JP2018097635A - 触覚呈示装置 - Google Patents

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貴志 上野
Takashi Ueno
貴志 上野
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Abstract

【課題】表示装置に表示されたアイコンなどに操作指が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる触覚呈示装置を提供する。【解決手段】触覚呈示装置は、アクチュエータを制御して、操作指9を検出するタッチパッドの操作面に振動を付加し、仮想的な段差7を昇降するような触覚を呈示する。操作指9が仮想的な段差7を昇る前、第1の振動61を呈示し、段差7を超えた後、第1の振動61よりも周波数が高く、かつ減衰する第2の振動62を呈示する。操作指9が仮想的な段差7を降りる前、第3の振動63を呈示し、段差7を降りた後、第3の振動63よりも周波数が低く、かつ減衰する第4の振動64を呈示する。【選択図】図3

Description

本発明は、触覚呈示装置に関する。
従来の技術として、アクチュエータを駆動するように構成された入力パルスを監視するための手段と、該入力パルスに従って触覚フィードバックを生成するための手段と、アクチュエータから入力パルスの除去を検出するための手段と、該入力パルスの除去に応答してアクチュエータを始動するための手段と、アクチュエータにより生成された触覚フィードバックの減衰効果を減らすようにブレーキパルスを発生するための手段と、を含む、触覚フィードバックを生成する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この装置は、ブレーキパルスを発生させることによってアクチュエータの振動停止を支援し、短い機械的タイプの触覚効果のための減衰効果を提供することができる。
特開2010−287231号公報
しかし従来の装置は、表示装置に表示されたアイコンなどに操作指が昇ったり降りたりするような立体感を触覚で呈示することができない。
従って本発明の目的は、表示装置に表示されたアイコンなどに操作指が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる触覚呈示装置を提供することにある。
本発明の一態様は、アクチュエータを制御して操作指を検出する操作部の操作面に振動を付加し、仮想的な段差を昇降するような触覚を呈示する制御部を備えた触覚呈示装置を提供する。
本発明によれば、表示装置に表示されたアイコンなどに操作指が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる。
図1(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、触覚呈示装置のブロック図の一例である。 図2(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例を示す概略図であり、図2(b)は、触覚呈示装置の操作対象の表示部に表示された表示画像の一例を示す概略図であり、図2(c)は、アイコンに対する触覚の呈示の一例について説明するための概略図であり、図2(d)は、従画像に対する触覚の呈示の一例について説明するための概略図である。 図3(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置が呈示する段差を昇る触覚を説明するための概略図であり、図3(b)は、段差を昇る触覚を呈示するための駆動信号の一例を示すグラフであり、図3(c)は、段差を降りる触覚を説明するための概略図であり、図3(d)は、段差を降りる触覚を呈示するための駆動信号の一例を示すグラフである。 図4(a)は、立体感のある昇る音に関するグラフの一例を示し、図4(b)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示し、図4(c)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示している。 図5(a)は、立体感のある降りる音に関するグラフの一例を示し、図5(b)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示し、図5(c)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示している。 図6は、実施の形態に係る触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る触覚呈示装置は、アクチュエータを制御して操作指を検出する操作部の操作面に振動を付加し、仮想的な段差を昇降するような触覚を呈示する制御部を備えて概略構成されている。
