JP2018065631A - トレイ振り分け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボビンを搬送するのに用いられるトレイを2本の搬送路に振り分けるトレイ振り分け装置において、トレイを均等に振り分け可能とする。
【解決手段】トレイ振り分け装置31は、2台のボビンシュートを有する実ボビン供給装置13に対してトレイ3を振り分けるための装置である。振り分け部材41は、分岐部37に設けられてトレイ3を第1搬送路38と第2搬送路39に振り分けるための部材である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導する第1姿勢Aと、トレイを第2搬送路39に誘導する第2姿勢Bとで姿勢を変更可能である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導した後は当該トレイ3によって第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更され、トレイ3を第2搬送路39に誘導した後は当該トレイ3によって第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
【選択図】図7
【解決手段】トレイ振り分け装置31は、2台のボビンシュートを有する実ボビン供給装置13に対してトレイ3を振り分けるための装置である。振り分け部材41は、分岐部37に設けられてトレイ3を第1搬送路38と第2搬送路39に振り分けるための部材である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導する第1姿勢Aと、トレイを第2搬送路39に誘導する第2姿勢Bとで姿勢を変更可能である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導した後は当該トレイ3によって第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更され、トレイ3を第2搬送路39に誘導した後は当該トレイ3によって第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
【選択図】図7
Description
本発明は、給糸ボビンを搬送するのに用いられるトレイを2本の搬送路に振り分けるトレイ振り分け装置に関し、特に、ボビン装着装置の2台のボビン装着部に向かって延びる2本の搬送路に対してトレイを振り分けるトレイ振り分け装置に関する。
従来、糸が巻装されたボビンをトレイに装着するとともに、ボビンが装着されたトレイを搬送することによってワインダユニットに供給するボビン搬送システムが知られている。
また、糸を精紡する精紡機が自動ワインダに隣接されており、該精紡機と自動ワインダとを搬送路で直結したボビン搬送システムも知られている。
また、糸を精紡する精紡機が自動ワインダに隣接されており、該精紡機と自動ワインダとを搬送路で直結したボビン搬送システムも知られている。
上記のボビン搬送システムには、トレイにボビンを装着するためのボビン装着装置が設けられている。また、ボビン装着装置として、2台のボビン装着部を配置し、搬送されてきたトレイを各ボビン装着部に振り分けることによって処理能力を向上させるものが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
上記のボビン搬送システムの搬送路は、ボビン装着装置の搬送方向上流側に分岐部を有しており、2台のボビン装着部に対応する位置には2本の並列搬送路を有しており、ボビン装着装置の搬送方向下流側には合流部を有している。この構造によって、トレイは、1本の搬送路から2本の搬送路に振り分けられて、その後にボビン装着装置に向かって搬送される。
ボビン装着装置の2台のボビン装着部の能力を最大限発揮するためには、トレイは2本の並列搬送路に均等に振り分けることが好ましい。
しかし、上記特許文献1には2台のボビン装着部を配置することしか記載されておらず、トレイを2本の並列搬送路に均等に振り分ける技術については何ら開示されていない。
しかし、上記特許文献1には2台のボビン装着部を配置することしか記載されておらず、トレイを2本の並列搬送路に均等に振り分ける技術については何ら開示されていない。
本発明の目的は、ボビンを搬送するのに用いられるトレイを2本の搬送路に振り分けるトレイ振り分け装置において、トレイを均等に振り分け可能とすることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るトレイ振り分け装置は、2台のボビン装着部を有するボビン装着装置に対してトレイを振り分けるための装置であって、トレイ搬送路と、振り分け部材とを有している。
トレイ搬送路は、トレイ導入部と、トレイ導入部に連続する分岐部と、分岐部から分岐して2台のボビン装着部に向かって延びる第1搬送路及び第2搬送路と、第1搬送路及び第2搬送路が合流する合流部と、を有する。
振り分け部材は、分岐部に設けられてトレイを第1搬送路と第2搬送路に振り分けるための部材である。振り分け部材は、トレイを第1搬送路に誘導する第1姿勢と、トレイを第2搬送路に誘導する第2姿勢とで姿勢を変更可能である。振り分け部材は、トレイを第1搬送路に誘導した後は当該トレイによって第1姿勢から第2姿勢に変更され、トレイを第2搬送路に誘導した後は当該トレイによって第2姿勢から第1姿勢に変更される。
この装置では、トレイは、トレイ導入部から分岐部に移動して、振り分け部材によって第1搬送路と第2搬送路に交互につまり均等に振り分けられる。交互振り分けが行われる理由は、振り分け部材が、トレイを第1搬送路に振り分けた後に第1姿勢から第2姿勢に変更され、トレイを第2搬送路に振り分けた後に第2姿勢から第1姿勢に変更されるからである。
さらに、振り分け部材の姿勢の変更は、搬送されるトレイによって行われる。したがって、振り分け部材を駆動するための部材(例えば、ばね、ソレノイド)が不要である。つまり、簡単な構造で振り分け動作が実現される。
トレイ搬送路は、トレイ導入部と、トレイ導入部に連続する分岐部と、分岐部から分岐して2台のボビン装着部に向かって延びる第1搬送路及び第2搬送路と、第1搬送路及び第2搬送路が合流する合流部と、を有する。
振り分け部材は、分岐部に設けられてトレイを第1搬送路と第2搬送路に振り分けるための部材である。振り分け部材は、トレイを第1搬送路に誘導する第1姿勢と、トレイを第2搬送路に誘導する第2姿勢とで姿勢を変更可能である。振り分け部材は、トレイを第1搬送路に誘導した後は当該トレイによって第1姿勢から第2姿勢に変更され、トレイを第2搬送路に誘導した後は当該トレイによって第2姿勢から第1姿勢に変更される。
この装置では、トレイは、トレイ導入部から分岐部に移動して、振り分け部材によって第1搬送路と第2搬送路に交互につまり均等に振り分けられる。交互振り分けが行われる理由は、振り分け部材が、トレイを第1搬送路に振り分けた後に第1姿勢から第2姿勢に変更され、トレイを第2搬送路に振り分けた後に第2姿勢から第1姿勢に変更されるからである。
さらに、振り分け部材の姿勢の変更は、搬送されるトレイによって行われる。したがって、振り分け部材を駆動するための部材(例えば、ばね、ソレノイド)が不要である。つまり、簡単な構造で振り分け動作が実現される。
振り分け部材は、本体部と、誘導当接部と、第1回動当接部と、第2回動当接部と、を有していてもよい。
本体部は回動可能である。
誘導当接部は、本体部に設けられ、トレイがトレイ導入部から振り分け部材に接近してきたときにトレイが当接してその後にトレイを誘導する。
第1回動当接部は、本体部において誘導当接部に対して第1搬送路側に形成されている。第1姿勢においてトレイが第1搬送路を移動するときにトレイが第1回動当接部に当接することで、振り分け部材が回動されて第1姿勢から第2姿勢に変更される。
第2回動当接部は、本体部において誘導当接部に対して第2搬送路側に形成されている。第2姿勢においてトレイが第2搬送路を移動するときにトレイが第2回動当接部に当接することで、振り分け部材が回動されて第2姿勢から第1姿勢に変更される。
