発明の詳細な説明
式Iの本発明の化合物は、それぞれの親化合物のプロドラッグである。従って、このプロドラッグの投与のときに示される活性は、主として、このプロドラッグの切断から得られるその親化合物の存在に起因する。
本発明はまた、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル(「化合物9」)の新規な固体形態に関する。1つの実施形態において、本発明は、化合物9の遊離結晶性形態(形態B)を提供する。別の実施形態において、本発明は、化合物9の固体形態Bを調製するプロセスを提供する。別の実施形態において、本発明は、化合物9の非晶質形態(形態C)を提供する。なお別の実施形態において、本発明は、化合物9の非晶質形態Cを調製する方法を提供する。
用語「プロドラッグ」とは、投与および吸収後に、薬物をインビボで、何らかの代謝プロセスにより放出する、薬物前駆体である化合物をいう。一般に、プロドラッグは、その親薬物より低い生物学的活性を示す。プロドラッグはまた、その親薬物の物理的特性を改善し得、そして/または全体的な薬物効力もまた、例えば、薬物の吸収、血液中レベル、代謝分布および細胞取り込みを制御することにより、その薬物の毒性および望ましくない影響の低下によって、改善し得る。
用語「親化合物」または「親薬物」とは、代謝プロセスもしくは異化プロセスの酵素作用によって、または化学プロセスによって、そのプロドラッグの投与後に放出される、生物学的に活性な実体をいう。この親化合物はまた、その対応するプロドラッグの調製のための出発物質であり得る。
M+により規定される一価陽イオンとしては、アンモニウム(例えば、N(R9)4であり、ここでR9は、HまたはC1〜C4アルキルである)、アルカリ金属イオン(例えば、ナトリウムイオン、リチウムイオンおよびカリウムイオン)、ジシクロヘキシルアミンイオン、ならびにN−メチル−D−グルカミンイオンが挙げられる。D2+により規定される二価陽イオンとしては、アルカリ土類金属イオン(例えば、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオン)、ならびに二価アルミニウムイオンが挙げられる。アルギニン、リジン、およびオルニチンの、一価イオンまたは二価イオンなどの、アミノ酸陽イオンもまた含まれる。M+が一価陽イオンである場合、定義2M+が存在する場合、M+の各々は、同じであっても異なっていてもよいことが認識される。さらに、定義2M+が存在する場合、その代わりに二価陽イオンD2+が存在してもよいことが、同様に認識される。また、塩基性窒素含有基は、低級アルキルハロゲン化物(例えば、メチル、エチル、プロピル、およびブチルの、塩化物、臭化物およびヨウ化物);ジアルキルスルフェート(ジメチル、ジエチル、ジブチル、ジアミルのスルフェートなど);長鎖ハロゲン化物(例えば、デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステアリルの、塩化物、臭化物およびヨウ化物);臭化ベンジルなどのアラルキルハロゲン化物などの剤で、第四級化され得る。
本発明のプロドラッグおよび固体形態は、予測不可能に高い水溶性によって特徴付けられる。この溶解度は、より高い用量のプロドラッグの投与を容易にし、単位投薬量当たりのより大きい薬物負荷をもたらす。
本発明の目的のために、化学元素は、元素周期表,CASバージョン,Handbook of Chemistry and Physics,第75版に従って特定される。さらに、有機化学の一般原則は、「Organic Chemistry」,Thomas Sorrell,University Science Books,Sausalito:1999および「March’s Advanced Organic Chemistry」,第5版,編者:Smith,M.B.およびMarch,J.,John Wiley & Sons,New York:2001(これらの全内容が、参照により本明細書に援用される)に記載されている。
当業者が認識するように、本発明が想定する置換基の組み合わせは、安定した化合物または化学的にありうる化合物を形成する組み合わせである。本明細書中で使用される場合、用語「安定した」とは、本明細書中に開示される1つもしくはより多くの目的のために、その生成、検出、ならびに好ましくは、回収、精製および使用を可能にする条件に供されても、実質的に変化しない化合物のことを指す。いくつかの実施形態において、安定した化合物または化学的にありうる化合物は、水分または他の化学的に反応性の条件の非存在下における40℃もしくはより低い温度で少なくとも1週間にわたって維持されたとき、実質的に変化しない化合物である。
用語「アルキル」とは、本明細書中で使用される場合、完全に飽和であるかまたは1つもしくはより多くの不飽和単位を含む、直鎖(すなわち、非分枝状)または分枝状の置換または非置換の炭化水素鎖を意味する。適切なアルキル基としては、直鎖または分枝鎖のアルキル、および置換または非置換のアルキルが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「ハロゲン」または「ハロ」とは、本明細書中で使用される場合、F、Cl、BrまたはIを意味する。
語句「まで」とは、本明細書中で使用される場合、0、またはその語句の後の数字に等しいかもしくはそれより小さい任意の整数値をいう。例えば、「4まで」とは、0、1、2、3、および4のうちのいずれか1つを意味する。
例えば、CH2単位または交換可能にメチレン単位が−O−によって置き換えられ得る場合のR7などの用語の定義において、末端メチル基内のCH2を含めた任意のCH2単位を含むことが意図される。例えば、CH2CH2CH2OHは、2個までの隣接しないCH2単位が−O−によって置き換えられ得るC1〜C6アルキルの定義の範囲内である。なぜなら、末端メチル基のCH2単位が、−O−によって置き換えられているからである。
別段述べられない限り、本明細書中に描写される構造は、その構造の全ての異性体(例えば、鏡像異性体、ジアステレオ異性体および幾何異性体(または配座異性体))の形態;例えば、各不斉中心に対するRおよびS配置、(Z)および(E)二重結合異性体、ならびに(Z)および(E)配座異性体も含むと意味される。ゆえに、本化合物の単一の立体化学異性体、ならびに鏡像異性体、ジアステレオ異性体および幾何異性体(または配座異性体)の混合物が、本発明の範囲内である。別段述べられない限り、本発明の化合物の全ての互変異性体が、本発明の範囲内である。従って、本発明の範囲内に含まれるのは、式Iの化合物の互変異性体である。それらの構造は、適切な場合には、式の化合物または塩の双性イオンの形態も含む。
さらに、別段述べられない限り、本明細書中に描写される構造は、1つもしくはより多くの同位体が富化された原子または同位体標識された原子の存在だけが異なる化合物も含むと意味される。同位体標識された化合物では、1つまたはより多くの原子が、天然に通常見られる原子質量または質量数を有する原子によって置き換えられ得る。式Iの化合物に存在する同位体の例としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素および塩素の同位体(例えば、2H、3H、13C、14C、15N、18O、17O、35Sおよび18Fであるがこれらに限定されない)が挙げられる。式Iのある特定の同位体標識された化合物は、治療剤(therapuetic agents)として有用であることに加えて、薬物および/もしくは基質の組織分布アッセイにおいても、分析ツールとしても、または他の生物学的アッセイにおけるプローブとしても、有用である。本発明の1つの局面において、三重水素化された同位体(例えば、3H)および炭素−14同位体(例えば、14C)は、その検出の容易性に鑑みて、有用である。本発明の別の局面において、重水素(例えば、2H)などのより重い同位体による1つもしくはより多くの水素原子の置き換えは、ある特定の治療的な利点をもたらし得る。
1つの実施形態において、本発明は、R2がHである、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はハロゲンである。別の実施形態において、R2はClである。別の実施形態において、R2はFである。別の実施形態において、R2はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている。別の実施形態において、R2はCF3である。別の実施形態において、R2は、H、ClまたはCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R3がHである、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はハロゲンである。別の実施形態において、R3はClである。別の実施形態において、R3はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている。別の実施形態において、R3はCF3である。別の実施形態において、R3はCF2CF3である。
別の実施形態において、本発明は、R5がHである、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R5はハロゲンである。別の実施形態において、R5はClである。別の実施形態において、R5はFである。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルである。別の実施形態において、R5はCH3である。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの1個のCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R5はOCH3である。別の実施形態において、R5はOHである。別の実施形態において、R5はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がHである、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R7はハロゲンである。別の実施形態において、R7はFである。別の実施形態において、R7はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの2個の隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R7はOCH3である。別の実施形態において、R7はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式Iおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、式I−A
の化合物を提供し、式I−Aにおいて、各出現について独立して:
R
2は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
5は、ハロゲン、OH、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R2がハロゲンである、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はClである。別の実施形態において、R2はFである。別の実施形態において、R2はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている。別の実施形態において、R2はCF3である。別の実施形態において、R2は、ClまたはCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R5がハロゲンである、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R5はClである。別の実施形態において、R5はFである。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルである。別の実施形態において、R5はCH3である。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの1個のCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R5はOCH3である。別の実施形態において、R5はOHである。別の実施形態において、R5はOCF3である。別の実施形態において、R5は、F、Cl、CH3、OCH3、OHまたはOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R7はFである。別の実施形態において、R7はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの2個の隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R7はOCH3である。別の実施形態において、R7はOCF3である。別の実施形態において、R7は、F、OCH3またはOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5が、Cl、OCH3またはCH3であり、そしてR7がFである、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R2はCF3であり、R5はClであり、そしてR7はFである。別の実施形態において、R2はCF3であり、R5はOCH3であり、そしてR7はFである。別の実施形態において、R2はCF3であり、R5はCH3であり、そしてR7はFである。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5が、Cl、OCH3またはCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R2はCF3であり、R5はClであり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。別の実施形態において、R2はCF3であり、R5はOCH3であり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。別の実施形態において、R2はCF3であり、R5はCH3であり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Aおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、式I−B
の化合物を提供し、式I−Bにおいて、各出現について独立して:
R
3は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
5は、ハロゲン、OH、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R3がハロゲンである、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はClである。別の実施形態において、R3はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている。別の実施形態において、R3はCF3である。別の実施形態において、R3はCF2CF3である。
別の実施形態において、本発明は、R5がハロゲンである、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R5はClである。別の実施形態において、R5はFである。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルである。別の実施形態において、R5はCH3である。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの1個のCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R5はOCH3である。別の実施形態において、R5はOHである。別の実施形態において、R5はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R7はFである。別の実施形態において、R7はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの2個の隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R7はOCH3である。別の実施形態において、R7はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5が、FまたはCH3であり、そしてR7がFである、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R3はClであり、R5はCH3であり、そしてR7はFである。別の実施形態において、R3はCF2CF3であり、R5はOCH3であり、そしてR7はFである。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5が、FまたはCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R3はClであり、R5はCH3であり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。別の実施形態において、R3はCF2CF3であり、R5はOCH3であり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF2CF3であり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がClであり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Bおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、式I−C
の化合物を提供し、式I−Cにおいて、各出現について独立して:
R
2は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R2がC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R7はFである。別の実施形態において、R7はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC1〜C6アルキルの2個までの隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられ得る。1つの実施形態において、R7はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、そしてR7が、FまたはOCF3である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7が、FまたはOCF3であり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R5がCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、M+はLi+である。なお別の実施形態において、M+はNa+である。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7がFであり、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Cおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。
別の実施形態において、本発明は、式I−D
の化合物を提供し、式I−Dにおいて、各出現について独立して:
R
3は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R3がC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はCF3である。別の実施形態において、R3はCF2CF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R7はFである。別の実施形態において、R7はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC1〜C6アルキルの2個までの隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられ得る。1つの実施形態において、R7はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、そしてR7がCF3である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はCF2CF3であり、そしてR7はFである。
別の実施形態において、本発明は、R3がCF3であり、R7がCF3であり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はCF2CF3であり、R7はFであり、そしてXは−PO(OH)2である。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Dおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、式I−E
の化合物を提供し、式I−Eにおいて、各出現について独立して:
R
2およびR
3は独立して、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R2がハロゲンである、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はClである。
別の実施形態において、本発明は、R3がハロゲンである、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はClである。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R7はFである。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2およびR3がClであり、そしてR7がFである、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2およびR3がClであり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Eおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、式I−F
の化合物を提供し、式I−Fにおいて、各出現について独立して:
R
2は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
5は、ハロゲン、OH、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R2がC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されている、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R5がC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC1〜C6アルキルの2個までの隣接しないCH2単位は、−O−で置き換えられ得る、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R5はCH3である。別の実施形態において、R5はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がCF3であり、R7が、CH3またはOCF3であり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+は、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Fおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、式I−G
の化合物を提供し、式I−Gにおいて、各出現について独立して:
R
2およびR
3は独立して、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており;
R
5は、ハロゲン、OH、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;
R
7は、ハロゲン、またはC
1〜C
6アルキルであり、ここでこのC
1〜C
6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、そしてこのC
1〜C
6アルキルの2個までの隣接しないCH
2単位は、−O−で置き換えられ得;そして
Xは、−PO(OH)
2、−PO(OH)O
−M
+、−PO(O
−)
2・2M
+、または−PO(O
−)
2・D
2+であり;M
+は、薬学的に受容可能な一価陽イオンであり;そしてD
2+は、薬学的に受容可能な二価陽イオンである。
別の実施形態において、本発明は、R2がハロゲンである、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R2はClである。
別の実施形態において、本発明は、R3がハロゲンである、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R3はClである。
別の実施形態において、本発明は、R5がハロゲンである、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。別の実施形態において、R5はClである。別の実施形態において、R5はFである。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルである。別の実施形態において、R5はCH3である。別の実施形態において、R5はC1〜C6アルキルであり、ここでこのC1〜C6アルキルは、0個〜6個のハロゲンで置換されており、ここでこのC1〜C6アルキルの1個のCH2単位は、−O−で置き換えられている。別の実施形態において、R5はOCH3である。別の実施形態において、R5はOHである。別の実施形態において、R5はOCF3である。
