定義
化学的定義
特定の官能基および化学用語の定義は、以下により詳細に記載される。化学元素は、Handbook of Chemistry and Physics、第75版表紙裏の元素周期表CASバージョンに従って同定され、特定の官能基は、一般に、本明細書において記載されるとおりに定義される。さらに、有機化学の一般的原理、ならびに特定の官能部分および反応性は、Organic Chemistry、Thomas Sorrell、University Science Books、Sausalito、1999年;SmithおよびMarch、March’s Advanced Organic Chemistry、第5版、John Wiley & Sons, Inc.、New York、2001年;Larock、Comprehensive Organic Transformations、VCH Publishers, Inc.、New York、1989年;ならびにCarruthers、Some Modern Methods of Organic Synthesis、第3版、Cambridge University Press、Cambridge、1987年に記載される。
本明細書において記載される化合物は、1または2以上の不斉中心を含んでもよく、したがって、多様な立体異性体形態、例えば鏡像異性体および/またはジアステレオマーで存在することができる。例えば、本明細書において記載される化合物は、個々の鏡像異性体、ジアステレオマーまたは幾何異性体の形態であっても、あるいはラセミ混合物および1または2以上の立体異性体が豊富な混合物を含む立体異性体の混合物の形態であってもよい。異性体は、キラル高速液体クロマトグラフィー(HPLC)ならびにキラル塩の形成および結晶化を含む、当業者に公知の方法により混合物から単離することができる;あるいは、好ましい異性体を、不斉合成により調製することができる。例えば、Jacques et al., Enantiomers, Racemates and Resolutions(Wiley Interscience、New York、1981年);Wilenら、Tetrahedron 33:2725(1977年);Eliel, E.L. Stereochemistry of Carbon Compounds(McGraw-Hill、NY、1962年);およびWilen, S.H. Tables of Resolving Agents and Optical Resolutions p. 268(E.L. Eliel編、Univ. of Notre Dame Press、Notre Dame、IN 1972年)を参照。本発明はさらに、他の異性体を実質的に含まない個々の異性体としての、あるいは多様な異性体の混合物としての化合物を包含する。
別段の記載のない限りにおいて、本明細書において表される構造はまた、1または2以上の同位体が濃縮された原子の存在においてのみ異なる化合物を含むことを意味する。例えば、デューテリウムまたはトリチウムによる水素の置き換え、18Fによる19Fの置き換え、または13Cもしくは14Cが濃縮された炭素による炭素の置き換えを除いて、本構造を有する化合物は、本開示の範囲内である。かかる化合物は、例えば、生物学的アッセイにおける分析ツールまたはプローブとして有用である。
値の範囲が列記される場合、範囲内の各々の値および部分範囲を包含することが意図される。例えば「C1−6アルキル」は、C1、C2、C3、C4、C5、C6、C1−6、C1−5、C1−4、C1−3、C1−2、C2−6、C2−5、C2−4、C2−3、C3−6、C3−5、C3−4、C4−6、C4−5およびC5−6アルキルを包含することが意図される。
用語「脂肪族」とは、本明細書において用いられる場合、アルキル、アルケニル、アルキニルおよび炭素環式基を指す。同様に、用語「ヘテロ脂肪族」とは、本明細書において用いられる場合、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニルおよびヘテロ環式基を指す。
用語「アルキル」とは、1〜10個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状の飽和炭化水素基のラジカルを指す(「C1−10アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜9個の炭素原子を有する(「C1−9アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜8個の炭素原子を有する(「C1−8アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜7個の炭素原子を有する(「C1−7アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜6個の炭素原子を有する(「C1−6アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜5個の炭素原子を有する(「C1−5アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する(「C1−4アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜3個の炭素原子を有する(「C1−3アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1〜2個の炭素原子を有する(「C1−2アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、1個の炭素原子を有する(「C1アルキル」)。いくつかの態様において、アルキル基は、2〜6個の炭素原子を有する(「C2−6アルキル」)。C1−6アルキル基の例として、メチル(C1)、エチル(C2)、プロピル(C3)(例えばn−プロピル、イソプロピル)、ブチル(C4)(例えばn−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル)、ペンチル(C5)(例えばn−ペンチル、3−ペンタニル、アミル、ネオペンチル、3−メチル−2−ブタニル、三級アミル)、およびヘキシル(C6)(例えばn−ヘキシル)が挙げられる。アルキル基のさらなる例として、n−ヘプチル(C7)、n−オクチル(C8)などが挙げられる。別段の指定のない限り、アルキル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換アルキル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基(例えばFなどのハロゲン)により置換されている(「置換アルキル」)。ある態様において、アルキル基は、未置換C1−10アルキル(未置換C1−6アルキルなど、例えば−CH3(Me)、未置換エチル(Et)、未置換プロピル(Pr、例えば未置換n−プロピル(n−Pr)、未置換イソプロピル(i−Pr))、未置換ブチル(Bu、例えば未置換n−ブチル(n−Bu)、未置換tert−ブチル(tert−Buまたはt−Bu)、未置換sec−ブチル(sec−Bu)、未置換イソブチル(i−Bu))である。ある態様において、アルキル基は、置換C1−10アルキル(置換C1−6アルキルなど、例えば−CF3、Bn)である。
本明細書において用いられる場合、「ハロアルキル」は、本明細書において定義されるとおりの置換アルキル基であって、ここで水素原子のうちの1個または2個以上が、独立して、ハロゲン、例えばフルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置き換えられるものである。「パーハロアルキル」は、ハロアルキルの下位集合であり、水素原子の全てが、独立して、ハロゲン、例えばフルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置き換えられる、アルキル基を指す。ある態様において、ハロアルキル部分は、1〜8個の炭素原子を有する(「C1−8ハロアルキル」)。ある態様において、ハロアルキル部分は、1〜6個の炭素原子を有する(「C1−6ハロアルキル」)。ある態様において、ハロアルキル部分は、1〜4個の炭素原子を有する(「C1−4ハロアルキル」)。ある態様において、ハロアルキル部分は、1〜3個の炭素原子を有する(「C1−3ハロアルキル」)。ある態様において、ハロアルキル部分は、1〜2個の炭素原子を有する(「C1−2ハロアルキル」)。ある態様において、ハロアルキルの水素原子の全てがフルオロで置き換えられて、パーフルオロアルキル基を提供する。ある態様において、ハロアルキルの水素原子の全てがクロロで置き換えられて、「パークロロアルキル」基を提供する。ハロアルキル基の例として、−CF3、−CF2CF3、−CF2CF2CF3、−CCl3、−CFCl2、−CF2Clなどが挙げられる。
本明細書において用いられる場合、「ヘテロアルキル」とは、本明細書において定義されるとおりのアルキル基であって、親鎖中に(すなわち親鎖の隣接する炭素原子の間に挿入される)および/または親鎖の1もしくは2以上の末端の位置に配置される、酸素、窒素または硫黄から選択される少なくとも1個のヘテロ原子(例えば1個、2個、3個または4個のヘテロ原子)をさらに含むものを指す。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜10個の炭素原子と1個または2個以上のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基を指す(「ヘテロC1−10アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜9個の炭素原子と1個または2個以上のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−9アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜8個の炭素原子と1個または2個以上のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−8アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜7個の炭素原子と1個または2個以上のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−7アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜6個の炭素原子と1個または2個以上のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−6アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜5個の炭素原子と1個または2個のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−5アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜4個の炭素原子と1個または2個のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−4アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜3個の炭素原子と1個のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−3アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1〜2個の炭素原子と1個のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1−2アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、1個の炭素原子と1個のヘテロ原子と親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC1アルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は、2〜6個の炭素原子と1個または2個のヘテロ原子とを親鎖中に有する飽和基である(「ヘテロC2−6アルキル」)。別段の指定のない限り、ヘテロアルキル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換ヘテロアルキル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換ヘテロアルキル」)。ある態様において、ヘテロアルキル基は未置換ヘテロC1−10アルキルである。ある態様において、ヘテロアルキル基は、置換ヘテロC1−10アルキルである。
本明細書において用いられる場合、「アルケニル」とは、2〜10個の炭素原子、および1個または2個以上の炭素−炭素二重結合(例えば1個、2個、3個または4個の二重結合)を有する、直鎖状または分枝状の炭化水素基のラジカルを指す。ある態様において、アルケニル基は、2〜9個の炭素原子を有する(「C2−9アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜8個の炭素原子を有する(「C2−8アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜7個の炭素原子を有する(「C2−7アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜6個の炭素原子を有する(「C2−6アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜5個の炭素原子を有する(「C2−5アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜4個の炭素原子を有する(「C2−4アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2〜3個の炭素原子を有する(「C2−3アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は、2個の炭素原子を有する(「C2アルケニル」)。1個または2個以上の炭素−炭素二重結合は、内部(2−ブテニルにおけるような)であっても末端(1−ブテニルにおけるような)であってもよい。C2−4アルケニル基の例として、エテニル(C2)、1−プロペニル(C3)、2−プロペニル(C3)、1−ブテニル(C4)、2−ブテニル(C4)、ブタジエニル(C4)などが挙げられる。C2−6アルケニル基の例として、前述のC2−4アルケニル基、ならびにペンテニル(C5)、ペンタジエニル(C5)、ヘキセニル(C6)などが挙げられる。アルケニルのさらなる例として、ヘプテニル(C7)、オクテニル(C8)、オクタトリエニル(C8)などが挙げられる。別段の定めがない限り、アルケニル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換アルケニル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換アルケニル」)。ある態様において、アルケニル基は未置換C2−10アルケニルである。ある態様において、アルケニル基は、置換C2−10アルケニルである。アルケニル基において、立体化学が特定されていないC=C二重結合(例えば−CH=CHCH3または
)は、(E)−または(Z)−二重結合であってよい。
本明細書において用いられる場合、「ヘテロアルケニル」とは、本明細書において定義されるとおりのアルケニル基であって、親鎖中に(すなわち親鎖の隣接する炭素原子の間に挿入される)および/または親鎖の1もしくは2以上の末端の位置に配置される、酸素、窒素または硫黄から選択される少なくとも1個のヘテロ原子(例えば1個、2個、3個または4個のヘテロ原子)をさらに含むものを指す。ある態様において、ヘテロアルケニル基とは、2〜10個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する基を指す(「ヘテロC2−10アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜9個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−9アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜8個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−8アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜7個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−7アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜6個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−6アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜5個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−5アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜4個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−4アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜3個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−3アルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、2〜6個の炭素原子、少なくとも1個の二重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−6アルケニル」)。別段の指定がない限り、ヘテロアルケニル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換ヘテロアルケニル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換ヘテロアルケニル」)。ある態様において、ヘテロアルケニル基は未置換ヘテロC2−10アルケニルである。ある態様において、ヘテロアルケニル基は、置換ヘテロC2−10アルケニルである。
本明細書において用いられる場合、「アルキニル」とは、2〜10個の炭素原子および1個または2個以上の炭素−炭素三重結合(例えば1個、2個、3個または4個の三重結合)を有する、直鎖状または分枝状の炭化水素基のラジカルを指す(「C2−10アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜9個の炭素原子を有する(「C2−9アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜8個の炭素原子を有する(「C2−8アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜7個の炭素原子を有する(「C2−7アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜6個の炭素原子を有する(「C2−6アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜5個の炭素原子を有する(「C2−5アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜4個の炭素原子を有する(「C2−4アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2〜3個の炭素原子を有する(「C2−3アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、2個の炭素原子を有する(「C2アルキニル」)。1個または2個以上の炭素−炭素三重結合は、内部(例えば2−ブチニル中)であっても末端(例えば1−ブチニル中)であってもよい。C2−4アルキニル基の例として、限定することなく、エチニル(C2)、1−プロピニル(C3)、2−プロピニル(C3)、1−ブチニル(C4)、2−ブチニル(C4)などが挙げられる。C2−6アルキニル基の例として、前述のC2−4アルキニル基、ならびにペンチニル(C5)、ヘキシニル(C6)などが挙げられる。別段の指定のない限り、アルキニル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換アルキニル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換アルキニル」)。ある態様において、アルキニル基は、未置換C2−10アルキニルである。ある態様において、アルキニル基は、置換C2−10アルキニルである。
本明細書において用いられる場合、「ヘテロアルキニル」とは、本明細書において定義されるとおりのアルキニル基であって、親鎖中に(すなわち親鎖の隣接する炭素原子の間に)および/または親鎖の1もしくは2以上の末端の位置に配置される、酸素、窒素または硫黄から選択される少なくとも1個のヘテロ原子(例えば1個、2個、3個または4個のヘテロ原子)をさらに含むものを指す。ある態様において、ヘテロアルキニル基とは、2〜10個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する基を指す(「ヘテロC2−10アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜9個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−9アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜8個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−8アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜7個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−7アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜6個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個以上のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−6アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜5個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−5アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜4個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−4アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜3個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−3アルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、2〜6個の炭素原子、少なくとも1個の三重結合、および1個または2個のヘテロ原子を親鎖中に有する(「ヘテロC2−6アルキニル」)。別段の指定のない限り、ヘテロアルキニル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換ヘテロアルキニル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換ヘテロアルキニル」)。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、未置換ヘテロC2−10アルキニルである。ある態様において、ヘテロアルキニル基は、置換ヘテロC2−10アルキニルである。
本明細書において用いられる場合、「カルボシクリル」または「炭素環式」とは、3〜14個の環内炭素原子(「C3−14カルボシクリル」)およびゼロ個のヘテロ原子を非芳香族環系中に有する、非芳香族環式炭化水素基のラジカルを指す。ある態様において、カルボシクリル基は、3〜10個の環内炭素原子を有する(「C3−10カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、3〜8個の環内炭素原子を有する(「C3−8カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、3〜7個の環内炭素原子を有する(「C3−7カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、3〜6個の環内炭素原子を有する(「C3−6カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、4〜6個の環内炭素原子を有する(「C4−6カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、5〜6個の環内炭素原子を有する(「C5−6カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は、5〜10個の環内炭素原子を有する(「C5−10カルボシクリル」)。例示的なC3−6カルボシクリル基として、限定することなく、シクロプロピル(C3)、シクロプロぺニル(C3)、シクロブチル(C4)、シクロブテニル(C4)、シクロペンチル(C5)、シクロペンテニル(C5)、シクロヘキシル(C6)、シクロヘキセニル(C6)、シクロヘキサジエニル(C6)などが挙げられる。例示的なC3−8カルボシクリル基として、限定することなく、前述のC3−6カルボシクリル基、ならびにシクロヘプチル(C7)、シクロヘプテニル(C7)、シクロヘプタジエニル(C7)、シクロヘプタトリエニル(C7)、シクロオクチル(C8)、シクロオクテニルル(C8)、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル(C7)、ビシクロ[2.2.2]オクタニル(C8)などが挙げられる。例示的なC3−10カルボシクリル基として、限定することなく、前述のC3−8カルボシクリル基、ならびにシクロノニル(C9)、シクロノネニル(C9)、シクロデシル(C10)、シクロデセニル(C10)、オクタヒドロ−1H−インデニル(C9)、デカヒドロナフタレニル(C10)、スピロ[4.5]デカニル(C10)などが挙げられる。前述の例が説明するとおり、ある態様において、カルボシクリル基は、単環式(「単環式カルボシクリル」)または多環式(例えば、二環系(「二環式カルボシクリル」)もしくは三環系(「三環式カルボシクリル」)などの縮合、架橋またはスピロ環系を含む)のいずれであってもよく、飽和していても、1個または2個以上の炭素−炭素二重または三重結合を含んでもよい。「カルボシクリル」はまた、上で定義されるカルボシクリル環が、1個または2個以上のアリールまたはヘテロアリール基と縮合した環系であって、結合点がカルボシクリル環上にあるものを含み、かかる場合においては、炭素数は、引き続き炭素環式環系中の炭素数を示す。別段の指定のない限り、カルボシクリル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換カルボシクリル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換カルボシクリル」)。ある態様において、カルボシクリル基は未置換C3−14カルボシクリルである。ある態様において、カルボシクリル基は、置換C3−14カルボシクリルである。
ある態様において,「カルボシクリル」は、3〜14個の環内炭素原子を有する単環式の飽和カルボシクリル基である(「C3−14シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、3〜10個の環内炭素原子を有する(「C3−10シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、3〜8個の環内炭素原子を有する(「C3−8シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、3〜6個の環内炭素原子を有する(「C3−6シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、4〜6個の環内炭素原子を有する(「C4−6シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、5〜6個の環内炭素原子を有する(「C5−6シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は、5〜10個の環内炭素原子を有する(「C5−10シクロアルキル」)。C5−6シクロアルキル基の例として、シクロペンチル(C5)およびシクロヘキシル(C5)が挙げられる。C3−6シクロアルキル基の例として、前述のC5−6シクロアルキル基、ならびにシクロプロピル(C3)およびシクロブチル(C4)が挙げられる。C3−8シクロアルキル基の例として、前述のC3−6シクロアルキル基、ならびにシクロヘプチル(C7)およびシクロオクチル(C8)が挙げられる。別段の指定のない限り、シクロアルキル基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換シクロアルキル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換シクロアルキル」)。ある態様において、シクロアルキル基は未置換C3−14シクロアルキルである。ある態様において、シクロアルキル基は、置換C3−14シクロアルキルである。
本明細書において用いられる場合、「ヘテロシクリル」または「ヘテロ環式」とは、環内炭素原子と1〜4個の環ヘテロ原子とを3〜14員の非芳香族環系のラジカルを指し、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「3〜14員ヘテロシクリル」)。1個または2個以上の窒素原子を含むヘテロシクリル基において、結合点は、原子価が許容する限りにおいて、炭素または窒素原子であってよい。ヘテロシクリル基は、単環式(「単環式ヘテロシクリル」)または多環式(例えば、二環系(「二環式ヘテロシクリル」)もしくは三環系(「三環式ヘテロシクリル」)などの縮合、架橋またはスピロ環系)のいずれであってもよく、飽和していても、1個または2個以上の炭素−炭素二重または三重結合を含んでもよい。ヘテロシクリル多環式環系一方または両方の環中に1個または2個以上のヘテロ原子を含んでもよい。「ヘテロシクリル」はまた、上で定義されるとおりのヘテロシクリル環が1個もしくは2個以上のカルボシクリル基と縮合した環系であって、結合点がカルボシクリルもしくはヘテロシクリル環のいずれかの上にあるもの、または上で定義されるとおりのヘテロシクリル環が1個または2個以上のアリールもしくはヘテロアリール基と縮合した環系であって、結合点がヘテロシクリル環上にあるものを含み、かかる場合において、環員の数は引き続きヘテロシクリル環系中の環員の数を示す。別段の指定のない限り、ヘテロシクリルの各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換ヘテロシクリル」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換ヘテロシクリル」)。ある態様において、ヘテロシクリル基は、未置換3〜14員ヘテロシクリルである。ある態様において、ヘテロシクリル基は、置換3〜14員ヘテロシクリルである。
ある態様において、ヘテロシクリル基は、環内炭素原子と1〜4個の環ヘテロ原子とを有する5〜10員の非芳香族環系であって、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜10員ヘテロシクリル」)。ある態様において、ヘテロシクリル基は、環内炭素原子と1〜4個の環ヘテロ原子とを有する5〜8員の非芳香族環系であって、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜8員のヘテロシクリル」)。ある態様において、ヘテロシクリル基は、環内炭素原子と1〜4個の環ヘテロ原子とを有する5〜6員の非芳香族環系であって、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜6員ヘテロシクリル」)。ある態様において、5〜6員ヘテロシクリルは、窒素、酸素および硫黄から選択される1〜3個の環ヘテロ原子を有する。ある態様において、5〜6員ヘテロシクリルは、窒素、酸素および硫黄から選択される1〜2個の環ヘテロ原子を有する。ある態様において、5〜6員ヘテロシクリルは、窒素、酸素および硫黄から選択される1個の環ヘテロ原子を有する。
1個のヘテロ原子を含む例示的な3員のヘテロシクリル基として、限定することなく、アジリジニル、オキシラニルおよびチイラニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な4員のヘテロシクリル基として、限定することなく、アゼチジニル、オキセタニルおよびチエタニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロシクリル基として、限定することなく、テトラヒドロフラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニル、ジヒドロチオフェニル、ピロリジニル、ジヒドロピロリルおよびピロリル−2,5−ジオンが挙げられる。2個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロシクリル基として、限定することなく、ジオキソラニル、オキサチオラニルおよびジチオラニルが挙げられる。3個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロシクリル基として、限定することなく、トリアゾリニル、オキサジアゾリニルおよびチアジアゾリニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロシクリル基として、限定することなく、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピリジニルおよびチアニルが挙げられる。2個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロシクリル基として、限定することなく、ピペラジニル、モルホリニル、ジチアニルおよびジオキサニルが挙げられる。2個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロシクリル基として、限定することなく、トリアジナニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な7員のヘテロシクリル基として、限定することなく、アゼパニル、オキセパニルおよびチエパニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な8員のヘテロシクリル基として、限定することなく、アゾカニル、オキセカニルおよびチオカニルが挙げられる。例示的な二環式ヘテロシクリル基として、限定することなく、インドリニル、イソインドリニル、ジヒドロベンゾフラニル、ジヒドロベンゾチエニル、テトラヒドロベンゾチエニル、テトラヒドロベンゾフラニル、テトラヒドロインドリル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロキノリニル、デカヒドロイソキノリニル、オクタヒドロクロメニル、オクタヒドロイソクロメニル、デカヒドロナフチリジニル、デカヒドロ−1,8−ナフチリジニル、オクタヒドロピロロ[3,2−b]ピロール、インドリニル、フタリミジル、ナフタリミジル、クロマニル、クロメニル、1H−ベンゾ[e][1,4]ジアゼピニル、1,4,5,7−テトラヒドロピラノ[3,4−b]ピロリル、5,6−ジヒドロ−4H−フロ[3,2−b]ピロリル、6,7−ジヒドロ−5H−フロ[3,2−b]ピラニル、5,7−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−c]ピラニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、4,5,6,7−テトラヒドロフロ[3,2−c]ピリジニル、4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−b]ピリジニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジニルなどが挙げられる。
