JP2018071764A - 多板式摩擦係合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転開始時に多板式摩擦係合装置にて余分な抵抗が発生することを防止する。【解決手段】多板式摩擦係合装置は、第1スプライン20Aを外周部に有する回転軸20、第1スプライン20Aに嵌合する第2スプライン21Aを内周部に有する環状の複数のインナプレート21、第3スプライン22Aを外周部に有してインナプレート21と交互に配置された環状の複数のアウタプレート22、第3スプライン22Aと嵌合する第4スプライン23Aを内周部に有するケーシング23、インナプレート21とアウタプレート22とを摩擦係合させる係合位置と摩擦係合を解除する解除位置とにわたってスライド移動する移動部材24、及び、移動部材24の係合位置から解除方向へのスライド移動に連動して、アウタプレート22を解除方向にスライド移動させて、アウタプレート22の配置間隔をインナプレート21の板厚よりも広くする連係機構27を備えている。【選択図】図5
Description
本発明は、多板式の摩擦ブレーキ又は多板式の摩擦クラッチなどの多板式摩擦係合装置に関する。
多板式摩擦係合装置の一例である多板式のサイドブレーキにおいては、第1スプラインが外周部に形成された回転軸(ブレーキハブ)と、第1スプラインに嵌合する第2スプラインを内周部に有して回転軸に嵌合された環状の複数のインナプレート(セパレータプレート)と、第3スプラインを外周部に有してインナプレートと交互に配置された環状の複数のアウタプレート(ブレーキディスク)と、第3スプラインと嵌合する第4スプラインを内周部に有してアウタプレートが嵌合されたケーシング(ブレーキハウジング)と、インナプレートとアウタプレートとを相対回転不能に摩擦係合させる係合位置と摩擦係合を解除する解除位置とにわたって回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動する移動部材(プレッシャプレート)とを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のサイドブレーキは、移動部材の解除位置から係合位置へのスライド移動に伴って、隣接するインナプレートとアウタプレートとが密着することにより、インナプレートとアウタプレートとが摩擦係合して回転軸を制動する制動状態に切り替わる。又、サイドブレーキは、移動部材の係合位置から解除位置へのスライド移動に伴って、隣接するインナプレートとアウタプレートとの離間が許容されることにより、インナプレートとアウタプレートとの摩擦係合が解除されて回転軸の制動を解除する制動解除状態に切り替わる。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、移動部材の係合位置から解除位置へのスライド移動に伴って、隣接するインナプレートとアウタプレートとの離間が許容されるだけであることから、移動部材が解除位置に到達しても、隣接するインナプレートとアウタプレートとが密着していることがある。このような状態において、回転軸が回転を開始すると、密着しているインナプレートとアウタプレートとの間に残留する制動力(摩擦係合力)が連れ回りトルクとして余分な抵抗になる不都合が生じる。
つまり、回転軸の回転開始時に、多板式摩擦係合装置において余分な抵抗が発生することを防止することが望まれている。
上記の課題を解決するための手段として、
本発明に係る多板式摩擦係合装置は、
第1スプラインが外周部に形成された回転軸と、
前記第1スプラインに嵌合する第2スプラインを内周部に有して前記回転軸に嵌合された環状の複数のインナプレートと、
第3スプラインを外周部に有して前記インナプレートと交互に配置された環状の複数のアウタプレートと、
前記第3スプラインと嵌合する第4スプラインを内周部に有して前記アウタプレートが嵌合されたケーシングと、
前記インナプレートと前記アウタプレートとを摩擦係合させる係合位置と前記摩擦係合を解除する解除位置とにわたって前記回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動する移動部材と、
前記移動部材の前記係合位置から解除方向へのスライド移動に連動して、前記アウタプレートを前記解除方向にスライド移動させて、前記アウタプレートの配置間隔を前記インナプレートの板厚よりも広くする連係機構とを備えている。
本発明に係る多板式摩擦係合装置は、
第1スプラインが外周部に形成された回転軸と、
前記第1スプラインに嵌合する第2スプラインを内周部に有して前記回転軸に嵌合された環状の複数のインナプレートと、
第3スプラインを外周部に有して前記インナプレートと交互に配置された環状の複数のアウタプレートと、
前記第3スプラインと嵌合する第4スプラインを内周部に有して前記アウタプレートが嵌合されたケーシングと、
前記インナプレートと前記アウタプレートとを摩擦係合させる係合位置と前記摩擦係合を解除する解除位置とにわたって前記回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動する移動部材と、
前記移動部材の前記係合位置から解除方向へのスライド移動に連動して、前記アウタプレートを前記解除方向にスライド移動させて、前記アウタプレートの配置間隔を前記インナプレートの板厚よりも広くする連係機構とを備えている。