この装置では、振り分け部材は、第1姿勢と第2姿勢との間で回動するだけで、トレイを均等に第1搬送路と第2搬送路に振り分けることができる。
本体部は回動可能である。
誘導当接部は、本体部に設けられ、トレイがトレイ導入部から振り分け部材に接近してきたときにトレイが当接してその後にトレイを誘導する。
第1回動当接部は、本体部において誘導当接部に対して第1搬送路側に形成されている。第1姿勢においてトレイが第1搬送路を移動するときにトレイが第1回動当接部に当接することで、振り分け部材が回動されて第1姿勢から第2姿勢に変更される。
第2回動当接部は、本体部において誘導当接部に対して第2搬送路側に形成されている。第2姿勢においてトレイが第2搬送路を移動するときにトレイが第2回動当接部に当接することで、振り分け部材が回動されて第2姿勢から第1姿勢に変更される。
この装置では、振り分け部材は、第1姿勢と第2姿勢との間で回動するだけで、トレイを均等に第1搬送路と第2搬送路に振り分けることができる。
振り分け部材が第1姿勢及び第2姿勢のいずれであっても、トレイは分岐部を通って第2搬送路に移動可能であってもよい。
第1搬送路においてトレイが停滞することで分岐部近傍にトレイが停止している場合は、次のトレイは停止中のトレイに当接して誘導されることで第2搬送路に移動するように、搬送ガイドが形成されていてもよい。
この装置では、第1搬送路においてトレイが停滞した場合に、トレイは第2搬送路に誘導される。したがって、分岐部でのトレイの搬送効率が低下しにくい。
第1搬送路においてトレイが停滞することで分岐部近傍にトレイが停止している場合は、次のトレイは停止中のトレイに当接して誘導されることで第2搬送路に移動するように、搬送ガイドが形成されていてもよい。
この装置では、第1搬送路においてトレイが停滞した場合に、トレイは第2搬送路に誘導される。したがって、分岐部でのトレイの搬送効率が低下しにくい。
トレイ振り分け装置は、第1駆動部と、第2駆動部と、センサと、コントローラとをさらに備えていてもよい。
第1駆動部は、第1搬送路を駆動する。
第2駆動部は、第2搬送路を駆動する。
センサは、合流部におけるトレイの状態を検出する。
コントローラは、
センサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが発生していると判断すれば、第1駆動部を制御することで、第1搬送路を後退・停止させ、
その後にセンサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが解消していると判断すれば、第1搬送路を前進させる。
この装置では、合流部においてトレイのブリッジが発生すれば、第1搬送路が後退・停止させられる。その後合流部におけるトレイのブリッジが解消すれば、第1搬送路が前進させられる。この結果、合流部におけるトレイのブリッジが、簡単な動作で速やかに解消される。つまり、アラーム停止時間が削減される。
第1駆動部は、第1搬送路を駆動する。
第2駆動部は、第2搬送路を駆動する。
センサは、合流部におけるトレイの状態を検出する。
コントローラは、
センサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが発生していると判断すれば、第1駆動部を制御することで、第1搬送路を後退・停止させ、
その後にセンサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが解消していると判断すれば、第1搬送路を前進させる。
この装置では、合流部においてトレイのブリッジが発生すれば、第1搬送路が後退・停止させられる。その後合流部におけるトレイのブリッジが解消すれば、第1搬送路が前進させられる。この結果、合流部におけるトレイのブリッジが、簡単な動作で速やかに解消される。つまり、アラーム停止時間が削減される。
トレイ振り分け装置は、第1搬送路及び第2搬送路にそれぞれ設けられ、トレイを前進停止及び停止解除を連続して実行する第1切り出し装置及び第2切り出し装置をさらに備えていてもよい。
コントローラは、
センサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが発生していると判断すれば、第1搬送路又は第2搬送路を後退・停止させる前に第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作を中止させ、
第1搬送路又は第2搬送路を前進させた後に第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作を開始させる。
この装置では、合流部におけるトレイのブリッジ解消を行う動作が行われる前には、第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作が中止させられている。したがって多くのトレイが合流部に向かって移動することがなく、したがって、合流部におけるトレイのブリッジが確実にかつ速やかに解消される。
コントローラは、
センサからの検出信号によって合流部においてトレイのブリッジが発生していると判断すれば、第1搬送路又は第2搬送路を後退・停止させる前に第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作を中止させ、
第1搬送路又は第2搬送路を前進させた後に第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作を開始させる。
この装置では、合流部におけるトレイのブリッジ解消を行う動作が行われる前には、第1切り出し装置及び第2切り出し装置の切り出し動作が中止させられている。したがって多くのトレイが合流部に向かって移動することがなく、したがって、合流部におけるトレイのブリッジが確実にかつ速やかに解消される。
一見地によれば、振り分け部材は、板状片である。したがって、振り分け部材が占有するスペースは小さい。
一見地によれば、振り分け部材の回動角度を制限する制限機構が設けられている。したがって、振り分け部材の回動角度が制限されることで、振り分け部材の姿勢が正確に保たれる。
一見地によれば、誘導当接部は、平面視で概ね三角形状であり、先端部と、第1搬送路側の第1受け辺と、第2搬送路側の第2受け辺とを有している。したがって、振り分け部材の形状が単純である。
一見地によれば、トレイは、ボビンが着座する着座面と、振り分け部材が当接する外周面とを有する円柱部を有する。したがって、一般的なトレイをそのまま利用可能である。
一見地によれば、センサは、合流部から先にトレイが搬送されてくるか否かを検出している。したがって、コントローラは、合流部においてトレイのブリッジが発生しているか否かを正確に判断できる。
一見地によれば、振り分け部材の回動角度を制限する制限機構が設けられている。したがって、振り分け部材の回動角度が制限されることで、振り分け部材の姿勢が正確に保たれる。
一見地によれば、誘導当接部は、平面視で概ね三角形状であり、先端部と、第1搬送路側の第1受け辺と、第2搬送路側の第2受け辺とを有している。したがって、振り分け部材の形状が単純である。
一見地によれば、トレイは、ボビンが着座する着座面と、振り分け部材が当接する外周面とを有する円柱部を有する。したがって、一般的なトレイをそのまま利用可能である。
一見地によれば、センサは、合流部から先にトレイが搬送されてくるか否かを検出している。したがって、コントローラは、合流部においてトレイのブリッジが発生しているか否かを正確に判断できる。
本発明に係るトレイ振り分け装置では、トレイを均等に振り分けることができる。
1.第1実施形態
(1)自動ワインダシステム
図1を用いて、本発明の一実施形態が採用された自動ワインダシステム101を説明する。図1は、本発明の一見地に係るトレイ振り分け装置を有する自動ワインダシステムの模式的平面図である。
自動ワインダシステム101は、自動ワインダ102と、ボビン処理装置103と、ボビン供給装置104とを備えている。自動ワインダ102は、ボビン処理装置103の図左側に設けられている。ボビン処理装置103は、ボビン供給装置104と自動ワインダ102との間に配置されている。