別の実施形態において、本発明は、R7がハロゲンである、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、R7はFである。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)2、−PO(OH)O−M+;−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2・D2+であり;ここでM+は、Li+、Na+またはK+であり、そしてD2+は、Mg2+またはCa2+である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2およびR3がClであり、R5がOCH3であり、そしてR7がFである、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2およびR3がClであり、R7がFであり、R5がOCH3であり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが、−PO(OH)O−M+、−PO(O−)2・2M+;または−PO(O−)2・D2+であり;M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)O−M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(OH)O−M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+がLi+である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はNa+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はK+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・2M+であり、そしてM+はN(R9)4 +−であり;ここで各R9はCH3基である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+が、Mg2+、Ca2+またはBa2+である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。1つの実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はMg2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はCa2+である。別の実施形態において、Xは−PO(O−)2・D2+であり、そしてD2+はBa2+である。
別の実施形態において、本発明は、Xが−PO(OH)2である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)2である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(O−)2・2M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、R2がClであり、R3がClであり、R5がOCH3であり、R7がFであり、そしてXが−PO(OH)O−M+であり、M+が、Li+、Na+、K+またはN(R9)4 +であり、ここで各R9は独立して、HまたはC1〜C4アルキル基である、式I−Gおよび付随する定義の化合物を特徴とする。
別の実施形態において、本発明は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの固体形態を特徴とする。
1つの実施形態において、本発明は、化合物9の遊離結晶性形態Bを提供する。
1つの実施形態において、本発明は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、本発明は、Cu Kα放射線を使用して測定される場合に、このX線粉末回折パターン(XRPD)が約4〜約40°の2シータ(2θ)で集められる場合、4.4、15.2、16.4、18.0、19.1、19.3、19.9、20.2、20.5、21.0、22.2、23.5、24.2、24.8、26.3、29.6、30.1および31.3からなる群より選択される、少なくとも3個の近似ピーク位置(°2θ±0.2)を含むXRPDにより特徴付けられる、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、本発明は、Cu Kα放射線を使用して測定される場合に、このX線粉末回折パターン(XRPD)が約4〜約40°の2シータ(2θ)で集められる場合、19.3、22.2、23.5、26.3および30.1からなる群より選択される、少なくとも3個の近似ピーク位置(°2θ±0.2)を含むXRPDにより特徴付けられる、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、本発明は、Cu Kα放射線により測定される場合に、実質的に図2と類似であるX線粉末回折パターンにより特徴付けられる、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、本発明は、温度が1分間あたり約10℃で走査される示差走査熱量測定法により測定される場合に、約210℃の開始温度を有する吸熱ピークによりさらに特徴付けられる、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、本発明は、化合物9の固体形態Bを調製するプロセスを提供する。
別の実施形態において、本発明は、化合物9の結晶性形態Bを調製するプロセスを提供する。
このプロセスの1つの実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒、有機溶媒の混合物、または有機溶媒と水との混合物と適切な温度で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を水と適切な温度で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物をアルコール性溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。別の実施形態において、このアルコール性溶媒は、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含有する。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機エステル溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機エステル溶媒は、酢酸エチルまたは酢酸イソプロピルを含有する。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒は、アセトニトリル、アセトン、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチルテトラヒドロフランまたはメチルエチルケトンを含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水、アセトン/水またはアルコール/水を含有する。1つの実施形態において、このアルコール/水混合物のアルコールは、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と高温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と還流で接触させ、24時間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水、アセトン/水またはアルコール/水を含有する。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、アセトン/水を含有する。別の実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水を含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な固体形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を大気条件に4週間まで曝露し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。
このプロセスの1つの実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を、有機溶媒、有機溶媒の混合物、または有機溶媒と水との混合物と、適切な温度で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を水と適切な温度で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物をアルコール性溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。別の実施形態において、このアルコール性溶媒は、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含有する。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機エステル溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機エステル溶媒は、酢酸エチルまたは酢酸イソプロピルを含有する。
このプロセスの別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒は、アセトニトリル、アセトン、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチルテトラヒドロフランまたはメチルエチルケトンを含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水、アセトン/水またはアルコール/水を含有する。1つの実施形態において、このアルコール/水混合物のアルコールは、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と室温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と高温で接触させ、4週間まで撹拌し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を有機溶媒と水との混合物と還流で接触させ、24時間まで撹拌し、そしてその結晶性固体を単離することによって、調製され得る。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水、アセトン/水またはアルコール/水を含有する。1つの実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、アセトン/水を含有する。別の実施形態において、この有機溶媒/水混合物は、THF/水を含有する。
別の実施形態において、化合物9の実質的に純粋な結晶性形態Bは、非晶質または結晶性の化合物9から、この化合物を大気条件に4週間まで曝露し、そしてその固体を単離することによって、調製され得る。
化合物9の結晶性形態Bは、約214℃の広い吸熱、その後の、約217℃の発熱ピークによって、同定され得る。この吸熱ピークは、210℃の開始温度を有する。当業者は、この吸熱のピークおよび開始温度ならびに吸熱が、実験条件に依存して変わり得ることを認識する。化合物9の結晶性形態Bはまた、表1および図2に本質的に示されるようなX線粉末回折パターンによって同定され得る。ここでこれらのXRPDパターンは、Cu X線管源を備え付けた粉末回折計を使用して測定された。サンプルをCu Kα1放射線で照射し、そしてXRPDデータを約4〜約40°の2シータ(2θ)で集めた。当業者は、XPRDピークの相対強度が、試験中のサンプルの配向ならびに使用される器具の種類および設定に依存して有意に変わり得るので、本明細書中に含まれるXPRDトレースの強度は、このような説明の程度までであり、絶対的な比較のために使用されることは意図されないことを認識する。
図2は、約4〜約40°の2θで集められた、化合物9の結晶性形態BのX線粉末回折パターンである。5%またはそれより大きい相対強度を有するX線粉末回折パターンに対応するピークを、表1に列挙する。
図3は、約214℃の広い吸熱ピーク、その後、約217℃の発熱ピークを示す、化合物9の結晶性形態BのDSCサーモグラムを示す。この吸熱ピークは、210℃の開始温度を有する。当業者は、この吸熱のピークおよび開始温度が、実験条件に依存して変わり得ることを認識する。図3のデータは、以下のようにして集めた:およそ1〜2mgのサンプルをアルミニウムパン内に秤量し、これをいずれか1つのピンホール蓋を有する蓋を使用してクリンプした。このDSCサンプルを、25℃からプロットに示される温度まで、10℃/分の加熱速度で、50mL/分の窒素流を用いて走査した。変調DSC(MDSC)で実施したサンプルを60秒ごとに±1℃で、2または3℃/分のランプ速度で変調した。データを、TRIOS(TA Instruments,New Castle,DE)により収集および分析した。
図4は、約218℃で開始減量を示し、室温から約300℃まで10℃/分の加熱速度で走査した、化合物9の結晶性形態BのTGA(熱重量分析)サーモグラムである。
1つの実施形態において、本発明は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの固体形態Bを提供する。
1つの実施形態において、本発明は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bを提供する。
別の実施形態において、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bは、Cu Kα放射線を使用して測定される場合に、X線粉末回折パターン(XPRD)が約4〜約40°の2シータ(2θ)で集められる場合、4.4、12.7、13.3、14.7、15.2、16.4、18.0、19.1、19.3、19.9、20.2、20.5、21.0、22.2、23.5、24.2、24.8、26.3、29.6、30.1および31.3からなる群より選択される、少なくとも3個の近似ピーク位置(°2シータ[2θ]±0.2)を含むXPRDによって特徴付けられる。
別の実施形態において、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bは、Cu Kα放射線を使用して測定される場合に、X線粉末回折パターン(XPRD)が約4〜約40°の2θで集められる場合、4.4、16.4、19.3、22.2、23.5、26.3、29.6および30.1からなる群より選択される、少なくとも3個の近似ピーク位置(°2θ±0.2)を含むXPRDによって特徴付けられる。
別の実施形態において、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bは、Cu Kα放射線を使用して測定される場合に、実質的に図2と類似であるX線粉末回折パターンにより特徴付けられる。
別の実施形態において、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの結晶性形態Bは、温度が1分間あたり2〜3℃で走査される示差走査熱量測定法により測定される場合に、約210℃の開始温度を有する吸熱ピークによって、さらに特徴付けられる。
別の実施形態において、本発明は、化合物9の結晶性形態Bを調製する方法を提供し、この方法は、遊離形態の固体材料を、1種もしくはより多くの有機溶媒を含む溶媒系、または1種もしくはより多くの有機溶媒と水との混合物中に懸濁させる工程、およびその固体を単離する工程を包含する。
別の実施形態において、本発明は、化合物9の結晶性形態Bを調製するプロセスを提供し、このプロセスは、化合物9を、水、有機溶媒、有機溶媒の混合物、または有機溶媒と水との混合物と適切な温度で接触させる工程、4週間まで撹拌する工程、およびその固体を単離する工程を包含する。
別の実施形態において、本発明は、化合物9の結晶性形態Bを調製するプロセスを提供し、このプロセスは、形態Bをシードされたかまたはシードされていない反応混合物からの直接結晶化を包含する。1つの実施形態において、この直接結晶化は、化合物20が適切な温度まで適切な溶媒混合物中で、適切な酸性試薬と一緒に適切な時間にわたって加熱される、最後の脱保護工程からである。1つの実施形態において、この適切な有機溶媒混合物は、水とアセトニトリルであり、この適切な酸性試薬は、酢酸であり、この適切な温度は、50℃〜100℃であり、そしてこの適切な時間は、10〜240分間である。
1つの実施形態において、この直接結晶化プロセスは、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(123.2g,196mmol)を、3リットルのフラスコ中で、アセトニトリル(1.23L)、酢酸(616ml)、水(616ml)で処理する工程、および撹拌しながら70℃で1.1時間加熱する工程、次いでこの混合物をリン酸二水素4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの形態Bの数個の種晶で処理する工程、この混合物を曇るまで70℃で撹拌する工程、次いで、この加熱を止める工程、およびこの混合物を室温まで冷却する工程を包含する。一晩撹拌した後に、結晶性固体を濾過により集め、そして一定重量になるまで真空オーブン内で乾燥させて、84.0グラムのリン酸二水素4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル結晶性形態Bを得た。
別の実施形態において、結晶性形態Bは、5℃/乾燥、40℃/乾燥、25℃で60%までの相対湿度;および40℃で75%までの相対湿度で、少なくとも1か月間、化学的および物理的に安定である。別の実施形態において、結晶性形態Bは、全ての条件(40℃で開放皿、40℃で75%までの相対湿度、25℃で60%までの相対湿度、および5℃でデシケーターを用いて閉鎖皿が挙げられるが、これらに限定されない)で、少なくとも3か月間、化学的および物理的に安定である。化学的および物理的に安定とは、変化がX線粉末回折およびHPLCの不純物プロフィールで観察されず(例えば、0.2%未満の分散)、そしてそのサンプルの物理的外観に変化が観察されないことを意味する。
1つの実施形態において、本発明は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルの非晶質形態Cを提供する。
別の実施形態において、化合物9の非晶質形態Cは、識別できる回折ピークが存在しない、広いハローにより特徴付けられる、Cu Kα放射線を使用するX線粉末回折パターン(XPRD)によって特徴付けられる。
なお別の実施形態において、本発明は、化合物9の非晶質形態Cを調製する方法を提供し、この方法は、コポリマーを含むかまたは含まない化合物9の溶液をスプレー乾燥させる工程を包含する。
1つの実施形態において、本願は、化合物9の固体形態Cを調製するプロセスを提供する。いくつかの実施形態において、この非晶質物質は、溶媒から沈殿させられた後に、またはいくらかの溶媒をエバポレートすることにより溶液を濃縮した後の溶液から、集められる。あるいは、第二の溶媒をこの混合物に添加することにより、形態Cを沈殿させ得る。
化合物9は、当業者に公知である任意の方法を使用して、非晶質固体形態Cに転換され得る。この非晶質化合物9は、結晶性形態に特徴的な回折パターンが存在しないことにより、特徴付けられ得る。部分的に非晶質の形態CのX線粉末回折はさらに、結晶形態に特徴的な特徴を欠き得る。なぜなら、このサンプルの結晶性部分に由来する回折ピークが弱すぎて、ノイズを超えて観察できないかもしれないからである。図5は、化合物9の非晶質形態XのX線粉末回折パターンである。
1つの実施形態において、化合物9の非晶質形態Cは、適切な溶媒中のこの化合物の溶液をスプレー乾燥させることによって、調製され得る。スプレー乾燥は、当該分野において周知であり、そして頻繁に、治療用薬物などの熱感受性物質を乾燥させるために使用される。スプレー乾燥はまた、極めて良好に再現され得る一定の粒子分布を提供する。任意の気体が、粉末を乾燥させるために使用され得るが、空気が通常は使用される。その物質が空気に対して感受性である場合、窒素またはアルゴンなどの不活性気体が使用され得る。化合物の溶液、スラリー、懸濁物またはエマルジョンを転換させて、固体粉末を生成する任意の方法が、化合物9の非晶質形態Cのために適切であり得る。
1つの実施形態において、極性溶媒中の化合物9の溶液は、凝縮器を備え付けたナノスプレー乾燥器を使用して、スプレー乾燥され得る。その入口温度は、70〜120℃に維持され得る。
化合物9の結晶性形態Bおよび化合物9の非晶質固体形態Cは、本明細書中に記載されるXRPD、DSC、TGAおよび他の特徴を有することに加えて、記載されない他の特徴(水または1つもしくはより多くの溶媒分子の存在が挙げられるが、これらに限定されない)もまた有し得ることが理解されるべきである。
X線粉末回折(XRPD):粉末x線回折測定を、PANalyticalのX−pert Pro回折計を使用して、室温で、銅放射線(1.54060A)を用いて行った。入射光線光学系は、可変発散スリットからなり、サンプル側と回折光線側とで一定の照射長を確実にした。高速線形固相検出器を、走査モードで測定して2.12°の2θの活性長さで使用した。粉末サンプルを、0バックグラウンドシリコンホルダのへこんだ領域に充填し、そしてより良好な統計学を達成するために、スピンを行った。対称走査を、4〜40°の2シータ(2θ)で、0.017°のステップサイズおよび15.5秒の走査ステップ時間で測定した。
示差走査熱量測定法(DSC):
DSCを、物質のサンプルに対して、Discovery DSC示差走査熱量計(TA Instruments,New Castle,DE)を使用して行った。この器具を、インジウムで較正した。およそ1〜2mgのサンプルをアルミニウムパン内に秤量し、これをいずれか1つのピンホール蓋を有する蓋を使用してクリンプした。このDSCサンプルを、25℃からプロットに示される温度まで、10℃/分の加熱速度で、50mL/分の窒素流を用いて走査した。変調DSC(MDSC)で実施したサンプルを60秒ごとに±1℃で、2または3℃/分のランプ速度で変調した。データを、TRIOS(TA Instruments,New Castle,DE)により収集および分析した。
熱重量分析法(TGA):
Model Discovery TGA,Thermogravimetric Analyzer(TA Instruments,New Castle,DE)を、TGA測定のために使用した。およそ2〜5mgの重量のサンプルを、室温からプロットに示される温度まで、10℃/分の加熱速度で走査した。データを、TRIOSソフトウェア(TA Instruments,New Castle,DE)により収集および分析した。
本発明における化合物名を、Cambridge Soft/Chem Office 2010からのChemBioDrawUltraバージョン12.0を使用して生成した。
1つの実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(2−オキソ−4−(2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(2−オキソ−4−(2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(5−クロロ−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(2−オキソ−4−(2−(o−トリルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(2−オキソ−4−(2−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
別の実施形態において、この化合物は、リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチルまたはその薬学的に受容可能な塩である。
組成物、使用、製剤化、投与およびさらなる薬剤
薬学的に受容可能な組成物
本明細書中で論じられるように、本発明は、電位開口型ナトリウムチャネルの阻害剤である化合物を提供し、ゆえに、本化合物は、慢性疼痛、腸の疼痛、神経因性疼痛、筋骨格痛、急性疼痛、炎症性疼痛、がん疼痛、特発性疼痛、多発性硬化症、シャルコー・マリー・トゥース症候群、失禁、病的咳、または心不整脈を含むがこれらに限定されない疾患、障害および状態の処置にとって有用である。従って、本発明の別の局面において、薬学的に受容可能な組成物が提供され、ここで、これらの組成物は、本明細書中に記載されるような任意の化合物を含み、必要に応じて、薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルを含む。ある特定の実施形態において、これらの組成物は、必要に応じて、1つもしくはより多くのさらなる治療剤を含む。
用語「薬学的に受容可能な塩」とは、適切な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激作用、アレルギー反応などを起こさずにヒトおよび下等動物の組織と接触させて使用するのに適しており、合理的なベネフィット/リスク比で釣り合った、塩のことを指す。「薬学的に受容可能な塩」とは、レシピエントに投与された際に、本発明の化合物またはその阻害的に活性な代謝産物もしくは残留物を直接または間接的に提供することができる、本発明の任意の無毒性の塩のことを意味する。本明細書中で使用される場合、用語「その阻害的に活性な代謝産物または残留物」とは、その代謝産物または残留物もまた、電位開口型ナトリウムチャネルの阻害剤であることを意味する。
薬学的に受容可能な塩は、当該分野で周知である。例えば、S.M.Bergeらは、参照により本明細書中に援用されるJ.Pharmaceutical Sciences,1977,66,1−19に、薬学的に受容可能な塩を詳細に記載している。本発明の化合物の薬学的に受容可能な塩には、好適な無機酸および有機酸ならびに無機塩基および有機塩基から誘導される塩が含まれる。薬学的に受容可能な無毒性の酸付加塩の例は、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸および過塩素酸)または有機酸(例えば、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸もしくはマロン酸)を用いて、あるいはイオン交換などの当該分野で使用される他の方法を使用することによって、形成されるアミノ基の塩である。他の薬学的に受容可能な塩としては、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが挙げられる。適切な塩基から得られる塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩およびN+(C1〜4アルキル)4塩が挙げられる。本発明は、本明細書中に開示される化合物の任意の塩基性窒素含有基の四級化も想定する。水または油に可溶性または分散性である生成物は、そのような四級化によって得られる場合がある。代表的なアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩としては、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、およびマグネシウム塩などが挙げられる。さらなる薬学的に受容可能な塩としては、適切であるとき、対イオン(例えば、ハロゲン化物、水酸化物、カルボキシレート、スルフェート、ホスフェート、ニトレート、低級アルキルスルホネートおよびアリールスルホネート)を用いて形成される、無毒性のアンモニウム、四級アンモニウムおよびアミンの陽イオンが挙げられる。