この手段によると、移動部材が係合位置から解除方向にスライド移動すると、連係機構の作用により、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して各アウタプレートが強制的に解除方向にスライド移動させられる。これにより、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着が解除され、アウタプレートとインナプレートとの摩擦係合が解除される。
その結果、回転軸の回転開始時に、密着しているインナプレートとアウタプレートとの間に残留する摩擦係合力が連れ回りトルクとして余分な抵抗になることを防止することができる。
その結果、回転軸の回転開始時に、密着しているインナプレートとアウタプレートとの間に残留する摩擦係合力が連れ回りトルクとして余分な抵抗になることを防止することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記第3スプラインは、前記アウタプレートの外周部において周方向に間隔をあけて形成された複数の係合突起を備え、
前記連係機構は、前記アウタプレートのそれぞれにおける前記係合突起の突出端に備えられた連係部により構成され、
前記連係部は、前記移動部材の前記解除方向へのスライド移動に連動して、隣接する前記移動部材又は前記アウタプレートに連動連係されて前記解除方向にスライド移動する。
前記第3スプラインは、前記アウタプレートの外周部において周方向に間隔をあけて形成された複数の係合突起を備え、
前記連係機構は、前記アウタプレートのそれぞれにおける前記係合突起の突出端に備えられた連係部により構成され、
前記連係部は、前記移動部材の前記解除方向へのスライド移動に連動して、隣接する前記移動部材又は前記アウタプレートに連動連係されて前記解除方向にスライド移動する。
この手段によると、移動部材が解除方向にスライド移動すると、各連係部の作用により、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して、複数のアウタプレートが、移動部材に近いアウタプレートから順に強制的に解除方向にスライド移動させられる。そして、このスライド移動により、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着が解除される。
つまり、各アウタプレートにおいて、係合突起の突出端に連係部を備える改良を施すことにより、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着を強制的に解除することができる。
つまり、各アウタプレートにおいて、係合突起の突出端に連係部を備える改良を施すことにより、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着を強制的に解除することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記アウタプレートは、前記係合突起として前記連係部を備える第1係合突起と前記連係部を備えない第2係合突起とを有するとともに、隣接する前記アウタプレートの前記第1係合突起同士が対向しないように周方向に位相ずれした状態で前記ケーシングに嵌合されている。
前記アウタプレートは、前記係合突起として前記連係部を備える第1係合突起と前記連係部を備えない第2係合突起とを有するとともに、隣接する前記アウタプレートの前記第1係合突起同士が対向しないように周方向に位相ずれした状態で前記ケーシングに嵌合されている。
例えば、各アウタプレートを、隣接するアウタプレートの第1係合突起同士が対向するように周方向に位相を合わせた状態でケーシングに嵌合させた場合、移動部材に隣接するアウタプレートにおいては、移動部材が解除方向にスライド移動するときに、連係部の内面側が移動部材の外周部に連係されるように、第1係合突起の突出長さを設定する必要がある。又、互いに隣接するアウタプレートにおいては、移動部材が解除方向にスライド移動するときに、移動部材から離れる側に位置する反移動部材側のアウタプレートにおける連係部の内面側が、移動部材側のアウタプレートにおける連係部の外面側に連係されるように、反移動部材側のアウタプレートにおける第1係合突起の突出長さを、移動部材側のアウタプレートにおける第1係合突起の突出長さよりも長くする必要がある。つまり、移動部材から離れて位置するアウタプレートほど、第1係合突起の突出長さを長くする必要が生じる。その結果、アウタプレートのそれぞれを、配置に応じて第1係合突起の突出長さが異なる専用の形状に形成する必要が生じる。
これに対し、この手段においては、各アウタプレートが、隣接するアウタプレートの第1係合突起同士が対向しないように周方向に位相ずれさせた状態でケーシングに嵌合されていることから、移動部材が解除方向にスライド移動するときは、このスライド移動に連動して、移動部材に隣接するアウタプレートにおいては、アウタプレートの連係部が移動部材の外周部に連係される。又、互いに隣接するアウタプレートにおいては、移動部材から離れる側に位置するアウタプレートの連係部が、移動部材側に位置するアウタプレートの第2係合突起に連係される。これにより、少なくとも、移動部材に隣接するアウタプレートを除いたアウタプレートのそれぞれを、配置に関係なく、第1係合突起の突出長さが同じになる同形状に形成することができる。
その結果、アウタプレートの製作を容易にしながら、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着を強制的に解除することができる。
