向するように延設された一対の腕部192と、一対の腕部192の端部側に複数の爪片198が放射状に延設された爪部196と、爪部196の内側、すなわち、各爪部196が向かい合う側からそれぞれ突出された軸部194と、を有し、樹脂材料で形成されている。
操作部186は、使用者がレバー部材184を操作するために用いる部分であり、腕部192が延設された側の反対の面には、例えば、滑り止めとしての複数の凹凸溝188が形成されている。
また、操作部186の凹凸溝188が形成された面とは反対側の面の端辺には、ロック部190が形成されている。このロック部190は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続された際に、カバー部材204に形成されたロック突起216(図12、図16参照)と係止されて固定される部分である。
また、腕部192は、所定長さを有する一対の板体であって、レバー部材184が回転移動する際に、カバー部材204のカバー上面218側及びカバー底面220側に沿って移動されるようになる。なお、腕部192の内側には、カバー部材204のカバー上面218及びカバー底面220に形成された止め突起215が嵌まり込む止め穴200がそれぞれ形成されている。
また、爪部196は、腕部192の端部から放射状に突出された複数、実施形態では3本の爪片198で構成されている。この爪部196は、スライド部材242に形成された係合溝266と噛み合わされることで、レバー部材184の回転に応じて、スライド部材242を移動させることができるようになる。
また、軸部194は、腕部192の端部の爪部196の略中央部分から略直角方向に突出された略円形の柱状体でそれぞれ形成されている。この軸部194は、カバー部材204に形成された軸受部225に取り付けられることで、レバー部材184が回転されるようになる。なお、実施形態では、軸部194には、窪みが形成されている。
次に、図14を参照して、リテーナ226について説明する。リテーナ226は、所定の厚さを有する板状体であって、複数の第2コンタクト70が挿通されるコンタクト挿通孔228と、第1コネクタ部材12の第1ハウジング22に形成されたガイド板部60が挿通される複数のガイド板部挿通溝230が形成されている。
このコンタクト挿通孔228の上部229には、第2コンタクト70に形成された固定部83に嵌め込まれる固定突起232がそれぞれ形成されている。
また、リテーナ226の両側部側234、234には、一対の取付片236が形成されており、取付片236の内側には、第2ハウジング84の一方の第2側面114及び他方の第2側面116に形成されたリテーナ係止突起118(図7参照)に係止される係止用リブ238がそれぞれ形成されている。
リテーナ226は、第2ハウジング84に第2コンタクト70が装着される前にリテーナ装着溝110に挿入しておき、第2ハウジング84の第2コンタクト収容部120に第2コンタクト70が収容された後、リテーナ226を押し込むことで、第2コンタクト70に形成された固定部83にリテーナ226の固定突起232が嵌まり込み、第2コンタクト70が位置決め固定されるようになる。
シール部材240は、図5、図16に示すように、ゴム等の弾性力を有する弾性部材により環状に形成されており、第2ハウジング84の外周のシール部材装着部121に取り付けられる(図4C参照)。そして、シール部材240は、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が接続された場合、第1ハウジング22の嵌合部46の内側と密着されることで、防水機能を有するものである。
次に、図1、図15〜図19を参照して、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68の接続について説明する。
第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68の接続は、まず、図1Bに示すように、接続させる第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68を対応させて配置させる。このとき、第1コネクタ部材12の第1ハウジング22の嵌合部46の片方の側面側50に形成された外側ガイド部56と、第2コネクタ部材68のフード部材122の一方の側面部166に形成された嵌合部ガイド溝168とが対応するように配置させる。このようにすることで、第2コネクタ部材68が反対向きで接続されることを防止することができる。
次に、図15、図16に示すように、第1コネクタ部材12の嵌合部46に第2コネクタ部材68を挿入させる。このとき、第1コネクタ部材12の嵌合部46が第2コネクタ部材68の第2ハウジング84とフード部材122の間の隙間173に挿入すると共に、この挿入の際に、嵌合部46の上面側48及び底面側52の内側にそれぞれ形成された複数の内側ガイド部54が、第2ハウジング84の第2上面106及び第2底面112にそれぞれ形成されたガイド溝108に案内され、また、嵌合部46の内側の第1ハウジング本体部24の第1前面26から突出された第1コンタクト14及び、第1前面26に形成されたガイド板部60が、第2ハウジング84の第2前面86に形成された第1コンタクト挿入部88及びガイド孔90にそれぞれ挿入される。なお、第1コンタクト14は、第2ハウジング84の第1コンタクト挿入部88から挿入された後、第2ハウジング84の第2コンタクト収容部120に収容された第2コンタクト70とそれぞれ接触されるようになる。