本明細書中に記載されるように、本発明の薬学的に受容可能な組成物は、薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルをさらに含み、これらには、本明細書中で使用される場合、所望の特定の剤形にふさわしい、いずれかのおよび全ての溶媒、希釈剤または他の液体ビヒクル、分散助剤もしくは懸濁助剤、界面活性剤、等張剤、増粘剤もしくは乳化剤、防腐剤、固体結合剤、滑沢剤などが含まれる。Remington’s Pharmaceutical Sciences,第16版,E.W.Martin(Mack Publishing Co.,Easton,Pa.,1980)には、薬学的に受容可能な組成物を製剤化する際に使用される様々なキャリアおよびそれを調製するための公知の手法が開示されている。従来の任意のキャリア媒質は、本発明の化合物と不適合性である場合(例えば、いずれかの望ましくない生物学的作用をもたらすことによって、または別の方法で薬学的に受容可能な組成物の他のいずれかの構成要素と有害な様式で相互作用することによって)を除いて、その使用は、本発明の範囲内であると企図される。薬学的に受容可能なキャリアとしての機能を果たし得る材料のいくつかの例としては、イオン交換体、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、血清タンパク質、例えば、ヒト血清アルブミン、緩衝物質、例えば、リン酸塩、グリシン、ソルビン酸もしくはソルビン酸カリウム、植物性飽和脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩または電解質、例えば、硫酸プロタミン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイド状シリカ、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、蝋、ポリエチレン−ポリオキシプロピレン−ブロックポリマー、羊毛脂、糖類、例えば、ラクトース、グルコースおよびスクロース;デンプン、例えば、トウモロコシデンプンおよびジャガイモデンプン;セルロースおよびその誘導体、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロースおよび酢酸セルロース;トラガント末;麦芽;ゼラチン;滑石;賦形剤、例えば、カカオ脂および坐剤ろう;油、例えば、落花生油、綿実油;ベニバナ油;ゴマ油;オリーブ油;トウモロコシ油およびダイズ油;グリコール;例えばプロピレングリコールまたはポリエチレングリコール;エステル、例えば、オレイン酸エチルおよびラウリン酸エチル;寒天;緩衝剤、例えば、水酸化マグネシウムおよび水酸化アルミニウム;アルギン酸;発熱物質非含有水;等張食塩水;リンガー液;エチルアルコールおよびリン酸緩衝溶液、ならびに他の無毒性で適合性の滑沢剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムおよびステアリン酸マグネシウムが挙げられるが、これらに限定されず、そして着色剤、離型剤、コーティング剤、甘味料、矯味矯臭剤および香料、防腐剤および酸化防止剤もまた、処方者の判断に従って組成物に存在し得る。
別の局面において、本発明は、本発明の化合物および薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物を特徴とする。
別の局面において、本発明は、治療有効量の式Iの化合物および1つもしくはより多くの薬学的に受容可能なキャリアまたはビヒクルを含む薬学的組成物を特徴とする。
化合物および薬学的に受容可能な組成物の使用
別の局面において、本発明は、被験体における電位開口型ナトリウムチャネルを阻害する方法を特徴とし、その方法は、式Iの化合物またはその薬学的組成物をその被験体に投与する工程を包含する。別の局面において、電位開口型ナトリウムチャネルは、Nav1.8である。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、慢性疼痛、腸の疼痛、神経因性疼痛、筋骨格痛、急性疼痛、炎症性疼痛、がん疼痛、特発性疼痛、多発性硬化症、シャルコー・マリー・トゥース症候群、失禁、病的咳、または心不整脈を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物をこの被験体に投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、腸の疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を特徴とし、ここで、腸の疼痛は、炎症性腸疾患の疼痛、クローン病の疼痛または間質性膀胱炎の疼痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、神経因性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を特徴とし、ここで、神経因性疼痛は、ヘルペス後神経痛、糖尿病性神経痛、有痛性のHIV関連感覚性ニューロパシー、三叉神経痛、口腔内灼熱症候群、切断後疼痛、幻痛、有痛性神経腫、外傷性神経腫、モートン神経腫;神経絞扼傷害、脊柱管狭窄症、手根管症候群、根性痛、坐骨神経痛;神経捻除傷害、腕神経叢捻除傷害;複合性局所疼痛症候群、薬物治療誘発性神経痛、がん化学療法誘発性神経痛、抗レトロウイルス療法誘発性神経痛;脊髄損傷後疼痛、特発性細線維ニューロパシー、特発性感覚性ニューロパシーまたは三叉神経・自律神経性頭痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、筋骨格痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を特徴とし、ここで、筋骨格痛は、骨関節炎疼痛、背痛、冷覚疼痛(cold pain)、火傷痛または歯痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、炎症性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を特徴とし、ここで、炎症性疼痛は、関節リウマチの疼痛または外陰部痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、炎症性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を提供し、ここで炎症性疼痛は、関節リウマチの疼痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、突発性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を提供し、ここで突発性疼痛は、線維筋痛症の疼痛を含み、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、病的咳を処置するかまたはその重篤度を低下させる方法を提供し、この方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体が、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物による処置と同時に、その処置の前にまたはその処置の後に投与される1つもしくはより多くのさらなる治療剤で処置される方法を特徴とする。
別の局面において、本発明は、被験体における電位開口型ナトリウムチャネルを阻害する方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物をその被験体に投与する工程を包含する。別の局面において、電位開口型ナトリウムチャネルは、NaV1.8である。
別の局面において、本発明は、生物学的サンプルにおける電位開口型ナトリウムチャネルを阻害する方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物とその生物学的サンプルを接触させる工程を包含する。別の局面において、電位開口型ナトリウムチャネルは、NaV1.8である。
別の局面において、本発明は、急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、関節炎、片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、ヘルペス神経痛、全身神経痛、癲癇、癲癇状態、神経変性障害、精神障害、不安、うつ、双極性(dipolar)障害、ミオトニー、不整脈、運動障害、神経内分泌障害、運動失調、多発性硬化症、過敏性腸症候群、失禁、病的咳、内臓痛、骨関節症疼痛、ヘルペス後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、根性痛、坐骨神経痛、背痛、頭部痛、頸部痛、重度の疼痛、難治性疼痛、侵害受容性疼痛、突出痛、手術後疼痛、がん疼痛、脳卒中、脳虚血、外傷性脳損傷、筋萎縮性側索硬化症、ストレス誘発性アンギナ、運動誘発性アンギナ、動悸、高血圧症または異常な胃腸運動を処置するかまたはその被験体の重篤度を低下させる方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
別の局面において、本発明は、大腿部のがんの疼痛、非悪性で慢性の骨痛、関節リウマチ、骨関節炎、脊柱管狭窄症、神経因性腰痛、筋筋膜性疼痛症候群;線維筋痛症、側頭下顎関節痛、慢性内臓痛、腹痛、膵臓痛、IBSの疼痛、慢性および急性の頭痛;片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛、慢性および急性の神経因性疼痛、ヘルペス後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、HIV関連ニューロパシー、三叉神経痛、シャルコー・マリー・トゥースニューロパシー、遺伝性感覚性ニューロパシー、末梢神経損傷、有痛性神経腫、異所性の近位および遠位の発火;神経根障害、化学療法誘発性神経因性疼痛、放射線治療誘発性神経因性疼痛、乳房切除術後疼痛、中枢性疼痛、脊髄損傷疼痛、脳卒中後疼痛、視床痛、複合性局所疼痛症候群、幻痛、難治性疼痛、急性疼痛、急性術後痛、急性筋骨格痛、関節痛、機械的腰痛、頸部痛、腱炎、損傷痛、運動痛、急性内臓痛、腎盂腎炎、虫垂炎、胆嚢炎、腸閉塞、ヘルニア、胸痛、心臓痛;骨盤痛、腎疝痛、急性産科的疼痛、陣痛;帝王切開痛、急性炎症性疼痛、火傷痛、外傷痛、急性の間欠性疼痛、子宮内膜症、急性帯状疱疹痛、鎌状赤血球貧血、急性膵炎、突出痛、口腔顔面痛、静脈洞炎痛、歯痛、多発性硬化症(MS)疼痛、うつにおける疼痛、ハンセン病疼痛、ベーチェット病疼痛、有痛脂肪症、静脈炎痛、ギランバレー疼痛、痛む脚動く足趾(painful legs and moving toes);ハグルンド症候群(Haglund syndrome)、肢端紅痛症、ファブリー病疼痛、膀胱および尿生殖器の疾患、尿失禁、病的咳、活動亢進膀胱、有痛性膀胱症候群、間質性膀胱炎(interstitial cyctitis)(IC)、前立腺炎、複合性局所疼痛症候群(CRPS)I型、複合性局所疼痛症候群(CRPS)II型、広汎性疼痛、発作性の極度の疼痛、そう痒症、耳鳴(tinnitis)またはアンギナ誘発性疼痛を処置するかまたはその被験体の重篤度を低下させる方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。
別の局面において、本発明は、神経因性疼痛を処置するかまたはその被験体の重篤度を低下させる方法を特徴とし、その方法は、有効量の式Iの化合物、またはその化合物の薬学的組成物を投与する工程を包含する。1つの局面において、神経因性疼痛は、ヘルペス後神経痛、糖尿病性神経痛、有痛性のHIV関連感覚性ニューロパシー、三叉神経痛、口腔内灼熱症候群、切断後疼痛、幻痛、有痛性神経腫、外傷性神経腫、モートン神経腫、神経絞扼傷害、脊柱管狭窄症、手根管症候群、根性痛、坐骨神経痛、神経捻除傷害、腕神経叢捻除、複合性局所疼痛症候群、薬物治療誘発性神経痛、がん化学療法誘発性神経痛、抗レトロウイルス療法誘発性神経痛、脊髄損傷後疼痛、特発性細線維ニューロパシー、特発性感覚性ニューロパシーまたは三叉神経・自律神経性頭痛から選択される。
医薬の製造
1つの局面において、本発明は、電位開口型ナトリウムチャネルを阻害するときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。別の局面において、電位開口型ナトリウムチャネルは、NaV1.8である。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、慢性疼痛、腸の疼痛、神経因性疼痛、筋骨格痛、急性疼痛、炎症性疼痛、がん疼痛、特発性疼痛、多発性硬化症、シャルコー・マリー・トゥース症候群、失禁、病的咳、または心不整脈を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、腸の疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで、腸の疼痛は、炎症性腸疾患の疼痛、クローン病の疼痛または間質性膀胱炎の疼痛を含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、神経因性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで、神経因性疼痛は、ヘルペス後神経痛、糖尿病性神経痛、有痛性のHIV関連感覚性ニューロパシー、三叉神経痛、口腔内灼熱症候群、切断後疼痛、幻痛、有痛性神経腫;外傷性神経腫、モートン神経腫、神経絞扼傷害、脊柱管狭窄症、手根管症候群、根性痛、坐骨神経痛、神経捻除傷害、腕神経叢捻除傷害、複合性局所疼痛症候群、薬物治療誘発性神経痛、がん化学療法誘発性神経痛、抗レトロウイルス療法誘発性神経痛、脊髄損傷後疼痛、特発性細線維ニューロパシー、特発性感覚性ニューロパシーまたは三叉神経・自律神経性ニューロパシーを含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、筋骨格痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで、筋骨格痛は、骨関節症疼痛、背痛、冷覚疼痛、火傷痛または歯痛を含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、炎症性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで、炎症性疼痛は、関節リウマチの疼痛または外陰部痛を含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、炎症性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで炎症性疼痛は、関節リウマチの疼痛を含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、突発性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供し、ここで突発性疼痛は、線維筋痛症の疼痛を含む。
なお別の局面において、本発明は、被験体において、病的咳を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。
なお別の局面において、本発明は、式Iの化合物または薬学的組成物での処置と同時にか、その処置前にか、またはその処置後に投与される、1種またはより多くのさらなる治療剤と組み合わせた医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。
別の局面において、本発明は、急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、関節炎、片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、ヘルペス性神経痛、全身神経痛、癲癇、癲癇状態、神経変性障害、精神障害、不安、うつ、双極性障害、ミオトニー、不整脈、運動障害、神経内分泌障害、運動失調、多発性硬化症、過敏性腸症候群、失禁、病的咳、内臓痛、骨関節症疼痛、ヘルペス後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、根性痛、坐骨神経痛、背痛、頭部痛、頸部痛、重度の疼痛、難治性疼痛、侵害受容性疼痛、突出痛、手術後疼痛、がん疼痛、脳卒中、脳虚血、外傷性脳損傷、筋萎縮性側索硬化症、ストレス誘発性アンギナ、運動誘発性アンギナ、動悸、高血圧症または異常な胃腸運動を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。
別の局面において、本発明は、大腿部のがんの疼痛、非悪性で慢性の骨痛、関節リウマチ、骨関節炎、脊柱管狭窄症、神経因性腰痛、筋筋膜性疼痛症候群、線維筋痛症、側頭下顎関節痛、慢性内臓痛、腹痛、膵臓痛、IBSの疼痛、慢性および急性の頭痛、片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛、慢性および急性の神経因性疼痛、ヘルペス後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、HIV関連ニューロパシー、三叉神経痛、シャルコー・マリー・トゥースニューロパシー、遺伝性感覚性ニューロパシー、末梢神経損傷、有痛性神経腫、異所性の近位および遠位の発火、神経根障害、化学療法誘発性神経因性疼痛、放射線治療誘発性神経因性疼痛、乳房切除術後疼痛、中枢性疼痛、脊髄損傷疼痛、脳卒中後疼痛、視床痛、複合性局所疼痛症候群、幻痛、難治性疼痛、急性疼痛、急性術後痛、急性筋骨格痛、関節痛、機械的腰痛、頸部痛、腱炎、損傷痛、運動痛、急性内臓痛、腎盂腎炎、虫垂炎、胆嚢炎、腸閉塞、ヘルニア、胸痛、心臓痛、骨盤痛、腎疝痛、急性産科的疼痛、陣痛、帝王切開痛、急性炎症性疼痛、火傷痛、外傷痛、急性の間欠性疼痛、子宮内膜症、急性帯状疱疹痛、鎌状赤血球貧血、急性膵炎、突出痛、口腔顔面痛、静脈洞炎痛、歯痛、多発性硬化症(MS)疼痛、うつにおける疼痛、ハンセン病疼痛、ベーチェット病疼痛、有痛脂肪症、静脈炎痛、ギランバレー疼痛、痛む脚動く足趾、ハグルンド症候群、肢端紅痛症、ファブリー病疼痛、膀胱および尿生殖器の疾患、尿失禁、病的咳、活動亢進膀胱、有痛性膀胱症候群、間質性膀胱炎(IC)、前立腺炎、複合性局所疼痛症候群(CRPS)I型、複合性局所疼痛症候群(CRPS)II型、広汎性疼痛、発作性の極度の疼痛、そう痒症、耳鳴またはアンギナ誘発性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。
別の局面において、本発明は、神経因性疼痛を処置するかまたはその重篤度を低下させるときに使用するための医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的組成物の使用を提供する。1つの局面において、神経因性疼痛は、ヘルペス後神経痛、糖尿病性神経痛、有痛性のHIV関連感覚性ニューロパシー、三叉神経痛、口腔内灼熱症候群、切断後疼痛、幻痛、有痛性神経腫、外傷性神経腫、モートン神経腫、神経絞扼傷害、脊柱管狭窄症、手根管症候群、根性痛、坐骨神経痛、神経捻除傷害、腕神経叢捻除、複合性局所疼痛症候群、薬物治療誘発性神経痛、がん化学療法誘発性神経痛、抗レトロウイルス療法誘発性神経痛、脊髄損傷後疼痛、特発性細線維ニューロパシー、特発性感覚性ニューロパシーまたは三叉神経・自律神経性頭痛から選択される。
薬学的に受容可能な組成物の投与
本発明のある特定の実施形態において、化合物、または薬学的に受容可能な組成物の「有効量」とは、慢性疼痛、腸の疼痛、神経因性疼痛、筋骨格痛、急性疼痛、炎症性疼痛、がん疼痛、特発性疼痛、多発性硬化症、シャルコー・マリー・トゥース症候群、失禁、病的咳、または心不整脈のうちの1つもしくはより多くを処置するためまたはその重篤度を低下させるために有効な量である。
本発明の方法にしたがう化合物および組成物は、本明細書中に列挙される疼痛または非疼痛疾患のうちの1つもしくはより多くを処置するためまたはその重篤度を低下させるために有効な任意の量および任意の投与経路を用いて投与され得る。必要とされる正確な量は、被験体の種、齢および全体的な状態、感染症の重篤度、特定の薬剤、その投与様式などに応じて、被験体ごとに変動する。本発明の化合物は、投与を容易にするためおよび投与量を均一にするために、好ましくは、単位剤形(dosage unit form)で製剤化される。本明細書中で使用される場合、表現「単位剤形」とは、処置される被験体にとって適切な薬剤の物理的に分離した単位のことを指す。しかしながら、本発明の化合物および組成物の1日の総使用量は、適切な医学的判断の範囲内で主治医によって決定されることが理解される。任意の特定の被験体または生物に対する具体的な有効量のレベルは、処置される障害およびその障害の重篤度;使用される特定の化合物の活性;使用される特定の組成物;被験体の齢、体重、全般的な健康状態、性別および食餌;使用される特定の化合物の投与時間、投与経路および排出速度;処置の期間;使用される特定の化合物と組み合わせてまたは同時に使用される薬物、ならびに医学分野において周知の同様に因子を含む、種々の因子に依存する。本明細書中で使用される場合、用語「被験体」または「患者」は、動物、好ましくは、哺乳動物、最も好ましくは、ヒトを意味する。
本発明の薬学的に受容可能な組成物は、処置される感染症の重篤度に応じて、経口的に、直腸に、非経口的に、大槽内に、膣内に、腹腔内に、局所的に(粉末、軟膏または液滴などによって)、口腔内に(bucally)、経口スプレーまたは点鼻スプレーなどとして、ヒトおよび他の動物に投与され得る。ある特定の実施形態において、本発明の化合物は、所望の治療効果を得るために、1日あたり約0.01mg/kg〜約50mg/kg被験体体重、好ましくは、1日あたり約1mg/kg〜約25mg/kg被験体体重という投与量レベルで、1日1回もしくはより多く、経口的にまたは非経口的に投与され得る。
経口投与のための液体剤形としては、薬学的に受容可能なエマルジョン、マイクロエマルジョン、溶液、懸濁液、シロップ剤およびエリキシル剤が挙げられるが、これらに限定されない。液体剤形は、活性な化合物に加えて、当該分野において通常使用される不活性な希釈剤、例えば、水または他の溶媒、可溶化剤および乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、油(特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよびソルビタンの脂肪酸エステル、ならびにそれらの混合物を含み得る。経口組成物は、不活性な希釈剤のほかに、アジュバント、例えば、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤、甘味料、矯味矯臭剤および香料も含み得る。
注射可能な調製物、例えば、滅菌された注射可能な水性または油性の懸濁液は、好適な分散剤または湿潤剤および懸濁剤を使用して公知の技術に従って製剤化され得る。滅菌された注射可能な調製物は、無毒性の非経口的に許容され得る希釈剤または溶媒中の、滅菌された注射可能な溶液、懸濁液またはエマルジョン、例えば、1,3−ブタンジオール中の溶液でもあり得る。使用してもよい許容され得るビヒクルおよび溶媒には、水、リンガー液,U.S.P.および等張性塩化ナトリウム溶液がある。さらに、滅菌された固定油は、溶媒または懸濁媒として慣習的に使用される。この目的のために、合成モノグリセリドまたは合成ジグリセリドを含む、非刺激性の任意の固定油が、使用され得る。さらに、オレイン酸などの脂肪酸が、注射物の調製において使用される。
注射可能な製剤は、例えば、細菌保持フィルターを通した濾過によって、または使用前に滅菌水もしくは他の滅菌された注射可能な媒質に溶解もしくは分散され得る滅菌された固体組成物の形態に滅菌剤を組み込むことによって、滅菌され得る。
本発明の化合物の効果を延長するために、皮下注射または筋肉内注射からの化合物の吸収を緩徐にすることが望ましいことが多い。これは、難水溶性の結晶性または非晶質性材料の液体懸濁液を使用することによって達成され得る。そして、その化合物の吸収速度は、その溶解速度に依存し、その溶解速度は、結晶サイズおよび結晶形に依存し得る。あるいは、非経口的に投与される化合物形態の遅い吸収は、油性ビヒクルに化合物を溶解するかまたは懸濁することによって達成される。注射可能なデポー形態は、ポリラクチド−ポリグリコリドなどの生分解性ポリマー中の化合物のマイクロカプセル化(microencapsule)マトリックスを形成することによって作製される。化合物とポリマーとの比および使用される特定のポリマーの性質に応じて、化合物の放出速度は制御され得る。他の生分解性ポリマーの例としては、ポリ(オルトエステル)およびポリ(酸無水物)が挙げられる。注射可能なデポー製剤は、化合物を、体組織と適合性であるリポソームまたはマイクロエマルジョンの中に閉じ込めることによっても調製される。
直腸または膣への投与のための組成物は好ましくは、周囲温度では固体であるが体温では液体であり、ゆえに直腸内または膣腔内で融解して活性な化合物を放出する、好適な非刺激性の賦形剤またはキャリア(例えば、カカオ脂、ポリエチレングリコールまたは坐剤ろう)と本発明の化合物を混合することによって調製され得る坐剤である。
経口投与のための固形剤形には、カプセル剤、錠剤、丸剤、散剤および顆粒剤が含まれる。そのような固形剤形において、活性な化合物は、少なくとも1つの不活性で薬学的に受容可能な賦形剤またはキャリア、例えば、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウム、ならびに/あるいはa)充填剤または増量剤、例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびケイ酸、b)結合剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリジノン、スクロースおよびアカシア、c)保湿剤、例えば、グリセロール、d)崩壊剤、例えば、寒天−寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモデンプンまたはタピオカデンプン、アルギン酸、ある特定のシリケートおよび炭酸ナトリウム、e)溶解遅延剤、例えば、パラフィン、f)吸収促進剤、例えば、四級アンモニウム化合物、g)湿潤剤、例えば、セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロール、h)吸収剤、例えば、カオリンおよびベントナイト粘土、ならびにi)滑沢剤、例えば、滑石、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウムおよびそれらの混合物と混合される。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、その剤形は、緩衝剤も含み得る。
類似のタイプの固体組成物は、ラクトースまたは乳糖ならびに高分子量ポリエチレングリコールなどのような賦形剤を使用する、軟および硬充填ゼラチンカプセルにおける充填剤としても使用され得る。錠剤、糖衣錠、カプセル剤、丸剤および顆粒剤といった固形剤形は、コーティングおよびシェル、例えば、腸溶コーティングおよび医薬製剤の分野において周知の他のコーティングを用いて調製され得る。それらは、必要に応じて不透明化剤を含むことがあり、活性成分を、腸管のある特定の部分においてだけ、または腸管のある特定の部分において優先的に、必要に応じて遅延された様式で放出する組成でもあり得る。使用され得る包埋組成物の例としては、重合物質および蝋が挙げられる。類似のタイプの固体組成物は、ラクトースまたは乳糖ならびに高分子量ポリエチレングリコールなどのような賦形剤を使用する、軟および硬充填ゼラチンカプセルにおける充填剤としても使用され得る。