その結果、アウタプレートの製作を容易にしながら、移動部材の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するインナプレートとアウタプレートとの密着を強制的に解除することができる。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明を、収穫機用の伝動ユニットに備えられた多板式摩擦係合装置に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図1に記載された符号Uの矢印が指し示す方向が伝動ユニットの上側であり、符号Rの矢印が指し示す方向が伝動ユニットの右側である。
尚、図1に記載された符号Uの矢印が指し示す方向が伝動ユニットの上側であり、符号Rの矢印が指し示す方向が伝動ユニットの右側である。
図1〜2に示すように、本実施形態に例示された伝動ユニット1は、主変速用の静油圧式無段変速装置(以下、HSTと称する)2と、HST2による変速後の動力を左右の走行装置(図示せず)に伝える伝動装置3とを備えている。
尚、走行装置には、クローラ又は車輪を採用することができる。
尚、走行装置には、クローラ又は車輪を採用することができる。
伝動装置3は、ベルト式伝動機構4を介して伝達されたエンジン(図示せず)からの動力をHST2の入力軸2Aに伝達する伝動軸5、HST2の出力軸2Bからの動力を3段に変速する副変速用の変速機6、変速機6による変速後の動力を減速してサイドクラッチ軸7に伝達する第1減速機構8、サイドクラッチ軸7に支持された左右のサイドクラッチブレーキユニット9、左右のサイドクラッチブレーキユニット9を介して伝達されるサイドクラッチ軸7からの動力を減速する左右の第2減速機構10、左右の第2減速機構10からの動力を左右の走行装置に伝達する左右の走行駆動軸11、及び、変速機6などの収納空間を形成する伝動ケース12、などを備えている。
左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、油圧式で、第1減速機構8を中心にした左右対称になるように、第1減速機構8を挟んだ状態でサイドクラッチ軸7の左右両側部分に分散して配置されている。左側のサイドクラッチブレーキユニット9は、左側の第2減速機構10及び左側の走行駆動軸11を介して左側の走行装置に作用する。右側のサイドクラッチブレーキユニット9は、右側の第2減速機構10及び右側の走行駆動軸11を介して右側の走行装置に作用する。
図1〜5に示すように、左右の各サイドクラッチブレーキユニット9は、サイドクラッチ軸7から対応する走行装置への伝動を断続する噛み合い式のサイドクラッチ13と、対応する走行装置を制動する多板式のサイドブレーキ(多板式摩擦係合装置の一例)14とを備えている。
左右の各サイドクラッチ13は、サイドクラッチ軸7の左右外端側に嵌合された駆動回転体15、サイドクラッチ軸7の左右中央側に嵌合された第1筒軸16、及び、第1筒軸16における駆動回転体側の外周部に嵌合された従動回転体17、及び、第1筒軸16における左右中央側の外周部に嵌合された圧縮バネ18、などを備えている。
左右の各サイドクラッチ13において、駆動回転体15はサイドクラッチ軸7と一体回転する。第1筒軸16は、サイドクラッチ軸7との相対回転が許容されている。第1筒軸16は、圧縮バネ18の一端部をバネ受け具19を介して受け止める段差部16Aを備えている。従動回転体17は、第1筒軸16に対して第1筒軸16の軸心方向に沿ってスライド移動可能な状態で第1筒軸16と一体回転する。圧縮バネ18は、従動回転体17の噛合部17Aが駆動回転体15の被噛合部15Aに噛み合う入り位置に向けて従動回転体17を移動付勢する。
上記の構成により、左右の各サイドクラッチ13は、従動回転体17が圧縮バネ18の作用によって入り位置にスライド移動することにより、従動回転体17の噛合部17Aが駆動回転体15の被噛合部15Aに噛み合わされた伝動状態に切り替わる。又、従動回転体17が圧縮バネ18の作用に抗して切り位置にスライド移動することにより、従動回転体17の噛合部17Aと駆動回転体15の被噛合部15Aとの噛み合いが解除された遮断状態に切り替わる。
図1〜6に示すように、左右の各サイドブレーキ14は、第1スプライン20Aが外周部に形成された第2筒軸(回転軸の一例)20、第1スプライン20Aに嵌合する第2スプライン21Aを内周部に有して第2筒軸20に嵌合された環状の複数(本実施形態では6枚)のブレーキディスク(インナプレートの一例)21、第3スプライン22Aを外周部に有してブレーキディスク21と交互に配置された環状の複数(本実施形態では6枚)のセパレータプレート(アウタプレートの一例)22、第3スプライン22Aと嵌合する第4スプライン23Aを内周部に有してセパレータプレート22が嵌合されたケーシング23、及び、各ブレーキディスク21と各セパレータプレート22とを相対回転不能に摩擦係合させる制動位置(係合位置の一例)と摩擦係合を解除する解除位置とにわたって第2筒軸20の軸心方向に沿ってスライド移動するプレッシャプレート(移動部材の一例)24、などを備えている。