この触覚呈示装置は、操作面を振動させて仮想的な段差を昇降するような触覚を呈示することができるので、この構成を採用しない場合と比べて、表示装置に表示されたアイコンなどに操作指が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる。
[実施の形態]
(触覚呈示装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、触覚呈示装置のブロック図の一例である。図2(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例を示す概略図であり、図2(b)は、触覚呈示装置の操作対象の表示部に表示された表示画像の一例を示す概略図であり、図2(c)は、アイコンに対する触覚の呈示の一例について説明するための概略図であり、図2(d)は、従画像に対する触覚の呈示の一例について説明するための概略図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
触覚呈示装置1は、例えば、図1(a)に示すように、車両8の運転席と助手席の間のフロアコンソール80に操作面20が露出するように配置されている。この触覚呈示装置1は、車両8に搭載された操作対象の電子機器85を遠隔で操作する操作装置である。そして触覚呈示装置1は、例えば、操作面20を振動させることにより、操作者の操作指の滑りを良くしたり、押しボタンを押したような触覚などを呈示したりするように構成されている。
触覚呈示装置1は、例えば、操作対象の表示部に表示されたカーソルなどを操作することができる。この表示部は、一例として、図1(a)に示すように、車両8のセンターコンソール81に配置された表示装置82である。操作対象の電子機器85は、一例として、車両8に搭載されたナビゲーション装置、空調装置、音楽及び映像再生装置などである。以下では、一例として、操作対象の電子機器85をナビゲーション装置としている。
触覚呈示装置1は、例えば、図1(b)及び図2(a)に示すように、アクチュエータ4を制御して操作指9を検出する操作部としてのタッチパッド2の操作面20に振動を付加し、仮想的な段差7を昇降するような触覚を呈示する制御部6を備えて概略構成されている。
制御部6は、例えば、操作対象から出力された指示信号Sに基づいて仮想的な段差7の昇降の触覚を呈示するように構成されている。この指示信号Sは、例えば、表示装置82が表示する表示画像820におけるカーソル826の位置に応じて出力される。
この表示装置82は、操作対象がナビゲーション装置である場合、一例として、図2(b)に示すように、地図画像822などを含む表示画像820を表示する。この表示画像820には、一例として、複数のアイコン823、従画像824、従画像824に含まれる複数のアイコン825、カーソル826が表示されている。
操作対象の電子機器85は、一例として、図2(c)に示す表示画像820を表示している場合、複数のアイコン823と地図画像822との境界823aを仮想的な段差7と定める。また当該電子機器85は、一例として、従画像824と地図画像822との境界824aを仮想的な段差7と定める。さらに当該電子機器85は、一例として、複数のアイコン825と従画像824の境界を仮想的な段差7と定める。制御部6は、一例として、これらの仮想的な段差7を操作指9が乗り越えたり、降りたりするような触覚を呈示する。
(タッチパッド2の構成)
タッチパッド2は、例えば、操作者が体の一部(例えば、操作指)や専用のペンで操作面20に触れることにより、触れた操作面20上の位置を検出する静電容量方式のタッチセンサである。
このタッチパッド2は、例えば、アクチュエータ4による振動が可能となるように筐体10に支持されている。またタッチパッド2は、例えば、複数の駆動電極及び検出電極を有し、この駆動電極と検出電極の全ての組み合わせに応じた静電容量を検出する。そしてタッチパッド2は、予め定められたしきい値以上の静電容量に基づいて操作指9が操作面20に接触した位置の座標を算出する。この座標の算出は、例えば、加重平均などを用いて行われる。
タッチパッド2は、操作指9が接触した位置の座標の情報として検出情報Sを生成して制御部6に周期的に出力する。操作面20には、直交するXY座標系が設定され、接触した位置は、このXY座標系の座標として算出される。
(アクチュエータ4の構成)
アクチュエータ4は、例えば、図2(a)に示すように、触覚呈示装置1の筐体10の底面100上に配置され、その上部にタッチパッド2が配置されている。このアクチュエータ4は、例えば、ボイスコイルモータであるがこれに限定されずピエゾ素子を用いたアクチュエータやモータなどで構成されていても良い。