(1)自動ワインダシステム
図1を用いて、本発明の一実施形態が採用された自動ワインダシステム101を説明する。図1は、本発明の一見地に係るトレイ振り分け装置を有する自動ワインダシステムの模式的平面図である。
自動ワインダシステム101は、自動ワインダ102と、ボビン処理装置103と、ボビン供給装置104とを備えている。自動ワインダ102は、ボビン処理装置103の図左側に設けられている。ボビン処理装置103は、ボビン供給装置104と自動ワインダ102との間に配置されている。
自動ワインダ102は、複数の巻取ユニット105を有している。巻取ユニット105は、実ボビン管5B(後述)に巻き付けられている紡績糸を、別のボビン上に巻き返して、紡績糸の製品パッケージを製造する装置である。
ボビン処理装置103は、自動ワインダ102より排出される空ボビン管5A(後述)をトレイ3から抜き取るとともに、精紡機(図示せず)において生成された紡績糸が筒体の周囲に巻き付けて構成された精紡機(図示せず)で精紡された糸が巻回された実ボビン管5Bをトレイ3に装着して、自動ワインダ102に向けて実ボビン管5Bを供給する装置である。
ボビン供給装置104は、実ボビン管5Bを、ボビン処理装置103に供給する装置である。
ボビン処理装置103は、自動ワインダ102より排出される空ボビン管5A(後述)をトレイ3から抜き取るとともに、精紡機(図示せず)において生成された紡績糸が筒体の周囲に巻き付けて構成された精紡機(図示せず)で精紡された糸が巻回された実ボビン管5Bをトレイ3に装着して、自動ワインダ102に向けて実ボビン管5Bを供給する装置である。
ボビン供給装置104は、実ボビン管5Bを、ボビン処理装置103に供給する装置である。
(2)トレイ及びボビン
図2及び図3を用いてトレイ3及びボビン管5を説明する。図2は、トレイの斜視図である。図3は、ボビンが装着されたトレイの斜視図である。
トレイ3は、ボビン管5の搬送に用いられる搬送体である。トレイ3は、図2に示すように、円盤状の基部3aと、その上面中央から上向きに突出する円柱状のボビン差し込み部としての装着部3bとを有している。トレイ3は、基部3aと装着部3bとの間に、ボビン載置部としての中間円柱部3cを有している。中間円柱部3cは、ボビン管5が着座する着座面67と、外周面69とを有する。トレイ3は、装着部3bにボビン管5が差し込まれた姿勢状態で、該ボビン管5を搬送する。
図2及び図3を用いてトレイ3及びボビン管5を説明する。図2は、トレイの斜視図である。図3は、ボビンが装着されたトレイの斜視図である。
トレイ3は、ボビン管5の搬送に用いられる搬送体である。トレイ3は、図2に示すように、円盤状の基部3aと、その上面中央から上向きに突出する円柱状のボビン差し込み部としての装着部3bとを有している。トレイ3は、基部3aと装着部3bとの間に、ボビン載置部としての中間円柱部3cを有している。中間円柱部3cは、ボビン管5が着座する着座面67と、外周面69とを有する。トレイ3は、装着部3bにボビン管5が差し込まれた姿勢状態で、該ボビン管5を搬送する。
ボビン管5は、糸が外周面に巻かれるための円筒状の部材である。ボビン管5には若干のテーパが形成されている。
ボビン管5の底部がトレイ3の装着部3bに差し込まれることにより、図3に示すようにボビン管5がトレイ3にセットされ、トレイ3とともに搬送される。なお、以下の説明では、紡績糸が巻き付けられていないボビン管そのものを空ボビン管5Aといい、ボビン管とそれに巻き付けられた紡績糸とを合わせたものを実ボビン管5ボビン管5Bという。
ボビン管5の底部がトレイ3の装着部3bに差し込まれることにより、図3に示すようにボビン管5がトレイ3にセットされ、トレイ3とともに搬送される。なお、以下の説明では、紡績糸が巻き付けられていないボビン管そのものを空ボビン管5Aといい、ボビン管とそれに巻き付けられた紡績糸とを合わせたものを実ボビン管5ボビン管5Bという。
(3)自動ワインダ
図1に示すように、自動ワインダ102には、各巻取ユニット105まで実ボビン管5Bを搬送するための供給路106が設けられている。また、自動ワインダ102には、各巻取ユニット105から排出される空ボビン管5Aを搬送するための回収路107が形成されている。供給路106及び回収路107はベルトコンベア等から構成されており、トレイ3を用いてボビン管5を搬送する。
図1に示すように、自動ワインダ102には、各巻取ユニット105まで実ボビン管5Bを搬送するための供給路106が設けられている。また、自動ワインダ102には、各巻取ユニット105から排出される空ボビン管5Aを搬送するための回収路107が形成されている。供給路106及び回収路107はベルトコンベア等から構成されており、トレイ3を用いてボビン管5を搬送する。
(4)ボビン処理装置
ボビン処理装置103は、実ボビンや空ボビンの搬送手段として、それらをトレイ3に載せた状態で搬送するトレイ搬送ライン108を有している。トレイ搬送ライン108は、自動ワインダ102の供給路106と回収路107とに接続されている。実ボビン管5Bが装着されたトレイ3は、ボビン処理装置103からトレイ搬送ライン108及び供給路106によって巻取ユニット105に供給される。空ボビン管5Aが装着されたトレイ3は、巻取ユニット105から回収路107及びトレイ搬送ライン108によってボビン処理装置103に戻される。
ボビン処理装置103は、実ボビンや空ボビンの搬送手段として、それらをトレイ3に載せた状態で搬送するトレイ搬送ライン108を有している。トレイ搬送ライン108は、自動ワインダ102の供給路106と回収路107とに接続されている。実ボビン管5Bが装着されたトレイ3は、ボビン処理装置103からトレイ搬送ライン108及び供給路106によって巻取ユニット105に供給される。空ボビン管5Aが装着されたトレイ3は、巻取ユニット105から回収路107及びトレイ搬送ライン108によってボビン処理装置103に戻される。
トレイ搬送ライン108は、主搬送ライン121と、戻り搬送ライン122とを有している。
主搬送ライン121は、自動ワインダ102から排出された空ボビン管5Aを搬送し、途中で空ボビン管5Aを実ボビン管5Bに置換して、それを自動ワインダ102に向けて搬送する経路である。主搬送ライン121は、概略的にはU字状に形成されている。ここで、主搬送ライン121の始端部は、回収路107の終端部に接続されており、主搬送ライン121の終端部は、供給路106の始端部に接続されている。
主搬送ライン121は、自動ワインダ102から排出された空ボビン管5Aを搬送し、途中で空ボビン管5Aを実ボビン管5Bに置換して、それを自動ワインダ102に向けて搬送する経路である。主搬送ライン121は、概略的にはU字状に形成されている。ここで、主搬送ライン121の始端部は、回収路107の終端部に接続されており、主搬送ライン121の終端部は、供給路106の始端部に接続されている。
図4を用いて、トレイ搬送ライン108の構造を説明する。図4は、トレイとトレイ振り分け装置の概略断面図である。
トレイ搬送ライン108は、案内路21と、案内路21の下方に配置されたベルトコンベア23(後述する第1ベルトコンベア23Aと第2ベルトコンベア23Bを含む)とを有している。トレイ3は、案内路21に従って、ベルトコンベア23上を搬送される。なお、以下の説明は供給路106、回収路107でも同様である。
トレイ搬送ライン108は、案内路21と、案内路21の下方に配置されたベルトコンベア23(後述する第1ベルトコンベア23Aと第2ベルトコンベア23Bを含む)とを有している。トレイ3は、案内路21に従って、ベルトコンベア23上を搬送される。なお、以下の説明は供給路106、回収路107でも同様である。
案内路21は、スリットが形成された上板25によって構成されている。ベルトコンベア23は、スリットの下方に配置されている。ベルトコンベア23は、例えば、無端ベルトである平ベルト又は丸ベルトである。