左右の各サイドブレーキ14において、第2筒軸20は、第1筒軸16と一体回転する状態で、第1筒軸16における第1減速機構側の外周部に嵌合されている。そして、第2筒軸20のサイドクラッチ側が、複数のブレーキディスク21を支持するブレーキハブを兼ねている。又、第2筒軸20の第1減速機構側が、第2減速機構10の入力ギアを兼ねている。第1スプライン20Aは、第2筒軸20の外周部において周方向に所定間隔をあけて交互に形成された複数の突条と複数の溝とを備えている。各ブレーキディスク21は、第2筒軸20に対して第2筒軸20の軸心方向に沿ってスライド移動可能な状態で第2筒軸20と一体回転する。第2スプライン21Aは、ブレーキディスク21の内周部において周方向に第1スプライン20Aと同じ所定間隔をあけて交互に形成された複数の係合突起と複数の係合凹部とを備えている。各セパレータプレート22は、ケーシング23に対して第2筒軸20の軸心方向に沿ってスライド移動可能な状態で回転が阻止されている。第3スプライン22Aは、セパレータプレート22の外周部において周方向に所定間隔をあけて交互に形成された複数(例えば6つ)の係合突起22aと複数(例えば6つ)の係合凹部22bとを備えている。ケーシング23は、伝動ケース12に一体形成されている。第4スプライン23Aは、ケーシング23の内周部において周方向に第3スプライン22Aと同じ所定間隔をあけて交互に形成された複数(例えば6つ)の突条23aと複数(例えば6つ)の溝23bとを備えている。プレッシャプレート24は従動回転体17を兼ねている。
上記の構成により、左右の各サイドブレーキ14は、プレッシャプレート24が圧縮バネ18の作用に抗して制動位置にスライド移動することにより、各ブレーキディスク21と各セパレータプレート22とが圧縮されて摩擦係合された制動状態に切り替わる。又、プレッシャプレート24が圧縮バネ18の作用によって解除位置にスライド移動することにより、各ブレーキディスク21と各セパレータプレート22との圧縮による摩擦係合が解除された制動解除状態に切り替わる。
尚、左右の各サイドクラッチブレーキユニット9において、サイドクラッチ13におけるプレッシャプレート24(従動回転体17)の切り位置は、サイドブレーキ14におけるプレッシャプレート24の解除位置に設定されている。サイドクラッチ13におけるプレッシャプレート24の入り位置は、切り位置よりも伝動ケース12の左右外端側に設定されている。サイドブレーキ14におけるプレッシャプレート24の制動位置は、解除位置よりも伝動ケース12の左右中央側に設定されている。
図1〜5に示すように、伝動ケース12は、プレッシャプレート24(従動回転体17)の油圧によるスライド操作を可能にする円筒形の左右のピストン25と左右の油室26とを備えている。左右のピストン25は、油室26の昇圧に伴って、圧縮バネ18の作用に抗してプレッシャプレート24を入り位置から制動位置に向けてスライド移動させる。左右のピストン25は、油室26の減圧に伴って、圧縮バネ18の作用によるプレッシャプレート24の制動位置から入り位置へのスライド移動を許容する。
図示は省略するが、左右の油室26は、収穫機に備えられたステアリング用のバルブユニットに油路を介して接続されている。
この接続により、例えば、バルブユニットの作動状態が、左右の油室26からオイルを排出させる排出状態に切り替えられると、左右の油室26が減圧される。そして、この減圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、圧縮バネ18の作用によってプレッシャプレート24が入り位置に復帰する。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、左右の走行装置を等速駆動させる直進状態に切り替わる。
又、バルブユニットの作動状態が、左側の油室26にオイルを供給する左供給状態に切り替えられると、左側の油室26が昇圧される。そして、この昇圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、右側のプレッシャプレート24が入り位置に位置しているのに対し、左側のプレッシャプレート24が、オイルの供給量に応じて切り位置又は制動位置に操作される。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、右側の走行装置を駆動させて左側の走行装置を従動させる右緩旋回状態、又は、右側の走行装置を駆動させて左側の走行装置を制動させる右急旋回状態に切り替わる。
逆に、バルブユニットの作動状態が、右側の油室26にオイルを供給する右供給状態に切り替えられると、右側の油室26が昇圧される。そして、この昇圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、左側のプレッシャプレート24が入り位置に位置しているのに対し、右側のプレッシャプレート24が、オイルの供給量に応じて切り位置又は制動位置に操作される。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、左側の走行装置を駆動させて右側の走行装置を従動させる左緩旋回状態、又は、左側の走行装置を駆動させて右側の走行装置を制動させる左急旋回状態に切り替わる。
この接続により、例えば、バルブユニットの作動状態が、左右の油室26からオイルを排出させる排出状態に切り替えられると、左右の油室26が減圧される。そして、この減圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、圧縮バネ18の作用によってプレッシャプレート24が入り位置に復帰する。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、左右の走行装置を等速駆動させる直進状態に切り替わる。