本明細書において用いられる場合、「アリール」とは、芳香族環系中に提供された6〜14個の環内炭素原子およびゼロ個のヘテロ原子を有する、単環式または多環式(例えば二環式または三環式)の4n+2芳香族環系(例えば、環アレイ中に共有される6、10または14個のπ電子を有する)のラジカルを指す(「C6−14アリール」)。ある態様において、アリール基は、6個の環内炭素原子を有する(「C6アリール」;例えばフェニル)。ある態様において、アリール基は、10個の環内炭素原子を有する(「C10アリール」;例えば1−ナフチルおよび2−ナフチルなどのナフチル)。ある態様において、アリール基は、14個の環内炭素原子を有する(「C14アリール」;例えばアントラシル)。「アリール」はまた、上で定義されるとおりのアリール環が1個または2個以上のカルボシクリルもしくはヘテロシクリル基に縮合した環系であって、ラジカルまたは結合点がアリール環上にあるものを含み、かかる場合において、炭素原子の数は引き続きアリール環系中の炭素原子の数を示す。別段の指定のない限り、アリール基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換アリール」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換アリール」)。ある態様において、アリール基は未置換C6−14アリールである。ある態様において、アリール基は、置換C6−14アリールである。
「アラルキル」は「アルキル」の下位集合であり、本明細書において定義されるとおりのアルキル基であって、本明細書において定義されるとおりのアリール基により置換されており、結合点がアルキル部分上にあるものを指す。
本明細書において用いられる場合、「ヘテロアリール」とは、芳香族環系中に提供された環内炭素原子および1〜4個の環ヘテロ原子を有する、5〜14員単環式または多環式(例えば二環式、三環式)の4n+2芳香族環系(例えば、環アレイ中に共有される6、10または14個のπ電子を有する)のラジカルを指す。ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜14員ヘテロアリール」)。1個または2個以上の窒素原子を有するヘテロアリール基において、結合点は、原子価が許容する限りにおいて、炭素または窒素原子であってよい。ヘテロアリール多環式環系は、一方または両方の環中に1個または2個以上のヘテロ原子を含んでもよい。「ヘテロアリール」は、上で定義されるとおりのヘテロアリール環が1個または2個以上のカルボシクリルまたはヘテロシクリル基と縮合した環系であって、結合点がヘテロアリール環上にあるものを含み、かかる場合において、環員の数は引き続きヘテロアリール環系中の環員の数を示す。「ヘテロアリール」はまた、上で定義されるとおりのヘテロアリール環が1個または2個以上のアリール基と縮合した環系であって、結合点がアリールまたはヘテロアリール環のいずれかの上にあるものを含み、かかる場合において、環員の数は、縮合多環式(アリール/ヘテロアリール)環系中の環員の数を示す。1個の環がヘテロ原子を含まない多環式ヘテロアリール基(例えばインドリル、キノリニル、カルバゾリルなど)において、結合点はいずれの環の上であってもよく、すなわち、ヘテロ原子(例えば2−インドリル)を含む環、またはヘテロ原子を含まない環(例えば5−インドリル)のいずれであってもよい。
ある態様において、ヘテロアリール基は、芳香族環系中に提供される環内炭素原子および1〜4個の環ヘテロ原子を有する5〜10員芳香族環系であり、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜10員のヘテロアリール」)。ある態様において、ヘテロアリール基は、芳香族環系中に提供される環内炭素原子および1〜4個の環ヘテロ原子を有する5〜8員の芳香族環系であり、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜8員のヘテロアリール」)。ある態様において、ヘテロアリール基は、芳香族環系中に提供される環内炭素原子および1〜4個の環ヘテロ原子を有する5〜6員芳香族環系であり、ここで各々のヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素および硫黄から選択される(「5〜6員ヘテロアリール」)。ある態様において、5〜6員ヘテロアリールは、窒素、酸素および硫黄から選択される1〜3個の環ヘテロ原子を有する。ある態様において、5〜6員ヘテロアリールは、窒素、酸素および硫黄から選択される1〜2個の環ヘテロ原子を有する。ある態様において、5〜6員ヘテロアリールは、窒素、酸素および硫黄から選択される1個の環ヘテロ原子を有する。別段の指定のない限り、ヘテロアリール基の各々の場合は、独立して、未置換である(「未置換ヘテロアリール」)か、または1個もしくは2個以上の置換基により置換されている(「置換ヘテロアリール」)。ある態様において、ヘテロアリール基は未置換5〜14員ヘテロアリールである。ある態様において、ヘテロアリール基は、置換5〜14員ヘテロアリールである。
1個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロアリール基として、限定することなく、ピロリル、フラニルおよびチオフェニルが挙げられる。2個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロアリール基として、限定することなく、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリルおよびイソチアゾリルが挙げられる。3個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロアリール基として、限定することなく、トリアゾリル、オキサジアゾリルおよびチアジアゾリルが挙げられる。4個のヘテロ原子を含む例示的な5員のヘテロアリール基として、限定することなく、テトラゾリルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロアリール基として、限定することなく、ピリジニルが挙げられる。2個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロアリール基として、限定することなく、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルが挙げられる。3個または4個のヘテロ原子を含む例示的な6員のヘテロアリール基として、限定することなく、それぞれトリアジニルおよびテトラジニルが挙げられる。1個のヘテロ原子を含む例示的な7員のヘテロアリール基として、限定することなく、アゼピニル、オキセピニルおよびチエピニルが挙げられる。例示的な5,6−二環式ヘテロアリール基として、限定することなく、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾチオフェニル、イソベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、ベンゾイソフラニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾキサジアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、インドリジニルおよびプリニルが挙げられる。例示的な6,6−二環式ヘテロアリール基として、限定することなく、ナフチリジニル、プテリジニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キノキサリニル、フタラジニルおよびキナゾリニルが挙げられる。例示的な三環式ヘテロアリール基として、限定することなく、フェナンチリジニル、ジベンゾフラニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニルおよびフェナジニルが挙げられる。
「ヘテロアラルキル」は、「アルキル」の下位集合であり、本明細書において定義されるとおりのアルキル基であって、本明細書において定義されるとおりのヘテロアリール基により置換されており、結合点がアルキル部分上にあるものを指す。
本明細書において用いられる場合、用語「部分的に不飽和」とは、少なくとも1個の二重または三重結合を含む環部分を指す。用語「部分的に不飽和」とは、本明細書において定義される場合、複数の不飽和の部位を有する環を包含することを意図するが、芳香族基(例えばアリールまたはヘテロアリール部分)を含むことは意図されない。
本明細書において用いられる場合、用語「飽和している」とは、二重結合または三重結合を含まない環部分を指し、すなわち、環は、全て単結合を含む。
接尾辞「エン」を基に付すことは、基が二価部分であるということを指示し、例えばアルキレンはアルキルの二価部分であり、アルケニレンはアルケニルの二価部分であり、アルキニレンはアルキニルの二価部分であり、ヘテロアルキレンはヘテロアルキルの二価部分であり、ヘテロアルケニレンはヘテロアルケニルの二価部分であり、ヘテロアルキニレンはヘテロアルキニルの二価部分であり、カルボシクリレンはカルボシクリルの二価部分であり、ヘテロシクリレンはヘテロシクリルの二価部分であり、アリーレンはアリールの二価部分であり、ヘテロアリーレンはヘテロアリールの二価部分である。
上記から明らかであるように、本明細書において定義されるアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリール基は、ある態様において、任意に置換される。任意に置換されるとは、置換されていても未置換であってもよい基(例えば、「置換」もしくは「未置換」アルキル、「置換」もしくは「未置換」アルケニル、「置換」もしくは「未置換」アルキニル、「置換」もしくは「未置換」ヘテロアルキル、「置換」もしくは「未置換」ヘテロアルケニル、「置換」もしくは「未置換」ヘテロアルキニル、「置換」もしくは「未置換」カルボシクリル、「置換」もしくは「未置換」ヘテロシクリル、「置換」もしくは「未置換」アリール、または「置換」もしくは「未置換」ヘテロアリール基)を指す。一般的に、用語「置換される」とは、基中に存在する少なくとも1個の水素が、許容される置換基、例えば、置換により安定な化合物(例えば置換によって安定な化合物、例えば転位、環化、脱離、または他の反応などの変換反応を自発的に起こさない化合物をもたらす置換基)を生じる置換基で置換されることを意味する。他に示されない限りにおいて、「置換された」基は、基の1または2以上の置換可能な位置において置換基を有し、任意の所与の構造において1より多くの位置が置換される場合、置換基は、各々の位置において、同じであるかまたは異なっている。用語「置換される」は、有機化合物の全ての許容される置換基による置換を含むことを企図され、安定な化合物の形成をもたらす、本明細書において記載される置換基のいずれかを含む。本発明は、安定な化合物に到達するために、任意のおよび全てのかかる組み合わせを企図する。本発明の目的のために、窒素などのヘテロ原子は、当該ヘテロ原子の原子価を満たし、安定な部分の形成をもたらす、水素置換基および/または本明細書において記載される任意の好適な置換基を有していてもよい。
例示的な炭素原子置換基として、限定されないが、ハロゲン、−CN、−NO2、−N3、−SO2H、−SO3H、−OH、−ORaa、−ON(Rbb)2、−N(Rbb)2、−N(Rbb)3 +X−、−N(ORcc)Rbb、−SH、−SRaa、−SSRcc、−C(=O)Raa、−CO2H、−CHO、−C(ORcc)2、−CO2Raa、−OC(=O)Raa、−OCO2Raa、−C(=O)N(Rbb)2、−OC(=O)N(Rbb)2、−NRbbC(=O)Raa、−NRbbCO2Raa、−NRbbC(=O)N(Rbb)2、−C(=NRbb)Raa、−C(=NRbb)ORaa、−OC(=NRbb)Raa、−OC(=NRbb)ORaa、−C(=NRbb)N(Rbb)2、−OC(=NRbb)N(Rbb)2、−NRbbC(=NRbb)N(Rbb)2、−C(=O)NRbbSO2Raa、−NRbbSO2Raa、−SO2N(Rbb)2、−SO2Raa、−SO2ORaa、−OSO2Raa、−S(=O)Raa、−OS(=O)Raa、−Si(Raa)3、−OSi(Raa)3、−C(=S)N(Rbb)2、−C(=O)SRaa、−C(=S)SRaa、−SC(=S)SRaa、−SC(=O)SRaa、−OC(=O)SRaa、−SC(=O)ORaa、−SC(=O)Raa、−P(=O)2Raa、−OP(=O)2Raa、−P(=O)(Raa)2、−OP(=O)(Raa)2、−OP(=O)(ORcc)2、−P(=O)2N(Rbb)2、−OP(=O)2N(Rbb)2、−P(=O)(NRbb)2、−OP(=O)(NRbb)2、−NRbbP(=O)(ORcc)2、−NRbbP(=O)(NRbb)2、−P(Rcc)2、−P(Rcc)3、−OP(Rcc)2、−OP(Rcc)3、−B(Raa)2、−B(ORcc)2、−BRaa(ORcc)、C1−10アルキル、C1−10パーハロアルキル、C2−10アルケニル、C2−10アルキニル、ヘテロC1−10アルキル、ヘテロC2−10アルケニル、ヘテロC2−10アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜14員ヘテロシクリル、C6−14アリール、および5〜14員ヘテロアリールが挙げられ、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4もしくは5個のRdd基で置換される;
または、炭素原子上の2個のジェミナルな水素は、基=O、=S、=NN(Rbb)2、=NNRbbC(=O)Raa、=NNRbbC(=O)ORaa、=NNRbbS(=O)2Raa、=NRbbもしくは=NORccで置換され;
Raaの各々の場合は、独立して、C1−10アルキル、C1−10パーハロアルキル、C2−10アルケニル、C2−10アルキニル、ヘテロC1−10アルキル、ヘテロC2−10アルケニル、ヘテロC2−10アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜14員ヘテロシクリル、C6−14アリール、および5〜14員ヘテロアリールから選択されるか、または2個のRaa基は、連結されて3〜14員ヘテロシクリルもしくは5〜14員ヘテロアリール環を形成し、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRdd基で置換され;
Rbbの各々の場合は、独立して、水素、−OH、−ORaa、−N(Rcc)2、−CN、−C(=O)Raa、−C(=O)N(Rcc)2、−CO2Raa、−SO2Raa、−C(=NRcc)ORaa、−C(=NRcc)N(Rcc)2、−SO2N(Rcc)2、−SO2Rcc、−SO2ORcc、−SORaa、−C(=S)N(Rcc)2、−C(=O)SRcc、−C(=S)SRcc、−P(=O)2Raa、−P(=O)(Raa)2、−P(=O)2N(Rcc)2、−P(=O)(NRcc)2、C1−10アルキル、C1−10パーハロアルキル、C2−10アルケニル、C2−10アルキニル、ヘテロC1−10アルキル、ヘテロC2−10アルケニル、ヘテロC2−10アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜14員ヘテロシクリル、C6−14アリール、および5〜14員ヘテロアリールから選択されるか、または2個のRbb基は、連結されて3〜14員ヘテロシクリルもしくは5〜14員ヘテロアリール環を形成し、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRdd基で置換され;
Rccの各々の場合は、独立して、水素、C1−10アルキル、C1−10パーハロアルキル、C2−10アルケニル、C2−10アルキニル、ヘテロC1−10アルキル、ヘテロC2−10アルケニル、ヘテロC2−10アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜14員ヘテロシクリル、C6−14アリール、および5〜14員ヘテロアリールから選択されるか、または2個のRcc基は、連結されて3〜14員ヘテロシクリルもしくは5〜14員ヘテロアリール環を形成し、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRdd基で置換され;
Rddの各々の場合は、独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、−N3、−SO2H、−SO3H、−OH、−ORee、−ON(Rff)2、−N(Rff)2、−N(Rff)3 +X−、−N(ORee)Rff、−SH、−SRee、−SSRee、−C(=O)Ree、−CO2H、−CO2Ree、−OC(=O)Ree、−OCO2Ree、−C(=O)N(Rff)2、−OC(=O)N(Rff)2、−NRffC(=O)Ree、−NRffCO2Ree、−NRffC(=O)N(Rff)2、−C(=NRff)ORee、−OC(=NRff)Ree、−OC(=NRff)ORee、−C(=NRff)N(Rff)2、−OC(=NRff)N(Rff)2、−NRffC(=NRff)N(Rff)2,−NRffSO2Ree、−SO2N(Rff)2、−SO2Ree、−SO2ORee、−OSO2Ree、−S(=O)Ree、−Si(Ree)3、−OSi(Ree)3、−C(=S)N(Rff)2、−C(=O)SRee、−C(=S)SRee、−SC(=S)SRee、−P(=O)2Ree、−P(=O)(Ree)2、−OP(=O)(Ree)2、−OP(=O)(ORee)2、C1−6アルキル、C1−6パーハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヘテロC1−6アルキル、ヘテロC2−6アルケニル、ヘテロC2−6アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜10員ヘテロシクリル、C6−10アリール、5〜10員ヘテロアリールから選択され、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4もしくは5個のRgg基で置換されるか、または2個のジェミナルなRdd置換基は、連結されて、=Oもしくは=Sを形成してもよく;
Reeの各々の場合は、独立して、C1−6アルキル、C1−6パーハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヘテロC1−6アルキル、ヘテロC2−6アルケニル、ヘテロC2−6アルキニル、C3−10カルボシクリル、C6−10アリール、3〜10員ヘテロシクリル、および3〜10員ヘテロアリールから選択され、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRgg基で置換され;
Rffの各々の場合は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6パーハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヘテロC1−6アルキル、ヘテロC2−6アルケニル、ヘテロC2−6アルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜10員ヘテロシクリル、C6−10アリール、および5〜10員ヘテロアリールから選択されるか、または2個のRff基は、連結されて3〜10員ヘテロシクリルもしくは5〜10員ヘテロアリール環を形成し、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRgg基で置換され;ならびに
Rggの各々の場合は、独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、−N3、−SO2H、−SO3H、−OH、−OC1−6アルキル、−ON(C1−6アルキル)2、−N(C1−6アルキル)2、−N(C1−6アルキル)3 +X−、−NH(C1−6アルキル)2 +X−、−NH2(C1−6アルキル)+X−、−NH3 +X−、−N(OC1−6アルキル)(C1−6アルキル)、−N(OH)(C1−6アルキル)、−NH(OH)、−SH、−SC1−6アルキル、−SS(C1−6アルキル)、−C(=O)(C1−6アルキル)、−CO2H、−CO2(C1−6アルキル)、−OC(=O)(C1−6アルキル)、−OCO2(C1−6アルキル)、−C(=O)NH2、−C(=O)N(C1−6アルキル)2、−OC(=O)NH(C1−6アルキル)、−NHC(=O)(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)C(=O)(C1−6アルキル)、−NHCO2(C1−6アルキル)、−NHC(=O)N(C1−6アルキル)2、−NHC(=O)NH(C1−6アルキル)、−NHC(=O)NH2、−C(=NH)O(C1−6アルキル)、−OC(=NH)(C1−6アルキル)、−OC(=NH)OC1−6アルキル、−C(=NH)N(C1−6アルキル)2、−C(=NH)NH(C1−6アルキル)、−C(=NH)NH2、−OC(=NH)N(C1−6アルキル)2、−OC(NH)NH(C1−6アルキル)、−OC(NH)NH2、−NHC(NH)N(C1−6アルキル)2、−NHC(=NH)NH2、−NHSO2(C1−6アルキル)、−SO2N(C1−6アルキル)2、−SO2NH(C1−6アルキル)、−SO2NH2、−SO2C1−6アルキル、−SO2OC1−6アルキル、−OSO2C1−6アルキル、−SOC1−6アルキル、−Si(C1−6アルキル)3、−OSi(C1−6アルキル)3、−C(=S)N(C1−6アルキル)2、C(=S)NH(C1−6アルキル)、C(=S)NH2、−C(=O)S(C1−6アルキル)、−C(=S)SC1−6アルキル、−SC(=S)SC1−6アルキル、−P(=O)2(C1−6アルキル)、−P(=O)(C1−6アルキル)2、−OP(=O)(C1−6アルキル)2、−OP(=O)(OC1−6アルキル)2、C1−6アルキル、C1−6パーハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヘテロC1−6アルキル、ヘテロC2−6アルケニル、ヘテロC2−6アルキニル、C3−10カルボシクリル、C6−10アリール、3〜10員ヘテロシクリル、5〜10員ヘテロアリールであるか;または2個のジェミナルなRgg置換基は、は、連結されて、=Oもしくは=Sを形成してもよく;ここでX−は対イオンである。
本明細書において用いられる場合、用語「ハロ」または「ハロゲン」とは、フッ素(フルオロ、−F)、塩素(クロロ、−Cl)、臭素(ブロモ、−Br)、またはヨウ素(ヨード、−I)を指す。
ある態様において、窒素原子上に存在する置換基は、窒素保護基である(本明細書においてまた「アミノ保護基」としても言及される)。窒素保護基として、限定されないが、−OH、−ORaa、−N(Rcc)2、−C(=O)Raa、−C(=O)N(Rcc)2、−CO2Raa、−SO2Raa、−C(=NRcc)Raa、−C(=NRcc)ORaa、−C(=NRcc)N(Rcc)2、−SO2N(Rcc)2、−SO2Rcc、−SO2ORcc、−SORaa、−C(=S)N(Rcc)2、−C(=O)SRcc、−C(=S)SRcc、C1−10アルキル(例えばアルキル、アラルキル、ヘテロアラルキル)、C2−10アルケニル、C2−10アルキニル、C1−10ヘテロアルキル、C2−10ヘテロアルケニル、C2−10ヘテロアルキニル、C3−10カルボシクリル、3〜14員ヘテロシクリル、C6−14アリール、および5〜14員ヘテロアリール基が挙げられ、ここで各々のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アラルキル、アリールおよびヘテロアリールは、独立して、0、1、2、3、4または5個のRdd基で置換され、ここでRaa、Rbb、RccおよびRddは、本明細書において記載されるとおりである。窒素保護基は、当該分野において周知であり、本明細書に参照により組み込まれるProtecting Groups in Organic Synthesis(T. W. GreeneおよおびP. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年)において詳細に記載されるものを含む。
例えば、アミド基(例えば−C(=O)Raa)などの窒素保護基として、限定されないが、ホルムアミド、アセタミド、クロロアセタミド、トリクロロアセタミド、トリフルオロアセタミド、フェニルアセタミド、3−フェニルプロパンアミド、ピコリンアミド、3−ピリジルカルボキサミド、N−ベンゾイルフェニルアラニル誘導体、ベンズアミド、p−フェニルベンズアミド、o−ニトロフェニルアセタミド、o−ニトロフェノキシアセタミド、アセトアセタミド、(N’−ジチオベンジルオキシアシルアミノ)アセタミド、3−(p−ヒドロキシフェニル)プロパンアミド、3−(o−ニトロフェニル)プロパンアミド、2−メチル−2−(o−ニトロフェノキシ)プロパンアミド、2−メチル−2−(o−フェニルアゾフェノキシ)プロパンアミド、4−クロロブタンアミド、3−メチル−3−ニトロブタンアミド、o−ニトロシンナミド、N−アセチルメチオニン誘導体、o−ニトロベンズアミドおよびo−(ベンゾイルオキシメチル)ベンズアミドが挙げられる。
カルバメート基(例えば−C(=O)ORaa)などの窒素保護基として、限定されないが、メチルカルバメート、エチルカルバメート、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、9−(2−スルホ)フルオレニルメチルカルバメート、9−(2,7−ジブロモ)フルオレニルメチルカルバメート、2,7−ジ−t−ブチル−[9−(10,10−ジオキソ−10,10,10,10−テトラヒドロチオキサンチル)]メチルカルバメート(DBD−Tmoc)、4−メトキシフェナシルカルバメート(Phenoc)、2,2,2−トリクロロエチルカルバメート(Troc)、2−トリメチルシリルエチルカルバメート(Teoc)、2−フェニルエチルカルバメート(hZ)、1−(1−アダマンチル)−1−メチルエチルカルバメート(Adpoc)、1,1−ジメチル−2−ハロエチルカルバメート、1,1−ジメチル−2,2−ジブロモエチルカルバメート(DB−t−BOC)、1,1−ジメチル−2,2,2−トリクロロエチルカルバメート(TCBOC)、1−メチル−1−(4−ビフェニリル)エチルカルバメート(Bpoc)、1−(3,5−ジ−t−ブチルフェニル)−1−メチルエチルカルバメート(t−Bumeoc)、2−(2’−および4’−ピリジル)エチルカルバメート(Pyoc)、2−(N,N−ジシクロヘキシルカルボキサミド)エチルカルバメート、t−ブチルカルバメート(BOC)、1−アダマンチルカルバメート(Adoc)、ビニルカルバメート(Voc)、アリルカルバメート(Alloc)、1−イソプロピルアリルカルバメート(Ipaoc)、シンナミルカルバメート(Coc)、4−ニトロシンナミルカルバメート(Noc)、8−キノリルカルバメート、N−ヒドロキシピペリジニルカルバメート、アルキルジチオカルバメート、ベンジルカルバメート(Cbz)、p−メトキシベンジルカルバメート(Moz)、p−ニトロベンジルカルバメート、p−ブロモベンジルカルバメート、p−クロロベンジルカルバメート、2,4−ジクロロベンジルカルバメート、4−メチルスルフィニルベンジルカルバメート(Msz)、9−アントリルメチルカルバメート、ジフェニルメチルカルバメート、2−メチルチオエチルカルバメート、2−メチルスルホニルエチルカルバメート、2−(p−トルエンスルホニル)エチルカルバメート、[2−(1,3−ジチアニル)]メチルカルバメート(Dmoc)、4−メチルチオフェニルカルバメート(Mtpc)、2,4−ジメチルチオフェニルカルバメート(Bmpc)、2−ホスホニオエチルカルバメート(Peoc)、2−トリフェニルホスホニオイソプロピルカルバメート(Ppoc)、1,1−ジメチル−2−シアノエチルカルバメート、m−クロロ−p−アシルオキシベンジルカルバメート、p−(ジヒドロキシボリル)ベンジルカルバメート、5−ベンゾイソキサゾリルメチルカルバメート、2−(トリフルオロメチル)−6−クロモニルメチルカルバメート(Tcroc)、m−ニトロフェニルカルバメート、3,5−ジメトキシベンジルカルバメート、o−ニトロベンジルカルバメート、3,4−ジメトキシ−6−ニトロベンジルカルバメート、フェニル(o−ニトロフェニル)メチルカルバメート、t−アミルカルバメート、S−ベンジルチオカルバメート、p−シアノベンジルカルバメート、シクロブチルカルバメート、シクロヘキシルカルバメート、シクロペンチルカルバメート、シクロプロピルメチルカルバメート、p−デシルオキシベンジルカルバメート、2,2−ジメトキシアシルビニルカルバメート、o−(N,N−ジメチルカルボキサミド)ベンジルカルバメート、1,1−ジメチル−3−(N,N−ジメチルカルボキサミド)プロピルカルバメート、1,1−ジメチルプロピニルカルバメート、ジ(2−ピリジル)メチルカルバメート、2−フラニルメチルカルバメート、2−ヨードエチルカルバメート、イソボルニルカルバメート、イソブチルカルバメート、イソニコチニルカルバメート、p−(p’−メトキシフェニルアゾ)ベンジルカルバメート、1−メチルシクロブチルカルバメート、1−メチルシクロヘキシルカルバメート、1−メチル−1−シクロプロピルメチルカルバメート、1−メチル−1−(3,5−ジメトキシフェニル)エチルカルバメート、1−メチル−1−(p−フェニルアゾフェニル)エチルカルバメート、1−メチル−1−フェニルエチルカルバメート、1−メチル−1−(4−ピリジル)エチルカルバメート、フェニルカルバメート、p−(フェニルアゾ)ベンジルカルバメート、2,4,6−トリ−t−ブチルフェニルカルバメート、4−(トリメチルアンモニウム)ベンジルカルバメート、ならびに2,4,6−トリメチルベンジルカルバメートが挙げられる。
スルホンアミド基(例えば−S(=O)2Raa)などの窒素保護基として、限定されないが、p−トルエンスルホンアミド(Ts)、ベンゼンスルホンアミド、2,3,6−トリメチル−4−メトキシベンゼンスルホンアミド(Mtr)、2,4,6−トリメトキシベンゼンスルホンアミド(Mtb)、2,6−ジメチル−4−メトキシベンゼンスルホンアミド(Pme)、2,3,5,6−テトラメチル−4−メトキシベンゼンスルホンアミド(Mte)、4−メトキシベンゼンスルホンアミド(Mbs)、2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド(Mts)、2,6−ジメトキシ−4−メチルベンゼンスルホンアミド(iMds)、2,2,5,7,8−ペンタメチルクロマン−6−スルホンアミド(Pmc)、メタンスルホンアミド(Ms)、β−トリメチルシリルエタンスルホンアミド(SES)、9−アントラセンスルホンアミド、4−(4’,8’−ジメトキシナフチルメチル)ベンゼンスルホンアミド(DNMBS)、ベンジルスルホンアミド、トリフルオロメチルスルホンアミド、およびフェナシルスルホンアミドが挙げられる。
他の窒素保護基として、限定されないが、フェノチアジニル−(10)−アシル誘導体、N’−p−トルエンスルホニルアミノアシル誘導体、N’−フェニルアミノチオアシル誘導体、N−ベンゾイルフェニルアラニル誘導体、N−アセチルメチオニン誘導体、4,5−ジフェニル−3−オキサゾリン−2−オン、N−フタルイミド、N−ジチアスクシンイミド(Dts)、N−2,3−ジフェニルマレイミド、N−2,5−ジメチルピロール、N−1,1,4,4−テトラメチルジシリルアザシクロペンタン付加体(STABASE)、5−置換1,3−ジメチル−1,3,5−トリアザシクロヘキサン−2−オン、5−置換1,3−ジベンジル−1,3,5−トリアザシクロヘキサン−2−オン、1−置換3,5−ジニトロ−4−ピリドン、N−メチルアミン、N−アリルアミン、N−[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチルアミン(SEM)、N−3−アセトキシプロピルアミン、N−(1−イソプロピル−4−ニトロ−2−オキソ−3−ピロリン−3−イル)アミン、四級アンモニウム塩、N−ベンジルアミン、N−ジ(4−メトキシフェニル)メチルアミン、N−5−ジベンゾスベリルアミン、N−トリフェニルメチルアミン(Tr)、N−[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメチル]アミン(MMTr)、N−9−フェニルフルオレニルアミン(PhF)、N−2,7−ジクロロ−9−フルオレニルメチレンアミン、N−フェロセニルメチルアミノ(Fcm)、N−2−ピコリルアミノN’−オキシド、N−1,1−ジメチルチオメチレンアミン、N−ベンジリデンアミン、N−p−メトキシベンジリデンアミン、N−ジフェニルメチレンアミン、N−[(2−ピリジル)メシチル]メチレンアミン、N−(N’,N’−ジメチルアミノメチレン)アミン、N,N’−イソプロピリデンジアミン、N−p−ニトロベンジリデンアミン、N−サリチリデンアミン、N−5−クロロサリチリデンアミン、N−(5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)フェニルメチレンアミン、N−シクロヘキシリデンアミン、N−(5,5−ジメチル−3−オキソ−1−シクロヘキセニル)アミン、N−ボラン誘導体、N−ジフェニルボロン酸誘導体、N−[フェニル(ペンタアシルクロム−またはタングステン)アシル]アミン、N−銅キレート、N−亜鉛キレート、N−ニトロアミン、N−ニトロソアミン、アミンN−オキシド、ジフェニルホスフィンアミド(Dpp)、ジメチルチオホスフィンアミド(Mpt)、ジフェニルチオホスフィンアミド(Ppt)、ジアルキルホスホルアミデート、ジベンジルホスホルアミデート、ジフェニルホスホルアミデート、ベンゼンスルフェンアミド、o−ニトロベンゼンスルフェンアミド(Nps)、2,4−ジニトロベンゼンスルフェンアミド、ペンタクロロベンゼンスルフェンアミド、2−ニトロ−4−メトキシベンゼンスルフェンアミド、トリフェニルメチルスルフェンアミド、および3−ニトロピリジンスルフェンアミド(Npys)が挙げられる。
ある態様において、酸素原子上に存在する置換基は、酸素保護基である(本明細書においてまた「ヒドロキシル保護基」としても言及される)。酸素保護基として、限定されないが、−Raa、−N(Rbb)2、−C(=O)SRaa、−C(=O)Raa、−CO2Raa、−C(=O)N(Rbb)2、−C(=NRbb)Raa、−C(=NRbb)ORaa、−C(=NRbb)N(Rbb)2、−S(=O)Raa、−SO2Raa、−Si(Raa)3、−P(Rcc)2、−P(Rcc)3、−P(=O)2Raa、−P(=O)(Raa)2、−P(=O)(ORcc)2、−P(=O)2N(Rbb)2、および−P(=O)(NRbb)2が挙げられ、ここで、Raa、RbbおよびRccは、本明細書において記載されるとおりである。酸素保護基は、当該分野において周知であり、本明細書に参照により組み込まれるProtecting Groups in Organic Synthesis(T. W. GreeneおよびP. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年)において詳細に記載されるものを含む。