トレイ3は、ベルトコンベア23上に載置されて搬送される。ベルトコンベア23上にトレイ3が載置されたとき、案内路21からトレイ3の装着部3b及び中間円柱部3cが突出するような姿勢状態となる。そして、中間円柱部3cの外周面69が案内路21つまりスリットの周縁にガイドされることで、トレイ3は案内路21に沿って搬送される。
トレイ3は、ベルトコンベア23上に載置されて搬送される。ベルトコンベア23上にトレイ3が載置されたとき、案内路21からトレイ3の装着部3b及び中間円柱部3cが突出するような姿勢状態となる。そして、中間円柱部3cの外周面69が案内路21つまりスリットの周縁にガイドされることで、トレイ3は案内路21に沿って搬送される。
ボビン管5及びトレイ3は各装置への位置決めは、図示しないストッパーにより行われる。したがって、トレイ搬送ライン108のベルトコンベア23の駆動は基本的に停止されない。
主搬送ライン121に沿って、ボビン抜き取り装置11、実ボビン供給装置13が配置されている。
主搬送ライン121に沿って、ボビン抜き取り装置11、実ボビン供給装置13が配置されている。
ボビン抜き取り装置11は、空ボビン管5Aをトレイ3から抜き取って回収する装置である。
実ボビン供給装置13は、精紡機で製造された実ボビン管5Bを、トレイ3に略直立状態で装着する装置である。実ボビン供給装置13には、ボビン供給装置104より実ボビン管5Bが供給される。
実ボビン供給装置13は、精紡機で製造された実ボビン管5Bを、トレイ3に略直立状態で装着する装置である。実ボビン供給装置13には、ボビン供給装置104より実ボビン管5Bが供給される。
実ボビン供給装置13は、図示しないが、ボビン投入装置と、パーツフィーダと、ボビン振り分け装置と、一対のボビンシュートとを備えている。実ボビン供給装置13は、ボビン振り分け装置と一対のボビンシュートによって、2カ所で同時に空ボビン管5Aをトレイ3に供給できる。各ボビンシュートは、トレイ3の装着部3bに差し込まれるようにボビン管5をセットする。ボビンシュートは、例えば、コーン状円筒体を軸方向で二分割した各分割片からなる。
主搬送ライン121において、実ボビン供給装置13の搬送方向下流には、バンチ解舒装置15、糸端処理装置17、及び口出し装置19が配置されている。
バンチ解舒装置15は、実ボビン管5Bに巻かれているボトムバンチのバンチ巻きを解舒する装置である。
バンチ解舒装置15は、実ボビン管5Bに巻かれているボトムバンチのバンチ巻きを解舒する装置である。
糸端処理装置17は、実ボビン管5Bの糸層表面に巻かれたバックワインド糸を切断して、それの尻糸側を除去する装置である。
口出し装置19は、口出し装置19は、実ボビン管5Bの表面から糸端を解離させて口出しし、口出しされた糸端をボビン本体の頂部に巻き付けて、ボビン本体の天孔に挿入する装置である。
口出し装置19は、口出し装置19は、実ボビン管5Bの表面から糸端を解離させて口出しし、口出しされた糸端をボビン本体の頂部に巻き付けて、ボビン本体の天孔に挿入する装置である。
戻り搬送ライン122は、例えば口出し処理に失敗した実ボビン管5Bを、再処理させるための経路である。戻り搬送ライン122は、主搬送ライン121の終端部と始端部とを接続するバイパス経路となっている。
なお、本実施形態では、戻り搬送ライン122にも、バンチ解舒装置15、糸端処理装置17、及び口出し装置19の組が配置されている。これらの説明は省略する。
なお、本実施形態では、戻り搬送ライン122にも、バンチ解舒装置15、糸端処理装置17、及び口出し装置19の組が配置されている。これらの説明は省略する。
(5)トレイの流れ
トレイ3の流れを下記に説明する。
空のトレイ3が実ボビン供給装置13のボビンシュート(図示せず)の直下位置まで到達すると、空のトレイ3の上に実ボビン管5Bが略直立状態で載置される。
トレイ3の流れを下記に説明する。
空のトレイ3が実ボビン供給装置13のボビンシュート(図示せず)の直下位置まで到達すると、空のトレイ3の上に実ボビン管5Bが略直立状態で載置される。
次に、トレイ3は、下流側のバンチ解舒装置15へ向けて主搬送ライン121を搬送される。バンチ解舒装置15では、実ボビン管5Bに形成されているボトムバンチが除去される。
次に、実ボビン管5Bは、糸端処理装置17へ向けて主搬送ライン121を搬送される。糸端処理装置17では、実ボビン管5Bの糸層表面に巻き付いているバックワインド糸が切断され、先端側巻付部が形成される。
次に、実ボビン管5Bは、糸端処理装置17へ向けて主搬送ライン121を搬送される。糸端処理装置17では、実ボビン管5Bの糸層表面に巻き付いているバックワインド糸が切断され、先端側巻付部が形成される。
次に、実ボビン管5Bは、口出し装置19へ向けて主搬送ライン121を搬送される。口出し装置19では、先端側巻付部が上方に向けて吸引され、実ボビン管5Bの筒体の内側に挿入される。
次に、実ボビン管5Bは、主搬送ライン121をさらに下流へと搬送され、自動ワインダ102の供給路106へと供給される。実ボビン管5Bは、供給路106を搬送され、いずれかの巻取ユニット105に供給される。
次に、実ボビン管5Bは、主搬送ライン121をさらに下流へと搬送され、自動ワインダ102の供給路106へと供給される。実ボビン管5Bは、供給路106を搬送され、いずれかの巻取ユニット105に供給される。
巻取ユニット105においては、実ボビン管5Bから糸の解舒が行われ、解舒された糸がパッケージに巻き取られる。
周囲の糸が全て解舒された空ボビン管5Aを載せたトレイ3は、巻取ユニット105から排出され、回収路107を介して再びボビン処理装置103の主搬送ライン121に戻される。
主搬送ライン121では、ボビン抜き取り装置11が、トレイ3に載置されている空ボビン管5Aを抜き取る。
周囲の糸が全て解舒された空ボビン管5Aを載せたトレイ3は、巻取ユニット105から排出され、回収路107を介して再びボビン処理装置103の主搬送ライン121に戻される。
主搬送ライン121では、ボビン抜き取り装置11が、トレイ3に載置されている空ボビン管5Aを抜き取る。
(6)トレイ振り分け装置
図1、図5及び図6を用いて、トレイ振り分け装置31を説明する。図5及び図6は、分岐部の周辺を示す部分平面図である。
トレイ振り分け装置31は、前述したボビン処理装置103の一部である。トレイ振り分け装置31は、一対のボビンシュート(ボビン装着部の一例)を有する実ボビン供給装置13に対して、トレイ3を振り分けるための装置である。
図1、図5及び図6を用いて、トレイ振り分け装置31を説明する。図5及び図6は、分岐部の周辺を示す部分平面図である。
トレイ振り分け装置31は、前述したボビン処理装置103の一部である。トレイ振り分け装置31は、一対のボビンシュート(ボビン装着部の一例)を有する実ボビン供給装置13に対して、トレイ3を振り分けるための装置である。
トレイ振り分け装置31は、主搬送ライン121の一部として、トレイ搬送路33を有している。
トレイ搬送路33は、図1、図5及び図6に示すように、トレイ導入部36と、トレイ導入部に連続する分岐部37と、分岐部37から分岐して一対のボビンシュート(図示せず)に向かって並列に延びる第1搬送路38及び第2搬送路39と、第1搬送路38及び第2搬送路39が合流する合流部51と、を有する。
トレイ搬送路33は、図1、図5及び図6に示すように、トレイ導入部36と、トレイ導入部に連続する分岐部37と、分岐部37から分岐して一対のボビンシュート(図示せず)に向かって並列に延びる第1搬送路38及び第2搬送路39と、第1搬送路38及び第2搬送路39が合流する合流部51と、を有する。
第1搬送路38は、分岐部37から合流部51まで直線状に延びる経路である。第1搬送路38では、トレイ3は、主に、第1ベルトコンベア23A(第1駆動部の一例)によって駆動される。第1ベルトコンベア23Aは直線状に配置された平ベルトを有する。第1ベルトコンベア23Aは、平ベルトと、それに巻回される駆動プーリ及び従動プーリ(図示せず)と、駆動プーリを駆動する第1駆動モータ71(図18)と、から構成される。