又、バルブユニットの作動状態が、左側の油室26にオイルを供給する左供給状態に切り替えられると、左側の油室26が昇圧される。そして、この昇圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、右側のプレッシャプレート24が入り位置に位置しているのに対し、左側のプレッシャプレート24が、オイルの供給量に応じて切り位置又は制動位置に操作される。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、右側の走行装置を駆動させて左側の走行装置を従動させる右緩旋回状態、又は、右側の走行装置を駆動させて左側の走行装置を制動させる右急旋回状態に切り替わる。
逆に、バルブユニットの作動状態が、右側の油室26にオイルを供給する右供給状態に切り替えられると、右側の油室26が昇圧される。そして、この昇圧により、左右のサイドクラッチブレーキユニット9においては、左側のプレッシャプレート24が入り位置に位置しているのに対し、右側のプレッシャプレート24が、オイルの供給量に応じて切り位置又は制動位置に操作される。その結果、左右のサイドクラッチブレーキユニット9は、左側の走行装置を駆動させて右側の走行装置を従動させる左緩旋回状態、又は、左側の走行装置を駆動させて右側の走行装置を制動させる左急旋回状態に切り替わる。
図3〜5に示すように、左右の各サイドブレーキ14は、プレッシャプレート24の制動位置から解除方向へのスライド移動に連動して、各セパレータプレート22を解除方向にスライド移動させて、各セパレータプレート22の配置間隔をブレーキディスク21の板厚よりも広くする連係機構27を備えている。
この構成により、プレッシャプレート24が制動位置から解除方向にスライド移動すると、連係機構27の作用により、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して各セパレータプレート22が強制的に解除方向にスライド移動させられる。これにより、プレッシャプレート24が解除位置に達した段階においては、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除され、セパレータプレート22とブレーキディスク21との摩擦係合が解除される。その後、プレッシャプレート24が解除位置から更に解除方向にスライド移動して入り位置に達すると、サイドクラッチ軸7の回転動力がサイドクラッチ13を介して第2筒軸20に伝達され、これにより、第2筒軸20が回転を開始するとともに走行装置が駆動される。
つまり、走行装置を駆動させる第2筒軸20の回転開始時には、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が強制的に解除されており、これにより、密着しているブレーキディスク21とセパレータプレート22との間に残留する摩擦係合力が連れ回りトルクとして余分な抵抗になることを防止することができる。
その結果、ブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着によって発生する余分な抵抗に起因して、駆動回転体15の被噛合部15A又は従動回転体17の噛合部17Aが摩耗する虞を回避することができる。又、走行装置の駆動開始時におけるサイドクラッチブレーキユニット9などを介したサイドクラッチ軸7から走行装置への伝動をスムーズに行うことができる。
この構成により、プレッシャプレート24が制動位置から解除方向にスライド移動すると、連係機構27の作用により、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して各セパレータプレート22が強制的に解除方向にスライド移動させられる。これにより、プレッシャプレート24が解除位置に達した段階においては、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除され、セパレータプレート22とブレーキディスク21との摩擦係合が解除される。その後、プレッシャプレート24が解除位置から更に解除方向にスライド移動して入り位置に達すると、サイドクラッチ軸7の回転動力がサイドクラッチ13を介して第2筒軸20に伝達され、これにより、第2筒軸20が回転を開始するとともに走行装置が駆動される。
つまり、走行装置を駆動させる第2筒軸20の回転開始時には、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が強制的に解除されており、これにより、密着しているブレーキディスク21とセパレータプレート22との間に残留する摩擦係合力が連れ回りトルクとして余分な抵抗になることを防止することができる。
その結果、ブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着によって発生する余分な抵抗に起因して、駆動回転体15の被噛合部15A又は従動回転体17の噛合部17Aが摩耗する虞を回避することができる。又、走行装置の駆動開始時におけるサイドクラッチブレーキユニット9などを介したサイドクラッチ軸7から走行装置への伝動をスムーズに行うことができる。
図3〜6に示すように、連係機構27は、セパレータプレート22のそれぞれにおける係合突起22aの突出端に備えられた連係部22Bにより構成されている。各連係部22Bは、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するプレッシャプレート24又はセパレータプレート22に連動連係されて解除方向にスライド移動する。