このアクチュエータ4は、例えば、図2(a)に示すように、振動が付加されていない操作面20を基準位置200として、この基準位置200から上下に操作面20を振動させるように構成されている。アクチュエータ4は、制御部6から出力される駆動信号Sに基づいて振動する。
(制御部6の構成)
図3(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置が呈示する段差を昇る触覚を説明するための概略図であり、図3(b)は、段差を昇る触覚を呈示するための駆動信号の一例を示すグラフであり、図3(c)は、段差を降りる触覚を説明するための概略図であり、図3(d)は、段差を降りる触覚を呈示するための駆動信号の一例を示すグラフである。図3(b)及び図3(d)は、縦軸が振幅Aであり、横軸が時間Tである。
制御部6は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部6が動作するためのプログラムと、波形情報60と、が格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部6は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部6は、タッチパッド2から出力された検出情報Sに基づいて操作情報Sを生成して接続された操作対象の電子機器85に出力する。この操作情報Sは、一例として、タッチ操作、なぞり操作、シングルタップ操作、ダブルタップ操作などのようになされた操作の情報を含んでいる。
制御部6は、例えば、図3(a)及び図3(b)に示すように、操作指9が仮想的な段差7を昇る前、第1の振動61を呈示し、当該仮想的な段差7を超えた後、第1の振動61よりも周波数が高く、かつ減衰する第2の振動62を呈示する。制御部6は、接続された電子機器85から出力された指示信号Sに基づいて第1の振動61及び第2の振動62を呈示する。
また制御部6は、例えば、図3(c)及び図3(d)に示すように、操作指9が仮想的な段差7を降りる前、第3の振動63を呈示し、当該仮想的な段差を降りた後、第3の振動63よりも周波数が低く、かつ減衰する第4の振動64を呈示する。制御部6は、接続された電子機器85から出力された指示信号Sに基づいて第3の振動63及び第4の振動64を呈示する。
制御部6は、例えば、図3(b)及び図3(d)に示すように、第1の振動61が第3の振動63よりも周波数が低く、第2の振動62が第4の振動64よりも周波数が高くなるようにアクチュエータ4を制御する。
操作対象の電子機器85は、例えば、図2(c)及び図2(d)に示すように、アイコン823の外形となる境界823a、地図画像822と従画像824の境界824aを仮想的な段差7として設定する。なお従画像824内に位置するアイコン825の外形にも仮想的な段差7が設定される。
この仮想的な段差7を乗り越えたり、降りたりする触覚を呈示することにより、操作者は、表示装置82に視線を移動しなくてもカーソル826がアイコン823上に到達したことやアイコン823の外に出たことが認識できる。
操作対象の電子機器85は、この仮想的な段差7の昇降の触覚を呈示するため、例えば、第1の呈示境界と第2の呈示境界をアイコンなどに設定する。
仮想的な段差7を昇る触覚は、区間Tの間、第1の振動61が呈示され、続く区間Tの間、第2の振動62が呈示されることで生成される。カーソル826がアイコン823に向かうように操作指9が操作面20をなぞりながら移動している場合、第1の振動61は、例えば、図2(c)、図3(a)及び図3(b)に示すように、カーソル826が第1の呈示境界823bに到達すると操作面20に付加される。そしてカーソル826が境界823aに到達すると、第1の振動61が第2の振動62に切り替わる。続いてカーソル826が第2の呈示境界823cに到達すると、第2の振動62が停止される。
言い換えるなら制御部6は、指示信号Sに基づいて、仮想的な段差7を昇る触覚として第1の呈示境界823bから境界823aまで第1の振動61を呈示し、境界823aから第2の呈示境界823cまで第2の振動62を呈示する。
また仮想的な段差7を降りる触覚は、区間Tの間、第3の振動63が呈示され、続く区間Tの間、第4の振動64が呈示されることで生成される。カーソル826がアイコン823内から外にでるように操作指9が操作面20をなぞりながら移動している場合、第3の振動63は、例えば、図2(c)、図3(c)及び図3(d)に示すように、カーソル826が第2の呈示境界823cに到達すると操作面20に付加される。そしてカーソル826が境界823aに到達すると、第3の振動63が第4の振動64に切り替わる。続いてカーソル826が第1の呈示境界823bに到達すると、第4の振動64が停止される。