第2搬送路39は、分岐部37から合流部51まで第1搬送路38の外側(ボビン供給装置104側)を延びる経路である。第2搬送路39では、トレイ3は、第2ベルトコンベア23Bによって駆動される。第2ベルトコンベア23Bは、主搬送ライン121及び戻り搬送ライン122の大部分でトレイ3を搬送する駆動手段である。第2ベルトコンベア23Bは、丸ベルトと、それに巻回される駆動プーリ及び複数の従動プーリ(図示せず)と、駆動プーリを駆動する第2駆動モータ73(図18)と、から構成される。
第2搬送路39は、分岐部37から合流部51まで第1搬送路38の外側(ボビン供給装置104側)を延びる経路である。第2搬送路39では、トレイ3は、第2ベルトコンベア23Bによって駆動される。第2ベルトコンベア23Bは、主搬送ライン121及び戻り搬送ライン122の大部分でトレイ3を搬送する駆動手段である。第2ベルトコンベア23Bは、丸ベルトと、それに巻回される駆動プーリ及び複数の従動プーリ(図示せず)と、駆動プーリを駆動する第2駆動モータ73(図18)と、から構成される。
合流部51の近傍には、図1及び図20〜図22に示すように、トレイセンサ55が設けられている。トレイセンサ55は、合流部51におけるトレイの状態を検出する近接センサである(後述)。
トレイ振り分け装置31は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61をさらに備えている。第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61は、第1搬送路38及び第2搬送路39にそれぞれ設けられ、ボビンシュートによって実ボビン管5Bが装着されたトレイ3を停止させた状態から停止解除することで、適宜の間隔でトレイ3を1個ずつ切り出す。
トレイ振り分け装置31は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61をさらに備えている。第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61は、第1搬送路38及び第2搬送路39にそれぞれ設けられ、ボビンシュートによって実ボビン管5Bが装着されたトレイ3を停止させた状態から停止解除することで、適宜の間隔でトレイ3を1個ずつ切り出す。
トレイ振り分け装置31は、振り分け部材41を有している。振り分け部材41は、分岐部37に設けられて、トレイ3を第1搬送路38と第2搬送路39に振り分けるための部材である。
振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導する第1姿勢A(図5)と、トレイを第2搬送路39に誘導する第2姿勢B(図6)とで姿勢を変更可能である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導した後は、当該トレイ3によって第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更される。また、振り分け部材41は、トレイ3を第2搬送路39に誘導した後は当該トレイ3によって第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導する第1姿勢A(図5)と、トレイを第2搬送路39に誘導する第2姿勢B(図6)とで姿勢を変更可能である。振り分け部材41は、トレイ3を第1搬送路38に誘導した後は、当該トレイ3によって第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更される。また、振り分け部材41は、トレイ3を第2搬送路39に誘導した後は当該トレイ3によって第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
トレイ振り分け装置31では、トレイ3は、トレイ導入部36から分岐部37に移動して、振り分け部材41によって第1搬送路38と第2搬送路39に交互につまり均等に振り分けられる。交互振り分けが行われる理由は、振り分け部材41が、トレイ3を第1搬送路38に振り分けた後に第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更され、トレイ3を第2搬送路39に振り分けた後に第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更されるからである。
さらに、振り分け部材41の姿勢の変更は、搬送されるトレイ3によって行われる。したがって、振り分け部材41を駆動するための部材(例えば、ばね、ソレノイド)が不要である。つまり、簡単な構造で振り分け動作が実現される。
さらに、振り分け部材41の姿勢の変更は、搬送されるトレイ3によって行われる。したがって、振り分け部材41を駆動するための部材(例えば、ばね、ソレノイド)が不要である。つまり、簡単な構造で振り分け動作が実現される。
(7)振り分け部材の詳細
図7を用いて、振り分け部材41を詳細に説明する。図7は、トレイ振り分け装置を示す部分平面図である。なお、図7において、振り分け部材41は、実線が第1姿勢Aであり、一点鎖線が第2姿勢Bである。
振り分け部材41は、板状片である。したがって、振り分け部材41が占有するスペースは小さい。
図7を用いて、振り分け部材41を詳細に説明する。図7は、トレイ振り分け装置を示す部分平面図である。なお、図7において、振り分け部材41は、実線が第1姿勢Aであり、一点鎖線が第2姿勢Bである。
振り分け部材41は、板状片である。したがって、振り分け部材41が占有するスペースは小さい。
図4に示すように、トレイ3おいて振り分け部材41に当接する部分は、中間円柱部3cの外周面69である。したがって、一般的なトレイ3をそのまま利用可能である。
振り分け部材41は、図7に示すように、本体部43と、誘導当接部45と、第1回動当接部47と、第2回動当接部49とを有している。
振り分け部材41は、図7に示すように、本体部43と、誘導当接部45と、第1回動当接部47と、第2回動当接部49とを有している。
本体部43は回動可能である。具体的には、本体部43は、ピン構造79を介して、上板25の角部に回動可能に支持されている。
上板25の角部には、図7に示すように、振り分け部材41の回動角度を制限する制限機構63が設けられている。制限機構63は、上板25に形成された弧状のスリット81と、振り分け部材41から延びてスリット内を移動するピン83とからなる。したがって、振り分け部材41の回動角度が制限されることで、振り分け部材41の姿勢が正確になる。
上板25の角部には、図7に示すように、振り分け部材41の回動角度を制限する制限機構63が設けられている。制限機構63は、上板25に形成された弧状のスリット81と、振り分け部材41から延びてスリット内を移動するピン83とからなる。したがって、振り分け部材41の回動角度が制限されることで、振り分け部材41の姿勢が正確になる。
誘導当接部45は、本体部43に設けられ、トレイ3がトレイ導入部36から振り分け部材41に接近してきたときにトレイ3が当接してその後にトレイ3を誘導する。具体的には、誘導当接部45は、平面視で概ね三角形状であり、先端部45aと、第1搬送路38側の第1受け辺45bと、第2搬送路39側の第2受け辺45cとを有している。したがって、振り分け部材41の形状が単純である。なお、振り分け部材41が第1姿勢Aのときに、図8に示すように、第1受け辺45bがトレイ導入部36側を向いている。振り分け部材41が第2姿勢Bのときに、図12に示すように、第2受け辺45cがトレイ導入部36側を向いている。
第1回動当接部47は、本体部43において誘導当接部45に対して第1搬送路38側に形成されている。振り分け部材41が第1姿勢Aのときに、図8に示すように、第1回動当接部47は第1搬送路38に突出している。第2回動当接部49は、本体部43において誘導当接部45に対して第2搬送路39側に形成されている。振り分け部材41が第2姿勢Bのときに、図12に示すように、第2回動当接部49は第2搬送路39に突出している。