この構成により、プレッシャプレート24が解除方向にスライド移動すると、各連係部22Bの作用により、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、複数のセパレータプレート22が、プレッシャプレート24に近いセパレータプレート22から順に強制的に解除方向にスライド移動させられる。そして、このスライド移動により、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除される。
つまり、各セパレータプレート22において、各係合突起22aの突出端に連係部22Bを備える改良を施すことにより、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
この構成により、プレッシャプレート24が解除方向にスライド移動すると、各連係部22Bの作用により、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、複数のセパレータプレート22が、プレッシャプレート24に近いセパレータプレート22から順に強制的に解除方向にスライド移動させられる。そして、このスライド移動により、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除される。
つまり、各セパレータプレート22において、各係合突起22aの突出端に連係部22Bを備える改良を施すことにより、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
各連係部22Bは、係合突起22aの突出端から前述した解除方向に延出する延出部分22cと、延出部分22cの延出始端部位において遠心方向に突出する第1連係部分22dと、延出部分22cの延出終端部位において求心方向に突出する第2連係部分22eとを有する形状に曲げ形成されている。そして、プレッシャプレート24の外周部又はセパレータプレート22の第1連係部分22dが、隣接するセパレータプレート22の係合突起22aと第2連係部分22eとの間に位置している。
この構成により、プレッシャプレート24が解除位置から制動方向にスライド移動するときは、このスライド移動に連動して、複数のブレーキディスク21及びセパレータプレート22が、プレッシャプレート24に近いブレーキディスク21又はセパレータプレート22から順に、隣接するブレーキディスク21又はセパレータプレート22に接触して、隣接するブレーキディスク21又はセパレータプレート22とともに制動方向にスライド移動する。これにより、左右のサイドブレーキ14は、プレッシャプレート24が制動位置に達したときに、複数のブレーキディスク21及びセパレータプレート22が圧縮されて摩擦係合された制動状態になる。
逆に、プレッシャプレート24が制動位置から解除方向にスライド移動するときは、このスライド移動に連動して、プレッシャプレート24の外周部又は各セパレータプレート22の第1連係部分22dが、隣接するセパレータプレート22の第2連係部分22eに接触して、隣接するセパレータプレート22を強制的に解除方向にスライド移動させることになる。これにより、各セパレータプレート22は、プレッシャプレート24に近いセパレータプレート22から順に、隣接するブレーキディスク21との密着が解除されることになる。その結果、左右のサイドブレーキ14は、プレッシャプレート24が解除位置に達したときに、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除された解除状態になる。
つまり、各セパレータプレート22において、各連係部22Bを上記のように曲げ形成することにより、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
この構成により、プレッシャプレート24が解除位置から制動方向にスライド移動するときは、このスライド移動に連動して、複数のブレーキディスク21及びセパレータプレート22が、プレッシャプレート24に近いブレーキディスク21又はセパレータプレート22から順に、隣接するブレーキディスク21又はセパレータプレート22に接触して、隣接するブレーキディスク21又はセパレータプレート22とともに制動方向にスライド移動する。これにより、左右のサイドブレーキ14は、プレッシャプレート24が制動位置に達したときに、複数のブレーキディスク21及びセパレータプレート22が圧縮されて摩擦係合された制動状態になる。
逆に、プレッシャプレート24が制動位置から解除方向にスライド移動するときは、このスライド移動に連動して、プレッシャプレート24の外周部又は各セパレータプレート22の第1連係部分22dが、隣接するセパレータプレート22の第2連係部分22eに接触して、隣接するセパレータプレート22を強制的に解除方向にスライド移動させることになる。これにより、各セパレータプレート22は、プレッシャプレート24に近いセパレータプレート22から順に、隣接するブレーキディスク21との密着が解除されることになる。その結果、左右のサイドブレーキ14は、プレッシャプレート24が解除位置に達したときに、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着が解除された解除状態になる。
つまり、各セパレータプレート22において、各連係部22Bを上記のように曲げ形成することにより、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明に関する代表的な別実施形態を例示する。
