JP2018041847A - テープ貼着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルム状部材から成る基板に貼着したテープ切片からセパレータを引き上げた際に基板の端部領域が上方に引っ張り上げられてその部分が変形等してしまう事態を防止できるテープ貼着装置を提供することを目的とする。【解決手段】フィルム状部材から成る基板2の端部領域2Rをバックアップステージ33により支持し、部品接合用のテープ切片3Sをその上面に貼り付けられたセパレータSPとともに基板2の端部領域2Rに押圧して貼着した後、テープ切片3SからセパレータSPを引き上げて剥離するテープ貼着装置1において、バックアップステージ33の上部に設けられ、基板2の端部領域2Rの下面を支持する多孔質材料部90と、多孔質材料部90を通じて基板2の端部領域2Rを吸引する吸引機構93を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、フィルム状部材から成る基板の端部領域に、部品接合用のテープ切片を貼着するテープ貼着装置に関するものである。
液晶パネルの製造ラインでは、基板の端部領域に設けられた電極に駆動回路等の部品を搭載する前に、電極に部品接合用のテープ切片を貼着するテープ貼着作業を実行する。テープ貼着作業を実行するテープ貼着装置は、基板の端部領域の下面をバックアップステージにより支持した後、テープ切片をその上面に貼り付けられたセパレータとともに押圧して貼着し、テープ切片からセパレータを引き上げて剥離する動作を繰り返す構成となっている(下記の特許文献1参照)。
特開2014−107524号公報
しかしながら、上記従来のテープ貼着装置では、バックアップステージは基板の端部領域の下面を単に支持しているだけであった。このため、基板がガラス基板ではなくフレキシブル基板のように剛性の小さいフィルム状部材から成っている場合には、基板に貼着したテープ切片からセパレータを引き上げると基板の端部領域が引っ張り上げられてその部分(基板の端部領域)が変形等してしまうおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、フィルム状部材から成る基板に貼着したテープ切片からセパレータを引き上げた際に基板の端部領域が引っ張り上げられてその部分が変形等してしまう事態を防止できるテープ貼着装置を提供することを目的とする。
本発明のテープ貼着装置は、フィルム状部材から成る基板の端部領域をバックアップステージにより支持し、部品接合用のテープ切片をその上面に貼り付けられたセパレータとともに前記基板の前記端部領域に押圧して貼着した後、前記テープ切片から前記セパレータを引き上げて剥離するテープ貼着装置であって、前記バックアップステージの上部に設けられ、前記基板の前記端部領域の下面を支持する多孔質材料部と、前記多孔質材料部を通じて前記基板の前記端部領域を吸引する吸引機構とを備えた。
本発明によれば、フィルム状部材から成る基板に貼着したテープ切片からセパレータを引き上げた際に基板の端部領域が引っ張り上げられてその部分が変形等してしまう事態を防止できる。
本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置の斜視図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置の平面図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置が備えるテープ貼着部の斜視図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置が備えるテープ貼着部の側面図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージの斜視図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置の制御系統を示すブロック図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置の斜視図 本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージにより基板を支持した状態を示す側面図 (a)(b)(c)(d)本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置により基板にテープ切片を貼着する動作を説明する図 本発明の第2実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージの斜視図 本発明の第2実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージにより基板を支持した状態を示す側面図 (a)(b)本発明の第2実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージを既設基板が取り付けられた基板とともに示す斜視図 本発明の第3実施形態におけるテープ貼着装置が備えるバックアップステージの斜視図
(第1実施形態)
はじめに、本発明の第1実施形態を示す。図1及び図2は本発明の第1実施形態におけるテープ貼着装置1を示している。このテープ貼着装置1は基板2の端部領域2Rに接合テープ3を所定長さに切断して成るテープ切片3Sを貼着する装置である。以下の説明では、作業者OPから見たテープ貼着装置1の左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とする。また、上下方向をZ軸方向とする。
図1及び図2において、テープ貼着装置1は基台11上に基板移動部12とテープ貼着部13を備えている。基板移動部12は基台11の手前側(作業者OPの側)に設けられている。テープ貼着部13は基板移動部12の後方に設けられている。
図1及び図2において、基板2は矩形形状を有しており、フィルム状部材から成っている。基板2の端部領域2Rの上面には電極2dが設けられている。電極2dのX軸方向の両端部を挟む位置には一対の基板側マーク2mが設けられている。
図1及び図2において、基板移動部12は基板2を保持する基板保持テーブル21と、基板保持テーブル21を移動させるテーブル移動機構22を備えている。基板保持テーブル21はその上面に設けられた吸着孔(図示せず)において基板2の中央部2Cの下面を吸着して保持する。テーブル移動機構22は基板保持テーブル21を作動させて、基板保持テーブル21が保持した基板2をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動させる。
図1において、テープ貼着部13は、基台11上に設けられたベース部31に、ベースプレート32と、バックアップステージ33を備えている。ベースプレート32はXZ平面内を延びた形状を有しており、バックアップステージ33はベースプレート32の下方に位置している。ベースプレート32にはテープ供給部41、テープ送り部42、左右のテープ案内ローラ43、カッター部44、押圧機構45、剥離機構46及び撮像カメラ47が設けられている。
図3及び図4において、テープ供給部41は、ブラケット51、リール52、リール駆動モータ53、昇降プーリ54、固定プーリ55、ワイヤ部材56及び錘部材57を有している。ブラケット51は、ベースプレート32の左方上部に上方に延びて設けられている。リール52は、ブラケット51の左面側にX軸回りに回転自在に設けられている。リール駆動モータ53はブラケット51の右面側に設けられており、リール52をX軸回りに回転させる。リール52には、ACF(Anisotropic Conductive Film)等の部品接合用の接合テープ3にセパレータSPが貼り付けられて成るテープ部材TB(図1)が巻き付けられている。
図3及び図4において、昇降プーリ54は、ブラケット51に対して上下方向に移動自在に設けられている。固定プーリ55は、昇降プーリ54の上方に位置して設けられている。ワイヤ部材56は固定プーリ55に架け渡されており、ワイヤ部材56の一端は昇降プーリ54に連結されている。錘部材57はワイヤ部材56の他端に連結されている。
図3において、テープ送り部42は、送りローラ61、ピンチローラ62、送りローラ駆動モータ63及びテープ回収部64を備えている。送りローラ61はベースプレート32の前面の右側上部に、Y軸回りに回転自在に設けられている。ピンチローラ62は送りローラ61の上方に設けられている。送りローラ駆動モータ63は送りローラ61をY軸回りに回転させる。テープ回収部64は送りローラ61の下方において、ベースプレート32の前面に開口して設けられている。