さらに、この挿入の際に、嵌合部46の片方の側面側50の外周側に形成された外側ガイド部56が、第2コネクタ部材68のフード部材122の一方の側面部166の内側に形成された嵌合部ガイド溝168に案内されるようになる。
また、嵌合部46の上面側48及び底面側52の外周側に形成された各案内突起部59が、フード部材122の上面部142及び底面部144の内側に形成された案内レール溝148に沿って移動される。このとき、案内レール溝148に係止されたスライド部材242に形成された係止突部272が、この案内レール溝148を移動されている案内突起部59に押圧されることで、係止突部272の係止が解除され、スライド部材242が移動できるようになる。
さらにまた、嵌合部46の上面側48及び底面側52に形成された各突起部58が、フード部材122の上面部142側及び底面部144側の内側に設けられたスライド部材支持部156に形成された各通過溝146を通過される。このとき、各突起部58は、フード部材122のスライド部材移動部154に設けられたスライド部材242に形成された各スライド溝部256に入り込むようになる。なお、嵌合部46の各突起部58は、スライド部材242のスライド溝部256の嵌合方向に沿った縦溝258を通り、角溝262の手前の位置に配置されるようになる。
また、図16Bに示すように、第2ハウジング84の第2後面92側に形成された囲い部98の先端側、すなわち、嵌合方向側がフード部材122の後面部128の内側のワイヤーシール当接面150の外周部に形成された隙間部152に入り込むようになる。このとき、囲い部98の先端側と隙間部152の奥側とは当接されずに、隙間が設けられている。なお、レバー部材184が操作されていない状態では、ワイヤーシール174は圧縮されていない。
次に、図17に示すように、第2コネクタ部材68のレバー部材184を回転させる。このレバー部材184を軸部194の軸に回転させることにより、レバー部材184の爪部196の爪片198とスライド部材242の係合溝266の凹み部268が噛み合いながら回転されることで、スライド部材242がスライド部材移動部154を図17Aを平面視した場合の右方向、すなわち、スライド溝部256の縦溝258から嵌合部46の突起部58が離間される方向に移動されるようになる。このとき、嵌合部46の各突起部58は、スライド部材242のスライド溝部256内を、角溝262から嵌合方向とは略直角方向の傾斜された横溝260に移動されるようになる。また、スライド部材242の移動は、スライド部材242のスライドレール部270と一方の長尺辺248がスライド部材移動部154のスライドレール溝158とスライド部材支持壁160に沿って行われる。
なお、スライド溝部256の横溝260がやや傾斜して形成されていることで、スライド部材242の移動に伴い、嵌合部46の各突起部58がこの傾斜された横溝260に誘い込まれることで、第2コネクタ部材68が第1コネクタ部材12に近づく方向、すなわち、嵌合方向に移動されるようになる。
また、図17Bに示すように、第2コネクタ部材68が第1コネクタ部材12に近づくことで、第2ハウジング84の第2後面92側に形成された囲い部98が、フード部材122の後面部128の内側のワイヤーシール当接面150の外周部に形成された隙間部152により入り込むようになる。このとき、ワイヤーシール174は、第2ハウジング84の第2後面92とフード部材122のワイヤーシール当接面150との間に挟まれることで、徐々に圧縮されるようになっている。なお、この場合でも、囲い部98の先端側と隙間部152の奥側とは当接されずに、隙間が設けられている。
その後、図18Aに示すように、さらにレバー部材184を回転させることで、スライド部材242がさらに右方向に移動されると共に、嵌合部46の各突起部58がスライド部材242のスライド溝部256の傾斜された横溝260に押圧されることで第2コネクタ部材68が第1コネクタ部材12にさらに近づく方向に移動される。このとき、図18Bに示すように、第2コネクタ部材68の第2ハウジング84の第2前面86が第1コネクタ部材12の第1ハウジング22の第1前面26と当接され、嵌合方向の移動が規制されるようになる。また、第2ハウジング84の第2後面92側に形成された囲い部98は、フード部材122の後面部128の内側のワイヤーシール当接面150の外周部に形成された隙間部152の奥側にさらに入り込むようになる。
なお、図18Bに示すように、ワイヤーシール174は、第2ハウジング84の第2後面92とフード部材122のワイヤーシール当接面150との間に挟まれることで、さらに圧縮されるようになる。
また、レバー部材184は、第2ハウジング84と第1ハウジング22がと当接された状態では、レバー部材184のロック部190とカバー部材204のロック突起216との間には少しの距離が設けられ、固定されていない。
その後、さらにレバー部材184を回転させ、図19A、図19Bに示すように、カバー部材204のロック突起216にレバー部材184のロック部190と、を係止し、固定させる。
このレバー部材184の回転により、スライド部材242がさらに右方向に移動されることで、嵌合部46の各突起部58がスライド部材242のスライド溝部256の傾斜された横溝260に押圧され、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材とが嵌合方向に力がかかるようになる。しかし、第2コネクタ部材68の第2ハウジング84と第1コネクタ部材12の第1ハウジング22が当接され、第2ハウジング84の移動が規制されていることで、ワイヤーシール174が圧縮され、フード部材122のみが移動されるようになる。このフード部材122の移動は、第2ハウジング84とフード部材122の間のワイヤーシール174が圧縮された距離が、フード部材122の移動距離となる。