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明に関する代表的な別実施形態を例示する。
〔1〕上記の実施形態においては、本発明に係る多板式摩擦係合装置14として、収穫機用の伝動ユニットに備えられた多板式のサイドブレーキ14を例示したが、多板式摩擦係合装置14は、例えば、トラクタなどの作業車に備えられる多板式の摩擦ブレーキ、多板式の主クラッチ、多板式のPTOクラッチ、多板式のサイドブレーキ、又は、多板式のサイドクラッチ、などであってもよい。
又、多板式摩擦係合装置14は、例えば、サイドクラッチブレーキユニット9に備えられた多板式のサイドクラッチであってもよい。
又、多板式摩擦係合装置14は、例えば、サイドクラッチブレーキユニット9に備えられた多板式のサイドクラッチであってもよい。
〔2〕各セパレータプレート(アウタプレート)22は、図7に例示された形状に形成され、かつ、図7に例示された嵌合姿勢に姿勢設定されていてもよい。
図7に例示されたセパレータプレート22は、複数の係合突起22aとして連係部22Bを備える第1係合突起22aaと連係部22Bを備えない第2係合突起22abとを有している。そして、隣接するセパレータプレート22の第1係合突起22a同士が対向しないように周方向に位相ずれした状態でケーシング23に嵌合されている。
この構成においては、プレッシャプレート24が解除方向にスライド移動すると、このスライド移動に連動して、プレッシャプレート24に隣接するセパレータプレート22においては、セパレータプレート22の連係部22Bがプレッシャプレート24の外周部に連係される。又、互いに隣接するセパレータプレート22においては、プレッシャプレート24から離れる側に位置するセパレータプレート22の連係部22Bが、プレッシャプレート側に位置するセパレータプレート22の第2係合突起22abに連係される。これにより、少なくとも、プレッシャプレート24に隣接するセパレータプレート22を除いたセパレータプレート22のそれぞれを、配置に関係なく、第1係合突起22aaの突出長さなどが同じになる同形状に形成することができる。
又、この構成においては、第2係合突起22abが上記の実施形態で例示した第1連係部分22d(図3〜6参照)に相当することから、各連係部22Bは、延出部分22cと第2連係部分22eとを有する形状に形成されていればよく、第1連係部分22dの形成が不要になる。
その結果、セパレータプレート22の製作を容易にしながら、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
尚、図7に例示されたセパレータプレート22においては、連係部22Bを備える2つの第1係合突起22aaが対向して配置されているが、連係部22Bを備える第1係合突起22aaの数量などは種々の変更が可能である。例えば、連係部22Bを備える3つの第1係合突起22aaが周方向に等間隔に配置されていてもよい。
図7に例示されたセパレータプレート22は、複数の係合突起22aとして連係部22Bを備える第1係合突起22aaと連係部22Bを備えない第2係合突起22abとを有している。そして、隣接するセパレータプレート22の第1係合突起22a同士が対向しないように周方向に位相ずれした状態でケーシング23に嵌合されている。
この構成においては、プレッシャプレート24が解除方向にスライド移動すると、このスライド移動に連動して、プレッシャプレート24に隣接するセパレータプレート22においては、セパレータプレート22の連係部22Bがプレッシャプレート24の外周部に連係される。又、互いに隣接するセパレータプレート22においては、プレッシャプレート24から離れる側に位置するセパレータプレート22の連係部22Bが、プレッシャプレート側に位置するセパレータプレート22の第2係合突起22abに連係される。これにより、少なくとも、プレッシャプレート24に隣接するセパレータプレート22を除いたセパレータプレート22のそれぞれを、配置に関係なく、第1係合突起22aaの突出長さなどが同じになる同形状に形成することができる。
又、この構成においては、第2係合突起22abが上記の実施形態で例示した第1連係部分22d(図3〜6参照)に相当することから、各連係部22Bは、延出部分22cと第2連係部分22eとを有する形状に形成されていればよく、第1連係部分22dの形成が不要になる。
その結果、セパレータプレート22の製作を容易にしながら、プレッシャプレート24の解除方向へのスライド移動に連動して、隣接するブレーキディスク21とセパレータプレート22との密着を強制的に解除することができる。
尚、図7に例示されたセパレータプレート22においては、連係部22Bを備える2つの第1係合突起22aaが対向して配置されているが、連係部22Bを備える第1係合突起22aaの数量などは種々の変更が可能である。例えば、連係部22Bを備える3つの第1係合突起22aaが周方向に等間隔に配置されていてもよい。
〔3〕各セパレータプレート(アウタプレート)22は、例えば、係合突起22aにおける突出端よりも少し回転中心側の位置に、L字形の部材が接合されることにより、延出部分22cと第1連係部分22dと第2連係部分22eとを有する連係部22Bを備える形状に形成されていてもよい。
〔4〕各セパレータプレート(アウタプレート)22は、例えば、係合突起22aの突出端にL字形の部材が接合されることにより、延出部分22cと第2連係部分22eとを有する連係部22Bを備える形状に形成されていてもよい。
