JP2017511324A5 - - Google Patents
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以下、本発明の実施形態を示す。
(1)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原が、RTS,Sであり、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記方法。
(2)第1のアジュバント及び第2のアジュバントが、同じ成分から成る、(1)に記載の方法。
(3)第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合で同じ成分から成る、(1)又は(2)に記載の方法。
(4)第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有する、(1)〜(3)のいずれか1に記載の方法。
(5)第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の量である、(1)〜(4)のいずれか1に記載の方法。
(6)第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の量である、(1)〜(5)のいずれか1に記載の方法。
(7)第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニストを含み、TLRアゴニストが、3D-MPLなどTLR4アゴニストである、(1)〜(6)のいずれか1に記載の方法。
(8)第1及び第2のアジュバントが、QS21など免疫学的に活性なサポニンを含み、任意選択でステロールを更に含む、(1)〜(7)のいずれか1に記載の方法。
(9)第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中に3D-MPL及びQS21を含む、(1)〜(8)のいずれか1に記載の方法。
(10)第1のアジュバントが、50μgなど25〜75μgの3D-MPL及び50μgなど25〜75μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、10μgなど5〜15μgの3D-MPL及び10μgなど5〜15μgのQS21を含む、(9)に記載の方法。
(11)第1のアジュバントが、25μgなど12.5〜37.5μgの3D-MPL及び25μgなど12.5〜37.5μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、5μgなど2.5〜7.5μgの3D-MPL及び5μgなど2.5〜7.5μgのQS21を含む、(9)に記載の方法。
(12)第1のアジュバント及び/又は第2のアジュバントが、アルミニウムを含まない、(1)〜(11)のいずれか1に記載の方法。
(13)第2の組成物が、第1の組成物中より少量の共通の抗原を含有する、(1)〜(12)のいずれか1に記載の方法。
(14)第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の抗原の量である、(1)〜(13)のいずれか1に記載の方法。
(15)第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の抗原の量である、(1)〜(14)のいずれか1に記載の方法。
(16)第1及び第2の組成物中の全ての抗原が同一である、(1)〜(15)のいずれか1に記載の方法。
(17)共通の抗原が、熱帯熱マラリア原虫又は三日熱マラリア原虫抗原などマラリア原虫抗原である、(1)〜(16)のいずれか1に記載の方法。
(18)共通の抗原が、スポロゾイト周囲タンパク質又はそのバリアントの免疫原性断片である、(1)〜(17)のいずれか1に記載の方法。
(19)共通の抗原が、RTS、CSV-S、RTS,S及びCSV-S,S並びにRTS及びCSV-Sを含む混合粒子から成る群から選択される、(1)〜(18)のいずれか1に記載の方法。
(20)第1の組成物の投与と第2の組成物の投与との時間間隔が、1〜24カ月間、例えば1〜12カ月間など1〜18カ月間、例えば2〜24カ月間、例えば2〜12カ月間など2〜18カ月間、3〜9カ月間など2〜10カ月間、例えば7〜8カ月間など4〜8カ月間である、(1)〜(19)のいずれか1に記載の方法。
(21)第1の免疫原性組成物が、第2の免疫原性組成物の投与前に2回投与される、(1)〜(20)のいずれか1に記載の方法。
(22)第2の組成物が、第2の組成物の投与後少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、若しくは少なくとも20カ月又はそれ以上の時間間隔で1回以上の更なる回数投与される、(1)〜(21)のいずれか1に記載の方法。
(23)第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が18歳以上である、(1)〜(22)のいずれか1に記載の方法。
(24)第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が5歳未満である、(1)〜(21)のいずれか1に記載の方法。
(25)2回目の投与が、皮内に与えられる、(1)〜(24)のいずれか1に記載の方法。
(26)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法に使用する免疫原性組成物であって、前記方法が、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記免疫原性組成物。
(27)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(26)に記載の免疫原性組成物。
(28)ヒト対象において免疫応答を誘導する医薬の製造における1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物の使用であって、対象が、これまでに1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を受けたことがあり、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記使用。
(29)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(28)に記載の使用。
(30)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記方法。
(31)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(30)に記載の方法。
(32)ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合でTLR4アゴニスト並びに/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のアジュバントを含有し、ただし第1の組成物が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含む組成物でない、前記方法。