図3において、左右のテープ案内ローラ43は、ベースプレート32の前面の最下部の左右位置に設けられている。リール52から上方に引き出されたテープ部材TBは昇降プーリ54に架け渡された後、ベースプレート32の左方を下方に延びている。左右のテープ案内ローラ43は、ベースプレート32の左方を下方に延びたテープ部材TBが水平方向(左方から右方)に向きを変え、セパレータSPを上にした水平姿勢でバックアップステージ33の上方を延びるようにテープ部材TBを案内する。
図3において、左右のテープ案内ローラ43によってバックアップステージ33の上方を水平方向に案内されたテープ部材TBは、ベースプレート32の右側を上方に延びた後、送りローラ61とピンチローラ62によって挟み込まれて、テープ回収部64に導かれている(但し、後述するように、テープ部材TBのうち接合テープ3はテープ切片3Sとして切り出され、左右のテープ案内ローラ43の中間部で基板2に貼着されてセパレータSPから分離するため、テープ回収部64に導かれるのはセパレータSPのみとなる)。昇降プーリ54は固定プーリ55に架け渡されたワイヤ部材56を介して錘部材57によって上方へ引っ張り上げられているため、リール52から引き出されたテープ部材TBには常時一定のテンションが作用している。
テープ部材TBにテンションが作用している状態から送りローラ駆動モータ63が送りローラ61を間欠回転させると、送りローラ61はピンチローラ62との間に挟んだテープ部材TBを一定距離だけ巻き取る。これによりテープ部材TBは送りローラ61が巻き取った一定距離だけ進行し、昇降プーリ54はテープ部材TBによって引き下げられる。昇降プーリ54が引き下げられると、リール駆動モータ53がリール52を回転させて、送りローラ61が巻き取った長さだけテープ部材TBを繰り出す。これにより昇降プーリ54はもとの高さの位置に復帰する。ここでは昇降プーリ54は、リール52から繰り出されたテープ部材TBのうち、送りローラ61によって送られる分の長さを確保するためのバッファとして機能している。送りローラ61が巻き取ったテープ部材TB(詳細にはセパレータSP)は、テープ回収部64が吸引して回収する。
図3において、カッター部44は、ベースプレート32の前面の左側下方に設けられている。カッター部44は、ベースプレート32の左方を下方に延びたテープ部材TBが左右のテープ案内ローラ43によってベースプレート32の上方を水平方向(左方から右方)に案内される過程において、セパレータSPを切断することなく接合テープ3を切断する。これによりセパレータSPの下面には送りローラ61によって送られる長さに相当する所定長さのテープ切片3Sが形成される。セパレータSPの下面に形成されたテープ切片3SはセパレータSPとともに右方に案内されて、セパレータSPを上にした(従って基板2への貼着面を下にした)水平姿勢で、バックアップステージ33の上方に位置される。
図3及び図4において、押圧機構45は、押圧シリンダ71と押圧ツール72を備えている。押圧シリンダ71はベースプレート32の前面の中央部に、ピストンロッド71Rを下方に向けた姿勢で取り付けられている。押圧ツール72はX軸方向に延びており、押圧シリンダ71のピストンロッド71Rの下端に取り付けられている。
図3及び図4において、剥離機構46は、ピンユニット81と剥離シリンダ82を備えている。ピンユニット81は押圧ツール72よりも右方のベースプレート32の背面側に配置されており、前方水平に突出して延びた2つのピン部材(右方ピン83と左方ピン84)を備えている。右方ピン83と左方ピン84は、ベースプレート32の下方からベースプレート32の前面側に突出して延びている。剥離シリンダ82はベースプレート32の背面側の左方に水平姿勢で設けられている。剥離シリンダ82は、ピンユニット81をX軸方向に移動させる。
図3において、右方ピン83はセパレータSPの下面側に位置しており、左方ピン84は右方ピン83の左方において、セパレータSPの上面側に位置している。すなわちセパレータSPは、押圧ツール72の右方において、2つのピン部材(右方ピン83と左方ピン84)によって挟まれた状態となっている。
図3及び図4において、撮像カメラ47はブラケット51に設けられている。撮像カメラ47は、撮像視野を下方に向けており、左右のテープ案内ローラ43の間を水平方向に延びるテープ部材TBの前方において、撮像視野内に位置した基板側マーク2mを上方から撮像する。