〔5〕多板式摩擦係合装置14におけるブレーキディスク(インナプレート)21及びセパレータプレート(アウタプレート)22の数量は種々の変更が可能である。例えば、ブレーキディスク(インナプレート)21及びセパレータプレート(アウタプレート)22の数量がそれぞれ5枚以下又は7枚以上であってもよい。
〔6〕第1スプライン20A及び第4スプライン23Aにおける突条20a,23a及び溝20b,23bの数量及び配置間隔、並びに、第2スプライン21A及び第3スプライン22Aにおける係合突起21a,22a及び係合凹部21b,22bの数量及び配置間隔は種々の変更が可能である。例えば、第3スプライン22Aは、8つの係合突起22aと8つの係合凹部22bとが、セパレータプレート(アウタプレート)22の外周部において周方向に所定間隔をあけて交互に形成されていてもよい。
本発明は、多板式の摩擦ブレーキ又は多板式の摩擦クラッチなどの多板式摩擦係合装置を備えたコンバインなどの収穫機又はトラクタなどの作業車、などに適用することができる。
20 回転軸(第2筒軸)
20A 第1スプライン
21 インナプレート(ブレーキディスク)
21A 第2スプライン
22 アウタプレート(セパレータプレート)
22A 第3スプライン
22a 係合突起
22aa 第1係合突起
22ab 第2係合突起
22B 連係部
23 ケーシング
23A 第4スプライン
24 移動部材(プレッシャプレート)
27 連係機構
20A 第1スプライン
21 インナプレート(ブレーキディスク)
21A 第2スプライン
22 アウタプレート(セパレータプレート)
22A 第3スプライン
22a 係合突起
22aa 第1係合突起
22ab 第2係合突起
22B 連係部
23 ケーシング
23A 第4スプライン
24 移動部材(プレッシャプレート)
27 連係機構
Claims (3)
- 第1スプラインが外周部に形成された回転軸と、
前記第1スプラインに嵌合する第2スプラインを内周部に有して前記回転軸に嵌合された環状の複数のインナプレートと、
第3スプラインを外周部に有して前記インナプレートと交互に配置された環状の複数のアウタプレートと、
前記第3スプラインと嵌合する第4スプラインを内周部に有して前記アウタプレートが嵌合されたケーシングと、
前記インナプレートと前記アウタプレートとを摩擦係合させる係合位置と前記摩擦係合を解除する解除位置とにわたって前記回転軸の軸心方向に沿ってスライド移動する移動部材と、
前記移動部材の前記係合位置から解除方向へのスライド移動に連動して、前記アウタプレートを前記解除方向にスライド移動させて、前記アウタプレートの配置間隔を前記インナプレートの板厚よりも広くする連係機構とを備えている多板式摩擦係合装置。 - 前記第3スプラインは、前記アウタプレートの外周部において周方向に間隔をあけて形成された複数の係合突起を備え、
前記連係機構は、前記アウタプレートのそれぞれにおける前記係合突起の突出端に備えられた連係部により構成され、
前記連係部は、前記移動部材の前記解除方向へのスライド移動に連動して、隣接する前記移動部材又は前記アウタプレートに連動連係されて前記解除方向にスライド移動する請求項1に記載の多板式摩擦係合装置。 - 前記アウタプレートは、前記係合突起として前記連係部を備える第1係合突起と前記連係部を備えない第2係合突起とを有するとともに、隣接する前記アウタプレートの前記第1係合突起同士が対向しないように周方向に位相ずれした状態で前記ケーシングに嵌合されている請求項2に記載の多板式摩擦係合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016216250A JP2018071764A (ja) | 2016-11-04 | 2016-11-04 | 多板式摩擦係合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016216250A JP2018071764A (ja) | 2016-11-04 | 2016-11-04 | 多板式摩擦係合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018071764A true JP2018071764A (ja) | 2018-05-10 |
Family
ID=62115009
Family Applications (1)
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| JP2016216250A Pending JP2018071764A (ja) | 2016-11-04 | 2016-11-04 | 多板式摩擦係合装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2018071764A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022012482A (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-17 | マツダ株式会社 | 摩擦締結装置 |
-
2016
- 2016-11-04 JP JP2016216250A patent/JP2018071764A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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