活性な化合物は、上で述べたような1つもしくはより多くの賦形剤を用いた、マイクロカプセル化された形態でもあり得る。錠剤、糖衣錠、カプセル剤、丸剤および顆粒剤といった固形剤形は、コーティングおよびシェル、例えば、腸溶コーティング、制御放出コーティングおよび医薬製剤の分野において周知の他のコーティングを用いて調製され得る。そのような固形剤形において、活性な化合物は、少なくとも1つの不活性な希釈剤(例えば、スクロース、ラクトースまたはデンプン)と混和され得る。そのような剤形は、通常の慣行のとおりに、不活性な希釈剤以外のさらなる物質、例えば、打錠滑沢剤および他の打錠助剤(例えば、ステアリン酸マグネシウムおよび微結晶性セルロース)も含み得る。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、それらの剤形は、緩衝剤も含み得る。それらは、必要に応じて不透明化剤を含むことがあり、活性成分を、腸管のある特定の部分においてだけまたは腸管のある特定の部分において優先的に、必要に応じて遅延された様式で放出する組成でもあり得る。使用され得る包埋組成物の例としては、重合物質および蝋が挙げられる。
本発明の化合物の局所的投与または経皮的投与のための剤形としては、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、粉末、溶液、スプレー、吸入剤またはパッチが挙げられる。活性な構成要素は、薬学的に受容可能なキャリア、および必要とされ得るような任意の必要な防腐剤または緩衝剤と、滅菌された条件下で混和される。眼科用の製剤、点耳剤および点眼剤もまた、本発明の範囲内であると企図される。さらに、本発明は、身体への化合物の制御された送達を提供するという追加の利点を有する経皮パッチの使用を企図する。そのような剤形は、適切な媒質に化合物を溶解させるかまたは分散させることによって調製される。吸収促進剤もまた、皮膚を横断した化合物の流入を増加させるために使用され得る。その速度は、速度制御膜を提供することによって、または化合物をポリマーマトリックスもしくはゲルに分散させることによって、制御され得る。
上で一般的に説明されたように、本発明の化合物は、電位開口型ナトリウムチャネルの阻害剤として有用である。1つの実施形態において、本発明の化合物および組成物は、NaV1.8の阻害剤であり、ゆえに、いかなる特定の理論にも拘束されることを望むものではないが、NaV1.8の活性化もしくは活動亢進が、ある疾患、状態または障害に結びつけられる場合、それらの化合物および組成物は、その疾患、状態または障害を処置するためまたはその重篤度を低下させるために特に有用である。NaV1.8の活性化または活動亢進が、特定の疾患、状態または障害に結びつけられるとき、その疾患、状態または障害は、「NaV1.8媒介性の疾患、状態または障害」とも称され得る。従って、別の局面において、本発明は、NaV1.8の活性化または活動亢進がその疾患状態に結びつけられる疾患、状態または障害を処置するためまたはその重篤度を低下させるための方法を提供する。
NaV1.8の阻害剤として本発明において使用される化合物の活性は、本明細書中の実施例に一般的に記載される方法に従って、または当業者が利用可能な方法に従って、アッセイされ得る。
さらなる治療剤
本発明の化合物および薬学的に受容可能な組成物が、併用療法において使用され得ること、すなわち、その化合物および薬学的に受容可能な組成物が、他の1つもしくはより多くの所望の治療薬または医学的手順と同時に、それらの前に、またはそれらの後に、投与され得ることも認識される。併用レジメンにおいて使用する治療法(治療薬または手順)の特定の組み合わせは、所望の治療薬および/または手順の適合性ならびに達成されるべき所望の治療効果を考慮に入れる。使用される療法は、同じ障害に対して所望の効果を達成することもあるし(例えば、本発明の化合物は、同じ障害を処置するために使用される別の薬剤と同時に投与され得る)、異なる効果(例えば、任意の有害作用の制御)を達成することもあることも認識されるだろう。本明細書中で使用される場合、特定の疾患または状態を処置するためまたは予防するために通常投与されるさらなる治療剤は、「処置されている疾患または状態にとって適切である」ことが公知であるものである。例えば、例示的なさらなる治療剤としては、非オピオイド鎮痛薬(インドール類、例えば、エトドラク、インドメタシン、スリンダク、トルメチン;ナフチルアルカノン、例えば、ナブメトン;オキシカム、例えば、ピロキシカム;パラ−アミノフェノール誘導体、例えば、アセトアミノフェン;プロピオン酸、例えば、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、ナプロキセンナトリウム、オキサプロジン;サリチレート、例えば、アスピリン、トリサリチル酸コリンマグネシウム、ジフルニサル;フェナメート(fenamates)、例えば、メクロフェナム酸、メフェナム酸;およびピラゾール、例えば、フェニルブタゾン);またはオピオイド(麻薬)アゴニスト(例えば、コデイン、フェンタニール、ヒドロモルホン、レボルファノール、メペリジン、メタドン、モルヒネ、オキシコドン、オキシモルホン、プロポキシフェン、ブプレノルフィン、ブトルファノール、デゾシン、ナルブフィンおよびペンタゾシン)が挙げられるが、これらに限定されない。さらに、非薬物鎮痛アプローチが、本発明の1つもしくはより多くの化合物の投与とともに使用され得る。例えば、麻酔学的アプローチ(脊髄内注入、神経遮断)、神経外科的アプローチ(CNS経路の神経剥離)、神経刺激アプローチ(経皮的な電気的神経刺激、後索刺激)、理学療法的アプローチ(理学療法、矯正用デバイス、透熱療法)または心理学的アプローチ(認知性方法−催眠、バイオフィードバックまたは行動的方法)もまた、使用され得る。さらなる適切な治療剤またはアプローチは、The Merck Manual,第19版,編者Robert S.PorterおよびJustin L.Kaplan,Merck Sharp &Dohme Corp.,a subsidiary of Merck & Co.,Inc.,2011ならびにFood and Drug Administrationのウェブサイト,www.fda.gov(これらの全内容が、参照により本明細書中に援用される)に広く記載されている。
別の実施形態において、さらなる適切な治療剤は、以下から選択される:
(1)オピオイド鎮痛薬、例えば、モルヒネ、ヘロイン、ヒドロモルホン、オキシモルホン、レボルファノール、レバロルファン、メサドン、メペリジン、フェンタニール、コカイン、コデイン、ジヒドロコデイン、オキシコドン、ヒドロコドン、プロポキシフェン、ナルメフェン、ナロルフィン、ナロキソン、ナルトレキソン、ブプレノルフィン、ブトルファノール、ナルブフィンまたはペンタゾシン;
(2)非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、例えば、アスピリン、ジクロフェナク、ジフルニサル(diflusinal)、エトドラク、フェンブフェン、フェノプロフェン、フルフェニサール、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラク、メクロフェナム酸、メフェナム酸、メロキシカム、ナブメトン、ナプロキセン、ニメスリド、ニトロフルルビプロフェン(nitroflurbiprofen)、オルサラジン、オキサプロジン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、スルファサラジン、スリンダク、トルメチンまたはゾメピラク;
(3)バルビツール酸系鎮静薬、例えば、アモバルビタール、アプロバルビタール、ブタバルビタール、ブタルビタール(butabital)、メフォバルビタール、メタルビタール、メトヘキシタール、ペントバルビタール、フェノバルビタール(phenobartital)、セコバルビタール、タルブタール、チアミラール(theamylal)またはチオペンタール;
(4)鎮静作用を有するベンゾジアゼピン、例えば、クロルジアゼポキシド、クロラゼペート(clorazepate)、ジアゼパム、フルラゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、テマゼパムまたはトリアゾラム;
(5)鎮静作用を有するヒスタミン(H1)アンタゴニスト、例えば、ジフェンヒドラミン、ピリラミン、プロメタジン、クロルフェニラミンまたはクロルシクリジン;
(6)鎮静薬、例えば、グルテチミド、メプロバメート、メタカロンまたはジクロラルフェナゾン;
(7)骨格筋弛緩薬、例えば、バクロフェン、カリソプロドール、クロルゾキサゾン、シクロベンザプリン、メトカルバモールまたはオルフレナジン(orphrenadine);
(8)NMDAレセプターアンタゴニスト、例えば、デキストロメトルファン((+)−3−ヒドロキシ−N−メチルモルフィナン)またはその代謝産物デキストロルファン((+)−3−ヒドロキシ−N−メチルモルフィナン)、ケタミン、メマンチン、ピロロキノリンキニン、cis−4−(ホスホノメチル)−2−ピペリジンカルボン酸、ブジピン、EN−3231(MorphiDex(登録商標))、モルヒネとデキストロメトルファンとの複合製剤)、トピラマート、ネラメキサンまたはペルジンホテル(NR2Bアンタゴニストを含む)、例えば、イフェンプロジル、トラキソプロジルまたは(−)−(R)−6−{2−[4−(3−フルオロフェニル)−4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル]−1−ヒドロキシエチル−3,4−ジヒドロ−2(1H)−キノリノン;
(9)アルファ−アドレナリン作用薬、例えば、ドキサゾシン、タムスロシン、クロニジン、グアンファシン、デキスメデトミジン(dexmetatomidine)、モダフィニルまたは4−アミノ−6,7−ジメトキシ−2−(5−メタン−スルホンアミド−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノラ−2−イル)−5−(2−ピリジル)キナゾリン;
(10)三環系抗うつ薬、例えば、デシプラミン、イミプラミン、アミトリプチリンまたはノルトリプチリン;
(11)抗痙攣薬、例えば、カルバマゼピン(Tegretol(登録商標))、ラモトリジン、トピラマート、ラコサミド(Vimpat(登録商標))またはバルプロエート;
(12)タキキニン(NK)アンタゴニスト、特に、NK−3、NK−2またはNK−1アンタゴニスト、例えば、(アルファR,9R)−7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−8,9,10,11−テトラヒドロ−9−メチル−5−(4−メチルフェニル)−7H−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]−ナフチリジン−6−13−ジオン(TAK−637)、5−[[(2R,3S)−2−[(1R)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エトキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−モルホリニル]−メチル]−1,2−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(MK−869)、アプレピタント、ラネピタント(lanepitant)、ダピタント(dapitant)または3−[[2−メトキシ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−メチルアミノ]−2−フェニルピペリジン(2S,3S);
(13)ムスカリンアンタゴニスト、例えば、オキシブチニン、トルテロジン、プロピベリン、塩化トロプシウム(tropsium chloride)、ダリフェナシン、ソリフェナシン、テミベリンおよびイプラトロピウム;
(14)COX−2選択的阻害剤、例えば、セレコキシブ、ロフェコキシブ、パレコキシブ、バルデコキシブ、デラコキシブ、エトリコキシブまたはルミラコキシブ;
(15)コールタール鎮痛薬、特に、パラセタモール;
(16)神経弛緩薬、例えば、ドロペリドール、クロルプロマジン、ハロペリドール、ペルフェナジン、チオリダジン、メソリダジン、トリフルオペラジン、フルフェナジン、クロザピン、オランザピン、リスペリドン、ジプラシドン、クエチアピン、セルチンドール、アリピプラゾール、ソネピプラゾール、ブロナンセリン、イロペリドン、ペロスピロン、ラクロプライド、ゾテピン、ビフェプルノクス、アセナピン、ルラシドン、アミスルプリド、バラペリドン、パリンドール(palindore)、エプリバンセリン、オサネタント、リモナバント、メクリネルタント、Miraxion(登録商標)またはサリゾタン;
(17)バニロイドレセプターアゴニスト(例えば、レシニフェラトキシン(resinferatoxin)もしくはシバミド(civamide))またはバニロイドレセプターアンタゴニスト(例えば、カプサゼピン、GRC−15300);
(18)ベータ−アドレナリン作用薬、例えば、プロプラノロール;
(19)局所麻酔薬、例えば、メキシレチン;
(20)コルチコステロイド、例えば、デキサメタゾン;
(21)5−HTレセプターアゴニストまたは5−HTレセプターアンタゴニスト、特に、5−HT1B/1Dアゴニスト、例えば、エレトリプタン、スマトリプタン、ナラトリプタン、ゾルミトリプタンまたはリザトリプタン;
(22)5−HT2Aレセプターアンタゴニスト、例えば、R(+)−アルファ−(2,3−ジメトキシ−フェニル)−1−[2−(4−フルオロフェニルエチル)]−4−ピペリジンメタノール(MDL−100907);
(23)コリン作動性(ニコチン性)鎮痛薬、例えば、イスプロニクリン(TC−1734)、(E)−N−メチル−4−(3−ピリジニル)−3−ブテン−1−アミン(RJR−2403)、(R)−5−(2−アゼチジニルメトキシ)−2−クロロピリジン(ABT−594)またはニコチン;
(24)トラマドール(登録商標)、トラマドールER(Ultram ER(登録商標))、タペンタドールER(Nucynta(登録商標));
(25)PDE5阻害剤、例えば、5−[2−エトキシ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル−スルホニル)フェニル]−1−メチル−3−n−プロピル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン(シルデナフィル)、(6R,12aR)−2,3,6,7,12,12a−ヘキサヒドロ−2−メチル−6−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−ピラジノ[2’,1’:6,1]−ピリド[3,4−b]インドール−1,4−ジオン(IC−351またはタダラフィル)、2−[2−エトキシ−5−(4−エチル−ピペラジン−1−イル−1−スルホニル)−フェニル]−5−メチル−7−プロピル−3H−イミダゾ[5,1−f][1,2,4]トリアジン−4−オン(バルデナフィル)、5−(5−アセチル−2−ブトキシ−3−ピリジニル)−3−エチル−2−(1−エチル−3−アゼチジニル)−2,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン、5−(5−アセチル−2−プロポキシ−3−ピリジニル)−3−エチル−2−(1−イソプロピル−3−アゼチジニル)−2,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン、5−[2−エトキシ−5−(4−エチルピペラジン−1−イルスルホニル)ピリジン−3−イル]−3−エチル−2−[2−メトキシエチル]−2,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン、4−[(3−クロロ−4−メトキシベンジル)アミノ]−2−[(2S)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピリミジン−5−カルボキサミド、3−(1−メチル−7−オキソ−3−プロピル−6,7−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−5−イル)−N−[2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチル]−4−プロポキシベンゼンスルホンアミド;
(26)アルファ−2−デルタリガンド、例えば、ガバペンチン(Neurontin(登録商標))、ガバペンチンGR(Gralise(登録商標))、ガバペンチン、エナカルビル(Horizant(登録商標))、プレガバリン(Lyrica(登録商標))、3−メチルガバペンチン、(1[アルファ],3[アルファ],5[アルファ])(3−アミノ−メチル−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−3−イル)−酢酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ヘプタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ヘプタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−オクタン酸、(2S,4S)−4−(3−クロロフェノキシ)プロリン、(2S,4S)−4−(3−フルオロベンジル)−プロリン、[(1R,5R,6S)−6−(アミノメチル)ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル]酢酸、3−(1−アミノメチル−シクロヘキシルメチル)−4H−[1,2,4]オキサジアゾール−5−オン、C−[1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−シクロヘプチル]−メチルアミン、(3S,4S)−(1−アミノメチル−3,4−ジメチル−シクロペンチル)−酢酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−ノナン酸、(3S,5R)−3−アミノ−5−メチル−オクタン酸、(3R,4R,5R)−3−アミノ−4,5−ジメチル−ヘプタン酸および(3R,4R,5R)−3−アミノ−4,5−ジメチル−オクタン酸;
(27)カンナビノイド、例えば、KHK−6188;
(28)代謝型グルタミン酸サブタイプ1レセプター(mGluR1)アンタゴニスト;
(29)セロトニン再取り込み阻害剤、例えば、セルトラリン、セルトラリン代謝産物デメチルセルトラリン、フルオキセチン、ノルフルオキセチン(フルオキセチンデスメチル代謝産物)、フルボキサミン、パロキセチン、シタロプラム、シタロプラム代謝産物デスメチルシタロプラム、エスシタロプラム、d,l−フェンフルラミン、フェモキセチン、イホキセチン、シアノドチエピン(cyanodothiepin)、リトキセチン、ダポキセチン、ネファゾドン、セリクラミンおよびトラゾドン;
(30)ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)再取り込み阻害剤、例えば、マプロチリン、ロフェプラミン、ミルタゼピン(mirtazepine)、オキサプロチリン、フェゾラミン、トモキセチン、ミアンセリン、ブプロプリオン(buproprion)、ブプロプリオン代謝産物ヒドロキシブプロプリオン、ノミフェンシンおよびビロキサジン(Vivalan(登録商標))、特に、選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤、例えば、レボキセチン、特に(S,S)−レボキセチン;
(31)二重セロトニン−ノルアドレナリン再取り込み阻害剤、例えば、ベンラファキシン、ベンラファキシン代謝産物O−デスメチルベンラファキシン、クロミプラミン、クロミプラミン代謝産物デスメチルクロミプラミン、デュロキセチン(Cymbalta(登録商標))、ミルナシプランおよびイミプラミン;
(32)誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)阻害剤、例えば、S−[2−[(1−イミノエチル)アミノ]エチル]−L−ホモシステイン、S−[2−[(1−イミノエチル)−アミノ]エチル]−4,4−ジオキソ−L−システイン、S−[2−[(1−イミノエチル)アミノ]エチル]−2−メチル−L−システイン、(2S,5Z)−2−アミノ−2−メチル−7−[(1−イミノエチル)アミノ]−5−ヘプテン酸、2−[[(1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−(5−チアゾリル)−ブチル]チオ]−S−クロロ−S−ピリジンカルボニトリル;2−[[(1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−(5−チアゾリル)ブチル]チオ]−4−クロロベンゾニトリル、(2S,4R)−2−アミノ−4−[[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]チオ]−5−チアゾールブタノール、2−[[(1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−(5−チアゾリル)ブチル]チオ]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボニトリル、2−[[(1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−(5−チアゾリル)ブチル]チオ]−5−クロロベンゾニトリル、N−[4−[2−(3−クロロベンジルアミノ)エチル]フェニル]チオフェン−2−カルボキサミジン、NXN−462またはグアニジノエチルジスルフィド;
(33)アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、例えば、ドネペジル;
(34)プロスタグランジンE2サブタイプ4(EP4)アンタゴニスト、例えば、N−[({2−[4−(2−エチル−4,6−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル)フェニル]エチル}アミノ)−カルボニル]−4−メチルベンゼンスルホンアミドまたは4−[(15)−1−({[5−クロロ−2−(3−フルオロフェノキシ)ピリジン−3−イル]カルボニル}アミノ)エチル]安息香酸;
(35)ロイコトリエンB4アンタゴニスト;例えば、1−(3−ビフェニル−4−イルメチル−4−ヒドロキシ−クロマン−7−イル)−シクロペンタンカルボン酸(CP−105696)、5−[2−(2−カルボキシエチル)−3−[6−(4−メトキシフェニル)−5E−ヘキセニル]オキシフェノキシ]−吉草酸(ONO−4057)またはDPC−11870;
(36)5−リポキシゲナーゼ阻害剤、例えば、ジレウトン、6−[(3−フルオロ−5−[4−メトキシ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル])フェノキシ−メチル]−1−メチル−2−キノロン(ZD−2138)または2,3,5−トリメチル−6−(3−ピリジルメチル)−1,4−ベンゾキノン(CV−6504);
(37)ナトリウムチャネル遮断薬、例えば、リドカイン、リドカイン+テトラカインクリーム(ZRS−201)またはエスリカルバゼピン酢酸塩;
(38)NaV1.7遮断剤、例えば、XEN−402、XEN403、TV−45070、PF−05089771、CNV1014802、GDC−0276、RG7893および例えば、WO2011/140425;WO2012/106499;WO2012/112743;WO2012/125613、WO2012/116440、WO2011026240、US8883840、US8466188、またはPCT/US2013/21535(各出願の全内容が参照により本明細書に援用される)に開示されているもの。
(38a)NaV1.7遮断剤、例えば、(2−ベンジルスピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−(4−イソプロポキシ−3−メチル−フェニル)メタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−[3−メトキシ−4−[2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]ベンゾイル]−2,4−ジメチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、[8−フルオロ−2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]−(4−イソブトキシ−3−メトキシ−フェニル)メタノン、1−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−[2−(3,4−ジメチルフェノキシ)エトキシ]プロパン−2−オール、(4−ブトキシ−3−メトキシ−フェニル)−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン、[8−フルオロ−2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]−(5−イソプロポキシ−6−メチル−2−ピリジル)メタノン、(4−イソプロポキシ−3−メチル−フェニル)−[2−メチル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン、5−[2−メチル−4−[2−メチル−6−(2,2,2−トリフルオロアセチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−カルボニル]フェニル]ピリジン−2−カルボニトリル、(4−イソプロポキシ−3−メチル−フェニル)−[6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロ−2H−ピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−[3−メトキシ−4−[2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]ベンゾイル]−2−メチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−(5−イソプロポキシ−6−メチル−ピリジン−2−カルボニル)−3,3−ジメチル−スピロ[2,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−(5−イソペンチルオキシピリジン−2−カルボニル)−2−メチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、(4−イソプロポキシ−3−メトキシ−フェニル)−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−(5−イソペンチルオキシピリジン−2−カルボニル)−2,4−ジメチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、1−[(3S)−2,3−ジメチル−1’−[4−(3,3,3−トリフルオロプロポキシメチル)ベンゾイル]スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]−2,2,2−トリフルオロ−エタノン、[8−フルオロ−2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]−[3−メトキシ−4−[(1R)−1−メチルプロポキシ]フェニル]メタノン、2,2,2−トリフルオロ−1−[1’−(5−イソプロポキシ−6−メチル−ピリジン−2−カルボニル)−2,4−ジメチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]エタノン、1−[1’−[4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]−2−メチル−スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−6−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、(4−イソプロポキシ−3−メチル−フェニル)−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン、[2−メチル−6−(1−メチルシクロプロパンカルボニル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]−[4−(3,3,3−トリフルオロプロポキシメチル)フェニル]メタノン、4−ブロモ−N−(4−ブロモフェニル)−3−[(1−メチル−2−オキソ−4−ピペリジル)スルファモイル]ベンズアミドまたは(3−クロロ−4−イソプロポキシ−フェニル)−[2−メチル−6−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)スピロ[3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル]メタノン。