(33)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(32)に記載の方法。
(34)ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記方法。
(35)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(34)に記載の方法。
(36)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及びアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,Sを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、アジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の免疫原性組成物がアジュバントを含まない、前記方法。
(37)アジュバントが、(7)〜(9)又は(12)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(36)に記載の方法。
(38)(13)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(36)又は(37)に記載の方法。
(39)第1及び第2の組成物の両方がRTS,S 25μgを含むか、又は両方がRTS,S 50μgを含む、(36)〜(38)のいずれか1に記載の方法。
特許出願及び取得特許を含めた本出願の全ての参照文献の教示は、参照により本明細書に完全に組み込む。特定の要素を「含む」と定義された組成物又は方法若しくは過程は、その要素からなる組成物、方法若しくは過程(それぞれ)を包含するものと理解される。本発明は、以下の非限定的な実施例を参照することにより更に記述されることになる。
(1)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原が、RTS,Sであり、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記方法。
(2)第1のアジュバント及び第2のアジュバントが、同じ成分から成る、(1)に記載の方法。
(3)第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合で同じ成分から成る、(1)又は(2)に記載の方法。
(4)第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有する、(1)〜(3)のいずれか1に記載の方法。
(5)第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の量である、(1)〜(4)のいずれか1に記載の方法。
(6)第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の量である、(1)〜(5)のいずれか1に記載の方法。
(7)第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニストを含み、TLRアゴニストが、3D-MPLなどTLR4アゴニストである、(1)〜(6)のいずれか1に記載の方法。
(8)第1及び第2のアジュバントが、QS21など免疫学的に活性なサポニンを含み、任意選択でステロールを更に含む、(1)〜(7)のいずれか1に記載の方法。
(9)第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中に3D-MPL及びQS21を含む、(1)〜(8)のいずれか1に記載の方法。
(10)第1のアジュバントが、50μgなど25〜75μgの3D-MPL及び50μgなど25〜75μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、10μgなど5〜15μgの3D-MPL及び10μgなど5〜15μgのQS21を含む、(9)に記載の方法。
(11)第1のアジュバントが、25μgなど12.5〜37.5μgの3D-MPL及び25μgなど12.5〜37.5μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、5μgなど2.5〜7.5μgの3D-MPL及び5μgなど2.5〜7.5μgのQS21を含む、(9)に記載の方法。
(12)第1のアジュバント及び/又は第2のアジュバントが、アルミニウムを含まない、(1)〜(11)のいずれか1に記載の方法。
(13)第2の組成物が、第1の組成物中より少量の共通の抗原を含有する、(1)〜(12)のいずれか1に記載の方法。
(14)第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の抗原の量である、(1)〜(13)のいずれか1に記載の方法。
(15)第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の抗原の量である、(1)〜(14)のいずれか1に記載の方法。
(16)第1及び第2の組成物中の全ての抗原が同一である、(1)〜(15)のいずれか1に記載の方法。
(17)共通の抗原が、熱帯熱マラリア原虫又は三日熱マラリア原虫抗原などマラリア原虫抗原である、(1)〜(16)のいずれか1に記載の方法。
(18)共通の抗原が、スポロゾイト周囲タンパク質又はそのバリアントの免疫原性断片である、(1)〜(17)のいずれか1に記載の方法。
(19)共通の抗原が、RTS、CSV-S、RTS,S及びCSV-S,S並びにRTS及びCSV-Sを含む混合粒子から成る群から選択される、(1)〜(18)のいずれか1に記載の方法。
(20)第1の組成物の投与と第2の組成物の投与との時間間隔が、1〜24カ月間、例えば1〜12カ月間など1〜18カ月間、例えば2〜24カ月間、例えば2〜12カ月間など2〜18カ月間、3〜9カ月間など2〜10カ月間、例えば7〜8カ月間など4〜8カ月間である、(1)〜(19)のいずれか1に記載の方法。
(21)第1の免疫原性組成物が、第2の免疫原性組成物の投与前に2回投与される、(1)〜(20)のいずれか1に記載の方法。
(22)第2の組成物が、第2の組成物の投与後少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、若しくは少なくとも20カ月又はそれ以上の時間間隔で1回以上の更なる回数投与される、(1)〜(21)のいずれか1に記載の方法。
(23)第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が18歳以上である、(1)〜(22)のいずれか1に記載の方法。
(24)第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が5歳未満である、(1)〜(21)のいずれか1に記載の方法。
(25)2回目の投与が、皮内に与えられる、(1)〜(24)のいずれか1に記載の方法。
(26)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法に使用する免疫原性組成物であって、前記方法が、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記免疫原性組成物。