したがって、第1姿勢Aにおいてトレイ3が第1搬送路38を移動するときにトレイ3が第1回動当接部47に当接することで、振り分け部材41が回動されて第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更される。また、第2姿勢Bにおいてトレイ3が第2搬送路39を移動するときにトレイ3が第2回動当接部49に当接することで、振り分け部材41が回動されて第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
この装置では、振り分け部材41は、第1姿勢Aと第2姿勢Bとの間で回動するだけで、トレイ3を均等に第1搬送路38と第2搬送路39に振り分けることができる。
したがって、第1姿勢Aにおいてトレイ3が第1搬送路38を移動するときにトレイ3が第1回動当接部47に当接することで、振り分け部材41が回動されて第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更される。また、第2姿勢Bにおいてトレイ3が第2搬送路39を移動するときにトレイ3が第2回動当接部49に当接することで、振り分け部材41が回動されて第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更される。
この装置では、振り分け部材41は、第1姿勢Aと第2姿勢Bとの間で回動するだけで、トレイ3を均等に第1搬送路38と第2搬送路39に振り分けることができる。
(8)振り分け動作の詳細
図8〜図11を用いて、トレイ3が第1搬送路38に振り分けられる動作を説明する。図8〜図11は、トレイ振り分け動作を示す部分平面図である。
図8に示すようにトレイ3が分岐部37に接近すると、次に図9に示すようにトレイ3は振り分け部材41に当接する。具体的には、トレイ3の中間円柱部3cが振り分け部材41の誘導当接部45の先端部45aに当接する。この結果、図10に示すように、トレイ3は、誘導当接部45の第1受け辺45bに案内されることで、第1搬送路38側に移動する。その後、トレイ3は第1ベルトコンベア23Aによって第1搬送路38を移動する。そして、トレイ3は、図11に示すように、第1回動当接部47に当接することで、振り分け部材41を回動させて第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更する。
図8〜図11を用いて、トレイ3が第1搬送路38に振り分けられる動作を説明する。図8〜図11は、トレイ振り分け動作を示す部分平面図である。
図8に示すようにトレイ3が分岐部37に接近すると、次に図9に示すようにトレイ3は振り分け部材41に当接する。具体的には、トレイ3の中間円柱部3cが振り分け部材41の誘導当接部45の先端部45aに当接する。この結果、図10に示すように、トレイ3は、誘導当接部45の第1受け辺45bに案内されることで、第1搬送路38側に移動する。その後、トレイ3は第1ベルトコンベア23Aによって第1搬送路38を移動する。そして、トレイ3は、図11に示すように、第1回動当接部47に当接することで、振り分け部材41を回動させて第1姿勢Aから第2姿勢Bに変更する。
図12〜図15を用いて、トレイ3が第2搬送路39に振り分けられる動作を説明する。図12〜図15は、トレイ振り分け動作を示す部分平面図である。
図12に示すようにトレイ3が分岐部37に接近すると、次に図13に示すようにトレイ3は振り分け部材41に当接する。具体的には、トレイ3の中間円柱部3cが振り分け部材41の誘導当接部45の先端部45aに当接する。この結果、図14に示すように、トレイ3は、誘導当接部45の第2受け辺45cに案内されることで、第2搬送路39側に移動する。その後、トレイ3は第2ベルトコンベア23Bによって第2搬送路39を移動する。そして、トレイ3は、図15に示すように、第2回動当接部49に当接することで、振り分け部材41を回動させて第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更する。
図12に示すようにトレイ3が分岐部37に接近すると、次に図13に示すようにトレイ3は振り分け部材41に当接する。具体的には、トレイ3の中間円柱部3cが振り分け部材41の誘導当接部45の先端部45aに当接する。この結果、図14に示すように、トレイ3は、誘導当接部45の第2受け辺45cに案内されることで、第2搬送路39側に移動する。その後、トレイ3は第2ベルトコンベア23Bによって第2搬送路39を移動する。そして、トレイ3は、図15に示すように、第2回動当接部49に当接することで、振り分け部材41を回動させて第2姿勢Bから第1姿勢Aに変更する。
第1搬送路38においてトレイ3が停滞することで、分岐部37近傍にトレイ3が停止することがある。そのような場合、次に分岐部37に接近するトレイ3は、停止中のトレイ3に当接して、第2搬送路39に誘導される。つまり、上記の動作が実行されるように、案内路21のレイアウトによって搬送ガイドが形成されている。このことは、図16に示すように振り分け部材41が第1姿勢Aであっても、図17に示すように振り分け部材41が第2姿勢Bであっても同じである。
以上に述べたように、第1搬送路38においてトレイ3が満杯になって滞留している場合に、トレイ3は第2搬送路39に誘導される。したがって、分岐部37でのトレイ3の搬送効率が低下しにくい。
以上に述べたように、第1搬送路38においてトレイ3が満杯になって滞留している場合に、トレイ3は第2搬送路39に誘導される。したがって、分岐部37でのトレイ3の搬送効率が低下しにくい。
(9)トレイ振り分け装置の制御構成
図18を用いて、トレイ振り分け装置31の制御構成を説明する。図18は、トレイ振り分け装置の制御構成を示すブロック図である。
トレイ振り分け装置31は、コントローラ57を有している。コントローラ57は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。制御部は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
図18を用いて、トレイ振り分け装置31の制御構成を説明する。図18は、トレイ振り分け装置の制御構成を示すブロック図である。
トレイ振り分け装置31は、コントローラ57を有している。コントローラ57は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。制御部は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
コントローラ57は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
コントローラ57の各要素の機能は、一部又は全てが、制御部を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、コントローラ57の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
コントローラ57の各要素の機能は、一部又は全てが、制御部を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、コントローラ57の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
コントローラ57には、実ボビン供給装置13と、第1駆動モータ71と、第2駆動モータ73と、第1切り出し装置59と、第2切り出し装置61が接続されている。したがって、コントローラ57は、これら装置に制御信号を送信可能である。
第1駆動モータ71は、第1ベルトコンベア23Aつまり第1搬送路38を駆動する。第2駆動モータ73は、第2ベルトコンベア23Bつまり第2搬送路39を駆動する。
第1駆動モータ71は、第1ベルトコンベア23Aつまり第1搬送路38を駆動する。第2駆動モータ73は、第2ベルトコンベア23Bつまり第2搬送路39を駆動する。
コントローラ57には、トレイセンサ55が接続されている。したがって、コントローラ57は、合流部51においてトレイ3のブリッジが発生しているか否かを正確に判断できる。トレイセンサ55は、合流部51から先の地点でトレイ3の通過を確認する。