(39)NaV1.8遮断剤、例えば、PF−04531083、PF−06372865ならびに例えば、WO2008/135826、WO2006/011050、WO2013/061205、US20130303535、WO2013131018、US8466188、WO2013114250、WO2014/1280808、WO2014/120815およびWO2014/120820(各出願の全内容が参照により本明細書に援用される)に開示されているもの。
(39a)NaV1.8遮断剤、例えば、4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド、4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、4,5−ジクロロ−2−(3−フルオロ−4−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド、5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、5−クロロ−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド、2−((5−フルオロ−2−ヒドロキシベンジル)オキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(o−トリルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、1つの実施形態において、この化合物は、3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−(メチルスルホニル)フェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(2−クロロ−4−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(4−クロロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、4−(3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド)ピコリン酸、2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノリン−3−カルボキサミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノリン−3−カルボキサミド、3−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、N−(3−スルファモイルフェニル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)キノリン−3−カルボキサミド、N−(3−スルファモイルフェニル)−3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、5−(3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド)ピコリン酸、3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−4−イル)キノキサリン−2−カルボキサミド、3−(4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)キノキサリン−2−カルボキサミド、N−(3−シアノフェニル)−3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド、N−(4−カルバモイルフェニル)−3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド、4−(3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド)安息香酸、N−(4−シアノフェニル)−3−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)キノキサリン−2−カルボキサミド、5−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、5−(2−(2,4−ジメトキシフェノキシ)−4,6−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)安息香酸、5−(2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−4,6−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)安息香酸、5−(2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)安息香酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)安息香酸、4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド)安息香酸、4−(4,5−ジクロロ−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)ベンズアミド)安息香酸、4−(4,5−ジクロロ−2−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)ベンズアミド)安息香酸、5−(4−(tert−ブチル)−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)ベンズアミド)安息香酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(2,4−ジメトキシフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、4−(4,5−ジクロロ−2−(4−クロロ−2−メトキシフェノキシ)ベンズアミド)安息香酸、5−(4,5−ジクロロ−2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)ベンズアミド)ピコリン酸、2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−5−(ジフルオロメチル)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−フルオロフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−クロロ−2−メトキシフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2,4−ジクロロ−6−(4−クロロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2,4−ジクロロ−6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4,6−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4,6−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド、5−クロロ−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−4−(ペルフルオロエチル)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、5−フルオロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミド、2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−4−シアノ−N−(3−スルファモイルフェニル)ベンズアミドまたはN−(3−スルファモイルフェニル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドである。
(40)組み合わされたNaV1.7遮断剤およびNaV1.8遮断剤、例えば、DSP−2230またはBL−1021;
(41)5−HT3アンタゴニスト、例えば、オンダンセトロン;
(42)TPRV1レセプターアゴニスト、例えば、カプサイシン(NeurogesX(登録商標)、Qutenza(登録商標));ならびにそれらの薬学的に受容可能な塩および溶媒和物;
(43)ニコチンレセプターアンタゴニスト、例えば、バレニクリン;
(44)N型カルシウムチャネルアンタゴニスト、例えば、Z−160;
(45)神経成長因子アンタゴニスト、例えば、タネズマブ;
(46)エンドペプチダーゼ刺激剤、例えば、センレボターゼ(senrebotase);
(47)アンギオテンシンIIアンタゴニスト、例えば、EMA−401;
1つの実施形態において、さらなる適切な治療剤は、V−116517、プレガバリン(Pregbalin)、制御放出プレガバリン、エゾガビン(Potiga(登録商標))、ケタミン/アミトリプチリン局所クリーム(Amiket(登録商標))、AVP−923、ペランパネル(E−2007)、ラルフィナミド、経皮的ブピバカイン(Eladur(登録商標))、CNV1014802、JNJ−10234094(カリスバメート)、BMS−954561またはARC−4558から選択される。
別の実施形態において、このさらなる適切な治療剤は、N−(6−アミノ−5−(2,3,5−トリクロロフェニル)ピリジン−2−イル)アセトアミド;N−(6−アミノ−5−(2−クロロ−5−メトキシフェニル)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;または3−((4−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)メチル)オキセタン−3−アミンから選択される。
本発明の組成物中に存在するさらなる治療剤の量は、その治療剤を唯一の活性な薬剤として含む組成物中で通常投与される量よりも多くない。本開示の組成物中のさらなる治療剤の量は、その薬剤を唯一の治療的に活性な薬剤として含む組成物中に通常存在する量の約10%〜100%の範囲である。
本発明の化合物またはその薬学的に受容可能な組成物は、移植可能な医療用デバイス(例えば、プロテーゼ、人工弁、血管移植片、ステントおよびカテーテル)をコーティングするための組成物中にも組み込まれ得る。従って、本発明は、別の局面において、上で広く記載されたような本発明の化合物、ならびに本明細書中のクラスおよびサブクラスにおける本発明の化合物と、移植可能なデバイスのコーティングに適したキャリアとを含む、移植可能なデバイスをコーティングするための組成物を含む。なお別の局面において、本発明は、移植可能なデバイスであって、上で広く記載されたような本発明の化合物、ならびに本明細書中のクラスおよびサブクラスにおける本発明の化合物と、該移植可能なデバイスのコーティングに適したキャリアとを含む組成物でコーティングされた移植可能なデバイスを含む。好適なコーティングおよびコーティングされた移植可能なデバイスの一般的な調製法は、米国特許第6,099,562号;同第5,886,026号;および同第5,304,121号に記載されている。それらのコーティングは、代表的には、生体適合性の重合材料(例えば、ヒドロゲルポリマー、ポリメチルジシロキサン、ポリカプロラクトン、ポリエチレングリコール、ポリ乳酸、エチレンビニルアセテートおよびそれらの混合物)である。それらのコーティングは、組成物に制御放出の特徴を付与するために、フルオロシリコーン、多糖類、ポリエチレングリコール、リン脂質またはそれらの組み合わせの好適な上塗りによって、必要に応じてさらに覆われてもよい。
本発明の別の局面は、被験体においてNaV1.8活性を阻害することに関し、この方法は、この被験体に、式Iの化合物またはこの化合物を含有する組成物を投与する工程を包含する。本発明のなお別の局面は、生物学的サンプルにおいてNaV1.8活性を阻害することに関し、この方法は、この生物学的サンプルを、式Iの化合物またはこの化合物を含有する組成物と接触させる工程を包含する。本明細書中で使用される場合、用語「生物学的サンプル」には、細胞培養物またはその抽出物;哺乳動物から得られた生検材料またはその抽出物;および血液、唾液、尿、便、精液、涙もしくは他の体液またはその抽出物が含まれるがこれらに限定されない。
生物学的サンプルにおけるNaV1.8活性の阻害は、当業者に公知の種々の目的のために有用である。そのような目的の例としては、生物学的現象および病理学的現象におけるナトリウムチャネルの研究;ならびに新しいナトリウムチャネル阻害剤の比較評価が挙げられるが、これらに限定されない。
スキームおよび実施例
本発明の化合物は、以下の方法を用いて容易に調製され得る。下記のスキーム1に図示されるのは、本発明の化合物を調製するための一般的な方法である。
スキーム1:XがP(O)(OH)
2である式Iの化合物の調製:
a)アルコキシピリジン−4−アミン(すなわち、2−メトキシピリジン−4−アミン)、カップリング剤(すなわち、HATU、EDCI、HOBT)、塩基(すなわち、N−メチルモルホリン、Et3N)、溶媒(すなわち、DMF、ジクロロメタン);(b)SO2Cl2、溶媒(すなわち、ジクロロメタン)中のDMF;(c)2−メトキシピリジン−4−アミン、塩基(すなわち、ピリジン)、溶媒(すなわち、ジクロロメタン、DMF);(d)TMSIまたはHBr、溶媒(すなわち、アセトニトリルまたは酢酸);(e)塩基(すなわち、Cs2CO3、Na2CO3、K2CO3、NaHCO3)、溶媒(すなわち、DMF、NMP、ジオキサン)、加熱;(f)ClCO2CH2Cl、溶媒(すなわち、CH2Cl2、DMF);(g)リン酸化試薬(すなわち、K(t−Bu)2PO4などが挙げられるK(PG1)2PO4)、(n−Bu)4NI、溶媒(すなわち、DMF)、塩基(例えば、DIPEA)、加熱(すなわち、70℃);(h)HOAc、H2O、溶媒(すなわち、CH3CN)、加熱(すなわち、70℃)。
当業者は、上記スキーム1における工程(f)および(g)を、中間体塩化物の単離なしで、単一の工程に組み合わせてもよいことを認識する。
スキーム1A:XがP(O)(O
−)
22M
+であるか、XがP(O)(O
−)
2D
2+であるか、またはXがP(O)(OH)O
−M
+である、式Iの化合物の調製:
(i)M+OH−またはD2+(OH−)2、2−MeTHF;(j)aq H+;(k)aq M+OH−
式Iの化合物の塩を、スキーム1Aに示されるように調製し得る。工程(i)において、M+OH−またはD2+(OH−)2で処理される化合物Iの溶液は、この化合物のジ陰イオン形態(X=−PO(O−)2・2M+または−PO(O−)2D2+)を提供する。この化合物の遊離酸形態(X=PO(OH)2)は、このジ陰イオン形態を水性の酸で処理することによって、得られ得る。この化合物のモノ陰イオン形態(X=PO(OH)O−M+)は、この遊離酸形態を1当量のM+OH−で処理することによって、調製され得る。
一般的な方法。
1H NMR(400MHz)スペクトルおよび
31P NMR (162 MHz)スペクトルは、ジメチルスルホキシド−d
6(DMSO−d
6)などの適切な重水素化溶媒中の溶液として得た。質量スペクトル(MS)は、Applied Biosystems API EX LC/MSシステムを使用して得た。化合物の純度および保持時間は、Phenomenex製のKinetix C18カラム(50×2.1mm,1.7μm粒子)(pn:00B−4475−AN))および3分間にわたる1〜99%の移動相Bの二元勾配でのランを使用する逆相HPLCによって測定した。移動相A=H
2O(0.05%CF
3CO
2H)。移動相B=CH
3CN(0.05%CF
3CO
2H)。流速=2mL/分、注入体積=3μLおよびカラム温度=50℃。シリカゲルクロマトグラフィーは、230〜400メッシュの粒径を有するシリカゲル−60を使用して行った。ピリジン、ジクロロメタン(CH
2Cl
2)、テトラヒドロフラン(THF)、ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリル(ACN)、メタノール(MeOH)および1,4−ジオキサンは、Baker製またはAldrich製であり、場合によっては、それらの試薬は、乾燥窒素下で維持されるAldrich Sure−Sealボトルだった。別段述べられない限り、全ての反応物を磁気的に撹拌した。HATUは、(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム−3−オキシドヘキサフルオロホスフェート)を表す。
実施例1
4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミドの調製
4−クロロ−2−フルオロ−安息香酸(7.0g,40.10mmol)、HATU(15.25g,40.10mmol)、2−メトキシピリジン−4−アミン(4.98g,40.10mmol)およびEt3N(22.4mL,160.4mmol)のジクロロメタン(63.0mL)中の溶液を室温で一晩撹拌した。この粗製混合物を、ヘキサン中の酢酸エチル(0〜50%)の勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)ベンズアミド(4.35g,39%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 280.04, found 281.3 (M+1)+; 保持時間: 1.31分(3分間のラン)。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.80 (s, 1H), 8.09 (m, 1H), 7.73 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.66 (dd, J = 10.1, 1.9 Hz, 1H), 7.46 (dd, J = 8.3, 1.9 Hz, 1H), 7.21 (m, 2H), 3.84 (s, 3H) ppm。
アセトニトリル(145.0mL)中の4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)ベンズアミド(4.35g,15.50mmol)に、TMSI(8.8mL,62.0mmol)を添加した。この反応物を50℃で一晩撹拌した。このアセトニトリルをエバポレートし、そしてその粗製の固体を酢酸エチルで摩砕した。その固体を濾過により単離し、そして酢酸エチルで洗浄して、4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(3.8g,92%)を得た。ESI−MS m/z calc. 266.02, found 267.1 (M+1)+; 保持時間: 1.23分(3分間のラン)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 10.86 (s, 1H), 7.73 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.68 (dd, J = 10.1, 1.9 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.71 (dd, J = 7.1, 2.1 Hz, 1H) ppm。
実施例2
2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミドの調製
4−ブロモ−2−フルオロ−ベンゾイルクロリド(2g,8.42mmol)のジクロロメタン(10.0mL)中の溶液を、2−メトキシピリジン−4−アミン(1.0g,8.42mmol)、ピリジン(2.0mL,25.27mmol)およびジクロロメタン(40.0mL)の混合物に0℃で滴下により添加した。この混合物を室温まで温め、そしてこの温度で一晩撹拌した。この混合物を1NのHCl(200mL)およびジクロロメタン(200mL)に注いだ。その層を分離し、そしてその有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、4−ブロモ−2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)ベンズアミド(1.2g,44%)をオフホワイトの固体として得た。ESI−MS m/z calc. 323.99, found 325.1 (M+1)+; 保持時間: 1.37分(3分間のラン)。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.80 (s, 1H), 8.11 − 8.06 (m, 1H), 7.79 (dd, J = 9.8, 1.7 Hz, 1H), 7.68 − 7.62 (m, 1H), 7.59 (dd, J = 8.3, 1.7 Hz, 1H), 7.23 − 7.18 (m, 2H), 3.84 (s, 3H) ppm。
4−ブロモ−2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)ベンズアミド(800mg,2.46mmol)および銅(1.6g,24.61mmol)の、DMSO(15mL)中の撹拌溶液に、耐圧容器内で、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−ヨード−エタン(4.1g,16.47mmol)を吹き込み、この容器を密封し、そして120℃で16時間加熱した。この反応混合物を水で希釈し、そしてシリカのプラグで濾過し、次いで酢酸エチルで抽出した(4回)。その有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、粗製混合物を得、これをヘキサン中の酢酸エチル(0〜40%)の勾配を使用するカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンズアミド(200mg,22%)をオフホワイトの固体として得た。ESI−MS m/z calc. 364.06, found 365.3 (M+1)+; 保持時間: 1.39分(3分間のラン)。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.98 (s, 1H), 8.11 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 7.95 (dd, J = 7.4 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.23 − 7.19 (m, 2H), 3.85 (s, 3H) ppm。
酢酸中のHBr(1.3mLの33%w/v,5.49mmol)中の2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンズアミド(200mg,0.55mmol)を100℃で2時間撹拌し、この時点で、1mlの酢酸中のHBr(33%w/v)を添加し、そしてこの混合物を100℃で4時間撹拌し、次いで室温まで冷却した。この反応混合物を水で希釈すると、沈殿物が形成された。その沈殿物を濾別し、水(2回)、冷メチル−tert−ブチルエーテルで洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンズアミド(138mg,72%)を明灰色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 350.05, found 351.3 (M+1)+; 保持時間: 1.3分(3分間のラン)。
実施例3
4,5−ジクロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミドの調製
2−メトキシピリジン−4−アミン(186.2mg,1.5mmol)、4,5−ジクロロ−2−フルオロ−安息香酸(285.1mg,1.36mmol)、HATU(622.4mg,1.64mmol)およびN−メチルモルホリン(299.9μL,2.73mmol)のDMF(3mL)中の溶液を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を合わせ、水(3回)、ブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させ、シリカのショートプラグで濾過し、そしてエバポレートにより乾固させた。その物質をHBr(酢酸中)(6.689mLの33%w/v,27.28mmol)に溶解させ、そして95℃で16時間撹拌した。この溶液を室温まで冷却し、濾過し、そして固体生成物を水(2回)、次いでエーテル(2回)で洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、4,5−ジクロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(250mg,61%)をオフホワイトの固体として得た。ESI−MS m/z calc. 299.99, found 301.3 (M+1)
+; 保持時間: 1.16分(3分間のラン)。
実施例4