例示的な酸素保護基として、限定されないが、メチル、メトキシルメチル(MOM)、メチルチオメチル(MTM)、t−ブチルチオメチル、(フェニルジメチルシリル)メトキシメチル(SMOM)、ベンジルオキシメチル(BOM)、p−メトキシベンジルオキシメチル(PMBM)、(4−メトキシフェノキシ)メチル(p−AOM)、グアイアコールメチル(GUM)、t−ブトキシメチル、4−ペンテニルオキシメチル(POM)、シロキシメチル、2−メトキシエトキシメチル(MEM)、2,2,2−トリクロロエトキシメチル、ビス(2−クロロエトキシ)メチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル(SEMOR)、テトラヒドロピラニル(THP)、3−ブロモテトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、1−メトキシシクロヘキシル、4−メトキシテトラヒドロピラニル(MTHP)、4−メトキシテトラヒドロチオピラニル、4−メトキシテトラヒドロチオピラニルS,S−ジオキシド、1−[(2−クロロ−4−メチル)フェニル]−4−メトキシピペリジン−4−イル(CTMP)、1,4−ジオキサン−2−イル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフラニル、2,3,3a,4,5,6,7,7a−オクタヒドロ−7,8,8−トリメチル−4,7−メタノベンゾフラン−2−イル、1−エトキシエチル、1−(2−クロロエトキシ)エチル、1−メチル−1−メトキシエチル、1−メチル−1−ベンジルオキシエチル、1−メチル−1−ベンジルオキシ−2−フルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、2−トリメチルシリルエチル、2−(フェニルセレニル)エチル、t−ブチル、アリル、p−クロロフェニル、p−メトキシフェニル、2,4−ジニトロフェニル、ベンジル(Bn)、p−メトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、o−ニトロベンジル、p−ニトロベンジル、p−ハロベンジル、2,6−ジクロロベンジル、p−シアノベンジル、p−フェニルベンジル、2−ピコリル、4−ピコリル、3−メチル−2−ピコリルN−オキシド、ジフェニルメチル、p,p’−ジニトロベンズヒドリル、5−ジベンゾスベリル、トリフェニルメチル、α−ナフチルジフェニルメチル、p−メトキシフェニルジフェニルメチル、ジ(p−メトキシフェニル)フェニルメチル、トリ(p−メトキシフェニル)メチル、4−(4’−ブロモフェナシルオキシフェニル)ジフェニルメチル、4,4’,4’’−トリス(4,5−ジクロロフタルイミドフェニル)メチル、4,4’,4’’−トリス(レブリノイルオキシフェニル)メチル、4,4’,4’’−トリス(ベンゾイルオキシフェニル)メチル、3−(イミダゾール−1−イル)ビス(4’,4’’−ジメトキシフェニル)メチル、1,1−ビス(4−メトキシフェニル)−1’−ピレニルメチル、9−アントリル、9−(9−フェニル)キサンテニル、9−(9−フェニル−10−オキソ)アントリル、1,3−ベンゾジチオラン−2−イル、ベンゾイソチアゾリルS,S−ジオキシド、トリメチルシリル(TMS)、トリエチルシリル(TES)、トリイソプロピルシリル(TIPS)、ジメチルイソプロピルシリル(IPDMS)、ジエチルイソプロピルシリル(DEIPS)、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジメチルシリル(TBDMS)、t−ブチルジフェニルシリル(TBDPS)、トリベンジルシリル、トリ−p−キシリルシリル、トリフェニルシリル、ジフェニルメチルシリル(DPMS)、t−ブチルメトキシフェニルシリル(TBMPS)、ホルメート、ベンゾイルホルメート、アセテート、クロロアセテート、ジクロロアセテート、トリクロロアセテート、トリフルオロアセテート、メトキシアセテート、トリフェニルメトキシアセテート、フェノキシアセテート、p−クロロフェノキシアセテート、3−フェニルプロピオネート、4−オキソペンタノエート(レブリネート)、4,4−(エチレンジチオ)ペンタノエート(レブリノイルジチオアセタール)、ピバロエート、アダマントエート、クロトネート、4−メトキシクロトネート、ベンゾエート、p−フェニルベンゾエート、2,4,6−トリメチルベンゾエート(メシトエート)、メチルカルボネート、9−フルオレニルメチルカルボネート(Fmoc)、エチルカルボネート、2,2,2−トリクロロエチルカルボネート(Troc)、2−(トリメチルシリル)エチルカルボネート(TMSEC)、2−(フェニルスルホニル)エチルカルボネート(Psec)、2−(トリフェニルホスホニオ)エチルカルボネート(Peoc)、イソブチルカルボネート、ビニルカルボネート、アリルカルボネート、t−ブチルカルボネート(BOC)、p−ニトロフェニルカルボネート、ベンジルカルボネート、p−メトキシベンジルカルボネート、3,4−ジメトキシベンジルカルボネート、o−ニトロベンジルカルボネート、p−ニトロベンジルカルボネート、S−ベンジルチオカルボネート、4−エトキシ−1−ナフチルカルボネート、メチルジチオカルボネート、2−ヨードベンゾエート、4−アジドブチレート、4−ニトロ−4−メチルペンタノエート、o−(ジブロモメチル)ベンゾエート、2−ホルミルベンゼンスルホネート、2−(メチルチオメトキシ)エチル、4−(メチルチオメトキシ)ブチレート、2−(メチルチオメトキシメチル)ベンゾエート、2,6−ジクロロ−4−メチルフェノキシアセテート、2,6−ジクロロ−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノキシアセテート、2,4−ビス(1,1−ジメチルプロピル)フェノキシアセテート、クロロジフェニルアセテート、イソブチレート、モノスクシノエート、(E)−2−メチル−2−ブテノエート、o−(メトキシアシル)ベンゾエート、α−ナフトエート、ナイトレート、アルキルN,N,N’,N’−テトラメチルホスホロジアミデート、アルキルN−フェニルカルバメート、ボレート、ジメチルホスフィノチオイル、アルキル2,4−ジニトロフェニルスルフェネート、サルフェート、メタンスルホネート(メシレート)、ベンジルスルホネート、およびトシレート(Ts)が挙げられる。
ある態様において、硫黄原子上に存在する置換基は、硫黄保護基である(また「チオール保護基」としても言及される)。硫黄保護基として、限定されないが、−Raa、−N(Rbb)2、−C(=O)SRaa、−C(=O)Raa、−CO2Raa、−C(=O)N(Rbb)2、−C(=NRbb)Raa、−C(=NRbb)ORaa、−C(=NRbb)N(Rbb)2、−S(=O)Raa、−SO2Raa、−Si(Raa)3、−P(Rcc)2、−P(Rcc)3、−P(=O)2Raa、−P(=O)(Raa)2、−P(=O)(ORcc)2、−P(=O)2N(Rbb)2および−P(=O)(NRbb)2が挙げられ、ここでRaa、RbbおよびRccは、本明細書において記載されるとおりである。硫黄保護基は、当該分野において周知であり、本明細書に参考により組み込まれるProtecting Groups in Organic Synthesis(T. W. GreeneおよびP. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年)において詳細に記載されるものを含む。
本明細書において用いられる場合、「脱離基」または「LG」は、異方性の結合切断に際して一対の電子と共に外れる分子フラグメントを指すことを当該分野において理解される用語であって、ここで当該分子フラグメントは、アニオンまたは中性分子である。例えば、Smith, March Advanced Organic Chemistry、第6版(501−502)を参照。好適な脱離基の例として、限定されないが、ハロゲン化物(塩化物、臭化物またはヨウ化物)、アルコキシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニルオキシ、アルカンスルホニルオキシ、アレーンスルホニルオキシ、アルキル−カルボニルオキシ(例えばアセトキシ)、アリールカルボニルオキシ、アリールオキシ、メトキシ、N,O−ジメチルヒドロキシルアミノ、ピキシル、ハロギ酸、−NO2、トリアルキルアンモニウムおよびアリールヨードニウム塩が挙げられる。ある態様において、脱離基は、スルホン酸エステルである。ある態様において、スルホン酸エステルは、式−OSO2RLG1を含み、ここでRLG1は、アルキル(任意に)、アルケニル(任意に置換されている)、ヘテロアルキル(任意に置換されている)、アリール(任意に置換されている)、ヘテロアリール(任意に置換されている)、アリールアルキル(任意に置換されている)、およびヘテロアリールアルキル(任意に置換されている)からなる群より選択される。ある態様において、RLG1は、置換または未置換C1−C6アルキルである。ある態様において、RLG1は、メチルである。ある態様において、RLG1は、−CF3である。ある態様において、RLG1は、置換または未置換アリールである。ある態様において、RLG1は、置換または未置換フェニルである。ある態様において、RLG1は、
である。
いくつかの場合において、脱離基は、トルエンスルホネート(トシレート、Ts)、メタンスルホネート(メシラート、Ms)、p−ブロモベンゼンスルホニル(ブロシレート(brosylate)、Bs)、またはトリフルオロメタンスルホネート(トリフレート、Tf)である。いくつかの場合において、脱離基は、ブロシレート(p−ブロモベンゼンスルホニル)である。いくつかの場合において、脱離基は、ノシレート(2−ニトロベンゼンスルホニル)である。ある態様において、脱離基は、スルホネート含有基である。ある態様において、脱離基は、トシレート基である。脱離基はまた、ホスフィンオキシド(例えば光延反応の間に形成されるもの)、またはエポキシドもしくは環状硫酸エステルなどの内部脱離基であってもよい。
これらのおよび他の例示的な置換基は、詳細な説明、図面、例および請求の範囲において、より詳細に記載される。本発明は、上の例示的な置換基の列記によりどのようにも限定されることを意図しない。
他の定義
以下の定義は、本願の全体にわたり用いられる、より一般的な用語である。
本明細書において用いられる場合、用語「医薬的に許容可能な塩」とは、正当な医学的判断の範囲内において、ヒトおよびより下等な動物の組織と接触しての使用のために好適な塩であって、過度の毒性、刺激、アレルギー反応などがなく、妥当な効果/リスク比により釣り合ったものを指す。医薬的に許容可能な塩は、当該分野において周知である。例えば、Bergeらは、本明細書に参考により組み込まれるJ. Pharmaceutical Sciences, 1977, 66, 1-19において、医薬的に許容可能な塩を詳細に記載する。本発明の化合物の医薬的に許容可能な塩は、好適な無機および有機の酸および塩基から誘導されるものを含む。医薬的に許容可能な非毒性の酸付加塩の例は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸および過塩素酸などの無機酸により、または酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸もしくはマロン酸などの有機酸により、またはイオン交換などの当該分野において公知の他の方法を用いて形成される、アミノ基の塩である。他の医薬的に許容可能な塩として、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、二グルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、蟻酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素塩、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチニン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが挙げられる。適切な塩基から誘導される塩として、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩およびN+(C1−4アルキル)4 −塩が挙げられる。代表的なアルカリおよびアルカリ土類金属塩は、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む。さらなる医薬的に許容可能な塩は、適切である場合には、非毒性のアンモニウム、四級アンモニウム、ならびにハロゲン化物、水酸化物、カルボン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、低級アルキルスルホン酸塩およびアリールスルホン酸塩などの対イオンを用いて形成されるアミンカチオンを含む。
用語「溶媒和物」とは、通常は加溶媒分解反応により、溶媒と会合している、化合物またはその塩の形態を指す。この物理学的会合は、水素結合を含んでもよい。通常の溶媒として、水、メタノール、エタノール、酢酸、DMSO、THF、ジエチルエーテルなどが挙げられる。本発明の化合物は、例えば結晶形態において調製してもよく、溶媒和されていてもよい。好適な溶媒和物は、医薬的に許容可能な溶媒和物を含み、さらに化学量論的溶媒和物および非化学量論的溶媒和物の両方を含む。ある例において、溶媒和物は、例えば1または2以上の溶媒分子が結晶性固体の結晶格子中に組み込まれている場合には、単離することが可能であろう。「溶媒和物」は、溶液相および分離可能な溶媒和物の両方を包含する。代表的な溶媒和物として、水和物、エタノレートおよびメタノレートが挙げられる。
用語「水和物」とは、水と会合している化合物を指す。典型的には、化合物の水和物中に含まれる水分子の数は、当該水和物中の化合物分子の数に対して既定の比にある。したがって、化合物の水和物は、例えば一般式R・xH2Oにより表すことができ、ここでRは化合物であり、ここでxは0より大きな数である。所与の化合物は、一つより多くの型の水和物を形成することができ、例えば、一水和物(xは1である)、低級水和物(xは0より大きく1より小さい数である、例えばヘミ水和物(R・0.5H2O))、ならびに多水和物(xは0より大きい数である、例えば二水和物(R・2H2O)および六水和物(R・6H2O))を含む。
用語「互変異性体」とは、特定の化合物の構造の交換可能な形態である化合物であって、水素原子および電子の転置において異なるものを指す。したがって、2つの構造は、π電子および原子(通常はH)の運動を通して平衡となり得る。例えば、エノールとケトンとは互変異性体である。なぜならば、それらは、酸または塩基のいずれかによる処置により迅速に相互変換されるからである。互変異性体の別の例は、同様に酸または塩基による処置により形成される、フェニルニトロメタンの酸およびニトロ形態である。互変異性体形態は、目的の化合物の最適な化学反応性および生物学的活性の達成に適切であり得る。
また、同じ分子式を有するが、それらの原子の結合の性質もしくは配列またはそれらの原子の空間中での配置が異なる化合物は、「異性体」と呼ばれることが理解されるべきである。それらの原子の空間中での配置が異なる異性体は「立体異性体」と呼ばれる。
一つの別の立体異性体の鏡像である立体異性体は、「ジアステレオマー」と呼ばれ、重ね合わせることができない互いの鏡像であるものは、「鏡像異性体」と呼ばれる。化合物が不斉中心を有する場合、例えばそれが4個の異なる基に結合している場合、一対の鏡像異性体が考えられる。鏡像異性体は、その不斉中心の絶対的な立体配置により特徴づけることができ、CahnおよびPrelogのR−およびS−の配列決定規則により、または分子が偏光の平面を回転する様式により記載され、右旋性または左旋性として(すなわちそれぞれ(+)または(−)−異性体として)指定される。キラル化合物は、個々の鏡像異性体として、またはその混合物として、存在することができる。等しい割合の鏡像異性体を含む混合物を、「ラセミ混合物」と呼ぶ。
用語「多形」とは、化合物(またはその塩、水和物もしくは溶媒和物)の結晶形態を指す。全ての多形は、同じ元素組成を有する。異なる結晶形態は、通常、異なるX線回析パターン、赤外線スペクトル、融点、密度、硬度、結晶の形状、光学および電子特性、安定性ならびに溶解度を有する。再結晶化溶媒、結晶化の速度、貯蔵温度、および他の要因により、一つの結晶形態が優位となり得る。化合物の多様な多型を、異なる条件下における結晶化により調製することができる。
用語「プロドラッグ」とは、切断可能な基を有し、加溶媒分解により、または生理学的条件下において、本発明の化合物となる化合物を指し、これはin vivoで医薬的に活性である。かかる例として、限定されないが、コリンエステル誘導体など、N−アルキルモルホリンエステルなどが挙げられる。本発明の化合物の他の誘導体は、それらの酸および酸誘導体の両方の形態において活性を有するが、酸感受性形態において、しばしば、溶解度、組織適合性または哺乳動物における遅延放出の利点を提供する(Bundgard, H., Design of Prodrugs, pp. 7-9, 21-24, Elsevier, Amsterdam 1985を参照)。プロドラッグは、当業者に周知の酸誘導体、例えば親酸と好適なアルコールとの反応により調製されるエステル、または親酸化合物と置換または未置換アミンとの反応により調製されるアミド、または酸無水物、または混合無水物を含む。本発明の化合物上でペンダント型となる酸性基から誘導される単純な脂肪族または芳香族のエステル、アミドおよび無水物は、特別なプロドラッグである。いくつかの場合において、(アシルオキシ)アルキルエステルまたは((アルコキシカルボニル)オキシ)アルキルエステルなどの二重エステル型プロドラッグを調製することが望ましい。特に、本発明の化合物(例えば式(A)、(I−11)、(II)、または(V)の化合物)のC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、C2−C8アルキニル、アリール、C7−C12置換アリール、およびC7−C12アリールアルキルエステル。
図1は、化合物(A−17)とBTK阻害剤との間の相乗効果を実証するアイソボログラムを示す。XおよびY軸を結ぶ1〜1の線の下の点は、「相乗的」であり、線の近くの点は「相加的」であり、上の点は拮抗的である。
発明の詳細な説明
ワルデンストレームマクロガンマグロブリン血症のための新規の処置を同定しようとする努力の一環として、いくつかのキナーゼ(例えばBTK、HCK、TAK1、HPK1)に対してin vitroスクリーニングを行った。これらのキナーゼは、この状態に関連する異常な細胞増殖の調節に関与する。また、ワルデンストレームマクロガンマグロブリン血症のいくつかの疾患状態のモデル株(例えばBCWM.1、MWCL-1)において、細胞ベースのスクリーニングを行った。これらのスクリーニングの努力およびその後のリードの最適化に基づいて、式(A)、(I−11)、(II)および(V)のいずれか一つの化合物(例えば、式(A−1)−(A−18)の化合物)を同定した。
一側面において、本発明は、式(A):
の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体およびプロドラッグを提供し;
式中:
RAの各々の場合は、独立して、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のカルボシクリル、−ORA1、−N(RA1)2、−CN、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−NO2、−NRA1C(=O)RA1、−NRA1C(=O)ORA1、−NRA1S(=O)2RA1、−S(=O)2RA1または−S(=O)2N(RA1)2からなる群より選択され;
RBの各々の場合は、独立して、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−ORA1、−N(RA1)2、−CN、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−NO2、−NRA1C(=O)RA1、−NRA1C(=O)ORA1、−NRA1S(=O)2RA1、−S(=O)2RA1または−S(=O)2N(RA1)2からなる群より選択され;
RA1の各々の場合は、独立して、水素、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、窒素原子に結合している場合は窒素保護基、酸素原子に結合している場合は酸素保護基、および硫黄原子に結合している場合は硫黄保護基からなる群より選択されるか、または2個のRA1基が、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
環B中に含まれる1つのAは、CRYであり;
環B中に含まれるもう1つのAは、CRYまたはNであり;
RYの各々の場合は、独立してH、ハロゲンまたは置換もしくは未置換のC1−6のアルキル基であり;
RXの各々の場合は、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、および−N(RA1)(RXa)からなる群より独立して選択され;
RXaの各々の場合は、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−S(=O)RA1、−S(=O)N(RA1)2、−S(=O)2RA1、−S(=O)2ORA1、−S(=O)2N(RA1)2、−N(RA1)2および窒素保護基からなる群より選択され;
kは、0、1、2、3または4であり;
lは、1、2、3、4または5であり;
QとUとは、一緒にされて、−NRA(C=O)−または−(C=O)NRA−となり;ならびに
RDは、本明細書において記載されるとおりの求電子部分である。
ある態様において、本発明は、
からなる群からの化合物、およびその医薬的に許容可能な塩を提供する。
別の側面において、本発明は、本発明の化合物を用いて、対象においてワルデンストレームマクロガンマグロブリン血症(WM)を処置するための方法を提供する。方法は、それを必要とする対象に、本発明の化合物の有効量を投与することを含む。また提供されるのは、本発明の化合物を、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ1(IRAK1)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)、X染色体上骨髄キナーゼ(bone marrow on X chromosome kinase:BMX)、ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)、トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)、および/またはSrcファミリーキナーゼの阻害剤と組み合わせて用いて、他のB細胞新生物を処置する方法である。ある態様において、本発明の1または2以上の化合物を、ホスホイノシチド3−キナーゼデルタアイソフォーム(PI3Kδ)の阻害剤と組み合わせて用いる。ある態様において、WMを処置するために、本明細書において記載される剤のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多くの組み合わせを用いる。ある態様において、本明細書において記載される剤を、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ1(IRAK1)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)、X染色体上骨髄キナーゼ(BMX)、および/またはホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)、トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)、および/またはSrcファミリーキナーゼの阻害剤などのキナーゼ阻害剤と組み合わせて用いる。
ワルデンストレームマクロガンマグロブリン血症(WM)は、主に骨髄における、単クローンのIgMタンパク質を分泌するクローン的に関連するリンパ形質細胞の蓄積から生じる、明確な臨床病理学的実体である。この状態は、世界保健機関の分類系により定義されるリンパ形質細胞性リンパ腫(LPL)に相当すると考えられる。遺伝的要因がWMの病因において重要な役割を果たし、患者の25%は、家族歴を示す。意義不明のIgM単クローン性マクロガンマグロブリン血症(MGUS)は、しばしばWMの発症に先行する。
本明細書において用いられる場合、B細胞新生物は、ホジキンリンパ腫および非ホジキンリンパ腫の両方を含む。古典的なホジキンリンパ腫(HL)は、結節硬化型HL、混合細胞型サブタイプ、リンパ球豊富型(Lymphocyte-rich)またはリンパ球優位型(Lymphocytic predominance)およびリンパ球減少型(Lymphocyte depleted)などの多様なサブタイプを含む。B細胞非ホジキンリンパ腫の例として、限定されないが、ワルデンストレームマクロガンマグロブリン血症、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、粘膜関連リンパ組織リンパ腫(MALT)、小リンパ球性リンパ腫(慢性リンパ球性白血病と重複する)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、バーキットリンパ腫、縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、結節辺縁帯B細胞リンパ腫(NMZL)、脾辺縁帯リンパ腫(SMZL)、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、原発性滲出性リンパ腫、およびリンパ腫様肉芽腫症が挙げられる。
ある態様において、対象は、式(A):
の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体およびプロドラッグを投与され;
式中:
RAの各々の場合は、独立して、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のカルボシクリル、−ORA1、−N(RA1)2、−CN、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−NO2、−NRA1C(=O)RA1、−NRA1C(=O)ORA1、−NRA1S(=O)2RA1、−S(=O)2RA1または−S(=O)2N(RA1)2からなる群より選択され;
RBの各々の場合は、独立して、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−ORA1、−N(RA1)2、−CN、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−NO2、−NRA1C(=O)RA1、−NRA1C(=O)ORA1、−NRA1S(=O)2RA1、−S(=O)2RA1または−S(=O)2N(RA1)2、からなる群より選択され;
RA1の各々の場合は、独立して、水素、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、窒素原子に結合している場合は窒素保護基、酸素原子に結合している場合は酸素保護基、および硫黄原子に結合している場合は硫黄保護基からなる群より選択されるか、または2個のRA1基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RXの各々の場合は任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、および−N(RA1)(RXa)からなる群より独立して選択され;
RXaの各々の場合は、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−S(=O)RA1、−S(=O)N(RA1)2、−S(=O)2RA1、−S(=O)2ORA1、−S(=O)2N(RA1)2、−N(RA1)2および窒素保護基からなる群より選択され;
kは、0、1、2、3または4であり;
lは、1、2、3、4または5であり;
QとUとは、一緒にされて、−NRA(C=O)−または−(C=O)NRA−となり;ならびに
RDは、本明細書において記載されるとおりの求電子部分である。
ある態様において、対象は、化合物(A−1):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−2):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−3):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−4):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−5):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−6):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−7):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−8):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−9):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−10):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−11):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−12):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−13):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−14):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−15):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−16):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−17):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
ある態様において、対象は、化合物(A−18):
またはその医薬的に許容可能な塩を投与される。
式(A)の化合物は、1個または2個以上のRA基で任意に置換されたフェニル環Aを含む。ある態様において、kは、0である。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、kは、2である。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、kは、3である。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、環Aは、式:
のものである。ある態様において、kは、4である。ある態様において、環Aは、式:
のものである。
式(A)の化合物において、環Aは、1個または2個以上のRA基で置換されていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRAは、Hである。ある態様において、少なくとも2個のRA基は、Hである。ある態様において、少なくとも3個のRA基は、Hである。ある態様において、少なくとも4個のRA基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、Hではない。ある態様において、少なくとも2個のRA基は、Hではない。ある態様において、少なくとも3個のRA基は、Hではない。ある態様において、少なくとも1個のRAは、ハロゲンである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、Fである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、Brである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、I(ヨウ素)である。ある態様において、1個のRAは、Fである。ある態様において、1個のRAは、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、未置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−O(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−OMeである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−CNである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)NHRA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)NH(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NO2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NRA1C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NRA1C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NRA1S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NHS(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−NHS(=O)2Meである。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2NH(t−Bu)である。ある態様において、少なくとも1個のRAは、−S(=O)2NH2である。
ある態様において、RAは−ORA1であり;kは1である。ある態様において、RAは−O(C1−6アルキル)であり;kは1である。ある態様において、RAは−OMeであり;kは1である。ある態様において、RAは−OHであり;kは1である。
ある態様において、RAは置換C1−6アルキルであり;kは1である。ある態様において、RAは未置換C1−6アルキルであり;kは1である。ある態様において、RAはメチルであり;kは1である。ある態様において、RAは、−CF3であり;kは1である。ある態様において、RAはエチルであり;kは1である。ある態様において、RAはプロピルであり;kは1である。ある態様において、RAはブチルであり;kは1である。ある態様において、RAはプロピルであり;kは1である。ある態様において、RAはブチルであり;kは1である。
ある態様において、RAはハロゲンであり;kは1である。ある態様において、RAはFであり;kは1である。ある態様において、RAはClであり;kは1である。ある態様において、RAはBrであり;kは1である。ある態様において、RAは、I(ヨウ素);kは1である。
ある態様において、RAの一つの場合はハロゲンであり;RAの別の場合は置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はFであり;RAの別の場合は置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はClであり;RAの別の場合は置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はハロゲンであり;RAの別の場合は未置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はFであり;RAの別の場合は未置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はClであり;RAの別の場合は未置換C1−6アルキルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はハロゲンであり;RAの別の場合はメチルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はFであり;RAの別の場合はメチルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はClであり;RAの別の場合はメチルであり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はハロゲンであり;RAの別の場合は−CF3であり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はFであり;RAの別の場合は−CF3であり;kは2である。ある態様において、RAの一つの場合はClであり;RAの別の場合は−CF3であり;kは2である。
ある態様において、少なくとも1個のRA1は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRA1は、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RA1は、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RA1は、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RA1は、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RA1は、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。
式(A)の化合物において、2個のRA1基は、連結されて、任意に置換された炭素環式環、任意に置換されたヘテロ環式環、任意置換のアリール、または任意置換のヘテロアリール環を形成してもよい。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて炭素環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて未置換の炭素環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて置換アリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて未置換アリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて置換フェニル環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて未置換フェニル環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて置換ヘテロアリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1基は、連結されて未置換ヘテロアリール環を形成する。