なお、コントローラ57には、図示しないが、トレイやボビンの大きさ、形状及び位置を検出するセンサ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
なお、コントローラ57には、図示しないが、トレイやボビンの大きさ、形状及び位置を検出するセンサ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
(10)合流部のブリッジ解消制御
図19〜図22を用いて、トレイ振り分け装置の合流部のブリッジ解消制御を説明する。図19は、トレイ振り分け装置の合流部のブリッジ解消制御を示すフローチャートである。図20〜図22は、合流部におけるブリッジ解消動作を示す部分平面図である。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
図19〜図22を用いて、トレイ振り分け装置の合流部のブリッジ解消制御を説明する。図19は、トレイ振り分け装置の合流部のブリッジ解消制御を示すフローチャートである。図20〜図22は、合流部におけるブリッジ解消動作を示す部分平面図である。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
さらに、制御フローチャートの各ブロックは、単一の制御動作とは限らず、複数のブロックで表現される複数の制御動作に置き換えることができる。
通常は、図20に示すように、実ボビン管5Bを装着したトレイ3は、第1搬送路38と第2搬送路39を移動し、合流部51を通ってさらに下流側に移動する。
通常は、図20に示すように、実ボビン管5Bを装着したトレイ3は、第1搬送路38と第2搬送路39を移動し、合流部51を通ってさらに下流側に移動する。
図19のステップS1では、コントローラ57は、トレイセンサ55からの検出信号によって合流部51においてトレイ3のブリッジが発生しているか否かを判断する。
図21は、合流部51でブリッジが発生している状態を示している。つまり、合流部51から先にトレイ3が移動せず、トレイセンサ55においてトレイ3が検出されない状態が続く。そのため、トレイ3の切り出しが実行されてから所定時間が経過してもトレイ3が検出されなければ、コントローラ57はブリッジ発生と判断する。
図21は、合流部51でブリッジが発生している状態を示している。つまり、合流部51から先にトレイ3が移動せず、トレイセンサ55においてトレイ3が検出されない状態が続く。そのため、トレイ3の切り出しが実行されてから所定時間が経過してもトレイ3が検出されなければ、コントローラ57はブリッジ発生と判断する。
ステップS2では、コントローラ57は、実ボビン供給装置13においてシュート動作中であるか否かを判断する。シュート動作中であれば、シュート動作が終了するのを待つ。
ステップS3では、コントローラ57は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作を停止する。
ステップS3では、コントローラ57は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作を停止する。
ステップS4では、コントローラ57は、第1駆動モータ71を逆転することで、第1ベルトコンベア23Aを逆転させる。これにより、図22に示すように、第1搬送路38にあるトレイ3が後退する。
ステップS5では、コントローラ57は、第1駆動モータ71を停止することで、第1ベルトコンベア23Aを停止させる。この結果、第1搬送路38におけるトレイ3は、合流部51から離れた状態で停止する。つまり、合流部51におけるブリッジは解消し、そのため第2搬送路39におけるトレイ3は、合流部51を通って先に移動する。
ステップS6では、コントローラ57は、その後にトレイセンサ55からの検出信号によって合流部51においてトレイ3のブリッジが解消しているか否かを判断する。
ステップS5では、コントローラ57は、第1駆動モータ71を停止することで、第1ベルトコンベア23Aを停止させる。この結果、第1搬送路38におけるトレイ3は、合流部51から離れた状態で停止する。つまり、合流部51におけるブリッジは解消し、そのため第2搬送路39におけるトレイ3は、合流部51を通って先に移動する。
ステップS6では、コントローラ57は、その後にトレイセンサ55からの検出信号によって合流部51においてトレイ3のブリッジが解消しているか否かを判断する。
ステップS7では、コントローラ57は、所定時間が経過するのを待つ。この間に、第2搬送路39にあるトレイ3の合流部51からの排出が完了する。
ステップS8では、コントローラ57は、第1駆動モータ71を正転駆動することで、第1ベルトコンベア23Aを正転させる。これにより、図22に示すように、第1搬送路38にあるトレイ3が前進する。
ステップS8では、コントローラ57は、第1駆動モータ71を正転駆動することで、第1ベルトコンベア23Aを正転させる。これにより、図22に示すように、第1搬送路38にあるトレイ3が前進する。
ステップS9では、コントローラ57は、所定時間が経過するのを待つ。この間に、第1搬送路38にあるトレイ3の合流部51からの排出が完了する。
ステップS10では、コントローラ57は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作を開始させる。
ステップS10では、コントローラ57は、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作を開始させる。
以上に述べたように、トレイ振り分け装置31では、合流部51においてトレイ3のブリッジが発生すれば、第1搬送路38でトレイ3が後退・停止させられる。それにより合流部51におけるトレイ3のブリッジが解消すれば、第1搬送路38が前進させられる。この結果、合流部51におけるトレイ3のブリッジが、簡単な動作で速やかに解消される。
また、合流部51におけるトレイ3のブリッジ解消を行う動作が行われる前には、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作が中止させられている。したがって多くのトレイ3が合流部51に向かって移動することがなく、その結果、合流部51におけるトレイ3のブリッジが確実にかつ速やかに解消される。
また、合流部51におけるトレイ3のブリッジ解消を行う動作が行われる前には、第1切り出し装置59及び第2切り出し装置61の切り出し動作が中止させられている。したがって多くのトレイ3が合流部51に向かって移動することがなく、その結果、合流部51におけるトレイ3のブリッジが確実にかつ速やかに解消される。
2.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
特に、振り分け部材の具体的な形状は分岐部の形状によって変化するものであって、前記実施形態には限定されない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
特に、振り分け部材の具体的な形状は分岐部の形状によって変化するものであって、前記実施形態には限定されない。
本発明は、給糸ボビンを搬送するのに用いられるトレイを振り分けるトレイ振り分け装置に広く適用される。
3 :トレイ
3a :基部
3b :装着部
3c :中間円柱部
5 :ボビン管
5A :空ボビン管
5B :実ボビン管
11 :ボビン抜き取り装置
13 :実ボビン供給装置
15 :バンチ解舒装置
17 :糸端処理装置
19 :口出し装置
21 :案内路
23 :コンベア
23A :第1ベルトコンベア
23B :第2ベルトコンベア
25 :上板
31 :トレイ振り分け装置
33 :トレイ搬送路
36 :トレイ導入部
37 :分岐部
38 :第1搬送路
39 :第2搬送路
41 :振り分け部材
43 :本体部
45 :誘導当接部
45a :先端部
45b :第1受け辺
45c :第2受け辺
47 :第1回動当接部
49 :第2回動当接部
51 :合流部
55 :トレイセンサ
57 :コントローラ
59 :第1切り出し装置
61 :第2切り出し装置
63 :制限機構
67 :着座面
69 :外周面