言い換えるなら制御部6は、指示信号Sに基づいて、仮想的な段差7を降りる触覚として第2の呈示境界823cから境界823aまで第3の振動63を呈示し、境界823aから第1の呈示境界823bまで第4の振動64を呈示する。
続いてカーソル826が地図画像822から従画像824に向かうように操作指9が操作面20をなぞりながら移動している場合、第1の振動61は、例えば、図2(d)、図3(c)及び図3(d)に示すように、カーソル826が第1の呈示境界824bに到達すると操作面20に付加される。そしてカーソル826が境界824aに到達すると、第1の振動61が第2の振動62に切り替わる。続いてカーソル826が第2の呈示境界824cに到達すると、第2の振動62が停止される。
言い換えるなら制御部6は、指示信号Sに基づいて、仮想的な段差7を昇る触覚として第1の呈示境界824bから境界824aまで第1の振動61を呈示し、境界824aから第2の呈示境界824cまで第2の振動62を呈示する。
またカーソル826が従画像824内から外にでるように操作指9が操作面20をなぞりながら移動している場合、第3の振動63は、例えば、図2(d)、図3(c)及び図3(d)に示すように、カーソル826が第2の呈示境界824cに到達すると操作面20に付加される。そしてカーソル826が境界824aに到達すると、第3の振動63が第4の振動64に切り替わる。続いてカーソル826が第1の呈示境界824bに到達すると、第4の振動64が停止される。
言い換えるなら制御部6は、指示信号Sに基づいて、仮想的な段差7を降りる触覚として第2の呈示境界824cから境界824aまで第3の振動63を呈示し、境界824aから第1の呈示境界824bまで第4の振動64を呈示する。
操作対象の電子機器85は、触覚呈示装置1から出力される操作情報Sに基づいてカーソル826を移動させ、このカーソル826の位置に応じて第1の振動61〜第4の振動64の開始、切替、停止を指示する指示信号Sを出力する。
なお仮想的な段差7の昇降は、逆に設定されても良い。つまりアイコン823から地図画像822に向かう場合に昇る触覚が呈示され、地図画像822からアイコン823に向かう場合に降りる触覚が呈示されても良い。
制御部6は、第1の振動61〜第4の振動64の情報として波形情報60を有している。制御部6は、この波形情報60に基づいて適切な波形を有する駆動信号Sを生成する。
なお第1の呈示境界、境界、第2の呈示境界は、例えば、予め定められた操作指の太さに応じて設定されても良い。この操作指の太さは、一例として、複数の操作者の操作指の統計によって定められる。
(第1の振動61〜第4の振動64について)
図4(a)は、立体感のある昇る音に関するグラフの一例を示し、図4(b)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示し、図4(c)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示している。図5(a)は、立体感のある降りる音に関するグラフの一例を示し、図5(b)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示し、図5(c)は、区間Tの一部を拡大したグラフの一例を示している。図4(a)〜図5(c)は、縦軸が音の振幅Aであり、横軸が時間Tであり、立体感のある音の実測の結果を示している。
立体感のある昇る音は、例えば、図4(a)〜図4(c)に示すように、区間Tの周波数が区間Tの周波数より低くなっている。また区間Tの振幅は、ほぼ一定であるのに対し区間Tの振幅が減衰している。
本実施の形態では、区間Tの音の波形を模して第1の振動61が生成され、区間Tの音の波形を模して第2の振動62が生成される。
また立体感のある降りる音は、例えば、図5(a)〜図5(c)に示すように、区間Tの周波数が区間Tの周波数より高くなっている。また区間Tの振幅は、ほぼ一定であるのに対し区間Tの振幅が減衰している。
本実施の形態では、区間Tの音の波形を模して第3の振動63が生成され、区間Tの音の波形を模して第4の振動64が生成される。
以下に本実施の形態の触覚呈示装置1の動作の一例について図6のフローチャートに従って説明する。ここでは、操作者が目的のアイコンなどをカーソル826によって選択するためになぞり操作を行う場合について説明する。
(動作)
触覚呈示装置1の制御部6は、タッチパッド2から周期的に検出情報Sを取得する。制御部6は、タッチパッド2が操作指9を検出すると、操作情報Sを生成して接続された操作対象の電子機器85に出力する(Step1)。
電子機器85は、表示装置82に表示される表示画像820に基づいて第1の呈示境界、境界及び第2の呈示境界を設定する。そして電子機器85は、触覚呈示装置1から出力された操作情報Sに基づいて表示画像820上のカーソル826を移動させる。そして電子機器85は、カーソル826が第1の呈示境界又は第2の呈示境界に到達すると触覚の呈示を指示する指示信号Sを触覚呈示装置1に出力する。