図5において、バックアップステージ33は上部に多孔質材から成るブロック状の多孔質材料部90を有している(図3も参照)。多孔質材料部90の上面90Sはバックアップステージ33の上面であり、基板保持テーブル21が中央部2Cを保持した基板2の端部領域2Rの下面を支持する支持面となっている。
図5において、バックアップステージ33には、多孔質材料部90に繋がる吸引管路91が設けられている。吸引管路91はバックアップステージ33の外部を延びて吸引制御バルブ92に接続されている。吸引制御バルブ92はテープ貼着装置1の外部に設けられた真空源VCに繋がっている。吸引制御バルブ92が作動して真空源VCからの真空圧を吸引管路91に供給すると、多孔質材料部90を構成する多孔質材料の細孔を通じて、多孔質材料部90の上面90Sに吸引力が発生する。バックアップステージ33により基板2の端部領域2Rが支持されている状態で多孔質材料部90の上面90Sに吸引力を発生させると、基板2の端部領域2Rは多孔質材料部90側に吸引されて、多孔質材料部90の上面90Sに密着する。
このように第1実施形態のテープ貼着装置1において、真空源VC及び吸引制御バルブ92は、バックアップステージ33の上端に設けられた多孔質材料部90の細孔を通じて基板2の端部領域2Rを吸引する吸引機構93となっている(図5)。
図6において、テープ貼着装置1が備える制御部100は、テーブル移動機構22による基板保持テーブル21の移動、カッター部44による接合テープ3の切断、撮像カメラ47による撮像、リール駆動モータ53によるリール52の間欠回転、送りローラ駆動モータ63による送りローラ61の間欠回転の各動作の制御を行う。また、制御部100は、押圧シリンダ71による押圧ツール72の昇降、剥離シリンダ82によるピンユニット81の移動及び吸引制御バルブ92による多孔質材料部90の上面90Sへの吸引力の発生の各動作の制御を行う。
図6において、撮像カメラ47の撮像によって得られた基板側マーク2mの画像データは制御部100に送られ、画像認識処理がなされる。制御部100には入出力装置としてのタッチパネル101が接続されており、作業者OPはタッチパネル101を通じてテープ貼着装置1に所要の入力を行うことができる。また作業者OPは、タッチパネル101を通じてテープ貼着装置1に関する各種情報を得ることができる。
次に、テープ貼着装置1により基板2にテープ切片3Sを貼着するテープ貼着作業の実行手順を説明する。テープ貼着作業では先ず、基板保持テーブル21が上流工程側から送られてきた基板2を受け取ってその中央部2Cを吸着保持する。
基板保持テーブル21が基板2の中央部2Cを吸着保持したら、テーブル移動機構22が作動して基板保持テーブル21を移動させ、基板2が有する2つの基板側マーク2mを撮像カメラ47に順次撮像させる。撮像カメラ47が2つの基板側マーク2mを撮像したら、テーブル移動機構22は、基板2の端部領域2Rの下面をバックアップステージ33の上面(多孔質材料部90の上面90S)に支持させる(図7及び図8)。
基板2の端部領域2Rの下面がバックアップステージ33によって支持されたら、制御部100は吸引制御バルブ92を作動させ、多孔質材料部90の上面90Sに吸引力を発生させる。これにより基板2の端部領域2Rは多孔質材料部90の上面側に吸引され、多孔質材料部90の上面90Sに密着する。
ここで、基板2の端部領域2Rは多孔質材料部90の上面に密着した状態で多孔質材料部90の細孔の内部側に吸引されることになるが、多孔質材料部90の細孔はその孔径がおよそ60μ程度であり、基板2の厚さに比較して十分に大きいことから、基板2の表面が細孔の内部に引っ張り込まれたり、基板2にボイドが発生したりすることはない。
基板2の端部領域2Rが多孔質材料部90を通じて吸引されたら、制御部100は、送りローラ駆動モータ63によってテープ送りローラ61を間欠回転させるとともに、リール駆動モータ53によってリール52を間欠回転させることによって、テープ部材TBを一定距離ずつ進行させる。また、これと同時に制御部100はテープ回収部64に吸引動作を行わせ、使用済みのテープ部材TB(セパレータSP)を回収する。