71 :第1駆動モータ
73 :第2駆動モータ
101 :自動ワインダシステム
102 :自動ワインダ
103 :ボビン処理装置
104 :ボビン供給装置
105 :巻取ユニット
106 :供給路
107 :回収路
108 :トレイ搬送ライン
121 :主搬送ライン
122 :戻り搬送ライン
3a :基部
3b :装着部
3c :中間円柱部
5 :ボビン管
5A :空ボビン管
5B :実ボビン管
11 :ボビン抜き取り装置
13 :実ボビン供給装置
15 :バンチ解舒装置
17 :糸端処理装置
19 :口出し装置
21 :案内路
23 :コンベア
23A :第1ベルトコンベア
23B :第2ベルトコンベア
25 :上板
31 :トレイ振り分け装置
33 :トレイ搬送路
36 :トレイ導入部
37 :分岐部
38 :第1搬送路
39 :第2搬送路
41 :振り分け部材
43 :本体部
45 :誘導当接部
45a :先端部
45b :第1受け辺
45c :第2受け辺
47 :第1回動当接部
49 :第2回動当接部
51 :合流部
55 :トレイセンサ
57 :コントローラ
59 :第1切り出し装置
61 :第2切り出し装置
63 :制限機構
67 :着座面
69 :外周面
71 :第1駆動モータ
73 :第2駆動モータ
101 :自動ワインダシステム
102 :自動ワインダ
103 :ボビン処理装置
104 :ボビン供給装置
105 :巻取ユニット
106 :供給路
107 :回収路
108 :トレイ搬送ライン
121 :主搬送ライン
122 :戻り搬送ライン
Claims (5)
- 2台のボビン装着部を有するボビン装着装置に対してトレイを振り分けるためのトレイ振り分け装置であって、
トレイ導入部と、前記トレイ導入部に連続する分岐部と、前記分岐部から分岐して前記2台のボビン装着部に向かって延びる第1搬送路及び第2搬送路と、前記第1搬送路及び前記第2搬送路が合流する合流部と、を有するトレイ搬送路と、
前記分岐部に設けられて前記トレイを前記第1搬送路と前記第2搬送路に振り分けるための部材であり、前記トレイを前記第1搬送路に誘導する第1姿勢と、前記トレイを前記第2搬送路に誘導する第2姿勢とで姿勢を変更可能であり、前記トレイを前記第1搬送路に誘導した後は当該トレイによって第1姿勢から第2姿勢に変更され、前記トレイを前記第2搬送路に誘導した後は当該トレイによって第2姿勢から第1姿勢に変更される、振り分け部材と、
を備えたトレイ振り分け装置。 - 前記振り分け部材は、
回動可能な本体部と、
前記本体部に設けられ、前記トレイが前記トレイ導入部から前記振り分け部材に接近してきたときに前記トレイが当接してその後に前記トレイを誘導する誘導当接部と、
前記本体部において前記誘導当接部に対して前記第1搬送路側に形成され、第1姿勢において前記トレイが前記第1搬送路を移動するときに前記トレイが当接することで前記振り分け部材が回動されて第1姿勢から第2姿勢に変更される、第1回動当接部と、
前記本体部において前記誘導当接部に対して前記第2搬送路側に形成され、第2姿勢において前記トレイが前記第2搬送路を移動するときに前記トレイが当接することで前記振り分け部材が回動されて第2姿勢から第1姿勢に変更される、第2回動当接部と、
を有する、請求項1に記載のトレイ振り分け装置。 - 前記振り分け部材が第1姿勢及び第2姿勢のいずれであっても前記トレイは前記分岐部を通って前記第2搬送路に移動可能であり、
前記第1搬送路において前記トレイが停滞することで前記分岐部近傍にトレイが停止している場合は、次のトレイは停止中のトレイに当接して誘導されることで、前記第2搬送路に移動するように、搬送ガイドが形成されている、請求項1又は2に記載のトレイ振り分け装置。 - 前記第1搬送路を駆動する第1駆動部と、
前記第2搬送路を駆動する第2駆動部と、
前記合流部における前記トレイの状態を検出するセンサと、
a)前記センサからの検出信号によって前記合流部において前記トレイのブリッジが発生していると判断すれば、前記第1駆動部又は前記第2駆動部を制御することで、前記第1搬送路又は前記第2搬送路を後退・停止させ、b)その後に前記センサからの検出信号によって前記合流部において前記トレイのブリッジが解消していると判断すれば、前記第1駆動部又は前記第2駆動部を制御することで、前記第1搬送路又は前記第2搬送路を前進させるコントローラと、
をさらに備えている、請求項1〜3のいずれかに記載のトレイ振り分け装置。 - 前記第1搬送路及び前記第2搬送路にそれぞれ設けられ、前記トレイを前進停止及び停止解除を連続して実行する第1切り出し装置及び第2切り出し装置をさらに備え、
前記コントローラは、
前記センサからの検出信号によって前記合流部において前記トレイのブリッジが発生していると判断すれば、前記第1搬送路又は前記第2搬送路を後退・停止させる前に前記第1切り出し装置及び前記第2切り出し装置の切り出し動作を中止させ、
前記第1搬送路又は前記第2搬送路を前進させた後に前記第1切り出し装置及び前記第2切り出し装置の切り出し動作を開始させる、請求項4に記載のトレイ振り分け装置。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| CN101929003B (zh) * | 2009-06-26 | 2011-12-07 | 上海经纬东兴精梳机械有限公司 | 一种用于条并卷机的传动筒管输送装置 |
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| IT1403277B1 (it) | 2010-12-20 | 2013-10-17 | Savio Macchine Tessili Spa | Dispositivo e procedimento per il controllo e l'alimentazione ad una roccatrice automatica di spole provenienti alla rinfusa dalla filatura |
| DE102012005374B4 (de) * | 2012-03-16 | 2023-09-28 | Maschinenfabrik Niehoff Gmbh & Co Kg | Spulenwechselvorrichtung |
| JP2016084222A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 村田機械株式会社 | 搬送トレイ |
| JP2016155632A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 村田機械株式会社 | 給糸ボビン分配装置及びボビン供給システム |
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2016
- 2016-10-17 JP JP2016203688A patent/JP2018065631A/ja active Pending
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2017
- 2017-09-22 CN CN201710865551.8A patent/CN107954270B/zh active Active
- 2017-10-02 EP EP17194396.2A patent/EP3309098B1/en not_active Not-in-force
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2019239745A1 (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-19 | 村田機械株式会社 | 自動ワインダ及び糸巻取システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN107954270A (zh) | 2018-04-24 |
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