なお、第2ハウジング84の第2後面92側に形成された囲い部98の先端側と、フード部材122の後面部128の内側のワイヤーシール当接面150の外周部に形成された隙間部152の奥側とが最も近づくようになる。このとき、第2ハウジング84の囲い部98の先端側と、フード部材122の隙間部152の奥側とが当接されるようにしてもよい。
このように、実施形態のコネクタ10は、第2コネクタ部材68の第2ハウジング84とフード部材122の間に設けられたワイヤーシール174が圧縮される構成とすることで、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68が固定された状態において、第2ハウジング84とフード部材122の間で圧縮されたワイヤーシール174の弾性力により、第2ハウジング84が第1ハウジング22側へ常に押圧された状態を保つことができるため、がたつきを抑制し、高い耐震性を得ることができるようになる。
また、ワイヤーシール174が圧縮されることで、ワイヤー78が挿通されたワイヤー挿通部176も圧縮され、ワイヤー挿通部176の孔径が縮むようになり、より防水性を高めることができる。
なお、実施形態の第1コネクタ部材12に設けられた第1コンタクト14と第2コネクタ部材68の設けられた第2コンタクト70は、上述した第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68との接続に応じて、第2コンタクト70の第2接触部74(74a、74b)内に第1コンタクト14の第1接触部18(18a、18b)が徐々に挿入されることで行われるようになる。
以上で第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68の接続が完了する。なお、第1コネクタ部材12と第2コネクタ部材68の接続を解除する場合は、レバー部材184のロック部190をカバー部材204のロック突起216から外し、レバー部材184を反対に回転させることで容易に行うことができる。
なお、実施形態では、ロック機構69を第1ハウジング22の突起部58と係止されるスライド部材242と、スライド部材242を移動させるレバー部材184とで構成された場合を説明したが、これに限らず、レバー部材に突起部を係止させ、レバー部材の回転により突起部を引き込むことで、第1コネクタ部材と第2コネクタ部材を嵌合方向に移動させるような構成とすることもできる。
また、実施形態では、レバー部材184は、樹脂材料で形成された場合を説明したが、これに限らず、例えば、金属材料で形成してもよい。
10:コネクタ 12:第1コネクタ部材 14:第1コンタクト 18:第1接触部 20:接続部 22:第1ハウジング 24:第1ハウジング本体部 26:第1前面 30:第1後面 34:第1上面 36:第1底面 38:一方の第1側面 40:他方の第1側面 42:第1コンタクト収容部 44:補整板取付部 46:嵌合部 48:上面側 50:側面側 52:底面側 54:内側ガイド部 56:外側ガイド部 58:突起部 59:案内突起部 60:ガイド板部 61:第1耐震突起 62:補整板 64:貫通孔 66:被取付部 68:第2コネクタ部材 69:ロック機構 70:第2コンタクト 74:第2接触部 76:ワイヤー装着部 78:ワイヤー 82:嵌入部 83:固定部 84:第2ハウジング 86:第2前面 88:第2コンタクト挿入部 90:ガイド孔 92:第2後面 94:第2挿入孔 96:ワイヤーシール嵌入溝 98:囲い部 100:フード部材ガイド部 102:フード部材取付部 104:第2耐震突起 106:第2上面 108:ガイド溝 110:リテーナ装着溝 112:第2底面 114:一方の第2側面 116:他方の第2側面 118:リテーナ係止突起 120:第2コンタクト収容部 121:シール部材装着部 122:フード部材 124:前面部 126:開口部 128:後面部 130:第2ハウジング取付部 131:第2耐震突起嵌入溝 132:ワイヤー挿通孔 133:溝部 134:カバー部材取付部 135:係合部 136:平開口部 138:係止部 140:仕切り部 142:上面部 144:底面部 146:通過溝 148:案内レール溝 149:爪部挿通孔 152:隙間部 154:スライド部材移動部 156:スライド部材支持部 158:スライドレール溝 160:スライド部材支持壁 162:スライド部材挿入口 164:第1耐震突起嵌入溝 166:一方の側面部 168:嵌合部ガイド溝 170:他方の側面部 172:段部 173:隙間 174:ワイヤーシール(弾性部材) 176:ワイヤー挿通部 178:嵌入突起 180:外周部 182:凹凸 184:レバー部材 186:操作部 188:凹凸溝 190:ロック部 192:腕部 194:軸部 196:爪部 198:爪片 200:止め穴 204:カバー部材 206:取付面 208:挿入板部 210:スリット部 212:係止突起 214:案内壁面 215:止め突起 216:ロック突起 218:カバー上面 220:カバー底面 222:カバー側面 224:側壁部 225:軸受部 226:リテーナ 228:コンタクト挿通孔 229:上部 230:ガイド板部挿通溝 232:固定突起 234:側部側 236:取付片 238:係止用リブ 240:シール部材 242:スライド部材 244:表面 246:裏面 248:一方の長尺辺 250:他方の長尺辺 252、254:短尺辺 256:スライド溝部 258:縦溝 260:横溝 262:角溝 264:底板 266:係合溝 268:凹み部 270:スライドレール部 272:係止突部