式(A)の化合物は、1個または2個以上のRB基で任意に置換されたフェニル環Cを含む。ある態様において、lは、1である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、lは、2である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、lは、2である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、lは、3である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、lは、4である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、環Cは、式:
のものである。ある態様において、lは5である。ある態様において、環Cは、式:
のものである。
式(A)の化合物において、環Cは、1個または2個以上のRB基で置換されていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRBは、Hである。ある態様において、少なくとも2個のRB基は、Hである。ある態様において、少なくとも3個のRB基は、Hである。ある態様において、少なくとも4個のRB基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、Hではない。ある態様において、少なくとも2個のRB基は、Hではない。ある態様において、少なくとも3個のRB基は、Hではない。ある態様において、少なくとも1個のRBは、ハロゲンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、Fである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、Brである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、I(ヨウ素)である。ある態様において、1個のRBは、Fである。ある態様において、1個のRBは、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ピペリジン(piperidine)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ピペリジン(piperidine)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ピペリジン(piperizine)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ピペリジン(piperizine)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ピロリジンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ピロリジンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換モルホリンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換モルホリンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ジアザパン(diazapane)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ジアザパンである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換−(CH2)(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換−(CH2)(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換−(CH2)2(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換−(CH2)2(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換−(CH2)3(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換−(CH2)3(ヘテロシクリル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、置換イミダゾールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは未置換イミダゾールである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−O(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−OMeである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−OPhである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NEt2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NMe2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NHtBuである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−CNである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)NHRA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)NH(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NO2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NRA1C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NRA1C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NRA1S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NHS(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)であり、ここで、アルキルは、置換されているかまたは未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−NHS(=O)2Meである。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2NH(t−Bu)である。ある態様において、少なくとも1個のRBは、−S(=O)2NH2である。
ある態様において、RBは、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは1である。ある態様において、RBは、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは1である。ある態様において、RBは、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1である。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは1である。ある態様において、RBは、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1である。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBはハロアルキルであり;lは1である。ある態様において、RBはハロアルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBはハロアルキルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは−CF3であり;lは1である。ある態様において、RBは−CF3であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは−CF3であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換イミダゾリルであり;lは1である。ある態様において、RBは、置換または未置換イミダゾリルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換イミダゾリルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1である。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換ピペラジニルであり;lは1である。ある態様において、RBは、置換または未置換ピペラジニルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換ピペラジニルであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1である。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、
であり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換モルホリンであり;lは1である。ある態様において、RBは、置換または未置換モルホリンであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、RBは、置換または未置換モルホリンであり;lは1であり;RBは、Uの結合点に対してパラ位にある。
ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基はハロアルキルであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基はハロアルキルであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基はハロアルキルであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、−CF3であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、−CF3であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、−CF3であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、
であり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換モルホリンであり;lは2である。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換モルホリンであり;lは2であり;少なくとも1個のRBは、Uの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、少なくとも1個のRB基は、置換または未置換モルホリンであり;lは2であり;1個のRBは、Uの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンであり;lは2であり;両方のRB基は、Uの結合点に対してメタ位にある。
式(A)の化合物において、QとUとは、一緒にされて、二価のリンカー部分を表す。ある態様において、QとUとは、一緒にされて、
を表す。ある態様において、QとUとは、一緒にされて、
を表す。ある態様において、QとUとは、一緒にされて、
を表す。ある態様において、QとUとは、一緒にされて、
を表す。
式(A)は、環Bとしてピリジンまたはピリミジン環を含む。ある態様において、環B中に含まれるAの各々の場合は炭素である。ある態様において、環B中に含まれる1つのAは炭素であり、環B中に含まれるもう1つのAは、窒素である。ある態様において、環Bの式は
である。ある態様において、環Bの式は
である。ある態様において、環Bの式は
である。ある態様において、環Bの式は
である。ある態様において、環Bの式は、
である。
式(A)は、1以上のRYを含んでよい。式(A)が、2つのRYを含むとき、当該2つのRYは、互いに同じまたは異なっていてもよい。ある態様において、少なくとも1つのRYは、Hである。ある態様において、各々のRYは、Hである。ある態様において、少なくとも1つのRYは、ハロゲンである(例えば、F、Cl、Br、またはI)。ある態様において、少なくとも1つのRYは、置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1つのRYは、Meである。ある態様において、少なくとも1つのRYは、置換メチル(例えば、−CF3またはBn)である。ある態様において、少なくとも1つのRYは、Et、置換エチル、(例えば、パーフルオロエチル)、Pr、置換プロピル(例えば、パーフルオロプロピル)、Bu、または置換ブチル(例えば、パーフルオロブチル)である。
式(A)の化合物において、ピリジン環またはピリミジン環は、1個または2個以上のRX基で置換されていてもよい。式(A)が2つのRXを含むとき、当該2つのRXは互いに同じでも異なっていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRXは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において少なくとも1個のRXは置換へテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXは未置換へテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−N(RA1)(RXa)である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NH(3−6員シクロアルキル)であり、ここで当該シクロアルキルは置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NH(C1−6アルキル)であり、ここで当該アルキルは、置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NH(C1−6アルキル)2であり、ここで当該アルキルは、置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NH(アシル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NHC(=O)(3−6員シクロアルキル)であり、ここで当該シクロアルキルは置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NHC(=O)(C1−6アルキル)であり、ここで当該アルキルは置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは、
である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−N(RA1)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−NHN(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−NHNH(アシル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−NHNHC(=O)Meである。ある態様において、少なくとも1個のRXは、−NHN(C1−6アルキル)2であり、ここで当該アルキルは置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−NHNMe2である。
式(A)の化合物において、RXは、1個または2個以上のRXa基で置換されていてもよい。RXaの各々の場合は、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−S(=O)RA1、−S(=O)N(RA1)2、−S(=O)2RA1、−S(=O)2ORA1、−S(=O)2N(RA1)2、−N(RA1)2、および窒素保護基からなる群より選択され;ここでRA1の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、窒素原子に結合している場合は窒素保護基、酸素原子に結合している場合は酸素保護基、および硫黄原子に結合している場合は硫黄保護基からなる群より選択されるか、または2個のRA1基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成する。
ある態様において、少なくとも1個のRXaは、Hである。ある態様において、全てのRXa基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)Hである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)OHである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)NHRA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2OHである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXは−N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは−NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1のRXaは−NH(アシル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは−NHC(=O)Meである。ある態様において、少なくとも1個のRXaは、−NHN(C1−6アルキル)2であり、ここで当該アルキルは置換または未置換である。ある態様において、少なくとも1個のRXaは−NMe2である。
式(A)の化合物において、RXは、1個または2個以上のRXc基で置換されていてもよい。RXcの各々の場合は、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−ORA1、−N(RA1)2、−SRA1、−CN、−C(=O)RA1、−C(=O)ORA1、−C(=O)N(RA1)2、−NO2、−N3、−NRA1C(=O)RA1、−NRA1C(=O)ORA1、−NRA1C(=O)N(RA1)2、−NRA1S(=O)2RA1、−NRA1S(=O)RA1、−OC(=O)RA1、−OC(=O)ORA1、−OC(=O)N(RA1)2、−S(=O)RA1、−S(=O)N(RA1)2、−S(=O)2RA1、−S(=O)2N(RA1)2からなる群より選択され;ここでRA1の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、窒素原子に結合している場合は窒素保護基、酸素原子に結合している場合は酸素保護基、および硫黄原子に結合している場合は硫黄保護基からなる群より選択されるか、または2個のRA1基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成する。
ある態様において、少なくとも1個のRXcは、Hである。ある態様において、全てのRXc基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−SRA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−SHである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−CNである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NO2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−N3である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHC(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHC(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHC(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1C(=O)O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1C(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHC(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHC(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHS(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1S(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NRA1S(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−NHS(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−OC(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)Hである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)OHである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)NHRA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2RA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2ORA1である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2OHである。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2N(RA1)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2NH(RA1)である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRXcは、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。
式(A)の化合物において、RDは、ピリジル環に結合した任意の求電子部分である。ある態様において、RDは、式(i−1)〜(i−18):
のうちのいずれか一つである。
RD1は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD1a、−N(RD1a)2、−SRD1a、−CH2ORD1a、−CH2N(RD1a)2、−CH2SRD1a、−C(=O)RD1a、−C(=O)ORD1a、−C(=O)SRD1a、−C(=O)N(RD1a)2、−C(=S)RD1a、−C(=S)ORD1a、−C(=S)SRD1a、−C(=S)N(RD1a)2、−C(=NRD1a)RD1a、−C(=NRD1a)ORD1a、−C(=NRD1a)SRD1a、および−C(=NRD1a)N(RD1a)2からなる群より選択され、ここでRD1aの各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD1a基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD2は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD2a、−N(RD2a)2、−SRD2a、−CH2ORD2a、−CH2N(RD2a)2、−CH2SRD2a、−C(=O)RD2a、−C(=O)ORD2a、−C(=O)SRD2a、−C(=O)N(RD2a)2、−C(=S)RD2a、−C(=S)ORD2a、−C(=S)SRD2a、−C(=S)N(RD2a)2、−C(=NRD2a)RD2a、−C(=NRD2a)ORD2a、−C(=NRD2a)SRD2a、および−C(=NRD2a)N(RD2a)2からなる群より選択され、ここでRD2aの各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD2a基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD3は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD3a、−N(RD3a)2、−SRD3a、−CH2ORD3a、−CH2N(RD3a)2、−CH2SRD3a、−C(=O)RD3a、−C(=O)ORD3a、−C(=O)SRD3a、−C(=O)N(RD3a)2、−C(=S)RD3a、−C(=S)ORD3a、−C(=S)SRD3a、−C(=S)N(RD3a)2、−C(=NRD3a)RD3a、−C(=NRD3a)ORD3a、−C(=NRD3a)SRD3a、および−C(=NRD3a)N(RD3a)2からなる群より選択され、ここでRD3aの各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD3a基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
任意に、RD1およびRD3、またはRD2およびRD3、またはRD1およびRD2は、連結されて、任意に置換された炭素環式環または任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD4は脱離基であり;
RD5は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基であり;
YZは、−O−、−S−、または−NRD6−であって、ここでRD6は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基であり;
aは、1または2であり;
zは、1、2、3、4、5または6であり;ならびに
任意に、RD5および1個のRCは、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成する。
ある態様において、RDは、Michaelアクセプター部分を含む。このMichaelアクセプター部分は、システインまたは他の求核性残基と反応して、化合物の標的への共有結合による結合を可能にし得る。ある態様において、共有結合による結合は不可逆的である。他の態様において、共有結合による結合は可逆的である。ある態様において、RDは、式(i−1)のものである。ある態様において、RDは、式(i−2)のものである。ある態様において、RDは、式(i−3)のものである。ある態様において、RDは、式(i−4)のものである。ある態様において、RDは、式(i−5)のものである。ある態様において、RDは、式(i−6)のものである。ある態様において、RDは、式(i−7)のものである。ある態様において、RDは、式(i−8)のものである。ある態様において、RDは、式(i−9)のものである。ある態様において、RDは、式(i−10)のものである。ある態様において、RDは、式(i−11)のものである。ある態様において、RDは、式(i−12)のものである。ある態様において、RDは、式(i−13)のものである。ある態様において、RDは、式(i−14)のものである。ある態様において、RDは、式(i−15)のものである。ある態様において、RDは、式(i−16)のものである。ある態様において、RDは、式(i−17)のものである。
式(A)の化合物において、RDは、置換基RD1を含んでもよい。ある態様において、RD1は、Hである。ある態様において、RD1は、ハロゲンである。ある態様において、RD1は、Fである。ある態様において、RD1は、Clである。ある態様において、RD1は、Brである。ある態様において、RD1は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD1は、置換アシルである。ある態様において、RD1は、未置換アシルである。ある態様において、RD1は、アセチルである。ある態様において、RD1は、置換アルキルである。ある態様において、RD1は、未置換アルキルである。ある態様において、RD1は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD1は、メチルである。ある態様において、RD1は、エチルである。ある態様において、RD1は、プロピルである。ある態様において、RD1は、ブチルである。ある態様において、RD1は、置換アルケニルである。ある態様において、RD1は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD1は、置換アルキニルである。ある態様において、RD1は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD1は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD1は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD1は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD1は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD1は、置換アリールである。ある態様において、RD1は、未置換アリールである。ある態様において、RD1は、置換フェニルである。ある態様において、RD1は、未置換フェニルである。ある態様において、RD1は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD1は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD1は、置換ピリジルである。ある態様において、RD1は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD1は、−CNである。ある態様において、RD1は、−NO2である。ある態様において、RD1は、−ORD1aである。ある態様において、RD1は、−N(RD1a)2である。ある態様において、RD1は、−SRD1aである。ある態様において、RD1は、−CH2ORD1aである。ある態様において、RD1は、−CH2N(RD1a)2である。ある態様において、RD1は、−CH2SRD1aである。
ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD1aは、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD1aは、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD1aは、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD1aは、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD1aは、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD1a基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD1a基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(A)の化合物において、RDは、置換基RD2を含んでもよい。ある態様において、RD2は、Hである。ある態様において、RD2は、ハロゲンである。ある態様において、RD2は、Fである。ある態様において、RD2は、Clである。ある態様において、RD2は、Brである。ある態様において、RD2は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD2は、置換アシルである。ある態様において、RD2は、未置換アシルである。ある態様において、RD2は、アセチルである。ある態様において、RD2は、置換アルキルである。ある態様において、RD2は、未置換アルキルである。ある態様において、RD2は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD2は、メチルである。ある態様において、RD2は、エチルである。ある態様において、RD2は、プロピルである。ある態様において、RD2は、ブチルである。ある態様において、RD2は、置換アルケニルである。ある態様において、RD2は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD2は、置換アルキニルである。ある態様において、RD2は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD2は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD2は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD2は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD2は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD2は、置換アリールである。ある態様において、RD2は、未置換アリールである。ある態様において、RD2は、置換フェニルである。ある態様において、RD2は、未置換フェニルである。ある態様において、RD2は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD2は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD2は、置換ピリジルである。ある態様において、RD2は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD2は、−CNである。ある態様において、RD2は、−NO2である。ある態様において、RD2は、−ORD2aである。ある態様において、RD2は、−N(RD2a)2である。ある態様において、RD2は、−SRD2aである。ある態様において、RD2は、−CH2ORD2aである。ある態様において、RD2は、−CH2N(RD2a)2である。ある態様において、RD2は、−CH2SRD2aである。
ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD2aは、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD2aは、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD2aは、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD2aは、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD2aは、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD2a基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD2a基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(A)の化合物において、RDは、置換基RD3を含んでもよい。ある態様において、RD3は、Hである。ある態様において、RD3は、ハロゲンである。ある態様において、RD3は、Fである。ある態様において、RD3は、Clである。ある態様において、RD3は、Brである。ある態様において、RD3は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD3は、置換アシルである。ある態様において、RD3は、未置換アシルである。ある態様において、RD3は、アセチルである。ある態様において、RD3は、置換アルキルである。ある態様において、RD3は、未置換アルキルである。ある態様において、RD3は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD3は、メチルである。ある態様において、RD3は、エチルである。ある態様において、RD3は、プロピルである。ある態様において、RD3は、ブチルである。ある態様において、RD3は、置換アルケニルである。ある態様において、RD3は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD3は、置換アルキニルである。ある態様において、RD3は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD3は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD3は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD3は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD3は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD3は、置換アリールである。ある態様において、RD3は、未置換アリールである。ある態様において、RD3は、置換フェニルである。ある態様において、RD3は、未置換フェニルである。ある態様において、RD3は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD3は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD3は、置換ピリジルである。ある態様において、RD3は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD3は、−CNである。ある態様において、RD3は、−NO2である。ある態様において、RD3は、−ORD3aである。ある態様において、RD3は、−N(RD3a)2である。ある態様において、RD3は、−SRD3aである。ある態様において、RD3は、−CH2ORD3aである。ある態様において、RD3は、−CH2N(RD3a)2である。ある態様において、RD3は、−CH2SRD3aである。
ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD3aは、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD3aは、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD3aは、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD3aは、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD3aは、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD3a基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD3a基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(A)の化合物において、RDは、置換基RD4を含んでもよい。ある態様において、RD4は脱離基である。ある態様において、RD4は、ハロゲンである。ある態様において、RD4は、Fである。ある態様において、RD4は、Clである。ある態様において、RD4は、Brである。ある態様において、RD4は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD4は、−OS(=O)wRD4aである。ある態様において、wは、1である。ある態様において、wは、2である。ある態様において、RD4は、−OMsである。ある態様において、RD4は、−OTfである。ある態様において、RD4は、−OTsである。ある態様において、RD4は、−OBsである。ある態様において、RD4は、2−ニトロベンゼンスルホニルオキシである。ある態様において、RD4は、−ORD4aである。ある態様において、RD4は、−OMeである。ある態様において、RD4は、−OCF3である。ある態様において、RD4は、−OPhである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)RD4aである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)Meである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)CF3である。ある態様において、RD4は、−OC(=O)Phである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)Clである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)ORD4aである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)OMeである。ある態様において、RD4は、−OC(=O)O(t−Bu)である。
ある態様において、RD4aは、置換アルキルである。ある態様において、RD4aは、未置換アルキルである。ある態様において、RD4aは、C1−6アルキルである。ある態様において、RD4aは、メチルである。ある態様において、RD4aは、エチルである。ある態様において、RD4aは、プロピルである。ある態様において、RD4aは、ブチルである。ある態様において、RD4aは、置換アルケニルである。ある態様において、RD4aは、未置換アルケニルである。ある態様において、RD4aは、ビニルである。ある態様において、RD4aは、置換アルキニルである。ある態様において、RD4aは、未置換アルキニルである。ある態様において、RD4aは、エチニルである。ある態様において、RD4aは、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD4aは、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD4aは、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD4aは、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD4aは、置換アリールである。ある態様において、RD4aは、未置換アリールである。ある態様において、RD4aは、置換フェニルである。ある態様において、RD4aは、未置換フェニルである。ある態様において、RD4aは、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD4aは、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD4aは、置換ピリジルである。ある態様において、RD4aは、未置換ピリジルである。
式(A)の化合物において、RDは、置換基RD5を含んでもよい。ある態様において、RD5は、Hである。ある態様において、RD5は、置換アルキルである。ある態様において、RD5は、未置換アルキルである。ある態様において、RD5は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD5は、メチルである。ある態様において、RD5は、エチルである。ある態様において、RD5は、プロピルである。ある態様において、RD5は、ブチルである。ある態様において、RD5は、窒素保護基である。ある態様において、RD5は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。
ある態様において、RD1およびRD2は各々、水素である。ある態様において、RD1およびRD3は各々、水素である。ある態様において、RD2およびRD3は各々、水素である。ある態様において、RD1、RD2、およびRD3は各々、水素である。ある態様において、RD1、RD2、およびRD3、およびRD5は各々、水素である。
ある態様において、aは、1である。ある態様において、aは、2である。
ある態様において、zは、0である。ある態様において、zは、1である。ある態様において、zは、2である。ある態様において、zは、3である。ある態様において、zは、4である。ある態様において、zは5である。ある態様において、zは6である。
ある態様において、Yは、−O−である。ある態様において、Yは、−C(=O)−である。ある態様において、Yは、−S−である。ある態様において、Yは、−C(=S)−である。ある態様において、Yは、−NRD6−であって、ここでRD6は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基である。ある態様において、Yは、−NH−である。ある態様において、Yは、−NCH3−である。ある態様において、Yは、−N(BOC)−である。ある態様において、Yは、−N(Fmoc)−である。ある態様において、Yは、−N(Cbz)−である。ある態様において、Yは、−N(Bn)−である。ある態様において、Yは、−C(=NRD6)−であって、ここでRD6は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基である。ある態様において、Yは、−C(=NH)−である。ある態様において、Yは、−C(=NCH3)−である。ある態様において、Yは、−C(=NTs)−である。ある態様において、Yは、−C(=NBn)−である。ある態様において、Yは、−C(=NCH(Ph)2)−である。
ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。ある態様において、RDは、式:
のものである。
式(A)のある態様の多様な組み合わせが、本明細書においてさらに企図される。
例えば、ある態様において、式(A)の化合物は、式(A1)または(A2):
の化合物であって、式中、RX、RA、RBおよびlは、本明細書において定義される。ある態様において、RAは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RAは、メチルである。ある態様において、lは、1である。ある態様において、lは1であり;RBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは、2である。ある態様において、lは2であり;2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2であり;1個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタであり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、ハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、RXは−N(RA1)N(RA1)2である。ある態様において、RXは−N(RA1)N(RA1)2;およびRAの各々の場合は、水素、メチルまたはアセチルである。ある態様において、RXは−NHNMe2または−NHNHAcである。ある態様において、RXはNH2である。ある態様において、RXは−NH(RA1)である。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のメチルである。ある態様において、RXは-NH(RA1);およびRA1はアシルである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換の−C(=O)−(C1−6アルキル)である。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1はアセチルまたはプロピオニルである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換の−C(=O)−(カルボシクリル)である。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換の−C(=O)−(シクロプロピル)である。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のヘテロアリールである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のピラゾールである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のイソキサゾールである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のピリミジンである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のヘテロシクリルである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のアゼチジンである。ある態様において、RXは−NH(RA1);およびRA1は置換または未置換のオキセタンである。
ある態様において、式(A1)の化合物は、式(A1−a)、(A1−b)、(A1−c)または(A1―d):
の化合物であって、式中、RXa、RXc、RA、RBおよびlは、本明細書において定義される。ある態様において、RAは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RAは、メチルである。ある態様において、lは、1である。ある態様において、lは1であり;RBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは、2である。ある態様において、lは2であり;2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2であり;1個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタであり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、ハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、RXcの全ての場合は、水素である。ある態様において、RXaは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RXaは、メチルまたはエチルである。
ある態様において、式(A2)の化合物は、式(A2−a)、(A2−b)、(A2−c)または(A2−d):
の化合物であって、式中、RXa、RXc、RA、RBおよびlは、本明細書において定義される。ある態様において、RAは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RAは、メチルである。ある態様において、lは、1である。ある態様において、lは1であり;RBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは、2である。ある態様において、lは2であり;2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2であり;1個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタであり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、ハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、RXcの全ての場合は、水素である。ある態様において、RXaは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RXaは、メチルまたはエチルである。
ある態様において、式(A1)の化合物は、式(A1−e)〜(A1−p):
の化合物であって、式中、RXa、RXc、RAおよびRBは、本明細書において定義される。ある態様において、RAは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RAは、メチルである。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、ハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、RXcの全ての場合は、水素である。ある態様において、RXaは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RXaは、メチルまたはエチルである。
ある態様において、式(A2)の化合物は、式(A2−e)〜(A2−p):
の化合物であって、式中、RXa、RXc、RAおよびRBは、本明細書において定義される。ある態様において、RAは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RAは、メチルである。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、ハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾリルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であって、ここで、アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、2個のRB基は、置換または未置換モルホリンである。ある態様において、RXcの全ての場合は、水素である。ある態様において、RXaは、置換または未置換C1−6アルキルである。ある態様において、RXaは、メチルまたはエチルである。
ある態様において、式(A)の化合物は、式(A3)または(A4):
の化合物であり、式中、RD、RA、RBおよびlは本明細書において定義されるとおりである。ある態様において、RAは、置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、RAはメチルである。ある態様において、lは1である。ある態様において、lが1であり;およびRBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2である。ある態様において、lが2であり;および2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lが2であり;および1個のRB基はアミドリンカーの結合点に対してメタ位にあり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換の−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基はハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾールである。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、2個のRB基は置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。
ある態様において、式(A3)の化合物は、式(A3−a)、(A3−b)または(A3−c):
の化合物であり、式中、RD、RA、RBおよびlは本明細書中に定義されるとおりである。ある態様において、RAは、置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、RAはメチルである。ある態様において、lは1である。ある態様において、lが1であり;およびRBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2である。ある態様において、lが2であり;および2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lが2であり;および1個のRB基はアミドリンカーの結合点に対してメタ位にあり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換の−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基はハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾールである。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、2個のRB基は置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。
ある態様において、式(A4)の化合物は、式(A4−a)、(A4−b)または(A4−c):
の化合物であり、式中、RD、RA、RBおよびlは本明細書中に定義されるとおりである。ある態様において、RAは、置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、RAはメチルである。ある態様において、lは1である。ある態様において、lが1であり;およびRBは、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lは2である。ある態様において、lが2であり;および2個のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してメタ位にある。ある態様において、lが2であり;および1個のRB基はアミドリンカーの結合点に対してメタ位にあり;第2のRB基は、アミドリンカーの結合点に対してパラ位にある。ある態様において、1個のRB基は置換または未置換のC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は、1個の−CN基で置換されたC1−6アルキルである。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換の−CH2−(ピペラジニル)である。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は、
である。ある態様において、1個のRB基はハロアルキルである。ある態様において、1個のRB基は、−CF3である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換イミダゾールである。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは、未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換ピペラジニルである。ある態様において、1個のRB基は、
であり、ここで当該アルキルは任意に置換されている。ある態様において、1個のRB基は
であり、ここで当該アルキルは未置換である。ある態様において、1個のRB基は
である。ある態様において、1個のRB基は、置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、2個のRB基は置換または未置換のモルホリンである。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。ある態様において、RDは
である。
本発明の別の側面は、式(I−11):
の化合物およびその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体およびプロドラッグに関する。
別の側面において、提供されるのは、式(V):
の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体およびプロドラッグであって;式中:
RA’、RB’、およびRX’の各々の場合は、独立して、水素、ハロゲン、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−ORA1’、−N(RA1’)2、−SRA1’、−CN、−C(=O)RA1’、−C(=O)ORA1’、−C(=O)SRA1’、−C(=O)N(RA1’)2、−C(=S)RA1’、−C(=S)ORA1’、−C(=S)SRA1’、−C(=S)N(RA1’)2、−C(=NRA1’)RA1’、−C(=NRA1’)ORA1’、−C(=NRA1’)SRA1’、−C(=NRA1’)N(RA1’)2、−NO2、−N3、−N(RA1’)3 +X’−、ここでX’−は対イオンである、−N(ORA1’)RA1’、−NRA1’C(=O)RA1’、−NRA1’C(=O)ORA1’、−NRA1’C(=O)SRA1’、−NRA1’C(=O)N(RA1’)2、−NRA1’C(=S)RA1’、−NRA1’C(=S)ORA1’、−NRA1’C(=S)SRA1’、−NRA1’C(=S)N(RA1’)2、−NRA1’C(=NRA1’)RA1’、−NRA1’C(=NRA1’)ORA1’、−NRA1’C(=NRA1’)SRA1’、−NRA1’C(=NRA1’)N(RA1’)2、−NRA1’S(=O)2RA1’、−NRA1’S(=O)2ORA1’、−NRA1’S(=O)2SRA1’、−NRA1’S(=O)2N(RA1’)2、−NRA1’S(=O)RA1’、−NRA1’S(=O)ORA1’、−NRA1’S(=O)SRA1’、−NRA1’S(=O)N(RA1’)2、−NRA1’P(=O)、−NRA1’P(=O)2、−NRA1’P(=O)(RA1’)2、−NRA1’P(=O)RA1’(ORA1’)、−NRA1’P(=O)(ORA1’)2、−OC(=O)RA1’、−OC(=O)ORA1’、−OC(=O)SRA1’、−OC(=O)N(RA1’)2、−OC(=NRA1’)RA1’、−OC(=NRA1’)ORA1’、−OC(=NRA1’)N(RA1’)2、−OC(=S)RA1’、−OC(=S)ORA1’、−OC(=S)SRA1’、−OC(=S)N(RA1’)2、−ON(RA1’)2、−OS(=O)RA1’、−OS(=O)ORA1’、−OS(=O)SRA1’、−OS(=O)N(RA1’)2、−OS(=O)2RA1’、−OS(=O)2ORA1’、−OS(=O)2SRA1’、−OS(=O)2N(RA1’)2、−OP(=O)2、−OP(=O)(RA1’)2、−OP(=O)RA1’(ORA1’)、−OP(=O)(ORA1’)2、−OP(=O)、−OP(RA1’)2、−OPRA1’(ORA1’)、−OP(ORA1’)2、−OSi(RA1’)3、−OSi(RA1’)2ORA1’、−OSi(RA1’)(ORA1’)2、−OSi(ORA1’)3、−SSRA1’、−S(=O)RA1’、−S(=O)ORA1’、−S(=O)N(RA1’)2、−S(=O)2RA1’、−S(=O)2ORA1’、−S(=O)2N(RA1’)2、−SC(=O)RA1’、−SC(=O)ORA1’、−SC(=O)SRA1’、−SC(=O)N(RA1’)2、−SC(=S)RA1’、−SC(=S)ORA1’、−SC(=S)SRA1’、−SC(=S)N(RA1’)2、−P(RA1’)2、−PRA1’(ORA1’)、−P(ORA1’)2、−P(=O)、−P(=O)(RA1’)2、−P(=O)(ORA1’)2、−P(=O)RA1’(ORA1’)、−P(=O)2、−B(RA1’)2、−B(ORA1’)2、−BRA1’(ORA1’)、−Si(RA1’)3、−Si(RA1’)2ORA1’、−SiRA1’(ORA1’)2、および−Si(ORA1’)3からなる群より選択され、2個のRA’またはRB’基は、連結されて、任意に置換された炭素環式環、任意に置換されたヘテロ環式環、任意置換のアリール、または任意置換のヘテロアリール環を形成するか、あるいはRA’またはRB’は、X’、Y’、Z’、Q’、U’またはCyのいずれか一つと共に任意の5〜8員の環を形成し;ここでRA1’の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、窒素原子に結合している場合は窒素保護基、酸素原子に結合している場合は酸素保護基、および硫黄原子に結合している場合は硫黄保護基からなる群より選択されるか、または2個のRA1’基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
k’およびl’は、各々独立して、0、1、2、3、4または5であり;
X’、Y’、Z’は、各々独立して、−CH2、−CHRA’、−CH、−C(RA’)2、−C、−N、−NRA’、−O、−Sまたは−C=O、または結合であり、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよく;
Q’およびU’は、各々独立して、−NRA’、−O、−C=O、−NRA’CO、または結合であり;
環A’は、任意置換のアリール、または任意置換のヘテロアリール環であり;
環C’は、任意置換のアリール環であり;ならびに
Cyは、任意置換のアリール環、任意置換のヘテロアリール環、結合、または水素である。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がナフチルである場合、本発明は、式(V−a):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’はナフチルであり、本発明は、式(V−b):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルである場合、本発明は、式(V−c):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルである場合、本発明は、式(V−d):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がピロロピリミジンである場合、本発明は、式(V−e):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がピリミジンである場合、本発明は、式(V−eA):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’が1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンである場合、本発明は、式(V−eB):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフロ[2,3−c]ピリジン−7−アミンである場合、本発明は、式(V−eC):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がキナゾリンである場合、本発明は、式(V−eD):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルであり、少なくとも1個のRA’基がCyに連結して任意の5〜8員環を形成する場合、本発明は、式(V−f):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルであり、少なくとも1個のRA’基がCyに連結して任意の5〜8員環を形成する場合、本発明は、式(V−g):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
別の側面において、本明細書において提供されるのは、式(II):
の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体およびプロドラッグであり;式中:
RD’の各々の場合は、独立して、Cy、環A’または環C’に結合することができる任意の求電子部分であり;
m’の各々の場合は、独立して、0または1であり;ならびに
環A’、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
ある態様において、RD’は、Cy、環A’または環C’に結合することができる任意の求電子部分であり;m’は0または1である。式(II)の化合物において、RD’は、Cy、環A’または環C’に結合することができる任意の求電子部分である。ある態様において、RD’は、式(i−1)〜(i−17):
のいずれか一つであり;式中:
RD1’は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD1a’、−N(RD1a’)2、−SRD1a’、−CH2ORD1a’、−CH2N(RD1a’)2、−CH2SRD1a’、−C(=O)RD1a’、−C(=O)ORD1a’、−C(=O)SRD1a’、−C(=O)N(RD1a’)2、−C(=S)RD1a’、−C(=S)ORD1a’、−C(=S)SRD1a’、−C(=S)N(RD1a’)2、−C(=NRD1a’)RD1a’、−C(=NRD1a’)ORD1a’、−C(=NRD1a’)SRD1a’、および−C(=NRD1a’)N(RD1a’)2からなる群より選択され、ここでRD1a’の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD1a’基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD2’は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD2a’、−N(RD2a’)2、−SRD2a’、−CH2ORD2a’、−CH2N(RD2a’)2、−CH2SRD2a’、−C(=O)RD2a’、−C(=O)ORD2a’、−C(=O)SRD2a’、−C(=O)N(RD2a’)2、−C(=S)RD2a’、−C(=S)ORD2a’、−C(=S)SRD2a’、−C(=S)N(RD2a’)2、−C(=NRD2a’)RD2a’、−C(=NRD2a’)ORD2a’、−C(=NRD2a’)SRD2a’、および−C(=NRD2a’)N(RD2a’)2からなる群より選択され、ここでRD2a’の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD2a’基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD3’は、水素、ハロゲン、任意置換のアシル、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、任意置換のヘテロアリール、−CN、−NO2、−ORD3a’、−N(RD3a’)2、−SRD3a’、−CH2ORD3a’、−CH2N(RD3a’)2、−CH2SRD3a’、−C(=O)RD3a’、−C(=O)ORD3a’、−C(=O)SRD3a’、−C(=O)N(RD3a’)2、−C(=S)RD3a’、−C(=S)ORD3a’、−C(=S)SRD3a’、−C(=S)N(RD3a’)2、−C(=NRD3a’)RD3a’、−C(=NRD3a’)ORD3a’、−C(=NRD3a’)SRD3a’、および−C(=NRD3a’)N(RD3a’)2からなる群より選択され、ここでRD3a’の各々の出現は、独立して、水素、任意置換のアルキル、任意置換のアルケニル、任意置換のアルキニル、任意置換のカルボシクリル、任意置換のヘテロシクリル、任意置換のアリール、および任意置換のヘテロアリールからなる群より選択されるか、または2個のRD3a’基は、連結されて、任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
任意に、RD1’およびRD3’、またはRD2’およびRD3’、またはRD1’およびRD2’は、連結されて、任意に置換された炭素環式環または任意に置換されたヘテロ環式環を形成し;
RD4’は脱離基であり;
RD5’は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基であり;
YZ’は、−O、−Sまたは−NRD6’であり、ここでRD6’は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基であり;
a’は、1または2であり;ならびに