触覚呈示装置1の制御部6は、指示信号Sが入力すると(Step2)、入力した指示信号Sに基づいて仮想的な段差7を昇るのか降りるのかを判定する。制御部6は、指示信号Sが仮想的な段差7を昇る触覚の呈示を指示するものである場合(Step3:Yes)、波形情報60に基づいて第1の振動61を生成する駆動信号Sをアクチュエータ4に出力して第1の振動61を呈示し、その後に入力する指示信号Sに応じて第1の振動61から第2の振動62に切り替え、そして第2の振動62を停止させて仮想的な段差7を昇る触覚の呈示を終了する(Step4)。
ここでステップ3において制御部6は、入力した指示信号Sが仮想的な段差7を降りる触覚の呈示を指示するものである場合(Step3:No)、波形情報60に基づいて第3の振動63を生成する駆動信号Sをアクチュエータ4に出力して第3の振動63を呈示し、その後に入力する指示信号Sに応じて第3の振動63から第4の振動64に切り替え、そして第4の振動64を停止させて仮想的な段差7を降りる触覚の呈示を終了する(Step5)。
なお制御部6は、触覚の呈示の途中で操作指9が検出されなくなった場合、触覚の呈示を停止する。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る触覚呈示装置1は、表示装置82に表示されたアイコンなどに操作指9が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる。この触覚呈示装置1は、操作面20を振動させて仮想的な段差7を操作指9が昇降するような触覚を呈示することができるので、この構成を採用しない場合と比べて、クリック感のような単純な触覚フィードバックだけでなく、表示装置82に表示されたアイコンなどに操作指9が昇ったり降りたりする立体感を触覚で呈示することができる。また触覚呈示装置1は、立体感のある触覚を呈示することができるので、操作者が操作内容を触覚によって認知することができる。
触覚呈示装置1は、仮想的な段差7を昇る際と降りる際では、操作面20を振動させる駆動信号Sの波形が異なるので、この構成を採用しない場合と比べて、操作者がより立体感のある触覚を感じることができる。
ここで他の実施の形態として制御部6は、操作対象の電子機器85から取得した表示装置82に表示される表示画像820の情報と、タッチパッド2によって検出された操作指9の操作面20上の位置の情報と、を取得し、取得した情報に基づいて第1の呈示境界、境界及び第2の呈示境界を定めて操作指9の操作面20の移動に応じて当該仮想的な段差7を昇降する触覚を呈示するように構成されても良い。
さらに他の実施の形態として触覚呈示装置1は、操作対象の電子機器85と共に触覚呈示システムとして構成されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…触覚呈示装置、2…タッチパッド、4…アクチュエータ、6…制御部、7…段差、8…車両、9…操作指、10…筐体、20…操作面、60…波形情報、61〜64…第1の振動〜第4の振動、80…フロアコンソール、81…センターコンソール、82…表示装置、85…電子機器、100…底面、200…基準位置、820…表示画像、822…地図画像、823…アイコン、823a…境界、823b…第1の呈示境界、823c…第2の呈示境界、824…従画像、824a…境界、824b…第1の呈示境界、824c…第2の呈示境界、825…アイコン、826…カーソル

Claims (5)

  1. アクチュエータを制御して操作指を検出する操作部の操作面に振動を付加し、仮想的な段差を昇降するような触覚を呈示する制御部を備えた触覚呈示装置。
  2. 前記制御部は、操作対象から出力された指示信号に基づいて仮想的な段差を昇降するような触覚を呈示する、
    請求項1に記載の触覚呈示装置。
  3. 前記制御部は、操作指が仮想的な段差を昇る前、第1の振動を呈示し、当該仮想的な段差を超えた後、前記第1の振動よりも周波数が高く、かつ減衰する第2の振動を呈示する、
    請求項1又は2に記載の触覚呈示装置。
  4. 前記制御部は、操作指が仮想的な段差を降りる前、第3の振動を呈示し、当該仮想的な段差を降りた後、前記第3の振動よりも周波数が低く、かつ減衰する第4の振動を呈示する、
    請求項3に記載の触覚呈示装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の振動が前記第3の振動よりも周波数が低く、前記第2の振動が前記第4の振動よりも周波数が高くなるように前記アクチュエータを制御する、
    請求項4に記載の触覚呈示装置。
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