(27)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(26)に記載の免疫原性組成物。
(28)ヒト対象において免疫応答を誘導する医薬の製造における1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物の使用であって、対象が、これまでに1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を受けたことがあり、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記使用。
(29)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(28)に記載の使用。
(30)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記方法。
(31)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(30)に記載の方法。
(32)ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合でTLR4アゴニスト並びに/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のアジュバントを含有し、ただし第1の組成物が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含む組成物でない、前記方法。
(33)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(32)に記載の方法。
(34)ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記方法。
(35)(2)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(34)に記載の方法。
(36)ヒト対象において免疫応答を誘導する方法であって、対象にRTS,S及びアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,Sを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、アジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の免疫原性組成物がアジュバントを含まない、前記方法。
(37)アジュバントが、(7)〜(9)又は(12)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(36)に記載の方法。
(38)(13)〜(25)のいずれか1以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、(36)又は(37)に記載の方法。
(39)第1及び第2の組成物の両方がRTS,S 25μgを含むか、又は両方がRTS,S 50μgを含む、(36)〜(38)のいずれか1に記載の方法。
特許出願及び取得特許を含めた本出願の全ての参照文献の教示は、参照により本明細書に完全に組み込む。特定の要素を「含む」と定義された組成物又は方法若しくは過程は、その要素からなる組成物、方法若しくは過程(それぞれ)を包含するものと理解される。本発明は、以下の非限定的な実施例を参照することにより更に記述されることになる。
Claims (39)
- ヒト対象において免疫応答を誘導する方法において使用するための第1の免疫原性組成物と第2の免疫原性組成物との組合せ物であって、前記方法が、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原が、RTS,Sであり、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記組合せ物。 - 第1のアジュバント及び第2のアジュバントが、同じ成分から成る、請求項1記載の組合せ物。
- 第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合で同じ成分から成る、請求項1又は2記載の組合せ物。
- 第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の量である、請求項1〜4のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第2のアジュバント中の少量が、第1のアジュバント中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の量である、請求項1〜5のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニストを含み、TLRアゴニストが、3D-MPLなどTLR4アゴニストである、請求項1〜6のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第1及び第2のアジュバントが、QS21など免疫学的に活性なサポニンを含み、任意選択でステロールを更に含む、請求項1〜7のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中に3D-MPL及びQS21を含む、請求項1〜8のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第1のアジュバントが、50μgなど25〜75μgの3D-MPL及び50μgなど25〜75μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、10μgなど5〜15μgの3D-MPL及び10μgなど5〜15μgのQS21を含む、請求項9記載の組合せ物。
- 第1のアジュバントが、25μgなど12.5〜37.5μgの3D-MPL及び25μgなど12.5〜37.5μgのQS21を含み、第2のアジュバントが、5μgなど2.5〜7.5μgの3D-MPL及び5μgなど2.5〜7.5μgのQS21を含む、請求項9記載の組合せ物。
- 第1のアジュバント及び/又は第2のアジュバントが、アルミニウムを含まない、請求項1〜11のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第2の組成物が、第1の組成物中より少量の共通の抗原を含有する、請求項1〜12のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より少なくとも25%少ないなど少なくとも10%少ない、例えば少なくとも3分の1など少なくとも2分の1、例えば少なくとも5分の1など少なくとも4分の1、例えば少なくとも7分の1など少なくとも6分の1、例えば少なくとも9分の1など少なくとも8分の1、例えば少なくとも15分の1など少なくとも10分の1、例えば少なくとも20分の1の抗原の量である、請求項1〜13のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第2の組成物中のより少量の共通の抗原が、第1の組成物中より2〜20分の1など2〜50分の1、例えば2〜10分の1など2〜15分の1、例えば4〜6分の1など3〜7分の1の抗原の量である、請求項1〜14のいずれか1項記載の組合せ物。