2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(19)の調製
2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(25.0g,110.3mmol)のジクロロメタン(125.0mL)中の溶液を、2−メトキシピリジン−4−アミン(13.7g,110.3mmol)、ピリジン(26.8mL,330.9mmol)およびジクロロメタン(500.0mL)の混合物に0℃で滴下により添加した。この混合物を室温まで温め、そしてこの温度で一晩撹拌した。この混合物を1NのHCl(200mL)およびジクロロメタン(200mL)に注いだ。その層を分離し、そしてその有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その生成物をヘキサン中でスラリー化し、このヘキサンをデカンテーションし、そしてその生成物を減圧下で乾燥させて、2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(25.7g,74%)をクリーム色の固体として得た。ESI−MS m/z calc. 314.07, found 315.3 (M+1)+; 保持時間: 1.49分(3分間のラン)。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.96 (s, 1H), 8.15 − 8.04 (m, 1H), 8.00 − 7.85 (m, 2H), 7.76 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.26 − 7.15 (m, 2H), 3.85 (s, 3H) ppm。
酢酸(6.0mL)中の2−フルオロ−N−(2−メトキシ−4−ピリジル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.00g,3.18mmol)に、HBr(酢酸中33%)(3.9mLの33%w/v,15.91mmol)を添加し、そしてこの混合物を100℃で6時間撹拌した。さらなるHBr(2mL,酢酸中33%)を添加し、そしてこの混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、この混合物を100℃で2時間加熱し、その後、これを室温まで冷却した。この混合物を酢酸エチルと水との間で分配した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機物を水およびブラインで洗浄し(2回)、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その固体をメチル−tert−ブチルエーテル中でスラリー化し、そして濾過して、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(19)(731mg,76%)を得た。ESI−MS m/z calc. 301.05, found 301.3 (M+1)
+; 保持時間: 1.35分(3分間のラン)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.33 (s, 1H), 10.70 (s, 1H), 7.96 − 7.85 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.81 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 6.41 (dd, J = 7.2, 2.1 Hz, 1H) ppm。
実施例5
N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(5a)の調製
Cs
2CO
3(651.6mg,2mmol)を、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(60.0mg,0.2mmol)および4−(トリフルオロメトキシ)フェノール(259.1μL,2mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加し、そしてこの反応物を100℃で1時間撹拌した。この反応物を濾過し、そして水中のアセトニトリル(10〜99%)および改質剤としてのHClの勾配を使用する逆相HPLCにより精製して、N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(5a)(25.7mg,28%)を得た。ESI−MS m/z calc. 458.07, found 459.5 (M+1)
+; 保持時間: 1.80分(3分間のラン)。
実施例6
2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)の調製
2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)−ベンズアミド(13.6g,45.30mmol)、4−フルオロ−2−メチル−フェノール(17.1g,135.9mmol)、Cs
2CO
3(44.28g,135.9mmol)およびDMF(340.0mL)の混合物を100℃で1.5時間加熱した。この混合物を室温まで冷却し、そして水(500mL)に注いだ。この混合物を30分間激しく撹拌し、その後、これを濾過した。その固体を水(250mL)で洗浄し、そしてメチルtert−ブチルエーテル(200mL)でスラリー化した。この混合物を濾過し、そしてその固体をヘキサン(2×400mL)でスラリー化し、そしてその濾液を減圧下で乾燥させて、2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)(13.1g,70%)を固体として得た。ESI−MS m/z calc. 406.09, found 407.5 (M+1)
+; 保持時間: 1.73分(3分間のラン)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.28 (s, 1H), 10.63 (s, 1H), 7.84 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.26 − 7.20 (m, 1H), 7.14 − 7.06 (m, 2H), 7.00 − 6.95 (m, 1H), 6.75 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.38 (dd, J = 7.2, 2.1 Hz, 1H), 2.16 (s, 3H) ppm。
実施例7
2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(4a)の調製
Cs2CO3(651.6mg,2.0mmol)を、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(60.0mg,0.2mmol)および4−フルオロ−3−メトキシフェノール(228μl,2.0mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加し、そしてこの反応物を100℃で1時間撹拌した。この反応物を濾過し、そして水中のアセトニトリル(10〜99%)および改質剤としてのHClの勾配を使用する逆相HPLCにより精製して、2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(4a)(67.9mg,80%)を得た。ESI−MS m/z calc. 422.09, found 423.2 (M+1)+; 保持時間: 1.56分(3分間のラン)。
親化合物4aについて上に記載されたものと類似の手順に従って、以下の化合物を、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよび以下のアルコールから調製した。
実施例8
5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(7a)の調製
Cs2CO3(879.9mg,2.7mmol)を、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−5−クロロベンズアミド(72.0mg,0.27mmol)および4−フルオロ−3−メトキシフェノール(307.7μl,2.7mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加し、そしてこの反応物を100℃で1時間撹拌した。この反応物を濾過し、そして水中のアセトニトリル(10〜99%)および改質剤としてのHClの勾配を使用する逆相HPLCにより精製して、5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(7a)(31.8mg,30%)を得た。ESI−MS m/z calc. 388.06, found 389.10 (M+1)+; 保持時間: 1.52分(3分間のラン)。
親化合物7aについて上に記載されたものと類似の手順に従って、以下の化合物を、5−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミドおよび以下のアルコールから調製した。
実施例9
4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(1a)の調製
Cs2CO3(97.7mg,0.3mmol)を、4,5−ジクロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(30.1mg,0.1mmol)および4−フルオロ−3−メトキシフェノール(42.6mg,0.3mmol)のNMP(0.5mL)中の溶液に添加し、そしてこの反応物を90℃で2時間撹拌した。この反応物を濾過し、そして水中のアセトニトリル(1〜99%)および改質剤としてのHClの勾配を使用する逆相HPLCにより精製して、4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(1a)(13.2mg,30%)を得た。ESI−MS m/z calc. 422.02, found 423.3 (M+1)+; 保持時間: 1.57分(3分間のラン)。
親化合物1aについて上に記載されたものと類似の手順に従って、以下の化合物を、4,5−ジクロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミドおよび以下のアルコールから調製した。
実施例10
2−(4−フルオロ−2−メトキシフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド(2a)の調製
Cs
2CO
3(69.8mg,0.21mmol)を、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(ペルフルオロエチル)ベンズアミド(25mg,0.07mmol)および4−フルオロ−2−メトキシフェノール(24.4μL,0.2mmol)のNMP(0.3mL)中の溶液に添加し、そしてこの反応物を100℃で45分間撹拌した。この反応混合物を水:酢酸エチル(9:1)に注いだ。この混合物を振盪し、そしてその固体を濾別し、エーテルで洗浄し、次いで酢酸エチルで摩砕し、そして乾燥させて、所望の生成物を得た。その母液を濾過し、そして酢酸エチルで洗浄して、2番目の収穫の物質を得た。両方の固体を合わせ、そして減圧下で乾燥させて、2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンズアミド(2a)(15.4mg,45%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 472.08, found 473.3 (M+1)+; 保持時間: 1.62分。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.32 (s, 1H), 10.62 (s, 1H), 7.83 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.39 − 7.27 (m, 2H), 7.17 (dd, J = 10.7, 2.8 Hz, 1H), 6.88 (dd, J = 11.3, 5.7 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 6.75 (s, 1H), 6.43 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H) ppm。
実施例11
4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミド(13a)の調製
4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(500mg,1.87mmol)のNMP(5mL)中の溶液に、4−フルオロ−2−メチル−フェノール(709.5mg,5.62mmol)およびCs
2CO
3(1.83g,5.62mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を90℃で2時間撹拌した。この反応混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を合わせ、3NのNaOH(3回)、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、そしてエバポレートにより乾固させた。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製により、4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(13a)(300mg,43%)を黄褐色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 372.07, found 373.1 (M+1)
+; 保持時間: 1.5分(3分間のラン)。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.25 (s, 1H), 10.48 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 7.9, 1.6 Hz, 2H), 7.21 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 6.75 (dd, J = 5.1, 1.8 Hz, 2H), 6.38 (dd, J = 7.2, 2.0 Hz, 1H), 2.16 (s, 3H) ppm。
実施例12
2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(16a)の調製
2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(30mg,0.1mmol)のDMF(1mL)中の溶液に、2,4−ジフルオロフェノール(130mg,1.0mmol)およびCs
2CO
3(325.8mg,1.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を100℃で1時間撹拌した。この反応物を25℃まで冷却し、濾過し、そして水中のアセトニトリル(10〜99%)および改質剤としてのHClの勾配を使用する逆相クロマトグラフィーにより精製して、2−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(16)を得た。ESI−MS m/z calc. 410.07, found 411.2 (M+1)+; 保持時間: 1.55分(3分間のラン)。
実施例13
N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(20)の調製
2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)(406.3mg,1.0mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(106.7μL,1.2mmol)の、ジクロロメタン(3.5mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.3mL)中の溶液を室温で4時間撹拌した。この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートにより乾固させて、N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。ESI−MS m/z calc. 454.07, found 455 (M+1)+; 保持時間: 0.73分(1分間のラン)。
先の工程から得られた粗製のN−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解させた。ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(496.6mg,2.0mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(36.94mg,0.10mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、そして水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートにより乾固させた。この物質をカラムクロマトグラフィー(40gシリカ,ヘキサン中50〜100%のEtOAc)により精製し、生成物を含む画分を集め、そしてエバポレートして、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(20)(280mg,45%)を黄色油状物として得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。ESI−MS m/z calc. 628.20, found 629 (M+1)
+; 保持時間: 0.76分(1分間のラン)。
実施例14
リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)の調製
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(20)(50mg,0.080mmol)の、アセトニトリル(1mL)、H2O(1mL)、および酢酸(1mL)中の溶液を70℃で3時間撹拌し、次いでエバポレートにより乾固させた。次いで、この物質をアセトニトリルと共エバポレートし(3回)、アセトニトリルで摩砕し、濾過し、アセトニトリルで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)(20mg,49%)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 11.49 (s, 2H), 10.77 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.27 − 7.19 (m, 1H), 7.11 (dd, J = 10.9, 7.6 Hz, 2H), 6.98 (s, 1H), 6.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.43 (dd, J = 7.5, 2.1 Hz, 1H), 5.53 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H) ppm。31P NMR (162 MHz, DMSO−d6 − 85% H3PO4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −1.76 (t, J = 9.6 Hz, 1H)。
この物質を、以下の手順に従ってさらに精製した。リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)(30.00mg,0.05810mmol)のイソプロパノール(600.0μL)中の撹拌懸濁物に、メタノール(300.0μL)を添加すると、この物質は溶液になった。NaOH(14.52μLの4M,0.058mmol)を添加すると、白色沈殿が生じ、そしてこの混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、この反応混合物を0℃まで冷却し、濾過し、冷イソプロパノールで洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 516.07, found 517.0 (M+1)+; 保持時間: 0.57分(1分間のUPLCラン)。
実施例15
リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)の代替の調製
2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド一水和物(9a)(6.0g,14.7mmol)のサンプルを減圧下65℃で脱水した。無水2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)(5.0g,12.31mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10.0mL)のジクロロメタン(50.0mL)中の溶液を室温で撹拌し、クロロギ酸クロロメチル(1.64ml,18.46mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で1時間撹拌した。この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートにより乾固させた。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(40gシリカ,ヘキサン中20〜100%のEtOAc)により精製し、生成物画分を集めてエバポレートして、N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(3.26g,7.168mmol)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.83 (s, 1H), 7.86 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.66 − 7.58 (m, 1H), 7.28 − 7.19 (m, 1H), 7.10 (dd, J = 7.7, 2.0 Hz, 2H), 6.98 (s, 1H), 6.92 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 6.50 (dd, J = 7.6, 2.3 Hz, 1H), 5.79 (s, 2H), 2.16 (s, 3H) ppm。
N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(500mg,1.1mmol)、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(409.2mg,1.65mmol)、テトラブチルアンモニウムヨージド(20.3mg,0.05mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(191.4ul,1.1mmol)の、アセトニトリル(10.0ml)中の混合物を70℃で1時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、そして水およびブラインで洗浄し、そしてその有機層をエバポレートにより乾固させた。その粗製物質をカラムクロマトグラフィー(4gシリカ,ヘキサン中25〜100%のEtOAc)により精製し、生成物画分を集めてエバポレートして、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(20)(390mg,56%)を明琥珀色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.83 (s, 1H), 7.86 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.66 − 7.58 (m, 1H), 7.28 − 7.19 (m, 1H), 7.10 (dd, J = 7.7, 2.0 Hz, 2H), 6.98 (s, 1H), 6.92 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 6.50 (dd, J = 7.6, 2.3 Hz, 1H), 5.79 (s, 2H), 2.16 (s, 3H) ppm。
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(20)(350mg,0.557mmol)のアセトニトリル(7mL)、酢酸(7mL)、およびH
2O(7mL)中の溶液を70℃で撹拌し、そしてこの脱保護反応をHPLCにより追跡した。脱保護は、1.5時間後に完了した。この反応混合物を部分的に濃縮してアセトニトリルの大部分を除去し、次いでトルエン(100ml)を添加し、そしてこの混合物をエバポレートして、水および酢酸を共沸により除去した。得られた懸濁物にヘプタン(10ml)を添加し、そしてこの懸濁物を蒸留して2〜3体積に減らした(1ml)。ヘプタン(2ml)を添加し、そしてこの懸濁物を室温でさらに撹拌し、そして濾過した。集めた固体を減圧中で乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(9)(254mg,88.4%)をオフホワイトの結晶性固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.52 (s, 2H), 10.77 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.26 − 7.19 (m, 1H), 7.09 (dd, J = 10.9, 7.6 Hz, 2H), 6.98 (s, 1H), 6.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.43 (dd, J = 7.5, 2.1 Hz, 1H), 5.53 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H) ppm。
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6) δ −2.35 (t, J = 9.6 Hz, 1H) ppm。
実施例15A
2−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
50リットルのジャケット付きガラス製反応器に、N