制御部100は上記のようにテープ部材TBを一定距離ずつ進行させつつ、テープ送りローラ61の間欠回転に同調してカッター部44に接合テープ3を切断させることで、セパレータSPの下面に所定長さのテープ切片3Sを形成していく。テープ部材TBが一定距離ずつ間欠送りされることで、セパレータSPの下面に形成されたテープ切片3Sは、セパレータSPを上にした水平姿勢で押圧ツール72の下方(バックアップステージ33の上方)を通過する。
左右のテープ案内ローラ43によってテープ部材TBが案内され、セパレータSPの下面に形成された複数のテープ切片3Sの列のうち、進行方向の先頭部に位置するものが押圧ツール72の下方位置に位置したら(図9(a))、制御部100は押圧シリンダ71を作動させて押圧ツール72を下降させ(図9(b)中に示す矢印C1)、押圧ツール72によってテープ切片3SをセパレータSPとともに押し下げる。これにより、バックアップステージ33により下面が支持された基板2の電極2dにテープ切片3Sが押圧され(図9(b))、接合テープ3は基板2の電極2dに貼着される。
接合テープ3が基板2の電極2dに貼着されたら、制御部100は押圧シリンダ71を作動させて押圧ツール72を上昇させる(図9(c)。図中に示す矢印C2)。押圧ツール72が上昇したら、制御部100は剥離シリンダ82を作動させ、ピンユニット81を押圧ツール72の右方から左方に移動させる(図9(d)中に示す矢印D)。これによりピンユニット81を構成する2つのピン部材(右方ピン83及び左方ピン84)は押圧ツール72の下方を右方から左方に通過し、2つのピン部材に挟まれたセパレータSPは、基板2に貼着されたテープ切片3Sの上面から引き上げられて、テープ切片3Sから剥離される。
上記のようにしてセパレータSPが引き上げられると、セパレータSPはテープ切片3Sとの間の粘着力によってテープ切片3Sを上方に引っ張り上げようとする。しかし、基板2は多孔質材料部90を通じて多孔質材料部90の上面90S側に吸引されているので、基板2の端部領域2Rが引っ張り上げられてしまうことはない。
セパレータSPがテープ切片3Sから剥離されたら、剥離シリンダ82はピンユニット81を右方に移動させて元の位置に復帰させる。ピンユニット81が元の位置に復帰したら吸引制御バルブ92が作動して基板2の端部領域2Rの吸引を解除し、テーブル移動機構22は基板保持テーブル21を手前側に移動させて、基板2を下流工程側への受渡し位置(基台11の手前側右方の位置)に位置させる。これによりテープ貼着作業が終了する。
以上説明したように第1実施形態におけるテープ貼着装置1では、バックアップステージ33の上部に設けられた多孔質材料部90によって基板2の端部領域2Rを支持し、多孔質材料部90が備える細孔を通じて基板2の端部領域2Rを吸引するようになっている。このため基板2がフィルム状部材から成る場合であっても、貼着したテープ切片3SからセパレータSPを引き上げた際に基板2の端部領域2Rが引っ張り上げられてその部分(端部領域2R)が変形等してしまう事態を防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態におけるテープ貼着装置1は、図10及び図11に示すように、第1実施形態におけるテープ貼着装置1が備えるバックアップステージ33の前面に、ブロック状の補助支持部材110が設けられた構成となっている。補助支持部材110の上面は多孔質材料部90の上面90Sと同じ高さを有しており、基板2の端部領域2Rよりも基板2の中央部2C側に位置する中間部2M(図11)の下面側を支持する。
図10において、補助支持部材110には上面に開口する複数の吸引口110Hが形成されている。補助支持部材110には、各吸引口110Hに繋がる補助吸引管路111が設けられている。補助吸引管路111は補助支持部材110の外部を延びて前述の吸引制御バルブ92に接続されている。
基板保持テーブル21に中央部2Cが保持された基板2の端部領域2Rは多孔質材料部90の上面90S(すなわちバックアップステージ33の上面)に支持され、基板2の中間部2Mは補助支持部材110の上面に支持される(図11)。基板2の端部領域2Rが多孔質材料部90の上面90Sに支持され、基板2の中間部2Mが補助支持部材110の上面に支持された状態で吸引制御バルブ92が作動し、真空源VCからの真空圧が吸引管路91及び補助吸引管路111に供給されると、多孔質材料部90はその細孔を通じて基板2の端部領域2Rを吸引し、補助支持部材110の上面に開口した複数の吸引口110Hは基板の中間部2Mを吸引する。