- 第1及び第2の組成物中の全ての抗原が同一である、請求項1〜15のいずれか1項記載の組合せ物。
- 共通の抗原が、熱帯熱マラリア原虫又は三日熱マラリア原虫抗原などマラリア原虫抗原である、請求項1〜16のいずれか1項記載の組合せ物。
- 共通の抗原が、スポロゾイト周囲タンパク質又はそのバリアントの免疫原性断片である、請求項1〜17のいずれか1項記載の組合せ物。
- 共通の抗原が、RTS、CSV-S、RTS,S及びCSV-S,S並びにRTS及びCSV-Sを含む混合粒子から成る群より選択される、請求項1〜18のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、第1の組成物の投与と第2の組成物の投与との時間間隔が、1〜24カ月間、例えば1〜12カ月間など1〜18カ月間、例えば2〜24カ月間、例えば2〜12カ月間など2〜18カ月間、3〜9カ月間など2〜10カ月間、例えば7〜8カ月間など4〜8カ月間である、請求項1〜19のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、第1の免疫原性組成物が、第2の免疫原性組成物の投与前に2回投与される、請求項1〜20のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、第2の組成物が、第2の組成物の投与後少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、若しくは少なくとも20カ月又はそれ以上の時間間隔で1回以上の更なる回数投与される、請求項1〜21のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が18歳以上である、請求項1〜22のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、第1の組成物が投与されるとき、ヒト対象が5歳未満である、請求項1〜21のいずれか1項記載の組合せ物。
- 前記方法において、2回目の投与が、皮内に与えられる、請求項1〜24のいずれか1項記載の組合せ物。
- ヒト対象において免疫応答を誘導する方法において使用するための免疫原性組成物であって、前記方法が、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記免疫原性組成物。 - 請求項2〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項26記載の免疫原性組成物。
- ヒト対象において免疫応答を誘導するための医薬の製造における1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物の使用であって、対象が、これまでに1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を受けたことがあり、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、これらの2つの成分のうちの少なくとも1つを共通して有し、
第2のアジュバントが、第1のアジュバント中より少量の少なくとも1つの共通の成分を含有し、及び/又は
共通の抗原がRTS,Sであり、第2の組成物が第1の組成物中より少量のRTS,Sを含有し、
ただし、第1及び第2の組成物の両方が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含まない、
前記使用。 - 請求項2〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項28記載の使用。
- ヒト対象において免疫応答を誘導する方法において使用するための第1の免疫原性組成物と第2の免疫原性組成物との組合せ物であって、前記方法が、対象に1つ以上の抗原及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象に1つ以上の抗原及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2の組成物が、少なくとも1つの抗原を共通して有し、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記組合せ物。
- 請求項2〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項30記載の組合せ物。
- ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法において使用するための第1の免疫原性組成物と第2の免疫原性組成物との組合せ物であって、前記方法が、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、同じ相対的割合でTLR4アゴニスト並びに/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の組成物が、第1の組成物中より少量のアジュバントを含有し、ただし第1の組成物が、RTS,S並びに水中油型エマルジョン製剤と会合したQS21及び3D-MPLを含む組成物でない、前記組合せ物。
- 請求項2〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項32記載の組合せ物。
- ヒト対象においてマラリアに対する免疫応答を誘導する方法において使用するための第1の免疫原性組成物と第2の免疫原性組成物との組合せ物であって、前記方法が、対象にRTS,S及び第1のアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,S及び第2のアジュバントを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、第1及び第2のアジュバントが、リポソーム製剤中で同じ相対的割合の3D-MPL及びQS21から成り、第2の組成物が、第1の組成物中より少量の抗原及び/又はより少量のアジュバントを含有する、前記組合せ物。
- 請求項2〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項34記載の組合せ物。
- ヒト対象において免疫応答を誘導する方法において使用するための第1の免疫原性組成物と第2の免疫原性組成物との組合せ物であって、前記方法が、対象にRTS,S及びアジュバントを含む第1の免疫原性組成物を投与し、続けて対象にRTS,Sを含む第2の免疫原性組成物を投与することを含み、前記アジュバントが、TLRアゴニスト及び/又は免疫学的に活性なサポニンを含み、第2の免疫原性組成物がアジュバントを含まない、前記組合せ物。
- 前記アジュバントが、請求項7〜9又は12のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項36記載の組合せ物。
- 請求項13〜25のいずれか1項以上に記載の更なる特徴を1つ以上含む、請求項36又は37記載の組合せ物。
- 第1及び第2の組成物の両方がRTS,S 25μgを含むか、又は両方がRTS,S 50μgを含む、請求項36〜38のいずれか1項記載の組合せ物。
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