Claims (7)

  1. 第1コネクタ部材と、第2コネクタ部材と、が嵌合されるコネクタであって、
    前記第1コネクタ部材は、外面側に少なくとも1つの突起部が形成された第1ハウジングを有し、
    前記第2コネクタ部材は、第2ハウジングと、前記第2ハウジングが覆われるように設けられると共に、内側に前記第2ハウジングが取り付けられるフード部材と、前記フード部材と前記第2ハウジングとの間に設けられた弾性部材と、前記第1コネクタ部材の前記突起部と係止されるロック機構と、を有し、
    前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合、前記ロック機構が操作されることで、前記ロック機構に係止された前記第1ハウジングの前記突起部が嵌合方向に引きつけられると共に、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合方向に移動されるようになり、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの少なくとも一部が当接され、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材の嵌合方向への移動が規制された後、さらに前記ロック機構が操作されることで、前記フード部材が前記第2ハウジングとの間に設けられた前記弾性部材を圧縮しながら嵌合方向へ移動され、前記弾性部材が圧縮された状態で前記ロック機構が固定されるように構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第2コネクタ部材は、前記第1コネクタ部材に設けられた少なくとも一つの第1コンタクトと接触される少なくとも一つの第2コンタクトを有し、
    前記第2コンタクトの前記第1コンタクトと接触される側とは反対側には、ワイヤーが取り付けられており、
    前記弾性部材には、前記ワイヤーが挿通される挿通部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2ハウジングの前記フード部材側には、前記弾性部材が収容される筒状の囲い部が形成されており、
    前記フード部材の前記第2ハウジング側には、前記囲い部が挿入される隙間部が形成されており、
    前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合、前記ロック機構の操作により前記フード部材が前記弾性部材を圧縮して移動される際に、前記第2ハウジングの前記囲い部が前記フード部材の前記隙間部を移動されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記ロック機構は、前記フード部材の内側に対向するように前記突起部が通過される少なくとも一つのスライド溝部が形成された板状のスライド部材と、前記スライド部材を移動させるレバー部材と、を有し、
    前記スライド部材は、前記フード部材の内部に、前記レバー部材により前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材の嵌合方向に対して直交する方向に反復移動されるように設けられ、
    前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合に、前記レバー部材により前記スライド部材が移動されることで、前記スライド溝部に前記突起部が通過される際に押圧されて、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合方向に移動されるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 前記スライド溝部は、前記突起部が通過可能な幅であって、前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が接続される場合における前記スライド部材の移動方向において、前方側に比べ後方側が、前記第1コネクタ部材が接続される側に対して離れるように傾斜されて形成されたことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記レバー部材は、操作部と、前記操作部の両端から延設された一対の腕部と、前記腕部の前記操作部とは反対側の端部側にそれぞれ形成された複数の突起が形成された爪部と、前記爪部の中央部分にそれぞれ形成された軸部と、を有し、
    前記スライド部材には、前記爪部が噛み合わされる嵌合部が形成され、
    前記レバー部材の前記軸部を軸に回転させることで、前記スライド部材が移動されるように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のコネクタ。
  7. 前記第1ハウジングと前記フード部材の嵌合される際に隣接される部分には、少なくとも2本の板状突起が立設された耐震突起、又は、前記耐震突起が嵌入される楔状に切り込まれた耐震突起嵌入溝のいずれかが少なくとも一つずつ形成されており、
    前記第1コネクタ部材と前記第2コネクタ部材が嵌合される際に、前記耐震突起が前記耐震突起嵌入溝に嵌入されるように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のコネクタ。
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