z’は、0、1、2、3、4、5または6である。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がナフチルである場合、本発明は、式(II−a):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がナフチルである場合、本発明は、式(II−b):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルである場合、本発明は、式(II−c):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルである場合、本発明は、式(II−d):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がピロロピリミジンである場合、本発明は、式(II−e):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がピリミジンである場合、本発明は、式(II−eA):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がピリミジンである場合、本発明は、式(II−eB):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフロ[2,3−c]ピリジン−7−アミンである場合、本発明は、式(II−eC):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がキナゾリンである場合、本発明は、式(II−eD):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RX’、k’およびl’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルであり、少なくとも1個のRA’基がCyに連結して任意の5〜8員環を形成する場合、本発明は、式(II−f):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換された、環A’のためのヘテロアリール基を含む。ある態様において、環A’がフェニルであり、少なくとも1個のRA’基がCyに連結して任意の5〜8員環を形成する場合、本発明は、式(II−g):
の化合物を提供し、式中、環C’、Cy、Q’、U’、X’、Y’、Z’、RA’、RB’、RD’、RX’、k’、l’およびm’は、本明細書において定義されるとおりである。
式(II)の化合物において、RD’は、環A’、環C’またはCy上の置換基である。ある態様において、RD’は、Michaelアクセプター部分を含む。このMichaelアクセプター部分は、システインまたは他の求核性残基と反応して、化合物の標的への共有結合による結合を可能にし得る。ある態様において、共有結合による結合は不可逆的である。他の態様において、共有結合による結合は可逆的である。ある態様において、RD’は、式(i−1)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−2)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−3)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−4)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−5)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−6)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−7)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−8)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−9)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−10)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−11)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−12)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−13)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−14)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−15)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−16)のものである。ある態様において、RD’は、式(i−17)のものである。
式(II)の化合物において、RD’は、置換基RD1’を含んでもよい。ある態様において、RD1’は、Hである。ある態様において、RD1’は、ハロゲンである。ある態様において、RD1’は、Fである。ある態様において、RD1’は、Clである。ある態様において、RD1’は、Brである。ある態様において、RD1’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD1’は、置換アシルである。ある態様において、RD1’は、未置換アシルである。ある態様において、RD1’は、アセチルである。ある態様において、RD1’は、置換アルキルである。ある態様において、RD1’は、未置換アルキルである。ある態様において、RD1’は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD1’は、メチルである。ある態様において、RD1’は、エチルである。ある態様において、RD1’は、プロピルである。ある態様において、RD1’は、ブチルである。ある態様において、RD1’は、置換アルケニルである。ある態様において、RD1’は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD1’は、置換アルキニルである。ある態様において、RD1’は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD1’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD1’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD1’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD1’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD1’は、置換アリールである。ある態様において、RD1’は、未置換アリールである。ある態様において、RD1’は、置換フェニルである。ある態様において、RD1’は、未置換フェニルである。ある態様において、RD1’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD1’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD1’は、置換ピリジルである。ある態様において、RD1’は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD1’は、−CNである。ある態様において、RD1’は、−NO2である。ある態様において、RD1’はORD1a’である。ある態様において、RD1’は、−N(RD1a’)2である。ある態様において、RD1’はSRD1a’である。ある態様において、RD1’は、−CH2ORD1a’である。ある態様において、RD1’は、−CH2N(RD1a’)2である。ある態様において、RD1’は、−CH2SRD1a’である。
ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD1a’は、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD1a’は、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD1a’は、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD1a’は、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD1a’は、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD1a’基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD1a’基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(II)の化合物において、RD’は、置換基RD2’を含んでもよい。ある態様において、RD2’は、Hである。ある態様において、RD2’は、ハロゲンである。ある態様において、RD2’は、Fである。ある態様において、RD2’は、Clである。ある態様において、RD2’は、Brである。ある態様において、RD2’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD2’は、置換アシルである。ある態様において、RD2’は、未置換アシルである。ある態様において、RD2’は、アセチルである。ある態様において、RD2’は、置換アルキルである。ある態様において、RD2’は、未置換アルキルである。ある態様において、RD2’は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD2’は、メチルである。ある態様において、RD2’は、エチルである。ある態様において、RD2’は、プロピルである。ある態様において、RD2’は、ブチルである。ある態様において、RD2’は、置換アルケニルである。ある態様において、RD2’は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD2’は、置換アルキニルである。ある態様において、RD2’は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD2’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD2’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD2’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD2’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD2’は、置換アリールである。ある態様において、RD2’は、未置換アリールである。ある態様において、RD2’は、置換フェニルである。ある態様において、RD2’は、未置換フェニルである。ある態様において、RD2’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD2’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD2’は、置換ピリジルである。ある態様において、RD2’は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD2’は、−CNである。ある態様において、RD2’は、−NO2である。ある態様において、RD2’は、−ORD2a’である。ある態様において、RD2’は、−N(RD2a’)2である。ある態様において、RD2’は、−SRD2a’である。ある態様において、RD2’は、−CH2ORD2a’である。ある態様において、RD2’は、−CH2N(RD2a’)2である。ある態様において、RD2’は、−CH2SRD2a’である。
ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD2a’は、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD2a’は、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD2a’は、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD2a’は、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD2a’は、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD2a’基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD2a’基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(II)の化合物において、RD’は、置換基RD3’を含んでもよい。ある態様において、RD3’は、Hである。ある態様において、RD3’は、ハロゲンである。ある態様において、RD3’は、Fである。ある態様において、RD3’は、Clである。ある態様において、RD3’は、Brである。ある態様において、RD3’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD3’は、置換アシルである。ある態様において、RD3’は、未置換アシルである。ある態様において、RD3’は、アセチルである。ある態様において、RD3’は、置換アルキルである。ある態様において、RD3’は、未置換アルキルである。ある態様において、RD3’は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD3’は、メチルである。ある態様において、RD3’は、エチルである。ある態様において、RD3’は、プロピルである。ある態様において、RD3’は、ブチルである。ある態様において、RD3’は、置換アルケニルである。ある態様において、RD3’は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD3’は、置換アルキニルである。ある態様において、RD3’は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD3’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD3’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD3’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD3’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD3’は、置換アリールである。ある態様において、RD3’は、未置換アリールである。ある態様において、RD3’は、置換フェニルである。ある態様において、RD3’は、未置換フェニルである。ある態様において、RD3’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD3’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD3’は、置換ピリジルである。ある態様において、RD3’は、未置換ピリジルである。ある態様において、RD3’は、−CNである。ある態様において、RD3’は、−NO2である。ある態様において、RD3’は、−ORD3a’である。ある態様において、RD3’は、−N(RD3a’)2である。ある態様において、RD3’は、−SRD3a’である。ある態様において、RD3’は、−CH2ORD3a’である。ある態様において、RD3’は、−CH2N(RD3a’)2である。ある態様において、RD3’は、−CH2SRD3a’である。
ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRD3a’は、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RD3a’は、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RD3a’は、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RD3a’は、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RD3a’は、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。ある態様において、2個のRD3a’基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRD3a’基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。
式(II)の化合物において、RD’は、置換基RD4’を含んでもよい。ある態様において、RD4’は脱離基である。ある態様において、RD4’は、ハロゲンである。ある態様において、RD4’は、Fである。ある態様において、RD4’は、Clである。ある態様において、RD4’は、Brである。ある態様において、RD4’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、RD4’は、−OS(=O)w’RD4a’である。ある態様において、w’は、1である。ある態様において、w’は、2である。ある態様において、RD4’は、−OMsである。ある態様において、RD4’は、−OTfである。ある態様において、RD4’は、−OTsである。ある態様において、RD4’は、−OBsである。ある態様において、RD4’は2−ニトロベンゼンスルホニルオキシである。ある態様において、RD4’は、−ORD4a’である。ある態様において、RD4’は、−OMeである。ある態様において、RD4’は、−OCF3である。ある態様において、RD4’は、−OPhである。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)RD4a’である。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)Meである。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)CF3である。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)Phである。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)Clである。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)ORD4a’である。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)OMeである。ある態様において、RD4’は、−OC(=O)O(t−Bu)である。
ある態様において、RD4a’は、置換アルキルである。ある態様において、RD4a’は、未置換アルキルである。ある態様において、RD4a’は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD4a’は、メチルである。ある態様において、RD4a’は、エチルである。ある態様において、RD4a’は、プロピルである。ある態様において、RD4a’は、ブチルである。ある態様において、RD4a’は、置換アルケニルである。ある態様において、RD4a’は、未置換アルケニルである。ある態様において、RD4a’は、ビニルである。ある態様において、RD4a’は、置換アルキニルである。ある態様において、RD4a’は、未置換アルキニルである。ある態様において、RD4a’は、エチニルである。ある態様において、RD4a’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、RD4a’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、RD4a’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD4a’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、RD4a’は、置換アリールである。ある態様において、RD4a’は、未置換アリールである。ある態様において、RD4a’は、置換フェニルである。ある態様において、RD4a’は、未置換フェニルである。ある態様において、RD4a’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD4a’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、RD4a’は、置換ピリジルである。ある態様において、RD4a’は、未置換ピリジルである。
式(II)の化合物において、RD’は、置換基RD5’を含んでもよい。ある態様において、RD5’は、Hである。ある態様において、RD5’は、置換アルキルである。ある態様において、RD5’は、未置換アルキルである。ある態様において、RD5’は、C1−6アルキルである。ある態様において、RD5’は、メチルである。ある態様において、RD5’は、エチルである。ある態様において、RD5’は、プロピルである。ある態様において、RD5’は、ブチルである。ある態様において、RD5’は、窒素保護基である。ある態様において、RD5’は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。
ある態様において、RD1’およびRD2’は各々、水素である。ある態様において、RD1’およびRD3’は各々、水素である。ある態様において、RD2’およびRD3’は各々、水素である。ある態様において、RD1’、RD2’、およびRD3’は各々、水素である。ある態様において、RD1’、RD2’、およびRD3’、およびRD5’は各々、水素である。
ある態様において、a’は、1である。ある態様において、a’は、2である。
ある態様において、z’は、0である。ある態様において、z’は、1である。ある態様において、z’は、2である。ある態様において、z’は、3である。ある態様において、z’は、4である。ある態様において、z’は5である。ある態様において、z’は6である。
ある態様において、YZ’は、−O−である。ある態様において、YZ’は=Oである。ある態様において、YZ’は、−S−である。ある態様において、YZ’は=Sである。ある態様において、YZ’は、−NRD6’−であって、ここでRD6’は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基である。ある態様において、YZ’は、−NH−である。ある態様において、YZ’は、−NCH3−である。ある態様において、YZ’は、−N(BOC)−である。ある態様において、YZ’は、−N(Fmoc)−である。ある態様において、YZ’は、−N(Cbz)−である。ある態様において、YZ’は、−N(Bn)−である。ある態様において、YZ’は=NRD6’であって、ここでRD6’は、水素、C1−6アルキル、または窒素保護基である。ある態様において、YZ’は=NHである。ある態様において、YZ’は=NCH3である。ある態様において、YZ’は=NTsである。ある態様において、YZ’は=NBnである。ある態様において、YZ’は=NCH(Ph)2である。
ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。ある態様において、RD’は、式:
のものである。
式(II)または(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換されたアリール環A’を含む。ある態様において、k’は、0である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、1である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、2である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、3である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、4である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。
式(II)または(V)の化合物は、任意に1個または2個以上のRA’基で置換されたアリール環A’を含む。ある態様において、X’、Y’およびZ’は結合であり、Cyは水素である。ある態様において、k’は、0である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、1である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、k’は、2である。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。ある態様において、環A’は、式:
のものである。
式(II)または(V)の化合物において、環A’は、1個または2個以上のRA’基で置換されていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、Hである。ある態様において、少なくとも2個のRA’基は、Hである。ある態様において、少なくとも3個のRA’基は、Hである。ある態様において、少なくとも4個のRA’基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、ハロゲンである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、Fである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、Brである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−C(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−C(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−ORA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−OMeである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−SRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−SHである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NRA1’C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHC(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHC(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHC(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHC(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHC(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NRA1’C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NRA1’C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NRA1’S(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHS(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−NHS(=O)2Meである。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2NH(t−Bu)である。ある態様において、少なくとも1個のRA’は、−S(=O)2NH2である。
式(II)または(V)の化合物において、環C’は、1個または2個以上のRB’基で置換されていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、Hである。ある態様において、少なくとも2個のRB’基は、Hである。ある態様において、少なくとも3個のRB’基は、Hである。ある態様において、少なくとも4個のRB’基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、ハロゲンである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、Fである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、Brである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−C(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−C(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−CF3である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−OA1である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−OMeである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−SRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−SHである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NRA1’C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHC(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHC(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHC(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHC(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHC(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NRA1’C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NRA1’C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NRA1’S(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHS(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−NHS(=O)2Meである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2NH(t−Bu)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、−S(=O)2NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換イミダゾールである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ピペリジン(piperidine)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ピペリジン(piperizine)である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ピロリジンである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換モルホリンである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、置換ジアザパンである。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRB’は、
である。
ある態様において、2個のRB’基は、連結されて1,3ジオキソランを形成する。ある態様において、2個のRB’基は、連結されて、アリール環C’に縮合した1,3ジオキソランを形成し、一緒に任意に置換されたベンゾジオキソランを含む。ある態様において、2個のRB’基は、連結されて1,2,3−チアジアゾールを形成する。ある態様において、2個のRB’基は、連結されて、アリール環C’に縮合した1,2,3−チアジアゾールを形成し、一緒に、任意に置換されたベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾールを含む。
ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、窒素原子に結合している場合は、窒素保護基である。ある態様において、少なくとも1個のRA1’は、窒素原子に結合している場合は、Bn、BOC、Cbz、Fmoc、トリフルオロアセチル、トリフェニルメチルまたはTsである。ある態様において、RA1’は、酸素原子に結合している場合は、酸素保護基である。ある態様において、RA1’は、酸素原子に結合している場合は、シリル、TBDPS、TBDMS、TIPS、TES、TMS、MOM、THP、t−Bu、Bn、アリル、アセチル、ピバロイルまたはベンゾイルである。ある態様において、RA1’は、硫黄原子に結合している場合は、硫黄保護基である。ある態様において、RA1’は、硫黄原子に結合している場合は、アセトアミドメチル、t−Bu、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル、2−ピリジン−スルフェニルまたはトリフェニルメチルである。
式(II)または(V)の化合物において、2個のRA1’基は、連結されて、任意に置換された炭素環式環、任意に置換されたヘテロ環式環、任意置換のアリール、または任意置換のヘテロアリール環を形成してもよい。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて炭素環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて未置換の炭素環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて置換ヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて未置換のヘテロ環式環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて置換アリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて未置換アリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて置換フェニル環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて未置換フェニル環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて置換ヘテロアリール環を形成する。ある態様において、2個のRA1’基は、連結されて未置換ヘテロアリール環を形成する。
ある態様において、RA’は−ORA1’であり、k’は1である。ある態様において、RA’は−O(C1−6アルキル)であり、k’は1である。ある態様において、RA’は−OMeであり、k’は1である。ある態様において、RA’は−OHであり、k’は1である。
ある態様において、RA’は置換C1−6アルキルであり;k’は1である。ある態様において、RA’は未置換C1−6アルキルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はメチルであり;k’は1である。ある態様において、RA’は、−CF3であり;k’は1である。ある態様において、RA’はエチルであり;k’は1である。ある態様において、RAはプロピルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はブチルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はプロピルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はブチルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はプロピルであり;k’は1である。ある態様において、RA’はブチルであり;k’は1である。