このため第1実施形態の場合と同様、基板2がフィルム状部材から成る場合であっても、貼着したテープ切片3SからセパレータSPを引き上げた際に基板2の端部領域2Rが引っ張り上げられてその部分(端部領域2R)が変形等してしまう事態を防止できる。
ここで、補助支持部材110に形成された複数の吸引口110Hそれぞれの孔径は、吸引する基板2の中間部2Mを吸引口110H内に引っ張り込んだり、基板2にボイドを発生させたりしない大きさとする。具体的には、吸引口110Hの孔径を0.3mm以下程度にする。
なお、第2実施形態におけるテープ貼着装置1では、補助支持部材110はバックアップステージ33に対して着脱自在であることが好ましい。これにより、Y軸方向の寸法の異なる複数の補助支持部材110を用意しておくことができ、基板2の中間部2Mの大きさ(Y軸方向の寸法)に応じた適切な上面領域を有する補助支持部材110をバックアップステージ33に取り付けて最適の状態で基板2を支持することが可能となる。
また、図12(a)に示すように、基板2が延出部2K(例えば、端部領域2Rに取り付けられたフィルム状部材から成る他の基板)を有しており、その延出部2Kの端部領域2Rに更にフィルム状部品等を取り付けるためのテープ切片3Sを貼着しようとする場合において、基板保持テーブル21によって基板2の中央部2Cを保持し、補助支持部材110によって基板2の延出部2Kの中間部2Mを保持するようにすれば(図12(b))、基板2の(ここでは延出部2Kの)端部領域2Rへのテープ切片3Sの貼着を極めて安定した状態で行うことが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態におけるテープ貼着装置1は、上述の第2実施形態におけるテープ貼着装置1から多孔質材料部90と吸引管路91を除いた構成となっている(図13)。第3実施形態におけるテープ貼着装置1では、バックアップステージ33の水平な上面で基板2の端部領域2Rを支持し、基板2の中間部2Mを補助支持部材110の上面で支持し、かつ吸引する。
第3実施形態におけるテープ貼着装置1では、基板2の端部領域2Rはバックアップステージ33の上面に載置されるだけであるが、バックアップステージ33の上面のY軸寸法が小さく、かつ、補助支持部材110に設けられた吸引口110Hが基板2の端部領域2Rに近接した位置に設けられているのであれば、基板2がフィルム状部材から成る場合であっても、貼着したテープ切片3SからセパレータSPを引き上げた際に基板2の端部領域2Rが引っ張り上げられてその部分(端部領域2R)が変形等してしまう事態を防止できる。
フィルム状部材から成る基板に貼着したテープ切片からセパレータを引き上げた際に基板の端部領域が引っ張り上げられてその部分が変形等してしまう事態を防止できるテープ貼着装置を提供する。
1 テープ貼着装置
2 基板
2C 中央部
2M 中間部
2R 端部領域
3S テープ切片
33 バックアップステージ
90 多孔質材料部
93 吸引機構
110 補助支持部材
110H 吸引口
SP セパレータ

Claims (3)

  1. フィルム状部材から成る基板の端部領域をバックアップステージにより支持し、部品接合用のテープ切片をその上面に貼り付けられたセパレータとともに前記基板の前記端部領域に押圧して貼着した後、前記テープ切片から前記セパレータを引き上げて剥離するテープ貼着装置であって、
    前記バックアップステージの上部に設けられ、前記基板の前記端部領域の下面を支持する多孔質材料部と、
    前記多孔質材料部を通じて前記基板の前記端部領域を吸引する吸引機構とを備えたことを特徴とするテープ貼着装置。
  2. 前記バックアップステージに設けられ、上面が前記多孔質材料部の上面と同じ高さを有して前記基板の前記端部領域よりも前記基板の中央部側に位置する中間部の下面を支持する補助支持部材を備え、前記吸引機構は、前記補助支持部材の上面に開口して設けられた複数の吸引口より前記基板の前記中間部を吸引することを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着装置。
  3. 前記複数の吸引口それぞれの孔径は前記吸引する前記基板にボイドを発生させない大きさであることを特徴とする請求項2に記載のテープ貼着装置。
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