2入口、機械撹拌子、および冷却器を取り付けた。この撹拌子を150rpmに設定し、そしてこのジャケットの温度を40℃に設定して、2−Me−THF(6.000L,3.0vol)、2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(2000g,9.610mol)、2−メトキシピリジン−4−アミン(1.278kg,10.09mol)、およびTEA(2.917kg,4.018L,28.83mol)をこの反応器に添加し、これにより、わずかに曇った明琥珀色の溶液を得た。この反応器を反応制御に切り替え、そして35℃まで加熱した。この溶液に、2−Me−THF中のT3P(9.176kg,9.176Lの50%w/w,14.42mol)を30〜45分間かけて添加し、これにより、明琥珀色溶液を得た。2時間後、HPLC分析により、この反応が完了したと判断した(2%未満の1が残っていた)。この反応を水(1.000L,0.5vol)でクエンチし、この発熱性のクエンチ反応を制御する目的で、この水を、添加漏斗を介して10分間かけて添加した。次いで、この混合物を2−Me−THF(8.000L,4.0vol)および水(8.000L,4.0vol)で希釈し、そして30〜40℃で30分間撹拌した。撹拌を止めた後に、その層を分離し、そしてその水層を除去した。その有機層を10%の水性NaOH(6.000L,3.0vol)で洗浄し、撹拌して、エマルジョンを得た。ブライン(500.0mL,0.25vol)を添加し、そしてこの混合物を約5分間撹拌した。その層を分離し、そしてその水層を除去した。その有機層をブライン(10.00L,5.0vol)で再度洗浄し、そしてその水層を廃液した。その有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして珪藻土(セライト)で濾過した。そのフィルターケーキを2−Me−THF(4.000L,2.0vol)で洗浄し、そして吸引により乾燥させた。その濾液をロトバップに移し、そして溶媒の部分蒸留を、40℃の浴温および150mbarの圧力で開始して、この混合物中での固体の形成をもたらした。この部分蒸留中に、シクロヘキサン(10.00L,5.0vol)を少しずつ添加した。蒸留を止め、この反応混合物(約8リットル)をこのロトバップでスラリー化し、そしてその浴温を室温まで低下させた。この混合物を濾過し、そしてそのフィルターケーキをシクロヘキサン(2.000L,1.0vol)で洗浄し、そして窒素ブランケット下で吸引により乾燥させて、明黄色固体を得た。その固体をこの漏斗からすくい出し、そして減圧中(40℃,<30mbar,ロトバップ)で乾燥させて、2−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(2,501g,7.959mol,83%)を微細なオフホワイトの固体として得た。
実施例15B
2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド臭化水素酸塩の調製
N
2入口および機械撹拌子セットを取り付けた、50リットルのジャケット付きガラス製反応器に、AcOH(17.50L,7.0vol)および2−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(2500g,7.956mol)を添加し、そして得られた混合物を撹拌した。HBrのHOAc中の溶液(5.853kg,3.928Lの33%w/w,23.87mol)を添加すると、穏やかな発熱が起こり、明琥珀色溶液を得た。さらなるHBrを添加すると、この溶液はより暗い琥珀色になった。この反応混合物の温度を上昇させて、約30分間穏やかに還流させ(内部70℃)、かなりの量の気体(MeBr、HBr)の発生をもたらした。次いで、この反応混合物の内部温度を1.5時間にわたり85℃まで上昇させ、そして撹拌を85℃の温度で一晩続けた。この反応の進行を、完了するまでHPLC分析により監視し、これは、約16時間後に達成された(1%未満の2−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドが、生成物である2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド臭化水素酸塩に対して残っていた)。この反応混合物の内部温度を、30分間かけて85℃から50℃まで低下させ、次いでトルエン(7.500L,3.0vol)を添加した。撹拌を10〜15分間続けた。次いで、この反応混合物の内部温度を20℃まで低下させ、そしてこの混合物をこの温度で1〜2時間撹拌した。次いで、この反応混合物を濾過し、そして湿ったフィルターケーキをトルエン(7.500L,3.0vol)で洗浄し、そして吸引により乾燥させた。その固体材料をこのフィルターからすくい出し、そして減圧中(40℃,10〜25mbar,ロトバップ)で乾燥させて、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド臭化水素酸塩(2609g,6.846mol,86%)を白色の結晶性固体として得た。
実施例15C
2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)の調製
N
2入口および機械撹拌子を取り付けた、50リットルのジャケット付きガラス製反応器に、1−メチル−2−ピロリジノン(NMP)(3.75リットル)を添加した。この溶液を撹拌し、2−フルオロ−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド臭化水素酸塩(1500.2g,3.94mol,1.0eq)を添加し、その後、NMP(1リットル)を添加し、そしてそのジャケットの温度を35℃に調節した。次いで、炭酸カリウム(1631.9g,11.8mol,3.0eq,325メッシュ)を10分間かけて少しずつ添加し、この時間の間に、この反応温度は40℃まで上昇した。得られた懸濁物を4−フルオロ−2−メチルフェノール(5,546.1g,4.33mol,1.1eq,AK Scientific)のNMP(2.25リットル)中の溶液で撹拌しながら処理し、次いでその添加漏斗をNMP(0.75リットル)ですすいで、橙色懸濁物を得た。そのジャケットの温度を30分間かけて61℃まで上昇させ、そしてその懸濁物を窒素下で一晩撹拌し、この時間において、HPLC分析により、この反応が完了したと判断した。この反応混合物に2−メチルテトラヒドロフラン(15リットル)および水(15リットル)を添加し、そしてこの混合物を、全ての固体が溶解するまで撹拌した。撹拌を止め、その橙色の水層を廃液し、そしてその有機層を撹拌しながら、約52℃のジャケット温度で水(7.5リットル)で洗浄した。この水洗手順を4回(3×7.5リットルの水洗、次いで1×4.5リットルの水洗)繰り返した。得られた有機スラリーを50.8℃のジャケット温度で撹拌し、そして酢酸イソプロピル(6リットル,Sigma Aldrich)を添加した。そのジャケット温度を30分間かけて20℃まで次第に低下させ、そしてそのスラリーを一晩撹拌し、その後、沈殿した固体を濾過により集めた。集めた固体をこの反応器に戻し、約2時間撹拌しながら酢酸イソプロピルでスラリー化し、次いで濾過し、酢酸イソプロピル(1.5リットル)ですすぎ、そして減圧下65℃で乾燥させて、1253.1g(78%)の2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a)をオフホワイトの固体として得た。
実施例15D
N−(1−(クロロメチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの調製
N
2入口および機械撹拌子を取り付け、ジャケット温度を20℃に設定した、50リットルのジャケット付きガラス製反応器に、2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−N−(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(9a,2482.0g,6.11mol,1.0eq)を窒素下で添加した。100rpmで撹拌しながら酢酸エチル(25リットル)を添加し、その後、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)(342.6g,3.05mol,0.5eq)およびDMF(1.25リットル,Sigma−Aldrich)を添加した。次いで、クロロギ酸クロロメチル(815ml,9.16mol,1.5eq)を30分間かけて添加した。クロロギ酸クロロメチルの添加が完了したときに、そのジャケットの温度を30分間かけて60℃まで次第に上昇させた。得られた黄色スラリーを約60℃で3時間撹拌し、この時点で、HPLC分析により、この反応が完了したと判断した。そのジャケットの温度を20分間かけて15℃まで次第に低下させ、その後、水(500ml)を10分間かけてゆっくりと添加することによりこの反応をクエンチした。さらなる水を添加し、そしてこの混合物を115rpmで15分間撹拌した。撹拌を止め、その水層を廃棄し、そしてその有機層を水(5リットル)、その後、水(620ml)中のNaHCO
3(137g)の飽和溶液で洗浄した。その有機層に、5gのN−(1−(クロロメチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(7)の種結晶を入れ、そして得られたスラリーをロトバップ(40℃,減圧)で部分的に濃縮した(18.5リットルの有機物を除去した)。得られた懸濁物を窒素雰囲気下室温で一晩貯蔵し、この時間の間に、さらなる物質が溶液から晶出した。残りの溶媒をヘプタンで追い出し、その体積を10リットルに維持するために必要であれば、さらなるヘプタンを添加した。この濃厚な懸濁物をロトバップで室温で45分間撹拌し、次いでその固体を濾過により集めた。そのオフホワイトの固体をヘプタン(2.5リットル)で洗浄し、次いで減圧中(40℃,フルハウスバキューム)で乾燥させて、2409g(87%)のN−(1−(クロロメチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをオフホワイトの結晶性固体として得た。
実施例15E
リン酸ジ−tert−ブチル((4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル)(20)の調製
N
2入口および機械撹拌子を取り付け、ジャケット温度を41℃に設定した、50リットルのジャケット付きガラス製反応器に、N−(1−(クロロメチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1199.5g,2.64mol,1.0eq)を窒素下で添加した。酢酸エチル(12リットル)を撹拌しながら添加して、懸濁物を生成した。この混合物に、ジ−tert−ブチルリン酸カリウム(792.7g、純度95%,3.03mol,1.15eq)、次いでTBAI(9.7g,0.026mol,0.01eq)を添加した。そしてそのジャケットの温度を20分間かけて71℃まで上昇させた。得られたゼラチン状懸濁物を4.5時間撹拌し、この時点で、HPLC分析は、この反応が完了したことを示した。そのジャケットの温度を15分間かけて30℃まで上昇させ、次いで水(6リットル)を撹拌しながら添加した。その水層を廃液し、次いでその有機層を水で2回(1×3.6リットル、次いで1×2.4リットル)洗浄した。その有機層を、ロトバップを使用して、40℃で3.0〜3.5体積まで濃縮した。反溶媒としてヘプタン(1.8リットル)を添加し、次いでこのロトバップの浴のヒーターをオフにし、そしてこの混合物を室温まで冷却し、そして40rpmで一晩撹拌した。その固体を濾過により集め、ヘプタン(1.2リットル)ですすぎ、次いで減圧中45℃で乾燥させて、1417.7g(88%)のリン酸ジ−tert−ブチル((4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル)(20)を結晶性の明琥珀色固体として得た。
実施例15F
リン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル(9)の調製
N
2入口および機械撹拌子を取り付け、ジャケットの温度を40℃に設定した、72リットルのジャケット付きガラス製反応器に、リン酸ジ−tert−ブチル((4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル)(20,2820.9g,4.49mol,1.0eq)およびイソプロピルアルコール(25.4リットル,9.0体積)を添加した。この混合物を200rpmで撹拌し、そして酢酸(14.1リットル,5.0体積)を添加して、透明な溶液を得た。この透明な溶液をポリッシュ濾過(polish filter)し、そして100rpmで撹拌しながら50リットルのジャケット付きガラス製反応器システムに移した。水(5.6リットル)を添加し、そしてそのジャケットの温度を20分間かけて71℃まで上昇させた。4.5時間の撹拌および加熱の後に、HPLC分析は、この反応が完了したことを示した。そのジャケットの温度を3時間かけて19℃まで次第に低下させると、その生成物は、溶液から晶出し始めた。その固体を濾過により集め、アセトン(5リットル)ですすいだ。この固体をこの反応容器に戻し、アセトン(8.5リットル)を添加し、そのジャケットの温度を10分間かけて45℃まで上昇させ、そしてその懸濁物を撹拌した。40分後、そのジャケットの温度を30分間かけて20℃まで上昇させ、そしてその結晶性固体を濾過により集め、アセトン(5リットル)ですすぎ、そして減圧中50℃で乾燥させて、1917.7g(83%)のリン酸二水素(4−(2−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)メチル(9)を結晶性の白色固体として得た。
実施例15G
N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(21)の調製
2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンズアミド(2a)(99.9mg,0.2115mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(32.73mg,22.04μL,0.2538mmol)の、DCM(900μL)およびDMF(100μL)中の溶液を室温で4時間撹拌した(気体が発生した)。この反応混合物をEtOAcで希釈し、その有機相をsat.aq.NaHCO
3、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣をDMF(999μL)に溶解させ、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(105.0mg,0.4230mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(7.81mg,0.021mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。その有機物を合わせ、水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。カラムクロマトグラフィー(4gシリカ;ヘキサン中0〜100%のEtOAc)による精製により、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(21)(35mg,0.05039mmol,23.8%)を透明油状物として得た。ESI−MS m/z calc. 694.18787, found 695.4 (M+1)
+; 保持時間: 0.78。
実施例15H
N−[1−(クロロメチル)−2−オキソ−4−ピリジル]−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(2)の調製
リン酸ジtert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(21)(35mg,0.05039mmol)の、CH
3CN(700.0μL)、水(700.0μL)およびAcOH(700.0μL)中の溶液を1時間還流させ、次いでエバポレートにより乾固させた。次いで、この物質をCH
3CNと共エバポレートし(3回)、CH
3CNで摩砕し、濾過し、CH
3CNで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(2)(13mg,0.02210mmol,43.9%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 10.72 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 8.9, 5.9 Hz, 1H), 7.16 (dd, J = 10.7, 2.9 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 6.91 − 6.84 (m, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.47 (dd, J = 7.6, 2.2 Hz, 1H), 5.54 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 3.74 (s, 3H) ppm。
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6− 85% H
3PO
4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −1.93 (t, J = 9.7 Hz, 1H) ppm。
実施例15I
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(22)
2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(18a)(98mg,0.2498mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(38.66mg,26.39μL,0.2998mmol)の、CH
2Cl
2(1mL)およびDMF(100μL)中の溶液を室温で4時間撹拌した(気体が発生した)。この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてその有機相をsat.aq.NaHCO
3、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣をDMF(1mL)に溶解させ、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(124.0mg,0.4996mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(9.227mg,0.02498mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。その有機層を合わせ、水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。カラムクロマトグラフィー(4gシリカ;Hx中0〜100%のEtOAc)による精製により、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(22)(67mg,0.1090mmol,43.7%)を透明油状物として得た。ESI−MS m/z calc. 614.1805, found 615.5 (M+1)+; 保持時間: 0.73分。
実施例15J
リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(18)
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(22)(67mg,0.1090mmol)の、CH
3CN(1.340mL)、水(1.340mL)およびAcOH(1.340mL)中の溶液を1時間還流させ、次いでエバポレートにより乾固させた。次いで、この物質をCH
3CNと共エバポレートし(3回)、CH
3CNで摩砕し、濾過し、CH
3CNで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(18)(32mg,0.06052mmol,55.5%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 502.0553, found 503.4 (M+1)+; 保持時間: 1.39分。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 10.70 (s, 1H), 8.00 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.83 (dd, J = 8.8, 2.4 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.35 − 7.23 (m, 4H), 7.00 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 6.45 (dd, J = 7.6, 2.3 Hz, 1H), 5.53 (d, J = 9.7 Hz, 2H) ppm。
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6− 85% H
3PO
4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −2.11 (t, J = 9.6 Hz) ppm。
実施例15K
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(23)
4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(13a)(99mg,0.2656mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(82.19mg,55.35μL,0.6374mmol)の、THF(2mL)中の溶液に、DMF(0.2mL)およびCH
2Cl
2(0.5mL)を添加し、そして室温で2時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてその有機相をsat.aq.NaHCO
3、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣をDMF(1mL)に溶解させ、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(263.7mg,1.062mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(9.810mg,0.02656mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。その有機相を合わせ、水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。カラムクロマトグラフィー(12gシリカ;Hx中0〜100%のEtOAc)による精製により、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(23)(35mg,0.05882mmol,22.2%)を透明泡状物として得た。ESI−MS m/z calc. 594.1698, found 595.5 (M+1)+; 保持時間: 0.77分。
実施例15L
リン酸二水素[4−[[4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(13)
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(23)(35mg,0.05882mmol)の、CH
3CN(700.0μL)、水(700.0μL)およびAcOH(0.7mL,12.31mmol)中の溶液を90℃で20分間加熱し、次いでエバポレートし、そしてCH
3CNと共エバポレートした(3回)。この物質をCH
3CNで摩砕し、濾過し、CH
3CNで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[4−クロロ−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(13)(13mg,0.02558mmol,43.5%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 482.0446, found 483.4 (M+1)+; 保持時間: 1.41分。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 10.59 (s, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 8.2, 2.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.16 − 7.05 (m, 2H), 6.89 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.74 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.44 (dd, J = 7.6, 2.3 Hz, 1H), 5.51 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H) ppm。
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6− 85% H3PO4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −2.15 (t, J = 9.7 Hz) ppm。
実施例15M
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(24)
2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(10a)(102mg,0.2510mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(77.67mg,52.30μL,0.6024mmol)のCH
2Cl
2(2mL)中の溶液に、DMF(200μL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。この時点で、さらなるクロロギ酸クロロメチル(77.67mg,52.30μL,0.6024mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で25分間加熱した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、その有機相をsat.aq.NaHCO