ある態様において、RA’は、ハロゲンであり;k’は1である。ある態様において、RA’はFであり;k’は1である。ある態様において、RA’はClであり;k’は1である。ある態様において、RA’はBrであり;k’は1である。ある態様において、RA’はI(ヨウ素)であり;k’は1である。
ある態様において、一つのRA’はハロゲンであり、別のRA’は置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はFであり、別のRA’は置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はClであり、別のRA’は置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はハロゲンであり、別のRA’は未置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はFであり、別のRA’は未置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はClであり、別のRA’は未置換C1−6アルキルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はハロゲンであり、別のRA’はメチルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はFであり、別のRA’はメチルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はClであり、別のRA’はメチルであり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はハロゲンであり、別のRA’は−CF3であり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はFであり、別のRA’は−CF3であり;k’は2である。ある態様において、一つのRA’はClであり、別のRA’は−CF3であり;k’は2である。
式(II)または(V)の化合物において、リンカーX’、Y’およびZ’は、二価のリンカー部分である。ある態様において、X’は結合である。ある態様において、X’は単結合である。ある態様において、X’は、−CH2である。ある態様において、X’は、−CHRA’である。ある態様において、X’は、−CHである。ある態様において、X’は、−C(RA’)2である。ある態様において、X’は、−Cである。ある態様において、X’は、−Nである。ある態様において、X’は、−NRA’である。ある態様において、X’は、−Oである。ある態様において、X’は、−C=Oである。ある態様において、X’は、−Oである。ある態様において、X’は、−Sである。ある態様において、X’は、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよい。ある態様において、Y’は結合である。ある態様において、Y’は単結合である。ある態様において、Y’は、−CH2である。ある態様において、Y’は、−CHRA’である。ある態様において、Y’は、−CHである。ある態様において、Y’は、−C(RA’)2である。ある態様において、Y’は、−Cである。ある態様において、Y’は、−Nである。ある態様において、Y’は、−NRA’である。ある態様において、Y’は、−Oである。ある態様において、Y’は、−C=Oである。ある態様において、Y’は、−Sである。ある態様において、Y’は、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよい。ある態様において、Z’は結合である。ある態様において、Z’は単結合である。ある態様において、Z’は、−CH2である。ある態様において、Z’は、−CHRA’である。ある態様において、Z’は、−CHである。ある態様において、Z’は、−C(RA’)2である。ある態様において、Z’は、−Cである。ある態様において、Z’は、−Nである。ある態様において、Z’は、−NRA’である。ある態様において、Z’は、−Oである。ある態様において、Z’は、−C=Oである。ある態様において、Z’は、−Sである。ある態様において、Z’は、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよい。
式(II)または(V)の化合物において、リンカーX’、Y’およびZ’は、一緒にされて、特定の連結基を表してもよい。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、
を表す。ある態様において、X’、Y’およびZ’は、一緒に、単結合を表す。
式(II)または(V)の化合物において、リンカーQ’およびU’は、二価のリンカー部分である。ある態様において、Q’は、−NRA’である。ある態様において、Q’は、−NHである。ある態様において、Q’は、−C=Oである。ある態様において、Q’は、−NRA’COである。ある態様において、Q’は結合である。ある態様において、X’は、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよい。ある態様において、U’は、−NRA’である。ある態様において、U’は、−NHである。ある態様において、U’は、−C=Oである。ある態様において、U’は、−NRA’COである。ある態様において、U’は結合である。ある態様において、U’は、任意に、RA’またはRB’と共に5〜8員の環を形成してもよい。
式(II)または(V)の化合物において、リンカーQ’およびU’は、一緒にされて、特定の連結基を表してもよい。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。ある態様において、Q’およびU’は、一緒に、
を表す。
式(II)または(V)のCyは、任意置換のアリール環であってもよい。ある態様において、環Cyは、置換アリール環である。ある態様において、Cyは、未置換アリール環である。ある態様において、Cyは単環式アリール環である。ある態様において、Cyは、置換フェニルである。ある態様において、Cyは、未置換フェニルである。ある態様において、Cyは二環式アリール環である。ある態様において、Cyは、置換ナフチルである。ある態様において、Cyは、未置換ナフチルである。ある態様において、Cyは、1個または2個以上の任意に置換された炭素環式基、任意に置換されたヘテロ環式基、任意置換のアリール基、または任意置換のヘテロアリール基と縮合した、任意置換のアリール環であって、結合点が、アリール環上にあるものである。
式(II)または(V)のCyはまた、任意置換のヘテロアリール環であってもよい。ある態様において、Cyは、置換ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、未置換ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、5員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される1個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される2個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される3個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリール環。ある態様において、Cyは、置換ピロリルである。ある態様において、Cyは、未置換ピロリルである。ある態様において、Cyは、置換フラニルである。ある態様において、Cyは、未置換フラニルである。ある態様において、Cyは、置換チエニルである。ある態様において、Cyは、未置換チエニルである。ある態様において、Cyは、置換ピラゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ピラゾリルである。ある態様において、Cyは、置換イミダゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換イミダゾリルである。ある態様において、Cyは、置換オキサゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換オキサゾリルである。ある態様において、Cyは、置換イソキサゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換イソキサゾリルである。ある態様において、Cyは、置換チアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換チアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換イソチアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換イソチアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換トリアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換トリアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換オキサジアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換オキサジアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換チアジアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換チアジアゾリルである。ある態様において、Cyは、6員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される1個のヘテロ原子を有する6員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される2個のヘテロ原子を有する6員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、S、NおよびOからなる群より選択される3個のヘテロ原子を有する6員の単環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、置換ピリジルである。ある態様において、Cyは、未置換ピリジルである。ある態様において、Cyは、置換ピリダジニルである。ある態様において、Cyは、未置換ピリダジニルである。ある態様において、Cyは、置換ピリミジニルである。ある態様において、Cyは、未置換ピリミジニルである。ある態様において、Cyは、置換ピラジニルである。ある態様において、Cyは、未置換ピラジニルである。ある態様において、Cyは、置換トリアジニルである。ある態様において、Cyは、未置換トリアジニルである。ある態様において、Cyは、1個または2個以上の任意に置換された炭素環式基、任意に置換されたヘテロ環式基、任意置換のアリール基、または任意置換のヘテロアリール基に縮合した、任意置換のヘテロアリール環であって、ここで、結合点は、原子価が許容する限りにおいて、ヘテロアリール環、または炭素環式基、ヘテロ環式基、アリール基もしくはヘテロアリール基のうちの1または2以上の上にある。ある態様において、Cyは、二環式ヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、任意に置換されたフェニル環に縮合した、任意置換のヘテロアリール環である。ある態様において、Cyは、置換インドリルである。ある態様において、Cyは、未置換インドリルである。ある態様において、Cyは、置換イソインドリルである。ある態様において、Cyは、未置換イソインドリルである。ある態様において、Cyは、置換インダゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換インダゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾチエニルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾチエニルである。ある態様において、Cyは、置換イソベンゾチエニルである。ある態様において、Cyは、未置換イソベンゾチエニルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾフラニルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾフラニルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾイソフラニルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾイソフラニルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾイミダゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾイミダゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾキサゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾキサゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾイソキサゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾイソキサゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾチアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾチアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾイソチアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾイソチアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾトリアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾトリアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換ベンゾキサジアゾリルである。ある態様において、Cyは、未置換ベンゾキサジアゾリルである。ある態様において、Cyは、置換キノリニルである。ある態様において、Cyは、未置換キノリニルである。ある態様において、Cyは、置換イソキノリニルである。ある態様において、Cyは、未置換イソキノリニルである。ある態様において、Cyは、置換シンノリニルである。ある態様において、Cyは、未置換シンノリニルである。ある態様において、Cyは、置換キノキサリニルである。ある態様において、Cyは、未置換キノキサリニルである。ある態様において、Cyは、置換フタラジニルである。ある態様において、Cyは、未置換フタラジニルである。ある態様において、Cyは、置換キナゾリニルである。ある態様において、Cyは、未置換キナゾリニルである。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。ある態様において、Cyは、
であって、ここでX’は、任意の自由に原子価が合う位置に連結されてよい。
式(II)または(V)の化合物において、Cyは、1個または2個以上のRX’基で置換されていてもよい。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、Hである。ある態様において、少なくとも2個のRX’基は、Hである。ある態様において、少なくとも3個のRX’基は、Hである。ある態様において、少なくとも4個のRX’基は、Hである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、ハロゲンである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、Fである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、Clである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、Brである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、I(ヨウ素)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−C(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−C(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換アシルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、アセチルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、C1−6アルキルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、メチルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、エチルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、プロピルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、ブチルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換アルケニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換アルキニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換カルボシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換ヘテロシクリルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換アリールである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換フェニルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換ヘテロアリールである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、未置換ピリジルである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−ORA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−O(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−OMeである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−OHである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−SRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−SHである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NRA1’C(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHC(=O)N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHC(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHC(=O)NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHC(=O)NHMeである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHC(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NRA1’C(=O)NHRA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NRA1’C(=O)NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NRA1’S(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHS(=O)2RA1’である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHS(=O)2(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−NHS(=O)2Meである。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2N(RA1’)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2N(C1−6アルキル)2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2NH(C1−6アルキル)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2NH(t−Bu)である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、−S(=O)2NH2である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。ある態様において、少なくとも1個のRX’は、
である。
ある態様において、本発明の化合物は、式(A)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体もしくはプロドラッグである。ある態様において、本発明の化合物は、式(A)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩である。ある態様において、本発明の化合物は、式(I−11)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体もしくはプロドラッグである。ある態様において、本発明の化合物は、式(I−11)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩である。ある態様において、本発明の化合物は、式(II)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体もしくはプロドラッグである。ある態様において、本発明の化合物は、式(II)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩である。ある態様において、本発明の化合物は、式(V)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体もしくはプロドラッグである。ある態様において、本発明の化合物は、式(V)の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩である。
ある態様において、本発明の化合物は:
・キナーゼ阻害活性を示す、
・トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)、造血細胞キナーゼ(HCK)、またはTAK1およびHCKの両方を阻害する能力を示す、
・造血前駆細胞キナーゼ1(HPK1、別名、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼキナーゼキナーゼ1またはMAP4K1)を阻害する能力を示す、
・ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)、v-src肉腫(Schmidt-Ruppin A-2)ウイルス癌遺伝子相同体(SRC)ファミリーのキナーゼ、またはBTKおよびSRCの両方を阻害する能力を示す、
・in vitroで、または科学的に受入可能な癌細胞異種移植モデルを用いる動物研究で維持されるWM細胞株に対して、細胞障害性効果または増殖阻害効果を示す;ならびに/あるいは
・既存の化学療法剤より優れた治療的プロフィール(例えば最適な安全性および治癒効果)を示す
ものを含む。
本明細書において用いられる場合「キナーゼ」とは、ATPからタンパク質およびペプチド中のSer/ThrまたはTyrの側鎖上のヒドロキシル基へのγ−リン酸の移動を触媒し、最終的には多様な重要な細胞機能(おそらくは特に:シグナル伝達、分化および増殖)の制御に関与する、大きなクラスの酵素を指す。ヒトの体内には約2,000種の特徴的なプロテインキナーゼが存在すると概算され、これらの各々が特定のタンパク質/ペプチド基質をリン酸化するにもかかわらず、それらは全て、同じ第2の基質であるATPに、高度に保存されたポケットで結合する。既知の癌遺伝子産物の約50%は、タンパク質チロシンキナーゼPTKであり、それらのキナーゼ活性は、細胞形質転換をもたらすことが示されている。
ある態様において、阻害されるべきキナーゼは、ミエロイド分化一次応答遺伝子(myeloid differentiation primary response gene)(88)(MYD88)シグナル伝達経路に関与する。例えば、キナーゼは、トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)または造血細胞キナーゼ(HCK)である。ある態様において、本発明の化合物は、TAK1、HCK、またはTAK1およびHCKの両方を阻害する。
ミエロイド分化一次応答遺伝子(88)(MYD88)L265Pは、WM患者において広範に発現する、BTK、IRAK1/4、TAK1の刺激を通してのNF-NFκBシグナル伝達を支持する体細胞変異である。MYD88は、TLR-3を除くToll様受容体(TLR)およびインターロイキン−1受容体(IL-1R)シグナル伝達のための、アダプター分子である。TLRまたはIL-1Rの刺激に続いて、MYD88は、活性化された受容体複合体にホモ二量体としてリクルートされ、これが次いで、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)と複合体化し、IRAK1およびIRAK2を活性化する。新生物壊死因子受容体関連因子6(TRAF6)が、次いでIRAK1により活性化されて、IκBαのリン酸化およびTAK1活性化を介してNFκBの活性化をもたらす。
トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1;別名、MAP3K7)は、セリン/スレオニンプロテインキナーゼファミリーのメンバーである。このキナーゼは、TGFベータおよび形態形成タンパク質(BMP)により誘導されるシグナル伝達を媒介し、転写調節およびアポトーシスを含む多様な細胞機能を制御する。TAK1ノックアウトは、マウスにとって胚致死性である。成体マウスにおけるTAK1のコンディショナルノックダウンは、全身性の炎症、脾腫大、心臓、腎臓および肝臓における変性、ならびに骨髄前駆細胞の増殖および分化の増大をもたらす。TAK1は、Myd88、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)およびインターロイキン−1受容体関連キナーゼ(IRAK)の下流に位置し、自然免疫、炎症応答およびRas依存的ながんにおけるその役割について研究されている。
造血細胞キナーゼ(HCK)は、造血細胞において見出される非受容体型チロシン−プロテインキナーゼであり、B細胞受容体による活性化に際してブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)と相互作用することが知られている(Proc Natl Acad Sci USA. 1994 91(17), 8152−55)。HCKは、細胞表面受容体からのシグナルを伝達し、好中球、単球、マクロファージおよび肥満細胞の機能、食作用、細胞の生存および増殖、細胞の接着および遊走を含む自然免疫応答の調節において、重要な役割を果たす。それは、FCGR1AおよびFCGR2Aなどの、免疫グロブリンのFc領域に結合する受容体のみならず、またCSF3R、PLAUR、IFNG、IL2、IL6およびIL8ならびにITGB1およびITGB2などのインテグリンのための受容体の下流でも作用する。食作用のプロセスの間に、それは、分泌型リソソームの可動化、脱顆粒、およびNADPHオキシダーゼの活性化を媒介して、呼吸性バーストを引き起こす。それはまた、炎症性分子の放出において役割を果たし、アクチン細胞骨格の再編成およびアクチン重合、ならびにポドソームおよび細胞突起の形成を促進する。
造血前駆細胞キナーゼ1(HPK1)は、Ste20セリン/スレオニンキナーゼスーパーファミリーの造血細胞に限定されたメンバーである。HPK1は、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼキナーゼキナーゼ1(MAP4K1)とも呼ばれる。HPK1は、MEKK/JNK/SAPKシグナル伝達経路の組織特異的な上流のアクチベーターである。HPK1は、アダプタータンパク質SLP-76をリン酸化することによりT細胞受容体(TCR)シグナル伝達活性およびT細胞の増殖を低下させる。細胞質ゾルのHPK1は、TCR複合体にリクルートされ、そのキナーゼ活性は、TCRの会合(engagement)により誘導される。HPK1の過剰発現は、キナーゼ依存的な様式において、TCRにより誘導されるAP-1依存的遺伝子転写の活性化を抑制し、このことは、HPK1のキナーゼ活性が、Erk MAPK経路を阻害するために必要とされることを示唆している。このErk MAPK経路の遮断は、TCRにより誘導されるIL-2遺伝子転写を負に調節する阻害機構であると考えられる(Immunol. Res. 2012, 54(1-3), 262-65)。ある態様において、本発明の化合物、例えば式(A)、(I−11)、(II)または(V)の化合物(例えば式(A−1)〜(A−18)の化合物)は、HPK1を阻害する。
ある態様において、本発明の化合物は、TAK1、HCKまたはHPK1の選択的阻害剤である。用語「選択的阻害剤」とは、本明細書において用いられる場合、先行技術の多くのキナーゼ阻害剤と比較して、化合物が多様なキナーゼに対しては作用しないが、TAK1、HCKまたはHPK1に対して特異的に作用することを意味するものと理解される。ある態様において、本発明の化合物は、TAK1、HCKまたはHPK1に加えて、BTKまたはSRCファミリーのキナーゼなどの1または2以上のキナーゼを阻害する。本発明のある態様において、阻害剤の特異性は、IC50値により示される。いくつかの態様において、ある選択的阻害剤についてのIC50値は、TAK1、HCKまたはHPK1に対しては<100μMであるが、他のキナーゼに対しては>100μMである。
IC50値は、キナーゼ活性の50%を阻害するために必要とされる阻害剤の濃度として定義される。ある態様において、本発明の化合物は、IC50値<100μMを示し得る。ある他の態様において、化合物は、IC50値<50μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<40μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<30μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<20μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<10μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<7.5μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<5μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<2.5μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<1μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<0.75μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<0.5μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<0.25μMを示す。ある態様において、化合物は、IC50値<0.1μMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<75nMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<50nMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<25nMを示す。ある他の態様において、化合物は、IC50値<10nMを示す。他の態様において、化合物は、IC50値<7.5nMを示す。他の態様において、化合物は、IC50値<5nMを示す。
ある態様において、本発明の化合物(例えば式(A)、(I−11)、(II)または(V)のいずれか一つの化合物)は、HCKを選択的に阻害する。ある態様において、本発明の化合物(例えば式(A)、(I−11)、(II)または(V)の化合物)は、TAK1を選択的に阻害する。選択的TAK1阻害剤の非限定的な例は:
である。
ある態様において、本発明の化合物(例えば式(A)、(I−11)、(II)または(V)の化合物)は、TAK1およびHCKの両方を阻害する。TAK1/HCKの二重阻害剤の非限定的な例は:
である。
ある態様において、本発明の化合物(例えば式(A)、(I−11)、(II)または(V)の化合物)は、HPK1を選択的に阻害する。選択的HPK1阻害剤の非限定的な例は:
である。
また、提供されるのは、本発明の化合物を、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ1(IRAK1)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)、X染色体上骨髄キナーゼ(BMX)、ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)、トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)、および/またはSrcファミリーキナーゼの阻害剤と組み合わせて用いて、B細胞新生物を処置する方法である。ある態様において、本発明の1または2以上の化合物を、ホスホイノシチド3−キナーゼデルタアイソフォーム(PI3Kδ)の阻害剤と組み合わせて用いる。ある態様において、WMを処置するために、本明細書において記載される剤のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多くの組み合わせを用いる。ある態様において、本明細書において記載される剤を、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ1(IRAK1)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)、X染色体上骨髄キナーゼ(BMX)、ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)、トランスフォーミング増殖因子b活性化キナーゼ−1(TAK1)、および/またはSrcファミリーキナーゼの阻害剤と組み合わせて用いる。
ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)は、Tリンパ球およびナチュラルキラー細胞を除く全ての造血細胞型で発現する、重要なシグナル伝達酵素である。BTKは、B細胞シグナル伝達経路において、細胞表面B細胞受容体BCR刺激を下流の細胞内応答にリンクさせる必須の役割を果たす。BTKは、B細胞の発達活性化シグナル伝達および生存の重要な調節因子である(Kurosaki, Curr. Op. Imm., 2000, 276-281;Schaeffer and Schwartzberg, Curr. Op. Imm., 2000, 282-288)。さらに、BTKは、多くの他の造血細胞シグナル伝達経路、例えばマクロファージにおけるToll様受容体(TLR)およびサイトカイン受容体により媒介されるTNF−α産生、肥満細胞におけるIgE受容体(FcepsilonRI)シグナル伝達、B細胞系譜リンパ球系細胞におけるFas/APO-1アポトーシス性シグナル伝達の阻害、ならびにコラーゲン刺激性血小板凝集において、役割を果たす。例えばC.A. Jeffries, et al., J. Biol. Chem., 2003, 278, 26258-26264;N.J. Horwood, et al., J. Exp. Med., 2003, 197, 1603-1611;Iwaki et al., J. Biol. Chem., 2005, 280(48), 40261-40270;Vassilev et al., J. Biol. Chem., 1999, 274(3),1646-1656;およびQuek et al., Curr. Biol., 1998, 8(20),1137-1140を参照。活性化されたBtkは、MyD88およびTRIFと相互作用し、MyD88依存性およびTRIF依存性の経路の活性化を促進する(Nature Immunology, 2011, 12, 416−424)。
BTK阻害剤は、当該分野において周知であり、例えば、イブルチニブおよびベンゾナフチリジノン(benzonaphthyridinone)(2012年10月19日に出願された米国特許仮出願U.S.S.N. 61/716,273を参照)を含む。BTK阻害剤のさらなる非限定的な例は、WO 1999/054286、WO 2013/010380、WO 2009/137596、WO 2011/029043、WO 2010/056875、WO 2000/056737およびWO 2013/067277において開示される。
IRAK1および4は、外来病原体に対する自然免疫応答を開始させることにおいて重要な役割を果たすセリン/スレオニン−プロテインキナーゼである。それらは、Toll様受容体(TLR)およびIL-1Rシグナル伝達経路に関与し、TLR活性化に際してMYD88により受容体−シグナル伝達複合体に迅速にリクルートされる。MYD88との会合は、IRAK4によるIRAK1のリン酸化、ならびにその後のIRAK1の自己リン酸化およびキナーゼ活性化をもたらす(Immunity, 1997, 7(6), 837-47)。IRAK4−/−マウスは、多様なIL-1およびTLRのリガンドに対する細胞応答が破壊されており、ウイルスおよび細菌の負荷に対するそれらの応答が重篤に損なわれている。IRAK1−/−マウスは、類似の、しかし部分的な応答を示す。
IRAK1およびIRAK4阻害剤は、当該分野において周知であり、例えば、WO 2003/030902、WO 2012/007375、G.M. Buckely et al., Biorg. Med. Chem. Lett., 2008, 18, 3211-3214およびG.M. Buckely et al., Biorg. Med. Chem. Lett., 2008, 18, 3656-3660、WO2013/074986、および2012年11月16日に出願された米国特許仮出願U.S.S.N. 61/727,640において記載されるものを含む。
ある態様において、IRAK4阻害剤は、
のもの、またはそのアナログである。
「X染色体上骨髄」キナーゼ(BMX、別名ETK)は、非受容体型チロシンキナーゼであり、ホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI-3K)およびv-src肉腫(Schmidt-Ruppin A-2)ウイルス癌遺伝子相同体(SRC)の下流で活性化されるが、その基質は知られていない。ポジショナルスキャニングペプチドライブラリースクリーニングにより、ホスホチロシン(pY)を−1位においてプライミングすることについての顕著な優先性が明らかとなった。潜在的な基質は、完全活性のためにキナーゼドメインpYpY部位を有することが必要とされる複数のチロシンキナーゼを含む。BMXは、SRCによるY576のリン酸化に続いて接着斑キナーゼ(FAK)の残基Y577をリン酸化することが明らかとなっている。さらに、RNA干渉によるBMXの欠失、およびBmx陰性(Bmx−)マウスからのマウス胚線維芽細胞(MEF)は、FAKシグナル伝達の障害を示した。インスリン受容体(IR)のリン酸化は、同様に、BMXの欠失により低下し、Bmx−マウスにおける肝臓のIRリン酸化も同様であった。しかし、グルコース耐性は増大し、このことは、AKTホスファターゼPHLPPの活性の著しく代償的な低下を反映している。これらの知見により、BMXが、複数のキナーゼ経路の中心的調節因子として機能する機構が明らかとなる。
BMX阻害剤は、当該分野において周知であり、例えば、U.S.S.N. 61/716,273および61/717,345において記載されるものを含み、これらの両方の内容は、本明細書に参考により組み込まれる。ある態様において、BMX阻害剤は、式:
のもの、またはそのアナログである。
ホスファチジルイノシトール3−キナーゼ(PI3−キナーゼまたはPI3K)は、細胞の成長、増殖、分化、運動性、生存および細胞内輸送などの細胞の機能に関与する酵素のファミリーであり、これらの機能は次いで、がんに関与する。PI3Kは、ホスファチジルイノシトール(Ptdlns)のイノシトール環の3位のヒドロキシル基をリン酸化することができる、関連する細胞内シグナル伝達酵素のファミリーである。ホスファチジルイノシトール3−キナーゼは、85kDaの調節サブユニットおよび110kDaの触媒サブユニットからなる。PI3KCA遺伝子によりコードされるタンパク質は、触媒サブユニットを表し、これは、ホスファチジルイノシトール(Ptdlns)、Ptdlns4PおよびPtdlns(4,5)P2をリン酸化するためにATPを用いる。特に重要であるのは、PI3Kデルタアイソフォームであり、これは、白血球にで発現し、主にB細胞のシグナル伝達、発達および生存に関与する。
PI3K阻害剤は、当該分野において周知であり、例えば、International PCT PublicationsWO 2013/088404、WO 2012/068096およびWO 2013/052699において記載されるものを含み、これらは、本明細書に参考により組み込まれる。
ある態様において、PI3K阻害剤は、
またはそのアナログである。
本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、他のキナーゼ阻害剤と組み合わせてもよい。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)の阻害剤と共に投与される。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、インターロイキン−1受容体関連キナーゼ1(IRAK1)の阻害剤と共に投与される。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)の阻害剤と共に投与される。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、ホスホイノシチド3−キナーゼデルタアイソフォーム(PI3Kδ)の阻害剤と共に投与される。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、BTK、IRAK1またはPI3Kの任意の阻害剤のうちの二つと共に投与される。ある態様において、本発明の化合物は、WMまたは他のB細胞新生物を処置するために、BTK、IRAK1またはPI3Kの任意の阻害剤のうちの二つより多くと共に投与される。
BTK阻害剤、IRAK1阻害剤、IRAK4阻害剤および/またはPI3K阻害剤は、対象に同時にまたは連続的に投与することができる。
投与が企図される「対象」または「患者」は、任意の動物を含む。いくつかの態様において、対象として、限定されないが、ヒト、商業に関連する哺乳動物(例えばウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ネコおよび/またはイヌ)、鳥類(例えば商業に関連する鳥類、例えばニワトリ、アヒル、ガチョウおよび/またはシチメンチョウ)、ならびに実験動物(例えばマウス、ラット、非ヒト霊長類)が挙げられる。処置を必要とする対象は、B細胞新生物を有すると同定された対象であり、すなわち、対象は医師によりB細胞新生物を有すると診断されている(例えば、当該分野において周知の方法を用いて)。ある態様において、処置を必要とする対象は、B細胞新生物を有するかまたはこれを発症することが疑われる対象、例えばB細胞新生物の指標である1または2以上の症状を呈する対象である。用語「処置を必要とする対象」は、さらに、かつてB細胞新生物を有したが、その徴候および/または症状が寛解している人々を含む(すなわち、そのがんが寛解中である)。B細胞新生物の1または2以上の症状または臨床的特徴として、限定されないが、無症候性の局所性または汎発性の末梢リンパ節腫、形質細胞の差(plasmacytic difference)、骨髄の病変(involvement)、自己免疫性血小板減少症、末梢血絨毛リンパ球、終末器官の損傷(高カルシウム血症、腎不全骨病変)、回帰感染、クレアチン上昇、高尿酸血症および低アルブミン血症が挙げられる。
ある態様において、対象は、ワルデンストレームマクログロブリン血症(WM)を有すると診断される。対象は、貧血、過粘稠、ニューロパシー、凝固障害、脾腫大、肝腫大、腺腫大およびIgM血清パラプロテインを含む、WMの1または2以上の徴候、症状または臨床的特徴を呈し得る。ある態様において、対象は、当該対象が染色体3p22.2の位置38182641に変異を有することに基づいて、WMを有すると診断される。いくつかの態様において、変異は、MYD88遺伝子中におけるTからCへの単一のヌクレオチドの変化をもたらす。いくつかの態様において、変異は、MYD88遺伝子中の位置265において、ロイシンからプロリンへのアミノ酸の変化をもたらす。変異は、限定されないが、核酸分子の直接配列決定、HPLC分析、DNAチップ技術および質量分析を含む、当該分野において公知の任意の好適な方法を用いて、対象から得られた生物学的試料中で検出することができる。生物学的試料の非限定的な例として、骨髄、リンパ節、脾臓および血液が挙げられる。
用語「投与する」、「投与すること」、または「投与」とは、本明細書において用いられる場合、本発明の化合物またはその医薬組成物を移植すること、吸収すること、消化すること、注射すること、または吸入することを指す。
本明細書において用いられる場合、用語「処置」、「処置する」および「処置すること」は、B細胞新生物を逆転させること、緩和すること、その発症を遅延させること、またはその進行を阻害することを指す。ある態様において、処置は、1または2以上の徴候または症状が発症したかまたは観察された後で投与してもよい。他の態様において、処置は、B細胞新生物徴候または症状の不在下において投与してもよい。例えば、処置は、症状の発症に先立って、感受性の個体に投与してもよい(例えば、症状の病歴を考慮して、および/または遺伝的もしくは他の感受性要因を考慮して)。処置はまた、症状が消散した後で、例えば再発を遅延させるかまたは予防するために、続けてもよい。
本発明の化合物の「有効量」とは、所望される生物学的応答を引き起こす、すなわちB細胞新生物を処置するために十分な量を指す。当業者には理解されるであろうが、本発明の化合物の有効量は、所望される生物学的エンドポイント、化合物の薬物動態学、処置されている状態、投与の様式、ならびに対象の年齢および健康などの要因に依存して変化し得る。有効量は、限定されないが、B細胞新生物に関連する1または2以上の徴候および/または症状を、遅延させるか、軽減するか、阻害するか、寛解させるか、または逆転させるために必要な量を含む。ワルデンストレームマクログロブリン血症の処置において、これは、IgM血清パラプロテインのレベルの低下、貧血の軽減、過粘稠の軽減、ニューロパシーの軽減、凝固障害の軽減、脾腫大の軽減、肝腫大の軽減、および腺腫大の軽減を指し得る。
化合物の有効量は、1日または数日間にわたり(投与の様式に依存して)、1回または2回以上の用量の投与において、約0.001mg/kg〜約1000mg/kgで変化し得る。ある態様において、有効量は、約0.001mg/kg〜約1000mg/kg、約0.01mg/kg〜約750mg/kg、約0.1mg/kg〜約500mg/kg、約1.0mg/kg〜約250mg/kg、約1.0mg/kg〜約100mg/kg、および約10.0mg/kg〜約150mg/kgで変化し得る。
1または2以上のさらなる医薬剤、例えば抗がん剤(例えば化学療法剤)、抗炎症剤、ステロイド、免疫抑制剤、放射線療法または他の剤を、B細胞新生物の処置において、本発明の化合物と組み合わせて用いることができる。1または2以上のさらなる医薬剤は、同時にまたは連続的に対象に投与することができる。
例示的な化学療法剤として、アルキル化剤、例えばナイトロジェンマスタード、エチレンイミン、メチルメラミン、アルキルスルホネート、ニトロソウレアおよびトリアゼン;代謝拮抗薬、例えば葉酸アナログ、ピリミジンアナログ、特にフルオロウラシルおよびシトシンアラビノシド、ならびにプリンアナログ;天然生成物、例えばビンカアルカロイド、エピポドフィロトキシン、抗生物質、酵素および生物学的応答モディファイアー;ならびに種々の生成物、例えば白金配位錯体、アントラセンジオン、置換ウレア、例えばヒドロキシウレア、メチルヒドラジン誘導体、ならびにアドレノコルチコイド抑制薬が挙げられる。
例示的な化学療法剤はまた、アントラサイクリン抗生物質、アクチノマイシンD、プリカマイシン、ピューロマイシン、グラミシジンD、パクリタキセル、コルヒチン、サイトカラシンB、エメチン、マイタンシン、アムサクリン、シスプラチン、カルボプラチン、マイトマイシン、アルトレタミン、シクロホスファミド、ロムスチンおよびカルムスチンを含む。
さらに別の側面において、本発明は、B細胞新生物の処置における使用のための、本発明の化合物の有効量、および医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、水和物、多形、共結晶、互変異性体、立体異性体、同位体標識された誘導体、およびプロドラッグ、および任意に医薬的に許容可能な賦形剤を含む、医薬組成物を提供する。ある態様において、本発明により提供されるのは、B細胞新生物の処置における使用のための、本発明の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩および組成物である。ある態様において、有効量は、治療有効量である。ある態様において、治療有効量は、B細胞新生物の処置および/または予防のために有用な量である。ある態様において、B細胞新生物は、限定されないが、ホジキンリンパ腫および多くの非ホジキンリンパ腫、例えば、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、粘膜関連リンパ組織リンパ腫(MALT)、小リンパ球性リンパ腫(慢性リンパ球性白血病と重複する)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、バーキットリンパ腫、縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、ワルデンストレームマクログロブリン血症、結節辺縁帯B細胞リンパ腫(NMZL)、脾辺縁帯リンパ腫(SMZL)、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、原発性滲出性リンパ腫およびリンパ腫様肉芽腫症である。化合物の有効量は、1日または数日間にわたり(投与の様式に依存して)、1回または2回以上の用量の投与において、約0.001mg/kg〜約1000mg/kgで変化し得る。ある態様において、有効量は、約0.001mg/kg〜約1000mg/kg、約0.01mg/kg〜約750mg/kg、約0.1mg/kg〜約500mg/kg、約1.0mg/kg〜約250mg/kg、および約10.0mg/kg〜約150mg/kgで変化し得る。
本明細書において記載される医薬組成物は、薬学の分野において公知の任意の方法により調製することができる。一般的に、かかる調製方法は、本発明の化合物(「活性成分」)を、キャリアもしくは賦形剤、および/または1または2以上の他の補助成分と関連させるステップ、ならびに次いで、必要および/または望ましい場合には、生成物を所望される単一または複数用量単位に成形または包装するステップを含む。
医薬組成物は、調製し、包装し、ならびに/または、バルクで、単一の単位用量として、および/もしくは複数の単一の単位用量として販売することができる。本明細書において用いられる場合、「単位用量」とは、、活性成分の予め決定された量を含む、医薬組成物の別々の量である。活性成分の量は、一般に、対象に投与されるであろう活性成分の投与量、および/またはかかる投与量の便利な画分、例えばかかる投与量の2分の1または3分の1に等しい。
本発明の医薬組成物は、医薬的に許容可能なキャリア中に含めるか、またはこの中で希釈してもよい。用語「医薬的に許容可能なキャリア」とは、本明細書において用いられる場合、1または2以上の混合可能な充填剤、希釈剤または他のかかる物質であって、ヒト、またはイヌ、ネコ、ラット、マウスまたはウマなどの他の哺乳動物への投与のために好適であるものを意味する。用語「キャリア」は、適用を容易にするために活性成分を組み合わせる、天然または合成の有機または無機の成分を表す。キャリアは、所望される薬効または安定性を実質的に損なう相互作用が存在しないような様式において、本発明の調製物と、および互いに混合することができる。経口、皮下、静脈内、筋肉内などの処方物のために好適なキャリアは、Remington’s Pharmaceutical Sciences(Mack Publishing Company, Easton, Pa)において見出すことができる。
本明細書において提供される化合物および組成物は、経腸(例えば経口)、非経口、静脈内、筋肉内、動脈内、髄内、髄腔内、皮下、脳室内、経皮、皮内、直腸、膣内、腹腔内、局所(粉末、軟膏、クリームおよび/または滴下剤によるような)、粘膜、鼻、頬側、舌下を含む任意の経路により;気管内注入、気管支注入および/もしくは吸入により;ならびに/または経口スプレー、鼻スプレーおよび/もしくはエアロゾルにより、投与することができる。特に企図される経路は、経口投与、静脈内投与(例えば全身静脈内投与)、血液および/もしくはリンパの供給を介する局所投与、ならびに/または患部への直接投与である。一般的に、最も適切な投与の経路は、剤の性質(例えば、胃腸管の環境におけるその安定性)、および/または対象の状態(例えば、対象が経口投与を耐容することができるか否か)を含む、多様な要因に依存するであろう。
有効量を達成するために必要とされる化合物の正確な量は、対象ごとに、例えば、対象の種、年齢および一般的状態、副作用または障害の重篤度、特定の化合物のアイデンティティー、投与の様式などに依存して、異なるであろう。所望される投与量を、1日3回、1日2回、1日1回、2日に1回、3日に1回、週1回、2週間に1回、3週間に1回、または4週間に1回送達することができる。ある態様において、所望される投与量を、複数回の投与(例えば2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14回またはそれより多くの投与)を用いて送達してもよい。
ある態様において、1日1回または2回以上の70kgの成人ヒトへの投与のための化合物の有効量は、1単位投与形態あたり、約0.0001mg〜約3000mg、約0.0001mg〜約2000mg、約0.0001mg〜約1000mg、約0.001mg〜約1000mg、約0.01mg〜約1000mg、約0.1mg〜約1000mg、約1mg〜約1000mg、約1mg〜約100mg、約10mg〜約1000mgまたは約100mg〜約1000mgの化合物を含んでもよい。
ある態様において、本発明の化合物は、所望される治療効果を得るために、対象の体重1kgあたり1日当たり、約0.001mg〜約100mg、約0.01mg〜約50mg、好ましくは約0.1mg〜約40mg、好ましくは約0.5mg〜約30mg、約0.01mg〜約10mg、約0.1mg〜約10mg、およびより好ましくは約1mg〜約25mgを送達するために十分な投与量レベルで、1日1回または2回以上、投与される。
本明細書において記載される用量の範囲は、提供される医薬組成物の成人への投与のためのガイダンスを提供することが理解されるであろう。例えば小児または青年へ投与するべき量は、医師または当業者により決定され得、成人に投与されるものよりも低くても、これと同じであってもよい。
本発明を、以下の例によりさらに説明する。例は、決して、さらなる限定として解釈されるべきではない。本願を通して引用される先行文献(学術参考文献、発酵された特許、公開された特許出願、および同時継続の特許出願を含む)の全ての全内容は、参考により本明細書に組み込まれる。
例
本明細書において記載される発明をより完全に理解することを可能にするために、以下の例を記載する。本願において記載される合成例および生物学的な例は、本明細書において提供される化合物、医薬組成物および方法を説明するために提供され、決して、それらの範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
例1.化合物の調製
I−11の調製
4−メチル−3−((7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4‐イル)オキシ)安息香酸:DMSO(5mL)中に4−クロロ−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(284mg、1.0mmol)、3−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸(152mg、1.0mmol)およびK2CO3(414mg、3.0mmol)を混合し、100℃で一晩攪拌した。次いで、反応混合物を室温まで冷却した。混合物を1NのHCl溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過および濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィーによって精製し、296mgの生成物を無色の油状物質として得た。MS(ESI)m/z400(M+H)+。
3−((7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4‐イル)オキシ)−N−(3−(2−シアノプロパン−2‐イル)フェニル)−4−メチルベンズアミド(I−11):CH2Cl2(3mL)中の4−メチル−3−((7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4‐イル)オキシ)安息香酸(200mg、0.5mmol)、HATU(230mg、0.6mmol)、DMAP(73mg、0.6mmol)およびiPr2NEt(220uL、1.25mmol)の溶液へ2−(3−アミノフェニル)−2−メチルプロパニトリル(80mg、0.5mmol)を添加し、得られた混合物を室温で24時間撹拌した。溶液をろ過して固体を除去し、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で濃縮および精製し、無色の油状物質として455mgの生成物を産出した。CH2Cl2(5mL)中の得られた油状物質の溶液へTFAを添加し、得られた混合物を室温で5時間撹拌した。溶液を真空で濃縮および乾燥させ、次いでTHF(4mL)および1NのNaOH溶液(4mL)に溶解した。反応混合物を24時間攪拌し、酢酸エチルで抽出した。混合した有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、次いで、ろ過および濃縮し、逆相HPLCによって精製して185mg(90%)の表題化合物を白色固体として得た。
A−17の精製
3−((6−クロロピリミジン−4‐イル)オキシ)−4−メチル安息香酸:アセトン(2mL)中の4,6−ジクロロピリミジン(150mg、1.0mmol)および3−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸(152mg、1.0mmol)の溶液へ水酸化ナトリウムを添加し、反応混合物を室温にて、LC−MS分析で出発物質の完全な消費が示された点である、1時間攪拌した。反応混合物を、酢酸エチルによって抽出した。収集した有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、次いでろ過および濃縮しカラムクロマトグラフィーによって精製して250mg(90%)の生成物を白色固体として得た。MS(ESI)m/z265(M+H)+。
3−((6−クロロピリミジン−4‐イル)オキシ)−N−(4−((4−エチルピペラジン−1‐イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メチルベンズアミド:CH2Cl2(4mL)中の3−((6−クロロピリミジン−4‐イル)オキシ)−4−メチル安息香酸(210mg,0.8mmol)、HATU(365mg,0.96mmol)、DMAP(117mg、0.96mmol)およびiPr2NEt(350uL,2.0mmol)の溶液に4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)アニリン(230mg,0.8mmol)を添加し、得られた混合物を24時間室温にて攪拌した。溶液をろ過して固体を除去し、カラムクロマトグラフィーで濃縮および精製し、360mg(84%)の生成物を淡黄色の油状物質として得た。MS(ESI)m/z534(M+H)+。
3−((6−アミノピリミジン−4−イル)オキシ)−N−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メチルベンズアミド:10mlのi−PrOH中のNH3の2N溶液を3−((6−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メチルベンズアミド(270mg、0.5mmol)へ添加し、反応混合物を、75℃にて48時間攪拌し、次いで室温まで冷却し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィーによって精製し、120mgの生成物を無色の油状物質として得た。MS(ESI)m/z515(M+H)+.
3−((6−アクリルアミドピリミジン−4−イル)オキシ)−N−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メチルベンズアミド(A−17):
ドライアイス/溶媒浴中で冷却したDMF中の3−((6−アミノピリミジン−4−イル)オキシ)−N−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メチルベンズアミド(51mg、0.1mmol)の溶液へ、塩化アクリロイル(8.9uL、0.11mmol)を添加した。混合物が室温に温まるように冷却浴を除去し、30分間攪拌を続けた。次いでDMSO中に溶液を希釈し、逆相HPLCによって精製し、45mg(80%)のA−17を白色固体として得た。
化合物(A−1)〜(A−16)および(A−18)をA−17と同様に調整した。
全ての最終化合物についての特徴づけデータは、以下の表にある。
例2.化合物の生物学的アッセイ
In vitro活性アッセイ
本明細書において記載される化合物の、TAK1、HCKおよび他のキナーゼを阻害することにおけるin vitro活性は、当該分野において公知のInvitrogen Select Screeningアッセイを用いて得た。このアッセイから決定されたIC50値を以下に示す。
細胞増殖分析
CellTiter-Glo(登録商標)発光細胞生存アッセイ(Promega)を用いて、記載される化合物での処置の後での細胞の生存率を評価した。細胞を、EL406 Combination Washer Dispenser(BioTek Instruments, Inc.)を用いて384ウェルプレート中に播種し、JANUS Automated Workstation(PerkinElmer Inc.)を用いて化合物を細胞培養培地中に注入した。細胞を、連続希釈された阻害剤(20〜0.04μM)で、72時間、37℃で処置した。2104 Envision(登録商標)Multilabel Reader(PerkinElmer Inc.)を用いて、発光の測定を行った。
原発性患者の骨髄新生物細胞についてのアポトーシス分析
WM細胞を、本明細書において記載される化合物を用いて、またはこれを用いずに、処置した。細胞を37℃で0.01〜4uMの本明細書において記載される化合物と共にインキュベートした。アネキシンV/ヨウ化プロピジウム染色をApoptosis Detection Kit I(BD Pharmingen)と共に用いて、アポトーシス分析を行った。1×106/ウェルの細胞を、24ウェルプレート中で、約24時間、阻害剤または対応する対照で処置した。BD(商標)FACSCanto IIフローサイトメーターを用いて、最少で10,000回のイベントを得、BD FACS DIVAソフトウェアで分析した。
結果
多数の本明細書において記載される化合物は、TAK1、HCK、BTKおよび他のキナーゼに対する阻害活性を示す。表1および1aにおいて示されるのは、これらの化合物の例示的なin vitroでのIC
50データである。表2および2aは、これらの化合物のin vitroでのEC
50値を示す。
キノームスキャン(Kinome Scan)
化合物(A−2)および(A−17)にKinome Scan(商標)(DiscoverRx)アッセイを行い、既知のキナーゼの広範なパネルに対する阻害を決定した。
結果
表3は、各化合物II−1およびI−13のKinomeScan(試験化合物と個々のキナーゼの間の相互作用を測定するための活性部位特異的競合結合アッセイ)データを示す。より低い値は、試験化合物による所定のキナーゼに対するより大きな阻害を示す。示されているように、II−1およびI−13は、重要な標的であるHCKと共にLOK、DDR1、JNK2、ZAK、IKK−アルファ、BLK、p38−アルファ、ABL1、LYNおよびSTK36を含むいくつかの他のキナーゼを阻害した。
キナーゼ性(Kinative)
化合物(A−5)および(A−14)のキナーゼ選択性を、KiNativと名付けられた、A375細胞の260種のキナーゼを検出する、化学的プロテオミクス的アプローチを用いて評価した(ActivX Biosciences)。化合物の細胞内標的を探索するために、A375細胞を1μMの最終濃度で阻害剤と共にインキュベートし、次いで、キナーゼおよび他のヌクレオチド依存的酵素の上の保存されたリジンを非特異的に標識するATP−ビオチンプローブによる標識の保護を探した。
結果
表4は、化合物(A−5)が、Abl(>90%)、FYN(71.2%)、LYN(87.8%)、およびZAK(75.7%)を含む多数のキナーゼを、1μMで阻害することを示す。表5は、化合物(A−14)が、Abl(>90%)、FYN(88.2%)、LYN(85.7%)およびZAK(75.8%)を含む多数のキナーゼを1μMで阻害することを示す。
例3.p−BTKおよびp−Hck阻害
PhosFlow研究のためのプロトコール
PhosFlowを実施して、BTK−pY223(BD Biosciences)およびHck−pY410(Abcam)について、BCWM.1細胞中、恒常的にHCKを過剰発現するBCWM.1細胞中(BCWM.1_HCK−wt)および恒常的にHCKのT338M変異体(BCWM.1_HCK−mu)を過剰発現しているBCWM.1細胞中でリン酸化反応のレベルを検出した。細胞を、37℃にて10分間、BD Phosflow Fix Buffer I (BD Biosciences)で固定し、次いでBD Phosflow Perm/Wash Buffer I(BD Biosciences)で2回、洗浄した。細胞をBD Phosflow Perm/Wash BufferI中に1,000万個/mlでけん濁し、抗体を、100μlの細胞と共にフローチューブにアリコートした。細胞を、室温で暗所にて30分間インキュベートした。BD Phosflow BD(商標) FACSCanto IIフローサイトメーターを使用したフロー分析を実施する前に、細胞をBD Phosflow Perm/Wash Buffer Iで2回洗浄した。
アポトーシス分析のためのプロトコール
24時間のWM患者からの骨髄単核細胞のA−5およびA−14処置の後に、WM患者の初代リンパ形質細胞(primary‐lymphoplasmacytic cells)(LPCs)のアポトーシス分析を実施した。アポトーシス分析を、CD19-APC-cy7抗体(BD Pharmingen)でゲートされたLPC集団中で、Annexin V/ヨウ化プロピジウム染色およびApoptosis Detection KitI(BD Pharmingen)を使用して実施した。
結果
PhosFlow研究は、A−5およびA−14の両方が、BCWM.1細胞ならびにHck野生型(−wt)およびT338Mゲートキーパー変異(−mu)の発現を遺伝子操作したBCWM.1細胞におけるHckおよびBTKのリン酸化反応を0.5μMおよび0.1μMの用量の両方で阻害することを示した(それぞれ表6および表7に示す)。加えて、Hck−wtまたはHck−muの発現は、A−5およびA−14によるHckおよびBTKの両方のリン酸化反応の阻害への耐性を増大させ、Hck−muを発現するBCWM.1細胞でより強い耐性が提示された。表8に示すように、A−5およびA−14の両方が、DMSOコントロールと比較してWM患者の初代LPCにおいて有意にアポトーシスを誘発した。
均等物および範囲
請求の範囲において、「a」、「an」および「the」などの冠詞は、それと反対であることが示されるかまたは文脈から他に明らかでない限りにおいて、1または1より多くを意味し得る。群の1または2以上のメンバーの間に「or」を含む請求の範囲および説明は、それと反対であることが示されるかまたは文脈から他に明らかでない限りにおいて、当該群のメンバーのうちの1、1より多く、または全てが、所与の生成物またはプロセスにおいて存在するか、それにおいて使用されるかまたは他にそれに関連する場合、満たされるとみなされる。本発明は、群のうちの正確に1のメンバーが所与の生成物またはプロセスにおいて存在するか、それにおいて使用されるかまたは他にそれに関連する態様を含む。本発明は、群のうちの1より多くのメンバーが所与の生成物またはプロセスにおいて存在するか、それにおいて使用されるかまたは他にそれに関連する態様を含む。
さらに、本発明は、列挙される請求項の1または2以上からの、1または2以上の限定、要素、節、および記載的用語が別の請求項に導入される、全てのバリエーション、組み合わせおよび順列を包含する。例えば、別の請求項に従属する任意の請求項は、同じ基礎請求項に依存する任意の他の請求項において見出される1または2以上の限定を含むように改変されることができる。要素が、リストとして、例えばマーカッシュ群式に提示される場合、要素の各々の下位群もまた開示され、任意の要素を群から取り除くことができる。一般に、発明、または発明の側面が、特定の要素および/または特徴を含むものとして言及される場合、本発明の特定の態様または本発明の側面は、かかる要素および/または特徴からなるか、本質的にこれからなることが、理解されるべきである。単純化を目的として、それらの態様は、本明細書において特に逐語的に記載していない。また、用語「含む(comprising)」および「含む(containing)」は、オープンであることが意図され、さらなる要素またはステップの包含を許容することが特記される。範囲が示される場合、エンドポイントは含められる。さらに、他に示されるかまたは文脈および当業者の理解から他に明らかでない限りにおいて、範囲として表わされる値は、本発明の異なる態様において、記述された範囲内の任意の特定の値または部分範囲を、文脈が他に明らかに指示しない限りにおいて当該範囲の下限の単位の10分の1まで、とることができる。
本願は、多様な発行された特許、公開された特許出願、学術文献の記事および他の刊行物を引用し、これらの全ては、本明細書に参考により組み込まれる。組み込まれた参考文献のいずれかと本明細書との間に矛盾が存在する場合、本明細書が支配する。さらに、先行技術の内に該当する本発明の任意の特定の態様は、請求項のうちの任意の1または2以上から明示的に除外される。かかる態様は、等業者には公知であると考えられるため、本明細書において明示的に除外が記載されていなくとも、それらは除外され得る。本発明の任意の特定の態様を、先行技術の存在に関連するか否かに関わらず、任意の請求項から、任意の理由のために、除外することができる。
当業者は、本明細書において記載される特定の態様に対する多くの均等物を認識するか、または慣用的な実験のみを用いてこれらを確認することができる。本明細書において記載される本発明の態様の範囲は、上の説明に限定されることを意図されず、むしろ、添付される請求の範囲において記載される。当業者は、以下の請求の範囲において定義されるような本発明の精神または範囲から逸脱することなく、この記載に対する多様な変更および修飾が行われ得ることを理解するであろう。