3、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣をDMF(3mL)に溶解させ、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(249.3mg,1.004mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(9.271mg,0.02510mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。その有機層を合わせ、水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。カラムクロマトグラフィー(12gシリカ;Hx中0〜100%のEtOAc)による精製により、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(24)(23mg,0.03659mmol,14.6%)を透明ガラス状物質として得た。ESI−MS m/z calc. 628.19617, found 629.5 (M+1)+; 保持時間: 0.78分。
実施例15N
リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(10)
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(24)(23mg,0.03659mmol)の、CH
3CN(460.0μL)、水(460.0μL)およびAcOH(460.0μL)中の溶液を90℃で15分間加熱し、次いでエバポレートし、そしてCH
3CNと共エバポレートした(3回)。この物質をCH
3CNで摩砕し、濾過し、CH
3CNで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[2−(4−フルオロ−2−メチル−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(10)(6mg,0.01104mmol,30.2%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 516.0709, found 517.4 (M+1)+; 保持時間: 1.45分。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 11.14 (s, 1H), 8.42 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.22 (dd, J = 8.8, 2.2 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 9.5, 3.1 Hz, 1H), 7.65 − 7.50 (m, 2H), 7.35 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.88 (dd, J = 7.6, 2.4 Hz, 1H), 5.95 (d, J = 9.8 Hz, 2H), 2.57 (s, 3H) ppm。
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6− 85% H
3PO
4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −2.17 (t, J = 9.7 Hz) ppm。
実施例15O
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(25)
4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−N−(2−オキソ−1H−ピリジン−4−イル)ベンズアミド(1a)(101mg,0.2386mmol)およびクロロギ酸クロロメチル(36.92mg,24.86μL,0.2863mmol)のCH
2Cl
2(2mL)中の溶液に、DMF(200μL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。この時点で、THF(1mL)を添加し、その後、さらなるクロロギ酸クロロメチル(36.92mg,24.86μL,0.2863mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。さらなるDMF(1mL)およびクロロギ酸クロロメチル(36.92mg,24.86μL,0.2863mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で15分間加熱した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてその有機相をsat.aq.NaHCO
3、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣をDMF(1.010mL)に溶解させ、ジ−tert−ブトキシホスホリルオキシカリウム(118.5mg,0.4772mmol)およびテトラブチルアンモニウムヨージド(8.813mg,0.02386mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を70℃で4時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した(3回)。その有機層を合わせ、水、次いでブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そしてエバポレートにより乾固させた。カラムクロマトグラフィー(12gシリカ;Hx中0〜100%のEtOAc)による精製により、リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(25)(40mg,0.06197mmol,26.0%)を透明ガラス状物質として得た。ESI−MS m/z calc. 644.12573, found 647.3 (M+1)+; 保持時間: 0.81分。
実施例15P
リン酸二水素[4−[[4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(1)
リン酸ジ−tert−ブチル[4−[[4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(40mg,0.06197mmol)の、CH3CN(800.0μL)、水(800.0μL)およびAcOH(800μL,14.07mmol)中の溶液を90℃で15分間加熱し、次いでエバポレートし、そしてCH3CNと共エバポレートした(3回)。この物質をCH3CNで摩砕し、濾過し、CH3CNで洗浄し、そして乾燥させて、リン酸二水素[4−[[4,5−ジクロロ−2−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)ベンゾイル]アミノ]−2−オキソ−1−ピリジル]メチル(1)(19mg,0.03385mmol,54.6%)を白色固体として得た。ESI−MS m/z calc. 532.00055, found 533.3 (M+1)+; 保持時間: 1.5分。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 10.58 (s, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.62 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.27 (dd, J = 8.9, 5.8 Hz, 1H), 7.13 (dd, J = 10.7, 3.0 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.86 (s, 1H), 6.86 − 6.81 (m, 1H), 6.44 (dd, J = 7.6, 2.4 Hz, 1H), 5.52 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 3.76 (s, 3H) ppm。31P NMR (162 MHz, DMSO−d6−85% H3PO4 aq.を内部標準の− 0 ppmとする) δ −2.12 (t, J = 9.4 Hz) ppm。
化合物3〜8、11、12および14〜17を、化合物1、2、9、10、13および18の調製について上に記載された手順と類似の手順を使用して、調製し得る。
実施例15Q
50%のHPMCASを含む化合物9のスプレー乾燥分散物を、以下のように調製した。化合物9(14グラム)をビーカー(1000ml)に加え、その後、400mLのTHF/H2O(95:5)および100mLのMeOHを加えた。この物質を1時間撹拌して、わずかに曇った溶液を得た。別の容器内で、14グラムのヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートスクシネートHFグレード(HPMCAS−HF)を100mLのTHFに溶解させ、そしてこの混合物を15分間撹拌した。これらの2つの溶液を合わせ、そしてBuchi Mini Spray Dryerを使用して以下のパラメータを用いてスプレー乾燥させながら、連続的に撹拌した:
T入口(設定点) 78℃
T出口(開始) 38℃
T出口(終了) 35℃
窒素圧力 75psi
アスピレーター 100%
ポンプ 20%
ロタメータ 60mm
フィルタ圧力 −50mbar
冷却器温度 −5℃
ラン時間 3時間
およそ18.2gの化合物9の非晶質形態Cを、スプレー乾燥分散物(収率65%)として回収した。このスプレー乾燥分散物中の化合物9の非晶質形態Cを、XRPD(図5)およびDSCにより確認した。96℃のガラス転移温度を示す。
化合物9のニートな非晶質形態Cを、HPMCASポリマーを添加しなかったこと以外は上で議論された条件に従って、スプレー乾燥分散物により調製した。このスプレー乾燥分散物中の化合物9のニートな非晶質形態Cを、XRPD(図6)により確認した。
化合物9の結晶性形態Bの構造を、単結晶x線回折分析により確認した(図1)。単結晶回折データを、密封管Cu K−α源(Cu Kα放射線,γ=1.54178Å)およびApex II CCD検出器を備え付けたBruker Apex II回折計で獲得した。0.01×0.05×0.05mmの寸法の無色の板状晶を、データ収集のために選択した。逆格子空間に分離した40フレームの3つのバッチを得て、配向行列および初期セルパラメータを与えた。最終セルパラメータを得、そしてデータ収集が完了した後に、全データセットに基づいて改良した。
逆格子空間の回折データセットを、0.84Åの分解能まで、1.0°のステップを使用して、各低角度フレームについては60秒間、そして各高角度フレームについては120秒間の露出を使用して得た。データ収集後の結晶の観察は、分解の兆候を示さなかった。
Bruker Apexソフトウェアを使用して、データを収集し、改良し、そして換算した。その構造を、SHELXS97(Sheldrick,1990)を使用して解析した。プログラムおよび構造を、SHELXL97(Sheldrick,1997)プログラムを使用して改良した。結晶は、P2
1/cの空間群を有する単斜晶系のセルを示す。格子パラメータは、a=20.194(9)Å、b=9.205(4)Å、c=11.956(5)Å、β=95.213(8)°である。体積=2213.4(17)Å
3。高い角度の回折は弱く、高いR因子9.8%をもたらした。しかし、その構造は秩序的であり、そしてその構造中に1つの対称独立分子が存在した。
実施例16
化合物のNaV阻害特性を検出するためおよび計測するためのアッセイ
電気刺激を用いるE−VIPR光学的膜電位アッセイ法
ナトリウムチャネルは、電場を印加することにより膜電圧の変化を誘導することによって活性化され得る電圧依存性タンパク質である。電気刺激の装置および使用方法は、参照により本明細書中に援用されるIon Channel Assay Methods PCT/US01/21652に記載されており、E−VIPRと称される。その装置は、マイクロタイタープレートハンドラー、クマリンおよびオキソノールの発光を同時に記録しつつ、クマリン染色を励起させるための光学系、波形発生器、電流制御増幅器または電圧制御増幅器、およびウェル内に電極を挿入するためのデバイスを備える。組込コンピュータの制御下において、この装置は、ユーザーによってプログラムされた電気刺激プロトコルをマイクロタイタープレートのウェル内の細胞に通す。このE−VIPRアッセイを、以下の手順(試薬および溶液、アッセイプロトコル、ならびにデータ解析を含む)に従って行う。簡単にするために、この手順を過去時制で記載するが、この手順は、過去に行われたこのようなアッセイ(存在する場合)、および将来行われるこのようなアッセイ(存在する場合)に適用されることが理解される。
E−VIPRにおけるアッセイの24時間前に、ヒトNav1.8を発現するHEK細胞を、384ウェルポリリジンコーティングプレートに15,000〜20,000細胞/ウェルで播種した。HEK細胞を、10%FBS(ウシ胎仔血清,認定されたもの;GibcoBRL#16140−071)および1%Pen−Strep(ペニシリン−ストレプトマイシン;GibcoBRL#15140−122)が補充された培地(正確な組成は、各細胞型およびNaVサブタイプに特有である)中で生育した。細胞を、通気キャップが開いているフラスコにおいて、90%湿度および5%CO2で生育した。
試薬および溶液:
乾燥DMSO中の100mg/mLプルロニックF−127(Sigma#P2443)
化合物プレート:384ウェル丸底プレート、例えば、Corning384ウェルポリプロピレン丸底#3656
細胞プレート:384ウェル組織培養処理済プレート、例えば、Greiner#781091−1B
乾燥DMSO中の10mM DiSBAC6(3)(Aurora#00−100−010)
乾燥DMSO中の10mM CC2−DMPE(Aurora#00−100−008)
H2O中の200mM ABSCl
バス1緩衝液:グルコース10mM(1.8g/L)、塩化マグネシウム(無水),1mM(0.095g/L)、塩化カルシウム,2mM(0.222g/L)、HEPES10mM(2.38g/L)、塩化カリウム,4.5mM(0.335g/L)、塩化ナトリウム160mM(9.35g/L)。
ヘキシル染色溶液:バス1緩衝液+0.5%β−シクロデキストリン(使用前にこれを調製した,Sigma#C4767)、8μM CC2−DMPE+2.5μM DiSBAC6(3)。この溶液を調製するために、CC2−DMPE+DiSBAC6(3)の体積に等しい体積の10%プルロニックF127原液を加えた。調製の順序は、まず、プルロニックおよびCC2−DMPEを混合し、次いで、DiSBAC6(3)をボルテックスしながら加え、次いで、バス1+β−シクロデキストリンを加えた。
アッセイプロトコル:
1)化合物プレートに化合物(ニートなDMSO中)を予めスポットした。ビヒクルコントロール(ニートなDMSO)、ポジティブコントロール(20mM DMSO原液テトラカイン,アッセイにおいて125μMが最終濃度)および試験化合物を、ニートDMSO中における160×所望最終濃度で各ウェルに加えた。最終的な化合物プレートの体積は、80μLだった(1μLのDMSOスポットからの80倍の中間希釈;細胞プレートに移した後に160倍の最終希釈)。アッセイにおける全てのウェルについて最終DMSO濃度は、0.625%だった。
2)ヘキシル染色溶液を調製した。
3)細胞プレートを調製した。アッセイの当日に、培地を吸引し、各ウェル内に25μLの体積を残したまま、細胞を100μLのバス1溶液で3回洗浄した。
4)25μL/ウェルのヘキシル染色溶液を細胞プレートに分注した。室温または周囲条件において20〜35分間インキュベートした。
5)80μL/ウェルのバス1を化合物プレートに分注した。Acid Yellow−17(1mM)を加え、NaVサブタイプおよびアッセイ感度に応じて、塩化カリウムは4.5〜20mMに変化させた。
6)25μLの残留体積を残して、細胞プレートを100μL/ウェルのバス1で3回洗浄した。次いで、25uL/ウェルを化合物プレートから細胞プレートに移した。室温/周囲条件において20〜35分間インキュベートした。
7)E−VIPRにおいてプレートを読み取った。電流制御増幅器を使用して、10秒間にわたる刺激波パルスを送り、200Hzのスキャン速度を使用した。刺激前の記録を0.5秒間行うことにより、未刺激の強度ベースラインを得た。刺激波形に続いて、0.5秒間の刺激後記録を行うことにより、静止状態への緩和を調べた。
データ解析
データを解析し、460nmおよび580nmのチャネルにおいて計測した発光強度の正規化比として報告した。時間の関数としての反応を、以下の式を用いて得た比として報告した:
最初の比(Ri)および最終的な比(Rf)を計算することによって、データをさらに換算した。これらは、刺激前の期間の一部または全部、および刺激期間中のサンプル時点における、比の平均値だった。次いで、刺激に対する反応R=Rf/Riを計算し、時間の関数として報告した。
テトラカインなどの所望の特性を有する化合物の存在下(ポジティブコントロール)および薬理学的物質の非存在下(ネガティブコントロール)において、アッセイを行うことによって、コントロール応答を得た。ネガティブコントロール(N)およびポジティブコントロール(P)に対しての応答を上記のように計算した。化合物のアンタゴニスト活性Aは、以下のように定義される:
式中、Rは、試験化合物の比応答である。
実施例17
試験化合物のNa
V活性および阻害についての電気生理学アッセイ
パッチクランプ電気生理学を使用して、後根神経節ニューロンにおけるナトリウムチャネル遮断薬の有効性および選択性を評価した。ラットのニューロンを後根神経節から単離し、NGF(50ng/ml)の存在下において2〜10日間培養維持した(培養培地は、B27、グルタミンおよび抗生物質が補充されたNeurobasalAからなるものだった)。小径ニューロン(侵害受容器,直径8〜12μm)を視覚的に同定し、増幅器に接続された先の細いガラス電極(Axon Instruments)を用いて調べた。「電圧固定」モードを使用して、−60mVで細胞を保持しつつ化合物のIC50を評価した。さらに、「電流固定」モードを使用して、電流注入に応答した活動電位発生の遮断における化合物の有効性を試験した。これらの実験の結果は、化合物の有効性プロファイルの規定に寄与した。
本明細書中の本発明の選択された化合物および中間体は、本明細書中に記載されるアッセイを使用して計測されたとき、下記の表4に提示されるように、Nav1.8ナトリウムチャネルに対して活性がある。
IonWorksアッセイ。非NaV1.8チャネルに対する本発明の化合物の活性を決定するために、このアッセイを行う。このアッセイを、以下の手順に従って行う。簡単にするために、この手順を過去時制で記載するが、この手順は、過去に行われたこのようなアッセイ(存在する場合)、および将来行われるこのようなアッセイ(存在する場合)に適用されることが理解される。自動化されたパッチクランプシステムであるIonWorks(Molecular Devices Corporation,Inc.)を使用して、ナトリウム電流を記録した。NaVサブタイプを発現する細胞を、組織培養物から回収し、バス1の1mLあたり50万〜400万個の細胞で懸濁液中に入れた。IonWorks装置によって、384ウェル形式であること以外は従来のパッチクランプアッセイと同様に、印加した電圧固定に応答したナトリウム電流の変化を計測した。IonWorksを使用して、試験化合物を加える前および加えた後に、実験特異的な保持電位から約0mVという試験電位に細胞を脱分極させることによって電圧固定モードで用量応答関係を決定した。電流に対する化合物の影響を試験電位において計測した。
実施例19
水溶性研究
化合物9および9aの水溶性を、以下の手順に従って決定した。溶解度データを、周囲条件で、振盪床でこの化合物を水と24時間平衡化させ、その後、この飽和溶液の遠心分離および分離を行うことにより、決定した。各媒質のpH値を遠心分離前に測定し、そしてその飽和溶液をHPLCによりアッセイした。化合物9aの水への水溶性は低く(pH6.0で0.001mg/ml未満)、一方で、化合物9の水への水溶性は、およそ0.3mg/mlであった。
薬物速度論研究
本発明の選択された化合物の薬物速度論的パラメータを、以下に記載される実験で決定した。一般的な分析手順および具体的な実験プロトコルを、以下のように使用した:
一般的な分析手順
以下の一般的な分析手順を、以下に記載される薬物速度論実験において使用した:
サンプル分析。血漿中の化合物9および化合物9aの濃度を、高速液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(HPLC/MS/MS)法を使用して決定した。抽出前に、血漿サンプルを、その用量レベルに依存して、必要に応じて、適切な希釈因子でブランク血漿を使用して希釈した。化合物9aおよび化合物9を、内部標準物質(IS)と一緒に、(希釈した)血漿から20μLずつ、アセトニトリルでの(1:25の比の血漿/アセトニトリル)直接タンパク質沈降により抽出した。遠心分離後、その上清抽出物(10μL)をLC/MS/MSシステムに注入した。このHPLCシステムは、Phenomenex Synergy Kinetix C8カラム,2.6ミクロン,2.0mm直径×75mm長さを備え、水中またはアセトニトリル中0.1%のギ酸からなる勾配移動相で溶出した。
これらの分析物を、MS/MSにより、エレクトロスプレーイオン化(ESI)を用いて、多重反応モニタリング(MRM)のモードで検出した。定量下限(LLOQ)は、化合物9aについては1〜10ng/mLであり、そして化合物9については2.5〜25ng/mLであった。このアッセイの線形範囲は、化合物9aについては1または10〜10000ng/mLであり、そして化合物9については2.5または25〜10000ng/mLであった。日内および日間のアッセイ精度は、名目値の20%以内であった。日内および日間のアッセイ変動性は、20%以下であった。
薬物速度論データ分析。化合物9aおよび化合物9の血漿中濃度−時間プロフィールを、ノンコンパートメント薬物速度論法によって、Watson LIMSバージョン7.4 SP3(Thermo Fisher Scientific,Inc.,Philadelphia,PA)を使用して分析した。
主要な薬物速度論的パラメータ(例えば、AUCall、AUCextra、Cmax、tmax、Cl、Vssおよびt1/2)を決定した。
統計学的データ分析。薬物速度論的パラメータの記述統計データ(平均、標準偏差(SD)を含めて)を、Watson LIMSバージョン7.4 SP3またはMicrosoft Excel 2000を使用して計算した。
サル経口研究
雄性または雌性のカニクイザル(1用量群あたりn=3)に、10mg/kg、40mg/kg、100mg/kg、300mg/kg、500mg/kg、750mg/kgおよび1000mg/kgの化合物9の単回名目PO用量を、栄養により投与した。化合物9を、水中30%のPEG400および10%のTPGS、または50mMのクエン酸(pH5)中5%のTPGS、5%のPVP−K30中に製剤化した。動物を、投薬前に一晩絶食させ、そして投薬の2時間後に食餌を与えた。投薬の前後に、水を利用可能にした。
血液サンプル(およそ0.25mLずつ)を、頸動脈カテーテルを介して、投薬前、ならびに投薬後0.25時間、0.5時間、1時間、2時間、4時間、8時間、12時間、24時間、48時間、および72時間に集めた。各血液をチューブに集めた。このチューブを氷上に維持し、EDTAカリウムを抗凝固薬として含んだ。血漿を分離し、そして分析までおよそ−70℃で貯蔵した。
血漿サンプルを、クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)法を使用して分析して、化合物9aおよび化合物9の濃度を、化合物9aについては1.00〜10.0ng/mL、そして化合物9については10.0〜25.0ng/mLの定量下限(LLOQ)で決定した。化合物9aの血漿中濃度対時間のデータを、ノンコンパートメント薬物速度論(PK)分析に供した。この分析の結果を表7に与える。化合物9については、血漿中濃度が大部分のサンプルについてLLOQ未満であったので、PK分析を実施できなかった。
ラット経口研究
雄性および雌性のSprague Dawleyラットの群(1用量群あたりn=3)に、10mg/kg、100mg/kg、400mg/kg、640mg/kg、1000mg/kg(雄性について)、および30mg/kg、100mg/kg、300mg/kg、640mg/kg、1000mg/kg(雌性について)の単回名目経口用量の化合物9を、栄養により投与した。化合物9を、水中30%のPEG400および10%のTPGS、または50mMのクエン酸(pH5)中5%のTPGS、5%のPVP−K30のいずれかの中に製剤化した。投薬の前後に、動物を食餌および水に自由にアクセスさせた。血液サンプル(およそ0.25mLずつ)を、頸動脈カテーテルを介して、投薬前、ならびに投薬後0.25時間、0.5時間、1時間、2時間、4時間、8時間、12時間、24時間、48時間および72時間に集めた。各血液をチューブに集めた。このチューブを氷上に維持し、EDTAカリウムを抗凝固薬として含んだ。血漿を分離し、そして分析までおよそ−70℃で貯蔵した。
血漿サンプルを、クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)法を使用して分析して、化合物9aおよび化合物9の濃度を、化合物9aについては1ng/mL〜25ng/mL、そして化合物9については2.5ng/mL〜25ng/mLの定量下限(LLOQ)で決定した。化合物9aの血漿中濃度対時間のデータを、ノンコンパートメント薬物速度論(PK)分析に供した。この分析の結果を表8に与える。化合物9については、血漿中濃度が大部分のサンプルについてLLOQ未満であったので、PK分析を実施できなかった。
1用量レベルあたりN=3匹のラット、平均±標準偏差
ラットIV研究
雄性Sprague Dawleyラット(n=3)に、1mg/kgの単回名目IVボーラス用量の化合物9を、頸静脈カニューレを介して投与した。化合物9を、DMIビヒクル(35%のPEG400、15%のエタノール、10%のジメチルイソソルビドおよび40%の(水中5%のデキストラン)からなる)中に製剤化した。投薬の前後に、動物を食餌および水に自由にアクセスさせた。血液サンプル(およそ0.25mLずつ)を、頸動脈カテーテルを介して、投薬前、ならびに投薬後5分、10分、0.25時間、0.5時間、1時間、2時間、4時間、8時間、12時間、24時間に集めた。各血液をチューブに集めた。このチューブを氷上に維持し、EDTAカリウムを抗凝固薬として含んだ。血漿を分離し、そして分析までおよそ−70℃で貯蔵した。
血漿サンプルを、クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)法を使用して分析して、化合物9aおよび化合物9の濃度を、化合物9aについては1ng/mL、そして化合物9については2.5ng/mLの定量下限(LLOQ)で決定した。血漿中濃度対時間のデータを、ノンコンパートメント薬物速度論(PK)分析に供した。この分析の結果を表9に与える。化合物9については、血漿中濃度が大部分のサンプルについてLLOQ未満であったので、PK分析を実施できなかった。
上記研究は、少なくともラットおよびサルにおいて、化合物9がインビボで化合物9aに転換されることを実証する。
本明細書中に記載される実施形態の多くの改変および変更が、当業者に明らかであるような範囲から逸脱することなく行われ得る。本明細書中に記載される特定の実施形態は、単なる例として提供される。